JP2003072986A - 原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置及び画像形成装置

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JP2003072986A
JP2003072986A JP2001263697A JP2001263697A JP2003072986A JP 2003072986 A JP2003072986 A JP 2003072986A JP 2001263697 A JP2001263697 A JP 2001263697A JP 2001263697 A JP2001263697 A JP 2001263697A JP 2003072986 A JP2003072986 A JP 2003072986A
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JP2001263697A
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English (en)
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Masa Aoki
雅 青木
Takeshi Misuhata
剛 水端
Kisen Shin
輝鮮 秦
Nobutaka Kato
信孝 加藤
Osamu Kato
修 加藤
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検知手段の形状を複雑にせず、搬送路より待避
させ原稿のジャム処理を向上させ、しかも原稿のジャム
処理時に原稿を傷付けることがない。 【解決手段】駆動ローラ424bと従動ローラ424a
からなり原稿を搬送する搬送手段と、従動ローラ424
aを取り付ける案内部材165と、この案内部材165
を押圧して従動ローラ424aを駆動ローラ424bに
ニップさせるための押圧手段と、搬送路上の原稿の有無
を検知する検知手段とを有する原稿搬送装置において、
案内部材165を押圧位置から解除する時に検知手段を
案内して搬送路より待避させ、解除位置から押圧位置に
戻す時に検知位置まで案内するストッパ手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写
機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有
する複合機や印刷機等の画像形成装置により画像を形成
するために、原稿を搬送して画像読み込みを可能とする
原稿搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなデジタル式の画像形成装置に
備えられる原稿搬送装置では、給紙皿上に積載された原
稿を1枚ずつ分離して搬送し、原稿の両面を読取部で読
取可能なものがある。
【0003】このような画像形成装置として、図17に
示すように、給紙皿100上に積載された原稿を捌き機
構101で1枚ずつ分離し、レジスト機構102で原稿
を揃えて搬送し、原稿の片面を読み取る場合には、読取
部103で読み取り排紙皿105に排紙し、原稿の両面
を読み取る場合には、切換ゲート106a,106bで
反転部107へ送り反転し、切換ゲート106b,10
6cの切り換えで原稿の片面を読取部103で読み取り
再度反転部107へ送り反転し、原稿の他方の片面を読
取部103へ送り、読取部103で読み取り排紙皿10
5に排紙するものがある。
【0004】この原稿搬送部の読取部103の上流側に
は、原稿の搬送を検知する検知手段として、フォトイン
タラプタ式のセンサS50と、センサS50を原稿の有
無によって遮蔽、透過を切り分けるためのアクチュエー
タ120が設けられ、また読取部103の下流側には原
稿の排出を検知する検知手段として、フォトインタラプ
タ式のセンサS51とアクチュエータ130が設けられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように原稿搬送部
では、駆動ローラと従動ローラからなる搬送手段により
原稿を搬送し、搬送路上に原稿の搬送詰まりが生じる
と、この原稿詰まりを検知し、従動ローラを開放して原
稿を除去するようになっているが、アクチュエータを複
雑な形状にして部品に突き当て、従動ローラを開放した
ときに突き当て位置を中心に回動してアクチュエータを
搬送路より待避させるものがあるが、アクチュエータの
構造が複雑である。また、原稿のジャム処理が不完全で
原稿が詰まったまま復帰することがあると、アクチュエ
ータが原稿を突き刺し傷付けることがある。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、検知手段の形状を複雑にせず、搬送路より待避させ
原稿のジャム処理を向上させ、しかも原稿のジャム処理
時に原稿を傷付けることがない原稿搬送装置及び画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0008】請求項1に記載の発明は、『駆動ローラと
従動ローラからなり原稿を搬送する搬送手段と、前記従
動ローラを取り付ける案内部材と、この案内部材を押圧
して前記従動ローラを前記駆動ローラにニップさせるた
めの押圧手段と、搬送路上の前記原稿の有無を検知する
検知手段とを有する原稿搬送装置において、前記案内部
材を押圧位置から解除する時に前記検知手段を案内して
前記搬送路より待避させ、解除位置から押圧位置に戻す
時に検知位置まで案内するストッパ手段を有することを
特徴とする原稿搬送装置。』である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、案内
