JPS63270521A - 湿式空気清浄装置 - Google Patents

湿式空気清浄装置

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JPS63270521A
JPS63270521A JP62104742A JP10474287A JPS63270521A JP S63270521 A JPS63270521 A JP S63270521A JP 62104742 A JP62104742 A JP 62104742A JP 10474287 A JP10474287 A JP 10474287A JP S63270521 A JPS63270521 A JP S63270521A
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water tank
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cooling
cooling water
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Yukio Ozaki
尾崎 征雄
Kozo Shinba
榛葉 浩三
Yoshinobu Matsushita
松下 賢庸
Hiromitsu Oike
大池 博充
Akiji Oono
大野 昭自
Kunihiko Miyamoto
宮本 国彦
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は湿式空気清浄装置に関するもので、更に詳細
には、例えば食品、薬品又は精密橢械、半導体等の大工
場用のクリーンルーム、事務所あるいは病院等の室内の
空気中の塵埃を液滴流#J域を利用して除去すると共に
湿度・温度調節して、再び室内に循環することを目的と
する湿式空気清浄装置に関するものである。
[従来の技術) 従来のこの種の空気清浄装置としては、第23図に示す
ように、送風機aを介して室・bの出口Cと接続する蒸
発器eと、バイブfを介して室すの入口dに接続する加
温器Qとを接続し、また、蒸発器e内に蛇行状に配備さ
れる冷媒蒸発管りの出入口をそれぞれ冷媒供給管1及び
冷媒排出Rjを介して冷凍機kに接続すると共に、加温
器e内に蛇行状に配備される冷媒凝縮管lの出入口をパ
イプm、nを介して冷凍llkに接続した構造のもの、
あるいは、第24図に示すように、上記蒸発器eに変え
てサイクロン型の蒸発器e′を使用し、上記加温器Qに
変えてサイクロン型の加温器9′を使用した逆ランキン
サイクルのものが知られている(特開昭59−1859
22号公報参照)。
上記のように構成される従来の空気清浄装置において、
上記送風11aによって室すから蒸発器e。
e′内に吹込まれた空気は、微細水滴(冷水微細ミスト
)と接触して飽和温度に調湿されると共に、蒸発器e内
において水シヤワーによって空気中の塵埃、細菌、ウィ
ルス等の有害成分が除去される。
そして、冷却加湿された空気は加温器e内に送込まれて
加温器9.q′内において適温加温されると共に調湿さ
れた後、室す内に循環されるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の空気清浄装置においては、空気中
の塵埃と冷水微細ミストとの接触、冷却及び加熱を別々
の機器にて行うため、各機器を別々に用意する必要があ
ると共に、それらの配管や全体の糸路が長大化し、また
、空気を送る送風設備も大型又は多数化するため、構造
全体が大型かつ複雑化すると共に、施工工数がかかりコ
ストが嵩むという問題があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記事情に鑑みなされたもので、上記技術的
課題を解決するために、第1の発明は、清浄及び調湿・
調湿化されるべき空気中の塵埃、細菌等を荷電させる荷
電部と、これら塵埃等に冷水微細ミストを接触する冷水
供給部と、冷却された塵埃等を捕集する冷却捕集部及び
微細水滴除去部と、清浄化された空気をII温・調湿す
るための再熱手段を一箇所に集合して、効率良く空気の
清浄化及び調湿・調湿化を行うようにしたことを特徴と
し、また、第2の発明は、上記第1発明に加えて、更に
、冷水供給部に供給される冷却水を殺菌処理する手段を
付加したことを特徴と16湿式空気清浄装置を提供しよ
うとするものである。
すなわち、この発明は第1に、下部又は別個に温度調整
手段により温度調整される水を収容する冷却水槽を設け
、かつ、その上部側方に空気流入口を開口すると共に、
上部に空気流出口を開口する筒状の空気清浄装置本体と
、上記空気清浄装置本体内の空気流入口と空気流出口の
中間部に配設される冷水供給部と、上記冷水供給部の下
方上流側に水平状に配設される冷却捕集部と、上記冷水
供給部の上方下流側に向って順次配設される微細水滴除
去部及び再熱手段とを備え、上記空気流入口の上流側に
荷電部を設けると共に、送風手段を介して室の吸込口に
接続し、上記空気流出口を上記室の吹出口に接続して成
ることを特徴とする湿式空気清浄装置を提供し、また、
この発明の第2は、上記湿式空気清浄装置において、上
記冷却水槽内の冷却水を殺菌処理する殺菌手段を付加し
て成ることを特徴とする湿式空気清浄装置を提供しよう
とするものである。
この発明において、上記温度調整手段は冷却水槽内に収
容される冷却水を所定の温度に冷却するものであれば任
意のであってもよいが、好ましくは冷却水槽の上部又は
冷却水槽内に配設される冷却コイルにて形成する方がよ
い。上記冷水供給部は冷却捕集部に向って冷却水を散布
するものであれば任意のものであってもよいが、好まし
くは冷却水槽内から循環される冷却水を散布する散水器
にて形成する方がよい。また、上記冷却捕集部は荷電部
にて帯電された空気中の塵埃を捕集ものであれば任意も
のであってもよく、例えば複数の多孔板又は多孔板とこ
の多孔板の下面に配設されるハニカムコア体とを組付け
たものにて構成されるが、好ましくは、複数組の捕集体
にて形成する方がよく、かつ、ハニカムコア体は、その
透孔同士が互いに偏倚する複数の積層されたハニカムコ
