JP2003067604A - 製品の受発注システム - Google Patents

製品の受発注システム

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JP2003067604A
JP2003067604A JP2001254388A JP2001254388A JP2003067604A JP 2003067604 A JP2003067604 A JP 2003067604A JP 2001254388 A JP2001254388 A JP 2001254388A JP 2001254388 A JP2001254388 A JP 2001254388A JP 2003067604 A JP2003067604 A JP 2003067604A
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customer terminal
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Koji Izumi
幸治 泉
Takeshi Nosaka
武史 野坂
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Chugai Ro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一品一様で設計製作される製品の発注から納
入完了に至るまでの期間を短縮する。 【解決手段】 受注側の内部ネットワーク1は、通信回
線2を介して発注側の顧客端末3に接続されている。設
計部門サーバ部6は、顧客端末3から返信された入力済
みの仕様入力フォームに含まれる情報に基づいて、製品
の仕様を決定する。営業部門サーバ部7は、設計部門サ
ーバ部6から送信された仕様に対応する価格を算出す
る。内部ネットワーク1が顧客端末から発注情報を受信
すると、設計部門サーバ部6は、製作指示情報を作成し
て製造部門サーバ部8に送信し、製造部門サーバ部8
は、製作指示情報を基に当該製品の手配、製作指示を行
うと共に当該製品の製作工程を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は製品の受発注方法に
関し、特に、一品一様で設計製作される製品をインター
ネット等の通信回線を介して発注することが可能な受発
注システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、インターネット等の通信回線を介
して製品を受発注するシステムとしては、建具などのオ
プションの組合せの多い商品をインターネットを介して
容易に受発注できることを目的に、発注側の端末部と、
該端末部とインターネット部を介して接続された受注側
のウェブサーバ部およびホストコンピュータ部とによっ
て電子受発注システム全体を構成し、前記端末部から入
力される製品本体情報に基づいて前記ウェブサーバ部で
製品本体を構成する品目情報からなる発注候補品目リス
トを作成し、前記端末部では発注候補品目情報リストオ
プションを選択して発注品目情報リストをホストコンピ
ュータ部へ送信し、そこで在庫商品情報と照合のうえ受
注情報として格納する製品の電子受発注システムが特開
2000−305987号公報に開示されている。 【0003】ところで、一品一様で設計製作される製品
は多種多様であり、例えば、工業炉を一例に挙げると、
工業炉はその構成部品である搬送装置や燃焼装置、燃焼
制御装置等の様々な一品一様で設計製作された製品から
構成されている。 【0004】また、近年、工業炉は、あらゆる用途の炉
の操業方法において、処理製品の高品質化や炉内温度設
定や炉内雰囲気設定の変更頻度が高くなる等の処理内容
の多様化が重要視されている。 【0005】炉内温度設定や炉内雰囲気設定の変更頻度
が高くなればなるほど、適切な燃焼管理をする必要があ
り、燃焼制御装置を設けて自動制御することが不可欠で
