JP2003067277A - ファイル伝送方法及びファイル伝送システム - Google Patents
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Abstract
アントPCで、特別な操作をすることなく、長大ファイ
ルの送受信を高い信頼性を持って効率よく行う。 【解決手段】 クライアントPC10と、WWWサーバ
20、運用端末サーバ30、APサーバ33、ファイル
サーバ34の複数のサーバを含んで構成される処理シス
テムとがインターネット40を介して接続されている。
PCとファイルサーバの転送ファイル36との間のファ
イルデータの伝送は、専用プログラムを用いるHTTP
Sプロトコルを使用して行われる。ファイルデータは、
一定のサイズに分割し、かつ、圧縮して伝送される。ま
た、障害発生に備えて、再送用のチェックポイントを設
ける。専用プログラムは、マルチプラットフォームに対
応させられており、PCのオペレーションの延長でサー
バからダウンロードして使用可能である。
Description
及びファイル伝送システムに係り、特に、インターネッ
ト環境下におけるクライアントPCとWebサーバとの
間でファイルの伝送を行うファイル伝送方法及びファイ
ル伝送システムに関する。
ントPCとWebサーバとの間でファイルの伝送に関す
る従来技術として、FTPプロトコルを使用してファ
イル伝送を行う、HTMLの入力フォームの指定によ
りファイル送信を行う、クライアントPCに専用プロ
グラムをインストールし、この専用プログラムを使用し
てファイル伝送を行うという方法が知られている。
例えば、クライアントPCのローカルファイルを、社内
イントラネット上のWebサーバのファイルへアップロ
ードするする場合、そのアップロードを可能にするため
に、社内イントラネットの入り口に設けられるFW(フ
ァイアウオール)を、アップロード可能に設定する必要
がある。
による方法は、通常、FWを通過することができるプロ
トコルが、そのセキュリティ上HTTPに限定されてい
るので、HTMLで標準に規定している入力フォームの
指定により、ファイルの伝送を実現させなければならな
い。
ラムをインストールし、この専用プログラムを使用する
方法は、クライアント・サーバ間で、HTTPプロトコ
ルに、独自のファイル伝送プロトコルをトンネリングさ
せるというもので、ファイル伝送プロトコルに、ファイ
ルデータの分割送信等の機能実装することにより、長大
なファイルを送信した場合にも、サーバ側アプリケーシ
ョンプログラムが、メモリ常駐しているので、サーバ側
の負荷が高くなるということを防止することができると
いう利点を有している。
は、FWをアップロード可能に設定して、不特定のIP
アドレスからのFTPのアップロードを許しているた
め、悪意のある第三者が、大量のデータを送りこんでサ
ーバ内のディスクをパンクさせ、サーバをダウンさせら
れる場合が生じるという問題点を有している。
サーバへのファイルの伝送が、ファイルサイズそのまま
の大きさで行われるため、ファイルが大きくなるほど、
サーバ側のアプリケーションプログラムがファイルデー
タを読み込んでファイルを出力するまでのメモリ常駐時
間が長くなり、サーバ負荷が大きくなってしまうという
問題点を有している。
プロード機能、ファイルのダウンロード機能、ファイル
データの分割転送機能、転送データの圧縮機能、ファイ
ルのアップロード、ダウンロード異常終了時のチェック
ポイントからの再送機能、タイマ監視機能等の大きく機
能を持たせた専用プログラムを、予め、ブラウザPCに
インストールしておかなければなず、この専用プログラ
ムとして、クライアントPCのプラットフォームに応じ
たものを用意しなければならないという問題点を有して
いる。また、この従来技術は、クライアントPC毎に、
専用プログラムのインストールが発生し、ユーザの操作
が面倒になるため、インターネットにおける普及の妨げ
となるという問題点を有している。
点を解決し、不安定がちなインターネットを使用して、
クライアントPCで、特別な操作をすることなく、世界
的に広く普及しているHTTPSプロトコルを使用し、
かつ、長大ファイルの送受信を高い信頼性を持って効率
よく行うことが可能なファイル伝送方法及びファイル伝
送システムを提供することにある。
は、インターネットを介して、クライアントとサーバと
の間でファイルデータを伝送するファイル伝送方法にお
いて、ファイルデータの伝送を専用プログラムを用いる
HTTPSプロトコルを使用して行うことにより達成さ
れる。
イズに分割されたファイルデータとされ、データが圧縮
されて伝送され、また、分割されたファイルデータに
