JP2005275688A - 生地生産計画管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】見込み変化が頻繁な繊維染色加工業界で迅速な生産計画の立案を可能とする。
【解決手段】営業担当の携帯端末20から入力される数量と加工内容を本社の基幹サーバ1及び社内イントラネット5を介して工場のDBサーバ6に送り、その内容で発注する場合の納期、または、希望納期までに完成させるために未確定の数量及び加工内容を確定させなければならない期限をDBサーバ6で割り出して、逆の経路で営業担当の携帯端末20に返信する。携帯端末20においてその納期又は期限で生産予約されれば、その分の生産スケジュールが、次以降の納期問い合わせの際に参照されるように、DBサーバ6で管理されている既決の生産スケジュールに加えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、多品種化や製品サイクル短縮化を進めるアパレル業界から納期対応強化が求められる繊維染色加工業に用いて好適な、生地生産計画管理システムに関する。
生地の最終製品である衣料品の流行が移り変わるサイクルがここにきて一段と短くなり、アパレル業界では、繊維染色加工業界に対し、納期短縮や木目細かい納期をいち早く提示することを求めるようになった。
これに対し、繊維染色加工業界では顧客に厳密な納期を提示するためには、工場の生産スケジュールを、製品、工程別に手作業を交えてチェックする必要があり、従来、問い合わせを受けてから回答に至るまでに3日から1週間の期間を要していた。
一方、この業界では、納品の約1カ月前に始まる染色工程に入るまでは、顧客は発注した生地の数量や加工内容(色、風合い等)を自由に変更したり、あるいは発注を取り消したり等、他の業界には見られない商習慣がある。
したがって、アパレル業界側で縫製を行う生地の発注を受けた繊維染色加工業者側では、生地の元となる生機(きばた)の入荷後に行う染色等の加工工程のスケジュールが空いていても、数量や加工内容の変更期限までの間は実際の加工作業に入ることができず、変更期限までに最終的な数量や加工内容が決定しないと一旦受注をキャンセルするか、スケジュールを再度組み直す必要がある。
このような、業界特有の事情で生産計画の見込みが頻繁に変わる状況が背景にある繊維染色加工業界においては、発注を前提とした顧客の納期問い合わせに正確に素早く回答したり、効率的な生産計画を立てることが、極めて困難な状況にある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、業界特有の事情で生産計画の見込みが頻繁に変わる状況が背景にある繊維染色加工業界において、そのような見込みの頻繁な変化が生じても迅速に効率的な生産計画を立てることができる生地生産計画管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、前後して行われる複数の加工工程のそれぞれにおいて、発注された生地の仕様に応じた内容の加工処理を生地の元となる生機に対して施すことで、発注された仕様の生地を生産する生地生産ラインにおける、生地生産計画をコンピュータにより管理するシステムであって、前記各加工工程毎の投入から払出までに要するリードタイムを示すリードタイム情報が記憶されているリードタイム管理データベース記憶手段と、前記各加工工程毎の最大処理能力を示す処理能力情報が記憶されている処理能力管理データベース記憶手段と、前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を示す加工工程別タイムテーブルが、加工処理の内容が確定している本発注分と加工処理の内容が確定していない仮発注分とに区別して記憶されている工程負荷管理データベース記憶手段と、加工処理の内容が確定していない生地の発注内容を示す仮発注情報の入力に応じて、生機を最初の加工工程に投入する日程を示す前記仮発注情報中の仮投入日と、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報と、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記加工工程別タイムテーブルの内容とを参照して、前記仮発注情報中の数量の生地を前記各加工工程における加工処理を施しつつ生産するための生産日程計画を示す生産日程計画情報を生成し、生成した生産日程計画情報を出力する仮生産日程計画情報生成手段と、前記仮生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報によって示される生産日程計画を了承する旨の仮了承情報の入力に応じて、了承された前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を、前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加されるように前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル仮更新手段と、前記タイムテーブル仮更新手段が前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加させた前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画中の、前記仮投入日を基準に予め定められる該仮投入日前の確定日までの、前記生産日程計画において内容が確定していない加工処理の確定した内容を示す確定加工情報の未入力に応じて、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルから、前記未入力の前記確定加工情報に対応する前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が削除されるように、前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル整理手段と、前記タイムテーブル仮更新手段が前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加させた前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画中の前記確定日までの、前記生産日程計画において内容が確定していない加工処理の確定した内容を示す確定加工情報の入力に応じて、前記入力された前記確定加工情報に対応する前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が、前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブル中から前記本発注分の前記加工工程別タイムテーブル中に移行されるように、前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル変更手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項1に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、前記仮生産日程計画生成手段が、前記仮発注情報中に示されている数量の生地の納期を示す前記生産日程計画情報中の算出仮納期と、前記仮発注情報中の前記仮投入日とで定まる期間が、前記リードタイム管理テーブルに記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報に基づいて予め定められた、生地の生産の標準的なリードタイムに対して、予め定められた基準を超えて長い場合に、前記仮投入日後の日付を新たな前記仮投入日とした前記生産日程計画情報を再度生成し、前記標準的なリードタイムに対して前記基準を超えて長くない前記期間を定める前記算出仮納期を含む前記生産日程計画情報を出力するものとした。
さらに、請求項3に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項1又は2に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、前記タイムテーブル整理手段による前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新によって前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルから削除された前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画情報を、前記確定日を基準に予め定められる、該確定日後の日付を前記仮投入日として、前記仮生産日程計画生成手段により再度生成させる再計画生成指令手段をさらに備えるものとした。
