JP2003066429A - メモリー性を有する液晶表示素子 - Google Patents
メモリー性を有する液晶表示素子Info
- Publication number
- JP2003066429A JP2003066429A JP2001259913A JP2001259913A JP2003066429A JP 2003066429 A JP2003066429 A JP 2003066429A JP 2001259913 A JP2001259913 A JP 2001259913A JP 2001259913 A JP2001259913 A JP 2001259913A JP 2003066429 A JP2003066429 A JP 2003066429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- polymer
- composite material
- crystal display
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
が短く、液晶が配向している状態で光を散乱しにくい、
メモリー性を有する液晶表示素子を提供すること。 【解決手段】 高分子含有率が10重量%以下で良好に
複合化し、配向層との接触によって配向する高分子/液
晶複合材料を用いた液晶表示素子は、書き込みエネルギ
ーが小さく、書き込みと消去に要する時間が短く、液晶
が配向している状態で光を散乱しにくく、かつメモリー
性を有する。
Description
消去を可逆的に行うことが可能で、記録を保持するエネ
ルギーを必要としない液晶表示素子に関する。なお、本
明細書中で「複合化」とは、高分子が液晶を吸収してい
る状態を示し、この状態にある材料を「高分子/液晶複
合材料」と称する。また、「液晶」とは、特に断りのな
い限り、「液晶化合物」または「液晶組成物」の総称と
して用いられる。
い、液晶表示素子で情報を確認する機会がますます増え
ている。こと静止画像情報を確認する場合においては、
情報の保持エネルギーが不要な、つまりメモリー性を有
する液晶表示素子が、省エネルギーの観点から好まし
い。このメモリー性を有する液晶表示素子に求められて
いる性能として重要なものは、消去・再書き込みが可能
であること、書き込みエネルギーが小さいこと、書き込
みに要する時間が短いことである。従来のメモリー性を
有する液晶表示素子としては、高分子液晶を用いた素子
が挙げられるが、高分子液晶は書き込みエネルギーが大
きく、書き込み時間および消去時間を短くすることが困
難である。また液晶と高分子液晶の複合材料(特開平2
−193115)や、液晶と高分子の複合材料(Jp
n. J. Appl. Phys., 30, L6
16(1991))がメモリー性を有することが報告さ
れている。前者の書き込み電圧は100Vであり、後者
の飽和電圧は280V以上である。共に書き込みエネル
ギーが大きい。これらの状況から、書き込みエネルギー
が小さく、書き込み時間が短いメモリー性を有する液晶
表示素子が求められている。またコレステリック液晶中
にモノマーを混合し、光照射によりモノマーを重合させ
て、ポリマーマトリックスと液晶を相分離させた、メモ
リー性を有する素子が知られている(特表平6−507
505)。しかし、液晶相中で光重合によってポリマー
を形成する製法が煩雑となることが問題である。本発明
の高分子/液晶複合材料は高分子と液晶を混合すること
によって得られるため、簡便に表示素子を形成できる。
US6061107号公報に、コレステリック液晶ドロ
ップレットが卵形であり、長軸の長さがセル厚より長
く、液晶が高分子壁によって隔絶されている表示素子に
ついて記載されている。しかし、この公報に開示されて
いる表示素子の高分子含有率は、20重量%と高い。
込みエネルギーが小さく、書き込み時間が短く、液晶が
配向している状態で光を散乱しにくい、メモリー性を有
する液晶表示素子を提供することにある。
が以下に示す本発明によって達成されることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。本発明のメモリー性を
有する液晶表示素子は書き込みエネルギーが小さく、ま
た書き込み速度も大きく、液晶が配向している状態で光
を散乱しにくい、という優れた特徴を有する。
子/液晶複合材料を挟持してなる素子において、ある安
定配列をとる高分子/液晶複合材料が、外部刺激を受け
ることによって他の安定配列に形を変える液晶表示素
子。
ノマーとの共重合体である、前記(1)に記載の液晶表
示素子。
率が10重量%以下である、前記(1)または(2)に
記載の液晶表示素子。
率が5重量%以下である、前記(1)または(2)に記
載の液晶表示素子。
チック相を呈する液晶を含有する、前記(1)〜(4)
のいずれか一項に記載の液晶表示素子。
ステリック相を呈する液晶を含有する、前記(1)〜
(4)のいずれか一項に記載の液晶表示素子。
ピッチが400〜800nmであるコレステリック相を
