JP2016207119A - 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム - Google Patents

経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016207119A
JP2016207119A JP2015091171A JP2015091171A JP2016207119A JP 2016207119 A JP2016207119 A JP 2016207119A JP 2015091171 A JP2015091171 A JP 2015091171A JP 2015091171 A JP2015091171 A JP 2015091171A JP 2016207119 A JP2016207119 A JP 2016207119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monthly
value
chart
actual
month
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015091171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6506089B2 (ja
Inventor
稔 加村
Minoru Kamura
稔 加村
松岡 史郎
Shiro Matsuoka
史郎 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITTSU SYSTEM KK
Original Assignee
NITTSU SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITTSU SYSTEM KK filed Critical NITTSU SYSTEM KK
Priority to JP2015091171A priority Critical patent/JP6506089B2/ja
Publication of JP2016207119A publication Critical patent/JP2016207119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6506089B2 publication Critical patent/JP6506089B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】Zチャートを予実管理に利用できる経営管理システムを提供する。【解決手段】月次実績値を記憶する実績情報記憶部22と、月次計画量を記憶する計画情報記憶部23と、月次実績値、および、月次計画量からZチャートを生成するZチャート生成部211とを備える。Zチャート生成部211は、計画情報記憶部23から今期の各月の月次計画量を取得し、横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し、期初から各月までの月次計画量の累計値を、横軸の各月に対応して縦軸に表示し、月次計画量の累計値と、前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値を、横軸の月次に対応して縦軸に表示して期初Zチャートを生成し、今期の月次実績値を実績情報記憶部22から取得した場合には、取得した月次実績値に対応する月の月次計画量を、月次実績値にして実績Zチャートを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、経営管理に用いられるZチャートを生成し表示する経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラムに関する。
経営管理に用いられるZチャートが知られている(特許文献1参照)。Zチャートは、横軸を各月とし、縦軸を売上等の実績値とし、各月の月次実績値から生成された月次曲線と、期初から各月までの累計値から生成される月次累計曲線と、この累計値と前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値から生成される移動年計曲線とを合わせて生成される。Zチャートでは、移動年計値を見ることによって、季節変動の要素を加味した売上等の実績の傾向を知ることができる。例えば、移動年計曲線が右上がりのときは、売上が上昇傾向にあることを知ることができ、右下がりのときは、売上が下降傾向にあること知ることができる。
特開2005−8341号公報
