JP2003065571A - 蒸発霧の発生処理装置 - Google Patents
蒸発霧の発生処理装置Info
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- JP2003065571A JP2003065571A JP2001256080A JP2001256080A JP2003065571A JP 2003065571 A JP2003065571 A JP 2003065571A JP 2001256080 A JP2001256080 A JP 2001256080A JP 2001256080 A JP2001256080 A JP 2001256080A JP 2003065571 A JP2003065571 A JP 2003065571A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 蒸発霧を蒸発皿の各所に分散して連続的に
発生させ、且つ発生した蒸発霧を微細な霧粒子に選別処
理して竜巻状に室内に放出させる蒸発霧の発生処理装置
を提供する。 【解決手段】 給水タンク8の液がポンプ9で送給さ
れ、送液パイプ10より分配式の回転切替弁11を介し
て複数個の各点滴部材5、5、5、・・・に順番に分配
され、蒸発皿4内の加熱体3の複数カ所に順位的に水滴
Sを滴下させ、蒸発皿4内における電熱ヒーター等の加
熱体3各所から蒸発霧Kを連続的に霧案内部材2内に発
生させることができる。そして、前記霧案内部材2内を
上昇する蒸発霧Kはその中途で送風機6からの送風によ
り旋回流を付与されて、旋回する作用に併行して霧粒子
の粗いものを捕捉処理して、微細な霧粒子を竜巻状に放
出処理することができ、室内に微細な霧粒子を浮遊させ
ることができる。
発生させ、且つ発生した蒸発霧を微細な霧粒子に選別処
理して竜巻状に室内に放出させる蒸発霧の発生処理装置
を提供する。 【解決手段】 給水タンク8の液がポンプ9で送給さ
れ、送液パイプ10より分配式の回転切替弁11を介し
て複数個の各点滴部材5、5、5、・・・に順番に分配
され、蒸発皿4内の加熱体3の複数カ所に順位的に水滴
Sを滴下させ、蒸発皿4内における電熱ヒーター等の加
熱体3各所から蒸発霧Kを連続的に霧案内部材2内に発
生させることができる。そして、前記霧案内部材2内を
上昇する蒸発霧Kはその中途で送風機6からの送風によ
り旋回流を付与されて、旋回する作用に併行して霧粒子
の粗いものを捕捉処理して、微細な霧粒子を竜巻状に放
出処理することができ、室内に微細な霧粒子を浮遊させ
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家庭、事務
所、病院、養介護施設、飲食店等の室内或いは自動車、
列車、航空機等の移動車両室内に使用可能な、水又は薬
液或いは木、竹、籾殻等の植物炭製造時に生成される精
製酢液等の単液若しくは混合液の液体を霧化状態で大気
中に放出する霧の発生処理装置に関する。
所、病院、養介護施設、飲食店等の室内或いは自動車、
列車、航空機等の移動車両室内に使用可能な、水又は薬
液或いは木、竹、籾殻等の植物炭製造時に生成される精
製酢液等の単液若しくは混合液の液体を霧化状態で大気
中に放出する霧の発生処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特願2000−512
33号「霧発生装置」、特願2000−240260号
「微小ミスト発生装置」、特願2001−175688
号「ミストの発生装置」を創案して微細霧の発生装置の
開発に努めている。その結果、微細霧を旋回流にして室
内に放出すると、多量のマイナスイオンを発生させるこ
とが可能となり、且つ室内の悪臭浮遊菌等の捕捉を迅速
にして短時間内に対象室内の消臭効果が得られてくるこ
とが実験により判明した。上記装置の霧発生源は、在来
の加湿機と同様に液溜め部を有する超音波式器のもので
発生させているが、在来の加湿器には霧発生源としては
超音波式、蒸気式、遠心式等各種の加湿器を設けて、加
湿器より発生させた霧を空気中に放出させる方式が汎く
用いられており、これらの加湿器は液溜め部に貯留した
液を超音波振動若しくは沸騰させて霧化させるタイプの
ものが多かった。
33号「霧発生装置」、特願2000−240260号
「微小ミスト発生装置」、特願2001−175688
