JP2003070628A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JP2003070628A JP2003070628A JP2001265518A JP2001265518A JP2003070628A JP 2003070628 A JP2003070628 A JP 2003070628A JP 2001265518 A JP2001265518 A JP 2001265518A JP 2001265518 A JP2001265518 A JP 2001265518A JP 2003070628 A JP2003070628 A JP 2003070628A
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- steam
- rice cooker
- lid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 炊飯器本体の上面開口部を覆い蒸気を放出す
る蒸気口を有する蓋体を備えた炊飯器において、大気中
に浮遊しているほこりなどが蒸気口より蓋体内部に落下
・侵入するのを防止し、蒸気口および蓋体の内部を清潔
に保つ。 【解決手段】 炊飯器本体1内に鍋2を着脱自在に収納
し、炊飯器本体1内に鍋2を加熱する誘導加熱コイル1
2を設け、炊飯器本体1の上面開口部を蒸気を放出する
上向きに開口した蒸気口4を有する蓋体5で覆う。蒸気
口4の上方に開閉カバー6を配設し、開閉カバー6を閉
じたとき、開閉カバー6により蒸気口4を覆うよう構成
する。
る蒸気口を有する蓋体を備えた炊飯器において、大気中
に浮遊しているほこりなどが蒸気口より蓋体内部に落下
・侵入するのを防止し、蒸気口および蓋体の内部を清潔
に保つ。 【解決手段】 炊飯器本体1内に鍋2を着脱自在に収納
し、炊飯器本体1内に鍋2を加熱する誘導加熱コイル1
2を設け、炊飯器本体1の上面開口部を蒸気を放出する
上向きに開口した蒸気口4を有する蓋体5で覆う。蒸気
口4の上方に開閉カバー6を配設し、開閉カバー6を閉
じたとき、開閉カバー6により蒸気口4を覆うよう構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器本体の上面
開口部を覆い蒸気を放出する蒸気口を有する蓋体を備え
た炊飯器に関するものである。
開口部を覆い蒸気を放出する蒸気口を有する蓋体を備え
た炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器では、炊飯時に大量に発生
する蒸気を炊飯器本体外へ放出するため、蓋体の外郭に
蒸気口を上方に開口して設けていた。この蒸気口は、常
に蓋体の外郭に上方に開口しており、蒸気口の上方で蒸
気口を開閉する機構のものはなかった。
する蒸気を炊飯器本体外へ放出するため、蓋体の外郭に
蒸気口を上方に開口して設けていた。この蒸気口は、常
に蓋体の外郭に上方に開口しており、蒸気口の上方で蒸
気口を開閉する機構のものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯
器では、保温時や炊飯器未使用時に、蒸気口が上方に開
口していることにより、大気中に浮遊しているほこりな
どが蒸気口より蓋体の内部に落下・侵入する恐れがある
という問題があった。そのため、使用者の中には、保温
時や炊飯器未使用時に、蓋体上にふきん等をかぶせ、ほ
こりなどが蒸気口から蓋体の内部へ落下・侵入するのを
防止するようにしていた。
器では、保温時や炊飯器未使用時に、蒸気口が上方に開
口していることにより、大気中に浮遊しているほこりな
どが蒸気口より蓋体の内部に落下・侵入する恐れがある
という問題があった。そのため、使用者の中には、保温
時や炊飯器未使用時に、蓋体上にふきん等をかぶせ、ほ
こりなどが蒸気口から蓋体の内部へ落下・侵入するのを
防止するようにしていた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、大気中に浮遊しているほこりなどが蒸気口より蓋体
内部に落下・侵入するのを防止し、蒸気口および蓋体の
内部を清潔に保つことを目的としている。
で、大気中に浮遊しているほこりなどが蒸気口より蓋体
内部に落下・侵入するのを防止し、蒸気口および蓋体の
内部を清潔に保つことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、炊飯器本体内に鍋を着脱自在に収納し、炊
飯器本体内に鍋を加熱する加熱手段を設け、炊飯器本体
の上面開口部を蒸気を放出する上向きに開口した蒸気口
を有する蓋体で覆い、蒸気口の上方に開閉カバーを配設
し、開閉カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口
を覆うよう構成したものである。
するために、炊飯器本体内に鍋を着脱自在に収納し、炊
飯器本体内に鍋を加熱する加熱手段を設け、炊飯器本体
の上面開口部を蒸気を放出する上向きに開口した蒸気口
を有する蓋体で覆い、蒸気口の上方に開閉カバーを配設
し、開閉カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口
を覆うよう構成したものである。
【0006】これにより、大気中に浮遊しているほこり
などが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入するのを防止す
ることができ、蒸気口および蓋体の内部を清潔に保つこ
とができる。
