JPS62250925A - 湿式空気清浄装置 - Google Patents

湿式空気清浄装置

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JPS62250925A
JPS62250925A JP61093351A JP9335186A JPS62250925A JP S62250925 A JPS62250925 A JP S62250925A JP 61093351 A JP61093351 A JP 61093351A JP 9335186 A JP9335186 A JP 9335186A JP S62250925 A JPS62250925 A JP S62250925A
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JP
Japan
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air
cooling
wet air
cleaning device
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JP61093351A
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English (en)
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Shinichi Shinohara
篠原 真一
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は湿式空気清浄装置に関するもので、更に詳細
には、例えばクリーンルーム、事務所あるいは病院等の
比較的大きな室内の空気中の塵埃を冷水微細ミストを利
用して除去すると共に湿度・温度調節して、再び室内に
循環することを目的とする湿式空気清浄装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来のこの種の空気清浄装置としては、第6図に示すよ
うに、送風機aを介してibの出口Cと接続する蒸発器
eと、バイブfを介して室すの入口dに接続する加温器
qとを接続し、また、蒸発He内に蛇行状に配備される
冷媒蒸発管りの出入口をそれぞれ冷媒供給管i及び冷媒
排出管jを介して冷凍1ikに接続すると共に、加温器
Q内に蛇行状に配備される冷媒凝縮管lの出入口をバイ
ブm、nを介して冷凍機kに接続した構造のもの、ある
いは、第7図に示すように、上記蒸発器eに変えてサイ
クロン型の蒸発器e−を使用し、上記加温器qに変えて
サイクロン型の加温器q′を使用した逆ランキンサイク
ルのものが知られている(特開昭59−185922号
公報参照)。
上記のように構成される従来の空気清浄装置において、
上記送maaによって室すから蒸発器e。
e′内に吹込まれた空気は、微細水滴(冷水微細ミスト
)と接触して飽和温度に調湿されると共に、蒸発器e内
において水シヤワーによって空気中の塵埃、細菌、ウィ
ルス等の有害成分が除去される。
そして、冷却加温された空気は加温器Q内に送込まれて
加温器92g′内において適温加温されると共に調湿さ
れた模、室す内に循環されるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の空気清浄装置においては、空気中
の塵埃と冷水微細ミストとの接触、冷却及び加熱を別々
の機器にて行うため、各機器を別々に用意する必要があ
ると共に、それらの配管や全体の糸路が長大化し、また
、空気を送る送風設備も大型又は多数化するため、構造
全体が大型かつli雄化すると共に、施工工数がかかり
コストが嵩むという問題があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記事情に鑑みなされたもので、上記技術的
課題を解決するために、清浄及び調温・調湿化される空
気中の塵埃、細菌等に冷水微細ミストを接触する冷水噴
霧手段と、冷却された塵埃等を捕集する捕東部及び清浄
化された空気を調温・調湿するための加熱部を一箇所に
集合して、効率良く空気の清浄化及び調温・調湿化を行
うようにしたことを特徴とする湿式空気清浄装置を提供
しようとするものである。
すなわち、この発明は第1に、下端に排水部を設け、か
つ、下部側方に空気流入口を開口すると共に、上部に空
気流出口を開口する筒状の空気清浄装置本体と、上記空
気清浄装置本体内の中間部に水平状に配設される冷水噴
霧手段と、上記冷水噴霧手段の上方に水平状に配設され
る冷却捕集部と、上記冷却捕集部の下流側に配設される
加熱部とから成り、送風手段を介して上記空気流入口を
室の出口に接続すると共に、上記空気流出口を上記室の
入口に接続して成ることを特徴とする湿式空気清浄装置
