JP2003072778A - 袋封止用クリップ - Google Patents
袋封止用クリップInfo
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- JP2003072778A JP2003072778A JP2001257690A JP2001257690A JP2003072778A JP 2003072778 A JP2003072778 A JP 2003072778A JP 2001257690 A JP2001257690 A JP 2001257690A JP 2001257690 A JP2001257690 A JP 2001257690A JP 2003072778 A JP2003072778 A JP 2003072778A
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- rod
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- holding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビニール袋等の合成樹脂袋の開口部を容易且
つ確実に封止することができ、袋に収容した物を加熱等
することにより袋内部の圧力が急激に高まっても決して
開口部を開いてしまうことがない袋封止用クリップの提
供。 【解決手段】 第1挟持杆は、第2挟持杆に対向する面
に、嵌入用凸条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあ
けて挟むように配置された頂部圧接用凸条部を備え、第
2挟持杆は、第1挟持杆に対向する面に、底部圧接用凸
条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあけて挟むよう
に配置された頂部圧接用凸条部を備え、嵌入用凸条部が
底部圧接用凸条部同士の間に形成された嵌合用溝部に嵌
入され、第1挟持杆の頂部圧接用凸条部が第2挟持杆の
頂部圧接用凸条部に突合せ状態で圧接され、前記底部圧
接用凸条部が前記嵌入用凸条部とその側方に配置された
頂部圧接用凸条部の間に形成される溝部の底面に圧接さ
れることを特徴とする。
つ確実に封止することができ、袋に収容した物を加熱等
することにより袋内部の圧力が急激に高まっても決して
開口部を開いてしまうことがない袋封止用クリップの提
供。 【解決手段】 第1挟持杆は、第2挟持杆に対向する面
に、嵌入用凸条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあ
けて挟むように配置された頂部圧接用凸条部を備え、第
2挟持杆は、第1挟持杆に対向する面に、底部圧接用凸
条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあけて挟むよう
に配置された頂部圧接用凸条部を備え、嵌入用凸条部が
底部圧接用凸条部同士の間に形成された嵌合用溝部に嵌
入され、第1挟持杆の頂部圧接用凸条部が第2挟持杆の
頂部圧接用凸条部に突合せ状態で圧接され、前記底部圧
接用凸条部が前記嵌入用凸条部とその側方に配置された
頂部圧接用凸条部の間に形成される溝部の底面に圧接さ
れることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋封止用クリップ
に関し、より詳しくは、ビニール袋等の合成樹脂袋の開
口部を容易且つ確実に封止することができ、袋に収容し
た物を加熱等することにより袋内部の圧力が急激に高ま
っても決して開口部を開いてしまうことがない袋封止用
クリップに関する。
に関し、より詳しくは、ビニール袋等の合成樹脂袋の開
口部を容易且つ確実に封止することができ、袋に収容し
た物を加熱等することにより袋内部の圧力が急激に高ま
っても決して開口部を開いてしまうことがない袋封止用
クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品等を収納できるようにしたビ
ニール袋等においては、開口部内周縁に雄雌状のプラス
チックファスナーを設けて開閉を容易に行えるようにし
たものがある。しかしながら、このプラスチックファス
ナーの封止力はあまり大きくないため、この袋に入れた
状態の食品を電子レンジ等で加熱すると、袋内部に生じ
た水蒸気が膨張して袋内部の圧力が急激に高まり、その
結果、ファスナーが開いて内部の食品がファスナー開口
部から漏れ出したり、或いは飛び出すことがあった。
ニール袋等においては、開口部内周縁に雄雌状のプラス
チックファスナーを設けて開閉を容易に行えるようにし
たものがある。しかしながら、このプラスチックファス
ナーの封止力はあまり大きくないため、この袋に入れた
状態の食品を電子レンジ等で加熱すると、袋内部に生じ
た水蒸気が膨張して袋内部の圧力が急激に高まり、その
結果、ファスナーが開いて内部の食品がファスナー開口
部から漏れ出したり、或いは飛び出すことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたもので、ビニール袋等の合成樹脂
袋の開口部を容易且つ確実に封止することができ、袋に
収容した物を加熱等することにより袋内部の圧力が急激
に高まっても決して開口部が開いてしまうことがない袋
封止用クリップの提供を目的とする。
実情に鑑みてなされたもので、ビニール袋等の合成樹脂
袋の開口部を容易且つ確実に封止することができ、袋に
収容した物を加熱等することにより袋内部の圧力が急激
