JP2003073969A - 帆布の接合方法および接合装置 - Google Patents
帆布の接合方法および接合装置Info
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- JP2003073969A JP2003073969A JP2001262622A JP2001262622A JP2003073969A JP 2003073969 A JP2003073969 A JP 2003073969A JP 2001262622 A JP2001262622 A JP 2001262622A JP 2001262622 A JP2001262622 A JP 2001262622A JP 2003073969 A JP2003073969 A JP 2003073969A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱融着による突合せ接合した後に、接合部が
溶融状態である間に上下から押圧することによって接合
部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって端
部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部を
得ることができる。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる繊維で形成された
帆布2の接合方法において、接合する両方の端部3、4
を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、その後溶融状態
にある接合部8を上下から押圧することによって接合部
を平坦化とする。
溶融状態である間に上下から押圧することによって接合
部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって端
部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部を
得ることができる。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる繊維で形成された
帆布2の接合方法において、接合する両方の端部3、4
を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、その後溶融状態
にある接合部8を上下から押圧することによって接合部
を平坦化とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝動または搬送ベル
トなどのカバーや心体として用いられる帆布の接合方法
およびそれに用いる製造装置に係り、詳しくは帆布の融
着による接合部を段差のない平坦な接合部に仕上げるこ
とができる方法および装置にかかわる。
トなどのカバーや心体として用いられる帆布の接合方法
およびそれに用いる製造装置に係り、詳しくは帆布の融
着による接合部を段差のない平坦な接合部に仕上げるこ
とができる方法および装置にかかわる。
【0002】
【従来の技術】従来から伝動ベルトや搬送ベルトにはさ
まざまな形で帆布が材料として用いられてきた。伝動ベ
ルトや搬送ベルトなどのベルトの多くは通常エンドレス
の環状体であり、それらに用いられる帆布も同様に筒状
のものを用いる。
まざまな形で帆布が材料として用いられてきた。伝動ベ
ルトや搬送ベルトなどのベルトの多くは通常エンドレス
の環状体であり、それらに用いられる帆布も同様に筒状
のものを用いる。
【0003】筒状の帆布を得るには帆布の端部を接合す
ることによって筒状にするという方法が採られる。帆布
の端部を接合する方法としては次のようなものがある。
ることによって筒状にするという方法が採られる。帆布
の端部を接合する方法としては次のようなものがある。
【0004】帆布の端部同士を重ね合わせて接着剤で
接着し接合する方法、帆布の端部同士を突合せにして
ミシンなどで縫合することによって接合する方法、帆
布の端部同士を同方向に重ね合わせて加熱プレスするこ
とによって熱融着し、重ね合わせた帆布を開くことによ
って融着による突合せ接合とする方法などが採られてい
た。
接着し接合する方法、帆布の端部同士を突合せにして
ミシンなどで縫合することによって接合する方法、帆
布の端部同士を同方向に重ね合わせて加熱プレスするこ
とによって熱融着し、重ね合わせた帆布を開くことによ
って融着による突合せ接合とする方法などが採られてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の方法では
帆布の端部同士が重ね合わせ接合になっており、さらに
接合部には接着剤の厚みも加わるため接合部における段
差が大きく、また他の部分に比べて厚みが大きくなるこ
とから剛性が高く屈曲性に劣るといった問題があった。
帆布の端部同士が重ね合わせ接合になっており、さらに
接合部には接着剤の厚みも加わるため接合部における段