号「ミストの発生装置」を創案して微細霧の発生装置の
開発に努めている。その結果、微細霧を旋回流にして室
内に放出すると、多量のマイナスイオンを発生させるこ
とが可能となり、且つ室内の悪臭浮遊菌等の捕捉を迅速
にして短時間内に対象室内の消臭効果が得られてくるこ
とが実験により判明した。上記装置の霧発生源は、在来
の加湿機と同様に液溜め部を有する超音波式器のもので
発生させているが、在来の加湿器には霧発生源としては
超音波式、蒸気式、遠心式等各種の加湿器を設けて、加
湿器より発生させた霧を空気中に放出させる方式が汎く
用いられており、これらの加湿器は液溜め部に貯留した
液を超音波振動若しくは沸騰させて霧化させるタイプの
ものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の加湿器は、液溜
め部に貯留した液を霧化させるタイプのものが殆どであ
るが故に、例えば、液溜め部に貯留した液を沸騰させて
霧化させるタイプのものでは、霧の発生処理装置が稼働
運転中に地震その他の不測現象に起因して転倒した時な
どには沸騰した熱湯が漏れ落ちる恐れがあり注意を払う
必要があった。また、運転休止の状態が長期に及んだ場
合には、液溜め部に貯留した液は上方が開放された状態
が多いので室内の浮遊細菌等の混入や、液の劣化、汚濁
を誘発する恐れがあり、液溜め部を銅、銀等の滅菌金属
で構成するとか、貯留液に無菌処理した液を使用する等
の対策が講じられておりコスト高くなる恐れもあり、こ
の点に解決課題を有するものであった。
め部に貯留した液を霧化させるタイプのものが殆どであ
るが故に、例えば、液溜め部に貯留した液を沸騰させて
霧化させるタイプのものでは、霧の発生処理装置が稼働
運転中に地震その他の不測現象に起因して転倒した時な
どには沸騰した熱湯が漏れ落ちる恐れがあり注意を払う
必要があった。また、運転休止の状態が長期に及んだ場
合には、液溜め部に貯留した液は上方が開放された状態
が多いので室内の浮遊細菌等の混入や、液の劣化、汚濁
を誘発する恐れがあり、液溜め部を銅、銀等の滅菌金属
で構成するとか、貯留液に無菌処理した液を使用する等
の対策が講じられておりコスト高くなる恐れもあり、こ
の点に解決課題を有するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一に、室内
に所定の微細粒霧を送給する霧発生送給機において、該
霧発生送給機の機内に上端側を機外に開口する筒状の霧
案内部材を縦方向に配設すると共に、該霧案内部材の下
端側に電熱ヒーター等の加熱体を設けた蒸発皿を設置
し、該蒸発皿の上部に点滴部材を臨ませて、該点滴部材
より一定間隔毎に水滴を上記蒸発皿内に間歇的に滴下
し、該水滴を蒸発皿の温熱作用によって気化蒸発させて
前記霧案内部材内に蒸発霧を発生させ、かつ該蒸発霧が
該霧案内部材内を上昇する際に、該蒸発霧に霧案内部材
の内壁を誘導案内面として上昇方向への旋回作用を付与
しつつ、該内壁面に接触させて粗い霧粒子を捕捉処理す
る旋回流付与処理部材を該霧案内部材内の中途部に配設
し、該霧案内部材内の下方で発生させた蒸発霧を旋回気
流状態でかつ微細粒霧処理して該霧案内部材内の上端側
より室内に放出することを特徴とする蒸発霧の発生処理
を提供することにより上記課題を解決したものである。
に所定の微細粒霧を送給する霧発生送給機において、該
霧発生送給機の機内に上端側を機外に開口する筒状の霧
案内部材を縦方向に配設すると共に、該霧案内部材の下
端側に電熱ヒーター等の加熱体を設けた蒸発皿を設置
し、該蒸発皿の上部に点滴部材を臨ませて、該点滴部材
より一定間隔毎に水滴を上記蒸発皿内に間歇的に滴下
し、該水滴を蒸発皿の温熱作用によって気化蒸発させて
前記霧案内部材内に蒸発霧を発生させ、かつ該蒸発霧が
該霧案内部材内を上昇する際に、該蒸発霧に霧案内部材
の内壁を誘導案内面として上昇方向への旋回作用を付与
しつつ、該内壁面に接触させて粗い霧粒子を捕捉処理す
る旋回流付与処理部材を該霧案内部材内の中途部に配設
し、該霧案内部材内の下方で発生させた蒸発霧を旋回気
流状態でかつ微細粒霧処理して該霧案内部材内の上端側
より室内に放出することを特徴とする蒸発霧の発生処理
を提供することにより上記課題を解決したものである。
【0005】第二に、点滴部材を蒸発皿の上部に複数個
臨ませて、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させ
