JP2003073013A - 紙揃え装置 - Google Patents

紙揃え装置

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JP2003073013A
JP2003073013A JP2001263503A JP2001263503A JP2003073013A JP 2003073013 A JP2003073013 A JP 2003073013A JP 2001263503 A JP2001263503 A JP 2001263503A JP 2001263503 A JP2001263503 A JP 2001263503A JP 2003073013 A JP2003073013 A JP 2003073013A
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Shiro Sato
司郎 佐藤
Koji Azuma
浩司 東
Ryuta Watanabe
竜太 渡邉
Toshihiro Abe
稔弘 阿部
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な用紙搬送手段がいっさい不要であると
共に、紙揃え部分と用紙収容部とを上下方向に配置で
き、装置のコンパクト化になる。 【解決手段】 排出される用紙3の落下位置で、且つ、
用紙排出方向Tの直交方向Sの左右位置に配置され、排
出される用紙3の下面を受けて用紙3を保持する紙受け
位置と、この紙受け位置で保持した用紙3を互いの間隔
を狭くする方向に移動して左右方向の紙揃えをする左右
紙揃え位置と、この左右紙揃え位置で位置決めした用紙
3を紙受け位置より互いの間隔を広くする方向に移動し
て落下させる紙落下位置との間で変移自在に設けられた
左右一対のガイドウイング13A,13Bと、この一対
のガイドウイング13A,13Bで保持された用紙3の
前後方向の紙揃えをする前端面フェンス26と後端揃え
部材27と、一対のガイドウイング13A,13Bの下
方に設けられた用紙収容部37とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば丁合装置の
排紙台の位置に設けられ、重畳状態で排出される複数の
用紙を紙揃えする紙揃え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙揃え装置は例えば丁合装置に
適用され、図28にその従来例が示されている。図28
に示すように、丁合装置100とこの下方に配置された
紙揃え装置101とが組み合わされている。丁合装置1
00は、その上下方向に配列された複数の給紙台102
a〜102jを有し、この各給紙台102a〜102j
に多数積層された用紙103を所定タイミングで1枚ず
つ給紙する給紙部102と、この給紙部102より給紙
された複数の用紙103を上下方向に搬送しつつ丁合し
て丁合物とする丁合搬送部104と、この丁合搬送部1
04で搬送された丁合物を内部排出側と下方の外部排出
側とに選択的に排出できる排紙部105と、この排紙部
105で内部排出側より排出された用紙103を載置す
る排紙台106とを備えている。
【0003】紙揃え装置101は、排紙部105で外部
排出側より排出された用紙103を搬送する図示しない
用紙搬送手段と、この搬送途中位置で複数の用紙103
の左右方向及び前後方向を紙揃えする図示しない紙揃え
手段と、この紙揃え手段で紙揃えされた複数の用紙10
3を針止めする図示しないステープラと、針止めされた
複数の用紙103が用紙搬送手段で更に搬送される最下
流位置に配置された用紙収容部107とを備えている。
【0004】上記構成において、給紙台102a〜10
2j上の各用紙103は上段から所定間隔の遅れをもっ
て順次丁合搬送部104に給紙され、この給紙された各
種の用紙103は、丁合搬送部104において搬送され
つつ重ねられて丁合され、内部排出側の経路を介して排
紙台106に、或いは、外部排出側の経路を介して紙揃
え装置101に排出される。この紙揃え装置101に搬
送された用紙103は、用紙搬送手段で紙揃え位置まで
搬送され、ここで紙揃え手段によって紙揃えされた後に
ステープラで針止めされる。針止めされた用紙103は
用紙搬送手段で再び下流に搬送されて用紙収容部107
に収容される。以上より、紙揃えされ、且つ、針止めさ
れた用紙(丁合物)103が自動的に得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の紙揃え装置101では、複数の用紙103の紙揃え
を行う紙揃え手段と、丁合装置100より排出された用
紙103を紙揃え位置に搬送すると共に紙揃え位置から
更に下流の排出位置まで搬送する用紙搬送手段が必要で
ある。また、用紙搬送手段の搬送途中位置に紙揃え手段
を配置し、且つ、用紙搬送手段の最下流位置に用紙収容
部107に配置しなければならないため、紙揃え装置1
01が大型化するという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、複雑な用紙搬送手段がいっさ
い不要であると共に、紙揃え部分と用紙収容部を上下方
向に配置でき、装置をコンパクト化できる紙揃え装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排出
される用紙の落下位置で、且つ、用紙排出方向の直交方
向の左右位置に配置され、排出される用紙の下面を受け
て該用紙を保持する紙受け位置と、この紙受け位置で保
持した前記用紙を互いの間隔を狭くする方向に移動して
左右方向の紙揃えをする左右紙揃え位置と、この左右紙
揃え位置で位置決めした前記用紙を落下させる紙落下位
置との間で変移自在に設けられた左右一対のガイドウイ
ングと、この一対のガイドウイングで保持された前記用
紙の前後方向の紙揃えをする前後紙揃え手段と、前記一
対のガイドウイングの下方に設けられた用紙収容部とを
備えたことを特徴とする。
