JP2003067823A - 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器 - Google Patents

自動販売機及び自動販売機で用いられる容器

Info

Publication number
JP2003067823A
JP2003067823A JP2001253252A JP2001253252A JP2003067823A JP 2003067823 A JP2003067823 A JP 2003067823A JP 2001253252 A JP2001253252 A JP 2001253252A JP 2001253252 A JP2001253252 A JP 2001253252A JP 2003067823 A JP2003067823 A JP 2003067823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
vending machine
reference mark
electromagnetic induction
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001253252A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4003036B2 (ja
JP2003067823A5 (ja
Inventor
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001253252A priority Critical patent/JP4003036B2/ja
Publication of JP2003067823A publication Critical patent/JP2003067823A/ja
Publication of JP2003067823A5 publication Critical patent/JP2003067823A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4003036B2 publication Critical patent/JP4003036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に収容された商品を確実に所望の温度に
することのできる自動販売機及び自動販売機で用いられ
る容器を提供する。 【解決手段】 輻射率が同一に設定される基準マーク1
を備えた容器2に収容される商品3と、前記容器2に対
して非接触配置され且つ前記基準マーク1から放出され
た赤外線を検知する非接触型温度センサ4と、前記非接
触型温度センサ4の検知結果に基づいて前記商品3に対
して熱処理を行う熱処理手段5とを備える。また、前記
基準マーク1を備えた容器1も本願発明の適用対象であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売する自
動販売機に関し、特に、容器に収容された商品に所定の
熱処理を行って販売する自動販売機及び自動販売機で用
いられる容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、缶(容器)に入った缶飲料
(商品)を販売する自動販売機が広く用いられている。
近年、このような自動販売機の一種として、電磁誘導加
熱技術を応用し、販売時に缶飲料を電磁誘導加熱して温
販売(以下、HOT販売という)するようにしたものが
提案されている(例えば実開昭54−23695号公報
参照)。そして、この公報には、容器の容量を検知し、
検知された容量に応じて誘導加熱時間を制御し所定の加
熱時間で誘導加熱を停止することで、商品を所定の温度
まで加熱する技術が記載されている。
【0003】しかしながら、上記公報記載の自動販売機
では、缶飲料の初期温度(加熱前の温度)によって加熱
後の温度が変化してしまうため、缶飲料を適切な温度で
販売できなくなってしまうという技術的課題がみられ
た。
【0004】そこで、特開平5−120529号公報に
は、缶飲料を電磁誘導加熱する際に缶飲料の胴部表面か
ら輻射される赤外線を非接触検知することで缶壁温度を
検知する温度検出器を設け、検知された温度に基づいて
誘導加熱を制御するようにした技術が記載されている。
【0005】また、特開平10−222741号公報に
は、電磁誘導加熱により缶飲料を加熱して提供する自動
販売機の制御装置において、商品コードをバーコードと
してもつ飲料缶と、飲料缶のバーコードを読み取るコー
ド読取り手段と、飲料缶保存設定温度に対する基準加熱
時間を商品コード別に記憶する記憶手段と、販売時に払
い出された飲料缶の温度を検知する缶温検知手段とを備
え、販売時に、払い出された飲料缶の商品コードをコー
ド読取り手段で読み取り、その商品コードに対する基準
加熱時間を記憶手段から読み取り、その加熱時間に、飲
料缶保存設定温度から缶温検知手段による飲料缶の温度
を減算した温度差を加熱温度上昇率で割算した時間を加
算し、その加算された時間だけ飲料缶を加熱するように
した技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動販売機
