JP2002143768A - 扁平な小形ブラシレス振動モータ - Google Patents

扁平な小形ブラシレス振動モータ

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JP2002143768A
JP2002143768A JP2000343764A JP2000343764A JP2002143768A JP 2002143768 A JP2002143768 A JP 2002143768A JP 2000343764 A JP2000343764 A JP 2000343764A JP 2000343764 A JP2000343764 A JP 2000343764A JP 2002143768 A JP2002143768 A JP 2002143768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心ウエイトに少しでも磁気回路を構成する
手段を有するようにしてマグネットに直接固着させるこ
とによりサイズが犠牲にならず、振動量も犠牲にしない
ようにする。 【解決手段】 ロータケース(5)の中心に軸支部を設
けるとともに第1の切り欠き部(5b)を設け、この第
1の切り欠き部に偏心ウエイト(W)を格納してマグネ
ットに直接固着し、前記ロータケースの反対側で軽量化
を兼ねる磁気回路均一化手段として第2の切り欠き部
(5c)を設けてなる偏心ロータ(R)と、この偏心ロ
ータを駆動するステータ(S)と、前記偏心ロータを回
転自在に支持したステータベース(1)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信装置
の無音報知手段に用いて好適な扁平な小形ブラシレス振
動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、扁平な小形ブラシレス振動モータ
として本出願人は、先に実開平4−137463号(実
用新案登録第2549357号)、特開平10−248
203号などを提案している。また、同様なものとして
特開平11−98761号に示すようにロータケースの
側面を折り返して偏心させたものが提案されている。し
かしながら、このような構成では、通常のロータケース
の材質が比重7.9位のスチールであるため、偏心量が
少なく実用性がない。このため、小型ブラシレス振動モ
ータとして磁気回路を構成するロータケースの内側に浅
い円筒型マグネットを配し、外側に半円筒型のタングス
テン合金からなる、偏心ウエイトを配した、たとえば特
開2000−166173号の図1に示すようなものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、偏心ウエイト部分がロータケースの旋回
外径より突き出ざるを得ないため、この危険性を回避
し、取り扱いが容易なようにカバーを取り付けたものと
なっている。したがって、径方向にサイズが大となって
しまう嫌いがある。すなわち、振動量を大にするため偏
心ウエイトを大にするほど、径方向のサイズが犠牲にな
る問題が出る。この対策としてロータケースの旋回外径
から偏心ウエイトが出っ張らないようにする必要があ
る。
【0004】そこで、この発明は、ロータケースのほぼ
厚み部分を利用してマグネットに固着させることにより
サイズが犠牲にならず、振動量も犠牲にしないようにし
た扁平な小形ブラシレス振動モータを提供するのを目的
としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するする
には、請求項1に示すようにロータケースの中心に軸支
部を設けるとともに第1の切り欠き部を設け、この第1
の切り欠き部に偏心ウエイトの少なくとも一部を格納さ
せるとともに内部に配したマグネットに直接固着し、こ
の偏心ウエイトの反対側で前記ロータケースに軽量化手
段を設けてなる偏心ロータと、この偏心ロータを駆動す
るステータと、このステータの中心に配されて前記偏心
ロータを回転自在に支持した軸支部を有するハウジング
を備えたもので達成できる。具体的な構成は、請求項2