ア素材にて構成する方がよい。
更に、上記荷電部は室内の吸込口から送られた空気中の
塵埃を帯電させるものであれば任意のものであってもよ
いが、好ましくは複数の透孔を穿設する放電対極と、こ
の放電対極の各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電
針を突設する放電極とで構成する方がよい。また、上記
冷却捕集部は荷電部との電位差によって帯電された塵埃
を捕集するものであれば任意のものであってもよいが、
好ましくは荷電部と反対極の電極に導電されるものであ
る方がよい。
更に、第2の発明において、上記殺菌手段は例えば紫外
線殺菌装置等冷却水槽内の水を殺菌処理する手段であれ
ば任意のものであってもよいが、好ましくはオゾンによ
る殺菌手段である方がよい。
この場合、殺菌手段の一部を構成するオゾン発生器は冷
却水槽又は冷却水槽に接続する水槽内に配設されるオゾ
ン曝気部にオゾンを供給する外部配置式のもののほか、
上記いずれかの水槽内に配設される酸化チタン製被照射
体と、この被照射体に光を照射する発光体とで構成され
る内部設置式のもののいずれであってもよい。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
送風手段の駆動により室内の汚染された空気が空気清浄
装置本体内に送られる際、まず、荷電部にて汚染空気中
の塵埃が帯電される。次に、汚染空気が冷却捕集部を通
過する際、冷水供給部から冷水が散布されて冷却捕集部
の多孔板上に供給され、上昇してくる汚染空気と接触す
る。したがって、流下する冷水と上がする汚染空気とは
同時に多孔板の目孔を通過することになる。汚染空気は
多孔板の目孔を通過する時、多孔板の目孔に張った液膜
を激しく破りながら、微細な液滴と微細な気泡を生成す
る。その結果、多孔板上には粉体の流動層に酷似した濃
密な液滴流動域が、汚染空気圧損と均衡して適当な厚み
で形成される。
汚染空気中の塵埃、細菌は、多孔板の目孔に張った液膜
を破る時、及び多孔板上に形成される液滴流動域を通過
する際に、効果的な気−液接触が行われ、有害塵埃等は
十分油側に移行され、捕集される。
また、多孔板下面にハニカムコア体を配設した捕集体に
おいては、ハニカムコア体のセル内壁を流下する液膜に
も塵埃等が接触捕集され、上記多孔板のみの捕集体に比
べ更に効果的な捕集が可能となる。
上記気−液接触にて生成された微細液滴は微細水滴除去
部に移行された後捕集される。そして、清浄化された空
気は再熱手段により熱されて所定の温度及び湿度に調整
された後、室内に循環される。
また、第2の発明においては、冷却水槽内に収容される
捕集塵埃中の有害細菌を含む水を殺菌手段にて殺菌処理
することができるため、再度冷水供給部に循環に供する
ことが可能となる。
[実施例] 以下にこの発明の実施例を添附図面に暴いて詳細に説明
する。
◎第1の発明 第1図は第1の発明の湿式空気清浄装置を示す概略断面
図で、この発明の湿式空気清浄装置は、下部に温度調整
手段である冷却コイル16により温度調整される水を収
容する冷却水槽18を設け、かつ、その上部側方に空気
流入口12を開口すると共に、上部に空気流出口14を
開口する筒状の空気清浄装置本体10と、空気清浄装置
本体10内の空気流入口12と空気流出口14の中間部
に下方向ぎに配設される冷水供給部20と、冷水供給部
20の下方上流側に水平状に配設される冷却捕集部30
と、冷水供給部20の上方下流側に向って順次配設され
る微細水滴除去部40及び再熱手段である再熱コイル5
0とで構成され、そして、空気流入口12の上流側に荷
電部60を設けると共に、送風手段である送風ファン7
0を介して室12の吸込ロア1に接続し、空気流出口1
4を室72の吹出ロア3に接続して成る構造となってい
る。
上記冷却コイル16は冷却水槽18の上部に配設される
か、あるいは、第1図に想像線で示すように冷却水MJ
18内に配設される蛇行状の蒸発器にて形成されており
、また、上記再熱コイル50も冷却コイル16と同様に
蛇行状の凝縮器にて形成されでおり、そして、これら冷
却コイル1Gと再熱コイル50とは同一のヒートポンプ
80を介して接続されている。このヒートポンプ80は
圧縮機82、凝縮器50゜84、レシーバタンク86、
蒸発器16及びアキュムレータ88等にて構成されてい
る。なお、再熱コイル50は、凝縮器を用いず、電気ヒ
ータ50′や別個の加熱源(図示せず)につながる湯水
流通熱交換器とすることもできる。
上記冷水供給部20は、上記冷却水槽18に循環ポンプ
22を介して接続されて、冷却水槽18内の水が循環供
給されるようになっている。この冷水供給部20は、第
5図及び第6図に示プように、冷却水槽18に接続する
管路21から分岐された2つの分岐管路23にそれぞれ
下向きに開口する噴管24の開口の下方に3本の支持棒
25.25.’25にて支持される多孔の拡散板26を
有する散水器28にて構成されている。この冷水供給部
20から散布される冷水は上記冷却コイル1Gにて冷却
され、汚染空気を露点以下に冷却でき、かつ、凍結しな
いの温度となっている。
上記冷水供給部20の下方上流側に配設される冷却捕集
部30は、水平に配設される複数枚の多孔板34、34
・・・にて構成される捕集体の1組又は複数組にて形成
してもよいが、第3図に示すように、多孔板34と、こ
の多孔板34の下面にハニカムコア体32を配設した捕
集体36を1組又は複数組配設したものにて形成される
。この場合、捕集体36.38゜36は互いに適宜間隔
をおいて空気清浄装置本体10内に水平状に配設されて
おり、また、ハニカムコア体32は、−FJのハニカム
コア素材38でもよいが、望ましくは第7図及び第8図
に示すように、その透孔33.33・・・同士が互いに
偏倚する複数(図面では2枚の場合を示す)のハニカム
コア素材38.38にて形成されている。このように構
成される冷却捕集pH30は荷電部60にて帯電された
塵埃を含む空気が通過する際、荷電部60との電位差に
よる静電誘導作用によって塵埃を捕集するもの、例えば
空気清浄装置本体10にアースするものであるが、この
場合、荷電部60の放電極68と反対極に導電すること
も可能で、例えば、第3図に示すように、荷電部60の