では、通常、複数種の缶飲料が販売されるようになって
おり、その缶の種類も商品毎に異なっている。これに対
し、上記特開平5−120529号公報及び特開平10
−222741号公報記載の自動販売機では、缶の赤外
線の輻射率を考慮することなく温度検知を行っているた
め、検知される温度が正確でなくなるおそれがあり、ま
た、温度検知の対象となる缶表面が金属光沢を有してい
たりあるいは金属部分であるような場合にも、検知され
る温度が正確でなくなるおそれがあり、缶飲料を適切な
温度で販売できなくなるという技術的課題を解決するこ
とができなかった(第一の技術的課題)。
【0007】また、缶の材質は多岐にわたり、中には電
磁誘導加熱に適さないものもあり得る。更に、最近で
は、缶以外の容器(例えば紙パックやPETボトルな
ど)に収容された飲料商品も多くなってきている。そし
て、自動販売機では、容器が電磁誘導加熱可能か否かに
関係なく、飲料商品をHOT販売したいという要請があ
る。これに対し、上記各公報記載の自動販売機では、電
磁誘導加熱不可能な容器に収容された商品を加熱するこ
とはできないため、当該飲料商品をHOT販売できなく
なってしまうという技術的課題が見られた(第二の技術
的課題)。
【0008】尚、上述した第一の技術的課題は、電磁誘
導加熱により缶飲料を加熱するタイプの自動販売機に限
らず、所定の熱処理を行って販売を行うタイプの自動販
売機に共通して生じ得るものである。
【0009】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、容器に収容された商品に対
し、適切な熱処理を行って販売することのできる自動販
売機を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記第一の技
術的課題を解決する本発明の第一の態様は、図1(a)
に示すように、輻射率が同一に設定される基準マーク1
を備えた容器2に収容される商品3と、前記容器2に対
して非接触配置され且つ前記基準マーク1から放出され
た赤外線を検知する非接触型温度センサ4と、前記非接
触型温度センサ4の検知結果に基づいて前記商品3に対
して熱処理を行う熱処理手段5とを備えることを特徴と
する。
【0011】このような技術的手段において、基準マー
ク1は、容器2の種類とは無関係に輻射率が同一に設定
されるものであれば、その輻射率の値については適宜選
定して差し支えない。また、本発明の第一の態様におい
ては、容器2が前記基準マーク1を備えていることが必
要となるが、この基準マーク1は、自動販売機の外(例
えば容器2の製造時など)で予め容器2に形成しておく
ようにしてもよいし、また、自動販売機内に、前記容器
2に前記基準マーク1を形成する基準マーク形成手段6
(図1(b)参照)を具備させ、保管時や販売時に容器
2に形成するようにしてもよい。
【0012】ここで、前記基準マーク形成手段6として
は、例えば前記容器2に基準マーク1としての画像を形
成する画像形成手段を用いることができる。このような
画像形成手段としては、例えば、印刷、電子写真方式や
静電記録方式等の粉体の転写定着、インクジェット記録
等が挙げられる。
【0013】また、前記基準マーク形成手段6として、
前記容器2に基準マーク1が形成されたシールを貼り付
けるシール貼付手段を用いることもできる。このタイプ
のものは、容器2にシールを貼り付けるだけであるた
め、前者の画像形成手段を用いる態様と比較して、周辺
を汚しにくいという点で好ましい。
【0014】更に、前記基準マーク形成手段6として、
前記容器2に基準マーク1としてのフィルムを当接させ
るフィルム当接手段を用いることもできる。このタイプ
のものにおいては、前記フィルムと容器2との当接部が
基準マーク1となる。このタイプのものは、容器2にフ
ィルムを当接させるだけであるため、前記画像形成手段
や前記シール貼付手段を用いる態様と比較して、容器2
に何の痕跡も残さないという点で好ましい。また、イン
ク、粉体やシール等の消耗品がないため、メンテナンス
が容易という点でも好ましい。
【0015】また、容器2としては、商品3を収容可能
なものであれば、例えば金属、ガラス、陶器、紙、プラ
スチック等、その材質については適宜選定して差し支え
ない。更に、商品3としては、コーヒー等の飲料が代表
的なものであるが、これに限られるものではなく、おで
ん等の食料も含まれる。
【0016】また、非接触型温度センサ4は、前記基準
マーク1から放出された赤外線を検知することで温度検
知を行うタイプのものであれば適宜選定して差し支えな
いが、取り扱い性の容易さ及びコストパフォーマンスの
高さという観点からすれば、サーモパイル式温度センサ
を用いることが好ましい。
【0017】更に、熱処理手段5としては、商品3を熱
処理可能なものであればよく、当該商品3を加熱する加
熱手段は勿論のこと、当該商品3を冷却する冷却手段も
含まれる。そして、熱処理手段5として加熱手段を用い
る態様においては、省エネルギーの観点からすれば、販
売時に加熱処理を行うことが好ましく、販売時に短時間
で加熱を行うという観点からすれば、前記容器を電磁誘
導加熱する電磁誘導加熱装置を用いることが好ましい。
但し、このような態様においては、容器2が電磁誘導発
熱可能な機能を有していることが必要である。
【0018】更にまた、上記自動販売機で用いられる容
