JP2003070765A - 磁気共鳴イメージング装置とその遮音方法および遮音材 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置とその遮音方法および遮音材

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JP2003070765A
JP2003070765A JP2001264194A JP2001264194A JP2003070765A JP 2003070765 A JP2003070765 A JP 2003070765A JP 2001264194 A JP2001264194 A JP 2001264194A JP 2001264194 A JP2001264194 A JP 2001264194A JP 2003070765 A JP2003070765 A JP 2003070765A
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vacuum
vacuum pack
gradient magnetic
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Norihide Saho
典英 佐保
Takeo Nemoto
武夫 根本
Hisashi Isokami
尚志 磯上
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Hitachi Ltd
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
    • G01R33/3856Means for cooling the gradient coils or thermal shielding of the gradient coils

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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気共鳴イメージング装置を駆動させるときに
傾斜磁場コイルから騒音が発生する。これは被検者に不
快感を与えるので、できるだけ小さくしたいという課題
があった。本発明は、前記騒音の伝播を低コストで減少
させた静音型の磁気共鳴イメージング装置の提供と、そ
のための遮音材を提供することにある。 【解決手段】前記傾斜磁場発生手段の磁場コイルを包囲
するために設けられその内部を真空密封した部材から成
る真空パックを用いて、静音化を図ったことにある。前
記真空パックは、複数の微細空洞を構成する隔壁と、前
記隔壁に設けられた破断部と、前記破断部により前記微
細空洞を連通させた部材と、前記部材を装填した袋部
と、前記袋部内を真空排気してシールした真空パック等
を用いることに特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療診断用磁気共
鳴イメージング(以下、MRIと略記する)装置および
その遮音方法に係り、特に測定中に磁気共鳴用傾斜磁場
コイルから発生する騒音を低減した静音型の医療診断用
MRI装置およびその遮音方法と遮音材に関する。
【0002】
【従来の技術】医療診断用MRI装置は、被検体内の原
子核スピンの磁気共鳴現象に基づく画像化装置であり、
非侵襲で、放射線被爆が無い状態で被検体内の画像を得
ることができるため、臨床の現場でも利用されている。
【0003】一般に、磁気共鳴画像を得るためには、医
療診断用MRI装置の診断空間に被検体を搬入して静置
させるガントリと、このガントリと装置本体を備える。
ガントリは、少なくとも診断空間に静磁場を発生させる
超電導磁石や永久磁石等の磁石、この静磁場に重畳させ
る線形の傾斜磁場を発生させる傾斜磁場コイル、および
高周波信号を送信するとともに磁気共鳴信号を受信する
RFコイルで構成される。
【0004】画像を撮影する運転時には、所定のパルス
シーケンスにそって静磁場磁石、傾斜磁場コイルおよび
RFコイルが駆動運転される。パルスシーケンスにした
がって、静磁場中に静置させた被検体に3次元の各方向
の線形傾斜磁場が重畳され、被検体内の原子核スピンが
高周波信号で磁気的に励起される。MRI装置はこの励
起に伴って発生する磁気共鳴信号を検出し、この検出信
号の発生位置に基いて被検体内の、例えば2次元画像を
得ることができるものである。
【0005】このようにMRI装置を運転するとき、傾
斜磁場パルスを発生させると、その立ち上がり時や反転