【0008】この紙揃え装置では、一対のガイドウイン
グが用紙の左右方向の紙揃えを行うと共に、紙揃えした
用紙を落下させることで用紙が用紙収容部に搬送され
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記前後紙揃え手段は、排出される前記
用紙の前端面を規制する前端面フェンスと、前記一対の
ガイドウイングに保持された前記用紙の後端面を前方に
押圧する前後紙揃え位置と、前記一対のガイドウイング
に保持された前記用紙の後端面より離間した待機位置と
の間で変移自在に設けられた後端揃え部材とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、一対のガイドウイングに向かって排出される
用紙が前端面フェンスに規制されることで前方に行き過
ぎることが防止され、且つ、後端揃え部材を待機位置か
ら前後紙揃え位置に移動するだけで前後方向の紙揃えが
できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記一対のガイドウイングに保持された
前記用紙を針止めするステープラを設けたことを特徴と
する。
【0012】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、左右及び前後方向に紙揃えされた用紙に針止
めできる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記各ガイドウイングの左右紙揃え位置
と紙落下位置との間の移動は、回転移動であり、且つ、
左右紙揃え位置から紙落下位置への回転方向が用紙排出
方向と反対方向への移動を伴う方向であることを特徴と
する。
【0014】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、用紙排出方向の前端側にステープラなどが配
置される場合にあって、用紙がステープラ等より離間す
る方向に移動しながら落下することになる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記一対のガイドウイングの左右紙揃え
位置から紙落下位置への移動速度は、他の移動時に比べ
て高速としたことを特徴とする。
【0016】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、一対のガイドウイングが用紙の下面より一瞬
で退出する。
【0017】請求項6の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記一対のガイドウイングの左右紙揃え
位置から紙落下位置への移動開始タイミングは、左右で
シフトしたことを特徴とする。
【0018】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、用紙が落下するに際して常に所定方向の傾斜
姿勢で落下する。
【0019】請求項7の発明は、請求項1記載の紙揃え
装置であって、前記一対のガイドウイングの左右紙揃え
位置から紙落下位置への移動は、互いに間隔を広げる方
向であることを特徴とする。
【0020】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、用紙収容部内にはガイドウイングのすぐ下ま
で用紙を積載可能である。また、紙受け位置と左右紙揃
え位置と紙落下位置とが同じ平面上の位置となるため、
ガイドウイングの駆動機構をシンプルな構成にできる。
【0021】請求項8の発明は、請求項2記載の紙揃え
装置であって、前記前端面フェンスは、前記用紙の前端
面を規制する規制位置と前記用紙収容部内を解放する解
放位置との間で移動自在に設けられたことを特徴とす
る。
【0022】この紙揃え装置では、請求項2の発明の作
用に加え、用紙収容部の前方スペースが解放される。
【0023】請求項9の発明は、請求項8記載の紙揃え
装置であって、前記前端面フェンスが解放位置に位置さ
れると、前記一対のガイドウイングを紙落下位置に移動
させるようにしたことを特徴とする。
【0024】この紙揃え装置では、請求項8の発明の作
用に加え、用紙収容部の上方スペースも解放される。
【0025】請求項10の発明は、請求項1記載の紙揃
え装置であって、前記一対のガイドウイングの少なくと
も一方は、当該ガイドウイングの移動に連動する延長ウ
イングを有し、この延長ウイングは、当該ガイドウイン
グの紙落下位置では当該ガイドウイングに重ね合って配
置され、当該ガイドウイングの紙受け位置では当該ガイ
ドウイングより他方のガイドウイング側に突出して配置
されることを特徴とする。
【0026】この紙揃え装置では、請求項1の発明の作
用に加え、紙受け位置で広い用紙受け面積を持つことが
でき、紙落下位置で狭い面積内で配置できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】図1〜図26は本発明の一実施形態を示
し、この実施形態では紙揃え装置を丁合装置の排紙台の
位置に設けた場合が示されている。図1は丁合装置とこ
の排紙台の位置に設けられた紙揃え装置の斜視図、図2
は図1の要部の拡大斜視図、図3は左右のガイドウイン
グが紙受け位置である紙揃え装置の斜視図、図4は左右
のガイドウイングが左右紙揃え位置である紙揃え装置の
斜視図、図5は後端揃え部材が前後紙揃え位置である紙
揃え装置の斜視図、図6は左右のガイドウイングが紙落
下位置、後端揃え部材が第1落下規制位置である紙揃え
装置の斜視図、図7はガイドウイングの斜視図、図8
(a)はウイング揺動機構を説明する概念図、図8
(b)はウイング揺動機構の側面図である。
【0029】図1に示すように、丁合装置1は、その上
下方向に配列された複数の給紙台2a〜2fを有し、こ
の各給紙台2a〜2fに多数積層された用紙3を所定タ
イミングで1枚ずつ給紙する給紙部2と、この給紙部2
より給紙された複数の用紙3を上下方向に搬送しつつ丁
合して丁合物とする丁合搬送部4と、この丁合搬送部4
