JP2003068634A - 液晶マトリックス投影露光装置および液晶マトリックス投影露光方法 - Google Patents

液晶マトリックス投影露光装置および液晶マトリックス投影露光方法

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JP2003068634A JP2001295060A JP2001295060A JP2003068634A JP 2003068634 A JP2003068634 A JP 2003068634A JP 2001295060 A JP2001295060 A JP 2001295060A JP 2001295060 A JP2001295060 A JP 2001295060A JP 2003068634 A JP2003068634 A JP 2003068634A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶マトリックス投影露光において、液晶セル
の境界やセル中の不透過の部分に起因するパタンのくび
れや突起をなくし、平滑な外形のパタンが形成できるよ
うにする。また、液晶セルの大きさより小さい幅のパタ
ンや液晶セルピッチより小さいピッチのパタンを形成で
きるようにする。 【解決手段】液晶パネルに近接または密着させて、該液
晶パネルの液晶セルの透過領域を一部のみに限定する、
円形等の開口を有する開口制御板を挿入した状態で投影
露光する。一度に露光される部分が離散的またはわずか
にオーバーラップした点円状となるが、液晶パネルまた
は被露光基板をずらして重ね露光すると平滑な外形のパ
タンが形成できる。また、液晶セルの大きさより小さい
幅のパタンや液晶セルピッチより小さいピッチのパタン
を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する産業分野】本発明は半導体集積回路、光
エレクトロニクス素子、マイクロマシン部品等の微細パ
タンを半導体ウエハ等の被露光基板上に転写する装置お
よび方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路、光エレクトロニ
クス素子、マイクロマシン部品等の微細パタンを、半導
体ウエハ、金属基板、ガラス基板等の各種基板上に形成
するのに、投影露光装置および投影露光方法が多用され
ている。
【0003】図16は従来の投影露光装置の構成図であ
る。この従来の投影露光装置を用いて投影露光を行うに
は、合成石英、ガラス等の光透過基板上にクロム等の遮
光体で原図となるパタンを形成したレチクルや、シリコ
ンウエハ等の枠上に設けた各種薄膜や薄い金属板板等に
原図となるパタン形状の穴を開けたステンシルマスクを
原図基板83として用いる。
【0004】そして、前記原図基板83に光源と照明光
学系によって構成された照明装置3によって照明光4を
当て、投影レンズ、投影ミラー光学系、レンズとミラー
とを適宜組み合わせた光学系等の投影光学系5を用い
て、該原図基板83上のパタンを被露光基板6の上に投
影する。
【0005】該被露光基板6、たとえば半導体ウエハ、
金属基板、ガラス基板等の上には、予めレジスト等の感
光性材料7を塗布や吹き付け等により付加しておく。す
ると、前記原図基板83に当てた照明光線4により前記
感光性材料7が該原図基板83の透過部の形状に対応し
たパタン形状に感光する。
【0006】したがって、露光後、現像を行うと、前記
感光性材料7がポジ形かネガ形かに応じて感光部または
未感光部の感光性材料7が除去され、前記原図基板83
上のパタン形状が該被露光基板6上に転写される。
【0007】このように、従来の投影露光装置および投
影露光方法は、レチクルやステンシルマスク等の原図基
板83上のパタンを被露光基板6上の感光性材料に転写
する装置および方法であるので、まずは所望のパタンに
対応したパタンを有する原図基板83が必要不可欠であ
った。
【0008】原図基板83は、形成してある微細パタン
に少しでも間違いや欠陥があると、転写したパタンを使
用した製品の全てが不良品となってしまうことから、検
査、確認が重要であり、非常に高価である。パタンは形
状だけでなく、線幅や穴の大きさ、さらにはそれらの位
置等の各種精度も問題となるため、パタンが微細になる
ととくに高価となる。
【0009】一方、社会の消費傾向の多様化に伴い、製
品は多品種少量生産化する傾向にある。たとえば、半導
体集積回路製品では、特定用途向けICが伸びる一方、
極めて大量に同じ製品を生産する例はメモリ等極一部に
限られている。
【0010】そして、まだ汎用品が多数出回るに至って
いないマイクロマシンの部品等は、当初から半導体集積
回路製品と比べると桁違いに少量しか生産しないのが通
例である。
【0011】ところが、生産量の多少に拘らず、投影露
光を行う限りは元になるパタンを有する原図基板83を
必要とするので、少量生産品では原図基板83の価格が
製品価格に大きく影響するようになる。
【0012】また、原図基板83上のパタンの変更、修
正は特別な場合を除いてほとんど不可能に近く、製品
毎、パタンの変更毎に原図基板83を作り直す必要があ
る。
【0013】このため、最近になって、製品毎、パタン
の変更毎に従来の原図基板83を作り直すのではなく、
液晶パネルの各液晶セルを透過、遮光を制御するマトリ
ックススイッチとして利用して原図基板83の代替とな
し、透過部、遮光部を所定の配置で指定して投影露光を
行う、図17に示す液晶マトリックス投影露光装置およ
びそれを利用した露光方法の有用性がたとえば、第46
回応用物理学関係連合講演会講演予稿集742ページ
(1999)やJapanese Journal o
f Applied Physics Vol.38,
pp.324−329(2000)に開示されている。
【0014】上記の液晶マトリックス投影露光装置およ
び液晶マトリックス投影露光方法によれば、液晶パネル
1の各セルの透過、遮光をパタン指定部8からキーボー
ド操作等により容易に指定できる。9は液晶パネル1と
パタン指定部8とがケーブル等で連結されていることを
示す。
【0015】したがって、従来のレチクルやステンシル
マスク等固定のパタンを有する原図基板83は不要であ
る。
【0016】また、パタンの設計データをパーソナルコ
ンピュータ等によって、液晶パネル1の各セルへの制御
指令に自動的に変換することが容易にできるため、液晶
パネル1の各セルの透過、不透過の制御を自動的におこ