差が大きく、また他の部分に比べて厚みが大きくなるこ
とから剛性が高く屈曲性に劣るといった問題があった。
【0006】の方法は重ね合わせ接合ではなく突き合
わせとしているために接合部における段差や剛性の問題
はかなり解消されることになるが、糸を使って縫い合わ
せることになるので接合部にはやはり多少の凹凸が生じ
てしまう。
わせとしているために接合部における段差や剛性の問題
はかなり解消されることになるが、糸を使って縫い合わ
せることになるので接合部にはやはり多少の凹凸が生じ
てしまう。
【0007】の方法は突合せ接合であり熱融着による
接合であることからと同様に段差が少ない接合方法で
あるといえる。また糸を使っていないことから糸による
凹凸が生じることもない。しかし、融着した部分は完全
に滑らかな面一の面であるとはいえない。
接合であることからと同様に段差が少ない接合方法で
あるといえる。また糸を使っていないことから糸による
凹凸が生じることもない。しかし、融着した部分は完全
に滑らかな面一の面であるとはいえない。
【0008】そこで本発明では、帆布の端部の接合を行
うのに熱融着による突合せでの接合であって、接合部に
段差がなく面一の面を形成することができ接合強度も高
く、屈曲性に関しても優れた帆布の接合方法および接合
装置の提供を課題とする。
うのに熱融着による突合せでの接合であって、接合部に
段差がなく面一の面を形成することができ接合強度も高
く、屈曲性に関しても優れた帆布の接合方法および接合
装置の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を達成
するために本発明の請求項1では熱可塑性樹脂からなる
繊維で形成された帆布の接合方法において、接合する両
方の端部を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、その後
溶融状態にある接合部を上下から押圧することによって
接合部を平坦化とすることを特徴とする。
するために本発明の請求項1では熱可塑性樹脂からなる
繊維で形成された帆布の接合方法において、接合する両
方の端部を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、その後
溶融状態にある接合部を上下から押圧することによって
接合部を平坦化とすることを特徴とする。
【0010】熱融着による突合せ接合した後に、接合部
が溶融状態である間に上下から押圧することによって接
合部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって
端部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部
を得ることができる。
が溶融状態である間に上下から押圧することによって接
合部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって
端部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部
を得ることができる。
【0011】請求項2では、熱可塑性樹脂からなる繊維
で形成された帆布の接合装置において、接合する両方の
端部を挟持する第1グリップおよび第2グリップと、端
部を加熱溶融するヒータと、接合部を上下から押圧する
押圧成形部材とからなり、第1グリップと第2グリップ
は帆布の端部を挟持した状態で端部をヒータに接触させ
る加熱位置と、加熱することによって溶融した端部を突
合せする接合位置と、押圧成形部材によって挟み込む押
圧位置との間を移動できるようなしたことを特徴とす
る。
で形成された帆布の接合装置において、接合する両方の
端部を挟持する第1グリップおよび第2グリップと、端
部を加熱溶融するヒータと、接合部を上下から押圧する
押圧成形部材とからなり、第1グリップと第2グリップ
は帆布の端部を挟持した状態で端部をヒータに接触させ
る加熱位置と、加熱することによって溶融した端部を突
合せする接合位置と、押圧成形部材によって挟み込む押
圧位置との間を移動できるようなしたことを特徴とす
る。
【0012】このような装置を用いることによって、帆
布の端部の接合を熱融着により突合せで行うことができ
るとともに接合部を上下から押圧することによって段差
や凹凸がなく接合強度の高い接合を簡単で効率的に行う
ことができるものである。
布の端部の接合を熱融着により突合せで行うことができ
るとともに接合部を上下から押圧することによって段差
や凹凸がなく接合強度の高い接合を簡単で効率的に行う
ことができるものである。
【0013】請求項3では、ヒータはフッ素樹脂にて表
面を被覆している請求項1記載の帆布の接合装置であ
り、帆布の端部を加熱して溶融させた後に帆布がヒータ
に付着してしまいヒータから離す際に端部の形状が乱れ
るといったことを防止することができ、接合部の形状を
より良好なものに仕上げることができる。
面を被覆している請求項1記載の帆布の接合装置であ