に高まっても決して開口部が開いてしまうことがない袋
封止用クリップの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1挟持杆と第2挟持杆の一端部同士を揺動可能に連結
するとともに他端部同士を係合手段で係止固定可能に構
成してなり、前記第1挟持杆は、前記第2挟持杆に対向
する面に、第1挟持杆の長手方向に沿って伸びる嵌入用
凸条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあけて挟むよ
うに配置された頂部圧接用凸条部を備え、前記第2挟持
杆は、前記第1挟持杆に対向する面に、第2挟持杆の長
手方向に沿って伸びる底部圧接用凸条部及び該凸条部を
両側から所定間隔をあけて挟むように配置された頂部圧
接用凸条部を備え、前記係合手段で第1挟持杆と第2挟
持杆を折り合わせ状態に固定したとき、前記嵌入用凸条
部が前記底部圧接用凸条部同士の間に形成された嵌合用
溝部に嵌入され、前記第1挟持杆の頂部圧接用凸条部が
前記第2挟持杆の頂部圧接用凸条部に突合せ状態で圧接
され、前記底部圧接用凸条部が前記嵌入用凸条部とその
側方に配置された頂部圧接用凸条部の間に形成される溝
部の底面に圧接されることを特徴とする袋封止用クリッ
プである。
第1挟持杆と第2挟持杆の一端部同士を揺動可能に連結
するとともに他端部同士を係合手段で係止固定可能に構
成してなり、前記第1挟持杆は、前記第2挟持杆に対向
する面に、第1挟持杆の長手方向に沿って伸びる嵌入用
凸条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあけて挟むよ
うに配置された頂部圧接用凸条部を備え、前記第2挟持
杆は、前記第1挟持杆に対向する面に、第2挟持杆の長
手方向に沿って伸びる底部圧接用凸条部及び該凸条部を
両側から所定間隔をあけて挟むように配置された頂部圧
接用凸条部を備え、前記係合手段で第1挟持杆と第2挟
持杆を折り合わせ状態に固定したとき、前記嵌入用凸条
部が前記底部圧接用凸条部同士の間に形成された嵌合用
溝部に嵌入され、前記第1挟持杆の頂部圧接用凸条部が
前記第2挟持杆の頂部圧接用凸条部に突合せ状態で圧接
され、前記底部圧接用凸条部が前記嵌入用凸条部とその
側方に配置された頂部圧接用凸条部の間に形成される溝
部の底面に圧接されることを特徴とする袋封止用クリッ
プである。
【0005】請求項2記載の発明は、第1挟持杆と第2
挟持杆の一端部同士を揺動可能に連結するとともに他端
部同士を係合手段で係止固定可能に構成してなり、前記
第1挟持杆又は第2挟持杆のうち少なくともいずれか一
方は、相手側の挟持杆と対向する面が長手方向両端部か
ら中央部にかけて次第に迫り出す側面視アーチ状に形成
され、前記係合手段で第1挟持杆と第2挟持杆を折り合
わせ状態に固定したとき、前記第1挟持杆と第2挟持杆
は、相対向する面が弾性変形によって長手方向両端部か
ら中央部にかけて互いに密着する一方、前記係合手段の
係合を解除したときには、前記第1挟持杆と第2挟持杆
は、弾性復元力によって元の形状に戻り、互いが瞬発的
に離隔することを特徴とする袋封止用クリップである。
これらの発明を提供することにより上記課題を悉く解決
する。
挟持杆の一端部同士を揺動可能に連結するとともに他端
部同士を係合手段で係止固定可能に構成してなり、前記
第1挟持杆又は第2挟持杆のうち少なくともいずれか一
方は、相手側の挟持杆と対向する面が長手方向両端部か
ら中央部にかけて次第に迫り出す側面視アーチ状に形成
され、前記係合手段で第1挟持杆と第2挟持杆を折り合
わせ状態に固定したとき、前記第1挟持杆と第2挟持杆
は、相対向する面が弾性変形によって長手方向両端部か
ら中央部にかけて互いに密着する一方、前記係合手段の
係合を解除したときには、前記第1挟持杆と第2挟持杆
は、弾性復元力によって元の形状に戻り、互いが瞬発的
に離隔することを特徴とする袋封止用クリップである。
これらの発明を提供することにより上記課題を悉く解決
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る袋封止用
クリップを示す図であり、該クリップが開いている状態
を示す図である。図2は、図1に示す袋封止用クリップ
を閉じた状態で示す図である。
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る袋封止用
クリップを示す図であり、該クリップが開いている状態
を示す図である。図2は、図1に示す袋封止用クリップ
を閉じた状態で示す図である。
【0007】本発明に係る袋封止用クリップ(1)は、
第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の一端部同士を揺
動可能に連結するとともに他端部同士を係合手段(4)
で係止固定可能に構成したものである。この袋封止用ク
リップ(1)の使用目的は特に限定されるものではない
が、例えば、図12に例示する如く、電子レンジで食品
を加熱解凍する際に該食品の収容に用いられる袋(1
3)や湿気や酸化を嫌う薬品や食品等を収容する袋(1
3)の開口部封止、図13に例示する如く、布団を掃除
機等の空気吸引で圧縮する際に用いられる布団収容袋
(13)の開口部封止等に使用することができる。
第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の一端部同士を揺
動可能に連結するとともに他端部同士を係合手段(4)
で係止固定可能に構成したものである。この袋封止用ク
リップ(1)の使用目的は特に限定されるものではない