また、請求項4に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項1、2又は3に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、加工処理の内容が確定している生地の発注内容を示す本発注情報の入力に応じて、生機を最初の加工工程に投入する日程を示す前記本発注情報中の投入日と、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報と、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記加工工程別タイムテーブルの内容とを参照して、前記本発注情報中の数量の生地を前記各加工工程における加工処理を施しつつ生産するための生産日程計画を示す生産日程計画情報を生成し、生成した生産日程計画情報を出力する本生産日程計画情報生成手段と、前記本生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報によって示される生産日程計画を了承する旨の本了承情報の入力に応じて、了承された前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を、前記本発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加されるように前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル本更新手段とをさらに備えるものとした。
さらに、請求項5に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項4に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、加工処理の内容が確定している生地の納期の問い合わせを示す本納期問い合わせ情報の入力に応じて、該本納期問い合わせ情報中の数量及び加工処理内容の生地を前記本納期問い合わせ情報中の発注元が希望する納期を示す希望本納期までに生産するための本生産開始目標日を、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報とを参照して割り出し、該割り出した本生産開始目標日を前記投入日として含む前記本発注情報を生成して前記本生産日程計画情報生成手段に出力する本発注手段と、前記本生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報の入力に応じて、前記生産日程計画情報中に示されている、前記本発注情報中の数量の生地の納期を示す算出本納期と、前記希望本納期とのうち、いずれか一方の日程を、回答本納期として出力する本納期回答手段とをさらに備えるものとした。
また、請求項6に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項1、2、3、4又は5に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、加工処理の内容が確定していない生地の納期の問い合わせを示す仮納期問い合わせ情報の入力に応じて、該仮納期問い合わせ情報中の数量の生地を前記仮納期問い合わせ情報中の発注元が希望する納期を示す希望仮納期までに生産するための仮生産開始目標日を、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報とを参照して割り出し、該割り出した仮生産開始目標日を前記仮投入日として含む前記仮発注情報を生成して前記仮生産日程計画情報生成手段に出力する仮発注手段と、前記仮生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報の入力に応じて、前記生産日程計画情報中に示されている、前記仮発注情報中の数量の生地の納期を示す算出仮納期と、前記希望仮納期とのうち、いずれか一方の日程を、回答仮納期として出力する仮納期回答手段とをさらに備えるものとした。
さらに、請求項7に記載した本発明の生地生産計画管理システムは、請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、前記リードタイム管理データベース記憶手段には、相前後する2つの前記加工工程間での移動工程に要するリードタイムを示すリードタイム情報がさらに記憶されており、前記生産日程計画には前記移動工程に要するリードタイムが含まれているものとした。
請求項1に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、加工処理の内容が確定していない生地の発注内容を示す仮発注情報が入力されると、その仮発注情報中の生地の数量を生産するための、各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む生産日程計画を示す生産日程計画情報が、各加工工程におけるリードタイムと最大処理能力を考慮に入れた日程で仮生産日程計画情報生成手段により生成、出力され、これを了承する旨の仮了承情報が入力されると、了承された生産日程計画によって示される各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が、工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を示す加工工程別タイムテーブルに、加工処理の内容が確定していない仮発注分として追加されるように、工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容がタイムテーブル仮更新手段により更新される。
そして、タイムテーブル仮更新手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新で仮発注分の加工工程別タイムテーブルに追加された各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量は、その後、生産日程計画情報中の、仮投入日よりも前の確定日までに、加工処理の内容を確定するのに必要な確定加工情報が入力されると、タイムテーブル変更手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新によって、仮発注分の加工工程別タイムテーブル中から本発注分の加工工程別タイムテーブル中に移行される。
しかし、確定日までに確定加工情報が入力されないと、タイムテーブル仮更新手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新で仮発注分の加工工程別タイムテーブルに追加された各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量は、タイムテーブル整理手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新によって、仮発注分の加工工程別タイムテーブル中から削除される。
尚、工程負荷管理データベース記憶手段の加工工程別タイムテーブルは、これから生産する生地についてのスケジュールを管理するものであるから、当然、加工処理の終わった生地についての各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量は、工程負荷管理データベース記憶手段の加工工程別タイムテーブルから削除される。
このため、生地の仮発注が発生した場合に、確定日までの間は加工処理の内容が確定していなくても、その生地の生産を加味した生産計画を立てておき、但し、確定日までに加工処理の内容が確定しなかった場合は、確定日の時点でその生地の生産を生産計画から外すようにして、仮発注の生地に関する状況の変化に即した生産計画を、工程負荷管理データベース記憶手段の加工工程別タイムテーブルにより管理することができる。
また、請求項2に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、請求項1に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、仮発注情報中の仮投入日から生産日程計画情報中の算出仮納期までの期間が、予め定められた生地の生産の標準的なリードタイムに対して、予め定められた基準を超えて長くなるような生産日程計画が、仮生産日程計画情報生成手段により生成されると、標準的なリードタイムに対して基準を超えて長くない期間を定める算出仮納期を含むようになるまで、仮投入日を後ろにずらしながら生産日程計画情報が繰り返し再生成されることになる。
このため、前後の加工処理間の待ち時間を多く含んで生成された生産日程計画情報が仮生産日程計画情報生成手段により出力されて、納期見積もりとして発注側に提示されてしまうことを防ぐことができる。
