JP2003071370A - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JP2003071370A
JP2003071370A JP2001264804A JP2001264804A JP2003071370A JP 2003071370 A JP2003071370 A JP 2003071370A JP 2001264804 A JP2001264804 A JP 2001264804A JP 2001264804 A JP2001264804 A JP 2001264804A JP 2003071370 A JP2003071370 A JP 2003071370A
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JP
Japan
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cap
applicator
container body
attached
rear part
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001264804A
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English (en)
Inventor
Ryusuke Ota
隆介 大田
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップを塗布具後部に装着出来るようにし
た塗布具で、キャップ内面から塗布具後部への塗布液付
着量を低減し、衣服のポケット等に塗布具を収納・携帯
する時のポケット等への塗布液付着汚れを低減しうる塗
布具を提供すること。 【解決手段】 塗布具の先部及び後部に着脱自在な有底
筒状のキャップを有する塗布具において、前記キャップ
を装着し得る塗布具後部に3カ所以上の突起を設けたこ
とを特徴とする塗布具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布液内蔵の所
謂、生液式の塗布具や、インキ吸蔵体にインキを含浸さ
せて塗布先にインキを供給するような所謂、中綿式の塗
布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の塗布具は、塗布液を内蔵した容器
本体と、この塗布液を塗布するために容器本体の先端に
取り付けた塗布先と、この塗布先の乾燥防止及び保護を
目的とする脱着容易なキャップとで構成したものが知ら
れている。また、塗布作業時に外したキャップの散逸を
防ぐため、キャップを塗布具後部に装着できるようにし
た塗布具も知られている。上記キャップを塗布具後部に
装着できるようにした塗布具は、キャップを塗布具後部
に装着する際、キャップ内面と、塗布具後部外壁とが面
接触してガタが生じないようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】衣服のポケット等に塗
布具を収納・携帯した際、衣服などを塗布液で汚してし
まう場合がある点である。これは、以下のような過程を
経た場合に発生する。塗布作業後、塗布先を保護するた
めにキャップを装着する時に、塗布先を軸心に対して斜
めに挿入してしまうと、塗布先がキャップ内面に接触
し、塗布液がキャップ内面に付着してしまう。その後、
塗布具を使用する時に、内面に塗布液が付着したキャッ
プを、塗布具後部に装着すると、キャップ内面に付着し
た塗布液は、塗布具後部外壁に付着する。この時、塗布
液が付着する塗布具後部外壁の面積は、「キャップ内面
の塗布液付着周囲長さ×塗布具後部に対するキャップ装
着での装着移動長さ」であり、広い面積に塗布液が転写
されてしまう。塗布作業後、塗布先を保護するためにキ
ャップを装着したとき、塗布具後部には塗布液が付着し
た状態であるため、塗布具を携帯するためポケットなど
に収容すると塗布液が衣服に付着してしまう。本発明
は、衣服のポケット等に塗布具を収納・携帯したときに
発生する塗布液のポケット等への付着汚れを低減するた
めに、塗布具後部への塗布液付着量を低減し得る塗布具
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、塗布具の先部
及び後部に着脱自在な有底筒状のキャップを有する塗布
具において、前記キャップを装着し得る塗布具後部に3
カ所以上の突起を設けたことを特徴とする塗布具を要旨
とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明について添付図面を参照しなが
ら、更に詳細に説明する。図1〜図3に第一実施例を示
す。図1はキャップのみ断面でキャップ以外は外観を示
した正面図を示し、図2は図1塗布具の底面図を示し、
図3は断面で示したキャップを塗布具後部に装着した状
