JP2003069435A - ノイズキャンセラ - Google Patents

ノイズキャンセラ

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JP2003069435A JP2001256588A JP2001256588A JP2003069435A JP 2003069435 A JP2003069435 A JP 2003069435A JP 2001256588 A JP2001256588 A JP 2001256588A JP 2001256588 A JP2001256588 A JP 2001256588A JP 2003069435 A JP2003069435 A JP 2003069435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ成分を除去する一方で本来の音声信号
成分が失われないようにし、良好な音声品質を保つこと
ができるノイズキャンセラを提供する。 【解決手段】 入力信号からノイズ成分を除去するため
のノイズキャンセラは、入力信号に含まれるノイズ成分
を検出してノイズ成分の存在期間に対応するホールド信
号Shを出力するノイズ検出部11と、ホールド信号S
hに基づいてノイズ成分の存在期間で入力信号をホール
ドさせてサンプル値yhを出力する第1ホールド部12
と、第1ホールド部12の出力に対して補正信号を加算
する加算器13と、加算器13の出力にフィルタ演算を
施して予測値<y1>を順次求める予測フィルタ14
と、ホールド信号Shに基づいてノイズ成分の存在期間
で予測値<y1>をホールドさせて予測ホールド値<y
h>を出力する第2ホールド部15と、予測値<y1>
から予測ホールド値<yh>を減算して補正信号として
出力する減算器16と、ホールド信号Shに基づいてノ
イズ成分の存在期間で加算器13に対し補正信号を供給
するスイッチ17とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号からノイ
ズ成分を除去するノイズキャンセラの技術分野に属し、
特に、FMチューナなどのノイズ成分を抑圧するための
ノイズキャンセラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、FM放送波を受信して復調処理を
行うFMチューナは移動体に搭載して用いられることが
多くなっている。例えば、車載用のFMチューナの場
合、一般的なFMチューナに比べると、車両で発生する
イグニッションノイズなどパルス状の外来ノイズの影響
を受けやすい。そのため、車載用のFMチューナでは、
外来ノイズによって音声品質が劣化するのを防止すべ
く、検波信号から外来ノイズに起因するノイズ成分を除
去するノイズキャンセラを設けることが望ましい。
【0003】このようにFM受信信号からノイズ成分を
除去すべく、FM受信信号を処理する過程で検波信号等
に含まれるノイズ成分を検出した上で、ノイズ成分が存
在する期間においてFM受信信号をホールド状態とする
構成が一般に用いられる。このような構成によれば、F
M受信時にノイズ成分が発生した場合、その発生開始の
タイミングにおける信号レベルに固定され、ノイズが存
在しなくなると再び元の状態に戻るように作用するの
で、それ以降の回路に対して送出される検波信号等にお
けるノイズの影響を小さくすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成されたノイズキャンセラでは、FM受信時に
ノイズ成分が発生した期間においてFM受信信号がホー
ルド状態とされるので、ノイズ成分とともに必要な音声
信号成分も除去されることになる。例えば、車載用のF
MチューナにおけるFM受信時に、イグニッションノイ
ズ等のパルス状の外来ノイズが発生すると、その外来ノ
イズのパルス幅に相当する期間だけの音声信号成分が失
われることになる。その結果、復調処理を行った後に出
力される音声信号の歪率を劣化させることが問題とな
る。
【0005】そこで本発明は、このような問題に鑑みな
されたものであり、入力信号にパルス状の外来ノイズが
付加された状況においても、そのノイズ成分を除去する
一方で本来の音声信号成分が失われないようにし、良好
