JP2003072671A - 伸縮ロッド、伸縮ロッドユニット - Google Patents

伸縮ロッド、伸縮ロッドユニット

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JP2003072671A JP2001263412A JP2001263412A JP2003072671A JP 2003072671 A JP2003072671 A JP 2003072671A JP 2001263412 A JP2001263412 A JP 2001263412A JP 2001263412 A JP2001263412 A JP 2001263412A JP 2003072671 A JP2003072671 A JP 2003072671A
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茂 宇佐見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持対象物としての重量物体の大きさに柔軟
に対応し、且つ、作業場所への輸送及び搬入を容易に行
うことのできる、重量物体の支持具を得ること。 【解決手段】 伸縮ロッドユニット100は鉛直方向に
伸縮自在な伸縮ロッド1が複数本立設配置されることに
よって構成され、該複数本の伸縮ロッド1により、所定
高さにおいて支持対象物(重量物体)を支持する。伸縮
ロッド1は使用時には他の前記伸縮ロッド1に連結部材
22によって連結することによって立状態となり、これ
によって伸縮ロッドユニット100が組立状態となる。
従って伸縮ロッド1を次々と連結すれば、伸縮ロッドユ
ニット100の規模を更に大きくすることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造船作業等におい
て重量物体を下から支持する為に重量物体の大きさに合
わせて複数本立設され、且つ、その支持高さを自在に調
節することのできる伸縮ロッドに関する。また、本発明
は、複数本の前記伸縮ロッドが互いに連結されたユニッ
トとしての伸縮ロッドユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、船舶を組み立てる造船作業を一例
として説明する。造船作業においては、船体を各ブロッ
クに分けて予め組み立て、最後に当該組み立てた各ブロ
ックをドック内にて接合することによって船体が組み立
てられる。この様な各ブロックの組立作業においては、
組み立てる各ブロックの大きさに合った定盤が用意さ
れ、当該定盤上に各ブロックが支持された状態でその組
立作業が行われる。ここで、この様な定盤の従来技術と
しては、特開平11−321777号公報に記載された
曲がり外板の受けピン定盤があり、図12は、当該従来
技術に係る定盤の側面図を示すものである。図12にお
いて、受けピン定盤50は、重量物体(支持対象物)と
しての船体ブロック53の大きさに合わせて形成された
土台部としての定盤52上に、複数本の受けピン51が
同じく船体ブロック53の大きさに合わせて格子状に立
設されることによって構成されている。従って、船体ブ
ロック53は、当該格子状に立設された複数本の受けピ
ン51によって所定高さに支持される様になっている。
【0003】各々の受けピン51は上下方向に伸縮自在
に構成されることによってその支持高さを調節可能とな
っていて、船体ブロック53の外板54の曲がり形状に
合わせて各々の受けピン51の支持高さが調節される。
より詳しくは、船体ブロック53の設計情報(3次元情
報)と各々の受けピン51の立設位置情報(2次元情
報)とを用い、各々の受けピン51の立設位置におけ
る、定盤52の上面から外板54までの距離(高さ)を
計算し、その数値に合わせて各々の受けピン51の支持
高さを調節して、外板54の曲がり形状を形づくり、そ
の上で船体ブロック53を組み立てる様になる。
【0004】尚、各々の受けピン51は図13に示す様
な構成となっている。ここで、図13は受けピン51の
側面図である。図13において、受けピン51は外筒5
5、内筒56、及び定荷重ばね57、57によって構成
され、内筒56が外筒55に対して上下方向にスライド
可能に嵌挿され、且つ、定荷重ばね57、57によって
内筒56が、その自重とバランスする様に構成されてい
る。また、受けピン51は、船体ブロック53を支持し
た際に容易に倒れない様に、定盤52に取付ボルト58
によって確実に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の受けピン定盤50においては以下の様な問題があっ
た。先ず第1に、船体ブロック53には種々の大きさが
あり、従って異なる大きさの船体ブロック53の組み立
て作業を行う為には、別途これに合った受けピン定盤5
0を新たに作製する必要があり、コスト面で問題とな
る。第2に、受けピン定盤50は大型で且つ重量がある
為、前述の様に船体ブロック53の大きさに合わせてそ
の都度組立場所へ輸送・搬入する作業は、困難且つ煩雑
となる。
【0006】そこで本発明は上記問題に鑑みなされたも
のであり、その課題は、支持対象物としての重量物体の
大きさに柔軟に対応し、且つ、作業場所への輸送及び搬
入を容易に行うことのできる、重量物体の支持具を得る