などが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入するのを防止す
ることができ、蒸気口および蓋体の内部を清潔に保つこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納
される鍋と、前記炊飯器本体内に設け前記鍋を加熱する
加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を覆い蒸気を
放出する上向きに開口した蒸気口を有する蓋体とを備
え、前記蒸気口の上方に開閉カバーを配設し、前記開閉
カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口を覆うよ
う構成したものであり、保温時や炊飯器未使用時に、開
閉カバーにより蒸気口を覆うことで、大気中に浮遊して
いるほこりなどが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入する
のを防止することができ、蒸気口および蓋体の内部を清
潔に保つことができる。
は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納
される鍋と、前記炊飯器本体内に設け前記鍋を加熱する
加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を覆い蒸気を
放出する上向きに開口した蒸気口を有する蓋体とを備
え、前記蒸気口の上方に開閉カバーを配設し、前記開閉
カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口を覆うよ
う構成したものであり、保温時や炊飯器未使用時に、開
閉カバーにより蒸気口を覆うことで、大気中に浮遊して
いるほこりなどが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入する
のを防止することができ、蒸気口および蓋体の内部を清
潔に保つことができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、開閉カバーを上下方向摺動式と
し、開閉カバーの外形を蒸気口の開口部より大きい形状
としたものであり、開閉カバーは開状態でも蒸気口の上
方に位置することとなり、上方より落下してくるほこり
などが蒸気口内に侵入しにくく、また、蒸気放出時には
開閉カバーに蒸気口より放出される蒸気が衝突すること
により、上方へ放出される蒸気の勢いを緩和することが
できる。
記載の発明において、開閉カバーを上下方向摺動式と
し、開閉カバーの外形を蒸気口の開口部より大きい形状
としたものであり、開閉カバーは開状態でも蒸気口の上
方に位置することとなり、上方より落下してくるほこり
などが蒸気口内に侵入しにくく、また、蒸気放出時には
開閉カバーに蒸気口より放出される蒸気が衝突すること
により、上方へ放出される蒸気の勢いを緩和することが
できる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、蒸気口の開口面積を開閉
カバーにより2段階以上複数選択可能としたものであ
り、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の状態に応じて、
蒸気口の開放状態を調整することができる。
たは2に記載の発明において、蒸気口の開口面積を開閉
カバーにより2段階以上複数選択可能としたものであ
り、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の状態に応じて、
蒸気口の開放状態を調整することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、開閉カバーを蓋体より着脱自
在としたものであり、開閉カバーおよび蒸気口の手入れ
性を向上することができる。
3に記載の発明において、開閉カバーを蓋体より着脱自
在としたものであり、開閉カバーおよび蒸気口の手入れ
性を向上することができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、蓋体の内部に駆動制御部を設
け、開閉カバーの開閉を炊飯動作に応じ制御するよう構
成したものであり、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の
状態に応じて、適切な開閉カバーの開閉状態の制御を行
うことができる。
4に記載の発明において、蓋体の内部に駆動制御部を設
け、開閉カバーの開閉を炊飯動作に応じ制御するよう構
成したものであり、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の
状態に応じて、適切な開閉カバーの開閉状態の制御を行
うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0013】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、炊飯器本体1は、上面が開口し、この炊飯器本体1
の内部に鍋2の収納部であり鍋2の底部の温度を検知す
る底温度センサー3を備えた保護枠11を配設し、この
保護枠11の外側に加熱手段である誘導コイル12を設
けている。この誘導加熱コイル12の電磁作用により鍋
2が発熱する。
に、炊飯器本体1は、上面が開口し、この炊飯器本体1
の内部に鍋2の収納部であり鍋2の底部の温度を検知す
る底温度センサー3を備えた保護枠11を配設し、この
保護枠11の外側に加熱手段である誘導コイル12を設