に示すように前記第1の切り欠き部は少なくともロータ
ケースの側面に設けられるとともにこのロータケースに
前記偏心ウエイトの取り付けガイド部を設け、前記軽量
化手段として偏心ウエイトの反対側のロータケースの少
なくとも側面に第2の切り欠きを設けてなる偏心ロータ
を備えたものにするのがよい。前記マグネットは請求項
3に示すように樹脂製であってロータケース、偏心ウエ
イトとともの一体成形されているのがよい。このような
モータは、課題達成の別の手段として請求項4に示すよ
うに前記第1の切り欠き部はロータケースの少なくとも
天井部に設けられ、この第1の切り欠き部にほぼ同形状
の前記偏心ウエイトをはめ込んで軸方向空隙形マグネッ
トに接着し、この偏心ウエイトの反対側の前記ロータケ
ースに軽量化手段を設けてなる偏心ロータと、この偏心
ロータを駆動する複数個の電機子コイルからなるステー
タと、このステータの中心に配され前記偏心ロータを回
転自在に支持する軸支部を設けるとともに側方に端子を
配設したハウジングの一部としてのステータベースとを
備えたものにすると達成できる。また、同モータは、具
体的には請求項5に示すように前記マグネットは突極形
コアードステータのブレードに軸方向空隙を介して臨ま
せるとともに、前記偏心ウエイトは同ブレードに径方向
空隙を介して臨ませたものにするのがよい。さらに、請
求項6に示すように前記マグネットは樹脂製であってロ
ータケース、偏心ウエイトとともに一体成形されている
のがよい。より具体的には、請求項7に示すように前記
軽量化手段として偏心ウエイトの反対側のロータケース
の天井部に第2の切り欠き部を設けてなる偏心ロータを
備えたものにすれば達成できる。また、請求項8に示す
ように前記ステータベースは、複数個の端子が共通端子
を除き独立して一体化されるとともに磁性体からなる骨
幹を一体化した樹脂で形成され、この磁性体の一部で前
記軸方向空隙形マグネットの磁束を受けるように構成し
たものでも達成できる。そして、これらのモータは、請
求項9に示すように少なくとも前記ステータベースは平
面からみて角形に形成され、前記各端子は角形のコーナ
ーで外方にでないように設けられ、前記偏心ロータを覆
うカバーを取り付けたものにするのがよい。
【0006】請求項1に示す発明では、偏心ウエイトの
取り付け空間の配慮が不要となって小型化できる。請求
項2に示す発明では、軽量化と遠心力が両立させること
ができる。請求項3に示す発明では、接着などの取り付
け手段が不要となる。請求項4に示す発明では、コアー
ド、コアレスの両方の軸方向空隙形に構成できる。請求
項5に示す発明では、偏心ウエイトとマグネットの配置
空間が通常のものと逆になり、サイズが犠牲にならずに
振動量が大にできる。請求項6に示す発明では、接着な
どの取り付け手段が不要となる。請求項7に示す発明で
は、軸方向空隙形で軽量化と遠心力が両立させることが
できる。請求項8に示す発明では、面対向形コアレス形
でも磁気吸着量をコントロールでき、ロスの少ないモー
タにできる。請求項9に示す発明では、カバーの材質を
選定することによりリフロー半田ができ、取り扱いに利
便性がある。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施の
形態を示すもので、径方向空隙形コアード方式の小形ブ
ラシレス振動モータの内部の平面図である。図2は図1
のモータの縦断面図である。図3は図1のモータの変形
例の内部の平面図である。図4はこの発明の第2の実施
の形態を示すもので、軸方向空隙形コアード方式の小形
ブラシレス振動モータの縦断面図である。図5は図4の
モータの内部の平面図である。図6はこの発明の第3の
実施の形態を示すもので、軸方向空隙形コアレス方式の
小型ブラシレス振動モータの縦断面図である。図7は図
6のモータの内部の平面図である。
【0008】以下、この発明の構成を図示する各実施の
形態に基づいて説明する。図1、図2に示すものは3相
の径方向空隙形コアード方式の扁平な小形ブラシレス振
動モータで、すなわち、ハウジングHの一部を構成する
骨幹1hにアウトサート成形した耐熱性樹脂からなるこ