さらに、請求項3に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、請求項1又は2に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、タイムテーブル仮更新手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新で仮発注分の加工工程別タイムテーブルに追加された各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が、確定日までに確定加工情報が入力されないことに伴って、タイムテーブル整理手段による工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新によって仮発注分の加工工程別タイムテーブル中から削除されると、再計画生成指令手段の指令により仮生産日程計画生成手段によって、確定日後の日付を仮投入日とした生産日程計画情報が再度生成、出力されることになる。
このため、確定日までに加工処理の内容を確定できなかった仮発注元に、改めて仮発注に対する納期を提示することができ、また、仮発注元がその納期に異存がなければ、再度生成された生産日程計画情報の示す生産日程計画によって示される各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を、タイムテーブル仮更新手段により、工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を示す加工工程別タイムテーブルに、加工処理の内容が確定していない仮発注分として改めて追加させて、生産計画に改めて組み込ませることができる。
また、請求項4に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、加工処理の内容が確定している生地の発注内容を示す本発注情報が入力されると、その本発注情報中の生地の数量を各加工工程において最大処理能力を超えない日程で生産するための、各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む生産日程計画を示す生産日程計画情報が本生産日程計画情報生成手段により生成、出力され、これを了承する旨の本了承情報が入力されると、了承された生産日程計画によって示される各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が、加工工程別タイムテーブルに、加工処理の内容が確定している本発注分として追加されるように、工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容がタイムテーブル本更新手段により更新される。
したがって、仮発注を経ずに最初から生地の加工処理の内容が確定している本発注を受けた場合に、仮生産日程計画情報生成手段により生成、出力させた生産日程計画情報をタイムテーブル仮更新手段により仮発注分の加工工程別タイムテーブルに一旦追加させて、その後、その生産日程計画情報をタイムテーブル変更手段により本発注分の加工工程別タイムテーブル中に移行させるという2段階の手間を掛けずに、本発注分の生産日程計画情報を、その本発注を受けた段階で即座に本発注分の加工工程別タイムテーブルに追加させて、生産日程の管理対象とすることができる。
さらに、請求項5に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、請求項4に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、加工処理の内容が確定している生地の納期の問い合わせを示す本納期問い合わせ情報が本発注手段に入力されると、その本納期問い合わせ情報中の希望本納期に納期を間に合わせるために必要な本生産開始目標日が、各加工工程におけるリードタイムと最大処理能力を考慮に入れた日程で割り出されて、この本生産開始目標日を投入日として含む本発注情報が生成され、本生産日程計画情報生成手段に対して出力される。
そして、本生産日程計画情報生成手段が生成、出力した生産日程計画情報が本納期回答手段に入力されると、本発注情報中の数量の生地の納期を示す、その生産日程計画情報中に示されている算出本納期と、本発注手段が先に割り出した希望本納期とのうち、いずれか一方の日程が、回答本納期として出力される。
このため、加工処理の内容が確定している本発注について、発注元の希望する納期である希望本納期と、本発注された生地の数量及び加工処理内容とを含んだ本納期問い合わせ情報を、発注元自身あるいは受注側において入力させることで、工程負荷管理データベース記憶手段で現在管理されている加工工程別タイムテーブルの状況に基づいた正確な納期を発注元に回答することができる。
なおかつ、入力される本納期問い合わせ情報に基づいて、その本発注された生地の加工処理の内容を加味した加工工程別タイムテーブルを本生産日程計画情報生成手段に生成、出力させて、本発注情報を改めて入力しなくても、本発注された生地の生産計画を立てることができる。
また、請求項6に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、請求項1、2、3、4又は5に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、加工処理の内容が確定していない生地の納期の問い合わせを示す仮納期問い合わせ情報が仮発注手段に入力されると、その仮納期問い合わせ情報中の希望仮納期に納期を間に合わせるために必要な仮生産開始目標日が、各加工工程におけるリードタイムと最大処理能力を考慮に入れた日程で割り出されて、この仮生産開始目標日を仮投入日として含む仮発注情報が生成され、仮生産日程計画情報生成手段に対して出力される。
そして、仮生産日程計画情報生成手段が生成、出力した生産日程計画情報が仮納期回答手段に入力されると、仮発注情報中の数量の生地の納期を示す、その生産日程計画情報中に示されている算出仮納期と、仮発注手段が先に割り出した希望仮納期とのうち、いずれか一方の日程が、回答仮納期として出力される。
このため、加工処理の内容が確定している仮発注について、発注元の希望する納期である希望仮納期と、仮発注された生地の数量とを含んだ仮納期問い合わせ情報を、発注元自身あるいは受注側において入力させることで、工程負荷管理データベース記憶手段で現在管理されている加工工程別タイムテーブルの状況に基づいた正確な納期を発注元に回答することができる。
なおかつ、入力される仮納期問い合わせ情報に基づいて、その仮発注された生地の加工処理の内容を加味した加工工程別タイムテーブルを仮生産日程計画情報生成手段に生成、出力させて、仮発注情報を改めて入力しなくても、仮発注された生地の生産計画を立てることができる。
さらに、請求項7に記載した本発明の生地生産計画管理システムによれば、請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明の生地生産計画管理システムにおいて、相前後する2つの加工工程間での移動工程に要するリードタイムが存在する場合には、そのリードタイムを加味した生産日程計画情報が生成、出力されることになる。
このため、相前後する2つの加工工程間での移動工程に要するリードタイムが存在しても、そのリードタイムを加味した正確な生産計画を、工程負荷管理データベース記憶手段の加工工程別タイムテーブルにより管理することができる。
図1は、本発明における生地生産管理システムのシステム接続構成を説明するために引用した図である。
図1に示すように、本実施形態の生地生産管理システムは、本社のシステムと、工場のシステムと、これら両システムを接続する社内イントラネット5とで構成されていて、本社のシステムは、LAN回線4経由で接続された基幹サーバ1、ウェブサーバ2、および、生産、経理、技術の各管理部門に配置された複数の端末装置3を有しており、工場のシステムは、LAN回線8経由で接続されたDBサーバ6、ウェブサーバ7、および、各加工ラインに配置された実績収集用のバーコードリーダBR付きの端末装置9を有している。
そして、本社の各端末装置3は、基幹サーバ1において管理されている各社員のユーザーIDおよびパスワードを入力することにより、基幹サーバ1とこれにインストールされたプログラムとによって実現されるサブシステムの提供するメニューを、各社員に対して許可された範囲内で利用できるように構成されている。
また、基幹サーバ1は、自身によって実現されるサブシステムのメニューを実行する上で必要な際に、社内イントラネット5を介してDBサーバ6にアクセスし、DBサーバ6とこれにインストールされたプログラムによって実現されるサブシステムに対してデータを出力し、あるいは、DBサーバ6のサブシステム側から出力されたデータを自身のサブシステムに取り込むことができるように構成されている。
なお、外勤の営業担当はそれぞれ携帯端末20を所持しており、各携帯端末20は、本社のウェブサーバ2を利用しインターネット10を経由して基幹サーバ1にアクセスできるように構成されている。