けている。この誘導加熱コイル12の電磁作用により鍋
2が発熱する。
【0014】蓋体5は、炊飯器本体1の上面開口部を覆
うもので、この蓋体5は炊飯器本体1の上部を構成する
上枠13の上部に一体成形したヒンジ部材14にピン1
5を介して回動自在に支持している。外蓋カバー16は
蓋体5の内側に固定し、この外蓋カバ−16に発熱体で
ある加熱板10と鍋パッキン17を備えた加熱板ユニッ
ト18を着脱自在に取付けており、加熱板10の上部に
は、外蓋カバー16に支持されている蓋加熱手段である
蓋誘導加熱コイル19が位置している。この蓋誘導加熱
コイル19の電磁作用により加熱板10が発熱する。
うもので、この蓋体5は炊飯器本体1の上部を構成する
上枠13の上部に一体成形したヒンジ部材14にピン1
5を介して回動自在に支持している。外蓋カバー16は
蓋体5の内側に固定し、この外蓋カバ−16に発熱体で
ある加熱板10と鍋パッキン17を備えた加熱板ユニッ
ト18を着脱自在に取付けており、加熱板10の上部に
は、外蓋カバー16に支持されている蓋加熱手段である
蓋誘導加熱コイル19が位置している。この蓋誘導加熱
コイル19の電磁作用により加熱板10が発熱する。
【0015】また、鍋パッキン17は、蓋体5を閉じた
ときに鍋2のフランジ20に圧接して、鍋2と加熱板1
0とを密閉するようになっている。
ときに鍋2のフランジ20に圧接して、鍋2と加熱板1
0とを密閉するようになっている。
【0016】蒸気口4は、蒸気筒21の上部に着脱自在
に取付けている蒸気筒キャップ9に設けており、炊飯時
に発生する蒸気22は、鍋2内から加熱板10の蒸気筒
21の相対位置に設けた通気孔26から蒸気筒21を通
り、蒸気口4より器体外へ放出される。
に取付けている蒸気筒キャップ9に設けており、炊飯時
に発生する蒸気22は、鍋2内から加熱板10の蒸気筒
21の相対位置に設けた通気孔26から蒸気筒21を通
り、蒸気口4より器体外へ放出される。
【0017】開閉カバー6は、半球面形状に形成し、蒸
気キャップ9の上部に設けた端部を蒸気キャップ9の軸
部32に軸支して蒸気キャップ9上を回動するよう構成
している。開閉カバー6の先端部にはつまみ部31を設
け、このつまみ部31を前方へ操作することにより開閉
カバー6は前方へ回動し、蒸気口4上を覆うようにして
蒸気口4を閉じ、また、つまみ部31を後方へ操作する
ことにより開閉カバー6は後方へ回動し、蒸気口4上を
覆うものはなくなり蒸気口4は開放状態となる。
気キャップ9の上部に設けた端部を蒸気キャップ9の軸
部32に軸支して蒸気キャップ9上を回動するよう構成
している。開閉カバー6の先端部にはつまみ部31を設
け、このつまみ部31を前方へ操作することにより開閉
カバー6は前方へ回動し、蒸気口4上を覆うようにして
蒸気口4を閉じ、また、つまみ部31を後方へ操作する
ことにより開閉カバー6は後方へ回動し、蒸気口4上を
覆うものはなくなり蒸気口4は開放状態となる。
【0018】ここで、開閉カバー6を閉じた状態で蒸気
口4を密閉してしまうと、鍋2内が負圧となってしま
い、フランジ20と加熱板ユニット18が密着してしま
い蓋体5が開放しなくなってしまうため、開閉カバー6
が閉じた状態においても蒸気口4を密閉してしまわない
よう隙間を設けている。
口4を密閉してしまうと、鍋2内が負圧となってしま
い、フランジ20と加熱板ユニット18が密着してしま
い蓋体5が開放しなくなってしまうため、開閉カバー6
が閉じた状態においても蒸気口4を密閉してしまわない
よう隙間を設けている。
【0019】外蓋カバー16には加熱板10の上面に当
接するよう配設した蓋部温度センサー8を支持してお
り、蓋部温度センサー8による加熱板10の温度を検知
することにより鍋2内の温度変化および蒸気22の発生
状況を検知している。
接するよう配設した蓋部温度センサー8を支持してお
り、蓋部温度センサー8による加熱板10の温度を検知
することにより鍋2内の温度変化および蒸気22の発生
状況を検知している。
【0020】炊飯器本体1内には、炊飯器の動作を制御
するマイクロコンピュータを搭載した制御装置27と、
加熱手段3を制御する制御装置28を配設しており、炊
飯・保温・停止などの各種状態により動作表示・加熱制
御を行っている。
するマイクロコンピュータを搭載した制御装置27と、
加熱手段3を制御する制御装置28を配設しており、炊
飯・保温・停止などの各種状態により動作表示・加熱制
御を行っている。
【0021】上記構成において動作を説明する。鍋2内
に所定量の米と水をセットし炊飯を行うと、制御装置2
7、28により制御される誘導加熱コイル12により、
鍋2は発熱し、鍋2内の米と水は鍋2によって加熱され
る。加熱された鍋2内の米と水は鍋2内で沸騰し蒸気2
2が発生する。鍋2内で発生した蒸気22は加熱板10
の通気孔26から蒸気筒21を通り、図1に示すよう
に、蒸気口4より炊飯器本体1外へ放出される。
に所定量の米と水をセットし炊飯を行うと、制御装置2
7、28により制御される誘導加熱コイル12により、
鍋2は発熱し、鍋2内の米と水は鍋2によって加熱され
る。加熱された鍋2内の米と水は鍋2内で沸騰し蒸気2
2が発生する。鍋2内で発生した蒸気22は加熱板10
の通気孔26から蒸気筒21を通り、図1に示すよう
に、蒸気口4より炊飯器本体1外へ放出される。
【0022】保温時は、通常鍋2内からの蒸気の発生は
なく、ご飯の水分が微小量蒸発するのみであるため、蒸
気口4より放出される蒸気22はない。炊飯器未使用時
の鍋2内は空の状態であり、保温時と同様、蒸気口4よ
り放出される蒸気22はない。