れまたハウジングの一部を構成する平面からみて角形の
ステータベース1の中央に軸支部1aを前記骨幹1hか
らバーリングして立ち上げ、この軸支部1aに軸2を圧
入することによって固定する。この軸支部1aに電機子
コイル3a、3b‥‥、3fをコアカバー(図示せず)
を介して突極4a、4b‥‥4fに巻回したステータコ
ア4を取り付けることにより3相の6極からなるステー
タSとして構成している。前記骨幹1hの一部は、図で
詳記しないが共通端子1kを除きそれぞれ独立して端子
部1tを形成しており、前記電機子コイル3a、3b‥
‥、3fの巻回した膨らみ部分を逃げるようにした凹所
1nが設けられる。なお、前記電機子コイルは通常は対
向する電機子コイル同士をシリーズに結線したものとな
り、その端末は、前記各端子部1tと一体の露出部1u
に結線される。一方ロータRは、中心に軸受5aを設け
た浅い円筒型ロータケース5とこの内側に固着された浅
い円筒形マグネット6からなり、さらに、このロータケ
ース5の側面に第1の切り欠き部5bとその両端に偏心
ウエイト取り付けガイド部5bbを設けるとともに、こ
の第1の切り欠き部5bの前記軸受5aを介した反対側
側面に軽量化手段として第2の切り欠き部5cが設けら
れている。さらに軽量化を図るために前記第1の切り欠
き部5bの反対側の天井には略半月型の第3の切り欠き
部5dを形成している。そして、前記第1の切り欠き部
5bに本願の特徴である半円筒型の偏心ウエイトWをは
め込み、前記浅い円筒形マグネット6の外周に直接接着
などで取り付けてなるものである。このようにした偏心
ロータRは中心に配した前記軸受5aを介して前記軸2
に回転自在に装着されるようになっている。この偏心ロ
ータRは、前記浅い円筒形マグネット6の中心とステー
タコア4の中心が軸方向にずらしてあることにより、ス
テータ側に引き寄せられ、2枚の薄いスラストワッシャ
swで回転自在に受け止められる。ここで前記偏心ウエ
イトWは、銅タングステン合金で密度(比重)17程度
のものが採用される。また、ここでは円筒形マグネット
6は良好な起動が得られるように周方向にNS交互に磁
化した8個の磁極を有している。なお、偏心ロータRが
剥き出しになっているので、機器に搭載するのに不便で
あれば、想像線で示すようにハウジングの一部を構成す
る薄い断熱効果のある非磁性ステンレス製のカバーCで
この偏心ロータRを覆うようにしてもよい。このカバー
Cは、各端子部1t‥‥から絶縁して前記角形のステー
タベース1に裾部分Caを折り曲げて取り付ければよ
い。このようにすれば、多少マグネットの漏洩磁束があ
ってもロータの回転に支障をきたすおそれがなく、リフ
ロー半田においてもマグネットへの断熱ができる。ま
た、前記各端子部は角形のコーナーに配され、角形の外
径より外方に突きでないように配慮されている。このよ
うにした構成の駆動方式としては3相ユニポーラあるい
はバイポーラによるセンサレス方式が用いられる。その
駆動原理は公知のため説明を省略する。
【0009】以下、上記の実施の形態の変形例や他の実
施の形態を説明するが、同一の部材または同一機能を有
する略同一部材については同一符号を付してその説明を
省略する場合がある。図3に示すものは、上記の第1の
変形例で、偏心ロータR1として樹脂製の浅い円筒形マ
グネット66の一部に起動に問題がない程度の開角(こ
こでは90度)の食い込み部を有する切り欠き66aを
設け、この切り欠き66aに鉄粉入りで密度(比重)1
3程度のタングステン合金からなるポリアミド樹脂製の
偏心ウエイトW1を前記樹脂製の浅い円筒型マグネット
66と一体成形することによって取り付けたものであ
る。ここでも前記偏心ウエイトW1の反対側にはロータ
ケース55の側面が食い込み部55eを有するように切
り欠かれてここに前記樹脂製の浅い円筒型マグネット6
6の一部が食い込むようになっている。すなわちロータ
ケース55も含めて一体成形されるものである。図中、
55fは偏心ウエイトW1とロータケース55と連結す
るためにロータケース55の天井部に設けた透孔で偏心
ウエイトの取り付けガイド部として機能する。これによ
