JP2003066997A - メモリオーディオシステム - Google Patents

メモリオーディオシステム

Info

Publication number
JP2003066997A
JP2003066997A JP2001255085A JP2001255085A JP2003066997A JP 2003066997 A JP2003066997 A JP 2003066997A JP 2001255085 A JP2001255085 A JP 2001255085A JP 2001255085 A JP2001255085 A JP 2001255085A JP 2003066997 A JP2003066997 A JP 2003066997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
data
audio system
information
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001255085A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Hatayama
隆男 畑山
Juichi Yamamoto
寿一 山本
Mitsukatsu Nagashima
光克 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Pioneer Design Corp
Original Assignee
Pioneer Design Corp
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Design Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Design Corp
Priority to JP2001255085A priority Critical patent/JP2003066997A/ja
Publication of JP2003066997A publication Critical patent/JP2003066997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で小型化が可能であり、しかも所
望の楽曲データを容易に入手してその再生を行うことが
出来るオーディオシステムを提供する。 【解決手段】 高密度2次元コード・カードCから情報
を読み取るカードリーダ・ライタ22と、高密度2次元
コード・カードCから読み取られた情報に基づいてコン
ピュータ・ネットワークの情報提供サイトに接続を行っ
て楽曲データをダウンロードする制御部26と、情報提
供サイトからダウンロードされた楽曲データを保存する
メモリカード31と、楽曲データの選択と音楽再生操作
を行う音楽再生用操作ボタン30Bと、メモリカード3
1から読み出された楽曲データに基づいて音楽再生を行
う音楽再生部26Dとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、再生する楽曲デ
ータをネットワークを介して取得するオーディオシステ
ムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーディオシス
テムは、カセットテープやCD,MDなどの磁気または
光記録媒体のそれぞれのタイプの記録媒体に対応する再
生装置を備えていて、楽曲データが収録されたそれぞれ
対応するタイプの記録媒体が装着されて、この記録媒体
から楽曲データを読み出すことにより音楽再生を行うよ
うになっている。
【0003】しかしながら、このような従来のオーディ
オシステムにおいては、記録媒体に収録された楽曲デー
タを読み出すためにメカニカルな再生装置を装備する必
要があり、その装備のためにオーディオシステムのコン
パクト化に限界があるとともに、タイプの異なる記録媒
体の再生は行うことが出来ず、ユーザは、記録媒体のタ
イプごとにオーディオシステムを用意する必要があると
いった問題が生じている。
【0004】一方、近年の情報技術(IT)の発達に伴
って、インターネットなどのコンピュータネットワーク
を介してダウンロードした楽曲データにより音楽の再生
を行うシステムも開発されてきているが、これらは、楽
曲データなどの提供を行うコンピュータ・ネットワーク
上の音楽情報提供サイトにパーソナル・コンピュータを
介して接続を行い、パーソナル・コンピュータにおいて
各種の設定を行って所望の楽曲データをダウンロードす
るものである。
【0005】このため、ユーザは、所望の楽曲データを
提供する音楽情報提供サイトを調べたり、その音楽情報
提供サイトに接続して所望の楽曲データをダウンロード
するための各種設定をパーソナル・コンピュータに対し
て行うなどの操作が要求され、所望の楽曲データをダウ
ンロードするまでの手順が面倒であるとともに、楽曲デ
ータの取得に関し、パーソナル・コンピュータを扱える
ユーザとそうでないユーザとの間で、所謂ディジタル・
デバイドの問題も発生している。
