JP2003070854A - 患者用回転いす - Google Patents

患者用回転いす

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JP2003070854A JP2002137942A JP2002137942A JP2003070854A JP 2003070854 A JP2003070854 A JP 2003070854A JP 2002137942 A JP2002137942 A JP 2002137942A JP 2002137942 A JP2002137942 A JP 2002137942A JP 2003070854 A JP2003070854 A JP 2003070854A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】治療者と患者とが移動することなしに,両耳診
断および治療が行えるようにし, 治療者と患者にあたえ
る不都合と煩雑さを最少化するとともに,治療時間を短
縮せしめ, 診察室内での占める空間を最少化する。 【解決手段】患者用回転いすであって、いす回転駆動部
36の一側に装着されて吸引器52と顯微鏡48とモニター50
との駆動を制御する操作スイッチボックス40と,器具棚4
6を装着された吸引器52と背もたれ32とを連結して吸引
器52を水平方向へ位置を調整する第1のリンク機構42a
と, 顯微鏡48と背もたれ32とを連結して顯微鏡48を左右
および上下方向へ位置を調整する第2のリンク機構42b
と, モニター50とひじかけ35とを連結してモニター50を
左右方向へ位置を調整する第3のリンク機構42cとを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,患者用回転いす
に係り,より詳しくは,耳鼻咽喉科において耳の治療に
使用される,例えば,吸引器と, 治療器具棚と, CCDカ
メラ(Charge Coupled Device Camera)とを付設された顯
微鏡と, モニター(患者から治療過程が観察可能な映像
画面)および,これを制御する操作スイッチボックスな
どの診断処理装置とを装着された患者用回転いすに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に, 従来による耳鼻咽喉科治療用ユ
ニットは,国内の実用新案登録第247914号に開示され
た図1,2のごとく, 吸引器(1)と, CCDカメラを付設さ
れた顯微鏡(3)と, 患者用モニター(5)と, 治療者用モニ
ター(7)と, スタンド(9)と, フィルム類ボックス(11)
と, ライトソース(13)と, 操作スイッチボックス(15)な
どを備えた1つのユニット体(17)とからなり,治療者用
いす(20)と複数の患者用回転いす(22)とから所定距離に
離隔された位置に定置され, それぞれの患者用回転いす
(22)に安座されている患者を治療者がユニット体(17)の
所定位置に分散装着されている前記治療器具を利用して
治療を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで, 上記のごと
く構成された従来のユニット体は,患者用回転いすから
所定距離に離隔された位置に定置されていることから,
治療者がこれを利用して治療を行う場合, 患者が腰を掛
けている患者用回転いすの位置までユニット体に装着さ
れた治療器具を度ごとに移動しつつ,治療を行わなけれ
ばならないという煩雑さと不都合があるばかりか, 診察
室の空間を大きく占めるなどの問題点があった。
【0004】とりわけ, 顯微鏡と患者用モニターとは,
患者用回転いすの回転方向,または解剖学的に人体の1
80゜部分に位置する両耳の方向とはなんらかかわりの
ないよう,前記ユニット体に設けられて限られた方向だ
けに移動されうる仕組みになっていることから,指定さ
れた患者用回転いすに腰を掛けている患者が移動されて
いない状態で,右耳と左耳の治療過程のすべてを前記患
者用モニターを通して観察可能に治療を行う場合,患者
用回転いすに腰を掛けている患者の視線と患者用モニタ
ーとの角度が常に一致になるよう,患者の顔面角度,ま
たは患者用回転いすの回転移動を停止させてから, 患者
の両耳に対応する方向へ治療者が動かしながら顯微鏡の
角度を度ごとに調整しなければならないという不都合と
煩雑さがあった。
【0005】また, 治療者が治療者用いすに腰を掛けて
いる状態で,顯微鏡を通して患者の両耳のすべての治療
を行う場合には,患者を複数の患者用回転いすで移動さ
せつつ治療をする治療方法と,指定された患者用回転い
すを回転させつつ治療する治療方法とがある。
【0006】前者の治療方法は,患者の視線と患者用モ
ニターとの角度が一致する方向へ配置された右側,また
は左側の患者用回転いすで患者を移動させつつ治療する
ことから, 患者が自己の両耳の治療過程を患者用モニタ
ーを通して観察しうる利点がある反面, 患者が移動すべ
き不都合と煩雑さがあるばかりか,治療時間が長びくと
いう問題点がある。
【0007】後者の治療方法は, 患者が指定された患者
用回転いすでのみ治療されることから,複数の患者用回
転いすで移動すべき不都合がない反面, 患者用回転いす
の回転時に患者の視線と患者用モニターとの角度がくい
違うことによって,患者は自己の両耳のうちのいずれか
一方の治療過程を患者用モニターを通して観察できない
という問題点がある。
【0008】そこで,この発明は上記種々の問題点を解
決するためになされたものであって,この発明の目的
は,患者用回転いすの一側に耳診断治療用ユニット(例
えば,モニター, 顯微鏡, 器具棚, 吸引器, 血圧測定器
など)を一体に装着することによって,治療者と患者の
すべてが移動することなしに,耳診断治療用ユニットを
回転することだけで,両耳診断および治療が行えるよう
にし, これによって,治療者と患者にあたえる不都合と
煩雑さを最少化するとともに,治療時間を短縮せしめ,
診察室内での占める空間を最少化せしめる患者用回転い
すを提供することにある。
【0009】また,この発明のその他の目的は,モニタ
ーと顯微鏡が解剖学的に人体の180゜部分に位置され
た両耳方向とそれぞれ対応するよう,患者用回転いすを
回転中心にして,その回りに沿って円を描きながら同時
に回転されるようにすることによって,顯微鏡を通して
拡大された患者の細く暗い耳孔および,鼓膜などを患者
が反対側のモニターを通して自己の耳の治療過程を観察
できるようにし,治療者は患者の耳を治療しつつ患者と
患者保護者にモニターを通して治療過程が説明できるこ
とから,信頼度をより一層高められることはもとより,
治療効果を極大化できる患者用回転いすを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされたこの発明に従う耳診断治療用ユニッ
トを装着された患者用回転いすは,吸引器と, 器具棚
と, CCDカメラを備えた顯微鏡と,モニターとを備えた耳