部材を押圧位置から解除する時に検知手段をストッパ手
段により案内して搬送路より待避させることで、検知手
段の形状を複雑にせず、搬送路より待避させて原稿のジ
ャム処理を向上させることができる。また、原稿のジャ
ム処理が不完全で原稿が詰まったまま復帰することがあ
っても、検知手段をストッパ手段により解除位置から押
圧位置に戻す時に検知位置まで案内することで、検知手
段が原稿を突き刺し傷付けることがない。
【0010】請求項2に記載の発明は、『前記検知手段
は、フォトインタラプタ式のセンサと、前記センサを原
稿の有無によって遮蔽、透過を切り分けるためのアクチ
ュエータとから構成され、前記ストッパ手段は前記アク
チュエータを案内することを特徴とする請求項1に記載
の原稿搬送装置。』である。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、スト
ッパ手段が、センサを原稿の有無によって遮蔽、透過を
切り分けるためのアクチュエータを案内することで、検
知手段を簡単な形状としたまま原稿のジャム処理を向上
させることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、『前記請求項1
または請求項2に記載の原稿搬送装置を備えてなること
を特徴とする画像形成装置。』である。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、検知
手段の形状を複雑にせず、搬送路より待避させ原稿のジ
ャム処理を向上させ、しかも原稿のジャム処理時に原稿
を傷付けることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明の原稿搬送装置を
備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明
するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0015】図1は用紙後処理装置FSと原稿搬送装置
DFと画像読み取り装置(スキャナ)SCとを装備した
画像形成装置1の全体構成図である。
【0016】図示の画像形成装置本体1Aは、画像処理
部2、画像書き込み部3、画像形成部4、高圧電源部
5、カセット給紙部6、定着装置7、排紙部8、自動両
面コピーのための再搬送手段(ADU)9を備えてい
る。
【0017】画像形成装置本体1Aの上部には、画像読
み取り装置SCと原稿搬送装置DFが搭載されている。
画像形成装置本体1Aの図示の左上部の排紙部8側に
は、用紙後処理装置FSが連結されている。
【0018】原稿搬送装置DFの原稿台上に第1面を上
向きにして載置された原稿dは、矢印方向に搬送され画
像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は両面
の画像が読みとられ、CCDイメージセンサC1に読み
込まれる。
【0019】CCDイメージセンサC1により光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0020】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われ、カセット給紙部6から搬送された用紙Sに画像
が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7に
より定着され、排紙部8から用紙後処理装置FSに送り
込まれる。或いは排紙路切り替え板8Aにより再搬送手
段9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは、再び
画像形成部4において両面画像処理された後、排紙部8
の排紙ローラ8Bにより用紙後処理装置FSに送り込ま
れる。
【0021】用紙後処理装置FSは、画像形成装置本体
1Aの左上部に着脱可能に装着される。用紙後処理装置
FSは、用紙搬送手段10、排紙手段20、後処理手段
30、昇降排紙手段40からなり、これらは用紙後処理
装置本体45に配置される。
【0022】図1において、画像形成装置本体1A内の
右寄り側には、画像形成部4を中心にして、画像形成装
置本体1Aの高さ方向下方にカセット給紙部6が、上方
に定着装置7、排紙部8が設けられている。この垂直配
列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路が形成され
る。カセット給紙部6から送り出された用紙Sは、この
垂直上方の用紙搬送路に沿って搬送されて画像形成装
置本体1A外に排出される。
【0023】この垂直方向用紙搬送路にほぼ平行し
て、再搬送手段9による用紙搬送路が形成されてい
る。
【0024】上記の垂直方向の用紙搬送路、を形成
することにより、カセット給紙部6から排紙部8に至る
最短距離の用紙搬送路が構成される。
【0025】画像形成装置本体1Aの図示の上方の空間
部に用紙後処理装置FSの用紙搬送手段10が収容され
る。用紙搬送手段10の用紙入口部11は、画像形成装
置本体1Aの排紙部8の排紙ローラ8Bに接続する。ま
た、この装着状態では、画像形成装置本体1Aの図示の
左上方の空間部に、用紙後処理装置FSの排紙手段20
及び後処理手段30が収容される。複数の排紙皿(ビン
とも称す)41と昇降駆動手段42から成る昇降排紙手
段40は、後処理手段30の図示左側に位置する。
【0026】次に、図2乃至図16に基づいて原稿搬送
装置を説明する。図2は原稿搬送装置の断面図、図3は
原稿搬送装置の平面図、図4は原稿搬送装置の要部の拡
大断面図、図5は切換部の拡大図、図6は駆動系を示す
側面図、図7は送出ローラの駆動系を示す平面図、図8
は反転ローラの駆動系を示す平面図、図9は原稿搬送部