は、チェックポイントが付与されて、障害発生時、前記
チェックポイントを使用してファイルデータが、そのチ
ェックポイントから再送される。
方法及びファイル伝送システムの実施形態を図面により
詳細に制御する。
伝送システムの全体の構成を示すブロック図、図2は専
用プログラム動作環境の設定について説明する図、図3
は専用プログラムのダウンロードについて説明する図で
ある。図1〜図3において、10はクライアントPC、
11はバッチファイル、12は設定情報ファイル、1
3、22は専用プログラム、14はプラグイン手段、1
5は転送ディレクトリ、16、36は転送ファイル、2
0はWWWサーバ、21はバッチファイル、23はサー
バ側アプリケーションプログラム、24はWWWサーバ
プロダクト、30は端末運用WWWサーバ、31はWW
Wサーバプロダクト、32は運用端末アプリケーショ
ン、33はアプリケーション(AP)サーバ、34はフ
ァイルサーバ、35は契約情報ファイル、40はインタ
ーネット、41はターミナルアダプタ、42はルータ
(R)、50は運用端末である。
テムは、図1に示すように、クライアントPC10と、
WWWサーバ20、運用端末サーバ30、APサーバ3
3、ファイルサーバ34の複数のサーバを含んで構成さ
れる処理システムとがインターネット40等のネットワ
ークを介して接続されて構成されている。前述の処理シ
ステムを構成する複数のサーバ相互間は、ルータ42を
有するLAN等のネットワークを介して相互に接続さ
れ、ファイルサーバ34には、クライアントPC10を
運用する顧客としての企業単位、利用者単位の契約情報
毎にクライアントPC10の設定情報を格納する契約情
報ファイル35と、クライアントPC10が持つ転送フ
ァイルとの間でのファイル転送を行うファイルを保持す
る転送ファイル36とが接続されている。
が接続されており、この運用端末50は、前述した契約
情報ファイル35に格納する契約情報毎のクライアント
PCの設定情報等を入力するために使用され、入力され
た情報は、運用端末WWWサーバ30におけるWWWサ
ーバプロダクト31、運用端末アプリケーションプログ
ラムを介して契約情報ファイル35に格納される。
0での専用プログラムの動作環境の設定情報を持つバッ
チファイル21と、クライアントPC10にダウンロー
ドする専用プログラム22と、サーバ側アプリケーショ
ンプログラム23と、WWWサーバプロダクト24とを
備えて構成される。また、クライアントPC10は、W
WWサーバ20からの設定情報を受け取っていったん格
納するバッチファイル11と、専用プログラムの動作環
境、セキュリティ情報等を格納しておく設定情報格納フ
ァイル12と、WWWサーバ20からダウンロードした
専用プログラム13と、プラグイン手段14と、転送デ
ィレクトリ15と、ファイルサーバが持つ転送ファイル
36との間でのファイル転送を行うファイルを保持する
転送ファイル16とにより構成され、ターミナルアダプ
タ41を介してインターネット40に接続されている。
ステムは、例えば、金融機関のサーバシステムと企業ユ
ーザ等との間で、振込み情報等の大量のファイル情報を
転送するような場合に使用して好適なものであり、金融
機関とユーザとの間で、比較的信頼性の低いインターネ
ットを介して、振込み情報等の重要な情報を高いセキュ
リティ性を持って転送することができるようにしたもの
である。この場合、図1に示す複数のサーバにより構成
される処理システムが金融機関に設けられるシステムで
あり、クライアントPC10が取引企業等に備えられる
端末である。
よるシステムの機能概要について説明する。
が要求されファイルを確実に転送可能とするために、ハ
ッキング等による妨害を受けることが少ないHTTPプ
ロトコルを使用してファイルの伝送を実現する。このた
め、図1には図示していない処理システムの入り口に設
けられるファイアウォールFWが、HTTPプロトコル
の通過のみ許可するように設定される。そして、送受信
されるファイルデータの盗聴をも防止する意味で、SS
L128ビットの暗号化を行うHTTPSプロトコルを
使用してファイルの伝送を行う。
イル伝送を行うために、そのための専用のプログラムを
使用することとし、予め、専用プログラム動作環境をク
ライアントPC内に設定するようにする。この専用プロ
グラム動作環境の設定は、専用プログラムが動作するた
めの(ファイル伝送を行う上でファイルアクセスを許可
する等の)設定情報を、サーバからダウンロードして、
クライアントPCへ自動設定することにより行われる。
設定情報は、マルチプラットフォームに対応できるよう
に、ユニックス、ウィンドウズ(登録商標)等の構文の