【0006】また、パーソナル・コンピュータを使用し
ないで楽曲データのダウンロードを行う場合でも、キー
ボードやディスプレイなどのパーソナル・コンピュータ
と同様の装置を必要とするため、オーディオ装置が大型
化してしまうという問題を有している。
【0007】この発明は、上記のような従来のオーディ
オシステムにおける問題点を解決するために為されたも
のである。
【0008】すなわち、この発明は、簡易な構成で小型
化が可能であり、しかも所望の楽曲データを容易に入手
してその再生を行うことが出来るオーディオシステムを
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるメモリ
オーディオシステムは、上記目的を達成するために、情
報記録カードからこの情報記録カードに記録された情報
を読み取るカード情報読取部と、このカード情報読取部
によって情報記録カードから読み取られた情報に基づい
てコンピュータ・ネットワークの情報提供サイトに接続
を行ってこの情報提供サイトから所要のデータのダウン
ロードを行う通信制御部と、この通信制御部によってコ
ンピュータ・ネットワークの情報提供サイトからダウン
ロードされたデータを保存するデータ記憶部と、このデ
ータ記憶部に記憶されているデータの中から任意のデー
タを選択する選択操作およびこの選択操作によって選択
された楽曲データによる音楽再生操作を行う操作部と、
この操作部における選択操作および音楽再生操作によっ
て前記データ記憶部から読み出された楽曲データに基づ
いて音楽再生を行う音楽再生部とを備えていることを特
徴としている。
【0010】この第1の発明によるメモリオーディオシ
ステムは、情報記録カードに記録された情報に基づい
て、インターネットなどのコンピュータ・ネットワーク
上の各種の情報の提供を行うサイトから必要なデータを
ダウンロードして保存し、このダウンロードされたデー
タのうちの楽曲データに基づいて音楽の再生を行うもの
である。
【0011】すなわち、このメモリオーディオシステム
は、情報記録カードが装着されると、この情報記録カー
ドに記録された各種の情報、例えば、コンピュータ・ネ
ットワーク上の情報提供サイトのアドレスおよびこの情
報提供サイトへのアクセス権,情報提供サイトからダウ
ンロードするデータを指定する設定データを含む情報
を、カード情報読取部によって読み取り、この読み取ら
れた情報に基づいて、通信制御部が、コンピュータ・ネ
ットワークを介した情報提供サイトへの接続とこの情報
提供サイトからダウンロードするデータを指定する設定
を自動的に行う。
【0012】そして、通信制御部によって情報提供サイ
トからダウンロードしたデータをデータ記憶部に記憶す
る。
【0013】このようなデータの保存の後、ユーザによ
って操作部が操作されると、そのユーザの選択操作によ
ってデータ記憶部に保存されている楽曲データのなかか
ら演奏を所望する曲名の楽曲データが選択され、さら
に、音楽再生操作により、選択操作によって選択されて
データ記憶部から読み出された楽曲データに基づいて、
音楽再生部により音楽再生を行う。
【0014】以上のように、この第1の発明によれば、
情報記録カードに記録された情報を読み取ることによっ
て、コンピュータ・ネットワークを介した情報提供サイ
トへの接続とこの情報提供サイトからダウンロードする
データを指定する設定が自動的に行われるので、面倒な
設定を行うことなく容易に所望の楽曲データを含むデー
タのダウンロードを行うことが出来るとともに、このデ
ータのダウンロードのために従来のようにキーボードや
ディスプレイなどの装置を必要としないために、オーデ
ィオシステムを簡易で小型の構成にすることが可能にな
る。
【0015】第2の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記カード情報読取部および通信制御部,音楽
再生部を備えた本体と、データ記憶部および操作部を備
えたプレーヤとが別体に構成されているとともに、この
プレーヤが本体に対して着脱自在に装着されることを特
徴としている。
【0016】この第2の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、カード情報読取部および通信制御部,
音楽再生部を備えた本体に対して、データ記憶部および
操作部を備えたプレーヤが別体に構成されて、このプレ
ーヤが本体に対して脱着自在に装着されるようになって
いることにより、例えば、プレーヤを本体に装着した状
態で楽曲データのダウンロードを行い、ダウンロードさ
れた楽曲データに基づく音楽再生は、プレーヤのみを携
帯した状態で行うことも可能になる。
【0017】第3の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第2の発明の構成に
加えて、前記本体とプレーヤが、それぞれ、データの送
受信と操作信号の送受信を行うワイヤレス・コントロー
ル部を備えていることを特徴としている。
【0018】この第3の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、本体部に備えられた通信制御部によっ
