JP2003066588A - 半導体装置およびその製造方法ならびにレチクル - Google Patents

半導体装置およびその製造方法ならびにレチクル

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JP2003066588A JP2001255869A JP2001255869A JP2003066588A JP 2003066588 A JP2003066588 A JP 2003066588A JP 2001255869 A JP2001255869 A JP 2001255869A JP 2001255869 A JP2001255869 A JP 2001255869A JP 2003066588 A JP2003066588 A JP 2003066588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特にマスクROMにおいて、コードパターン配
置が多様化し、セル部コードデータの数が膨大になって
も、光近接効果によるレジストパターン寸法を容易に把
握することができる半導体装置、半導体装置の製造方法
あるいはレチクルを提供する。 【解決手段】ROMコード領域(本セル領域)20に形
成された素子パターンであるコードパターン層のうち光
近接効果による寸法ばらつきが予測される素子パターン
の7点隣接コードパターン層23G、8点隣接コードパ
ターン層23Hを抽出して、寸法測定パターン配置領域
30に同じ周囲パターン配置を有する7点隣接測定パタ
ーン層33G、8点隣接測定パターン層33Hを形成し
てこの測定パターン層の寸法を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法ならびにレチクルに係わり、特にパターン微
細化が進み、光近接効果がもたらすROMコードパター
ン寸法のばらつきが問題となる半導体装置およびその製
造方法ならびにレチクルに関する。
【0002】
【従来の技術】パターンの最小寸法が例えば露光光の波
長よりも小さくなると、光近接効果により露光・現像後
のレジストパターンの寸法に変動を生じる。これは周囲
のパターン配置により回折光の強度が大きく変化するた
めの現象である。
【0003】一般的には、隣接パターン数が多い密パタ
ーンの場合は注目パターンは狙い目より大きくなりやす
く、隣接パターン数が少ない疎パターンの場合は注目パ
ターンは狙い目より小さくなりやすい傾向がある。
【0004】このために、レジストパターン(転写パタ
ーン)が設計パターンに近くなるようにレチクルのパタ
ーンを補正する技術、すなわちマスク設計時にOPC
(光近接効果補正)を行う技術が、例えば特開平200
0−181045号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特にマ
スクROMにおいては、光近接効果による寸法ばらつき
が発生するコードパターン配置が多様化し、大容量化が
進んでいることによりセル部コードデータの数が膨大で
あることから、所定コードのための拡散を行うレジスト
パターン寸法測定において不良パターンの検出に工数が
かかりこのためにTATが長くなり、かつ、検出もれが
生じる場合もあることから歩留まりを低下させる原因と
なっている。
【0006】したがって従来技術の第1の課題は、上記
拡散時のレジストパターン寸法測定において、光近接効
果の影響が大きいコードパターンを検出してレジストパ
ターンの寸法を測定しなければならないが、大容量化に
伴い、セル部コードパターンは膨大な数になっているこ
とから、該当するコードパターン配置を検出するのに工
数がかかってしまうということである。
【0007】第2の課題は、光近接効果の影響が大きい
コードパターン配置は評価の結果により予測できている
ものの、パターンの組み合わせが多様化しており、さら
にセル部コードパターンは膨大な数であることから、上
記拡散時のレジストパターン寸法測定において、不良パ
ターンの検出もれが生じる可能性があるということであ
る。検出もれが生じた場合は、不良が発生することによ
り歩留まりが低下してしまうことである。
【0008】第3の課題は、コードパターンは各ユーザ
ーコード毎にパターン配置が異なってくるため、固有の
ばらつき寸法測定パターンでは各コード毎のパターンに
促した光近接効果による寸法ばらつきをモニターするこ
とができないということである。
【0009】さらに、パターンが微細化されると各レチ
クル間(マスク間)でも光近接効果発生箇所の仕上がり
寸法にばらつきが生じてくることからも、歩留まりを低
下させる原因となっている。
【0010】したがって従来技術の第4の課題は、多く
のコードレチクルには寸法測定パターンを搭載している
ものの、光近接効果の影響を考慮した測定パターンでは
無いことから、光近接効果による寸法のばらつきまでは
モニターできておらず、レチクルの精度が低下している
ということである。
【0011】したがって本発明の目的は、特にマスクR
OMにおいて、コードパターン配置が多様化し、セル部
コードデータの数が膨大になっても、光近接効果による
レジストパターン寸法を容易に把握することができる半
導体装置、半導体装置の製造方法あるいはレチクルを提
供することである。
【0012】本発明の他の目的は、特にマスクROMに
おいて、コードパターン配置が多様化し、セル部コード
データの数が膨大になっても、光近接効果の影響を受け
るパターン寸法が使用するレチクル間においてばらつき
が少ない半導体装置、半導体装置の製造方法あるいはレ