のセンサとアクチュエータとの配置を示す図、図10は
開閉カバーを開放した状態を示す図、図11は原稿搬送
部のセンサとアクチュエータとの配置を示す図、図12
は案内部材を開放した状態を示す図、図13は案内部材
の平面図、図14は案内部材の開放を示す図、図15は
片面通紙経路を示す図、図16は両面通紙経路を示す図
である。
【0027】原稿搬送装置DFには、原稿給紙部20
0、原稿排紙部300及び原稿搬送部400が配置され
ている。
【0028】原稿給紙部200は、原稿を複数枚セット
可能な給紙皿201を有し、この給紙皿201に原稿の
幅方向に位置決めを行なう一対の規制板202が幅方向
に移動可能に設けられている。また、給紙皿201に
は、載置された原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段S11,S12を構成するセンサが2箇所に配置さ
れ、サイズが同じ原稿の読み込みを行なう場合に原稿サ
イズを検知する。
【0029】原稿排紙部300は、排紙皿301を有
し、この排紙皿301は原稿給紙部200の下方位置に
配置されている。排紙皿301上に、原稿搬送部400
で片面が読み取られるように搬送され、または両面が読
み取られるように搬送された原稿が排紙される。
【0030】原稿搬送部400は、上流側の第1搬送路
410と、下流側に分岐した第2搬送路420及び第3
搬送路430と、排出部440とを有している。
【0031】第1搬送路410には、可動式原稿押圧板
520、送出ローラ412、分離ローラ413が配置さ
れている。分離ローラ413には、重送防止ローラ90
0が圧接され、重送防止ローラ900は分離ローラ41
3の回転に従動して回転する。
【0032】可動式原稿押圧板520は毎給紙時に上昇
して原稿を送出ローラ412に押し当て分離ローラ41
3に原稿を押圧し、分離ローラ413により原稿が1枚
ずつ分離搬送される。
【0033】また、分離ローラ413の下流側には、原
稿長さ検知手段S21を構成するセンサが配置され、さ
らに送り出された原稿のタイミング、曲がりを矯正する
ためのレジストローラ414が配置されている。
【0034】第2搬送路420には、原稿を読取部42
2へ搬送する読取前ローラ421と、読取部422にて
原稿を押さえる読取ローラ423と、読み取られた原稿
を排出部440に案内する読取後ローラ424が配置さ
れている。
【0035】読取前ローラ421の下流側には原稿先端
検知手段S31を構成するセンサが配置されている。読
取前ローラ421、読取ローラ423及び読取後ローラ
424は、正逆回転可能である。
【0036】第3搬送路430には、原稿を表裏反転し
て読取部422へ搬送するための反転部432が設けら
れ、反転部432には第1反転ローラ433と第2反転
ローラ434とが配置されている。第1反転ローラ43
3及び第2反転ローラ434は正逆回転可能である。排
出部440には、排紙ローラ441が配置されている。
【0037】送出ローラ412、分離ローラ413、重
送防止ローラ900、レジストローラ414及び第1及
び第2反転ローラ433,434は、第1モータM1で
駆動される。
【0038】次に、第1モータM1による駆動系を説明
する。第1モータM1による駆動系は、画像形成装置本
体1Aの奥側に配置されている。第1モータM1のモー
タ軸500からの回転力が駆動ギア501、チェーン5
02を介して上方に配置された駆動軸503の従動ギア
504に伝達され、駆動軸503に固定されたプーリ5
05を回転する。
【0039】このプーリ505の回転によりタイミング
ベルト506を介してプーリ507を回転し、このプー
リ507と同軸上のギア508を回転し、クラッチ機構
600に伝達される。クラッチ機構600は、クラッチ
軸601と、クラッチ軸601に回動可能に設けられた
クラッチギア602と、クラッチ軸601上に配置され
た電磁クラッチ603から構成される。電磁クラッチ6
03の接続でクラッチギア602の回転でクラッチ軸6
01が一体に回転し、解除でクラッチギア602の回転
がクラッチ軸601に伝達されない。
【0040】クラッチ軸601の回転で、クラッチ軸6
01上に設けられたギア510,511が一体に回転
し、ギア510に噛み合うギア512からギア513,
514が連動して回転し、ギア514の中間軸515に
設けられたプーリ516を回転する。プーリ516の回
転は、タイミングベルト517を介してプーリ518か
ら駆動軸519に伝達される。
【0041】駆動軸519の回転により可動式原稿押圧
板520が上下動し、可動式原稿押圧板520上の原稿
を送出ローラ412に押し当てる。駆動軸519にはト
ルクリミッタ521が配置されている。可動式原稿押圧
板520の昇降動作はトルクリミッタ521で規制さ
れ、可動式原稿押圧板520の原稿押圧力を調整してい
る。
【0042】クラッチ軸601のギア511の回転でギ
ア522,530が連動して回転する。ギア522の回
転で駆動軸536が回転し、駆動軸536に設けられた
分離ローラ413の下側の重送防止ローラ900が回転
する。また、ギア530を介して駆動軸531が回転
し、駆動軸531の回転は機械式カップリング532を
介してローラ駆動軸533に伝達される。このローラ駆
動軸533の回転で分離ローラ413を回転すると共
に、タイミングベルト534を介して送出ローラ駆動軸
535を回転する。この送出ローラ駆動軸535の回転
で送出ローラ412が連動して回転する。
【0043】機械式カップリング532は、図7
(b)、(c)に示すように、ローラ駆動軸533に設
けたカップリング532aのピン溝532bに、駆動軸
531の先端に設けたピン532cを係合する構成であ
る。また、駆動軸531とカップリング532aとの間