診断治療用ユニットと, 座面と, 背もたれと,ひじかけ
と, いす回転駆動部とを備えた患者用回転いすにおい
て, 前記いす回転駆動部の一側に装着されて前記吸引器
と, 顯微鏡と, モニターとの駆動を制御する操作スイッ
チボックスと, 前記器具棚を装着された吸引器と背もた
れとを連結して吸引器を水平方向へ位置を調整する第1
のリンク機構と, 前記顯微鏡と背もたれとを連結して顯
微鏡を左右および上下方向へ位置を調整する第2のリン
ク機構と, 前記モニターとひじかけとを連結してモニタ
ーを左右方向へ位置を調整する第3のリンク機構とから
構成されることを特徴とする。
【0011】また, この発明に従う患者用回転いすは,
器具棚と,CCDカメラとを備えた顯微鏡と, モニター
と,吸引器とを備えた耳診断治療用ユニットと, 座面
と,背もたれと,ひじかけと,いす回転駆動部とを備え
た患者用回転いすにおいて, 前記器具棚に連結される第
1のリンク機構と, 前記顯微鏡とを連結される第2のリ
ンク機構と, 前記モニターに連結される第3のリンク機
構と,前記いす回転駆動部の回転軸と,前記第1〜第3
のリンク機構とを連結し、回転軸を回転中心にして患者
用回転いすの回りに沿って回転されつつ所定角度で保持
された前記顯微鏡と,モニターとを同時に,またはそれ
ぞれ位置を調整する回転支持手段とから構成されること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下, この発明に従う一実施例に
ついて添付図に沿つて詳述する。
【0013】(実施例1)この発明の実施例1は,図3に
示すように, 座面(31)と, 背もたれ(32)と,足のせ用台
(33)と, 頭もたせかけ(34)と, ひじかけ(35)と, いす回
転駆動部(36)とを備えた患者用回転いす(30)において,
前記いす回転駆動部(36)の後側には操作スイッチボック
ス(40)が装着され, 前記背もたれ(32)の後側の下端には
左右方向へ自在に位置調整されるよう,第1のリンク機
構(42a)によって吸引器(44)が装着され, 該吸引器(44)
の上面には治療用品(薬品および器具など)を並べ立てら
れるよう,複数の収納穴(46a)を穿設された器具棚(46)
が装着されている。
【0014】前記背もたれ(32)の後側の上端には,左右
および上下方向へ自在に位置調整されるよう,第2のリ
ンク機構(42b)によってCCDカメラを備えた顯微鏡(48)を
装着され, 前記ひじかけ(35)の前側には左右方向へ自在
に位置調整されるよう,第3のリンク機構(42c)によっ
てモニター(50)が装着されている。
【0015】この際, 前記操作スイッチボックス(40)
は,前記吸引器(44)と, 顯微鏡(48)と, モニター(50)と
を制御するように連結されており, 前記顯微鏡(48)とモ
ニター(50)とは光ケーブルを利用したライトソース(Lig
ht Source)によって連結されている。
【0016】前記第1のリンク機構(42a)は,その長杆
が複数個に分割されてヒンジピン(符号,図示なし)によ
って水平方向へ折りたたまれるように連結され, その一
側端が前記背もたれ(32)の後面下端の中央に固定され,
その他側端は前記吸引器(44)の側面の一側に固定されて
いる。
【0017】前記第2のリンク機構(42b)は,その長杆
が複数個に分割されてヒンジピン(符号,図示なし)によ
って垂直方向へ折りたたまれるように連結され, その一
側端は前記背もたれ(32)の後面上端の中央に水平方向へ
回転されるように固定され,その他側端は前記顯微鏡(4
8)が水平に回転されるよう顯微鏡(48)の上端に固定され
ている。
【0018】前記第3のリンク機構(42c)は,その長杆
は複数個に分割されてヒンジピン(符号,図示なし)によ
って水平方向へ折りたたまれるように連結され, その一
側端が前記ひじかけ(35)中のいずれか1つの前端の下部
に固定され,その他側端は前記モニター(50)を水平方向
へ回動されるよう,モニター(50)の下面中央に固定され
ている。
【0019】次に, かように構成されたこの発明の実施
例1に沿う作用および効果について述べる。
【0020】耳を治療するため,患者が患者用回転いす
(30)に腰を掛けていると, 治療者は治療者用いす(図示
なし)に腰を掛けている姿勢で背もたれ(32)に装着され
た顯微鏡(48)と吸引器(44)および器具棚(46)を使用しや
すいよう,所定位置に移動させうるし, 患者は患者用回
転いす(30)に腰を掛けている姿勢でひじかけ(35)に装着
されて左右方向へ移動および回転されるモニター(50)を
通して自己の両耳の治療過程を観察することができる。
【0021】つまり, 顯微鏡(48)と,吸引器(44)と,器
具棚(46)および,患者用モニター(50)とは,それぞれ第
1,2,3のリンク機構(42a,42b,42c)によって左右方
向へ位置移動および,回転しやすいように装着されてい
ることから,治療者がかぎられた空間で移動せずに,す
べてのユニットを操作および治療できるため,治療時間
が短縮でき,かつ治療の利便性を倍加せしめられる。
【0022】さらに, 顯微鏡(48)を患者の耳に近寄せて
治療をする際, CCDカメラで撮影された患者の内耳がモ
ニター(50)で伝送されて再生されることから, 患者用回
転いす(30)に腰を掛けている患者は治療者が耳を治療す
る中, 自己の治療過程をモニター(50)を通してきめ細か
く観察できるばかりか, 患者と患者保護者が治療過程に
ついてモニター(50)を通して説明を受けることができる
などの治療効果に対する信頼度がさらに高められる。
【0023】また, 顯微鏡(48)と,吸引器(44)と,器具
棚(46)および,モニター(50)などは患者用回転いす(30)
に装着されていることから,治療時間を短縮させうる
し, 診察室内における占有空間を最少化できるばかり
か, 治療器具の紛失および破損を最少化せしめるなどの
利便性がさらに高められる。
【0024】(実施例2)この発明の実施例2について添
付図4〜7c(回転支持手段にモニターと顯微鏡を180
゜に保持されるよう設置して患者用回転いすを回転中心
にして,同時回転されうるようにされた図) を参照し
つつ詳細に述べる。
【0025】ちなみに, この発明の実施例2に対して前
記実施例1と同一構成に対しては,同一名称および符号
を付してそれにつく重なる詳述は省くことにする。
【0026】この発明の実施例2に沿う耳診断治療用ユ
ニットは,座面(31)と,背もたれ(32)と,足のせ用台(3
3)と,頭もたせかけ(34)と,ひじかけ(35)と,いす回転
駆動部(36)とを備えた患者用回転いす(30)において, 前
記背もたれ(32)の上面の左右端には着脱が容易な複数の
吸引器(52)がそれぞれ装着され, 前記背もたれ(32)の側
面の一側には操作スイッチボックス(40)が装着され, 前
記ひじかけ(35)の上面には腕帯で腕をとり巻いてから,
腕帯内に空気を充たして腕を加圧してから,空気を徐に
引抜く際, 動脈の収縮期の血圧と弛緩期の血圧とを測定
