JP2003069077A - 窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法 - Google Patents

窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法

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JP2003069077A JP2001247546A JP2001247546A JP2003069077A JP 2003069077 A JP2003069077 A JP 2003069077A JP 2001247546 A JP2001247546 A JP 2001247546A JP 2001247546 A JP2001247546 A JP 2001247546A JP 2003069077 A JP2003069077 A JP 2003069077A
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Ryuken Chin
隆 建 陳
Honin Kan
奉 任 簡
Bunko Ran
文 厚 藍
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの窒化ガリウム系発光ダイオードの製造
方法を提出し、この製造方法により遠場光束図案(far
field beam pattern)の中央凹みの問題が改善される。 【解決手段】 本発明は、P型電極とN型電極の配置方
式及び発光面の形状を新たに設計することにより、窒化
ガリウム系発光ダイオードの遠場光束図案(farfield b
eam pattern)の中央凹みの問題を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、窒化ガリウム系(G
aN-based)発光ダイオードの製造方法に関するものであ
り、特にサファイア結晶体を基板とした窒化ガリウム系
発光ダイオードを対象とするものである。
【0002】
【従来の技術】通常の窒化ガリウム系発光ダイオード
は、サファイア結晶体を基板とするものである。サファ
イア結晶体は絶縁物質であるため、その裏側に電極をつ
けることができない。アメリカの特許第5,563,422号に
は、一種の窒化ガリウム系発光ダイオードが公開されて
いる。図1は同特許の断面図である。それは、一つのP
型電極(第二電極)とN型電極(第一電極)を持つ窒化
ガリウム(GaN)系のIII−V族化合物の発光ダイオード
を作ったものである。その構造は、以下の:基板11;
N型窒化ガリウム(N−GaN)系のIII−V族化合物の
半導体12とP型窒化ガリウム(P−GaN)系のIII−
V族化合物の半導体13から構成され、基板の上に重ね
られた半導体積層材料;N型半導体層に接するN型電極
(第一電極)14;P型窒化ガリウム(P−GaN)系のI
II−V族化合物の半導体13にかぶっている透明導電
層16;P型半導体層に接するP型電極(第二電極)1
5を含む。その内、P型電極15とN型電極14は、図
2に示す通り、対角型電極配置でありる。図1はその断
面図である。
【0003】当窒化ガリウム系発光ダイオードの製造手
順は、以下の: 1、基板としたサファイア結晶体11の表面にN型窒化
ガリウム(N−GaN)層12を成長させる手順; 2、N型窒化ガリウム(N−GaN)層12の上にP型窒化
ガリウム(P−GaN)13を成長させる手順; 3、フォト・エッチッグ技法で、P型窒化ガリウム(P
−GaN)層13を通し、N型窒化ガリウム層(N−GaN)
12の結晶体内部まで到達するN型接触エリア17を作
る手順; 4、フォト・エッチング技法と蒸着技法を使い、P型窒
化ガリウム(P−GaN)層13の上に窓穴を有する透明導
電層16の金属層を作る手順; 5.フォト・エッチング技法と蒸着技法を使い、P型窒
化ガリウム(P−GaN)層13と透明導電層16の上に、窓穴
を埋める、且つP型電極(第二電極)となる金属層15
を作る手順; 6.フォト・エッチング技法と蒸着技法を使い、N型接
触エリア17の上にN型電極(第一電極)となる金属層
14を作る手順からなる。
【0004】こうした対角型電極配置方式の窒化ガリウ
ム系発光ダイオードは、図2のように、発光面はL型と
なっており、しかもP型電極15は光を透さないため、
常に図3のように、遠場光束図案(far field beam pat
tern)の中央部に凹みの現象が現れる。
【0005】2000年4月に出版された「Compound Semi
conductor」雑誌の第6巻第3期では、Ivan Eliashev-
ich 研究所により「Improved Current Spreading i
nHigh−Power in GaN LED’s」の論文が掲載された。
同論文は、図4示すように、N型環状接触電極17aを紹
介し、これにより対角型電極配置の窒化ガリウム系発光
ダイオードにおける電流分散問題を改善できると報告し
ている。しかし、上記で述べたような窒化ガリウム系発
光ダイオードの遠場光束図案における中央凹みの問題の
改善には至らなかった。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】これまで、窒化ガリウ