チクルを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、素子領
域と寸法測定パターン配置領域とを具備し、素子領域に
形成された素子パターンのうち周囲の素子パターン配置
により光近接効果による寸法ばらつきが予測される素子
パターンを抽出して、寸法測定パターン配置領域に素子
領域の周囲の素子パターン配置と同じ周囲のパターン配
置を有し、素子パターンと同じ形状の寸法測定パターン
を形成した半導体装置にある。
【0014】この半導体装置において、素子領域はマス
クROMのROMコード領域であり、素子パターンはユ
ーザーコードにより定められたパターンであることが好
ましい。
【0015】本発明の他の特徴は、上記した素子領域お
よび寸法測定パターン配置領域におけるパターンを形成
するためのレチクルにある。
【0016】本発明の別の特徴は、素子領域と寸法測定
パターン配置領域とを具備し、素子領域に形成された素
子パターンのうち周囲の素子パターン配置により光近接
効果による寸法ばらつきが予測される素子パターンを抽
出して、寸法測定パターン配置領域に素子領域の周囲の
素子パターン配置と同じ周囲のパターン配置を有し、素
子パターンと同じ形状の寸法測定パターンをレジストに
形成し、レジストに形成された前記寸法測定パターンを
測定する半導体装置の製造方法にある。
【0017】この半導体装置の製造方法において、素子
領域はマスクROMのROMコード領域であり、素子パ
ターンはユーザーコードにより定められたパターンであ
ることが好ましい。この場合、ユーザーから受注したコ
ードデータを元にROM処理を実施し、コードマスクパ
ターンを発生させるコードパターン発生工程と、発生済
みのコードパターンより、光近接効果による寸法ばらつ
きが生じやすいコードパターン配置を抽出するパターン
抽出工程と、抽出する際には、事前評価の結果により光
近接効果による寸法ばらつきが大きいと予測されるパタ
ーンを抽出するが、抽出するパターン配置には優先順位
を決めておき、優先度が高いものから順に抽出作業を実
施してパターン配置工程とを有してレチクル製作時の入
力ファイルを製作することが好ましい。
【0018】また、レジストに素子パターンおよび寸法
測定パターンを形成するためのレチクルパターンをレチ
クルに設け、寸法測定パターンを形成するためのレチク
ルパターンを計測して、露光量の調整等の露光条件を定
めることが好ましい。
【0019】さらに、上記した半導体装置あるいは半導
体装置の製造方法において、寸法測定パターン配置領域
に互いに異なる周囲の素子パターン配置を有する複数の
寸法測定パターンを形成することができる。また、寸法
測定パターン配置領域は半導体チップの金属配線の下方
に設けられていることができる。また、寸法測定パター
ン配置領域は半導体チップの隅の部分に設けられている
ことができる。さらに、寸法測定パターン配置領域は半
導体チップの4隅の部分にそれぞれ設けられていること
ができる。この場合、寸法測定パターンの周囲のパター
ン配置状態は、4隅の部分の前記寸法測定パターン配置
領域において互いに同じであることができる。これによ
り製造方法では、ウエハ状態で互いに異なる半導体チッ
プに属しかつ互いに隣接する寸法測定パターン配置領域
内の寸法測定パターンの寸法を測定することができる。
あるいは、寸法測定パターンの周囲のパターン配置状態
は、4隅の部分の寸法測定パターン配置領域において互
いに異なることができる。これにより製造方法では、ウ
エハ状態で互いに異なる半導体チップに属しかつ互いに
隣接する寸法測定パターン配置領域内の寸法測定パター
ンの寸法を測定することができる。さらに、寸法測定パ
ターン配置領域には寸法測定パターンを有するトランジ
スタの特性が測定できる構成を具備していることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態において、ユ
ーザーコードAをコードした半導体チップを示す平面図
であり、(A)はROMコード領域(本セル領域)を示
し、(B)は寸法測定パターン配置領域を示す。
【0021】先ず図1(A)を参照して、半導体チップ
10AのROMコード領域(本セル領域)20のP型表
面領域上に複数のポリシリコン配線層(右下ハッチン
グ)22が互いに同じ間隔を有して、厚いフィールド絶
縁膜および薄いゲート絶縁膜上を図で横方向に延在して
いる。
【0022】また、この複数のポリシリコン配線層22
およびフィールド絶縁膜をマスクにしてN型不純物を導
入した複数の拡散層(白枠)21が互いに同じ間隔を有
して図で縦方向に延在している。
【0023】したがって、拡散層21間はフィールド絶
縁膜であり、ポリシリコン配線層22間の拡散層21は
N型であり、ゲート絶縁膜を介したポリシリコン配線層
22下の拡散層21はコーデングする前は全てP型であ
り、したがって、コーデングする前は全てエンハンス型
となっている。
【0024】この状態で全体にシリコン酸化膜を形成し
ストックしておく。そしてユーザー(顧客)からのコー
ドが入った後、そのコードに合うように、すなわち図1
ではユーザーコードAにミートするようにレチクル(例
えば1/5縮小ステッパー用のマスク)を作成し、ウエ
ハ状態の半導体チップ10Aのシリコン酸化膜上にネガ
レジストを塗布し、このレチクルをマスクにして露光・
現像をすることにより、選択されたチャネル領域(ポリ
シリコン配線層下の拡散層の領域)上のネガレジストに
開口を形成する。
【0025】そして、このネガレジストパターンをマス
