JP2003065583A - 空気調和制御システム並びにその制御方法 - Google Patents

空気調和制御システム並びにその制御方法

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JP2003065583A
JP2003065583A JP2001257074A JP2001257074A JP2003065583A JP 2003065583 A JP2003065583 A JP 2003065583A JP 2001257074 A JP2001257074 A JP 2001257074A JP 2001257074 A JP2001257074 A JP 2001257074A JP 2003065583 A JP2003065583 A JP 2003065583A
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air
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indoor
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JP2001257074A
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Yoshiro Takasuka
芳郎 高須賀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】室内に温度検出器を設置しなくても実際に室内
温度を検出したときと同等の精度で室内温度を所望の温
度に制御可能とする。 【解決手段】中央管理装置CTには通信線Lsにより3
台の制御装置DDC1,DDC2,DDC3が接続さ
れ、制御装置DDC1〜DDC3がそれぞれ3台の空気
調和機AHU1,AHU2,AHU3を1台ずつ制御す
る。各制御装置DDC1〜DDC3が年間を通した居住
域温度と温度検出器8の検出温度と外気温度の関係に基
づいて温度検出器8の検出温度を補正した補正温度が制
御目標温度に一致するように空気の温度を可変制御する
ため、室内に温度検出器を設置しなくても実際に室内温
度を検出したときと同等の精度で室内温度を所望の温度
に制御可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の温度を検出
するとともに検出した室内温度を目標温度に近づけるよ
うに制御装置にて空気調和機を制御する空気調和制御シ
ステム並びにその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和制御システムの概略構成
例を図3に示す。居室の天井Sには室内の空気を取り入
れる空気取り入れ口1が設けられ、空気取り入れ口1か
ら取り入れられた空気は、通風ダクト2を通して空気調
和機AHUに取り込まれる。
【0003】空気調和機AHUは、通風ダクト2を通し
て取り込まれた空気と冷水又は温水との間で熱交換を行
って上記空気を冷却又は加熱する熱交換手段たる冷温水
コイル3と、冷温水コイル3により冷却又は加熱された
空気を加圧し、通風ダクト4を通して天井Sに設けられ
た吹き出し口5から室内に供給する送風機6から構成さ
れる。また、空気調和機AHUの近傍には送風機6を駆
動するための送風機動力盤7が配設され、送風機動力盤
7には、送風機6を起動又は停止させる制御信号が後述
する制御装置DDCから入力される。また、空気取り入
れ口1と空気調和機AHUとの間をつなぐ通風ダクト2
には温度検出器8が設けられており、この温度検出器8
にて空気取り入れ口1から取り入れられた空気の温度を
室内の天井S近傍の温度として検出し、その検出信号が
制御装置DDCに出力される。
【0004】また、冷温水コイル3には冷温水配管9を
通して冷水又は温水が循環され、冷温水配管9には冷水
又は温水の流量を調節するための制御弁10が設けられ
ている。この制御弁10には弁駆動部11が付設されて
おり、制御装置DDCから与えられる駆動信号により弁
駆動部11が制御弁11の弁開度を可変して冷水又は温
水の流量を調節する。
【0005】制御装置DDCはマイクロコンピュータ
(図示せず)を主構成要素とし、通信線Lsにより中央
管理装置CTに接続されており、通信線Lsを介して中
央管理装置CTから受信した制御目標温度及び制御演算
用のパラメータと、温度検出器8で検出された室内温度
の検出信号とに基づいて制御弁10の弁開度目標値を演
算し、現在の弁開度と弁開度目標値との差に応じた駆動