ある。この燃焼制御装置は、大略、制御器と、燃焼用空
気調節弁および燃料調節弁と、圧力検出手段および温度
検出手段とからなり、あらゆる用途の炉の操業条件に基
づいて一品一様で設計製作される。 【0006】図8は、発注側である顧客が受注側である
製造販売会社から一品一様で設計製作される製品を発注
し、納入されるまでの手順を説明した図である。まず、
顧客51は製造販売会社の営業部門52に電話あるいは
FAXにて希望する機器の型式あるいは使用目的等の条
件や、納入希望日、台数等の注文情報を伝達する。 【0007】前記顧客51からの注文情報を受けた前記
営業部門52は、注文情報の内容確認を顧客51に電話
あるいはFAXにて確認したのち、「見積書」の作成を
行うと共に、顧客51の納入希望日に製品を納入するこ
とが可能か、また、見積金額で製造可能かどうかを受注
側で検討を行ったのち、最終的な「見積書」を作成す
る。 【0008】次に、営業部門52は前記「見積書」を顧
客51に提出する。そして、顧客51は前記「見積書」
の内容を検討して営業部門52に製品を発注し、正式に
受注決定となる。受注が決定すると、営業部門52は受
注情報(予算、納期、製品の型式および仕様、数量等)
を記載した「注文請書」を発行し、設計部門53に当該
製品の設計および手配を依頼する。 【0009】設計部門53は前記「注文請書」に記載さ
れた諸情報に基づいて設計を行い、当該製品の手配、製
作に必要な情報が記載された「製作指示書」を発行して
製造部門54に当該製品の手配、製作を依頼する。依頼
を受けた製造部門54は前記「製作指示書」に記載され
た情報に基づいて部品メーカから必要な部品を購入して
製品を製作する。そして、完成した製品は物流倉庫に保
管され、納入予定日に顧客51に納入される。納入後、
設計部門53が顧客まで赴いて当該製品の試運転調整を
行い、試運転調整完了後に最終引き渡しである「検収」
となる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】受注側のカタログ等に
掲載されている製品を発注する場合は、仕様に見合った
ものを選定するだけで良く、発注から納品完了までの期
間が比較的短いが、顧客の要求する仕様条件に基づいて
一品一様で設計製作される製品を発注する場合は、前述
のように複数かつ複雑な手順を経るばかりでなく、顧客
からの発注情報が直接設計部門に伝達されないため、発
注から納入完了までに長期間を要していた。 【0011】また、顧客が前記従来技術の電子受発注シ
ステムを用いて当該製品の発注を行なうことも考えられ
るが、顧客設備の操業条件から、顧客が当該製品を構成
する機器類を適切に選定し、決定することは非常に困難
であり、発注ミスも生じ易い。 【0012】そこで、本発明は、一品一様で設計製作さ
れる製品の発注から納入完了に至るまでの見積、設計等
の業務の効率化により発注から納入完了に至るまでの期
間を短縮し、かつ、発注ミスを確実に防止することがで
きる製品の受発注システムを提供することを課題として
いる。 【0013】前記課題を解決するため、本発明は、受注
側の内部ネットワークと、この内部ネットワークと通信
回線を介して接続された発注側の顧客端末とを備える製
品の受発注システムであって、前記内部ネットワーク
は、通信サーバ部と製品サーバ部と設計部門サーバ部と
営業部門サーバ部と製造部門サーバ部とを備え、顧客端
末と前記通信サーバ部を介して接続された前記製品サー
バ部は、蓄積されている製品情報から前記顧客端末によ
って選択された製品に応じて、当該製品の仕様決定に必
要な条件を入力するための仕様入力フォームを、前記通
信サーバ部を介して前記顧客端末に送信すると共に、前
記顧客端末から返信された当該入力済みの仕様入力フォ
ームを正誤判断し、正の場合には前記設計部門サーバ部
に送信する一方、誤りの場合には前記顧客端末に送信
し、前記設計部門サーバ部は、前記顧客端末から返信さ
れた入力済みの仕様入力フォームに含まれる情報に基づ
いて、当該製品の仕様を決定したのち、当該仕様を前記