クにしてポリシリコン配線層に達するまでシリコン酸化
膜を選択的にエッチングして、残余するシリコン酸化膜
およびネガレジストパターンをマスクにしてN型不純物
をイオン注入してその後の熱処理によりこの選択された
チャネル領域をN型にしデプレッション型にすることに
より、ユーザーコードAを満足するマスクROMの半導
体装置が得られる。
【0026】ここで、ROMコード領域20において選
択されたチャネル領域上のネガレジストに形成された開
口をコードパターン層(四角形に黒塗り)23と称す。
【0027】本実施の形態のユーザーコードAでは、コ
ードパターン層23のうち、8個の他のコードパターン
層23により囲まれたもの、すなわち、8点隣接コード
パターン層23Hおよび7個の他のコードパターン層2
3により囲まれたもの、すなわち、7点隣接コードパタ
ーン層23Gが光近接効果によるレジストパターンの寸
法に変動が大きくなる傾向があると認識され、その寸法
を測定をする必要があると判定されている。この場合、
それに対処するようにレチクルが作成されている。
【0028】このレチクルで、図1(B)に示すよう
に、同じ半導体チップ10Aの寸法測定パターン配置領
域30に寸法測定パターン層(四角形に黒塗り)33を
形成する。
【0029】すなわち、寸法測定パターン配置領域30
に、ROMコード領域20のポリシリコン配線層22と
同じ形状、同じ材質、同じ間隔の複数のポリシリコン配
線層32を形成し、ROMコード領域20の拡散層21
と同じ形状、同じ不純物濃度、同じ間隔の複数の拡散層
31を形成しておく。また、寸法測定パターン配置領域
30のフィールド絶縁膜およびゲート絶縁膜もROMコ
ード領域20と同様である。
【0030】そして、ユーザーコードAのレチクルを作
成する際に、寸法測定パターン配置領域30にも、RO
Mコード領域20の8点隣接コードパターン層23Hお
よび7点隣接コードパターン層23Gと同様に、8個の
他のパターン層33により囲まれた8点隣接測定パター
ン層33Hおよび7個の他のパターン層33により囲ま
れた7点隣接測定パターン層33Gをそれぞれ1個(1
組)づつ形成するようにする。
【0031】このようにユーザーコードAのコードパタ
ーンでは、光近接効果による寸法ばらつきが予測される
パターン配置は8点隣接コードパターン層23Hおよび
7点隣接コードパターン層23であるからこれらを抽出
して、寸法測定パターン配置領域30に反映させ、8点
隣接測定パターン層33Hおよび7点隣接測定パターン
層33Gをそれぞれ形成する。そして、光近接効果の影
響を受けて寸法ばらつきが生じるパターン配置は事前の
評価により予測することができる。
【0032】コードパターンの発生形状は各コード毎に
異なってくるから、本発明では、光近接効果により、隣
接数や、隣接コードまでの距離等で分類された寸法ばら
つきが予測されるコードパターン配置をあらかじめ認識
させておき、ROM処理時に発生したコードマスクパタ
ーンから該当するパターンを検出し、コードパターンを
優先順位に応じて寸法測定パターンとしてマスクデータ
に配置するものであり、後から図7を参照して詳細に説
明する。
【0033】尚、図1において、ROMコード領域にお
ける対象となるコードパターン層の群および寸法測定パ
ターン配置領域における対象となるパターン層の群を2
点鎖線の円で囲んで示してある。
【0034】図2は、図1のユーザーコードAをコード
するためのレチクル40Aを示す平面図であり、(A)
はROMコード領域用のレチクルパターン領域50を示
し、(B)は寸法測定パターン配置領域用のレチクルパ
ターン領域60を示す。
【0035】ROMコード領域用のレチクルパターン領
域50には、図1のコードパターン層23を形成するた
めのレチクルパターン53が形成され、この中には図1
の7点隣接コードパターン層23Gおよび8点隣接コー
ドパターン層23Hを形成するためのレチクルパターン
53Gおよび53Hも含まれている。
【0036】一方、寸法測定パターン配置領域用のレチ
クルパターン領域60には、図1の寸法測定パターン配
置領域のパターン層33を形成するためのレチクルパタ
ーン63が形成され、この中には図1の7点隣接測定パ
ターン層33Gおよび8点隣接測定パターン層33Hを
形成するためのレチクルパターン63Gおよび63Hも
含まれている。
【0037】図2のレチクルパターン53(53G、5
3H)、63(63G、63H)は遮光膜から構成さ
れ、図1のレジストパターン23(23G、23H)、
33(33G、33H)に対して各辺が5倍(1/5縮
小ステッパーの場合)の大きさになっている。
【0038】本発明の製造において、寸法測定パターン
配置領域のレチクルパターン63G、63Hの寸法を測
定して、製造されたレチクルの特に光近接効果の影響を
受けパターンの出来具合をチェックし、設計中心寸法よ
りのずれに応じて露光量を補正してレチクル間の寸法の
ばらつきを抑制することができる。そして、露光・現像
後に図1のレジストパターン33G、33Hを測定して
光近接効果の影響をチェックするが、詳細は図7を参照
して説明する。
【0039】図3は、本発明の第1の実施の形態におい
て、ユーザーコードBをコードした半導体チップを示す
平面図であり、図4はユーザーコードBをコーディング
するためのレチクルを示す平面図である。尚、図3およ
び図4において図1および図2と同一もしくは類似の箇
所は同じ符号を付してあるから重複する説明は省略す
る。
【0040】ユーザーコードBでは、半導体チップ10