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1記載の伸縮ロッドは、鉛直方向に伸縮
自在な伸縮ロッドが複数本立設配置され、各々の前記伸
縮ロッドが重量物体を支持する高さ位置に合わせて予め
伸長された後に前記重量物体を下方から支持する伸縮ロ
ッドユニットを構成する前記伸縮ロッドであって、第1
の柱状体と、該第1の柱状体から上方にスライド可能な
第2の柱状体と、該第2の柱状体を所定のスライド位置
で固定するロック手段と、からなる少なくとも一以上の
柱状体ユニットを有し、少なくとも一つの前記柱状体ユ
ニットに、他の前記伸縮ロッドと連結部材によって連結
する為の連結部材ジョイント部が設けられ、使用時には
他の前記伸縮ロッドに連結することによって立状態とな
り、これによって前記伸縮ロッドユニットを構成し、非
使用時には他の前記伸縮ロッドから切り離すことによっ
て独立状態となり、これによって前記伸縮ロッドユニッ
トを分解状態とすることを特徴とする。本願請求項1記
載の発明によれば、支持対象物としての重量物体の大き
さに柔軟に対応することができ、且つ、作業場所への輸
送及び搬入が極めて容易な、重量物体の支持具を得るこ
とが可能となる。
【0008】即ち、鉛直方向に伸縮自在な伸縮ロッドが
複数本立設配置されることによって伸縮ロッドユニット
が構成される。当該伸縮ロッドは、第1の柱状体と、該
第1の柱状体から上方にスライド可能な第2の柱状体
と、該第2の柱状体を所定のスライド位置で固定するロ
ック手段と、からなる柱状体ユニットを少なくとも一以
上有し、所謂多段の構成によって上下に伸縮する様に構
成されている。
【0009】ここで、少なくとも一つの柱状体ユニット
には、他の伸縮ロッド、即ち、当該伸縮ロッドと共に立
設配置されることによって伸縮ロッドユニットを構成
し、そして重量物体を支持する他の伸縮ロッド、と連結
部材によって連結する為の連結部材ジョイント部が設け
られていて、これによって他の伸縮ロッドと連結及び切
り離し自在となっている。そして、当該連結部材ジョイ
ント部と前記連結部材とによって、使用時には他の伸縮
ロッドに連結することによって立状態となり、これによ
って伸縮ロッドユニットを構成し、非使用時には他の伸
縮ロッドから切り離すことによって独立状態となり、こ
れによって伸縮ロッドユニットを分解状態とする様にな
っている。
【0010】従って、支持する重量物体の大きさに合っ
た規模になるまで伸縮ロッドを次々に連結させていくこ
とにより、以て重量物体の大きさに合った支持具、即ち
伸縮ロッドユニットを、簡単に且つ迅速に作製すること
が可能となり、以て重量物体の大きさに合わせて柔軟に
対応することが可能となる。換言すれば、伸縮ロッドユ
ニットの規模を、その場(作業現場、組立現場等)で、
その物(重量物体)の大きさに合わせて簡単に調節可能
となり、従って、重量物体の大きさに合わせてそれ専用
の支持具を作製する様な場合に比べ、極めて安価に且つ
効率的となる。
【0011】また、伸縮ロッドは、使用時には連結部材
で互いに連結されることによって立状態となり、且つ、
非使用時には切り離されて独立状態となるので、伸縮ロ
ッドを立設する為の土台が不要となり、従って伸縮ロッ
ドユニットの輸送・搬入が極めて容易となり、また、そ
の保管も省スペースで効率的に行うことができる。
【0012】尚、伸縮ロッドを構成する「第1の柱状
体」と「第2の柱状体」との関係は相対的なものであ
り、例えば、全体が3本の柱状体によって構成される場
合、伸長時に最も下に位置する柱状体と中間に位置する
柱状体との関係では下側が第1の柱状体であり、上側が
第2の柱状体となる。また、当該中間に位置する柱状体
と最も上に位置する柱状体との関係では下側が第1の柱
状体であり、上側が第2の柱状体となる。以上により、
伸縮ロッドは、伸長時に下側に位置する柱状体(第1の
柱状体)と、上側に位置する柱状体(第2の柱状体)
と、当該第2の柱状体を所定のスライド位置で固定する
ロック手段と、からなる柱状体ユニットの集合体によっ
て構成されることになる。
【0013】本願請求項2記載の伸縮ロッドは、請求項
1において、前後左右4方向に配置される他の前記伸縮
ロッドと連結可能となる様に前記連結部材ジョイント部
が構成されたことを特徴とする。本願請求項2記載の発
明によれば、連結部材ジョイント部が、前後左右4方向
に配置される他の伸縮ロッドと連結可能になっているの
で、従って伸縮ロッドの集合体としての伸縮ロッドユニ
ットを、多種多様な連結形態で構成することが可能とな
る。尚、ここでの前後左右4方向とは、伸縮ロッドを上
方から見た場合(俯瞰した場合)における当該伸縮ロッ
ドの前後左右4方向を意味する。
【0014】本願請求項3記載の伸縮ロッドは、請求項
2において、前後左右4方向に加えて更にその中間を併
せた8方向に配置される他の前記伸縮ロッドと連結可能
となる様に前記連結部材ジョイント部が構成されたこと
を特徴とする。本願請求項3記載の発明によれば、連結
部材ジョイント部は前後左右4方向に加えて更にその中
間を併せた8方向に配置される他の伸縮ロッドと連結可
能になっているので、以て伸縮ロッドの集合体としての
伸縮ロッドユニットを、更に多種多様な連結形態で構成
することが可能となる。
【0015】本願請求項4記載の伸縮ロッドは、請求項
1から3のいずれか1項において、他の前記伸縮ロッド
