JP2003070126A - ジャンクションボックス - Google Patents

ジャンクションボックス

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JP2003070126A
JP2003070126A JP2001258799A JP2001258799A JP2003070126A JP 2003070126 A JP2003070126 A JP 2003070126A JP 2001258799 A JP2001258799 A JP 2001258799A JP 2001258799 A JP2001258799 A JP 2001258799A JP 2003070126 A JP2003070126 A JP 2003070126A
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vertical
bus bar
junction box
case
vertical bus
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JP2001258799A
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Yuji Saka
雄次 阪
Yukitaka Saito
友紀貴 齋藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャンクションボックスに収納するバスバー
を所要電流値に応じて変更できるようにする。 【解決手段】 ジャンクションボックスのケース内部に
短冊状の縦バスバーをX方向に平行配列して収容してい
ると共に、該縦バスバーの配置位置のケース外面に、外
部電線端末接続用のキャビテイをY方向に多数並設した
電線接続ブロックを複数突設し、上直交方向に配列され
る上記縦バスバーとキャビティとをX−Y方向の格子状
として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接続し
て所要の回路を形成している一方、上記縦バスバーの上
下方向の幅寸法あるいは/および横方向の厚み寸法は、
該縦バスバーが構成する回路の通電電流値に応じて変え
ている構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のジャン
クションボックスに関し、特に、内部回路に用いるバス
バーとして短冊状の縦バスバーを用いると共に、該縦バ
スバーに外部回路の電線端末の端子をコネクタレスで直
接接続するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の急増
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】自動車用電気接続箱のうち、図11に示す
ジャンクションボックス1では、アッパーケース2とロ
アケース3の間に絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバ
ー5A〜5Dを積層配置している。上記アッパーケース
2にはコネクタ収容部2a、リレー収容部2b、ヒュー
ズ収容部2cを設け、これら収容部にコネクタ6、リレ
ー7、ヒューズ8を装着して、これらの端子と上記バス
バーから突設したタブと直接あるいは中継端子を介して
接続させている。また、ロアケース3にもコネクタ収容
部3aを設けて、バスバーのタブ5aを突出してコネク
タと接続している場合もある。
【0004】上記絶縁板4A〜4Eに固定するバスバー
5A〜5Dは導電性金属板を所要の回路形状に打ち抜い
て形成されている。このバスバーと外部回路となるワイ
ヤハーネスの電線端末の端子とはコネクタを介して接続
しており、電線端末の端子をコネクタのキャビテイに挿
入し、このコネクタをジョンクションボックスのケース
外面に形成したコネクタ収容部に嵌合すると、上記バス
バーに形成したタブあるいはタブに接続した中継端子
と、上記コネクタ内の電線端末の端子とが嵌合される。
【0005】上記したバスバー5A〜5Dに変えて、図
12(A)(B)に示すように、ケース2’の内部に縦
バスバー5’を収容している場合もあり、該縦バスバー
5’は帯形状とした導電性金属板材をフォーミングして
所要の屈曲形状を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すように、