なうことも可能である。
【0017】なおかつ、パタンの設計データをパーソナ
ルコンピュータ等によって、液晶パネル1の各セルへの
制御指令に自動的に変換するようにすれば、該設計デー
タを用いてパタンの検査ができるので、間違いや欠陥を
大幅に削減することができ、パタンの変更や修正も極め
て容易にできる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示した開示された液晶マトリックス投影露光装置およ
び液晶マトリックス投影露光方法には、以下に示すよう
な問題があった。
【0019】図18は液晶パネル1の模式図である。図
18(a)に示すように、液晶パネル1の各液晶セル1
0の間に境界部84があり、該境界部84の部分はセル
部の透過、遮光の指定と関係なく、常に不透過となって
しまった。
【0020】また、単純マトリックス方式の液晶パネル
1の場合には、液晶セル10の中には障害物が存在しな
いが、アクティブマトリックス方式の液晶パネル1の場
合には、図18(b)に示すように、液晶セル10の中
に薄膜トランジスタ(TFT)19が形成されており、
該TFT19の部分が前記境界部84に加えて常に不透
過となってしまった。
【0021】図19は従来の液晶マトリックス投影露光
装置によって形成したパタン形状の説明図である。単純
マトリックス方式の液晶パネル1を用いる場合でも、遮
光液晶セル85の中に連続した透過液晶セル86を並べ
て線状の感光部を形成しようとしても、境界部84に対
応する部分の露光量が少ないので、転写パタンにくびれ
や突起ができてしまった。
【0022】たとえば、図19(a)に示すように、液
晶パネル1の斜線部を遮光液晶セル85、白枠部を透過
セル86に指定して投影露光を行うと、本来直線上のパ
タンが必要なのに、感光性材料7としてネガ形レジスト
を用いた場合には図19(b)に示すようなレジストパ
タン87となってしまい、転写パタンにくびれ88が生
じてしまった。また、感光性材料7としてポジ形レジス
トを用いた場合には図19(c)に示すようなレジスト
パタン89となってしまい、転写パタンに突起90がで
きてしまった。
【0023】なお、一般にはレジストパタン87および
レジストパタン89は液晶パネル1で液晶セルの透過
部、遮光部として指定したパタンに対して投影露光倍率
が掛かった大きさのパタンとなるが、対応が分かりにく
くなるため、図19ではレジストパタン87およびレジ
ストパタン89の線幅を液晶セルの大きさに合わせて描
いた。
【0024】アクティブマトリックス方式の液晶パネル
1の場合には、TFT19も障害物となるため、くびれ
や突起がさらに顕著となってしまった。
【0025】応答速度や透過、不透過のコントラスト比
等の観点から、最近の液晶パネル1の大半はTFT19
を用いている。TFT19は一般に液晶セル10中の角
部に配置されているので、それがあると、液晶セル10
の透過部の形状が長方形または正方形ではなくなり、連
続した透過部を作ろうとすると、前記境界部84の部分
とつながったさらに大きい不透過部が形成され、転写パ
タンのくびれ88や突起90がより一層劣悪になるとい
う課題があった。
【0026】このため、前記の液晶セル10間の境界部
84をなるべく細くしたり、前記TFT19の寸法をで
きる限り小さくすることにより、形成されるパタンのく
びれ88や突起90を極力抑える対処を行っていた。
【0027】しかしながら、境界部84もアクティブマ
トリックス方式の液晶パネル1におけるTFT19も必
要不可欠であり、完全になくすことはできず、また、極
力小さくするにしても限度があるため、形成されるパタ
ンのくびれ88や突起90を十分小さくすることが困難
であった。
【0028】従来の液晶マトリックス投影露光装置およ
び液晶マトリックス投影露光方法においては、転写でき
るパタンの最小寸法は大略一つの液晶セル10の大きさ
となる。したがって、微細なパタンを転写するには液晶
セル10大きさが小さい程好ましい。しかしながら、液
晶セル10の大きさを小さくしてもそれに比例して前記
境界部84やTFT19の大きさを小さくすることは困
難なので、液晶セル10の大きさが小さい程、くびれ8
8や突起90の問題が解決困難となっていた。
【0029】また、従来の液晶マトリックス投影露光装
置および液晶マトリックス投影露光方法においては、転
写できるパタンの単位寸法も大略一つの液晶セル10の
大きさとなるため、該液晶セル10の大きさの整数倍の
幅や大きさを持つパタンしか形成できなかった。したが
って、液晶セル10の大きさより小さい幅や大きさを有
するパタンを形成することもできなかった。
【0030】また、従来の液晶マトリックス投影露光装
置および液晶マトリックス投影露光方法においては、液
晶セル10の配置に従ってパタンが転写されるため、斜
め線パタンは非常に形成しにくかった。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、請求項1に示すように、パタン形状を透
過部または不透過部として指定する液晶パネルと、該液
晶パネルを照明する照明装置と、該液晶パネルで指定し
たパタンを被露光基板上に投影する投影光学系とを有す
る液晶マトリックス投影露光装置において、前記液晶パ
ネルに近接または密着させて、該液晶パネルの液晶セル
の透過領域を一部のみに限定する、円形状、長円形状ま
たは任意の直線および/または曲線で構成する円形、長
円形に類似した形状の開口を有する開口制御板を設けた
ことを特徴とする。
【0032】開口制御板の開口のx,y方向の径または
対辺長または対角長は、請求項2に示すように、x,y
各方向につき、液晶セルピッチの80%以上液晶セルピ
ッチ以下としても良く、請求項3に示すように、x,y
各方向につき、mを3以上の整数とする時、液晶セルピ
ッチの2/mまたはその−20%から+20%の範囲内
に設定しても良い。
【0033】また、請求項4に示すように、該開口制御
板を着脱するための待避・進入機構を付与し、従来の露
光と切り替えて使用することができるすればなお良く、
請求項5に示すように、開口制御板を該開口の形状およ
び/または寸法を異として複数設け、任意の開口制御板
を選択して択一着脱するための機構を有するようにすれ
ばさらに良い。
【0034】そして、パタンを転写するに当たっては、
請求項6に示すように、液晶パネル中の液晶セルの透過
領域を、円形状、長円形状または任意の直線および/ま
たは曲線で構成する円形、長円形に類似した形状で、
