JP2003068204A - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法

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JP2003068204A
JP2003068204A JP2001257359A JP2001257359A JP2003068204A JP 2003068204 A JP2003068204 A JP 2003068204A JP 2001257359 A JP2001257359 A JP 2001257359A JP 2001257359 A JP2001257359 A JP 2001257359A JP 2003068204 A JP2003068204 A JP 2003068204A
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gas
discharge
plasma display
manufacturing
display panel
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JP2001257359A
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Kanako Miyashita
加奈子 宮下
Hiroyuki Kado
博行 加道
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル内部の残留不純物を取り除き、放電特
性の優れたプラズマディスプレイパネルの製造方法を提
供する。 【解決手段】 前面板1と背面板2からなるパネルの製
造工程におけるエージング時に、放電ガスを流しながら
表示電極間に放電を生じさせる。この際、内部空間3に
流れる放電ガスを一定の流速ではなく、ガス導入系8、
ガス排出系9により断続的に流したり、流れの方向をエ
ージングの途中で変えたりすることによって乱流を生じ
させ、滞留を防ぐことにより洗浄効果を高めるとともに
面内均一性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字または画像表
示用のカラーテレビジョン受像機やディスプレイ等に使
用するガス放電発光を利用したプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下では、従来のプラズマディスプレイ
パネルについて図面を参照しながら説明する。
【0003】図12は、交流型(AC型)のプラズマデ
ィスプレイパネルの一例を示す概略断面図である。図1
2において31は前面ガラス基板であり、この前面ガラ
ス基板31上に表示電極32が配設され、その上から誘
電体膜33及び酸化マグネシウム(MgO)からなる誘
電体保護膜34で覆われている(例えば、特開平5−3
42991号公報参照)。
【0004】また、41は背面ガラス基板であり、この
背面ガラス基板41上には、アドレス電極42、下地誘
電体層43、および隔壁44、蛍光体層45が設けられ
ている。蛍光体層45は、カラー表示するために、赤色
蛍光体層45R、緑色蛍光体層45G、青色蛍光体層4
5Bの3色が順に配置された構成である。また、46が
放電ガスを封入する放電空間となっている。上記の各蛍
光体層45は、放電によって発生する波長の短い真空紫
外線(波長147nm)により励起発光する。
【0005】以下従来のPDPの製造方法について図1
3に基づいて説明する。
【0006】前面ガラス基板上に、銀からなる表示電極
と、誘電体膜、保護膜(MgO)を形成する(前面板形
成)。
【0007】一方、背面ガラス基板上に、銀からなるア
ドレス電極を形成し、その上に誘電体ガラスからなる下
地誘電体層と、ガラス製の隔壁を所定のピッチで作成す
る。これらの隔壁に挟まれた各空間内に、赤色蛍光体,
緑色蛍光体,青色蛍光体をそれぞれ配設することによっ
て蛍光体層を形成する(背面板形成)。
【0008】その後、背面板の周囲に前面板との封着用
ガラスフリットを塗布し、ガラスフリット内の樹脂成分
等を除去するために350℃程度で仮焼する(フリット
仮焼成工程)。
【0009】さらに、前記前面板と、前記背面板を隔壁
を介して表示電極とアドレス電極が直交するよう対向配
置し、450℃程度で焼成し、封着ガラスによって、周
囲を密封する(封着工程)。
【0010】次に、350℃程度まで加熱しながらパネ
ル内を排気し(排気ベーキング工程)、冷却後に放電ガ
スを所定の圧力だけ導入する(ガス導入工程)ととも
に、排気および放電ガス導入に用いる管を封じる(チッ
プオフ工程)。そして表示電極間にパルス波形を印加
し、一定時間放電を生じさせ、前面板保護膜の活性化を