放電極68に負極性の電圧を印加する電源61の陽極側
に接続することにより、更に効率良く塵埃の捕集を行う
ことができる。
上記冷水供給部20の上方下流側に配設される微細水滴
除去部40は、上記冷却捕集部30を構成するハニカム
コア体32と同様なハニカムコア体42、このハニカム
コア体32の上面に接触配設される第1のミストエリミ
ネータ44と、この第1のミストエリミネータ44の上
方下流側に適宜間隔をおいて配設される第2のミストエ
リミネータ46とで構成されている。
一方、上記荷電部60は、第2図に示すように、複数の
透孔62.62・・・を穿設する放電対極64と、この
放電対極64の各透孔62の中心に位置する複数の先尖
状放電針66、66・・・を突設する放電11i88と
で構成されている。この場合、放電対極64はアルミニ
ウム合金等の金属板又は少なくとも透孔62を含む表面
に導電性金属を被覆した樹脂基板にて形成される。また
、上記放電極68は例えば板厚が0.1〜3.0履好ま
しくは0.2〜1.0m+のステンレス鋼あるいは酋通
鋼、銅、真鍮、アルミニウム等の強度を有する導電性金
属板にて形成されている。このように構成される荷電部
60において、放電極68が電源61の陰極に、放電対
極64が電源61の陽極に接続されており、これら放電
極68と放電対極64に電圧が印加されると、両者間に
おいてコロナ放電が生じるようになっている。なおこの
場合、放電極68と放電対極64とを逆極性にして正極
性放電を行うようにしてもよい。かかるコロナ放電は一
般の交流電源(100V〜200V)を変圧し、かつ、
整流することで得られる直流電圧−4,5KV〜−5K
V、−針当りの放電流2〜20μへの直流電流で行うこ
とができる。
上記荷電部60にも冷水供給部20からの水滴がかかる
が、荷電部60を、第4A図及び第4B図に示すように
、空気清浄装置本体10と流入側管11とを接続する荷
電部ダクト11a内に配設される塩化ビニル製方形枠1
1bにて放電対極64を絶縁状態に支持し、また、スペ
ーサHC及び支持林Hdを介して適宜間隔をおいて支持
される放電対極68を方形枠11bに架設して取付ける
ことにより、ショートを防止することができる。しかも
、この場合、印加電圧が低電圧であるため、安全である
。なお、電源61へのリード線(図示せず)は水滴のな
い上流側に配線する方がよい。なおこの場合、放電極6
8と空気流入口12との距離lは可及的に狭くすること
が望ましい。その理由は、帯電された塵埃粒子が冷却捕
集部30に到達する前に粒子間の放電やダクト内壁に付
着するのを防止するためである。
また、荷電部60の別のショート防止構造としては、第
4C図に示すように、荷電部ダクト11aの上部壁にシ
リコンゴムあるいはフッ素ゴム等のシールバッキング1
1「を介して取付けられる碍子11(lにて放電対極6
4及び放電極68をそれぞれ吊下げた状態で保持するも
のも考えられる。この場合、碍子11gの周囲に乾燥用
ヒータ11hを配設して碍子119の表面への結露によ
る漏電を防止するか、あるいは、乾燥空気吹付はノズル
(図示せず)を設けておく。なお、空気清浄装置本体1
0の空気流入口側の上部に飛沫防止用邪魔板11iを設
けることにより、飛沫の荷電部60への侵入を少なくツ
゛ことができる。
また、上記空気清浄装置本体10の空気流入口12と室
72の吸込ロア1とを接続する流入側管路11の送風フ
ァン70の上流側には切換弁74を介して外気導入管路
13が接続されている。
なお、上記冷却水槽18と冷水供給部20とを接続する
循M管路21には流m計27が配設されてJ3す、かつ
、この循環管路21から分岐された分岐管路23′には
上記冷却捕集部30の下方上流側に位置する補助冷水供
給部20′が接続されている。この補助冷水供給部20
′は、第9図ないし第11図に示すように、分岐管路2
3゛の先端にエルボ管29を介して下方に開口する噴管
24と、この噴管24の開口側に2本の支持棒25a 
、 25aにて支持される円錐状拡散板26aとで構成
されている。なお、補助冷水供給部20′は必ずしも設
ける必要はない。
また、上記空気清浄装置本体10の空気流入口12、冷
水供給部20付近及び空気流出口側の微細水滴除去部4
0の上方下流側にはそれぞれ温度・湿度センサ51.5
2.53が配置されており、これらセンサ51゜52、
53からの検知信号を受ける制御装置(図示せず)から
上記ヒートポンプ80.循環ポンプ22等にυlll1
指令が送られるようになっている。
上記のように構成されるこの発明の空気清浄装置におい
て、送風ファン70が駆動され、室内の汚染された空気
が空気清浄装置本体10内に送込まれると、空気中の塵
埃等はまず荷電部60により帯電された後、空気流入口
12がら空気清浄装置本体10内の冷却捕集部30を通
過する。このとき、空気中の塵埃の一部は冷却捕集部3
0のハニカムコア体32の透孔33を通過する際に捕集
され、ハニカムコア体32を通過した空気は多孔板34
の目孔35.35・・・を通過するが、この際、冷水供
給部20から散布されて多孔板34上に形成された液膜
を激しく破りながら微細な液滴と微細な気泡を生成する
。その結果、第4図に示すように、多孔板34上には粉
体の流動層に酷似した濃密な液滴流動域37が空気圧損
と均衡して適当な厚みで形成される。この液滴流動域3
7は汚染空気の流速が増すに従ってその厚みを増す。汚
染空気中の塵埃は、多孔板34の目孔35.35・・・
に張られた液膜を破るとき、及び多孔板34上に形成さ
れた液滴流動域31を通過する際に、塵埃粒子の液滴へ
の慣性衝突作用、拡散作用、凝集作用及び静電誘導作用
によって効果的に気液接触が行われ、塵埃は十分油側に
移行する。
汚染空気が上記捕集体36の多孔板34上で跳上げだ液
滴のうち細かい液滴は上方の捕集体36のハニカムコア
素材38に運ばれてハニカムコア素材38の透孔33の
内壁を濡らしながら下降し、大きな液滴となって再び下
段の多孔板34上に戻る。従って、汚染空気中の塵埃は
、ハニカムコア素4138の透孔33内壁でも上記物理
的、静電誘導的接触が行われて除去され、清浄化され、
従来の湿式集塵方式では困難とされていた0、5〜0.