従来のジョンクションボックスでは、その内部回路とワ
イヤハーネスの外部回路をコネクタを介して接続してい
るため、コネクタとワイヤハーネスとの接続作業が必要
となると共に部品点数が増加する問題がある。さらに、
バスバーを回路形状に打ち抜いて形成するため、回路変
更が生じるとバスバーを形成しなおす必要があり、バス
バー形成用の金型費が非常に高くつき、回路変更に柔軟
に対応できない問題がある。また、バスバー材料となる
導電性金属板の歩留まりが非常に悪く、コストアップの
要因となる。また、図12に示す縦バスバー5’を用い
た場合、導電性金属板を帯形状として用いるため歩留ま
りは向上するが、フォーミングして屈曲させたバスバー
は1本づつケース内の溝あるいはガイド突起の間に挿入
しなければならず、作業手数がかかり、この点でコスト
アップの要因が生じる。
【0007】また、図11および図12に示すジャンク
ションボックスとも、内部回路となるバスバーにコネク
タ、ヒューズおよびリレーを接続する構成としているた
め、ヒューズ、リレーと内部回路との接続が変わる仕様
変更が生じた場合に、内部回路の全体を変更しなければ
ならず、回路変更に容易に対応出来ない問題がある。
【0008】さらに、上記縦バスバーの幅を同じにして
しまうと、回路に応じて所要電流値が相違する場合、縦
バスバーの面積が大きすぎたり、あるいは小さすぎるこ
ととなる。小さ過ぎると、縦バスバーを2列を接続して
回路構成する必要がでてくるため、他部品が必要となり
コストがかかるという問題が生じる。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ジャンクションボックス内に収容するバスバーとし
て歩留まりの良い短冊状の縦バスバーを用い、かつ、該
縦バスバーが構成する回路の所要電流値に応じることが
できるようにすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジャンクションボックスのケース内部に
X方向の短冊状の縦バスバーを平行配列して収容してい
ると共に、該縦バスバーの配置位置のケース外面に、外
部電線端末接続用のキャビテイをY方向に多数並設した
電線接続ブロックを複数突設し、上記直交方向に配列さ
れる上記縦バスバーとキャビティとをX−Y方向の格子
状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接続
して所要の回路を形成している一方、上記縦バスバーの
上下方向の幅寸法あるいは/および横方向の厚み寸法
は、該縦バスバーが構成する回路の所要電流値に応じて
変えていることを特徴とするジャンクションボックスを
提供している。
【0011】上記構成によれば、短冊状の縦バスバーを
用い、その上下方向の幅寸法あるいは/および横方向の
厚み寸法は、該縦バスバーが構成する回路の所要電流値
に応じて変えるので、2列の回路を接続して回路構成す
ることも余分なバスバー部も必要としない。また、短冊
形状の縦バスバーを用い、ケース内部に並列配置として
いるため、導電性金属板の歩留まりを100%に出来る
と共にフォーミング加工を省略でき、しかも、ケース内
部に一括して自動組み付けを行うことができる。
【0012】また、ジョンクションボックスにアッパケ
ース外面に設けた電線接続ブロックの各キャビテイに電
線端末に接続した端子を直接挿入係止して、ケース内部
の縦バスバーとコネクタレスで接続することができる。
なお、ロアケースの外面にも電線接続ブロックを設け
て、ロアケース側からも上記縦バスバーの下方より電線
端末の端子を接続させてもよい。
【0013】上記縦バスバーはケース内面に並設した溝
に挿入して位置決め保持していると共に、上記キャビテ
ィの下部は開口として上記縦バスバーを開口に架け渡し
ており、上記キャビティに挿入する電線端末の端子に一
対の狭持片を設け、該狭持片で上記縦バスバーに嵌合さ
せて電気接続させている。
【0014】また、通電量を多くするため、一部の縦バ
スバーは上下幅(高さ)を大として、溝に嵌合する部分
を折り曲げている。あるいは、他のバスバーより厚さを
大としている。上記折り曲げたバスバーおよび厚さを大
としたバスバーを挿入する溝は、その溝幅を他の部分よ
りも大としている。
【0015】また、縦バスバーの上下幅を大として通電
量を増加する場合もあり、その場合、縦バスバーの上端
位置を一定に揃える場合には、溝の深さを変えている。