たことを特徴として上記課題を解決したものである。第
三に、霧案内部材内の中途部で旋回流付与処理部材の下
方位置に、蒸発霧のうち、比較的粗い粒子を捕捉して細
かい粒子の通過を許容する濾過部材を設けたことを特徴
とし、第四に、点滴部材を蒸発皿の上部に複数個臨ませ
て、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させるの
に、送水パイプより分配式の回転切替弁を介して複数の
点滴部材を連設したことを特徴とさせ、そして、第五
に、点滴部材を、部材の外周面に複数の滴下口を円周方
向に一定間隔に穿孔したパイプ状の筒部材に構成して蒸
発皿の上方に横架させ、該筒部材を回転駆動したことを
特徴とすることにより上記課題を解決したものである。
臨ませて、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させ
たことを特徴として上記課題を解決したものである。第
三に、霧案内部材内の中途部で旋回流付与処理部材の下
方位置に、蒸発霧のうち、比較的粗い粒子を捕捉して細
かい粒子の通過を許容する濾過部材を設けたことを特徴
とし、第四に、点滴部材を蒸発皿の上部に複数個臨ませ
て、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させるの
に、送水パイプより分配式の回転切替弁を介して複数の
点滴部材を連設したことを特徴とさせ、そして、第五
に、点滴部材を、部材の外周面に複数の滴下口を円周方
向に一定間隔に穿孔したパイプ状の筒部材に構成して蒸
発皿の上方に横架させ、該筒部材を回転駆動したことを
特徴とすることにより上記課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図面中の符号1は、室内に所定の微細粒
霧を送給する霧発生送給機を示し、該霧発生送給機1の
機内に上端側2Aを機外に開口する筒状の霧案内部材2
を縦方向に配設すると共に、該霧案内部材2の下端側2
Bに電熱ヒーター等の加熱体3を設けた蒸発皿4を設置
する。そして、該蒸発皿4の上部にパイプ材からなる点
滴部材5を臨ませて、該点滴部材5より一定間隔毎に水
滴Sを上記蒸発皿4内に間歇的に滴下し、該水滴Sを蒸
発皿4の温熱作用によって気化蒸発させて前記霧案内部
材2内に蒸発霧Kを発生させることができる。
いて説明する。図面中の符号1は、室内に所定の微細粒
霧を送給する霧発生送給機を示し、該霧発生送給機1の
機内に上端側2Aを機外に開口する筒状の霧案内部材2
を縦方向に配設すると共に、該霧案内部材2の下端側2
Bに電熱ヒーター等の加熱体3を設けた蒸発皿4を設置
する。そして、該蒸発皿4の上部にパイプ材からなる点
滴部材5を臨ませて、該点滴部材5より一定間隔毎に水
滴Sを上記蒸発皿4内に間歇的に滴下し、該水滴Sを蒸
発皿4の温熱作用によって気化蒸発させて前記霧案内部
材2内に蒸発霧Kを発生させることができる。
【0007】而して、前記霧案内部材2の中途に送風機
6からの送風を斜め上方に案内する風洞7を連接し、且
つ該風洞7を平面視において該霧案内部材2における内
壁2Cの接線延長線上に沿う形態に配設することで旋回
流付与処理部材Tを構成する。この旋回流付与処理部材
Tの配設により、上記蒸発霧Kが該霧案内部材2内を上
昇する際に、該蒸発霧Kに送風機6からの送風で霧案内
部材2の内壁2Cを誘導案内面として上昇方向への旋回
作用を付与させることができる。このため、旋回力を付
与された蒸発霧Kのうち比較的重量が重い大粒の粗い霧
粒子が旋回外側に飛翔して、前記内壁面2Cに接触して
粗い霧粒子が水滴となって捕捉処理され、比較的重量の
軽い微細粒霧粒子を旋回上昇処理することが可能とな
り、このように前記霧案内部材2内の下方2Bで発生さ
せた蒸発霧Kを旋回気流状態でかつ微細粒霧処理して該
霧案内部材2内の上端側2Aより室内に竜巻状に放出す
ることができる。
6からの送風を斜め上方に案内する風洞7を連接し、且
つ該風洞7を平面視において該霧案内部材2における内
壁2Cの接線延長線上に沿う形態に配設することで旋回
流付与処理部材Tを構成する。この旋回流付与処理部材
Tの配設により、上記蒸発霧Kが該霧案内部材2内を上
昇する際に、該蒸発霧Kに送風機6からの送風で霧案内
部材2の内壁2Cを誘導案内面として上昇方向への旋回