態を示す。参照符号1は、先端が開口した、有底筒状の
容器本体である。この容器本体1の内部は塗布液収容室
となっていて、容器本体1の後部には縮径した後筒部1
aを設け、後筒部1a周囲から突出するようにして軸方
向前後に伸びる突起1bを4個設けている。容器本体1
前方には、全体が略筒状の前軸2を配置している。この
前軸2は、前方から後方に向け、小筒状・中筒状・大筒
状と、外形を段状に膨らむように形成したものである。
前軸2の中筒状部前方には、表面が光沢を有するように
平滑に仕上げたエアータイト部2aを設け、中筒状部後
方には、全周で外方に突出する全周リブ2bを設けてい
る。前軸2の大筒状部外面には、軸方向前後に伸びるロ
ーレット模様を施し、大筒状部内面と容器本体1前方外
面とで、螺合方式で結合させている。前軸2の小筒状部
前方には、先端内側から一部前方に突出するように、前
後方向に多数の樹脂製繊維の各繊維向きを揃え、この多
数の繊維同士を熱硬化性樹脂などで部分的に接着して連
続気孔を形成した、砲弾形の塗布先3を配置している。
塗布先3から前軸2の中筒状部迄を覆うようにした、外
部にクリップ機能部を一体に設けた、略有底筒状のキャ
ップ4を配置している。このキャップ4内面の中間より
やや後方位置に、前軸2のエアータイト部2aと密接す
るように、キャップ4のエアータイト部4aを設けてい
る。キャップ4内面の後方近くで、前軸2の全周リブ2
bを乗り越える位置に、軸心に向け突出するように、4
箇所の点リブ4bを設けている。キャップ4後端は、前
軸2の中筒状部と大筒状部との境界段部で当接してい
る。また、キャップ4を塗布具後部に装着した状態は、
図3に示すように、キャップ4は、その内面が容器本体
1の突起1bと接触しながら収めるようにし、キャップ
4の後端が、容器本体1の後筒部1aの前端段部と当接
するように設けている。尚、本実施例では、容器本体1
の突起1bを4個で示したが、周上に等間隔に3個で設
けても良いものである。さらに、容器本体1と前軸2は
別体に示したが、容器本体1と前軸2を一体にして、容
器本体1の後筒部1aを、別部材の尾栓として分割する
ように設けても良いものである。
【0006】第一実施例での、衣服のポケット等への塗
布液の付着、汚れは以下のように低減される。先ず、キ
ャップを装着する時に、塗布先を軸心に対して斜めに挿
入してしまうと、塗布先がキャップ内面に接触して、塗
布液がキャップ内面に付着する。次に、再度、塗布具を
使用する時に、内面に塗布液が付着したキャップを、塗
布具後部に装着しても、容器本体の後筒部に設けた突起
のみがキャップ内面と接触する。ゆえに、キャップ内面
に付着した塗布液は、容器本体の突起という狭い範囲に
のみ転写される。容器本体の後筒部表面とキャップ内面
とは、突起を介して離間しているので、キャップ内面に
付着した塗布液は、容器本体の後筒部表面には転写され
ない。つまり、従来の容器本体の後筒部と、キャップ内
面が面接触状態になるのに対して、本実施例では容器本
体軸方向と並行な線接触状態となるので、容器本体の後
筒部への塗布液付着範囲は狭められる。その結果、衣服
等のポケットに装着・携帯しても、ポケットへの塗布液
の付着・汚れを低減出来るものである。
【0007】図4〜図6に第二実施例を示す。図4はキ
ャップのみ断面でキャップ以外は外観を示した正面図を
示し、図5は図4塗布具の底面図を示し、図6は断面で
示したキャップを塗布具後部に装着した状態を示す。塗
布先3は、第一実施例と同一である。容器本体11は、
第一実施例の後筒部1a周囲から突出するようにして、
軸方向前後に伸びる4個の突起1bの代わりに、後筒部
11a周囲から突出するようにして、前後に2個×周囲
に3個の計6個の、点状の突起11bを設けた以外は、
第一実施例と同一である。前軸12は、第一実施例の中
筒状部後方に設けた、全周で外方に突出する全周リブ2
bの代わりに、軸心に向けて突出するように、周方向で
均等な位置に3箇所の点状のリブ12bを形成した以外
は、第一実施例と同一である。参照符号12aは、表面
が光沢を有するように平滑に仕上げたエアータイト部1
2aである。キャップ14は、第一実施例の軸心に向け
て突出する4箇所の点リブ4bの代わりに、キャップ1
4内面の後方近くで、前軸12の点リブ12bを乗り越
える位置に、軸心に向けて全周で突出するように、全周
リブ14bを設けた以外は、第一実施例と同一である。
【0008】第二実施例での、衣服のポケット等への塗
布液の付着、汚れの低減効果は第一実施例と同様であ
る。さらに、本実施例では、キャップの容器本体の後筒
部への装着時、先ず、キャップの全周リブが容器本体の
後筒部後方の3個の突起に接触し、さらにキャップを押
し込むと、前記全周リブが前記後筒部後方の3個の突起
を乗り越え、そして、さらにキャップを押し込むと、前
記全周リブが前記後筒部前方の3個の突起を乗り越え
て、容器本体の後筒部の前端段部と当接する。即ち、キ
ャップの容器本体後筒部への装着は、このように、2回
