JP2003074431A - 内燃機関のマニホールド構造 - Google Patents

内燃機関のマニホールド構造

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JP2003074431A
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JP
Japan
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manifold
exhaust
air supply
combustion engine
internal combustion
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JP2001268270A
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English (en)
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Katsuyuki Iguchi
克之 井口
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2240/00Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
    • F01N2240/20Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being a flow director or deflector

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の給気マニホールドと排気マニホー
ルドのうちの少なくともどちらか一方と燃焼室の間の気
体の流通を円滑にすることができる内燃機関のマニホー
ルド構造を提供することである。 【解決手段】 内燃機関において、給気マニホールドと
排気マニホールドのうちの少なくともどちらか一方に燃
焼室との間の気体の流通を円滑にするガイドを設けた。
給気マニホールドと排気マニホールドのうちの少なくと
もどちらか一方をシリンダブロックに内蔵した。給気マ
ニホールドと排気マニホールドのうちの少なくともどち
らか一方をシリンダブロックと別体に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の給気マ
ニホールドと燃焼室,及び燃焼室と排気マニホールドの
間における空気の流通を円滑にする内燃機関のマニホー
ルド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の給気マニホールドと排気マニホー
ルドの空気通路(又は排気ガス通路)は、平面の内壁で
囲まれた矩形形状となっている。給気マニホールドと燃
焼室とを連通させる給気連絡管は、給気マニホールドの
空気通路と直角に配置され、吸気行程において給気マニ
ホールド内の空気圧と燃焼室内の空気圧の差(差圧)を
利用して給気マニホールド側から燃焼室側へと空気を流
入させている。また、排気行程においては、燃焼室内の
気体圧と排気マニホールド内の気体圧の差(差圧)を利
用して排気ガスを排気マニホールドへと流出させてい
る。
【0003】ところで、吸気行程時及び排気行程時にお
いて、差圧のみに頼って空気(又は排気ガス)を移動さ
せると、差圧がある程度以上大きくなければ空気(又は
排気ガス)は移動せず、吸気行程時における燃焼室への
空気の充填量が限定されてしまい、所望する量の空気が
燃焼室に流入しなければ、NO低減のために空気過剰
率λをリーンに設定するのが困難となり、また、排気行
程時に燃焼室内からの排気ガスの排出が進まず、次の行
程における燃焼に悪影響を及ぼしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、内
燃機関の給気マニホールドと排気マニホールドのうちの
少なくともどちらか一方と燃焼室の間の気体の流通を円
滑にすることができる内燃機関のマニホールド構造を提
供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明では、内燃機関において、給気マニホー
ルドと排気マニホールドのうちの少なくともどちらか一
方に燃焼室との間の気体の流通を円滑にするガイドを設
けたことを特徴とする内燃機関のマニホールド構造。請
求項2の発明では請求項1の発明において、給気マニホ
ールドと排気マニホールドのうちの少なくともどちらか
一方をシリンダブロックに内蔵した。請求項3の発明で
は請求項1の発明において、給気マニホールドと排気マ
ニホールドのうちの少なくともどちらか一方をシリンダ
ブロックと別体に設けた。
【0006】
【発明の実施の形態】(請求項1の発明の実施例)図1
は、請求項1の発明を実施した吸気行程時における内燃
機関100の燃焼室5の給排気周りの系統略図である。
吸気通路17と排気通路18とを備えたシリンダヘッド
3の下方にシリンダライナ19を備えたシリンダブロッ
ク4が配置されている。シリンダライナ19の内周面に
沿ってピストン6が往復移動(摺動)可能となってお
り、ピストン6の頂面とシリンダヘッド3の下面とシリ
ンダライナ19の内周面とで燃焼室5が形成されてい
る。吸気通路17の燃焼室開口部17aには吸気弁7が
設けてあり、排気通路18の燃焼室開口部18aには排
気弁8が設けてある。
【0007】吸気通路17の上流側には給気連絡管9を
介して給気マニホールド1が接続されている。また、排
気通路18の下流側には排気連絡管10を介して排気マ
ニホールド2が接続されている。
【0008】給気マニホールド1の壁面1aと1bには
ガイドブロック11が固着されている。吸気行程で吸気
弁7を開いた際にピストン6が下降し、ガイドブロック
11は、空気流13の一部である空気流15がガイドブ
ロック11の面11aに沿って円滑に給気連絡管9及び
吸気通路17を介して燃焼室5内へ流入することができ
るように面11aを提供している。空気流15を除く残
りの空気流14は、図示しない隣接する気筒の方へ向か
って流れる。
【0009】図2は、排気行程時における内燃機関10
0の燃焼室5の給排気周りの系統略図である。排気マニ
ホールド2の壁面2aと2bにはガイドブロック12が