即ち、上下幅が小さい縦バスバーの溝は底上げしてい
る。
【0016】上記構成とすると、回路の所要電流値に応
じて上記縦バスバーを容易に変えることができ、かつ、
該縦バスバーをケース内の溝に収容することができる。
【0017】さらに、上記ケースにはコネクタ収容部を
設け、該コネクタ収容部に嵌合接続するコネクタにワイ
ヤハーネスの電線端末の端子を収容しておき、該コネク
タをコネクタ収容部に嵌合した状態で上記端子を上記縦
バスバーと接続させ、これら縦バスバーはその上端を一
定高さとしている。
【0018】上記のように、ベースモジュール内の縦バ
スバーと接続する外部電線の端末端子は、上記電線接続
ブロックのキャビテイに全て挿入して内部回路と接続す
ると、従来のようにコネクタ接続する必要がなくなる
が、自動車組み立てラインにおいてワイヤハーネスとジ
ョンクションボックスとを接続する場合もあるため、ワ
イヤハーネスの電線端末に接続したコネクタを取り付け
るコネクタ収容部もジャンクションボックスに設けて対
応させている。
【0019】上記ジャンクションボックスを、外部回路
と接続されるベース回路部と、ヒューズ・リレー接続回
路部に分割し、ベース回路部を備えたベースモジュール
と、上記ヒューズ・リレー接続回路部を備えたヒューズ
・リレ−モジュールを設け、これらモジュールを結合し
てジャンクションボックスを組み立てており、上記ベー
スモジュールのベース回路部を、上記ケース内部に並列
配置する短冊状の上記縦バスバーより形成し、これら縦
バスバーを上記ケースの一側部に搭載する上記ヒューズ
・リレーモジュールのバスバーと接続させている。
【0020】上記のように、外部回路と接続されるベー
ス回路部を備えたベースモジュールと、ヒューズ・リレ
ー接続回路部を備えたヒューズ・リレーモジュールを設
け、これらモジュールよりジャンクションボックスの組
み立てているため、ヒューズ接続回路部、リレー接続回
路部の仕様変更があれば、これらヒューズ・リレーモジ
ュールのみを変更すればよく、仕様変更に容易に対応す
ることができる。逆に、外部電線との接続回路のみが変
更される場合には、ベースモジュールの縦バスバーに接
続する電線の接続位置を代えるだけでよいため、この場
合にも回路変更に容易に対応することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1乃至図4は自動車用ワイヤハーネスに
接続されるジャンクションボックス100の全体を示
し、10はベースモジュール、11はヒューズ・リレー
モジュール、18はECUケースである。
【0022】上記ベースモジュール10はアッパーケー
ス12とロアケース14とからなるケース内部に図2に
示すように短冊状の縦バスバー13をX方向に多数並列
状態で収容している。上記縦バスバー13はベース回路
を構成し、アッパーケース12に設けた電線接続ブロッ
ク15の各キャビテイ16に、図5に示すように、電線
wの端子20を直接挿入して上記縦バスバー13と直接
接続している。このベースモジュール10のロアケース
14の一側にヒューズ・リレーモジュール11を搭載し
ている。
【0023】詳しくは、ベースモジュール10のアッパ
ーケース12は、図1および図2に示す上面形状とし、
図3に示す下面形状としている、上面の一側に、長さ方
向の略全長にわたって複数の電線接続ブロック15を平
行列で突設している。各列の電線接続ブロック15は端
子挿入部となるキャビテイ16をY方向に多数並設して
いる。また、上記電線接続ブロック15の一方側に複数
のコネクタ収容部17を突設している。
【0024】アッパーケース12の内面は、図6に概略
的に示すように、多数並設する縦バスバー13を固定す
るための狭幅の溝12aを多数並設している。これら各
溝12aは、電線接続ブロック15のキャビテイ16の
底面開口およびコネクタ収容部17の底面開口をはさん
で連続させて、各溝12aに縦バスバー13を挿入して
位置決め保持している。なお、上記縦バスバー13を位
置決め保持する溝はロアケース側にも設けてもよい。
【0025】上記各溝12aに挿入固定する縦バスバー
13は、連続した一枚の短冊形状のもの13−1として
いる場合と、これを分断して複数枚の縦バスバー13−
2を隙間をあけて連続させた場合とがある。
【0026】さらに、一端側に配列する縦バスバー13
0は、図6(B)に示すように、他の縦バスバー13よ
りも上下幅Hを大として、通電量を大とし、その下部を