って偏心ウエイトW1はロータケース55に保持される
ことになる。
【0010】図4、図5に示すものは、この発明の第2
の実施の形態である軸方向空隙型コアード方式の扁平な
小形ブラシレス振動モータに採用したものであって、す
なわち、偏心ロータR2は、中央に軸2を固着したロー
タケース55の天井部のコーナーに平面からみて取り付
け用円弧孔55gが設けられ、この取り付け用円弧孔5
5gに偏心ウエイトW2をはめ込んでリング状軸方向空
隙形マグネット67に直接接着している。この軸方向空
隙形マグネット67は、ちょうど後述の突極のブレード
部分に空隙を介して臨ませるようになっており、前記偏
心ウエイトW2の反対側の前記ロータケース55には軽
量化手段として平面からみた場合、円弧形の第1の切り
欠き部55cと略半月形の第2切り欠き部55dを設け
てなるものである。一方、このような偏心ロータR2を
駆動するステータS2は、薄い錫引き鋼板(ブリキ)か
らなるリードフレームから切り出した骨幹11hにアウ
トサート成形した耐熱性で摺動性のよいチタン酸バリウ
ムウイスカ入りポリフェニレンサルファイド樹脂からな
る角形のステータベース11の中央に軸受を兼ねた軸支
部11aを前記骨幹11hから補強用舌片11rを内部
に含ませて立ち上げ、この軸支部11aの周囲に3相6
個の電機子コイル3a、3b‥‥3fを巻回した同数の
突極44a、44b‥‥44fを有するコア44を配置
したものである。このコア44は各突極のブレードa、
b‥‥fを少し径方向に幅を持たせている。前記骨幹1
1hの一部は、共通端子1kを除きそれぞれ独立して端
子部1tを形成している。ここで、前記偏心ロータR2
を構成するリング状軸方向空隙型マグネット67は、電
機子コイル3a、3b‥‥3fの巻回厚みを利用してブ
レード部分に臨ませて配置されることになり、その配置
空間が無視できることになるので、モータの姿勢が高く
なるおそれがない。したがって、前記ブレードa、b‥
‥fに径方向空隙を介して臨ませた前記偏心ウエイトW
2は、上記図1の場合の径方向空隙形マグネットの位置
にくることになるので、回転時に大きな遠心力が得られ
る。図中、Bは偏心ロータR2の軸方向吸着力による回
転時のブレーキロスを軽減するために軸の基端を受ける
ようにしたボールであり、11sは前記骨幹11aの一
部を残した補強用橋絡片である。
【0011】図6、図7は、この発明の第3の実施の形
態として軸方向空隙形コアレス方式の小形ブラシレス振
動モータにしたもので、偏心ロータR3は、中央部57
aに軸22を固着するとともにこの中央部57aから橋
絡部57bを残して複数個の透孔57cを設け、内側に
扁平な軸方向空隙形マグネット68を固着したロータケ
ース57と、さらに前記透孔57cの一部に比重17の
銅タングステン合金からなる扁平な偏心ウエイトW3を
接着してなるものである。この場合、扁平な偏心ウエイ
トW3は比較的サイズが大となるので、平板形ロータケ
ース57の厚み内に収めるられる程度に薄くできること
になり、偏心ウエイトW3があっても姿勢が高くなるお
それがない。このような偏心ロータR3を駆動するステ
ータS3は、上記図4のものと同様に、薄い錫引き鋼板
(ブリキ)からなるリードフレームから切り出した骨幹
11hにアウトサート成形した耐熱性で摺動性のよいチ
タン酸バリウムウイスカ入りポリフェニレンサルファイ
ド樹脂からなる角形のステータベース11の中央に軸受
を兼ねた軸支部11aを前記骨幹11hから補強用舌片
11rを内部に含ませて立ち上げ、この軸支部11a
の周囲に3相6個の空心電機子コイル33a、33b‥
‥33fを配置してステータS3としたものである。
これら空心電機子コイル33a、33b‥‥33fの下
部にはコイル端末が押し潰されて断線しないように導出
するための凹所11nが設けられる。前記骨幹11hの
一部は、共通端子1kを除きそれぞれ独立して端子部1
1tを形成しており、骨幹11hは前記軸方向空隙形マ
グネットの磁力による吸着力をコントロールできるよう
に所定の形状に設定される。なお、前記各電機子コイル
は、通常対向する電機子コイル同士をシリーズに結線し