で搬送された丁合物を排出する排紙部5と、この排紙部
5より排出された用紙(丁合物)3を載置する排紙台6
とを備えている。排紙部5には用紙(丁合物)3の排紙
を検知する図示しない排紙センサが設けられており、こ
の排紙センサの検知出力は紙揃え装置10側の図示しな
い制御部にも供給されている。排紙台6には図示しない
左右一対のサイドフェンスと前端フェンス7とが設けら
れ、該左右一対のサイドフェンスが傾倒された状態で排
紙台6上に紙揃え装置10が装着されている。
【0030】図3〜図6に示すように、紙揃え装置10
は、排紙台6上に載置されたベースプレート11と、こ
のベースプレート11の左右位置に平行に立設され、用
紙排出方向Tに沿って配置された左右の固定フェンス1
2とを有する。
【0031】また、排紙部5より排出される用紙3の落
下位置で、且つ、用紙排出方向Tの直交方向Sの左右位
置である左右の固定フェンス12上には、左右一対のガ
イドウイング13A,13Bが配置されている。この一
対のガイドウイング13A,13Bは、水平方向に配置
された紙受け部13aと、この紙受け部13aの外側の
側端より立設された紙揃え突起部13bとから成り、排
出される用紙3の下面を受けて用紙3を保持する紙受け
位置(図3の位置)と、この紙受け位置で保持した用紙
3を互いの間隔を狭くする方向に移動して左右方向の紙
揃えをする左右紙揃え位置(図4の位置)と、この左右
紙揃え位置で位置決めした用紙3を紙受け位置より互い
の間隔を広くする方向に移動して落下させる紙落下位置
(図6の位置)との間で一対のウイング揺動機構14,
14によって変移される。この実施形態では、右のガイ
ドウイング13Aにあっては、紙受け位置と左右紙揃え
位置とが同じ位置とされている。また、一対のガイドウ
イング13A,13Bの左右紙揃え位置等の各位置は、
用紙3の横サイズによって適宜調整される。
【0032】図7及び図8に示すように、各ウイング揺
動機構14は、図示しない制御部によって駆動制御され
るウイングモータ15と、このウイングモータ15の回
転軸15aに固定されたカム板16と、このカム板16
のカムピン17に係合された揺動リンク部材18と、こ
の揺動リンク部材18の一端が固定され、固定フェンス
12に回転自在に支持された第1支軸19と、この第1
支軸19に間隔を置いて固定フェンス12に支持された
第2支軸20と、第1支軸19と第2支軸20との各プ
ーリ19a,20a間に掛けられたタイミングベルト2
1と、第1支軸19と第2支軸20の各上端に一端側が
固定され、他端側がガイドウイング13A,13Bに支
持ピン22を介して回転自在に支持された一対のアーム
部材23,23とから構成されている。カム板16の回
転中心に対して偏芯した位置にカムピン17が設けられ
ている。
【0033】左右の各ウイングモータ15が回転する
と、カム板16のカムピン17の回転軌跡に沿って揺動
リンク部材18が揺動し、この揺動リンク部材18の揺
動によって一対のアーム部材23,23が同じく揺動
し、これによってガイドウイング13A,13Bが変移
される。後述するステープラ35に近い側のガイドウイ
ング(以下、右のガイドウイング)13Aは、図示しな
い位置検知手段からの位置情報によって図3及び図4の
紙受け位置(左右紙揃え位置を兼用)と図6の紙落下位
置との2ポジションで停止制御可能に構成されている。
また、ステープラ35に遠い側のガイドウイング(以
下、左のガイドウイング)13Bは、図示しない位置検
知手段からの位置情報によって図4の左右紙揃え位置と
図3の紙受け位置と図6の紙落下位置との3ポジション
で停止制御可能に構成されている。この実施形態では、
上述したように、右のガイドウイング13Aの紙受け位
置と左右紙揃え位置とが同じ位置であるため、右のガイ
ドウイング13Aについては停止位置が2ポジションで
足りる。
【0034】また、各ガイドウイング13A,13Bの
紙落下位置から紙受け位置(または紙受け位置から左右
紙揃え位置)へのウイング飛び出し移動は、図8(a)
の飛び出し区間に対応し、各ガイドウイング13A,1
3Bの紙受け位置から紙落下位置(または左右紙揃え位
置から紙落下位置)へのウイング戻り移動は、図8
(a)のウイング戻り区間に対応するように構成されて
いる。ウイング飛び出し区間の回転角度θ1に対してウ
イング戻り区間の回転角度θ2が小さくなるため、ウイ
ングモータ15が等速回転のモータであるが、ウイング
飛び出し移動が低速で、ウイング戻り移動が高速とな
る。つまり、早戻り機構となっている。
【0035】また、各ガイドウイング13A,13Bの
左右紙揃え位置と紙落下位置との間の移動は、上述した
ように回転移動であり、且つ、左右紙揃え位置から紙落
下位置への回転方向が用紙排出方向Tと反対方向への移
動を伴う方向Mとされている。
【0036】また、一対のガイドウイング13A,13
Bの左右紙揃え位置から紙落下位置への移動開始タイミ
ングは、左右で若干シフトするように設定されている。
つまり、一方が他方に対して遅れて移動開始される。
尚、この移動開始タイミングのずれは、図10のタイミ
ングチャートには明示されていない。
【0037】図3〜図6に示すように、前後紙揃え手段
25は、排紙部5より排出される用紙3の前端面を規制
する前端面フェンス26と、用紙3の後端面を規制する
後端揃え部材27とから構成されている。前端面フェン
ス26は、一方の固定フェンス12に回転自在に支持さ
れ、用紙排出方向Tの直交方向Sに沿って配置される規
制位置と後述する用紙収容部37内を解放する解放位置
との間で変移される。前端面フェンス26は、規制位置
にマグネット力を利用したフェンスロック部材28でロ
ックされ、また、規制位置から解放位置への変移が図示
しないカバーオープンスイッチによって検知されるよう
になっている。
【0038】後端揃え部材27は、一対のガイドウイン
グ13A,13Bに保持された用紙3の後端面を前方に
押圧する前後紙揃え位置(図5の位置)と、一対のガイ
ドウイング13A,13Bに保持された用紙3の後端面