つまり、各携帯端末20は、インターネット10を経由して基幹サーバ1にアクセスし、インターネットブラウザの画面上で、基幹サーバ1において管理されている各営業社員のユーザーIDおよびパスワードを入力することにより、基幹サーバ1のサブシステムが提供するメニューを、インターネットブラウザの画面上で、各営業社員に対して許可された範囲内で利用できるように構成されている。
また、営業担当の携帯端末20と同様に、生地の発注元であるアパレルメーカのうち取引量が多くシステムの整合性が担保されている一部のアパレルメーカの端末装置32は、LAN33を経由して接続されているアパレルメーカ内のウェブサーバ31と、本社のウェブサーバ2とを利用し、インターネット10を経由して基幹サーバ1にアクセスできるように構成されている。
つまり、端末装置32は、インターネット10を経由して基幹サーバ1にアクセスし、インターネットブラウザの画面上で、基幹サーバ1において管理されている各アパレルメーカのユーザーIDおよびパスワードを入力することにより、基幹サーバ1のサブシステムが提供するメニューを、インターネットブラウザの画面上で、各アパレルメーカに対して許可された範囲内で利用できるように構成されている。
図2は、図1に示す本社の基幹サーバ1とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、納期問い合わせサブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。
ここに示される納期問い合わせサブシステムは、通信インタフェース部11と、認証情報管理部12と、納期問い合わせ部13とで構成される。
通信インタフェース部11は、通信ネットワークとして用いられるインターネット10、あるいはLAN4とのインタフェースを司るもので、本実施形態では、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol )を実装するものとする。
認証情報管理部12は、端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32において表示させるユーザーIDおよびパスワードの入力要求画面を生成し、当該入力要求画面を介して端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32から入力されるユーザーIDおよびパスワードを取り込んで、予め設定、管理されている認証情報データと照合しその結果に応じてユーザーの認証を行う機能を持つ。
納期問い合わせ部13は、端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32において表示させる納期回答画面を生成し、当該納期回答画面を介して製品に対する顧客の希望納期と希望数量を含む入力項目を取り込み、社内イントラネット5経由でDBサーバ6に出力して工場側の納期回答サブシステムに引き渡す機能と、工場側の納期回答サブシステムにおいて割り出されてDBサーバ6から出力された納期を社内イントラネット5経由で取り込み、端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32において表示させて納期を回答するための納期回答画面を生成する機能などを持つ。
さらに、納期問い合わせ部13は、端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32において表示された納期回答画面を介して、その納期による発注を行うか否かについての入力内容を取り込み、社内イントラネット5経由でDBサーバ6に出力して工場側の納期回答サブシステムに引き渡す機能などを持つ。
図3は、図1に示す本社の基幹サーバ1とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、受注管理サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。
ここに示される受注管理サブシステムは、通信インタフェース部11と、認証情報管理部12と、加工内容設定部14で構成される。
加工内容設定部14は、端末装置3や携帯端末20、アパレルメーカの端末装置32において表示させる、加工処理の内容(数量、色や風合い等の加工内容)が確定していない指図についての確定した加工処理内容の設定要求画面を生成し、当該設定要求画面を介して、入力された加工処理の確定内容を取り込み、社内イントラネット5経由でDBサーバ6に出力して工場側の生産計画サブシステムに引き渡す機能などを持つ。
図4は、図1に示す工場のDBサーバ6とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、納期回答サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。
ここに示される納期回答サブシステムは、通信インタフェース部11と、負荷情報管理部15と、納期回答部16と、負荷情報更新部17で構成される。
負荷情報管理部15は、製品毎、通過工程別に工場の生産ラインが現時点で持つ負荷情報をデータベース(DB)に蓄積して管理する機能を持ち、そのデータベースを構成する記憶手段(記憶装置)として、品番マスタDB151、工程情報明細マスタDB152、工程基本情報DB153、納期回答情報DB154、投入計画情報DB155、工程明細情報DB156の各記憶装置を備えている。これら各DBについては後述する。
納期回答部16は、上記した各DBを参照して負荷照会することにより、投入予定負荷を確保できる納期を求め、社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力して本社側の納期問い合わせサブシステムに引き渡す機能を有するもので、入力取り込み部161と、納期算出部162と、納期出力部163を備えている。
入力取り込み部161は、基幹サーバ1から社内イントラネット5経由でDBサーバ6に入力された、納期回答サブシステムの納期回答画面上での入力項目を取り込む機能を持つ。
納期算出部162は、入力取り込み部161で取り込んだ入力項目中の数量、加工内容に応じて、負荷情報管理部15の各DBを参照し、各加工処理の最大処理能力、リードタイム、現在予定されている各加工処理の実施日程及び実施予定数量等を参照して、各加工処理の最大処理能力の範囲内で納期問い合わせのあった数量、加工内容の生地生産を行う場合の納期を算出する機能を持つ。
また、納期算出部162は、入力取り込み部161で取り込んだ入力項目中の数量、加工内容の変更可能な期日(数量、加工内容の確定期日)である確定日をあわせて算出する機能を持つ。
納期出力部163は、納期算出部162で算出された納期や確定日を社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力して本社側の納期問い合わせサブシステムに引き渡す機能を持つ。
なお、品番マスタDB151は、製品毎、ユニークなコードが付された品番コードと、その製品が持つ通過工程のパターンがあらかじめ登録され、工程情報明細マスタDB152は、通過工程パターンをキーに参照、あるいは更新され、各工程の通過予定日が書き込まれた通過工程数分のレコードから成り、工程基本情報マスタDB153は、通過工程毎の基本情報を持つものであり、いずれもDB参照更新部157によって参照、あるいは更新される。
また、負荷情報更新部17は、納期回答部16が本社側の納期問い合わせサブシステムに引き渡した納期による発注を行うか否かの入力内容を、社内イントラネット5経由で本社側の納期問い合わせサブシステムから取り込み、入力内容が仮発注を行う旨であるときに、納期問い合わせの際に納期問い合わせサブシステムから取り込んだ入力項目中において生地の数量および加工処理の内容が確定されている場合は本発注分として、確定されていない場合は仮発注分として、納期回答部16が本社側の納期問い合わせサブシステムに引き渡した納期による生産スケジュール(負荷投入予定)を、負荷情報管理部15の対応するデータベースに反映させる機能を持つ。
図5は、図1に示す工場のDBサーバ6とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、生産計画サブシステムおよび実績収集サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。
ここに示される生産計画サブシステムおよび実績収集サブシステムは、通信インタフェース部11と、投入計画確定部18と、投入計画変更部19と、加工実績収集部21と、負荷補正部22と、負荷補正反映部23と、工程負荷照会部24と、工程待ち指図照会部25とで構成される。
投入計画確定部18は、基幹サーバ1から社内イントラネット5経由でDBサーバ6に入力された受注管理サブシステムからの、設定要求画面上で設定された加工処理の確定した内容(数量、色や風合い等の加工内容)を取り込み、仮発注分として負荷情報管理部15の対応するデータベースに反映されている生産スケジュール(負荷投入予定)を、本発注分に移行させる機能を持つ。