たものとなり、その端末は凹所11nを介して前記各端
子1tに結線されるようになっている。このステータ
は、上記図6に示したように3相6個の空心電機子コイ
ルからなるものでもよいが、少なくとも1個の空心電機
子コイルを削除して空いた部分に駆動回路部材を格納し
たものにしてもよい。このようにすれば、給電端子は正
負の2個ですむ。
【0012】この発明は、その技術的思想、特徴から逸
脱することなく、他のいろいろな実施の形態をとること
ができる。そのため、前述の実施の形態は単なる例示に
過ぎず限定的に解釈してはならない。この発明の技術的
範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細
書本文には拘束されない。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように偏心ウエイト
をマグネットに固着させることによりサイズが犠牲にな
らず、振動量も犠牲にしないようにした偏心ウエイトと
同ウエイトを用いた扁平な小形ブラシレス振動モータを
提供できるのである。すなわち、請求項1に示す発明で
は、偏心ウエイトの取り付け空間の配慮が不要となって
小型化できる。請求項2に示す発明では、軽量化と遠心
力が両立させることができる。請求項3に示す発明で
は、接着などの取り付け手段が不要となる。請求項4に
示す発明では、コアード、コアレスの両方の軸方向空隙
形に構成できる。請求項5に示す発明では、偏心ウエイ
トとマグネットの配置空間が通常のものと逆になり、サ
イズが犠牲にならずに振動量が大にできる。請求項6に
示す発明では、、接着などの取り付け手段が不要とな
る。請求項7に示す発明では、軸方向空隙形で軽量化と
遠心力が両立させることができる。請求項8に示す発明
では、面対向形コアレス形でも磁気吸着量をコントロー
ルでき。ロスの少ないモータにできる。請求項9に示す
発明では、カバーの材質を選定することによりリフロー
半田ができ、取り扱いに利便性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す径方向空隙
型コアード方式の小型ブラシレス振動モータの内部の平
面図である。
【図2】図1のモータの縦断面図である。
【図3】図1のモータの変形例の内部の平面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態を示す軸方向空隙
形コアレス方式の小型ブラシレス振動モータの縦断面図
である。
【図5】図4のモータの平面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示すもので、軸
方向空隙形コアレス方式の小形ブラシレス振動モータの
縦断面図である。
【図7】図6のモータの平面図である。
【符号の説明】
H‥ハウジング 1、11‥ステータベース 2、22‥軸 3a〜3f‥電機子コイル 33a〜33f‥空心電機子コイル 4、44‥ステータコア 4a〜4f,44a〜44f‥突極 S、S1、S2‥ステータ R、R1,R2‥偏心ロータ 5、55‥浅い円筒型ロータケース 5b‥第1の切り欠き部 5c、55c‥第2の切り欠き部 5d、55d‥第3の切り欠き部 55g‥円弧孔 57‥ロータケース 57a‥中央部 57b‥橋絡部 57c‥透孔 6、66‥浅い円筒マグネット 67‥リング状軸方向空隙形マグネット 68‥リング状の扁平なマグネット C‥カバー W,W1,W2,W3‥偏心ウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/065 H02K 7/065 5H622 15/03 15/03 Z 21/22 21/22 M 29/00 29/00 Z Fターム(参考) 5D107 AA02 AA13 BB08 CC09 DD09 5H019 AA07 AA09 CC02 CC04 CC09 DD01 DD06 GG01 5H605 AA07 BB05 BB14 BB19 BB20 CC06 EC08 5H607 AA12 BB01 BB07 BB09 BB13 BB14 BB17 BB25 CC01 CC03 DD02 DD08 DD10 DD16 EE58 5H621 BB10 GA04 JK07 JK13 5H622 CA01 CA02 CA05 CA06 CA11 PP03 PP19 PP20 QA03 QA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータケースの中心に軸支部を設けると