ところで、予算と実績を比較してその達成率と達成の状況を検討する予実管理において、実績値が計画量と乖離している場合には、その予算計画を修正することが必要な場合がある。上述したZチャートは、季節変動の要素を加味した実績値の傾向を知ることはできるが、計画量と実績値との比較することは困難である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、Zチャートでの実績値と計画量との比較を可能にした経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する経営管理システムは、月次実績値を記憶する実績情報記憶部と、月次計画量を記憶する計画情報記憶部と、前記月次実績値、および、月次計画量からZチャートを生成するZチャート生成部とを備える。前記Zチャート生成部は、前記計画情報記憶部から今期の各月の月次計画量を取得し、横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し、前記期初から各月までの月次計画量の累計値を、前記横軸の各月に対応して縦軸に表示し、前記月次計画量の累計値と、前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値を、前記横軸の月次に対応して縦軸に表示して期初Zチャートを生成し、今期の月次実績値を前記実績情報記憶部から取得した場合には、取得した前記月次実績値に対応する月の前記月次計画量を、前記月次実績値にして実績Zチャートを生成する。
上記構成によれば、今期の月次実績値を反映させた実績Zチャートを作成することができる。期初Zチャートと実績Zチャートと比較することで、今期の途中において、計画と実績の乖離を、確認することができる。
上記経営管理システムにおいて、前記Zチャート生成部は、前記期初Zチャートと前記実績Zチャートとを重ねて表示するとよい。
上記構成によれば、期初Zチャートと実績Zチャートの比較をしやすくなる。
上記経営管理システムにおいて、更に、前記Zチャート生成部は、前記月次計画量の総計値である今期最終目標値と前記実績情報記憶部から取得した実績期間における月次実績値の累計値との第1の差分を算出し、前記実績期間以降の期間について、前記第1の差分を按分した値を、各月の修正した月次計画量とし、前記実績Zチャートを修正し修正Zチャートを生成するようにしてもよい。
上記構成によれば、今期最終目標値を変更することなく、月次計画量を修正することができる。
上記経営管理システムにおいて、前記Zチャート生成部は、前記月次計画量の総計値である今期最終目標値の修正値を取得した場合、前記今期最終目標値の修正値と前記実績情報記憶部から取得した実績期間における月次実績値の累計値との第2の差分を算出し、前記実績期間以降の期間について、前記第2の差分を按分した値を、各月の修正した月次計画量とし、前記実績Zチャートを修正し修正Zチャートとする。
上記構成によれば、期最終目標値を変更して、月次計画量を修正することができる。
上記経営管理システムにおいて、前記Zチャート生成部は、前記期初Zチャートと前記修正Zチャートとを重ねて表示するとよい。
上記構成によれば、期初Zチャートと修正Zチャートの比較をしやすくなる。
また、本発明は、上記経営管理システムにより実行される経営管理方法である。
更に、本発明は、経営管理システムに用いる経営管理プログラムであり、サーバ装置といったコンピュータにインストールされることによって実行される。このプログラムは、記録媒体に格納され、又は、ネットワークを介して拡布され、コンピュータにインストールすることができる。
以上のような構成によれば、予実管理において、今期の予算に従った期初Zチャートと、今期の実績に従った実績Zチャートを比較して、計画量と実績値との乖離を知ることができる。これにより、今季途中で実績に応じて今期最終目標値を修正することができる。
本実施形態のシステムの概略を示すブロック図である。 (a)はZチャートの生成処理を示すフローチャートであり、(b)は計画修正処理を示すフローチャートである。 図2(a)の期初Zチャート生成処理を示すフローチャートである。 期初Zチャートを示す図である。 図2(a)のZチャートの実績反映処理を示すフローチャートである。 4月までの実績が反映された実績Zチャートを示す図である。 図2(b)の必達目標修正処理を示すフローチャートである。 月次計画量が修正された修正Zチャートを示す図である。 図2(b)の最終目標修正処理を示すフローチャートである。 修正計画が反映された修正Zチャートを示す図である。
以下、図1〜図10を用いて、経営管理システム、経営管理方法、及び、経営管理プログラムを具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態では、経営管理システムとして、クライアント端末10に接続された管理サーバ20を用いる。
クライアント端末10は、従業員や管理者が用いるコンピュータ端末である。このクライアント端末10は、出力部や入力部を備えている。出力部は各種情報を出力するための手段であり、ディスプレイ等により構成される。また、入力部は各種情報を入力するための手段であり、キーボードやポインティングデバイス、通信インターフェース等により構成される。
管理サーバ20は、企業の財務状況の管理を行なうためのコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、実績情報記憶部22、計画情報記憶部23を備えている。
実績情報記憶部22は、過去の決算情報等の財務実績を保存する。例えば、過去の実績値となる、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益、特別利益、特別損失、法人税、当期純利益等の項目が年度毎に格納されている。これらの実績値は、企業全体、事業部や支店単位、更に、地域単位で管理されている。