差を吸収するためのテンプレートを外部から設定できる
ようにされている。
グラムを持たせ、この専用プログラムによりファイルの
伝送を行うため、本発明の実施形態は、クライアント・
サーバ間でのHTTPプロトコルに、独自のファイル伝
送プロトコルをトンネリングさせる機能を持たせる。こ
の独自のファイル伝送プロトコルは、ファイルデータを
圧縮、分割して転送する機能を持ち、伝送効率を向上さ
せ、また、分割してファイルを転送する際、障害発生時
の再送を行うためのチェックポイントを設けて、不安定
なインターネット通信において、再度、先頭からデータ
送信を行うような効率の悪いことをしなくてもよいよう
されている。また、ファイル伝送プロトコルには、前述
の他に、クライアントPC専用プログラムのVR管理、
ファイルのアップロード、ファイルのダウンロード、タ
イマ監視等の機能が追加されている。
トにダウンロードされるが、ダウンロードする専用プロ
グラムには、電子証明書を付加することによって、製造
元を明確にし、不当な書き換え等を発生させないように
する。そして、専用プログラムのダウンロードは、ユー
ザオペレーションの延長で行うことによって、ユーザに
対して手間を掛けさせないようにしている。
ラムをマルチプラットフォームに対応させており、これ
により、プラットフォーム毎に専用プログラムを持つ必
要をなくすことができるようにしている。また、専用プ
ログラムは、クライアントPCのオペレーションの延長
でサーバからダウンロードして使用することができるよ
うにしインストールを発生させないようにしている。
環境の設定について説明する。
めの設定情報を、企業単位または利用者単位に、企業I
D、利用者IDと共にサーバへ保管する。保管される設
定情報は、企業単位でクライアントPCの設定が統一さ
れている場合、企業毎の設定だけでよく、利用者単位に
クライアントPCの設定が異なる場合、利用者毎に設定
される。保管される設定情報は、ファイル伝送を行う上
でファイルアクセスを許可する転送ディレクトファイル
を定義するための構文を記述する設定情報テンプレート
と、設定情報に埋め込む転送ディレクトリファイル名
と、設定情報をクライアントPCへダウンロードしてか
ら、設定情報を設定するためのバッチファイルのテンプ
レートしての設定情報自動設定バッチテンプレートであ
り、これらは、Java(登録商標)により記述され
る。
た保管されている設定情報の設定情報テンプレートと、
設定情報に埋め込む転送ディレクトリファイル名とを用
い、設定情報テンプレートの情報を元に、転送ディレク
トリファイルの情報を挿入して、転送ディレクトリファ
イルへのアクセス権限、そのURLへのアクセス権限を
含む専用プログラムの権限情報の設定のための設定情報
を作成する。
チを作成する。このバッチの作成は、前述した保管され
ている設定情報の設定情報自動設定バッチテンプレート
と前述で作成した設定情報とにより、設定情報自動設定
バッチテンプレートの情報を元に、転送ディレクトリフ
ァイルの情報を挿入して、設定情報自動設定バッチを作
成し、この情報を設定情報を設定情報格納ファイルとし
てのバッチファイル21に格納する。
が利用する転送ディレクトリ名やURL名は、企業単
位、利用者単位にサーバ側で定義される。これらの設定
情報を例示すると、例えば、 grant codeBase“http://XXXXXXXX.co.jp/NetBank/”{ permission java.io.FilePermission “C:TEMP-”,“read, write, delete, execute”; permission java.net.SocketPermission“XXXXXXXX.co.jp”,“accept, connect, listen, resolve”;}; 等である。この例において、アンダーラインで示した部
分が順に、専用プログラムが格納されているURL名
称、専用プログラムのアクセスを許可する転送ディレク
トリファイル名、専用プログラムの通信を許可するUR
L名である。
て作成された設定情報自動設定バッチをサーバのバッチ
ファイル21からダウンロードし、そのバッチを実行す
ることにより、自PC内の設定情報格納ファイル12の
ユーザポリシーに専用プログラムの権限情報を挿入す
る。
用プログラムをダウンロードする前に、サーバに保管さ
れている設定情報をダウンロードして自動設定されたこ
とになり、専用プログラムをダウンロードして動作させ
る環境が整ったことになる。
をダウンロードし、専用プログラムを使用してファイル
の伝送を行うが、次に、図3を参照して、専用プログラ
ムのダウンロードについて説明する。
プログラムに電子証明書を付加することにより、その専