時に静磁場中に置かれた傾斜磁場コイルに電磁気力が作
用する。この電磁気力は傾斜磁場コイルを支持している
傾斜磁場コイル構成体に機械的ひずみを起こさせ、支持
体全体に、太鼓をたたくような振動を発生させる。この
振動が空気を振動させ大きな騒音となる。この騒音は傾
斜磁場コイル内に静置させられている被検体の患者に大
きな不快感や不安感を与えるのみならず、回りの臨床医
師にも不快感を与える。
【0006】このため、かかる騒音を排除すべく、従来
からいろいろ提案がなされている。例えば特開平10−
118043号公報のように、傾斜磁場コイルのユニッ
ト全体を真空容器内に密封し、傾斜磁場コイルのユニッ
ト全体を真空空間内に配置して騒音の空気伝播を絶つ構
成である。少なくとも騒音の発生源である傾斜磁場発生
手段の周囲に密閉空間を設け、この空間を真空状態にす
ることに特徴がある。そしてこの空間を排気するポンプ
手段により、常時真空状態を保つ方法であってポンプが
必須要件となる。
【0007】また、特開平2−218345号公報があ
る。これも前記と同様に傾斜磁場用コイルおよび巻き枠
を真空中に置き、巻き枠の振動が騒音となって伝播する
ことを抑制している。いずれも、発生する騒音を真空空
間により抑制しようというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の騒音抑制対策では、傾斜磁場コイルユニットの
電源線や運転時の発熱を廃熱するための冷却パイプおよ
び傾斜磁場コイルの設置支持体を真空空間から大気中に
取り出さなければならない。その取り出し部は真空密封
する構造が必要になり、構造が複雑になる。また、傾斜
磁場コイルのユニット全体を真空空間内に配置するた
め、大型の真空容器が必要であり、重量も増える。ま
た、大気圧に絶える耐圧性を保つために、容器の板厚が
厚くなるから、一層重量が増す問題がある。
【0009】さらに、傾斜磁場発生手段の周囲に密閉空
間を設け、この空間すなわち真空容器内を絶えず真空ポ
ンプで排気する必要がある。したがって、ポンプの使用
は必必須であるため、ポンプのメンテナンスも当然必要
になり、メンテナンス対象機器が増加する。その結果、
装置のコストが増大するとともに、真空ポンプの消費電
力の増加およびメンテナンス工数が増え、運転コストも
増大する問題がある。また、傾斜磁場コイルのユニット
全体を真空空間内に配置するため、傾斜磁場コイルのユ
ニットの保守点検時には、真空容器を解体する必要があ
るから、さらにメンテナンス費が増大する。
【0010】本発明は、前記のような従来技術の問題を
解決するためになされたもので、MRI装置を駆動させ
るときの、傾斜磁場コイルからの騒音の空気振動による
伝播を、低コストでかつ良好に抑制することができるM
RI装置を提供することにある。また、本発明は騒音抑
制のための小形、軽量な遮音材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を、以下の手段
によって解決することができる。診断用空間である撮影
領域に静磁場を生成するための静磁場発生手段と、前記
撮影領域に傾斜磁場を生成するための傾斜磁場発生手段
と、前記撮影領域への被検者の搬送搬出をおこなう手段
とを有する診断用磁気共鳴イメージング装置において、
前記傾斜磁場発生手段の磁場コイルを包囲するための部
材であってその内部を真空密封して成る真空パックと、
前記静磁場発生手段の支持手段と,前記静磁場発生手段
とは機械的に非結合または略非結合の状態を保持する傾
斜磁場発生手段の支持手段と、から構成した磁気共鳴イ
メージング装置。
【0012】また、前記真空パックは袋状のフィルム内
に小空間を形成する隔壁を有しかつ前記小空間同士が連
通した隔壁群で構成された部材から構成することに特徴
がある。また、前記真空パックは外筒真空パックと、内
筒真空パックと、端板真空パックとから構成することに
特徴がある。
【0013】診断用空間である撮影領域に静磁場を生成
するための静磁場発生手段と、前記撮影領域に傾斜磁場
を生成するための傾斜磁場発生手段と、前記撮影領域へ
の被検者の搬送搬出をおこなう手段とを有する診断用磁
気共鳴イメージング装置の傾斜磁場発生手段の遮音方法
において、内部を真空密封した部材から成る真空パック
により前記傾斜磁場発生手段の磁場コイルを包囲し、前
記真空パックと前記磁場コイルの間に冷却用空気を流通
させる流路を設けて磁場コイルおよび真空パックを冷却
するとともに、前記傾斜磁場発生手段からの発生音の遮
音をおこなうことに特徴がある。