なく、ご飯の水分が微小量蒸発するのみであるため、蒸
気口4より放出される蒸気22はない。炊飯器未使用時
の鍋2内は空の状態であり、保温時と同様、蒸気口4よ
り放出される蒸気22はない。
【0023】ここで、台所など一般的に炊飯器を使用す
る場所の大気中には微少なほこりが浮遊しており、ほこ
りは自重により床面へ落下するが、落下するほこりは炊
飯器上でも同様であり、蓋体5上にもほこりは落下す
る。蒸気口4が上方へ開口していることにより、蓋体5
上へ落下してくるほこりが蒸気口4より炊飯器本体1内
へ侵入する恐れがある。
る場所の大気中には微少なほこりが浮遊しており、ほこ
りは自重により床面へ落下するが、落下するほこりは炊
飯器上でも同様であり、蓋体5上にもほこりは落下す
る。蒸気口4が上方へ開口していることにより、蓋体5
上へ落下してくるほこりが蒸気口4より炊飯器本体1内
へ侵入する恐れがある。
【0024】そこで、蒸気22が蒸気口4より放出され
ない保温時および未使用時に、図2に示すように、開閉
カバー6を前方へ回動して蒸気口4を閉じておくことに
より、上方より落下してくるほこりは開閉カバー6で蓋
体5の内部への侵入を阻止され、蒸気口4へは落下・侵
入しないことにより、清潔に保つことができる。
ない保温時および未使用時に、図2に示すように、開閉
カバー6を前方へ回動して蒸気口4を閉じておくことに
より、上方より落下してくるほこりは開閉カバー6で蓋
体5の内部への侵入を阻止され、蒸気口4へは落下・侵
入しないことにより、清潔に保つことができる。
【0025】なお、本実施例では、加熱手段を誘導加熱
コイル12としているが、加熱手段は誘導加熱コイル方
式に限るものではない。また、蓋体5を上枠13のヒン
ジ部材14にピン15を介して支持しているが、蓋体5
は炊飯器本体1より着脱可能な構成であっても何ら問題
はない。
コイル12としているが、加熱手段は誘導加熱コイル方
式に限るものではない。また、蓋体5を上枠13のヒン
ジ部材14にピン15を介して支持しているが、蓋体5
は炊飯器本体1より着脱可能な構成であっても何ら問題
はない。
【0026】また、蒸気の発生を検知する蓋部温度セン
サー8を蓋体5内の加熱板10の上面に当接するよう設
けているが、蓋部温度センサー8は蓋体5内の加熱板1
0の上面にかぎらず、蒸気筒21など蒸気通過部分であ
れば炊飯器本体1や蓋体5内のどこに配設しても何ら問
題はない。また、蓋部温度センサー8により蒸気の発生
状況を検知しているが、蒸気発生検知手段は蓋部温度検
知センサー8に限るものではなく、赤外線センサーによ
る蒸気検知など別の手段であっても何ら問題はない。
サー8を蓋体5内の加熱板10の上面に当接するよう設
けているが、蓋部温度センサー8は蓋体5内の加熱板1
0の上面にかぎらず、蒸気筒21など蒸気通過部分であ
れば炊飯器本体1や蓋体5内のどこに配設しても何ら問
題はない。また、蓋部温度センサー8により蒸気の発生
状況を検知しているが、蒸気発生検知手段は蓋部温度検
知センサー8に限るものではなく、赤外線センサーによ
る蒸気検知など別の手段であっても何ら問題はない。
【0027】また、開閉カバー6は端部を蒸気キャップ
9の軸部32に軸支した構成としたが、開閉カバー6は
軸支し回動する構成に限るものではなく、水平方向や上
下方向への摺動であっても蒸気口4の上方より蒸気口4
を覆う構成であれば同様の効果を得ることができる。
9の軸部32に軸支した構成としたが、開閉カバー6は
軸支し回動する構成に限るものではなく、水平方向や上
下方向への摺動であっても蒸気口4の上方より蒸気口4
を覆う構成であれば同様の効果を得ることができる。
【0028】また、開閉カバー6は開閉の2段階に限る
ものではなく、例えば保温使用時の経過時間や鍋2内の
ご飯の保温量により、全開放・半開放・閉塞など開放状
態を2段階以上設け、蒸気口4の上方の開閉カバー6に
よる開口面積を選択できる構成とすることにより、炊飯
終了直後から保温開始初期の少量蒸気発生時には鍋2内
の蒸気22を炊飯器本体1外へ放出するため開閉カバー
6を半開放とし、以後保温ご飯温度の安定時には開閉カ
バー6を閉塞し、鍋2内保温ご飯より失われていく水分
を低減させ保温ご飯の状態を良好に保つこともできる。
ものではなく、例えば保温使用時の経過時間や鍋2内の
ご飯の保温量により、全開放・半開放・閉塞など開放状
態を2段階以上設け、蒸気口4の上方の開閉カバー6に
よる開口面積を選択できる構成とすることにより、炊飯
終了直後から保温開始初期の少量蒸気発生時には鍋2内
の蒸気22を炊飯器本体1外へ放出するため開閉カバー
6を半開放とし、以後保温ご飯温度の安定時には開閉カ
バー6を閉塞し、鍋2内保温ご飯より失われていく水分
を低減させ保温ご飯の状態を良好に保つこともできる。
【0029】また、開閉カバー6を蓋体5より着脱自在
とすることにより、開閉カバー6および蒸気口4の手入
れ性を向上することができる。
とすることにより、開閉カバー6および蒸気口4の手入
れ性を向上することができる。
【0030】また、蒸気口4を蓋体2より着脱自在な蒸
気筒キャップ9に設けた構成としているが、蒸気筒21
の手入れ性良化のため、蒸気筒キャップ9を着脱自在と
しているのであり、蒸気筒キャップ9が蓋体5と一体と
なっていても開閉カバー6の機能上何ら影響なく、上記
効果を得ることができる。
気筒キャップ9に設けた構成としているが、蒸気筒21
の手入れ性良化のため、蒸気筒キャップ9を着脱自在と
しているのであり、蒸気筒キャップ9が蓋体5と一体と
なっていても開閉カバー6の機能上何ら影響なく、上記
効果を得ることができる。
