JP2003067230A - ファイル管理装置、ファイル管理方法、及びプログラム - Google Patents

ファイル管理装置、ファイル管理方法、及びプログラム

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JP2003067230A
JP2003067230A JP2001258623A JP2001258623A JP2003067230A JP 2003067230 A JP2003067230 A JP 2003067230A JP 2001258623 A JP2001258623 A JP 2001258623A JP 2001258623 A JP2001258623 A JP 2001258623A JP 2003067230 A JP2003067230 A JP 2003067230A
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Application number
JP2001258623A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nishiyama
泰 西山
Tadao Nakamura
忠夫 中村
Masamichi Itabashi
正道 板橋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的にファイルを管理できるファイル管理
装置を提供する。 【解決手段】 ファイルを管理するファイル管理装置1
00であって、ファイルを識別するファイル識別情報
と、ファイルの複数のアクセス経路とを対応付けるアク
セステーブル130と、ファイル識別情報及びアクセス
経路に含まれるディレクトリのうち、上位ディレクトリ
を指定された場合に、アクセステーブル130におい
て、ファイル識別情報に対応付けられており、かつ上位
ディレクトリを含む前記アクセス経路を、ファイルのア
クセス経路として決定するアクセス経路決定部126と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理装
置、ファイル管理方法、及びプログラムに関する。特に
本発明は、ファイルのアクセス経路を管理するファイル
管理装置、ファイル管理方法、及びプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】階層化されたディレクトリを利用して、
ファイルを管理するファイル管理方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、処理す
べき情報は、増加する傾向にあり、さらに便利なファイ
ル管理方法の提供が望まれている。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるファイル管理装置、ファイル管理方法、及び
プログラムを提供することを目的とする。この目的は特
許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせ
により達成される。また従属項は本発明の更なる有利な
具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、ファイルを管理するファイル管理装置であ
って、前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前
記ファイルの複数のアクセス経路とを対応付けるアクセ
ステーブルと、前記ファイル識別情報及び前記アクセス
経路に含まれるディレクトリのうち、上位ディレクトリ
を指定された場合に、前記アクセステーブルにおいて、
前記ファイル識別情報に対応付けられており、かつ前記
上位ディレクトリを含む前記アクセス経路を、前記ファ
イルのアクセス経路として決定するアクセス経路決定部
とを備える。
【0006】前記アクセス経路を利用して、前記ファイ
ルを読み出すファイル読出部と、前記アクセス経路決定
部が、所定のアクセス経路を、前記ファイルのアクセス
経路として決定した場合に、前記ファイル読出部が、前
記所定のアクセス経路以外のアクセス経路を利用して、
前記ファイルを読み出すことを禁止するアクセス制御部
とをさらに備えてもよい。
【0007】前記アクセス経路決定部が、所定のアクセ
ス経路を前記ファイルのアクセス経路として決定した場
合に、前記ファイルを、当該所定のアクセス経路を認識
可能に表示する表示部をさらに備えてもよい。
【0008】前記ファイルは、当該ファイル管理装置に
着脱可能な記録媒体に格納されていてもよい。前記アク
セステーブルは、前記ファイルを格納する記録媒体を識
別する記録媒体識別情報を含むアクセス経路を保持し、
当該ファイル管理装置に装着された前記記録媒体から前
記記録媒体識別情報を読み出す記録媒体識別情報読出部
と、前記ファイル識別情報を指定された場合に、前記ア
クセステーブルにおいて、前記ファイル識別情報に対応
付けられており、かつ前記記録媒体識別情報を含むアク
セス経路を利用して前記ファイルを読み出すファイル読
出部とをさらに備えてもよい。
【0009】本発明の第2の形態は、ファイルを管理す
るファイル管理装置であって、前記ファイルを読み出す
ファイル読出部と、前記ファイルを識別するファイル識
別情報と、前記ファイルの複数の前記アクセス経路とを
対応付けるアクセステーブルと、前記アクセステーブル
において前記ファイル識別情報に対応付けられた複数の
前記アクセス経路のうち所定のアクセス経路を、前記フ
ァイルのアクセス経路として決定するアクセス経路決定
部と、前記アクセス経路決定部が決定した前記アクセス
経路以外のアクセス経路を利用して、前記ファイル読出
部が前記ファイルを読み出すのを禁止するアクセス制御
部とを備える。
【0010】本発明の第3の形態としては、ファイルを
管理するファイル管理装置であって、前記ファイルは、
当該ファイル管理装置に着脱可能な記録媒体に格納され
ており、前記ファイルを識別するファイル識別情報と、
前記ファイルを格納する記録媒体を識別する記録媒体識
別情報を含むアクセス経路とを対応付けるアクセステー
ブルと、当該ファイル管理装置に装着されている記録媒
体から、前記記録媒体識別情報を読み出す記録媒体識別