呈する液晶を含有する、前記(1)〜(4)のいずれか
一項に記載の液晶表示素子。
ピッチが800以上であるコレステリック相を呈する液
晶を含有する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記
載の液晶表示素子。
ピッチが400以下であるコレステリック相を呈する液
晶を含有する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記
載の液晶表示素子。
素を含有する、前記(1)〜(9)のいずれか一項に記
載の液晶表示素子。
を変化させる外部刺激が電界である、前記(1)〜(1
0)に記載の液晶表示素子。
である、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の
液晶表示素子。
発明の高分子/液晶複合材料は、液晶領域と高分子/液
晶複合材料領域とに分離しておらず、均一に複合化して
おり、かつ配向層上での配向性を有している。良好な配
向性を有するためには、高分子含有率は低い程よく、概
ね10重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%
以下である。また、高分子/液晶複合材料は流動性の消
失したゲル状態を示していてもよい。
10重量%以下好ましくは5重量%以下で液晶と複合化
するものであれば特に限定されないが、例えば脂肪族オ
レフィンとそれ以外のモノマーとの共重合体が好まし
い。脂肪族オレフィンとしてエチレン、プロピレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテ
ン、ブタジエン、イソプレン、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン等が挙げられる。また脂肪族オレフィン以外のモノ
マーとしては、不飽和カルボン酸とその誘導体、カルボ
ン酸ビニルエステル、スチレン、ビニルピリジン、アク
リロニトリル、アルキルビニルエーテル等が挙げられ
る。また、高分子はスチレンとそれ以外のモノマーとの
共重合体であってもよい。この場合のスチレン以外のモ
ノマーとしては、不飽和カルボン酸とその誘導体、カル
ボン酸ビニルエステル、アクリロニトリル、アルキルビ
ニルエーテル等が挙げられる。これらの中で特に好まし
い高分子として、エチレンとカルボン酸誘導体の共重合
体、エチレンとスチレンの共重合体、エチレンとビニル
ピリジンの共重合体、スチレンとカルボン酸誘導体の共
重合体、およびスチレンとイソプレンの共重合体等を挙
げることができる。
が好ましいが、高分子の含有率が10重量%以下で複合
化することができれば、オリゴマー程度の分子量であっ
てもよい。
状化合物で構成されたサーモトロピック液晶が好まし
い。さらには室温においてネマチック相あるいはコレス
テリック相を有する液晶が好ましい。電界によって液晶
分子の配列を変化させるためには、誘電率異方性値が+
2以上あるいは−2以下である液晶が好ましい。印加す
る交流電圧の周波数によって誘電率異方性値の符号の正
負が変化する液晶が好ましい。室温においてカイラルス
メクチックC相またはカイラルスメクチックCA相を呈
し、自発分極値が0.1以上である液晶が好ましい。
きれば、材料は特に限定されない。例えばポリイミド、
ポリアミドやポリビニルアルコールを挙げることができ
る。
とも1枚の偏光板を用い、外部刺激によって液晶分子の
配列を変化させ、複屈折を制御することにより透過、非
透過状態をスイッチングする方法が挙げられる。例えば
ツイステッドネマチック(TN)モード、スーパーツイ
ステッドネマチック(STN)モードの原理と同様の表
示方式である。あるいは二色性色素の吸収異方性を利用
した、いわゆるゲスト−ホスト(G−H)モードを挙げ
ることができる。この方式を利用する場合は、偏光板を
用いても用いなくてもよい。またコレステリック液晶を
用いて、電圧印加によりグランジャン組織とフォーカル
コニック組織を切り替えることにより表示する方法を挙
げることができる。この表示方式も偏光板を用いる必要
がない。例えば液晶便覧(液晶便覧編集委員会編)50
9頁に記載の表示法を適用することも可能である。
電界などの外部刺激を用いる。例えば2枚の基板上面の
透明電極を介して高分子/液晶に電界を印加することに
より書き込むことができる。あるいは2000年度印刷
・情報記録・表示研究会講座講演要旨集(2001年2
月22−23日)41頁〜44頁に記載された方式、す
なわち有機あるいは無機の光導電層を介した光照射によ
る電界によって書き込むことができる。本発明の表示素
子の記録消去手段は、特に限定されないが、等方相状態
まで加熱すること、あるいは書き込み時の周波数とは異
なる周波数の電圧を印加することなどが挙げられる。
る。なお、実施例中「黒表示」なる記載は必ずしも完全
な黒表示を意味するものではなく、液晶表示素子を透過
して観測される光の強度が最も低い状態を指すものであ
る。
量%を示す。
体は住友化学(株)製アクリフトWH206(メチルメ