のリブ乗り越えを経るので、キャップの装着感が感覚的
にも明確になる特長を有している。さらに、第一実施例
における、キャップの容器本体の後筒部への装着では、
装着する周方向の位置によっては、キャップの点リブと
容器本体の突起とが当接する場合が生ずるので、周方向
位置による装着強度に差が生じる。これに対し、本実施
例では、キャップの全周リブと容器本体の突起との接触
なので、周方向位置による装着強度は均等となるもので
ある。
【0009】図7〜図9に第三実施例を示す。図7はキ
ャップのみ断面でキャップ以外は外観を示した正面図を
示し、図8は図7塗布具の底面図を示し、図9は断面で
示したキャップを塗布具後部に装着した状態を示す。塗
布先3は、第一実施例と同一である。容器本体21は、
第一実施例の後筒部1aを前方から後方に向け窄まるよ
うに設けた後筒部21aとなし、後筒部周囲から突出す
るように形成した軸方向前後に伸びる4個の突起1bの
代わりに、後筒部21a周囲から突出するようにして前
後に軸心と平行に伸びる突起21bを6個設けた以外
は、第一実施例と同一である。前軸22は、第一実施例
の全周リブ2bを設けていない以外は、第一実施例と同
一である。参照符号22aは、表面が光沢を有するよう
に平滑に仕上げたエアータイト部である。キャップ24
は、第一実施例の点リブ4bを設けていない以外は、第
一実施例と同一である。参照符号24aは、エアータイ
ト部である。
【0010】第三実施例での、衣服のポケット等への塗
布液の付着、汚れの低減効果は第一実施例と同様であ
る。さらに、本実施例では、キャップの容器本体の後筒
部への装着時、先ず、キャップ内面後方が容器本体の後
筒部の6個の突起に接触し、さらにキャップを押し込む
と、前記内面後方は、前記6個の突起と接触しながら後
筒部の前端段部と当接する。本実施例におけるキャップ
と容器本体の後筒部との装着は、キャップの円形内面と
容器本体の突起との接触なので、周方向位置による装着
強度は均等となる。つまり、第一実施例や第二実施例の
ような、キャップの全周リブや点リブと容器本体の突起
との当接や乗り越え装着状態は無くなるので、周方向や
前後での装着強度は均等となるという特長を有してい
る。尚、キャップと前軸の装着メリハリ感を保持させる
ため、キャップや前軸の両エアータイト部に多少の凹凸
乗り越え嵌合形状を設けても良いものである。また、非
乾燥性塗布液内蔵の塗布具などのように、キャップ装着
時の塗布先乾燥防止が不要であれば、両エアータイト部
の一方は、点リブ状に設けても良いものである。
【0011】
【発明の効果】本発明の塗布具は、キャップ内面と容器
本体の後筒部表面が突起を介して離間して、キャップ内
面に付着した塗布液は容器本体の後筒部表面には転写さ
れないので、衣服等のポケットに装着・携帯しても、ポ
ケットへの塗布液の付着・汚れを低減できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】第一実施例正面図である。
【図 2】図1の底面図である。
【図 3】第一実施例のキャップを塗布具後部に装着し
た状態図である。
【図 4】第二実施例正面図である。
【図 5】図4の底面図である。
【図 6】第二実施例のキャップを塗布具後部に装着し
た状態図である。
【図 7】第三実施例正面図である。
【図 8】図7の底面図である。
【図 9】第三実施例のキャップを塗布具後部に装着し
た状態図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 後筒部 1b 突起 11 容器本体 11a 後筒部 11b 突起 21 容器本体 21a 後筒部 21b 突起 2 前軸 2a エアータイト部 2b 全周リブ 12 前軸 12a エアータイト部 12b 点リブ 22 前軸 22a エアータイト部 3 塗布先 4 キャップ 4a エアータイト部 4b 点リブ 14 キャップ 14a エアータイト部 14b 全周リブ 24 キャップ 24a エアータイト部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布具の先部及び後部に着脱自在な有
    底筒状のキャップを有する塗布具において、前記キャッ
    プを装着し得る塗布具後部に3カ所以上の突起を設けた
    ことを特徴とする塗布具。
  2. 【請求項2】 突起は、軸方向前後に伸びる縦リブ状に
    設けたものであることを特徴とする請求項1記載の塗布
    具。
  3. 【請求項3】 突起は、点状のものを軸方向前後に、か
    つ、周上に点在するように設けたものであることを特徴
    とする請求項1記載の塗布具。
JP2001264804A 2001-08-31 2001-08-31 塗布具 Pending JP2003071370A (ja)

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