また、投入計画変更部19は、確定日までに投入条件、即ち、加工処理の内容(数量、色や風合い等の加工内容)が確定しなかった場合に、仮発注分として負荷情報管理部15の対応するデータベースで管理されている生産スケジュール(負荷投入予定)を、削除するか、あるいは、削除した後、現在仮発注分として管理されている生産スケジュール(負荷投入予定)を、投入予定日を後ろにずらして再度、負荷情報管理部15の対応するデータベースに反映させる機能などを持つ。
加工実績収集部21は、各加工ラインの端末装置9のバーコードリーダBRにより加工物またはその付随物に付与されたバーコードを読み取るなどして収集される、指図の各通過工程における加工実績の取り込みを行う機能を持つ。
負荷補正部22は、加工実績収集部21による通過工程の実績収集により、投入計画と投入実績の差分負荷の補正、つまり、負荷情報管理部15の対応するデータベースに反映されている生産スケジュール(負荷投入予定)から、加工処理の済んだ分を差し引く機能を持つ。また、負荷補正反映部23は、負荷補正部22による負荷補正の結果、予定よりも早く加工処理が終わって通過工程上に処理の余力が発生した場合に、後に予定されている指図を前倒した生産スケジュール(負荷投入予定)を生成し、負荷情報管理部15の対応するデータベースに反映させる機能を持つ。
工程負荷照会部24は、納期回答サブシステムの納期算出部162が負荷情報管理部15の各DBを参照して納期問い合わせのあった数量、加工内容の生地生産を行う場合の納期を算出する際に、現時点における工程計画負荷、および加工実績収集部21による加工実績が反映された工程計画負荷を照会し、納期算出部162に出力する機能を持つ。
工程待ち指図照会部25は、基幹サーバ1から社内イントラネット5経由でDBサーバ6に入力される本社側のサブシステムからの、工程設計待ち詳細の照会要求に応じて、納期回答サブシステムの負荷情報管理部15の各DBを検索して照会対象を抽出し、DBサーバ6から社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力して本社側のサブシステムに返送する機能を持つ。
図6〜図9は、図1〜図5に示す本実施形態のシステム、特に、本社のシステム内の基幹サーバ1および工場のシステム内のDBサーバ6と、それらサーバ1,6のインストールプログラムとにより実現される各サブシステムを利用した、各種業務の流れを説明する図であって、基本処理(図6)、納期算出回答処理(図7:その1)、納期算出回答処理(図8:その2)、納期算出回答処理(図9:その3)のそれぞれの流れがフローチャートで示されている。
以下、図6〜図9を参照しながら、図1〜図5に示す本実施形態のシステムを利用した各種業務の流れについて詳細に説明する。
図6において、まず、営業担当による商談から始まり、引き合いがあって品番マスタの登録が行われる(ステップSS41、42)。この品番マスタの登録は、基本的には、本社の基幹サーバ1の納期問い合わせサブシステムにおいて受け取った、営業端末9や本社の端末装置3からの入力情報を、工場のDBサーバ6の納期回答サブシステムによって受け取り、その内容を確認した工場の担当者により、工場の端末装置9を用いて行われる。
そして、営業担当による顧客と価格交渉、納期確認が行われ、その際に、DBサーバ6の納期回答サブシステムと基幹サーバ1の納期問い合わせサブシステムとの連携によって、納期算出、回答のための処理が行われる(ステップS43、S44)。納期算出、回答のための処理については、図7〜図9を参照しながら後述する。
納期回答後、基幹サーバ1の納期問い合わせサブシステム上で、営業担当による生産予約の設定が行われると(ステップS45)、現時点での加工処理の内容として顧客から加工指図を受け取った営業担当が、その内容を携帯端末20から入力して、基幹サーバ1を介して工場のDBサーバ6に入力内容を転送することで、工場に対する加工指図とし手配を行う(ステップS46、S47)。手配完了後、DBサーバ6のサブシステムによって、例えば、販売月次計画や前月実績を参考にしながら投入計画が設定される(ステップS48)。
また、DBサーバ6は、バーコードリーダBR付きの端末装置9から随時入力される加工実績が反映された最新の負荷状況を参照することができ、負荷調整が必要な場合は、投入日変更等が可能である(ステップS49)。以降、投入計画に従う生産が行われる(ステップS50)。
納期算出、回答処理について具体的に説明すれば以下のようになる。すなわち、図7に示すように、営業担当は携帯する携帯端末20を操作することにより、基幹サーバ1にアクセスしてユーザーIDおよびパスワードを入力要求画面に入力し、これを受信した基幹サーバ1は納期問い合わせサブシステムを起動して、まず、最初に納期回答画面をウェブサーバ7に生成させて、インターネット10経由で要求のあった携帯端末20へ送信する(ステップS441、S442)。携帯端末20のブラウザ画面上に表示される納期回答画面の一例は図16に示されている。
そこで、営業担当は携帯する携帯端末20の納期回答画面上で、納期問い合わせに必要な事項を入力する。
ところで、DBサーバ6の納期回答サブシステムによって実行される納期回答には、予定納期を出力する納期回答型と、希望納期に仕上げるために数量や加工内容を確定させる必要のある期日である手配条件日を出力する手配条件型があり、そのどちらで納期の問い合わせを行うかは、図16に示す携帯端末20の納期回答画面上で設定できるようになっている。
そして、納期回答画面上で営業担当が納期回答型を指定すると、納期問い合わせに当たって画面上の対応する入力ボックスへの入力が必要な項目は、指図納期(希望納期)、製品品番・加工種別、数量(疋数)、顧客名、色・柄・型の確定予定日、生機入庫予定日、ビーカ・S/Oの確定予定日、指定工場、営業担当者名等となる。
一方、納期回答画面上で営業担当が手配回答型を指定すると、納期問い合わせに当たって入力が必要な項目は、指図納期(希望納期)、製品品番・加工種別、数量(疋数)、顧客名、指定工場、営業担当者名等となる。
ちなみに、「生機」とは、織物工場または機業場で織り上げた状態の、染色などの加工を一切行っていない生地のことであり、「ビーカ」とは、量産の染色の前に2〜4g生地の小片を用いてビーカースケールで染料レサイプ(染料や助剤の配合処方箋)を作る工程のことであり、「S/O」とは、型を作成後、試し刷りを行い、これを得意先に確認する作業のことである。
携帯端末20の納期回答画面上で営業担当により入力された項目は、基幹サーバ1の納期問い合わせサブシステムによって受信され、受信した基幹サーバ1は、社内イントラネット5経由でDBサーバ6に入力内容を出力し、これを受信したDBサーバ6は、納期回答サブシステムを起動し、入力取り込み部161により入力項目を取り込んで(ステップS443、S444)、具体的な納期算出、回答のための処理を行う。
そしで、DBサーバ6は、起動した納期回答サブシステムにおいて、営業担当による入力内容、ひいては、基幹サーバ1の納期問い合わせサブシステムから社内イントラネット5経由で取り込んだ入力項目の内容において、納期回答型が指定されているかどうかを確認する(ステップS445)。
納期回答型が指定されている場合は、入力取り込み部161により取り込んだ入力項目中の希望納期から、標準的な全加工処理の合計リードタイム分遡って、さらに、安全のため所定の余裕日数分だけさらに遡った「希望納期−標準リードタイム−安全日数」の計算によって、一応の投入日を算出する(ステップS446)。この投入日の事を標準投入日と呼ぶ。
また、取り込んだ入力項目中の希望納期から、色・柄・型の確定予定日、生機入庫予定日、ビーカ・S/Oの確定予定日を抽出し、それらが全て確定する手配可能日に、安全のため所定の余裕日数分を加えた、「手配可能日+手配余裕日」を算出する(ステップS447)。この日のことを標準手配日と呼ぶ。
そして、DBサーバ6の納期回答サブシステムは、標準投入日と標準手配日のどちらがいずれか大きい方を仮投入日に設定し(ステップS448)、納期算出部162が、入力取り込み部161で取り込んだ入力項目中の数量、加工内容に応じて、負荷情報管理部15の各DBを参照し、各加工処理の最大処理能力、リードタイム、現在予定されている各加工処理の実施日程及び実施予定数量等を参照して、各加工処理の最大処理能力の範囲内で納期問い合わせのあった数量、加工内容の生地を、仮投入日から生産し始める場合の納期(生産納期)αを算出する(ステップS449)。
なお、図10に上記した納期回答型における納期回答の概念がグラフ形式で示されており、縦方向に各工程を、横方向に時間軸(日)をとって示してある。ここで、顧客投入枠は、月度で設定されるものとする。
具体例が図11、図12に示されている。ここでは、仮投入日から工場負荷をチェックして、納期を求めている。解反、染色、検査等工程毎の工場負荷はハッチングによって示されており、図11に示すように、工程負荷のチェックはハッチングがなされていない空きを検索しながら行われる。
ちなみに、工場負荷をチェックする工程は機械に依存する工程のみとし、ハッチングにより機械依存工程の日別能力が定義されている。納期を算出する場合は、標準リードタイムのn倍を越えないものとする。