するよう,例えば,トンネル状からなる血圧測定器(54)
が装着されている。
【0027】前記いす回転駆動部(36)の回転軸(36a)の
外周に対し,下端の所定高さには患者用回転いす(30)の
一側に第3のリンク機構(42c)を介して支持するモニタ
ー(50)と,他側に第2のリンク機構(42b)によって支持
する顯微鏡(48)とを,例えば,180゜の間隔で保持す
るとともに,これらのモニター(50)と顯微鏡(48)とが患
者用回転いす(30)を回転中心にして,その回りに沿って
円を描きながら同時に回転,または停止されるよう回転
支持手段(60)が装着されている。
【0028】この際, 前記回転支持手段(60)は,前記回
転軸(36a)の外周に軸受(70a)を介して同芯に支持されて
回転軸(36a)の回転とは別に水平方向へ回転され,その
上面の中央に対して回りに沿って所定間隔を隔てて複数
の分割溝(72a)を削成された回転板(72)と, 前記いす回
転駆動部(36)のケース(74)の一側に穿設された開口穴(7
4a)にヒンジ軸(78)を介して水平方向へシーソ運動され
るようにヒンジされて,その先端側のロック部(80a)が
ケース(74)内で前記複数の分割溝(72a)中,そのいずれ
かの1つと選択的に結合,または分離され,その後端は
ケース(74)の外部に突出されるプシュレバー(80)と, 前
記ケース(74)の一側とプシュレバー(80)の先端側の上面
との間に設けられてプシュレバー(80)の先端側を下降動
されるよう,弾発力を加える弾発部材(82)と, 前記回転
板(72)の外周面に対して180゜の間隔を隔てて相互に
対向されるよう,水平方向へ一側端がそれぞれ固定され
る中空状の連結バー(90a,90b)と, 前記連結バー(90a)内
に一側端が挿入されて空回転されずに水平方向へ摺動さ
れるよう,レ字状に折曲された固定バー(92a)と, 該固
定バー(92a)の上端の外周に装着されて上下移動され,
その上端の所定高さに前記モニター(50)を第3のリンク
機構(42c)によって支持する移動バー(98a)と,前記連結
バー(90b)内に一側端が挿入されて空回転されずに水平
方向へ摺動され,その所定高さに前記器具棚(46)を第1
のリンク機構(42a)によって支持するよう,レ字状に折
曲された固定バー(92b)と, 該固定バー(92b)の上端の外
周に装着されて上下移動され,その上端の所定高さに前
記顯微鏡(48)を第2のリンク機構(42b)によって支持す
る移動バー(98b)とから構成されている。
【0029】この際, 前記第1のリンク機構(42a)は,
その長杆が複数個に分割されてヒンジピン(符号, 図示
なし)によって水平方向へ折りたたまれるように連結さ
れ, その一側端は前記固定バー(92b)の外周に水平方向
へ回転されるように固定され,その他側端は前記器具棚
(46)の下面の中央に固定されている。
【0030】前記第2のリンク機構(42b)は,その長杆
が複数個に分割されてヒンジピン(符号, 図示なし)によ
って垂直方向へ折りたたまれるように連結され, その一
側端は前記移動バー(98b)の上端の外周に水平方向へ回
転されるように固定され,その他側端は前記顯微鏡(48)
を水平に回転されるよう顯微鏡(48)の上面の一側に固定
されている。
【0031】前記第3のリンク機構(42c)は,その長杆
は複数個に分割されてヒンジピン(符号,図示なし)によ
って水平方向へ折りたたまれるように連結され, その一
側端は前記移動バー(98a)の外周に水平方向へ回転され
るように固定され,その他側端は前記モニター(50)を水
平方向へ回動されるようモニター(50)の下面の中央に固
定されている。
【0032】前記回転板(72)は, 輪状に形成されて,そ
の中央側の内周面と前記回転軸(36a)の外周面との間に
介在される軸受(70a)を介して圧入固定され, その下面
の縁部側は前記回転軸(36a)の下端を回転可能に支持す
るベース板(100)の上面と軸受(70b)を介して安座される
ように構成されている。
【0033】前記ケース(74)は,その下端が前記回転板
(72)の上面に接触されず,かつ回転されないように前記
回転軸(36a)の外周と軸受(70c)とを介して固定され, そ
の側面の一側には前記プシュレバー(80)が貫通されるよ
う,開口穴(74a)を穿設され,該開口穴(74a)の上端の内
面には水平に位置される固定片(74b)が一体に固定され
ている。
【0034】また, 前記固定片(74b)の下面の中央に
は,垂直に位置される前後側に所定間隔を保持するよ
う,複数のヒンジ片(76)が一体に固定され, 該複数のヒ
ンジ片(76)の下部の中央には前記プシュレバー(80)をシ
ーソ運動可能に支持するよう,プシュレバー(80)を貫通
しつつその両端が複数のヒンジ片(76)に固定されるヒン
ジ軸(78)が設けられている。
【0035】前記プシュレバー(80)は,その先端に前記
分割溝(72a)と対応するよう,ロック部(80a)が垂直に折
曲され, その長杆の中央は前記ヒンジ軸(78)を介して前
記ヒンジ片(76)の下端にヒンジされ, その後端は密着力
を高められるよう,ノンスリップが付設されている。
【0036】前記弾発部材(82)は,例えば,圧縮コイル
スプリングからなり,その一側端は前記固定片(74b)の
先端の下面に固定され, その他側端は前記プシュレバー
(80)の先端の上面に固定されている。
【0037】前記連結バー(90a,90b)と固定バー(92a,92
b)とは,空回転されずに前後方向へ摺動されるよう,例
えば,キー方式で結合されている。
【0038】前記移動バー(98a,98b)は,その外周の下
端の一側をネジ式で貫通して前記固定バー(92a,92b)の
外周面の所定高さに密着される調整ノーブ(98c)によっ
て高低を調整されるように構成されている。
【0039】次に, かように構成されたこの発明の実施
例2に沿う作用および効果について述べる。
【0040】患者用回転いす(30)に腰を掛けている患者
に対し,例えば,右耳の治療を行う場合, 図4,5に示
すように,右耳に対応する位置に顯微鏡(48)が位置調整
され, 左耳に対応する位置にモニター(50)が位置調整さ
れるよう,回転支持手段(60)を回転させる。
【0041】つまり, 回転支持手段(60)によって180
゜で対向するよう支持されたモニター(50)と,顯微鏡(4
8)とを患者用回転いす(30)に腰を掛けている患者の両耳
に対応されるようにするためには, まず,図6bのごと
く,治療者はケース(74)の外部に突出されているプシュ
レバー(80)を,例えば,足を利用して踏みこむと,プシ
ュレバー(80)はケース(74)のヒンジ片(76)にヒンジされ
たヒンジ軸(78)を回転中心にして、シーソ運動されつ
つ,その先端側のロック部(80a)が上部で移動するよう
になり, そのロック部(80a)は上部で移動される際,回
転板(72)の上面の回りに沿って所定間隔を隔てて分散削
成された複数の分割溝(72a)中,嵌合されていた分割溝