【0031】(実施例2)図3および図4に示すよう
に、開閉カバー6aは、蒸気キャップ9aの上部に設け
た蒸気口4aの開口部より大きい形状をし、蒸気口4a
を覆い開閉するよう構成し、この開閉カバー6aは、外
郭を構成するカバー部23と蒸気筒21の内面に近接す
るよう形成した金属片7で構成している。
に、開閉カバー6aは、蒸気キャップ9aの上部に設け
た蒸気口4aの開口部より大きい形状をし、蒸気口4a
を覆い開閉するよう構成し、この開閉カバー6aは、外
郭を構成するカバー部23と蒸気筒21の内面に近接す
るよう形成した金属片7で構成している。
【0032】蓋体5a内の蒸気筒21の外方に、金属片
7に相対する位置に設けたマグネット24とモータ25
とにより構成される開閉カバー駆動ユニット29を設け
ている。マグネット24はモータ25により蒸気筒21
の外方を上下動し、開閉カバー6aはマグネット24と
金属片7との吸着力によりマグネット24の動作に合わ
せ蒸気口4a上を上下動するよう構成している。
7に相対する位置に設けたマグネット24とモータ25
とにより構成される開閉カバー駆動ユニット29を設け
ている。マグネット24はモータ25により蒸気筒21
の外方を上下動し、開閉カバー6aはマグネット24と
金属片7との吸着力によりマグネット24の動作に合わ
せ蒸気口4a上を上下動するよう構成している。
【0033】開閉カバー6aが動作範囲の高位置のとき
は、開閉カバー6aと蒸気口4aとの間には空間が発生
し、蒸気口4aは開放状態にあり、開閉カバー6aが動
作範囲の低位置のときは、開閉カバー6aと蒸気口4a
との間は閉じられ、蒸気口4aは鍋2内の負圧による蓋
体5aと鍋2の吸着を防止するため微小空間を確保し、
閉じた状態となる。
は、開閉カバー6aと蒸気口4aとの間には空間が発生
し、蒸気口4aは開放状態にあり、開閉カバー6aが動
作範囲の低位置のときは、開閉カバー6aと蒸気口4a
との間は閉じられ、蒸気口4aは鍋2内の負圧による蓋
体5aと鍋2の吸着を防止するため微小空間を確保し、
閉じた状態となる。
【0034】炊飯器本体1a内には、炊飯器の動作を制
御するマイクロコンピュータを搭載した制御装置27
a、加熱手段3を制御する制御装置28aを配設してお
り、炊飯・保温・停止などの各種状態により動作表示・
加熱制御および開閉カバー6aの動作を開閉カバー駆動
ユニット29により制御している。他の構成は上記実施
例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
御するマイクロコンピュータを搭載した制御装置27
a、加熱手段3を制御する制御装置28aを配設してお
り、炊飯・保温・停止などの各種状態により動作表示・
加熱制御および開閉カバー6aの動作を開閉カバー駆動
ユニット29により制御している。他の構成は上記実施
例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0035】上記構成において動作を説明する。鍋2内
に所定量の米と水をセットし炊飯を行うと、制御装置2
7a、28aにより制御される誘導加熱コイル12によ
り鍋2は発熱し、鍋2内の米と水は鍋2によって加熱さ
れる。加熱された鍋2内の米と水は鍋2内で沸騰し蒸気
22が発生する。鍋2内で発生した蒸気22は加熱板1
0の通気孔26から蒸気筒21を通り、図3に示すよう
に、蒸気口4aより炊飯器本体1a外へ放出される。
に所定量の米と水をセットし炊飯を行うと、制御装置2
7a、28aにより制御される誘導加熱コイル12によ
り鍋2は発熱し、鍋2内の米と水は鍋2によって加熱さ
れる。加熱された鍋2内の米と水は鍋2内で沸騰し蒸気
22が発生する。鍋2内で発生した蒸気22は加熱板1
0の通気孔26から蒸気筒21を通り、図3に示すよう
に、蒸気口4aより炊飯器本体1a外へ放出される。
【0036】ここで、開閉カバー6aの動作について説
明する。ご飯を炊くにあたり、大まかに工程を分けると
「前炊き」、「昇温」、「炊き上げ」、「むらし」の4
つの工程に分けることができ、底温度センサー3による
鍋2の温度検知および蓋部温度センサー8による加熱板
10の温度検知により、制御装置27aに組み込まれて
いるマイクロコンピュータによって鍋2および加熱板1
0の温度、火力、さらに各工程時間が制御されている。
明する。ご飯を炊くにあたり、大まかに工程を分けると
「前炊き」、「昇温」、「炊き上げ」、「むらし」の4
つの工程に分けることができ、底温度センサー3による
鍋2の温度検知および蓋部温度センサー8による加熱板
10の温度検知により、制御装置27aに組み込まれて
いるマイクロコンピュータによって鍋2および加熱板1
0の温度、火力、さらに各工程時間が制御されている。
【0037】この炊飯工程おいて、蒸気22が発生する
のは鍋2内の水が沸騰する「炊き上げ」以降の工程であ
り、蒸気口4aは開閉カバー6aにより炊飯スタート時
は閉塞状態で、この「炊き上げ」以降の工程で、蒸気口
4aが開放状態となるよう動作する。このとき、蒸気口
4aの上方には開閉カバー6aが位置しているため、蒸
気22は開閉カバー6aに衝突して分散されることとな
り、炊飯器本体1aの上方への集中放出を緩和すること
ができ、多量の蒸気による室内天井などへの蒸気結露を
抑止することができる。
のは鍋2内の水が沸騰する「炊き上げ」以降の工程であ
り、蒸気口4aは開閉カバー6aにより炊飯スタート時
は閉塞状態で、この「炊き上げ」以降の工程で、蒸気口
4aが開放状態となるよう動作する。このとき、蒸気口
4aの上方には開閉カバー6aが位置しているため、蒸
気22は開閉カバー6aに衝突して分散されることとな
