JP2003066487A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JP2003066487A
JP2003066487A JP2001260198A JP2001260198A JP2003066487A JP 2003066487 A JP2003066487 A JP 2003066487A JP 2001260198 A JP2001260198 A JP 2001260198A JP 2001260198 A JP2001260198 A JP 2001260198A JP 2003066487 A JP2003066487 A JP 2003066487A
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display device
crystal display
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pixel transistor
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JP2001260198A
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Yoshiro Okawa
善郎 大川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素の高密度化および表示装置の高輝度化を
同時に図ることができると共に、電気的特性を向上させ
ることができる液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 補助容量20は、接続孔30aが形成さ
れた層間絶縁膜30を間にして、画素トランジスタ40
の略下方位置に設けられると共に、補助容量20の下部
電極層21は接続孔30aに形成された接続電極31を
介して画素トランジスタ40の不純物領域41Aと電気
的に接続される。補助容量20の容量が十分に確保され
ると共に、光の透過領域の面積が拡大される。補助容量
20の下部電極層21が画素トランジスタ40の不純物
領域41Aと接続され、補助容量20の下部電極層21
と画素トランジスタ40の不純物領域41A, 41Bを
含む半導体層41との距離が長くなるので、これらの間
の寄生容量の発生が抑制されて、画素トランジスタ40
の特性が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶容量に蓄えら
れた電荷を一定時間安定させるための補助容量を液晶駆
動基板に備えた液晶表示装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(Liquid Crystal Displa
y、LCD)は、薄型の表示装置として、コンピュータ
やテレビジョン等に用いられている。
【0003】図21(A)は従来の液晶表示装置100
の断面構成、図21(B)はその構成要素の概略平面構
造を表すものである。なお、図21(A)は(B)のA
−A矢視方向の断面を表し、図21(B)は、液晶層お
よび対向基板を省略し、液晶駆動基板のみを表してい
る。この液晶表示装置100は、液晶層151を間にし
て、液晶駆動基板100Aと対向基板100Bを備えて
おり、これらの基板にそれぞれ形成された透明電極14
3,162が対向されて配置されている。なお、液晶層
151を間にして、透明電極143, 162により液晶
容量150が構成されている。
【0004】液晶駆動基板100Aは、透明基板111
に形成された半導体層112の上に設けられた補助容量
120と画素トランジスタ130を備えている。なお、
半導体層112は、一部の領域を除いて不純物が添加
(ドープ)されることにより、導電性を有している。こ
の導電性を有する部分には、補助容量120の下部電極
層112Aと、この下部電極層112Aに隣接する、画
素トランジスタ130のソース・ドレイン領域である不
純物領域112B, 112Cが含まれ、これら下部電極
層112Aと不純物領域112Bとは電気的に接続され
ている。また、補助容量120と画素トランジスタ13
0が設けられた領域は光の非透過領域、それ以外の領域
は透過領域となっている。
【0005】補助容量120は、下部電極層112A
と、この下部電極層112Aの上の誘電体膜121およ
び上部電極層122Aにより構成されている。なお、上
部電極層122Aは、補助容量線122Bと接続される
と共に、この補助容量線122Bは隣接する画素の上部
電極層122Aと電気的に接続されている。
【0006】画素トランジスタ130は、半導体層11
2に形成された、ソース・ドレイン領域となる不純物領
域112B, 112Cと、これら領域間の半導体層11
2の上にゲート絶縁膜131を間にして形成されたゲー
ト電極132Aとにより構成されている。なお、ゲート