な音声品質を保つことができるノイズキャンセラを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のノイズキャンセラは、入力信号に
含まれるノイズ成分を除去するノイズキャンセラであっ
て、前記入力信号に含まれるノイズ成分を検出し、当該
ノイズ成分の存在期間を判別するノイズ検出手段と、通
常時は前記入力信号を通過させ、前記ノイズ成分の存在
期間は前記入力信号をホールド状態にする第1のホール
ド手段と、前記ホールド状態にされた入力信号に対し、
前記ノイズ成分の存在期間において失われた信号部分を
補正するための補正信号を加えて出力する補正手段と、
前記補正手段の出力信号に演算を施し、前記入力信号の
予測値を順次求めて予測信号として出力する予測フィル
タと、前記ノイズ成分の存在期間は前記予測信号をホー
ルド状態にして予測ホールド信号を生成する第2のホー
ルド手段と、前記予測信号から前記予測ホールド信号を
減算することにより前記補正信号を生成する補正信号生
成手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、ノイズキャンセラへの
入力信号に含まれるノイズ成分が検出され、その存在期
間が判定される。そして、ノイズ成分の存在期間におい
て入力信号がホールド状態にされるとともに、予測フィ
ルタによって入力信号を予測するように演算が行われ
る。一方、ノイズ成分の存在期間において予測信号がホ
ールド状態にされて予測ホールド信号が生成され、予測
信号から予測ホールド信号を減算した補正信号が生成さ
れる。この補正信号をホールド状態にされた入力信号に
加えて出力することにより、ノイズ成分の存在期間にお
いてノイズを除去する一方で、失われた信号部分を取り
戻すことが可能となる。従って、ノイズ成分を除去する
際に失われる信号成分は、予測信号を用いて取り戻すこ
とができ、音声信号等の歪率を劣化させることなく良好
な信号品質を保つことができる。
【0008】請求項2に記載のノイズキャンセラは、入
力信号に含まれるノイズ成分を除去するノイズキャンセ
ラであって、前記入力信号に含まれるノイズ成分を検出
し、当該ノイズ成分の存在期間を判別するノイズ検出手
段と、前記入力信号に対応するサンプル値に演算を施
し、遅延されたサンプル値から前記入力信号の予測値を
順次求めて予測信号として出力する予測フィルタと、通
常時は前記入力信号を通過させ、前記ノイズ成分の存在
期間は前記予測信号を通過させるように切り換え制御を
行って出力する切り換え手段と、を備えることを特徴と
する。
【0009】この発明によれば、ノイズキャンセラへの
入力信号に含まれるノイズ成分が検出され、その存在期
間が判定される。そして、ノイズ成分の存在期間におい
て入力信号がホールド状態にされるとともに、予測フィ
ルタによって入力信号を予測するように演算が行われ
る。一方、通常時には入力信号を通過させ、ノイズ成分
の存在期間においては予測信号を通過させるように経路
を制御することにより、ノイズ成分の存在期間において
入力信号に代わって予測信号を用いることができる。従
って、ノイズ成分を除去する際に失われる信号成分は、
予測信号を用いて取り戻すことができ、簡単な構成で音
声信号等の歪率を良好にすることができる。
【0010】請求項3に記載のノイズキャンセラは、請
求項1又は請求項2に記載のノイズキャンセラにおい
て、前記入力信号に含まれるパイロット信号の周波数の
n倍(n;2以上の整数)かつ前記入力信号の帯域の2
倍以上のサンプリング周波数でサンプリングした複数の
サンプル値を保持するための縦続接続された複数の遅延
素子と、前記複数の遅延素子のうち、前記予測フィルタ
の入力から前記パイロット信号の周期の整数倍に対応す
るm個(m;2以上の整数)の遅延素子の出力に基づい
て前記入力信号の予測値を予測する演算手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、上記の発明の作用に加
えて、予測フィルタにサンプル値を入力し、縦続接続さ
れた遅延素子の各段でサンプリング間隔だけサンプル値
を遅延しつつ順次保持する。そして、サンプリング周波
数をパイロット信号の周波数のn倍に設定し、複数の遅
