JP2003066074A - 抵抗測定方法および抵抗測定装置 - Google Patents

抵抗測定方法および抵抗測定装置

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JP2003066074A
JP2003066074A JP2001253801A JP2001253801A JP2003066074A JP 2003066074 A JP2003066074 A JP 2003066074A JP 2001253801 A JP2001253801 A JP 2001253801A JP 2001253801 A JP2001253801 A JP 2001253801A JP 2003066074 A JP2003066074 A JP 2003066074A
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Kenji Kobayashi
健二 小林
Takashi Nakazawa
隆 中沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触部における接触抵抗の抵抗値を精度良く
測定する。 【解決手段】 一対の入力端を有するオペアンプ11a
と各入力端およびアース間にそれぞれ接続された抵抗R
3,R4とを備えて一対の入力端に接続される入力部P
1,P2間の電圧を差動増幅可能な差動増幅回路11を
用いて接触抵抗RXの抵抗値を測定する測定方法であっ
て、接触抵抗RXの一端と入力部P2との間に定電圧源
(基準抵抗RR1および交流定電流源16)を接続し、接
触抵抗RXの他端を差動増幅回路11の入力部P1に接
続した状態で差動増幅回路11の出力電圧Voを測定
し、基準抵抗RR2を介して接触抵抗RXの他端および入
力部P1を接続した状態で差動増幅回路11の出力電圧
Voを測定し、測定した各出力電圧Voの電圧値vo、
定電圧源の電圧値vN、抵抗R3,R4の各抵抗値、お
よび基準抵抗RR2の抵抗値に基づいて接触抵抗RXの抵
抗値を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレーの接点等の
各種接触部における接触抵抗の抵抗値を四端子法に従っ
て測定するのに適した抵抗測定方法および抵抗測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、リレーの接点等における接触抵
抗の抵抗値を四端子法に従って測定する抵抗測定装置と
して、図5に示す抵抗測定装置31が従来から知られて
いる。この抵抗測定装置31によって測定対象体のリレ
ーRLにおけるリレー接点の接触抵抗RXの抵抗値を測
定する際には、まず、リレーRLの一方の端子にプロー
ブ2a,3aを接続すると共に他方の端子にプローブ2
b,3bを接続する。次いで、交流定電流源16が、プ
ローブ3a,3bを介してリレーRLの両端子間に交流
定電流Ic を供給する。次に、この状態において、交流
電圧計32が、プローブ2a,2bを介して入力される
交流電圧を測定する。この場合、四端子法による電圧測
定では、各プローブ2a,2b,3a,3bのリード線
抵抗に起因する測定誤差を排除できるため、リレーRL
の接点での電圧降下分が交流電圧計32によって正確に
測定される。したがって、交流定電流Ic の電流値と測
定した交流電圧とに基づいてリレーRLの接触抵抗RX
の抵抗値を精度よく測定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の抵抗
測定装置31には、以下の問題点がある。すなわち、従
来の抵抗測定装置31による四端子法に従った抵抗測定
では、リレーRLの接点における接触抵抗RXなどの一
対の端子間の微少抵抗を測定するためには、その一方の
端子にプローブ2a,3aを接続し、かつ他方の端子に
プローブ2b,3bを接続する必要がある。したがっ
て、従来の抵抗測定装置31には、測定対象体としての