【0014】また、騒音発生源からの騒音伝達を抑制す
る遮音部材は、複数の微小空洞を構成する隔壁と、前記
隔壁に設けられた破断部と、前記破断部により前記微小
空洞を連通させた部材と、前記部材を装填した袋部と、
前記袋部内を真空排気してシールした真空パックから成
ることに特徴がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1は,本発明の一実施例である静
音型のMRI装置の断面図を示し、図2は図1のX−X
矢視図を示している。このMRI装置は、図1及び図2
に示すように、患者を診断するために搬入・配置・搬出
する診断用空間を有するガントリ1と、このガントリ1
に隣接して配置される寝台部2と、ガントリ1および寝
台部2の動作を制御するとともに、MRI信号を処理す
る制御・処理部3とから構成されている。なお、ガント
リ1はその内側中央部に患者を搬入・配置するためのほ
ぼ円形状の貫通した診断用空間Sを形成した構造になっ
ている。
【0016】寝台部2は、床Fから固定支持された案内
台50のコロ51により寝台52が診断空間S内外を移
動できるように構成されている。患者は床Fから固定支
持された乗降台53で寝台52によって搬送される。ガ
ントリ1はその内部に形成された診断空間Sに、静磁場
を生成する静磁場磁石11を備えている。磁石11は例
えば超電導磁石で構成され、その全体は所定径のボア1
2を有する円筒状に形成されている(図2参照)。磁石
11はその中心軸方向(Z方向)両側に脚体13を備
え、床F上に支持されている。床Fは例えばコンクリー
トなどの剛性の大きい材料で形成されている。また、ガ
ントリ1は静磁場磁石11の外周部に剛性の大きい厚肉
の鉄製の磁気シールド体14を有し、診断空間外への静
磁場の漏洩を抑制している。
【0017】この、磁気シールド体14は脚体15を備
え、床F上に支持されている。ボア12内には、傾斜磁
場コイル16を備え、真空密封部材17の真空パックで
囲まれ、傾斜磁場コイル16の振動の伝播を抑制する構
造になっている。この構造は図に示すように、ボア12
の内径よりも小径で傾斜磁場コイル16を覆う所定の長
さの非磁性の外筒真空パック18と、傾斜磁場コイル1
6の内径よりも小径で傾斜磁場コイル16を覆う所定の
長さの非磁性の内筒真空パック19と、Z方向両端部に
おいて傾斜磁場コイル16の両端部を覆う半円状の端板
真空パック20a,20bを主要素として構成されてい
る。
【0018】次に真空密閉部材の真空パック18につい
て説明する。図3は端板真空パック20aの正面の拡大
図である。全体では図3のような半円状の端板4枚から
構成されることになる。また、図3のY−Y矢視断面図
を図4に、図3のM−M矢視図を図5に示す。このよう
に、外側のパック容器21の内部に、振動伝播を抑制す
るための材料を装填する。例えば発泡ポリウレタン材の
発泡成形時に、生成した微小空洞をもち、その微小空洞
は連通する構造になっている。微小空洞を構成する薄い
隔壁に対して、例えば外部から剪断力を加えて、夫々の
隔壁の一部を破壊する。このことによって、微小空洞を
連通させた薄肉隔壁部材22が形成される。その結果、
端板真空パック20a(あるいは20b)を形成するこ
とができる。
【0019】図6は、遮音用発泡ポリウレタン材を使用
した真空密閉部材の真空パック18の製造過程を、矩形
形状の場合について簡単に説明した図である。発泡ポリ
ウレタン材199の発泡成形直後は図6の(a)に示す
ような断面形状を形成している。すなわち、図に示すよ
うに、発泡ポリウレタン材内部は、ポリウレタン材の隔
壁200a、200bなどが、内部の微小空間201
a、201bなどを、気密性を保つように取り囲んでい
る。そして、隣合った微小空間201a、201bなど
はそれぞれ隔離された形である。その後、図6の(b)
に示すように、発泡ポリウレタン材199の両端に密着
させた剪断力発生板202a、202bを、それぞれ矢
印方向に(例えば板202aを右方向に、板202bを
左方向に)移動させる。その結果、発泡ポリウレタン材
199内に剪断力が発生し、図6の(c)に示す断面図
のように隔壁200a、200bの一部が破断され、隣
合った微小空間201a、201bは連通することにな
る。
【0020】このようにして、大半の発泡ポリウレタン
材199内の微小空間201a、201bは、図6
(c)に示すように相隣り合う微小空間が連通する。こ
のような状態で、発泡ポリウレタン材外面に接する空間
を真空排気すると、発砲ポリウレタン材の内部まで真空
排気をおこなうことができる。また、隔壁200a、2