BのROMコード領域20における8点隣接コードパタ
ーン層23Hおよび6個の他のコードパターン層23に
より囲まれたもの、すなわち、6点隣接コードパターン
層23Fが光近接効果によるレジストパターンの寸法に
変動が大きくなる傾向があると認識され、その寸法を測
定をする必要があると判定されている。したがって、同
じ半導体半導体チップ10Bの寸法測定パターン配置領
域30に8点隣接測定パターン層33Hおよび6個の他
のパターン層33により囲まれた6点隣接測定パターン
層33Fをそれぞれ1個(1組)づつ形成するようにす
る。
【0041】このためのレチクル40Bは図4に示すよ
うに、図3のコードパターン層23を形成するためのレ
チクルパターン53が形成され、この中には図3の6点
隣接コードパターン層23Fおよび8点隣接コードパタ
ーン層23Hを形成するためのレチクルパターン53F
および53Hも含まれている。
【0042】一方、寸法測定パターン配置領域用のレチ
クルパターン領域60には、図3の寸法測定パターン配
置領域のパターン層33を形成するためのレチクルパタ
ーン63が形成され、この中には図3の6点隣接測定パ
ターン層33Fおよび8点隣接測定パターン層33Hを
形成するためのレチクルパターン63Fおよび63Hも
含まれている。
【0043】図5は本発明の実施の形態における半導体
チップ10の全体を示す平面図であり、2箇所のROM
コード領域20と2箇所のエッチングダミーセル領域7
0と2箇所の本発明による寸法測定パターン配置領域3
0を有している。
【0044】エッチングダミーセル領域70には本セル
と同一の設計基準で本セルが所定のエッチングパターニ
ングが行われるように回路動作に関係がないダミーパタ
ーンが形成される。
【0045】図6は本発明の他の実施の形態において、
ROMコード領域20および寸法測定パターン配置領域
30の内部を示す平面図である。尚、図6において図1
と同一もしくは類似の箇所は同じ符号を付してある。
【0046】図6では、ユーザーコードによりROMコ
ード領域20における8点隣接コードパターン層(密パ
ターン)および隣接無しのコードパターン層(疎パター
ン)が光近接効果によるレジストパターンの寸法に変動
が大きくなる傾向があると認識され、その寸法を測定を
する必要があると判定されている。したがって、同じ半
導体チップの寸法測定パターン配置領域30に8点隣接
測定パターン層33Hおよび隣接無し測定パターン層3
3Nをそれぞれ1個(1組)づつ形成するようにしてあ
る。
【0047】図7は実施の形態における製造フローを示
すフローチャートである。コードパターン発生工程FC
1においてユーザーから受注したコードデータを元にR
OM処理を実施し、コードマスクパターンを発生させ
る。ばらつきパターン抽出工程FC2において、発生済
みのコードパターンより、光近接効果による寸法ばらつ
きが生じやすいコードパターン配置を抽出する。
【0048】抽出する際には、事前評価の結果により光
近接効果による寸法ばらつきが大きいと予測されるパタ
ーンを抽出するが、抽出するパターン配置には優先順位
を決めておき、優先度が高いものから順に抽出作業を実
施する。
【0049】抽出例として、光近接効果の代表的パター
ンである疎、密パターンの抽出手法を記す。
【0050】密パターンを抽出する場合には、注目する
コードパターンについて隣接するパターン数の多い順か
らパターンを抽出していく。注目コードパターンに対す
る隣接数が5点隣接以上までが密パターンに該当する場
合、最大隣接数である8点隣接、7点隣接、6点隣接、
5点隣接の順に抽出していく。次に、隣接数だけでな
く、注目するコードパターンが影響を受けうる範囲に存
在するパターン数が多いものから抽出していく。疎パタ
ーンを抽出する場合には、注目するコードパターン周辺
の一定のエリアについて、パターン配置数が少ない順か
らパターンを抽出していく。この抽出対象となるばらつ
きパターンの配置、または抽出優先順位については、評
価結果に基づいて決定されるものである。
【0051】寸法ばらつきパターン抽出後、パターン配
置工程FC3において、抽出したコードパターンを寸法
測定パターン配置領域に配置していく。配置する際に
は、優先度の高いものから順に、N個まで配置する。N
とは、寸法測定パターン配置領域に配置可能な個数であ
り、あらかじめ設定しておく。
【0052】次に、パターン配置数チェック工程FC4
にて、配置したパターン数がN個に達しているか判定す
る。パターン数がN個に達している場合は、パターン配
置処理を終了し、コードEBデータを出力する。コード
EBデータとは、レチクル製作時の入力ファイルとなる
もので、ユーザーコードを元にROM処理を介してマス
クパターンデータに変換されたものである。本実施の形
態では光近接効果寸法測定パターンも含んでいる。
【0053】また、パターン数がN個に達していない場
合は、再度パターン配置工程FC4にて、寸法測定パタ
ーン配置領域の空き領域に、既に抽出済みのパターンを
優先度の高い順に配置していく。
【0054】このパターン数チェック→ばらつきパター
ン配置のループ回数は、N回をMAXとし、N回に達し
た場合は、処理を終了し、コードEBデータを出力す
る。この為、パターン抽出工程にて該当するパターンが
1つも無かった場合は、光近接効果による寸法ばらつき
が生じるパターンが無いものとして、寸法測定パターン
配置領域にコードパターンは配置されない。パターン抽
出工程にて、1つのパターンだけ抽出されている場合
は、その1パターンだけで寸法測定パターン配置領域を