営業部門サーバ部に送信し、前記営業部門サーバ部は、
蓄積された価格情報を参照して当該仕様に対応する価格
を算出すると共に、納期情報を加味してこれら仕様およ
び価格を前記顧客端末に前記通信サーバ部を介して送信
すると共に、見積情報として格納し、かつ、仕様および
価格に基づく発注情報を前記顧客端末から受信すると、
前記設計部門サーバ部に前記発注情報を送信すると共
に、前記発注情報を受注情報として格納し、前記発注情
報を受信した設計部門サーバ部は、前記仕様入力フォー
ムに含まれる情報のうち当該製品の手配および製作指示
に必要な情報を抽出して製作指示情報を作成し、この製
作指示情報を前記製造部門サーバ部に送信し、前記製造
部門サーバ部は、前記製作指示情報を基に当該製品の手
配および製作指示を行うと共に、当該製品の製作工程を
管理する、製品の受発注システムを提供するものであ
る。 【0014】 【発明の実施の形態】次に、本発明の製品の受発注シス
テムの実施形態を図面にしたがって説明する。ここでい
う「製品」とは一品一様で設計製作される製品をいい、
図1は本発明の製品の受発注システムを用いて発注者が
製品の一例である燃焼制御装置を発注する実施形態を示
すものである。 【0015】本発明の製品の受発注システムは、受注側
の内部ネットワーク1と発注側の顧客端末3とは通信回
線の一例であるインターネット2を介して接続されてお
り、前記内部ネットワーク1は、通信サーバ部4と設計
部門サーバ部6と営業部門サーバ部7と製造部門サーバ
部8とから構成されている。 【0016】前記顧客端末3は、例えば、パーソナルコ
ンピュータであり、通信に必要なモデム等の機器を有す
る本体、キーボードおよびマウス等の入力装置のほか、
内部ネットワーク1から送信されたデータを表示するデ
ィスプレイを備える。 【0017】製品サーバ部5には、バーナやブロワ、あ
るいは燃焼制御装置等の製品情報が製品毎に蓄積されて
いる。そして、図示のように、例えば、「燃焼制御装
置」の製品情報メニューの中には、その構成部品である
「制御器」、「燃焼用空気調節弁」、「燃料調節弁」、
「圧力検出手段」および「温度検出手段」がコード番号
と関連付けて格納されている。例えば、「燃料調節弁」
については「20A」から「80A」までの口径に対応
する図示しないコード番号、例えば、IGCV−20、
IGCV−80等の番号がそれぞれ割り当てられてお
り、同様に、「燃焼用空気調節弁」についても、「40
A」から「250A」までの口径に対応するコード番
号、例えば、IACV−40、IACV−20等の番号
がそれぞれ割り当てられている。また、製品サーバ部5
は、顧客が顧客端末3により製品情報メニュー中のいず
れかの製品を選択した時点で、製品の仕様を決定するに
必要な「仕様入力フォーム」を、通信サーバ部4を介し
て顧客端末3に送信すると共に、顧客端末3から返信さ
れた入力済みの「仕様入力フォーム」の入力データを正
誤判断する機能を有している。 【0018】設計部門サーバ部6は、顧客端末3から返
信された入力済みの「仕様入力フォーム」に入力された
データに基づいて仕様を決定し、この仕様を営業部門サ
ーバ部7に送信する仕様決定部6aを有している。ま
た、設計部門サーバ部6は、顧客端末3からの発注情報
を受信すると、前記「仕様入力フォーム」に含まれるデ
ータのうち製品の製造に必要なデータを抽出して製作指
示情報を作成し、製造部門サーバ部8に送信する製作指
示情報作成部6bを有している。さらに、設計部門サー
バ部6は、前記「仕様入力フォーム」中に燃焼制御に関
するデータの入力があれば、このデータのみを抽出して
燃焼制御データを作成し、製造部門サーバ部8に送信す
る制御データ作成部6cを有している。 【0019】営業部門サーバ部7は、製品サーバ部5に
掲載されている全ての製品およびその構成機器の価格情
報が蓄積されている。そして、前記設計部門サーバ部6
から送信された仕様に対応する前記価格情報を参照して
価格を算出すると共に、納期情報を加味してこれら仕様
および価格を顧客端末3に送信すると共に、これらを見