器2、すなわち、前記基準マーク1を備えた容器2も本
発明の適用対象である。
【0019】また、上記第二の技術的課題を解決する本
発明の第二の態様は、図2に示すように、容器2に収容
された商品3を販売する自動販売機であって、前記容器
2を加熱するために設けられる少なくとも電磁誘導加熱
装置7aと他の加熱装置7bとを有する複数の加熱手段
7と、前記容器2が電磁誘導加熱可能か否かを識別する
識別手段8と、前記識別手段8からの識別情報に基づい
て前記電磁誘導加熱装置7aあるいは他の加熱装置7b
に前記加熱手段7を切り換える切換手段9とを備えるこ
とを特徴とする。
【0020】このような技術的手段において、容器2
は、本発明の第一の発明で説明したものと同様のものか
ら適宜選定して差し支えないが、基準マーク1について
は、その有無を問わない。また、商品3についても、飲
料や食料等適宜選定して差し支えない。
【0021】更に、加熱手段7のうち、他の加熱装置7
bについては、一つに限られるものではなく、複数あっ
ても差し支えない。そして、他の加熱装置7bの加熱手
法としては、ハロゲンランプ、遠赤外線ランプ等による
赤外線加熱、シーズヒータ、面状発熱体等による抵抗加
熱、あるいは、マイクロ波加熱等、適宜選定して差し支
えない。
【0022】また、識別手段8は、容器2が電磁誘導加
熱可能か否かを識別するものであり、電磁誘導加熱可能
か否かは、例えば容器2の材質やその厚さ等によって決
定される。
【0023】尚、本発明の第一の態様における基準マー
ク形成手段6は、容器2にマーク(文字や絵)を形成す
る技術として応用可能である。このようなマークとして
は、例えば商品に関する情報、製造者に関する情報、販
売者に関する情報、販売地域に関する情報、広告等が挙
げられる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図3は、本発明の第一の態様が適用された自動販売機の
実施の形態1を示す。同図において、符号20は、缶2
1(容器)に収容された缶飲料(商品)であり、販売時
に搬送路22を図中破線矢印A方向へと搬送され、図示
しない商品取り出し口へと排出されるようになってい
る。
【0025】また、符号23は、前記搬送路22出口と
商品取り出し口(図示せず)との間に設けられ、HOT
販売時に前記缶飲料20を電磁誘導加熱する電磁誘導加
熱部を示している。この電磁誘導加熱部23には、缶2
1の壁面に沿うように設けられる断面半円筒状の加熱コ
イル24と、この加熱コイル24の上方に設けられ電磁
誘導加熱部23内に搬送された缶飲料20の缶21の温
度を非接触検知するサーモパイル式温度センサ25(非
接触型温度センサ)と、加熱コイル24上に缶飲料20
があるか否かを検知する検知センサ26とが設けられて
いる。前記サーモパイル式温度センサ25は、加熱コイ
ル24上に置かれた缶21の長手方向略中央部に対応す
る位置に配置される。また、サーモパイル式温度センサ
25は、加熱コイル24から50mm離れた位置に配置
し、スポットで20mmの領域から放出される赤外線を
測定する。
【0026】更に、前記加熱コイル24には、商用電源
27からの低周波電力を高周波電力に変換して供給する
高周波電力変換装置28が接続されている。そして、こ
れら加熱コイル24及び高周波電力変換装置28によ
り、電磁誘導加熱装置29(熱処理手段)が構成され
る。更にまた、前記サーモパイル式温度センサ25の出
力は増幅器30に入力され、サーモパイル式温度センサ
25の出力信号を増幅して缶壁温度に見合う信号を出力
するようになっている。
【0027】また、符号31は、前記搬送路22中に設
けられ、搬送される缶飲料20の缶21の缶壁に画像を
形成する画像形成部(基準マーク形成手段)である。本
実施の形態において、画像形成部31は、インクジェッ
ト方式にて画像を形成するものであり、缶21の缶壁に
一律0.8の輻射率を有する被検知部Mを形成するよう
になっている(図5(a)参照)。尚、符号32は、前
記画像形成部31より上流側の搬送路22内に設けら
れ、搬送される缶飲料20の有無を検知する搬送センサ
である。
【0028】一方、符号33は制御装置であり、マイク
ロコンピュータ34及び周辺回路から構成されている。
このマイクロコンピュータ34は、CPU、ROM、R
AM、及び入出力部を有する、所謂ワンチップマイコン
である。
【0029】まず、マイクロコンピュータ34の入力部
には、次の出力が接続されている。例えば、前記サーモ
パイル式温度センサ25からの出力は、上述したように
増幅器30で出力を増幅されA/D変換器35を介して
マイクロコンピュータ34の入力部に接続される。これ
により、サーモパイル式温度センサ25からの温度信号
が2進信号に変換されて、マイクロコンピュータ34に
読み込まれる。また、HOT販売スイッチ群36は、販
売ボタン(図示せず)が押されたか否かを判断するため
にマイクロコンピュータ34に入力され、前記搬送セン
サ32からの出力もマイクロコンピュータ34に入力さ
れる。更に、電磁誘導加熱部23に設けられた検知セン
サ26からの出力もマイクロコンピュータ34に入力さ
れる。一方、マイクロコンピュータ34の出力部は、高
周波電力変換装置28及び画像形成部31に接続され
る。
【0030】次に、本実施の形態に係る自動販売機の動