全て埋めることになる。但し、空き領域のパターン埋め
の手法は一例であり、適宜変更できるものである。
【0055】レチクル製作時のレチクル寸法測定工程F
C5において、工程FC3で登録した寸法測定パターン
の寸法を測定し、指定された精度でレチクルが作製され
ていることを確認する。これにより、レチクルのばらつ
きを抑え、精度を上げることができる。
【0056】その後、PR工程を行う基地に、すなわち
ユーザコードに適した箇所に不純物を導入するためにフ
ォトレジストパターンを形成する工程を行う工場、現場
にこのレチクルが送られる。
【0057】露光前にレチクル寸法測定工程FC6にお
いて、工程FC3で登録した寸法測定パターンの寸法を
測定する。すなわち、レチクルの寸法測定パターン配置
領域のレチクルパターンの寸法を測定する。PR露光工
程FC7において、事前評価により求められたレチクル
寸法とPR露光量との関係に基づいてFC6で確認した
レチクルコードパターンに適した 露光条件を決定し、
露光を行う。現像後、PR寸法測定工程FC8におい
て、レチクルの寸法測定パターン配置領域のレチクルパ
ターンにより形成された、フォトレジスト(PR)の寸
法測定パターン配置領域のパターン層の寸法を測定す
る。すなわち当該箇所におけるフォトレジスト開口寸法
(コード口径サイズ)を確認する。寸法測定パターン登
録工程FC3において、光近接効果の影響が大きいパタ
ーンをあらかじめ測定パターンとし、所定の位置に配置
している為、不良パターンの検出に要する工数が削減さ
れ、検出もれが生じることも無くなる。
【0058】FC7の工程でレチクルの寸法による補正
をした露光量で露光したのに光近接効果の影響が大きい
測定パターンの寸法が所定の範囲内でなかった場合は、
レジストを全部除去し、新たにレジスト塗布、現像を行
う再工事を行う。この際には、光近接効果の影響が大き
い測定パターンでも寸法が所定の範囲内入るように露光
量の調整、あるいはレジスト膜厚の調整が行われる(F
C9,FC10)。本発明では、レチクルの仕上がりを
考慮した露光条件にて露光していることにより、FC
9,FC10による再工事の確率は小さくなる。
【0059】レジストの測定パターンの寸法が所定の範
囲内の場合は、次工程に送られ、このレジストパターン
をマスクにして、不純物のイオン注入を行いその後の熱
処理により、顧客からのユーザーコードを満足したマス
クROMが得られる。
【0060】次に示す図8乃至図14において図1と同
一もしくは類似の箇所は同じ符号を付してあるから重複
する説明はなるべく省略する。
【0061】図8は本発明の第2の実施の形態を示す平
面図であり、(A)は半導体チップ全体を示し、(B)
は寸法測定パターン配置領域の内部を示す。
【0062】半導体チップ10Cの周辺近傍を延在する
電源線もしくは信号線の金属配線81の下方に寸法測定
パターン配置領域30を配置し、そこに8点隣接測定パ
ターン層33Hおよび隣接無し測定パターン層33Nを
それぞれ1個(1組)づつ形成するようにしてある。
【0063】この実施の形態では金属配線への接続に影
響を与えないように測定パターン層形成する必要がある
が、寸法測定パターン配置領域30を設けても半導体チ
ップの集積度が低減しないという利点がある。配線によ
る切換えパターンでは無いことが前提である。本図で
は、寸法測定パターンを電源線下に配置している場合を
示しているが、他にも信号線等の金属配線下や、その他
のコード拡散に関係しない工程と重ねて配置することが
可能であり、半導体チップサイズへ影響することなくパ
ターンを配置できるという効果が得られる。
【0064】図9は本発明の第3の実施の形態を示す平
面図であり、半導体チップの全体を示している。半導体
チップ10Dのデッドスペースであるコーナー部に寸法
測定パターン配置領域30を配置している。本発明の寸
法測定パターンはトランジスタ特性を測定するものでは
ないので、配置場所を決めるにあたって制限が少なく、
デッドスペースを有効活用できる。通常、半導体チップ
コーナー部は温度サイクル試験による影響を回避する為
に、能動素子の配置を禁じたり、金属配線層の設計に一
定の制限を設けたりしているが、本実施の形態の寸法測
定パターンは金属配線層を含んでおらず、トランジスタ
特性を測定するわけではないので、半導体チップコーナ
ー部に配置することができる。
【0065】図10は本発明の第4の実施の形態を示す
平面図であり、半導体チップ10Eの全体を示してい
る。複数の寸法測定パターン配置領域30を半導体チッ
プ10Eの周辺部に分布させて配置し、それぞれの寸法
測定パターン配置領域30に同じ測定パターン層あるい
は同じ測定パターン層群を形成している。
【0066】このように、同一の寸法測定パターンを半
導体チップ内の全面にわたって配置しているので、半導
体チップ内の寸法ばらつきがモニターできるという効果
が得られる。
【0067】図11は本発明の第5の実施の形態を示す
平面図であり、ウエハ状態でたがいに隣接する4個の半
導体チップ全体を示している。
【0068】寸法測定パターン配置領域30を半導体チ
ップ10F、10G、10H、10Iの4隅にそれぞれ
配置している。このように、同一の寸法測定パターン層
を形成した寸法測定パターン配置領域30を半導体チッ
プ内の4隅に配置している為、半導体チップが複数配置
されたウエハー上においても、2点鎖線の円で示すごく
狭い測定範囲にて各半導体チップの4隅のPR寸法を容
易に測定することができ、ウエハー上における半導体チ