にはカップリング戻しバネ532dが設けられ、カップ
リング戻しバネ532dはピン532cが常に図7
(c)のピン溝532bの端部532b1に当接するよ
うにカップリング532aを付勢している。
【0044】給紙皿201に載置された原稿の送出しが
終了すると、第1モータM1を逆転させて可動式原稿押
圧板520を下降させて、図2に実線で示す位置に移動
すると共に、駆動軸531が逆転しカップリング戻しバ
ネ532dによりカップリング532aによりピン53
2cが図7(c)の二点鎖線で示す位置に移動し、ピン
532cがピン溝532bの端部532b1に当接して
保持される。
【0045】再度、給紙皿201に原稿を載置して送出
す際に、第1モータM1を正転すると、駆動軸531が
正転するが、ピン532cが図7(c)の二点鎖線で示
す位置にあるために、カップリング532aが回転して
ピン532cがピン溝532bを移動して端部532b
2に当接まで伝達されず、ピン532cがピン溝532
bの端部532b2に当接することで、カップリング5
32aを介してローラ駆動軸533に回転が伝達され
る。
【0046】このように、ピン溝532bによりカップ
リング532aの回転方向に伝達を遅らせ、可動式原稿
押圧板520が原稿に圧を掛けるまで分離ローラ413
に回転駆動を伝達しないようになっており、機械的に分
離ローラ413と可動式原稿押圧板520との動作に時
間差を持たせ、駆動源である第1モータM1を正転、逆
転させる簡単な制御で動作することができる。
【0047】また、可動式原稿押圧板520と、送出ロ
ーラ412及び分離ローラ413、重送防止ローラ90
0は、第1モータM1により駆動され、駆動源が同一で
あることで、部品点数を削減し、配置スペースの確保が
容易でコンパクトな構成である。
【0048】クラッチ軸601のギア511の回転でギ
ア540,541が連動して回転し、さらにレジストロ
ーラ駆動軸542のギア543が回転し、このレジスト
ローラ駆動軸542の回転でレジストローラ414の下
側ローラが回転し、上側ローラが連動して回転する。
【0049】また、駆動軸503にはギア550が固定
され、このギア550は駆動軸519に回転可能に支持
された駆動筒551のギア552を回転する。このギア
552の回転で駆動筒551のプーリ553からタイミ
ングベルト554、プーリ555を介して駆動軸556
を回転する。駆動軸556の中央部には駆動ローラ55
7が設けられ、この駆動ローラ557により第2反転ロ
ーラ434の上側ローラを回転し、下側ローラを連動し
て回転する。
【0050】駆動軸556の端部にはギア558が設け
られ、ギア558の回転でギア559,560が回転
し、ギア560により駆動軸561が回転する。この駆
動軸561には第1反転ローラ433の上側ローラが設
けられ、この上側ローラと下側ローラが連動して回転す
る。
【0051】読取前ローラ421、読取ローラ423、
読取後ローラ424及び排紙ローラ441は、第2モー
タM2で駆動される。この第2モータM2による駆動系
を説明する。第2モータM2による駆動系は、画像形成
装置本体1Aの奥側に配置されている。第2モータM2
のモータ軸700のプーリ701、読取前ローラ421
の駆動軸702のプーリ703、読取後ローラ424の
駆動軸704のプーリ705にはベルト706が掛け渡
され、読取前ローラ421、読取後ローラ424が連動
して回転する。このベルト706にはアイドルローラ7
07で圧力調整が行なわれる。
【0052】読取前ローラ421の駆動軸702のプー
リ710と、読取ローラ423の駆動軸711のプーリ
712にはベルト713が掛け渡され、読取前ローラ4
21と読取ローラ423とが連動して回転する。
【0053】読取後ローラ424の駆動軸704にはギ
ア714が設けられ、このギア714の回転でギア71
5,716を介して駆動軸717のギア718に伝達さ
れ、駆動軸717の回転で排紙ローラ441の下側ロー
ラと上側ローラが連動して回転する。
【0054】また、第1搬送路410には、第1搬送路
410から下流側の第2搬送路420と第3搬送路43
0とに切り換え可能な第1切換部材450が備えられて
いる。この第1切換部材450は、支持軸453と一体
に回動可能に設けられている。支持軸453の一端部に
はアーム453aが設けられ、他端部にはアーム453
bが設けられ、アーム453aはバネ451により付勢
され、第1切換部材450は第2搬送路420を開き、
第3搬送路430を閉じるようになっている。また、ア
ーム453bはソレノイド452によりバネ451に抗
して作動し、ソレノイド452が作動すると第2搬送路
420を閉じ、第3搬送路430を開くようになってい
る。
【0055】さらに、支持軸453には、一体に形成さ
れた第2切換部材460と第3切換部材470とが回動
可能に軸支されている。第2切換部材460と第3切換
部材470はバネ471により付勢され、第2切換部材
460は第2搬送路420を開き、第3切換部材470
が第3搬送路430を閉じるようになっている。
【0056】第2搬送路420には、第1搬送路410
と第3搬送路430の両側から搬送を可能とする1方向
に付勢された第2切換部材460が配置され、この第2
切換部材460はバネ471により第1搬送路410か
らの搬送を許容し、第3搬送路430からの搬送を規制
するように付勢されているが、第3搬送路430から原
稿が搬送されると、この原稿の搬送によって自動的に開
いて搬送可能である。
【0057】また、第3搬送路430には、第1搬送路
410と第2搬送路420の両側から搬送を可能とする
1方向に付勢された第3切換部材470が配置され、こ
の第3切換部材470はバネ471により第1搬送路4
10からの搬送を規制し、第3搬送路430からの搬送