計画情報記憶部23は、今年度の残月予算、次年度予算といった短期的計画が保存されている。例えば、計画量として、売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益、特別利益、特別損失、法人税、当期純利益等の項目が損益計算書を作成できる程度に格納されている。計画量は、経営者のビジョン、自社が取り扱う商品のライフサイクルや次の新商品の発売時期、将来の設備投資、トレンド、将来の従業員数等を勘案して設定される。
制御部21は、CPU、RAM及びROM等のメモリ等を備えた制御手段を有し、Zチャートを生成する処理を、経営管理プログラムを実行することにより行う。具体的に、制御部21は、Zチャート生成部211として機能する。
Zチャート生成部211は、横軸を各月とし、縦軸を売上等の実績値や計画量とし、前期や今期の月次実績値や、予算計画の月次計画量等を取得し月次曲線を生成する。また、期初から各月までの月次計画量や月次実績値の累計値から月次累計曲線を生成する。更に、この累計値と前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値から移動年計曲線を生成する。Zチャート生成部211は、月次曲線と月次累計曲線と移動年計曲線とを合わせることでZチャートを生成する。具体的に、Zチャート生成部211は、予算計画に従って作成された期初Zチャートや、期初Zチャートの月次計画量を実績値に置き換えた実績Zチャートや、今期の途中で月次計画量を修正した修正Zチャートを生成する。
次に、以上のように構成された管理サーバ20が予実管理を行う場合の作用について説明する。
予実管理を行う場合には、Zチャート生成部211が次のように機能する。図2(a)に示すように、ステップS1において、期初Zチャートを生成する準備として、Zチャートを作成する適用範囲の設定処理を行う。例えば、対象計画は、売上額の計画であるか、販売数量の計画であるか等対象計画を設定する。また、会社全体であるか、東京支店であるか等のセグメントを設定する。
ステップS2において、Zチャート生成部211は、横軸を各月とし、縦軸を売上等の実績値や計画量とし、今期の月次計画量等を計画情報記憶部23から取得し月次曲線を生成する。また、期初から各月までの月次計画量の累計値から月次累計曲線を生成する。更に、今期の期初から各月までの月次計画量の累計値と前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値から移動年計曲線を生成する。Zチャート生成部211は、月次曲線と月次累計曲線と移動年計曲線とを合わせることで期初Zチャートを生成する。ステップS3において、Zチャート生成部211は、期初から当月までの月次実績値を実績情報記憶部22から取得し、対応する月次計画量と置き換える。これにより、現在の実績に応じた実績Zチャートが生成される。実績Zチャートは、当月までの実績を反映させたZチャートであり、今期の途中において、期初Zチャートと比較することで、今期実績を確認し、今期計画の修正が必要かどうかを判断することができる。
図2(b)に示すように、予実管理の結果、今期最終目標値の修正が不要でも残月の月次計画量の修正が必要である場合、ステップS4において、Zチャート生成部211は、必達目標修正処理を行う。具体的に、必達目標修正処理では、今期最終目標値と月次実績値の累計値との第1の差分を算出し、第1の差分を今期の残月に按分する。
また、ステップS5において、Zチャート生成部211は、最終目標修正処理を行う。例えば、今期最終目標値に対して月次実績値の累計値との差が大きく、今期最終目標値が達成不能のおそれが高いときに、今期最終目標値を下方修正する処理を行う。最終目標修正処理では、今期最終目標値を修正し、今期最終目標値の修正値と月次実績値の累計値との差分を算出し、差分を今期の残月に按分する。今期最終目標値の修正は、実績値が計画量より大きい場合、上方修正となり、小さい場合、下方修正となる。
次に、図3及び図4を参照して、図2(a)のステップS2に示した期初Zチャート生成処理を説明する。ステップS2−1において、Zチャート生成部211は、計画情報記憶部23から今期の月次計画量を取得する。ステップS2−2において、各月の月次計画量から横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し月次曲線101を作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS2−3において、Zチャート生成部211は、期初から各月までの月次計画量を累積し累計値を算出する。ステップS2−4において、Zチャート生成部211は、期初から各月までの累計値に基づき、横軸の各月に対応して縦軸に月次計画量の累計値を表示する月次累計曲線102を作成しクライアント端末10に表示する。例えば、2月であれば、1月と2月の月次計画量の累計値を算出し、3月であれば、1月と2月と3月の月次計画量の累計値を算出する。
