JP2003064631A - 凍結防止剤散布装置 - Google Patents
凍結防止剤散布装置Info
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- JP2003064631A JP2003064631A JP2001256660A JP2001256660A JP2003064631A JP 2003064631 A JP2003064631 A JP 2003064631A JP 2001256660 A JP2001256660 A JP 2001256660A JP 2001256660 A JP2001256660 A JP 2001256660A JP 2003064631 A JP2003064631 A JP 2003064631A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 散布装置本体の設置の不可能な狭い場所で
も、凍結防止剤を散布し得るようにする。 【解決手段】 本体12内に、搬送物供給口7aに供給
された凍結防止剤3を、加圧空気供給口7bより噴出す
る加圧空気により吐出端部7cに向けて圧送するエゼク
タ7と、このエゼクタ7の加圧空気供給口7bに加圧空
気を供給する加圧空気供給手段Bと、エゼクタ7の搬送
物供給口7aに、凍結防止剤3を供給する凍結防止剤供
給手段Aとを備え、エゼクタ7の吐出端部7cと、本体
外の任意の場所に設けた凍結防止剤3の散布ヘッド23
とを、少なくとも一部を可撓管とした搬送管22により
接続する。
も、凍結防止剤を散布し得るようにする。 【解決手段】 本体12内に、搬送物供給口7aに供給
された凍結防止剤3を、加圧空気供給口7bより噴出す
る加圧空気により吐出端部7cに向けて圧送するエゼク
タ7と、このエゼクタ7の加圧空気供給口7bに加圧空
気を供給する加圧空気供給手段Bと、エゼクタ7の搬送
物供給口7aに、凍結防止剤3を供給する凍結防止剤供
給手段Aとを備え、エゼクタ7の吐出端部7cと、本体
外の任意の場所に設けた凍結防止剤3の散布ヘッド23
とを、少なくとも一部を可撓管とした搬送管22により
接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面の凍結を防止
する定置型の凍結防止剤散布装置に係り、特に、凍結が
予想される狭い場所にも凍結防止剤を散布しうるように
した凍結防止剤散布装置に関する。
する定置型の凍結防止剤散布装置に係り、特に、凍結が
予想される狭い場所にも凍結防止剤を散布しうるように
した凍結防止剤散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冬期における寒冷地や多雪地帯では、降
雪による路面の凍結を防止するために、塩化カルシウム
等の凍結防止剤が散布されることが多い。
雪による路面の凍結を防止するために、塩化カルシウム
等の凍結防止剤が散布されることが多い。
【0003】上記凍結防止剤の散布に当たっては、通
常、凍結防止剤又はその散布装置を搭載した車両を凍結
が予想される場所まで走行させて、凍結防止剤を路面に
散布している。
常、凍結防止剤又はその散布装置を搭載した車両を凍結
が予想される場所まで走行させて、凍結防止剤を路面に
散布している。
【0004】このような車両を走行させての散布方法で
は、凍結予想場所が多数存在する際に、それらの場所全
てに適切な時間帯に凍結防止剤を散布することは、人件
費や車両の台数の面から不可能である。
は、凍結予想場所が多数存在する際に、それらの場所全
てに適切な時間帯に凍結防止剤を散布することは、人件
費や車両の台数の面から不可能である。
【0005】この問題を解決するために、凍結が予想さ
れる場所に予め設置しておくことにより、手動又は自動
的に凍結防止剤を散布するようにした定置型の凍結防止
剤散布装置が種々提案されている(例えば特開平9−1
00521号公報、特開平11−61767号公報参
照)。
れる場所に予め設置しておくことにより、手動又は自動
的に凍結防止剤を散布するようにした定置型の凍結防止
剤散布装置が種々提案されている(例えば特開平9−1
00521号公報、特開平11−61767号公報参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の定置型
の凍結防止剤散布装置では、凍結防止剤の収容部、搬送
機構及び散布機構等が、1つの本体ケース内に組込まれ
て一体化されているため、装置全体が大型となり易く、
設置場所が限られる。
の凍結防止剤散布装置では、凍結防止剤の収容部、搬送
機構及び散布機構等が、1つの本体ケース内に組込まれ
て一体化されているため、装置全体が大型となり易く、
設置場所が限られる。
【0007】特に、大事故につながる恐れのあるトンネ
ルやスノーシャルタ及び覆道内の出入口付近の路面の凍
結を防止するために、上記従来の散布装置を設置しよう
とした際、既存のトンネル等の内部には、大きな散布装
置を設置しうる余分のスペースはなく、かつ車両通行の
障害となって危険を伴なうため、設置不可能である。
ルやスノーシャルタ及び覆道内の出入口付近の路面の凍
結を防止するために、上記従来の散布装置を設置しよう
とした際、既存のトンネル等の内部には、大きな散布装
置を設置しうる余分のスペースはなく、かつ車両通行の
障害となって危険を伴なうため、設置不可能である。
【0008】従って、散布装置をトンネル等の外の路側
帯等に設置して、トンネルの内部に向かって凍結防止剤
を散布しなければならないが、このようにすると、従来
の散布装置は、凍結防止剤が広範囲に散布されるように
なっているため、不必要な領域まで散布され、凍結防止
剤の消費量が大となって不経済となるとともに、その補
給頻度も高くなり、保守や管理等が煩雑となる。
帯等に設置して、トンネルの内部に向かって凍結防止剤
を散布しなければならないが、このようにすると、従来
の散布装置は、凍結防止剤が広範囲に散布されるように
なっているため、不必要な領域まで散布され、凍結防止
剤の消費量が大となって不経済となるとともに、その補
給頻度も高くなり、保守や管理等が煩雑となる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、散布部を本体と切り離すことにより、トンネル