が、例えば、図12に例示する如く、電子レンジで食品
を加熱解凍する際に該食品の収容に用いられる袋(1
3)や湿気や酸化を嫌う薬品や食品等を収容する袋(1
3)の開口部封止、図13に例示する如く、布団を掃除
機等の空気吸引で圧縮する際に用いられる布団収容袋
(13)の開口部封止等に使用することができる。
【0008】この袋封止用クリップ(1)は、ポリプロ
ピレン等の硬質合成樹脂からなる一体成形品であるが、
薄肉部である連結部(5)にはかなりの可撓性があり、
また、厚みの大きな各挟持杆(2)(3)にも若干の弾
性がある。従って、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)は、その連結部(5)を中心としてその周りに自
在に回動することができる。また、挟持杆(2)(3)
の対向面が側面視アーチ状となっていても、各自由端部
(前記他端部)に力を加えて互いを接近させることで、
各挟持杆(2)(3)を弾性変形させ、互いの対向面を
密着させることができる(図2参照)。尚、この密着の
時点で、係合手段(4)が係合状態となり、挟持杆
(2)(3)同士は閉状態に固定される。
ピレン等の硬質合成樹脂からなる一体成形品であるが、
薄肉部である連結部(5)にはかなりの可撓性があり、
また、厚みの大きな各挟持杆(2)(3)にも若干の弾
性がある。従って、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)は、その連結部(5)を中心としてその周りに自
在に回動することができる。また、挟持杆(2)(3)
の対向面が側面視アーチ状となっていても、各自由端部
(前記他端部)に力を加えて互いを接近させることで、
各挟持杆(2)(3)を弾性変形させ、互いの対向面を
密着させることができる(図2参照)。尚、この密着の
時点で、係合手段(4)が係合状態となり、挟持杆
(2)(3)同士は閉状態に固定される。
【0009】図3は、第1挟持杆(2)の軸直角方向断
面図である。図5は、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)を折り合わせにより相互に密着させた状態を示す
軸直角方向断面図である。図6は、第1挟持杆(2)と
第2挟持杆(3)の間に袋を挟み込んだ状態を示す軸直
角方向断面図である。図7は、第1挟持杆(2)を各方
向から見た図である。図10は、第1挟持杆(2)の軸
長方向断面図であり、中央から左側は図7におけるA−
A線断面図、右側は図7におけるB−B線断面図であ
る。
面図である。図5は、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)を折り合わせにより相互に密着させた状態を示す
軸直角方向断面図である。図6は、第1挟持杆(2)と
第2挟持杆(3)の間に袋を挟み込んだ状態を示す軸直
角方向断面図である。図7は、第1挟持杆(2)を各方
向から見た図である。図10は、第1挟持杆(2)の軸
長方向断面図であり、中央から左側は図7におけるA−
A線断面図、右側は図7におけるB−B線断面図であ
る。
【0010】第1挟持杆(2)は、第2挟持杆(3)
(図4、5参照)に対向する面に、第1挟持杆(2)の
長手方向に沿って伸びる嵌入用凸条部(6)及び該凸条
部(6)を両側から所定間隔をあけて挟むように配置さ
れた頂部圧接用凸条部(14)を備えている。嵌入用凸
条部(6)及び頂部圧接用凸条部(14)の数は特に限
定されるものではないが、図示例では、嵌入用凸条部
(6)は1本、頂部圧接用凸条部(14)は嵌入用凸条
部(6)の両側方にそれぞれ1本ずつ計2本設けられて
いる。嵌入用凸条部(6)とその側方に配置された頂部
圧接用凸条部(14)の間には、溝部(16)が形成さ
れる。第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を折り合わ
せてこれらを閉じたとき、溝部(16)の底面に、第2
挟持杆(3)の底部圧接用凸条部(7)(図4、5参
照)の頂部が圧接するようになっている。
(図4、5参照)に対向する面に、第1挟持杆(2)の
長手方向に沿って伸びる嵌入用凸条部(6)及び該凸条
部(6)を両側から所定間隔をあけて挟むように配置さ
れた頂部圧接用凸条部(14)を備えている。嵌入用凸
条部(6)及び頂部圧接用凸条部(14)の数は特に限
定されるものではないが、図示例では、嵌入用凸条部
(6)は1本、頂部圧接用凸条部(14)は嵌入用凸条
部(6)の両側方にそれぞれ1本ずつ計2本設けられて
いる。嵌入用凸条部(6)とその側方に配置された頂部
圧接用凸条部(14)の間には、溝部(16)が形成さ
れる。第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を折り合わ
せてこれらを閉じたとき、溝部(16)の底面に、第2
挟持杆(3)の底部圧接用凸条部(7)(図4、5参
照)の頂部が圧接するようになっている。
【0011】嵌入用凸条部(6)の頂部は、図3及び5
に例示する如く、断面三角形状に尖っていることが好ま
しい。これに合わせて、嵌入用凸条部(6)が嵌入され
る第2挟持杆(3)の嵌合用溝部(9)の底面は、嵌入
用凸条部(6)の頂部と略同形状に凹んでいることが好
ましい。嵌入用凸条部(6)の頂部及び嵌合用溝部
(9)の底面をこのように構成することにより、嵌入用
凸条部(6)と嵌合用溝部(9)の突合せ面の面積を大
きくし、更に、これらの間に挟み込まれる袋(13)
(図6参照)をより強く押圧することができる。
に例示する如く、断面三角形状に尖っていることが好ま