ステップS2−4において、Zチャート生成部211は、実績情報記憶部22から前期の各月から期末までの期間の前期月次実績値を取得する。そして、ステップS2−5において、今期の期初から各月までの月次計画量の累計値と前期の対応月から期末までの月次実績値の累計値とを加算し、移動年計値を算出する。すなわち、Zチャート生成部211は、各月について、過去1年の年計を算出する。例えば、3月については、昨年4月から12月までの実績の累計値と今期の1月〜3月までの月次計画量の累計値とを加算して、移動年計値を算出する。ステップS2−6において、Zチャート生成部211は、各月の移動年計値から移動年計曲線103を作成しクライアント端末10に表示する。ステップS2−7において、Zチャート生成部211は、月次曲線101と月次累計曲線102と移動年計曲線103とで構成された期初Zチャート104を出力する。
次に、図5及び図6を参照して、図2(a)のステップS3に示した実績反映処理を説明する。ステップS3−1において、Zチャート生成部211は、今期の月次実績値を実績情報記憶部22から取得する。なお、図6の例では、1月から4月までが実績値となっており、Zチャート生成部211は、今期1月から4月までの各月の月次実績値を実績情報記憶部22から取得する。
ステップS3−2において、Zチャート生成部211は、実績期間より後の残月について、計画情報記憶部23から今期の月次計画量を取得する。すなわち、5月から12月までの月次計画量を取得する。ステップS3−3において、実績期間(1月〜4月)について、横軸の各月に対して縦軸に各月の月次実績値から月次曲線101aを作成し、実績期間より後(5月〜12月)については、各月の月次計画量から月次曲線101aを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS3−4において、Zチャート生成部211は、実績期間である1月から4月までは、各月の月次実績値の累計値を算出し、実績期間より後の5月〜12月については、月次実績値の累計値と月次計画量とを用いて期初から各月までの累計値を算出する。ステップS3−5において、Zチャート生成部211は、月次実績値の累計値と月次計画量の累計値を用いて、月次累計曲線102aを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS3−6において、Zチャート生成部211は、実績情報記憶部22から前期の各月から期末までの期間の前期月次実績値を取得する。そして、今期の期初から各月までの月次実績値の累計値や月次計画量の累計値と、前期の対応月から期末までの累計値とを加算し、移動年計値を算出する。すなわち、Zチャート生成部211は、各月について、過去1年の年計を算出する。具体的に、実績期間(1月〜4月)については、過去1年の月次実績値を用いて、移動年計値を算出し、実績期間より後(5月〜12月)については、前期の月次実績値と、今期の月次実績値及び月次計画量を用いて移動年計値を算出する。そして、ステップS3−7において、Zチャート生成部211は、各月の移動年計値から移動年計曲線103aを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS3−8において、Zチャート生成部211は、実績を反映させた実績Zチャート104aを作成し、クライアント端末10に表示する。あわせて、図4に示した期初に策定した期初Zチャート104もクライアント端末10に表示し、ユーザが比較検討しやすくする。図6の例では、月次計画量に従って作成した期初Zチャート104と今期の実績値を反映させた実績Zチャート104aとが重畳して表示されるので、計画と実績の乖離を、視覚で確認することができる。そして、時期と乖離量を検討して、必要に応じて、今期最終目標値を変更することなく残月の月次計画量を修正する必達目標修正処理や今期最終目標を変更する最終目標修正処理を行うかどうかの判断をすることができる。
次に、図7及び図8を参照して、図2(b)のステップS4に示した必達目標修正処理を説明する。ステップS4−1において、Zチャート生成部211は、今期の月次実績値を実績情報記憶部22から取得する。なお、図8の例では、1月から4月までが実績値となっており、Zチャート生成部211は、今期1月から4月までの各月の月次実績値を実績情報記憶部22から取得する。
ステップS4−2において、Zチャート生成部211は、計画情報記憶部23から今期の月次計画量を取得する。ステップS4−3において、期初の設定した月次計画量の総計値(1月〜12月までの今期最終目標値)を算出し、今期最終目標値と月次実績値の累計値(1月〜4月の実績値)との第1の差分を算出する。
ステップS4−4において、Zチャート生成部211は、ユーザの操作に応じて、第1の差分を按分した値を、残月の各月の月次計画量にする更新方式を取得し設定する。ステップS4−5において、Zチャート生成部211は、特定期間に修正があるかどうかを判断する。例えば、Zチャート生成部211は、残月(5月〜12月)について月次計画量の修正があるかどうかを判断する。そして、修正があるとき、ステップS4−6に進み、修正がないとき、ステップS4−7に進む。ステップS4−6において、Zチャート生成部211は、特定期間の月次計画量の修正処理を行う。例えば、第1の差分を、過去の実績から統計的に分かる月毎の売上の傾向に応じて分配する。例えば売り上げの多い月には多くを振り分け、売上の少ない月にはその分少なめに振り分けるようにする。
ステップS4−7において、Zチャート生成部211は、第1の差分を、残月(5月〜12月)で按分し、按分した各月の値を、期初の月次計画量に代わる修正月次計画量とし、修正計画を作成し、計画情報記憶部23に保存する。
