JP2003074269A - 可動式の襞を備えたカーテン - Google Patents

可動式の襞を備えたカーテン

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JP2003074269A
JP2003074269A JP2001270034A JP2001270034A JP2003074269A JP 2003074269 A JP2003074269 A JP 2003074269A JP 2001270034 A JP2001270034 A JP 2001270034A JP 2001270034 A JP2001270034 A JP 2001270034A JP 2003074269 A JP2003074269 A JP 2003074269A
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東明 ▲梁▼
Tomei Yana
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスラットと網状の布との組合せでなるフ゛ライ
ント゛は、素材の違いから、違和感がある。フ゛ライント゛を重ね
合せて収容した状態で、スラット間に網状の布が確実に折畳
み収容される保証がなく、収容時の美麗な状態が確保で
きない。また美観の点で改良の余地がある。またスラットと
網状の布との異なる部材の組合せであり、製作上でかな
りの工夫と改良が要求される。 【構成】 発明は、布地を多数の可動式の襞・カーテン地と
で構成した可動式の襞を備えたカーテンで、カーテンの襞を、カー
テンレールに可動自在・開閉部に移動自在に設け、この襞
は、カーテンレールに対して起立状態で、襞とカーテン地とで開閉
部を閉塞し、また襞は、カーテンレールに対して伏倒状態で、
襞の接触で開閉部を閉塞した可動式の襞を備えたカーテンで
ある。カーテンの襞間よりの虫、コ゛ミ、又は紫外線等の進入防
止、外部からの視認、防犯の誘発等をなくし得る。布地
で構成し、カーテンとしての機能・美観の確保と、和室から
洋風、音楽室、地下室、又は事務所、病院、映画舘、美
術舘等の開閉部に取付け得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可動式の襞を備
えたカーテンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カーテンを、短冊状の鎧板(襞、カーテン
帯体)で構成し、このカーテンは、吊下げ部材を介してカーテンレ
ールに可動自在に取付けられる構成であり、本発明と同様
な操作を利用して、襞を利用し、窓、開閉部位、又は遮
蔽部位等の開閉部が、自由に開閉できることを特徴とす
る。この襞のカーテンにおいて問題となるのは、襞が起立し
た状態において、起立した襞間に遮蔽部材(カーテン地)がな
いことである。従って、襞間よりの虫、コ゛ミ、異物、又
は紫外線等の進入と、外部からの視認、防犯の誘発等の
問題がある。
【0003】前記の課題を解決する手段として、文献の
中に新しい考案がある。実開平2-111795号の網状布が付
いたフ゛ライント゛である。内容は、スラット(鎧板)間に網状の布
を設け、この網状の布で、虫、コ゛ミ等の進入防止を図る
構成となっている。そして、スラットと網状の布との組合せ
でなることを特徴とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記文献は、スラットと網
状の布との組合せでなることを特徴とする。従って、違
和感があること、また第3図の如く、フ゛ライント゛を重ね合せ
て収容した状態で、スラット間に網状の布が確実に折畳み収
容される保証がなく、収容時の美麗な状態が確保できな
いこと、等の如く、美観の点で改良の余地がある。また
文献は、スラットと網状の布との異なる部材の組合せであ
り、両者の接合点に関する工夫・網状の布の亀裂問題、
又は網状の布に折り目を設ける構成であり、展開時に自
然な雰囲気が生成されないこと、等の構造面での改良の
余地がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、カーテン
の襞間よりの虫、コ゛ミ、異物、又は紫外線等の進入と、
外部からの視認、防犯の誘発等をなくすこと、また布地
で構成し、カーテンとしての機能・美観の確保と、和室から
洋風、音楽室、地下室、又は事務所、病院、映画舘、美
術舘等の開閉部に取付け可能とすること、等を意図す
る。
【0006】請求項1は、布地を多数の可動式の襞と、
多数の折畳み式のカーテン地とで構成した可動式の襞を備え
たカーテンであって、前記カーテンの襞を、カーテンレールに可動自
在、かつ窓、開閉部位、又は遮蔽部位等の開閉部に移動
自在に設け、この襞は、前記カーテンレールに対して起立状態
で、当該襞と前記カーテン地とで開閉部を閉塞可能とし、ま
たこの襞は、前記カーテンレールに対して伏倒状態で、当該多
数の襞の接触を利用して前記開閉部を閉塞可能としたこ