電極132Aは走査線132Bと接続されている。
【0007】透明基板111の上には、補助容量120
と画素トランジスタ130を覆うようにして層間絶縁膜
140,142が形成されている。層間絶縁膜140,
142には、補助容量120と画素トランジスタ130
とを間にして接続孔142aが設けられている。層間絶
縁膜140には接続孔140aが設けられており、この
接続孔140aにはアルミニウム(Al)よりなる配線
141が形成され、半導体層112の不純物領域112
Cに接続されている。なお、配線141はデータ線を構
成している。
【0008】層間絶縁膜142の上には、透明電極14
3が形成されている。なお、透明電極143は、接続孔
142aを介して半導体層112の不純物領域112B
に電気的に接続されている。
【0009】対向基板100Bは、透明基板161の上
に形成された透明電極162を備えている。
【0010】このような構成を有する液晶表示装置10
0では、液晶容量150への印加電圧を液晶駆動基板1
00Aの画素トランジスタ130でオン・オフ制御し、
液晶容量150毎に電圧を印加することにより、液晶層
151を構成する液晶分子の動きが制御される。このと
き、液晶容量150には電荷が蓄積されるが、この蓄積
された電荷は補助容量120により一定時間安定する。
【0011】ところで、液晶表示装置の分野において
も、他の半導体産業等の分野と同様に、素子の微細化が
進められている。具体的には、表示情報量の増加に伴
い、画素の高密度化が要求されている。また、その一方
では、他の半導体装置では要求されない、表示装置の光
の透過領域の面積の拡大化、すなわち高輝度化が要求さ
れている。よって、これらの要求を同時に満足するため
には、光の非透過領域を占める補助容量や画素トランジ
スタの微細化を進めなければいけない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示装置を構成する素子の微細化は限界に近づきつつあ
り、これ以上微細化が進められるにしても、光の透過領
域の面積の拡大化はあまり期待できない。特に、補助容
量は、要求される容量の大きさが液晶容量によって決ま
っているため、補助容量の電極層間の誘電体膜の膜厚を
薄くする、あるいはこの誘電体膜に誘電率の大きい材料
を用いる等しても、補助容量の容量の大きさを確保しな
がら、電極層の面積を小さくすることは難しいのが現状
である。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、画素の高密度化と表示装置の高輝度
化を同時に達成することができる液晶表示装置を提供す
ることにある。
【0014】本発明は、また、製造プロセスの整合性が
良好である液晶表示装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示装
置は、第1の電極層、誘電体膜および第2の電極層の積
層構造からなり、透明基板の上に設けられた補助容量
と、この補助容量を覆うようにして透明基板の上に形成
された第1の層間絶縁膜と、この第1の層間絶縁膜に形
成された第1の接続孔に埋設されると共に、補助容量の
第1の電極層に電気的に接続された接続電極と、第1の
層間絶縁膜の上に設けられると共に、不純物領域が接続
電極を介して補助容量の第1の電極と電気的に接続され
た画素トランジスタとを備えたものである。
【0016】本発明の液晶表示装置の製造方法は、透明
基板の上に、第1の電極層、誘電体膜および第2の電極
層の積層構造からなる補助容量を設ける工程と、補助容
量を覆うようにして透明基板の上に第1の層間絶縁膜を
形成する工程と、第1の層間絶縁膜に第1の接続孔を形
成する工程と、接続電極を第1の接続孔に埋設させると
共に、補助容量の第1の電極層と電気的に接続させる工
程と、画素トランジスタを第1の層間絶縁膜の上に設け
ると共に、前記画素トランジスタの不純物領域を接続電
極を介して補助容量の第1の電極層と電気的に接続させ
る工程とを含むものである。
【0017】本発明による液晶表示装置では、補助容量
が画素トランジスタの略下方位置に設けられるようにし
たので、補助容量の容量が十分に確保されると共に、光
の透過領域の面積が拡大される。また、透明基板側に設
けられる補助容量の第1の電極層が画素トランジスタと
接続され、補助容量の画素トランジスタと接続される電
極層と画素トランジスタとの距離が長くなるので、これ
らの間の寄生容量の発生が抑制されて、画素トランジス
タの特性が安定する。
【0018】本発明による液晶表示装置の製造方法で
は、補助容量が画素トランジスタの略下方位置に設けら
れると共に、第1の層間絶縁膜に形成された接続電極を
介して、補助容量の第1の電極層が画素トランジスタの
不純物領域と接続される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態に係る液晶