ステップS4−8において、実績期間(1月〜4月)については、横軸の各月に対して縦軸に各月の実績値から月次曲線101bを用い、実績期間より後(5月〜12月)については、各月の修正月次計画量を用いて、月次曲線101bを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS4−9において、Zチャート生成部211は、実績期間である1月から4月までは、各月の月次実績値の累計値を算出し、実績期間より後(5月〜12月)については各月の月次実績値の累計値と修正月次計画量とを用いて期初から各月までの累計値を算出する。ステップS4−10において、Zチャート生成部211は、実績期間の各月の月次実績値の累計値と実績期間より後の期間の修正月次計画量の累計値を用いて、月次累計曲線102bを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS4−11において、Zチャート生成部211は、実績情報記憶部22から前期の各月から期末までの期間の前期月次実績値を取得する。そして、今期の期初から各月までの月次実績値の累計値や月次実績値と修正月次計画量の累計値と、前期の対応月から期末までの累計値とを加算し、移動年計値を算出する。すなわち、Zチャート生成部211は、各月について、過去1年の年計を算出する。具体的に、実績期間(1月〜4月)については、過去1年の月次実績値を用いて、移動年計値を算出し、実績期間より後(5月〜12月)については、前期の月次実績値と、今期の月次実績値及び修正月次計画量を用いて移動年計値を算出する。そして、ステップS4−12において、Zチャート生成部211は、各月の移動年計値から移動年計曲線103bを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS4−13において、Zチャート生成部211は、実績と修正月次計画量を反映させた修正Zチャート104bを作成し、クライアント端末10に表示する。あわせて、期初に策定した期初Zチャート104もクライアント端末10に表示し、ユーザが期初の今期計画と修正計画とを比較検討しやすくする。
次に、図9及び図10を参照して、図2(b)のステップS5に示した最終目標修正処理を説明する。ステップS5−1において、Zチャート生成部211は、今期の月次実績値を実績情報記憶部22から取得する。なお、図10の例では、1月から9月までが実績値となっており、Zチャート生成部211は、今期の1月から9月までの各月の実績値を取得する。
ステップS5−2において、Zチャート生成部211は、計画情報記憶部23から今期の月次計画量を取得する。ステップS5−3において、Zチャート生成部211は、下方修正の場合、今期最終目標値、すなわち12月の累計値を下げる処理を行う。なお、上方修正の場合は、今期最終目標値を上方修正してもよい。そして、ステップS5−4において、修正今期最終目標値から月次実績値の累計値との第2の差分を算出する。ここでは、修正今期最終目標値から月次実績値(1月〜9月の実績値)の累計値を減算し、第2の差分を算出する。
ステップS5−5において、Zチャート生成部211は、ユーザの操作に応じて、第2の差分を按分した値を、残月の各月の月次計画量にする更新方式を取得し設定する。ステップS5−6において、Zチャート生成部211は、特定期間に修正があるかどうかを判断する。例えば、Zチャート生成部211は、残月(10月〜12月)について月次計画量の修正があるかどうかを判断する。そして、修正があるとき、ステップS5−7に進み、修正がないとき、ステップS5−8に進む。ステップS5−7において、Zチャート生成部211は、特定期間の月次計画量の修正処理を行う。例えば、第2の差分を、過去の実績から統計的に分かる月毎の売上の傾向に応じて分配する。例えば売り上げの多い月には多くを振り分け、売上の少ない月にはその分少なめに振り分けるようにする。
ステップS5−8において、Zチャート生成部211は、第2の差分を、残月(10月〜12月)で按分し、按分した各月の値を、修正月次計画量とし、修正した修正計画を作成し、計画情報記憶部23に保存する。
ステップS5−9において、実績期間(1月〜9月)については、横軸の各月に対して縦軸に各月の実績値を用い、実績期間より後(10月〜12月)については、各月の修正月次計画量を用いて、月次曲線101cを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS5−10において、Zチャート生成部211は、実績期間である1月から9月までは、各月の実績値の累計値を算出し、実績期間より後(10月〜12月)については各月の実績値の累計値と修正月次計画量を用いて期初から各月までの累計値を算出する。ステップS5−11において、Zチャート生成部211は、実績期間の各月の月次実績値の累計値と実績期間より後の修正月次計画量の累計値を用いて、月次累計曲線102cを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS5−12において、Zチャート生成部211は、実績情報記憶部22から前期の各月から期末までの期間の前期月次実績値を取得する。そして、今期の期初から各月までの月次実績値の累計値や月次実績値と修正月次計画量の累計値と、前期の対応月から期末までの累計値とを加算し、移動年計値を算出する。すなわち、Zチャート生成部211は、各月について、過去1年の年計を算出する。具体的に、実績期間(1月〜9月)については、過去1年の月次実績値を用いて、移動年計値を算出し、実績期間より後(10月〜12月)については、前期の月次実績値と、今期の月次実績値及び修正月次計画量を用いて移動年計値を算出する。そして、ステップS5−13において、Zチャート生成部211は、各月の移動年計値から移動年計曲線103cを作成しクライアント端末10に表示する。
