JP2002177242A - 遮音部を備えた磁気共鳴装置 - Google Patents
遮音部を備えた磁気共鳴装置Info
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- G01R33/385—Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査室の騒音負荷を有効に且つコスト的に有
利に低減可能な改善された磁気共鳴装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも基底磁場システム(12)と
傾斜コイルシステム(14)とを含む第1の構成要素群
と、検査対象物(50)を収容するための検査室(2
4)が付設され、検査室内の検査対象物(50)が横た
わる少なくとも1つの載置装置(22)を有する第2の
構成要素群と、第1の構成要素群と第2の構成要素群と
の間に配置され、磁気共鳴装置の据付空間を2つの互い
に遮音性の空間(10、20)に区分する遮音部とを備
え、その第1の空間(10)は第1の構成要素群を含
み、第2の空間(20)は第2の構成要素群を含む。
利に低減可能な改善された磁気共鳴装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも基底磁場システム(12)と
傾斜コイルシステム(14)とを含む第1の構成要素群
と、検査対象物(50)を収容するための検査室(2
4)が付設され、検査室内の検査対象物(50)が横た
わる少なくとも1つの載置装置(22)を有する第2の
構成要素群と、第1の構成要素群と第2の構成要素群と
の間に配置され、磁気共鳴装置の据付空間を2つの互い
に遮音性の空間(10、20)に区分する遮音部とを備
え、その第1の空間(10)は第1の構成要素群を含
み、第2の空間(20)は第2の構成要素群を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴技術は、検査対象物の体内部の
像を得るための1つの知られた技術である。そのため、
磁気共鳴装置は検査対象物を収容するための空間と、い
わゆる検査室とを有する。装置の基底磁場システムは検
査室の少なくとも1つの部分領域内にできるだけ均一な
静止基底磁場を発生する。基底磁場には急速に切り換え
られる傾斜磁場が重畳され、この傾斜磁場は磁気共鳴装
置の傾斜コイルシステムによって形成される。その際傾
斜コイルには、数100アンペアに達する振幅を持ち、数1
00kA/sの上昇及び下降率を有する電流方向の頻繁で
急速な変化を受ける電流が流れる。この電流はシーケン
ス制御されるが、1Tオーダの傾斜磁場が存在する場合
にはローレンツ力に基づく傾斜磁場コイルシステムの振
動を生じさせる。
像を得るための1つの知られた技術である。そのため、
磁気共鳴装置は検査対象物を収容するための空間と、い
わゆる検査室とを有する。装置の基底磁場システムは検
査室の少なくとも1つの部分領域内にできるだけ均一な
静止基底磁場を発生する。基底磁場には急速に切り換え
られる傾斜磁場が重畳され、この傾斜磁場は磁気共鳴装
置の傾斜コイルシステムによって形成される。その際傾
斜コイルには、数100アンペアに達する振幅を持ち、数1
00kA/sの上昇及び下降率を有する電流方向の頻繁で
急速な変化を受ける電流が流れる。この電流はシーケン
ス制御されるが、1Tオーダの傾斜磁場が存在する場合
にはローレンツ力に基づく傾斜磁場コイルシステムの振
動を生じさせる。
【0003】この振動は種々の伝搬路を介して磁気共鳴
装置の全表面に伝えられる。種々の表面領域の機械振動
はその表面速さに関係して音響振動に変えられ、この振
動は最終的には望ましくない騒音を生じさせる。
装置の全表面に伝えられる。種々の表面領域の機械振動
はその表面速さに関係して音響振動に変えられ、この振
動は最終的には望ましくない騒音を生じさせる。
【0004】磁気共鳴技術の分野における測定時間の短
縮及び画像形成特性の改善のためのさらなる開発は、よ
り速いシーケンスと結び付いている。このことは電流振
幅の増大並びに傾斜コイルにおける電流上昇率及び電流
下降率の増大を前提とする。このことは、防止手段を講
じないと、より大きなローレンツ力と頻繁な振動を介し
てのローレンツ力の作用方向の急速な変化とを介してよ
り大きな騒音に通じる。その結果騒音の例えば最大値は
130dBにまで達し、それ故患者の許容限界を越える。
縮及び画像形成特性の改善のためのさらなる開発は、よ
り速いシーケンスと結び付いている。このことは電流振