表示装置10を表すもので、ここでは1つの画素の形成
領域の断面構成を示している。この液晶表示装置10
は、液晶層61を間にして、液晶駆動基板10Aと対向
基板10Bを備えており、これら液晶駆動基板10Aと
対向基板10Bにそれぞれ形成された透明電極53,7
2が対向されて配置されている。
【0021】液晶駆動基板10Aは、透明基板11の上
に、補助容量20および画素トランジスタ40を設けた
ものである。なお、補助容量20と画素トランジスタ4
0が設けられた領域は光の非透過領域、それ以外の領域
は光の透過領域となっている。
【0022】透明基板11の上には、リン(P)等の不
純物が添加(ドープ)された、厚さ50nm〜600n
m、例えば100nmのポリシリコン(poly-Si )より
なる下部電極層21、厚さ5nm〜100nm、例えば
10nmのシリコン酸化膜(SiO2 )よりなる誘電体
膜22、および、厚さ50nm〜300nm、例えば1
00nmの高融点金属、例えばタングステン(W)より
なる上部電極層23Bが順次形成されている。これら下
部電極層21、誘電体膜22および上部電極層23Bに
より補助容量20が構成されている。なお、上部電極層
23Bに用いた高融点金属は、遮光性を有し、電気抵抗
が小さい。また、上部電極層23Bには、この上部電極
層23Bと同一層からなる補助容量線(図示せず)が接
続される。この補助容量線を介して、上部電極層23B
は、隣接する画素の上部電極層と電気的に接続された共
通電極となると共に、接地(アース)される。なお、下
部電極層21は本発明の「第1の電極層」、上部電極層
23Bは本発明の「第2の電極層」の一具体例にそれぞ
れ対応している。
【0023】補助容量20は、厚さ400nm以上、例
えば400nmのPSG(Phospho-Silicate Glass)か
らなる層間絶縁膜30により覆われている。層間絶縁膜
30には接続孔30aが設けられると共に、この接続孔
30aには、リン等の不純物が添加されたポリシリコン
よりなる接続電極31が下部電極層21と接続するよう
に形成されている。なお、層間絶縁膜30は本発明の
「第1の層間絶縁膜」、接続孔30aは本発明の「第1
の接続孔」の一具体例にそれぞれ対応している。
【0024】層間絶縁膜30の上には、厚さ30nm〜
100nm、例えば50nmのポリシリコンよりなる半
導体層41が形成されている。この半導体層41には、
リン等の不純物が添加されることにより、ソース・ドレ
イン領域となる不純物領域41A, 41Bがそれぞれ形
成されている。これら不純物領域41A, 41B間の半
導体層41の上に、厚さ20nm〜100nm、例えば
30nmのシリコン酸化膜よりなるゲート絶縁膜42
と、厚さ200nm〜800nm、例えば300nmの
ポリシリコンよりなるゲート電極43Aが順次形成され
ている。これら不純物領域41A, 41Bとゲート電極
43Aにより画素トランジスタ40が構成されている。
【0025】なお、画素トランジスタ40の不純物領域
41Aは、接続電極31を介して、補助容量20の下部
電極層21と電気的に接続されている。画素トランジス
タ40のゲート電極43Aは、同一層からなる走査線
(図示せず)と電気的に接続されている。
【0026】画素トランジスタ40は、厚さ300nm
〜1000nm、例えば300nmのPSG(Phospho-
Silicate Glass)からなる層間絶縁膜50により覆われ
ている。層間絶縁膜50には接続孔50aが設けられて
おり、この接続孔50aには、データ線を構成するアル
ミニウムよりなる配線51が、画素トランジスタ40の
不純物領域41Bと電気的に接続するように形成されて
いる。
【0027】層間絶縁膜50は、厚さ300nm〜10
00nm、例えば300nmのPSG(Phospho-Silica
te Glass)により形成された層間絶縁膜52により覆わ
れている。層間絶縁膜50, 52には接続孔52aが設
けられている。なお、接続孔52aは、層間絶縁膜30
に設けられた接続孔30aに対向する位置に設けられ
る。なお、層間絶縁膜50および層間絶縁膜52は本発
明の「第2の層間絶縁膜」、接続孔52aは本発明の
「第2の接続孔」の一具体例に対応している。
【0028】層間絶縁膜52の上の、光の透過領域と非
透過領域の一部には、透明電極53が形成されている。
なお、透明電極53の一部は、接続孔52aに形成され
ると共に、画素トランジスタ40の不純物領域41Aと
電気的に接続されている。
【0029】対向基板10Bは、透明基板71の上に形
成された透明電極72を備えている。
【0030】次に、図2を参照して、このように構成さ
れた液晶表示装置10の回路構成について説明する。図
2では、複数の走査線43Bとデータ線51Aとがそれ
ぞれX方向とY方向に格子状に設けられ、このように走
査線43Bとデータ線51Aにより区切られた一つの格
子には、補助容量20, 画素トランジスタ40および液