ム系発光ダイオードの遠場光束図案における中央凹みの
問題に関しては、有効的な解決技術がみられなかった。
本発明は、一つの窒化ガリウム系発光ダイオードの製造
方法を提出し、この製造方法により遠場光束図案の中央
凹みの問題が改善される。
【0007】本発明の目的は、P型電極とN型電極の配
置方式及び発光面の形状を新たに設計することにより、
窒化ガリウム系発光ダイオードの遠場光束図案における
中央凹みの問題を改善させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒化ガリウム
系発光ダイオードの製造方法を提供し、その方法は、下
記の手順:基板とするサファイア結晶体の表面にN型Ga
N層を成長させる手順と、N型GaN層の上にP型GaN層を
成長させる手順と、P型 GaN層に台形形状のカバー層を
形成させる手順と、伝統的なエッチング技法で、台形形
状の発光面を保持するように、P型GaN層を通し、N型G
aN層までに到達するN型接触エリアを、結晶体の表面に
エッチングする手順と、フォト・エッチッグ技法と蒸着
技法で、P型GaN層に窓穴を有する透明導電層となる金
属層を形成する手順と、フォト・エッチッグ技法と蒸着
技法で、P型GaN層と透明導電層に窓穴を埋めるP型電
極となる金属層を形成する手順と、フォト・エッチッグ
技法と蒸着技法で、N型接触エリアの上にN型電極とな
る金属層を形成する手順と、フォト・エッチッグ技法と
蒸着技法で、P型電極とN型電極の上に溶接マットとな
る金属層を形成する手順とを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて、それぞ
れの実施の形態を詳しく説明するが、本発明は、これら
に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】実施例その一 本発明は、窒化ガリウム系発光ダイオードの遠場光束図
における中央凹みの問題を改善するために、ダイオード
の発光面の形状を台形に設計した。本発明の製造方法の
手順は以下の通りである。
【0011】1.サファイア結晶体である基板41の表
面に厚さ約2〜3μmのN型GaN層42を成長させる; 2.N型GaN層42の上に厚さ約0.1〜1μmのP型GaN層
43を成長させる; 3.P型GaN層43の上に台形形状のカバー層43aを形
成する;作り方として、まずP型GaN層43の表面全体
にNiまたはSiOなど材料である厚さ約200〜10,000オン
グストローム(Angstrom)のカバー膜を作り、その上に
フォト・レジスト層を塗布し、エッチング技法で、台形
形状の保護層を作り、台形形状の保護層でカバーされて
いない部分を除去し、更にフォト・レジストを除去する
ことにより、台形形状をしたカバー層43aを形成す
る。 4.台形形状のカバー層43aでカバーされていないP
型GaN層をエッチングで除去する;これは、N型GaN層4
2とP型GaN層43がカバーした結晶体の表面に、ICP−
RIE乾式エッチッグ技法で、P型GaN層43を通し、N型
GaN層42までに到達するN型接触エリア47を作る。通
常、エッチッグの深さは約2,000〜14,000オングストロ
ーム(Angstrom)となっている。 5.台形形状のカバー層43aを除去する; 6.第一金属層46を形成する;これは、フォト・エッ
チング技法と蒸着技法で、P型GaN層43の上に窓穴4
6aを有する透明導電層となる第一金属層46を形成す
る。この金属層は、厚さ約20〜300オングストローム(A
ngstrom)のNiCr薄い膜である。 7.第二金属層45を形成する;フォト・エッチング技
法と蒸着技法で、P型GaN層43と透明導電層46の上
に窓穴46aを埋めるP型電極となるNiCr/Au第二金属層
45を形成する。このうちのNiCrの通常厚さは約50〜2,
000オングストローム(Angstrom)、Auの通常厚さは約2
00〜2,000オングストローム(Angstrom)となってい
る。 8.第三金属層44を形成する;これは、フォト・エッ
チング技法と蒸着技法で、N型接触エリア47の上にN
型電極となるTi/Pt/Au第三金属層44を形成する。
その第三金属層44のうちのTiの通常厚さは約50〜1,00
0オングストローム(Angstrom)、Ptの通常厚さは50〜
1,000オングストローム(Angstrom)、Auの通常厚さは2
00〜2,000オングストローム(Angstrom)となってい
る。 9.第二溶接マット、第三溶接マットを形成する;これ
は、フォト・エッチング技法と蒸着技法で、P型電極で
ある第二金属層45の上にTi/Au金属層を含んでいる第
二溶接マット48aを作り、さらに、N型電極である第
三金属層44の上にTi/Au金属層を含んでいる第三溶接
マット48bを作る。これらの溶接マットにおけるTiの
通常厚さは約50〜10,000オングストローム(Angstro
m)、Auの通常厚さは200〜20,000オングストローム(An
gstrom)となっている。
【0012】上記の実施例により作られた窒化ガリウム
系発光ダイオードの平面図は図5と図6である。本発明
の製造方法で作られた窒化ガリウム系発光ダイオードを
測定した遠場光束の図案は、図7に示すように、中央の