より離間した待機位置(図3及び図4の位置)と、前後
紙揃え位置と待機位置との間で用紙3の前後方向の落下
位置を規制する第1落下規制位置(図6の位置)と、同
じく若干位置が異なるが用紙3の前後方向の落下位置を
規制する第2落下規制位置との各位置に後端揃え部材揺
動機構29によって変移される。
【0039】後端揃え部材揺動機構29は、図示しない
制御部によって駆動制御される後端揃えモータ30と、
この後端揃えモータ30の回転力が伝達され、ブラケッ
ト31に回転自在に支持された支軸32と、この支軸3
2に一端側が固定され、他端側に後端揃え部材27が立
設された揺動アーム部材33とから構成されている。
【0040】後端揃えモータ30が回転すると、支軸3
2の回転で揺動アーム部材33が揺動し、この揺動アー
ム部材33の揺動によって後端揃え部材27が変移する
ようになっている。そして、図示しない位置検知手段か
らの位置情報によって図3及び図4の待機位置と図5の
前後紙揃え位置と図6の第1落下規制位置と第2落下規
制位置との4ポジションで停止制御可能に構成されてい
る。また、後端揃え部材27の前後紙揃え位置等の各位
置は、用紙3の縦サイズによって適宜調整される。
【0041】ステープラ35は、右側の固定フェンス1
2に一体的に固定され、紙揃え位置に位置する用紙3の
前方右端部分に針36を打つように設定されている。ス
テープラ35は図示しない制御部によって駆動制御され
る。
【0042】用紙収容部37は、一対のガイドウイング
13A,13Bの下方位置、つまり、ベースプレート1
1と一対の固定フェンス12,12とに囲まれたスペー
スにて構成されている。
【0043】次に、丁合装置1及び紙揃え装置10の動
作を説明する。図9は紙揃え動作のフローチャート、図
10はタイミングチャートであり、図11〜図22は一
対のガイドウイング13A,13B及び後端揃え部材2
7の一連動作を示す概略平面図である。
【0044】丁合装置1及び紙揃え装置10が電源オン
されると、図3に示すように、一対のガイドウイング1
3A,13Bが紙受け位置、後端揃え部材27が待機位
置に位置される。そして、丁合装置1が駆動開始され、
給紙台2a〜2f上の各用紙3は上段から所定間隔の遅
れをもって順次丁合搬送部4に給紙され、この給紙され
た各種の用紙3は、丁合搬送部4において搬送されつつ
重ねられて丁合され、図11に示すように、排紙部5を
介して紙揃え装置10に排出される。
【0045】紙揃え装置10に排出された複数の重畳さ
れた用紙3は、図12に示すように、一対のガイドウイ
ング13A,13B上に落下し、ここに載置される。こ
の用紙3の排紙は、図示しない排紙センサが検知し(ス
テップS1)、この用紙排出有りの出力より所定時間経
過後に、図12にて矢印で示すように、左ガイドウイン
グ13Bが紙受け位置から左右紙揃え位置に移動される
(ステップS2,S3、図4参照)。この左ガイドウイ
ング13Bの移動により、図13に示すように、複数の
重畳された用紙3を右ガイドウイング13Aに押圧する
外力F1が作用し、用紙3の両側面が一対のガイドウイ
ング13A,13Bの紙揃え突起部13b間に挟持され
ることによって左右方向に紙揃えされる。
【0046】次に、図14にて矢印で示すように、後端
揃え部材27が待機位置から前後紙揃え位置に移動され
る(ステップS4,S5、図5参照)。この後端揃え部
材27の移動により、図15に示すように、複数の重畳
された用紙3を前端面フェンス26に押圧する外力F2
が作用し、用紙3が前端面フェンス26と後端揃え部材
27との間に挟持されることによって前後方向に紙揃え
される。
【0047】次に、ステープラ35が駆動され、紙揃え
された複数の用紙3に針36が打たれる(ステップS
6)。針打ちが終わると、図16に示すように、後端揃
え部材27が前後紙揃え位置から退避するが、用紙3が
丁合装置1から排出された奇数番目のものであれば、図
17(a)に示すように、後端揃え部材27が第1落下
規制位置まで移動する(ステップS7,S8、図6参
照)。また、用紙3が丁合装置1から排出された偶数番
目のものであれば、図17(b)に示すように、後端揃
え部材27が第2落下規制位置まで移動する(ステップ
S7,S9)。
【0048】次に、図18にて矢印で示すように、一対
のガイドウイング13A,13Bが紙揃え位置から紙落
下位置まで移動する(ステップS10)。すると、一対
のガイドウイング13A,13B上の用紙3が下方に落
下し、用紙収容部37に載置される。この用紙3の落下
動作に際し、一対のガイドウイング13A,13Bの回
転移動により、図19(a),図19(b)に示すよう
に、用紙3を用紙排出方向Tの逆方向に押圧する外力F
3が作用するため、用紙3が用紙排出方向Tの逆方向に
飛びながら落下する。用紙排出方向Tの逆方向に飛びな
がら落下する用紙3は、後端揃え部材27に衝突して落
下するため、図20(a)に示すように、奇数番目の用
紙3が第1落下規制位置に、図20(b)に示すよう
に、偶数番目の用紙3が第2落下規制位置に載置され
る。
【0049】次に、図21にて矢印で示すように、一対
のガイドウイング13A,13Bが共に紙落下位置から
紙受け位置に、後端揃え部材27が第1又は第2落下規
制位置から待機位置にそれぞれ移動され(ステップS1
1,図22参照)、丁合装置1からの次の用紙3の排出
を待つ。そして、丁合装置1から用紙3が排出される
と、上述した紙揃え動作を繰り返す。
【0050】図23(b),図24(b)に示すよう
に、用紙収容部37には、針止めされた用紙3が1部ず
つ交互に若干前後方向にシフトした状態で載置される。
【0051】また、後端揃え部材27を用紙3の奇数・
偶数に関わらず常に第1落下規制位置と第2落下規制位
置とのいずれかに移動して用紙3を落下させても良い。
このようにした場合、用紙収容部37には、図23
(a),図24(a)に示すように、針止めされた用紙
3が前後方向にシフトしない同じ位置で載置される。こ
こで、図23(a),図24(a)のように用紙3が同