図12は、染色工程の標準リードタイムが3日で100疋の指示が発生した場合の納期回答例が示されている。すなわち、連続した3日間で100疋分の負荷が確保できる日は、5、6、7になる。
そして、図7に示すように、算出された生産納期αが、仮投入日δからその生産納期αまでの期間(δ−α;製造リードタイム)が標準リードタイムεのn倍(例えば1.5倍)を超えるほど遅い日付ならば、仮投入日δを1ずつ後ろにずらして、仮投入日δから生産納期αまでの期間(δ−α)が標準リードタイムεのn倍以内に収まる生産納期αを算出し直し(ステップS450、451、449)、標準リードタイムεのn倍以内に収まる生産納期αが算出されたら(ステップS449)、ステップS452に進む。
ステップS452では、図8に示すように、DBサーバ6の納期回答サブシステムが、算出された生産納期αと発注元の希望納期βとを比較し、希望納期βが生産納期αより遅い日付か同日である場合は、回答納期として希望納期βを、社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力し、これを受信した基幹サーバ1の納期回答サブシステム内で、受信した希望納期βを納期回答型の回答納期として表示する回答画面をウェブサーバ7に生成させて、インターネット10経由で納期問い合わせのあった携帯端末20へ送信し(ステップS453)、ステップS460に進む。
これに対し、生産納期αが希望納期βより遅い日付の場合は、回答納期として生産納期αを、社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力し、これを受信した基幹サーバ1の納期回答サブシステム内で、受信した生産納期αを納期回答型の回答納期として表示する回答画面をウェブサーバ7に生成させて、インターネット10経由で納期問い合わせのあった携帯端末20へ送信し(ステップS454)、ステップS460に進む。
また、納期問い合わせの際の入力項目において納期回答型が指定されていない場合は、図9に示すように、納期算出部162が、入力取り込み部161で取り込んだ入力項目中の数量、加工内容に応じて、負荷情報管理部15の各DBを参照し、各加工処理の最大処理能力、リードタイム、現在予定されている各加工処理の実施日程及び実施予定数量等を参照して、各加工処理の最大処理能力の範囲内で納期問い合わせのあった数量、加工内容の生地を、取り込んだ入力項目中の希望納期βに納品するには、いつまでに生機を投入しなければならないか、という算出投入日σを算出する(ステップS455)。
算出投入日σが過去日であったり(ステップS456でY)、過去日でなくても、算出投入日σから希望納期βまでの期間(β−σ)が標準リードタイムεのn倍(例えば1.5倍)を超えるほど早い日付ならば(ステップS457)、納期の希望を満たせない旨の回答を、社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力し、これを受信した基幹サーバ1の納期回答サブシステム内で、受信した内容を手配条件回答型の回答納期として表示する回答画面をウェブサーバ7に生成させて、インターネット10経由で納期問い合わせのあった携帯端末20へ送信し(ステップS458)、ステップS460に進む。
算出投入日σが過去日でなく(ステップS456でN)、かつ、算出投入日σから希望納期βまでの期間(β−σ;製造リードタイム)が標準リードタイムεのn倍(例えば1.5倍)を超えなければ(ステップS457)、算出投入日σから安全のため所定の余裕日数(手配余裕日)分だけ遡った日を手配条件日として算出し、これを、社内イントラネット5経由で基幹サーバ1に出力し、これを受信した基幹サーバ1の納期回答サブシステム内で、受信した手配条件日を手配条件回答型の回答納期として表示する回答画面をウェブサーバ7に生成させて、インターネット10経由で納期問い合わせのあった携帯端末20へ送信し(ステップS459)、ステップS460に進む。
なお、手配条件回答型の例が図13〜図15に示されている。図13において、希望納期βから遡って通過工程の負荷確保が出来る算出投入日σを求める。求めた投入日が過去日であるか、あるいは、算出投入日σと希望納期βの差(β−σ;製造リードタイム)が標準リードタイムのn倍(例えば、1.5倍)を越えると、“納期はかなえられません”と回答する。
具体的に、図14において、生産納期から投入日に向かって工場負荷をチェックする。工程負荷のチェックは、納期回答型同様、空きを検索し、全ての工程が入る投入日を算出投入日σとして求める。
ちなみに、工程負荷をチェックする工程は機能能力依存工程のみとし、納期回答として機能能力依存工程の日別能力を定義している。投入日を算出する場合は、標準リードタイムのn倍(例えば1.5倍)を超えないものとする。
図15において、染色工程のリードタイムが3日で100疋の指示が発生した場合、連続した2日間で100疋分の負荷が確保できる日は、3、4、5の3日間になる。
以上のようにして納期が決まると、図9に示すように、データベースの更新作業が行われる。すなわち、図16に示す携帯端末20の納期回答画面に、「この納期で生産予約しますか?」とのメッセージが表示され、営業担当による“Yes”“No”回答により負荷が更新され、結果が通知される(ステップS460、S461)。そして引き続き他の納期問い合わせ回答を行う(ステップS462)。
なお、納期回答型にせよ手配条件回答型にせよ、納期問い合わせに対する結果は、基幹サーバ1の納期回答サブシステムにより生成されてインターネット10経由で送信され、納期問い合わせのあった携帯端末20に図16に示すように表示される納期回答画面上で、納期を問い合わせた営業担当乃至顧客に通知されることになる。
なお、生産予約に伴いデータベースを更新する場合、複数人の営業担当が同時に同じ操作を行っている可能性がある。この時、実際に生産指図された(データベース更新に成功)営業担当にのみ「生産指図が出来ました」を回答し、取れなかった営業担当には新しい納期また生産指図が出来なかったことを通知する。
また、携帯端末20の納期回答画面上で、修正モードにした上で生地の数量や加工内容の修正入力を行うと、その入力項目が基幹サーバ1および社内イントラネット5を介してDBサーバ6の納期回答サブシステムに取り込まれ、負荷情報管理部15の対応するデータベースに蓄積されている生地の数量や加工内容が上書き修正される。
さらに、手配条件型の納期回答を受けて行った生産予約に係る発注は、その後、手配条件日が到来するまでに、生地の数量や加工内容の修正入力が携帯端末20から行われて、その入力内容を取り込んだDBサーバ6の納期回答サブシステムにより、負荷情報管理部15の対応するデータベースに登録されれば、そのまま確定して本発注扱いとなるが、生地の数量や加工内容の修正入力がないまま手配条件日が到来すると、キャンセル扱いとなって、負荷情報管理部15の対応するデータベースに登録されている、発注内容および納期回答の際に割り出された生産スケジュール(負荷投入予定)に関する情報が消去される。
次に、生産計画サブシステムについて説明する。ここでは、工場の生産計画設定資格を有するユーザによる端末装置9からのIDおよびパスワードの入力によるログインで、DBサーバ6の生産計画サブシステムが起動され、図17に示される加工指図入力画面を用いて入力された加工指図情報を元に自動的に投入計画が策定される。
ちなみに、この加工指図入力画面では、基本的には、製品品番や加工品番など、指図を識別できる番号のどれかを入力することで、他のボックス内に入力すべき情報が、納期問い合わせサブシステム及び納期回答サブシステムを用いて納期問い合わせ乃至生産予約の手続を行った際に収集された、負荷情報管理部15の対応するデータベースに蓄積された情報の中から抽出されて、自動的にソートされるように構成されている。
そして、自動的に策定された投入計画に沿って、工場の各加工処理部署での加工作業が行われ、未処理の加工については、投入日変更処理により手動で修正することができる。ここで投入計画された負荷は、既に投入計画に組み込まれている負荷に、各工程別に山積み(追加)される。
指図入れ替え結果の負荷山積みシミュレーションと結果の登録は、図18に示す指図入れ替えシミュレーション画面により行われる。明細行をクリックするとその指図の通過工程が表示され、入替え元あるいは入替え先の明細情報が表示され、指図入替えによる負荷山積みシミュレーションを行う。
なお、画面下の負荷照会ボタンをクリックすることで図19に示される負荷照会画面が現れる。ここでは、負荷明細がグラフで示される。
図20に投入計画一覧画面が示されている。この投入計画一覧の中で指定された内容の明細が図21に示される投入計画明細画面に納期順に表示される。投入計画一覧画面では、納期回答がなされたものに関して日別、加工区分別に表示される。