x,y方向の径または対辺長または対角長を、x,y各
方向につき、液晶セルピッチの80%以上液晶セルピッ
チ以下とした開口により限定し、該液晶パネル上にパタ
ン形状を透過部または遮光部として指定して該指定した
パタン形状に被露光基板を投影露光する第1の工程と、
第1の工程における該液晶パネルまたは被露光基板の位
置に対し、該液晶パネルの位置を液晶セルのx方向ピッ
チの1/2だけx方向に動かすか、または被露光基板の
位置を(x方向液晶セルピッチ)×(投影露光倍率)の
1/2だけx方向に動かし、前記液晶パネル上にパタン
形状を透過部または遮光部として指定し直し、該指定し
たパタン形状に被露光基板を投影露光する第2の工程
と、第1の工程における該液晶パネルまたは被露光基板
の位置に対し、該液晶パネルの位置を液晶セルのy方向
ピッチの1/2だけy方向に動かすか、または被露光基
板の位置を(y方向液晶セルピッチ)×(投影露光倍
率)の1/2だけy方向に動かし、前記液晶パネル上に
パタン形状を透過部または遮光部として指定し直し、該
指定したパタン形状に被露光基板を投影露光する第3の
工程と、第1の工程における該液晶パネルまたは被露光
基板の位置に対し、第1の工程における該液晶パネルま
たは被露光基板の位置に対し、該液晶パネルの位置をx
方向に液晶セルのx方向ピッチの1/2とy方向に液晶
セルのy方向ピッチの1/2だけ動かすか、または被露
光基板の位置をx方向に(x方向液晶セルピッチ)×
(投影露光倍率)の1/2、y方向に(x方向液晶セル
ピッチ)×(投影露光倍率)の1/2だけ動かし、前記
液晶パネル上にパタン形状を透過部または遮光部として
指定し直し、該指定したパタン形状に被露光基板を投影
露光する第4の工程とを含むようにする。
【0035】また、請求項7に示すように、液晶パネル
中の液晶セルの透過領域を、円形状、長円形状または任
意の直線および/または曲線で構成する円形、長円形に
類似した形状で、mを3以上の整数とする時、x,y方
向の開口の径または対辺長または対角長がそれぞれ液晶
セルピッチの2/mまたはその−20%から+20%の
範囲内に設定した開口により限定し、該液晶パネル上に
パタン形状を透過部または遮光部として指定して該指定
したパタン形状に被露光基板を投影露光する第1の工程
と、第1の工程における該液晶パネルまたは被露光基板
の位置に対し、nを0またはmより小さい任意の正の整
数とする時、該液晶パネルの位置を、第1の露光位置に
対して、x方向および/またはy方向に液晶セルピッチ
のn/m動かすか、または、被露光基板を(セルピッチ
のn/m)×(投影露光倍率)に相当する距離だけ動か
し、前記液晶パネル上にパタン形状を透過部または遮光
部として指定し直し、該指定したパタン形状に被露光基
板を投影露光する任意の工程とを含むようにする。
【0036】
【発明の実施の形態】このように、本発明の液晶マトリ
ックス投影露光装置および液晶マトリックス投影露光方
法は、開口制御板を用いて従来の液晶セルの中に、パタ
ンを連結して形成するのに適した形状、寸法を有する、
小さい透過部を設定することを課題を解決するための実
施形態としている。発想を変えて、従来よりセル内の不
透過部を増やす点に特徴がある。
【0037】また、液晶セルの開口を制限するのと同時
に、多重露光してパタンを形成し、これにより、突起や
くびれのほとんど無い滑らかな転写パタンを形成すると
ともに、液晶セルの大きさよりも微細なパタンや液晶セ
ルピッチより小さいピッチのパタンを形成できるように
する。また、従来の液晶マトリックス投影露光装置およ
び液晶マトリックス投影露光方法では形成しにくかった
斜め線パタンも形成可能とする。
【0038】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。図1および図2は本発明の液晶マトリックス投影
露光装置の構成図である。第46回応用物理学関係連合
講演会講演予稿集742ページ(1999)やJapa
nese Journal of Applied P
hysics Vol.38,pp.324−329
(2000)に開示された従来の装置との最大の相違点
は、図1に示すように液晶パネル1の射出面に密着また
は近接させるか、図2に示すように液晶パネル1の入射
面に密着または近接させ、各液晶セルの位置に対応させ
て、セルの一部のみを所定の形状の透過部として残すた
めの開口制御板2を設けた点である。
【0039】液晶パネル1を光源と照明光学系とからな
る照明装置3によって照明し、照明光4によって液晶パ
ネル1上のパタン形状を投影光学系5を介して被露光基
板6上に投影し、該被露光基板6上に付した感光性材料
7を液晶パネル1に指定した透過部のパタンに開口制御
板2の開口形状を重ねた形に感光させる。
【0040】8は液晶パネル1上にパタン形状を指定す
るためのパタン指定部である。パタンデータをパタン形
状として表示するディスプレイ、指示を与えるためのキ
ーボード、パタンデータを処理したり、記憶したり、検
査するコンピュータ等で構成する。液晶パネル1とパタ
ン指定部8とを結ぶ線9は両者がケーブル等で結合され
ていることを意味する。
【0041】液晶パネル1の液晶セル配置と開口制御板
2の開口配置の例を図3に示す。縦横で転写パタンので
き方をほぼ同じにするためには、液晶パネル1上の液晶
セルピッチがx方向とy方向で等しく液晶セル10が正
方形であることが好ましい。そこで、図3(a)には液
晶セルピッチがx方向とy方向で等しく液晶セル10が
正方形であるの場合の液晶パネル1の液晶セル配置例を
示した。これに対し、図3(b)が適合する開口制御板
2の例である。照明光線が不透過の基板11に直径が液
晶セルピッチの80%以上液晶セルピッチ以下の円形開
口12を設けてある。
【0042】図4は図3に示した開口制御板2の円形開
口12と液晶セル10との相対位置関係を詳細に示した
図であり、図中の10は正方形をした任意の液晶セル、
13、14、15、16は液晶セル10に隣接する正方
形の液晶セル、一点鎖線17、18は任意の液晶セル1
0と隣接する液晶セル13、14、15、16との境界
部の中心線である。円形開口12は図4(a)に示すよ
うに液晶セル10をはみ出しても良く、図4(b)に示
すように液晶セル10の中に収めても良い。
【0043】液晶セル10内にTFT19が存在する場
合には、図4(c)に示すように、できるだけ円形開口
12が該TFT19と重畳しないようにする。必ずしも
円形開口12の中心が液晶セル10の中心と一致する必