てダウンロードされた楽曲データを含む各種データがワ
イヤレス・コントロール部を介してプレーヤに送信され
てこのプレーヤに装備されたデータ記憶部に保存され、
このプレーヤの操作部における操作信号およびデータ記
憶部から読み出された楽曲データがワイヤレス・コント
ロール部を介して本体部に送信されて音楽再生が行われ
る。
【0019】これによって、本体とプレーヤを直接接続
することなくワイヤレスによって、ダウンロードしたデ
ータの保存と保存したデータに基づく音楽再生などを行
うことが出来る。
【0020】第4の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記プレーヤが、操作部における選択操作およ
び音楽再生操作によって前記データ記憶部から読み出さ
れた楽曲データに基づいて音楽再生を行う音楽再生部を
さらに備えていることを特徴としている。
【0021】この第4の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、本体に対して着脱自在なプレーヤが、
それ自体でデータ記憶部から読み出された楽曲データに
基づいて音楽再生を行う音楽再生部を備えていることに
よって、プレーヤを携帯しながらの音楽再生を楽しむこ
とも出来るようになる。
【0022】第5の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記データ記憶部において、ダウンロードされ
たデータがプレーヤに対して着脱自在に装着されるメモ
リ・カードに記憶されることを特徴としている。
【0023】この第5の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、ダウンロードされたデータを保存する
メモリ・カードがプレーヤに対して着脱自在になってい
ることによって、ユーザは、メモリ・カードの交換によ
り無制限にデータを保存することが出来るようになり、
また、所望の楽曲データによる音楽再生を行うことが出
来るようになる。
【0024】第6の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第5の発明の構成に
加えて、前記メモリ・カードが複数枚装着されることを
特徴としている。
【0025】この第6の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、プレーヤにメモリ・カードが複数枚装
着可能になっていることによって、複数枚のメモリカー
ドのリレーによるロングプレイやランダム再生が可能に
なり、さらに、複数枚のメモリ・カード間での楽曲デー
タの送受信による楽曲データのコピーや、メモリ・カー
ドの一枚にストリーミング・ビデオ・データ等を保存し
て、コンテンツ・ビューワ機能をプレーヤに付加するこ
とも可能になる。
【0026】第7の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記通信制御部によってダウンロードされるデ
ータが、楽曲データ、または、オーディオシステムのメ
ンテナンス用データ,ビデオ・データであることを特徴
としている。
【0027】この第7の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、通信制御部によってコンピュータ・ネ
ットワークを介して情報提供サイトからダウンロードさ
れる楽曲データに基づいて音楽再生を行うことができ、
メンテナンス用データによって、メモリオーディオシス
テムの動作用のプログラムが破損したような場合に、メ
ーカのサポート用サイトにコンピュータ・ネットワーク
を介してアクセスしてメンテナンス情報や動作用プログ
ラムを再ロードするなどの方法により、容易にメンテナ
ンスを行うことができ、さらに、ストリーミング・ビデ
オ・データによってコンテンツ・ビューワ機能のプレー
ヤへの付加も可能になる。
【0028】第8の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記情報記録カードが、高密度2次元コード・
カードであることを特徴としている。
【0029】この第8の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、高密度2次元コード・カードである情
報記録カードに、情報提供サイトへのアクセス情報が記
録されて、この情報提供サイトからの各種データのダウ
ンロードが行われる。
【0030】第9の発明によるメモリオーディオシステ
ムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記高密度2次元コード・カードに高密度バー
コードによって情報が記録されることを特徴としてい
る。
【0031】この第9の発明によるメモリオーディオシ
ステムによれば、高密度2次元コード・カードである情
報記録カードへの情報の記録が、高密度バーコードによ
って行われることによって、情報記録カードへの情報の
書き込みをビジュアル的にかつ容易に行うことが出来る
ようになる。