幅の増大並びに傾斜コイルにおける電流上昇率及び電流
下降率の増大を前提とする。このことは、防止手段を講
じないと、より大きなローレンツ力と頻繁な振動を介し
てのローレンツ力の作用方向の急速な変化とを介してよ
り大きな騒音に通じる。その結果騒音の例えば最大値は
130dBにまで達し、それ故患者の許容限界を越える。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3833591
A1号明細書には、中空筒状の傾斜コイルシステムが基底
磁場システムの空洞中に基底磁場システムに対する支持
なしに配置された磁気共鳴装置が記載されている。傾斜
コイルシステムは支持フレームにより調整可能に支えら
れ、この支持フレームは基底磁場システムの外側に配置
され、その結果両システムの機械的脱結合が得られるよ
うになっている。従って、傾斜コイルシステムの振動に
基づく騒音が磁気共鳴装置の検査室内へ放射することは
阻止されない。
A1号明細書には、中空筒状の傾斜コイルシステムが基底
磁場システムの空洞中に基底磁場システムに対する支持
なしに配置された磁気共鳴装置が記載されている。傾斜
コイルシステムは支持フレームにより調整可能に支えら
れ、この支持フレームは基底磁場システムの外側に配置
され、その結果両システムの機械的脱結合が得られるよ
うになっている。従って、傾斜コイルシステムの振動に
基づく騒音が磁気共鳴装置の検査室内へ放射することは
阻止されない。
【0006】米国特許第4652824号明細書には、真空外
被を有する超伝導基底磁場システムを有する磁気共鳴装
置が記載されている。この装置においては、装置の傾斜
コイルシステムは騒音発生を減少させるため、空間的に
隔離して真空外被内に配置されている。それにもかかわ
らず、傾斜コイルシステムを基底磁場システムと固定す
ることを介して、傾斜コイルシステムの振動は装置の表
面に伝わる可能性があり、そこで振動は相応の騒音に変
換される。
被を有する超伝導基底磁場システムを有する磁気共鳴装
置が記載されている。この装置においては、装置の傾斜
コイルシステムは騒音発生を減少させるため、空間的に
隔離して真空外被内に配置されている。それにもかかわ
らず、傾斜コイルシステムを基底磁場システムと固定す
ることを介して、傾斜コイルシステムの振動は装置の表
面に伝わる可能性があり、そこで振動は相応の騒音に変
換される。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第0138269 A2号明
細書には、中空筒状の基底磁場システムを持った磁気共
鳴装置が記載され、その空洞内には中空筒状の傾斜コイ
ルシステムが配置され、その空洞内にはさらにケースが
同心的に配置され、このケースは装置の傾斜コイルシス
テムと検査室との間の騒音吸収シールドを形成する。そ
のため1つの実施形態においては、ケースと傾斜コイル
システムとの間の中間室が排気可能に構成されている。
それにもかかわらず、傾斜コイルシステムを基底磁場シ
ステム及び/又はケースと固定することを介して、傾斜
コイルシステムの振動が装置の表面に伝わり、そこで相
応する騒音に変換される。
細書には、中空筒状の基底磁場システムを持った磁気共
鳴装置が記載され、その空洞内には中空筒状の傾斜コイ
ルシステムが配置され、その空洞内にはさらにケースが
同心的に配置され、このケースは装置の傾斜コイルシス
テムと検査室との間の騒音吸収シールドを形成する。そ
のため1つの実施形態においては、ケースと傾斜コイル
システムとの間の中間室が排気可能に構成されている。
それにもかかわらず、傾斜コイルシステムを基底磁場シ
ステム及び/又はケースと固定することを介して、傾斜
コイルシステムの振動が装置の表面に伝わり、そこで相
応する騒音に変換される。
【0008】米国特許第5489848号明細書には、中空筒
状の基底磁場システムを有する磁気共鳴装置が記載さ
れ、その空洞内にほぼ円筒状の器具が配置され、この器
具は基底磁場システムに向けほぼ中空筒状の真空容器を
形成する。この真空容器内には磁気共鳴装置の傾斜コイ
ルシステムが配置されている。それにもかかわらず、傾
斜コイルシステムを基底磁場システムと固定することを
介して、傾斜コイルシステムの振動が装置の表面に伝わ
り、そこで相応する騒音に変換される。
状の基底磁場システムを有する磁気共鳴装置が記載さ
れ、その空洞内にほぼ円筒状の器具が配置され、この器
具は基底磁場システムに向けほぼ中空筒状の真空容器を
形成する。この真空容器内には磁気共鳴装置の傾斜コイ