凹む曲線は既に知らされている製造方法により作られた
窒化ガリウム系発光ダイオードに比べ、かなり改善され
ていることが明らかになった。
【0013】実施例その二 本発明のもう一つの実施例では、ダイオード発光面の形
状を台形に設計され、さらに本発明により造られた窒化
ガリウム系発光ダイオードは二軸対称(2 foldrotation
symmetry)の三角形状の溶接マットを取り付られてい
る。こうしたことによって、上記で述べた窒化ガリウム
系発光ダイオードの遠場光束図案における中央凹むの問
題が改善できるほか、覆晶(flip−Chip)技術分野に
も応用できる。この発明による窒化ガリウム系発光ダイ
オードの製造方法は以下の通りである。製造方法は図5
に示している実施例その一とほぼ同じである。ただし、
第二溶接マット48aと第三溶接マット48bの形状が二
軸対称の三角型に作られている。
【0014】その製造手順は、下記の通りである。 1.サファイア結晶体である基板41の表面に厚さ約2
〜3μmのN型GaN層42を成長させる; 2.N型GaN層42の上に厚さ約0.1〜1μmのP型GaN層
43を成長させる; 3.P型GaN層43の上に台形形状のカバー層43aを形
成する;作り方は、まずP型GaN層43の表面全体にNi
またはSiO2など材料である厚さ約200〜10,000オングス
トローム(Angstrom)の酸化膜を作り、その上にフォト
・レジストを塗布する;エッチング技法で、台形形状の
保護マスクを作る;フォト・レジスト保護マスクでカバ
ーされていない部分を除去し、更にフォト・レジスト保
護層を除去し、台形形状をしたカバー層43aを形成す
る。 4.台形形状のカバー層43aでカバーされていないP
型GaN層をエッチングで除去する;これは、ICP−RIE乾
式エッチッグ技法で、N型 GaN層とP型GaN層がカバーさ
れた結晶体の表面に、P型 GaN層43を通し、N型GaN層
42の結晶体内部までのエッチッグの深さは約2,000〜1
4,000オングストローム(Angstrom)であるN型接触エ
リア47を作る。 5.台形形状のカバー層43aを除去する; 6.第一金属層46を形成する;フォト・エッチング技
法と蒸着技法で、P型GaN層43の上に窓穴46aを有す
る透明導電層となる第一金属層46を形成する。この金
属層は、厚さ約20〜300オングストローム(Angstrom)
のNiCr薄い膜である。 7.第二金属層45を形成する;フォト・エッチング技
法と蒸着技法で、P型GaN層43と透明導電層46の上
に窓穴46aを埋めるP型電極となるNiCr/Au第二金属層
45を形成する。このうちのNiCrの通常厚さは約50〜2,
000オングストローム(Angstrom)、Auの通常厚さは約2
00〜2,000オングストローム(Angstrom)となってい
る。 8.第三金属層44を形成する;フォト・エッチング技
法と蒸着技法で、N型接触領域47の上にN型電極とな
るTi/Pt/Au第三金属層44を形成する。その第三金
属層44のうちのTiの通常厚さは約50〜1,000オングス
トローム(Angstrom)、Ptの通常厚さは50〜1,000オン
グストローム(Angstrom)、Auの通常厚さは200〜2,000
オングストローム(Angstrom)となっている。 9.二軸対称の三角形である第二溶接マット48aと第
三溶接マット48bを形成する;これは、フォト・エッ
チング技法と蒸着技法で、P型電極の第二金属層45の
上にTi/Au金属層を含んでいる第二溶接マット48aを
作る。さらに、N型電極の第三金属層44の上にもTi/
Au金属層を含んでいる第三溶接マット48bを作る。こ
の第二溶接マット48aと第三溶接マット48bは、二
軸対称の三角形であり、このうちTiの通常厚さは約50〜
10,000オングストローム(Angstrom)、Auの通常厚さは
200〜20,000オングストローム(Angstrom)となってい
る。
【0015】本窒化ガリウム系発光ダイオードの平面図
は図8である。本実施例に基づいて作られた窒化ガリウ
ム系発光ダイオードを測定した遠場光束図案は、図9で
示しているように、中央部の凹む部分が著しく改善され
ている。従って、本発明も、従来の窒化ガリウム系発光
ダイオード製造技術より優れたものである。
【0016】
【発明の効果】本発明である「窒化ガリウム系発光ダイ
オード製造方法」技術により製造した窒化ガリウム系発
光ダイオードは、その目的を達成し、予想された効果が
あり、特許の条件である新規性、創造性、産業上の利用
性に充分満足している。
【0017】上記の図面及び説明は、本発明において比
較的よい実施例を述べているに過ぎず、本発明の実施範
囲を限定するものではない。すなわち、本発明の特許請
求範囲の変更、修正は全て本発明の特許請求範囲内に属
するものと主張する。
【図面の簡単な説明】
【図1】既に知らされている窒化ガリウム系発光ダイオ
ードの断面図である。
【図2】既に知らされている対角型電極配置方式の窒化
ガリウム系発光ダイオードの平面図である。
【図3】図1と図2で示している窒化ガリウム系発光ダ
イオードの遠場光束図案のグラフである。
【図4】既に知らされている環状接触エリアを持つ窒化
ガリウム系発光ダイオードの平面図である。