接触抵抗RXの抵抗値を測定するための一対の端子の各
々に2つのプローブ2a,3b(または2b,3b)を
接続させることができない場合には、その接触抵抗RX
の抵抗値を測定することができないという問題点があ
る。一方、その端子に測定用リード線を接続して、その
測定用リード線に2つのプローブ2a,3b(または2
b,3b)を接続する方法を採用することも考えられ
る。しかし、この方法には、その測定用リード線の抵抗
値を含んだ抵抗値を測定することに起因して、測定対象
体としての接触抵抗RXの抵抗値を精度良く測定するの
が困難となるという問題が生じる。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、測定対象体としての接触部における接触抵
抗の抵抗値を精度良く測定し得る抵抗測定方法および抵
抗測定装置を提供することを目的とする。また、積層電
池内部のセルに接続されている電極線における接触抵抗
の抵抗値を精度良く測定し得る抵抗測定方法および抵抗
測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の抵抗測定方法は、一対の入力端を有する差
動増幅器と当該各入力端およびアース間にそれぞれ接続
された第1および第2の抵抗とを備えて当該一対の入力
端に接続される一対の入力部間に入力された電圧を差動
増幅可能な差動増幅回路を用いて測定対象体としての接
触部における接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定方法
であって、前記接触部の一端と前記差動増幅回路の一方
の前記入力部との間に定電圧源を接続し、前記接触部の
他端を前記差動増幅回路の他方の前記入力部に接続した
状態で当該差動増幅回路の出力電圧を測定し、抵抗値が
既知の基準抵抗を介して前記接触部の他端および前記差
動増幅回路の前記他方の入力部を接続した状態で当該差
動増幅回路の出力電圧を測定し、前記測定した各出力電
圧の電圧値、前記定電圧源の電圧値、前記第1および第
2の抵抗の各抵抗値、並びに前記基準抵抗の抵抗値に基
づいて前記接触抵抗の抵抗値を測定する。
【0006】また、請求項2記載の抵抗測定方法は、一
対の入力端を有する差動増幅器と当該各入力端およびア
ース間にそれぞれ接続された第1および第2の抵抗とを
備えて当該一対の入力端に接続される一対の入力部間に
入力された電圧を差動増幅可能な差動増幅回路を用いて
積層電池内部の1のセルに接続されている電極線におけ
る接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定方法であって、
前記積層電池に交流定電流を供給し、かつ、前記1のセ
ルに接続されている一方の電極線を前記差動増幅回路の
一方の前記入力部に接続すると共に当該1のセルに接続
されている他方の電極線を当該差動増幅回路の他方の前
記入力部に接続した状態で前記差動増幅回路の出力電圧
を測定し、前記積層電池に交流定電流を供給し、かつ、
前記一方の電極線を前記差動増幅回路の一方の前記入力
部に接続すると共に前記他方の電極線を抵抗値が既知の
基準抵抗を介して前記差動増幅回路の前記他方の入力部
に接続した状態で前記差動増幅回路の出力電圧を測定
し、前記測定した各出力電圧の電圧値、前記交流定電流
の電流値、前記1のセルの内部抵抗、前記第1および第
2の抵抗の各抵抗値、並びに前記基準抵抗の抵抗値に基
づいて前記接触抵抗の抵抗値を測定する。
【0007】さらに、請求項3記載の抵抗測定装置は、
測定対象体としての接触部における接触抵抗の抵抗値を
測定する抵抗測定装置であって、前記接触部の両端にそ
れぞれ接続可能な一対のプローブと、一対の入力端を有
する差動増幅器と当該各入力端およびアース間にそれぞ
れ接続された第1および第2の抵抗とを備えて当該一対
の入力端に接続される一対の入力部間に入力された電圧
を差動増幅可能に構成された差動増幅回路と、一方の前
記プローブと前記差動増幅回路の一方の前記入力部との