【0032】第10の発明によるメモリオーディオシス
テムは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記情報記録カードに、コンピュータ・ネッ
トワークの情報提供サイトのアドレスおよびこの情報提
供サイトへのアクセス権,情報提供サイトからダウンロ
ードするデータを指定する設定データを含む情報が記録
されていることを特徴としている。
【0033】この第10の発明によるメモリオーディオ
システムによれば、情報記録カードに記録されているコ
ンピュータ・ネットワーク上の情報提供サイトのアドレ
ス・データによって情報提供サイトへのアクセスが行わ
れ、アクセス権を示すデータによってこの情報提供サイ
トへの接続が行われ、設定データによって情報提供サイ
トからダウンロードするデータを指定するための設定が
行われる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0035】図1は、この発明によるメモリオーディオ
システムの実施形態における一例を示す正面図であり、
図2はこのメモリオーディオシステムの平面図である。
【0036】この図1および2において、メモリオーデ
ィオシステム10は、タワー型本体20と、このタワー
型本体20に着脱自在に装着されるリモートコントロー
ル・プレーヤ30とから構成されている。
【0037】タワー型本体20は、その基台部分が、パ
ワーアンプ21Aとバス・ホーン21Bが内蔵されて最
下部に位置されるパワーベース・ユニット21と、この
パワーベース・ユニット21上に取り付けられて内蔵さ
れた読取部22Aによりスリット22Aaに挿入される
高密度2次元コード・カードCから情報の読み取りを行
うカードリーダ・ライタ22とによって構成されてい
て、その外形が略截頭角錐台形に成形されている。
【0038】さらに、タワー型本体20は、カードリー
ダ・ライタ22の上部に、リモートコントロール・プレ
ーヤ30が着脱自在に装着されてこのリモートコントロ
ール・プレーヤ30を基台部分に対して支持固定する装
着部23が取り付けられ、この装着部23の両側部にそ
れぞれ左右の方向に向かって水平に延びる一対のアーム
24Aと24Bが取り付けられていて、このアーム24
Aと24Bの先端部にそれぞれスピーカ25Aと25B
が取り付けられている。
【0039】そして、タワー型本体20には、メモリオ
ーディオシステムの動作制御を行う図3に示されるよう
な制御部26が、内蔵されている。
【0040】この制御部26は、メモリオーディオシス
テムの動作制御を統括するCPU26Aに、カードリー
ダ・ライタ22が接続され、さらに、メモリオーディオ
システムの動作制御用プログラムが格納されたROM2
6Bと、カードリーダ・ライタ22によって読み込まれ
た情報などを一時記憶するRAM26Cと、後述するよ
うな楽曲データに基づいて音楽再生を行ってパワーアン
プ21Aを介してスピーカ25A,25Bおよびバス・
ホーン21Bに音響信号を出力する音楽再生回路26D
と、楽曲データ等のダウンロードを行うインターネット
などのコンピュータ・ネットワークに移動体通信網また
は公衆電話回線網を介して接続を行う通信制御回路26
Eと、リモートコントロール・プレーヤ30の後述する
ワイヤレス通信部との間でブルートゥースなどの通信方
法によって通信を行ってリモートコントロール・プレー
ヤ30の制御部との間で相互にリモートコントロールを
行うリモートコントローラ26Fとが接続されている。
【0041】リモートコントロール・プレーヤ30は、
図4にも示されるように、その表側のパネル面に、カラ
ー・ディスプレイパネル30Aと、音楽再生用操作ボタ
ン30Bと、選曲操作ボタン30Cと、モード切替ボタ
ン30Dと、電源ボタン30Eが配置されている。
【0042】そして、この音楽再生用操作キー30に
は、メモリカード31が同時に二枚装着可能なメモリカ
ード装着部と、後述するようにタワー型本体20との間
のワイヤレス・コントロールを行うワイヤレス通信部
と、FM/AMステレオチューナと、バッテリと、ヘッ
ドホーン出力部と、この音楽再生用操作キー30の動作
制御用プログラムが格納されたメモリおよびこのメモリ
に格納されたプログラムによって音楽再生用操作キー3
0の動作制御を統括する制御部が内蔵されている。
【0043】高密度2次元コード・カードCは、カード
リーダ・ライタによって表面にグラフィック処理を自在
に行うことが出来る名刺サイズのカードで、高密度2次
元バーコードなどのグラフィック2次元コードによっ
て、各種情報の記録を行うことが出来るものである。
【0044】この高密度2次元コード・カードCには、
例えば、ダウンロード・サイト別の情報管理やタグ情報
専用のファイル管理用カード,視聴用サイトのアドレス
や楽曲コードの編集・再配布用カード,プレゼント用e
−money付きダウンロードカード,アーティストの
未発表テスト版サイトへのアクセス権付きカードなど様
々な形態のものがある。
【0045】また、この高密度2次元コード・カードC
は、メンテナンス用バーコードの書き込みによって、故