1μmの微mx埃を捕集することができる。そして、清
浄化された空気は再熱コイル50にて所定のQtIJ、
(約25℃)に加熱され及び調湿された後、室72の吸
込ロア1に送られる。
次に、上記のように構成されるこの発明の空気清浄装置
を夏期及び冬期の下で使用した場合の具体例を第12図
及び第13図の空気線図を参照して説明する。すなわち
、夏期の場合(第12図)は室72からの空気■は外気
■と混合■(混合点の湿度:T3)した後、空気清浄装
置本体10内に送られて冷水供給部20からの冷水によ
って冷却され、第2のミストエリミネータ46の出口付
近■の温度がT4に冷却され、かかる低温飽和空気を室
72の吹出温T2に上げるため、再熱コイル50によっ
て加熱■(加熱俊の温度二T5)された後、室72内に
供給される。このようにして室72内に供給される清浄
化空気は熱負荷も加わり適m (T2 )及び適湿(4
0〜60%)とすることができる。
なお、冬期の場合(第13図)は、室72からの空気■
は外気■と混合(混合点■、混合点の温度:T3とする
)した模、空気清浄装置本体10内に送られて、冷水供
給部20からの温水(冬11は冷水相当部分の水をヒー
トポンプ80によって冷却コイル16を凝縮器として働
かせて加温する。)によって加湿され、第2のミストエ
リミネータ46の出口付近■の湿度が飽和点近くまで加
湿され(81195〜100%)、ヒートポンプ80と
は別に設置された加熱ヒータ(例えば伝熱ヒータ、温水
ヒータ、蒸気ヒータ等)50′で室12への吹出温度■
まで再熱される。このようにして室12内に供給される
清浄化空気は適m (T2)及び適湿(8840〜60
%)とすることができる。
◎第2の発明 第14図は第2の発明に係る空気清浄装置の第一実施例
を示す概略断面図で、この発明の空気清浄装置は、上記
第1の発明の空気清浄装置の冷却水槽内の冷水を殺菌処
理すべく冷却水槽に殺菌処理手段を接続した場合である
。すなわち、上記循環管路21の上流側に接続する第1
の管路91を介して殺菌処理手段であ゛るオゾン殺菌槽
90の供給側を接続すると共に、オゾン殺菌槽90の吐
出側を第2の管路92を介して循環管路21の下流側に
接続し、そして、オゾン殺菌槽90内に配設されたオゾ
ン曝気部93にオゾン発生器94を接続した場合である
この場合、オゾン発生器94はi!%電圧手段94aを
利用した放電作用によってオゾンを生成するようになっ
ている。
なお、第2の発明において、その他の部分は上記第1の
発明と同一であるので、同一の構成部分には同一符号を
付してその説明は省略する。
上記のように構成することにより、冷却水Wg18から
オゾン殺菌槽90内に供給された冷水はオゾン発生器9
4からオゾン曝気部93に供給されて散気されるオゾン
によって殺菌される。そして、殺菌された冷水は循環管
路21を介して冷水供給部20から汚染空気に散布され
るのである。
第15図は第2の発明の第二実施例を示す概略断面図で
、上記冷却水槽18と殺菌処理手段とを兼用させた場合
である。すなわち、空気清浄装置本体10の下部に循環
切換弁21aを介して2つの冷却兼オゾン殺菌水槽18
a 、 18bを配設し、各冷却兼オゾン殺菌水槽18
a 、 18b内にオゾン曝気部93を配設すると共に
、オゾン切換弁95を介してオゾン発生器94を接続し
た場合である。また、これら冷却兼オゾン殺菌水槽18
a 、 18bにはオゾン排出切換弁9Gを介して電気
ヒータ97aを具備するオゾン分解器97が接続されて
いる。なお、冷却兼オゾン殺菌水槽18a 、 18b
内には必要に応じて冷却あるいは加熱する冷却兼加熱コ
イル16a 、 16aが配設されるととに、水槽18
a 、 18b内の冷水を撹拌する撹拌器98.98が
配設されている。また、オゾン発生器94は空気流路9
9を介して上記空気清浄装置本体10の空気流出口14
側の清浄空気が供給されるようになっている。
上記のように構成される空気清浄装置によれば、循環切
換弁21aを切換えて一方の冷却兼オゾン殺菌水槽18
aを空気清浄装置本体10に接続し、他方の冷却兼オゾ
ン殺菌水槽18bを空気清浄装置本体10から遮断する
ことができるので、連続して空気清浄と冷水の殺菌処理
とを行うことができ、過剰オゾンはオゾン分解器97に
て完全分解して外気中に排気することができる。この場
合、オゾン発生器94からのオゾンを冷却兼オゾン殺菌
水槽18b中の冷水に曝気し、水中オゾン81度を0.