信号を弁駆動部11に出力することで室内温度を制御目
標温度に一致させるとともに、送風機動力盤7に対して
送風機6を起動又は停止させる制御信号を出力する。
【0006】中央管理装置CTは、例えば汎用のコンピ
ュータ装置で構成され、通信線Lsを介して制御装置D
DCとの間でデータ通信を行う機能を有しており、ビル
の管理室や防災センタ等に設置される。
【0007】ところで、最近の建築物においては空間の
有効利用のために室内に柱や壁が殆ど設けられておら
ず、空調制御のために室内温度を検出する温度検出器を
設置する適当な場所がなく、やむを得ず天井Sの空気取
り入れ口1から空気調和機AHUに至る通風経路(通風
ダクト2)に温度検出器8を設ける例が増えている。し
かしながら、室内温度を均一にすることは空調負荷等の
関係で困難であり、吹き出し口5が設けられた天井Sと
床Fとの間には鉛直方向の温度勾配(温度分布)が生じ
るため、温度調節の目標とすべき位置、例えば床Fから
1.2〜1.5メートルの高さの位置の温度(以下、
「居住域温度」と呼ぶ)と天井S近傍の温度に差が生じ
る。このため、空気取り入れ口1から取り入れた空気の
温度を温度検出器8で検出した検出信号に基づいて空調
制御を行うと、実際の居住域温度と制御目標温度との間
に上記温度差に起因する偏差が発生してしまう。
【0008】一方、通常の事務所用途に使用される居室
の天井高が2.5〜3メートル程度であり、空調開始後
に数時間経過して室内温度が安定すれば、居住域温度と
天井近傍の温度との温度差は冷房時で概ね1〜2℃、暖
房時で概ね1.5〜3℃となることが経験的に知られて
いる。そこで上記従来例においては、検出温度と実際の
居住域温度との間に生じるであろう上記温度差をデータ
として制御装置DDCのメモリ(図示せず)に予め格納
しておき、制御装置DDCにて温度検出器8の検出温度
に対して温度差データに基づくオフセット処理を行い、
上記温度差を補正した上で空調制御を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように空調制御
を開始して十分な時間が経過すると、居室の天井高や室
内の冷暖房負荷の状況等に応じて、居住域温度と天井近
傍温度の差がほぼ安定するため、上述のような補正温度
を設定し、それにしたがって温度検出器8の温度検出値
を補正すれば、居住域温度を概ね制御目標温度に一致さ
せることができる。ところが空調開始から室内の温度差
が安定するまでの間、居住域温度と天井近傍温度の差が
空調開始からの時間と冷暖房負荷の状況に応じて変化
し、特に温風を吹き出す暖房時で室内の熱負荷が大きい
場合には、空調開始からしばらくの間は居住域温度と天
井近傍温度の差が拡大する傾向がある。よって、固定的
な補正温度で補正して空調制御した場合、居住域温度が
制御目標温度に達するまでに天井近傍の温度が補正値以
上に上昇し、制御出力が低下して居住域温度が制御目標
温度に達するまでに余分な時間がかかるという問題があ
った。
【0010】以下、図4及び図5を参照して上記現象を
詳細に説明する。
【0011】図4の実線X1〜X3は居室内における天
井Sと床Fとの間の鉛直方向の温度勾配を示している。
まず、暖房開始時点では実線X1で表されるように温度
勾配が非常に小さく、居住域温度と天井近傍温度には大
きな温度差は存在しない。そして、暖房開始からしばら
く時間が経つと、室内に供給された温風によって天井近
傍温度が比較的急速に上昇するのに対し、温度差による
浮力の影響で床Fの近くまで充分に温風が到達しないこ
とと床Fの構造体が熱容量を有することのために、床F
の近傍の温度上昇が比較的緩やかとなり、実線X2で表
されるように温度勾配が増大する。さらに時間が経過す
ると実線X3で表されるように温度勾配が益々増大し、
天井近傍温度が制御目標温度に補正温度幅を加えた範囲
に一致し、制御上は恰も居住域温度が制御目標温度に一
致した状態となって制御出力が低下する。しかしなが
ら、実施の居住域温度は制御目標温度に達しておらず、
空気調和機AHUの供給空気による室内空気の撹拌効果
で床Fの熱容量の影響がなくなるまで居住域温度が設定
目標温度に達しない。ここで、図4における点線X4は
天井近傍温度が補正温度幅内に収まり居住域温度が制御
目標温度に一致した状態における理想的な温度勾配を表
している。また、図4における一点鎖線X5は、仮に居
住域の温度を検出して制御した場合に天井近傍温度が補
正温度幅内に収まり居住域温度が制御目標温度に一致し
た状態における温度勾配を表している。
【0012】一方、図5は天井近傍温度と居住域温度の
時間変化を示すものである。居住域温度が制御目標温度