タクリレート20重量%)を用いた。この共重合体と液
晶組成物Aを3/97の重量比で加熱溶解し、複合材料
を調製した。この複合材料を、ポリイミド配向膜を有す
る2枚の透明電極付ガラス基板の間に挟持して液晶セル
を作成した。この液晶セルのセル厚は10μm、2枚の
基板のラビング方向がなす角度は80度である。この液
晶セルを120℃で5分間加熱してアニール処理した
後、室温まで冷却したところ、複合材料はセルの面内全
域で良好にTN配列していた。白色光源上に2枚の偏光
板を平行ニコルに配置し、この間に液晶セルを挟持し
た。2枚の基板の電極に10Vの電界を印加すると、電
極部分の液晶がホメオトロピック配列となり、黒表示か
ら白表示へと変化した。次いで電界を除去したところ、
白表示を維持していた。この結果によって本発明の液晶
セルがメモリー性を有することがわかった。このメモリ
ー状態は2週間室温で放置しても変化しなかった。この
液晶セルを120℃で5分間加熱し、室温まで冷却する
と初期配向状態にもどった。
を調製し、次いでこれを用いて液晶セルを作成した。そ
のメモリー性を評価した結果を、実施例1の結果と共に
表1に示す。表中、「高分子含有率」は高分子/液晶複
合材料中の高分子の重量%を示す。「複合化」の欄で
は、高分子/液晶複合材料の複合化の状態が良好なもの
を「○」で表した。「配向性」の欄では、液晶セル中で
の高分子/液晶複合材料の配向状態が良好なもの「○」
で表した。「メモリー性」の欄では、液晶セルに電界を
印加したときにメモリー性が観察されたケースを「○」
で表した。「飽和電圧」は液晶セルの電極部分が白表示
となるのに十分な印加電圧を示した。「高分子」の欄に
おいて住友化学(株)製アクリフトWK307は、エチ
レンとメチルメタクリレートの共重合体であり、メチル
メタクリレートの含有率は25重量%である。その他の
略号はそれぞれ以下の高分子を表す。 PEMA−GMA:アルドリッチ社製、エチレン−メチ
ルアクリレート−グリシジルメタクリレート共重合体
(メチルアクリレート25重量%、グリシジルメタクリ
レート8重量% PEMA(MA29%):アルドリッチ社製、エチレン
−メチルアクリレート共重合体(メチルアクリレート2
9重量%) PEMA(MA21.5%):アルドリッチ社製、エチ
レン−メチルアクリレート共重合体(21.5wt%メ
チルアクリレート) PEBA(BA35%):アルドリッチ社製、エチレン
−ブチルアクリレート共重合体(ブチルアクリレート3
5重量%) PEVA(VA25%):アルドリッチ社製、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル25重量%) PEVA(VA14%):アルドリッチ社製、エチレン
−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル25重量%)
ッチ社)を用いた以外は実施例1の方法に準拠して、高
分子/液晶複合材料を調製した。この高分子/液晶複合
材料は、良好に複合化してはいないものの、液晶セル中
でTN配列した。この液晶セルを用いて、実施例1の方
法に準拠した方法でメモリー性を評価した。この液晶セ
ルは10Vの電圧を印加すると、電極部分の液晶がホメ
オトロピック配列となって白色表示にはなるものの、電
界を除去した後は即座にTN配列に戻って黒表示になっ
た。すなわちメモリー性を確認できなかった。
に、0.1重量部の二色性色素(林原生物化学研究所製
G−239)を添加した以外は、実施例1の方法に準拠
して液晶セルを得た。この液晶セルの複合材料は良好に
TN配列し、色素の赤色を呈していた。この液晶セルに
10Vの電界を印加したところ、電極部分の液晶がホメ
オトロピック配列になり、表示色は赤から無色へと変化
した。次に電界を除去したところ、無色のままであっ
た。このメモリー状態は液晶セルを1週間室温で放置し
ても変化しなかった。
0.5である液晶組成物Bを調製した。この液晶組成物
Bのコレステリック相−等方相転移点は49.0℃であ
り、室温において可視光を選択反射するコレステリック
相を呈していた。エチレンとメチルメタクリレートの共
重合体である住友化学(株)製アクリフトWK307
(メチルメタクリレート25重量%)と液晶組成物Bの
比が3/97になるように加熱溶解して複合材料を調製
し、次いで実施例1の方法に準じて液晶セルを作成し
た。この液晶セルの複合材料は良好にグランジャン配列
しており、選択反射により青色を呈していた。この液晶
セルに90Vの電圧を印加したところ、電極部分の液晶
がホメオトロピック配列となって透明状態を示した。こ
の状態から電圧を約1秒間で段階的に除去すると、液晶
がフォーカルコニック配列となって強い散乱状態を示し
た。この状態にした液晶セルを1ヶ月室温で放置した
が、強い散乱状態を維持していた。また、この液晶セル
に90Vの電圧を印加して電極部分の液晶がホメオトロ
ピック配列となった後に、電圧を瞬時に除去すると安定
なグランジャン配列が得られ、この液晶セルからは青色
の選択反射光が確認できた。
作成した。この液晶セルの液晶は良好にグランジャン配