しい。これに合わせて、嵌入用凸条部(6)が嵌入され
る第2挟持杆(3)の嵌合用溝部(9)の底面は、嵌入
用凸条部(6)の頂部と略同形状に凹んでいることが好
ましい。嵌入用凸条部(6)の頂部及び嵌合用溝部
(9)の底面をこのように構成することにより、嵌入用
凸条部(6)と嵌合用溝部(9)の突合せ面の面積を大
きくし、更に、これらの間に挟み込まれる袋(13)
(図6参照)をより強く押圧することができる。
【0012】尚、図8に例示する如く、嵌入用凸条部
(6)には、その長手方向に相互に所定間隔をあけて複
数の強圧用凸部(8)を形成することが好ましい。この
強圧用凸部(8)は、例えば、断面半円状の線状凸部で
あり、嵌入用凸条部(6)の一側面の根元部から頂部を
経由し他側面の根元部まで略U字状に伸びるように形成
することができる。嵌入用凸条部(6)が図5,6に示
す如く嵌合用溝部(9)に嵌合したとき、この強圧用凸
部(8)(図5,6には図示せず)は嵌合用溝部(9)
の内面を強く押圧するので、袋(13)開口部の封止力
を一層高めるとともに、袋(13)に対して袋封止用ク
リップ(1)の位置がずれるのを確実に防止することが
できる。第1挟持杆(2)は、第2挟持杆(3)側とは
反対側の面に、複数本のリブ(18)を備えており、こ
のリブ(18)が第1挟持杆(2)を補強している。
(6)には、その長手方向に相互に所定間隔をあけて複
数の強圧用凸部(8)を形成することが好ましい。この
強圧用凸部(8)は、例えば、断面半円状の線状凸部で
あり、嵌入用凸条部(6)の一側面の根元部から頂部を
経由し他側面の根元部まで略U字状に伸びるように形成
することができる。嵌入用凸条部(6)が図5,6に示
す如く嵌合用溝部(9)に嵌合したとき、この強圧用凸
部(8)(図5,6には図示せず)は嵌合用溝部(9)
の内面を強く押圧するので、袋(13)開口部の封止力
を一層高めるとともに、袋(13)に対して袋封止用ク
リップ(1)の位置がずれるのを確実に防止することが
できる。第1挟持杆(2)は、第2挟持杆(3)側とは
反対側の面に、複数本のリブ(18)を備えており、こ
のリブ(18)が第1挟持杆(2)を補強している。
【0013】図4は、第2挟持杆(3)の軸直角方向断
面図である。図5は、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)を折り合わせにより相互に密着させた状態を示す
軸直角方向断面図である。図6は、第1挟持杆(2)と
第2挟持杆(3)の間に袋を挟み込んだ状態を示す軸直
角方向断面図である。図9は、第2挟持杆(3)を各方
向から見た図である。図11は、第2挟持杆(3)の軸
長方向断面図であり、中央から左側は図9におけるE−
E線断面図、右側は図9におけるF−F線断面図であ
る。
面図である。図5は、第1挟持杆(2)と第2挟持杆
(3)を折り合わせにより相互に密着させた状態を示す
軸直角方向断面図である。図6は、第1挟持杆(2)と
第2挟持杆(3)の間に袋を挟み込んだ状態を示す軸直
角方向断面図である。図9は、第2挟持杆(3)を各方
向から見た図である。図11は、第2挟持杆(3)の軸
長方向断面図であり、中央から左側は図9におけるE−
E線断面図、右側は図9におけるF−F線断面図であ
る。
【0014】第2挟持杆(3)は、第1挟持杆(2)に
対向する面に、第2挟持杆(3)の長手方向に沿って伸
びる底部圧接用凸条部(7)及び該凸条部(7)を両側
から所定間隔をあけて挟むように配置された頂部圧接用
凸条部(15)を備えている。底部圧接用凸条部(7)
及び頂部圧接用凸条部(15)の数は特に限定されるも
のではないが、底部圧接用凸条部(7)に関しては通常
2本以上とされ、図示例では、底部圧接用凸条部(7)
は2本、頂部圧接用凸条部(15)は底部圧接用凸条部
(7)(7)の両側方に1本ずつ計2本設けられてい
る。第2挟持杆(3)は、第1挟持杆(2)側とは反対
側の面に、複数本のリブ(19)を備えており、このリ
ブ(19)が第2挟持杆(3)を補強している。
対向する面に、第2挟持杆(3)の長手方向に沿って伸
びる底部圧接用凸条部(7)及び該凸条部(7)を両側
から所定間隔をあけて挟むように配置された頂部圧接用
凸条部(15)を備えている。底部圧接用凸条部(7)
及び頂部圧接用凸条部(15)の数は特に限定されるも
のではないが、底部圧接用凸条部(7)に関しては通常
2本以上とされ、図示例では、底部圧接用凸条部(7)
は2本、頂部圧接用凸条部(15)は底部圧接用凸条部
(7)(7)の両側方に1本ずつ計2本設けられてい
る。第2挟持杆(3)は、第1挟持杆(2)側とは反対
側の面に、複数本のリブ(19)を備えており、このリ
ブ(19)が第2挟持杆(3)を補強している。
【0015】この袋封止用クリップ(1)においては、
係合手段(4)で第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)
を折り合わせ状態に固定したとき、図5,6に示す如
く、嵌入用凸条部(6)が、底部圧接用凸条部(7)
(7)同士の間に形成される嵌合用溝部(9)に密に嵌
入されるようになっている。これと同時に、第1挟持杆
(2)の頂部圧接用凸条部(14)が第2挟持杆(3)
の頂部圧接用凸条部(15)に突合せ状態で圧接される
ようになっている。更に、底部圧接用凸条部(7)の頂
部が、嵌入用凸条部(6)とその側方に配置された頂部
圧接用凸条部(14)の間に形成される溝部(16)の
底面に圧接されるようになっている。
係合手段(4)で第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)