を許容するように付勢されているが、第1搬送路410
から原稿が搬送されると、この原稿の搬送によって自動
的に開いて搬送可能である。
【0058】第1切換部材450、第2切換部材460
及び第3切換部材470は、第1搬送路410、第2搬
送路420、第3搬送路430の合流部に配置された同
一軸の支持軸453を支点として開閉動作可能であり、
1箇所で配置スペースの確保が容易で、小型化が可能で
ある。
【0059】また、読取部422の下流側には、反転部
432と排出部440とに切り換え可能な第4切換部材
490が支持軸493と一体回転可能に備えられてい
る。支持軸493の一端部にはアーム493aが設けら
れ、他端部にはアーム493bが設けられ、アーム49
3aはバネ491により付勢され、排出部440の入口
440aを開き、反転部432の入口432aを閉じる
ようになっている。また、アーム493bはソレノイド
492によりバネ491に抗して作動し、ソレノイド4
92が作動すると排出部440の入口440aを閉じ、
反転部432の入口432aを開くようになっている。
【0060】この実施の形態では、図9に示すように、
原稿を搬送して読み取りを行なう原稿搬送部400に、
フォトインタラプタ式のセンサS60と、センサS60
を原稿の有無によって遮蔽、透過を切り分けるためのア
クチュエータ160が備えられている。センサS60
は、樹脂材料で形成された骨格1000に取り付けら
れ、アクチュエータ160は、原稿詰まり時に解除用に
開閉可能な開閉カバー162に取り付けられている。
【0061】アクチュエータ160は、作動部160a
と、支持部160bと、羽根部160cとを有し、支持
部160bを支点に作動部160aと羽根部160cが
一体に揺動可能に開閉カバー162に支持されている。
【0062】アクチュエータ160の支持部160bに
は、コイルスプリング180が設けられている。このコ
イルスプリング180は、一端を開閉カバー162の係
止ピン181に係止し、他端を作動部160aの係止ピ
ン182に係止し、作動部160aを常に開閉カバー1
62のストッパー183に当接するように付勢してい
る。
【0063】このアクチュエータ160の羽根部160
cがセンサS60の位置にある時は、原稿が原稿搬送部
400にないことを検知し、羽根部160cがセンサS
60の位置にない時は、原稿が原稿搬送部400にある
ことを検知する。
【0064】即ち、原稿が搬送されない時には、作動部
160a及び羽根部160cは図9に実線で示す位置に
あり、原稿が搬送される時には、作動部160aが原稿
によって押され、図9に二点鎖線で示すように回動して
持ち上げられる。このように、作動部160aが二点鎖
線で示すようにコイルスプリング180に抗して回動す
ることで、羽根部160cが実線のセンサS60を遮蔽
する位置から二点鎖線の透過する位置に移動し、センサ
S60の位置から外れるために透過により原稿ありを検
知する。
【0065】原稿が搬送されると、作動部160aがコ
イルスプリング180により自動的に下方に移動して図
9に実線で示す位置になり、羽根部160cがセンサS
60の位置になるために遮蔽により原稿なしを検知す
る。
【0066】このアクチュエータ160は、支持部16
0bが開閉カバー162に取り付けられ、開閉カバー1
62は前カバー163に支持軸164を介して開閉可能
に取り付けられている。また、前カバー163は支持軸
169を介して骨格1000に開閉可能に支持されてい
る。
【0067】したがって、原稿を搬送して読み取りを行
なう原稿搬送部400に、原稿の目詰まりが生じると、
図10に示すように、前カバー163が支持軸169を
支点にして開放され、さらに開閉カバー162が矢印方
向に支持軸164を支点に開放され、原稿搬送部400
に詰まった原稿を取り除く原稿ジャム処理を行なうこと
ができる。
【0068】この開閉カバー162側にアクチュエータ
160が取り付けられており、原稿を搬送して読み取り
を行なう際に原稿が詰まると、開閉カバー162を開け
て解除するとアクチュエータ160が共に解除されるか
ら、十分な原稿ジャム処理のスペースが確保でき、原稿
ジャム処理時にアクチュエータ160を傷付けることが
ない。
【0069】また、この実施の形態では、図11に示す
ように、読み取り後の原稿の排紙を行なう排出部440
に、フォトインタラプタ式のセンサS70と、センサS
70を原稿の有無によって遮蔽、透過を切り分けるため
のアクチュエータ170が備えられている。センサS7
0は、樹脂材料で形成された骨格1000に取り付けら
れ、アクチュエータ170は、排出部440の原稿ジャ
ム処理時解除可能な案内部材165に取り付けられてい
る。
【0070】アクチュエータ170は、作動部170a
と、支持軸部170bと、羽根部170cとを有し、支
持軸部170bを支点に作動部170aと羽根部170
cが一体に揺動可能に案内部材165に支持されてい
る。
【0071】アクチュエータ170の支持軸部170b
には、コイルスプリング185が設けられている。この
コイルスプリング185は、一端を案内部材165の係
止ピン186に係止し、他端を作動部170aに係止
し、支持軸部170bに設けた作動部170aを案内部
材165に設けたリブ165jに常に当接するように付
勢し、羽根部170cを検知位置にしている。
【0072】このアクチュエータ170の羽根部170
cがセンサS70の位置にある時は、原稿が排出部44
0にないことを検知し、羽根部170cがセンサS70
の位置にない時は、原稿が排出部440にあることを検
知する。
【0073】即ち、原稿が搬送されない時には、作動部
170a及び羽根部170cは図11に実線で示す位置
にあり、原稿が搬送される時には、作動部170aが原