延素子のうちパイロット信号の周期の整数倍に対応する
m個に基づいて入力信号の予測値が求められる。このよ
うにして得られた予測値を利用してノイズキャンセラに
おけるノイズ除去を行うようにしたので、サンプリング
間隔が短い場合であっても、広いパルス幅を持つノイズ
成分を的確に除去するとともに、パイロット信号等にお
ける予測精度を良好に保つことができる。
【0012】請求項4に記載のノイズキャンセラは、請
求項1又は請求項2に記載のノイズキャンセラにおい
て、前記予測フィルタは、前記入力信号に含まれるパイ
ロット信号の周波数のn倍(n;2以上の整数)かつ前
記入力信号の帯域の2倍以上のサンプリング周波数でサ
ンプリングした複数のサンプル値を保持するための縦続
接続された複数の遅延素子と、前記複数の遅延素子のう
ち、前記予測フィルタの入力から前記パイロット信号の
周期に対応する1個の遅延素子の出力に基づいて前記入
力信号の予測値を予測する演算手段と、を備えることを
特徴とする。
【0013】この発明によれば、請求項3に記載の複数
の遅延素子を用いつつ、サンプリング周波数をパイロッ
ト信号の周波数のn倍に設定し、複数の遅延素子のうち
パイロット信号の周期に対応する1個に基づいて入力信
号の予測値が求められる。このようにして得られた予測
値を利用してノイズキャンセラにおけるノイズ除去を行
うようにしたので、簡単な構成で0次の予測式に基づく
予測値を算出しつつ、所望の予測精度を確保することが
できる。
【0014】請求項5に記載のノイズキャンセラは、請
求項3又は請求項4に記載のノイズキャンセラにおい
て、前記入力信号はFM受信信号であることを特徴とす
る。
【0015】この発明によれば、請求項3又は請求項4
に記載の発明の作用に加えて、FM受信の際に用いるノ
イズキャンセラにおいて、パルス状のノイズ成分を除去
するために好適な構成を実現したので、例えば、車載用
のFMチューナにおいて発生するイグニッションノイズ
を的確に除去することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。本実施形態においては、FM
放送を受信可能なディジタルFMチューナにおいて外来
ノイズを除去するためのノイズキャンセラに対し本発明
を適用した場合を説明する。
【0017】本実施形態に係るノイズキャンセラの構成
及び動作について、図1及び図2を参照して説明する。
ここでは、例えば車載用のディジタルFMチューナにお
いて、FM受信信号に含まれるイグニッションノイズ等
の外来ノイズを除去するためのノイズキャンセラについ
て説明する。図1は、本実施形態に係るノイズキャンセ
ラの概略構成を示すブロック図であり、図2は、図1の
ノイズキャンセラ各部の信号波形の一例であって外来ノ
イズが存在するタイミングにおける信号波形を示してい
る。
【0018】本実施形態に係るノイズキャンセラは、図
1に示すように、ノイズ検出部11と、第1ホールド部
12と、加算器13と、予測フィルタ14と、第2ホー
ルド部15と、減算器16と、スイッチ17とを備えて
いる。かかる構成において、ディジタルFMチューナに
て受信されたFM放送に対応する検波信号はディジタル
化された後にノイズキャンセラに入力される。そして、
ノイズキャンセラにより外来ノイズが除去された後、出
力信号として後段の音声回路に出力される。
【0019】図1において、ノイズ検出部11は、ノイ
ズキャンセラへの入力信号に含まれるノイズ成分を検出
し、ノイズが存在するタイミングでホールド信号Shを
出力する。このノイズ検出部11は、例えば、入力信号
の高周波成分をハイパスフィルタにより抽出し、これを
整流回路に通過させてノイズ成分に応じたレベルを持つ
信号を生成し、この信号を所定の基準レベルと大小比較
する構成によって実現することができる。
【0020】図2に示すように、ノイズキャンセラへの
入力信号として、緩やかに変化する音声信号に外来ノイ
ズNが重畳された信号波形を持つ場合を考える。ノイズ
検出部11では、図2のような入力信号において外来ノ
イズが発生するタイミングt0でローレベルからハイレ
ベルに立ち上がり、外来ノイズが存在するパルス幅tの
期間だけハイレベルを保つようなホールド信号Shを出
力する。