行うとともに、放電を安定化させる(エージング工
程)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】プラズマディスプレイ
パネルの放電特性を特徴づける一つの要素として、パネ
ル内の残留不純物が挙げられる。中でも水や炭酸系、あ
るいは炭化水素系の不純物が確認されており、炭酸系、
炭化水素系の不純物は主に、大気中や封止用の有機溶剤
などから混入した炭素化合物に起因するものと考えられ
るが、これら不純物の存在によって特性が不安定になっ
たり寿命特性が短くなったりすると考えられている。
【0012】従来は、これら不純物を取り除くために排
気工程での加熱温度を上げたり加熱時間を長くするなど
の方法で対処してきた。ところが、加熱時間を長くする
と製造タクトが長くなり生産性が悪くなるし、加熱時間
を長くしたところで完全には残留不純物を取り除くこと
ができないといった課題がある。
【0013】上記課題の解決法として、表示電極間で放
電を生じさせるエージング工程を、放電ガスを流しなが
ら行うことで、パネル内部の残留不純物を取り除くこと
が可能になる。しかしながら、ガスの流し方によっては
局部のみに効果が現れ、パネル特性に不均一性が生じる
場合がある。
【0014】そこで本発明は、このような問題に鑑み、
エージング時に流すガスの流速を変化させたり方向を変
えたりすることにより、乱流を発生させて洗浄効果を高
めるとともに洗浄ムラを抑え、放電特性に優れながら、
面内均一性のすぐれたプラズマディスプレイパネルを提
供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、表
示電極を有する一対の前面板と背面板との間にガス媒体
が封入され、かつ表示領域外に前記前面板あるいは前記
背面板のいずれかに貫通穴が設けられたプラズマディス
プレイパネルを製造するに際し、一つの貫通穴から放電
ガスを導入し、他の一つの貫通穴から放電ガスを含む内
部空間のガスを排出させ、放電空間内に放電ガスを流し
ながら表示電極間で放電を生じさせるエージング工程を
設け、そのエージング工程で放電空間内を流れるガスの
流速が一定でないことを特徴とするものである。
【0016】上記構成において、エージング工程で、放
電空間内に放電ガスを断続的に流しながら表示電極間で
放電を生じさせることを特徴とする。この際、放電ガス
の導入と内部ガスの排出とを交互に行ってガス圧力を変
化させ、放電ガスを断続的に流すことが好ましいが、放
電空間内のガス圧力を一定に保ちつつ放電ガスを断続的
に流しても差し支えない。
【0017】また、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルの製造方法は、前記エージング工程時に、放電空間内
を流れるガス流の方向をエージング工程の途中で変える
ことを特徴とする。
【0018】上記構成において、放電ガスの導入に用い
る貫通穴と、内部空間のガスの排出に用いる貫通穴と
を、エージング工程の途中で切り替えることを特徴とす
る。さらに、放電ガスの導入に用いる貫通穴と、内部空
間のガスの排出に用いる貫通穴とを、それぞれ2つ以上
用いることを特徴とし、放電空間内を流れるガス流の方
向を、エージング工程中に少なくとも2回以上変えるこ
とが好ましい。
【0019】さらに、本発明のプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法は、放電空間内のガス圧力が断続的にあ
るいは定常的に大気圧より高い状態で表示電極間に放電
を生じさせることを特徴とする。ここで、少なくとも前
面基板あるいは背面基板のいずれかが2mm以下の厚さ
であることが好ましい。
【0020】また、上記いずれかの製造方法において、
放電空間内にガスを流す際には、少なくとも複数個の圧
着部材を備え、前面板および背面板が当該圧着部材によ
り圧着固定されていることを特徴とし、当該圧着部材が
前面板および背面板の基板周辺部を圧着固定することが
好ましい。より好ましくは、前面板あるいは背面板に封
着用の接合部材が塗布され、平行に貼り合わされるプラ
ズマディスプレイパネルの製造方法において、エージン
グ工程に際して、少なくとも放電空間内に放電ガスを流
す際には、少なくとも複数個の圧着部材を備え、前記前
面板あるいは前記背面板に塗布された前記接合部材より
内側の基板周辺部が前記圧着部材により固定される。
【0021】また、このようなプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法により得たプラズマディスプレイパネル
と、このプラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回