【図5】本発明の窒化ガリウム系発光ダイオード製造方
法の概念図である。
【図6】実施例その一の台形発光面を持つ窒化ガリウム
系発光ダイオードの平面図である。
【図7】図5、図6に示している窒化ガリウム系発光ダ
イオードの遠場光束図案のグラフである。
【図8】本発明の台形発光面を持ち、二軸対称の三角形
溶接マットを有する窒化ガリウム系発光ダイオードの平
面図である。
【図9】図8に示している窒化ガリウム系発光ダイオー
ドの遠場光束図案のグラフである。
【符号の説明】
11 基板 12 N型窒化ガリウム(N−GaN)系のIII−V族化
合物の半導体 13 P型窒化ガリウム(P−GaN)系のIII−V族化
合物の半導体 14 N型電極(第一電極) 15 P型電極(第二電極) 16 透明導電層 17 N型接触エリア 17a N型環状接触電極 41 サファイア結晶体 42 N型GaN層 43 P型GaN層 43a 台形形状のカバー層 44 N型電極のTi/Pt/Au第三金属層 45 N型電極のNiCr/Au第二金属層 46 透明導電層 47 N型接触エリア 48a Ti/Au金属層の第二溶接マット 48b Ti/Au金属層の第三溶接マット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA05 CA40 CA74 CA84 CA85 CA88 CA92 CA93

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の手順:基板とするサファイア結晶
    体の表面にN型GaN層を成長させる手順と、 N型GaN層の上にP型GaN層を成長させる手順と、 P型 GaN層に台形形状のカバー層を形成させる手順と、 エッチング技法で、台形形状のカバー層がカバーされて
    いないP型GaN層を除去し、P型GaN層を通し、且つN型
    GaN層に到達するN型接触エリアを形成する手順と、 台形形状のカバー層を除去する手順と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、除去されないP
    型GaN層に窓穴を有する透明導電層となる第一金属層を
    作る手順と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、第一金属層の上
    に窓穴を埋めるP型電極となる第二金属層を作る手順
    と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、N型接触エリア
    にN型電極となる第三金属層を作る手順と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、P型電極の第二
    金属層に第二溶接マットとN型電極の第三金属層の上に
    第三溶接マットを形成する手順とからなる窒化ガリウム
    系発光ダイオードの製造方法。
  2. 【請求項2】 N型GaN層の厚さは約2〜3μmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系発光ダ
    イオードの製造方法。
  3. 【請求項3】 P型GaN層の厚さは約0.1〜1μmである
    ことを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系発光
    ダイオードの製造方法。
  4. 【請求項4】 カバー層の厚さは約200〜10,000オング
    ストローム(Angstrom)であることと、材質はNiまたは
    SiOその他適切な材料であることを特徴とする請求項
    1に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法。
  5. 【請求項5】 エッチング技法で、台形形状のカバー層
    がカバーされていないP型GaN層を除去する手順におい
    て、ICP−RIE乾式エッチング技術を利用すること
    と、エッチングの深さは約2,000〜14,000オングストロ
    ーム(Angstrom)であることを特徴とする請求項1に記
    載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法。
  6. 【請求項6】 第一金属層は厚みの約20-300オングスト
    ローム(Angstrom)のNiCr膜であることを特徴とす
    る請求項1に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 第二金属層はNiCr/Au層であり、その内N
    iCrの通常厚さは50〜2,000オングストローム(Angstro
    m)であり、Auの通常厚さは200〜2,000オングストロ
    ーム(Angstrom)であることを特徴とする請求項1に記
    載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法。
  8. 【請求項8】 第三金属層はTi/Pt/Au層であり、その
    うちのTiの通常厚さは約50〜1,000オングストローム(A
    ngstrom)、Ptの通常厚さは50〜1,000オングストローム