を折り合わせ状態に固定したとき、図5,6に示す如
く、嵌入用凸条部(6)が、底部圧接用凸条部(7)
(7)同士の間に形成される嵌合用溝部(9)に密に嵌
入されるようになっている。これと同時に、第1挟持杆
(2)の頂部圧接用凸条部(14)が第2挟持杆(3)
の頂部圧接用凸条部(15)に突合せ状態で圧接される
ようになっている。更に、底部圧接用凸条部(7)の頂
部が、嵌入用凸条部(6)とその側方に配置された頂部
圧接用凸条部(14)の間に形成される溝部(16)の
底面に圧接されるようになっている。
【0016】第1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)の
うち少なくともいずれか一方は、相手側の挟持杆と対向
する面が、長手方向両端部から中央部にかけて次第に迫
り出す側面視アーチ状に形成されている。係合手段
(4)で第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を折り合
わせ状態に固定したとき、図2に示す如く、第1挟持杆
(2)と第2挟持杆(3)は、相対向する面が弾性変形
によって長手方向両端部から中央部にかけて互いに密着
するようになっている。一方、係合手段(4)の係合を
解除したときには、図1に示す如く、第1挟持杆(2)
と第2挟持杆(3)は、弾性復元力によって元の形状に
戻り、互いが瞬発的に離隔するようになっている。尚、
第1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のうちいずれか
一方は、相手側の挟持杆と対向する面が平坦であっても
よい。図示例では、第2挟持杆(3)の方が平坦となっ
ている。
うち少なくともいずれか一方は、相手側の挟持杆と対向
する面が、長手方向両端部から中央部にかけて次第に迫
り出す側面視アーチ状に形成されている。係合手段
(4)で第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を折り合
わせ状態に固定したとき、図2に示す如く、第1挟持杆
(2)と第2挟持杆(3)は、相対向する面が弾性変形
によって長手方向両端部から中央部にかけて互いに密着
するようになっている。一方、係合手段(4)の係合を
解除したときには、図1に示す如く、第1挟持杆(2)
と第2挟持杆(3)は、弾性復元力によって元の形状に
戻り、互いが瞬発的に離隔するようになっている。尚、
第1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のうちいずれか
一方は、相手側の挟持杆と対向する面が平坦であっても
よい。図示例では、第2挟持杆(3)の方が平坦となっ
ている。
【0017】係合手段(4)は、第1挟持杆(2)及び
第2挟持杆(3)の各自由端部に設けられる。その具体
的手段は特に限定されるものではないが、例えば、図示
例の如く、第1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のう
ちいずれか一方に係止用凸部(10)を設け、他方に係
止用孔部(11)を設け、この係止用凸部(10)を係
止用孔部(11)に抜き差し可能とする構成を採用する
ことができる。
第2挟持杆(3)の各自由端部に設けられる。その具体
的手段は特に限定されるものではないが、例えば、図示
例の如く、第1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のう
ちいずれか一方に係止用凸部(10)を設け、他方に係
止用孔部(11)を設け、この係止用凸部(10)を係
止用孔部(11)に抜き差し可能とする構成を採用する
ことができる。
【0018】この抜き差し嵌合の場合においては、図示
例の如く、係止用孔部(11)を弾性を有する摘み片
(12)に形成することができる。この場合、摘み片
(12)の弾性力に抗して係止用凸部(10)を係止用
孔部(11)に向かって摺動させ、係止用凸部(10)
を係止用孔部(11)に嵌入して相互に固定する構造と
することができる。係合を解除するときには、摘み片
(12)を外向きに曲げると、係止用凸部(10)が係
止用孔部(11)から抜けてその係合が解除される。第
1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のうち少なくとも
いずれか一方を前記した側面視アーチ状に形成しておけ
ば、係止用凸部(10)と係止用孔部(11)の係合が
解除されたときに、第1挟持杆(2)及び第2挟持杆
(3)が有する弾性復元力によってこれらが元の形状に
戻り、その結果、互いが瞬発的に離隔し、袋(13)の
開封が非常に容易となる。
例の如く、係止用孔部(11)を弾性を有する摘み片
(12)に形成することができる。この場合、摘み片
(12)の弾性力に抗して係止用凸部(10)を係止用
孔部(11)に向かって摺動させ、係止用凸部(10)
を係止用孔部(11)に嵌入して相互に固定する構造と
することができる。係合を解除するときには、摘み片
(12)を外向きに曲げると、係止用凸部(10)が係
止用孔部(11)から抜けてその係合が解除される。第
1挟持杆(2)又は第2挟持杆(3)のうち少なくとも
いずれか一方を前記した側面視アーチ状に形成しておけ
ば、係止用凸部(10)と係止用孔部(11)の係合が
解除されたときに、第1挟持杆(2)及び第2挟持杆
(3)が有する弾性復元力によってこれらが元の形状に
戻り、その結果、互いが瞬発的に離隔し、袋(13)の
開封が非常に容易となる。
【0019】次に、本発明に係る袋封止用クリップ