に達していないにも関わらず(点線Y1参照)、天井近
傍温度を補正した温度が制御目標温度に一致するため
(一点鎖線Y2参照)、制御出力が低下して居住域温度
が制御目標温度になかなか達しないが、居住域温度を直
接検出して制御すれば、実線Y3で表されるように居住
域温度が制御目標温度に達するまで適正温度を保つこと
ができる。しかしながら、その時の天井近傍温度は、二
点鎖線Y4で表されるように安定時における居住域温度
との温度差よりも大きくなってしまう。このような現象
は室内の暖房負荷が大きいときに顕著に現れる。すなわ
ち、固定的な補正温度で制御していては適正な制御が為
されないという問題が発生することが解る。
【0013】また、冷房時には冷風の浮力による下降が
撹拌を促進する方向に働くため、暖房時ほど顕著ではな
いものの、暖房時とは逆に、室内の冷房負荷が小さいと
きに天井近傍温度が低下するよりも早く居住域温度が低
下する現象が発生し、居住域温度が制御目標温度を下回
ってエネルギをロスする上に冷え過ぎによる不快感を生
ずるという問題が発生する。
【0014】これらの問題を回避するため、最近では無
線の通信機能を持つ温度検出器を、使用勝手や意匠に影
響がなく、室温を代表する場所に設置して温度制御を行
う例も見られるが、このような温度検出器が一般に電池
で駆動されるものであるから、定期的に電池交換する必
要がある。また、室内の模様替えにしたがって当該温度
検出器も移設が必要となるが、専門技術者が立ち会うこ
とは殆どないことから、模様替えを繰り返すうちに温度
検出器が適切でない場所に移動されたり、紛失してしま
うという問題があった。
【0015】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、室内に温度検出器を設
置しなくても実際に室内温度を検出したときと同等の精
度で室内温度を所望の温度に制御することができる空気
調和制御システム並びにその制御方法を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、冷却又は加熱された空気を室内
に供給して冷房又は暖房を行う1乃至複数の空気調和機
と、室外に設置されて室内から各空気調和機に取り込ま
れる空気の温度を検出する1乃至複数の温度検出器と、
各空気調和機から室内に供給される空気の温度を可変制
御する1乃至複数の制御装置と、各制御装置に対して室
内温度の目標値である制御目標温度を与える中央管理装
置と、外気温度を検出する外気温度検出手段とを備え、
各制御装置は、年間を通した室内温度と検出温度と外気
温度の関係に基づいて検出温度を補正した補正温度が制
御目標温度に一致するように空気の温度を可変制御する
ことを特徴とし、室内に温度検出器を設置しなくても実
際に室内温度を検出したときと同等の精度で室内温度を
所望の温度に制御可能な空気調和制御システムが提供で
きる。
【0017】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、請求項1記載の空気調和制御システムの制御方法
であって、その温度が室内温度を代表するような場所に
室内温度検出器を仮設し、温度検出器の検出温度の代わ
りに室内温度検出器の検出温度が制御目標温度に一致す
るように制御装置にて空気の温度を可変制御させる仮運
転を冷房及び暖房について少なくとも1シーズンを通し
て行い、仮運転中における温度検出器の検出温度と室内
温度検出器の検出温度との関係並びに外気温度のデータ
を中央管理装置にて時系列で記憶し、仮設の室内温度検
出器を撤去した後、中央管理装置にて温度検出器の検出
温度と外気温度検出手段で検出された外気温度、並びに
記憶したデータに基づいて室内温度を代表する場所の温
度と検出温度との温度差を推定して各制御装置に与え、
制御装置が中央制御装置で推定された温度差に応じて検
出温度を補正することを特徴とし、室内に温度検出器を
設置しなくても実際に室内温度を検出したときと同等の
精度で室内温度を所望の温度に制御可能であり、しか
も、データ収集後には仮設の室内温度検出器を撤去する
ことから室内の使い勝手や意匠の都合に大きな影響を与
えることがない。
【0018】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、室内温度検出器で検出される検出温度を、中央管理
装置と各制御装置を接続する通信線を介して中央管理装
置に伝送することを特徴とし、室内温度を代表する場所
が制御装置の設置場所から離れていても、その場所の近
くに通信線があれば室内温度検出器を中央管理装置に接