00bは、図6の(c)から明らかなように、全体が粉
々に破断されるわけではないから、発泡ポリウレタン材
外面に荷重が作用しても発泡ポリウレタン材の外形が崩
れることはない。また、微小空間(例えば201a、2
01b)同士は隔壁の一部破断によって連通され、発泡
ポリウレタン材199を、薄肉隔壁部材22の構成材と
して使用することができる。
【0021】次に、図7に示すように、矩形の薄肉隔壁
部材22の一部に凹部203を設け、その中に脱気され
た活性炭粉等の吸着剤や純鉄粉等の酸化剤を含む残留気
体吸着部材204を挿入し、矩形の袋状のパック容器2
05内に挿入する。パック容器205は例えば材質がポ
リエチレンやポリエステルやポリイミド等の薄いプラス
チック製のフィルムの内面に、アルミニュウム等の金属
薄膜を蒸着して構成されており、フィルム内外で大気中
の空気等の気体の透過を防止している。
【0022】図8の(a)、(b)、(c)、(d)に
薄肉隔壁部材22の排気手順を示す。図8の(a)は薄
肉隔壁部材22と残留気体吸着部材204を挿入した矩
形のパック容器22を真空容器205内に入れ、配管2
07のバルブ208を閉じて、配管209のバルブ21
0を開いて、真空排気装置211で真空容器205内を
所定の温度で、所定の時間真空排気運転し、真空容器2
05内を高真空に排気する。ここで、空気は完全に排気
され、薄肉隔壁部材22、残留気体吸着部材204、パ
ック容器205内および薄肉隔壁部材22内の微小空間
内、例えば図6の201a、201bなどを高真空状態
にすることができる。
【0023】真空容器205内を高真空に排気した後、
図8の(b)に示すように、外部電源212から配線2
13で電力の供給を受ける電熱器(図示せず)を内蔵し
た圧着板214で、パック容器205の開口部を、一部
を熔融して圧着し、パック容器205の内外を気密に封
じる。
【0024】次に、図8の(c)に示すように、配管2
09のバルブ210を閉じて、配管207のバルブ20
8を開き、真空容器205内に空気を導入して大気圧と
する。このとき、パック容器205内は高真空を維持し
ており、パック容器205は差圧1気圧の外圧を表面に
受け、パック容器205の袋は、薄肉隔壁部材22に密
着する。
【0025】これを真空容器206から取り出して、図
8の(d)に示すように真空パック215を、真空密閉
部材の真空パックとして使用する。
【0026】本実施例では、図3のM−M矢視断面図の
図5に示すように、真空容器206内でパック容器21
内部又は内外空間を真空排気し、真空排気口25を外部
より線状に加熱溶融させ真空パック内を密封して使用す
る。
【0027】ここで、真空パックを組み立てるときは、
真空排気口25を内側に折り曲げて、20a,20bの
合わせ部を接着剤等で接合する。密封された端板真空パ
ック20aのパック容器21は図4に示すように、大気
圧下で圧縮され薄肉隔壁部材22に密着する。したがっ
て、真空密閉部材17内は大半が真空空間であり空気に
よる振動伝播はなく、微小空洞を連通させた薄肉隔壁部
材22の隔壁は極端に薄く、さらに多数個所で破断され
ているから、振動伝播路が寸断されたことになる。した
がって、振動伝播は極めて小さく、音の伝播は大幅に抑
制される。
【0028】傾斜磁場コイル16を囲う真空パック1
8、19、20a、20bは夫々の連結部をできるだけ空
気層が介在しないように密着して両面粘着テープ等の簡
易接着部材(図示せず)で接合しているので、解体、組
み立てが容易であり、メンテナンスの作業性が良好であ
る。また、真空パック18、19、20a、20bは組み
立て前に既に真空排気されており、運転時に真空ポンプ
等で真空排気する必要は無く、運転時に真空ポンプを設
置する必要が無い。
【0029】したがって、メンテナンスに必要な機器を
低減することができるから、メンテナンスコストを低減
できる。また、真空パックはプラスチックのフィルムで
構成でき、かつ内部は発泡ウレタン等の薄い隔壁部材で
構成できるので非常に小型でかつ軽量である特徴があ
る。また、このように構成した真空空間は、真空空間の
組み立て、解体する際の作業性が良好で、かつ装置のコ
スト低減につながる特徴がある。
【0030】一方、傾斜磁場コイル16と真空パック1
8、19、20a、20b間の大気空間には、空気が流
通する冷却流路30と、傾斜磁場コイル16の電源線3
1および傾斜磁場コイル16の設置支持体32a、32
bを配置し、冷却流路30の他端口33を通り、常温の
空気をポンプ34からダクト35介して流路内に流入さ