情報読出部と、前記ファイル識別情報を指定された場合
に、前記アクセステーブルにおいて、前記ファイル識別
情報に対応付けられており、かつ前記記録媒体識別情報
読出部が読み出した前記記録媒体識別情報を含むアクセ
ス経路を利用して、前記ファイルを読み出すファイル読
出部とを備える。
【0011】本発明の第4の形態としては、ファイルを
管理するファイル管理装置であって、前記ファイルに関
連するファイル関連情報と、前記ファイルのアクセス経
路とを対応付けるアクセス経路決定テーブルと、前記フ
ァイルを保持するファイル保持部と、前記ファイル保持
部に保持させるべき保存ファイルに対して、前記ファイ
ル関連情報を指定された場合に、前記アクセス経路決定
テーブルにおいて、前記ファイル関連情報に対応付けら
れたアクセス経路を、前記保存ファイルのアクセス経路
として決定するアクセス経路決定部とを備える。
【0012】前記ファイル関連情報は、前記ファイルに
付与されたファイル名のうち少なくとも1部を示すファ
イル名情報であってもよい。前記アクセス経路決定テー
ブルは、前記ファイル関連情報として、前記ファイル名
情報を保持し、前記アクセス経路決定部は、前記保存フ
ァイルに対して、保存ファイル名を指定された場合に、
前記アクセス経路決定テーブルにおいて、前記保存ファ
イル名に含まれる前記ファイル名情報に対応付けられて
いるアクセス経路を、前記保存ファイルのアクセス経路
として決定してもよい。
【0013】前記保存ファイルの前記保存ファイル名を
取得するファイル名取得部をさらに備えてもよい。前記
アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定テーブル
において、前記ファイル名取得部から受け取った前記保
存ファイル名に含まれている前記ファイル名情報に対応
付けられている前記アクセス経路を、前記ファイルのア
クセス経路として決定してもよい。
【0014】前記アクセス経路決定テーブルは、前記フ
ァイル名情報と、前記ファイル名情報を最下位ディレク
トリとして含むアクセス経路とを対応付けてもよい。
【0015】前記保存ファイルは、画像を示す画像ファ
イルであってもよい。前記画像に含まれる所定の色また
は形状を示す注目画像を、前記画像から検出する検出部
をさらに備えてもよい。前記アクセス経路決定テーブル
は、前記ファイル関連情報として前記注目画像を保持
し、前記アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定
テーブルにおいて、前記保存ファイルから検出された前
記注目画像に対応付けられている前記アクセス経路を、
前記ファイルの前記アクセス経路として決定してもよ
い。
【0016】前記検出部は、前記画像から所定の文字を
注目画像として検出し、前記アクセス経路決定テーブル
は、前記ファイル関連情報として、前記文字を保持し、
前記アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定テー
ブルにおいて前記検出部が検出した前記文字に対応付け
られている前記アクセス経路を、前記ファイルのアクセ
ス経路として決定してもよい。
【0017】前記検出部が検出した前記注目画像を表示
する表示部をさらに備えてもよい。前記アクセス経路決
定部は、前記表示部が前記注目画像を表示したのちに、
前記注目画像に対応する前記保存ファイルのアクセス経
路を決定してもよい。
【0018】前記画像は、工事写真の画像であって、前
記注目画像は、前記工事写真に含まれる黒板を示す画像
であってもよい。
【0019】本発明の第5の形態としては、画像を示す
画像ファイルを管理するファイル管理装置であって、前
記画像ファイルから、注目すべき注目画像を検出する検
出部と、前記画像ファイルを保持する画像ファイル保持
部と、前記画像ファイル保持部に、前記画像ファイルを
保持させる場合に、前記画像ファイルから検出された前
記注目画像を利用して、前記画像ファイルのアクセス経
路を決定するアクセス経路決定部とを備える。
【0020】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0022】図1は、ファイルを管理するファイル管理
装置100の表示部114を示す。本実施の形態におけ
るファイル管理装置100は、ファイル管理装置100
に内蔵されたハードディスクや、ファイル管理装置10
0に装着されたCD−ROMなどの記録媒体に格納され
るファイルを管理する。本実施の形態においては、工事
画像を示す画像ファイルを管理するファイル管理装置1
00について説明する。
【0023】他の例としては、ファイル管理装置100
は、インターネットを介して取得したファイルを管理し
てもよい。
【0024】表示部114が表示している画面は、画像
ファイルウィンドウ202と、アクセス経路ウィンドウ
200とを含む。画像ファイルウィンドウ202は、画
像ファイル、すなわち工事画像が表示される領域であ
る。画像ファイルウィンドウ202は、さらに工事画像
に含まれる黒板画像を表示してもよい。アクセス経路ウ
ィンドウ200は、ファイル管理装置100が管理する
画像ファイルのファイル構成が表示される領域である。
このように、ファイル管理装置100の表示部114
は、画像ファイルの内容及び画像ファイルのファイル構
成を表示する。従って、ユーザは、表示された内容から
画像ファイルのファイル構成を認識することができる。
【0025】図2は、ファイル管理装置100の機能ブ
ロック図である。ファイル管理装置100は、ユーザイ
ンターフェースユニット110と、アクセス経路管理ユ
ニット120と、画像処理ユニット140とを備える。
ユーザインターフェースユニット110は、指示受付部
112と表示部114を有する。アクセス経路管理ユニ
ット120は、ファイル名取得部122と、アクセス経
路決定テーブル124と、アクセス経路決定部126
と、アクセス制御部128と、アクセステーブル130
とを有する。画像処理ユニット140は、記録媒体ID
読出部142と、画像ファイル読出部144と、検出部
146と画像ファイル保持部148とを有する。
【0026】指示受付部112は、ユーザからの指示を
受け付ける。指示受付部112は例えばキーボードや、
マウスなどであってもよい。表示部114は、アクセス