に対して、2以上の前記連結部材によって連結可能とな
る様に前記連結部材ジョイント部が構成されたことを特
徴とする。本願請求項4記載の発明によれば、伸縮ロッ
ドは2以上の連結部材によって他の伸縮ロッドと連結さ
れるので、確実且つ強固な連結状態を形成することが可
能となり、従って重量物体の重量が大なる場合でもこれ
に確実に対応することが可能となる。
【0016】本願請求項5記載の伸縮ロッドは、請求項
1から4のいずれか1項において、前記連結部材ジョイ
ント部が着脱自在に構成されたことを特徴とする。本願
請求項5記載の発明によれば、連結部材ジョイント部が
着脱自在に構成されているので、連結部材ジョイント部
を伸縮ロッドから取り外すことにより、伸縮ロッドの輸
送或いは保管を、省スペース化によってより効率的に行
うことが可能となる。
【0017】本願請求項6記載の伸縮ロッドは、請求項
1から5のいずれか1項において、前記連結部材が、水
平に延びる棒状体の両端部が鉛直下方に折り曲げられて
なる連結ロッドからなり、前記連結部材ジョイント部
が、鉛直下方に折り曲げられた前記連結ロッド端部を嵌
挿する、鉛直方向に延びる円筒部材からなることを特徴
とする。本願請求項6記載の発明によれば、連結部材が
水平に延びる棒状体の両端部を鉛直下方に折り曲げてな
る連結ロッドからなり、連結部材ジョイント部が、前記
折り曲げられた連結ロッドの端部を嵌挿する、鉛直方向
に延びる円筒部材からなるので、円筒部材への連結ロッ
ドの挿脱によってワンタッチで連結及び切り離し作業を
行うことができると共に、連結部材及び連結部材ジョイ
ント部を、簡単な構成によって安価に得ることができ
る。
【0018】本願請求項7記載の伸縮ロッドは、請求項
1から5のいずれか1項において、前記連結部材が、水
平に延びる棒状体の両端部にボルト挿通穴が形成された
連結ロッドからなり、前記連結部材ジョイント部が、前
記連結ロッド端部をボルト固定するボルト挿通穴が形成
された板状の取付片からなることを特徴とする。本願請
求項7記載の発明によれば、連結部材としての連結ロッ
ドと、連結部材ジョイント部としての板状の取付片とを
ボルト固定する構成となっているので、これによって強
固な連結状態が形成され、従って重量物体の重量が大な
る場合でもこれに確実に対応することが可能となる。
【0019】本願請求項8記載の伸縮ロッドは、請求項
1から7のいずれか1項において、伸びた状態において
最も下に位置する前記第1の柱状体が、板状体からなる
ベース上に固設されたことを特徴とする。本願請求項8
記載の発明によれば、伸びた状態において最も下に位置
する前記第1の柱状体が板状体からなるベース上に固設
されているので、当該ベースにより、連結状態に無い場
合においても伸縮ロッドは倒れることなく立状態とな
り、以て連結或いは切り離し作業を容易に行うことがで
きる。
【0020】本願請求項9記載の伸縮ロッドは、請求項
1から8のいずれか1項において、前記柱状体ユニット
が巻回状の定荷重ばねを備え、該定荷重ばねの本体部が
前記第1の柱状体に固設され、前記本体部から延出する
先端部が前記第2の柱状体に固着されることにより、前
記第2の柱状体に、上方にスライドする方向のばね力が
付与されていることを特徴とする。本願請求項9記載の
発明によれば、第2の柱状体に、定荷重ばねによって上
方にスライドする方向のばね力が付与されているので、
これによって第2の柱状体を上方へスライドさせる際の
労力が飛躍的に軽減され、以て小さい力で容易に伸縮ロ
ッドの伸長作業を行うことが可能となる。
【0021】本願請求項10記載の伸縮ロッドは、請求
項9において、前記ばね力が、前記第2の柱状体を静止
状態にバランスさせる大きさに設定されていることを特
徴とする。本願請求項10記載の発明によれば、定荷重
ばねのばね力が第2の柱状体を静止状態にバランスさせ
る大きさに設定されているので、これによって更に小さ
い力で伸縮ロッドの伸長作業を行うことができると共
に、第2の柱状体は常に静止状態にあるので、伸縮ロッ
ドの伸長量を確かめながら徐々に伸長させることによ
り、正確に伸長作業を行うことが可能となる。
【0022】尚、この場合において定荷重ばねが第2の
柱状体に付与するばね力は、第2の柱状体それ自身のみ
の自重を考慮して設定されるのでは無く、第2の柱状体
の上方へのスライドによって一緒に上方に変位する他の
構成要素(例えば、当該第2の柱状体から上方に変位す
る他の柱状体及びその他の構成要素)の自重をも考慮し
て設定され、これによって第2の柱状体のバランス状態
(静止状態)が形成されることになる。
【0023】本願請求項11記載の伸縮ロッドは、請求
項9において、前記ばね力が、前記第2の柱状体が自ず
と上方にスライドする大きさに設定されていることを特
徴とする。本願請求項11記載の発明によれば、定荷重
ばねのばね力が、第2の柱状体が自ずと上方にスライド
する大きさに設定されているので、従って第2の柱状体
の上方へのスライド作業を作業者の人手に頼る必要が無
く、伸縮ロッドを労力を必要とせず簡単に伸長させるこ
とが可能となる。
【0024】尚、この場合において、前記同様に当該ば
ね力は、第2の柱状体それ自身のみの自重を考慮して設
定されるのでは無く、第2の柱状体の上方へのスライド
によって一緒に上方に変位する他の構成要素の自重をも
考慮して設定され、更に、第2の柱状体を上方へスライ