稿によって押され、二点鎖線で示すようにスプリング1
85に抗して回動して押し下げられる。このように、作
動部170aが二点鎖線で示すように回動することで、
羽根部170cが実線のセンサS70を遮蔽する位置か
ら二点鎖線の透過する位置に移動し、センサS70の位
置から外れるために透過により原稿ありを検知する。
【0074】原稿が搬送されると、作動部170aがス
プリング185により自動的に上方に移動して図10に
実線で示す位置になり、羽根部170cがセンサS70
の位置になるために遮蔽により原稿なしを検知する。
【0075】このアクチュエータ170が取り付けられ
ている案内部材165には、搬送手段を構成する読取後
ローラ424の開放側の従動ローラ424aが支持軸1
66を介して支持され、固定側の駆動ローラ424bは
骨格1000に駆動軸167を介して支持されている。
【0076】案内部材165は骨格1000に駆動軸7
17を介して原稿ジャム処理時解除可能に取り付けられ
ている。この案内部材165の係止部165aと骨格1
000の係止部721との間には、バネ719が設けら
れ、このバネ719により案内部材165を押圧して従
動ローラ424aを駆動ローラ424bにニップさせ、
このコイルバネ719が押圧手段を構成している。
【0077】骨格1000は、ストッパ手段を構成する
ガイドリブ720が設けられ、ガイドリブ720は上面
720a、側面720b及び下面720cを有してい
る。このガイドリブ720は、案内部材165を図11
の押圧位置から図12の解除位置に解除する時に検知手
段を構成するアクチュエータ170を案内して搬送路よ
り待避させ、図12の解除位置から図11の押圧位置に
戻す時に、アクチュエータ170を検知位置まで案内す
る。
【0078】このガイドリブ720によるアクチュエー
タ170の案内を、図14に基づいて説明する。
【0079】図14(a)は、案内部材165が押圧位
置であり、センサS70の位置にアクチュエータ170
の羽根部170c及び作動部170aが位置し、羽根部
170cがガイドリブ720の上面720aに当接しな
いように上方に位置している。
【0080】図14(b)乃至図14(d)は、原稿の
ジャム処理時に案内部材165を押圧位置から解除する
状態を示し、図14(b)では案内部材165を解除す
ることで羽根部170cがガイドリブ720の上面72
0aに当接し、上面720aから側面720bに案内さ
れる。
【0081】図14(b)から図14(d)では、羽根
部170cが案内部材165の解除に応じてガイドリブ
720の側面720bを上方から下方へ案内されて移動
し、この案内部材165を押圧位置から解除する時にア
クチュエータ170の羽根部170cがガイドリブ72
0に案内され、これにより作動部170aを搬送路73
0より待避させることができる。
【0082】このように、アクチュエータ170の形状
を複雑にせず、アクチュエータ170の作動部170a
を搬送路730より待避させることで、原稿のジャム処
理を向上させることができる。
【0083】原稿のジャム処理が終了すると、案内部材
165を解除位置から押圧位置に戻すが、この時アクチ
ュエータ170の作動部170aが、図14(d)、図
14(c)、図14(b)に示すように、前記とは逆方
向方にガイドリブ720より案内され、図14(a)の
案内部材165が押圧位置で、センサS70の位置にア
クチュエータ170の羽根部170c及び作動部170
aが位置に復帰する。
【0084】従って、原稿のジャム処理が不完全で原稿
が詰まったまま復帰することがあっても、アクチュエー
タ170の羽根部170cをガイドリブ720により解
除位置から押圧位置に戻す時に検知位置まで案内するこ
とで、アクチュエータ170の作動部170aが原稿を
突き刺し傷付けることがない。
【0085】また、この原稿ジャム処理時解除可能な案
内部材165側にアクチュエータ170が取り付けられ
ており、原稿を搬送して読み取りを行なう際に原稿が詰
まると、図12に示すように、案内部材165を開けて
解除するとアクチュエータ170が共に解除されるか
ら、十分な原稿ジャム処理のスペースが確保でき、原稿
ジャム処理時にアクチュエータ170を傷付けることが
ない。
【0086】この実施の形態で原稿dの片面の読み込み
を行なう場合には、図15に示すように、原稿dの片面
を読取部422で読み取り排紙する片面通紙経路P1を
搬送する。
【0087】即ち、給紙皿201上に積載された原稿d
を1枚ずつ分離して搬送し、レジストローラ414で送
り出された原稿のタイミング、曲がりを矯正する。第1
切換部材450は第3搬送路430を閉じているから、
原稿dは第1搬送路410から第2搬送路420に搬送
される。
【0088】このとき、原稿dの搬送によって第2切換
部材460がバネ461に抗して開き、読取部422で
原稿dの片面を読み取りを行なう。この読み取りが行な
われた原稿dは、第4切換部材490が反転部432の
入口432aを閉じ、排出部440の入口440aを開
いているから、排出部440を通って排紙皿301上に
排紙される。
【0089】原稿dの両面の読み込みを行なう場合に
は、図16に示すように、原稿dの片面を読取部422
で読み取り反転部432に導き、この反転部432から
原稿dの他方の片面を読取部422で読み取り排紙する
両面通紙経路P2を搬送する。
【0090】即ち、給紙皿201上に積載された原稿d
を1枚ずつ分離して搬送し、レジストローラ414で送
り出された原稿のタイミング、曲がりを矯正する。ソレ
ノイド452が作動して第1切換部材450は第3搬送
路430を開いており、原稿dは第1搬送路410から
第3搬送路430に搬送される。
【0091】この第3搬送路430では、クラッチ機構