路とによりプラズマディスプレイ装置を構成したもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態にお
けるプラズマディスプレイパネルの製造方法について説
明する。
【0023】図1は本発明の製造方法を実施するための
構成を示す図で、パルス発生回路を備え、かつガス導入
系・排気系を備えた加熱装置を模式的に示す図である。
加熱装置は、前面板1と背面板2が封着部材4によって
貼り合わされたパネルの内部空間3にガスを導入するた
めのガス導入系8と、前記パネルの内部空間3からガス
を排出させるためのガス排出系9と、所定のパルスを発
生させるパルス発生回路10と、パネルを加熱する加熱
炉7とから構成される。以下、排気工程以降の工程につ
いて説明する。
【0024】図1において、前面板1と背面板2が貼り
合わされ封着されたパネルが加熱炉7内に設置されてい
る。このパネルの背面板2の表示領域外には貫通穴(図
示せず)が複数個設けられており、この貫通穴にはガラ
ス管5が取り付けられ、そのガラス管5のうち二つは配
管6a、6bと接続されている。ここで貫通穴に取り付
けられたガラス管5の一つはガス導入系8の配管6a
が、また別の一つのガラス管5はガス排出系9の配管6
bが接続されている。残りのガラス管5はバーナーを用
いて封じきられている。
【0025】そして、ガス導入系のバルブ11aを閉じ
た状態で、ガス排出系9を用いてガラス管5に接続され
た配管6bから内部空間3内の気体を吸引する。すなわ
ち排気を開始する。内部空間3が10-5Torr程度の
真空状態になった時点で排気を続けながら加熱炉7によ
る加熱を始め、パネルを昇温する。350℃になったと
ころで3時間程度温度を維持し、自然冷却する。
【0026】パネルが常温に冷えたところで、ガス導入
系8から放電ガスを導入する。この際にはガス排出系9
のバルブ11bを閉じてガス導入系の配管6aより放電
ガスを導入する。そして、パネル内圧力が500Tor
rになった時点でガス導入系8のバルブとガス排出系9
のバルブとを調整して所定の流量でガスを流しながら差
動排気を行い、パルス発生回路10により250V、3
0kHzのパルスを発生させ、前面板1の表示電極間で
放電を生じさせる。すなわちエージングを開始する。
【0027】エージング工程では、前面板に形成された
表示電極間で放電を生じさせるために、前面板の最表面
を覆っている保護膜(MgO)は放電による荷電粒子に
よりたたかれ、活性化される。この際に、保護膜表面に
吸着していた不純物が解離され完全に取り除かれれば清
浄化と活性化が同時に行われるが、不純物が解離された
ところで取り除かれなければ放電を終了させたときに再
付着し、清浄化は行われないことになる。また、最悪の
場合には解離されたばかりの不純物が即座に保護膜のグ
レイン間に入り込んで吸着してしまい、再解離すること
すら困難な状態になってしまうことがある。そこで解離
された不純物を取り除くためには、十分置換しうるガス
の絶対量が必要であるし、また、ある程度のガスの流れ
が必要となるが、ガスの流れを作るには放電空間はあま
りにも狭い。
【0028】上記のように、パネル内の圧力を一定に保
ちつつガス導入とガス排出を同時に行う差動排気を行え
ば、パネル内部空間にガス流を設けることができるた
め、放電により取り除かれた不純物をガス流に乗せて外
部に排出することが可能になる。
【0029】また、放電ガスを断続的に流すと乱流が発
生して滞留を引き起こすことなく洗浄効果があることが
分かった。断続的に放電ガスを流すためには、図1に示
すように、排気用の貫通穴の上部のガラス管5をガス導
入系8とガス排出系9の配管6a、6bとに接続し、パ
ネル内が所定の圧力に保たれている状態から所定の流量
でガスを排出させて減圧させ、その後再度元の圧力にな
るように等量の放電ガスを導入し、これを繰り返す。こ
の操作の間、表示電極間で絶えず放電を生じさせておく
と、減圧しているときにはガス粒子の平均自由工程が長
くなるために不純物の除去が効率よく行うことができる
上、その後導入される放電ガスにより乱流が発生して、
保護膜への再付着を防ぐことが可能になる。
【0030】また、断続的に放電ガスを流す別の手段と
して、ガス導入系8とガス排出系9とにマスフローコン
トローラーを設置し、内部空間3のガス圧力を一定に保
った状態で、導入系と排出系とで同時に等量だけ流し、
差動排気を断続的に行う方法がある。いずれの場合に
も、放電ガスを断続的に流すことによって放電空間内の
ガスの滞留を抑制することが可能で、不純ガス洗浄効果
があることが確認できた。
【0031】一方、放電ガスを流す方向をエージングの
途中で変えることで、パネル内面での不純物濃度に面内
偏りがなくなり、放電特性を均一にすることができた。