ドさせるに際して当該第2の柱状体と第1の柱状体との
間に摩擦抵抗力が生じる場合においては、前記ばね力
は、負担すべき全ての構成要素の自重に加え、当該摩擦
抵抗力に打ち勝って第2の柱状体を上方にスライドさせ
る様に設定されることになる。
【0025】本願請求項12記載の伸縮ロッドは、請求
項1から11のいずれか1項において、伸びた状態にお
いて最も上に位置する前記第2の柱状体の頂部に、高さ
微調整可能な受け具が配設されたことを特徴とする。本
願請求項12記載の発明によれば、伸びた状態において
最も上に位置する第2の柱状体の頂部に、高さ微調整可
能な受け具が配設されているので、従ってよりきめ細か
な高さ調整によって更に適した状態で重量物体を支持す
ることが可能となる。
【0026】本願請求項13記載の伸縮ロッドは、請求
項1から12のいずれか1項において、前記柱状体ユニ
ットが、外壁面に伸縮量又は全体の伸び高さを視認可能
とする目盛り部を備えたことを特徴とする。本願請求項
13記載の発明によれば、柱状体ユニット外壁面に伸縮
量又は全体の伸び高さを視認可能とする目盛り部が備え
られているので、複数本の伸縮ロッドの高さ合わせを容
易に行うことができ、また、伸縮ロッドを目的とする伸
長量に容易に設定することが可能となる。
【0027】本願請求項14記載の伸縮ロッドユニット
は、鉛直方向に伸縮自在な伸縮ロッドが複数本立設配置
され、各々の前記伸縮ロッドが重量物体を支持する高さ
位置に合わせて予め伸長された後に前記重量物体を下方
から支持する伸縮ロッドユニットであって、請求項1か
ら13のいずれか1項に記載の前記伸縮ロッドが前記連
結部材によって互いに連結されてなることを特徴とす
る。本願請求項14記載の発明によれば、鉛直方向に伸
縮自在な伸縮ロッドが複数本立設配置され、各々の前記
伸縮ロッドが重量物体を支持する高さ位置に合わせて予
め伸長された後に前記重量物体を下方から支持する伸縮
ロッドユニットが、本願請求項1から13のいずれか1
項に記載の前記伸縮ロッドが前記連結部材によって互い
に連結されることによって構成されているので、前述し
た本願請求項1から13のいずれか1項に記載の発明と
同様な作用効果を得ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。先ず、図1乃至図3を参
照しつつ本発明に係る伸縮ロッドユニット(以下「ユニ
ット」と略称する)100及び伸縮ロッド1の大略構成
について説明する。ここで、図1はユニット100の斜
視図(俯瞰図)であり、図2は伸縮ロッド1の外観斜視
図である。また、図3(A)乃至(C)はユニット10
0の構成バリエーションを示す、ユニット100の平面
図(模式図)である。
【0029】図1において、ユニット100は、鉛直方
向に伸縮自在な伸縮ロッド1が複数本、設置面G(ユニ
ット100が設置される作業場所等の地面或いは床面)
上に立設配置されることによって構成され、各々が所定
の高さ位置まで伸長されることにより、図12において
既に示した船体ブロック53の様な支持対象物としての
重量物体(以下これを「支持対象物」という)を下から
支持する様になっている。
【0030】複数本の伸縮ロッド1は全てが設置面G上
に土台等を介さずに直接載置され、全てが互いに連結部
材22によって連結されることによって倒れることなく
立状態に配設されている。尚、連結部材22は、符号2
3,24,25で示す3種類の棒状体によって構成され
ているが、これらの詳細な構成及び、これらを用いた伸
縮ロッド1の連結方法については、後に説明する。
【0031】伸縮ロッド1は、図2に示す様に鉛直方向
に長い「第1の柱状体」としての外筒2及び「第2の柱
状体」としての内筒3によって大略構成されている。外
筒2及び内筒3は、いずれも軸方向断面視において正方
形状をなし、また、中空の筒形の形状をなしている(図
4参照)。従って当該中空の筒形状により内筒3は外筒
2に内包され、これにより、内筒3は外筒2に対して上
下方向にスライド可能となり、当該内筒3のスライド動
作によって、伸縮ロッド1は鉛直方向に伸縮(本実施の
形態では約1.2mから2mの間を伸縮)する様になっ
ている。
【0032】ここで、外筒2の側壁において、対峙する
2つの側の上部には、それぞれ定荷重ばねユニット30
が取り付けられていて、該定荷重ばねユニット30によ
り、内筒3を上方へスライドさせる方向のばね力が付与
されている。従ってこれにより、小さい力で労力を必要
とせず、容易に内筒3を上方にスライドさせることがで
きる様になっている。尚、定荷重ばねユニット30の詳
細な構成については後に説明する。
【0033】内筒3には鉛直方向に一定間隔を置いて、
略水平方向に貫通する位置決め用孔19が複数穿設さ
れ、また、外筒2には、位置決め用孔19の穿設間隔と
同じ間隔を置いて2つのピン挿入孔21,21が同じく
略水平に貫通する様に穿設されている。2つのピン挿入
孔21,21には2本のストッパーピン27,27が挿
入される様になっていて、該ストッパーピン27,27
がピン挿入孔21と位置決め用孔19とを貫通して挿入
されることにより、内筒3が所定のスライド位置で固定
される様になっている。従って、位置決め用孔19,ピ
ン挿入孔21,ストッパーピン27は、内筒3を所定の
スライド位置で固定する「ロック手段」を構成する。