作を、図3及び図4のフローチャートを用いて説明す
る。HOT販売スイッチ群36からHOT販売(開始)
信号が入力されると、マイクロコンピュータ34のRO
Mに記憶された図4のフローチャートに示されたプログ
ラムの手順に従って、缶飲料20の加熱動作が実行され
る。
【0031】まず、マイクロコンピュータ34は図示し
ない収納装置より指定された缶飲料20を搬送路22に
搬出させる。次に、搬送路22内に設けられた搬送セン
サ32が前記缶飲料20を検知してから所定時間後(缶
飲料20の缶壁が画像形成部31との対向部に到達する
タイミング)に、画像形成部31は、例えば図5(a)
に示すように、缶飲料20の缶壁の所定領域に輻射率が
0.8一定の黒色画像からなる被検知部M(基準マー
ク)を記録(マーキング)する。ここで、被検知部M
は、缶21の長手方向略中央部に対応する位置に記録さ
れる。尚、被検知部Mは黒色画像に限られない。
【0032】そして、被検知部Mが記録された缶飲料2
0が電磁誘導加熱部23に送り込まれると、当該缶飲料
20が検知センサ26により検知され、加熱コイル24
への通電及びこれに伴う缶21(缶飲料20)の加熱が
開始される。尚、このとき、サーモパイル式温度センサ
25との対向部位に被検知部Mが配置されるよう調整が
行われている。そして、サーモパイル式温度センサ25
は、前記被検知部Mから輻射される赤外線を検知して出
力信号を生成し、この出力信号は増幅器30及びA/D
変換器35を介してマイクロコンピュータ34に取り込
まれる。マイクロコンピュータ34では、測定対象物の
輻射率が0.8である場合の温度を演算し、求められた
温度が販売温度に到達するまで電磁誘導加熱を続行させ
る。このとき、被検知部Mは、缶21と同じ温度になっ
ているため、その温度に見合った赤外線が放出されてい
る。
【0033】そして、検知された温度が販売温度に到達
すると、加熱コイル24への通電及びこれに伴う缶21
(缶飲料20)の加熱が停止され、缶飲料20が商品取
り出し口(図示せず)へと排出され、一連のプロセスを
終了する。
【0034】尚、HOT販売スイッチ群36によりHO
T販売が選定されなかった場合は、画像形成部31によ
る被検知部Mの形成及び電磁誘導加熱部23における電
磁誘導加熱は行われず、缶飲料20がそのまま商品取り
出し口へと排出される。
【0035】本実施の形態に係る自動販売機では、画像
形成部31によって缶飲料20の缶21に輻射率0.8
の被検知部Mを形成し、当該被検知部Mの温度をサーモ
パイル式温度センサ25で非接触検知するようにしたの
で、缶21の材質等とは無関係に正確な温度検知を行う
ことができる。従って、この温度検知結果に基づいて電
磁誘導加熱制御を行うことにより、各缶飲料20を所望
の温度まで加熱した状態で販売することができる。
【0036】尚、本実施の形態では、缶21の缶壁に図
5(a)に示す被検知部Mを形成し、サーモパイル式温
度センサ25との対向部位に前記被検知部Mを配置する
ように調整してから温度検知を行うようにしていたが、
例えば図5(b)に示すように、缶21の周面にわたっ
て被検知部Mを形成するようにすれば、このような位置
合わせは不要となる。更に、本実施の形態では、サーモ
パイル式温度センサ25が、加熱コイル24上に置かれ
た缶21の長手方向略中央部に対応する位置に配設され
るようになっていたが、この配設位置を缶21の長手方
向前後にずらさざるを得ないような場合には、例えば図
5(c)に示すように、缶21のどちらが先頭側となっ
てもよいように、その中央部から等距離間隔で2箇所に
被検知部Mを形成すればよい。更にまた、本実施の形態
では、缶21の缶壁(側面)に被検知部Mを形成するよ
うにしていたが、図5(d)に示すように、缶底などに
被検知部Mを形成するようにしてもよい。
【0037】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図6
に示すように、マーク形成手段として画像形成部31に
代えてシール貼付部37を配設するようにしたものであ
る。尚、本実施の形態に係る自動販売機の構成要素のう
ち、実施の形態1に係る自動販売機と同様のものについ
ては、実施の形態1と同様の符号を付してここではその
詳細な説明を省略する。
【0038】本実施の形態において、シール貼付部37
は、缶21に対し、被検知部Mが形成されたシールSを
貼り付ける機能を有している(図7参照)。ここで、被
検知部Mは、実施の形態1と同様に、輻射率0.8の黒
色画像にて構成される。
【0039】次に、本実施の形態に係る自動販売機の動
作を、図6及び図4のフローチャートを用いて説明す
る。HOT販売スイッチ群36からHOT販売(開始)
信号が入力されると、マイクロコンピュータ34のRO
Mに記憶された図4のフローチャートに示されたプログ
ラムの手順に従って、缶飲料20の加熱動作が実行され
る。
【0040】まず、マイクロコンピュータ34は図示し
ない収納装置より指定された缶飲料20を搬送路22に
搬出させる。次に、搬送路22内に設けられた搬送セン
サ32が前記缶飲料20を検知してから所定時間後(缶
飲料20の缶壁が画像形成部31との対向部に到達する
タイミング)に、シール貼付部37は、例えば図7に示
すように、缶飲料20の缶壁の所定領域に輻射率が0.