【0021】第1ホールド部12は、ノイズキャンセラ
の入力信号に対し、ホールド信号Shに基づいて外来ノ
イズが検出されたときの信号レベルをホールド状態にし
てサンプル値yhを得る。すなわち、図2に示すように
第1ホールド部12では、通常時に入力信号をそのまま
サンプル値yhとして通過させる一方、ホールド信号S
hが立ち上がるタイミングt0の信号レベルを、時間t
が経過するまでサンプル値yhとして保持し続ける。そ
して、時間tが経過した後は、第1ホールド部12から
再び元の入力信号をサンプル値yhとして通過させる。
【0022】加算器13は、第1ホールド部12の出力
信号に対し、スイッチ17を経由して供給される補正信
号を加算して、加算結果を予測フィルタ14に出力する
とともに外部への出力信号とする。すなわち、図2に示
すように、第1ホールド部12の出力信号が外来ノイズ
の存在時にホールド状態になると、本来の信号波形が失
われるので、補正信号を加えることにより本来の信号波
形を取り戻すことができる。その結果、入力信号から外
来ノイズNの成分が除去された出力信号を得ることがで
きる。なお、補正信号の具体的な生成方法については後
述する。
【0023】予測フィルタ14は、加算器13の出力信
号の各サンプル値に対するフィルタ演算を施すディジタ
ルフィルタの構成を備え、遅延された過去のサンプル値
に基づいて予測値<y1>を順次求め、予測信号として
出力する役割を有している。予測フィルタ14において
得られた予測値<y1>は、第2ホールド部15及び減
算器16にそれぞれ供給される。実際には予測フィルタ
14にて得られる予測値<y1>に基づく予測信号は、
図2に示すような信号波形を有するが、予測フィルタ1
4の具体的な構成及び動作については後述する。
【0024】第2ホールド部15は、予測フィルタ14
にて得られた予測値<y1>に対し、ホールド信号Sh
に基づいて外来ノイズが検出されたときの予測値<y1
>をホールド状態にして予測ホールド値<yh>を得
る。すなわち、図2に示すように第2ホールド部15で
は、通常時の予測値<y1>をそのまま通過させる一
方、ホールド信号Shが立ち上がるタイミングt0の予
測値<y1>のレベルを、時間tが経過するまで予測ホ
ールド値<yh>として保持する。そして、時間tが経
過した後は、第2ホールド部15は元の状態に戻って予
測値<y1>をそのまま通過させる。
【0025】減算器16は、予測フィルタ14の予測値
<y1>から第2ホールド部15の予測ホールド値<y
h>を減算し、減算結果を補正信号としてスイッチ17
に出力する。図2に示すように、通常時には予測ホール
ド値<yh>が予測値<y1>に一致するので、減算器
16の出力がゼロになる。一方、外来ノイズの存在時に
第2ホールド部15がホールド状態になると、減算器1
6では、予測値<y1>から予測ホールド値<yh>を
減算することにより、これ以降の予測信号が持つ変化分
が出力されるようになる。このように、予測値<y1>
と予測ホールド値<yh>の差分をとることで、予測フ
ィルタ14により発生する予測誤差の影響を減じるよう
に構成している。
【0026】スイッチ17は、ホールド信号Shに基づ
いて減算器16の出力側と加算器13の入力側との接続
を切り換え制御し、ノイズ検出部11にて外来ノイズが
検出されているときに加算器13に対し補正信号が供給
されるようにする。すると、加算器13において、サン
プル値yhがホールドされる時間tの部分に対し、図2
に示すような信号波形の補正信号が加算されることにな
る。その結果、サンプル値y1の時間tの部分で失われ
た信号部分が補われることになり、ノイズキャンセラの
入力信号から外来ノイズが除去された信号波形を持つ出
力信号を生成することができる。
【0027】次に、図3を用いて予測フィルタ14の構
成を説明する。図3に示すように、本実施形態の予測フ
ィルタ14は、24個の遅延素子101〜124(図中
Dとして示す)と、係数器125、126と、減算器1
27とを含んで構成されている。なお、予測フィルタ1
4の各構成要素に対しては、図3では省略しているが、
サンプリング周波数に対応する228kHzのクロック
が供給されるものとする。
【0028】以上の構成において、予測フィルタ14へ
の入力信号としてのサンプル値y1が先頭の遅延素子1