晶容量60が設けられている。これら補助容量20, 画
素トランジスタ40,液晶容量60が1つの画素を構成
している。走査線43Bは走査線駆動回路80に、デー
タ線51Aはデータ線駆動回路81に電気的に接続され
ている。画素トランジスタ40のゲート電極43Aは、
走査線43Bを介して走査線駆動回路80に電気的に接
続され、不純物領域41Aは補助容量20の下部電極層
21および液晶容量60と電気的に接続され、不純物領
域41Bはデータ線51Aを介してデータ線駆動回路8
1に電気的に接続されている。補助容量20の上部電極
層23Bは、補助容量線23Cに電気的に接続されてい
る。
【0031】次に、このように構成された液晶表示装置
10の動作について説明する。図2において、走査線駆
動回路80により、所定の周期毎に1つの走査パルスが
走査電圧として、各走査線43B毎に印加される。この
とき、走査電圧がゲート電極43Aに印加された画素ト
ランジスタ40は、オン状態になり、不純物領域41
A, 41B間が導通する。次に、オン状態にある画素ト
ランジスタ40の不純物領域41B, 41Aを通じて、
データ線駆動回路81によりデータ電圧が液晶容量60
に印加されて、液晶容量60の液晶層61を構成してい
る液晶分子の配列状態が制御される。このとき、液晶容
量60には電荷が蓄積されるが、蓄積された電荷は補助
容量20により一定時間安定する。このように、液晶表
示装置10の液晶層61を構成する液晶分子の配列状態
が、画素毎に制御されることにより、光の透過が制御さ
れて画像が表示される。
【0032】次に、図3〜図17および図1, 図2を参
照して液晶表示装置10の製造方法について説明する。
なお、図3〜図17の各図において、(A)は(B)の
A−A矢視方向の断面図、(B)は平面図をそれぞれ表
している。
【0033】まず、図3(A), (B)に示したよう
に、例えばガラスよりなる透明基板11を用意する。こ
の透明基板11の上に、例えばガスとしてモノシラン
(SiH 4 )のみを用いた減圧CVD(Chemical Vapor
Deposition )法により、例えば厚さ100nmのポリ
シリコン膜を全面に成膜する。ポリシリコン膜を成膜し
た後に、ポリシリコン膜の電気抵抗値を下げるために、
リンあるいはボロン(B)等、例えばリンを添加するこ
とにより導電膜21Aを全面に形成する。
【0034】次に、図4(A), (B)に示したよう
に、例えばフォトリソグラフィ法により、導電膜21A
にパターニングを施し、下部電極層21とする。なお、
下部電極層21のパターンは画素毎に独立させなければ
いけない。
【0035】続いて、図5(A), (B)に示したよう
に、例えば熱酸化法または減圧CVD法により、例えば
厚さ10nmのシリコン酸化膜よりなる誘電体膜22A
と、例えばCVD法あるいはPVD(Physical Vapor D
eposition )法により、高融点金属、例えば厚さ100
nmのタングステンよりなる金属膜23を全面に順次成
膜する。
【0036】次いで、図6(A), (B)に示したよう
に、例えばフォトリソグラフィ法により誘電体膜22A
および金属膜23にパターニングを施し、それぞれを誘
電体膜22、および上部電極層23Bと補助容量線23
Cよりなる金属膜パターン23Aとする。以上のように
して、下部電極層21,誘電体膜22および上部電極層
23Bからなる補助容量20が形成される。
【0037】なお、補助容量20は、画素トランジスタ
40の下方に位置するだけでなく、走査線43Bあるい
はデータ線51Aのうちの少なくとも一方の下方に位置
するように設けてもよい。また、金属膜パターン23A
のパターンの形状としては、図18, 図19に示すよう
な形状としてもよい。すなわち、上部電極層23Bが、
補助容量線23Cを介して、少なくとも1つの隣接する
画素の上部電極層と接続されるものであればよい。
【0038】次に、図7(A), (B)に示したよう
に、例えばCVD法により、例えば厚さ600nmのP
SG膜よりなる層間絶縁膜30Aを全面に形成する。
【0039】続いて、図8(A), (B)に示したよう
に、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishin
g )法により層間絶縁膜30Aを平坦化して、厚さ40
0nm以上、例えば厚さ400nmの層間絶縁膜30と
する。なお、層間絶縁膜の厚さを400nm以上とする
のは、補助容量20の上部電極層23Bと、この補助容
量20の上に位置する画素トランジスタ40の不純物領
域41A, 41Bとの間で寄生容量が発生することを抑
制するためである。
【0040】次いで、例えばフォトリソグラフィ法によ
り、層間絶縁膜30に下部電極層21に達する接続孔3
0aを形成する。接続孔30aを形成した後、図9に示
したように、層間絶縁膜30の上に、例えばCVD法に
より、100nm〜600nm、例えば200nmのポ