5ppmとし、オゾン分解器97の加熱温度を約400
℃とすると、オゾン濃度0.5ppmで約30分で殺菌
できるが、殺菌後約10時間放置しておく。なおこの場
合、冷却兼オゾン殺菌水槽18b内を冷却兼加熱コイル
16aにて30〜40℃に加熱しておけばオゾン分解時
間を短縮することができる。また、冷水を加熱した場合
には、冷水供給部20に循環させる際に冷却兼加熱コイ
ル16aにて所定温度まで冷却する。このとき、オゾン
発生器94は停止させておくことは勿論である。
第16図は上記冷却兼加熱コイル16aの加熱手段のか
わりに紫外線灯を使用した場合である。すなわち、冷却
兼オゾン殺菌水槽18a 、 18b内に4つの紫外線
1ieb 、 ieb・・・を配設することにより加熱
コイルを省略した場合である。なおこの場合は冷却コイ
ル16は水槽18a 、 18bの上部に配設するか、
あるいは、水槽18a 、 18b内に配設させておく
必要がある。
第17図ないし第19図は第2の発明の第三実施例を示
す概略新面図及びその要部拡大断面図を示すもので、冷
却水槽内の冷水を光化学反応によるオゾン発生器にJ:
って殺菌処理を行うようにした場合である。すなわち、
上記冷却水槽18の底部を仕切り板101にて一部が連
通ずるように区画し、区画された水槽下部100内に千
鳥状に配設される複数の酸化チタン製の被照04体11
0. 110・・・と、被照射体110. 110・・
・のそれぞれ隣接する被照射体110. 110間に配
設される発光体120. 120・・・とでオゾン発生
器94を形成して、冷却水槽18内に収容される冷水を
水槽下部100内に供給しつつ迂回させながら光化学反
応で生成されたオゾンにより殺菌させるようにした場合
である。この場合、被照射体110は、酸化チタン(T
、02)をアセチレンセルロースフィルムに固着させた
フィルム112を透明アクリル板あるいはステンレス板
等の板材114に貼着して成り、ブラケット 116を
もって水槽下部100内に固定されるようになっている
(第19図参照)。また、発光体120は、水銀燈ある
いは紫外線灯等の光源122を石英管124内に配置し
た構造であって、水槽下部100に固定される支持部材
126にて固定保持されるようになっている(第19図
参照)。
第20図及び第21図は第2の発明の第三実施例の別の
形態を示す断面図及びその要部斜視図で、被照射体の照
射位置を移動変換可能にした場合である。すなわち、冷
却水槽18内に互いに間隔をおいて配設される複数の被
照射体110. 110・・・の各々を一対のローラ 
132. 134間に掛渡されるベルト体130にて形
成し、一方のローラ132を冷却水槽18の外に配設さ
れる駆動モータ 136によって駆動させるようにした
場合である。この場合、ベルト体130は、上記被照射
体110と同様に、酸化チタン(TiO2)をアセチレ
ンセルロースフィルムに固着させたフィルム112をベ
ルト基材に貼着した構造となってJ3す、固定バンド等
の固定手段131にて無端状に形成されている。また、
隣接するベルト体130は互いに反対方向に回転し41
するように駆動モータ 136の駆動プーリ136aと
駆動ローラ132. 132・・・のプーリ132a、
 132a・・・とは、たすき掛けになっている。
上記のようにオゾン発生器を酸化チタン製被照射体11
0と発光体120とで構成することにより、酸化チタン
2TiO2に光を照射すると、光化学反応によって、T
、02+(0)となり、この際生成されたオゾン(0)
によって冷水の殺菌処理が行われる。
これは、例えば酸化チタン(TiO2)の存在の下で光
を照射すると、以下の酸化反応を行うことが周知である
ことからも類推できる。
H→HO q CN−→CN0− なお、上記第三実施例において、冷却水槽18内の過剰
オゾンを除去する場合には、上記第−実施例及び第二実
施例と同様にオゾン分子M器(図示せず)を設ける必要
がある。
第22図は、第2の発明の第四実施例を承りもので、汚
水を連続的に殺菌処理するようにした場合である。づな
わち、第1の管路91、第2の管路92と接続するオゾ
ン殺菌槽90内に紫外線殺菌装置94′を配設して、第
1の管路91からオゾン殺菌41190’内に流入する
汚水を紫外線殺菌装置94′にて殺菌処理した後、第2
の管路92から冷水供給部20へ連続的に送水して、空
気清浄化水として使用できるようにした場合である。
[発明の効果7 以上に説明したように、この発明の空気清浄装置によれ
ば、清浄及び調温・調湿化されるべき空気中の塵埃、細
菌等を荷電させる荷電部と、空気に冷水微細ミストを接
触する冷水供給部と、冷n1された塵埃等を捕集する冷
却捕集部及び微細水滴除去部と、清浄化された空気を調
温・調湿するための再熱手段を一箇所に集合して、効率
良く空気の清浄化及び調温・調湿化を行うようにしたた
め、以下のような効果が(qられる。
1)空気清浄機器、加熱部等の各機器を一箇所に集中す
るので、スペースの有効利用が図れると共に、メンテナ
ンスの容易化が図れる。
2)集塵、調温・調湿等を1つの装置で行うので、コト
スの低廉化が図れ、併せて脱臭、殺菌も容易に行える。
3)汚染空気中の塵埃と′a滴、液膜との間のクーロン
力と、慣性衝突作用、拡散作用及び凝縮作用によって空
気中の塵埃を捕集することができるため、従来の湿式集
塵方式では困難とされていた微細粒子の塵埃を効率良く
捕集することができる。
4)空気中の塵埃を帯電し、冷却捕集部及び微細水滴除
去部にて捕集するので、通常のフィルタのような目詰り
による風宿の低下の虞れがなく、また、集積塵埃(細菌
を含む)の再飛散の虞れもない。
5)交換や消耗部品がないので、長期間にわたって連続
運転が可能となる。
6)捕集された塵埃中の細菌の増殖を防止することがで
きるので、冷却捕集部は衛生的である。
1)再熱手段により冷却清浄化された湿式空気を加熱す
るので、ミストの発生がない。
また、第2の発明によれば、更に冷水供給部に供給され
る冷却水を殺菌処理する手段を付加するため、上記1)
〜7)に加えて殺菌のためのガスや薬剤等を使用する必
要がなく、これら殺菌用ガス等によって装置内部が腐蝕
する虞れがない。しかも、冷水は浄化されて、装置本体