流す方向を変えるのには、図2に示すように、ガス導入
系と排気系とに相互に交差して接続された配管を備えた
系で、貫通穴上部のガラス管を配管6a、6bに接続す
る。そしてバルブ11c、11dを閉じた状態でバルブ
11a、11bを開いてパネルの内部空間3に放電ガス
を流しながらエージングを開始し、所定の時間が経過し
たところでバルブ11a、11bを閉じてバルブ11
c、11dを開くように再度バルブ操作を行い、内部空
間をガスが流れる方向を逆向きになるようにする。
【0032】あるいは、図3に示すように、あらかじめ
排気用の貫通穴12a、12bを4カ所に設け、ガス導
入とガス排出にそれぞれ2つずつ用いるように貫通穴1
2aをガス導入系の配管6aに、貫通穴12bをガス排
出系の配管6bに接続されるようにする。また、上記2
方法の応用で、あらゆる方向にガスが流れるようにする
と、面内均一性が増すことが確認できた。なお、13は
隔壁である。
【0033】さらに、放電ガスを流す方向を2回以上変
えることで、より均一性を向上させることができた。
【0034】なお、洗浄効果の均一性を高めるために
は、放電空間に放電ガスを流通させるときに、セル内を
ガスが流れる必要がある。しかしながら、ガスが複数の
隔壁13の最も外側に位置するものよりも外側に多く流
れてしまうと、セル内をガスがあまり流れないので、洗
浄効果があまり得られなくなる。
【0035】これに対して、封着部材を形成する際に、
図4に示すように、内方に突出する堰14を形成してお
くと、内部空間を流通するガスの多くは隔壁どうしの間
隙を経由するので、セル内をガスが流れやすくなり洗浄
効果が高まる。
【0036】また、ガス洗浄効果は、ガス圧力によって
基板厚さにも依存することを実験により見出した。パネ
ル内のガス圧力が大気圧より高い場合であるが、両基板
の外周部は締結されている一方で中央部は締結されてお
らず、ガラス基板は弾性を有しているので、中央部では
基板が互いの距離が大きくなるように変形する。すなわ
ち、中央部ではパネルが膨れて浮いた状態になる。ここ
で、使用するガラス基板が薄いほど、この変形は大きく
なり、中央部での基板間の距離が大きくなるので、内部
空間に送り込まれる放電ガスが放電空間をスムーズに流
通することができる点で好ましいということができる。
したがって、内部空間における放電ガスの流通を良好に
するためには、少なくとも前面基板および背面基板のい
ずれか一方に薄い基板を用いることが好ましい。
【0037】このような観点から見ると、前面基板およ
び背面基板は、現在では厚さ2.8mmのものが多用さ
れているが、どちらか一方または両方の基板に2.0m
m以下のものを用いることが好ましい(ただし、基板と
しての必要な最低限の厚さは必要である)。この点は、
以下の実験結果からも分かる。
【0038】すなわち、厚みの異なるいくつかのガラス
基板を準備し、別の一定厚みの基板と重ね合わせ外周部
を締結した状態で内部空間に空気を流通させ、その状態
で基板中央部での浮き量(両基板間の間隙)を測定し
た。
【0039】図5はその結果であって、ガラス基板の板
厚(mm)と中央部における浮き量(mm)との関係を
表す特性図である。この図5より、ガラス基板の板厚が
2mm以下の範囲では浮き量が大きいことが分かる。な
お、背面基板として、ガラス基板の代わりに、例えば金
属製の背面基板を用いることも可能とは考えられるが、
金属基板と比べるとガラス基板の方が弾性定数が小さい
ので、同じ厚さで比べると、ガラス基板を用いる方が浮
き量を大きくして放電ガスを良好に流通させる点で有利
と考えられる。
【0040】ただし、ガラスは脆性材料であって変形時
に割れやすいので、ガラス基板は厚さを薄く設定すると
強度を確保しにくい。これに対して金属製基板は延性に
すぐれるため、薄くしても強度を確保でき、生産性にす
ぐれるので、この点では金属製基板の方が有利であると
考えられる。金属のなかでもAlは弾性定数が比較的小
さいので、金属製基板としてはAl製基板がすぐれてい
ると考えられる。
【0041】なお、エージング工程において放電空間内
のガス圧力が大気圧より高い状態で放電を生じさせる場
合には、上記理由でガラス基板の板厚を薄くすることが
望ましいが、基板の変形量が大きくなる時には前面基板
と背面基板とが貼り合わされている封着材料の箇所で最
も大きな力がかかり、臨界点を超えるとはがれが生じや
すくなる。これを防ぐために、以下の方法を用いること
が有効である。
【0042】すなわち、図6に示すように、前面板1、
背面板2に当接するバー15とこのバー15に押圧力を
加えるバネ16とからなる圧着部材によって、前面板1
と背面板2の外周部を圧着して締結しておくことが望ま
しい。ここで、圧着部材の押圧位置が封着部材4より外