を提供し、また、この発明の第2は、上記湿式空気清浄
装置において、上記空気清浄装置本体の空気流入口側に
放電部を配設すると共に、上記冷却捕集部に放電部と反
対極の集塵機能を兼用させて、空気の清浄化及び[f・
調湿化を行うようにしたことを特徴する湿式空気清浄装
置を提供しようとするものである。
この発明において、上記冷却捕集部は空気中の塵埃等に
冷水微細ミストを接触させて捕集する機能のものである
が、空気清浄装置本体の軸方向に対して斜め方向の1又
は複数層の格子体と、上記格子体に接触する冷却器とで
構成されるか、あるいは、これら格子体と冷却器に加え
て上記格子体の上方に配設される洗浄シャワーとで構成
することが好ましい。また、上記格子体を複数層にした
場合には、格子体の隣接同士における開口部を相異なる
斜め方向とすることが好ましい。上記加熱部は、加熱手
段と熱拡散手段とで構成され、かつ、加熱手段は凝縮器
あるいはヒータにて形成され、また、熱拡散手段は格子
体又はフィンにて各々形成される。上記排水部と冷水噴
霧手段とは独立に形成してもよいが、排水部と冷水噴霧
手段とを濾過手段及び冷却手段を介して接続し、上記排
水部からの排水が濾過及び冷却されて循環されるように
構成する方が好ましい。また、上記冷却捕集部を少なく
とも空気清浄装置本体の軸方向に対して斜め方向の1又
は複数層の格子体とこの格子体に接触する冷却器とで構
成すると共に、加熱部を凝縮器と熱拡散手段とで構成す
る場合には、上記冷却器と凝縮器とを同一の冷凍ユニッ
トに接続することが好ましい。この冷凍ユニットは、更
に、−り記排水部と冷水噴霧手段とを濾過手段及び冷却
手段を介して接続した場合には冷却手段をも兼用するこ
とも可能である。
更に、第2の発明において、上記放電部は、コロナ放電
を利用して空気中の塵埃等に帯電するものであれば、任
意のものであってもよいが、複数の透孔を穿設する放電
対極と、各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を
突設する放電極とで構成することが好ましい。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
送風機の駆動により室内の汚染された空気が空気清浄装
置本体内に送られると、まず、冷水噴霧手段により空気
中の塵埃等に冷水微細ミストが接触して塵埃等の表面に
数ミクロンのミストが多量に付着し、肥大化する。次に
、肥大化された塵埃等は冷却捕集部において冷却される
と共に、冷却捕集部に付着捕集され、そして、清浄化さ
れた空気は更に加熱部において加熱されて所定の温度及
び湿度に調整された後、室内に循環される。
また、空気清浄装置本体内に送られた汚染空気中の塵埃
等は放電部において帯電された後、冷水噴霧手段により
冷水微細ミストが付着されて肥大化して冷却捕集部に送
られ、冷却捕集部において上記と同様に冷却されると共
に、放電部と反対極の冷却捕集部の静電誘導により捕集
される。そして、清浄化された空気は加熱部において加
熱されて所定の温度及び湿度に調整された模、室内に循
環される。
[実施例] 以下にこの発明の実施例を添附図面に基いて詳細に説明
する。
第1図はこの発明の第1の発明の空気清浄装置を示す概
略新面図で、この発明の空気清浄装置は、下端に排水部
11を設け、かつ、下部側方に空気流入口12を開口す
ると共に、上部に空気流出口13を開口する筒状の空気
清浄装置本体10と、上記本体10内の中間部に水平状
に配設される冷水噴霧手段14と、上記冷水噴霧手段1
4の上方に水平状に配設される冷fJl捕東部20と、
上記冷却捕集部20の下流側に配設される加熱部30と
で構成され、そして、送風手段である送風機40を介し
て上記空気流入口12と室1の出口3とを戻り管路4を
もって接続すると共に、上記空気流出口13と上記室1
の入口2とを供給管路5をもって接続して成る構造とな
っている。
上記冷水噴霧手段14は図示しないが数ミクロンの微細
ミストを発生する噴霧ノズル等にて形成されており、上
記送風機40にて本体10内に送込まれた空気中の塵埃
等は冷水微細ミストに接触し肥大化されるようになって
いる。
上記冷却捕集部20は、本体10の軸方向に対して斜め
方向の1又は複数層の格子体21と、この格子体21に
接触する冷却器22とで構成される。この場合、上記格
子体21は、第3図に示すように、例えばアルミニウム
製のハニカムコア材23を斜め方向に切断したものが使
用される。ここで、格子体21の開口径と切断角は用途
に応じて適宜設定される。
このように形成された格子体21には開口部25と直交
する方向に貫通孔27が穿設されており、この貫通孔2
7内に冷却器22を構成する冷媒管路24が蛇行状に貫
通された状態で接触している。したがって、上記冷水噴
霧手段14にて微細ミストが付着された塵埃は、この冷
却捕集部20において冷却器22により冷却されつつ格