01に入力される。遅延素子101では、クロックの1
周期分(サンプリング間隔)に対応する遅延時間4.3
8μsecだけ保持した後、遅延されたサンプル値y0
を後段の遅延素子102に出力する。同様に、遅延素子
102では、2クロック分だけ遅延されたサンプル値y
_1を出力し、それ以降の遅延素子103〜124にお
いても順次遅延時間を積み上げてサンプル値y_2〜y
_23をシフトしつつ順番に伝送していく。なお、これ
らの遅延素子101〜124は、例えばDフリップフロ
ップを用いることにより構成することができる。
【0029】次に、24個の遅延素子101〜124の
うち12番目に位置する遅延素子112には係数器12
5が接続され、遅延素子112の出力信号であるサンプ
ル値y_11が係数器125に入力される。この場合、
多段に接続された12個の遅延器101〜112を経由
して係数器125にサンプル値y_11が入力されるこ
とになる。よって、トータルの遅延時間は、52.63
μsec(12×4.38μsec)となり、その逆数
をとると19kHzに一致する関係になる。この係数器
125では、入力されたサンプル値y−11を所定倍
(×2)して減算器127に出力する。
【0030】また、24個の遅延素子101〜124の
うち最後に位置する遅延素子124には係数器126が
接続され、遅延素子124の出力信号であるサンプル値
y−23が係数器126に入力される。この場合、多段
に接続された24個の遅延器101〜124を経て係数
器126にサンプル値y_23が入力されることにな
る。よって、上記の係数器125の位置を基準にしたと
きのトータルの遅延時間は、やはり52.63μsec
となり、その逆数をとると19kHzに一致する関係に
なる。この係数器126では、入力されたサンプル値y
_23を所定倍(×1)して減算器127に出力する。
【0031】このように、予測フィルタ14の先頭に対
し各々の係数器125、126の間隔は、時間軸上で5
2.63μsecづつ離れた配置になっている。そし
て、減算器127では、係数器125の出力値から係数
器126の出力値を減算して、その結果を予測フィルタ
14における予測値<y1>として出力する。ここで、
減算器127にて得られる予測値<y1>は、次式で表
される。
【0032】 <y1> = 2y_11 ― y_23 (1) このように、本実施形態の予測フィルタ14では、
(1)式で示される1次形予測式に基づいて信号波形の
予測を行っている。なお、図3では2個の係数器12
5、126を用いているが、係数器の個数を増やして高
次の予測式に基づく予測を行ってもよく、あるいは、後
述するように0次型予測式に基づいて予測を行ってもよ
い。ただし、図2に示すように、各々の係数器の間に1
2個分の遅延器を配置する必要があるため、予測式が高
次になるほど構成が複雑になる。
【0033】次に、図4及び図5を参照して、図3のよ
うに構成された予測フィルタ14の特性及び動作を説明
する。図4は、予測フィルタ14の周波数特性を示す図
である。図4においては、FM検波信号として想定され
る周波数帯域において、周波数に応じた予測誤差量の変
化をグラフに表している。すなわち、図4の特性が0d
Bに近いほど、予測フィルタ14における予測誤差量が
小さくなり予測精度が向上する。
【0034】図4に示すように、音声信号が分布する低
い周波数領域では、予測フィルタ14の予測誤差量が小
さくなるが、周波数が高くなると徐々に予測誤差量が大
きくなる。一方、さらに高い周波数領域においては、パ
イロット信号の周波数である19kHzで急激に予測誤
差量が0dBとなる。同様に、サブキャリアの周波数で
ある38kHzでも予測誤差量が0dBとなる。それ以
降は19kHzの整数倍の周波数で予測誤差量が0dB
となっている。これは、上述したように、予測フィルタ
14における12個分の遅延素子による遅延時間の逆数
が19kHzとなるように構成されたときのディジタル
フィルタの一般的な特性に基づいている。このような周
波数関係を予測フィルタ14に持たせたことにより、F
M受信時に予測フィルタ14を動作させる場合、復調動
作における重要度の高いパイロット信号やサブキャリア
に対する予測誤差を十分に抑えることができる。