障時の修理の際に、このメンテナンス用バーコード・カ
ードの差し換えによってユーザによるイージメンテナン
スを可能としたり、メーカのメンテナンス・サイトへの
アクセス情報を記録しておくことによって、リモートア
クセスによるメンテナンス・サービスを受けることも可
能にする。
【0046】次に、上記メモリオーディオシステム10
の操作について説明を行う。
【0047】なお、以下においては、メモリオーディオ
システム10が、音楽情報提供サイトのアドレス情報お
よびパスワードなどのアクセス権を示す情報,ダウンロ
ードする楽曲データの設定情報が記録された高密度2次
元コード・カードCを使用し、この高密度2次元コード
・カードCによってダウンロードされた楽曲データに基
づいて音楽再生を行う場合について説明を行う。
【0048】ユーザは、所望の音楽の再生を行う場合
に、メモリオーディオシステム10に所望の音楽再生を
行う楽曲データが保存されていない場合には、先ず、イ
ンターネットを介して音楽情報提供サイトから所望の楽
曲データをダウンロードする。
【0049】この楽曲データのダウンロードは、以下の
様な手順で行われる。すなわち、メモリオーディオシス
テム10のタワー型本体20および30の電源がオンに
なっている状態で、所望の楽曲データに関する情報が記
録された高密度2次元コード・カードCをカードリーダ
・ライタ22のスリット22Aaに差し込んで、読取部
22Aにより高密度2次元コード・カードCに記録され
た情報を読み取らせる。
【0050】このカードリーダ・ライタ22において高
密度2次元コード・カードCから読み取られた記録情報
は、制御部26のRAM26Cに一時保存される。
【0051】このとき、リモートコントロール・プレー
ヤ30には、1または2枚のメモリカード31を装着し
ておく。
【0052】なお、このリモートコントロール・プレー
ヤ30は、必ずしもタワー型本体20の装着部23に装
着されている必要はなく、タワー型本体20との間で後
述するようなリモートコントロール通信が可能な範囲内
に置かれていればよい。
【0053】高密度2次元コード・カードCには、楽曲
データの配信を行う音楽情報提供サイトのURL,この
音楽情報提供サイトから楽曲データをダウンロードする
ためのアクセス権を示す各種情報,音楽情報提供サイト
からダウンロードする楽曲データの設定情報が記録され
ている。
【0054】タワー型本体20は、制御部26のCPU
26Aが、ROM26Bに格納されているプログラムの
起動により、通信制御回路26Eをインターネットに接
続させ、さらに、カードリーダ・ライタ22によってス
リット22Aaに差し込まれた高密度2次元コード・カ
ードCから読み取った音楽情報提供サイトのURLに基
づいて、この高密度2次元コード・カードCに記録され
た音楽情報提供サイトにアクセスを行う。
【0055】制御部26のCPU26Aは、さらに、高
密度2次元コード・カードCから読み取ったアクセス権
情報を、通信制御回路26Eからインターネットを介し
て音楽情報提供サイトに送信し、このアクセス権情報に
含まれるパスワード・データによって、この音楽情報提
供サイトへの接続を行う。
【0056】そして、この接続の後、制御部26のCP
U26Aは、高密度2次元コード・カードCから読み取
った楽曲データの設定情報を音楽情報提供サイトに送信
する。
【0057】この楽曲データの設定情報の送信によっ
て、音楽情報提供サイトからダウンロードする楽曲デー
タの選択設定が自動的に行われ、このようにして、高密
度2次元コード・カードCからの情報の読み取りによっ
て、接続された音楽情報提供サイトから、インターネッ
トを介して、高密度2次元コード・カードCに記録され
ている情報によって指定された楽曲データが、タワー型
本体20に自動的にダウンロードされる。
【0058】このダウンロードされた楽曲データは、リ
モートコントローラ26Fを介してリモートコントロー
ル・プレーヤ30にワイヤレス通信によって送信され、
このリモートコントロール・プレーヤ30に装着された
メモリカード31に保存される。
【0059】以上のようにして、楽曲データのダウンロ
ードおよびメモリオーディオシステム10への保存が行
われる。
【0060】この後、ユーザがこのメモリオーディオシ
ステム10によって音楽再生を行う際には、タワー型本
体20およびリモートコントロール・プレーヤ30の電
源をオンにし、リモートコントロール・プレーヤ30の
モード切替ボタン30Dの操作によって、スピーカ25
A,25Bおよびバス・ホーン21Bからの音響信号出
力モードに切り替えた後、選曲操作ボタン30Cの操作
によって、再生する楽曲データの選択を行う。
【0061】このとき、リモートコントロール・プレー
ヤ30のカラー・ディスプレイパネル30Aに、このリ
モートコントロール・プレーヤ30に装着されているメ
モリカード31に保存されている楽曲データに基づい
て、再生可能な楽曲名がカラー・ディスプレイパネル3
0Aに表示され、ユーザは、このカラー・ディスプレイ
パネル30Aに表示された楽曲名から所望の楽曲名を選
択して音楽再生用操作ボタン30Bのプレイ・ボタンを