子体21の斜め方向の開口部25内を通過する際に格子
体21に付着して捕集されることになる。なおこの場合
、格子体21の開口部25の傾斜角度を大きくすれば捕
集率を高めることができるが、反面通風抵抗が増大し、
通風mが低下するので傾斜角度を極端に大きくすること
はできない。そこで、Jilffi低下をきたさず捕集
率の向上を図るために、複数の格子体21を積層して使
用することもでき、この場合、第1図に示すように、隣
接する格子体21.21同士の開口部25.25を相異
なる斜め方向にすることにより、より一層捕集率の向上
を図ることができる。なお、冷却捕集部20で捕集され
た0埃を含む肥大ミストは下方に落下して排水部11に
て受止められるようになっている。
上記実施例では冷却捕集部20が格子体21と冷却器2
2とで構成される場合について説明したが、この冷却捕
集部20に更に洗浄機能を具備させることもでき、この
場合、第1図に想像線で示すように、上記格子体21の
上方に洗浄シャワー26を配設し、必要に応じてこの洗
浄シャワー26からの洗浄水によって格子体21と冷却
器22の洗浄を行うことも可能である。また、上記洗浄
シャワー26に使用される洗浄水は通常の水であっても
洗浄により悪臭成分を除去することができるが、室内で
発生する悪臭成分に合せて適当な脱臭剤を洗浄水に溶解
しておけば、洗浄と同時に脱臭作用をも行うことができ
る。更に、病院等細菌が発生する虞れのある場所では、
洗浄水中に殺菌剤を混入することにより洗浄と同時に殺
菌を行うこともできる。
一方、上記加熱部30は、加熱手段であ・る凝縮器31
と、この凝縮器31からの熱けを効率良く放熱する熱拡
散手段である格子体32とで構成されており、上記冷却
捕集部20において冷却及び清浄化された空気を一定温
度まで再加熱すると共に、所定の湿度に調湿するように
なっている。この場合、加熱手段は凝縮器31のみで形
成してもよいが、第1図に示すように、凝縮器31の下
流側に電気ヒータ33を配設して、凝縮器31による加
熱を補助するようにしてもよく、あるいは、凝縮器31
を使用せずヒータ33とフィン等の熱拡散手段とで加熱
部30を構成してもよい。
なお、上記加熱部30は本体10内に配設されているが
、必ずしも本体10内に配設する必要はなく、本体10
の空気流出口13の下流側に配設してもよい。
なお、上記加熱部30の加熱手段を凝縮器31で構成し
た場合には、この凝縮器31と上記冷却捕集部20の冷
FJl!22とを同一の冷凍ユニット50に接続するこ
とができる。この場合、上記冷凍ユニット50は、冷媒
としてフレオン等を利用した通常のヒートポンプ望で、
例えば第1A図に示すように、コンプレッ950a 、
受液器50b及び膨張弁50c等にて構成されている。
上記本体10の排水部11には排水管路15を介して濾
過手段である沈澱槽60が接続されている。この沈澱W
I60は冷却捕集部20にて捕集された後、排水部11
に落下した塵埃を含む肥大ミストの集水を濾過するもの
で、この場合、沈澱槽本体10内を2つの堰62.63
にて区画すると共に、8堰62.63を段差を設けて階
段状にした溢流式濾過構造となっている。なお、この沈
澱槽60の最下段の濾過室64は冷却槽となっており、
この濾過室64内には冷却手段である蒸発器65が配設
されている。この蒸発器65は冷凍ユニットに接続され
るのであるが、この場合、上記冷却捕集部20の冷却器
22と加熱部30の凝縮器旧とを接続する同一の冷凍ユ
ニット50に接続することにより1つの冷凍ユニット5
0により複数の冷却、加熱作用を行うことができる。
また、上記濾過室64と上記冷水噴霧手段14とはポン
プ16を介して接続されており、沈澱4fJ60にて濾
過及び冷却された冷水が冷水噴霧手段14に循環される
ようになっている。
上記実施例では濾過手段が沈澱槽60である場合につい
て説明したが、必ずしも沈澱槽60である必要はなく、
その他の濾過手段を使用しても同様の効果が得られるこ
とは勿論である。
なお、上記室1の入口2には吹出しグリル6が取付けら
れ、出口3には中間フィルタ9が取付けられている。ま
た、室1の一部に設けられた開口窓7にはリリーフダン
パ8が開閉可能に装着されている。この室1の出口3と
空気清浄装置本体10の空気流入口12とを接続する戻
り管路4にはバルブ71を介して外気導入用のプレフィ
ルタ72が接続されている。また、空気清浄装2本体1
0の空気流入口12及び空気流出口13付近には温度・
湿度センサ73.74が配置されており、これらセンサ
73.74からの検知信号を受ける制御a置75から上
記電気ヒータ33、冷凍ユニット50及びポンプ16等
に制御指令が送られるようになっている。
上記のように構成されるこの発明の空気清浄装置におい
て、送!a機40が駆動されると、室内の汚染された空
気が空気清浄装置本体10内、に送込まれる。本体10