600の駆動が接続しており、第1モータM1を正転し
て反転部432の第1反転ローラ433及び第2反転ロ
ーラ434が正転して原稿dを搬入し、クラッチ機構6
00の駆動を解除して第1モータM1を逆転する。これ
により、第1反転ローラ433及び第2反転ローラ43
4が逆転して原稿dをスイッチバックして搬送し、第2
切換部材460及び第3切換部材470を介して第3搬
送路430から第2搬送路420に搬送され、読取部4
22で原稿dの片面を読み取る。
【0092】この読み取りが行なわれた原稿dは、ソレ
ノイド492が作動して第4切換部材490が反転部4
32の入口432aを開き、排出部440の入口440
aを閉じているから、第1モータM1を逆転して読取前
ローラ421、読取ローラ423、読取後ローラ424
を逆転し、第1モータM1を正転して反転部432の第
1反転ローラ433及び第2反転ローラ434が正転
し、反転部432の入口432aを通って反転部432
に送られる。
【0093】この第1モータM1の正転では、クラッチ
機構600の駆動が接続されており、送出ローラ41
2、分離ローラ413及びレジストローラ414が回転
し、両面原稿を反転して、読取部422へ搬送するタイ
ミングで次の原稿をレジストローラ414まで搬送し、
搬送を終了している。
【0094】そして、クラッチ機構600の駆動を解除
して第1モータM1を逆転して第1反転ローラ433及
び第2反転ローラ434が逆転して原稿dをスイッチバ
ックして搬送し、第2切換部材460及び第3切換部材
470を介して第3搬送路430から第2搬送路420
に搬送し、読取部422で原稿dの他方の片面を読み取
る。この両面原稿を反転して、読取部422へ搬送する
タイミングで次の原稿をレジストローラ414まで搬送
し、搬送を終了することで、生産性を向上することがで
きる。
【0095】この読み取りが行なわれた原稿dは、第4
切換部材490が反転部432の入口432aを閉じ、
排出部440の入口440aを開いているから、排出部
440を通って排紙皿301上に排紙される。
【0096】この原稿dの片面と原稿dの両面とを読み
取り可能な原稿搬送装置は、読取部422の上流かつ反
転部432の下流に配置した一対のローラにて原稿先端
を突き当てて揃える原稿レジスト機構Aを有し、この原
稿レジスト機構Aは読取前ローラ421で構成される。
原稿レジスト機構Aを読取部422の上流かつ反転部4
32の下流に配置し、この原稿レジスト機構Aの一対の
ローラにて原稿先端を突き当てて揃える。
【0097】この原稿レジスト機構Aにより原稿dを揃
える時に生じる原稿dのループを許容するレジストルー
プ形成空間SP1が片面通紙経路P1に形成され、レジ
ストループ形成空間SP2が両面通紙経路P2に形成さ
れ、原稿レジスト機構Aにより原稿を揃える時に生じる
原稿dのループをレジストループ形成空間SP1,SP
2で許容することで、原稿dの片面、両面共に確実な曲
がり補正ができる。
【0098】また、原稿レジスト機構Aの上流側に原稿
位置検知手段S41が配置され、片面通紙経路P1と両
面通紙経路P2との合流点直後に、原稿の位置を検知す
る原稿位置検知手段S41を配置することで、原稿dの
片面、両面共に原稿dの位置を検知することができる。
【0099】また、第1搬送路410から下流側の第2
搬送路420と第3搬送路430とに切り換え可能な第
1切換部材450を有し、第2搬送路420には、第1
搬送路410と第3搬送路430の両側から搬送を可能
とする1方向に付勢された第2切換部材460が備えら
れ、また第3搬送路430には、第1搬送路410と第
2搬送路420の両側から搬送を可能とする1方向に付
勢された第3切換部材470が備えられている。
【0100】さらに、第2搬送路420に配置された読
取前ローラ421、読取ローラ423、読取後ローラ4
24が正逆回転可能な一対の搬送ローラであり、また第
3搬送路430に配置された第1反転ローラ433及び
第2反転ローラ434が正逆回転可能な一対の搬送ロー
ラであり、また排出部440の排紙ローラ441も正逆
回転可能な一対の搬送ローラである。
【0101】サイズの異なる原稿dを給紙皿201に載
置して読み取りを行なう場合に、給紙皿201に載置し
た状態では原稿サイズの判定ができないことから、第1
搬送路410から第2搬送路420に搬送して原稿長さ
検知手段S21により原稿サイズの判定を行なう。
【0102】この原稿サイズの判定が終了すると、第2
搬送路420に配置された読取前ローラ421、読取ロ
ーラ423及び読取後ローラ424を逆転し、さらに排
出部440の排紙ローラ441も逆転し、また第3搬送
路430に配置された第1反転ローラ433及び第2反
転ローラ434を逆転し、原稿dを第2搬送路420か
ら第3搬送路430へ戻す。そして、第3搬送路430
に配置された第1反転ローラ433及び第2反転ローラ
434を正転し、第2搬送路420に配置された読取前
ローラ421、読取ローラ423及び読取後ローラ42
4を正転し、さらに排出部440の排紙ローラ441も
正転してスイッチバックし、第3搬送路430から第2
搬送路420に搬送し、読取部422で原稿dの読み込
みを行なう。
【0103】第1モータM1により送出ローラ412、
分離ローラ413、重送防止ローラ900、レジストロ
ーラ414及び第1反転ローラ431と第2反転ローラ
432を駆動し、第2モータM2により読取前ローラ4
21、読取ローラ423、読取後ローラ424及び排紙
ローラ441を駆動し、送出ローラ412、分離ローラ
413、重送防止ローラ900、レジストローラ414
の駆動を接続、解除可能なクラッチ機構600を備えて
おり、原稿の給送のときにはクラッチ機構600を接続
して送出ローラ412、分離ローラ413、重送防止ロ