列しており、選択反射により青色を呈していた。この液
晶セルに90Vの電圧を印加したところ、電極部分の液
晶がホメオトロピック配列となって透明となった。次い
で、電圧を約1秒間で段階的に除去すると、液晶がフォ
ーカルコニック配列となって強く散乱した。電圧除去後
2時間経過したところで電極部分の画像を確認したとこ
ろ、散乱部位がまばらになっていた。
41.0/25.8/16.3である液晶組成物Gを調
製した。この液晶組成物Gを注入した液晶セルからは選
択反射光を確認できなかった。前述のアクリフトWK3
07と液晶組成物Gの比が2.1/97.9になるよう
に加熱溶解して複合材料を調製した。さらに、高分子/
液晶複合材料100重量部に対して前述の二色性色素G
−239を0.08重量部加えて攪拌し、赤色の複合材
料を得た。得られた複合材料を用いて実施例1の方法に
準拠して液晶セルを作成した。複合材料は液晶セル内で
グランジャン配列し、液晶セルは赤色を呈していた。こ
の液晶セルに50V印加したところ、電極部分の液晶が
ホメオトロピック配列となって、液晶セルは透明になっ
た。約1秒間で段階的に電界を除去すると、液晶がフォ
ーカルコニック配列となって強く散乱した。この状態に
した液晶セルを1週間以上そのまま放置したが強い散乱
状態を維持していた。また、この液晶セルに50V印加
して液晶がホメオトロピック配列となった後に、電圧を
瞬時に除去すると安定なグランジャン配列が得られた。
この液晶セルは赤色を呈していた。上記と同じ液晶セル
をクロスニコルに配置した偏光板間に挟持し、50V印
加したところホメオトロピック配列となり、約1秒間で
段階的に電界を除去すると強く散乱し、白色となった。
またこの液晶セルに50V印加して液晶がホメオトロピ
ック配列となった後に、電圧を瞬時に除去すると安定な
グランジャン配列が得られた。この液晶セルは黒色を呈
していた。
0.88/2/1/1/1である液晶組成物Iを調製し
た。この液晶組成物Iを注入した液晶セルからは選択反
射光を確認できなかった。前述のアクリフトWK307
と液晶組成物Iの比が1/99になるように加熱溶解し
て複合材料を調製した。さらに、高分子/液晶複合材料
100重量部に対して前述の二色性色素G−239を
0.08重量部加えて攪拌し、赤色の複合材料を得た。
得られた複合材料を用いて実施例1の方法に準拠して液
晶セルを作成した。複合材料は液晶セル内でグランジャ
ン配列し、液晶セルは赤色を呈していた。この液晶セル
に35V印加したところ、電極部分の液晶がホメオトロ
ピック配列となって、液晶セルは透明になった。約1秒
間で段階的に電界を除去すると、液晶がフォーカルコニ
ック配列となって強く散乱した。この状態にした液晶セ
ルを1日以上そのまま放置したが強い散乱状態を維持し
ていた。また、この液晶セルに35V印加して液晶がホ
メオトロピック配列となった後に、電圧を瞬時に除去す
ると安定なグランジャン配列が得られた。この液晶セル
は赤色を呈していた。上記と同じ液晶セルをクロスニコ
ルに配置した偏光板間に挟持し、35V印加したところ
ホメオトロピック配列となり、約1秒間で段階的に電界
を除去すると強く散乱し、白色となった。またこの液晶
セルに35V印加して液晶がホメオトロピック配列とな
った後に、電圧を瞬時に除去すると安定なグランジャン
配列が得られた。この液晶セルは黒色を呈していた。
小さく、書き込みと消去に要する時間が短く、液晶が配
向している状態で光を散乱しにくい、メモリー性を有す
る液晶表示素子を提供できる。
Claims (12)
- 【請求項1】 配向層を有する基板2枚の間に高分子/
液晶複合材料を挟持してなる素子において、ある安定配
列をとる高分子/液晶複合材料が、外部刺激を受けるこ
とによって、他の安定配列に形を変える液晶表示素子。 - 【請求項2】 高分子が脂肪族オレフィンとそれ以外の
モノマーとの共重合体である、請求項1に記載の液晶表
示素子。 - 【請求項3】 高分子/液晶複合材料の高分子含有率が
10重量%以下である、請求項1または請求項2に記載
の液晶表示素子。 - 【請求項4】 高分子/液晶複合材料の高分子含有率が
5重量%以下である、請求項1または請求項2に記載の
液晶表示素子。 - 【請求項5】 高分子/液晶複合材料が室温でネマチッ
ク相を呈する液晶を含有する、請求項1〜4のいずれか
一項に記載の液晶表示素子。 - 【請求項6】 高分子/液晶複合材料が室温でコレステ
リック相を呈する液晶を含有する、請求項1〜4のいず
れか一項に記載の液晶表示素子。 - 【請求項7】 高分子/液晶複合材料が室温で螺旋ピッ
チが400〜800nmであるコレステリック相を呈す
る液晶を含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載
の液晶表示素子。 - 【請求項8】 高分子/液晶複合材料が室温で螺旋ピッ
チが800以上であるコレステリック相を呈する液晶を
含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液晶表