押す。
【0062】これによって、選択された楽曲名の楽曲デ
ータが、リモートコントロール・プレーヤ30に装着さ
れているメモリカード31から読み出されて、ワイヤレ
ス通信によってタワー型本体20の制御部26のリモー
トコントローラ26Fに送信される。
【0063】そして、この制御部26において、リモー
トコントローラ26Fによってリモートコントロール・
プレーヤ30から受信された楽曲データ信号は、CPU
26Aによって音楽再生部26Dに入力され、この音楽
再生部26Dにおいて音響信号に再生され、パワーアン
プ21Aにおいて増幅された後、スピーカ25A,25
Bおよびバス・ホーン21Bから音響出力される。
【0064】また、リモートコントロール・プレーヤ3
0を、図4に示されるように、タワー型本体20から分
離させて携帯プレーヤとして使用する場合には、このリ
モートコントロール・プレーヤ30をタワー型本体20
の装着部23から取り外し、ステレオ・ヘッドホーン3
2を接続し、さらに、モード切替ボタン30Dによって
リモートコントロール・プレーヤ30の動作モードを携
帯モードに切り替えた後、前記の場合と同様に、選曲操
作ボタン30Cによって再生する所望の楽曲名の選択を
行うと、このリモートコントロール・プレーヤ30に装
着されたメモリカード31から選択された楽曲名の楽曲
データが読み出される。
【0065】そして、リモートコントロール・プレーヤ
30に内蔵された音楽再生部によって音響信号に再生さ
れた後、ステレオ・ヘッドホーン32に出力される。
【0066】なお、上記の例においては、リモートコン
トロール・プレーヤ30に二枚のメモリカード31が装
着される様になっているので、二枚のメモリカード31
のリレーによるロングプレイやランダム再生が可能にな
る。
【0067】また、二枚のメモリカード31間での楽曲
データの送受信により、楽曲データのコピーを行うこと
も可能になる。さらにまた、メモリカードの一枚にスト
リーミング・ビデオ・データ等を保存して、コンテンツ
・ビューワ機能をリモートコントロール・プレーヤ30
に付加することも可能になる。
【0068】以上のように、上記メモリオーディオシス
テム10によれば、高密度2次元コード・カードCに記
録された情報に基づいてインターネットを介した所望の
音楽情報提供サイトへの接続とその音楽情報提供サイト
からの楽曲データのダウンロードの設定が自動的に行わ
れて、パーソナル・コンピュータを使用せずに、自動的
に楽曲データがダウンロードされ、リモートコントロー
ル・プレーヤ30に装着されたメモリカード31に保存
される。
【0069】そして、このメモリカード31に保存され
た楽曲データによる音楽再生は、タワー型本体20とリ
モートコントロール・プレーヤ30との間のリモートコ
ントロールにより、タワー型本体20によって行うこと
も出来るし、また、リモートコントロール・プレーヤ3
0のみを携帯して行うことも出来る。
【0070】なお、高密度2次元コード・カードCは、
音楽アーティストが作成した音楽アルバムのダウンロー
ド情報が記録されて販売されるもの、音楽プロダクショ
ンなどが視聴用の情報などを記録して宣伝用に配布する
ものなど、様々な態様が考えられる。
【0071】また、高密度2次元コード・カードCにつ
いては、上記の様な楽曲データをダウンロードする形態
のものの他、メモリオーディオシステム10の動作用の
プログラムが破損したような場合に、メーカのサポート
用サイトにインターネットを介してアクセスして、メン
テナンス情報や動作用プログラムを再ロードするための
プログラム・データをダウンロードする情報が記録され
たものなど、様々な形態のものが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例を示す正面図であ
る。
【図2】同例の平面図である。
【図3】同例における制御回路図である。
【図4】同例におけるリモートコントロール・プレーヤ
を示す正面図である。
【符号の説明】
10 …メモリオーディオシステム 20 …タワー型本体(本体) 21 …パワーベース・ユニット 21A …パワーアンプ 21B …バス・ホーン 22 …カードリーダ・ライタ(カード情報
読取部) 22A …読取部 22Aa …スリット 23 …装着部 24A,24B …アーム 25A,25B …スピーカ 26 …制御部 26A …CPU 26B …ROM 26C …RAM 26D …音楽再生回路(音楽再生部) 26E …通信制御回路(通信制御部) 26F …リモートコントローラ(ワイヤレス
コントロール部) 30 …リモートコントロール・プレーヤ
(プレーヤ) 30A …カラー・ディスプレイパネル 30B …音楽再生用操作ボタン(操作部) 30C …選曲操作ボタン(操作部) 30D …モード切替ボタン 30E …電源ボタン 31 …メモリ・カード 32 …ステレオ・ヘッドホーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 寿一 東京都目黒区目黒1丁目4番1号 パイオ ニアデザイン株式会社内 (72)発明者 長嶋 光克 東京都目黒区目黒1丁目4番1号 パイオ ニアデザイン株式会社内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC05 5B058 CA01 YA16 5D045 DB01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録カードからこの情報記録カード