積情報として格納し、かつ、仕様および価格に基づく発
注情報を顧客端末3から受信すると、前記設計部門サー
バ部6に当該発注情報を送信すると共に、前記発注情報
を受注情報として格納する機能を有している。 【0020】製造部門サーバ部8は、前記設計部門サー
バ部6の製作指示情報作成部6bから受信した製作指示
情報を例えばCSV形式等に変換して製作指示書等の形
式で出力して当該製品の手配、製作指示を行うと共に、
当該製品の製作工程を管理する機能を有する。また、製
造部門サーバ部8は、前記設計部門サーバ部6から受信
した燃焼制御データを、例えばイーサーネット等の伝送
路を介して出荷待ちの燃焼制御装置の制御器30に送信
するための制御データ管理部8aを備えている。 【0021】次に、図2から図5に示すフローチャート
を参照して、本発明の製品の受発注システムの動作を説
明する。 【0022】まず、図2のステップS2−1において、
顧客端末3がインターネット2を介して内部ネットワー
ク1の通信サーバ部4にアクセスする。次に、ステップ
S2−2において、顧客端末3が通信サーバ部4を介し
て製品サーバ部5にアクセスし、顧客端末3のディスプ
レイに製品サーバ部5に蓄積されている製品群が表示さ
れる。そして、ステップS2−3において、顧客が顧客
端末3により所望の製品を選択する。 【0023】次に、図3のステップS3−1において、
製品サーバ部5が通信サーバ部4を介して前記ステップ
S2−3で選択された製品の仕様決定に必要な条件を入
力するための仕様入力フォームを顧客端末3に送信し、
この仕様入力フォームは顧客端末3のディスプレイに表
示される。図6は、選択された製品が「燃焼制御装置」
である場合の仕様入力フォームの一例を示しており、バ
ーナ1本当たりの燃焼容量、バーナ本数、ゾーン数(ル
ープ数)、バーナ前燃料ガス供給圧力、バーナ前燃焼用
空気供給圧力、燃料ガス種類、低位発熱量、理論空気
量、燃料ガス温度、燃料ガス比重量、燃料ガス供給圧
力、燃焼用空気温度、燃焼用空気比重量、燃焼用空気供
給圧力、空気比、燃料ガス側ターンダウン比、および燃
焼用空気側ターンダウン比等の入力項目が設けられてい
る。また、この仕様入力フォームは、入力項目として燃
焼制御に必要なデータ、すなわち、温度調節計の信号出
力値に対する燃焼容量設定値と燃焼容量毎の空気比設定
値とを含んでいる。さらに、この仕様入力フォームは、
オプション設定(例えば、温度補正、流量の外部出力、
炉圧補正、および外部空気比等)の有無や、納入場所等
の関連情報の入力項目を含んでいる。 【0024】ステップS3−2において、顧客は顧客端
末3により仕様入力フォームに必要条件を入力し、ステ
ップS3−3において、入力済みの仕様入力フォームが
顧客端末3から通信サーバ部4を介して製品サーバ部5
に送信される。ステップS3−4において、製品サーバ
部5は受信した仕様入力フォームの入力データに誤りが
ないか判断し、誤りがない場合には仕様入力フォームの
送信が完了する。一方、ステップS3−4におい仕様入
力フォームの入力データに誤りがある場合には、ステッ
プS3−5において製品サーバ部5が通信サーバ部4を
介して顧客端末3にエラーメッセージを送信し、顧客端
末3に表示させた後、再度仕様入力フォームの送信、記
入、および返信が繰り返される(ステップS3−1〜S
3−4)。 【0025】次に、図4のステップS4−1において、
顧客端末3から通信サーバ部4を介して設計部門サーバ
部6に前記入力済みの仕様入力フォームが送信される。
ステップS4−2では、設計部門サーバ部6の仕様決定
部6aが仕様入力フォームに含まれる情報に基づいて選
択された製品の仕様を決定する。 【0026】この設計部門サーバ部6が実行する仕様の
決定の一例として、選択された製品が「燃焼制御装置」
であるときの燃料調節弁および燃焼用空気調節弁の選定
を説明する。 【0027】使用する燃料が13A都市ガス等の気体燃
料の場合を述べると、まず、燃料ガス最大流量が、仕様
入力フォームに含まれる「バーナ1本の燃料容量」、