要はない。
【0044】図5は液晶セルピッチがx方向とy方向で
等しく液晶セル10が正方形である開口制御板2の円形
以外の開口形状の例を示す。図5(a)は円に類似の任
意曲線による開口20、図5(b)は正方形の四隅に面
取りを付した開口21、図4(c)は多角形状の開口2
2の例である。また、図5(d)、図5(e)、図5
(f)は多角形の開口の角に任意の丸みを設けた開口2
3、24、25の例である。
【0045】なお、多角形の開口または多角形の角に丸
みを持たせた開口の場合の角の数は任意で良い。
【0046】また、丸みを持たせるための曲線は必ずし
も円弧である必要はなく任意で良い。そして、辺と角の
丸みを形成する曲線とは交わっても接しても良い。
【0047】開口制御板2は照明光線が不透過の薄板ま
たは薄膜に穴状の開口を形成しても良く、照明光4を透
過するガラスや石英等の透過基板上に遮光膜を付け、該
遮光膜を開口の形状に除去しても良い。
【0048】図3、図4、図5に示したような開口を有
する開口制御板2を入れた状態で、パタン指定部8から
液晶パネル1の各液晶セルの透過、遮光を指定し、照明
装置3からの照明光4によって液晶パネル1を照明して
投影光学系5を介して液晶セル10の透過、不透過で指
定されるパタン形状を被露光基板6上に投影し、該被露
光基板6上に付した感光性材料7を感光させる。
【0049】図6は、本発明の液晶マトリックス投影露
光方法を説明する図であり、液晶パネル1上の透過およ
び遮光の指定と被露光基板6上の転写パタンとの関係を
例示している。たとえば、図6(a)に示すように、斜
線を施した部分を遮光液晶セル26とし、27を開口制
御板2で透過領域を制限した透過液晶セルとして第1の
露光を行う。液晶マトリックスの規模は任意であり、x
軸、y軸を図のように取って、y軸およびx軸から図示
の液晶マトリックス迄の距離をそれぞれa、bとする。
【0050】被露光基板6上に付した感光性材料7は、
図6(b)に示すように、点状または隣合う透過液晶セ
ル27どうしによる露光部がわずかに重なる程度に感光
する。28が感光性材料7の露光部である。露光部の重
なり方、離れ方は、開口制御板2の開口の大きさ、形状
や露光量、感光性材料7の種類、厚さ等に依存する。
【0051】なお、一般には感光性材料7の露光部28
は開口制御板2で透過領域を制限した透過液晶セル27
に対して投影露光倍率が掛かった大きさとなるが、対応
が分かりにくくなるため、図6(b)では感光性材料7
の露光部28の大きさを開口制御板2で透過領域を制限
した透過液晶セル27の大きさに合わせて描いた。
【0052】次に、液晶パネル1を液晶セルピッチpの
1/2動かすか、または、被露光基板6を(液晶セルピ
ッチpの1/2)×(投影露光倍率)に相当する距離だ
け動かし、液晶パネル1の液晶セルの透過、遮光を設定
し直して第2の露光を行う。たとえば、図6(c)に示
すように、液晶パネル1をy方向に液晶セルピッチpの
1/2動かし、斜線を施した部分を遮光液晶セル29と
し、30を開口制御板2で透過領域を制限した透過液晶
セルとして第2の露光を行う。この結果、図6(d)の
31が第2の露光による感光性材料7の露光部となる。
重ねて描いた28が前記第1の露光により露光された部
分である。
【0053】次に、液晶パネル1を第1の露光の場合の
位置に対して前記の第2の露光の場合と直交する方向
に、液晶セルピッチpの1/2動かすか、または、被露
光基板6を(液晶セルピッチpの1/2)×(投影露光
倍率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネル1の液晶
セルの透過、遮光を設定し直して第3の露光を行う。た
とえば、図5(e)に示すように、液晶パネル1を今度
はx方向に液晶セルピッチpの1/2動かし、斜線を施
した部分を遮光液晶セル32とし、33を開口制御板2
で透過領域を制限した透過液晶セルとして第3の露光を
行う。この結果、図6(f)の34が第3の露光による
感光性材料7の露光部となる。重ねて描いた35は前記
第1の露光および第2の露光より露光された部分であ
る。
【0054】さらに、液晶パネル1を第1の露光の場合
の位置に対して、前記第2の露光の際に動かした方向お
よび第3の露光の際に動かした方向の双方に、液晶セル
ピッチpの1/2動かすか、または、被露光基板6を
(液晶セルピッチpの1/2)×(投影露光倍率)に相
当する距離だけ動かし、液晶パネル1の液晶セルの透
過、不透過を設定し直して第4の露光を行う。たとえ
ば、図5(g)に示すように、液晶パネル1を今度はx
方向およびy方向にそれぞれ液晶セルピッチpの1/2
ずつ動かし、斜線を施した部分を遮光液晶セル36と
し、37を開口制御板2で透過領域を制限した透過液晶
セルとして第4の露光を行う。この結果、図6(h)の
38が第4の露光による感光性材料7の露光部となる。
重ねて描いた39は前記第1の露光、第2の露光および
第3の露光により露光された部分である。
【0055】上記のように第1の露光、第2の露光、第
3の露光、第4の露光を行うと、感光性材料7は、露光
領域が重なる場所では複数回露光される。
【0056】露光を行う際に、液晶パネル1または被露
光基板6を所定の距離動かすには、図示してないが、そ
れぞれが搭載されているステージを移動させれば良い。
【0057】ところで、パタンを投影露光する場合、投
影光学系5によって被露光基板6上に形成されるパタン
の光像は、液晶パネル1上の元々のパタンに対して強度
分布の広がりを持って形成される。
【0058】そして、パタン光像の強度分布の広がり方
は主として投影光学系5の開口数、収差等の光学特性や
液晶パネル1を照明する照明光4のコヒーレンス係数等
の照明条件等によって決まる。
【0059】この結果、露光後に現像した時に得られる
感光性材料7のパタン寸法は常に一定ということにはな
らず、被露光基板6上に形成されるパタン光像の強度分
布の広がりと露光量に応じて変動する。
【0060】したがって、第1の露光から第4の露光迄
の4回の露光それぞれによって点状に露光された感光性
材料7のパタンの形状、寸法は各場所毎に受けた合計露
光量により変動し、4回の露光によって2回以上露光さ
れた部分とそれらの周辺は、露光量が1回だけ露光され
た場所より遠く迄露光の影響が及ぶ。
【0061】このため、点状の感光箇所を一部を重ねて
図6のように第1の露光から第4の露光迄の4回の露光
を行い、開口制御板2の開口の大きさに応じた露光量を