折り曲げて、縦バスバー13と上端位置を揃えている。
よって、縦バスバー13を一端を収容する溝12と縦バ
スバー130の折り曲げて2枚重ねとなる下部130a
を収容する溝120の幅は、図6(C)に示すように、
溝12の幅D1に対して溝120の幅D2は約2倍とし
ている。
【0027】さらに、縦バスバー130を折り曲げずに
使用する場合には、図7(A)に示すように、該縦バス
バー130用の溝120の深さを大として、縦バスバー
13の上端を揃えている。また、縦バスバーの上下幅H
を大とすることなく、通電量を増加させるために図7
(B)に示すように上下幅は縦バスバー13と同一と
し、厚さTを大とした縦バスバー130’を設けてもよ
い。この場合は図6(C)と同様に、溝120’の幅D
2を大としている。さらに、図7(C)に示すように、
所要通電量が少ない回路となる縦バスバー130”は、
上記基準となる縦バスバー13よりも上下幅を小さくし
たものを用いてもよい。その場合には、溝120”の底
を高くして、他の縦バスバー13と縦バスバー130”
の高さを揃えている。
【0028】上記X方向の縦バスバー13と上記Y方向
に並設するキャビテイ16に挿入する電線端末の端子2
0とは図8に示すようにX−Y方向の格子状に配置さ
れ、所要位置でバスバー13と端子20とを接続して、
所要の回路を構成している。
【0029】上記各キャビテイ16に挿入する電線端末
に圧着された端子20は、図5に示すように、一対の挟
持片20aを備え、縦バスバー13を端子20の一対の
挟持片20aにより狭持して接続している。また、該端
子20には芯線バレル20bと挟持片20aとの間に位
置に係止凹部20cを設けている。
【0030】上記アッパーケース12に設けたコネクタ
収容部17には、図9に示すように、電線端末の端子を
挿入係止したコネクタ30を嵌合し、コネクタ30の外
側のロック爪30aとコネクタ収容部17の内壁のロッ
ク爪17aとをロック結合している。コネクタ30には
縦バスバー挿通溝30bを設けて縦バスバー13をコネ
クタ内に挿通させ、コネクタ内の端子31を縦バスバー
13に挟持させて接続している。
【0031】上記アッパーケース12と嵌合するロアケ
ース14には、図1、2、3に示すように、アッパーケ
ース12との嵌合部の一側端よりヒューズ・リレーモジ
ュール設置部22を突設している。このヒューズ・リレ
ーモジュール設置部22にはヒュージブルリンク収容部
23を突設すると共に、端子穴24を設けている。この
ヒューズ・リレーモジュール設置部22の下部にヒュー
ズ・リレーモジュール11のケース25を組み付けてい
る。該ケース25に端子穴24に嵌合する端子収容部2
6を上向きに突出すると共に、下向きにリレー収容部2
7、ヒューズ収容部28を突設している。
【0032】上記ヒューズ・リレーモジュール設置部2
2とケース25との間には図10に示すように絶縁板3
6を収容し、該絶縁板36にヒューズ・リレー用のバス
バー40を固定し、このバスバー40を一端に上向きに
屈折した挟持片からなる端子40aを設け、縦バスバー
13に挟持させて、ベースモジュール10の内部回路の
縦バスバー13とヒューズ・リレーモジュール12のバ
スバー40とを接続している。上記バスバー40の他端
は屈折させて、先端に挟持片からなる端子を設け、ヒュ
ージブルリンク収容部、リレー収容部、コネクタ収容部
に挿入するリレー、ヒュージブルリンク、電源コネクタ
の端子とを図8に示すように接続させている。
【0033】さらに、ベースモジュール10の下部にE
CUケース18を組みつけ、該ECUケース18の内部
にプリント基板55を収容し、該プリント基板55の導
体をベースモジュール10側に延在するバスバー40と
接続させている。
【0034】上記構成からなるジャンクションボックス
100では、縦バスバー13をアッパーケース12とロ
アケース14内に並列配置して収容してベースモジュー
ル10を組み立てており、このベースモジュール10に
対して、並列させた電線wの端子20を、アッパーケー
ス12の電線接続ブロック15のキャビテイ16に直接
的に一括挿入するだけで縦バスバー13に接続させるこ
とができる。また、ワイヤハーネス端末のコネクタ30
もコネクタ収容部17に嵌合させるだけで、コネクタ3
0内の端子31を縦バスバー13に接続させることがで
きる。
【0035】上記ジャンクションボックス100では、
短冊状の縦バスバーを用いて共用化を図ることができ、