リシリコンよりなる導電膜31Aを接続孔30aの内径
の半分程度の膜厚で形成する。なお、導電膜31Aのポ
リシリコンに、電気抵抗を下げるためにリン等の不純物
を添加してもよい。
【0041】このとき、導電膜31Aの接続孔31aの
近傍では凹部が形成される。よって、図10(A),
(B)に示したように、この凹部が形成されずに、接続
孔30aが完全にポリシリコンにより埋められると共
に、この接続孔30aを含む層間絶縁膜30の表面が平
坦となるように、導電膜31Aをドライエッチングでエ
ッチバックを行い、接続電極31を形成する。なお、接
続孔30aを形成し、この接続孔30aにポリシリコン
を埋め込む一連の方法は、後で透明電極53を積層する
のを容易にするために行うものであり、いわゆるビアフ
ィルポリシリコン(bia fill poly-Si)と呼ばれる技術
である。
【0042】続いて、図11(A), (B)に示したよ
うに、層間絶縁膜30の上に、例えば減圧CVD法によ
り厚さ50nmのポリシリコンよりなる導電膜を成膜
し、この導電膜に例えばフォトリソグラフィ法を施すこ
とにより半導体層41を形成する。次に、図12
(A), (B)に示したように、例えば熱酸化法または
CVD法により、厚さ30nmのシリコン酸化膜よりな
る絶縁膜、例えばCVD法により厚さ300nmのポリ
シリコンよりなる導電膜を順次成膜し、これら絶縁膜と
導電膜に、例えばフォトリソグラフィ法を施すことによ
り、ゲート絶縁膜42,ゲート電極43Aおよび走査線
43Bを形成する。次いで、ゲート電極43Aをマスク
として、半導体層41に、例えばイオン注入法により、
リンを添加して、画素トランジスタ40のソース・ドレ
イン領域である不純物領域41A,41Bを形成する。
以上のようにして、不純物領域41A, 41Bが形成さ
れた半導体層41,ゲート絶縁膜42およびゲート電極
43Aよりなる画素トランジスタ40が形成される。
【0043】続いて、図13(A), (B)に示したよ
うに、例えばCVD法により、例えば厚さの300nm
PSG膜よりなる層間絶縁膜50を形成する。次に、こ
の層間絶縁膜50を形成した後に、例えばフォトリソグ
ラフィ法により、層間絶縁膜50に、画素トランジスタ
40の不純物領域41Bに達する接続孔50aを設け
る。
【0044】次いで、図14(A), (B)に示したよ
うに、接続孔50aに、例えばPVD法によりアルミニ
ウムよりなる金属膜を成膜し、この金属膜を例えばフォ
トリソグラフィ法によりパターニングを施すことにより
配線51を形成する。
【0045】次に、図15(A), (B)に示したよう
に、例えばCVD法により、例えば厚さ300nmのP
SG膜よりなる層間絶縁膜52を形成する。続いて、図
16(A), (B)に示したように、例えばフォトリソ
グラフィ法により、層間絶縁膜50, 52で接続孔30
aと対向する位置に接続孔52aを形成する。
【0046】接続孔52aを形成した後に、図17
(A), (B)に示したように、厚さ30nm〜200
nm、例えば50nmの酸化インジウム錫(Indium Tin
Oxide:ITO)よりなる透明導電膜を形成する。この
透明導電膜に、例えばフォトリソグラフィ法によりパタ
ーニングを行うことにより、透明電極53を形成する。
以上のようにして、液晶駆動基板10Aが形成される。
【0047】次いで、例えばガラスよりなる透明基板7
1の上に酸化インジウム錫(IndiumTin Oxide:IT
O)よりなる透明電極72が形成された対向基板10B
を用意する。続いて、この対向基板10Bと、前述のよ
うにして形成された液晶駆動基板10Aとをそれぞれの
基板に形成された透明電極72,53を対向させて、図
示しないスペーサやシール材を間にして所定の間隔で配
置する。最後に、液晶駆動基板10Aと対向基板10B
との間に、図示しない微細孔より液晶材料を注入して液
晶層61を形成し、この液晶材料を注入した微細孔を、
例えばエポキシ樹脂で封止すると、図1に示した液晶表
示装置10が完成する。
【0048】次に、このように構成された液晶表示装置
10の効果について説明する。
【0049】前述(図21)のように、液晶表示装置の
補助容量が液晶駆動基板の面内に平行な方向において、
画素トランジスタを避ける位置に設けると、光の透過領
域の占める面積が小さくなってしまう。これに対して、
本実施の形態の液晶表示装置10では、補助容量20を
画素トランジスタ40の下方位置に設けるようにしたの
で、補助容量20が画素トランジスタ40の下方位置だ
けではなく、走査線43Bあるいはデータ線51Aのう
ち少なくとも一方の下方位置にも設けられて、十分な容
量の大きさが確保されると共に、光の透過領域の面積が
拡大される。また、補助容量20の上部電極層23Bが
遮光性を有する高融点金属により形成することにより、
透明基板11側からの光が画素トランジスタ40の半導
体層41に入射されなくなり、画素トランジスタ40の