尚、ストッパーピン27の詳細な構成については後に説
明する。また、当該ロック手段は一例であり、内筒3を
所定の位置で確実に固定し得るものであれば、どの様な
構成であっても構わない。
【0034】ここで、内筒3は位置決め用孔19の穿設
間隔毎に高さ位置(スライド位置)を調節可能となる
が、内筒3の頂部には、高さ微調整可能な支持対象物を
受ける受け具16が設けられていて、該受け具16の高
さ微調整機構により、位置決め用孔19の穿設間隔より
も小さい高さ調整を行うことが可能となっている。ここ
で、受け具16の高さ微調整範囲は、位置決め用孔19
の穿設間隔と略同じ若しくは僅かに大きくなっているこ
とから、伸縮ロッド1は、その伸縮範囲で無段階的な高
さ調節が行える様になっている。
【0035】尚、伸縮ロッド1は、以上説明した外筒2
及び内筒3と、定荷重ばねユニット30と、内筒3を所
定のスライド位置で固定するロック手段とからなる一つ
の「柱状体ユニット」によって構成されているが、二以
上の当該柱状体ユニットによって更に多段の構成とする
ことが可能であることは言うまでも無い。
【0036】次に、外筒2は、板状体としてのベース4
上に、外筒2の4つのコーナー部に配設された支持リブ
5によって支持される様に固設され、伸縮ロッド1は、
当該ベース4によって、連結部材22によって他の伸縮
ロッド1と連結されていない独立状態においても、外力
が加わらなければ独自に立つことができる様になってい
る。
【0037】外筒2の4つのコーナー部に配設された支
持リブ5には鉛直方向に延びる円筒状のロッド挿入部6
がそれぞれ配設されていて、該ロッド挿入部6に、図1
に示した連結部材22を構成する第1連結ロッド23が
嵌挿される様になっている。また、ロッド挿入部6の上
部には、2つの板状のロッド取付片8,8が、外筒2の
両側に突出する様に配設されていて、該ロッド取付片
8,8に図1で示した連結部材22を構成する第3連結
ロッド25がボルト固定される様になっている。更に、
内筒3には伸縮ロッド1から着脱可能なロッド取付部材
9が上方から緩挿されていて、該ロッド取付部材9に、
図1に示した第2連結ロッド24がボルト固定される様
になっている。以上により、伸縮ロッド1は連結部材2
2によって他の伸縮ロッド1と連結及び切り離し可能と
なり、ロッド挿入部6,ロッド取付片8,ロッド取付部
材9は、連結部材22によって他の伸縮ロッド1と連結
する為の「連結部材ジョイント部」を構成する。尚、ロ
ッド取付部材9の詳細な構成については、後に説明す
る。
【0038】次に、ユニット100は、以上説明した伸
縮ロッド1が互いに連結されることによって構成される
ので、従ってその大きさ(連結規模)を自由に設定する
ことが可能となっている。即ち、図1に示したユニット
100は、図3(A)に示す様に平面視において縦と横
に3つの伸縮ロッド1が配置され、更にその内側に5つ
の伸縮ロッド1が配置され、そして全てが連結されるこ
とによって格子状に組み立てられているが、これに加え
て伸縮ロッド1を更に次々と連結していくことにより、
図3(B)或いは図3(C)に示す様な更に大きい連結
規模とすることが可能となる。
【0039】換言すれば、伸縮ロッド1は、使用時に他
の伸縮ロッド1に連結することによって立状態となり、
これによってユニット100を組立状態とし、非使用時
には他の伸縮ロッド1から切り離すことによって独立状
態となり、これによってユニット100を分解状態とす
る様になっている。従って、支持対象物の大きさに合っ
た規模になるまで次々と連結させていくことにより、支
持対象物の大きさに合ったユニット100を簡単に且つ
迅速に得ることが可能となり、支持対象物の大きさに合
わせてそれ専用の支持具を作製する様な場合と比べて、
極めて安価に且つ効率的となる。
【0040】また、伸縮ロッド1は、使用時には互いに
連結されることによって立状態となるので、伸縮ロッド
1を立設する為の土台(ベース)が不要となり、更に、
非使用時には切り離されて独立状態となるので、輸送・
搬入が極めて容易となると共に、その保管も、省スペー
スで効率的に行うことが可能となる。
【0041】次に、図4乃至図9を参照しつつ、伸縮ロ
ッド1及び連結部材22の詳細な構成について説明す
る。ここで、図4は伸縮ロッド1の垂直断面図、図5は
内筒3の側面図、図6はストッパーピン27の側面図
(動作説明図)である。また、図7は受け具16の2つ
の実施例を示す側面図、図8(A)はロッド取付部材9
の平面図、図8(B)は同側面図、図9は連結部材22
を構成する3つの棒状体の平面図である。
【0042】先ず、図4を参照しつつ定荷重ばねユニッ
ト30の構成について説明する。図4において、定荷重
ばねユニット30は巻回状の定荷重ばね31を1つ備
え、該定荷重ばね31は、定荷重ばねユニット30の筐
体32に取り付けられられている。筐体32は外筒2の
上部に固設され、外筒2において筐体32が取り付けら
れる部分には、窓穴部34が形成されている。定荷重ば
ね31から延出する先端部は、窓穴部34から外筒2内
部に入り、内包されている内筒3の下部に取付ボルト等
によって固定されている。ここで、定荷重ばね31は巻
き上げ方向のばね力を発生させるので、従って外筒2の
上部側壁に設けられた2つの定荷重ばねユニット30、
即ち、2つの定荷重ばね31によって、内筒3に上方に
スライドする方向のばね力を与える様になっている。