(72a)から分離されることによって,ロック部(80a)と回
転板(72)との結合状態が解除され, その回転板(72)は軸
受(70a)を介して連結された回転軸(36a)を回転中心にし
て,自在に回転されるようになる。
【0042】この際, 治療者がプシュレバー(80)を踏み
こんでいる状態で,回転板(72)に連結された顯微鏡(48)
とモニター(50)とは患者用回転いす(30)に腰を掛けてい
る患者の両耳にそれぞれ対応するよう,回転板(72)を所
定方向へ回転させてから, 踏みこんでいたプシュレバー
(80)から足を離すと, プシュレバー(80)はケース(74)の
固定片(74b)の先端の下面とプシュレバー(80)の先端の
上面との間に介在された弾発部材(82)の弾発力によって
シーソ運動をしつつ,その先端側のロック部(80a)は,
図6aのごとく,下降動されつつ回転板(72)に削成され
た複数の分割溝(72a)中,選択されたそのいずれかの1
つと一致するとともに,分割溝(72a)内に嵌合されるこ
とによって,回転板(72)が回転されないように固定させ
ることになる。
【0043】さらに, 回転板(72)は,回転される際,そ
の外周面の両側に180゜の間隔を隔てて相互に対向さ
れるように固定された連結バー(90a,90b)を同時に回転
せしめつつ,これらの連結バー(90a,90b)の一側端に順
次,それぞれ連結された固定バー(92a,92b)と移動バー
(98a,98b)とを同時に回転せしめることによって,移動
バー(98a,98b)の上端にそれぞれ連結されたモニター(5
0)と顯微鏡(48)とを同時に回転させるようになる。
【0044】つまり, モニター(50)は,第3のリンク機
構(42c)を介して前記移動バー(98a)に連結されており,
顯微鏡(48)は第2のリンク機構(42b)を介して前記移動
バー(98b)に連結されており, 器具棚(46)は第1のリン
ク機構(42a)を介して前記固定バー(92b)に連結されてい
ることから,例えば,治療者が顯微鏡(48)側の移動バー
(98b)を把持して一方向へ回転させると,顯微鏡(48)側
と180゜の間隔を隔てて移動バー(98a)に連結された
モニター(50)は,図7aまたは図7bのごとく,患者用
回転いす(30)を回転中心にして,その回りに沿って円を
描きつつ所望の回転方向へ同時に回転するようになる。
【0045】かように,モニター(50)と顯微鏡(48)と
は,180゜の間隔を保持するとともに,患者用回転い
す(30)を回転中心にして,その回りに沿って円を描きつ
つ同時回転,または同時停止されうることから,患者用
回転いす(30)に患者が腰を掛けている状態で治療者が患
者の一方の耳に向けて顯微鏡(48)を位置させる際,モニ
ター(50)は顯微鏡(48)が移動される回転距離だけ従動回
転されつつ患者の視線と向い合う位置に自動調整され
る。 したがって,患者は位置を移動する必要がなく,
治療者は顯微鏡(48)とともに患者用回転いす(30)の左
側,または右側に移る治療方法によって患者の両耳を治
療できる。
【0046】さらに, 患者は指定された患者用回転いす
(30)に腰を掛けており,治療者は指定された治療者用い
す(図示なし)に腰を掛けている状態で,患者の両耳の治
療を行う場合には,図7cに示すように,モニター(50)
と顯微鏡(48)との位置は,そのままにして患者用回転い
す(30)だけを,例えば,180゜位置に回転させるとい
い。
【0047】つまり, 患者用回転いす(30)は,その回転
軸(36a)が軸受(70a)を介して回転板(72)に連結されると
ともに,またの軸受(70c)を介してケース(74)に連結さ
れ,回転板(72)はプシュレバー(80)を介してケース(74)
と結合されていることから,座面(31)に連結された回転
軸(36a)が回転される際,前記回転板(72)とケース(74)
とは所定角度で停止された状態でありながら,従動回転
されないようになる。
【0048】(実施例3)この発明の実施例3について添
付図8を参照しつつ詳細に述べる。
【0049】ちなみに, この発明の実施例3に対して前
記実施例1,2と同一構成に対しては,同一名称および
符号を付してそれにつく重なる詳述は省くことにする。
【0050】前記回転支持手段(60)は,前記回転軸(36
a)の外周に固定されて同時に回転され,その外周面に沿
って所定間隔を隔てて複数の分割溝(170)を削成された
回転板(172)と, 前記回転板(172)の外周および上面の縁
部と対応されるよう,向い合われつつ水平方向へ正逆回
転され,その内周面に前記複数の分割溝(170)と水平に
対応するよう, 複数の収納溝(174)を削成された回転輪
(176)と, 前記回転板(172)と回転輪(176)との間に対し
て水平面の一側に介在されて回転輪(176)の回転を自在
に支持する軸受(178)と, 前記収納溝(174)内に挿入され
た弾発部材(184)を介して収納溝(174)の開口に弾支され
て前記分割溝(170)との摺接によって同時に結合,また
は分離されるロックボール(182)と, 前記回転輪(176)の
外周面に対して180゜の間隔を隔てて相互に対向され
るよう,水平方向へ一側端がそれぞれ固定される中空状
の連結バー(90a,90b)と, 該連結バー(90a,90b)内に一側
端がそれぞれ挿入されて空回転されずに水平方向へ摺動
されるよう,レ字状にそれぞれ折曲された固定バー(92
a,92b)と, 該固定バー(92a,92b)の上端の外周にそれぞ
れ装着されてそれぞれ上下移動される移動バー(98a,98
b)とから構成されている。
【0051】次に, かように構成されたこの発明の実施
例3に沿う作用および効果について述べる。
【0052】回転支持手段(60)において, 前記ロックボ
ール(182)は,例えば,回転板(172)を回転中心にして,
回転輪(176)が所定力によって強引に回転される際,ロ
ックボール(182)と分割溝(170)との弧状(半円状)によっ
て摺接が行われつつ,ロックボール(182)と分割溝(170)
とが相互にくい違う区間では弾発部材(184)を加圧して
後進移動されることによって,回転輪(176)が一方向へ
回転されうるように作用し, ロックボール(182)と分割
溝(170)が一致される区間では弾発部材(184)の弾発力に
よって前進移動されることによって,回転輪(176)が停
止されるように作用をする。
【0053】つまり, ロックボール(182)は,分割溝(17
0)と一致される際,弾発部材(184)の弾発力によって分
割溝(170)と強着されることから,回転輪(176)の回転力
が弾発部材(184)の弾発力より大きい場合は,回転輪(17
6)は所望の方向へ回転されうるし, 回転輪(176)の回転
力が弾発部材(184)の弾発力より小さい場合は,回転輪
(176)は回転されずに停止するようになる。
【0054】(実施例4)この発明の実施例4について添
付図9,10(回転支持手段にモニターと顯微鏡とを設
置して患者用回転いすを回転中心にして,それぞれ回転