続するための配線費用が削減できるとともに複数の制御
装置及び空気調和機について室内温度検出器が兼用でき
て、室内温度検出器の仮設に要する費用を削減できる。
【0019】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、室内温度検出器で検出される検出温度を無線通信媒
体を介して中央管理装置に伝送することを特徴とし、配
線の困難な場所や配置変更時に移設の必要が生じるよう
な場所にも容易に仮設でき、また、データを収集する期
間だけ室内温度検出器を仮設すればよいから、室内温度
検出器が電池駆動型のものであっても電池交換等の保守
作業が発生することがなく、データ収集終了後は撤去し
た室内温度検出器を次の新築建築物に流用することによ
り、費用の負担を軽減しながら室内温度検出器の仮設の
条件を緩和することができる。
【0020】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、請求項1記載の空気調和制御システムの制御方法
であって、その温度が室内温度を代表するような場所に
室内温度検出器を仮設し、温度検出器の検出温度の代わ
りに室内温度検出器の検出温度が制御目標温度に一致す
るように制御装置にて空気の温度を可変制御させる仮運
転を冷房及び暖房について少なくとも1シーズンを通し
て行い、中央管理装置から各制御装置に対して室内温度
検出器にて検出された検出温度及び外気温度検出手段に
て検出された外気温度のデータを与え、仮運転中におけ
る温度検出器の検出温度と室内温度検出器の検出温度と
の関係並びに外気温度のデータを各制御装置にて時系列
で記憶し、仮設の室内温度検出器を撤去した後、各制御
装置にて温度検出器の検出温度と外気温度検出手段で検
出された外気温度、並びに記憶したデータに基づいて室
内温度を代表する場所の温度と検出温度との温度差を推
定し、推定された温度差に応じて検出温度を補正するこ
とを特徴とし、室内に温度検出器を設置しなくても実際
に室内温度を検出したときと同等の精度で室内温度を所
望の温度に制御可能であり、しかも、データ収集後には
仮設の室内温度検出器を撤去することから室内の使い勝
手や意匠の都合に大きな影響を与えることがない。さら
に、空気調和機の台数が増大しても中央管理装置の処理
負担が増えないため、中央管理装置本来の管理機能に支
障をきたすことがなく、且つ中央管理装置と制御装置と
の間の通信のデータ量が少なくなるために他のデータの
送受信の効率が上がる。また中央管理装置が故障しても
全ての制御装置に影響を及ぼすことがない。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施形態の空気調和制御システ
ムの概略構成例を図1に示す。但し、本実施形態の基本
的な構成は従来例と共通であるから、共通の構成要素に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】図1に示すように中央管理装置CTには通
信線Lsにより3台の制御装置DDC1,DDC2,D
DC3が接続されており、これら3台の制御装置DDC
1〜DDC3がそれぞれ3台の空気調和機AHU1,A
HU2,AHU3を1台ずつ制御する。ここで、空気調
和機DDC1で空調される室内の領域を空調ゾーンA、
空気調和機DDC2で空調される室内の領域を空調ゾー
ンB、空気調和機DDC3で空調される室内の領域を空
調ゾーンCと呼ぶことにする。なお、制御装置DDC1
〜DDC3並びに空気調和機AHU1〜AHU3の台数
は3台に限定されるものではない。
【0023】また、3つの空調ゾーンA,B,Cにおけ
る居住域(室内の温度を代表する位置であって、例えば
床Fから1.2〜1.5メートルの高さの位置、以下同
じ)にはそれぞれ居住域温度を検出する室内温度検出器
T1,T2,T3が仮設されている。空調ゾーンAに仮
設された室内温度検出器T1は信号線Lxによって制御
装置DDC1と接続され、検出した居住域温度のデータ
を信号線Lxを介して制御装置DDC1に伝送する。ま
た、空調ゾーンBに仮設された室内温度検出器T2は通
信線Lsに接続され、検出した居住域温度のデータを通
信線Lsを介して中央管理装置CTに伝送する。空調ゾ
ーンCに仮設された室内温度検出器T3は無線通信機能
を有しており、空調ゾーンCの天井Sに仮設された受信
機Rに対して検出した居住域温度のデータを無線信号で
送信する。この受信機Rは通信線Lsによって中央管理
装置CTに接続されており、室内温度検出器T3から受
信した居住域温度のデータを通信線Lsを介して中央管
理装置CTに伝送する。なお、3台の室内温度検出器T