ステップS5−14において、Zチャート生成部211は、実績と修正月次計画量を反映させた修正Zチャート104cを作成し、クライアント端末10に表示する。あわせて、期初に策定した期初Zチャート104もクライアント端末10に表示し、ユーザが期初の今期計画と修正計画とをユーザが比較検討しやすくする。このように、今期最終目標値、すなわち12月の累計値を下方修正することで、予算執行年の後半において、今期最終目標値を修正することができる。
上記実施形態によれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)今期の月次実績値を反映させた実績Zチャートを作成することができる。期初Zチャート104と実績Zチャート104aと比較することで、今期途中において、計画と実績の乖離を、視覚で確認することができる。
(2)Zチャートは、実績を反映させることで、今期最終目標値や残月の月次計画量を修正することができる。例えば、必達目標修正処理では、今期最終目標値を変更することなく、残月について、月次計画量を修正して修正計画を策定することができる。この必達目標修正処理は、例えば実績値が計画量を下回っているときに、その差分を、残月の月次計画量に按分しても、残月の修正月次計画量が達成可能な計画量となるうちに行うことが有効である。
(3)最終目標修正処理では、今期最終目標値を変更して、残月について、月次計画量を修正して修正計画を策定することができる。この最終目標修正処理は、今期後半において、実績値が計画量を下回っているときに、今期最終目標値と実績値の差分を、残月の月次計画量に按分すると、残月の修正月次計画量が達成不能な計画量となってしまう場合に有効である。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・図7及び図8に示した必達目標修正処理は、期初から所定期間経過するまでの間に、第1の差分が閾値以上になったとき、今期最終目標値を変えることなく月次計画量を修正する処理を実行できるようにしてもよい。また、ステップS4−5およびステップS4−6における修正処理は省略してもよい。
・図9及び図10に示した最終目標修正処理は、期初から所定期間経過するまでの間に、第2の差分が閾値以上になったとき、今期最終目標値を変更し月次計画量を修正する処理を実行できるようにしてもよい。また、ステップS5−6およびステップS5−7における修正処理は省略してもよい。
・Zチャートは、売上に基づいて作成してもよいし、費用、利益等の売上以外の項目について作成するようにしてもよい。
・Zチャートは、企業単位で作成してもよいし、支店や事業部や商品単位で作成するようにしてもよい。
・経営管理システムは、コンピュータネットワークに繋がってないスタンドアローンのコンピュータに経営管理プログラムをインストールして実現してもよい。
10…クライアント端末、20…管理サーバ、21…制御部、211…Zチャート生成部、22…実績情報記憶部、23…計画情報記憶部、101,101a,101b,101c…月次曲線、102,102a,102b,102c…月次累計曲線、103,103a,103b,103c…月次年計曲線、104,104a,104b,104c…Zチャート。

Claims (7)

  1. 月次実績値を記憶する実績情報記憶部と、
    月次計画量を記憶する計画情報記憶部と、
    前記月次実績値、および、月次計画量からZチャートを生成するZチャート生成部とを備え、
    前記Zチャート生成部は、前記計画情報記憶部から今期の各月の月次計画量を取得し、横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し、
    期初から各月までの前記月次計画量の累計値を、前記横軸の各月に対応して縦軸に表示し、
    前記月次計画量の累計値と、前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値を、前記横軸の月次に対応して縦軸に表示して期初Zチャートを生成し、
    今期の月次実績値を前記実績情報記憶部から取得した場合には、取得した前記月次実績値に対応する月の前記月次計画量を、前記月次実績値にして実績Zチャートを生成する
    経営管理システム。
  2. 前記Zチャート生成部は、前記期初Zチャートと前記実績Zチャートとを重ねて表示する
    請求項1に記載の経営管理システム。
  3. 前記Zチャート生成部は、前記月次計画量の総計値である今期最終目標値と前記実績情報記憶部から取得した実績期間における月次実績値の累計値との第1の差分を算出し、