じ位置に載置される場合に比べて図23(b),図24
(b)のように用紙3がシフト位置に載置される場合の
方が針36の位置が重ならないため、積載された用紙3
の高さを低く(H1>H2)でき、用紙収容部37に多
部数の用紙3を収容できる。
【0052】尚、図23(b),図24(b)のよう
に、用紙3を1部ずつ交互にシフトするのではなく、所
定部数毎に交互にシフトして載置するようにしても良
い。
【0053】次に、用紙収容部37から積載された用紙
3を取り出す動作を説明する。図25は用紙取り出し動
作のタイミングチャート、図26(a)〜(c)は一対
のガイドウイング13A,1B及び後端揃え部材27の
一連動作を示す概略平面図である。
【0054】図26(a)に示すように、前端面フェン
ス26は規制位置に位置されている。この状態にあっ
て、操作者が、図26(b)に示すように、前端面フェ
ンス26を規制位置から解放位置に移動すると、図示し
ないカバーオープンスイッチがこれを検知して左右のウ
イングモータ15が駆動して一対のガイドウイング13
A,13Bが紙受け位置から紙落下位置に共に移動され
る。操作者が用紙収容部37の前面側及び上面側の解放
部分を利用して内部の積載された用紙3を取り出す。そ
して、操作者が、図26(c)に示すように、前端面フ
ェンス26を解放位置から規制位置に移動すると、カバ
ーオープンスイッチがこれを検知して左右のウイングモ
ータ15が駆動して一対のガイドウイング13A,13
Bが紙落下位置から紙受け位置に共に移動され、これで
完了する。
【0055】以上、この紙揃え装置10では、一対のガ
イドウイング13A,13Bが用紙3の左右方向の紙揃
えを行うと共に紙揃えした用紙3を落下させることで用
紙3が用紙収容部37に搬送される。従って、複雑な用
紙搬送手段がいっさい不要であると共に、紙揃え部分と
用紙収容部37とを上下方向に配置でき、装置のコンパ
クト化になる。
【0056】また、前記実施形態では、前後紙揃え手段
25は、排出される用紙3の前端面を規制する前端面フ
ェンス26と、一対のガイドウイング13A,13Bに
保持された用紙3の後端面を前方に押圧する前後紙揃え
位置と、一対のガイドウイング13A,13Bに保持さ
れた用紙3の後端面より離間した待機位置との間で変移
自在に設けられた後端揃え部材27とから構成したの
で、一対のガイドウイング13A,13Bに向かって排
出される用紙3が前端面フェンス26に規制されること
で前方に行き過ぎることが防止され、且つ、後端揃え部
材27を待機位置から前後紙揃え位置に移動するだけで
前後方向の紙揃えができるため、後端揃え部材27のみ
を移動制御すれば良く、駆動制御の容易化、部品点数の
削減、スペースの削減等の利点がある。尚、前後紙揃え
手段を共に移動自在である前端揃え部材及び後端揃え部
材にて構成しても良いことは勿論である。
【0057】さらに、前記実施形態では、一対のガイド
ウイング13A,13Bに保持された用紙3を針止めす
るステープラ35を設けたので、左右及び前後方向に紙
揃えされた用紙3に針止めできるため、紙揃えされた状
態で針止めされた用紙3を自動的に得ることができる。
尚、前記実施形態では、ステープラ35を設けたが、重
畳された用紙3の所定位置に穴を空けるパンチング機器
や、重畳された用紙3をクリップ止めするクリッピング
機器などの用紙加工処理機器を設けても良い。また、紙
揃えした用紙3にステープラ35などの用紙加工処理機
器を一切設けなくても良い。
【0058】また、前記実施形態では、各ガイドウイン
グ13A,13Bの左右紙揃え位置と紙落下位置との間
の移動は、回転移動であり、且つ、左右紙揃え位置から
紙落下位置への回転方向が用紙排出方向Tと反対方向へ
の移動を伴う方向Mであるので、用紙排出方向Tの前端
側にステープラ35が配置される場合にあって、用紙3
がステープラ35より離間する方向に移動しながら落下
することになるため、用紙3がステープラ35に干渉さ
れて落下位置が乱れることを防止できる。尚、ステープ
ラ35以外の用紙加工処理機器を設けた場合も同様の効
果が得られる。
【0059】さらに、前記実施形態では、一対のガイド
ウイング13A,13Bの左右紙揃え位置から紙落下位
置への移動速度は、他の移動時に比べて高速としたの
で、一対のガイドウイング13A,13Bが用紙3の下
面より一瞬で退出するため、用紙3がガイドウイング1
3A,13Bからの摩擦によって落下姿勢が乱れること
を極力防止できる。
【0060】また、前記実施形態では、一対のガイドウ
イング13A,13Bの左右紙揃え位置から紙落下位置
への移動開始タイミングは、左右で若干シフトさせたの
で、用紙3が落下するに際して常に所定方向の傾斜姿勢
で落下するため、落下姿勢の安定により着地位置が安定
する。
【0061】また、前記実施形態では、一対のガイドウ
イング13A,13Bの左右紙揃え位置から紙落下位置
への移動は、互いに間隔を広げる方向であるので、用紙
収容部37内には一対のガイドウイング13A,13B
のすぐ下まで用紙3を積載可能となるため、更に装置の
コンパクト化になると共に用紙収容部37の収容高さを
極力大きく取ることができる。また、紙受け位置と左右
紙揃え位置と紙落下位置とが同じ平面上の位置となるた
め、ガイドウイング13A,13Bの駆動機構であるウ
イング揺動機構14をシンプルな構成にできる。
【0062】さらに、前記実施形態では、前端面フェン
ス26は、用紙3の前端面を規制する規制位置と用紙収
容部37内を解放する解放位置との間で移動自在に設け
られているので、用紙収容部37の前方スペースが解放
されるため、用紙収容部37から用紙3を取り出し易
い。
【0063】さらに、前記実施形態では、前端面フェン
ス26が解放位置に位置されると、一対のガイドウイン
グ13A,13Bを紙落下位置に移動するので、用紙収
容部37の上方スペースも解放されるため、用紙収容部
37から用紙3を更に取り出し易い。
【0064】図27は前記実施形態のガイドウイング1