【0035】次に図5は、予測フィルタ14各部の波形
の一例として、パルス状の外来ノイズが発生した状況を
示す図である。図5では、予測フィルタ14のうち、遅
延される前のサンプル値y1の信号波形と、遅延器11
2におけるサンプル値y_11の信号波形と、遅延器1
24におけるサンプル値y_23の信号波形と、減算器
127における予測値<y1>の信号波形とを、それぞ
れ共通の時間軸で比較して示している。なお、図1に示
すノイズキャンセラでは、予測フィルタ14に入力され
るサンプル値のノイズが除去された状態であるが、ここ
では動作説明のため、予測フィルタ14に入力されるサ
ンプル値y1にノイズが付加された状態にある場合につ
いて説明する。
【0036】図4において、予測フィルタ14への入力
信号は、サンプル値y1の信号波形に示すようなパター
ンで変化し、タイミングt1で突然パルス状の外来ノイ
ズが重畳され、所定のパルス幅だけ波形が乱れる状態に
なる。例えば、車両のイグニッションノイズの場合は、
一般に30〜50μsec程度のパルス幅を有する。一
方、サンプル値y_11の信号波形は、サンプル値y1
の信号波形に対し、12クロック分遅延して同様のパタ
ーンとなる。よって、サンプル値y1の信号波形におい
て、タイミングt1から遅延時間T(=52.63μs
ec)だけ経過した時点で上記パルス状の外来ノイズが
現れることになる。また、サンプル値y_23の信号波
形は、サンプル値y_11の信号波形に対し、さらに1
2クロック分遅延して同様のパターンとなる。よって、
サンプル値y1の信号波形において、タイミングt1か
ら遅延時間2Tだけ経過した時点で上記パルス状の外来
ノイズが現れることになる。
【0037】そして、減算器127から出力される予測
値<y1>は、サンプル値y_11とサンプル値y_2
3の2つの信号に対し、上記(1)式に基づく演算を行
った結果である。この予測値<y1>は、1次型予測式
を用いて予測フィルタ14における入力信号を予測した
ものであり、理想的には図5のサンプル値y1の信号波
形に概ね一致する。信号波形中にパルス上の外来ノイズ
が現れる場合は、サンプル値y1と異なるタイミングで
波形パターンに乱れが生じることになる。一方、入力信
号において外来ノイズが現れているときは、予測値<y
1>の信号波形に乱れが生じないので、上述したように
所定のタイミングで入力信号に代わって予測値<y1>
を通過させるようにスイッチ17を切り換え制御するこ
とにより、予測値<y1>を本来の入力信号の代わりに
利用できることになる。
【0038】このように外来ノイズが発生したタイミン
グで予測値<y1>を用いることにより、図1のノイズ
キャンセラによるノイズ除去の作用が実現される。ここ
で、本実施形態では、外来ノイズとして想定されるパル
ス幅に比べ、上記の遅延時間Tをある程度長く設定して
いるため、予測値<y1>を用いて適切にノイズを除去
できる。つまり、図5からわかるように、遅延時間Tが
短い場合には、入力信号の波形と予測値<y1>の信号
波形において、外来ノイズに基づく波形パターンがタイ
ミング上互いに重なることになる結果、ノイズキャンセ
ラによるノイズ除去は不十分になる。上述したように1
2クロック分に相当する52.63μsecを遅延時間
として設定したことにより、イグニッションノイズが通
常有するパルス幅の範囲をカバーし、そのノイズ成分を
確実に除去するという効果を奏するのである。
【0039】次に、図6を用いて予測フィルタ14の他
の実施例を説明する。図3の予測フィルタ14が1次の
予測式に対応する構成であるのに対し、図6に示す予測
フィルタ14は、0次の予測式に対応する構成を有して
いる。図6に示すように、この実施例に係る予測フィル
タ14は、12個の遅延素子101〜112から構成さ
れている。なお、予測フィルタ14の各遅延素子101
〜112に対しては、図3の場合と同様、サンプリング
周波数に対応する228kHzのクロックが供給される
ものとする。
【0040】図6の構成においては、図3の構成のう
ち、係数器125、126や減算器127が含まれな
い。一方、先頭の遅延素子101に入力されたサンプル
値y1は、図3の場合と同様に後続の各遅延素子102
〜112に順番に伝送され、最後の遅延素子112から