されうるようにされた図)を参照しつつ詳細に述べる。
【0055】ちなみに, この発明の実施例4に対して前
記実施例1〜3と同一構成に対しては,同一名称および
符号を付してそれにつく重なる詳述は省くことにする。
【0056】前記回転支持手段(60)は,前記回転軸(36
a)の外周に上下に所定距離を隔ててそれぞれ固定されて
同時に回転され,その外周面に沿って所定間隔を隔てて
複数の分割溝(170a,170b)をそれぞれ削成された回転板
(172a,172b)と, 該回転板(172a,172b)の外周および上面
の縁部と対応されるよう,向い合われつつ水平方向へそ
れぞれ正逆回転され,その回りの一側に前記分割溝(170
a,170b)と水平にそれぞれ対応するよう,通穴(174a,174
b)をそれぞれ穿設された回転輪(176a,176b)と, 前記回
転板(172a,172b)と回転輪(176a,176b)との間に対して荷
重が集中される一側にそれぞれ介在されて回転輪(176a,
176b)の回転をそれぞれ自在に支持する軸受(178a,178b)
と, 前記回転輪(176a,176b)の外周面の一側に固定ブラ
ケット(180a,180b)をそれぞれ介して前後移動可
能にそれぞれの支持されて,これらの先端が前記通穴(1
74a,174b)内で前記複数の分割溝(170a,170b)中,いずれ
かの1つとそれぞれ選択的に結合,または分離されるロ
ックピン(182a,182b)と,前記固定ブラケット(180a,
180b)内に設けられて前記ロックピン(182a,182b)は
前記回転板(172a,172b)の外周面に向けてそれぞれ前進
移動されるよう弾発力を加える弾発部材(184a,184b)と,
前記固定ブラケット(180a,180b)の下端の一側に
それぞれヒンジ軸(186a,186b)を介して上下方向へそれ
ぞれシーソ運動可能にヒンジされ,これらの上端は前記
ロックピン(182a,182b)の後端に係止されて,例えば,
ユーザーが足で踏みこむ際,ロックピン(182a,182b)をそ
れぞれ後進させるプシュレバー(188a,188b)と, 前記回
転輪(176a,176b)の外周面の一側に水平方向へ一側端が
それぞれ固定される中空状の連結バー(90a,90b)と, 該
連結バー(90a)内に一側端が挿入されて空回転されずに
水平方向へ摺動されるよう,レ字状に折曲された固定バ
ー(92a)と,前記固定バー(92a)の上端の外周に装着され
て上下移動され,その上端の所定高さに前記モニター(5
0)を第3のリンク機構(42c)によって支持する移動バー
(98a)と, 前記連結バー(90b)内に一側端が挿入されて空
回転されずに水平方向へ摺動され,その所定高さに前記
器具棚(46)を第1のリンク機構(42a)によって支持する
よう, レ字状に折曲された固定バー(92b)と, 該固定バ
ー(92b)の上端の外周に装着されて上下移動され,その
上端の所定高さに前記顯微鏡(48)を第2のリンク機構(4
2b)によって支持する移動バー(98b)とから構成されてい
る。
【0057】この際, 前記回転板(172a,172b)は,前記
回転軸(36a)に,例えば,溶接によって一体にそれぞれ
固定されて同時に回転されるように構成されている。
【0058】前記回転板(172a)側の複数の分割溝(170a)
と前記回転板(172b)側の複数の分割溝(170b)とは,前記
回転軸(36a)を回転中心にして,相互に同一角度で分散
されるよう,それぞれ削成されている。
【0059】前記固定ブラケット(180a,180b)
は,逆コ字状にそれぞれ折曲され, その端部が前記回転
輪(176a,176b)の外周面の一側に,例えば,複数の締結
ボルト(符号,図示なし)によってそれぞれ固定されてい
る。
【0060】前記ロックピン(182a,182b)は,その先端
がまるめにそれぞれ形成され, その外周に対して長杆の
中央にはロックピン(182a,182b)は前記回転輪(176a,176
b)にそれぞれ穿設された通穴(174a,174b)に係止されて
ロックピン(182a,182b)の前進移動距離を制限するよ
う,係止突起(符号, 図示なし)が一体にそれぞれ形成さ
れ,その後端には前記プシュレバー(188a,188b)の上端
に容易に係止されるよう,折曲部(符号,図示なし)がそ
れぞれ形成されている。
【0061】前記弾発部材(184a,184b)は,例えば,圧
縮コイルスプリングからなり,前記ロックピン(182a,18
2b)の後端部の外周にそれぞれ外嵌され, その一側端が
前記固定ブラケット(180a,180b)の内面にそれぞ
れ係止されるように密着されるとともに,その他側端は
前記ロックピン(182a,182b)の長さ側の中央に突設され
た係止突起(符号,図示なし)にそれぞれ係止されるよう
に密着されている。
【0062】前記プシュレバー(188a,188b)は,例え
ば,レ字状にそれぞれ折曲されて水平部と垂直部とをな
すように形成され, その垂直部の中央は前記ヒンジ軸(1
86a,186b)を介して前記固定ブラケット(180a,180
b)の一側にそれぞれヒンジされ,その水平部は足のせ用
台として使用されるよう,表面にノンスリップがそれぞ
れ付設されている。
【0063】図中,未説明符号70dは軸受を示す。
【0064】次に, かように構成されたこの発明の実施
例4に沿う作用および効果について述べる。
【0065】回転支持手段(60)を操作して前記モニター
(50)と顯微鏡(48)を患者用回転いす(30)を中心にして,
例えば,左右向い合うよう位置調整をするためには, 図
9aに示すように,いす回転駆動部(36)側の回転軸(36
a)の下端の外周にそれぞれ固定された回転板(172a,172
b)と回転輪(176a,176b)とが相互に拘束されずに回転自
在にそれぞれ分離させるべきである。
【0066】かかる分離作用は,図9bに示すように,
治療者がいす回転駆動部(36)の外側の下端に突出された
プシュレバー(188a),またはプシュレバー(188b)をそれ
ぞれ踏みこむと,前記プシュレバー(188a,188b)はヒン
ジ軸(186a,188b)を回転中心にして,それぞれシーソ運
動されつつ,それらの上端は外側方向へ回転するように
なり, これらのプシュレバー(188a,188b)の上端にそれ
ぞれかみ合われているロックピン(182a,182b)は,プシ
ュレバー(188a,188b)の動作によって水平方向へそれぞ
れ後進されつつ,それらの先端は前記回転板(172a,172
b)の外周を沿って所定間隔を隔ててそれぞれ削成された
複数の分割溝(170a,170b)からそれぞれ分離されるとと
もに,回転輪(176a,176b)の通穴(174a,174b)内にそれぞ
れ挿入されることによって,回転板(172a,172b)と回転
輪(176a,176b)との結合状態を解除させることになり,
これらの回転板(172a,172b)と回転輪(176a,176b)とは相
互に異なる角度で回転される際,干渉されないようにな
る。
【0067】この際, 治療者は上部回転輪(176a)に連結