用プログラムの製造元を明確にし、不当な書き換え等を
発生させないようにする。その際、サーバは、グローバ
ルサーバIDを128ビットSSL暗号化したものも付
加し、この電子証明書付き専用プログラムを自サーバ内
の専用プログラム22として保存する。
のダウンロードは、ユーザオペレーションの延長で行う
ことができる。このため、ユーザは、専用プログラムの
ダウンロード時、専用プログラムの製造元を「ルート証
明書要求確認画面」により、確認して「OK」を指示す
る入力を行うだけで、特に、専用プログラムをインスト
ールするという煩わしい作業を必要とせずに、サーバ内
の専用プログラムを、自PC内の専用プログラム13と
して取り込むことができる。
トPC10にダウンロードされた証明書付き専用プログ
ラムを起動することにより、自PC10内の転送ファイ
ル16とファイルサーバ34の転送ファイル36との間
でのファイルの伝送を、専用プログラムを使用して行わ
せることができる。
に、クライアントに専用プログラムを持たせ、この専用
プログラムによりファイルの伝送を行うため、クライア
ント・サーバ間でのHTTPプロトコルに、独自のファ
イル伝送プロトコルをトンネリングさせる機能を持たせ
ており、次に、それらの機能について説明する。
管理 クライアントPCは、専用プログラムをダウンロードす
ると、一旦、クライアントPC側で保存する。そのた
め、クライアントPCとサーバとに、専用プログラムの
バージョン番号を持たせて管理する。クライアントPC
が、専用プログラムを起動すると、サーバ側への問合せ
を行い、サーバからバージョン番号を応答してもらう。
クライアントPCの専用プログラムは、応答されたバー
ジョン番号とクライアントPCで保持しているバージョ
ン番号とが不一致の場合、一旦、終了し、サーバから新
しいバージョン番号の専用プログラムをダウンロードす
る。
プロードする機能であり、通信には、HTTPSを使用
する。
ァイルをダウンロードする機能であり、通信には、HT
TPSを使用する。
間隔で送信する機能である。分割するサイズ、間隔は、
サーバ側で保持している情報に従う。
る。データの圧縮を行うか否かは、サーバ側で保持して
いる情報、または、ファイル伝送を開始する際に、オペ
レーションにより指定することができる。
ドの異常終了時のチェックポイントからの再送 ファイル転送中に、障害が発生した場合、障害発生前の
状態をサーバ側で、保持しており、そのファイルの再送
を行う機能であり、ファイルの再送がクライアントPC
から指示された場合、サーバで受信済みのデータの次の
データからの送信を行うことができる。
により行われるが、応答データが監視時間内に返ってこ
ない(無応答の)場合、ファイル転送を終了させる。
場合の専用プログラム動作環境設定の処理動作を説明す
るフローチャート、図5はクライアントPCが1企業複
数利用の場合のクライアントPCでの専用プログラム動
作環境設定の処理動作を説明するフローチャートであ
り、次に、これらについて説明する。図4、図5に示す
フローは、図2によりすでに説明しているものである。
まず、図4のフローを説明する。
の開始が指示されると、サーバは、クライアントPCか
らのID等の情報を受け、設定情報自動設定バッチの作
成とダウンロードとの処理を開始し、まず、利用者単位
に設定情報があるか否かを判定する(ステップ401、
402)。
位の設定情報がない場合、サーバ内に格納されている企
業IDの設定情報を取得し、利用者単位の設定情報があ
る場合、利用者IDの設定情報を取得する(ステップ4
03、404)。
して、図2を参照して詳細を説明したように、クライア
ントPCに設定する設定情報と、設定情報自動バッチと
を作成する(ステップ405、406)。
ッチをクライアントPCにダウンロードして処理を終了
する(ステップ407、408)。
PCにダウンロードされたことにより処理がクライアン
トPCに移り、クライアントPCは、設定情報自動バッ
チの処理を開始し、設定情報格納ファイルに設定情報が
格納済みであるか否かを判定する(ステップ409、4
10)。
格納ファイルに設定情報が格納済みでなかった場合、設
定情報格納ファイルに設定情報を追加して処理を終了す
る(ステップ411)。
格納ファイルに設定情報が格納済みであった場合、ダウ
ンロードしたバッチ内の設定情報と自PC内の設定情報
とを比較し、設定情報内容に変更があったか否かを判定
する(ステップ412)。
内容に変更がなかった場合、そのまま処理を終了し、設
定情報内容に変更があった場合、自PC内の設定情報格
納ファイルの設定情報を更新して処理を終了する(ステ
ップ413)。
1利用の場合であったが、次に、クライアントPCが1