のサンプル値y_11が出力される。そして、このサン
プル値y_11がそのまま予測値<y1>となる。つま
り、予測値<y1>は、次式で表される。
【0041】<y1> = y_11 (2) このように、図6の実施例の予測フィルタ14では、
(2)式で示される0次型予測式に基づいて信号波形の
予測を行っている。この場合、図3の1次型予測式に基
づく予測や、さらに高次の予測式に基づく予測で得られ
る精度が必要ない場合、図6の実施例を採用して予測フ
ィルタ14の構成を簡素化することができる。
【0042】次に、図1に示すノイズキャンセラの変形
例について説明する。図7は、本実施形態の変形例とし
てのノイズキャンセラの概略構成を示すブロック図であ
る。図7に示されるように、本変形例は、図1と比べる
とノイズキャンセラの構成を簡素化することができる点
で有用である。
【0043】図7に示すノイズキャンセラは、ノイズ検
出部11と、第1ホールド部12と、予測フィルタ14
と、スイッチ18とを備えている。このうち、ノイズ検
出部11と、第1ホールド部12と、予測フィルタ14
については、図1の場合と同様の動作及び機能となる
が、図7の構成においては、図1の加算器13、第2ホ
ールド部15、減算器16などは含まれていない。
【0044】図7の構成において、ノイズキャンセラへ
の入力信号に対し、ノイズ検出部11によりノイズ成分
を検出してホールド信号Shを出力し、第1ホールド部
12により上述したサンプル値yhを出力する。また、
予測フィルタ14は、スイッチ18の出力に対してフィ
ルタ演算を施し、上記の予測値<y1>を順次求めて予
測信号として出力する。一方、スイッチ18は、ホール
ド信号Shに基づいて、第1ホールド部12及び予測フ
ィルタ14の各出力側の接続を切り換え制御し、このス
イッチ18の出力がノイズキャンセラの出力信号とな
る。
【0045】そして、通常時には第1ホールド部12か
ら出力されるサンプル値yhが出力されるように切り換
え、ノイズ検出部11にて外来ノイズが検出されている
ときには予測フィルタ14の予測値<y1>が出力され
るように切り換える。すると、図2に示す信号波形にお
いて、サンプル値yhがホールドされる時間tの部分を
予測信号により置き換えることになり、ノイズキャンセ
ラの入力信号から外来ノイズが除去された出力信号を生
成することができる。
【0046】このように、図7に示す変形例では、図1
の構成に比べてより簡単な構成で、ノイズキャンセラと
して機能することがわかる。ただし、図1の場合、予測
フィルタ14で求めた予測値<y1>に予測誤差成分が
重畳される場合であっても、この誤差は第2ホールド部
15と減算器16の作用によりキャンセルできるのに対
し、図7の構成では、予測値<y1>の誤差成分が出力
信号に重畳されることになる。よって、より高精度な演
算を行う場合には、図1の構成を用いることが望まし
い。
【0047】さらに、図1及び図7の実施例のいずれに
ついても、ノイズ成分が補正される信号が予測フィルタ
14に入力されるようになっている。これにより、ノイ
ズ成分が予測フィルタ14における予測に対して与える
影響を小さくすることができる。
【0048】以上説明した各実施形態においては、本発
明に係るノイズキャンセラを、FMチューナに対し適用
した場合を説明したが、これに限られず、入力信号に含
まれるノイズを除去する構成を具備する各種の装置に対
し広く本発明を適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力信号におけるノイズ成分の存在期間を判別し、失われ
た信号部分を補正するようにしたので、ノイズ成分を除
去する一方で本来の信号成分が失われないようにし、良
好な信号品質を保つことが可能なノイズキャンセラを実
現可能することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るノイズキャンセラの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のノイズキャンセラ各部の信号波形の一例
であって外来ノイズが存在するタイミングにおける信号
波形を示す図である。
【図3】予測フィルタの構成を示すブロック図である。