間に接続される定電圧源と、前記接触部の両端に前記一
対のプローブをそれぞれ接続すると共に当該他方のプロ
ーブおよび前記差動増幅回路の前記他方の入力部を接続
する第1の接続状態と抵抗値が既知の基準抵抗を介して
当該他方のプローブおよび当該他方の入力部を接続する
第2の接続状態とを切り替えるスイッチと、前記接触抵
抗の抵抗値を演算する演算部とを備え、前記演算部は、
前記スイッチによって前記第1の接続状態に切り替えら
れた状態における前記差動増幅回路の出力電圧の電圧
値、前記スイッチによって前記第2の接続状態に切り替
えられた状態における前記出力電圧の電圧値、前記定電
圧源の電圧値、前記第1および第2の抵抗の各抵抗値、
並びに前記基準抵抗の抵抗値に基づいて前記接触抵抗の
抵抗値を演算する。
【0008】また、請求項4記載の抵抗測定装置は、積
層電池内部の1のセルに接続されている電極線における
接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定装置であって、前
記1のセルに接続されている一対の前記電極線にそれぞ
れ接続可能な一対のプローブと、一対の入力端を有する
差動増幅器と当該各入力端およびアース間にそれぞれ接
続された第1および第2の抵抗とを備えて当該一対の入
力端に接続される一対の入力部間に入力された電圧を差
動増幅可能に構成された差動増幅回路と、前記積層電池
に交流定電流を供給する定電流源と、前記一対の電極線
に前記一対のプローブの一方および他方をそれぞれ接続
すると共に当該他方のプローブおよび前記差動増幅回路
の前記他方の入力部を接続する第1の接続状態と抵抗値
が既知の基準抵抗を介して当該他方のプローブおよび当
該他方の入力部を接続する第2の接続状態とを切り替え
るスイッチと、前記接触抵抗の抵抗値を演算する演算部
とを備え、前記演算部は、前記スイッチによって前記第
1の接続状態に切り替えられた状態における前記差動増
幅回路の出力電圧の電圧値、前記スイッチによって前記
第2の接続状態に切り替えられた状態における前記出力
電圧の電圧値、前記交流定電流の電流値、前記1のセル
の内部抵抗、前記第1および第2の抵抗の各抵抗値、並
びに前記基準抵抗の抵抗値に基づいて前記接触抵抗の抵
抗値を演算する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る抵抗測定方法および抵抗測定装置の好適な実施
の形態について説明する。なお、図5に示す構成と同一
の構成要素については、同一の符号を付し、重複する説
明は省略する。
【0010】本発明の実施の形態に係る抵抗測定装置1
は、ACミリオームであって、図1に示すように、測定
用のプローブ2a,2b、差動増幅回路11、A/Dコ
ンバータ12、CPU(演算部)13、表示部14、操
作部15、交流定電流源(交流電源)16、スイッチ1
7、基準抵抗RR1,RR2を備えて構成されている。差動
増幅回路11は、オペアンプ(差動増幅器)11a、お
よび4つの抵抗R1〜R4を備えて構成されている。こ
の場合、基準抵抗RR1は、交流定電流源16と相俟って
本発明における定電圧源を構成し、その抵抗値がrR1に
予め規定されている。基準抵抗RR2は、本発明における
基準抵抗に相当し、その抵抗値がrR2に予め規定されて
いる。抵抗R1は、差動増幅回路11の入力部P1とオ
ペアンプ11aにおける一対の入力端の一方との間に接
続され、その抵抗値がr1に予め規定されている。ま
た、抵抗R2は、差動増幅回路11の入力部P2とオペ
アンプ11aにおける一対の入力端の他方との間に接続
され、その抵抗値がr2に予め規定されている。抵抗
(第1の抵抗)R3および抵抗(第2の抵抗)R4は、
オペアンプ11aの各入力端とアース電位との間に接続
されて、その抵抗値がそれぞれr3,r4に予め規定さ
れている。なお、各抵抗値は、差動増幅回路11のコモ
ンモードノイズ除去比を高めるために、r1:r2=r
3:r4が成立するように規定されている。ただし、各