    ともに第1の切り欠き部を設け、この第1の切り欠き部
    に偏心ウエイトの少なくとも一部を格納させるとともに
    内部に配したマグネットに固着し、この偏心ウエイトの
    反対側で前記ロータケースに軽量化手段を設けてなる偏
    心ロータと、この偏心ロータを駆動する複数個の電機子
    コイルからなるステータと、このステータの中心に配さ
    れて前記偏心ロータを回転自在に支持する軸支部を設け
    たハウジングとを備えた扁平な小形ブラシレス振動モー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第1の切り欠き部は少なくともロー
    タケースの側面に設けられるとともにこのロータケース
    に前記偏心ウエイトの取り付けガイド部を設け、前記軽
    量化手段として偏心ウエイトの反対側のロータケースの
    少なくとも側面に第2の切り欠きを設けてなる偏心ロー
    タを備えた請求項1に記載の扁平な小形ブラシレス振動
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記マグネットは樹脂製であってロータ
    ケース、偏心ウエイトとともに一体成形されている請求
    項2に記載の扁平な小形ブラシレス振動モータ。
  4. 【請求項4】 前記第1の切り欠き部はロータケースの
    少なくとも天井部に設けられ、この第1の切り欠き部に
    ほぼ同形状の前記偏心ウエイトをはめ込んで軸方向空隙
    形マグネットに接着し、この偏心ウエイトの反対側の前
    記ロータケースに軽量化手段を設けてなる偏心ロータ
    と、この偏心ロータを駆動する複数個の電機子コイルか
    らなるステータと、このステータの中心に配され前記偏
    心ロータを回転自在に支持する軸支部を設けるとともに
    側方に端子を配設したハウジングの一部を構成するステ
    ータベースとを備えた請求項1に記載の扁平な小形ブラ
    シレス振動モータ。
  5. 【請求項5】 前記マグネットは突極形コアードステー
    タのブレードに軸方向空隙を介して臨ませるとともに、
    前記偏心ウエイトは同ブレードに径方向空隙を介して臨
    ませた請求項4に記載の扁平な小形ブラシレス振動モー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記マグネットは樹脂製であってロータ
    ケース、偏心ウエイトとともに一体成形されている請求
    項4に記載の扁平な小形ブラシレス振動モータ。
  7. 【請求項7】 前記軽量化手段として偏心ウエイトの反
    対側のロータケースの天井部に第2の切り欠き部を設け
    てなる偏心ロータを備えた請求項4に記載の扁平な小形
    ブラシレス振動モータ。
  8. 【請求項8】 前記ステータベースは、複数個の端子が
    共通端子を除き独立して一体化されるとともに磁性体か
    らなる骨幹を一体化した樹脂で形成され、この磁性体の
    一部で前記軸方向空隙形マグネットの磁束を受けるよう
    に構成した請求項4に記載の扁平な小形ブラシレス振動
    モータ。
  9. 【請求項9】 少なくとも前記ステータベースは平面か
    らみて角形に形成され、前記各端子は角形のコーナーで
    外方にでないように設けられ、前記偏心ロータを覆うカ
    バーを取り付けた請求項4ないし8のいずれか1項に記
    載の扁平な小形ブラシレス振動モータ。
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