1〜T3並びに受信機Rは、後述する検出温度補正用の
データ収集期間だけ仮設され、データ収集期間終了後に
は撤去される。
【0024】次に、上記データ収集期間の動作を説明す
る。中央管理装置CTは、各空調ゾーンA,B,Cにお
ける天井近傍温度を表す温度検出器8の検出温度のデー
タを各制御装置DDC1〜DDC3から通信線Lsを介
して受信するとともに、室内温度検出器T1で検出され
た空調ゾーンAの居住域温度のデータを制御装置DDC
1より通信線Lsを介して受信し、室内温度検出器T2
で検出された空調ゾーンBの居住域温度のデータを通信
線Lsを介して受信し、室内温度検出器T3で検出され
た空調ゾーンCの居住域温度のデータを受信機Rより通
信線Lsを介して受信する。そして、中央管理装置CT
では受信した各データを一定の時間間隔(例えば5分間
隔)でメモリ等の記憶手段に時系列で保存するととも
に、図示しない外気温度検出手段で検出された外気温度
のデータも同様に上記時間間隔で記憶手段に時系列で保
存する。なお、室内温度検出器T2及び受信機Rから受
信した空調ゾーンB,Cの居住域温度のデータは、中央
管理装置CTから対応する各制御装置DDC2,DDC
3に対して通信線Lsを介して随時伝送される。
【0025】一方、制御装置DDC1〜DDC3は、中
央管理装置CTから通信線Lsを介してデータ収集期間
の動作モードで動作する旨の指令を受けると、通信線L
sを介して中央管理装置CTから受信した制御目標温度
と、室内温度検出器T1〜T3で検出された各空調ゾー
ンA,B,Cの居住域温度とに基づいて制御弁10の弁
開度目標値を演算し、現在の弁開度と弁開度目標値との
差に応じた駆動信号を弁駆動部11に出力することで各
空調ゾーンA,B,Cの居住域温度をそれぞれ制御目標
温度に一致させるように動作する。なお、このようなデ
ータ収集期間における制御装置DDC1〜DDC3の動
作を仮運転と呼ぶことにする。
【0026】ここで、図2(a)は空気調和機AHU1
〜AHU3の暖房運転開始時点t0以降の温度検出器8
の検出温度(曲線イ)、室内温度検出器T1〜T3で検
出される居住域温度(曲線ロ)、外気温度検出手段で検
出される外気温度(曲線ハ)の時間変化を表しており、
各制御装置DDC1〜DDC3が上述のような動作を行
うことで居住域温度が徐々に上昇して制御目標温度に達
する様子を表している。中央管理装置CTでは、図2
(a)に示すように変化する各空調ゾーンA,B,C毎
の検出温度及び居住域温度と外気温度のデータが時系列
で保存されており、各空調ゾーンA,B,Cにおける検
出温度と居住域温度の温度差が上記データより時間経過
に沿って求められる。図2(b)はある時点における求
められた温度差のデータの時間変化の例を表しており、
このような温度差データが補正データとして記憶手段に
保存される。そして、制御装置DDC1〜DDC3の仮
運転を冷房及び暖房について少なくとも1シーズンを通
して行う間、各空調ゾーンA,B,C毎に上記補正デー
タを含む各データが中央管理装置CTの記憶手段に蓄積
される。
【0027】概ね1年間のデータ収集が完了すれば、3
台の室内温度検出器T1〜T3並びに受信機Rを撤去す
るとともに、中央管理装置CTがデータの収集・保存作
業を終了し、同時に通信線Lsを介してデータ収集期間
の動作モードを終了する旨の指令を制御装置DDC1〜
DDC3に送信する。そしてこの後、中央管理装置CT
並びに制御装置DDC1〜DDC3は以下に説明する通
常の動作モードで動作する。
【0028】すなわち、中央管理装置CTでは冷房ある
いは暖房が開始されると、その開始時刻、開始時刻にお
ける外気温度、各制御装置DD1〜DD3から通信線L
sを介して受信する温度検出器8の検出温度の3つのパ
ラメータに応じて、データ収集期間に収集・保存したデ
ータの中から、上記3つのパラメータの組み合わせに近
い時系列のデータを選択し、選択したデータからその時
点で適用されるべき補正データ(温度差データ)を各空
調ゾーンA,B,C毎に読み出して各制御装置DDC1
〜DDC3に通信線Lsを介して送信する。また、冷房
あるいは暖房開始後も中央管理装置CTにて外気温度及
び温度検出器8の検出温度を一定の時間間隔で保存し、
これらのデータを定期的にデータ収集期間に収集したデ
ータと比較して、最初に選択したデータよりも居住域温
度の時間変化傾向が近いデータが存在すれば、そのデー
タを選択し直して、以降は選択し直したデータからその
時点で適用されるべき補正データを各空調ゾーンA,
B,C毎に読み出して各制御装置DDC1〜DDC3に
通信線Lsを介して送信する。