特性の変動が抑制される。これにより、液晶表示装置1
0を構成する画素の高密度化および表示装置の高輝度化
を達成することができると共に、電気的特性の向上を図
ることができる。
【0050】ちなみに、本出願人と同一の出願人は、補
助容量の上部電極層が、層間絶縁膜に形成された接続電
極を介して、画素トランジスタの不純物領域と接続され
る構造の液晶表示装置を提案している(特願2000−
039689)。図20は、この液晶表示装置200の
断面構成を表すものである。補助容量220の下部電極
層221は、遮光性が高く、電気抵抗が小さい高融点金
属、例えばタングステンよりなると共に、下部電極層と
同一層上に形成された補助容量線(図示せず)を介して、
隣接する画素の下部電極層と接続された共通電極となっ
ている。一方、上部電極層223は、層間絶縁膜230
の接続孔230aに形成された接続電極231を介し
て、画素トランジスタ240の半導体層241に形成さ
れた、不純物領域241Aと接続される。
【0051】これに対して、本実施の形態の液晶表示装
置10では、隣接する画素との共通電極となる上部電極
層23Bを間にして、透明基板11側の下部電極層21
が画素トランジスタ40の不純物領域41Aと接続さ
れ、補助容量20と画素トランジスタ40の距離が長く
なるので、これらの間の寄生容量が抑えられて、画素ト
ランジスタ40の特性がより安定する。また、上部電極
層23Bに高融点金属を用いると、例えばタングステン
は、電気抵抗が小さいので、隣接する画素の画素トラン
ジスタがオンになることにより生じる共通電極の電位の
変動が抑制されると共に、これにより更に画素トランジ
スタ40の特性が安定することになる。従って、本実施
の形態の液晶表示装置10では、更に電気的特性が向上
する。
【0052】加えて、先願では、下部電極層21に高融
点金属を用いると、その上に良質なゲート絶縁膜を形成
することが困難であったが、本実施の形態では、上部電
極層23Bに高融点金属を用いたのでそのような困難は
解消される。従って、本実施の形態の液晶表示装置10
の製造方法では、製造プロセスの整合性が良好になると
共に、高品質の液晶表示装置10を製造することができ
る。
【0053】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形が可能である。例えば、補助容量20の下
部電極層21をガスとしてモノシランを用いた減圧CV
Dによりポリシリコンを成膜し、この成膜されたポリシ
リコンにリンやボロンを添加することにより形成した
が、ガスとしてモノシランとホスフィン(PH3 )等を
同時に用いたCVD法により形成してもよい。
【0054】また、下部電極層21に、ポリシリコンを
用いたが、アモルファスシリコン(a−Si)、例えば
タングステン、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)等
の高融点金属、あるいは、これらの高融点金属の化合物
を用いてもよい。また、上部電極層23Bに、高融点金
属であるタングステンを用いたが、例えばチタン、モリ
ブデン等の他の高融点金属、これらの高融点金属の化合
物、ポリシリコン、アモルファスシリコン等の半導体、
あるいは高融点金属と半導体よりなる積層膜を用いても
よい。加えて、誘電体膜22をシリコン酸化膜により形
成したが、シリコン窒化膜(Si3 4 )により形成し
てもよい。
【0055】更にまた、層間絶縁膜30を化学的機械的
研磨法により平坦化を行ったが、この平坦化は行わなく
てもよい。加えてまた、接続孔31aに、いわゆるビア
フィルポリシリコンと呼ばれる技術を用いることによ
り、導電膜31Aを平坦化して接続電極31を形成した
が、この技術を用いて導電膜31Aを平坦化することは
省略してもよい。
【0056】更に加えて、上部電極層23Bを、隣接す
る画素の上部電極層23Bと接続される補助容量線23
Cを介して接地するようにしたが、接地しなくてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
装置およびその製造方法によれば、補助容量が画素トラ
ンジスタの略下方に位置し、十分な容量の大きさが確保
されると共に、光の透過領域の面積が拡大される。ま
た、補助容量の上部電極層を遮光性を有する高融点金属
により形成することにより、透明基板側からの光が画素
トランジスタの半導体層に入射しなくなり、画素トラン
ジスタの特性の変動が抑制される。従って、液晶表示装
置を構成する画素の高密度化および表示装置の高輝度化
を達成することができると共に、電気的特性の向上を図
ることができる。
【0058】更に、隣接する画素との共通電極となる上
部電極層を間にして、透明基板側の下部電極層を画素ト
ランジスタの不純物領域と接続し、補助容量と画素トラ
ンジスタとの距離が長くなるので、これらの間に発生す
る寄生容量が抑制されて、画素トランジスタの特性がよ
り安定する。また、上部電極層に高融点金属を用いる