企業複数利用の場合の処理を図5に示すフローを参照し
て説明する。ここで図示しているフローは、前述した設
定情報自動バッチがダウンロードされた後のクライアン
トPCでの処理である。
PCにダウンロードされたことにより、クライアントP
Cは、設定情報自動バッチの処理を開始し、設定情報格
納ファイルに設定情報が格納済みであるか否かを判定す
る(ステップ409、410)。
格納ファイルに設定情報が格納済みでなかった場合、設
定情報格納ファイルに設定情報を追加して処理を終了す
る(ステップ503)。
格納ファイルに設定情報が格納済みであった場合、設定
情報格納ファイルの設定情報を利用者毎の設定情報に更
新して処理を終了する(ステップ504)。
作を説明するフローチャートであり、以下、これについ
て説明する。
グラムが起動され、専用プログラムVR管理処理が開始
されると、クライアントPCは、まず、サーバに対し
て、VRの問い合わせを送信する(ステップ601、6
02)。
問い合わせを受け取ると、自サーバ内に管理しているV
R情報を取り出して、応答情報としてVR情報をクライ
アントPCに送信する(ステップ603、604)。
てのVR情報を受け取り、自PC内で管理しているVR
情報と応答されたVR情報とが一致しているか否かを判
定する(ステップ605、606)。
が一致していた場合、ここでの処理を終了し、不一致で
あった場合、新たなVRを持つ専用プログラムをダウン
ロードして、ここでの処理を終了する(ステップ60
6、607)。
イルを伝送するファイルのアップロード処理を説明する
フローチャートであり、以下、これについて説明する。
プロード処理を開始させると、PC内の専用プログラム
は、PC内の転送ファイル16から指定されたファイル
を読み込み、データ圧縮・組立てを行う。この処理は、
データ量が分割サイズになるか、データに含まれるファ
イルの終了(EOF)が検出できるまで続けられる(ス
テップ701〜703)。
立てが分割サイズなった場合、または、ファイル終了を
検出した場合、そのファイルデータをサーバに送信し、
サーバからの受信の応答を受信する(ステップ70
4)。
(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定し、
ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれていなか
った場合、ステップ702の処理に戻って、ファイルの
次の分割サイズの情報についての処理を続け、ファイル
の終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、指示
されたファイルの送信が終了しているので、クライアン
トPCでの処理を終了する(ステップ705)。
04の処理でクライアントPCから送信されてくるファ
イルデータを受信し、そのデータを分解解凍して自サー
バ内の転送ファイル36に書き込むと共に、そのデータ
のチェックポイントをチェックポイント格納ファイル7
08に格納する(ステップ706、707)。
ルデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含ま
れていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を
示す情報が含まれていなかった場合、ステップ706の
処理に戻って、ファイルの次の分割サイズのデータの受
信を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含ま
れていた場合、ファイル全体の受信が終了したことにな
るので、サーバでの処理を終了する(ステップ70
9)。
イルを伝送するファイルのダウンロード処理を説明する
フローチャートであり、以下、これについて説明する。
ンロード処理を開始させると、PC内の専用プログラム
は、サーバに対してファイルの内容を指定してファイル
のダウンロードを要求する(ステップ801、80
2)。
ード要求を受け取ると、自サーバ内の転送ファイル36
から指定されたファイルを読み込み、データ圧縮・組立
てを行う。この処理は、データ量が分割サイズになる
か、データに含まれるファイルの終了(EOF)が検出
できるまで続けられる(ステップ803、804)。
立てが分割サイズなった場合、または、ファイル終了を
検出した場合、そのファイルデータをサーバに送信し、
サーバからの受信の応答を受信する(ステップ80
5)。
のチェックポイントをチェックポイント格納ファイル7
08に格納し、送信したファイルデータにファイルの終
了(EOF)を示す情報が含まれていたか否かを判定