図22(a)に投入テーブルの例が、図22(b)に投入テーブルの考え方が示されている。指図の投入は自動で行われるものとしたが、このとき、工場負荷に合わせて投入量が調整される。投入する場合は、日単位であらかじめ投入量が設定される投入テーブルにより、日毎にどの指図を投入するかを確定する。投入テーブルは、営業からの「販売月次計画情報」や前月実績等を参考として事前に設定し、必要に応じて1〜2カ月先も設定しておき、毎日1回自動投入が行われる。図22(a)の投入テーブル例では、2/1〜2/3に投入される疋数がそれぞれ1000、2/2に投入される疋数は1300となっている。
図22(b)において、確定する期日はn日(例えば3日)とし、n+1日目を新しく確定する。すなわち、2/1の夜に2/4の投入が確定する。
なお、先に説明したように、手配条件型の納期回答を受けて行った生産予約に係る発注について、手配条件日が到来するまでに未確定の発注内容が確定せず、キャンセル扱いとなっると、その発注に関する投入計画の方もキャンセル処理されることになる。
具体的には、投入条件が揃わず確定できないものとして、生機が入荷されていない、ビーカ、S/O、型が確定していない、オファーであることが挙げられ、この場合、確定日を翌日に先送りする方法と、キャンセルする方法があるが、ここではキャンセルする方法を採用する。キャンセルする数日前に「投入未確定警告表」が出力され、投入確定日には「指図取り消し通知表」が出力されるものとする。
ちなみに、確定日を翌日に先送りする方法を採用する場合は、納期回答の際に参照される、負荷情報管理部15の対応するデータベースに蓄積された生産スケジュール(負荷投入予定)に関する情報も、同じように確定日を翌日に先送りしたものに更新することになる。
図23、図24、図25に、投入変更の概念が示されている。図中、(未)とあるのは投入条件が揃っていない指図、(確)とあるのは投入条件が揃っている指図をいう。自動投入によって確定されたn日間の指図を手動により投入変更できる。この場合、投入確定となっている指図を「投入計画表」により内容確認を行う。抱き合わせ加工、染色が黒または白に集中している場合の分散および特急指図の対応等は、図26に示されている投入変更入力画面を使用して、人間系による投入変更によって行われる。
次に、実績入力による負荷補正について説明する。ここでは、工場の各現場に設置されたバーコードリーダ付き端末装置60から入力される実績入力を保存し、それをポイントとして計画負荷の再計算が行われる。すなわち、途中工程の実績入力により、計画と実績の差異分負荷の補正を行う。
図24に、工程毎の負荷がグラフで示され、図25(a)に、本日は解反の工程が完了する計画であったが、工程が先行し、解反とRSの2工程が完了した場合を示し、図25(b)に、遅れが発生し、未来方向に先送りする例が示されている。
なお、図25(b)に示す状態から再加工が発生し、その再加工先が(戻り先)解反であった場合は、再び図25(a)に示す負荷状態に戻る。すなわち、消えた負荷が再び生まれることになる。
また、図27は重要工程マスタ保守画面、図28は工程設計照会画面である。前者は、自動投入計画時の投入量不足時に前倒し対象条件となる工程を登録し、後者は、工程設計待ち明細の照会を行うときにそれぞれ使用する画面である。
以上説明のように本発明は、生産ライン毎、製品別の加工工程データを一括して蓄積管理し、これを社内外に公開することで営業が商談の場で端末装置を介して即時に納期を提示可能とするものであり、また、あらかじめ設定された指図を工場の各工程に過負荷にならないように自動投入し、更に、逐次収集する加工実績情報から実工程負荷を把握して投入計画を見直し、前倒し、先送り、もしくは取り消しを容易に実現できる仕組みを構築することにより、発注内容の変更に柔軟に対応可能な生産管理システムを提供できるものである。
本発明における生産管理システムのシステム接続構成を説明するために引用した図である。 図1に示す本社の基幹サーバ1とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、納期問い合わせサブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。 図1に示す本社の基幹サーバ1とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、受注管理サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。 図1に示す工場のDBサーバ6とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、納期回答サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。 図1に示す工場のDBサーバ6とそのインストールプログラムとで実現されるサブシステムのうち、生産計画サブシステムおよび実績収集サブシステムに関係する部分のみを機能展開して示したブロック図である。 本発明の一実施形態に係るシステム、特に、本社のシステム内の基幹サーバおよび工場のシステム内のDBサーバと、それらサーバのインストールプログラムとにより実現される、各サブシステムを利用した各種業務の流れを説明するフローチャートであって、具体的には基本処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム、特に、本社のシステム内の基幹サーバおよび工場のシステム内のDBサーバと、それらサーバのインストールプログラムとにより実現される、各サブシステムを利用した各種業務の流れを説明するフローチャートであって、具体的には納期算出回答処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム、特に、本社のシステム内の基幹サーバおよび工場のシステム内のDBサーバと、それらサーバのインストールプログラムとにより実現される、各サブシステムを利用した各種業務の流れを説明するフローチャートであって、具体的には納期算出回答処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステム、特に、本社のシステム内の基幹サーバおよび工場のシステム内のDBサーバと、それらサーバのインストールプログラムとにより実現される、各サブシステムを利用した各種業務の流れを説明するフローチャートであって、具体的には納期算出回答処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける納期問い合わせサブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける生産計画サブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける生産計画サブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける生産計画サブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける生産計画サブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおける生産計画サブシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を概念的に示した動作概念図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシステムにおいて使用される表示画面構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 基幹サーバ
2(7、31) ウェブサーバ
3(9、32) 端末装置
4(8、33) LAN回線
5 社内イントラネット
6 DBサーバ
10 インターネット
11 通信インタフェース部
12 認証情報管理部
13 納期問い合わせ部
14 加工内容設定部
15 負荷情報管理部
16 納期回答部
17 負荷情報更新部
18 投入計画確定部
19 投入計画変更部
20 携帯端末
21 加工実績収集部
22 負荷補正部
23 負荷補正反映部
24 工程負荷照会部
25 工程待ち指図照会部

Claims (7)

  1. 相前後して行われる複数の加工工程のそれぞれにおいて、発注された生地の仕様に応じた内容の加工処理を生地の元となる生機に対して施すことで、発注された仕様の生地を生産する生地生産ラインにおける、生地生産計画をコンピュータにより管理するシステムであって、
    前記各加工工程毎の投入から払出までに要するリードタイムを示すリードタイム情報が記憶されているリードタイム管理データベース記憶手段と、
    前記各加工工程毎の最大処理能力を示す処理能力情報が記憶されている処理能力管理データベース記憶手段と、
    前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を示す加工工程別タイムテーブルが、加工処理の内容が確定している本発注分と加工処理の内容が確定していない仮発注分とに区別して記憶されている工程負荷管理データベース記憶手段と、