【図4】予測フィルタの周波数特性を示す図である。
【図5】予測フィルタ各部の波形の一例として、パルス
状の外来ノイズが発生した状況を示す図である。
【図6】予測フィルタの他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図7】本実施形態の変形例としてのノイズキャンセラ
の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…ノイズ検出部 12…第1ホールド部 13…加算器 14…予測フィルタ 15…第2ホールド部 16…減算器 17、18…スイッチ 101〜124…遅延素子 125、126…係数器 127…減算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に含まれるノイズ成分を除去す
    るノイズキャンセラであって、 前記入力信号に含まれるノイズ成分を検出し、当該ノイ
    ズ成分の存在期間を判別するノイズ検出手段と、 通常時は前記入力信号を通過させ、前記ノイズ成分の存
    在期間は前記入力信号をホールド状態にする第1のホー
    ルド手段と、 前記ホールド状態にされた入力信号に対し、前記ノイズ
    成分の存在期間において失われた信号部分を補正するた
    めの補正信号を加えて出力する補正手段と、 前記補正手段の出力信号に演算を施し、前記入力信号の
    予測値を順次求めて予測信号として出力する予測フィル
    タと、 前記ノイズ成分の存在期間は前記予測信号をホールド状
    態にして予測ホールド信号を生成する第2のホールド手
    段と、 前記予測信号から前記予測ホールド信号を減算すること
    により前記補正信号を生成する補正信号生成手段と、 を備えることを特徴とするノイズキャンセラ。
  2. 【請求項2】 入力信号に含まれるノイズ成分を除去す
    るノイズキャンセラであって、 前記入力信号に含まれるノイズ成分を検出し、当該ノイ
    ズ成分の存在期間を判別するノイズ検出手段と、 前記入力信号に対応するサンプル値に演算を施し、遅延
    されたサンプル値から前記入力信号の予測値を順次求め
    て予測信号として出力する予測フィルタと、 通常時は前記入力信号を通過させ、前記ノイズ成分の存
    在期間は前記予測信号を通過させるように切り換え制御
    を行って出力する切り換え手段と、 を備えることを特徴とするノイズキャンセラ。
  3. 【請求項3】 前記予測フィルタは、 前記入力信号に含まれるパイロット信号の周波数のn倍
    (n;2以上の整数)かつ前記入力信号の帯域の2倍以
    上のサンプリング周波数でサンプリングした複数のサン
    プル値を保持するための縦続接続された複数の遅延素子
    と、 前記複数の遅延素子のうち、前記予測フィルタの入力か
    ら前記パイロット信号の周期の整数倍に対応するm個
    (m;2以上の整数)の遅延素子の出力に基づいて前記
    入力信号の予測値を予測する演算手段と、 を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のノイズキャンセラ。
  4. 【請求項4】 前記予測フィルタは、 前記入力信号に含まれるパイロット信号の周波数のn倍
    (n;2以上の整数)かつ前記入力信号の帯域の2倍以
    上のサンプリング周波数でサンプリングした複数のサン
    プル値を保持するための縦続接続された複数の遅延素子
    と、 前記複数の遅延素子のうち、前記予測フィルタの入力か
    ら前記パイロット信号の周期に対応する1個の遅延素子
    の出力に基づいて前記入力信号の予測値を予測する演算
    手段と、 を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のノイズキャンセラ。
  5. 【請求項5】 前記入力信号はFM受信信号であること
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載のノイズキャ
    ンセラ。
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