り、帆布の端部を加熱して溶融させた後に帆布がヒータ
に付着してしまいヒータから離す際に端部の形状が乱れ
るといったことを防止することができ、接合部の形状を
より良好なものに仕上げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の帆布の接合装置に
よって本発明の帆布の接合方法にて帆布を接合しようと
している工程の中で帆布の端部を加熱して溶融させてい
るところの側面図であり、図2は溶融された帆布の端部
同士を突合せにて融着接合したところの側面図であり、
図3は融着した端部を上下から押圧しているところの側
面図である。
よって本発明の帆布の接合方法にて帆布を接合しようと
している工程の中で帆布の端部を加熱して溶融させてい
るところの側面図であり、図2は溶融された帆布の端部
同士を突合せにて融着接合したところの側面図であり、
図3は融着した端部を上下から押圧しているところの側
面図である。
【0015】本発明の帆布の接合装置1は、接合しよう
とする帆布2の二つの端部3、4を挟持する第1グリッ
プ5および第2グリップ6を有するとともに、前記第1
および第2グリップ5、6によって挟持された端部3、
4の先端を加熱溶融するヒータ7と、溶融した端部同士
を突合せることによって形成された接合部8を上下から
押圧する押圧成形部材9、10とからなっている。
とする帆布2の二つの端部3、4を挟持する第1グリッ
プ5および第2グリップ6を有するとともに、前記第1
および第2グリップ5、6によって挟持された端部3、
4の先端を加熱溶融するヒータ7と、溶融した端部同士
を突合せることによって形成された接合部8を上下から
押圧する押圧成形部材9、10とからなっている。
【0016】そして、第1グリップ5と第2グリップ6
は帆布の端部3、4を挟持した状態で端部3、4で挟む
ようにしてヒータ7に接触させる加熱位置(図1)と、
加熱することによって溶融した端部3、4を突合せ接合
して接合部8を形成する接合位置(図2)と、押圧成形
部材9、10によって挟み込む押圧位置(図3)との間
を移動できるようなっている。
は帆布の端部3、4を挟持した状態で端部3、4で挟む
ようにしてヒータ7に接触させる加熱位置(図1)と、
加熱することによって溶融した端部3、4を突合せ接合
して接合部8を形成する接合位置(図2)と、押圧成形
部材9、10によって挟み込む押圧位置(図3)との間
を移動できるようなっている。
【0017】ここで用いられる帆布2の例としては、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリアミドとアラミドの混紡
などの熱可塑性樹脂からなっており、加熱することによ
って溶融し融着することが可能な材料を用いる必要があ
る。織り方としては例えば平織り、綾織、朱子織り、乱
れ綾織りなどの帆布が挙げられるが用途に合わせて適当
な織り方を選定すればよく特に本発明において限定され
るものではない。
リエステル、ポリアミド、ポリアミドとアラミドの混紡
などの熱可塑性樹脂からなっており、加熱することによ
って溶融し融着することが可能な材料を用いる必要があ
る。織り方としては例えば平織り、綾織、朱子織り、乱
れ綾織りなどの帆布が挙げられるが用途に合わせて適当
な織り方を選定すればよく特に本発明において限定され
るものではない。
【0018】第1グリップ5および第2グリップは帆布
2を挟持して加熱位置、接合位置や押圧位置などの所定
の場所へ誘導するためのものであり、帆布を挟持固定す
る機能と移動する機能を備えている。
2を挟持して加熱位置、接合位置や押圧位置などの所定
の場所へ誘導するためのものであり、帆布を挟持固定す
る機能と移動する機能を備えている。
【0019】帆布2の端部3、4はヒータ7にて320
〜380℃程度で2〜10秒間加熱し溶融することによ
って端部同士を突合せにて接合するのに十分なだけ溶融
することができる。また、ヒータ7の表面はフッ素樹脂
11を被覆することが好ましい。フッ素樹脂11を被覆
することによって帆布2の端部3、4が溶融後にヒータ
7から容易に剥離することができる。もし、溶融後にヒ
ータ7に付着してしまい剥離するのが困難な状態となる
と、剥離しても端部3、4の形状が乱れてしまい突合せ
接合する際に接合部の形状が乱れてしまうといった問題
が発生することがある。端部がジグザグになって接合部
の形状が乱れると接合部を押圧してもきれいな段差がな
く面一といえる接合部になりにくくなる。よってヒータ
7にフッ素樹脂を被覆して帆布の端部2が溶融後にヒー
タ7からスムーズに剥離できるようにしておくことで接
合部の形状も整い、より段差の少ない接合部が得られる
とともに接合強度にも優れたものが得られる。
〜380℃程度で2〜10秒間加熱し溶融することによ
って端部同士を突合せにて接合するのに十分なだけ溶融
することができる。また、ヒータ7の表面はフッ素樹脂
11を被覆することが好ましい。フッ素樹脂11を被覆