3A,13Bの変形例を示し、変形例のガイドウイング
13の斜視図である。図27に示すように、前記実施形
態と同様に、ガイドウイング13には一対のアーム部材
40,40が支持ピン41を介してそれぞれ回転自在に
支持されているが、一対のアーム部材40,40の先端
側はこの回転支持部分よりも更に延設されている。この
一対のアーム部材40,40の各延設部分の先端にはガ
イドロール42がそれぞれ回転自在に支持され、この各
ガイドロール42が延長ウイング43の平行規制壁部4
4内に配置されている。また、延長ウイング43には一
対の規制ガイド孔45,45が形成されており、この一
対の規制ガイド孔45,45に支持ピン41が挿入され
ている。つまり、延長ウイング43は、ガイドウイング
13の移動に連動して移動し、当該ガイドウイング13
の紙落下位置では当該ガイドウイング13に重ね合って
配置され、当該ガイドウイング13の紙受け位置では当
該ガイドウイング13より他方のガイドウイング側に突
出して配置される。他の構成は、前記実施形態と同様で
あるため、同一構成箇所には同一符号を付して説明を省
略する。このように構成された延長ウイング43付きの
ガイドウイング13を一対のガイドウイング13A,1
3Bの少なくとも一方に配置する。
【0065】このガイドウイング13では、紙受け位置
で広い用紙受け面積を持つことができ、紙落下位置で狭
い面積内で収容配置できるため、一対のガイドウイング
13A,13Bを配置する左右スペースに制約がある場
合には、紙受けと落下とを両立できる。また、一対のガ
イドウイング13A,13Bを配置する左右スペースに
制約がない場合には、使用可能な用紙3の種類が広が
る。
【0066】尚、前記実施形態では、ウイング揺動機構
14にいわゆる早戻り機構を採用したので、ウイングモ
ータ15として定速モータを使用した場合にあっても、
ウイング飛び出し移動を低速に、ウイング戻り移動を高
速にできる。一方、可変速モータを採用してウイング飛
び出し移動を低速に、ウイング戻り移動を高速にしても
良いことは勿論であるが、制御が面倒になる。
【0067】また、前記実施形態にあって、右側の固定
フェンス12とステープラ35とを一体的に左右方向に
移動自在に設けることにより用紙サイズの変更に容易に
対応することができる。つまり、ステープラ35が右の
ガイドウイング13Aと共に移動するため、双方の位置
調整を行う必要がない。さらに、ガイドウイング13
A,13Bの少なくもと一方の飛び出し量を制御するこ
とによっても用紙サイズの変更に対応することができ
る。この場合においてガイドウイング13A,13Bの
一方の飛び出し量を可変する場合には、左のガイドウイ
ング13Bの飛び出し量を可変するようにする方が好ま
しい。つまり、左のガイドウイング13Bの飛び出し量
のみ可変すればステープラ35と右のガイドウイング1
3Aとの位置調整を行う必要がないためである。
【0068】さらに、前記実施形態では、左のガイドウ
イング13Bが紙受け位置と左右紙揃え位置と紙落下位
置との3ポジションに変移し、右のガイドウイング13
Aが紙受け位置(左右紙揃え位置を兼用)と紙落下位置
との2ポジションにのみ変移するように構成されている
が、左右のガイドウイング13A,13Bがそれぞれ3
ポジションに変移するように構成しても良いことは勿論
である。但し、前記実施形態のようにすれば、一方のモ
ータの制御が容易になるという利点がある。
【0069】また、前記実施形態では、各ガイドウイン
グ13A,13Bを回転させる一対のアーム部材23,
23はタイミングベルト21で同期して揺動するように
構成されているので、一対のアーム部材23,23の揺
動位相が常に一致するため、確実で且つ安定した移動及
び停止動作が可能であり、用紙3の紙受け動作及び紙落
下動作等が安定したものとなる。
【0070】さらに、前記実施形態では、後端揃え部材
27が待機位置と前後紙揃え位置の他に第1落下規制位
置及び第2落下規制位置にそれぞれ停止制御可能に設け
たが、待機位置と第1落下規制位置とを兼用すれば、停
止位置を少なくできる。また、落下位置を前後方向にシ
フトさせない場合には第1落下規制位置と第2落下規制
位置とのいずれか一方に停止制御すれば良いため、停止
位置を少なくできる。
【0071】さらに、前記実施形態によれば、本発明の
紙揃え装置10を丁合装置1の排紙台6に装着したが、
丁合装置1以外の紙揃えする必要のある装置に装着でき
る。また、前記実施形態の紙揃え装置10は丁合装置1
の排紙台6に着脱自在に設けられているが、丁合装置1
をも含めて装置の排紙台そのものに固定状態で適用して
も良いことは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一対のガイドウイングが用紙の左右方向の紙揃
えを行うと共に、紙揃えした用紙を落下させることで用
紙が用紙収容部に搬送されるため、複雑な用紙搬送手段
がいっさい不要であると共に、紙揃え部分と用紙収容部
とを上下方向に配置でき、装置のコンパクト化になる。
【0073】請求項2の発明によれば、前後紙揃え手段
を、固定の前端面フェンスと、移動自在の後端揃え部材
とから構成したので、一対のガイドウイングに向かって
排出される用紙が前端面フェンスに規制されることで前
方に行き過ぎることが防止され、且つ、後端揃え部材を
待機位置から前後紙揃え位置に移動するだけで前後方向
の紙揃えができる。従って、後端揃え部材のみを移動制
御すれば良く、駆動制御の容易化、部品点数の削減、ス
ペースの削減等の利点がある。
【0074】請求項3の発明によれば、ステープラを設
けて左右及び前後方向に紙揃えされた用紙に針止めでき
るため、紙揃えされた状態で針止めされた用紙を自動的
に得ることができる。
【0075】請求項4の発明によれば、用紙排出方向の
前端側にステープラ等が配置される場合にあって、用紙
がステープラ等より離間する方向に移動しながら落下す
ることになるため、用紙がステープラ等に干渉されて落
下位置が乱れることを防止できる。