かつ、一部の縦バスバーは通電量を大、あるいは小とな
るように縦バスバーの上下幅あるいは厚みを予め変えて
いるため、適正通電量とすることができる。
【0036】また、縦バスバー13に対する電線の接続
位置さえ変更すれば回路変更を容易に行うことができ
る。かつ、ベースモジュール10とヒューズ・リレーモ
ジュール11とを分離し、ヒューズ・リレーモジュール
11のヒューズ・リレー用のバスバー40を縦バスバー
13と接続させているため、ベース回路と外部電線との
接続形態の変更があるだけの場合にはヒューズ・リレー
モジュール11を共用することができる。同様に、ヒュ
ーズ・リレーモジュール11のヒューズ接続回路のみ変
更がある場合にはベースモジュール10を共用すること
ができる。
【0037】さらに、ベースモジュール10のベース回
路を短冊状の縦バスバー13で形成し、これら縦バスバ
ー13をアッパーケース12の並列した溝に挿入して固
定するだけであるため、これら縦バスバー13を一括し
て自動的にアッパーケース12に組みつけることが可能
となる。よって、ベースモジュール10の組立作業性を
向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のジャンクションボックスでは、内部回路として汎用性
のある短冊状の縦バスバーを並列配置して用いる一方、
ケースにキャビテイを並設した電線接続ブロックを突設
し、各キャビテイに電線端末の端子を直接挿入して上記
縦バスバーと接続させ、コネクタレスとしているため、
電線とコネクタとの組みつけ工程の削減および部品点数
の削減を図ることができる。また、縦バスバー幅を通電
電流値に応じ設定することで、無駄なバスバー部をなく
すことができる。さらに、複数の回路を接続させるため
の他部品を使うことなく、高電流値対応の回路設定も可
能となる。
【0039】また、本発明のジャンクションボックス
は、短冊形状の縦バスバーを用い、従来のようなフォー
ミング加工による屈曲を付与せず、短冊形状のままで使
用して、ケース内部に並列配置としているため、導電性
金属板の歩留まりを100%に出来ると共にフォーミン
グ加工を省略でき、しかも、ケース内部に一括して自動
組み付けを行うことができる。
【0040】さらに、ジャンクションボックスの内部回
路を、外部回路と接続されるベース回路部と、ヒューズ
・リレー接続回路部に分割し、ベース回路部を備えたベ
ースモジュールと、上記ヒューズ接続回路部を備えたヒ
ューズモジュール・リレー接続回路部を備えたリレーモ
ジュールを設け、これらモジュールよりジャンクション
ボックスを組み立てているため、ヒューズ接続回路部、
リレー接続回路部の仕様変更があれば、これらヒューズ
・リレーモジュールのみを変更すればよく、仕様変更に
容易に対応することができる。逆に、外部電線との接続
回路のみが変更される場合には、ベースモジュールの縦
バスバーに接続する電線の接続位置を代えるだけでよい
ため、この場合にも回路変更に容易に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るジャンクションボッ
クスの上面側からみた斜視図である。
【図2】 図1のジャンクションボックスの分解斜視図
である。
【図3】 図1のジャンクションボックスの下方側から
見た斜視図である。
【図4】 図1のジャンクションボックスの正面図であ
る。
【図5】 電線端末の端子とバスバーの接続状態を示す
斜視図である。
【図6】 (A)はアッパーケースの内面側に縦バスバ
ーを取り付ける状態を示す斜視図、(B)は上下幅が大
の縦バスバーを示す図面、(C)は縦バスバーと溝の関
係を示す断面図である。
【図7】 (A)は上下幅が大の縦バスバーを溝に収容
する部分の変形例を示す図面、(B)(C)は他の変形
例の縦バスバーを示す図面である。
【図8】 ジャンクションボックス内の回路接続状態を
示す概略図である。
【図9】 (A)は電線が接続されたコネクタの斜視
図、(B)はコネクタをジャンクションボックスのコネ
クタ収容部に嵌合した状態の断面図である。
【図10】 ジャンクションボックスの一部断面図であ
る。
【図11】 従来のジャンクションボックスの斜視図で
ある。
【図12】 (A)は他の従来例を示す概略平面図、
(B)は縦バスバーの斜視図である。
【符号の説明】