【0029】一方、各制御装置DDC1〜DDC3で
は、中央管理装置CTからの指令を受けて仮運転を終了
して通常運転を開始すると、温度検出器8の検出温度の
データから中央管理装置CTより受信した補正データを
差し引いた値(補正温度)を居住域温度とみなし、通信
線Lsを介して中央管理装置CTから受信した制御目標
温度と、上記居住域温度とに基づいて制御弁10の弁開
度目標値を演算し、現在の弁開度と弁開度目標値との差
に応じた駆動信号を弁駆動部11に出力することで各空
調ゾーンA,B,Cの居住域温度をそれぞれ制御目標温
度に一致させるように動作する。
【0030】このように本実施形態では、各制御装置D
DC1〜DDC3が年間を通した居住域温度と温度検出
器8の検出温度と外気温度の関係に基づいて温度検出器
8の検出温度を補正した補正温度が制御目標温度に一致
するように空気の温度を可変制御するため、室内に温度
検出器を設置しなくても実際に室内温度を検出したとき
と同等の精度で室内温度を所望の温度に制御可能とな
る。
【0031】しかも、本実施形態においては、室内の居
住域に室内温度検出器T1〜T3を仮設し、温度検出器
8の検出温度の代わりに室内温度検出器T1〜T3の検
出温度が制御目標温度に一致するように制御装置DDC
1〜DDC3にて空気の温度を可変制御させる仮運転を
冷房及び暖房について少なくとも1シーズンを通して行
い、仮運転中における温度検出器8の検出温度と室内温
度検出器T1〜T3の検出温度との関係並びに外気温度
のデータを中央管理装置CTにて時系列で記憶し、仮設
の室内温度検出器T1〜T3を撤去した後、中央管理装
置CTにて温度検出器8の検出温度と外気温度、並びに
記憶したデータに基づいて居住域温度と検出温度との温
度差を推定して各制御装置DDC1〜DDC3に補正デ
ータとして与えるようにしているから、データ収集後に
は仮設の室内温度検出器T1〜T3を撤去することがで
き、通常の冷房及び暖房時には室内に温度検出器を設置
しないことから室内の使い勝手や意匠の都合に大きな影
響を与えることがないものである。なお、空調ゾーンB
については室内温度検出器T2で検出される検出温度を
通信線Lsを介して中央管理装置CTに伝送しているか
ら、居住域が制御装置DDC2の設置場所から離れてい
ても、居住域の近くに通信線Lsがあれば室内温度検出
器T2を中央管理装置CTに接続するための配線費用が
削減できるという利点がある。また、複数の制御装置D
DC及び空気調和機AHUについて室内温度検出器T2
が兼用可能であり、室内温度検出器T2の仮設に要する
費用を削減できるという利点もある。さらに、空調ゾー
ンCについては室内温度検出器T3で検出される検出温
度を無線通信媒体を介して中央管理装置CTに伝送する
ため、配線の困難な場所や配置変更時に移設の必要が生
じるような場所にも容易に仮設でき、また、データを収
集する期間だけ室内温度検出器T3を仮設すればよいか
ら、室内温度検出器T3が電池駆動型のものであっても
電池交換等の保守作業が発生することがなく、データ収
集終了後は撤去した室内温度検出器T3を次の新築建築
物に流用することにより、費用の負担を軽減しながら室
内温度検出器T3の仮設の条件を緩和することができる
という利点がある。
【0032】ところで、データ収集期間における室内温
度検出器T1〜T3の検出温度(居住域温度)、温度検
出器8の検出温度並びに外気温度のデータの収集・保存
と、通常運転における補正データの選択処理とを各制御
装置DDC1〜DDC3にて行うことも可能である。こ
のようにすれば、空気調和機AHUの台数が増大しても
中央管理装置CTの処理負担が増えないため、中央管理
装置CT本来の管理機能に支障をきたすことがなく、且
つ中央管理装置CTと制御装置DDCとの間の通信のデ
ータ量が少なくなるために他のデータの送受信の効率が
上がり、また中央管理装置CTが故障しても全ての空調
ゾーン(制御装置DDC)に影響を及ぼすことがないと
いう利点がある。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、冷却又は加熱された
空気を室内に供給して冷房又は暖房を行う1乃至複数の
空気調和機と、室外に設置されて室内から各空気調和機
に取り込まれる空気の温度を検出する1乃至複数の温度
検出器と、各空気調和機から室内に供給される空気の温
度を可変制御する1乃至複数の制御装置と、各制御装置
に対して室内温度の目標値である制御目標温度を与える
中央管理装置と、外気温度を検出する外気温度検出手段
とを備え、各制御装置は、年間を通した室内温度と検出