側であると、ガス圧力による変形力を助長する方向に力
がかかるようになり、基板と封着部材4との接点ではが
れやすくなるが、図7に示す断面図のように封着部材4
より基板中央部であれば基板の変形による応力を封着部
材4との接点で受けることがなくなる。
【0043】エージング工程が終了した後は、いったん
内部空間3のガスをガス排出系9で吸引し、ガス導入系
8より放電ガスを導入し500Torrにする。この際
は不純物を取り除く必要がなくなっているため、排気ベ
ーキング工程のように加熱する必要もないし、10-2
orrの真空状態になれば十分である。あるいは、10
-2Torrまで排気することなく、そのままガス排出系
9によるガス圧調整のみをして500Torrにしても
よい。その後、従来通りガラス管5を封じきることで本
実施の形態のプラズマディスプレイパネルが作製でき
る。
【0044】図8は、このようにして作製した本発明の
一実施の形態における交流面放電型プラズマディスプレ
イパネルの概略を示す斜視図であり、このプラズマディ
スプレイパネルは、前面ガラス基板31上に、走査電極
32aと共通電極32bとからなる一対の表示電極3
2、誘電体膜33、保護膜(MgO)34を設けた前面
板35と、背面ガラス基板41上にアドレス電極42、
下地誘電体層43、隔壁44およびRGBの蛍光体層4
5が配された背面板47とを貼り合わせ、前面板35お
よび背面板47間に形成される放電空間46内に放電ガ
スが封入された構成となっている。
【0045】そして、図9に示すように、このような構
成のプラズマディスプレイパネル50に、走査電極32
aに接続されるスキャンドライバ51、共通電極32b
に接続されるサステインドライバ52、アドレス電極4
2に接続されるデータドライバ53の各ドライバを接続
するとともに、これらのドライバの動作を制御するパネ
ル駆動回路54を接続することによりプラズマディスプ
レイ装置が構成される。このプラズマディスプレイ装置
では、走査電極32aとアドレス電極42間で微弱な放
電をさせて放電させようとするセルを選択し、走査電極
32aと共通電極32b間に放電電圧を印加して維持放
電を行い、そして当該セルで放電に伴って紫外線を発光
し、蛍光体層45で可視光に変換することにより、セル
がRGBの色で点灯し、カラー画像が表示される。
【0046】図10は本発明の製造方法における工程の
フローチャートである。従来と同様に前面板と背面板を
形成し貼り合わせて封着する。その後、350℃に加熱
しながら排気し、放電ガスを導入する。そして放電ガス
を流しながらエージングをして、エージング終了後に排
気および放電ガス導入に用いる管を封じきることによ
り、パネルを得ることができる。
【0047】表1に、上記実施の形態に基づいて作製し
たプラズマディスプレイ装置について、パネル駆動特性
を評価した結果を示す。なお、パネルサイズはすべて4
2インチサイズとした。
【0048】
【表1】
【0049】表1において、パネル番号1〜11は本発
明の実施例に係わるプラズマディスプレイ装置である。
ここでパネル番号1〜7と11のものは、前面板、背面
板ともに厚さ2.8mmのガラス基板を用いており、パ
ネル番号8〜10のものは前面板に厚さ1.1mmのガ
ラス基板を用いた。詳細を後で説明するが、これらプラ
ズマディスプレイ装置は実施の形態に基づき、ガス流や
ガス圧、ガス流の方向を表1に示すように変化させ、表
示電極間に250V、60kHzのパルス波形を印加
し、エージングを8時間行った。
【0050】また、比較例に係わるプラズマディスプレ
イ装置は前面板および背面板ともに厚さ2.8mmのガ
ラス基板を用いており、排気工程の後、差動排気により
Ne−Xe(5%)の放電ガスを500Torrで一定
に保ちながら50CCMの流量で放電ガスを流し、表示
電極間に250V、60kHzのパルス波形を印加し、
エージングを8時間行った。
【0051】表1中の焼き付きとはガスレベルを調べる
ための評価で、所定のセルのみを白色で一定時間点灯さ
せた後、黒表示させたときに当該セルとその周辺セルの
輝度の差として表すことができる。本評価では、数値の
小さいものほど焼き付けが小さいことを表し、不純ガス
が少なくガスレベルが良いことを示す。なお、表中に左
側と示しているのは、ガスの流れの方向を示している図
11における位置である。また、σは面内のばらつきを
示す標準偏差で値が小さい方が均一性がよいことを示
す。σの算出にはパネルの9カ所の評価結果を用いた。
【0052】次に、実施例に係わるプラズマディスプレ
イ装置について詳細を説明する。
【0053】パネル番号1のプラズマディスプレイ装置
はパネル内のガス圧を500Torrで一定に保持し図
11の(A)に示す方向に放電ガスを断続的に、すなわ