せ、他の端口36a、36bから冷却に使用した空気を
排気する。設置支持体32a、32bは床Fもしくは本
実施例では磁気シールド体14の一部に固定され、傾斜
磁場コイル16の運転時の振動が伝播する設置支持体3
2a、32bを、高い剛性の床Fや磁気シールド体14
に伝えることで、騒音の発生を抑制する。
【0031】なお、設置支持体32と傾斜磁場コイル1
6の締結個所にはゴム板等の制振体37を介して締結す
ることにより、更に磁気シールド体14への振動伝播を
防止する。真空パック群は、例えば発泡ポリスチレン等
の支持部材38a、38bなどで円周方向の複数個所で
接着剤等で傾斜磁場コイル16から支持固定される。し
たがって、コイルの冷却用空気が流通する冷却流路30
と、傾斜磁場コイル16の電源線31および傾斜磁場コ
イル16の設置支持体32a、32bの大気への貫通部
を真空密封する必要がなく、この冷却流路30と寝台側
の設置支持体32a、32bの大気への貫通部を空気層
が介在しないように、例えば柔らかなシリコンゴム等の
充填材100で覆うことで十分に騒音を抑制でき、装置
コストを大幅に低減することができる。
【0032】したがって、本実施例では、振動発生源で
ある傾斜磁場コイル16を予め真空排気したプラスチッ
ク製の真空パック材で、傾斜磁場コイル16と真空パッ
ク材の間に空気空間を残したままで、覆うことにより騒
音を抑制できるので、真空容器の構造が簡素で、小型、
軽量となる。また、真空パック材内を常時真空ポンプで
排気する必要は全くない。また、傾斜磁場コイルの支持
体の真空パック外の露出面積を少なくして構成機器数が
低減できる。また、コイルの冷却用空気が流通する冷却
流路30と、傾斜磁場コイル16の電源線31および傾
斜磁場コイル16の設置支持体32a、32bの大気へ
の貫通部を真空密封する必要がなく、この貫通部に空気
層が出来ないように、例えば柔らかなシリコンゴム等の
充填材で覆うことで十分に騒音を抑制することができ
る。
【0033】したがって、低コストながら大きな騒音抑
制効果が得られる。また、常時真空ポンプを運転する必
要がないのいで、使用電力の低減を図ることができる。
同時に真空ポンプのメンテナンス工数を省くことができ
る。また、傾斜磁場コイルのユニット全体を分解する必
要があるような場合、本発明では、真空パック材で組み
立てて覆う構造であるため、傾斜磁場コイルのメンテナ
ンス工数を大幅に低減することができる。したがって、
全体として運転コストおよびメンテナンスコストの低減
を図ることができる効果がある。
【0034】なお、本実施例では真空パック内の薄肉隔
壁部材に発泡ポリウレタン材を使用した例について説明
したが、図9に示すように、薄肉隔壁部材として薄肉ガ
ラス管216や、内部が真空の薄肉ガラス球や薄肉ガラ
ス管の集合体や、活性炭等の内部が連通したポーラスな
粒体や、内部が連通したポーラスなシリカゲル、あるい
は繊維積層体等の多孔質体217や、蜂の巣のような薄
肉のハニカム構造の隔壁体218をパック容器21に入
れて使用しても同様の効果がえられる。
【0035】また、本実施例では傾斜磁場コイル16が
円筒体の形状の場合の騒音抑制構造について説明した
が、図10のオープン型MRI装置の円盤型の傾斜磁場
コイルやその他の形状であっても、そのまわりを真空パ
ックで覆うことで同様の効果が得られる。
【0036】このようなオープン型の場合は、図1の場
合に比較して被検者にとって,狭い閉空間に閉じ込めら
れるという、いわゆる狭所恐怖心を軽減できる特徴があ
る。いま検討が進められている形状であるが、このよう
な場合であっても本発明を適用することが可能である。
本発明のように、真空パックで覆うような構成であれば
オープン型に適用する場合であっても、なんら制約を受
けることがない。
【0037】例えば図10において、コイル型静磁場を
発生する超電導磁石は上部真空容器219、下部真空容
器220に格納され、その間に上下方向の均一磁界を発
生させている。一方、傾斜磁場コイルは、真空パックで
覆われた円盤状の上部遮音容器221と下部遮音容器2
22内にそれぞれ配置され、患者223は、乗降台22
4の寝台225により、上部遮音容器221と下部遮音
容器222の間の空間に搬送される。
【0038】この場合の遮音容器221、222は円盤
状であるので、これを、真空空間内に傾斜磁場コイルを
配置する従来の真空容器で構成すると、真空容器の上下
円盤の隔壁は全面に大気圧の圧力が作用して変形し、こ
の変形を防止するために上下円盤の板厚を従来の円筒状
の場合における数ミリメートルに対して、数センチメー