「バーナ本数」、および「低位発熱量」を使用して以下
の式(1)により算出される。 【0028】 【数1】 【0029】同様に、燃焼用空気最大流量が、仕様入力
フォームに含まれる「理論空気量」および「空気比」
と、前記式(1)で算出した「燃料ガス最大流量」を使
用して以下の式(2)により算出される。 【0030】 【数2】 【0031】燃料調節弁の流量係数(CV値)が、仕様
入力フォームに含まれる「燃料ガス比重量」、「燃料ガ
ス温度」、「燃料ガス供給圧力」、および「バーナ前燃
料ガス供給圧力」と、前記式(1)で算出した「燃料ガ
ス最大流量」を使用して以下の式(3)により算出され
る。 【0032】 【数3】 【0033】また、燃焼用空気調節弁の流量係数が、仕
様入力フォームに含まれる「燃焼用空気比重量」、「燃
焼用空気温度」、「燃焼用空気供給圧力」、および「バ
ーナ前空気供給圧力」と、前記式(2)で算出した「燃
焼用空気最大流量」を使用して以下の式(4)により算
出される。 【0034】 【数4】 【0035】図7(A)に示すように、燃料ガス調節弁
の型番は、型番毎に各弁開度毎の燃料ガス調節弁の流量
係数(CV値)を示す関係が曲線図として表されたチャ
ートにより決定される。すなわち、「燃料ガス供給圧
力」は仕様入力フォームに含まれており、所定弁開度、
例えば、弁開度60%での燃料ガス流量は、前記式
(1)で算出した「燃料ガス最大流量」と、前記式
(3)で算出した「燃料調節弁の流量係数(CV値)」
とから算出されるので、前記チャートにより燃料ガス調
節弁の型番が決まる。 【0036】同様に、図7(B)に示すように、燃焼用
空気調節弁の型番は、型番毎に各弁開度毎の燃焼用空気
調節弁の流量係数(CV値)を示す関係が曲線図としし
て図示されたチャートにより決定される。すなわち、
「燃焼用空気供給圧力」は仕様入力フォームに含まれて
おり、前記燃料調節弁と同様に、所定弁開度での燃焼用
空気流量は、前記式(2)で算出した「燃焼用空気最大
流量」と、前記式(4)で算出した「燃焼用空気調節弁
の流量係数(CV値)」とから算出されるので、前記チ
ャートにより燃焼用空気調節弁の型番が決まる。 【0037】ステップS4−3では、設計部門サーバ部
6の仕様決定部6aで決定した仕様が営業部門サーバ部
7へ送信される。次に、ステップS4−4において、営
業部門サーバ部7は、蓄積された価格情報を参照し、前
記ステップS4−2で決定した仕様に対応する価格を算
出して前記仕様および価格を通信サーバ部4を介して顧
客端末3に送信する。また、ステップS4−5において
顧客端末3のディスプレイでこれらが表示されて内容を
確認する。 【0038】ステップS4−6において仕様および価格
を確認した顧客が当該製品を正式に発注することを決定
した場合には、ステップS4−7において顧客端末3に
より発注情報を通信サーバ部4を介して営業部門サーバ
部7に送信する。一方、ステップS4−6において顧客
が当該製品を注文しないことを決定した場合には、発注
中止となり(ステップS4−8)、以降の処理は実行さ
れない。 【0039】ステップS5−1において、営業部門サー
バ部7は、前記顧客端末から受信した発注情報を設計部
門サーバ部6に送信する。営業部門サーバ部7は、ステ
ップS5−2において受信した前記発注情報を受注情報
として格納する。 【0040】一方、設計部門サーバ部6は、ステップS
5−3において営業部門サーバ部7から受信した発注情
報により燃焼制御装置の受注であるか否かを判断する。
ここで燃焼制御装置の受注は、燃焼制御装置一式を受注
する場合と、燃焼制御装置のうちの構成部品単品を受注
する場合の両方を含む。いずれの場合においても、ステ
ップS5−3において受注した製品の中に制御器30が
含まれていれば、ステップS5−4において設計部門サ
ーバ部6が製作指示情報および燃焼制御データの作成を
行う。 【0041】前記製作指示情報とは、実際にその製品を
製作する際に必要となる作業および手配等に関する情報