    前記実績期間以降の期間について、前記第1の差分を按分した値を、各月の修正した月次計画量とし、修正Zチャートを生成する
    請求項1に記載の経営管理システム。
  4. 前記Zチャート生成部は、前記月次計画量の総計値である今期最終目標値の修正値を取得した場合、前記今期最終目標値の修正値と前記実績情報記憶部から取得した実績期間における月次実績値の累計値との第2の差分を算出し、
    前記実績期間以降の期間について、前記第2の差分を按分した値を、各月の修正した月次計画量とし、修正Zチャートとする
    請求項1又は3に記載の経営管理システム。
  5. 前記Zチャート生成部は、前記期初Zチャートと前記修正Zチャートとを重ねて表示する
    請求項3又は4に記載の経営管理システム。
  6. 月次実績値を記憶する実績情報記憶部と、月次計画量を記憶する計画情報記憶部と、Zチャートを生成するZチャート生成部とを備えた経営管理システムを用いた経営管理方法において、
    前記Zチャート生成部が、前記計画情報記憶部から今期の各月の月次計画量を取得し、横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し、
    期初から各月までの前記月次計画量の累計値を、前記横軸の各月に対応して縦軸に表示し、
    前記月次計画量の累計値と、前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値を、前記横軸の月次に対応して縦軸に表示して期初Zチャートを生成し、
    今期の月次実績値を前記実績情報記憶部から取得した場合には、取得した前記月次実績値に対応する月の前記月次計画量を、前記月次実績値にして実績Zチャートを生成する
    経営管理方法。
  7. 月次実績値を記憶する実績情報記憶部と、月次計画量を記憶する計画情報記憶部と、Zチャートを生成するZチャート生成部とを備えた経営管理システムに用いる経営管理プログラムであって、
    前記Zチャート生成部を、
    前記計画情報記憶部から今期の各月の月次計画量を取得し、横軸の各月に対して縦軸に月次計画量を表示し、
    期初から各月までの前記月次計画量の累計値を、前記横軸の各月に対応して縦軸に表示し、
    前記月次計画量の累計値と、前期の各月から期末までの期間の前期実績値とを加算した移動年計値を、前記横軸の月次に対応して縦軸に表示して期初Zチャートを生成し、
    今期の月次実績値を前記実績情報記憶部から取得した場合には、取得した前記月次実績値に対応する月の前記月次計画量を、前記月次実績値にして実績Zチャートを生成する手段
    として機能させることを特徴とする経営管理プログラム。
JP2015091171A 2015-04-28 2015-04-28 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム Active JP6506089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015091171A JP6506089B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015091171A JP6506089B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016207119A true JP2016207119A (ja) 2016-12-08
JP6506089B2 JP6506089B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=57490065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015091171A Active JP6506089B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6506089B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7084513B1 (ja) 2021-01-21 2022-06-14 信也 島田 病床管理補助システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021364A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Hitachi Ltd 経営意思決定支援システム
JP2008158600A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 予実算管理支援システムおよび予実算管理支援方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021364A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Hitachi Ltd 経営意思決定支援システム