選択すれば、露光領域の谷間となるパタン同士のつなぎ
部分は露光が重なるため、それぞれの露光による光強度
分布の重畳によって、1回だけ露光される場所の光強度
と同程度にすることができる。すなわち、点状の露光箇
所をその一部を重ねて連ねることにより、図7に示すよ
うにその包絡線に類似したほぼ滑らかに連続した転写パ
タン40を形成することができる。
【0062】この際、円形の微細露光領域をどの位重ね
て露光を繰り返せばパタン40が滑らかに連続して形成
されるかが問題となるが、おおむね円形の半径ないしは
半径の1.2倍より短い間隔で露光すればほぼ滑らかな
パタンとなる。したがって、上記の第1の露光から第4
の露光迄の4回の露光における露光距離間隔が最低限度
の適正間隔である。より短い間隔で露光を行っても、接
続状況の滑らかさがあまり改善されない一方で、露光回
数が増加するため、合計所要時間が長くなつてしまう。
一方、より長い距離間隔で露光すると、パタンの接続痕
が出やすくなる。
【0063】第1の露光と第4の露光とが重なる部分
は、円形の微細露光領域間の距離がx方向、y方向に露
光を重ねる場合より大きくなるため、x方向、y方向の
パタンと比べると若干凹凸が残るものの、斜めのパタン
がほぼ滑らかに形成される。従来のように、液晶パネル
1で透過部を斜め方向に指定すると、四角形の露光部の
角同士が連なることになり、パタン間に隙間ができてつ
ながらなかったり、御幣状のパタンになったりしたが、
それと比較すると、改善は顕著である。
【0064】なお、第1の露光から第4の露光迄の4回
の露光の露光順序は任意であり、必ずしも図5に示した
順序とする必要はない。
【0065】また、液晶パネル1または被露光基板6を
図5では+xまたは+y方向に動かしたが、−xまたは
−y方向に動かしても良い。
【0066】被露光基板6上に多数の同じパタンを転写
する場合には、第1の露光から第4の露光迄の4回の露
光を順次繰り返しても良いが、第1の露光だけ必要な回
数をそれぞれの場所に行った後、液晶パネル1上のパタ
ンを変更して第2の露光を行い、次にまた液晶パネル1
上のパタンを変更して第3の露光を行い、最後にまた液
晶パネル1上のパタンを変更して第4の露光を行うとい
うように、液晶パネル1上のパタンが同じになる露光を
連続して行っても良い。液晶パネル1上のパタンの変更
回数が減るため、パタンの転写に要する時間を短縮する
ことができる。
【0067】ほぼ滑らかに連続したパタンが形成できる
のは、開口制御板2の開口形状が図5に示した形状であ
ることと密接に関係しており、従来のように縦横方向の
辺を有する正方形や長方形セルのままで複数回の露光を
行って一部を重ねるようにしてもうまくは行かない。
【0068】図8は従来のように正方形を有するセルの
ままで複数回の露光を行って一部を重ねるようにした例
である。図8(a)に示すように、斜線を施した部分を
遮光液晶セル41とし、42を透過液晶セルとして第1
の露光を行う。被露光基板6上に付した感光性材料7
は、図8(b)に示すように、点状または隣合う透過液
晶セル42どうしによる露光部がわずかに重なる程度に
感光する。43が感光性材料7の露光部である。
【0069】なお、一般には感光性材料7の露光部43
は透過液晶セル42に対して投影露光倍率が掛かった大
きさとなるが、対応が分かりにくくなるため、図8
(b)では感光性材料7の露光部43の大きさを透過液
晶セル42の大きさに合わせて描いた。
【0070】次に、本発明と同様に液晶パネル1を液晶
セルピッチpの1/2動かすか、または、被露光基板6
を(液晶セルピッチpの1/2)×(投影露光倍率)に
相当する距離だけ動かし、液晶パネル1の液晶セルの透
過、不透過を設定し直して第2の露光を行う。たとえ
ば、図8(c)に示すように、液晶パネル1をy方向に
液晶セルピッチpの1/2動かし、斜線を施した部分を
遮光液晶セル44とし、45を透過液晶セルとして第2
の露光を行う。この結果、図8(d)の46が第2の露
光による感光性材料7の露光部となる。重ねて描いた4
3が前記第1の露光により露光された部分である。
【0071】しかし、このように開口制御板2が付いて
いない状態では、液晶セル幅いっぱいに2回の露光が重
なるため、被露光基板6の透過液晶セル45に相当する
場所の外側に光強度分布が広がる部分ができてしまう。
したがって、感光性材料6がポジ形の場合には、図9
(a)に示すように現像後のレジストパタン47に凹み
48ができ、ネガ形の場合には、現像後のレジストパタ
ン49に突起50ができてしまう。
【0072】開口制御板2の開口の大きさはさらに小さ
くても良く、mを3より大きい整数とする時、円形状、
長円形状または任意の直線および/または曲線で構成す
る円形、長円形に類似した形状で、x,y方向の開口の
径または対辺長または対角長がそれぞれ液晶セルピッチ
の2/mまたはその−20%から+20%の範囲内に設
定しても良い。
【0073】図10にm=3の場合の実施例を示す。図
は複数回の露光により感光性材料7が順次露光される状
況を示している。開口の形状は図5と同様で良い。
【0074】この実施例においては、まず、開口の大き
さを、開口制御板2の開口のx,y方向の径または対辺
長または対角長を液晶セルピッチpの2/3またはその
−20%から+20%の範囲内に設定し、液晶パネル1
の液晶セルの透過、遮光を設定して第1の露光により、
図10(a)に示すように、液晶セルピッチpに相当す
る間隔で点状に露光する。
【0075】51が被露光基板6上の感光性材料7の露
光部である。露光部51は、開口制御板2の開口の大き
さに投影露光倍率が掛かった大きさとなる。
【0076】次に、液晶パネル1をx方向またはy方向
に液晶セルピッチpの1/3動かすか、または、被露光
基板6を(液晶セルピッチpの1/3)×(投影露光倍
率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネル1の液晶セ
ルの透過、遮光を設定し直して、図10(b)に示すよ
うに、第2の露光を行う。52が第2の露光による露光
部である。ここでは一例として液晶パネル1をy方向に
動かす場合を示した。
【0077】さらに、液晶パネル1を第1の露光を行っ
た位置に対してy方向に液晶セルピッチの2/3動かす
か、被露光基板6をy方向に(液晶セルピッチの2/
3)×(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液
晶パネル1のセルの透過、遮光を設定し直して第3の露