    加工処理の内容が確定していない生地の発注内容を示す仮発注情報の入力に応じて、生機を最初の加工工程に投入する日程を示す前記仮発注情報中の仮投入日と、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報と、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記加工工程別タイムテーブルの内容とを参照して、前記仮発注情報中の数量の生地を前記各加工工程における加工処理を施しつつ生産するための生産日程計画を示す生産日程計画情報を生成し、生成した生産日程計画情報を出力する仮生産日程計画情報生成手段と、
    前記仮生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報によって示される生産日程計画を了承する旨の仮了承情報の入力に応じて、了承された前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を、前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加されるように前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル仮更新手段と、
    前記タイムテーブル仮更新手段が前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加させた前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画情報中の、前記仮投入日を基準に予め定められる該仮投入日前の確定日までの、前記生産日程計画において内容が確定していない加工処理の確定した内容を示す確定加工情報の未入力に応じて、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルから、前記未入力の前記確定加工情報に対応する前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が削除されるように、前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル整理手段と、
    前記タイムテーブル仮更新手段が前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加させた前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画情報中の前記確定日までの、前記生産日程計画において内容が確定していない加工処理の確定した内容を示す確定加工情報の入力に応じて、前記入力された前記確定加工情報に対応する前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量が、前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブル中から前記本発注分の前記加工工程別タイムテーブル中に移行されるように、前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル変更手段と、
    を備えることを特徴とする生地生産計画管理システム。
  2. 前記仮生産日程計画生成手段は、前記仮発注情報中に示されている数量の生地の納期を示す前記生産日程計画情報中の算出仮納期と、前記仮発注情報中の前記仮投入日とで定まる期間が、前記リードタイム管理テーブルに記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報に基づいて予め定められた、生地の生産の標準的なリードタイムに対して、予め定められた基準を超えて長い場合に、前記仮投入日後の日付を新たな前記仮投入日とした前記生産日程計画情報を再度生成し、前記標準的なリードタイムに対して前記基準を超えて長くない前記期間を定める前記算出仮納期を含む前記生産日程計画情報を出力する、
    請求項1記載の生地生産計画管理システム。
  3. 前記タイムテーブル整理手段による前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容の更新によって前記仮発注分の前記加工工程別タイムテーブルから削除された前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を含む前記生産日程計画情報を、前記確定日を基準に予め定められる、該確定日後の日付を前記仮投入日として、前記仮生産日程計画生成手段により再度生成させる再計画生成指令手段をさらに備える、
    請求項1又は2記載の生地生産計画管理システム。
  4. 加工処理の内容が確定している生地の発注内容を示す本発注情報の入力に応じて、生機を最初の加工工程に投入する日程を示す前記本発注情報中の投入日と、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報と、前記工程負荷管理データベース記憶手段に記憶されている前記加工工程別タイムテーブルの内容とを参照して、前記本発注情報中の数量の生地を前記各加工工程における加工処理を施しつつ生産するための生産日程計画を示す生産日程計画情報を生成し、生成した生産日程計画情報を出力する本生産日程計画情報生成手段と、
    前記本生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報によって示される生産日程計画を了承する旨の本了承情報の入力に応じて、了承された前記生産日程計画によって示される前記各加工工程毎の加工処理の実施日程及び実施予定数量を、前記本発注分の前記加工工程別タイムテーブルに追加されるように前記工程負荷管理データベース記憶手段の記憶内容を更新するタイムテーブル本更新手段と、
    をさらに備える請求項1、2又は3記載の生地生産計画管理システム。
  5. 加工処理の内容が確定している生地の納期の問い合わせを示す本納期問い合わせ情報の入力に応じて、該本納期問い合わせ情報中の数量及び加工処理内容の生地を前記本納期問い合わせ情報中の発注元が希望する納期を示す希望本納期までに生産するための本生産開始目標日を、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報とを参照して割り出し、該割り出した本生産開始目標日を前記投入日として含む前記本発注情報を生成して前記本生産日程計画情報生成手段に出力する本発注手段と、
    前記本生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報の入力に応じて、前記生産日程計画情報中に示されている、前記本発注情報中の数量の生地の納期を示す算出本納期と、前記希望本納期とのうち、いずれか一方の日程を、回答本納期として出力する本納期回答手段と、
    をさらに備える請求項4記載の生地生産計画管理システム。
  6. 加工処理の内容が確定していない生地の納期の問い合わせを示す仮納期問い合わせ情報の入力に応じて、該仮納期問い合わせ情報中の数量の生地を前記仮納期問い合わせ情報中の発注元が希望する納期を示す希望仮納期までに生産するための仮生産開始目標日を、前記リードタイム管理データベース記憶手段に記憶されている各加工工程毎のリードタイム情報と、前記処理能力管理データベース記憶手段に記憶されている前記処理能力情報とを参照して割り出し、該割り出した仮生産開始目標日を前記仮投入日として含む前記仮発注情報を生成して前記仮生産日程計画情報生成手段に出力する仮発注手段と、
    前記仮生産日程計画情報生成手段が生成して出力した前記生産日程計画情報の入力に応じて、前記生産日程計画情報中に示されている、前記仮発注情報中の数量の生地の納期を示す算出仮納期と、前記希望仮納期とのうち、いずれか一方の日程を、回答仮納期として出力する仮納期回答手段と、
    をさらに備える請求項1、2、3、4又は5記載の生地生産計画管理システム。
  7. 前記リードタイム管理データベース記憶手段には、相前後する2つの前記加工工程間での移動工程に要するリードタイムを示すリードタイム情報がさらに記憶されており、
    前記生産日程計画には前記移動工程に要するリードタイムが含まれている、
    請求項1、2、3、4、5又は6記載の生地生産計画管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101201100B1 (ko) 2008-04-02 2012-11-13 현대중공업 주식회사 강재 물류 관리 시스템
US9478647B2 (en) 2014-11-13 2016-10-25 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
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