JP2008158600A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 予実算管理支援システムおよび予実算管理支援方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"業績アップの販売分析入門講座", [ONLINE], JPN6018050308, 17 January 2010 (2010-01-17), ISSN: 0003944520 *
START OFFICE/DSSVIEWサーバ利用の手引(時系列予測編), vol. 第2版, JPN6018050307, December 1997 (1997-12-01), pages 118, ISSN: 0003944521 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7084513B1 (ja) 2021-01-21 2022-06-14 信也 島田 病床管理補助システム
JP2022112198A (ja) * 2021-01-21 2022-08-02 信也 島田 病床管理補助システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6506089B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zambujal-Oliveira et al. Operational asset replacement strategy: A real options approach
JP5727644B1 (ja) 金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システム、金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法、プログラム
Evans et al. Does Ricardian equivalence hold when expectations are not rational?
US9239733B2 (en) Batch job completion estimation using historical data
JP2016044029A (ja) 在庫管理システム、在庫管理方法、及びプログラム
JP2017187932A (ja) エネルギー需給計画策定装置及びエネルギー需給計画策定プログラム
JP2017134556A (ja) エネルギー需給計画装置およびエネルギー需給計画プログラム
Yülek et al. Why income gaps persist: productivity gaps,(No-) catch-up and industrial policies in developing countries
Brown et al. Vertical integration and capacity investment in the electricity sector
Becker Optimal growth with heterogeneous agents and the twisted turnpike: an example
Al‐Gwaiz et al. Capacity expansion and cost efficiency improvement in the warehouse problem
US20140379417A1 (en) System and Method for Data Quality Business Impact Analysis
JP2016207119A (ja) 経営管理システム、経営管理方法、および、経営管理プログラム
JP2013235512A (ja) 数理計画問題を解くための装置、プログラムおよび方法
JP2019008839A (ja) 金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システム、金融商品取引管理システムにおける金融商品取引管理方法、プログラム
JP6890083B2 (ja) 事業価値評価装置および事業価値評価方法
JP5499113B2 (ja) 生産計画調整支援装置、生産計画調整支援方法、および生産計画調整支援プログラム
Pedroso et al. Unit commitment with valve-point loading effect
JP3982761B2 (ja) 電力取引決定方法、その装置およびそのプログラム
JP7535455B2 (ja) 安全在庫モデリングのための視覚的対話型アプリケーション
Stauff et al. Daily Market Analysis of Load Following and Storage Impact
JP6688898B2 (ja) 発注パラメータ生成支援装置、及び発注パラメータ生成方法
JP2005216020A (ja) プロジェクト評価システム,プログラムよび記憶媒体
JP2018194894A (ja) 工事費管理システムおよび工事費管理方法
KR102452761B1 (ko) 미수금 데이터 디스플레이 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6506089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250