温度と外気温度の関係に基づいて検出温度を補正した補
正温度が制御目標温度に一致するように空気の温度を可
変制御するので、室内に温度検出器を設置しなくても実
際に室内温度を検出したときと同等の精度で室内温度を
所望の温度に制御可能な空気調和制御システムが提供で
きるという効果がある。
【0034】請求項2の発明は、請求項1記載の空気調
和制御システムの制御方法であって、その温度が室内温
度を代表するような場所に室内温度検出器を仮設し、温
度検出器の検出温度の代わりに室内温度検出器の検出温
度が制御目標温度に一致するように制御装置にて空気の
温度を可変制御させる仮運転を冷房及び暖房について少
なくとも1シーズンを通して行い、仮運転中における温
度検出器の検出温度と室内温度検出器の検出温度との関
係並びに外気温度のデータを中央管理装置にて時系列で
記憶し、仮設の室内温度検出器を撤去した後、中央管理
装置にて温度検出器の検出温度と外気温度検出手段で検
出された外気温度、並びに記憶したデータに基づいて室
内温度を代表する場所の温度と検出温度との温度差を推
定して各制御装置に与え、制御装置が中央制御装置で推
定された温度差に応じて検出温度を補正するので、室内
に温度検出器を設置しなくても実際に室内温度を検出し
たときと同等の精度で室内温度を所望の温度に制御可能
であり、しかも、データ収集後には仮設の室内温度検出
器を撤去することから室内の使い勝手や意匠の都合に大
きな影響を与えることのない空気調和制御システムの制
御方法が実現できるという効果がある。
【0035】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、室内温度検出器で検出される検出温度を、中央管理
装置と各制御装置を接続する通信線を介して中央管理装
置に伝送するので、室内温度を代表する場所が制御装置
の設置場所から離れていても、その場所の近くに通信線
があれば室内温度検出器を中央管理装置に接続するため
の配線費用が削減できるとともに複数の制御装置及び空
気調和機について室内温度検出器が兼用できて、室内温
度検出器の仮設に要する費用を削減できるという効果が
ある。
【0036】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、室内温度検出器で検出される検出温度を無線通信媒
体を介して中央管理装置に伝送するので、配線の困難な
場所や配置変更時に移設の必要が生じるような場所にも
容易に仮設でき、また、データを収集する期間だけ室内
温度検出器を仮設すればよいから、室内温度検出器が電
池駆動型のものであっても電池交換等の保守作業が発生
することがなく、データ収集終了後は撤去した室内温度
検出器を次の新築建築物に流用することにより、費用の
負担を軽減しながら室内温度検出器の仮設の条件を緩和
することができるという効果がある。
【0037】請求項5の発明は、請求項1記載の空気調
和制御システムの制御方法であって、その温度が室内温
度を代表するような場所に室内温度検出器を仮設し、温
度検出器の検出温度の代わりに室内温度検出器の検出温
度が制御目標温度に一致するように制御装置にて空気の
温度を可変制御させる仮運転を冷房及び暖房について少
なくとも1シーズンを通して行い、中央管理装置から各
制御装置に対して室内温度検出器にて検出された検出温
度及び外気温度検出手段にて検出された外気温度のデー
タを与え、仮運転中における温度検出器の検出温度と室
内温度検出器の検出温度との関係並びに外気温度のデー
タを各制御装置にて時系列で記憶し、仮設の室内温度検
出器を撤去した後、各制御装置にて温度検出器の検出温
度と外気温度検出手段で検出された外気温度、並びに記
憶したデータに基づいて室内温度を代表する場所の温度
と検出温度との温度差を推定し、推定された温度差に応
じて検出温度を補正するので、室内に温度検出器を設置
しなくても実際に室内温度を検出したときと同等の精度
で室内温度を所望の温度に制御可能であり、しかも、デ
ータ収集後には仮設の室内温度検出器を撤去することか
ら室内の使い勝手や意匠の都合に大きな影響を与えるこ
とがなく、さらに、空気調和機の台数が増大しても中央
管理装置の処理負担が増えないため、中央管理装置本来
の管理機能に支障をきたすことがなく、且つ中央管理装
置と制御装置との間の通信のデータ量が少なくなるため
に他のデータの送受信の効率が上がり、また中央管理装
置が故障しても全ての制御装置に影響を及ぼすことがな
い空気調和制御システムの制御方法が実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】従来例を示す概略構成図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