することによって帆布2の端部3、4が溶融後にヒータ
7から容易に剥離することができる。もし、溶融後にヒ
ータ7に付着してしまい剥離するのが困難な状態となる
と、剥離しても端部3、4の形状が乱れてしまい突合せ
接合する際に接合部の形状が乱れてしまうといった問題
が発生することがある。端部がジグザグになって接合部
の形状が乱れると接合部を押圧してもきれいな段差がな
く面一といえる接合部になりにくくなる。よってヒータ
7にフッ素樹脂を被覆して帆布の端部2が溶融後にヒー
タ7からスムーズに剥離できるようにしておくことで接
合部の形状も整い、より段差の少ない接合部が得られる
とともに接合強度にも優れたものが得られる。
【0020】押圧成形部材9、10は図に示すものでは
下側の押圧成形部材10はヒータ7上に断熱材12を介
して取り付けられており固定されている。一方上側の押
圧成形部材9は上下動可能になっており、接合部を下側
の押圧成形部材10の上に配置した状態で上側の押圧成
形部材9を下降させて両者の間で挟み込み接合部に圧力
を与える。
下側の押圧成形部材10はヒータ7上に断熱材12を介
して取り付けられており固定されている。一方上側の押
圧成形部材9は上下動可能になっており、接合部を下側
の押圧成形部材10の上に配置した状態で上側の押圧成
形部材9を下降させて両者の間で挟み込み接合部に圧力
を与える。
【0021】接合部に与える圧力は押圧力が不足して帆
布の接合部に段差が残り面一の接合部を得ることができ
ないほど小さすぎず、帆布が押しつぶされたような状態
となって逆の段差が発生したり接合部の強度が低くなっ
たりするほど大きすぎないよう適当な範囲とする。
布の接合部に段差が残り面一の接合部を得ることができ
ないほど小さすぎず、帆布が押しつぶされたような状態
となって逆の段差が発生したり接合部の強度が低くなっ
たりするほど大きすぎないよう適当な範囲とする。
【0022】このように溶融した端部同士を突合せ接合
し更に適度な圧力で押圧力をかけることによって接合部
の表面にフィルム上の膜を形成し、接合部の表面をより
滑らかな面一の面とすることができる。
し更に適度な圧力で押圧力をかけることによって接合部
の表面にフィルム上の膜を形成し、接合部の表面をより
滑らかな面一の面とすることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1では熱可塑性樹脂から
なる繊維で形成された帆布の接合方法において、接合す
る両方の端部を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、そ
の後溶融状態にある接合部を上下から押圧することによ
って接合部を平坦化とすることを特徴とする。
なる繊維で形成された帆布の接合方法において、接合す
る両方の端部を加熱溶融した状態にて突合せ接合し、そ
の後溶融状態にある接合部を上下から押圧することによ
って接合部を平坦化とすることを特徴とする。
【0024】熱融着による突合せ接合した後に、接合部
が溶融状態である間に上下から押圧することによって接
合部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって
端部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部
を得ることができる。
が溶融状態である間に上下から押圧することによって接
合部は平坦になり段差がなく、溶融した樹脂が拡がって
端部表面を覆い接合強度が高く屈曲性にも優れた接合部
を得ることができる。
【0025】請求項2では、熱可塑性樹脂からなる繊維
で形成された帆布の接合装置において、接合する両方の
端部を挟持する第1グリップおよび第2グリップと、端
部を加熱溶融するヒータと、接合部を上下から押圧する
押圧成形部材とからなり、第1グリップと第2グリップ
は帆布の端部を挟持した状態で端部をヒータに接触させ
る加熱位置と、加熱することによって溶融した端部を突
合せする接合位置と、押圧成形部材によって挟み込む押
圧位置との間を移動できるようなしたことを特徴とす
る。
で形成された帆布の接合装置において、接合する両方の
端部を挟持する第1グリップおよび第2グリップと、端
部を加熱溶融するヒータと、接合部を上下から押圧する
押圧成形部材とからなり、第1グリップと第2グリップ
は帆布の端部を挟持した状態で端部をヒータに接触させ
る加熱位置と、加熱することによって溶融した端部を突
合せする接合位置と、押圧成形部材によって挟み込む押
圧位置との間を移動できるようなしたことを特徴とす
る。
【0026】このような装置を用いることによって、帆
布の端部の接合を熱融着により突合せで行うことができ
るとともに接合部を上下から押圧することによって段差
や凹凸がなく接合強度の高い接合を簡単で効率的に行う
ことができるものである。
布の端部の接合を熱融着により突合せで行うことができ
るとともに接合部を上下から押圧することによって段差
や凹凸がなく接合強度の高い接合を簡単で効率的に行う