経路管理ユニット120及び画像処理ユニット140か
ら受け取った情報を表示する。
【0027】ファイル名取得部122は、ユーザインタ
ーフェースユニット110を介してユーザから、画像フ
ァイルに付与すべファイル名を取得する。アクセス経路
決定テーブル124は、画像ファイルのファイル名と、
画像ファイルのアクセス経路とを対応付ける。アクセス
経路決定部126は、ファイル名取得部122からファ
イル名を受け取り、アクセス経路決定テーブル124を
利用して、アクセス経路を決定する。アクセス経路決定
部126は、またユーザインターフェースユニット11
0を介して取得した情報を利用して、画像ファイルのア
クセス経路を決定する。アクセス経路決定部126は、
決定したアクセス経路をアクセステーブル130に保持
させる。
【0028】アクセステーブル130は、画像ファイル
とアクセス経路とを対応付ける。アクセステーブル13
0は、例えばファイル管理装置100に内蔵されたハー
ドディスクなど、書換可能な記録媒体である。
【0029】アクセス制御部128は、アクセステーブ
ル130に保持されるアクセス経路を制御する。
【0030】記録媒体ID読出部142は、ファイル管
理装置100に装着された記録媒体から記録媒体を識別
する記録媒体IDを読み出す。ファイル管理装置100
は、例えば、CD−ROMを装着してもよい。画像ファ
イル読出部144は、アクセステーブル130に格納さ
れるアクセス経路を利用して、ファイル管理装置100
に装着された記録媒体から画像ファイルを読み出す。
【0031】検出部146は、画像ファイル読出部14
4が読み出した画像ファイルから所定の色または形状を
示す注目画像を抽出する。本実施の形態における注目画
像は、黒板画像である。ここで、黒板画像とは、工事現
場に設置された黒板の画像である。この黒板には、工事
日時、工事種などが記載されている。
【0032】画像ファイル保持部148は、画像ファイ
ル読出部144が読み出した画像ファイル、及び検出部
146が抽出した注目画像を保持する。画像ファイル保
持部148は、例えばファイル管理装置100に内蔵さ
れたハードディスクなどであってもよい。
【0033】図3は、ファイル管理装置100が管理す
る画像ファイルのファイル構成を模式的に示す図であ
る。本図は、ファイル管理装置100に装着される記録
媒体に格納されるファイルのファイル構成を示す。記録
媒体ファイル構成300は、記録媒体に画像ファイルと
ともに格納されるデフォルトのファイル構成を示す。例
えば、F0001を識別情報とする記録媒体に格納され
る画像ファイルは、F0001フォルダに含まれる第1
フイルムフォルダに格納されている。すなわち、本画像
ファイルのアクセス経路は、「¥F0001¥第1フイ
ルム」である。なお、本実施の形態におけるデフォルト
のファイル構成において、フイルムフォルダは、各画像
ファイルに対応する工事写真が納められていたフイルム
に対応する。
【0034】整理箱ファイル構成310は、記録媒体に
格納される画像ファイルに対して、ファイル管理装置1
00が新たに作成したファイル構成を示す。整理箱ファ
イル構成は、例えば、整理した写真を格納する整理箱フ
ォルダを有する。整理箱フォルダは、さらに採用フォル
ダと、不採用フォルダとを有する。ユーザは、これらの
フォルダを用いて、F0001フォルダに含まれる第1
フイルムフォルダに格納されている画像ファイルを、保
存しておく採用写真と、削除すべき不採用写真とに分類
することができる。整理箱フォルダは、さらに画像ファ
イルの種類に基づいたフォルダを有してもよい。
【0035】このように、画像ファイルは、階層化され
た複数のディレクトリを含むファイル構成によって管理
されている。すなわち、画像ファイルのアクセス経路
は、複数のディレクトリを指定する情報である。
【0036】ファイル管理装置100は、このように、
ディレクトリを含むファイル構成によって管理される画
像ファイルのアクセス経路を、ディレクトリを利用して
管理する。
【0037】図4は、アクセス決定テーブル124のデ
ータ構成を示す図である。アクセス経路決定テーブル1
24は、ファイル名フィールドと、アクセス経路フィー
ルドとを有する。ファイル名フィールドは、ファイル名
に含まれる文字を格納する。例えば、「土木工事200
1.08.31.」というファイル名の場合、ファイル
名「土木工事」に該当する。アクセス経路フィールド
は、アクセス経路を格納する。アクセス経路は、階層化
された複数のディレクトリを指定する情報である。例え
ば、「¥整理箱¥土木工事」は、整理箱フォルダに含ま
れるの土木工事フォルダ中のファイルであることを示し
ている。また、本実施の形態におけるアクセス経路は、
ファイル名に含まれる文字を最下位のディレクトリとし
て含む。
【0038】このように、アクセス経路決定テーブル1
24は、ファイル名に含まれる文字と、ファイルのアク
セス経路とを対応付けている。従って、アクセス経路決
定部126は、ファイル名取得部122からファイル名
を受け取った場合に、アクセス経路決定テーブル124
において、ファイル名に含まれる文字に対応付けられた
アクセス経路を、このファイルのアクセス経路として決
定することができる。
【0039】図5は、アクセステーブル130のデータ
構成を示す図である。アクセステーブル130は、画像
ファイルIDフィールドと、アクセス経路フィールドと
を有する。画像ファイルIDフィールドは、画像ファイ
ルを識別する画像ファイルIDを格納する。アクセス経
路フィールドは、第1アクセス経路フィールド、第2ア
クセス経路フィールドなどを含む。各アクセス経路フィ
ールドは、ファイルをアクセスするアクセス経路を格納
する。ここで、画像ファイルは、階層化されたディレク
トリを利用して管理されている。従って、アクセス経路
フィールドは、アクセス経路として、複数のディレクト
リを格納する。
【0040】第1アクセス経路フィールドは、画像ファ
イルに対応付けられた、デフォルトのアクセス経路を格
納する。すなわち、画像ファイルが格納される記録媒体
に予め登録されたアクセス経路である。なお、デフォル
トアクセス経路は、記録媒体を識別する記録媒体IDを
含むアクセス経路である。すなわち、画像ファイル読出
部144は、記録媒体IDを参照して、画像ファイルを