ーラ900、レジストローラ414の駆動と、第1反転
ローラ431、第2反転ローラ432の駆動を行ない、
反転のときにはクラッチ機構600を解除して送出ロー
ラ412、分離ローラ413、重送防止ローラ900、
レジストローラ414の駆動を行なわない。
【0104】なお、本発明の実施の形態では、複写機に
接続した原稿搬送装置を示したが、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置や、これらの複数の機能を有する
複合機及び軽印刷機等と接続して使用する原稿搬送装置
にも適用可能である。
【0105】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、案内部材を押圧位置から解除する時に検知手段を
ストッパ手段により案内して搬送路より待避させること
で、検知手段の形状を複雑にせず、搬送路より待避させ
て原稿のジャム処理を向上させることができる。また、
原稿のジャム処理が不完全で原稿が詰まったまま復帰す
ることがあっても、検知手段をストッパ手段により解除
位置から押圧位置に戻す時に検知位置まで案内すること
で、検知手段が原稿を突き刺し傷付けることがない。
【0106】請求項2に記載の発明では、ストッパ手段
が、センサを原稿の有無によって遮蔽、透過を切り分け
るためのアクチュエータを案内することで、検知手段を
簡単な形状としたまま原稿のジャム処理を向上させるこ
とができる。
【0107】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の原稿搬送装置を備えてなることで、
検知手段の形状を複雑にせず、搬送路より待避させ原稿
のジャム処理を向上させ、しかも原稿のジャム処理時に
原稿を傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙後処理装置と原稿搬送装置と画像読み取り
装置を装備した画像形成装置の全体構成図である。
【図2】原稿搬送装置の断面図である。
【図3】原稿搬送装置の平面図である。
【図4】原稿搬送装置の要部の拡大断面図である。
【図5】切換部の拡大図である。
【図6】駆動系を示す側面図である。
【図7】送出ローラの駆動系を示す平面図である。
【図8】反転ローラの駆動系を示す平面図である。
【図9】原稿搬送部のセンサとアクチュエータとの配置
を示す図である。
【図10】開閉カバーを開放した状態を示す図である。
【図11】原稿搬送部のセンサとアクチュエータとの配
置を示す図である。
【図12】案内部材を開放した状態を示す図である。
【図13】案内部材の平面図である。
【図14】案内部材の開放を示す図である。
【図15】片面通紙経路を示す図である。
【図16】両面通紙経路を示す図である。
【図17】従来の原稿搬送装置の断面図である。
【符号の説明】
DF 原稿搬送装置 1 画像形成装置 1A 画像形成装置本体 160,170 アクチュエータ 165 案内部材 201 給紙皿 400 原稿搬送部 424a 従動ローラ 424b 駆動ローラ 440 排出部 S60,S70 フォトインタラプタ式のセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦 輝鮮 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 (72)発明者 加藤 信孝 東京都東久留米市南町1丁目7番地都営ア パート1−510号室 (72)発明者 加藤 修 東京都東村山市栄町3丁目1番地28号 久 米川マンション309号室 Fターム(参考) 2H076 AA04 BA17 BA24 BA35 BA36 BA72 BB02 BB04 EA21 3F048 AA02 AA04 AA05 AB02 BA05 BA14 CC01 DA06 DC09 DC13 EB23 3F049 AA04 DA12 DB02 LA02 LA05 LA07 LB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラと従動ローラからなり原稿を搬
    送する搬送手段と、前記従動ローラを取り付ける案内部
    材と、この案内部材を押圧して前記従動ローラを前記駆
    動ローラにニップさせるための押圧手段と、搬送路上の
    前記原稿の有無を検知する検知手段とを有する原稿搬送
    装置において、 前記案内部材を押圧位置から解除する時に前記検知手段
    を案内して前記搬送路より待避させ、解除位置から押圧
    位置に戻す時に検知位置まで案内するストッパ手段を有
    することを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】前記検知手段は、フォトインタラプタ式の
    センサと、前記センサを原稿の有無によって遮蔽、透過
    を切り分けるためのアクチュエータとから構成され、前
    記ストッパ手段は前記アクチュエータを案内することを
    特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1または請求項2に記載の原稿
    搬送装置を備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216420A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Kyocera Document Solutions Inc シート検知装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置

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