(1)の使用方法について説明する。封止される袋の種
類は特に限定されないが、通常、合成樹脂製の袋とさ
れ、その大きさも特に限定されない。また、使用目的も
特に限定されないが、例えば、電子レンジで食品を加熱
する際に食品の収容に用いられる食品収容袋(13)
((図12参照)、湿気や酸化を嫌う薬品や食品等の収
容袋(13)、布団を掃除機等の空気吸引で圧縮する際
に用いられる布団収容袋(13)(図13参照)等を挙
げることができる。尚、図13における符号(20)
は、布団の真空圧縮に用いられる掃除機、符号(21)
は、袋(13)に設けられた逆止弁付き排気口である。
(1)の使用方法について説明する。封止される袋の種
類は特に限定されないが、通常、合成樹脂製の袋とさ
れ、その大きさも特に限定されない。また、使用目的も
特に限定されないが、例えば、電子レンジで食品を加熱
する際に食品の収容に用いられる食品収容袋(13)
((図12参照)、湿気や酸化を嫌う薬品や食品等の収
容袋(13)、布団を掃除機等の空気吸引で圧縮する際
に用いられる布団収容袋(13)(図13参照)等を挙
げることができる。尚、図13における符号(20)
は、布団の真空圧縮に用いられる掃除機、符号(21)
は、袋(13)に設けられた逆止弁付き排気口である。
【0020】袋封止用クリップ(1)の使用の際にはま
ず、第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を開いた状態
とする。次いで、食品等を入れた袋の開口部を挟むよう
に第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を配置する。第
1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の各自由端部を互い
に近づけるように力を加える(図1参照)。すると、第
1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)は互いに接触した後
に弾性変形し(図2参照)、各対向面が袋(13)を介
して密着する(図6参照)。この弾性変形時、摘み片
(12)に係止用凸部(10)が接触し、係止用凸部
(10)は摘み片(12)の弾性力に抗して係止用孔部
(11)に向かって摺動し、第1挟持杆(2)と第2挟
持杆(3)が袋(13)を介して密着した時点で、係止
用凸部(10)が係止用孔部(11)に嵌入し、第1挟
持杆(2)と第2挟持杆(3)は閉状態に固定される。
ず、第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を開いた状態
とする。次いで、食品等を入れた袋の開口部を挟むよう
に第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)を配置する。第
1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の各自由端部を互い
に近づけるように力を加える(図1参照)。すると、第
1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)は互いに接触した後
に弾性変形し(図2参照)、各対向面が袋(13)を介
して密着する(図6参照)。この弾性変形時、摘み片
(12)に係止用凸部(10)が接触し、係止用凸部
(10)は摘み片(12)の弾性力に抗して係止用孔部
(11)に向かって摺動し、第1挟持杆(2)と第2挟
持杆(3)が袋(13)を介して密着した時点で、係止
用凸部(10)が係止用孔部(11)に嵌入し、第1挟
持杆(2)と第2挟持杆(3)は閉状態に固定される。
【0021】第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)が閉
状態に固定されると、袋(13)の開口部は第1挟持杆
(2)と第2挟持杆(3)によって封止される。この封
止状態において、袋(13)は、嵌入用凸条部(6)と
嵌合用溝部(9)の間に挟まれて凸条部(6)の両側面
及び先端によって強圧され、第1挟持杆(2)の頂部圧
接用凸条部(14)と第2挟持杆(3)の頂部圧接用凸
条部(15)の各突合せ面によって挟まれて強圧され、
底部圧接用凸条部(7)と溝部(16)の底面によって
挟まれて強圧される。従って、袋(13)は多数の面で
強く挟まれるので、袋(13)の封止は確実に行われる
ことになり、袋(13)の内部の圧力が急激に高まって
も、袋封止用クリップ(1)の位置がずれてしまうこと
がない。また、第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の
弾性力を利用して封止を行うので、袋(13)の封止を
より確実に行うことができるとともに、袋封止用クリッ
プ(1)の位置ずれをより確実に防止することができ
る。
状態に固定されると、袋(13)の開口部は第1挟持杆
(2)と第2挟持杆(3)によって封止される。この封
止状態において、袋(13)は、嵌入用凸条部(6)と
嵌合用溝部(9)の間に挟まれて凸条部(6)の両側面
及び先端によって強圧され、第1挟持杆(2)の頂部圧
接用凸条部(14)と第2挟持杆(3)の頂部圧接用凸
条部(15)の各突合せ面によって挟まれて強圧され、
底部圧接用凸条部(7)と溝部(16)の底面によって
挟まれて強圧される。従って、袋(13)は多数の面で
強く挟まれるので、袋(13)の封止は確実に行われる
ことになり、袋(13)の内部の圧力が急激に高まって
も、袋封止用クリップ(1)の位置がずれてしまうこと