読み出す。従って、画像ファイル読出部144は、異な
る記録媒体に格納される、同一のファイル識別情報を有
する画像ファイルを識別することができる。
【0041】第2アクセス経路フィールドは、画像ファ
イルに対して、ファイル管理装置100が新たに作成し
たアクセス経路を格納する。新たに作成したアクセス経
路とは、例えば図3を用いて説明した整理箱フォルダを
ディレクトリとして含むアクセス経路である。
【0042】アクセステーブル130は、画像ファイル
IDに対応付けて、第1、第2のアクセス経路以外にさ
らにアクセス経路を保持してもよい。このように、アク
セステーブル130は、1つの画像ファイルに対して、
複数のアクセス経路を対応付ける。
【0043】さらに、各アクセス経路フィールドは、複
数のアクセス経路のうち、いずれのアクセス経路を利用
して画像ファイルにアクセスするかを示すフラグを格納
する。画像ファイル読出部144は、フラグに対応付け
られたアクセス経路を利用して画像ファイルを特定す
る。
【0044】アクセス制御部128は、指示受付部11
2を介して受け付けた指示に基づいて、フラグを管理す
る。すなわち、アクセス制御部128は、画像ファイル
に対して所定のアクセス経路を指定された場合に、指定
されたアクセス経路にフラグを付与し、指定されたアク
セス経路以外のアクセス経路に付与されたフラグを削除
する。すなわち、アクセス制御部128は、所定のアク
セス経路以外のアクセス経路を利用して、画像ファイル
読出部144が画像ファイルを読み出すことを禁止す
る。このように、アクセス制御部128は、画像ファイ
ルのファイル構成を変更することができる。
【0045】このように、アクセステーブル130は、
画像ファイルに対応付けて、現在利用されているアクセ
ス経路以外のアクセス経路も保持している。従って、ア
クセステーブル130に保持されており、かつ現在利用
しているアクセス経路以外のアクセス経路を指定する旨
の指示を受け付けた場合に、アクセス制御部128は、
画像ファイルのアクセス経路を、現在利用されているア
クセス経路から、指定されたアクセス経路に変更するこ
とができる。
【0046】図6は、ファイル管理装置100に装着さ
れた記録媒体に格納される画像ファイルのアクセス経路
を変更する場合の、ファイル管理装置100の動作を示
すフローチャートである。
【0047】ファイル管理装置100は、アクセス経路
を決定すべき画像ファイルが格納されている記録媒体を
装着する(S100)。次に、記録媒体ID読出部14
2は、装着している記録媒体から記録媒体IDを読み出
す(S102)。次に、アクセス制御部128は、アク
セステーブル130から、記録媒体から読み出した記録
媒体IDを含むアクセス経路を検索する。アクセステー
ブル130は、記録媒体IDを含むアクセス経路を保持
していない場合(S104)、ファイル管理装置100
に装着された記録媒体からアクセステーブルを読み出し
て保持する(S106)。なお、S104で、アクセス
テーブル130が、記録媒体IDに対応するアクセス経
路を保持している場合は、S108へジャンプする。
【0048】次に、表示部114は、装着された記録媒
体に格納される画像ファイルのファイル構成を、アクセ
ス経路ウィンドウ200に表示する。ユーザは、表示さ
れたファイル構成を利用して、画像ファイルを指定する
ファイル指定指示を指示受付部112を介して入力す
る。次に、画像ファイル読出部144は、指定された画
像ファイルを読み出す。このとき、画像ファイル読出部
144は、記録媒体ID読出部142が読み出した記録
媒体IDを含むアドレス経路を利用して、画像ファイル
を特定し、特定した画像ファイルを読み出す。次に、表
示部114は、画像ファイル読出部144が読み出した
画像ファイルを画像ファイルウィンドウ202に表示さ
せる(S108)。
【0049】次に、検出部146は、画像ファイル読出
部144が読み出した画像ファイルから注目画像を検出
する(S110)。なお、本実施の形態においては、検
出部146は、黒板画像を検出する。次に、表示部11
4は、検出部146が検出した注目画像を画像ファイル
ウィンドウ202において、元の画像ファイルと並べて
表示する(S112)。
【0050】次に、検出部146は、黒板画像に示され
る所定の文字を抽出する。次に、アクセス経路決定部1
26は、検出部146が検出した文字に基づいて画像フ
ァイルのアクセス経路を決定する(S114)。例え
ば、黒板画像において、「土木工事」という文字が抽出
された場合、アクセス経路決定部126は、「¥整理箱
¥土木工事」を本画像ファイルのアクセス経路として決
定する。すなわち、アクセス経路決定部126は、アク
セステーブル130において、本画像ファイルを識別す
る画像ファイル識別情報と、「¥整理箱¥土木工事」と
を対応付けて保持する(S116)。
【0051】次に、画像ファイル保持部148は、検出
部146が検出した注目画像を、抽出元の画像ファイル
の画像ファイルIDに対応付けて保持する(S11
8)。
【0052】次に、アクセス制御部128は、アクセス
テーブル130において、画像ファイルに対応付けられ
ているアクセス経路のうち、「¥整理箱¥土木工事」以
外のアクセス経路のフラグを削除する。すなわち、アク
セス制御部128は、画像ファイル読出部144が「¥
整理箱¥土木工事」以外のアクセス経路を利用して、画
像ファイルを読み出すのを禁止する(S120)。以上
で、アクセス経路を変更するときのファイル管理装置1
00の詳細な動作は終了する。
【0053】このように、アクセス経路決定部126
は、表示部114が、注目画像を表示した後に、表示さ
れた注目画像を利用して、この注目画像の抽出元である
画像ファイルのアクセス経路を決定することができる。
【0054】他の例としては、注目画像表示段階(S1
12)において、表示部114が注目画像を表示した後
に、指示受付部112を介してユーザから、アクセス経
路を指定する指示を受け付けてもよい。この場合、アク
セス経路決定部126は、アクセス経路決定段階(S1
14)にかえて、ユーザから指定されたアクセス経路を
画像ファイルのアクセス経路として決定する。
【0055】これによって、ユーザは、例えば、注目画
像を抽出し、注目画像である黒板画像における黒板画像