し、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含まれてい
なかった場合、ステップ803の処理に戻って、ファイ
ルの次の分割サイズのデータに対する処理を続け、ファ
イルの終了(EOF)を示す情報が含まれていた場合、
ファイル全体の送信が終了したことになるので、サーバ
での処理を終了する(ステップ806、807)。
ステップ805の処理でサーバから送信されてくるファ
イルデータを受信し、そのデータを分解解凍して自PC
内の転送ファイル16に書き込む(ステップ809、8
10)。
ルデータにファイルの終了(EOF)を示す情報が含ま
れていたか否かを判定し、ファイルの終了(EOF)を
示す情報が含まれていなかった場合、ステップ809の
処理に戻って、ファイルの次の分割サイズのデータの受
信を続け、ファイルの終了(EOF)を示す情報が含ま
れていた場合、ファイル全体の受信が終了したことにな
るので、クライアントPCでの処理を終了する(ステッ
プ811)。
ダウンロードの際に、伝送中のデータには、データ抜
け、改竄防止のためにチェックディジットビットが付加
されて伝送される。また、チェックポイントとしては、
分割したファイルデータに、順に付与される分割番号等
を用いればよい。
合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説明
するフローチャートであり、以下、これについて説明す
る。ここでの処理は、図7のフローにおけるステップ7
04、706の処理で、クライアントPCがデータを送
信しサーバからの応答を受けてデータの伝送を行ってい
る途中で、障害の発生等によりサーバからの応答が得ら
れなくなったときの処理である。
は、ファイルデータの伝送の途中で障害の発生を検出す
ると、チェックポイントからの再送処理を開始し、ま
ず、サーバに対して、再送すべきチェックポイントの取
得の要求を送信する(ステップ901、902)。
取ったサーバは、障害発生前までに受信しているファイ
ルデータのチェックポイントを格納管理している格納フ
ァイル708からチェックポイントを読み込んで、クラ
イアントPCに応答する(ステップ903)。
ポイントを受信したクライアントPCは、再送チェック
ポイントを取得できたので、その再送チェックポイント
を転送ファイル16の読み込みポイントに設定する(ス
テップ905)。
プ702〜709の処理の場合と同様の処理を続ける
(ステップ702〜709)。
場合のチェックポイントからのファイル再送の処理を説
明するフローチャートであり、以下、これについて説明
する。ここでの処理は、図7のフローにおけるステップ
805、809の処理で、サーバがデータを送信しクラ
イアントPCからの応答を受けてデータの伝送を行って
いる途中で、処理の発生等によりサーバからのデータが
得られなくなったときの処理である。
は、ファイルデータの伝送の途中で障害の発生を検出す
ると、チェックポイントからの再送処理を開始し、ま
ず、サーバに対して、再送すべきチェックポイントの取
得の要求を送信する(ステップ101、102)。
取ったサーバは、障害発生前までに受信しているファイ
ルデータのチェックポイントを格納管理している格納フ
ァイル708からチェックポイントを読み込んで、クラ
イアントPCに応答する(ステップ103)。
ポイントを受信したクライアントPCは、再送チェック
ポイントを取得できたので、その再送チェックポイント
を転送ファイル16の書き込みポイントに再設定し、そ
の再送チェックポイントからのファイルデータの再送を
サーバに要求する(ステップ104〜106)。
サーバは、再送チェックポイントを転送ファイル36の
読み込みポイントに設定する(ステップ107)。
プ703〜811の処理の場合と同様の処理を続ける
(ステップ702〜709)。
処理プログラムを構成してそのプログラムを実行するこ
とにより行うことができ、また、その処理プログラム
は、HD、DAT、FD、MO、CD−ROM等の記録
媒体に格納して提供することができる。
ータの伝送をHTTPSプロトコルを使用して行うよう
にしているので、伝送するファイルデータが暗号化され
盗聴を防止することができ、FTPプロトコルを通過さ
せないネットワーク構成を取っているので、不特定多数
の第三者からのサーバへの攻撃を防止することができる
という効果を得ることができる。
イアントPCにファイルデータ伝送のための専用プログ
ラムを持ち、伝送するファイルデータを圧縮しているの
で、伝達スピードの向上を図ることができ、伝送するフ
ァイルデータを一定のサイズに分割して送信することと
しているので、サーバ側のアプリケーションプログラム