トルにまで増加しなければならない。したがって、真空
容器の重量は重くなり装置重量が増加するとともに、製
造コストも増加する問題が生じる。
【0039】しかし、本実施例では、図11に示すよう
に、本発明になる真空パックを組み合わせて遮音容器を
構成できるので、軽量に製作でき装置コストを低減でき
る効果が生じる。すなわち、図11において、遮音容器
221、222は、傾斜磁場コイル226を内部大気空
間に配置し、その上下部を真空パック227、228
で、外周部を真空パック229で覆い、かつ上下部の真
空パック227、228を真空パック部材よりも大きな
ヤング率を有する、すなわち真空パック部材よりも変形
しにくい薄肉の強化プラスチック円盤230、231と
接着剤等で一体化し、外周部も真空パック229を、真
空パック部材よりも大きなヤング率を有する薄肉の強化
プラスチックシェル232と接着剤等で一体化構造とす
る構成をとることができる。
【0040】図示していないが、当然傾斜磁場コイル冷
却用の通気ダクトは、本容器内に内蔵している。本構造
により、傾斜磁場コイルから発生した騒音は、遮音容器
内で反射を繰り返しながら真空パック内の発泡ポリウレ
タン材の隔壁の振動吸収による熱エネルギに変換され、
遮音される。ここで、真空パックに接着した強化プラス
チック円盤と強化プラスチックシェルは、真空パックを
通過してきた少ない振動により、真空パック外面が振動
し外部に騒音が伝達されるのを防止するために設けたも
のである。真空パック外面が振動してもそれを真空パッ
クよりも変形に強い強化プラスチック面で内部に反射さ
せ、この反射振動を再び真空パック内に伝達させ、発泡
ポリウレタン材の隔壁の振動吸収により熱エネルギに変
換して吸音効果を増加させる。本構造は、円筒状の遮音
容器の場合であっても、外周を強化プラスチックで覆
い、その内面と真空パックを接着しても同じような効果
が得られる。
【0041】なお、本実施例では、MRI装置の傾斜磁
場コイルの騒音を遮音する場合について説明した。しか
し、図12に示すように、洗濯機等のモータ騒音や、空
調機等の圧縮機の騒音を遮音する場合にも適用すること
ができる。騒音発生源233を外部ケーシング234で
取り囲む場合には、ケーシング234の内側に真空パッ
ク235を接着剤で接合する構成とする。また、組み立
て時に真空パック表面に傷を付けたり、内部の真空が壊
れないように細かい孔が開いたパンチングプレート等の
保護用多孔板236を接着剤等で接着して取り付けるこ
とが望ましい。この構造により、モータや圧縮機の騒音
をケーシング234外に漏らさぬようにすることがで
き、モータや圧縮機の騒音が外部に伝達されるのを大幅
に低減できる。
【0042】また、車両の走行騒音を低減する場合は、
図13に示すように、路面237に固定された防音壁2
38の道路側に真空パック239を取り付け、その外側
には、組み立て時に真空パック表面に傷を付け、内部の
真空が壊れないように、また太陽の紫外線等で真空パッ
ク239の袋が劣化しないように、多孔の強化プラスチ
ックや、円筒状隔壁を有し、太陽光を遮るが通気孔を有
した黒色ハニカム構造や黒色ブラインド構造等の保護用
板240を接着剤等で接着して取り付ける。このように
して、車241の走行騒音は、保護用板240を通って
真空パック239内で吸収され、防音壁238路面側か
ら背退側への騒音の伝達を大幅に低減することができ
る。
【0043】本発明によれば、振動発生源である傾斜磁
場コイルを予め真空排気したプラスチック製の真空パッ
ク材で、覆うことにより騒音を抑制できる。さらに比較
的低コストで騒音を良好に抑制できる特徴がある。ま
た、本発明では常時真空ポンプを使用して真空状態を維
持する必要がないので、使用電力の低減及び真空ポンプ
のメンテナンス工数が不要となる。また、傾斜磁場コイ
ルを分解容易な真空パック材で組み立てて覆う構造であ
るので、傾斜磁場コイルのメンテナンス工数が低減し、
運転コストを低減できる効果もある。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、振動発生源である傾斜
磁場コイルを、予め真空排気した真空パック材で覆うこ
とにより騒音を低コストで効果的に抑制することができ
る。したがって、真空容器を真空ポンプで常時排気する
必要がなく、運転コスト並びにメンテナンス工数を低減
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる一実施例の磁気共鳴イメージン
グ装置の断面図である。