の鮮明度などが良好な場合に、アクセス経路「¥整理箱
¥採用」を、この画像ファイルのアクセス経路に指定す
るなど、所望のファイル構成を作成することができる。
【0056】図7は、指示受付部112を介して上位デ
ィレクトリを特定する上位ディレクトリ指示を受け付
け、特定された上位ディレクトリを利用して、アクセス
経路を変更する場合の、ファイル管理装置100の動作
を示すフローチャートである。本図を用いて、アクセス
テーブル130において、第1アクセス経路及び第2ア
クセス経路に対応付けられている画像ファイルのアクセ
ス経路を変更するときの、ファイル管理装置100の動
作を説明する。
【0057】はじめに、指示受付部112を介して、上
位ディレクトリ指示を受け付ける(S200)。次に、
アクセス経路決定部126は、処理すべき画像ファイル
の画像ファイルIDと、上位ディレクトリに示される上
位ディレクトリに基づいて、アクセス経路を選択する
(S202)。すなわち、アクセス経路決定部126
は、アクセステーブル130において画像ファイルID
に対応付けられている画像ファイルのうち、指定された
上位ディレクトリを含むアクセス経路を選択する。次
に、アクセス経路決定部126は、選択したアクセス経
路を、画像ファイルのアクセス経路として決定する(S
204)。次に、アクセス制御部128は、アクセス経
路決定部126が決定したアクセス経路以外のアクセス
経路を利用して、画像ファイルを特定することを禁止す
る(S206)。すなわち、アクセス制御部128は、
アクセス経路決定部126が決定したアクセス経路にフ
ラグを付与し、これ以外のアクセス経路に対して付与さ
れたフラグを削除する。
【0058】例えば、画像ファイルID「ABC100
01」の画像ファイルが、アドレス経路「¥整理箱¥採
用」を利用して特定される場合に、上位ディレクトリ指
示として「F0001」が指定されると、アクセス経路
決定部126は、アクセステーブル130において、画
像ファイルID「ABC10001」に対応付けられて
いるアクセス経路のうち、「F0001」」を含むアク
セス経路「¥F0001¥第1フイルム」を画像ファイ
ルのアクセス経路として決定する。この場合、アクセス
制御部128は、アクセステーブル130に保持される
「¥F0001¥第1フイルム」に対してフラグを付与
し、「¥整理箱¥採用」に付与されているフラグを削除
する。
【0059】このように、アクセス経路決定部126
は、上位ディレクトリを特定する上位ディレクトリ指示
を受け付けた場合に、所定の画像ファイルに対して、任
意のアクセス経路を割り当てることができる。このよう
に、アクセス経路決定部126は、最下位のディレクト
リまで指定されなくとも、画像ファイルのアクセス経路
を決定することができる。
【0060】図8は、画像ファイルを表示するときのフ
ァイル管理装置100の動作を示すフローチャートであ
る。
【0061】はじめに、指示受付部112は、画像を表
示させる旨を示す画像表示指示を受け付ける(S30
0)。次に、表示部114は、アクセステーブル130
において、この画像ファイルに対応付けられているアク
セス経路から、所定のアクセス経路を検索する。ここで
は、所定のアクセス経路が、アクセス経路「¥整理箱¥
採用」である場合について説明する。
【0062】アクセステーブル130において、画像フ
ァイルと、「¥整理箱¥採用」とが対応付けられている
場合(S302)、表示部114は、画像ファイルが採
用フォルダを含むアクセス経路に対応付けられているこ
とを認識可能にすべき認識情報を、画像ファイルに付与
する(S304)。次に、表示部114は、認識情報を
付与した画像を、画像ファイルウィンドウ202に表示
させる(S306)。
【0063】例えば、アクセステーブル130におい
て、「採用フォルダ」をディレクトリとして含むアクセ
ス経路に対応付けられている画像ファイルを表示する場
合、表示部114は、画像に赤枠を付与して、表示して
もよい。これによって、ユーザは、この画像ファイル
を、「¥F0001¥第1フイルム」など、「採用フォ
ルダ」を含まないアクセス経路を利用して特定した場合
でも、この画像ファイルが、「採用フォルダ」を含むア
クセス経路に対応付けられていることを認識することが
できる。これによって、例えば、工事画像の画像ファイ
ルを整理する場合に、以前整理したときの情報を参考
に、再度整理を行うことができる。
【0064】図9は、ファイル名を利用してアクセス経
路を決定する場合の、ファイル管理装置100の動作を
示すフローチャートである。本図を用いて、ファイル管
理装置100が新規に画像ファイルを作成し、作成した
画像ファイルのアクセス経路を決定する場合の動作を説
明する。
【0065】ファイル管理装置100は、新規画像ファ
イルを作成する(S400)。次に、指示受付部112
は、ユーザから、新規画像ファイルを指定する画像ファ
イル指定情報を取得する(S402)。次に、ファイル
名取得部122は、指示受付部112を介して、新規画
像ファイルに付与すべきファイル名を取得する(S40
4)。
【0066】次に、アクセス経路決定部126は、ファ
イル名取得部122からファイル名を受け取る。アクセ
ス経路決定部126は、アクセス経路決定テーブル12
4において、受け取ったファイル名に含まれる文字に対
応付けられているアクセス経路を、新規画像ファイルの
アクセス経路として決定する(S406)。次に、アク
セステーブル130は、決定したアクセス経路を、新規
画像ファイルに付与された画像ファイルIDに対応付け
て保持する(S408)。次に、画像ファイル保持部1
48は、新規画像ファイルを保持する(S410)。以
上で、ファイル名を利用してアクセス経路を決定すると
きの、ファイル管理装置100の動作は終了する。
【0067】このように、ファイル管理装置100は、
画像ファイルのファイル名を入力するだけで、画像ファ
イルのアクセス経路を決定することができる。
【0068】図10は、ファイル管理装置100のハー
ドウェア構成を示す図である。ファイル管理装置100
は、CPU700と、ROM702と、RAM704
と、通信インタフェース706と、ハードディスクドラ
イブ708と、データベースインタフェース710と、