作用を付与させることができる。このため、旋回力を付
与された蒸発霧Kのうち比較的重量が重い大粒の粗い霧
粒子が旋回外側に飛翔して、前記内壁面2Cに接触して
粗い霧粒子が水滴となって捕捉処理され、比較的重量の
軽い微細粒霧粒子を旋回上昇処理することが可能とな
り、このように前記霧案内部材2内の下方2Bで発生さ
せた蒸発霧Kを旋回気流状態でかつ微細粒霧処理して該
霧案内部材2内の上端側2Aより室内に竜巻状に放出す
ることができる。
【0008】前記点滴部材5は蒸発皿4の上部に複数個
(実施例では3個配設されているが、それ以上あつても
良い。)臨ませて、その点滴口5Aを平面視で重ならな
いように蒸発皿4の各所に分散配置させてあり、給水タ
ンク8の液をポンプ9で送給し、送液パイプ10より分
配式の回転切替弁11(点滴部材5の個数に応じた分配
出口を内装する公知形式のもの)を介して複数個の点滴
部材5、5、5、・・・を連設する構成にしてある。従
ってこのように構成したことにより、蒸発皿4内におけ
る電熱ヒーター等の加熱体3の複数カ所にタイミングを
ずらしながら各点滴部材5、5、5、・・・の点滴口5
Aより択一順番的な状態で順位的に水滴Sを滴下処理さ
せることができる。これにより、加熱体3が部分的に冷
えないようにして熱効率良く蒸発皿4内における電熱ヒ
ーター等の加熱体3各所より蒸気を万遍なく発生させる
ことができ、蒸発霧Kを連続的に間断なく発生させるこ
とができる。尚、前記給水タンク8には、水又は薬液或
いは木、竹、籾殻等の植物炭製造時に生成される精製酢
液等の単液若しくは混合液の液体が充填されている。
(実施例では3個配設されているが、それ以上あつても
良い。)臨ませて、その点滴口5Aを平面視で重ならな
いように蒸発皿4の各所に分散配置させてあり、給水タ
ンク8の液をポンプ9で送給し、送液パイプ10より分
配式の回転切替弁11(点滴部材5の個数に応じた分配
出口を内装する公知形式のもの)を介して複数個の点滴
部材5、5、5、・・・を連設する構成にしてある。従
ってこのように構成したことにより、蒸発皿4内におけ
る電熱ヒーター等の加熱体3の複数カ所にタイミングを
ずらしながら各点滴部材5、5、5、・・・の点滴口5
Aより択一順番的な状態で順位的に水滴Sを滴下処理さ
せることができる。これにより、加熱体3が部分的に冷
えないようにして熱効率良く蒸発皿4内における電熱ヒ
ーター等の加熱体3各所より蒸気を万遍なく発生させる
ことができ、蒸発霧Kを連続的に間断なく発生させるこ
とができる。尚、前記給水タンク8には、水又は薬液或
いは木、竹、籾殻等の植物炭製造時に生成される精製酢
液等の単液若しくは混合液の液体が充填されている。
【0009】また、前記霧案内部材2内の中途部で旋回
流付与処理部材Tの下方位置に、網部材や格子部材ある
いは孔付きの堰部材等で構成する濾過部材Rを設けても
良い。この濾過部材Rを設けた場合には、該濾過部材R
で比較的粗い霧粒子を捕捉して水滴とし、細かい霧粒子
のみの通過を許容することができ、前記旋回流付与処理
部材Tの作用をより効果的に遂行できる利点がある。さ
らに、点滴部材の他の実施形態として、図5に示すよう
にパイプ状の筒部材12の外周面に複数の滴下口13、
13、13、・・・を円周方向に一定間隔に穿孔しても
良く、このパイプ状の筒部材12を蒸発皿4の上方に横
架させ、該筒部材12の一端に給水タンク8の液をポン
プ9で送給し、筒部材12の他端にモーター14を接続
して回転駆動させ、複数の滴下口13、13、13、・
・・より順位的に水滴Sを蒸発皿4に滴下処理させるこ
とができて、蒸発霧Kを連続的に間断なく発生させるこ
とができる。
流付与処理部材Tの下方位置に、網部材や格子部材ある
いは孔付きの堰部材等で構成する濾過部材Rを設けても
良い。この濾過部材Rを設けた場合には、該濾過部材R
で比較的粗い霧粒子を捕捉して水滴とし、細かい霧粒子
のみの通過を許容することができ、前記旋回流付与処理
部材Tの作用をより効果的に遂行できる利点がある。さ
らに、点滴部材の他の実施形態として、図5に示すよう
にパイプ状の筒部材12の外周面に複数の滴下口13、
13、13、・・・を円周方向に一定間隔に穿孔しても
良く、このパイプ状の筒部材12を蒸発皿4の上方に横
架させ、該筒部材12の一端に給水タンク8の液をポン
プ9で送給し、筒部材12の他端にモーター14を接続
して回転駆動させ、複数の滴下口13、13、13、・