ち導入側と排出側とで同量のガスをマスフローコントロ
ーラーで制御して流したものである。このときの流量
は、エージング工程にかかる時間全体でパネル内に流れ
る総量の平均として50CCMとなるようにした。
【0054】また、パネル番号2のプラズマディスプレ
イ装置はあらかじめパネル内のガス圧を500Torr
に保持し、表示電極間で放電を生じさせた状態でガスを
排出し、引き続いて放電ガスを導入することを繰り返し
た。ここでは、パネル内のガス圧は変動しているが、5
00Torrを越えないように制御し、放電ガスの流れ
の方向は、パネル1と同様に、図11の(A)に示す方
向とした。なお、図11で示した貫通穴は、12aを配
管6aに、12bを配管6bに接続するものとして示し
た。
【0055】さらに、パネル番号3から7のプラズマデ
ィスプレイ装置はパネル内のガス圧を500Torr、
ガス流量を平均して50CCMとなるようにして、表中
に示すように放電ガスの流れを変化させたものである。
すなわち、パネル3は図2で示したバルブ11の操作に
より、放電ガスの流れを途中で一回だけ図11の(A)
から(B)へと変更させたものであり、パネル4は、こ
の操作を3回繰り返したものである。パネル5はあらか
じめ貫通穴を4つ設けたパネルで、パネル3と同様に、
バルブ操作により放電ガスの流れを図11の(A)から
(C)へと途中で一回のみ変更させたものである。ま
た、パネル6もあらかじめ貫通穴を4つ設けたパネルで
あり、ガス導入用と排出用とそれぞれ2つずつ貫通穴を
用いるが、途中でバルブ操作をすることなく図11の
(D)に示すように一定方向にガスを流すものである。
さらに、パネル7は貫通穴を4つ用いつつ、それぞれの
穴からガス導入系と排出系にそれぞれ接続され、バルブ
操作により任意の貫通穴が導入用にも排出用にも用いる
ことができるようにしたものである。
【0056】パネル番号8は前面板に用いたガラス基板
の厚さが1.1mmであることを除けば、他の条件はパ
ネル番号1のものと同様であり、このガス圧を800T
orrで保持させたパネルがパネル番号9である。さら
に、パネル番号10のものはパネル番号2のプラズマデ
ィスプレイ装置と同様に、表示電極間で放電を生じさせ
た状態でガスの排出と導入を行ったが、当該パネルでは
ガス圧をあらかじめ800Torrに保持し、その後も
800Torrを越えないように制御した。また、前面
基板の厚さが2.8mmであって、パネル番号10と同
じ条件でエージングを行ったものがパネル11である。
【0057】以下、各パネルのガスレベルについて説明
する。
【0058】パネル番号1の放電ガスを断続的に流した
プラズマディスプレイ装置では、パネル内を流れるガス
の総量は同じでありながら、比較例に対し全体的に焼き
付きレベルにすぐれている。当該パネルと比較例とは、
ガスを定常的に流すか断続的に流すかが異なるのみで他
のパラメーターはすべて同じであり、この結果から、エ
ージング工程での洗浄効果は、ガス総量よりも流れ方に
効くことが分かる。断続的に放電ガスが流れることで、
内部空間内に乱流が発生して不純物が除去されやすくな
っていると考えられる。
【0059】次にパネル番号2のものでは、面内均一性
はパネル番号1のものと同レベルであるが、全体的に焼
き付きレベルがさらにすぐれた結果が得られた。このパ
ネルはエージング時のガス圧が変動しているが、ガス圧
が低い場合には放電ガスの衝突エネルギーが大きくなる
ため、保護膜表面に吸着した不純物を取り去る効果が大
きくなるものと考えられる。
【0060】パネル番号3から7のものはガス流量を5
0CCM一定で流通させたまま、流れの方向を変えたも
のである。
【0061】ガスの流通する方向として、比較例では一
方向のみであり、パネルの左右で焼き付きレベルが異な
る。また、表中には示していないがパネル上下でもレベ
ルが異なり、上下左右いずれもガス導入側は比較的レベ
ルが良いのに対し、排出側でレベルが劣る。パネル番号
3ではこのガスの流れを途中で逆方向から流すことによ
って、全体的に均整がとれるようになった。さらに、パ
ネル番号4のようにガス流の逆流を3回繰り返すと全体
的なレベルも向上した。また、ガス導入および排出に用
いる貫通穴を2つずつ用いてあらゆる方向にガスを流す
ようにすると、パネル番号7のように全体的なレベルが
上がる上に、均一性も向上する。しかしながら、同様に
貫通穴を2つずつ用いても、パネル番号5、6のように
ガスの流れを図11の(A)から(C)に変えたとき、
あるいは(E)のようにした場合には、特性が左右対称
になる一方で、上下で差が生じ、均一性はそれほど上が
らなかった。
【0062】次に、パネル番号8から10のものでは前
面板の厚さを薄くしたもので、ガスを断続的に流した。
パネル番号8のようにガス圧が500Torrの場合は