とを特徴とする可動式の襞を備えたカーテンである。
【0007】請求項2の発明は、カーテンの吊下げ部材を特
定し、襞の確実な可動と、カーテンの開閉を確実に達成する
こと、吊下げ部材の保守管理の容易、低コスト化等を意図
する。
【0008】請求項2は、本発明のカーテンは、カーテンレールに設
けた吊下げ部材を介して前記開閉部に吊下する構成であ
って、前記吊下げ部材を、ランナー、歯車、回転軸、及び挾
持部で構成し、この吊下げ部材を介して、前記カーテンを、
前記カーテンレールに可動自在、かつ窓、開閉部位、又は遮蔽
部位等の開閉部に移動自在に設け、この襞は、前記カーテン
レールに対して起立状態で、当該襞と前記カーテン地とで開閉
部を閉塞可能とし、また襞を前記カーテンレールに対して伏倒
状態で、当該多数の襞の接触を利用して前記開閉部を閉
塞可能としたことを特徴とする可動式の襞を備えたカーテン
である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明の特徴を
最も発揮できる構成とすること、殊に、一枚の布地で構
成し、カーテンとしての機能・美観の確保と、和室から洋
風、又は事務所等の全ての開閉部に取付け可能となるこ
と、等を意図する。
【0010】請求項3は、本発明の布地は、一枚の布地
で形成したことを特徴とする可動式の襞を備えたカーテンで
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のカーテンの使用例(一例)を説
明する。カーテンは紐の操作により、カーテンレールの長手方向に
向かって、前進又は後退する。この構成は、従来と略同
様である。カーテンが展開状態(テーテンが、カーテンレール全体に、広
げられた状態を云う)の場合で、襞が起立状態において
は、開閉部は、カーテン地により閉塞されている。従って、
本発明は、襞(鎧板等)の隙間からの虫、コ゛ミ、異物、又
は紫外線等の進入防止と、外部からの視認、防犯の誘発
等をなくし得ること、等の特徴があり、換言すると、従
来の弊害を回避できる。またカーテンが展開状態の場合で、
襞が伏倒状態においては、開閉部は、襞とカーテン地との双
方により閉塞されている。従って、本発明は、外部と略
完全にシャッタアウトされる。尚、襞の可動は、他の紐、回転
手段等の操作で行うことは、従来と同じである。
【0012】尚、襞の中に、黒色等の新材を挿入するこ
とで、暗室用のカーテン、光遮断、外部遮断カーテンとして利用
できる。またカーテン地を透視できる布地を使用すること
で、芯材を柄物にすることで、カーテン地との色・柄等のコン
トラスト、模様の創作、表現等に役立つ特徴がある。またカー
テン地を柄物とすれば、さらに優れた色・柄・陰影・光等
のコントラスト、模様の創作、表現等に役立つ特徴がある。こ
のようにカーテン地と芯材との組合せで、変化に富んだカーテン
を創作できる。
【0013】勿論、カーテン地と襞の角度の変化及び/又は
開閉度等による多種多様の特徴が発揮できる。例えば、
光の透過率、変化に富んだ色・柄・陰影・光等のコントラス
ト、模様の創作、表現等に役立つ特徴がある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面をもとに説
明する。
【0015】1はカーテンで、このカーテン1は、布地を多数の可
動式の襞100と、多数の折畳み式のカーテン地101とで構成し
てあり、この襞100が可動式である。そして、襞100の中
には、芯材102をいれることが理想であり、この芯材102
の素材、色彩、柄、品質、硬軟、形状、又は寸法等の変
化を利用して、カーテン1の多様化と、全ての部屋、雰囲
気、使用場所の汎用化等に役立つ特徴がある。また襞10
0は縫合103して、形状の安定化、均一化、型崩れの解
消、閉塞の完全性、又は光の均一な透過等に総合的に役
立つ実益がある。図中104は重りを示す。
【0016】2はカーテン1をカーテンレール3に吊下するための吊下
げ部材で、この吊下げ部材2は、ランナー200と、このランナー20
0内に設けた傘歯車等の歯車201と、この歯車201に設け
た回転軸202と、ランナー200をカーテンレール3に移動可能に支持す
るローラ203と、前記回転軸202に設けた挾持部204とで構成
されており、このランナー200は、紐4の操作で、カーテンレール3の
長手方向(矢印方向)に移動する。この移動の際に、ローラ2
03がカーテンレール3の溝300を移動する。尚、カーテンレール3に設け
た螺軸301の操作で、歯車201を回転し、回転軸202を回
転することで、襞100の起伏(可動)が行われる。例え
ば、回転軸202を一方に回転することで、襞100をカーテンレー
ル3(開閉部A)に対して起立状態とする(図1、図2参照)。
また回転軸202を他方に回転することで、襞100をカーテンレー
ル3(開閉部A)に対して伏倒状態とする(図3、図4参照)。
【0017】以上の吊下げ部材2、カーテンレール3、紐4、又は