と、電気抵抗が小さいので、隣接する画素の画素トラン
ジスタがオンになることにより生じる共通電極の電位の
変動が抑制されると共に、これにより、更に画素トラン
ジスタの特性が安定することになる。従って、更に電気
的特性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の1
つの画素の形成領域の断面構成図である。
【図2】図1に示した液晶表示装置の回路構成を表す図
である。
【図3】図1に示した液晶表示装置の製造する方法を説
明するための工程図である。
【図4】図3に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図5】図4に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図6】図5に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図7】図6に続く工程を説明するための工程図であ
る。。
【図8】図7に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図9】図8に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図10】図9に続く工程を説明するための工程図であ
る。
【図11】図10に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図12】図11に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図13】図12に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図14】図13に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図15】図14に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図16】図15に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図17】図16に続く工程を説明するための工程図で
ある。
【図18】補助容量の上部電極層と補助容量ラインの変
形例を表す平面図である。
【図19】補助容量の上部電極層と補助容量ラインの変
形例を表す平面図である。
【図20】比較例としての液晶表示装置の構成を表す図
である。
【図21】従来の液晶表示装置を説明するための断面図
および平面図である。
【符号の説明】
10・・・ 液晶表示装置、10A・・・ 液晶駆動基板、10
B・・・ 対向基板、11, 71・・・ 透明基板、20・・・ 補
助容量、21・・・ 下部電極層、21A, 31A・・・ 導電
膜、22, 22A・・・ 誘電体膜、23・・・ 金属膜、23
A・・・ 金属膜パターン、23B・・・ 上部電極層、23C
・・・ 補助容量線、30, 30A, 50,52・・・ 層間絶
縁膜、31・・・ 接続電極、30a, 50a, 52a・・・
接続孔、40・・・ 画素トランジスタ、41・・・ 半導体
層、42・・・ ゲート絶縁膜、43A・・・ ゲート電極、4
3B・・・ 走査線、51・・・ 配線、51A・・・ データ線、
53, 72・・・ 透明電極、60・・・ 液晶容量、61・・・
液晶層、80・・・ 走査線駆動回路、81・・・ データ線駆
動回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極層、誘電体膜および第2の電
    極層の積層構造からなり、透明基板の上に設けられた補
    助容量と、 この補助容量を覆うようにして透明基板の上に形成され
    た第1の層間絶縁膜と、 この第1の層間絶縁膜に形成された第1の接続孔に埋設
    されると共に、前記補助容量の第1の電極層に電気的に
    接続された接続電極と、 前記第1の層間絶縁膜の上に設けられると共に、不純物
    領域が前記接続電極を介して補助容量の第1の電極層と
    電気的に接続された画素トランジスタとを備えたことを
    特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記補助容量が、前記画素トランジス
    タ、前記画素トランジスタに接続された走査線および前
    記画素トランジスタに接続されたデータ線のうちの少な
    くとも1つと透明基板との間の領域に設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記補助容量の第2の電極層は、補助容
    量線を介して、前記補助容量を含む画素と隣接する少な
    くとも1つの画素の第2の電極層と接続されたことを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記補助容量の第2の電極層は、遮光性