フロッピーディスクドライブ712と、CD−ROMド
ライブ714とを備える。CPU700は、ROM70
2及びRAM704に格納されたプログラムに基づいて
動作する。通信インタフェース706は、インターネッ
ト10を介して外部と通信する。データベースインタフ
ェース710は、データベースへのデータの書込、及び
データベースの内容の更新を行う。格納装置の一例とし
てのハードディスクドライブ708は、設定情報及びC
PU700が動作するプログラムを格納する。
【0069】フロッピーディスクドライブ712はフロ
ッピーディスク(商標)720からデータまたはプログ
ラムを読み取りCPU700に提供する。CD−ROM
ドライブ714はCD−ROM722からデータまたは
プログラムを読み取りCPU700に提供する。通信イ
ンタフェース706は、インターネット10に接続して
データを送受信する。データベースインタフェース71
0は、各種データベース724と接続してデータを送受
信する。
【0070】CPU700が実行するソフトウェアは、
フロッピーディスク720またはCD−ROM722等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウェアは記録媒体からハードディ
スクドライブ708にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0071】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
ェア、即ちハードディスクドライブ708にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、指示受付モ
ジュールと、表示モジュールと、ファイル名取得モジュ
ールと、アクセス経路決定モジュールと、アクセス制御
モジュールと、記録媒体ID読出モジュールと、画像フ
ァイル読出モジュールと、検出モジュールとを有する。
前記各モジュールがコンピュータに働きかけて、CPU
700に行わせる処理は、それぞれ本実施形態のファイ
ル管理装置100における、対応する部材の機能及び動
作と同一であるから、説明を省略する。
【0072】図10に示した、記録媒体の一例としての
フロッピーディスク720またはCD−ROM722に
は、本出願で説明した全ての実施形態におけるファイル
管理装置100の動作の一部または全ての機能を格納す
ることができる。
【0073】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良
い。又、符号化した形態で格納されていてもよい。
【0074】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用
通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ
システムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納
装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラ
ムをファイル管理装置100に提供してもよい。このよ
うな記録媒体は、ファイル管理装置100を製造するた
めのみに使用されるものであり、そのような記録媒体の
業としての製造および販売等が本出願に基づく特許権の
侵害を構成することは明らかである。
【0075】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば効率的にファイルを管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファイル管理装置100の表示部114を示す
図である。
【図2】ファイル管理装置100の機能ブロック図であ
る。
【図3】ファイル管理装置100が管理するファイルの
ファイル構成を模式的に示す図である。
【図4】アクセス決定テーブル124のデータ構成を示
す図である。
【図5】アクセステーブル130のデータ構成を示す図
である。
【図6】アクセス経路を変更する場合の、ファイル管理
装置100の動作を示すフローチャートである。
【図7】上位ディレクトリ指示を受け付けた場合の、フ
ァイル管理装置100の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】画像ファイルを表示する場合の、ファイル管理
装置100の動作を示すフローチャートである。
【図9】ファイル名を利用してアクセス経路を決定する
場合の、ファイル管理装置100の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】ファイル管理装置100のハードウェア構成
を示す図である。
【符号の説明】
100 ファイル管理装置 110 ユーザインターフェースユニット 112 指示受付部 114 表示部 120 アクセス経路管理ユニット 122 ファイル名取得部 124 アクセス経路決定テーブル 126 アクセス経路決定部 128 アクセス制御部 130 アクセステーブル 140 画像処理ユニット 142 記録媒体ID読出部 144 画像ファイル読出部 146 検出部 148 画像ファイル保持部 200 アクセス経路ウィンドウ 202 画像ファイルウィンドウ 700 CPU 702 ROM 704 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 正道 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA10 BA10 CA07 EA04 FA19 5B082 EA01 EA05 EA09 EA11 JA04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルを管理するファイル管理装置で
    あって、 前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前記ファ
    イルの複数のアクセス経路とを対応付けるアクセステー
    ブルと、 前記ファイル識別情報及び前記アクセス経路に含まれる
    ディレクトリのうち、上位ディレクトリを指定された場