ップ間のパターン寸法のばらつきを容易にモニターする
ことができる。
【0069】図12は本発明の第6の実施の形態を示す
平面図であり、ウエハ状態でたがいに隣接する4個の半
導体チップ全体を示している。また図13は図12にお
けるパターンA〜Dをそれぞれ例示する平面図である。
【0070】ウエハ状態でたがいに隣接する4個の半導
体チップ10J、10K、10L、10Mのそれぞれの
4隅に寸法測定パターン配置領域30を配置し、それぞ
れパターンA、パターンB、パターンC、パターンDを
形成している。
【0071】例えば図13に示すように、パターンAは
8点隣接測定パターン層33Hの寸法を測定するパター
ンであり、パターンBは7点隣接測定パターン層33G
の寸法を測定するパターンであり、パターンCは隣接無
し測定パターン層33Nの寸法を測定するパターンであ
り、パターンDは2点隣接測定パターン層33Bの寸法
を測定するパターンである。
【0072】このように4種の寸法測定パターンを半導
体チップ内の4隅に配置している為、半導体チップが複
数配置されたウエハー上においても、2点鎖線の円で示
したごく狭い測定範囲で4種のレチクル寸法パターンを
容易に測定することができ、ウエハー上でのPR寸法測
定に要する工数を削減することができる。
【0073】図14は本発明の第7の実施の形態を示す
平面図である。第1の電極パッド(PAD1)はコンタ
クト部86を通して図で左側のポリシリコン接続配線8
5が接続され、ここから連続的にゲート電極となる2本
のポリシリコン配線層32が図で左から右に延在してい
る。
【0074】第2の電極パッド(PAD2)は選択セル
のドレイン端子であり、コンタクト部87を通して図で
右側のデジット線となる金属配線89および右側2本の
拡散層31の図で下端に接続されている。
【0075】第3の電極パッド(PAD3)はコンタク
ト部86を通して図で右側のポリシリコン接続配線85
が接続され、ここから連続的にゲート電極となる3本の
ポリシリコン配線層32が図で右から左に延在してお
り、さらにこの第3の電極パッド(PAD3)はコンタ
クト部88を通して4本の拡散層31の図で上端に接続
されている。
【0076】ここに、疎パターンとして隣接無し測定パ
ターン層33Nおよび密パターンとして8点隣接測定パ
ターン層33Hが設けられ、これらの測定パターン層が
位置する右から2番目の拡散層におけるトランジスタ特
性が測定できるようになっている。尚、コンタクト部8
7を通して右側2本の拡散層31の図で下端に接続され
ている左側の金属配線89はダミーのデジット線となっ
ている。
【0077】このようにこの実施の形態の寸法測定パタ
ーンはROMセル部と同じ層構成となっている。測定パ
ターン層の配置については他の実施の形態と同様に各コ
ード毎の寸法ばらつき予測パターンから抽出されるが、
図では光近接効果の代表的例である疎、蜜パターンとし
ている。
【0078】本寸法測定パターンでは、ゲート、ソー
ス、ドレインの各端子に電位を与えることが可能であ
る。これにより、光近接効果によりばらついたコードパ
ターンの、トランジスタ特性を測定できるという効果が
ある。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果
は、各コード毎に異なるコードパターン配置から光近接
効果による寸法ばらつきが生じるパターンを抽出し、寸
法測定パターンとすることで、実パターンに促した寸法
測定パターンを作成することができる。
【0080】第2の効果は、レチクル製作時に上記寸法
測定パターンを測定することで、光近接効果によるレチ
クル寸法のばらつきをモニターすることができることか
ら、レチクルの精度を向上させ、レチクル間のばらつき
を抑制することができる。
【0081】第3の効果は、不純物の選択的導入のため
のPR露光前に上記寸法測定パターンを測定し、コード
レチクルの寸法に応じて露光量の調整を行うことにより
露光精度を向上させ、レチクルの寸法のばらつきによる
再工事を減少させコーディング工程のスループットを向
上させられることである。
【0082】第4の効果は、不純物の選択的導入のため
のPR寸法測定において、上記寸法測定パターンのよる
レジストパターンを測定することで、光近接効果による
PR寸法ばらつきのワーストパターンを容易にモニター
することができる為、不良パターンの検出に要する工数
を削減でき、また、不良パターンの検出もれも減少する
ことから、歩留まりの向上につながるということであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態において、ユーザー
コードAをコードした半導体チップを示す平面図であ
り、(A)はROMコード領域(本セル領域)を示し、
(B)は寸法測定パターン配置領域を示す。
【図2】図1のユーザーコードAをコードするためのレ
チクルを示す平面図であり、(A)はROMコード領域
用のレチクルパターン領域を示し、(B)は寸法測定パ
ターン配置領域用のレチクルパターン領域を示す。
【図3】本発明の第1の実施の形態において、ユーザー
コードBをコードした半導体チップを示す平面図であ
り、(A)はROMコード領域を示し、(B)は寸法測
定パターン配置領域を示す。
【図4】図3のユーザーコードBをコードするためのレ
チクルを示す平面図であり、(A)はROMコード領域
用のレチクルパターン領域を示し、(B)は寸法測定パ
ターン配置領域用のレチクルパターン領域を示す。
【図5】本発明の実施の形態における半導体チップにお
いて、ROMコード領域とエッチングダミーセル領域と