8一定の黒色画像からなる被検知部M(基準マーク)が
形成されたシールSの貼り付け(マーキング)を行う。
ここで、シールSは、缶21の長手方向略中央部に対応
する位置に貼り付けられる。尚、被検知部Mは黒色画像
に限られない。
【0041】そして、被検知部Mが記録された缶飲料2
0が電磁誘導加熱部23に送り込まれると、当該缶飲料
20が検知センサ26により検知され、加熱コイル24
への通電及びこれに伴う缶21(缶飲料20)の加熱が
開始される。尚、このとき、サーモパイル式温度センサ
25との対向部位に被検知部Mが配置されるよう調整が
行われる。そして、サーモパイル式温度センサ25は、
前記被検知部Mから輻射される赤外線を検知して出力信
号を生成し、この出力信号は増幅器30及びA/D変換
器35を介してマイクロコンピュータ34に取り込まれ
る。マイクロコンピュータ34では、測定対象物の輻射
率が0.8である場合の温度を演算し、求められた温度
が販売温度に到達するまで電磁誘導加熱を続行させる。
このとき、シールS及びシールSに形成された被検知部
Mは、缶21と同じ温度になっているため、その温度に
見合った赤外線が放出される。
【0042】そして、検知された温度が販売温度に到達
すると、加熱コイル24への通電及びこれに伴う缶21
(缶飲料20)の加熱が停止され、缶飲料20が商品取
り出し口(図示せず)へと排出され、一連のプロセスを
終了する。
【0043】尚、HOT販売スイッチ群36によりHO
T販売が選定されなかった場合は、シール貼付部37に
よるシールSの貼り付け及び電磁誘導加熱部23におけ
る電磁誘導加熱は行われず、缶飲料20がそのまま商品
取り出し口へと排出される。
【0044】本実施の形態に係る自動販売機では、シー
ル貼付部37によって缶飲料20の缶21に輻射率0.
8の被検知部Mが形成されたシールSを貼り付け、当該
被検知部Mの温度をサーモパイル式温度センサ25で非
接触検知するようにしたので、缶21の材質等とは無関
係に正確な温度検知を行うことができる。従って、この
温度検知結果に基づいて電磁誘導加熱制御を行うことに
より、実施の形態1と同様、各缶飲料20を所望の温度
まで加熱した状態で販売することができる。また、被検
知部Mが形成されたシールSを貼り付けているだけなの
で、自動販売機内が粉体やインク等で汚れることもな
い。
【0045】また、本実施の形態では、缶21の缶壁
に、予め被検知部Mが形成されたシールSを貼り付ける
ようにしていたが、これに限られるものではなく、例え
ば図6に破線で示すように、自動販売機内に、無地のシ
ールSに画像を形成するシール作像部38を設け、当該
シール作像部38で無地のシールSに被検知部M(ある
いは絵や文字の画像)を作像した後、シール貼付部37
に送り込むようにしてもよい。更に、シールSの貼り付
け位置についても、実施の形態1と同様、缶壁に限らず
適宜選定して差し支えない。
【0046】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態1、2と略同様であるが、
図8に示すように、マーク形成手段として画像形成部3
1やシール貼付部37に代えてフィルム当接部39を配
設するようにしたものである。また、フィルム当接部3
9は、実施の形態1における画像形成部31や実施の形
態2におけるシール貼付部37とは異なり、搬送路22
中ではなく、電磁誘導加熱部23内に配設されている。
尚、本実施の形態に係る自動販売機の構成要素のうち、
実施の形態1、2に係る自動販売機と同様のものについ
ては、実施の形態1、2と同様の符号を付してここでは
その詳細な説明を省略する。
【0047】本実施の形態において、フィルム当接部3
9は図8及び図9(a)に示すように、加熱コイル24
上に置かれた缶21とサーモパイル式温度センサ25と
の間に上下方向に移動自在に配設されるフィルム40
と、このフィルム40を支持する二本の軸41a、41
bと、これら軸41a、41bを介してフィルム40を
上下方向に移動させるリフト機構42とを備えている。
尚、符号43はフィルム40が上限位置にあるか否かを
検知するリミットスイッチであり、44は軸41aを介
してフィルム40にかかるテンションを測定するテンシ
ョン測定装置である。また、フィルム40は、厚さ25
〜200μm程度のポリイミドにて構成される。このポ
リイミドの輻射率は0.5である。
【0048】次に、本実施の形態に係る自動販売機の動
作を、図8、図9及び図10に示すフローチャートに基
づいて説明する。HOT販売スイッチ群36からHOT
販売(開始)信号が入力されると、マイクロコンピュー
タ34のROMに記憶された図10のフローチャートに
示されたプログラムの手順に従って、缶飲料20の加熱
動作が実行される。
【0049】搬送路22内を搬送された缶飲料20が電
磁誘導加熱部23に送り込まれると、当該缶飲料20が
検知センサ26で検知され、リフト機構42によるフィ
ルム40の降下動作が開始される。この降下動作は、テ
ンション測定装置44によって測定されるテンションが
リミットとなった時点、すなわち、フィルム40が缶2
1に所定の圧力で当接した時点で停止される。これによ
り、細い缶21(図9(a)の破線部参照)の場合も、
太い缶21(図9(a)の一点鎖線部参照)の場合も、
図9(a)及び(b)に示すように、サーモパイル式温
度センサ25との対向部位に、缶21とフィルム40と
が当接する被検知部Mが形成されることとなる。
【0050】次に、フィルム40の降下が終了した時点
で、加熱コイル24への通電及びこれに伴う缶21(缶
飲料20)の加熱が開始される。そして、サーモパイル
式温度センサ25は、前記被検知部Mから輻射される赤
外線を検知して出力信号を生成し、この出力信号は増幅
器30及びA/D変換器35を介してマイクロコンピュ
ータ34に取り込まれる。マイクロコンピュータ34で
は、測定対象物の輻射率が0.5である場合の温度を演
算し、求められた温度が販売温度に到達するまで電磁誘
導加熱を続行させる。このとき、被検知部Mすなわち缶
21と当接している部位のフィルム40は、缶21と同
じ温度になっているため、その温度に見合った赤外線が
放出される。
【0051】そして、検知された温度が販売温度に到達
すると、加熱コイル24への通電及びこれに伴う缶21
(缶飲料20)の加熱が停止され、続いて、リフト機構
42によるフィルム40の上昇動作が開始される。この