である。設計部門サーバ部6の製作指示情報作成部6b
は、前記ステップS4−2で算出した燃焼制御装置の仕
様から必要な情報を抽出して、製作指示情報を作成す
る。 【0042】前記燃焼制御データとは、温度調節計の信
号出力値に対する燃焼容量設定値および燃焼容量毎の空
気比設定値であり、燃焼制御装置の制御器30はこの燃
焼制御データに基づいて燃料調節弁および燃焼用空気調
節弁を制御して燃焼容量および空気比を所定値に調節す
る。設計部門サーバ部6の制御データ作成部6cは、顧
客端末3から受信した仕様入力フォームに含まれる温度
調節計の信号出力値に対する燃焼容量設定値および燃焼
容量毎の空気比設定値テーブルに基づいて燃焼制御デー
タを作成する。 【0043】設計部門サーバ部6が作成した製作指示情
報および燃焼制御データは、製造部門サーバ部8に送信
される(ステップS5−5)。ステップS5−6におい
て、製造部門サーバ部8は、受信した製作指示情報を例
えば、CSV形式に変換したのち製作依頼書等の形式で
出力し、これらに基づいて当該製品の製造指示および製
造に伴う必要な手配および製作工程の管理が行われる。 【0044】また、製造部門サーバ部8は、受信した燃
焼制御データを制御データ管理部8aに格納する。制御
データ管理部8aは、例えばイーサーネット等の伝送路
を介して出荷待ちの燃焼制御装置の制御器30にダウン
ロードする。燃焼制御データをダウンロード済みの制御
器30は、動作確認装置31により正常に動作すること
が模擬的に確認される。 【0045】一方、前記図5のステップS5−3におい
て燃焼制御装置以外の製品、例えば、バーナやブロワを
発注する場合には、ステップS5−10〜S5−12の
処理が実行される。すなわち、製品が燃焼制御装置でな
い場合には、燃焼制御データを作成する必要がないの
で、設計部門サーバ部6により作成された製作指示情報
が製造部門サーバ部8に送信され、設計部門サーバ部6
が製作指示情報に基づいて当該製品の製造指示および製
造に伴う必要な手配および製作工程の管理が行われる。 【0046】完成した製品(ステップS5−8)は、製
造部門から顧客に出荷される(ステップS5−9)。設
計部門の担当者が顧客まで赴いて当該製品の試運転調整
を行い、試運転調整完了後に最終引き渡しである「検
収」となる。 【0047】価格情報、受注情報、および発注情報がイ
ンターネット2を介して第三者に漏洩するのを防止する
必要がある。また、顧客端末3が製品サーバ部5のいず
れかの製品を選択した時点で、顧客端末3が通信サーバ
部4に接続していることがインターネット2を介して第
三者に漏洩するのを防止する必要がある。そのため、通
信サーバ部4にファイアーウォールとしての機能を持た
せることが好ましい。あるいは、顧客端末3と内部ネッ
トワーク1間の通信や、内部ネットワーク1の各サーバ
部間の通信を暗号化することによりこれらの情報の漏洩
を防止してもよい。 【0048】本実施形態では、燃焼制御装置の受発注か
ら納入までを述べたが、本実施形態に限定されることは
なく、例えば、排気炉や浸炭炉等のあらゆる用途の工業
炉、あるいは、その構成部品である搬送装置や燃焼装置
等の受発注も可能である。なお、燃焼制御装置以外の製
品を受発注する場合は、製造部門サーバ部8に制御デー
タ管理部8aを備える必要はない。 【0049】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の製品の受発注システムでは、顧客端末と内部ネットワ
ーク間の通信および内部ネットワークに含まれるサーバ
部間の通信により、仕様および価格の計算から受発注を
経て実際に製品を製造するまでの処理を行うことができ
ると共に、顧客からの発注情報が停滞することなく直接
設計部門に流れるので、顧客とメーカ間の連絡に要する
時間と、メーカの各部門間のリードタイムとが大幅に短
縮し、一品一様で設計製作される製品の発注から納入ま
でに要する期間を大幅に短縮できる。 【0050】また、顧客端末から返信された仕様入力フ
ォームに含まれる情報に基づいて、設計部門サーバ部が