寸法測定パターン配置領域を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態において、ROMコード領
域および寸法測定パターン配置領域の内部を示す平面図
である。
【図7】本発明の実施の形態における製造フローを示す
フローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す平面図であ
り、(A)は半導体チップ全体を示し、(B)は寸法測
定パターン配置領域の内部を示す。
【図9】本発明の第3の実施の形態の半導体チップ全体
を示す平面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の半導体チップ全
体を示す平面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す平面図であ
り、ウエハ状態でたがいに隣接する4個の半導体チップ
全体を示している。
【図12】本発明の第6の実施の形態を示す平面図であ
り、ウエハ状態でたがいに隣接する4個の半導体チップ
全体を示している。
【図13】図12におけるパターンA〜Dをそれぞれ例
示する平面図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C、10D、10E、10
F、10G、10H、10I、10J、10K、10
L、10M 半導体チップ(半導体基板) 20 ROMコード領域(本セル領域) 21 ROMコード領域に形成された拡散層 22 ROMコード領域に形成されたポリシリコン配
線層 23 ROMコード領域に形成されたコードパターン
層 23F 抽出された6点隣接コードパターン層 23G 抽出された7点隣接コードパターン層 23H 抽出された8点隣接コードパターン層 30 寸法測定パターン配置領域 31 寸法測定パターン配置領域に形成された拡散層 32 寸法測定パターン配置領域に形成されたポリシ
リコン配線層 33 寸法測定パターン配置領域に形成されたパター
ン層 33N 隣接無し測定パターン層 33B 2点隣接測定パターン層 33F 6点隣接測定パターン層 33G 7点隣接測定パターン層 33H 8点隣接測定パターン層 40A、40B レチクル 50 コードパターン層形成用のレチクルパターン領
域 53 コードパターン層形成用のレチクルパターン 53F 6点隣接コードパターン層形成用のレチクル
パターン 53G 7点隣接コードパターン層形成用のレチクル
パターン 53H 8点隣接コードパターン層形成用のレチクル
パターン 60 寸法測定パターン配置領域のパターン層形成用
のレチクルパターン領域 63 寸法測定パターン配置領域のパターン層形成用
のレチクルパターン 63F 6点隣接測定パターン層形成用のレチクルパ
ターン 63G 7点隣接測定パターン層形成用のレチクルパ
ターン 63H 8点隣接測定パターン層形成用のレチクルパ
ターン 70 エッチングダミーセル形成領域 81 金属電源線 82、83、84 電極パッド 85 ポリシリコン接続配線 86 電極パッドとポリシリコン接続配線とのコンタ
クト部 87 金属配線と拡散層とのコンタクト部 88 電極パッドと拡散層とのコンタクト部 89 金属配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/112

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子領域と寸法測定パターン配置領域と
    を具備し、前記素子領域に形成された素子パターンのう
    ち周囲の素子パターン配置により光近接効果による寸法
    ばらつきが予測される素子パターンを抽出して、前記寸
    法測定パターン配置領域に前記素子領域の前記周囲の素
    子パターン配置と同じ周囲のパターン配置を有し、前記
    素子パターンと同じ形状の寸法測定パターンを形成した
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記素子領域はマスクROMのROMコ
    ード領域であり、前記素子パターンはユーザーコードに
    より定められたパターンであることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記寸法測定パターン配置領域に互いに
    異なる周囲の素子パターン配置を有する複数の寸法測定
    パターンを形成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記寸法測定パターン配置領域は半導体
    チップの金属配線の下方に設けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記寸法測定パターン配置領域は半導体
    チップの隅の部分に設けられていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記寸法測定パターン配置領域は半導体
    チップの4隅の部分にそれぞれ設けられていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 寸法測定パターンの周囲のパターン配置
    状態は、4隅の部分の前記寸法測定パターン配置領域に
    おいて互いに同じであることを特徴とする請求項6記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 寸法測定パターンの周囲のパターン配置