上昇動作は、リミットスイッチ43がオンとなった時
点、すなわち、フィルム40が上限位置に到達した時点
で停止される。フィルム40の上昇動作が終了すると、
缶飲料20が商品取り出し口(図示せず)へと排出さ
れ、一連のプロセスを終了する。
【0052】尚、HOT販売スイッチ群36によりHO
T販売が選定されなかった場合は、フィルム当接部39
によるフィルム40の当接及び電磁誘導加熱部23にお
ける電磁誘導加熱は行われず、缶飲料20がそのまま商
品取り出し口へと排出される。
【0053】本実施の形態に係る自動販売機では、フィ
ルム当接部39によって缶飲料20の缶21にフィルム
40を当接させることにより輻射率0.5の被検知部M
を形成し、当該被検知部Mの温度をサーモパイル式温度
センサ25で非接触検知するようにしたので、缶21の
材質等とは無関係に正確な温度検知を行うことができ
る。従って、この温度検知結果に基づいて電磁誘導加熱
制御を行うことにより、実施の形態1や2と同様、各缶
飲料20を所望の温度まで加熱した状態で販売すること
ができる。また、温度検知時にフィルム40を当接させ
ているだけなので、販売される缶飲料20の缶21に何
の痕跡も残らない。
【0054】尚、本実施の形態では、フィルム40とし
てポリイミドを用いていたが、これに限られるものでは
なく、輻射率が既知で、100℃程度の耐熱性を有する
ものであれば、例えばポリエステルやポリエチレンテレ
フタレート(PET)等適宜選定して差し支えない。但
し、連続使用時の耐久性向上という観点からすれば、強
度等機械的特性の高いものを用いることが好ましい。ま
た、素早く缶21の温度と同じ温度とするためには、フ
ィルム40として熱容量の低いものを用いることが好ま
しい。
【0055】◎実施の形態4 図11は、本発明の第一の態様に加え、第二の態様も適
用された自動販売機の実施の形態4を示す。尚、本実施
の形態に係る自動販売機の構成要素のうち、実施の形態
1に係る自動販売機と同様のものについては、実施の形
態1と同様の符号を付してここではその詳細な説明を省
略する。
【0056】同図において、符号50は、容器51に収
容された飲料商品である。本実施の形態に係る自動販売
機は、実施の形態1〜3とは異なり、例えば缶飲料以外
の飲料商品(紙パック入りコーヒー等)も販売される。
また、符号45は、飲料商品50を収容するストッカで
あり、本実施の形態に係る自動販売機では、二つのスト
ッカ45a、45bが設けられている。そして、各スト
ッカ45の下部には、販売時にロックを解除して飲料商
品50を搬出するストッパ46(具体的には46a、4
6b)が設けられている。更に、各ストッカ45の下部
側面には、収容される飲料商品50の容器51が電磁誘
導加熱可能であるか否かを検知する識別センサ47(具
体的には47a、47b)が設けられている。この識別
センサ47は、例えば光学センサや磁気センサ等で構成
される。更にまた、各ストッカ45内には、各ストッカ
45内に収容される飲料商品50を抵抗加熱するシーズ
ヒータ48(具体的には48a、48b)が配設されて
いる。
【0057】次に、本実施の形態に係る自動販売機の動
作を、図11及び図12に示すフローチャートを用いて
説明する。作業者が自動販売機の各ストッカ45に飲料
商品50を投入すると、各ストッカ45に設けられた識
別センサ47によりその飲料商品50の容器51が電磁
誘導加熱可能か否かが識別される。そして、例えばスト
ッカ45a内に収容される飲料商品50の容器51が金
属製で電磁誘導加熱可能であると識別された場合には、
シーズヒータ48aによる加熱を行わず、そのままの状
態で保管する。一方、例えばストッカ45b内に収容さ
れる飲料商品50の容器51が紙製で電磁誘導加熱不可
能であると識別された場合には、シーズヒータ48bに
より加熱を行い、所定の販売温度に加熱した状態で保管
する。
【0058】次に、HOT販売スイッチ群36からHO
T販売(開始)信号が入力されると、例えばストッカ4
5a内に収容された飲料商品50が要求された場合に
は、ストッパ46aが解除され、当該飲料商品50が搬
送路22内に搬出される。ここで、ストッカ45a内に
収容された飲料商品50は、電磁誘導加熱可能であるた
め、実施の形態1で説明したプロセスに基づいて電磁誘
導加熱されて販売温度まで加熱され、その後商品取り出
し口(図示せず)へと排出される。
【0059】一方、例えばストッカ45b内に収容され
た飲料商品50が要求された場合には、ストッパ46b
が解除され、当該飲料商品50が搬送路22内に搬出さ
れる。ここで、ストッカ45b内に収容された飲料商品
50は、既にシーズヒータ48bで販売温度まで加熱さ
れた状態にあるため、そのまま商品取り出し口(図示せ
ず)へと排出される。
【0060】このように、本実施の形態では、飲料商品
50が電磁誘導加熱可能であるか否かを識別し、電磁誘
導加熱可能なものは電磁誘導加熱により販売温度まで加
熱するようにし、他方、電磁誘導加熱不可能なものは抵
抗加熱により販売温度まで加熱するようにしたので、い
ずれの飲料商品50もHOT販売することができる。ま
た、すべての飲料商品50をシーズヒータ48で抵抗加
熱する態様と比較して、ストック時の消費電力を低く抑
えることができる。
【0061】◎応用例 本応用例は、実施の形態1で説明した自動販売機を用
い、缶21の缶壁に文字や画像を形成するようにしたも
のである。尚、本応用例に係る自動販売機の構成要素の
うち、実施の形態1に係る自動販売機と同様のものにつ
いては、実施の形態1と同様の符号を付してここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0062】本応用例において、画像形成部31は、実
施の形態1で説明した被検知部Mではなく、例えば図1
3に示すように、缶21の缶壁に絵や文字などの画像N
(ここではFUJI XEROX)を形成するようになっている。
このような画像Nとしては、例えば商品に関する情報、
製造者に関する情報、販売者に関する情報、販売地域に
関する情報、広告等、具体的には、例えば、商品の銘
柄、製造者や販売者等のURL、販売地域の観光情報、
ニュース、キャンペーンクーポンなどがある。
【0063】本応用例においては、自動販売機内で缶2
1に画像Nを形成することにより、種々の情報を顧客に
対して提供することができ、顧客の購買意欲を高めるこ