内に送込まれた汚染空気は、まず、冷水噴霧手段14か
ら例えば5℃〜10’Cの冷水微細ミストのシャワーを
浴び、空気中の1!I埃等の表面にミクロンサイズの微
細ミストが付着して塵埃等を核として肥大化した状態で
冷却捕集部20に送込まれる。冷却捕集部20において
は空気中の塵埃等は冷却器22により冷却(5℃〜10
℃)されて凝縮し、表面が濡れた状態の格子体21を通
過する際に格子体21に付着して捕集され、捕集された
塵埃等は下部の排水部11へ落下する。一方、冷却捕集
部20で清浄化された空気は加熱部30に送られ、加熱
部30において室温(例えば20℃)近くまで加熱され
ると共に、空気中の湿度も所望の湿度(例えば50%〜
60%)に調湿される。そして、供給管路5を通って室
1内に供給される。以下、同様に室1内の汚染された空
気は清浄及び調温・調湿されて循環される。
次に第2の発明における空気清浄装置について第2図、
第4図及び第5図を参照して説明する。
第2図は第2の発明の空気清浄装置の概略断面図を示す
もので、上記第1の発明における空気清浄装置に更にコ
ロナ放電を利用した放電部と、放ffi部において帯電
された塵埃等を捕集する集塵部とを具備させた場合であ
る。すなわち、上記本体10の空気流入口12内に放電
部80を配設すると共に、上記冷却捕集部20の格子体
21に放電部80と異なる極性とした集塵機能を具備さ
せた場合である。
上記放電部80は、第4図に示すように、複数の透孔8
3を穿設する放電対極81と、各透孔83の中心に先端
が位置する複数の先尖状放電針84を突設した放電極8
2とで構成されている。この場合、放電対極81はアル
ミニウム合金等の金属板又は少なくとも透孔83を含む
表面に導電性金属を被覆した樹脂基板にて形成される。
また、上記放電極82は例えば板厚が0.1〜3.0m
好ましくは0.2〜1.0Mのステンレス鋼あるいは普
通鋼、銅、真鍮、アルミニウム等の強度を有する導電性
全屈板にて形成されている。このように構成される放電
部80において、放電極82が電源90の陰極に、放電
対極81が電源90の陽極に接続されており、これら放
電極82と放電対極81に電圧が印加されると、両者間
においてコロナ放電が生じるようになっている。なおこ
の場合、放電極82と放電対極81とを逆極性にして陽
極放電を行うようにしてもよい。かかるコロナ77電は
、例えば、家庭用交流電源(100V>を変圧し、かつ
、整流することで得られる4、 5〜5KV、 0.0
1〜1mAの直流電流で行うことができる。
第5図は第2の発明の別の実施例を示す断面図で、上記
放電部80を本体10の下部に水平状に配設された上記
冷水噴霧手段14の下方に配設した場合である。すなわ
ち、上記本体10の空気流入口側に水平状に放電対極8
1を配設すると共に、この放電対極81の上流側すなわ
ち空気流入口側に放電極82を配設した場合である。こ
の場合、放電部80にも冷水噴霧手段14からの微細ミ
ストがかかるが、放電部80が特異な構造であり、しか
も印加電圧が低電圧であるため、ショートの虞れはない
なお、第2の発明における空気清浄装置のその他の部分
は上記第1の発明における空気清浄装置と同様であるの
で、同一部分には同一の符号を付してその説明は省略す
る。
上記のように構成される第2の発明における空気清浄装
置において、送風機40が駆動して、室1内の汚染され
た空気が本体10内に送込まれると、空気中の塵埃等は
まず放電部80により帯電され、次に冷水噴霧手段14
から冷却微細ミスト(5℃〜10℃)を浴びて帯電され
た状態で肥大化する。
そして、微細ミストが付着した塵埃等を含む空気tよ冷
却捕集部20に送込まれてこの冷却捕集部20を通過づ
る際、冷却(5℃〜10℃〉されると共に、帯電及び肥
大化された塵埃等は反対極の格子体21にて吸着・捕集
され、清浄化された空気が加熱部30に送込まれ、加熱
部30にて所定湯度(例えば20℃)まで加熱されると
共に、所定の湿度(例えば50〜60%)まで調湿され
た後、室1内に循環されるのである。この空気清浄、調
温・調湿システムにおいて、放電部80でのコロナ放電
により発生するオゾンにより、空気中の悪臭成分を脱臭
することができ、また、オゾンによる殺菌効果も得られ
る。
[発明の効果] 以上に説明したように、この発明の空気清浄装置によれ
ば、清浄及び調温・調湿化される空気中の塵埃等に冷水
微細ミストを接触する冷水噴霧手段と、冷却された塵埃
等を捕集する冷却捕集部及び清浄化された空気を調湿す
るための加熱部を一箇所に集合して成り、また、必要に
応じて塵埃等を帯電する放電部を設けると共に、上記冷
却捕集部に集塵機能を具備させるため、以下のような効
果が得られる。
1)空気清浄機器、加熱部等の各機器を一箇所に集中す
るので、スペースの有効利用が図れると共に、メンテナ
ンスの容易化が図れる。