・・より順位的に水滴Sを蒸発皿4に滴下処理させるこ
とができて、蒸発霧Kを連続的に間断なく発生させるこ
とができる。
【0010】
【作 用】上記の構成により、一般家庭、事務所、病
院、養介護施設、飲食店等の室内或いは自動車、列車、
航空機等の移動車両室内等において、霧発生送給機1を
稼働運転状態にすると、水又は薬液或いは木、竹、籾殻
等の植物炭製造時に生成される精製酢液等の単液若しく
は混合液の液体を入れた給水タンク8の液がポンプ9で
送給され、送液パイプ10より分配式の回転切替弁11
を介して複数個の各点滴部材5、5、5、・・・に順番
に分配される。これにより、蒸発皿4内において、摂氏
80度〜130度程度の範囲に温熱された電熱ヒーター
等の加熱体3の複数カ所に分散してタイミングをずらし
ながら、各点滴部材5、5、5、・・・の点滴口5Aよ
り択一順番的な状態で順位的に水滴Sを滴下処理させる
ことができる。これにより、加熱体3の一カ所に水滴が
集中することを避けるようにして、加熱体3が部分的に
冷えないように配慮することにより、熱効率良く蒸発皿
4内における電熱ヒーター等の加熱体3各所から蒸気を
万遍なく発生させることができ、しかも蒸発により殺菌
した状態の蒸発霧Kを連続的に霧案内部材2内に発生さ
せることができる。
院、養介護施設、飲食店等の室内或いは自動車、列車、
航空機等の移動車両室内等において、霧発生送給機1を
稼働運転状態にすると、水又は薬液或いは木、竹、籾殻
等の植物炭製造時に生成される精製酢液等の単液若しく
は混合液の液体を入れた給水タンク8の液がポンプ9で
送給され、送液パイプ10より分配式の回転切替弁11
を介して複数個の各点滴部材5、5、5、・・・に順番
に分配される。これにより、蒸発皿4内において、摂氏
80度〜130度程度の範囲に温熱された電熱ヒーター
等の加熱体3の複数カ所に分散してタイミングをずらし
ながら、各点滴部材5、5、5、・・・の点滴口5Aよ
り択一順番的な状態で順位的に水滴Sを滴下処理させる
ことができる。これにより、加熱体3の一カ所に水滴が
集中することを避けるようにして、加熱体3が部分的に
冷えないように配慮することにより、熱効率良く蒸発皿
4内における電熱ヒーター等の加熱体3各所から蒸気を
万遍なく発生させることができ、しかも蒸発により殺菌
した状態の蒸発霧Kを連続的に霧案内部材2内に発生さ
せることができる。
【0011】そして、前記霧案内部材2内を上昇する蒸
発霧Kはその中途で送風機6からの送風により旋回流を
付与されて、旋回する作用に併行して霧粒子の粗いもの
を捕捉処理して、微細な霧粒子を竜巻状に放出処理する
ことができ、室内に微細な霧粒子を浮遊させることがで
きる。その結果、微細霧粒子の放出により多量のマイナ
スイオンを発生させることが可能となり、且つ室内の悪
臭浮遊菌等の捕捉を迅速にして短時間内に対象室内の消
臭効果が得られるものである。
発霧Kはその中途で送風機6からの送風により旋回流を
付与されて、旋回する作用に併行して霧粒子の粗いもの
を捕捉処理して、微細な霧粒子を竜巻状に放出処理する
ことができ、室内に微細な霧粒子を浮遊させることがで
きる。その結果、微細霧粒子の放出により多量のマイナ
スイオンを発生させることが可能となり、且つ室内の悪
臭浮遊菌等の捕捉を迅速にして短時間内に対象室内の消
臭効果が得られるものである。
【0012】然るに、霧の発生処理装置1が稼働運転中
に地震その他の不測現象に起因して転倒した場合があつ
ても、加熱体3の上には沸騰した熱湯が存在することな
く安全である。また、運転休止の状態が長期に及ぶ場合
でも、加熱体3の上には液が残存することなく、液は密
閉状態の給水タンク8、ポンプ9、回転切替弁11内に
存在しており、室内の浮遊細菌等の混入や、液の劣化、
汚濁を誘発する恐れがなく、従って、格別に無菌処理し
た液を使用しなくとも安価な清流水等を活用できる利点
もある。
に地震その他の不測現象に起因して転倒した場合があつ
ても、加熱体3の上には沸騰した熱湯が存在することな
く安全である。また、運転休止の状態が長期に及ぶ場合
でも、加熱体3の上には液が残存することなく、液は密
閉状態の給水タンク8、ポンプ9、回転切替弁11内に
存在しており、室内の浮遊細菌等の混入や、液の劣化、
汚濁を誘発する恐れがなく、従って、格別に無菌処理し
た液を使用しなくとも安価な清流水等を活用できる利点