が、1回のデータ受信でメモリに常駐する時間を、ファ
イルの大きさに関係なく、一定時間内に納めることがで
き、かつ、障害発生時に備えて、再送用のチェックポイ
ントを設けているため、不安定なインターネットの通信
で、再度、先頭からデータ送信する必要をなくすことが
できるという効果を得ることができる。
送中のデータに、チェックディジットビットを設けてい
るので、データ抜け、データの改竄等を防止することが
できるという効果を得ることができる。
プログラムをマルチプラットフォームに対応させている
ので、プラットフォーム毎に、専用プログラムを持つ必
要をなくすことができ、専用プログラムをクライアント
PCのオペレーションの延長でサーバからダウンロード
して使用可能にしているので、ユーザによるインストー
ル等の手間を発生させることがないという効果を得るこ
とができる。
安定がちなインターネットを使用して、クライアントP
Cで、特別な操作をすることなく、世界的に広く普及し
ているHTTPSプロトコルを使用し、かつ、長大ファ
イルの送受信を高い信頼性を持って効率よく行うことが
できる。
ムの全体の構成を示すブロック図である。
する図である。
る図である。
プログラム動作環境設定の処理動作を説明するフローチ
ャートである。
ライアントPCでの専用プログラム動作環境設定の処理
動作を説明するフローチャートである。
るフローチャートである。
するファイルのアップロード処理を説明するフローチャ
ートである。
するファイルのダウンロード処理を説明するフローチャ
ートである。
クポイントからのファイル再送の処理を説明するフロー
チャートである。
ックポイントからのファイル再送の処理を説明するフロ
ーチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 インターネットを介して、クライアント
とサーバとの間でファイルデータを伝送するファイル伝
送方法において、ファイルデータの伝送を専用プログラ
ムを用いるHTTPSプロトコルを使用して行うことを
特徴とするファイル伝送方法。 - 【請求項2】 前記伝送されるファイルデータは、一定
サイズに分割されたファイルデータとされており、その
データが圧縮されていることを特徴とする請求項1記載
のファイル伝送方法。 - 【請求項3】 前記分割されたファイルデータに、チェ
ックポイントが付与されており、障害発生時、前記チェ
ックポイントを使用してファイルデータを、そのチェッ
クポイントから再送することを特徴とする請求項2記載
のファイル伝送方法。 - 【請求項4】 前記専用プログラムは、マルチプラット
フォームに対応させられており、クライアントのオペレ
ーションの延長でサーバからダウンロードされることを
特徴とする請求項1、2または3記載のファイル伝送方
法。 - 【請求項5】 前記専用プログラムには、製造元を明確
にする電子証明書が付加されていることを特徴とする請
求項4記載のファイル伝送方法。 - 【請求項6】 前記専用プログラムを動作させるための
設定情報が、サーバからクライアントにダウンロードさ
れることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか
1記載のファイル伝送方法。 - 【請求項7】 前記HTTPSプロトコルには、専用プ
ログラムのバージョン管理機能、ファイルのアップロー
ド機能、ファイルのダウンロード機能、ファイルデータ
の分割転送機能、転送データの圧縮機能、チェックポイ
ントからの再送機能、タイマ監視機能のうち少なくとも
1つが実装されていることを特徴とする請求項1ないし
6のうちいずれか1記載のファイル伝送方法。 - 【請求項8】 インターネットを介して、クライアント
とサーバとの間でファイルデータを伝送するファイル伝
送システムにおいて、ファイルデータの伝送をHTTP
Sプロトコルを使用して行う専用プログラムを備えるこ
とを特徴とするファイル伝送システム。 - 【請求項9】 前記専用プログラムは、マルチプラット
フォームに対応させられており、製造元を明確にする電
子証明書が付加されていることを特徴とする請求項8記
載のファイル伝送システム。 - 【請求項10】 前記HTTPSプロトコルには、専用
プログラムのバージョン管理機能、ファイルのアップロ
ード機能、ファイルのダウンロード機能、ファイルデー
タの分割転送機能、転送データの圧縮機能、チェックポ
イントからの再送機能、タイマ監視機能のうち少なくと
も1つが実装されていることを特徴とする請求項8また
は9記載のファイル伝送システム。
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