2)集塵、WA温・調湿等を1つの装置で行うので、コ
トスの低廉化が図れ、併せて脱臭、殺菌も容易に行える
3)通常のフィルタのように目詰りがないので、風聞の
低下の虞れがなく、集塵、調温性能等を高水準に維持す
ることができる。
4)交換や消耗部品がないので、長期間にわたって連続
運転が可能となる。
5)放電部、集塵部を付加することにより、より一層集
塵効率の向上を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明における第1の発明の空気清浄装置を
示す概略断面図、第1A図はこの発明におりる冷凍ユニ
ットを示す概略配管図、第2図はこの発明における第2
の発明の空気清浄装置を示す概略断面図、第3図はこの
発明における冷却捕集部を示す要部斜視図、第4図は第
2の発明における放電部と冷却捕集部を示す断面図、第
5図は第2の発明における放電部と冷却捕集部の別の実
施例を示す断面図、第6図及び第7図は従来の湿式空気
清浄装置の別の構造を示す概略断面図である。 符号説明 (1)・・・室 (2)・・・入口 (3)・・・出口 (10)・・・空気清浄装置本体 (11)・・・排水部 (12)・・・空気流入口 (13)・・・空気流出口 (14)・・・冷水噴霧手段 (20)・・・冷却捕集部 (21)・・・格子体 (22)・・・冷却器 (26)・・・洗浄シャワー (30)・・・加熱部 (31)・・・凝縮器(加熱手段) (32)・・・格子体(熱拡散手段) (33)・・・電気ヒータ(加熱手段)(40)・・・
送風機(送風手段) (50)・・・冷凍ユニット (60)・・・沈澱槽(i!1過手投手段65)・・・
蒸発器(冷却手段) (80)・・・放電部 (81)・・・放電対極 (82)・・・放電極 (83)・・・透孔 (84)・・・先尖状放電針 特 許 出 願 人 日本軽金属株式会社代  理  
人  弁理士  中  村  智  廣 (外2名)第
1A図 s5図

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下端に排水部を設け、かつ、下部側方に空気流入
    口を開口すると共に、上部に空気流出口を開口する筒状
    の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置本体内の中間
    部に水平状に配設される冷水噴霧手段と、上記冷水噴霧
    手段の上方に水平状に配設される冷却捕集部と、上記冷
    却捕集部の下流側に配設される加熱部とから成り、送風
    手段を介して上記空気流入口を室の出口に接続すると共
    に、上記空気流出口を上記室の入口に接続して成ること
    を特徴とする湿式空気清浄装置。
  2. (2)冷却捕集部が、空気清浄装置本体の軸方向に対し
    て斜め方向の1又は複数層の格子体と、上記格子体に接
    触する冷却器とで構成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の湿式空気清浄装置。
  3. (3)冷却捕集部が、空気清浄装置本体の軸方向に対し
    て斜め方向の1又は複数層の格子体と、上記格子体に接
    触する冷却器と、上記格子体の上方に配設される洗浄シ
    ャワーとで構成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の湿式空気清浄装置。
  4. (4)複数層の格子体における隣接同士が相異なる斜め
    方向の格子体である特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載の湿式空気清浄装置。
  5. (5)加熱部が、加熱手段と熱拡散手段とで構成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の湿式空気
    清浄装置。
  6. (6)加熱手段が凝縮器である特許請求の範囲第5項記
    載の湿式空気清浄装置。
  7. (7)加熱手段がヒータである特許請求の範囲第5項記
    載の湿式空気清浄装置。
  8. (8)熱拡散手段が格子体又はフィンである特許請求の
    範囲第5項ないし第7項のいずれかに記載の湿式空気清
    浄装置。
  9. (9)排水部と冷水噴霧手段とを濾過手段及び冷却手段
    を介して接続し、上記排水部からの排水が濾過及び冷却
    されて循環されるように構成して成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の湿式空気清浄装置。
  10. (10)冷却捕集部を少なくとも空気清浄装置本体の軸
    方向に対して斜め方向の1又は複数層の格子体とこの格
    子体に接触する冷却器とで構成すると共に、加熱部を凝
    縮器と熱拡散手段とで構成し、上記冷却器と凝縮器とを