    状態は、4隅の部分の前記寸法測定パターン配置領域に
    おいて互いに異なることを特徴とする請求項6記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 前記寸法測定パターン配置領域には前記
    寸法測定パターンを有するトランジスタの特性が測定で
    きる構成を具備していることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の前記素子領域および前記寸法測定パターン配置領域
    における前記パターンを形成するためのレチクル。
  11. 【請求項11】 素子領域と寸法測定パターン配置領域
    とを具備し、前記素子領域に形成された素子パターンの
    うち周囲の素子パターン配置により光近接効果による寸
    法ばらつきが予測される素子パターンを抽出して、前記
    寸法測定パターン配置領域に前記素子領域の前記周囲の
    素子パターン配置と同じ周囲のパターン配置を有し、前
    記素子パターンと同じ形状の寸法測定パターンをレジス
    トに形成し、前記レジストに形成された前記寸法測定パ
    ターンを測定することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記素子領域はマスクROMのROM
    コード領域であり、前記素子パターンはユーザーコード
    により定められたパターンであることを特徴とする請求
    項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 レジストに前記素子パターンおよび前
    記寸法測定パターンを形成するためのレチクルパターン
    をレチクルに設け、前記寸法測定パターンを形成するた
    めのレチクルパターンを計測して露光条件を定めること
    を特徴とする請求項11または請求項12記載の半導体
    装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記露光条件を定めることは露光量の
    調整であることを特徴とする請求項13記載の半導体装
    置の製造方法。
  15. 【請求項15】 ユーザーから受注したコードデータを
    元にROM処理を実施し、コードマスクパターンを発生
    させるコードパターン発生工程と、発生済みのコードパ
    ターンより、光近接効果による寸法ばらつきが生じやす
    いコードパターン配置を抽出するパターン抽出工程と、
    抽出する際には、事前評価の結果により光近接効果によ
    る寸法ばらつきが大きいと予測されるパターンを抽出す
    るが、抽出するパターン配置には優先順位を決めてお
    き、優先度が高いものから順に抽出作業を実施してパタ
    ーン配置工程とを有してレチクル製作時の入力ファイル
    を製作することを特徴とする請求項12または請求項1
    3記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記寸法測定パターン配置領域に互い
    に異なる周囲の素子パターン配置を有する複数の寸法測
    定パターンを形成したことを特徴とする請求項11また
    は請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記寸法測定パターン配置領域は半導
    体チップの金属配線の下方に設けられていることを特徴
    とする請求項11または請求項12記載の半導体装置の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 前記寸法測定パターン配置領域は半導
    体チップの隅の部分に設けられていることを特徴とする
    請求項11または請求項12記載の半導体装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 前記寸法測定パターン配置領域は半導
    体チップの4隅の部分にそれぞれ設けられていることを
    特徴とする請求項11または請求項12記載の半導体装
    置の製造方法。
  20. 【請求項20】 寸法測定パターンの周囲のパターン配
    置状態は、4隅の部分の前記寸法測定パターン配置領域
    において互いに同じであり、ウエハ状態で互いに異なる
    半導体チップに属しかつ互いに隣接する前記寸法測定パ
    ターン配置領域内の前記寸法測定パターンの寸法を測定
    することを特徴とする請求項19記載の半導体装置の製
    造方法。
  21. 【請求項21】 寸法測定パターンの周囲のパターン配
    置状態は、4隅の部分の前記寸法測定パターン配置領域
    において互いに異なり、ウエハ状態で互いに異なる半導
    体チップに属しかつ互いに隣接する前記寸法測定パター
    ン配置領域内の前記寸法測定パターンの寸法を測定する
    ことを特徴とする請求項19記載の半導体装置の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 前記寸法測定パターン配置領域には前
    記寸法測定パターンを有するトランジスタの特性が測定
    できる構成を具備していることを特徴とする請求項11
    または請求項12記載の半導体装置の製造方法。
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