固着されている。
【0010】排気行程で排気弁8を開いた際にピストン
6が上昇し、燃焼室5内の燃焼済みのガス(排気ガス)
が、排気通路18及び排気連絡管10を介して排気マニ
ホールド2へ排出される。排気ガス16は、ガイドブロ
ック12の面12aに沿って下流側(紙面の手前側)へ
円滑に流れる。
【0011】(請求項2の発明の実施例)図3は、請求
項2の発明を実施した内燃機関110の部分正面図であ
る。また、図4は図3のIV−IV矢視図である。図3及び
図4に示すように内燃機関110では、給気マニホール
ド20がシリンダブロック30に一体に固着されてい
る。
【0012】給気マニホールド20内の空気流26は、
ガイドブロック23の抵抗を受けて一部が図4に示す空
気流28として給気連絡管21内に流入し、残りが空気
流27として図3で見て右側の気筒へと向かう。空気流
28は、給気連絡管21から図示しない吸気通路を経て
シリンダ24内(燃焼室)に流入する。
【0013】図3,図4の内燃機関110では、給気マ
ニホールド20のみを記載したが、排気マニホールドに
ついても給気マニホールド20と同様にシリンダブロッ
ク30に内蔵することもできる。
【0014】(請求項3の発明の実施例)図5は、請求
項3の発明による内燃機関の給気マニホールド40の断
面斜視図である。給気マニホールド40はシリンダブロ
ック(図示せず)とは別体で円筒形状であり、図示しな
い過給機から給気マニホールド40内へ圧縮空気が空気
流45として供給されている。
【0015】給気マニホールド40の内壁にはガイドブ
ロック43,44が固着されている。空気流45は、一
部がガイドブロック43の面43aに沿って空気流46
として給気連絡管41内に流入し、残りが空気流47と
して給気連絡管42側へと流れる。給気連絡管41内に
流入した空気流46は、図示しないシリンダブロック内
の燃焼室へ流入し、燃焼室では燃焼が行われる。
【0016】図5では給気マニホールド40がシリンダ
ブロック(図示せず)と別体になっている場合を示した
が、排気マニホールドについても給気マニホールド40
と同様にシリンダブロックと別体に設けてもよい。
【0017】なお、上述した全ての実施例において、給
気マニホールド(1,20,40)の空気通路壁(1
a,1b)にガイドブロック(11,23,43,4
4)を設ける代わりに、給気マニホールド(1,20,
40)から給気連絡管(9,21,41,42)に向か
う溝(ガイド)を設け、この溝(ガイド)に沿って空気
が流れるようにしてもよい。また、排気マニホールド
(2)の空気通路壁(2a,2b)にガイドブロック
(12)を設ける代わりに、排気マニホールド(2)の
下流側へ排気ガスが円滑に流れるように溝(ガイド)を
設けてもよい。溝(ガイド)は、直線形状に限らず、例
えば螺旋形状に形成することもできる。また、ガイドブ
ロック(11,12,23,43,44)も螺旋形状に
することもできる。
【0018】
【発明の効果】全ての請求項の発明において、吸気行程
時の燃焼室への空気の充填及び排気行程時の燃焼室から
の排気ガスの排出の効率を向上させることができる。特
に燃焼室への空気の充填効率の向上は、内燃機関の出力
の向上に寄与し、また、排気ガス中のNOの含有量を
低減させることができる。
【0019】請求項1の発明では、給気マニホールド1
と排気マニホールド2のうちの少なくともどちらか一方
に燃焼室5との間の気体(空気,排気ガス)の流通を円
滑にするガイド(ガイドブロック11,12,又は溝)
を設けたので、吸気行程においては、ガイドに沿って空
気を円滑に燃焼室5へ流入させることができる。また、
排気行程においては、ガイドに沿って排気ガスを円滑に
排気マニホールド2の下流側へ流れるようにすることが
できる。
【0020】請求項2の発明では、給気マニホールド2
0と排気マニホールド(図示せず)のうちの少なくとも
どちらか一方をシリンダブロック30に内蔵させたの
で、内燃機関110(図3)の部品点数が少なくなり、
製造し易くなる。また、内燃機関110の小型化を図る
ことができる。
【0021】請求項3の発明では、給気マニホールド4
0と排気マニホールド(図示せず)のうちの少なくとも
どちらか一方をシリンダブロックと別体にしたので、空
気(排気ガス)を円滑に流通させうる構造をとることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明を実施した吸気行程時におけ
る内燃機関の燃焼室の給排気周りの系統略図である。
【図2】 請求項1の発明を実施した排気行程時におけ
る内燃機関の燃焼室の給排気周りの系統略図である。
【図3】 請求項2の発明を実施した内燃機関の部分正
面図である。
【図4】 図3のIV−IV矢視図である。
【図5】 請求項3の発明による内燃機関の給気マニホ
ールドの断面斜視図である。
【符号の説明】
1 給気マニホールド 2 排気マニホールド 3 シリンダヘッド 4 シリンダブロック 5 燃焼室 6 ピストン 7 吸気弁 8 排気弁 9 給気連絡管 10 排気連絡管 11,12 ガイドブロック 13〜15 空気流 16 排気ガス 17 吸気通路 18 排気通路 19 シリンダライナ 20 給気マニホールド 21,22 給気連絡管 23 ガイドブロック 24,25 シリンダ(燃焼室) 26,27 空気流 30 シリンダブロック 40 給気マニホールド 41,42 給気連絡管 43,44 ガイドブロック 45〜47 空気流 100,110 内燃機関

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関において、給気マニホールドと
    排気マニホールドのうちの少なくともどちらか一方に燃
    焼室との間の気体の流通を円滑にするガイドを設けたこ
    とを特徴とする内燃機関のマニホールド構造。
  2. 【請求項2】 給気マニホールドと排気マニホールドの
    うちの少なくともどちらか一方をシリンダブロックに内
    蔵した請求項1に記載の内燃機関のマニホールド構造。
  3. 【請求項3】 給気マニホールドと排気マニホールドの
    うちの少なくともどちらか一方をシリンダブロックと別
    体に設けた請求項1に記載の内燃機関のマニホールド構
    造。
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