の冷水供給部へ送給されるので、空気を確実に清浄化で
き、二次汚染の心配もなく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における第1の発明の空気清浄装置を
示す概略断面図、第2図はこの発明における荷電部の断
面斜視図、第3図はこの発明における荷電部及び冷却捕
集部の断面図、第4図はこの発明おける冷却捕集部の作
用状態を示す断面図、第4A図はこの発明にける荷電部
示す正面図、第4B図はその側断面図、第4C図は荷電
部の別の構造を示す側断面図、第5図はこの発明におけ
る冷水供給部の平面図、第6図はその側面図、第7図は
この発明におけるf!I細水滴除去部の要部平面図、第
8図はその一部を断面で示す側面図、第9図はこの発明
における補助冷水供給部の平面図、第10図及び第11
図はそれぞれ第9図の側面図及び要部拡大図、第12図
及び第13図はこの発明の空気清浄装置を稼働した場合
の夏期及び冬期の状態を示す空気線図、第14図はこの
発明の第2の発明の空気清浄装置の第一実施例を示す概
略断面図、第15図は第2の発明の第二実施例を示す概
略断面図、第16図は第三実施例の別の形態を示す要部
断面図、第17図は第2の発明の第三実施例を示す概略
断面図、第18図及び第19図はそれぞれ第三実施例の
要部断面図及びその要部拡大図、第20図は第三実施例
のに別の形態を示す断面図、121図はその要部である
被照射体の斜視図、第22図は〜2の発明の第四実施例
を示す概略断面図、第23図及び第24図は従来の湿式
空気清浄装置の別の構造を示す概略断面図である。 符号説明 (10)・・・空気清浄装置本体 (12)・・・空気流入口 (14)・・・空気流出口 (16)・・・冷却コイル(温度調整手段)(16a)
・・・冷却兼加熱コイル(温度調整手段)(16b)・
・・紫外線燈 (18)・・・冷却水槽 (18a 、 18b )・・・冷却兼オゾン殺菌水槽
(20)・・・冷水供給部 (30)・・・冷却捕集部 (32)・・・ハニカムコア体 (34)・・・多孔板 (36)・・・捕集体 (38)・・・ハニカムコア素材 (40)・・・微細水滴除去部 (50)・・・再熱コイル(再熱手段)(60)・・・
荷電部 (62)・・・透孔 (64)・・・放電対極 (66)・・・先尖状放電針 (68)・・・放電極 (10)・・・送風ファン(送風手段)(90)・・・
オゾン殺菌槽(殺菌手段)(93)・・・オゾン曝気部 (94)・・・オゾン発生器 (94=)・・・紫外線殺菌装置 (110)・・・被照射体 (120)・・・発光体 特 許 出 願 人 日本軽金属株式会社代  理  
人  弁理士  中  村  智  廣 (外2名)第
4A図 第4B図 第4C図 第5区 第6図 第7図 38: t゛=′)L−I7’!眉第8図 第9図 第10図        第11図 6a 第13図 ;JJ(”C) 16a: li!IIJk、MJ%コイ/しcuW乎f
、1d18a、18b: 冷即JLJソン&:WLm第
15図 第16図 16b′繁外葆埋 120、先光体 第18図       第19図 第20図 第21図 手&、驚杓ロj丁E T’!”j  (自発)昭和62
年6月ノ2日 特許庁長官  黒 1) 明 H殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第1047/12号 2、発明の名称 湿式空気清浄装置 3、補正をする省 事件との関係  特許出願人 住所      東京都港区三「13丁「113番1番
号2号      (474)日木軽金属株式会社4、
代理人 〒105  電話03 (433)4420住
所 東京都港区新P!3丁目8番8号、上−ビル5階氏
名 (8734)弁理士  中 村 R’  @、 、
;   ′□(外2名)1 ′ 5、補正命令の日付  自発補正 6、補正により増加でる発明の数  なし7、補正の対
象 明細λの「発明の詳細な説明」の欄、[図面の簡単な説
明−1の欄及び図面(第22A図)追加 補正の内容 (1)本願明細書中。 ■第31頁第4行中の「場合である。」の後に、「この
汚水を連続的に殺菌処理する手段は、J’記第三実施例
の場合にも適用できる。ヅなわら、第22A図に承りよ
うに、冷Jul水槽18の下部100内を仕切り板10
1−.  +01−にて千鳥状の迂回部100′、  
100′、  100−を形成すると共に、各迂回部1
0〇−内に紫外腺装置94′(紫外線灯)を配設するこ
とにより、冷却水槽18の下811100内に収容され
た汚水を、紫外線灯94−によって連続的に殺菌処理し
た後、循環ポンプ22によって冷水供給部20へ送るこ
とができる。」を加入−4る。 ■第34頁第11行中の「概略断面図、1とI゛第23
図1の間に、[第22A図は第四実施例の別の形態を示
1゛概略断面図、−1を加入する。 (2)図面中、「第22A図」を別紙の通り追加覆る。 第22A図 手続ネ市正出(自発) 昭和62年10月23[1 特許庁長官 小 川  邦 夫  殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第104742号 2、発明の名称 湿式空気清浄装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所      東京都港区三田3丁目13番1233
名称      (4’71)日木軽金属株式会社4、
代理人 〒105 電話03 (433)44205、
補正命令の日付  自発補正 6、補正により増加する発明の数  なし7、補正の対
象 明細書の「特許請求の範囲Jの欄 8、補正の内容 、r− 補正の内容 本願明細書中、第1頁第5行ないし第6頁第8行の「特
許請求の範囲」の項を以下の通り訂正する。 「(1)下部又は別個に温度調整手段により温瓜調整さ
れる水を収容する冷u1水槽を設け、かつ、その上部側
方に空気流入口を開口すると共に、上部に空気流出口を
開口する筒状の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置
本体内の空気流入口と空気流出口の中間部に配設される
冷水供給部と、上記冷水供給部の下方上流側に水平状に
配設される冷IJl捕東部と、上記冷水供給部の上方下