【0043】ここで、2つの定荷重ばね31,31によ
って内筒3に与えられるばね力は、内筒3を静止状態に
バランスさせる大きさに設定されている。つまり、2つ
の定荷重ばね31,31が、内筒3及び受け具16(図
2参照)の自重を負担することによって、内筒3に上方
からの荷重が掛かっておらず、且つ、ストッパーピン2
7(図2参照)が挿入されていないフリー状態の内筒3
を、上方にも下方にもスライドしない状態にバランスさ
せる様になっている。従ってこれにより、内筒3を上方
へスライドさせる際の労力が軽減され、以て伸縮ロッド
1の伸長作業を極めて容易なものとしている。また、ス
トッパーピン27によって固定もせず、且つ、作業者の
手によって把持しない状態でも内筒3は静止状態にある
ので、伸縮ロッド1の伸長量を確かめながら徐々に伸長
させることにより、正確な伸長作業を行うことが可能と
なる。
【0044】また、2つの定荷重ばね31,31によっ
て内筒3に与える前記ばね力は、内筒3が自ずと上方に
スライドする様な大きさに設定することも可能である。
この場合、前記ばね力は、内筒3及び受け具16の自重
に加え、内筒3が外筒2に対してスライドする際の摩擦
抵抗力に打ち勝って内筒3を上方にスライドさせること
になる。従って前記ばね力をこの様に設定することによ
り、内筒3を上方へスライドさせる作業が尚一層容易な
ものとなる。
【0045】尚、本実施形態では2つの定荷重ばね3
1,31によって内筒3をバランスさせる構成としてい
るが、定荷重ばね31のばね力(能力)の大きさによっ
て1つのみの構成とすることも可能であり、逆に3つ以
上の定荷重ばね31を用いて内筒3をバランスさせるこ
とも可能である。
【0046】次に、図5乃至図8を参照しつつ伸縮ロッ
ド1のその他の構成要素について詳説する。図5におい
て、内筒3には目盛り部7が設けられていて、該目盛り
部7によって、伸縮ロッド1の伸縮量(伸び高さ)を視
認可能となっている。尚、本実施形態では目盛り部7に
記される数値は伸縮ロッド1全体の高さ(絶対値)を示
すものとなっているが、伸縮ロッド1が最も縮んだ状態
からどれだけ伸長したかを示すもの(相対値)であって
も構わない。
【0047】次に、内筒3の頂部には前述の様に受け具
16が設けられている。受け具16は、図7(A)に示
す様に先端(上端)が半球状の受け部15となっている
ねじ12が、内筒3の頂部に穿設されたねじ孔(図示せ
ず)と、固定用ナット14を通した状態でねじ嵌合する
ことによって構成されていて、ねじ12を回転させるこ
とによって受け部15が上下し、以て高さ微調整を行う
様になっている。尚、受け具16は、図7(B)に示す
様な構成とすることもできる。即ち、ねじ12の上部が
ユニバーサルジョイント部17となっていて、広い支持
面を有する円盤状の受け部15が、同図の仮想線で示す
ように首振り可能となっている。従ってこうすることに
より、受け部15が支持対象物の底面形状に沿って密着
した状態となり、支持対象物の底面にスポット的な集中
応力を与えず、支持対象物の底面に変形をきたすことな
く安全に支持することが可能となる。
【0048】次に、外筒2に穿設されるピン挿入孔21
と内筒3に穿設される位置決め用孔19とを挿通して内
筒3を所定位置で固定するストッパーピン27について
説明する。ストッパーピン27は、図6に示す様に把持
部27aと、該把持部27aから延びるストッパ部27
bと、該ストッパ部27bの先端に回動軸27cを中心
にして一方向にのみ回動可能(図6(A)では時計方向
にのみ回動可能)に設けられるアンカー部27dとから
構成されている。従って当該構成により、ストッパーピ
ン27を挿通させる際には、図6(A)に示す様にアン
カー部27dが回動軸27cを中心に回動してストッパ
ーピン27折れ曲がり状態とならない向きとし、挿通
後、ストッパーピン27をアンカー部27bが自重で下
方に回動する様に回して、以てストッパーピン27を図
6(B)に示す折れ曲がり状態とすることでストッパー
ピン27の抜け防止状態となる。
【0049】次に、内筒3に緩挿されるロッド取付部材
9の構成について図8を参照しつつ説明する。図8
(A)において、ロッド取付部材9は平面視において内
筒3を囲む様な正方形状の、4つのコーナー部分にそれ
ぞれ外側に向かって突出する様なロッド取付片10及び
11を備え、該取付片10及び11に穿設されたボルト
挿通孔10a(図2参照)及び11a(図8(B)参
照)によって、第2連結ロッド24をボルト固定するこ
とができる様になっている。また、取付片10は、図8
(B)に示す様に取付片11よりも更に下方に延びた形
状をなし、該下方に延びた部分には、第3連結ロッド2
5をボルト固定する為のボルト挿通孔10bが形成され
ている。
【0050】ここで、取付片10及び11は、図8
(A)に示す様に内筒3(伸縮ロッド1)の前後左右4
方向に加えて更にその中間を併せた8方向に向けて突出
する様に設けられているので、これにより、多様な方向
に配置される他の伸縮ロッド1と、第2連結ロッド24
による連結が可能となり、多様な連結形態でユニット1
00を構成することが可能となっている。尚、図2に示
す第1連結ロッド23も、円筒体としてのロッド挿入部
6に嵌挿され、該ロッド挿入部6を回動軸として回動可
能となっているので、従ってこれによっても、多様な方