仕様の決定を行うので、一品一様で設計製作される製品
の設計の効率化を図ることができる。 【0051】さらに、顧客は、顧客端末で入力した仕様
入力フォームのデータは正誤判断されることで入力ミス
が防止され、内部ネットワークに送信するだけで発注を
行うことができるので、発注ミスを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の製品の受発注方法を実現するための
システムの一例を示すシステム図である。 【図2】 製品の選択までの処理を示すフローチャート
である。 【図3】 仕様入力フォームの内容確定までの処理を示
すフローチャートである。 【図4】 発注確定までの処理を示すフローチャートで
ある。 【図5】 出荷完了までの処理を示すフローチャートで
ある。 【図6】 仕様入力フォームの一例を示す図である。 【図7】 (A)は種々の燃料調節弁の流量特性を示す
線図、(B)は種々の燃焼用空気調節弁の流量特性を示
す線図である。 【図8】 従来の製品の受発注方法を説明するためのブ
ロック図である。 【符号の説明】 1 内部ネットワーク 2 インターネット(通信回線) 3 顧客端末 4 通信サーバ部 5 製品サーバ部 6 設計部門サーバ部 6a 仕様決定部 6b 製作指示情報作成部 6c 制御データ作成部 7 営業部門サーバ部 8 製造部門サーバ部 8a 制御データ管理部 30 制御器 31 動作確認装置 51 顧客 52 営業部門 53 設計部門 54 製造部門
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 17/50 608 17/50 608G

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 受注側の内部ネットワークと、この内部
    ネットワークと通信回線を介して接続された発注側の顧
    客端末とを備える製品の受発注システムであって、 前記内部ネットワークは、通信サーバ部と製品サーバ部
    と設計部門サーバ部と営業部門サーバ部と製造部門サー
    バ部とを備え、 顧客端末と前記通信サーバ部を介して接続された前記製
    品サーバ部は、蓄積されている製品情報から前記顧客端
    末によって選択された製品に応じて、当該製品の仕様決
    定に必要な条件を入力するための仕様入力フォームを、
    前記通信サーバ部を介して前記顧客端末に送信すると共
    に、前記顧客端末から返信された当該入力済みの仕様入
    力フォームを正誤判断し、正の場合には前記設計部門サ
    ーバ部に送信する一方、誤りの場合には前記顧客端末に
    送信し、 前記設計部門サーバ部は、前記顧客端末から返信された
    入力済みの仕様入力フォームに含まれる情報に基づい
    て、当該製品の仕様を決定したのち、当該仕様を前記営
    業部門サーバ部に送信し、 前記営業部門サーバ部は、蓄積された価格情報を参照し
    て当該仕様に対応する価格を算出すると共に、納期情報
    を加味してこれら仕様および価格を前記顧客端末に前記
    通信サーバ部を介して送信すると共に、見積情報として
    格納し、かつ、仕様および価格に基づく発注情報を前記
    顧客端末から受信すると、前記設計部門サーバ部に前記
    発注情報を送信すると共に、前記発注情報を受注情報と
    して格納し、 前記発注情報を受信した設計部門サーバ部は、前記仕様
    入力フォームに含まれる情報のうち当該製品の手配およ
    び製作指示に必要な情報を抽出して製作指示情報を作成
    し、この製作指示情報を前記製造部門サーバ部に送信
    し、 前記製造部門サーバ部は、前記製作指示情報を基に当該
    製品の手配および製作指示を行うと共に、当該製品の製
    作工程を管理する、 製品の受発注システム。
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