    に記録された情報を読み取るカード情報読取部と、 このカード情報読取部によって情報記録カードから読み
    取られた情報に基づいてコンピュータ・ネットワークの
    情報提供サイトに接続を行ってこの情報提供サイトから
    所要のデータのダウンロードを行う通信制御部と、 この通信制御部によってコンピュータ・ネットワークの
    情報提供サイトからダウンロードされたデータを保存す
    るデータ記憶部と、 このデータ記憶部に記憶されているデータの中から任意
    のデータを選択する選択操作およびこの選択操作によっ
    て選択された楽曲データによる音楽再生操作を行う操作
    部と、 この操作部における選択操作および音楽再生操作によっ
    て前記データ記憶部から読み出された楽曲データに基づ
    いて音楽再生を行う音楽再生部と、 を備えていることを特徴とするメモリオーディオシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記カード情報読取部および通信制御
    部,音楽再生部を備えた本体と、データ記憶部および操
    作部を備えたプレーヤとが別体に構成されているととも
    に、このプレーヤが本体に対して着脱自在に装着される
    請求項1に記載のメモリオーディオシステム。
  3. 【請求項3】 前記本体とプレーヤが、それぞれ、デー
    タの送受信と操作信号の送受信を行うワイヤレス・コン
    トロール部を備えている請求項2に記載のメモリオーデ
    ィオシステム。
  4. 【請求項4】 前記プレーヤが、操作部における選択操
    作および音楽再生操作によって前記データ記憶部から読
    み出された楽曲データに基づいて音楽再生を行う音楽再
    生部をさらに備えている請求項2に記載のメモリオーデ
    ィオシステム。
  5. 【請求項5】 前記データ記憶部において、ダウンロー
    ドされたデータがプレーヤに対して着脱自在に装着され
    るメモリ・カードに記憶される請求項1に記載のメモリ
    オーディオシステム。
  6. 【請求項6】 前記メモリ・カードが複数枚装着される
    請求項5に記載のメモリオーディオシステム。
  7. 【請求項7】 前記通信制御部によってダウンロードさ
    れるデータが、楽曲データ、または、オーディオシステ
    ムのメンテナンス用データ,ビデオ・データである請求
    項1に記載のメモリオーディオシステム。
  8. 【請求項8】 前記情報記録カードが、高密度2次元コ
    ード・カードである請求項1に記載のメモリオーディオ
    システム。
  9. 【請求項9】 前記高密度2次元コード・カードに高密
    度バーコードによって情報が記録される請求項8に記載
    のメモリオーディオシステム。
  10. 【請求項10】 前記情報記録カードに、コンピュータ
    ・ネットワークの情報提供サイトのアドレスおよびこの
    情報提供サイトへのアクセス権,情報提供サイトからダ
    ウンロードするデータを指定する設定データを含む情報
    が記録されている請求項1に記載のメモリオーディオシ
    ステム。
JP2001255085A 2001-08-24 2001-08-24 メモリオーディオシステム Pending JP2003066997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255085A JP2003066997A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 メモリオーディオシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255085A JP2003066997A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 メモリオーディオシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003066997A true JP2003066997A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19083123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001255085A Pending JP2003066997A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 メモリオーディオシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003066997A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172754A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 People Software Kk 取引ポイント発行管理システム