【図2】 図1のX−X矢視図である。
【図3】 本発明になる真空パックユニットの正面図で
ある。
【図4】 図3のY−Y矢視断面図である。
【図5】 図3のM−M矢視図である。
【図6】 遮音用真空密閉部材の真空パックの製造過程
の説明図である。
【図7】 真空パック容器の説明図である。
【図8】 真空パックを形成する排気手順を示す図であ
る。
【図9】 隔壁部材の他の実施例を示す図である。
【図10】 オープン型MRI装置の外観図である。
【図11】 オープン型MRI装置に本発明を適用する
場合の真空パックの構成を説明するための図である。
【図12】 本発明の他の実施例(洗濯機など)を示す
図である。
【図13】 本発明の他の実施例(車両の走行騒音)を
示す図である。
【符号の説明】
1…ガントリ 11…静磁場磁石 4…磁気シールド体
16、226…傾斜磁場コイル 17…真空密封部材
18、19、20a、20b、229…真空パック
21…パック容器 22…薄肉隔壁部材 25…真空排
気口 30…冷却流路 32…設置支持体 38a、3
8b…支持部材 199…発砲ポリウレタン材 100
…充填材 201a、201b…微小空間 204…残
留気体吸着部材 205…パック容器 207,209
…配管 211…排気装置 221…上部遮音容器 2
22…下部遮音容器 233…騒音発生源 236…保
護用多孔板 238…防音壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯上 尚志 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 4C096 AB33 AB47 AD09 CB07 CB19 CB20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】診断用空間である撮影領域に静磁場を生成
    するための静磁場発生手段と、前記撮影領域に傾斜磁場
    を生成するための傾斜磁場発生手段と、前記撮影領域へ
    の被検者の搬送搬出をおこなう手段とを有する診断用磁
    気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁場発生手
    段の磁場コイルを包囲するための部材であってその内部
    を真空密封して成る真空パックと、前記静磁場発生手段
    の支持手段と,前記静磁場発生手段とは機械的に非結合
    または略非結合の状態を保持する傾斜磁場発生手段の支
    持手段と、から構成したことを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載において,前記真空パッ
    クは袋状のフィルム内に小空間を形成する隔壁を有しか
    つ前記小空間同士が連通した隔壁群で構成された部材か
    ら構成されていることを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1記載において,前記真空パッ
    クは外筒真空パックと、内筒真空パックと、端板真空パ
    ックとから構成されていることを特徴とする磁気共鳴イ
    メージング装置。
  4. 【請求項4】診断用空間である撮影領域に静磁場を生成
    するための静磁場発生手段と、前記撮影領域に傾斜磁場
    を生成するための傾斜磁場発生手段と、前記撮影領域へ
    の被検者の搬送搬出をおこなう手段とを有する診断用磁
    気共鳴イメージング装置の傾斜磁場発生手段の遮音方法
    において、内部を真空密封した部材から成る真空パック
    により前記傾斜磁場発生手段の磁場コイルを包囲し、前
    記真空パックと前記磁場コイルの間に冷却用空気を流通
    させる流路を設けて磁場コイルおよび真空パックを冷却
    するとともに,前記傾斜磁場発生手段からの発生音の遮
    音をおこなうことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置の遮音方法。
  5. 【請求項5】騒音発生源からの騒音伝達を抑制する遮音
    部材において、複数の微細空洞を構成する隔壁と、前記
    隔壁に設けられた破断部と、前記破断部により前記微細
    空洞を連通させた部材と、前記部材を装填した袋部と、
    前記袋部内を真空排気してシールした真空パックから成
    ることを特徴とする遮音材。
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