    同一の冷凍機に接続して成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の湿式空気清浄装置。
  11. (11)冷却捕集部を少なくとも空気清浄装置本体の軸
    方向に対して斜め方向の格子体とこの格子体に接触する
    冷却器とで構成し、加熱部を凝縮器と熱拡散手段とで構
    成し、かつ、排水部と冷水噴霧手段とを濾過手段及び冷
    却手段を介して接続して成る構造とし、上記冷却器、凝
    縮器及び冷却手段を同一の冷凍ユニットに接続して成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の湿式空気
    清浄装置。
  12. (12)下端に排水部を設け、かつ、下部側方に空気流
    入口を開口すると共に、上部に空気流出口を開口する筒
    状の空気清浄装置本体と、上記空気清浄装置本体の空気
    流入口側に配設される放電部と、上記空気清浄装置本体
    内の中間部に水平状に配設される冷水噴霧手段と、上記
    冷水噴霧手段の上方に水平状に配設されかつ上記放電部
    と反対極の冷却捕集部と、上記冷却捕集部の下流側に配
    設される加熱部とから成り、送風手段を介して上記空気
    流入口を室の出口に接続すると共に、上記空気流出口を
    上記室の入口に接続して成ることを特徴とする湿式空気
    清浄装置。
  13. (13)放電部が、複数の透孔を穿設する放電対極と、
    上記各透孔の中心に位置する複数の先尖状放電針を突設
    する放電極とで構成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第12項記載の湿式空気清浄装置。
  14. (14)冷却捕集部が、空気清浄装置本体の軸方向に対
    して斜め方向の1又は複数層の格子体と、上記格子体に
    接触する冷却器とで構成されることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項記載の湿式空気清浄装置。
  15. (15)冷却捕集部が、空気清浄装置本体の軸方向に対
    して斜め方向の1又は複数層の格子体と、上記格子体に
    接触する冷却器と、上記格子体の上方に配設される洗浄
    シャワーとで構成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第12項記載の湿式空気清浄装置。
  16. (16)複数層の格子体における隣接同士が相異なる斜
    め方向の格子体である特許請求の範囲第14項又は第1
    5項記載の湿式空気清浄装置。
  17. (17)加熱部が、加熱手段と熱拡散手段とで構成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の湿式
    空気清浄装置。
  18. (18)加熱手段が凝縮器である特許請求の範囲第17
    項記載の湿式空気清浄装置。
  19. (19)加熱手段がヒータである特許請求の範囲第17
    項記載の湿式空気清浄装置。
  20. (20)熱拡散手段が格子体又はフィンである特許請求
    の範囲第17項ないし第19項のいずれかに記載の湿式
    空気清浄装置。
  21. (21)排水部と冷水噴霧手段とを濾過手段及び冷却手
    段を介して接続し、上記排水部からの排水が濾過及び冷
    却されて循環されるように構成して成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項記載の湿式空気清浄装置。
  22. (22)冷却捕集部を少なくとも空気清浄装置本体の軸
    方向に対して斜め方向の1又は複数層の格子体とこの格
    子体に接触する冷却器とで構成すると共に、加熱部を凝
    縮器と熱拡散手段とで構成し、上記冷却器と凝縮器とを
    同一の冷凍ユニットに接続して成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第12項記載の湿式空気清浄装置。
  23. (23)冷却捕集部を少なくとも空気清浄装置本体の軸
    方向に対して斜め方向の格子体とこの格子体に接触する
    冷却器とで構成し、加熱部を凝縮器と熱拡散手段とで構
    成し、かつ、排水部と冷水噴霧手段とを濾過手段及び冷
    却手段を介して接続して成る構造とし、上記冷却器、凝
    縮器及び冷却手段を同一の冷凍ユニットに接続して成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の湿式空
    気清浄装置。
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