JP2001075599A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Sony Corp 再生装置
JP2001093226A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Sony Corp 情報通信システムおよび方法、ならびに、情報通信装置および方法
JP2001175269A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Sony Corp 音楽配信システムおよび音楽配付カード

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172754A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 People Software Kk 取引ポイント発行管理システム
JP2001075599A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Sony Corp 再生装置
JP2001093226A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Sony Corp 情報通信システムおよび方法、ならびに、情報通信装置および方法
JP2001175269A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Sony Corp 音楽配信システムおよび音楽配付カード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW595241B (en) Audio system with removable, active faceplate
JPH09265731A (ja) 音声再生装置及び方法、音声録音装置及び方法、音声録音再生システム、音声データの転送方法、情報受信装置、記録媒体
US20030114133A1 (en) MP3 player for vehicles
JP4500730B2 (ja) カラオケ装置及び電子早見本装置
WO2006112429A1 (ja) 録画装置
JP2004361713A (ja) 情報端末装置
US20030014333A1 (en) Portable audio device and network including an audio device
JP2001517817A (ja) オーディオプレーヤおよび該オーディオプレーヤによるオーディオデータの制御方法
JP2004005098A (ja) 情報記録再生システム、楽曲記録再生システム、楽曲記録再生システムにおける楽曲記録再生装置、楽曲記録処理プログラム、楽曲記録再生システムにおける楽曲記録方法
JP2003066997A (ja) メモリオーディオシステム
JP4935386B2 (ja) コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生システム
US6525251B1 (en) Method of displaying the title and words of songs on a digital music player
JP2003066974A (ja) メモリオーディオシステム
JP2005285285A (ja) コンテンツ読出装置及び楽曲再生装置
TW200535684A (en) Playback device for information data sets
JP2006012257A (ja) 楽曲選択装置、楽曲選択システム、及び楽曲選択方法
JP2000032582A (ja) ヘッドホン装置
KR100575818B1 (ko) 카 오디오 시스템의 디지털 오디오 데이터 재생 장치
JP4178962B2 (ja) カラオケ装置
KR100350505B1 (ko) 휴대형 무선 단말기에서 음악 파일 편집 방법
JP2002132609A (ja) 通信端末、プログラム格納媒体および記録媒体
US8376861B2 (en) System and method for inter-connectable multi-track media-based trading cards
JP2001005497A (ja) 音楽再生装置
JP2002123273A (ja) 情報端末装置
US20010055981A1 (en) Portable communication apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214