がない。また、第1挟持杆(2)と第2挟持杆(3)の
弾性力を利用して封止を行うので、袋(13)の封止を
より確実に行うことができるとともに、袋封止用クリッ
プ(1)の位置ずれをより確実に防止することができ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、ビニ
ール袋等の合成樹脂袋の開口部を容易且つ確実に封止す
ることができ、袋に収容した物を加熱等することにより
袋内部の圧力が急激に高まっても決して開口部が開いて
しまうことがない袋封止用クリップを提供することがで
きる。
ール袋等の合成樹脂袋の開口部を容易且つ確実に封止す
ることができ、袋に収容した物を加熱等することにより
袋内部の圧力が急激に高まっても決して開口部が開いて
しまうことがない袋封止用クリップを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る袋封止用クリップを示す図であ
り、該クリップが開いている状態を示す図である。
り、該クリップが開いている状態を示す図である。
【図2】図1に示す袋封止用クリップを閉じた状態で示
す図である。
す図である。
【図3】第1挟持杆の軸直角方向断面図である。
【図4】第2挟持杆の軸直角方向断面図である。
【図5】第1挟持杆と第2挟持杆を折り合わせにより相
互に密着させた状態を示す軸直角方向断面図である。
互に密着させた状態を示す軸直角方向断面図である。
【図6】第1挟持杆と第2挟持杆の間に袋を挟み込んだ
状態を示す軸直角方向断面図である。
状態を示す軸直角方向断面図である。
【図7】第1挟持杆を示す図であり、(a)は第2挟持
杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、(c)は
第2挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は(b)に
おけるC方向矢視図である。
杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、(c)は
第2挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は(b)に
おけるC方向矢視図である。
【図8】第1挟持杆の他の例を示す図であり、(a)は
第2挟持杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、
(c)は第2挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は
(b)におけるD方向矢視図である。
第2挟持杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、
(c)は第2挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は
(b)におけるD方向矢視図である。
【図9】第2挟持杆を示す図であり、(a)は第1挟持
杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、(c)は
第1挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は(b)に
おけるG方向矢視図である。
杆との対向面を示す図、(b)はその側面図、(c)は
第1挟持杆とは反対側の面を示す図、(d)は(b)に
おけるG方向矢視図である。
【図10】第1挟持杆の軸長方向断面図であり、中央か
ら左側は図7におけるA−A線断面図、右側は図7にお
けるB−B線断面図である。
ら左側は図7におけるA−A線断面図、右側は図7にお
けるB−B線断面図である。
【図11】第2挟持杆の軸長方向断面図であり、中央か
ら左側は図9におけるE−E線断面図、右側は図9にお
けるF−F線断面図である。
ら左側は図9におけるE−E線断面図、右側は図9にお
けるF−F線断面図である。
【図12】本発明に係る袋封止用クリップの使用形態の
一例を示す図であり、冷凍食品の加熱解凍、薬品或いは
食品の保存等に用いられる場合を示す図である。
一例を示す図であり、冷凍食品の加熱解凍、薬品或いは
食品の保存等に用いられる場合を示す図である。
【図13】本発明に係る袋封止用クリップの使用形態の
一例を示す図であり、布団を真空圧縮する際に用いられ
る場合を示す図である。
一例を示す図であり、布団を真空圧縮する際に用いられ
る場合を示す図である。
1・・・・・袋封止用クリップ
2・・・・・第1挟持杆
3・・・・・第2挟持杆
4・・・・・係合手段
6・・・・・嵌入用凸条部
7・・・・・底部圧接用凸条部
9・・・・・嵌合用溝部
14・・・・頂部押圧用凸条部
15・・・・頂部押圧用凸条部
16・・・・溝部
Claims (2)
- 【請求項1】 第1挟持杆と第2挟持杆の一端部同士を
揺動可能に連結するとともに他端部同士を係合手段で係
止固定可能に構成してなり、前記第1挟持杆は、前記第
2挟持杆に対向する面に、第1挟持杆の長手方向に沿っ
て伸びる嵌入用凸条部及び該凸条部を両側から所定間隔
をあけて挟むように配置された頂部圧接用凸条部を備
え、前記第2挟持杆は、前記第1挟持杆に対向する面
に、第2挟持杆の長手方向に沿って伸びる底部圧接用凸
条部及び該凸条部を両側から所定間隔をあけて挟むよう
に配置された頂部圧接用凸条部を備え、前記係合手段で
第1挟持杆と第2挟持杆を折り合わせ状態に固定したと
き、前記嵌入用凸条部が前記底部圧接用凸条部同士の間
に形成された嵌合用溝部に嵌入され、前記第1挟持杆の
頂部圧接用凸条部が前記第2挟持杆の頂部圧接用凸条部