り、炊飯器本体1aの上方への集中放出を緩和すること
ができ、多量の蒸気による室内天井などへの蒸気結露を
抑止することができる。
【0038】また、ご飯の保温時には、炊飯時ほど大量
の蒸気22が放出されることはないが、炊飯終了直後か
ら保温開始初期にかけての間と、保温安定時に鍋2内の
ご飯を温め直したりする場合には、鍋2内のご飯は高温
状態であり、蒸気22が発生する。このときの蒸気量は
少量であり、また保温ご飯の水分の蒸発はご飯の乾燥と
なってしまうため蒸気口4aを小空間開放することが望
ましい。
の蒸気22が放出されることはないが、炊飯終了直後か
ら保温開始初期にかけての間と、保温安定時に鍋2内の
ご飯を温め直したりする場合には、鍋2内のご飯は高温
状態であり、蒸気22が発生する。このときの蒸気量は
少量であり、また保温ご飯の水分の蒸発はご飯の乾燥と
なってしまうため蒸気口4aを小空間開放することが望
ましい。
【0039】本実施例の炊飯器は、底温度センサー3お
よび蓋部温度センサー8による温度検知と、制御装置2
7a、28aによる加熱動作制御に合わせ、鍋2内から
蒸気22が放出される場合には蒸気口4aを少量開放、
それ以外は、図4に示すように、蒸気口4aが開閉カバ
ー6aにより閉塞状態となるよう動作する。
よび蓋部温度センサー8による温度検知と、制御装置2
7a、28aによる加熱動作制御に合わせ、鍋2内から
蒸気22が放出される場合には蒸気口4aを少量開放、
それ以外は、図4に示すように、蒸気口4aが開閉カバ
ー6aにより閉塞状態となるよう動作する。
【0040】また、炊飯器未使用時である停止状態で
は、炊飯器本体1aより蒸気22の放出はないため、蒸
気口4aは開閉カバー6aにより閉塞状態となる。
は、炊飯器本体1aより蒸気22の放出はないため、蒸
気口4aは開閉カバー6aにより閉塞状態となる。
【0041】この炊飯・保温・停止の一連の炊飯器の状
態において、炊飯器本体1aより蒸気が放出される炊飯
時の「炊き上げ」以降では、炊飯器本体1aの上方の大
気は上昇する蒸気22により大気中に浮遊しているほこ
りなどは蓋体5a上に落下してくることはないが、それ
以外の炊飯器の状態では、炊飯器本体1a上の大気は安
定状態にあり、大気中に浮遊しているほこりなどは自然
落下により蓋体5a上へ落下してくる。
態において、炊飯器本体1aより蒸気が放出される炊飯
時の「炊き上げ」以降では、炊飯器本体1aの上方の大
気は上昇する蒸気22により大気中に浮遊しているほこ
りなどは蓋体5a上に落下してくることはないが、それ
以外の炊飯器の状態では、炊飯器本体1a上の大気は安
定状態にあり、大気中に浮遊しているほこりなどは自然
落下により蓋体5a上へ落下してくる。
【0042】しかしながら本構成の炊飯器では、このほ
こりなどが落下してくる炊飯器の状態の間、上方へ開口
している蒸気口4aを開閉カバー6aにより覆っている
ので、蒸気口4aより蓋体5a内へほこりなどが侵入す
ることなく、清潔に保つことができる。
こりなどが落下してくる炊飯器の状態の間、上方へ開口
している蒸気口4aを開閉カバー6aにより覆っている
ので、蒸気口4aより蓋体5a内へほこりなどが侵入す
ることなく、清潔に保つことができる。
【0043】なお、本実施例では、炊飯時の開閉カバー
6aの開閉動作は「炊き上げ」工程以降としたが、炊飯
メニューによって蒸気の発生する工程は「炊き上げ」工
程以降に限るものではない。また、本炊飯器を保温専用
として保温機能のみを使用する場合などでは保温開始初
期は炊飯直後ではないため蒸気22の放出は少量でよ
く、開閉カバー6aの開閉動作は選択されたメニューや
各センサーの検知により制御装置27aにより動作する
ものである。
6aの開閉動作は「炊き上げ」工程以降としたが、炊飯
メニューによって蒸気の発生する工程は「炊き上げ」工
程以降に限るものではない。また、本炊飯器を保温専用
として保温機能のみを使用する場合などでは保温開始初
期は炊飯直後ではないため蒸気22の放出は少量でよ
く、開閉カバー6aの開閉動作は選択されたメニューや
各センサーの検知により制御装置27aにより動作する
ものである。
【0044】また、開閉カバー6aをマグネット24と
モータ25により構成される開閉カバー駆動ユニット2
9により自動開閉するようにしているが、開閉カバー6
aの動作は上記構成に限るものではなく、ばね、カム機
構などにより構成し動作させても同様の効果を得ること
ができる。
モータ25により構成される開閉カバー駆動ユニット2
9により自動開閉するようにしているが、開閉カバー6
aの動作は上記構成に限るものではなく、ばね、カム機
構などにより構成し動作させても同様の効果を得ること
ができる。
【0045】さらに、開閉カバー6aと開閉カバー駆動
ユニット29と各センサーと制御装置27aとにより、
蒸気口4aの開口面積を任意に調整できることにより、
炊飯量や炊飯工程に応じて蒸気口4aの開口面積を変化
させ、鍋2内の圧力をコントロールし調圧炊飯を行うこ
とができる。この調圧炊飯を行うことにより、ご飯の硬
さ調節や炊飯時間の短縮化などが可能となる。
ユニット29と各センサーと制御装置27aとにより、
蒸気口4aの開口面積を任意に調整できることにより、
炊飯量や炊飯工程に応じて蒸気口4aの開口面積を変化
させ、鍋2内の圧力をコントロールし調圧炊飯を行うこ
とができる。この調圧炊飯を行うことにより、ご飯の硬
さ調節や炊飯時間の短縮化などが可能となる。
【0046】(実施例3)図5および図6に示すよう
に、開閉カバー6bは、蒸気筒キャップ9bの上部のレ
ール部30により保持されており、蓋体5bの近接部に