    合に、前記アクセステーブルにおいて、前記ファイル識
    別情報に対応付けられており、かつ前記上位ディレクト
    リを含む前記アクセス経路を、前記ファイルのアクセス
    経路として決定するアクセス経路決定部とを備えること
    を特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス経路を利用して、前記ファ
    イルを読み出すファイル読出部と、 前記アクセス経路決定部が、所定のアクセス経路を、前
    記ファイルのアクセス経路として決定した場合に、前記
    ファイル読出部が、前記所定のアクセス経路以外のアク
    セス経路を利用して、前記ファイルを読み出すことを禁
    止するアクセス制御部とをさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス経路決定部が、所定のアク
    セス経路を前記ファイルのアクセス経路として決定した
    場合に、前記ファイルを、当該所定のアクセス経路を認
    識可能に表示する表示部をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のファイル管理装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイルは、当該ファイル管理装置
    に着脱可能な記録媒体に格納されており、 前記アクセステーブルは、前記ファイルを格納する記録
    媒体を識別する記録媒体識別情報を含むアクセス経路を
    保持し、 当該ファイル管理装置に装着された前記記録媒体から前
    記記録媒体識別情報を読み出す記録媒体識別情報読出部
    と、 前記ファイル識別情報を指定された場合に、前記アクセ
    ステーブルにおいて、前記ファイル識別情報に対応付け
    られており、かつ前記記録媒体識別情報を含むアクセス
    経路を利用して前記ファイルを読み出すファイル読出部
    とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のフ
    ァイル管理装置。
  5. 【請求項5】 ファイルを管理するファイル管理装置で
    あって、 前記ファイルを読み出すファイル読出部と、 前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前記ファ
    イルの複数の前記アクセス経路とを対応付けるアクセス
    テーブルと、 前記アクセステーブルにおいて前記ファイル識別情報に
    対応付けられた複数の前記アクセス経路のうち所定のア
    クセス経路を、前記ファイルのアクセス経路として決定
    するアクセス経路決定部と、 前記アクセス経路決定部が決定した前記アクセス経路以
    外のアクセス経路を利用して、前記ファイル読出部が前
    記ファイルを読み出すのを禁止するアクセス制御部とを
    備えることを特徴とするファイル管理装置。
  6. 【請求項6】 ファイルを管理するファイル管理装置で
    あって、 前記ファイルは、当該ファイル管理装置に着脱可能な記
    録媒体に格納されており、 前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前記ファ
    イルを格納する記録媒体を識別する記録媒体識別情報を
    含むアクセス経路とを対応付けるアクセステーブルと、 当該ファイル管理装置に装着されている記録媒体から、
    前記記録媒体識別情報を読み出す記録媒体識別情報読出
    部と、 前記ファイル識別情報を指定された場合に、前記アクセ
    ステーブルにおいて、前記ファイル識別情報に対応付け
    られており、かつ前記記録媒体識別情報読出部が読み出
    した前記記録媒体識別情報を含むアクセス経路を利用し
    て、前記ファイルを読み出すファイル読出部とを備える
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  7. 【請求項7】 ファイルを管理するファイル管理装置で
    あって、 前記ファイルに関連するファイル関連情報と、前記ファ
    イルのアクセス経路とを対応付けるアクセス経路決定テ
    ーブルと、 前記ファイルを保持するファイル保持部と、 前記ファイル保持部に保持させるべき保存ファイルに対
    して、前記ファイル関連情報を指定された場合に、前記
    アクセス経路決定テーブルにおいて、前記ファイル関連
    情報に対応付けられたアクセス経路を、前記保存ファイ
    ルのアクセス経路として決定するアクセス経路決定部と
    を備えることを特徴とするファイル管理装置。
  8. 【請求項8】 前記ファイル関連情報は、前記ファイル
    に付与されたファイル名のうち少なくとも1部を示すフ
    ァイル名情報であって、 前記アクセス経路決定テーブルは、前記ファイル関連情
    報として、前記ファイル名情報を保持し、 前記アクセス経路決定部は、前記保存ファイルに対し
    て、保存ファイル名を指定された場合に、前記アクセス
    経路決定テーブルにおいて、前記保存ファイル名に含ま
    れる前記ファイル名情報に対応付けられているアクセス
    経路を、前記保存ファイルのアクセス経路として決定す
    ることを特徴とする請求項7に記載のファイル管理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記保存ファイルの前記保存ファイル名
    を取得するファイル名取得部をさらに備え、 前記アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定テー
    ブルにおいて、前記ファイル名取得部から受け取った前
    記保存ファイル名に含まれている前記ファイル名情報に
    対応付けられている前記アクセス経路を、前記ファイル
    のアクセス経路として決定することを特徴とする請求項
    8に記載のファイル管理装置。
  10. 【請求項10】 前記アクセス経路決定テーブルは、前
    記ファイル名情報と、前記ファイル名情報を最下位ディ
    レクトリとして含むアクセス経路とを対応付けることを