パネル1と同レベルであるが、パネル番号9のようにガ
ス圧を800Torrとすると前面基板を薄くしたとき
に全体的にレベルが上がることが分かる。また、放電さ
せた状態でガスの排出と導入を行い、ガス圧が変動して
いるパネル番号10ではさらに大きな効果が得られた。
パネル内のガス圧が760Torrを越えると内圧が陽
圧になるため、パネルが太鼓状に膨らんでガスの流れが
作られやすくなり、同時にパネル番号2と同様にガス圧
の変動によってガス圧が低いときの不純物除去効果が得
られたためと考えられる。なお、パネル番号10と同じ
800Torrでガス圧を変動させてエージングを行っ
ても、前面板が2.8mmと厚いパネル番号11は、格
別の効果が得られていないことが分かる。
【0063】以上の結果から、不純物除去効果を得るた
めには、放電ガスを断続的に流すことが有効であり、均
一性を高めるためにはあらゆる方向からガスを流すこ
と、すなわち不純物を含んでいないガスで洗浄すること
が効果的であることが分かる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パネルの
製造工程におけるエージング時に放電ガスを流しながら
表示電極間で放電を生じさせる際に、放電空間に流れる
放電ガスを一定の流速ではなく断続的に流す、あるいは
エージング工程の途中で流れの方向を変えることによ
り、内部空間に乱流が発生し、滞留を防ぐことが可能と
なる。その結果、洗浄効果が高まるとともに面内均一性
を高めることができ、放電特性の優れたプラズマディス
プレイパネルが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプ
レイパネルの製造方法を実施するための加熱装置を示す
構成図
【図2】本発明の他の実施の形態によるプラズマディス
プレイパネルの製造方法を実施するための加熱装置を示
す構成図
【図3】本実施の形態によるガス導入系・排気系に接続
する貫通穴の位置を示す平面図
【図4】本実施の形態による封着部材の構成を示す平面
【図5】基板の板厚に対するパネル中央部の変位量を示
す特性図
【図6】本実施の形態によるパネル固定のための圧着部
材を示す平面図
【図7】同概略断面図
【図8】本発明の製造方法により得られる交流面放電型
プラズマディスプレイパネルを示す斜視図
【図9】同じくプラズマディスプレイパネル装置を示す
構成図
【図10】本発明の製造方法における製造フローチャー
【図11】本発明の具体的実施例におけるエージング工
程での放電ガスの流れを示す説明図
【図12】従来の交流面放電型プラズマディスプレイパ
ネルの概略断面図
【図13】従来のプラズマディスプレイパネルの製造フ
ローチャート
【符号の説明】
1 前面板 2 背面板 3 内部空間 4 封着部材 7 加熱炉 8 ガス導入系 9 ガス排出系 12a、12b 貫通穴 15 バー 16 バネ 50 プラズマディスプレイパネル 51 スキャンドライバ 52 サステインドライバ 53 データドライバ 54 パネル駆動回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示電極を有する一対の前面板と背面板
    との間にガス媒体が封入され、かつ表示領域外に前記前
    面板あるいは前記背面板のいずれかに貫通穴が設けられ
    たプラズマディスプレイパネルを製造するに際し、一つ
    の貫通穴から放電ガスを導入し、他の一つの貫通穴から
    放電ガスを含む内部空間のガスを排出させ、放電空間内
    に放電ガスを流しながら表示電極間で放電を生じさせる
    エージング工程を設け、かつそのエージング工程で放電
    空間内を流れるガスの流速が一定でないことを特徴とす
    るプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 エージング工程で、放電空間内に放電ガ
    スを断続的に流しながら表示電極間で放電を生じさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  3. 【請求項3】 エージング工程で、放電空間内のガス圧
    力を一定に保ちつつ放電ガスを断続的に流しながら表示
    電極間で放電を生じさせることを特徴とする請求項2に
    記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 エージング工程で、放電空間内に放電ガ
    スを断続的に流しながら表示電極間で放電を生じさせる
    際に、放電空間内のガス圧力を変動させることを特徴と
    する請求項2に記載のプラズマディスプレイパネルの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 表示電極を有する一対の前面板と背面板