流側に向って順次配設される微細水滴除去部及び再熱手
段とを備え、上記空気流入口の上流側に荷電部を設ける
と共に、送風手段を介して室の吸込口に接続し、上記空
気流出口を上記室の吹出口に接続して成ることを特徴と
する湿式空気清浄装置。 (2)温度調整手段が冷却水槽の上部又は内部に配設さ
れる冷却コイルである特許請求の範囲第1項記載の湿式
空気清浄装置。 (3)冷水供給部が冷却水槽内から循1Mされる冷却水
を散布する散水器である特許請求の範囲第1項記載の湿
式空気清浄装置。 (4)冷却捕集部が、複数の多孔板にて構成される1組
又は複数組の捕集体である特許請求の範囲第1項記載の
湿式空気清浄装置メ。 (5)冷却捕集部が、多孔板と、この多孔板の下面に配
設されるハニカムコア体とで構成される1組又は複数組
の捕集体である特許請求の範囲第1項記枚辺湿式空気清
浄装r0 (6)ハニカムコア体がその透孔同士が互いに偏倚する
複数の積層されたハニカムコアh材にて構成される特許
請求の範囲第5項記載の湿式空気清浄装置。 (7)荷電部が、複数の透孔を穿設する放電対極と、上
記各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を突設す
る放電極とで構成される特許請求の範囲第1項記載の湿
式空気清浄装置。 (8)冷却捕集部が荷電部の放電極と反対極に通電され
て成る特許請求の範囲第1項記載の湿式空気清浄装置。 (9)下部又は別個に温度調整手段により温度調整され
る水を収容する冷却水槽を設け、かつ、その上部側方に
空気流入口を開口すると共に、上部に空気流出口を開口
する筒状の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置本体
内の空気流入口と空気流出口の中間部に配設される冷水
供給部と、上記冷水供給部の下方J−流側に水平状に配
設される冷却捕集部と、上記冷水供給部の上方下流側に
向って順次配設される微細水滴除去部及び再熱手段と、
上記冷141水槽内の冷fJl水を殺菌処理する殺菌手
段とを備え、上記空気流入口の上流側に荷電部を設ける
と共に、送風手段を介して室の吸込口に接続し、上記空
気流出口を上記室の吹出口に接続して成ることを特徴と
する湿式空気清浄装置。 (10)温度調整手段が冷却水槽の上部又は内部に配設
される冷却コイルである特許請求の範囲第9項記載の湿
式空気清浄装置。 (11)冷水供給部が冷却水槽内から循環される冷rJ
I水を散布する散水器である特許請求の範囲第9項記載
の湿式空気清浄装置。 (12)冷却捕集部が、複数の多孔板にて構成される1
組又は複数組の捕集体である特許請求の範囲第9項記載
の湿式空気清浄装置。 (13)冷却捕集部が、多孔板と、この多孔板の下面に
配設されるハニカムコア体とで構成される1組又は複数
組の捕集体である特許請求の範囲第9項記載の湿式空気
清浄装置。 (14)ハニカムコア体がその透孔同士が互いに偏倚す
る複数の積層されたハニカムコア素材にて構成される特
許請求の範囲第13項記載の湿式空気清浄装置。 (15)荷電部が、複数の透孔を穿設する放電対極と、
上記各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を突設
する放電極とで構成される特許請求の範囲第9項記載の
湿式空気清浄装置。 (16)冷却捕集部が荷電部のtJIl、電極と反対極
に通電されて成る特許請求の範囲第9項記載の湿式空気
清浄装置。 (17)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
る水槽内に配設されるオゾン曝気部と、このオゾン曝気
部にオゾン空気を供給するオゾン発生器とで構成される
特許請求の範囲第9項記載の湿式%式% (18)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
る水槽内に配設される酸化チタン製被照射体と、この被
照射体に光を照射する発光体とで構成されるオゾン発生
器である特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置
。 (19)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
る水槽内に配設されるオゾン曝気部と、このオゾン曝気
部にオゾン空気を供給するオゾン発生器と、上記冷却水
槽又は水槽内に配設されるオゾン分解部とを備える特許
請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置。 (20)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
る水槽内に配設される酸化チタン製被照射体と、の被照
射体に光を照射する発光体とで構成されるオゾン発生器
と、上記冷却水槽又は水槽内に配設されるオゾン分解部
とを備える特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装
置。 (21)オゾン分解部が加熱コイルである特許請求の範
囲第19項又は第20項記載の湿式空気清浄装置。 (22)オゾン分解部が発光体である特許請求の範囲第
19項又は第20項記載の湿式空気清浄装置。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下部又は別個に温度調整手段により温度調整され
    る水を収容する冷却水槽を設け、かつ、その上部側方に
    空気流入口を開口すると共に、上部に空気流出口を開口
    する筒状の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置本体
    内の空気流入口と空気流出口の中間部に配設される冷水
    供給部と、上記冷水供給部の下方上流側に水平状に配設
    される冷却捕集部と、上記冷水供給部の上方下流側に向
    って順次配設される微細水滴除去部及び再熱手段とを備
    え、上記空気流入口の上流側に荷電部を設けると共に、
    送風手段を介して室の吸込口に接続し、上記空気流出口
    を上記室の吹出口に接続して成ることを特徴とする湿式