金属片7bを配している。また蓋体5b内には、蓋体5
bの外郭に近接して、金属片7bに相対する位置にマグ
ネット24とモータ25を設け、モータ25によるマグ
ネット24の移動により開閉カバー6bは蒸気筒キャッ
プ9b上を摺動し、蒸気口4bの上方位置で蒸気口4b
の開閉を行うよう構成している。他の構成は上記実施例
2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
に、開閉カバー6bは、蒸気筒キャップ9bの上部のレ
ール部30により保持されており、蓋体5bの近接部に
金属片7bを配している。また蓋体5b内には、蓋体5
bの外郭に近接して、金属片7bに相対する位置にマグ
ネット24とモータ25を設け、モータ25によるマグ
ネット24の移動により開閉カバー6bは蒸気筒キャッ
プ9b上を摺動し、蒸気口4bの上方位置で蒸気口4b
の開閉を行うよう構成している。他の構成は上記実施例
2と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0047】上記構成において動作を説明する。炊飯・
保温・未使用時の開閉カバー6bの蒸気口4bの開閉動
作は、上記実施例2と同様であり、本実施例でも、鍋2
内で蒸気が発生したときは、図5に示すように、開閉カ
バー6bを開いて蒸気口4bより炊飯器本体1b外へ放
出する。
保温・未使用時の開閉カバー6bの蒸気口4bの開閉動
作は、上記実施例2と同様であり、本実施例でも、鍋2
内で蒸気が発生したときは、図5に示すように、開閉カ
バー6bを開いて蒸気口4bより炊飯器本体1b外へ放
出する。
【0048】また、ご飯の保温時などには、開閉カバー
6bにより蒸気口4b上面を覆い、蓋体5bの内部へほ
こりなどが落下・侵入するのを防止する。
6bにより蒸気口4b上面を覆い、蓋体5bの内部へほ
こりなどが落下・侵入するのを防止する。
【0049】また、開閉カバー6b開放時は、蒸気口4
b上にカバー部23が存在しないことにより、蒸気22
は炊飯器上方へ分散することなく上昇するので、レンジ
フードにより蒸気などを排気するシステム等を備えた環
境下で炊飯器を使用する場合などには、蒸気22が分散
しないことにより効率よく炊飯器から放出される蒸気2
2をレンジフードにより回収することができる。
b上にカバー部23が存在しないことにより、蒸気22
は炊飯器上方へ分散することなく上昇するので、レンジ
フードにより蒸気などを排気するシステム等を備えた環
境下で炊飯器を使用する場合などには、蒸気22が分散
しないことにより効率よく炊飯器から放出される蒸気2
2をレンジフードにより回収することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱
自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体内に設け前記鍋
を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を
覆い蒸気を放出する上向きに開口した蒸気口を有する蓋
体とを備え、前記蒸気口の上方に開閉カバーを配設し、
前記開閉カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口
を覆うよう構成したから、大気中に浮遊しているほこり
などが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入するのを防止す
ることができ、蒸気口および蓋体の内部を清潔に保つこ
とができる。
発明によれば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱
自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体内に設け前記鍋
を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を
覆い蒸気を放出する上向きに開口した蒸気口を有する蓋
体とを備え、前記蒸気口の上方に開閉カバーを配設し、
前記開閉カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口
を覆うよう構成したから、大気中に浮遊しているほこり
などが蒸気口より蓋体内部に落下・侵入するのを防止す
ることができ、蒸気口および蓋体の内部を清潔に保つこ
とができる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、開
閉カバーを上下方向摺動式とし、開閉カバーの外形を蒸
気口の開口部より大きい形状としたから、開閉カバーは
開状態でも蒸気口の上方に位置することとなり、上方よ
り落下してくるほこりなどが蒸気口内に侵入しにくく、
また、蒸気放出時には開閉カバーに蒸気口より放出され
る蒸気が衝突することにより、上方へ放出される蒸気の
勢いを緩和することができる。
閉カバーを上下方向摺動式とし、開閉カバーの外形を蒸
気口の開口部より大きい形状としたから、開閉カバーは
開状態でも蒸気口の上方に位置することとなり、上方よ
り落下してくるほこりなどが蒸気口内に侵入しにくく、
また、蒸気放出時には開閉カバーに蒸気口より放出され
る蒸気が衝突することにより、上方へ放出される蒸気の
勢いを緩和することができる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、蒸
気口の開口面積を開閉カバーにより2段階以上複数選択