ルシステムが配置されている。それにもかかわらず、傾
斜コイルシステムを基底磁場システムと固定することを
介して、傾斜コイルシステムの振動が装置の表面に伝わ
り、そこで相応する騒音に変換される。
【0009】ドイツ連邦共和国特許出願公開第19734138
A1号明細書には、傾斜コイルシステムを騒音低減のた
め真空カプセル内に配置した磁気共鳴装置が記載されて
いる。この装置においては、真空カプセル内の傾斜コイ
ルシステムが複数の間隔をおいて配置された振動減衰式
の固定部により支持される。それにもかかわらず、傾斜
コイルシステムを真空カプセルと固定し、真空カプセル
をさらに基底磁場システムに固定することを介して、傾
斜コイルシステムの振動が装置の表面に伝わり、そこで
相応の騒音に変換される。
A1号明細書には、傾斜コイルシステムを騒音低減のた
め真空カプセル内に配置した磁気共鳴装置が記載されて
いる。この装置においては、真空カプセル内の傾斜コイ
ルシステムが複数の間隔をおいて配置された振動減衰式
の固定部により支持される。それにもかかわらず、傾斜
コイルシステムを真空カプセルと固定し、真空カプセル
をさらに基底磁場システムに固定することを介して、傾
斜コイルシステムの振動が装置の表面に伝わり、そこで
相応の騒音に変換される。
【0010】最後に、米国特許第6043653号明細書に
は、傾斜コイルシステムと基底磁場システムとが互いに
無関係に、それによりほぼ互いに脱結合されて基台上に
据えられ、傾斜コイルシステムはさらに真空カプセル内
に配置された磁気共鳴装置が記載されている。
は、傾斜コイルシステムと基底磁場システムとが互いに
無関係に、それによりほぼ互いに脱結合されて基台上に
据えられ、傾斜コイルシステムはさらに真空カプセル内
に配置された磁気共鳴装置が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、検査
室の騒音負荷を極めて効果的に且つコスト的に有利に低
減可能な改善された磁気共鳴装置を提供することにあ
る。
室の騒音負荷を極めて効果的に且つコスト的に有利に低
減可能な改善された磁気共鳴装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、少なくとも基底磁場システムと
傾斜コイルシステムとを含む第1の構成要素群と、検査
対象物を収容するための検査室が付設され、横たえられ
た検査対象物を検査室内へ持ち込むための少なくとも1
つの載置装置を有する第2の構成要素群と、第1の構成
要素群と第2の構成要素群との間に配置され、磁気共鳴
装置の据付空間を2つの互いに遮音された空間に区分す
る遮音部とを備え、その第1の空間は第1の構成要素群
を含み、第2の空間は第2の構成要素群を含む。
め、本発明においては、少なくとも基底磁場システムと
傾斜コイルシステムとを含む第1の構成要素群と、検査
対象物を収容するための検査室が付設され、横たえられ
た検査対象物を検査室内へ持ち込むための少なくとも1
つの載置装置を有する第2の構成要素群と、第1の構成
要素群と第2の構成要素群との間に配置され、磁気共鳴
装置の据付空間を2つの互いに遮音された空間に区分す
る遮音部とを備え、その第1の空間は第1の構成要素群
を含み、第2の空間は第2の構成要素群を含む。
【0013】本発明により、市販の磁気共鳴装置の比較
的僅かな変更によって、検査対象物に対しコスト的に有
利に40dB以上の騒音低減を達成することができる。
的僅かな変更によって、検査対象物に対しコスト的に有
利に40dB以上の騒音低減を達成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の利点、特徴及び詳細
を図面に示す実施例について説明する。
を図面に示す実施例について説明する。
【0015】図1は本発明の実施例の磁気共鳴装置の断
面図を示す。磁気共鳴装置は基底磁場を発生させるため
に基底磁場システム12、傾斜磁場を発生させるために
傾斜コイルシステム14及び高周波信号を患者50に放
射しそれにより放出された磁気共鳴信号を受信するため
にアンテナシステム16を含む第1の構成要素群を備え
る。基底磁場システム12、傾斜コイルシステム14及
びアンテナシステム16はほぼ中空円筒状に形成されて
いる。傾斜コイル14はその際基底磁場システム12の
空洞中に同心的に配置され、アンテナシステム16はさ
らに傾斜コイルシステム14の空洞中に同心的に配置さ
れている。その結果第1の構成要素群の残る空洞内へ真
空容器34が延びている。
面図を示す。磁気共鳴装置は基底磁場を発生させるため