    特徴とする請求項8に記載のファイル管理装置。
  11. 【請求項11】 前記保存ファイルは、画像を示す画像
    ファイルであって、 前記画像に含まれる所定の色または形状を示す注目画像
    を、前記画像から検出する検出部をさらに備え、 前記アクセス経路決定テーブルは、前記ファイル関連情
    報として前記注目画像を保持し、 前記アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定テー
    ブルにおいて、前記保存ファイルから検出された前記注
    目画像に対応付けられている前記アクセス経路を、前記
    ファイルの前記アクセス経路として決定することを特徴
    とする請求項7に記載のファイル管理装置。
  12. 【請求項12】 前記検出部は、前記画像から所定の文
    字を注目画像として検出し、 前記アクセス経路決定テーブルは、前記ファイル関連情
    報として、前記文字を保持し、 前記アクセス経路決定部は、前記アクセス経路決定テー
    ブルにおいて前記検出部が検出した前記文字に対応付け
    られている前記アクセス経路を、前記ファイルのアクセ
    ス経路として決定することを特徴とする請求項11に記
    載のファイル管理装置。
  13. 【請求項13】 前記検出部が検出した前記注目画像を
    表示する表示部をさらに備え、 前記アクセス経路決定部は、前記表示部が前記注目画像
    を表示したのちに、前記注目画像に対応する前記保存フ
    ァイルのアクセス経路を決定することを特徴とする請求
    項11に記載のファイル管理装置。
  14. 【請求項14】 前記画像は、工事写真の画像であっ
    て、前記注目画像は、前記工事写真に含まれる黒板を示
    す画像であることを特徴とする請求項11に記載のファ
    イル管理装置。
  15. 【請求項15】 画像を示す画像ファイルを管理するフ
    ァイル管理装置であって、 前記画像ファイルから、注目すべき注目画像を検出する
    検出部と、 前記画像ファイルを保持する画像ファイル保持部と、 前記画像ファイル保持部に、前記画像ファイルを保持さ
    せる場合に、前記画像ファイルから検出された前記注目
    画像を利用して、前記画像ファイルのアクセス経路を決
    定するアクセス経路決定部とを備えることを特徴とする
    ファイル管理装置。
  16. 【請求項16】 ファイルを管理するファイル管理方法
    であって、 前記ファイル識別情報及び前記アクセス経路に含まれる
    ディレクトリのうち、上位ディレクトリの指定を受け付
    ける段階と、 前記上位ディレクトリを指定された場合に、前記ファイ
    ルを識別するファイル識別情報と、前記ファイルの複数
    のアクセス経路とを対応付けるアクセステーブルにおい
    て、前記ファイル識別情報に対応付けられており、かつ
    前記上位ディレクトリを含む前記アクセス経路を、前記
    ファイルのアクセス経路として決定する段階とを有する
    ことを特徴とするファイル管理方法。
  17. 【請求項17】 ファイルを管理するファイル管理方法
    であって、 前記ファイルを読み出すファイル読出段階と、 前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前記ファ
    イルの複数の前記アクセス経路とを対応付けるアクセス
    テーブルにおいて前記ファイル識別情報に対応付けられ
    た複数の前記アクセス経路のうち所定のアクセス経路
    を、前記ファイルのアクセス経路として決定するアクセ
    ス経路決定段階と、 前記アクセス経路決定段階において決定された前記アク
    セス経路以外のアクセス経路を利用して、前記ファイル
    を読み出すのを禁止するアクセス制御段階とを有するこ
    とを特徴とするファイル管理方法。
  18. 【請求項18】 ファイルを管理するコンピュータのプ
    ログラムであって、 前記ファイル識別情報及び前記アクセス経路に含まれる
    ディレクトリのうち、上位ディレクトリの指定を受け付
    けるモジュールと、前記上位ディレクトリを指定された
    場合に、前記ファイルを識別するファイル識別情報と、
    前記ファイルの複数のアクセス経路とを対応付けるアク
    セステーブルにおいて、前記ファイル識別情報に対応付
    けられており、かつ前記上位ディレクトリを含む前記ア
    クセス経路を、前記ファイルのアクセス経路として決定
    するモジュールとを有することを特徴とするプログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 ファイルを管理するコンピュータのプ
    ログラムであって、 前記ファイルを読み出すファイル読出モジュールと、 前記ファイルを識別するファイル識別情報と、前記ファ
    イルの複数の前記アクセス経路とを対応付けるアクセス
    テーブルにおいて前記ファイル識別情報に対応付けられ
    た複数の前記アクセス経路のうち所定のアクセス経路
    を、前記ファイルのアクセス経路として決定するアクセ
    ス経路決定モジュールと、 前記アクセス経路決定モジュールが決定した前記アクセ
    ス経路以外のアクセス経路を利用して、前記ファイルを
    読み出すのを禁止するアクセス制御モジュールとを有す
    ることを特徴とするプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828466B1 (ko) * 2016-10-12 2018-02-14 임장식 파일시스템을 기반으로 하는 저장장치에서 객체기반 스토리지 인터페이스를 제공하는 방법 및 장치

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KR101828466B1 (ko) * 2016-10-12 2018-02-14 임장식 파일시스템을 기반으로 하는 저장장치에서 객체기반 스토리지 인터페이스를 제공하는 방법 및 장치

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