可能としたから、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の状
態に応じて、蒸気口の開放状態を調整することができ
る。
気口の開口面積を開閉カバーにより2段階以上複数選択
可能としたから、炊飯・保温・未使用時など炊飯器の状
態に応じて、蒸気口の開放状態を調整することができ
る。
【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、開
閉カバーを蓋体より着脱自在としたから、開閉カバーお
よび蒸気口の手入れ性を向上することができる。
閉カバーを蓋体より着脱自在としたから、開閉カバーお
よび蒸気口の手入れ性を向上することができる。
【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、蓋
体の内部に駆動制御部を設け、開閉カバーの開閉を炊飯
動作に応じ制御するよう構成したから、炊飯・保温・未
使用時など炊飯器の状態に応じて、適切な開閉カバーの
開閉状態の制御を行うことができる。
体の内部に駆動制御部を設け、開閉カバーの開閉を炊飯
動作に応じ制御するよう構成したから、炊飯・保温・未
使用時など炊飯器の状態に応じて、適切な開閉カバーの
開閉状態の制御を行うことができる。
【図1】本発明の実施例1の炊飯器の開閉カバー開放状
態の断面図
態の断面図
【図2】同炊飯器の開閉カバー閉塞状態の断面図
【図3】本発明の実施例2の炊飯器の開閉カバー開放状
態の断面図
態の断面図
【図4】同炊飯器の開閉カバー閉塞状態の断面図
【図5】本発明の実施例3の炊飯器の開閉カバー開放状
態の断面図
態の断面図
【図6】同炊飯器の開閉カバー閉塞状態の断面図
1 炊飯器本体
2 鍋
4 蒸気口
5 蓋体
6 開閉カバー
12 誘導加熱コイル(加熱手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4B055 AA03 BA03 BA51 BA56 CA22
CA73 CB02 CB03 CB08 CC29
CC44 CD02 DA02 DB14 DB21
GB07 GC31
Claims (5)
- 【請求項1】 炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱
自在に収納される鍋と、前記炊飯器本体内に設け前記鍋
を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上面開口部を
覆い蒸気を放出する上向きに開口した蒸気口を有する蓋
体とを備え、前記蒸気口の上方に開閉カバーを配設し、
前記開閉カバーを閉じたとき、開閉カバーにより蒸気口
を覆うよう構成した炊飯器。 - 【請求項2】 開閉カバーを上下方向摺動式とし、開閉
カバーの外形を蒸気口の開口部より大きい形状とした請
求項1記載の炊飯器。 - 【請求項3】 蒸気口の開口面積を開閉カバーにより2
段階以上複数選択可能とした請求項1または2記載の炊
飯器。 - 【請求項4】 開閉カバーを蓋体より着脱自在とした請
求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯器。 - 【請求項5】 蓋体の内部に駆動制御部を設け、開閉カ
バーの開閉を炊飯動作に応じ制御するよう構成した請求
項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265518A JP2003070628A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001265518A JP2003070628A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003070628A true JP2003070628A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19091971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001265518A Pending JP2003070628A (ja) | 2001-09-03 | 2001-09-03 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003070628A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082755A (ja) * | 2009-01-30 | 2009-04-23 | Zojirushi Corp | 圧力炊飯器 |
JP2010005362A (ja) * | 2007-09-12 | 2010-01-14 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
-
2001
- 2001-09-03 JP JP2001265518A patent/JP2003070628A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005362A (ja) * | 2007-09-12 | 2010-01-14 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
JP2009082755A (ja) * | 2009-01-30 | 2009-04-23 | Zojirushi Corp | 圧力炊飯器 |
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