抵抗R1,R2は必ずしも必要とされず、各抵抗R1,
R2を設けない場合には、各抵抗R3,R4の各抵抗値
rR3,rR4を等しい値に規定し、後述する各式におい
て、抵抗値rR1,rR2については抵抗値0を代入すれば
よい。この抵抗測定装置1では、後述するように、差動
増幅回路11によってコモンモードノイズが除去される
ことを利用して接触抵抗RXの抵抗値rxが求められ
る。また、オペアンプ11aの電圧利得Aについては、
理解を容易にすべく利得1であるとして、以下、説明す
る。
【0011】次に、この抵抗測定装置1による接触抵抗
RXの抵抗値を測定する測定方法について、図2,3を
参照して説明する。
【0012】この抵抗測定装置1では、図1において、
入力部P1,P2間が短絡され、かつ抵抗R1〜R4の
各抵抗値r1〜r4が上記の式を満足する場合、短絡さ
れた入力部P1,P2とアース電位との間に発生するコ
モンモードノイズは、オペアンプ11aによって増幅さ
れることなく減衰する。一方、オペアンプ11aの入力
抵抗がバランスしていない場合、コモンモードノイズが
完全には減衰されることなくオペアンプ11aから出力
電圧Voとして出力される。したがって、入力部P1,
P2間に、測定対象体としての接触抵抗RXを有するリ
レーRLと基準抵抗RR1との直列回路を接続し、この基
準抵抗RR1に例えば交流の定電流Icを供給する。つま
り、入力部P1,P2間に、測定対象体としての接触抵
抗RXを有するリレーRLと定電圧源とを接続する。こ
の場合、基準抵抗RR1の両端に発生する電圧VNがノー
マルモード電圧のため、未知電圧のコモンモードノイズ
が差動増幅回路11の入力部P2に重畳している状態で
あっても、そのコモンモードノイズは差動増幅回路11
によって減衰されるのに対して、ノーマルモードの電圧
VN(電圧値vNとする)は、差動増幅回路11によっ
て減衰されることなく差動増幅回路11から出力電圧V
o(電圧値voとする)として出力される。
【0013】一方、差動増幅回路11から出力される出
力電圧Voは電圧VNの電圧値vNによっても変化す
る。したがって、測定に先立ってスイッチ17を切り替
えて差動増幅回路11の入力部P1とプローブ2aとの
間に基準抵抗RR2を直列に接続した状態で出力電圧Vo
を測定すると共に、スイッチ17を切り替えて入力部P
1とプローブ2aとを短絡接続した状態で出力電圧Vo
を測定する。次いで、この測定した両出力電圧Voの各
電圧値voに基づいてリレーRLにおける接触抵抗RX
の抵抗値rXを演算する。これにより、電圧VNの電圧
変動が相殺される結果、抵抗値rXが正確に演算され
る。
【0014】具体的には、まず、プローブ2a,2bを
リレーRLの両端部に接続する。次いで、操作部15が
操作されると、CPU13が接触抵抗RXの抵抗値測定
を開始する。この際に、CPU13は、スイッチ17を
切替制御してプローブ2aと差動増幅回路11の入力部
P1とを短絡接続する。次いで、交流定電流源16が電
流値icの定電流Icを基準抵抗RR1に供給する。この
状態の等価回路を図2に示す。この際には、差動増幅回
路11は、下記の式に示す電圧値vo1の出力電圧V
oを出力する。 vo1=r3×v2/(rX+r1+r3)−r4×v1/(r2+r4) ・・・式
【0015】ただし、電圧値v1は基準抵抗RR1におけ
る差動増幅回路11側端部の電圧(つまり、コモンモー
ドノイズが重畳している電圧)を示し、電圧値v2は基
準抵抗RR1のプローブ2b側端部の電圧(つまり、コモ
ンモードノイズと電圧VNとの加算電圧)を示す。この
場合、電圧値v1、電圧値v2、および基準抵抗RR1の
両端に発生する電圧(rR1×ic)との間には、下記の
式が成立する。 rR1×ic=v2−v1・・・式
【0016】続いて、A/Dコンバータ12が差動増幅
回路11から出力された出力電圧Voをアナログ−ディ
ジタル変換して生成した2値データをCPU13に出力
する。次いで、CPU13が、2値データを例えば内部
メモリに記録する。
【0017】次に、CPU13は、スイッチ17を切替
制御して基準抵抗RR2をプローブ2aと差動増幅回路1
1の入力部P1との間に接続する。次いで、交流定電流
源16が定電流Icを基準抵抗RR1に再び供給する。こ
の状態の等価回路を図3に示す。この際には、差動増幅
回路11は、下記の式に示す電圧値vo2の出力電圧
Voを出力する。また、この際にも、CPU13が上記
した処理と同様にして2値データを内部メモリに記録す
る。 vo2=r3×v2/(rX+rR2+r1+r3)−r4×v1/(r2+r 4・・・式
【0018】ここで、測定した電圧値vo1,vo2、
抵抗R1〜R4の各抵抗値r1〜r4、基準抵抗RR1,
RR2の各抵抗値rR1,rR2、および定電流Icの電流値
icがすべて既知の値であって、電圧値v2が電圧値v
1および電圧(rR1×ic)の関数で表されるため、接
触抵抗RXの抵抗値rXと、電圧値v1との2つが未知
の値となる。また、この2つの未知の値を関数とする
式および式の2つの式が与えられている。したがっ
て、CPU13は、内部メモリに記録した2つの2値デ
ータに基づいて接触抵抗RXの抵抗値rXを演算する。
なお、この演算は、2つの式を用いて2つの未知数を解
く単なる連立方程式のため、その詳細な解法および演算
結果の説明を省略する。次いで、CPU13は、演算結
果としての接触抵抗RXの抵抗値rXを表示部14に表
示させる。
【0019】このように、この抵抗測定装置1によれ
ば、抵抗値が既知の基準抵抗RR1の一端をリレーRLの
一端に接続すると共に基準抵抗RR1の他端を差動増幅回
路11の入力部P2に接続し、基準抵抗RR1に定電流I
cを供給し、リレーRLの他端を差動増幅回路11の入
力部P1に接続した状態で差動増幅回路11の出力電圧
Voの電圧値vo1を測定し、抵抗値が既知の基準抵抗
RR2を介してリレーRLの他端および差動増幅回路11
の入力部P1を接続した状態で出力電圧Voの電圧値v
o2を測定し、測定した両電圧値vo1,vo2、定電
流Icの電流値ic、基準抵抗RR1,RR2の各抵抗値r
R1,rR2、並びに抵抗R1〜R4の各抵抗値r1〜r4
(抵抗R1,R2を設けないときには各抵抗値r3,r
4)に基づいて、リレーRLの一対の端子に1つのプロ
ーブ2a(または2b)をそれぞれ接触するだけでリレ
ーRLのリレー接点における接触抵抗RXの抵抗値rX
を測定することができる。また、測定用リード線などを
用いることなく測定することができるため、接触抵抗R
Xの抵抗値rXを精度良く測定することができる。
【0020】次に、図4を参照して、複数の単電池(セ
ル)が積層されて構成された積層電池BATの各セルに
接続されている電極線における圧着部分の接触抵抗RX
の抵抗値rXを測定可能に構成された抵抗測定装置1A
について説明する。
【0021】この抵抗測定装置1Aは、抵抗測定装置1
と同じ測定原理に基づいて接触抵抗RXの抵抗値rXを
測定可能に構成されている。また、抵抗測定装置1A
は、抵抗測定装置1とは異なり、基準抵抗RR1を有する
ことなく、差動増幅回路11の入力部P2とプローブ2
bとが予め短絡接続されており、それ以外は、抵抗測定
装置1と同様に構成されている。したがって、抵抗測定
装置1Aの詳細な構成の図示を省略する。
【0022】次に、この抵抗測定装置1Aによる電極線
における接触抵抗RXの抵抗値rXを測定する測定方法
について説明する。
【0023】まず、積層電池BATの1のセルC1に接
続されている一方の電極線21にプローブ2aを接触さ
せて差動増幅回路11の入力部P1に接続する。また、
セルC1に接続されている他方の電極線22にプローブ
2bを接触させて差動増幅回路11の入力部P2に接続
する。さらに、プローブPR1,PR2を積層電池BA
Tの正極端子および負極端子にそれぞれ接続する。続い
て、CPU13が、スイッチ17を切替制御してプロー
ブ2aと差動増幅回路11の入力部P1とを短絡接続す
る。次いで、交流定電流源16から積層電池BATの正
極および負極の両出力端子間に交流の定電流Icを供給
する。この後、この状態において、差動増幅回路11の
出力電圧Voを測定する。CPU13は、この際の出力
電圧Voの電圧値vo1を内部メモリに記録する。
【0024】次いで、CPU13が、スイッチ17を切
替制御して基準抵抗RR2をプローブ2aと差動増幅回路
11の入力部P1との間に接続する。次いで、交流定電
流源16から積層電池BATの両出力端子間に交流の定
電流Icを供給する。この後、この状態において、差動
増幅回路11の出力電圧Voを測定する。CPU13
は、この際の出力電圧Voの電圧値vo2を内部メモリ
に記録する。続いて、CPU13は、上記した演算と同
様にして、電極線21における接触部の接触抵抗RXの
抵抗値rXを演算する。この場合、セルC1の内部抵抗
RINの抵抗値rINが既知の値のため、上記した基準抵抗
RR1の抵抗値rR1に代えて抵抗値rINを代入することに
よって接触抵抗RXの抵抗値rXを測定することができ
る。
【0025】このように、この抵抗測定装置1Aによれ
ば、正極端子および負極端子に2本のプローブをそれぞ
れ接触させるのが困難な積層電池BATを測定対象体と
して、その電極線21における接触部の接触抵抗RXの
抵抗値rXを精度良く測定することができる。また、積
層電池BATの内部のセルC1の内部抵抗RINの抵抗値
rINが予め既知のため、基準抵抗RR1を用いることなく
接触抵抗RXの抵抗値rXを測定することができる。
【0026】なお、本発明は、上述した本発明の実施の
形態に示した構成や測定対象体の種類に限定されない。
例えば、測定対象体はリレーの接触部における接触抵抗
RXや積層電池内部のセルの接触抵抗RXに限らず、四
端子法で測定すべき各種抵抗の抵抗値を精度良く測定す
ることができる。また、抵抗測定装置1における基準抵
抗RR1と交流定電流源16とに代えて、基準抵抗RR1の
両端に発生する電圧と同じ電圧を出力する定電圧源をプ
ローブ2bと差動増幅回路11の入力部P2との間に接
続して構成できるのは勿論である。この構成によれば、
定電圧源の出力インピーダンスを低く抑えることができ
るため、差動増幅回路11の入力部P2に重畳されるコ
モンモードノイズの電圧値を低く抑えることができ、こ
の結果、抵抗値測定の精度を上げることができる。ま
た、直流電圧を起電する積層電池BATなどでは定電流
として交流定電流を基準抵抗(内部抵抗RINが相当す
る)に供給するのが好ましいが、起電部を有しない受動
体の抵抗値を測定するときには、直流定電流を用いるこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1,3記載の抵抗
測定方法および抵抗測定装置によれば、接触部の一端と
差動増幅回路の一方の入力部との間に定電圧源を接続
し、かつ接触部の他端を差動増幅回路の他方の入力部に
接続した状態で測定した差動増幅回路の出力電圧の電圧
値、基準抵抗を介して接触部の他端および差動増幅回路
の他方の入力部を接続した状態で測定した差動増幅回路
の出力電圧の電圧値、定電流の電流値、第1および第2
の抵抗の各抵抗値、並びに基準抵抗の抵抗値に基づいて
接触抵抗の抵抗値を測定することにより、測定対象体の
各端部に1つのプローブを接触するだけでその接触抵抗
の抵抗値を測定することができる。また、測定用リード
線などを用いることなく測定することができるため、接
触抵抗の抵抗値を精度良く測定することができる。
【0028】また、請求項2,4記載の抵抗測定方法お
よび抵抗測定装置によれば、積層電池に交流定電流を供
給した状態で積層電池内部の1のセルに接続されている
一方の電極線を差動増幅回路の一方の入力部に接続する
と共に1のセルに接続されている他方の電極線を差動増
幅回路の他方の入力部に接続した状態で測定した差動増
幅回路の出力電圧の電圧値、一方の電極線を差動増幅回
路の一方の入力部に接続すると共に他方の電極線を基準
抵抗を介して差動増幅回路の他方の入力部に接続した状
態で測定した差動増幅回路の出力電圧の電圧値、交流定
電流の電流値、1のセルの内部抵抗、第1および第2の
抵抗の各抵抗値、並びに基準抵抗の抵抗値に基づいて接
触抵抗の抵抗値を測定することにより、正極端子および
負極端子に2本のプローブをそれぞれ接触させるのが困
難な積層電池の電極線における接触部の接触抵抗の抵抗
値を精度良く測定することができる。また、積層電池の
内部のセルの内部抵抗が予め既知のため、基準抵抗を用
いることなく接触抵抗の抵抗値を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る抵抗測定装置1およ
びリレーRLの回路図である。
【図2】スイッチ17を切り替えてプローブ2aと差動
増幅回路11の入力部P1とを短絡接続した状態の測定
系の等価回路図である。
【図3】スイッチ17を切り替えて基準抵抗RR2を介し
てプローブ2aと差動増幅回路11の入力部P1とを短
絡接続した状態の測定系の等価回路図である。
【図4】積層電池BATの内部のセルC1に接続された
電極線21における接触部分における接触抵抗RXの抵
抗値rXを測定する際の測定系の等価回路図である。
【図5】従来の抵抗測定装置31によってリレーRLに
おける接触部の接触抵抗RXの抵抗値を測定する際の測
定系の回路図である。
【符号の説明】
1,1A 抵抗測定装置 2a,2b プローブ 11 差動増幅回路 11a オペアンプ 16 交流定電流源 21 電極線 BAT 積層電池 C1 セル R1〜R4 抵抗 RL リレー RR1,RR2 基準抵抗 RX 接触抵抗
フロントページの続き Fターム(参考) 2G028 AA01 BE02 BE04 CG02 CG04 DH05 DH09 DH13 FK01 FK07 GL07 HN11 HN13 LR02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の入力端を有する差動増幅器と当該
    各入力端およびアース間にそれぞれ接続された第1およ
    び第2の抵抗とを備えて当該一対の入力端に接続される
    一対の入力部間に入力された電圧を差動増幅可能な差動
    増幅回路を用いて測定対象体としての接触部における接
    触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定方法であって、 前記接触部の一端と前記差動増幅回路の一方の前記入力
    部との間に定電圧源を接続し、前記接触部の他端を前記
    差動増幅回路の他方の前記入力部に接続した状態で当該
    差動増幅回路の出力電圧を測定し、抵抗値が既知の基準
    抵抗を介して前記接触部の他端および前記差動増幅回路
    の前記他方の入力部を接続した状態で当該差動増幅回路
    の出力電圧を測定し、前記測定した各出力電圧の電圧
    値、前記定電圧源の電圧値、前記第1および第2の抵抗
    の各抵抗値、並びに前記基準抵抗の抵抗値に基づいて前
    記接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定方法。
  2. 【請求項2】 一対の入力端を有する差動増幅器と当該
    各入力端およびアース間にそれぞれ接続された第1およ
    び第2の抵抗とを備えて当該一対の入力端に接続される
    一対の入力部間に入力された電圧を差動増幅可能な差動
    増幅回路を用いて積層電池内部の1のセルに接続されて
    いる電極線における接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測
    定方法であって、 前記積層電池に交流定電流を供給し、かつ、前記1のセ
    ルに接続されている一方の電極線を前記差動増幅回路の
    一方の前記入力部に接続すると共に当該1のセルに接続
    されている他方の電極線を当該差動増幅回路の他方の前
    記入力部に接続した状態で前記差動増幅回路の出力電圧
    を測定し、 前記積層電池に交流定電流を供給し、かつ、前記一方の
    電極線を前記差動増幅回路の一方の前記入力部に接続す
    ると共に前記他方の電極線を抵抗値が既知の基準抵抗を
    介して前記差動増幅回路の前記他方の入力部に接続した
    状態で前記差動増幅回路の出力電圧を測定し、 前記測定した各出力電圧の電圧値、前記交流定電流の電
    流値、前記1のセルの内部抵抗、前記第1および第2の
    抵抗の各抵抗値、並びに前記基準抵抗の抵抗値に基づい
    て前記接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定方法。
  3. 【請求項3】 測定対象体としての接触部における接触
    抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定装置であって、 前記接触部の両端にそれぞれ接続可能な一対のプローブ
    と、一対の入力端を有する差動増幅器と当該各入力端お
    よびアース間にそれぞれ接続された第1および第2の抵
    抗とを備えて当該一対の入力端に接続される一対の入力
    部間に入力された電圧を差動増幅可能に構成された差動
    増幅回路と、一方の前記プローブと前記差動増幅回路の
    一方の前記入力部との間に接続される定電圧源と、前記
    接触部の両端に前記一対のプローブをそれぞれ接続する
    と共に当該他方のプローブおよび前記差動増幅回路の前
    記他方の入力部を接続する第1の接続状態と抵抗値が既
    知の基準抵抗を介して当該他方のプローブおよび当該他
    方の入力部を接続する第2の接続状態とを切り替えるス
    イッチと、前記接触抵抗の抵抗値を演算する演算部とを
    備え、 前記演算部は、前記スイッチによって前記第1の接続状
    態に切り替えられた状態における前記差動増幅回路の出
    力電圧の電圧値、前記スイッチによって前記第2の接続
    状態に切り替えられた状態における前記出力電圧の電圧
    値、前記定電圧源の電圧値、前記第1および第2の抵抗
    の各抵抗値、並びに前記基準抵抗の抵抗値に基づいて前
    記接触抵抗の抵抗値を演算する抵抗測定装置。
  4. 【請求項4】 積層電池内部の1のセルに接続されてい
    る電極線における接触抵抗の抵抗値を測定する抵抗測定
    装置であって、 前記1のセルに接続されている一対の前記電極線にそれ
    ぞれ接続可能な一対のプローブと、一対の入力端を有す
    る差動増幅器と当該各入力端およびアース間にそれぞれ
    接続された第1および第2の抵抗とを備えて当該一対の
    入力端に接続される一対の入力部間に入力された電圧を
    差動増幅可能に構成された差動増幅回路と、前記積層電
    池に交流定電流を供給する定電流源と、前記一対の電極
    線に前記一対のプローブの一方および他方をそれぞれ接
    続すると共に当該他方のプローブおよび前記差動増幅回
    路の前記他方の入力部を接続する第1の接続状態と抵抗
    値が既知の基準抵抗を介して当該他方のプローブおよび
    当該他方の入力部を接続する第2の接続状態とを切り替
    えるスイッチと、前記接触抵抗の抵抗値を演算する演算
    部とを備え、 前記演算部は、前記スイッチによって前記第1の接続状
    態に切り替えられた状態における前記差動増幅回路の出
    力電圧の電圧値、前記スイッチによって前記第2の接続
    状態に切り替えられた状態における前記出力電圧の電圧
    値、前記交流定電流の電流値、前記1のセルの内部抵
    抗、前記第1および第2の抵抗の各抵抗値、並びに前記
    基準抵抗の抵抗値に基づいて前記接触抵抗の抵抗値を演
    算する抵抗測定装置。
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