示素子。 - 【請求項9】 高分子/液晶複合材料が室温で螺旋ピッ
チが400以下であるコレステリック相を呈する液晶を
含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液晶表
示素子。 - 【請求項10】高分子/液晶複合材料が二色性色素を含
有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液晶表示
素子。 - 【請求項11】 高分子/液晶複合材料の配列状態を変
化させる外部刺激が電界である、請求項1〜10に記載
の液晶表示素子。 - 【請求項12】 高分子/液晶複合材料がゲル状態であ
る、請求項1〜11のいずれか一項に記載の液晶表示素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259913A JP2003066429A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | メモリー性を有する液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001259913A JP2003066429A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | メモリー性を有する液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003066429A true JP2003066429A (ja) | 2003-03-05 |
JP2003066429A5 JP2003066429A5 (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=19087204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001259913A Pending JP2003066429A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | メモリー性を有する液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003066429A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005206840A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-08-04 | Merck Patent Gmbh | 液晶媒体および高度なねじれを有する液晶ディスプレイ |
US10459311B2 (en) | 2012-01-06 | 2019-10-29 | Digilens Inc. | Contact image sensor using switchable Bragg gratings |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05257134A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 液晶ー高分子複合膜およびその製造方法 |
JPH06507505A (ja) * | 1991-05-02 | 1994-08-25 | ケント ステイト ユニバーシティ | 液晶光変調デバイスと液晶物質 |
JPH0736041A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Asahi Glass Co Ltd | 液晶光学素子 |
JPH07248489A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-09-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 液晶光変調器 |
JPH10206882A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 反射型カラー液晶表示装置 |
JP2000321563A (ja) * | 1999-05-10 | 2000-11-24 | Japan Science & Technology Corp | メモリ型(高分子/液晶)複合膜とそれを利用する光スイッチング法 |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001259913A patent/JP2003066429A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06507505A (ja) * | 1991-05-02 | 1994-08-25 | ケント ステイト ユニバーシティ | 液晶光変調デバイスと液晶物質 |
JPH05257134A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 液晶ー高分子複合膜およびその製造方法 |