【0076】請求項5の発明によれば、一対のガイドウ
イングが用紙の下面より一瞬で退出するため、用紙がガ
イドウイングからの摩擦によって落下姿勢が乱れること
を極力防止できる。
【0077】請求項6の発明によれば、用紙が落下する
に際して常に所定方向の傾斜姿勢で落下するため、落下
姿勢の安定により着地位置が安定する。
【0078】請求項7の発明によれば、用紙収容部内に
一対のガイドウイングのすぐ下まで用紙を積載可能にで
きるため、更に装置のコンパクト化になると共に用紙収
容部の収容高さを極力大きく取ることができる。また、
紙受け位置と左右紙揃え位置と紙落下位置とが同じ平面
上の位置となるため、ガイドウイングの駆動機構をシン
プルな構成にできる。
【0079】請求項8の発明によれば、用紙収容部の前
方スペースが解放されるため、用紙収容部から用紙を取
り出し易い。
【0080】請求項9の発明によれば、用紙収容部の上
方スペースも解放されるため、用紙収容部から用紙を更
に取り出し易い。
【0081】請求項10の発明によれば、紙受け位置で
広い用紙受け面積を持つことができると共に、紙落下位
置で狭い面積内で配置できるため、一対のガイドウイン
グを配置する左右スペースに制約がある場合に紙受けと
落下とを両立でき、一対のガイドウイングを配置する左
右スペースに制約がない場合に使用可能な用紙の種類が
広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、丁合装置とこの排
紙台の位置に設けられた紙揃え装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、図1の要部の拡大
斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、紙受け位置である
紙揃え装置の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウイ
ングが紙揃え位置である紙揃え装置の斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、後端揃え部材が紙
揃え位置である紙揃え装置の斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウイ
ングが紙落下位置、後端揃え部材が第1落下規制位置で
ある紙揃え装置の斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、ガイドウイングの
斜視図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、(a)はウイング
揺動機構を説明する概念図、(b)はウイング揺動機構
の側面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示し、紙揃え動作のフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の一実施形態を示し、紙揃え動作のタ
イミングチャートである。
【図11】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウ
イングが紙受け位置、後端揃え部材が待機位置にあっ
て、用紙が排出された状態を示す紙揃え装置の概略平面
図である。
【図12】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウ
イングが紙受け位置、後端揃え部材が待機位置にあっ
て、左のガイドウイングが紙受け位置から左右紙揃え位
置に移動する動作を示す概略平面図である。
【図13】本発明の一実施形態を示し、左のガイドウイ
ングが紙受け位置から左右紙揃え位置に移動する際に、
用紙に作用する外力を示す概略平面図である。
【図14】本発明の一実施形態を示し、後端揃え部材が
待機位置から前後紙揃え位置に移動する動作を示す概略
平面図である。
【図15】本発明の一実施形態を示し、後端揃え部材が
待機位置から前後紙揃え位置に移動する際に、用紙に作
用する外力を示す概略平面図である。
【図16】本発明の一実施形態を示し、後端揃え部材が
前後紙揃え位置から第1落下規制位置又は第2落下規制
位置に移動する動作を示す概略平面図である。
【図17】本発明の一実施形態を示し、(a)は後端揃
え部材が第1落下規制位置に位置する状態を示す概略平
面図、(b)は後端揃え部材が第2落下規制位置に位置
する状態を示す概略平面図である。
【図18】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウ
イングが左右紙揃え位置から紙落下位置に移動する動作
を示す概略平面図である。
【図19】本発明の一実施形態を示し、(a)は後端揃
え部材が第1落下規制位置にあって、一対のガイドウイ
ングが左右紙揃え位置から紙落下位置に移動する際に、
用紙に作用する外力を示す概略平面図、(b)は後端揃
え部材が第2落下規制位置にあって、一対のガイドウイ
ングが左右紙揃え位置から紙落下位置に移動する際に、
用紙に作用する外力を示す概略平面図である。
【図20】本発明の一実施形態を示し、(a)は後端揃
え部材が第1落下規制位置にあって、用紙が後端揃え部
材に干渉されて落下する位置を示す概略平面図、(b)
は後端揃え部材が第2落下規制位置にあって、用紙が後
端揃え部材に干渉されて落下する位置を示す概略平面図
である。
【図21】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウ
イングが紙落下位置から紙受け位置、後端揃え部材が第
1又は第2落下規制位置から待機位置にそれぞれ移動す
る動作を示す概略平面図である。
【図22】本発明の一実施形態を示し、一対のガイドウ
イングが紙受け位置に、後端揃え部材が待機位置に位置
する状態を示す概略平面図である。
【図23】本発明の一実施形態を示し、(a)は後端揃
え部材で落下位置を同じとした場合の用紙収容部での積
載状態を示す図、(b)は後端揃え部材で落下位置を1