とができる。
【0064】尚、本応用例では、画像形成部31により
缶21の缶壁に直接画像Nを形成する態様について説明
を行ったが、例えば実施の形態2で説明したシール貼付
部37を用い、缶21の缶壁に、前記画像Nが形成され
たシールSを貼り付けるようにしてもよいことは勿論で
ある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の態
様によれば、容器に輻射率同一の基準マークを備えさ
せ、この基準マークの温度を非接触型温度センサで温度
検知し、この温度検知結果に基づいて熱処理を行うよう
にしたので、正確な温度検知結果に基づいて熱処理を行
うことができ、容器に収容された商品を確実に所望の温
度にして販売することができる。
【0066】また、本発明の第二の態様によれば、容器
が電磁誘導加熱可能か否かによって、電磁誘導加熱装置
あるいは他の加熱装置に加熱手段を切り換えるようにし
たので、種々の容器に収容された商品を確実に加熱して
販売することができる。
【0067】それゆえ、本発明によれば、容器に収容さ
れた商品に対し、適切な熱処理を行って販売することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の態様に係る自動販売機の概要
を示す説明図である。
【図2】 本発明の第二の態様に係る自動販売機の概要
を示す説明図である。
【図3】 本発明が適用された自動販売機の実施の形態
1の概要を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1、2に係る自動販売機の動作を
説明するフローチャートである。
【図5】 (a)〜(d)は、実施の形態1において缶
に対する被検知部の形成例を示す模式図である。
【図6】 本発明が適用された自動販売機の実施の形態
2の概要を示す説明図である。
【図7】 実施の形態2において缶に対する被検知部の
形成例を示す模式図である。
【図8】 本発明が適用された自動販売機の実施の形態
3の概要を示す説明図である。
【図9】 (a)はフィルム当接装置の概要を示す説明
図であり、(b)は缶に対する被検知部の形成例を示す
模式図である。
【図10】 実施の形態3に係る自動販売機の動作を説
明するフローチャートである。
【図11】 本発明が適用された自動販売機の実施の形
態4の概要を示す説明図である。
【図12】 実施の形態4に係る自動販売機の動作を説
明するフローチャートである。
【図13】 実施の形態1の応用例であり、缶に対する
絵や文字などの画像の形成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…基準マーク,2…容器,3…商品,4…非接触型温
度センサ,5…熱処理手段,6…基準マーク形成手段,
7…加熱手段,7a…電磁誘導加熱装置,7b…加熱装
置,8…識別手段,9…切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/12 314 H05B 6/12 314 Fターム(参考) 3E044 AA01 DB16 FB11 3E046 BA03 BB03 GA08 3E062 AA04 AB02 DA02 DA07 JA02 JA08 JB04 3K051 CD42 CD43 4B055 AA09 AA17 BA62 CA05 CA22 CB02 CD02 DB14 FD04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射率が同一に設定される基準マークを
    備えた容器に収容される商品と、 前記容器に対して非接触配置され且つ前記基準マークか
    ら放出された赤外線を検知する非接触型温度センサと、 前記非接触型温度センサの検知結果に基づいて前記商品
    に対して熱処理を行う熱処理手段とを備えることを特徴
    とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動販売機において、 前記容器に前記基準マークを形成する基準マーク形成手
    段を具備させることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動販売機において、 前記基準マーク形成手段は、前記容器に基準マークとし
    ての画像を形成する画像形成手段であることを特徴とす
    る自動販売機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の自動販売機において、 前記基準マーク形成手段は、前記容器に基準マークが形
    成されたシールを貼り付けるシール貼付手段であること
    を特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の自動販売機において、 前記基準マーク形成手段は、前記容器に基準マークとし
    てのフィルムを当接させるフィルム当接手段であること
    を特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の自動販売機において、 前記熱処理手段は、前記容器を電磁誘導加熱する電磁誘
    導加熱装置であることを特徴とする自動販売機。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の自動販売機で用いられ
    る容器。
  8. 【請求項8】 容器に収容された商品を販売する自動販
    売機であって、 前記容器を加熱するために設けられる少なくとも電磁誘
    導加熱装置と他の加熱装置とを有する複数の加熱手段
    と、 前記容器が電磁誘導加熱可能か否かを識別する識別手段
    と、 前記識別手段からの識別情報に基づいて前記電磁誘導加
    熱装置あるいは他の加熱装置に前記加熱手段を切り換え
    る切換手段とを備えることを特徴とする自動販売機。
JP2001253252A 2001-08-23 2001-08-23 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器 Expired - Fee Related JP4003036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253252A JP4003036B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253252A JP4003036B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003067823A true JP2003067823A (ja) 2003-03-07