ことができるものである。
【0027】請求項3では、ヒータはフッ素樹脂にて表
面を被覆している請求項1記載の帆布の接合装置であ
り、帆布の端部を加熱して溶融させた後に帆布がヒータ
に付着してしまいヒータから離す際に端部の形状が乱れ
るといったことを防止することができ、接合部の形状を
より良好なものに仕上げることができる。
面を被覆している請求項1記載の帆布の接合装置であ
り、帆布の端部を加熱して溶融させた後に帆布がヒータ
に付着してしまいヒータから離す際に端部の形状が乱れ
るといったことを防止することができ、接合部の形状を
より良好なものに仕上げることができる。
【図1】本発明の帆布の接合装置によって帆布の端部を
加熱して溶融させているところの側面図である。
加熱して溶融させているところの側面図である。
【図2】溶融された帆布の端部同士を突合せにて融着接
合したところの側面図である。
合したところの側面図である。
【図3】融着した端部を上下から押圧しているところの
側面図である。
側面図である。
1 接合装置
2 帆布
3 端部
4 端部
5 第1グリップ
6 第2グリップ
7 ヒータ
8 接合部
9 押圧成形部材
10 押圧成形部材
11 フッ素樹脂
12 断熱材
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる繊維で形成された
帆布の接合方法において、接合する両方の端部を加熱溶
融した状態にて突合せ接合し、その後溶融状態にある接
合部を上下から押圧することによって接合部を偏平化す
ることを特徴とする帆布の接合方法。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂からなる繊維で形成された
帆布の接合装置において、接合する両方の端部を挟持す
る第1グリップおよび第2グリップと、端部を加熱溶融
するヒータと、接合部を上下から押圧する押圧成形部材
とからなり、第1グリップと第2グリップは帆布の端部
を挟持した状態で端部をヒータに接触させる加熱位置
と、加熱することによって溶融した端部を突合せする接
合位置と、押圧成形部材によって挟み込む押圧位置との
間を移動できるようなしたことを特徴とする帆布の接合
装置。 - 【請求項3】 ヒータはフッ素樹脂にて表面を被覆して
いる請求項1記載の帆布の接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262622A JP2003073969A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 帆布の接合方法および接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262622A JP2003073969A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 帆布の接合方法および接合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003073969A true JP2003073969A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19089489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262622A Pending JP2003073969A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 帆布の接合方法および接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003073969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101386036B1 (ko) | 2013-07-25 | 2014-04-16 | (주) 케이디엠 | 조립식 물탱크용 단위패널의 합성수지 시트 융착장치 |
KR101978724B1 (ko) * | 2018-08-10 | 2019-05-15 | 유충한 | 타포린 원단 접합 장치 |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001262622A patent/JP2003073969A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101386036B1 (ko) | 2013-07-25 | 2014-04-16 | (주) 케이디엠 | 조립식 물탱크용 단위패널의 합성수지 시트 융착장치 |
KR101978724B1 (ko) * | 2018-08-10 | 2019-05-15 | 유충한 | 타포린 원단 접합 장치 |
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