に基底磁場システム12、傾斜磁場を発生させるために
傾斜コイルシステム14及び高周波信号を患者50に放
射しそれにより放出された磁気共鳴信号を受信するため
にアンテナシステム16を含む第1の構成要素群を備え
る。基底磁場システム12、傾斜コイルシステム14及
びアンテナシステム16はほぼ中空円筒状に形成されて
いる。傾斜コイル14はその際基底磁場システム12の
空洞中に同心的に配置され、アンテナシステム16はさ
らに傾斜コイルシステム14の空洞中に同心的に配置さ
れている。その結果第1の構成要素群の残る空洞内へ真
空容器34が延びている。
【0016】真空容器34は円筒状の二重壁容器として
形成され、この容器は外側の容器壁36及び内側の容器
壁38を含む。2つの互いに同心的に配置された容器壁
36及び38間には真空部が存在する。真空容器34は
弁42を備え、この弁を介して弁42に接続された真空
ポンプ44により真空容器34は真空引き可能である。
このことは例えば、シール無しに構成されていないた真
空容器34を例えば特定の時間経過後又は組立作業後
に、その量定真空度に真空引きするために必要である。
真空容器34がシール無しに、例えばハーメチック溶接
により構成されるような他の実施形態においては、弁4
2及び真空ポンプ44は省略することができる。
形成され、この容器は外側の容器壁36及び内側の容器
壁38を含む。2つの互いに同心的に配置された容器壁
36及び38間には真空部が存在する。真空容器34は
弁42を備え、この弁を介して弁42に接続された真空
ポンプ44により真空容器34は真空引き可能である。
このことは例えば、シール無しに構成されていないた真
空容器34を例えば特定の時間経過後又は組立作業後
に、その量定真空度に真空引きするために必要である。
真空容器34がシール無しに、例えばハーメチック溶接
により構成されるような他の実施形態においては、弁4
2及び真空ポンプ44は省略することができる。
【0017】真空容器34の開放側は、重い遮音性の壁
32のほぼ円形状の開口に添えられている。遮音性の壁
32と関連して、真空容器34は、第1の構成要素群を
備える第1の空間10と、患者50を収容するための検
査室24を含む第2の空間20との間の境界面を形成す
る。この場合、両空間10及び20は真空容器34によ
り遮音性の壁32と関連して互いに遮音されて分離され
る。
32のほぼ円形状の開口に添えられている。遮音性の壁
32と関連して、真空容器34は、第1の構成要素群を
備える第1の空間10と、患者50を収容するための検
査室24を含む第2の空間20との間の境界面を形成す
る。この場合、両空間10及び20は真空容器34によ
り遮音性の壁32と関連して互いに遮音されて分離され
る。
【0018】第1の構成要素群の振動が真空容器34及
び遮音壁32へ直接伝わらないようにするため、真空容
器34及び遮音性の壁32は第1の構成要素群と直接の
接触面を持たない。従って、中間に存在する空気層及び
空間10の基台を介して振動伝達のみが可能である。空
間10の基台に伝わる振動は、基台の重さに基づいて減
衰し、振動の広がりはほぼ遮断される。同様のことは、
空間10の空気を介して、遮音性の重い壁32及び空間
10の残りの覆い及び壁へ結合される振動に対しても当
て嵌まる。空気を介して真空容器34の外側の容器壁3
6へ結合される振動は、真空によって、第2の空間20
に向く内部の容器壁38へは伝わらない。この場合、外
部及び内部の容器壁36及び38が遮音性の壁32の開
口に互いに振動が脱結合されるように構成され固定さ
れ、この個所においても容器壁36及び38間に振動伝
達が行われないことが重要である。さらにそれ故容器壁
36及び38は磁気共鳴画像形成を妨げないか、磁気共
鳴画像を透過する材料、例えばガラスファイバないしア
ラミド繊維で強化されたプラスチックで構成される。
び遮音壁32へ直接伝わらないようにするため、真空容
器34及び遮音性の壁32は第1の構成要素群と直接の
接触面を持たない。従って、中間に存在する空気層及び
空間10の基台を介して振動伝達のみが可能である。空
間10の基台に伝わる振動は、基台の重さに基づいて減
衰し、振動の広がりはほぼ遮断される。同様のことは、
空間10の空気を介して、遮音性の重い壁32及び空間
10の残りの覆い及び壁へ結合される振動に対しても当
て嵌まる。空気を介して真空容器34の外側の容器壁3
6へ結合される振動は、真空によって、第2の空間20
に向く内部の容器壁38へは伝わらない。この場合、外