JPH0736041A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Asahi Glass Co Ltd | 液晶光学素子 |
JPH07248489A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-09-26 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 液晶光変調器 |
JPH10206882A (ja) * | 1997-01-27 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 反射型カラー液晶表示装置 |
JP2000321563A (ja) * | 1999-05-10 | 2000-11-24 | Japan Science & Technology Corp | メモリ型(高分子/液晶)複合膜とそれを利用する光スイッチング法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005206840A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-08-04 | Merck Patent Gmbh | 液晶媒体および高度なねじれを有する液晶ディスプレイ |
US10459311B2 (en) | 2012-01-06 | 2019-10-29 | Digilens Inc. | Contact image sensor using switchable Bragg gratings |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI322899B (en) | Display device and display apparatus | |
KR100751168B1 (ko) | 표시 소자 | |
EP0563403B1 (en) | Display element and its manufacturing method | |
TWI251696B (en) | Display element and display device | |
KR20050075307A (ko) | 표시 소자 및 표시 장치, 및 표시 소자의 제조 방법 | |
US6737126B2 (en) | Liquid crystal mixture and liquid crystal cell for LCDs and use of a dye with a dipole for a liquid crystal mixture | |
JP2003066429A (ja) | メモリー性を有する液晶表示素子 | |
JPS62205189A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS6337186A (ja) | 液晶組成物 | |
JP3915627B2 (ja) | 高分子/液晶複合材料および表示素子 | |
JP3362711B2 (ja) | 液晶高分子層の製造方法および表示素子の製造方法 | |
JP2953624B2 (ja) | 強誘電性液晶組成物 | |
JP2930169B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH08194211A (ja) | 液晶表示素子 | |
JP3512373B2 (ja) | 液晶表示装置用の高分子組合液晶 | |
JP3202404B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
JPS6348259B2 (ja) | ||
JPS6337188A (ja) | 液晶組成物 | |
JPS63256688A (ja) | 液晶組成物 | |
JP2940081B2 (ja) | 光学パネル | |
JPS63184723A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS5865783A (ja) | 液晶物質 | |
JPH02232622A (ja) | スーパーツイスト液晶表示体および液晶混合物 | |
JPS63254421A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH09218396A (ja) | ポリマ分散型液晶表示素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080717 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080717 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111114 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111206 |