されて相互に対応されるように連動される連結バー(90
a)と,固定バー(92a)と,移動バー(98a)と,第3のリン
ク機構(42c)および,モニター(50)とを患者用回転いす
(30)を回転中心にして,その回りに沿って円を描きつつ
所望の角度に位置されるように回転させうるし, さら
に,下部の回転輪(176b)に連結されて相互に対応される
ように連動される連結バー(90b)と,固定バー(92b)と,
移動バー(98b)と,第1,2のリンク機構(42a,42b)と,
器具棚(46)および,顯微鏡(48)とを患者用回転いす(30)
を回転中心にして,その回りに沿って円を描きつつ所望
の角度で位置されるように回転させうる。
【0068】さらに, モニター(50)と顯微鏡(48)とを所
望の所定角度(α゜)でそれぞれ位置調整された後,治療
者がプシュレバー(88a,88b)からそれぞれ足を離すと,
図9aに示すように,ロックピン(82a,82b)は弾発部材
(84a)の弾発力によってそれぞれ水平方向へそれぞれ前
進移動されつつ,それらの先端は回転板(72a,72b)の外
周面に沿って所定間隔を隔てて分散削成された複数の分
割溝(70a,70b)中,選択されたそのいずれかの1つの分
割溝(70a,70b)にそれぞれ嵌合されることによって,回
転板(72a,72b)と回転輪(76a,76b)は患者用回転いす(30)
と同時に回転されうる状態におかれることになる。
【0069】かように,モニター(50)と顯微鏡(48)と
は,前記ロックピン(82a,82b)のロッキング動作によっ
て,図10のごとく,患者用回転いす(30)を回転中心に
して,その回りに沿って円を描きつつ所望の所定角度
(α゜)でそれぞれ位置調整できることになる。
【0070】(実施例5)この発明の実施例5について添
付図11,12(回転支持手段にモニターと顯微鏡とを
同時に設置して患者用回転いすを回転中心にして,同時
回転されうるようにされた図)を参照しつつ詳細に述べ
る。
【0071】ちなみに, この発明の実施例5に対して前
記実施例1〜4と同一構成に対しては,同一名称および
符号を付してそれにつく重なる詳述は省くことにする。
【0072】前記患者用回転いす(30)のいす回転駆動部
(36)側の回転軸(36a)には,患者用回転いす(30)を回転
中心にして,その回りに沿って円を描きつつ360゜で
回転,または停止され,さらに,前記モニター(50)と顯
微鏡(48)とを1つのラインに連結しつつ患者用回転いす
(30)を中心にして,その両側で相互に向い合うように支
持する回転支持手段(60)が装着されている。
【0073】つまり, 前記回転支持手段(60)は,前記回
転軸(36a)に前記患者用回転いす(30)の回転とは別に回
転自在に支持する回転板(72)と, 前記回転板(72)の外周
面に水平方向へ一側端が固定される中空状の連結バー(9
0b)と, 該連結バー(90b)内に一側端が挿入されて空回転
されずに水平方向へ摺動されるよう,レ字状に折曲さ
れ,その垂直端の所定高さに第1のリンク機構(42a)に
よって器具棚(46)を支持する固定バー(92b)と, 該固定
バー(92b)の上端の外周に装着されて上下移動され,そ
の所定高さに第2のリンク機構(42b)によって顯微鏡(4
8)を支持する移動バー(98b)と, 該移動バー(98b)の上端
に装着されて左右回転されるよう,フ字形状に折曲さ
れ,その水平端の端部に第3のリンク機構(42c)によっ
てモニター(50)を支持する支持バー(110)とから構成さ
れている。
【0074】この際, 前記連結バー(90b)と固定バー(92
b)とは,空回転されずに前後方向へ摺動されるよう,例
えば,キー方式で結合されている。
【0075】前記移動バー(98b)は,その外周の下端一
側をネジ式で貫通して前記固定バー(92b)の外周面の所
定高さに密着される調整ノーブ(98c)によって高低が調
整されるように連結されている。
【0076】前記支持バー(110)は,その垂直端の下端
は前記移動バー(98b)の上端内に同芯になるよう挿入さ
れつつ,前記移動バー(98b)の上端の回りに一側を貫通
する調整ノーブ(98d)によって垂直方向へ分離されない
ように連結されている。
【0077】次に, かように構成されたこの発明の実施
例5に沿う作用および効果について述べる。
【0078】患者用回転いす(30)に腰を掛けている患者
の耳を治療するため,図11,12に示すように,回転
支持手段(60)を回転動させると, 顯微鏡(48)とモニター
(50)とは回転支持手段(60)の回転動につれて患者用回転
いす(30)を回転中心にして,同時に移動されつつ患者の
両側と対応されるようそれぞれ位置される。例えば,顯
微鏡(48)が患者の右耳と対応する位置に調整されると,
モニター(50)は患者の左耳と対応する位置に自動調整さ
れる。
【0079】つまり, 回転支持手段(60)は,連結バー(9
0b)と, 固定バー(92b)と,移動バー(98b)と, 支持バー(1
10)とが順次に連結されて1つのラインをなすように構
成された状態で,前記固定バー(92b)に第1のリンク機
構(42a)を介して器具棚(46)が設けられ, 前記移動バー
(98b)に第2のリンク機構(42b)を介して顯微鏡(48)が設
けられ, 支持バー(110)に第3のリンク機構(42c)を介し
てモニター(50)が設けられる仕組みになっていることか
ら,回転支持手段(60)を回転させると,これらの器具棚
(46)と, 顯微鏡(48)および,モニター(50)とが同時に移
動するようになる。
【0080】とりわけ, 支持バー(110)は,その垂直端
の下部と移動バー(98b)の上端を固定する調整ノーブ(98
d)の解除動作によって移動バー(98b)を回転中心にし
て,所定角度で回転調整されうるし, 前記調整ノーブ(9
8d)の締付け動作によって所定位置で停止されうる仕組
みになっていることから,支持バー(110)に第3のリン
ク機構(42c)によって連結されたモニター(50)と移動バ
ー(98b)とに第2のリンク機構(42b)によって連結された
顯微鏡(48)を患者用回転いす(30)を中心にして,相互に
対向されるように調整することができる。
【0081】よって, 支持バー(110)は,上述のこの発
明の実施例2で2つの移動バー(98a,98b)によって顯微鏡
(48)とモニター(50)とをそれぞれ支持する構成に比べて
仕組みを単純化させうるばかりか,製造コストダウンが
図りうる。
【0082】
【発明の効果】上述のように,この発明の患者用回転い
すは, 患者用回転いすに吸引器と, 治療器具の器具棚
と, カメラを付設された顯微鏡と,モニターと,これを
制御するコントロールボックスおよび,治療器具とを備
えた仕組みになっていることから,解剖学的に人体の1
80゜部分に位置された両耳とそれぞれ対応するよう,
顯微鏡とモニターとを位置調整でき, これによって,顯
微鏡を通して拡大された患者の細く暗い耳孔および鼓膜
などを患者が反対側のモニターを通して自己の耳の治療