100 ジャンクションボックス 10 ベースモジュール 11 ヒューズモジュール 12 アッパーケース 12a 溝 13、130,130’、130” 縦バスバー 14 ロアケース 15 電線接続ブロック 16 キャビテイ 17 コネクタ収容部 18 ECUケース 20 端子 20c 係止凹部 22 ヒューズモジュール設置部 25 ケース 30 コネクタ 40 ヒューズ・リレー用バスバー
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 CC07 HH12 HH17 HH22 HH28 5E077 BB18 DD11 EE22 FF18 FF24 GG08 GG28 HH06 JJ16 JJ21 5E087 FF02 FF17 GG14 GG34 JJ08 LL04 LL12 QQ04 RR04 RR12 RR29 RR47 5G361 BA02 BB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャンクションボックスのケース内部に
    X方向の短冊状の縦バスバーを平行配列して収容してい
    ると共に、該縦バスバーの配置位置のケース外面に、外
    部電線端末接続用のキャビテイをY方向に多数並設した
    電線接続ブロックを複数突設し、上記直交方向に配列さ
    れる上記縦バスバーとキャビティとをX−Y方向の格子
    状として、縦バスバーと電線とを所要の交差位置で接続
    して所要の回路を形成している一方、 上記縦バスバーの上下方向の幅寸法あるいは/および横
    方向の厚み寸法は、該縦バスバーが構成する回路の所要
    電流値に応じて変えていることを特徴とするジャンクシ
    ョンボックス。
  2. 【請求項2】 上記縦バスバーはケース内面に並設した
    溝に挿入して位置決め保持していると共に、上記キャビ
    ティの下部は開口として上記縦バスバーを開口に架け渡
    しており、上記キャビティに挿入する電線端末の端子に
    一対の狭持片を設け、該狭持片で上記縦バスバーに嵌合
    させて電気接続させている請求項1に記載のジャンクシ
    ョンボックス。
  3. 【請求項3】 上記一部の縦バスバーは折り曲げて上記
    溝に収容し、あるいは、他のバスバーより厚さを大と
    し、 上記折り曲げたバスバーおよび厚さを大としたバスバー
    を挿入する溝は、その溝幅を他の部分よりも大としてい
    る請求項1または請求項2に記載のジャンクションボッ
    クス。
  4. 【請求項4】 上記溝の深さは、縦バスバーの上下方向
    の幅寸法に対応させて設定し、並列した縦バスバーの上
    端を一定高さとしている請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載のジャンクションボックス。
  5. 【請求項5】 上記ケースにはコネクタ収容部を設け、
    該コネクタ収容部に嵌合接続するコネクタにワイヤハー
    ネスの電線端末の端子を収容しておき、該コネクタをコ
    ネクタ収容部に嵌合した状態で上記端子を上記縦バスバ
    ーと接続させ、これら縦バスバーはその上端を一定高さ
    としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載
    のジャンクションボックス。
  6. 【請求項6】 上記ジャンクションボックスを、外部回
    路と接続されるベース回路部と、ヒューズ・リレー接続
    回路部に分割し、ベース回路部を備えたベースモジュー
    ルと、上記ヒューズ・リレー接続回路部を備えたヒュー
    ズ・リレ−モジュールを設け、これらモジュールを結合
    してジャンクションボックスを組み立てており、 上記ベースモジュールのベース回路部を、上記ケース内
    部に並列配置する短冊状の上記縦バスバーより形成し、
    これら縦バスバーを上記ケースの一側部に搭載する上記
    ヒューズ・リレーモジュールのバスバーと接続させてい
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のジャン
    クションボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100988056B1 (ko) * 2009-09-08 2010-10-18 태인전력시스템(주) 규격 부스바 연결 구조

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