向に配置される他の伸縮ロッド1と連結することができ
る様になっている。
【0051】尚、取付片10は、図8(B)に示す様に
ロッド取付部材9から下方に延びる様に形成されるの
で、従って内筒3に嵌挿された際に、定荷重ばねユニッ
ト30と干渉しない方向にのみ配設される(図8(A)
では左右方向に突出する方向)様になっている。従っ
て、第3連結ロッド25は、伸縮ロッド1の左右方向
(図8(A)の左右方向)に配置される他の伸縮ロッド
1との連結用に用いられる。
【0052】次に、連結部材22の構成について説明す
る。図9(A)は連結部材22を構成する第1連結ロッ
ド23を示すものであり、図示する様に、第1連結ロッ
ド23は水平に延びる棒状体の両端部を鉛直下方に折り
曲げてなり、該折り曲げ部23aが、図1に示したロッ
ド挿入部6に上方から嵌挿される様になっている。ま
た、図9(B)は連結部材22を構成する第2連結ロッ
ド24を示すものであり、図示する様に、第2連結ロッ
ド24は水平に延びる棒状体の両端部にそれぞれ2つの
ボルト挿通孔24aが形成されてなり、図8に示した取
付片10,11にボルト固定される様になっている。更
に、図9(C)は連結部材22を構成する第3連結ロッ
ド25を示すものであり、図示する様に、第3連結ロッ
ド25は第2連結ロッド24と同様に、水平に延びる棒
状体の両端部にそれぞれ1つのボルト挿通孔25aが形
成されてなり、図8に示した取付片10にボルト固定さ
れる様になっている。
【0053】以上説明した伸縮ロッド1は、図10から
図11に示す様に連結及び伸長作業が行われ、以てユニ
ット100が形成される。ここで、図10は2本の伸縮
ロッド1の分解図(側面図)であり、図11は同組立図
である。図10において、互いに連結される2本の伸縮
ロッド1は、図10に示す様に分解され且つ縮んだ状態
で設置場所に搬入され、所定の間隔を置いて設置面G上
に載置される。次に、ロッド取付部材9を内筒3に緩挿
し、1本の第1連結ロッド23によって双方を連結す
る。次に、1本の第2連結ロッド24及び2本の第3連
結ロッドを併用することにより、更に強固な連結状態を
形成する。ユニット100は、以上の様に複数本の伸縮
ロッド1が互いに連結されることによって組み立てられ
る。そして、支持対象物の支持高さ情報に合わせて各々
の伸縮ロッド1の受け具16の高さ微調整を行い、その
後、内筒3を上方にスライドさせ、所定の位置でストッ
パーピン27を挿入し、以て図11に示す様な支持対象
物を支持可能な状態となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、伸
縮ロッドが使用時には他の伸縮ロッドに連結することに
よって立状態となり、これによって伸縮ロッドユニット
を組立状態とし、非使用時には他の伸縮ロッドから切り
離すことによって独立状態となり、これによって伸縮ロ
ッドユニットを分解状態とする様になっているので、従
って支持する重量物体の大きさに合った規模になるまで
伸縮ロッドを次々に連結させていくことにより、以て重
量物体の大きさに合った伸縮ロッドユニットを、簡単に
且つ迅速に作製することが可能となり、以て重量物体の
大きさに合わせて柔軟に対応することが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伸縮ロッドユニットの斜視図(俯
瞰図)である。
【図2】本発明に係る伸縮ロッドの外観斜視図である。
【図3】本発明に係る伸縮ロッドユニットの構成のバリ
エーションを示す、伸縮ロッドユニットの平面図であ
る。
【図4】本発明に係る伸縮ロッドの垂直断面図である。
【図5】本発明に係る伸縮ロッドを構成する柱状体の側
面図である。
【図6】本発明に係る伸縮ロッドを構成するストッパー
ピンの側面図(動作説明図)である。
【図7】本発明に係る伸縮ロッドを構成する受け具の2
つの実施例を示す側面図である。
【図8】(A)は本発明に係る伸縮ロッドを構成するロ
ッド取付部材の平面図、(B)は同側面図である。
【図9】本発明に係る伸縮ロッドユニットを構成する3
種類の連結部材の平面図である。
【図10】本発明に係る伸縮ロッドユニットの分解図
(側面図)である。
【図11】本発明に係る伸縮ロッドユニットの組立図
(側面図)である。
【図12】従来技術に係る定盤(支持具)の側面図であ
る。
【図13】従来技術に係る定盤(支持具)を構成する受
けピンの側面図である。
【符号の説明】
1 伸縮ロッド 2 外筒 3 内筒 4 ベース 5 支持部 6 ロッド挿入部 7 目盛り部 8 ロッド取付片 9 ロッド取付部材 10,11 取付片 16 受け具 19 位置決め用孔 21 ピン挿入孔 23 第1連結ロッド 24 第2連結ロッド 25 第3連結ロッド 27 ストッパーピン 30 定荷重ばねユニット 31 定荷重ばね 100 重量物支持用伸縮支柱ユニット
フロントページの続き (72)発明者 宇佐見 茂 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内 (72)発明者 近藤 学 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に伸縮自在な伸縮ロッドが複数
    本立設配置され、各々の前記伸縮ロッドが重量物体を支
    持する高さ位置に合わせて予め伸長された後に前記重量