過程を観察できるようにし, 治療者は患者の耳を治療し
つつ患者と患者保護者にモニターを通して治療過程を説
明できることから,信頼度をさらに高められることはも
とより,治療効果が極大化されるるし, ひいては,治療
者と患者のすべてが移動することなしに,耳診断治療用
ユニットの回転だけによって両耳の診断および治療を行
えることから,治療者と患者の不都合と煩雑さを最少化
できるとともに,治療時間を短縮せしめ,かつ診察室内
の占有空間を最少化せしめる優れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来に従う耳鼻咽喉科治療用ユニットを示す平
面図,
【図2】従来に従う耳鼻咽喉科治療用ユニットを示す正
面図,
【図3】この発明の実施例1に係る患者用回転いすを示
す側面図,
【図4】この発明の実施例2に係る患者用回転いすを示
す斜視図。
【図5】この発明の実施例2に係る患者用回転いすを示
す正面図。
【図6a】この発明の実施例2に係る回転支持手段の動
作前の状態を示す要部断面図。
【図6b】この発明の実施例2に係る回転支持手段の動
作後の状態を示す要部断面図。
【図7a】この発明の実施例2に係るモニターと顯微鏡
とが患者用回転いすを中心にして180゜の間隔を保持
しつつ患者用回転いすを回転中心にして同時回転されう
ることを示すための第1の状態の平面図。
【図7b】この発明の実施例2に係るモニターと顯微鏡
とが患者用回転いすを中心にして180゜の間隔を保持
しつつ患者用回転いすを回転中心にして同時回転されう
ることを示すための第2の状態の平面図。
【図7c】この発明の実施例2に係るモニターと顯微鏡
が患者用回転いすを中心にして180゜の間隔を保持さ
れた状態で患者用回転いすが回転されうる状態を示す平
面図。
【図8】この発明の実施例3に係る回転支持手段でロッ
クボールを利用した要部断面図,
【図9a】この発明の実施例4に係る回転支持手段の動
作前の状態を示す要部断面図。
【図9b】この発明の実施例4に係る回転支持手段の動
作後の状態を示す要部断面図。
【図10】この発明の実施例4に係るモニターと顯微鏡
とが患者用回転いすを中心にして,所定角度(α゜)を
保持しつつ患者用回転いすを回転中心にして,それぞれ
回転されうる状態を示す平面図。
【図11】この発明の実施例5に係る患者用回転いすを
示す正面図。
【図12】この発明の実施例5に係るモニターと顯微鏡
が患者用回転いすを中心にして,180゜の間隔を保持
しつつ患者用回転いすを回転中心にして,同時回転され
うる状態を示す平面図である。
【符号の説明】
30 患者用回転いす 32 背もたれ 35 ひじかけ 36 いす回転駆動部 36a 回転軸 40 操作スイッチボックス 42a,42b,42c 第1〜第3のリンク機構 44,52 吸引器 46 器具棚 48 顯微鏡 50 モニター 54 血圧測定器 60 回転支持手段 70a,70b,70c,70d 軸受 72 回転板 72a 分割溝 74 ケース 74a 開口穴 74b 固定片 76 ヒンジ片 78 ヒンジ軸 80 プシュレバー 80a ロック部 82 弾発部材 90a,90b 連結バー 92a,92b 固定バー 98a,98b 移動バー 98c,98d 調整ノーブ 100 ベース板 110 支持バー 170,170a,170b 分割溝 172,172a,172b 回転板 174 収納溝 174a,174b 通穴 176,176a,176b 回転輪 178,178a,178b 軸受 180a,180b 固定ブラケット 182 ロックボール 182a,182b ロックピン 184,184a,184b 弾発部材 186a,186b ヒンジ軸 188a,188b プシュレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 11/00 350 A61B 1/22 A61G 15/00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引器と, 器具棚と, CCDカメラを備え
    た顯微鏡と,モニターとを備えた耳診断治療用ユニット
    と, 座面と, 背もたれと,ひじかけと, いす回転駆動部
    とを備えた患者用回転いすにおいて,前記いす回転駆動
    部の一側に装着されて前記吸引器と, 顯微鏡と, モニタ
    ーとの駆動を制御する操作スイッチボックスと, 前記器
    具棚を装着された吸引器と背もたれとを連結して吸引器
    を水平方向へ位置を調整する第1のリンク機構と, 前記
    顯微鏡と背もたれとを連結して顯微鏡を左右および上下
    方向へ位置を調整する第2のリンク機構と, 前記モニタ
    ーとひじかけとを連結してモニターを左右方向へ位置を
    調整する第3のリンク機構とから構成されることを特徴
    とする患者用回転いす。
  2. 【請求項2】 器具棚と,CCDカメラとを備えた顯微鏡
    と, モニターと,吸引器とを備えた耳診断治療用ユニッ
    トと, 座面と,背もたれと,ひじかけと,いす回転駆動
    部とを備えた患者用回転いすにおいて,前記器具棚に連
    結される第1のリンク機構と, 前記顯微鏡に連結される
    第2のリンク機構と, 前記モニターに連結される第3の
    リンク機構と,前記いす回転駆動部の回転軸と前記第1
    〜第3のリンク機構とを連結し,回転軸を回転中心にし
    て患者用回転いすの回りに沿って回転されつつ所定角度
    で保持された前記顯微鏡とモニターとを同時に,または
    それぞれ位置を調整する回転支持手段とから構成される
    ことを特徴とする患者用回転いす。
  3. 【請求項3】 前記背もたれの一側には,前記顯微鏡
    と,モニターと,吸引器との駆動を制御するよう,操作
    スイッチボックスを装着されたことを特徴とする請求項
    2に記載の患者用回転いす。
  4. 【請求項4】 前記吸引器は,前記背もたれの上面の両
    側にそれぞれ装着されたことを特徴とする請求項2に記
    載の患者用回転いす。
  5. 【請求項5】 前記ひじかけの上面の一側には, 血圧測
    定器を装着されたことを特徴とする請求項2に記載の患
    者用回転いす。
  6. 【請求項6】 前記回転支持手段は, 前記回転軸の外周
    に軸受を介して同芯に支持されて回転軸の回転とは別に
    水平方向へ回転され,その上面の中央に対し回りに沿っ
    て所定間隔を隔てて複数の分割溝を削成された回転板
    と, 前記いす回転駆動部のケースの一側に穿設された開
    口穴にヒンジ軸を介して水平方向へシーソ運動されるよ
    うにヒンジされて,その先端側ロック部はケース内で前
    記複数の分割溝中,そのいずれかの1つと選択的に結
    合,または分離され,その後端はケースの外部に突出さ
    れるプシュレバーと, 前記ケースの一側とプシュレバー
    の先端側の上面との間に設けられて,プシュレバーの先