もある。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記の構成により、蒸発皿の
複数カ所に分散してタイミングをずらしながら、各点滴
部材より順位的に水滴を滴下処理させることができるの
で、蒸発皿が部分的に冷えることがなく熱効率の良い状
態にして、蒸発皿に滴下した水滴を気化蒸発させて蒸発
皿の各所から蒸気を万遍なく発生させることができ、蒸
発霧を霧案内部材内に間断なく発生させることができ
る。そして、前記霧案内部材内を上昇する蒸発霧はその
中途で送風機からの風により旋回流を付与され、旋回す
る作用に併行して霧粒子の粗いものを捕捉処理して、微
細な霧粒子を竜巻状に放出処理することができ、室内に
微細な霧粒子を浮遊させることができる。その結果、微
細霧粒子の放出により多量のマイナスイオンを発生させ
ることが可能となり、且つ室内の悪臭浮遊菌等の捕捉を
迅速にして短時間内に対象室内の消臭効果が得られるも
のである。
複数カ所に分散してタイミングをずらしながら、各点滴
部材より順位的に水滴を滴下処理させることができるの
で、蒸発皿が部分的に冷えることがなく熱効率の良い状
態にして、蒸発皿に滴下した水滴を気化蒸発させて蒸発
皿の各所から蒸気を万遍なく発生させることができ、蒸
発霧を霧案内部材内に間断なく発生させることができ
る。そして、前記霧案内部材内を上昇する蒸発霧はその
中途で送風機からの風により旋回流を付与され、旋回す
る作用に併行して霧粒子の粗いものを捕捉処理して、微
細な霧粒子を竜巻状に放出処理することができ、室内に
微細な霧粒子を浮遊させることができる。その結果、微
細霧粒子の放出により多量のマイナスイオンを発生させ
ることが可能となり、且つ室内の悪臭浮遊菌等の捕捉を
迅速にして短時間内に対象室内の消臭効果が得られるも
のである。
【0014】然るに、霧の発生処理装置が稼働運転中に
地震その他の不測現象に起因して転倒した場合があつて
も、蒸発皿には沸騰した熱湯が存在することなく安全で
ある。 また、運転休止の状態が長期に及ぶ場合でも、
蒸発皿には液が残存することなく、液は密閉状態の給水
タンク等に存在しており、室内の浮遊細菌等の混入や、
液の劣化、汚濁を誘発する恐れがなく、従って、格別に
無菌処理した液を使用しなくとも安価な清流水等を活用
できる利点もある。
地震その他の不測現象に起因して転倒した場合があつて
も、蒸発皿には沸騰した熱湯が存在することなく安全で
ある。 また、運転休止の状態が長期に及ぶ場合でも、
蒸発皿には液が残存することなく、液は密閉状態の給水
タンク等に存在しており、室内の浮遊細菌等の混入や、
液の劣化、汚濁を誘発する恐れがなく、従って、格別に
無菌処理した液を使用しなくとも安価な清流水等を活用
できる利点もある。
【図1】 本発明に係る蒸発霧の発生処理装置の正面視
断面図である。
断面図である。
【図2】 同上の平面視断面図である。
【図3】 本発明要部の正面視作用説明図である。
【図4】 同上の平面視作用説明図である。
【図5】 本発明の他の実施例要部を示す要部断面図で
ある。
ある。
1 霧発生送給機
2 霧案内部材
3 加熱体
4 蒸発皿
5 点滴部材
6 送風機
8 給水タンク
11 回転切替弁
T 旋回流付与処理部材
R 濾過部材
K 蒸発霧
─────────────────────────────────────────────────────
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Fターム(参考) 3L055 BB03 BC10 CA04
4C058 AA02 AA23 BB07 EE26 JJ12
JJ24
4D074 AA02 BB03 FF20
Claims (5)
- 【請求項1】室内に所定の微細粒霧を送給する霧発生送
給機において、該霧発生送給機の機内に上端側を機外に
開口する筒状の霧案内部材を縦方向に配設すると共に、
該霧案内部材の下端側に電熱ヒーター等の加熱体を設け
た蒸発皿を設置し、該蒸発皿の上部に点滴部材を臨ませ
て、該点滴部材より一定間隔毎に水滴を上記蒸発皿内に
間歇的に滴下し、該水滴を蒸発皿の温熱作用によって気
化蒸発させて前記霧案内部材内に蒸発霧を発生させ、か
つ該蒸発霧が該霧案内部材内を上昇する際に、該蒸発霧
に霧案内部材の内壁を誘導案内面として上昇方向への旋
回作用を付与しつつ、該内壁面に接触させて粗い霧粒子