光を行う。図10(c)の53は第3の露光による露光
部、54は第1の露光と第2の露光による露光部であ
る。
【0078】次に、液晶パネル1を第1の露光を行った
位置に対してx方向に液晶セルピッチの1/3動かす
か、被露光基板6をx方向に(液晶セルピッチの1/
3)×(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液
晶パネル1のセルの透過、遮光を設定し直して第4の露
光を行う。図10(d)の55は第4の露光による露光
部、56は第1の露光からと第3の露光までのいずれか
の露光による露光部である。
【0079】さらに、液晶パネル1を第1の露光を行っ
た位置に対してx方向に液晶セルピッチの2/3動かす
か、被露光基板6をx方向に(液晶セルピッチの2/
3)×(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液
晶パネル1のセルの透過、遮光を設定し直して第5の露
光を行う。図10(e)の57は第5の露光による露光
部、58は第1の露光からと第4の露光までのいずれか
の露光による露光部である。
【0080】次に、液晶パネル1を第1の露光を行った
位置に対してx方向に液晶セルピッチの1/3、y方向
に液晶セルピッチの2/3動かすか、被露光基板6をx
方向に(液晶セルピッチの1/3)×(投影露光倍
率)、y方向に(液晶セルピッチの2/3)×(投影露
光倍率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネル1のセ
ルの透過、遮光を設定し直して第6の露光を行う。図1
0(f)の59は第6の露光による露光部、60は第1
の露光からと第5の露光までのいずれかの露光による露
光部である。
【0081】さらに、液晶パネル1を第1の露光を行っ
た位置に対してx方向に液晶セルピッチの2/3、y方
向に液晶セルピッチの1/3動かすか、被露光基板6を
x方向に(液晶セルピッチの2/3)×(投影露光倍
率)、y方向に(液晶セルピッチの1/3)×(投影露
光倍率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネル1のセ
ルの透過、遮光を設定し直して第7の露光を行う。図1
0(g)の61は第7の露光による露光部、62は第1
の露光からと第6の露光までのいずれかの露光による露
光部である。
【0082】図8には以上に示した第7の露光迄しか示
していないが、必要に応じて、液晶パネル1を第1の露
光を行った位置に対してx方向に液晶セルピッチの1/
3、y方向に液晶セルピッチの1/3動かすか、被露光
基板6をx方向に(液晶セルピッチの1/3)×(投影
露光倍率)、y方向に(液晶セルピッチの1/3)×
(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネ
ル1のセルの透過、遮光を設定し直して第8の露光を行
う。
【0083】また、必要に応じて、液晶パネル1を第1
の露光を行った位置に対してx方向に液晶セルピッチの
2/3、y方向に液晶セルピッチの2/3動かすか、被
露光基板6をx方向に(液晶セルピッチの2/3)×
(投影露光倍率)、y方向に(液晶セルピッチの2/
3)×(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液
晶パネル1のセルの透過、遮光を設定し直して第9の露
光を行う。
【0084】第8の露光、第9の露光に限らず、各露光
は所望するパタンの形状に応じて省略しても良い。
【0085】なお、複数回行う露光の露光順序は任意で
あり、必ずしも図10に示した順序とする必要はない。
【0086】また、液晶パネル1または被露光基板6を
図8では+xまたは+y方向に動かしたが、−xまたは
−y方向に動かしても良い。
【0087】これらの複数回の露光によって、開口制御
板2の開口の大きさに応じた露光量を選択すれば、図5
の場合と同様、露光領域の谷間となるパタン同士のつな
ぎ部分は露光が重なるため、それぞれの露光による光強
度分布の広がりの重畳によって、1回だけ露光される場
所の光強度と同程度にすることができる。すなわち、点
状の露光箇所をその一部を重ねて連ねることにより、図
11に示すようにその包絡線に類似したほぼ滑らかに連
続したパタン63を形成することができる。
【0088】m≧4の場合には、nを0またはmより小
さい正の整数とする時、第1の露光位置に対して、xお
よび/またはy方向に液晶セルピッチpのn/m動かす
か、または、被露光基板6を(セルピッチのn/m)×
(投影露光倍率)に相当する距離だけ動かし、液晶パネ
ル1のセルの透過、遮光を設定し直して、次々に露光を
行う。
【0089】上記の複数の露光は任意の順序で行って良
い。
【0090】このように露光すると、先の図6および図
10に示したのと同様に、被露光基板6上の感光性材料
7は、複数回の露光で点状に露光した部分の全部を包絡
した形に露光される。
【0091】そのため、現像後形成される感光性材料6
のパタンは、露光部分のつなぎ目に相当する凹凸が平滑
化された滑らかな外形形状となる。
【0092】図6、図10の場合を含め、パタン側壁の
平滑化のされ具合は、開口制御板2の開口の形状、寸法
のほか、感光性材料7の種類や厚さ、投影光学系5の開
口数、照明光4の露光波長やコヒーレンス度等により異
なるが、露光量を選べば、円や多角形等がつながって露
光されたとは思えない滑らかさとなる。
【0093】また、露光量が最適でない条件でも、従来
の投影露光装置および方法において液晶セル全体を単位
として転写パタンをつなぎ合わせる場合と比較すると、
液晶セル境界やTFTに対応する部分に起因するパタン
の劣化かないため、格段に滑らかな外形形状を有するパ
タンを得ることができる。
【0094】なお、開口制御板2の開口の径またはx,
y方向の対辺長または対角長を、mを3以上の整数とす
る時、液晶セルピッチの2/mまたはその−20%から
+20%の範囲内に設定すれば、(液晶セルピッチpの
約2/m前後)×(投影露光倍率)という従来の約2/
mの微細パタンを形成することができる。
【0095】また、(液晶セルピッチpの約2/m前
後)×(投影露光倍率)のパタンを(液晶セルピッチp
の約1/m)ずつ液晶パネル1を動かして露光するか、
(液晶セルピッチpの約1/m)×(投影露光倍率)ず
つ被露光基板6を動かして露光することにより、従来転
写できたパタンの2/mの微細ピッチのパタンを形成す