    (Angstrom)、Auの通常厚さは200〜2,000オングストロ
    ーム(Angstrom)であることを特徴とする請求項1に記
    載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法。
  9. 【請求項9】 第二溶接マットと第三溶接マットはTi/
    Au金属層であり、これらの溶接マットにおけるTiの通常
    厚さは約50〜10,000オングストローム(Angstrom)、Au
    の通常厚さは200〜20,000オングストローム(Angstro
    m)であることを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリ
    ウム系発光ダイオードの製造方法。
  10. 【請求項10】 下記の手順:基板とするサファイア結
    晶体の表面にN型GaN層を成長させる手順と、 N型GaN層の上にP型GaN層を成長させる手順と、 P型 GaN層に台形形状のカバー層を形成させる手順と、 エッチング技法で、台形形状のカバー層がカバーされて
    いないP型GaN層を除去し、P型GaN層を通し、且つN型
    GaN層に到達するN型接触エリアを形成する手順と、 台形形状のカバー層を除去する手順と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、除去されないP
    型GaN層に窓穴を有する透明導電層となる第一金属層を
    作る手順と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、第一金属層の上
    に窓穴を埋めるP型電極となる第二金属層を作る手順
    と、 フォト・エッチッグ技法と蒸着技法で、N型接触エリア
    にN型電極となる第三金属層を作る手順と、 二軸対称の三角形状の第二溶接マットと第三溶接マット
    を形成する手順;これは、フォト・エッチッグ技法と蒸
    着技法で、P型電極の第二金属層に第二溶接マットを形
    成し、N型電極の第三金属層の上に第三溶接マットを形
    成する手順とからなる窒化ガリウム系発光ダイオードの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 N型GaN層の厚さは約2〜3μmである
    ことを特徴とする請求項10に記載の窒化ガリウム系発
    光ダイオードの製造方法。
  12. 【請求項12】 P型GaN層の厚さは約0.1〜1μmであ
    ることを特徴とする請求項10に記載の窒化ガリウム系
    発光ダイオードの製造方法。
  13. 【請求項13】 カバー層の厚さは約200〜10,000オン
    グストローム(Angstrom)であることと、材質はNiまた
    はSiOその他適切な材料であることを特徴とする請求
    項10に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 エッチング技法で、台形形状のカバー
    層がカバーされていないP型GaN層を除去する手順にお
    いて、ICP−RIE乾式エッチング技術を利用するこ
    とと、エッチングの深さは約2000〜14,000オングスト
    ローム(Angstrom)であることを特徴とする請求項10
    に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方法。
  15. 【請求項15】 第一金属層は厚みの約20〜300オング
    ストローム(Angstrom)のNiCr膜であることを特徴
    とする請求項10に記載の窒化ガリウム系発光ダイオー
    ドの製造方法。
  16. 【請求項16】 第二金属層はNiCr/Au層であ
    り、その内NiCrの通常厚さは50〜2,000オングストロー
    ム(Angstrom)であり、Auの通常厚さは200〜2,000オ
    ングストローム(Angstrom)であることを特徴とする請
    求項10に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造
    方法。
  17. 【請求項17】 第三金属層はTi/Pt/Au層であり、
    そのうちのTiの通常厚さは約50〜1,000オングストロー
    ム(Angstrom)、Ptの通常厚さは50〜1,000オングスト
    ローム(Angstrom)、Auの通常厚さは200〜2,000オング
    ストローム(Angstrom)であることを特徴とする請求項
    10に記載の窒化ガリウム系発光ダイオードの製造方
    法。
  18. 【請求項18】 第二溶接マットと第三溶接マットはTi
    /Au金属層であり、これらの溶接マットにおけるTiの通
    常厚さは約50〜10,000オングストローム(Angstrom)、
    Auの通常厚さは200〜20,000オングストローム(Angstro
    m)であることを特徴とする請求項10に記載の窒化ガ
    リウム系発光ダイオードの製造方法。
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