に突合せ状態で圧接され、前記底部圧接用凸条部が前記
嵌入用凸条部とその側方に配置された頂部圧接用凸条部
の間に形成される溝部の底面に圧接されることを特徴と
する袋封止用クリップ。 - 【請求項2】 第1挟持杆と第2挟持杆の一端部同士を
揺動可能に連結するとともに他端部同士を係合手段で係
止固定可能に構成してなり、前記第1挟持杆又は第2挟
持杆のうち少なくともいずれか一方は、相手側の挟持杆
と対向する面が長手方向両端部から中央部にかけて次第
に迫り出す側面視アーチ状に形成され、前記係合手段で
第1挟持杆と第2挟持杆を折り合わせ状態に固定したと
き、前記第1挟持杆と第2挟持杆は、相対向する面が弾
性変形によって長手方向両端部から中央部にかけて互い
に密着する一方、前記係合手段の係合を解除したときに
は、前記第1挟持杆と第2挟持杆は、弾性復元力によっ
て元の形状に戻り、互いが瞬発的に離隔することを特徴
とする袋封止用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257690A JP2003072778A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 袋封止用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257690A JP2003072778A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 袋封止用クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003072778A true JP2003072778A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19085312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001257690A Pending JP2003072778A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 袋封止用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003072778A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006030A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kyoraku Co Ltd | 開封防止具及びその開封防止具が用いられた複室容器 |
WO2009054578A1 (en) * | 2007-10-24 | 2009-04-30 | Soon-Lee Juen | Up and down sliding type clip device for vinyl bag |
KR200445821Y1 (ko) * | 2007-10-12 | 2009-09-03 | 전순이 | 회전형 비닐봉투용 밀봉장치 |
JP2015137136A (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 有限会社サンシャインプランニング | 携帯式のクーラーボックス |
CN106241023A (zh) * | 2016-09-20 | 2016-12-21 | 东莞建柏塑胶制品有限公司 | 一种用于防水袋的夹具 |
KR101926115B1 (ko) * | 2017-06-26 | 2018-12-06 | (주) 유쎌 | 클립을 포함하는 분리형 마스크팩 파우치 |
JP2019000149A (ja) * | 2017-06-12 | 2019-01-10 | 株式会社クレハ | 樹脂製固定具 |
KR101940710B1 (ko) * | 2017-10-24 | 2019-01-21 | 동신대학교산학협력단 | 염색빗의 브러쉬부 염색약 제거장치 |
JP2019017735A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | 株式会社クレハ | 樹脂製固定具 |
JP2020066434A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 暁 吉井 | 包装体用挟持具 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001257690A patent/JP2003072778A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009006030A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Kyoraku Co Ltd | 開封防止具及びその開封防止具が用いられた複室容器 |
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JP2020066434A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 暁 吉井 | 包装体用挟持具 |
JP7144278B2 (ja) | 2018-10-22 | 2022-09-29 | 暁 吉井 | 包装体用挟持具 |
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