    との間にガス媒体が封入され、かつ表示領域外に前記前
    面板あるいは前記背面板のいずれかに貫通穴が設けられ
    たプラズマディスプレイパネルを製造するに際し、一つ
    の貫通穴から放電ガスを導入し、他の一つの貫通穴から
    放電ガスを含む内部空間のガスを排出させ、放電空間内
    に放電ガスを流しながら表示電極間で放電を生じさせる
    エージング工程を設け、前記エージング工程時に、放電
    空間内を流れるガス流の方向をエージング工程の途中で
    変えることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 放電ガスの導入に用いる貫通穴と、内部
    空間のガスの排出に用いる貫通穴とを、エージング工程
    の途中で切り替えることを特徴とする請求項5に記載の
    プラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 放電ガスの導入に用いる貫通穴と、内部
    空間のガスの排出に用いる貫通穴とをそれぞれ2つ以上
    用いることを特徴とする請求項5に記載のプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 放電空間内を流れるガス流の方向を、エ
    ージング工程中に少なくとも2回以上変えることを特徴
    とする請求項5に記載のプラズマディスプレイパネルの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 放電空間内のガス圧力が、断続的に大気
    圧より高い状態で表示電極間に放電を生じさせることを
    特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のプラ
    ズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 放電空間内のガス圧力が、大気圧より
    高い圧力で一定に保ちながら表示電極間で放電を生じさ
    せることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに
    記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも前面基板あるいは背面基板
    のいずれかが2mm以下の厚さであることを特徴とする
    請求項9または請求項10に記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 放電空間内にガスを流す際には、少な
    くとも複数個の圧着部材を備え、前面板および背面板が
    当該圧着部材により圧着固定されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項5に記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
  13. 【請求項13】 圧着部材が前面板および背面板の基板
    周辺部を圧着固定することを特徴とする請求項12に記
    載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  14. 【請求項14】 前面板あるいは背面板に封着用の接合
    部材が塗布され、平行に貼り合わされるプラズマディス
    プレイパネルの製造方法であって、エージング工程に際
    して、少なくとも放電空間内に放電ガスを流す際には、
    少なくとも複数個の圧着部材を備え、前記前面板あるい
    は前記背面板に塗布された前記接合部材より内側の基板
    周辺部が前記圧着部材により固定されることを特徴とす
    る請求項1または請求項5に記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜請求項14のいずれかに記
    載のプラズマディスプレイパネルの製造方法により得た
    プラズマディスプレイパネルと、このプラズマディスプ
    レイパネルを駆動する駆動回路とを備えたプラズマディ
    スプレイ装置。
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JP4736731B2 (ja) * 2005-11-14 2011-07-27 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイパネル

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