ることができる。
【0096】図12は一例として、m=3の場合に、図
10に示した方法によって、従来の2/3の線幅で2/
3のピッチのパタンが形成できる例を示す。図12
(a)は露光場所の重なりを表しており、64が開口制
御板2の開口1個に相当する露光場所である。また、図
12(b)は現像後得られる感光性材料7のパタン形状
である。図は感光性材料7としてポジ形レジストを使用
した場合を示しており、65がレジスト、66が現像後
レジストが除去されてできたパタンである。
【0097】なお、以上の説明では液晶セルピッチがx
方向とy方向とで等しいとして説明した。しかし、必ず
しも液晶セルピッチがx方向とy方向とで等しくなくて
も本発明が有効なことは明らかである。
【0098】たとえば縦長の液晶セルを有し、y方向の
液晶セルピッチがx方向の液晶セルピッチより長い場合
には、開口制御板2の開口の形状を図13に例示するよ
うな形状とすれば良い。図13(a)は任意曲線からな
る長円形の開口67、図13(b)、図13(c)は多
角形状の開口68、69、図13(d)、図13
(e)、図13(f)は多角形の角を丸めた形状70、
71、72である。開口の大きさや露光時に液晶パネル
1や被露光基板6を動かす距離はx方向、y方向別々に
それぞれの方向の液晶セルピッチを基準にして決めれば
良い。
【0099】ところで、本発明により上記のように複数
回の露光を重ね合わせることによってパタンを形成する
と、露光回数に応じてパタン形成に要する時間が長くな
ってしまう。したがって、必要に応じて適切な大きさの
開口を有する開口制御板2を取り付けられるように構成
しておけば、より便利である。
【0100】図14は開口制御板2を着脱するための待
避・進入機構を設けた本発明の液晶マトリックス投影露
光装置である。案内機構73上を開口制御板2を載せた
キャリッジ74が動く構造になっており、図に実線で示
した待避位置にある開口制御板2を二点鎖線で示した使
用位置75に搬入する。
【0101】転写されるパタンに多少の凹みや突起があ
っても良い場合には開口制御板2を待避させ、滑らかな
パタンが必要な時に開口制御板2を装着する。
【0102】開口制御板2を着脱するための待避・進入
機構は任意で良く、後述の図15に示すように回転アー
ムを利用した待避・進入機構を設けたり、伸縮するアー
ムを使用したりしても良い。
【0103】図15は複数の開口制御板を交換可能とし
た液晶マトリックス投影露光装置である。開口制御板ス
トッカー76に複数の開口制御板を用意しておく。図に
は77、78、79で示す3枚の開口制御板を描いた
が、ストックする枚数は任意である。
【0104】回転支柱80に開口制御板を保持して回転
および上下する回転アーム81がついており、必要とす
る開口制御板を選択して液晶パネル1に装着する。
【0105】この場合も開口制御板を着脱するための待
避・進入機構は任意で良く、図14に示したように案内
機構上を開口制御板77、78、79を載せたキャリッ
ジが動くようにしたり、伸縮するアームを利用したりし
ても良い。なお、二点鎖線で示した82は開口制御板の
使用位置を示している。
【0106】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の液晶マ
トリックス投影露光装置および液晶マトリックス投影露
光方法によれば、液晶セル間に露光光線が不透過となる
境界部が存在しても、また、液晶セル内に露光光線が不
透過となるTFTが設けられていても、接続したことが
目立たない滑らかな外形形状のパタンを転写形成するこ
とができる。
【0107】また、斜め線パタンも従来よりはるかに滑
らかに転写形成することができる。
【0108】さらに、開口制御板の開口の大きさを小さ
くすることにより、仕様する液晶パネルの液晶セルの大
きさや液晶セルピッチが同じでも、従来より微細なパタ
ンや従来よりパタンピッチの小さいパタンを転写するこ
とができる。従来よりパタンピッチの小さいパタンを転
写することができる。
【0109】なお、開口制御板の開口の大きさを小さく
することにより、複数回の露光が必要となるが、液晶セ
ルピッチの整数分の1の距離間隔で露光するため、露光
回数の増加は必要最低限度の回数となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶マトリックス投影露光装置の構成
図である。
【図2】本発明の液晶マトリックス投影露光装置の別の
構成図である。
【図3】液晶パネルのセル配置と開口制御板の開口との
関係である。
【図4】液晶セルと開口制御板の開口との位置関係の詳
細図である。
【図5】正方形液晶セルに対する開口制御板の開口形状
の例である。
【図6】本発明の液晶マトリックス投影露光方法の説明
図である。
【図7】図6に示した本発明の方法により転写されるパ
タン形状である。
【図8】開口制御板を用いずに接続露光を行った時の露
光状況である。
【図9】開口制御板を用いずに接続露光を行った時の転
写パタン形状である。
【図10】本発明の別の液晶マトリックス投影露光方法
の説明図である。
【図11】図10示した本発明の方法により転写される
パタン形状である。
【図12】微細幅、微細ピッチのパタンが形成できる例
の説明図である。
【図13】x方向、y方向で液晶セルピッチが異なる液
晶セルに対する開口制御板の開口形状の例である。
【図14】開口制御板を着脱するための待避・進入機構
を設けた本発明の液晶マトリックス投影露光装置の構成
図である。
【図15】複数の開口制御板を交換可能とした本発明の
液晶マトリックス投影露光装置の構成図である。
【図16】従来の原図基板を用いる投影露光装置の構成
図である。
【図17】従来の液晶マトリックス投影露光装置の構成
図である。
【図18】液晶パネル1の模式図である。
【図19】従来の液晶マトリックス投影露光装置によっ
て形成したパタン形状の説明図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 開口制御板 3 照明装置 4 照明光 5 投影光学系 6 被露光基板 7 感光性材料 8 パタン指定部 10 液晶セル 20、21、22、23、24、25 開口の形状例 26 29、32、36 遮光液晶セル 27、30、33、37 透過液晶セル 28、31、34、35、38、39 露光部 40 転写パタン 73 案内機構 74 キャリッジ 76 開口制御板ストッカー 80 回転支柱 81 回転アーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パタン形状を透過部または不透過部として