部ずつシフトさせた場合の用紙収容部での積載状態を示
す図である。
【図24】本発明の一実施形態を示し、(a)は後端揃
え部材で落下位置を同じとした場合の用紙収容部での積
載高さを示す図、(b)は後端揃え部材で落下位置を1
部ずつシフトさせた場合の用紙収容部での積載高さを示
す図である。
【図25】本発明の一実施形態を示し、用紙取り出し動
作のタイミングチャートである。
【図26】本発明の一実施形態を示し、(a),
(b),(c)はそれぞれ用紙取り出し動作時の一対の
ガイドウイング及び後端揃え部材の一過程を示す概略平
面図である。
【図27】本発明の実施形態のガイドウイングの変形例
の斜視図である。
【図28】従来例の紙揃え装置が装着された丁合装置の
全体斜視図である。
【符号の説明】
1 丁合装置 3 用紙 6 排紙台 10 紙揃え装置 13A 右のガイドウイング 13B 左のガイドウイング 25 前後紙揃え手段 26 前端面フェンス 27 後端揃え部材 35 ステープラ 37 用紙収容部 43 延長ウイング T 用紙排出方向 S 用紙排出方向の直交方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 534 G03G 15/00 534 (72)発明者 渡邉 竜太 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 (72)発明者 阿部 稔弘 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 Fターム(参考) 2H072 AB12 FB01 GA08 HB10 3F054 AA01 BA02 BD03 BF02 BF07 BF24 BG04 BH07 BH08 DA01 DA12 3F108 GA06 GB01 HA02 HA32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出される用紙の落下位置で、且つ、用
    紙排出方向の直交方向の左右位置に配置され、排出され
    る用紙の下面を受けて該用紙を保持する紙受け位置と、
    この紙受け位置で保持した前記用紙を互いの間隔を狭く
    する方向に移動して左右方向の紙揃えをする左右紙揃え
    位置と、この左右紙揃え位置で位置決めした前記用紙を
    落下させる紙落下位置との間で変移自在に設けられた左
    右一対のガイドウイングと、 この一対のガイドウイングで保持された前記用紙の前後
    方向の紙揃えをする前後紙揃え手段と、 前記一対のガイドウイングの下方に設けられた用紙収容
    部とを備えたことを特徴とする紙揃え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記前後紙揃え手段は、排出される前記用紙の前端面を
    規制する前端面フェンスと、前記一対のガイドウイング
    に保持された前記用紙の後端面を前方に押圧する前後紙
    揃え位置と、前記一対のガイドウイングに保持された前
    記用紙の後端面より離間した待機位置との間で変移自在
    に設けられた後端揃え部材とを有することを特徴とする
    紙揃え装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記一対のガイドウイングに保持された前記用紙を針止
    めするステープラを設けたことを特徴とする紙揃え装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記各ガイドウイングの左右紙揃え位置と紙落下位置と
    の間の移動は、回転移動であり、且つ、左右紙揃え位置
    から紙落下位置への回転方向が用紙排出方向と反対方向
    への移動を伴う方向であることを特徴とする紙揃え装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記一対のガイドウイングの左右紙揃え位置から紙落下
    位置への移動速度は、他の移動時に比べて高速としたこ
    とを特徴とする紙揃え装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記一対のガイドウイングの左右紙揃え位置から紙落下
    位置への移動開始タイミングは、左右でシフトしたこと
    を特徴とする紙揃え装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記一対のガイドウイングの左右紙揃え位置から紙落下
    位置への移動は、互いに間隔を広げる方向であることを
    特徴とする紙揃え装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の紙揃え装置であって、 前記前端面フェンスは、前記用紙の前端面を規制する規
    制位置と前記用紙収容部内を解放する解放位置との間で
    移動自在に設けられたことを特徴とする紙揃え装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の紙揃え装置であって、 前記前端面フェンスが解放位置に位置されると、前記一
    対のガイドウイングを紙落下位置に移動させるようにし
    たことを特徴とする紙揃え装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の紙揃え装置であって、 前記一対のガイドウイングの少なくとも一方は、当該ガ
    イドウイングの移動に連動する延長ウイングを有し、こ
    の延長ウイングは、当該ガイドウイングの紙落下位置で
    は当該ガイドウイングに重ね合って配置され、当該ガイ
    ドウイングの紙受け位置では当該ガイドウイングより他
    方のガイドウイング側に突出して配置されることを特徴
    とする紙揃え装置。
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