部及び内部の容器壁36及び38が遮音性の壁32の開
口に互いに振動が脱結合されるように構成され固定さ
れ、この個所においても容器壁36及び38間に振動伝
達が行われないことが重要である。さらにそれ故容器壁
36及び38は磁気共鳴画像形成を妨げないか、磁気共
鳴画像を透過する材料、例えばガラスファイバないしア
ラミド繊維で強化されたプラスチックで構成される。
【0019】真空容器34の空洞はほぼ検査室24を形
成し、この検査室24内において検査すべき患者50の
撮像されるべき範囲が磁気共鳴検査のために適当に位置
決めされる。このため第2の空間20に磁気共鳴装置の
移動可能な載置装置22が配置され、その上に患者50
を横たえることができる。載置装置22の適当な操作に
よって前述の位置決めを行うことができる。載置装置2
2はその場合患者によって引き起こされるトルクに耐え
られるように構成される。
成し、この検査室24内において検査すべき患者50の
撮像されるべき範囲が磁気共鳴検査のために適当に位置
決めされる。このため第2の空間20に磁気共鳴装置の
移動可能な載置装置22が配置され、その上に患者50
を横たえることができる。載置装置22の適当な操作に
よって前述の位置決めを行うことができる。載置装置2
2はその場合患者によって引き起こされるトルクに耐え
られるように構成される。
【図1】本発明の実施例の断面図である。
10 第1の空間 12 基底磁場システム 14 傾斜コイルシステム 16 アンテナシステム 20 第2の空間 22 載置装置 24 検査室 32 遮音性の壁 34 真空容器 36 真空容器の外側の容器壁 38 真空容器の内側の容器壁 42 弁 44 真空ポンプ 50 患者
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも基底磁場システム(12)と
傾斜コイルシステム(14)とを含む第1の構成要素群
と、検査対象物(50)を収容するための検査室(2
4)が付設され、横たえられた検査対象物(50)を検
査室(24)内へ持ち込むための少なくとも1つの載置
装置(22)を有する第2の構成要素群と、第1の構成
要素群と第2の構成要素群との間に配置され、磁気共鳴
装置の据付空間を2つの互いに遮音された空間(10、
20)に区分する遮音部とを備え、その第1の空間(1
0)は第1の構成要素群を含み、第2の空間(20)は
第2の構成要素群を含むことを特徴とする磁気共鳴装
置。 - 【請求項2】 少なくとも第1の構成要素群が遮音部と
直接の接触面を持たないことを特徴とする請求項1記載
の磁気共鳴装置。 - 【請求項3】 遮音部が真空容器(34)を含むことを
特徴とする請求項1又は2記載の磁気共鳴装置。 - 【請求項4】 真空容器(34)が少なくとも遮音部の
検査室(24)に隣接する部分に配置されていることを
特徴とする請求項3記載の磁気共鳴装置。 - 【請求項5】 遮音部の少なくとも検査室(24)に隣
接する部分が磁気共鳴画像形成を妨げない材料からなる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の
磁気共鳴装置。 - 【請求項6】 材料がガラスファイバないしアラミド繊
維で強化されたプラスチックを含むことを特徴とする請
求項5記載の磁気共鳴装置。 - 【請求項7】 遮音部が重い遮音性の壁(32)を含む
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の
磁気共鳴装置。 - 【請求項8】 重い遮音性の壁(32)が据付け室の壁
として形成されていることを特徴とする請求項7記載の
磁気共鳴装置。 - 【請求項9】 重い遮音性の壁(32)が開口を含むこ
とを特徴とする請求項7又は8記載の磁気共鳴装置。 - 【請求項10】 遮音部の部分として、検査室(24)
をほぼ囲む真空容器(34)が開口に添えられているこ
とを特徴とする請求項9記載の磁気共鳴装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10049414.5 | 2000-10-05 | ||
DE10049414A DE10049414C2 (de) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | Magnetresonanzgerät mit einer Schallisolierung |
Publications (1)
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