を捕捉処理する旋回流付与処理部材を該霧案内部材内の
中途部に配設し、該霧案内部材内の下方で発生させた蒸
発霧を旋回気流状態でかつ微細粒霧処理して該霧案内部
材内の上端側より室内に放出することを特徴とする蒸発
霧の発生処理装置。 - 【請求項2】点滴部材を蒸発皿の上部に複数個臨ませ
て、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させたこと
を特徴とする請求項1記載の蒸発霧の発生処理装置。 - 【請求項3】霧案内部材内の中途部で旋回流付与処理部
材の下方位置に、蒸発霧のうち、比較的粗い粒子を捕捉
して細かい粒子の通過を許容する濾過部材を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の蒸発霧の発生処理装置。 - 【請求項4】点滴部材を蒸発皿の上部に複数個臨ませ
て、各点滴部材より順位的に水滴を滴下処理させるの
に、送液パイプより分配式の回転切替弁を介して複数の
点滴部材を連設したことを特徴とする請求項1および2
記載の蒸発霧の発生処理装置。 - 【請求項5】点滴部材を、部材の外周面に複数の滴下口
を円周方向に一定間隔に穿孔したパイプ状の筒部材に構
成して蒸発皿の上方に横架させ、該筒部材を回転駆動し
たことを特徴とする請求項1記載の蒸発霧の発生処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256080A JP2003065571A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 蒸発霧の発生処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256080A JP2003065571A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 蒸発霧の発生処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003065571A true JP2003065571A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19083946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001256080A Pending JP2003065571A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 蒸発霧の発生処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003065571A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104649237A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-27 | 浙江大学 | 结合节流阀与渐扩管的氮浆制备装置及其方法 |
CN112460715A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-09 | 厦门呼博仕环境工程产业股份有限公司 | 加湿器 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001256080A patent/JP2003065571A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104649237A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-27 | 浙江大学 | 结合节流阀与渐扩管的氮浆制备装置及其方法 |
CN112460715A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-09 | 厦门呼博仕环境工程产业股份有限公司 | 加湿器 |
CN112460715B (zh) * | 2020-12-17 | 2024-10-18 | 厦门呼博仕智能健康科技股份有限公司 | 加湿器 |
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