操作の方法等は一例である。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、布地を多数の可動式
の襞と、多数の折畳み式のカーテン地とで構成した可動式の
襞を備えたカーテンであって、カーテンの襞を、カーテンレールに可動
自在、かつ開閉部に移動自在に設け、この襞は、カーテンレー
ルに対して起立状態で、襞とカーテン地とで開閉部を閉塞可
能とし、また襞は、カーテンレールに対して伏倒状態で、多数
の襞の接触を利用して開閉部を閉塞可能としたことを特
徴とする可動式の襞を備えたカーテンである。従って、カーテン
の襞間よりの虫、コ゛ミ、異物、又は紫外線等の進入防
止、外部からの視認、防犯の誘発等をなくし得ること、
又は布地で構成し、カーテンとしての機能・美観の確保と、
和室から洋風、音楽室、地下室、又は事務所、病院、映
画舘、美術舘等の開閉部に取付け得ること、等の特徴が
ある。
【0019】請求項2の発明は、カーテンを、カーテンレールに設け
た吊下げ部材を介して開閉部に吊下する構成であって、
吊下げ部材を、ランナー、歯車、回転軸、及び挾持部で構成
し、吊下げ部材を介して、カーテンを、カーテンレールに可動自
在、かつ窓、開閉部位、又は遮蔽部位等の開閉部に移動
自在に設け、この襞をカーテンレールに対して起立状態で、襞
とカーテン地とで開閉部を閉塞可能とし、また襞をカーテンレール
に対して伏倒状態で、多数の襞の接触を利用して開閉部
を閉塞可能としたことを特徴とする可動式の襞を備えた
カーテンである。従って、カーテンの吊下げ部材を特定し、襞の
確実な可動と、カーテンの開閉を確実に達成すること、吊下
げ部材の保守管理の容易、低コスト化等が図れる特徴があ
る。
【0020】請求項3の発明は、布地を、一枚の布地で
形成したことを特徴とする可動式の襞を備えたカーテンであ
る。従って、請求項1の発明の特徴を最も発揮できる構
成となること、殊に、一枚の布地で構成し、カーテンとして
の機能・美観の確保と、和室から洋風、又は事務所等の
全ての開閉部に取付け得ること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】襞が起立した状態の正面図
【図2】襞が起立した状態の背面図
【図3】襞が伏倒した状態の正面図
【図4】襞が伏倒した状態の背面図
【図5】図1の拡大平面図
【図6】襞の一部を決済した拡大側面図
【図7】カーテンレールと吊下げ部材との関係を示す拡大側面図
【図8】カーテンの使用の一例を示す模式図
【符号の説明】
1 カーテン 100 襞 101 カーテン地 102 芯材 103 縫合 104 重り 2 吊下げ部材 200 ランナー 201 歯車 202 回転軸 203 ローラ 204 挾持部 3 カーテンレール 300 溝 301 螺軸 4 紐 A 開閉部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布地を多数の可動式の襞と、多数の折畳
    み式のカーテン地とで構成した可動式の襞を備えたカーテンであ
    って、 前記カーテンの襞を、カーテンレールに可動自在、かつ窓、開閉部
    位、又は遮蔽部位等の開閉部に移動自在に設け、この襞
    は、前記カーテンレールに対して起立状態で、当該襞と前記カーテ
    ン地とで開閉部を閉塞可能とし、またこの襞は、前記カーテ
    ンレールに対して伏倒状態で、当該多数の襞の接触を利用し
    て前記開閉部を閉塞可能としたことを特徴とする可動式
    の襞を備えたカーテン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカーテンは、カーテンレールに設け
    た吊下げ部材を介して前記開閉部に吊下する構成であっ
    て、前記吊下げ部材を、ランナー、歯車、回転軸、及び挾持
    部で構成し、この吊下げ部材を介して、前記カーテンを、前
    記カーテンレールに可動自在、かつ窓、開閉部位、又は遮蔽部
    位等の開閉部に移動自在に設け、この襞は、前記カーテンレー
    ルに対して起立状態で、当該襞と前記カーテン地とで開閉部
    を閉塞可能とし、また襞を前記カーテンレールに対して伏倒状
    態で、当該多数の襞の接触を利用して前記開閉部を閉塞
    可能としたことを特徴とする可動式の襞を備えたカーテン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された布地
    は、一枚の布地で形成したことを特徴とする可動式の襞
    を備えたカーテン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202197A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Tokyo Blinds Kogyo Kk 吊り下げ型の吸音装置

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