JP2003067823A5 JP2003067823A5 (ja) 2005-08-25
JP4003036B2 JP4003036B2 (ja) 2007-11-07

Family

ID=19081608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001253252A Expired - Fee Related JP4003036B2 (ja) 2001-08-23 2001-08-23 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4003036B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1811475A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-25 PepsiCo, Inc. Method and apparatus for inductive heating of a food container
JP2008102584A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機
JP2008102580A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機の制御装置
JP4913831B2 (ja) * 2006-01-31 2012-04-11 エレクトロラックス ホーム プロダクツ コーポレイション ナームロゼ フェンノートシャップ 飲料用急速冷却装置およびその制御方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1811475A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-25 PepsiCo, Inc. Method and apparatus for inductive heating of a food container
JP2007193816A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Pepsico Inc 食品容器の誘導加熱のための方法及び装置
US7432479B2 (en) 2006-01-20 2008-10-07 Pepsico, Inc. Method and apparatus for inductive heating of a food container
JP4619374B2 (ja) * 2006-01-20 2011-01-26 ペプシコ,インコーポレイテッド 食品容器の誘導加熱のための方法及び装置
JP4913831B2 (ja) * 2006-01-31 2012-04-11 エレクトロラックス ホーム プロダクツ コーポレイション ナームロゼ フェンノートシャップ 飲料用急速冷却装置およびその制御方法
JP2008102584A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機
JP2008102580A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4003036B2 (ja) 2007-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7432479B2 (en) Method and apparatus for inductive heating of a food container
WO2019196500A1 (zh) 无人零售系统及其控制方法、售货装置和云服务器
US5897741A (en) Apparatus for applying security tags to labels
US9033229B2 (en) Self-checkout terminal and control method therefor
US9400624B2 (en) Paper profile and reading systems
US20100147418A1 (en) Apparatus and method for marking plastic containers
US20060131402A1 (en) Enhanced purchase verification for self checkout system
JP2001163314A (ja) 印刷装置を備えた商品包装装置
US20100269454A1 (en) Systems and methods for activating thermochromic ink labels
JP2003067823A (ja) 自動販売機及び自動販売機で用いられる容器
JP2023118732A (ja) プリンタおよびプログラム
JP2005018215A (ja) 自動販売機
JP3620195B2 (ja) 自動販売機の制御装置
JP2005172911A (ja) 定着装置
JP2004090927A (ja) ラベル貼付装置
JP3047635B2 (ja) 缶商品自動販売機の商品加熱装置
JP2008287392A (ja) 自動販売機
JP7330026B2 (ja) 無線タグ読取装置およびプログラム
JPH06231356A (ja) 電子レンジ内蔵自動販売機
JP5217831B2 (ja) 自動販売機
JPH04188391A (ja) 温度検出装置ならびにその温度検出装置を用いた誘導加熱装置付き自動販売機
JPH0991523A (ja) 自動販売機の缶商品加熱装置およびその制御方法
JP3820605B2 (ja) 自動販売機
JPH0729061A (ja) 自動販売機の缶商品加熱装置
JPH09305854A (ja) 自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees