JP2003065615A - 冷凍機 - Google Patents

冷凍機

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JP2003065615A
JP2003065615A JP2001252800A JP2001252800A JP2003065615A JP 2003065615 A JP2003065615 A JP 2003065615A JP 2001252800 A JP2001252800 A JP 2001252800A JP 2001252800 A JP2001252800 A JP 2001252800A JP 2003065615 A JP2003065615 A JP 2003065615A
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compressor
expander
compression mechanism
refrigerator
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Ryuzaburo Yajima
龍三郎 矢嶋
Hideki Hara
日出樹 原
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒として例えば二酸化炭素などを用いる冷
凍機において、より簡単な構成で、動力回収効率の向上
と共に吐出温度の低下を図ることが可能な冷凍機を提供
する。 【解決手段】 圧縮機2の吐出側に、順次、ガス冷却器
4と膨張機6と蒸発器8とを接続して冷媒循環回路を形
成すると共に、膨張機6における冷媒流入口6aと冷媒
流出口6bとの間の箇所と、圧縮機構1における吸込口
1bと吐出口1aとの間の箇所とを相互に接続するバイ
パス経路10を設けて、膨張機6における中間圧力の冷
媒が上記バイパス経路10を通して圧縮機構1にインジ
ェクションされるように形成する。これにより、簡単な
構成で、良好な動力回収効率を維持でき、また、吐出温
度の低下を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍サイクル中
の高圧側の圧力が超臨界域で制御される冷媒を用いて運
転される冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような冷凍機が、例えば特開20
00−329416号公報に記載されている。この冷凍
機では、図14に示すように、冷媒を吸入圧縮する圧縮
機51の吐出側に、順次、ガス冷却器52、膨張機5
3、蒸発器54が接続されて冷媒循環回路が形成されて
いる。冷媒として二酸化炭素を用いる場合、この冷媒
は、圧縮機51で冷媒の臨界圧力を超える圧力まで圧縮
され、ガス冷却器52にて冷却された後、膨張機53を
通して減圧膨張される。次いで、蒸発器54にて蒸発し
た後、圧縮機51に返流される。
【0003】ここでの膨張機53は、冷媒の減圧膨張
が、膨張エネルギの機械エネルギへの変換(膨張仕事)
を伴って生じるように構成されたもので、冷媒は、この
膨張器53通過時に、図15に示すように、等エントロ
ピ線(c−d)に沿って相変化をしながらそのエンタル
ピを低下させていく。この結果、フロンを使用した従来
の冷凍サイクルにおいて、図中破線で示すように、冷媒
の減圧時に膨張仕事をさせることなく単純に断熱膨張さ
せていた場合(等エンタルピ変化させていた場合)に比
べ、膨張仕事Δi分だけ蒸発器54の冷媒入口側と出口
側とにおける冷媒の比エンタルピ差が増大し、冷凍能力
が大きくなる。
【0004】なお、図14に示した冷媒回路には、ガス
冷却器52と膨張機53との間に主流側熱交換部55が
設けられ、また、ガス冷却器52で冷却された冷媒の一
部をこのガス冷却器52の入口側に戻す分流配管56が
さらに設けられている。この分流配管56には、順次、
固定絞り57、この分流配管56を流れる冷媒と上記主
流側熱交換部55を流れる冷媒との間で相互に熱交換さ
せるための副流側熱交換部58、第2圧縮機59が介設
されている。この第2圧縮機59が膨張機53での上記
した膨張エネルギによって作動され、冷媒を圧縮してガ
ス冷却器52の入口側に送り込むようになっている。し
たがって、前記圧縮機51の圧縮仕事量の一部が膨張機
53・第2圧縮機59によって回収され、この結果、冷
凍サイクルのCOP(成績係数)を向上させることが可
能になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような冷凍機では、二酸化炭素の比熱比が大きいために
吐出温度が高くなる傾向にあり、特に低温冷凍機に使用
する場合には、蒸発温度が低いために著しく吐出温度が
上昇して、機器の信頼性を低下させるという問題が生じ
る。
【0006】なお、前記公報記載の冷凍機では、ガス冷
却器52で冷却された冷媒の一部を、圧縮機51の吐出
側に戻す回路になっており、これによって吐出温度をあ
る程度低下させるようにすることが可能である。しかし
ながら、このためには固定絞り57や熱交換部58、第
2圧縮機59が介設された分流配管56を設けることが
必要になって構成が複雑になり、このために経済性が低
下するという問題がある。また、分流配管56を流れる
冷媒は膨張機53を通過しないために、動力回収効率が
その分低下するという問題もある。
【0007】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、より簡単な構成
で、動力回収効率の向上と共に吐出温度の低下を図るこ
とが可能な冷凍機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の冷凍
機は、ガス冷媒を圧縮する圧縮機構1の吐出側に、順
次、ガス冷却器4と膨張機6と蒸発器8とを接続して冷
媒循環回路を形成した冷凍機であって、膨張機6におけ
る冷媒流入口6aと冷媒流出口6bとの間の箇所と、圧
縮機構1における吸込口1bと吐出口1aとの間の箇所
とを相互に接続するバイパス配管10を設けて、膨張機
6における中間圧力の冷媒が上記バイパス配管10を通
して圧縮機構1にインジェクションされるように形成し
ていることを特徴としている。
【0009】このような構成によれば、膨張機6から中
間圧・中間温度の冷媒が抽気され、これが圧縮機構1に
インジェクションされることによって、吐出温度がより
低く抑えられ、信頼性が向上する。また、圧縮機構1に
インジェクションされる冷媒も、膨張機6である程度の
膨張仕事を行った後の冷媒であるので、膨張機6での全
体的な動力回収効率もより良好なものとなる。したがっ
て、膨張機6と圧縮機2とをバイパス配管10で接続す
るという極めて簡単な構成で、経済性や信頼性がより向
上した装置とすることが可能になる。
【0010】請求項2の冷凍機は、請求項1の冷凍機に
おいて、膨張機6へのバイパス配管10の接続口6cに
おける冷媒圧力が圧縮機構1へのバイパス配管10の接
続口1cにおける冷媒圧力よりも高くなるように、膨張
機6と圧縮機構1とへのバイパス配管10の各接続口6
c・1cが設定されていることを特徴としている。
【0011】このような設定により、バイパス配管10
を挟んで両側の圧力差に応じて、膨張機6の中間圧の冷
媒が圧縮機構1にインジェクションされる。したがっ
て、圧縮機構1へのインジェクションのための圧力調整
手段などを別途必要としないので、これによっても構成
をより簡素なものとすることができる。
【0012】請求項3の冷凍機は、請求項1または2の
冷凍機において、ガス冷却器4と膨張機6とを相互に接
続する配管内を流れる冷媒と、上記バイパス配管10内
を流れる冷媒との間で熱交換を生じさせる熱交換部31
を設けていることを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、ガス冷却器4を
通過した冷媒は、熱交換部31通過時にバイパス配管1
0を流れる冷媒に放熱して温度低下をさらに生じた後、
膨張機6に流入して減圧膨張し、蒸発器8に送られる。
この結果、この蒸発器8での蒸発熱量が増加して冷凍能
力が大きくなるので、これによってもCOPが向上す
る。
【0014】請求項4の冷凍機は、請求項1、2または
3の冷凍機において、バイパス配管10に気液分離器3
2を介設し、この気液分離器32で分離されたガス冷媒
が圧縮機構1にインジェクションされるように形成する
一方、気液分離器32で分離された液冷媒を蒸発器8の
入口側に導くバイパス分岐配管34を設けていることを
特徴としている。
【0015】このように気液分離器32を設けて冷媒中
の液成分を除いて圧縮機構1にインジェクションするこ
とで、この圧縮機構1での液圧縮のおそれが解消される
ので、さらに信頼性が向上する。また、気液分離器32
で分離された液冷媒は、蒸発器8に送られてこの蒸発器
8で蒸発するので、冷凍能力の低下も抑えられる。
【0016】請求項5の冷凍機は、請求項1から4のい
ずれかの冷凍機において、バイパス配管10に流量制御
手段35を介設していることを特徴とする。
【0017】このように、バイパス配管10に流量制御
手段35を設けることによって、圧縮機構1へのインジ
ェクション量をバイパス配管10を挟んで両側の差圧だ
けによらずに、運転状態の変化等に応じて制御すること
が可能となるので、より効率的な運転状態を維持するこ
とができる。
【0018】例えば請求項6のように、圧縮機構1から
吐出されるガス冷媒の温度を検出する温度検出手段36
と、この温度検出手段36での検出温度に基づいて上記
流量制御手段35を制御するバイパス流量制御手段37
とを設けた構成として、例えば検出温度が高くなるとイ
ンジェクション量を大きくする等の制御を行うことによ
り、吐出温度の過熱がより確実に抑えられた装置とする
ことができる。
【0019】またこの場合に、請求項7のように、上記
検出温度が設定温度未満のときは、検出温度が設定温度
に達するまでバイパス配管10を流れる冷媒流量が次第
に少なくなるように、上記バイパス流量制御手段37が
流量制御手段35を制御する構成とすることも可能であ
る。すなわち、適正運転範囲の上限温度を上記の設定温
度とすれば、吐出温度が上限温度に達するまではインジ
ェクション量を減少させる制御が行われ、これに伴って
膨張機6を通る冷媒流量が極力大きくなる状態で運転が
継続されるので、回収動力が増加してCOPがより向上
した装置とすることができる。
【0020】請求項8の冷凍機は、請求項1から7のい
ずれかの冷凍機において、バイパス配管10に、膨張機
6から圧縮機構1に向かう流れを許容する一方、圧縮機
構1から膨張機6に向かう流れを阻止する逆止弁38を
設けていることを特徴としている。
【0021】このような逆止弁38を設けることによ
り、運転条件が変動する場合でもバイパス配管10を通
しての冷媒の逆流が防止されるので、COPの向上した
運転状態を安定して維持させることができる。
【0022】請求項9の冷凍機は、請求項1から8のい
ずれかの冷凍機において、膨張機6がスクロール式であ
ることを特徴としている。
【0023】このようなスクロール式の膨張機では、内
部に冷媒流入口6aや冷媒流出口6bのいずれにも非連
通状態で保持される膨張室が形成されている。これに対
し、例えばロータリ式の膨張機の場合には、冷媒流入口
を通してシリンダ内に高圧冷媒を流入させた後、冷媒流
入口とシリンダ内部との連通状態を遮断してシリンダ内
で冷媒を膨張させることが必要で、このためには、冷媒
流入口に高圧弁を設けること等が必要になる。したがっ
て、膨張機6をスクロール式のものとすれば上記のよう
な高圧弁等は不要であるので、これによっても構成が簡
素なものになり、また、高効率の動力回収を行わせるこ
とができる。
【0024】請求項10の冷凍機は、請求項1から9の
いずれかの冷凍機において、圧縮機構1が1基の圧縮機
2から成り、この圧縮機2がスクロール式圧縮機である
ことを特徴としている。
【0025】このように圧縮機構1を1基の圧縮機2で
構成する場合、圧縮途中の中間圧力領域に冷媒をインジ
ェクションするためには、圧縮機シリンダ内に開口する
中間ポートを設けて、これに前記バイパス配管10を接
続する構成にすることが必要になる。このような圧縮機
を例えばロータリ式とした場合には、シリンダ内を通し
て中間ポートが吸込口に連通するために、インジェクシ
ョンされた冷媒が吸込圧まで低下してしまい、これを圧
縮するために余分な圧縮仕事が必要になる。これに対
し、スクロール式では、前記同様に吸込口や吐出口のい
ずれにも非連通状態で保持される圧縮室が形成されてい
るので、この圧縮室にインジェクションすることで、イ
ンジェクション冷媒が吸込圧まで低下することはない。
したがって、スクロール式圧縮機で構成することで、圧
縮機効率が向上した装置とすることができる。
【0026】請求項11の冷凍機は、請求項1から10
のいずれかの冷凍機において、圧縮機構1が相互に直列
接続された低段側圧縮機41と高段側圧縮機42とから
成り、低段側圧縮機41の吐出口と高段側圧縮機42の
吸込口との間に前記バイパス配管10を接続すると共
に、これら低段側圧縮機41と高段側圧縮機42とがロ
ータリ式圧縮機またはスイング式圧縮機であることを特
徴とする。
【0027】すなわち、低段側圧縮機41と高段側圧縮
機42とを設けて圧縮機構1を構成する場合、各圧縮機
にはシリンダ内に連通する中間ポートを設けることな
く、これら低段側圧縮機41と高段側圧縮機42との間
の接続管にバイパス配管10を接続して構成することが
できる。そしてこの場合の圧縮機としてロータリ式圧縮
機またはスイング式圧縮機を採用することで、スクロー
ル式圧縮機等に比べ、冷媒が例えば二酸化炭素の場合に
より圧縮機効率の向上した装置とすることができる。
【0028】請求項12の冷凍機は、請求項1から11
のいずれかの冷凍機において、高圧側が超臨界域で運転
されることを特徴とし、また請求項13の冷凍機は、請
求項1から12のいずれかの冷凍機において、冷媒が二
酸化炭素であることを特徴としている。
【0029】このように高圧側が超臨界域で運転される
装置では、吐出温度が高くなり易く、また冷媒として二
酸化炭素を用いる装置では、二酸化炭素は比熱比が大き
いことから吐出温度が高くなり易いが、前記した膨張機
6の中間圧の冷媒を圧縮機構1の中間圧力領域にインジ
ェクションすることで吐出温度が抑えられるので、この
ような場合でも、信頼性が高く、また、運転範囲の拡大
された装置とすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕次に、この発明の
一実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る冷凍機では、ガス
冷媒を圧縮する圧縮機構1が1基のスクロール式圧縮機
2によって構成され、この圧縮機2の吐出口1aに、順
次、吐出配管3、ガス冷却器4、ガス管5、膨張機6、
液管7、蒸発器8、吸込配管9が接続されている。この
吸込配管9を圧縮機2の吸込口1bに接続することによ
って、冷媒循環回路が形成されている。さらに膨張機6
には、ガス管5が接続された冷媒流入口6aと、液管7
が接続された冷媒流出口6bとの間に中間接続口6cが
形成されており、この中間接続口6cを、圧縮機2にお
ける吐出口1aと吸込口1bとの間に形成されている中
間接続口1cに接続するバイパス配管10が設けられて
いる。
【0031】膨張機6は、図3に示すように、固定側渦
巻きラップ11が設けられた固定スクロール12に、可
動側渦巻きラップ13を備える旋回スクロール14を組
付けて形成されたスクロール式膨張機によって構成され
ている。固定スクロール12中央の流入口6aを通して
高圧のガス冷媒が流入すると、これは両渦巻きラップ1
1・13間を螺旋状に流れる間に、旋回スクロール14
に旋回動作を生じさせながら次第に減圧膨張し、液冷媒
になって冷媒流出口6bを通して前記液管7へと流出す
る。さらに詳細には、固定側渦巻きラップ11と可動側
渦巻きラップ13との間には、これら11・13が複数
箇所で接触することによって、流入口6aに連通する内
側の高圧室15aと、流出口6bに連通する外側の低圧
室15bと、これら両室15a・15bの間の膨張室1
5cとに区画される。この膨張室15cは、旋回スクロ
ール14の旋回に伴って両ラップ11・13の接触領域
が変化しても、流入口6aと流出口6bとの双方への非
連通状態が保持されて圧力的に独立した空間になるよう
に形成されている。前記中間接続口6cは、この膨張室
15cに臨む位置に形成されている。また、この中間接
続口6cは、この膨張室15cで膨張する冷媒圧力が、
前記した圧縮機2における中間接続口1cの箇所での圧
力よりも高くなる箇所に形成されている。
【0032】本実施形態では圧縮機2も、図4に示すよ
うに、スクロール式の圧縮機で構成されている。この場
合も上記とほぼ同様に、前記吐出口1aに連通する高圧
室2aと、吸込口1bに連通する低圧室2bとの間に形
成されている圧縮室2c、すなわち、吐出口1aと吸込
口1bとの双方への非連通状態が保持されて圧力的に独
立した空間に臨ませて、前記中間接続口1cが形成され
ている。
【0033】次に上記構成の冷凍機において、二酸化炭
素を冷媒として使用するときの運転状態について、図2
を参照して説明する。冷媒は、圧縮機2において適切な
超臨界圧力状態aまで圧縮され、圧縮されたガス冷媒
は、ガス冷却器4を通過する際に熱を適切な冷却材、例
えば冷却空気または水に放出し、状態bまで冷却され
る。次いで、この冷媒は膨張機6に流入し、この膨張機
6の通過時に減圧膨張して液冷媒に変化する(状態
c)。次いで、この液冷媒が蒸発器8で蒸発し(状態
d)、圧縮機2に返流されて圧縮される。
【0034】ここで、膨張機6通過時には、前記した旋
回スクロール14に旋回動作を生じさせるような膨張仕
事を伴い、これによって、冷媒は等エントロピ線(b−
c)に沿って相変化をしながらそのエンタルピを低下さ
せていく。この結果、蒸発器8の冷媒入口側(c)と出
口側(d)とにおける冷媒の比エンタルピ差が増大し、
冷凍能力が大きくなる。
【0035】また、膨張機6で冷媒が行った膨張仕事
は、これが旋回スクロール14に機械的エネルギとして
付与されるので、例えばこの旋回スクロール14の回転
軸に発電機を取付けて電気エネルギに変換し、これを圧
縮機2の駆動電力として入力する等の構成にすることに
よって回収することができる。これにより、全体的な冷
凍サイクルのCOP(成績係数)が向上する。
【0036】さらに本実施形態においては、上記した冷
媒循環サイクルと同時に、膨張機6から、図2において
e点で示されるような中間圧力・中間温度の湿り冷媒
が、前記バイパス配管10を通して圧縮機2にインジェ
クションされる。この結果、圧縮機2では、吸込口1b
を通して流入したガス冷媒は、状態dから状態fまで圧
縮されたときに上記の冷媒が混合されることで、この混
合ガス全体は状態gに変化する。なお、同図に付記して
いる破線は等温線を示しており、状態fから状態gへの
変化に伴い、この間の等温線の数に相当する温度低下が
生じる。そして、状態gから、これら混合ガス全体が前
記した超臨界圧力状態aの点に至るまで圧縮され吐出さ
れる。
【0037】同図における二点鎖線は、d−fをそのま
ま上方に延長した線、すなわち、上記のようなインジェ
クションを行わない場合の圧縮線を示している。この場
合に上記同様の超臨界圧力状態a’まで圧縮されたとき
の吐出温度に対し、本実施形態ではΔTの温度低下が生
じている。このように、吐出温度がより低くなるので、
例えば圧縮機2におけるオイル劣化が抑制され、また、
焼き付き等が防止されて信頼性が向上した装置とするこ
とが可能になっている。
【0038】以上のように、本実施形態の冷凍機におい
ては、膨張機6から中間圧の冷媒が抽気されて、これ
が、この中間圧よりも低く設定された圧縮機2の中間圧
にインジェクションされるように構成されている。この
場合、圧縮機2にインジェクションされる冷媒も、膨張
機6である程度の膨張仕事を行った後の冷媒であるの
で、膨張機6での全体的な動力回収効率もより良好なも
のとなる。しかも、膨張機6と圧縮機2とをバイパス配
管10で接続するという極めて簡単な構成で吐出温度を
低下させることが可能であり、これによって、経済性や
信頼性がより向上した装置になり、また、運転範囲を拡
大することが可能になる。また上記では、膨張機6への
バイパス配管10の接続口6cにおける冷媒圧力が、圧
縮機2へのバイパス配管10の接続口1cにおける冷媒
圧力よりも高くなるように、膨張機6と圧縮機2とへの
バイパス配管10の各接続口6c・1cが設定されてい
る。したがって、バイパス配管10を挟んで両側の圧力
差に応じて、膨張機6の中間圧の冷媒が圧縮機2にイン
ジェクションされ、圧縮機2へのインジェクションのた
めの圧力調整手段などを別途必要としないので、これに
よっても構成がより簡素なものになっている。
【0039】さらに本実施形態においては、膨張機6と
圧縮機2との双方がスクロール式のもので構成されてお
り、これによっても構造の簡素化や、動力回収効率の向
上を図ることが可能になっている。まず膨張機について
は、これを例えば図5に示すようなロータリ式膨張機2
0で構成しようとすると、ガスの流入口に高圧弁21が
必要になる。すなわち、同図(a)の状態で高圧弁21
を開にして高圧ガスをシリンダ内に流入させたとき、こ
の流入ガスの膨張に伴ってロータリピストン20aに同
図(b)(c)(d)のように回転動作を生じさせるた
めには、これら(b)(c)(d)の間で高圧弁21を
閉にしておくことが必要であり、これによって、シリン
ダ内に流入した高圧ガスが次第に膨張して圧力が低下す
る。
【0040】このような高圧弁21が無い場合にはシリ
ンダ内が常に高圧に維持され、減圧による膨張がなされ
ないことになって充分な膨張仕事を取り出すことができ
ずに、膨張機の効率が著しく低下する。また、上記のよ
うな高圧弁21を設ける場合、この高圧弁21の開閉タ
イミングを制御するカム機構などの開閉機構が必要にな
って、構造的に複雑なものともなる。
【0041】これに対し、本実施形態におけるスクロー
ル型の膨張機6では、前記したように、冷媒流入口6a
に連通する高圧室15aと、冷媒流出口6bに連通する
低圧室15bとの間に、冷媒流入口6aと冷媒流出口6
bとのいずれにも非連通状態で保持される膨張室15c
が形成されているので、この膨張室15c内で高圧ガス
が膨張しながら膨張仕事をすることになる。したがっ
て、スクロール式の場合には高圧弁や低圧弁、また、弁
を開閉する機構などは不要であり、このため、簡素な構
成で高効率の動力回収を行わせることができる。
【0042】一方、圧縮機について、これを例えば図6
に示すスイング式圧縮機25で構成しようとする場合を
例に挙げて説明する。同図(a)は、吐出口25aがピ
ストン25bによって閉じられた位相角0度の状態を示
しており、この状態からピストン25bがシリンダ内壁
面に沿って、同図(b)(c)(d)に示すように揺動
することにより、ピストン25bを挟んで一方の側(図
においては右側で、吸込口25cを通して冷媒がシリン
ダ内に吸込まれ、他方の側で、吸込まれた冷媒が圧縮さ
れて吐出口25aから吐出される。この圧縮機25内
に、前記バイパス配管10を通して冷媒を中間圧力領域
にインジェクションするために、シリンダ端面において
圧縮側のシンリンダ室内に臨む位置に、インジェクショ
ン用の中間接続口25dが形成されており、これは、ピ
ストン25bの揺動動作に伴い、同図(c)(d)にお
ける圧縮過程の後半では、ピストン25bの端面で塞が
れるようになっている。
【0043】この場合の中間接続口25aが開口状態と
なる範囲は、同図(e)に網線を施して示しているよう
に、−9度から166度の範囲である。すなわち、中間
接続口25aは−9度から0度をやや超える範囲で、吸
込口25cに連通する状態を生じ、このとき、インジェ
クションされた冷媒が吸入圧まで、或いは吸入圧近くま
で低下し、また、インジェクションされる冷媒量も大き
くなる。このため、このインジェクションされた冷媒に
対しての圧縮仕事量が大きくなって、全体的な運転効率
が低下する。なお、ロータリ式の圧縮機においてもほぼ
同様のものになる。
【0044】これに対し、本実施形態におけるスクロー
ル型の圧縮機2では、前記した圧縮室2cが閉じきられ
て吸込口1bに連通することはなく、したがって、この
圧縮室2cに臨む前記中間接続口1cを通してインジェ
クションされた冷媒は、吸込口1bでの吸込圧まで低下
することはなく、また、前記バイパス配管10を挟んで
膨張機6と圧縮機2との各中間圧に応じて、その差圧に
よって圧縮機2に流入する冷媒は、その量が過大なもの
になることはないので、この圧縮機2においてより良好
な運転効率を維持することができる。
【0045】〔実施形態2〕次に、この発明の他の実施
形態について図7を参照して説明する。なお、説明の便
宜上、上記実施形態1についての各説明図に挙げた部材
と同一の機能を有する部材に同一の符号を付記して、そ
の詳細な説明を省略する。後述するさらに他の実施形態
においても同様とする。本実施形態における冷凍機で
は、バイパス配管10とガス管5との各中途部を相互に
隣接させた熱交換部31を設けて形成されている。すな
わち、膨張機6の中間圧から抽気されてバイパス配管1
0を流れる冷媒に、ガス管5を流れる冷媒から熱が付与
され、これによって、ガス管5を流れる冷媒にこの領域
で温度低下が生じるように構成されている。
【0046】このような構成でのモリエル線図を図8に
示している。なお同図中の破線は、上記のような熱交換
部31を設けていない構成、すなわち、前記図1に示し
た冷凍機でのモリエリ線図(図2)である。図8に示さ
れているように、ガス冷却器4を通過して冷却された状
態bの冷媒は、上記の熱交換部31を通過時に、バイパ
ス配管10内を流れる中間圧力・中間温度の冷媒に熱を
付与して、状態b’までさらに温度が低下する。これが
膨張機6で前記同様に減圧膨張されて状態c’になり、
蒸発器8で蒸発されて状態dに達する。したがって、蒸
発器8の入口側(c’)と出口側(d)とにおける冷媒
の比エンタルピ差は、図1を参照して説明した冷凍機の
場合(d−c)に比べて大きくなる。この結果、圧縮機
2での吐出温度は若干高くはなるものの、冷凍効果が増
大してCOPが向上する。
【0047】〔実施形態3〕図9に、この発明のさらに
他の実施形態における冷凍機の冷媒回路図を示してい
る。この装置は、バイパス配管10に気液分離器32を
介設して構成されている。すなわち、パイパス配管10
が、この気液分離器32を膨張機6に接続する上流側配
管10aと、気液分離器32を圧縮機2に接続する下流
側配管10bとに分割形成され、気液分離器32内で分
離されたガス冷媒が下流側配管10bを通して圧縮機2
にインジェクションされるように、この下流側配管10
bは、気液分離器32における上部側に接続されてい
る。また、気液分離器32の底部には、絞り33が介設
されたバイパス分岐配管34が接続され、気液分離器3
2内で分離された液冷媒が、このバイパス分岐配管34
を通して、蒸発器8の入口側に供給されるように構成さ
れている。
【0048】このような構成によれば、膨張機6から抽
気された中間圧の冷媒中に液冷媒が含まれている場合、
この液冷媒は気液分離器32で分離されて除かれ、ガス
冷媒のみが圧縮機2にインジェクションされる。したが
って、圧縮機2で液圧縮を生じることが確実に防止さ
れ、信頼性がさらに向上する。なお、分離された液冷媒
は、膨張機6の冷媒流出口6bを通して流出した冷媒と
共に蒸発器8に供給されるので、冷凍能力の低下も抑え
られる。
【0049】〔実施形態4〕図10に示している冷凍機
は、バイパス配管10に流量制御弁(流量制御手段)3
5を介設して構成されている。また、吐出配管3に付設
されている吐出温度検出用のサーミスタ等からなる温度
センサ(温度検出手段)36での検出温度に基づいて、
上記流量制御弁35の開度を制御するバイパス流量制御
部(バイパス流量制御手段)37が、図示しない運転制
御装置内に設けられている。上記温度センサ36での検
出温度が適正運転範囲の上限温度として設定されている
設定温度未満のときは、検出温度が設定温度に達するま
で、バイパス配管10を流れる冷媒流量を次第に小さく
する制御が、上記バイパス流量制御部37によって行わ
れる。
【0050】このように、吐出温度を検知し、吐出温度
が上限温度未満の場合にはインジェクション量を減少さ
せる制御が行われることで、膨張機6を通る冷媒流量を
極力大きくした運転状態が保持される。したがって、回
収動力が増加してCOPがさらに向上する。
【0051】〔実施形態5〕図11に示している冷凍機
は、バイパス配管10に逆止弁38を介設して構成され
ている。この逆止弁38を挟んで膨張機6側の圧力が圧
縮機2側の圧力よりも高いときには、膨張機6からその
中間圧の冷媒が、前記同様に圧縮機2の中間圧領域にイ
ンジェクションされる。一方、圧縮機2側の圧力の方が
膨張機6側よりも高くなるとこの逆止弁38が閉弁し、
圧縮機2側から膨張機6に向かう冷媒流れが阻止され
る。このような逆止弁38を設けることにより、運転条
件が変動する場合でもバイパス配管10を通しての冷媒
の逆流が防止されるので、COPの向上した運転状態が
安定して維持される。
【0052】〔実施形態6〕前記各実施形態1〜5の冷
凍機では、ガス冷媒を圧縮する圧縮機構1が1基のスク
ロール式圧縮機2によって構成されているのに対し、本
実施形態の冷凍機は、図12に示すように、低段側圧縮
機41と高段側圧縮機42との2基の圧縮機を相互に直
列接続して圧縮機構1が構成されている。その他の構成
は前記図1を参照して説明した実施形態1と同様であ
る。
【0053】バイパス配管10は、低段側圧縮機41の
吐出口と高段側圧縮機42の吸込口とを相互に接続する
接続配管43に接続されている。また、これら圧縮機4
1・42は、双方がロータリ式圧縮機またはスイング式
圧縮機で構成されている。なお、一方をロータリ式圧縮
機、他方をスイング式圧縮機として構成することも可能
である。
【0054】このような構成の冷凍機においても、膨張
機6から抽気された中間圧の冷媒が、低段側圧縮機41
と高段側圧縮機42との間の中間圧力領域にインジェク
ションされ、これによって、前記図2のモリエル線図を
参照して説明したものと同様の運転状態を得ることがで
きる。この結果、前記同様に、COPの向上と共に、吐
出温度が低下されて信頼性も向上した装置とすることが
できる。
【0055】なおこの場合、バイパス配管10は各圧縮
機41・42間の接続配管43に接続すれば良く、接続
ポートをいずれかの圧縮機41・42のシリンダ内に開
口するように形成する必要はないことから、これら圧縮
機41・42は、前記のようにスイング式若しくはロー
タリ式のものを採用して構成されている。図13に、ス
イング式およびロータリ(RC)式の圧縮機と、スクロ
ール式の圧縮機との圧縮機効率の比較グラフを示してい
る。
【0056】これら圧縮機は、図のように、シリンダ容
積が特定の範囲で圧縮機効率が最大になるような傾向を
持っている。シリンダ容積が小さくなるとスイング式お
よびロータリ式が効率的に優位になり、シリンダ容積が
大きくなるとスクロール式が優位になる。また、例えば
空調冷凍機において、冷媒としてR407Cを用いる場
合と二酸化炭素を用いる場合とでシリンダ容積を比較し
てみると、二酸化炭素は高圧で体積能力が大きいので、
同一能力を出すためのシリンダ容積はR407Cの場合
に比べて著しく小さくなる。特に市場において需要の多
い3〜10RTを考えた場合には、二酸化炭素ではスイ
ング式やロータリ式の方がスクロール式に対して圧縮機
効率が高くなる。したがって、本実施形態では低段側圧
縮機41や高段側圧縮機42としてスイング式若しくは
ロータリ式のものを用いることによっても、より高効率
の運転が行われる装置になっている。
【0057】以上にこの発明の具体的な実施形態につい
て説明したが、この発明は上記各形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更することが可能
である。例えば図12を参照して説明した実施形態6の
冷凍機において、圧縮機構1が低段側圧縮機41と高段
側圧縮機42とから成る構成については、これを、図7
〜図11を参照してそれぞれ説明した実施形態2〜5の
各冷凍機でのスクロール式圧縮機2から成る圧縮機構1
にそれぞれ置き換えて構成することが可能である。ま
た、低段側圧縮機41と高段側圧縮機42とのいずれか
一方、または双方をさらに複数の圧縮機に置き換えて構
成しても良い。
【0058】また、実施形態2での熱交換部31を設け
た構成、実施形態3での気液分離器32を設けた構成、
実施形態4での流量制御弁35を設けた構成、実施形態
5での逆止弁38を設けた構成は、これらを任意に組み
合わせた装置構成とすることも可能である。
【0059】また上記では、冷媒として二酸化炭素を用
いる場合を例に挙げたが、例えばエチレン、エタン、酸
化窒素など、高圧側が超臨界域で運転される冷媒を用い
る冷凍機にも本発明を適用して構成することが可能であ
る。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1の冷凍機は、膨
張機における中間圧力の冷媒を圧縮機構の中間圧力領域
にインジェクションさせるためのバイパス配管を設ける
という簡単な構成で、膨張機での動力回収を効率的に行
うことができ、しかも、吐出温度の低下を図ることが可
能であって、経済性や信頼性がより向上した装置とする
ことができる。
【0061】請求項2の冷凍機においては、膨張機にお
ける抽気口での圧力に対し、圧縮機構におけるインジェ
クション口での圧力が低くなるように、これら膨張機と
圧縮機構とへのバイパス配管の各接続口が設定されてい
る。これにより、膨張機から圧縮機構へのインジェクシ
ョンのための圧力調整手段などを別途必要としないの
で、これによっても構成をより簡素なものとすることが
できる。
【0062】請求項3の冷凍機は、ガス冷却器と膨張機
との間を流れる冷媒と、バイパス配管を流れる冷媒との
間で熱交換を生じさせる熱交換部が設けられているの
で、この熱交換部でさらに温度低下を生じた冷媒が膨張
機・蒸発器を順次流れることになる。この結果、蒸発器
での蒸発熱量が増加して冷凍能力が大きくなり、COP
が向上する。
【0063】請求項4の冷凍機は、膨張機から抽気した
冷媒中の液成分を気液分離器によって分離した後に圧縮
機構にインジェクションするように構成されているの
で、圧縮機構での液圧縮のおそれが解消されて、信頼性
がさらに向上する。
【0064】請求項5の冷凍機は、バイパス配管に流量
制御手段が介設されているので、例えば、請求項6のよ
うに、圧縮機構から吐出されるガス冷媒の温度を検出す
る温度検出手段を設けて、検出される吐出温度に基づく
制御を行うことにより、吐出温度の過熱がより確実に抑
えられる装置とすることができる。
【0065】また請求項7のように、検出温度が設定温
度に達するまでバイパス配管を流れる冷媒流量が次第に
小さくなるような制御構成とすれば、適正運転範囲の上
限温度を上記の設定温度として、この設定温度に達する
まではインジェクション量を減少させて膨張機を通る冷
媒流量を大きくする制御が行われるので、回収動力が増
加してCOPがより向上する。
【0066】請求項8の冷凍機は、バイパス配管に逆止
弁が設けられているので、運転条件が変動する場合でも
バイパス配管を通しての冷媒の逆流が防止されて、CO
Pの向上した運転状態を安定して維持させることができ
る。
【0067】請求項9の冷凍機は、膨張機が、内部に冷
媒流入口や冷媒流出口のいずれにも非連通状態で保持さ
れる膨張室を備えるスクロール式の膨張機で構成されて
いるので、冷媒流入口に高圧弁を設けること等が不要
で、これによっても構成が簡素なものになり、また、高
効率の動力回収を行わせることができる。
【0068】請求項10の冷凍機は、圧縮機構が1基の
スクロール式圧縮機で構成されている。このスクロール
式のものは、前記同様に吸込口や吐出口のいずれにも非
連通状態で保持される圧縮室が形成されているので、こ
の圧縮室にインジェクションすることで、インジェクシ
ョン冷媒が吸込圧まで低下することはなく、これによっ
て、圧縮機効率が向上した装置とすることができる。
【0069】請求項11の冷凍機は、圧縮機構が、それ
ぞれロータリ式圧縮機またはスイング式圧縮機から成る
低段側圧縮機と高段側圧縮機とを相互に直列接続して構
成されている。このようにロータリ式またはスイング式
とすることで、スクロール式圧縮機等に比べ、冷媒が例
えば二酸化炭素の場合に、より圧縮機効率の向上した装
置とすることができる。
【0070】特に請求項12や請求項13のように、吐
出温度が高くなり易い場合でも、膨張機の中間圧の冷媒
を圧縮機構の中間圧力領域にインジェクションすること
で吐出温度が抑えられるので、高効率で信頼性の高い装
置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における冷凍機の冷媒回
路図である。
【図2】上記冷凍機における冷凍サイクルを説明するた
めのモリエル線図である。
【図3】上記冷凍機における膨張機の内部構造を示す断
面模式図である。
【図4】上記冷凍機における圧縮機の内部構造を示す断
面模式図である。
【図5】ロータリ式膨張機での膨張動作工程を示す説明
図である。
【図6】スイング式圧縮機での圧縮動作工程を示す説明
図である。
【図7】この発明の他の実施形態における冷凍機の冷媒
回路図である。
【図8】図7に示す冷凍機での冷凍サイクルを説明する
ためのモリエル線図である。
【図9】この発明のさらに他の実施形態における冷凍機
の冷媒回路図である。
【図10】この発明のさらに他の実施形態における冷凍
機の冷媒回路図である。
【図11】この発明のさらに他の実施形態における冷凍
機の冷媒回路図である。
【図12】この発明のさらに他の実施形態における冷凍
機の冷媒回路図である。
【図13】スイング式圧縮機およびロータリ式圧縮機と
スクロール式圧縮機とについてのシリンダ容積と圧縮機
効率との関係を示すグラフである。
【図14】従来の冷凍機における冷媒回路図である。
【図15】図14に示す冷凍機における冷凍サイクルを
説明するためのモリエル線図である。
【符号の説明】
1 圧縮機構 1a 吐出口 1b 吸込口 1c 中間接続口 2 圧縮機 4 ガス冷却器 6 膨張機 6a 冷媒流入口 6b 冷媒流出口 6c 中間接続口 8 蒸発器 10 バイパス配管 31 熱交換部 32 気液分離器 34 バイパス分岐配管 35 流量制御弁(流量制御手段) 36 温度センサ(温度検出手段) 37 バイパス流量制御部(バイパス流量制御手段) 38 逆止弁 41 低段側圧縮機 42 高段側圧縮機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04C 18/356 F04C 18/356 A 29/10 311 29/10 311B F25B 1/04 F25B 1/04 E Y 1/10 1/10 Q Fターム(参考) 3H029 AA02 AA04 AB03 BB12 BB35 BB42 BB52 CC02 CC13 CC24 CC25 CC26 CC49 CC52 CC56 CC87 CC91

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス冷媒を圧縮する圧縮機構(1)の吐
    出側に、順次、ガス冷却器(4)と膨張機(6)と蒸発
    器(8)とを接続して冷媒循環回路を形成した冷凍機で
    あって、 膨張機(6)における冷媒流入口(6a)と冷媒流出口
    (6b)との間の箇所と、圧縮機構(1)における吸込
    口(1b)と吐出口(1a)との間の箇所とを相互に接
    続するバイパス配管(10)を設けて、膨張機(6)に
    おける中間圧力の冷媒が上記バイパス配管(10)を通
    して圧縮機構(1)にインジェクションされるように形
    成していることを特徴とする冷凍機。
  2. 【請求項2】 膨張機(6)へのバイパス配管(10)
    の接続口(6c)における冷媒圧力が、圧縮機構(1)
    へのバイパス配管(10)の接続口(1c)における冷
    媒圧力よりも高くなるように、膨張機(6)と圧縮機構
    (1)とへのバイパス配管(10)の各接続口(6c)
    (1c)が設定されていることを特徴とする請求項1の
    冷凍機。
  3. 【請求項3】 ガス冷却器(4)と膨張機(6)とを相
    互に接続する配管内を流れる冷媒と、上記バイパス配管
    (10)内を流れる冷媒との間で熱交換を生じさせる熱
    交換部(31)を設けていることを特徴とする請求項1
    または2の冷凍機。
  4. 【請求項4】 バイパス配管(10)に気液分離器(3
    2)を介設し、この気液分離器(32)で分離されたガ
    ス冷媒が圧縮機構(1)にインジェクションされるよう
    に形成する一方、気液分離器(32)で分離された液冷
    媒を蒸発器(8)の入口側に導くバイパス分岐配管(3
    4)を設けていることを特徴とする請求項1、2または
    3の冷凍機。
  5. 【請求項5】 バイパス配管(10)に流量制御手段
    (35)を介設していることを特徴とする請求項1から
    4のいずれかの冷凍機。
  6. 【請求項6】 圧縮機構(1)から吐出されるガス冷媒
    の温度を検出する温度検出手段(36)と、この温度検
    出手段(36)での検出温度に基づいて上記流量制御手
    段(35)を制御するバイパス流量制御手段(37)と
    を設けていることを特徴とする請求項5の冷凍機。
  7. 【請求項7】 上記検出温度が設定温度未満のときは、
    検出温度が設定温度に達するまでバイパス配管(10)
    を流れる冷媒流量が次第に少なくなるように、上記バイ
    パス流量制御手段(37)が流量制御手段(35)を制
    御することを特徴とする請求項6の冷凍機。
  8. 【請求項8】 バイパス配管(10)に、膨張機(6)
    から圧縮機構(1)に向かう流れを許容する一方、圧縮
    機構(1)から膨張機(6)に向かう流れを阻止する逆
    止弁(38)を設けていることを特徴とする請求項1か
    ら7のいずれかの冷凍機。
  9. 【請求項9】 膨張機(6)がスクロール式であること
    を特徴とする請求項1から8のいずれかの冷凍機。
  10. 【請求項10】 圧縮機構(1)が1基の圧縮機(2)
    から成り、この圧縮機(2)がスクロール式圧縮機であ
    ることを特徴とする請求項1から9のいずれかの冷凍
    機。
  11. 【請求項11】 圧縮機構(1)が相互に直列接続され
    た低段側圧縮機(41)と高段側圧縮機(42)とから
    成り、低段側圧縮機(41)の吐出口と高段側圧縮機
    (42)の吸込口との間に前記バイパス配管(10)を
    接続すると共に、これら低段側圧縮機(41)と高段側
    圧縮機(42)とがロータリ式圧縮機またはスイング式
    圧縮機であることを特徴とする請求項1から10のいず
    れかの冷凍機。
  12. 【請求項12】 高圧側が超臨界域で運転されることを
    特徴とする請求項1から11のいずれかの冷凍機。
  13. 【請求項13】 冷媒が二酸化炭素であることを特徴と
    する請求項1から12のいずれかの冷凍機。
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