    を有する高融点金属膜、または前記高融点金属膜と半導
    体膜との積層膜であることを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記高融点金属膜は、タングステン、チ
    タン、モリブデン、あるいはこれらの金属の化合物より
    なることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体膜は、ポリシリコンあるいは
    アモルファスシリコンよりなることを特徴とする請求項
    4記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の層間絶縁膜の上に、前記画素
    トランジスタを覆うようにして、第2の層間絶縁膜が形
    成されると共に、この第2の層間絶縁膜に、第2の接続
    孔が設けられ、この第2の接続孔に前記画素トランジス
    タの不純物領域と電気的に接続される透明電極が形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の接続孔は、第1の接続孔に対
    向する位置に設けられたことを特徴とする請求項7記載
    の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 透明基板の上に、第1の電極層、誘電体
    膜および第2の電極層の積層構造からなる補助容量を設
    ける工程と、 前記補助容量を覆うようにして透明基板の上に第1の層
    間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1の接続孔を形成する工程
    と、 接続電極を前記第1の接続孔に埋設させると共に、前記
    補助容量の第1の電極層と電気的に接続させる工程と、 画素トランジスタを前記第1の層間絶縁膜の上に設ける
    と共に、前記画素トランジスタの不純物領域を前記接続
    電極を介して補助容量の第1の電極層と電気的に接続さ
    せる工程とを含むことを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 前記補助容量を設ける工程において、
    前記補助容量を、前記画素トランジスタ、前記画素トラ
    ンジスタに接続される走査線および前記画素トランジス
    タに接続されるデータ線のうちの少なくとも1つと透明
    基板との間の領域に設けることを特徴とする請求項9記
    載の液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記補助容量を設ける工程において、
    前記補助容量の第2の電極層を、補助容量線を介して、
    前記補助容量を含む画素と隣接する少なくとも1つの画
    素の第2の電極層と接続させることを特徴とする請求項
    9記載の液晶表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 更に、第1の層間絶縁膜の上に、画素
    トランジスタを覆うようにして、第2の層間絶縁膜を形
    成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に、第2の接続孔を設けると共
    に、前記第2の接続孔に、前記接続電極を介して前記画
    素トランジスタの不純物領域と電気的に接続する透明電
    極を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項9記
    載の液晶表示装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の接続孔を、第1の接続孔に
    対向する位置に設けることを特徴とする請求項12記載
    の液晶表示装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記補助容量の第2の電極層を、遮光
    性を有する高融点金属膜、または前記高融点金属膜と半
    導体膜との積層膜とすることを特徴とする請求項9記載
    の液晶表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記高融点金属膜を、タングステン、
    チタン、モリブデン、あるいはこれらの金属の化合物に
    より形成することを特徴とする請求項14記載の液晶表
    示装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記半導体膜を、ポリシリコンあるい
    はアモルファスシリコンにより形成することを特徴とす
    る請求項14記載の液晶表示装置。
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