    物体を下方から支持する伸縮ロッドユニットを構成する
    前記伸縮ロッドであって、 第1の柱状体と、 該第1の柱状体から上方にスライド可能な第2の柱状体
    と、 該第2の柱状体を所定のスライド位置で固定するロック
    手段と、からなる少なくとも一以上の柱状体ユニットを
    有し、 少なくとも一つの前記柱状体ユニットに、他の前記伸縮
    ロッドと連結部材によって連結する為の連結部材ジョイ
    ント部が設けられ、 使用時には他の前記伸縮ロッドに連結することによって
    立状態となり、これによって前記伸縮ロッドユニットを
    構成し、 非使用時には他の前記伸縮ロッドから切り離すことによ
    って独立状態となり、これによって前記伸縮ロッドユニ
    ットを分解状態とする、ことを特徴とする伸縮ロッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前後左右4方向に配
    置される他の前記伸縮ロッドと連結可能となる様に前記
    連結部材ジョイント部が構成されたことを特徴とする伸
    縮ロッド。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前後左右4方向に加
    えて更にその中間を併せた8方向に配置される他の前記
    伸縮ロッドと連結可能となる様に前記連結部材ジョイン
    ト部が構成されたことを特徴とする伸縮ロッド。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項におい
    て、他の前記伸縮ロッドに対して、2以上の前記連結部
    材によって連結可能となる様に前記連結部材ジョイント
    部が構成されたことを特徴とする伸縮ロッド。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
    て、前記連結部材ジョイント部が着脱自在に構成された
    ことを特徴とする伸縮ロッド。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項におい
    て、前記連結部材が、水平に延びる棒状体の両端部が鉛
    直下方に折り曲げられてなる連結ロッドからなり、 前記連結部材ジョイント部が、鉛直下方に折り曲げられ
    た前記連結ロッド端部を嵌挿する、鉛直方向に延びる円
    筒部材からなることを特徴とする伸縮ロッド。
  7. 【請求項7】 請求項1から5のいずれか1項におい
    て、前記連結部材が、水平に延びる棒状体の両端部にボ
    ルト挿通穴が形成された連結ロッドからなり、 前記連結部材ジョイント部が、前記連結ロッド端部をボ
    ルト固定するボルト挿通穴が形成された板状の取付片か
    らなることを特徴とする伸縮ロッド。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項におい
    て、伸びた状態において最も下に位置する前記第1の柱
    状体が、板状体からなるベース上に固設されたことを特
    徴とする伸縮ロッド。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項におい
    て、前記柱状体ユニットが巻回状の定荷重ばねを備え、 該定荷重ばねの本体部が前記第1の柱状体に固設され、
    前記本体部から延出する先端部が前記第2の柱状体に固
    着されることにより、前記第2の柱状体に、上方にスラ
    イドする方向のばね力が付与されていることを特徴とす
    る伸縮ロッド。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記ばね力が、前
    記第2の柱状体を静止状態にバランスさせる大きさに設
    定されていることを特徴とする伸縮ロッド。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記ばね力が、前
    記第2の柱状体が自ずと上方にスライドする大きさに設
    定されていることを特徴とする伸縮ロッド。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれか1項にお
    いて、伸びた状態において最も上に位置する前記第2の
    柱状体の頂部に、高さ微調整可能な受け具が配設された
    ことを特徴とする伸縮ロッド。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか1項にお
    いて、前記柱状体ユニットが、外壁面に伸縮量又は全体
    の伸び高さを視認可能とする目盛り部を備えたことを特
    徴とする伸縮ロッド。
  14. 【請求項14】 鉛直方向に伸縮自在な伸縮ロッドが複
    数本立設配置され、各々の前記伸縮ロッドが重量物体を
    支持する高さ位置に合わせて予め伸長された後に前記重
    量物体を下方から支持する伸縮ロッドユニットであっ
    て、請求項1から13のいずれか1項に記載の前記伸縮
    ロッドが前記連結部材によって互いに連結されてなるこ
    とを特徴とする伸縮ロッドユニット。
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