CT 中央管理装置 DDC1〜DDC3 制御装置 AHU1〜AHU3 空気調和機 2 通風ダクト 8 温度検出器 10 制御弁 T1〜T3 室内温度検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却又は加熱された空気を室内に供給し
    て冷房又は暖房を行う1乃至複数の空気調和機と、室外
    に設置されて室内から各空気調和機に取り込まれる空気
    の温度を検出する1乃至複数の温度検出器と、各空気調
    和機から室内に供給される空気の温度を可変制御する1
    乃至複数の制御装置と、各制御装置に対して室内温度の
    目標値である制御目標温度を与える中央管理装置と、外
    気温度を検出する外気温度検出手段とを備え、各制御装
    置は、年間を通した室内温度と検出温度と外気温度の関
    係に基づいて検出温度を補正した補正温度が制御目標温
    度に一致するように空気の温度を可変制御することを特
    徴とする空気調和制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和制御システムの
    制御方法であって、その温度が室内温度を代表するよう
    な場所に室内温度検出器を仮設し、温度検出器の検出温
    度の代わりに室内温度検出器の検出温度が制御目標温度
    に一致するように制御装置にて空気の温度を可変制御さ
    せる仮運転を冷房及び暖房について少なくとも1シーズ
    ンを通して行い、仮運転中における温度検出器の検出温
    度と室内温度検出器の検出温度との関係並びに外気温度
    のデータを中央管理装置にて時系列で記憶し、仮設の室
    内温度検出器を撤去した後、中央管理装置にて温度検出
    器の検出温度と外気温度検出手段で検出された外気温
    度、並びに記憶したデータに基づいて室内温度を代表す
    る場所の温度と検出温度との温度差を推定して各制御装
    置に与え、制御装置が中央制御装置で推定された温度差
    に応じて検出温度を補正することを特徴とする空気調和
    制御システムの制御方法。
  3. 【請求項3】 室内温度検出器で検出される検出温度
    を、中央管理装置と各制御装置を接続する通信線を介し
    て中央管理装置に伝送することを特徴とする請求項2記
    載の空気調和制御システムの制御方法。
  4. 【請求項4】 室内温度検出器で検出される検出温度を
    無線通信媒体を介して中央管理装置に伝送することを特
    徴とする請求項2記載の空気調和制御システムの制御方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の空気調和制御システムの
    制御方法であって、その温度が室内温度を代表するよう
    な場所に室内温度検出器を仮設し、温度検出器の検出温
    度の代わりに室内温度検出器の検出温度が制御目標温度
    に一致するように制御装置にて空気の温度を可変制御さ
    せる仮運転を冷房及び暖房について少なくとも1シーズ
    ンを通して行い、中央管理装置から各制御装置に対して
    室内温度検出器にて検出された検出温度及び外気温度検
    出手段にて検出された外気温度のデータを与え、仮運転
    中における温度検出器の検出温度と室内温度検出器の検
    出温度との関係並びに外気温度のデータを各制御装置に
    て時系列で記憶し、仮設の室内温度検出器を撤去した
    後、各制御装置にて温度検出器の検出温度と外気温度検
    出手段で検出された外気温度、並びに記憶したデータに
    基づいて室内温度を代表する場所の温度と検出温度との
    温度差を推定し、推定された温度差に応じて検出温度を
    補正することを特徴とする空気調和制御システムの制御
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243090A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システム及び遠隔監視装置
JP2011158171A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Panasonic Corp 空気調和システム

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