    空気清浄装置。
  2. (2)温度調整手段が冷却水槽の上部又は内部に配設さ
    れる冷却コイルである特許請求の範囲第1項記載の湿式
    空気清浄装置。
  3. (3)冷水供給部が冷却水槽内から循環される冷却水を
    散布する散水器である特許請求の範囲第1項記載の湿式
    空気清浄装置。
  4. (4)冷却捕集部が、複数の多孔板にて構成される1組
    又は複数組の捕集体である特許請求の範囲第1項記載の
    湿式空気清浄装置。
  5. (5)冷却捕集部が、多孔板と、この多孔板の下面に配
    設されるハニカムコア体とで構成される1組又は複数組
    の捕集体である特許請求の範囲第1項記載のの湿式空気
    清浄装置。
  6. (6)ハニカムコア体がその透孔同士が互いに偏倚する
    複数の積層されたハニカムコア素材にて構成される特許
    請求の範囲第5項記載の湿式空気清浄装置。
  7. (7)荷電部が、複数の透孔を穿設する放電対極と、上
    記各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を突設す
    る放電極とで構成される特許請求の範囲第1項記載の湿
    式空気清浄装置。
  8. (8)冷却捕集部が荷電部の放電極と反対極に通電され
    て成る特許請求の範囲第1項記載の湿式空気清浄装置。
  9. (9)下部又は別個に温度調整手段により温度調整され
    る水を収容する冷却水槽を設け、かつ、その上部側方に
    空気流入口を開口すると共に、上部に空気流出口を開口
    する筒状の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置本体
    内の空気流入口と空気流出口の中間部に配設される冷水
    供給部と、上記冷水供給部の下方上流側に水平状に配設
    される冷却捕集部と、上記冷水供給部の上方下流側に向
    って順次配設される微細水滴除去部及び再熱手段と、上
    記冷却水槽内の冷却水を殺菌処理する殺菌手段とを備え
    、上記空気流入口の上流側に荷電部を設けると共に、送
    風手段を介して室の吸込口に接続し、上記空気流出口を
    上記室の吹出口に接続して成ることを特徴とする湿式空
    気清浄装置。
  10. (10)温度調整手段が冷却水槽の上部又は内部に配設
    される冷却コイルである特許請求の範囲第9項記載の湿
    式空気清浄装置。
  11. (11)冷水供給部が冷却水槽内から循環される冷却水
    を散布する散水器である特許請求の範囲第9項記載の湿
    式空気清浄装置。
  12. (12)冷却捕集部が、複数の多孔板にて構成される1
    組又は複数組の捕集体である特許請求の範囲第9項記載
    の湿式空気清浄装置。
  13. (13)冷却捕集部が、多孔板と、この多孔板の下面に
    配設されるハニカムコア体とで構成される1組又は複数
    組の捕集体である特許請求の範囲第9項記載の湿式空気
    清浄装置。
  14. (14)ハニカムコア体がその透孔同士が互いに偏倚す
    る複数の積層されたハニカムコア素材にて構成される特
    許請求の範囲第13項記載の湿式空気清浄装置。
  15. (15)荷電部が、複数の透孔を穿設する放電対極と、
    上記各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を突設
    する放電極とで構成される特許請求の範囲第9項記載の
    湿式空気清浄装置。
  16. (16)冷却捕集部が荷電部の放電極と反対極に通電さ
    れて成る特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置
  17. (17)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
    る水槽内に配設されるオゾン曝気部と、このオゾン曝気
    部にオゾン空気を供給するオゾン発生器とで構成される
    特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置。
  18. (18)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
    る水槽内に配設される酸化チタン製被照射体と、この被
    照射体に光を照射する発光体とで構成されるオゾン発生
    器である特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置
  19. (19)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
    る水槽内に配設されるオゾン曝気部と、このオゾン曝気
    部にオゾン空気を供給するオゾン発生器と、上記冷却水
    槽又は水槽内に配設されるオゾン分解部とを備える特許
    請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装置。
  20. (20)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
    る水槽内に配設される酸化チタン製被照射体と、の被照
    射体に光を照射する発光体とで構成されるオゾン発生器
    と、上記冷却水槽又は水槽内に配設されるオゾン分解部
    とを備える特許請求の範囲第9項記載の湿式空気清浄装
    置。
  21. (21)オゾン分解部が加熱コイルである特許請求の範
    囲第19項又は第20項記載の湿式空気清浄装置。
  22. (22)オゾン分解部が発光体である特許請求の範囲第
    19項又は第20項記載の湿式空気清浄装置。
  23. (23)殺菌手段が、冷却水槽内又は冷却水槽と接続す
    る水槽内に配設される紫外線殺菌装置である特許請求の
    範囲第9項記載の湿式空気清浄装置。
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