    指定する液晶パネルと、該液晶パネルを照明する照明装
    置と、該液晶パネルで指定したパタンを被露光基板上に
    投影する投影光学系とを有する液晶マトリックス投影露
    光装置において、前記液晶パネルに近接または密着させ
    て、該液晶パネルの液晶セルの透過領域を一部のみに限
    定する、円形状、長円形状または任意の直線および/ま
    たは曲線で構成する円形、長円形に類似した形状の開口
    を有する開口制御板を設けたことを特徴とする液晶マト
    リックス投影露光装置
  2. 【請求項2】請求項1に示す液晶マトリックス投影露光
    装置において、開口のx,y方向の径または対辺長また
    は対角長を、x,y各方向につき、液晶セルピッチの8
    0%以上液晶セルピッチ以下とした開口制御板を有する
    ことを特徴とする液晶マトリックス投影露光装置
  3. 【請求項3】請求項1に示す液晶マトリックス投影露光
    装置において、mを3以上の整数とする時、開口のx,
    y方向の径または対辺長または対角長を、x,y各方向
    につき、液晶セルピッチの2/mまたはその−20%か
    ら+20%の範囲内に設定した開口制御板を有すること
    を特徴とする液晶マトリックス投影露光装置
  4. 【請求項4】パタン形状を透過部または不透過部として
    指定する液晶パネルと、該液晶パネルを照明する照明装
    置と、該液晶パネルで指定したパタンを被露光基板上に
    投影する投影光学系とを有する液晶マトリックス投影露
    光装置において、前記液晶パネルに近接または密着させ
    て、円形状、長円形状または任意の直線および/または
    曲線で構成する円形、長円形に類似した形状の開口を有
    する開口制御板を設け、該開口制御板を着脱するための
    待避・進入機構を有することを特徴とする液晶マトリッ
    クス投影露光装置
  5. 【請求項5】パタン形状を透過部または不透過部として
    指定する液晶パネルと、該液晶パネルを照明する照明装
    置と、該液晶パネルで指定したパタンを被露光基板上に
    投影する投影光学系とを有する液晶マトリックス投影露
    光装置において、前記液晶パネルに近接または密着させ
    て、該液晶パネルの液晶セルの透過領域を一部のみに限
    定する、円形状、長円形状または任意の直線および/ま
    たは曲線で構成する円形、長円形に類似した形状の開口
    を有する開口制御板を該開口の形状および/または寸法
    を異として複数設け、任意の開口制御板を選択して択一
    着脱するための機構を有することを特徴とする液晶マト
    リックス投影露光装置
  6. 【請求項6】液晶パネル中の液晶セルの透過領域を、円
    形状、長円形状または任意の直線および/または曲線で
    構成する円形、長円形に類似した形状で、x,y方向の
    径または対辺長または対角長を、x,y各方向につき、
    液晶セルピッチの80%以上液晶セルピッチ以下とした
    開口により限定し、該液晶パネル上にパタン形状を透過
    部または遮光部として指定して該指定したパタン形状に
    被露光基板を投影露光する第1の工程と、第1の工程に
    おける該液晶パネルまたは被露光基板の位置に対し、該
    液晶パネルの位置を液晶セルのx方向ピッチの1/2だ
    けx方向に動かすか、または被露光基板の位置を(x方
    向液晶セルピッチ)×(投影露光倍率)の1/2だけx
    方向に動かし、前記液晶パネル上にパタン形状を透過部
    または遮光部として指定し直し、該指定したパタン形状
    に被露光基板を投影露光する第2の工程と、第1の工程
    における該液晶パネルまたは被露光基板の位置に対し、
    該液晶パネルの位置を液晶セルのy方向ピッチの1/2
    だけy方向に動かすか、または被露光基板の位置を(y
    方向液晶セルピッチ)×(投影露光倍率)の1/2だけ
    y方向に動かし、前記液晶パネル上にパタン形状を透過
    部または遮光部として指定し直し、該指定したパタン形
    状に被露光基板を投影露光する第3の工程と、第1の工
    程における該液晶パネルまたは被露光基板の位置に対
    し、第1の工程における該液晶パネルまたは被露光基板
    の位置に対し、該液晶パネルの位置をx方向に液晶セル
    のx方向ピッチの1/2とy方向に液晶セルのy方向ピ
    ッチの1/2だけ動かすか、または被露光基板の位置を
    x方向に(x方向液晶セルピッチ)×(投影露光倍率)
    の1/2、y方向に(x方向液晶セルピッチ)×(投影
    露光倍率)の1/2だけ動かし、前記液晶パネル上にパ
    タン形状を透過部または遮光部として指定し直し、該指
    定したパタン形状に被露光基板を投影露光する第4の工
    程とを含むことを特徴とする液晶マトリックス投影露光
    方法
  7. 【請求項7】液晶パネル中の液晶セルの透過領域を、円
    形状、長円形状または任意の直線および/または曲線で
    構成する円形、長円形に類似した形状で、mを3以上の
    整数とする時、x,y方向の開口の径または対辺長また
    は対角長がそれぞれ液晶セルピッチの2/mまたはその
    −20%から+20%の範囲内に設定した開口により限
    定し、該液晶パネル上にパタン形状を透過部または遮光
    部として指定して該指定したパタン形状に被露光基板を
    投影露光する第1の工程と、第1の工程における該液晶
    パネルまたは被露光基板の位置に対し、nを0またはm
    より小さい任意の正の整数とする時、該液晶パネルの位
    置を、第1の露光位置に対して、x方向および/または
    y方向に液晶セルピッチのn/m動かすか、または、被
    露光基板を(セルピッチのn/m)×(投影露光倍率)
    に相当する距離だけ動かし、前記液晶パネル上にパタン
    形状を透過部または遮光部として指定し直し、該指定し
    たパタン形状に被露光基板を投影露光する任意の工程と
    を含むことを特徴とする液晶マトリックス投影露光方法
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