    端側を下降動されるよう弾発力を加える弾発部材と, 前
    記回転板の外周面に180゜の間隔を隔てて相互に対向
    されるよう,水平方向へ一側端がそれぞれ固定されて回
    転板の回転によって同時に位置調整される中空状の連結
    バーと, 該連結バー内に一側端が挿入されて空回転され
    ずに水平方向へ摺動される固定バーと, 該固定バーの上
    端の外周に装着されて上下移動され,その上端の所定高
    さに前記モニターを第3のリンク機構によって支持する
    移動バーと, 前記連結バー内に一側端が挿入されて空回
    転されずに水平方向へ摺動され,その所定高さに前記器
    具棚を第1のリンク機構によって支持する固定バーと,
    該固定バーの上端の外周に装着されて上下移動され,そ
    の上端の所定高さに前記顯微鏡を第2のリンク機構によ
    って支持する移動バーとから構成されることを特徴とす
    る請求項2に記載の患者用回転いす。
  7. 【請求項7】 前記回転支持手段は, 前記回転軸の外周
    の下端側に固定されて回転軸と同時回転されるよう, 外
    周面に沿って所定間隔を隔てて複数の分割溝を削成され
    た回転板と, 該回転板の外周に回転自在に支持され,そ
    の内周面の一側に前記複数の分割溝とそれぞれ対応する
    よう, 複数の収納溝を削成された回転輪と,前記複数の
    収納溝に圧縮弾発部材を介してそれぞれ弾支されて前記
    複数の分割溝との摺接によって結合,または分離される
    ロックボールと,前記回転輪の外周面に180゜の間隔
    を隔てて相互に対向されるよう,水平方向へ一側端がそ
    れぞれ固定されて回転輪の回転によって同時に位置調整
    される中空状の連結バーと, 該連結バー内に一側端が挿
    入されて空回転されないよう水平方向へ摺動される固定
    バーと, 前記連結バー内に一側端が挿入されて空回転さ
    れないよう水平方向へ摺動され,その中間高さに器具棚
    を第1のリンク機構によって支持する固定バーと, 該固
    定バーの上端の外周に装着されて上下移動され,その上
    端の所定高さに前記モニターを第3のリンク機構によっ
    て支持する移動バーと, 前記固定バーの上端の外周に装
    着されて上下移動され,その上端の所定高さに前記顯微
    鏡を第2のリンク機構によって支持する移動バーとから
    構成されることを特徴とする請求項2に記載の患者用回
    転いす。
  8. 【請求項8】 前記回転支持手段は, 前記回転軸の外周
    の下端側の上下高さにそれぞれ固定されて回転軸と同時
    に回転されるよう外周面に沿って所定間隔を隔てて複数
    の分割溝をそれぞれ削成された第1、2の回転板と, 該
    回転板の外周に回転自在に支持され,その回りの一側に
    前記分割溝とそれぞれ対応するよう通穴をそれぞれ穿設
    された回転輪と, 該回転輪の外周面の一側に固定ブラケ
    ットを介してそれぞれ前後移動可能に支持され,その先
    端は前記通穴内で前記複数の分割溝中,いずれかの1つ
    と選択的にそれぞれ結合,またはそれぞれ分離されるロ
    ックピンと, 前記固定ブラケット内にそれぞれ設けられ
    て前記ロックピンは前記回転板の外周面に向けてそれぞ
    れ前進移動されるよう,それぞれ弾発力を加える弾発部
    材と, 前記固定ブラケットの下端の一側にヒンジ軸を介
    してそれぞれシーソ運動されるようにヒンジされ,その
    上端は前記ロックピンの後端に係止状態で外力が作用さ
    れる場合,ロックピンをそれぞれ後進移動させるプシュ
    レバーと,前記回転輪の外周面の一側に水平方向へ一側
    端がそれぞれ固定されて回転輪のそれぞれの回転時に所
    定角度でそれぞれ位置調整されるか,または回転輪の同
    時回転時に所定角度を保持しつつ同時に位置調整される
    中空状の連結バーと, 該連結バー内に一側端を挿入され
    て空回転されないよう水平方向へ摺動される固定バー
    と, 前記連結バー内に一側端を挿入されて空回転されな
    いよう水平方向へ摺動され,その中間高さに器具棚を第
    1のリンク機構によって支持する固定バーと, 該固定バ
    ーの上端の外周に装着されて上下移動され,その上端の
    所定高さに前記モニターを第3のリンク機構によって支
    持する移動バーと, 前記固定バーの上端の外周に装着さ
    れて上下移動され,その上端の所定高さに前記顯微鏡を
    第2のリンク機構によって支持する移動バーとから構成
    されることを特徴とする請求項2に記載の患者用回転い
    す。
  9. 【請求項9】 前記第1の回転板側の複数の分割溝と,
    前記第2の回転板側の複数の分割溝とは,前記回転軸を
    回転中心にして,相互に同一角度で分散されるようそれ
    ぞれ削成されたことを特徴とする請求項8に記載の耳診
    断治療用ユニットを装着されて患者用回転いす。
  10. 【請求項10】 前記固定バーは,レ字状にそれぞれ折
    曲されて, その下端の水平部は前記連結バーとキー方式
    でそれぞれ結合されて,同芯をなすように構成されたこ
    とを特徴とする請求項6,7,8のいずれかに記載の患
    者用回転いす。
  11. 【請求項11】 前記移動バーは,その外周下端の一側
    をネジ式で貫通して前記固定バーの外周面に所定高さで
    密着される調整ノーブによって高低が調整されるように
    構成されたことを特徴とする請求項6,7,8のいずれ
    かに記載の患者用回転いす。
  12. 【請求項12】 前記回転支持手段は, 前記回転軸に前
    記患者用回転いすの回転とは別に回動自在に支持する回
    転板と, 該回転板の外周面に水平方向へ一側端が固定さ
    れる中空状の連結バーと, 前記連結バー内に一側端が挿
    入されて空回転されずに水平方向へ摺動されるよう,レ
    字状に折曲され,その垂直端の所定高さに第1のリンク
    機構によって器具棚を支持する固定バーと, 該固定バー
    の上端の外周に装着されて上下移動され,その所定高さ
    に第2のリンク機構によって顯微鏡を支持する移動バー
    と, 該移動バーの上端に装着されて左右回転されるよう
    フ字状に折曲され,その水平端の端部に第3のリンク機
    構によってモニターを支持する支持バーとから構成され
    ることを特徴とする請求項2に記載の患者用回転いす。
  13. 【請求項13】 前記支持バーは,その垂直端の下端が
    前記移動バーの上端内に同芯になるよう挿入されつつ,
    移動バーの上端の回りに一側は貫通される調整ノーブに
    よって固定されたことを特徴とする請求項12に記載の
    患者用回転いす。
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