等、本体の設置が不可能な狭い場所にも、凍結防止剤の
散布を可能とし、かつ必要な領域のみに効果的に散布す
ることにより、凍結防止剤の消費量を少なくしうるよう
にした経済的な凍結防止剤散布装置を提供することを目
的としている。
ので、散布部を本体と切り離すことにより、トンネル
等、本体の設置が不可能な狭い場所にも、凍結防止剤の
散布を可能とし、かつ必要な領域のみに効果的に散布す
ることにより、凍結防止剤の消費量を少なくしうるよう
にした経済的な凍結防止剤散布装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)本体内に、搬送物供給口に供給された凍結防止剤
を、加圧空気供給口より噴出する加圧空気により吐出端
部に向けて圧送するエゼクタと、このエゼクタの加圧空
気供給口に加圧空気を供給する加圧空気供給手段と、前
記エゼクタの搬送物供給口に、凍結防止剤を供給する凍
結防止剤供給手段とを備え、前記エゼクタの吐出端部
と、本体外の任意の場所に設けた凍結防止剤の散布ヘッ
ドとを、少なくとも一部を可撓管とした搬送管により接
続する。
題は、次のようにして解決される。 (1)本体内に、搬送物供給口に供給された凍結防止剤
を、加圧空気供給口より噴出する加圧空気により吐出端
部に向けて圧送するエゼクタと、このエゼクタの加圧空
気供給口に加圧空気を供給する加圧空気供給手段と、前
記エゼクタの搬送物供給口に、凍結防止剤を供給する凍
結防止剤供給手段とを備え、前記エゼクタの吐出端部
と、本体外の任意の場所に設けた凍結防止剤の散布ヘッ
ドとを、少なくとも一部を可撓管とした搬送管により接
続する。
【0011】(2)上記(1)項において、凍結防止剤供給
手段が、本体内に設けた凍結防止剤の収納ホッパーと、
その下方に設けられ、前記収納ホッパーより排出された
凍結防止剤をエゼクタの搬送物供給口に定量的に搬送す
る搬送手段とを備えているものとする。
手段が、本体内に設けた凍結防止剤の収納ホッパーと、
その下方に設けられ、前記収納ホッパーより排出された
凍結防止剤をエゼクタの搬送物供給口に定量的に搬送す
る搬送手段とを備えているものとする。
【0012】(3)上記(1)または(2)項において、加圧
空気供給手段が、エゼクタの加圧空気供給口とエアコン
プレッサとに接続され、かつエアコンプレッサにより、
常時定圧に蓄圧されるようにしたエアタンクを備えてい
るものとする。
空気供給手段が、エゼクタの加圧空気供給口とエアコン
プレッサとに接続され、かつエアコンプレッサにより、
常時定圧に蓄圧されるようにしたエアタンクを備えてい
るものとする。
【0013】(4)上記(1)〜(3)項において、長さの異
なる搬送管を複数設け、それらの分岐部に設けた切換手
段を操作することにより、凍結防止剤をいずれかの搬送
管に選択的に送り込むことができるようにする。
なる搬送管を複数設け、それらの分岐部に設けた切換手
段を操作することにより、凍結防止剤をいずれかの搬送
管に選択的に送り込むことができるようにする。
【0014】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、搬送管の先端に末広がり状に拡径する散布ヘッドを
接続し、かつこの散布ヘッドを、上下方向の散布角度を
調整可能として支持台により支持する。
て、搬送管の先端に末広がり状に拡径する散布ヘッドを
接続し、かつこの散布ヘッドを、上下方向の散布角度を
調整可能として支持台により支持する。
【0015】(6)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、搬送管の先端に散布ホースを接続し、手動操作によ
り凍結防止剤を散布しうるようにする。
て、搬送管の先端に散布ホースを接続し、手動操作によ
り凍結防止剤を散布しうるようにする。
【0016】(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおい
て、搬送管の中間部に、加圧空気供給手段よりの空気を
吐出口方向に向かって噴出する少なくとも1個の補助エ
ゼクタを設ける。
て、搬送管の中間部に、加圧空気供給手段よりの空気を
吐出口方向に向かって噴出する少なくとも1個の補助エ
ゼクタを設ける。
【0017】(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、搬送管の出口端の近傍に、凍結防止剤の散布を報知
する警報器を設ける。
て、搬送管の出口端の近傍に、凍結防止剤の散布を報知
する警報器を設ける。
【0018】(9)上記(1)〜(8)項のいずれかにおい
て、加圧空気の供給経路の適所に、圧送される空気を加
熱乾燥させる加熱手段を設ける。
て、加圧空気の供給経路の適所に、圧送される空気を加
熱乾燥させる加熱手段を設ける。
【0019】(10)上記(1)〜(9)項のいずれかにおい
て、手動散布モードスイッチと、遠隔自動散布モードス
イッチと、それらのスイッチを選択的に操作することに
より、凍結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め
定めた時間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間散布さ
せるように制御する制御装置とを設ける。
て、手動散布モードスイッチと、遠隔自動散布モードス
イッチと、それらのスイッチを選択的に操作することに
より、凍結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め
定めた時間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間散布さ
せるように制御する制御装置とを設ける。
【0020】(11)上記(10)項において、制御装置は、外
部より無線又は有線で発信される作動信号を受信する外
部作動信号受信手段を備えるものとする。
部より無線又は有線で発信される作動信号を受信する外
部作動信号受信手段を備えるものとする。
【0021】(12)上記(1)〜(9)項のいずれかにおい
て、全自動散布モードスイッチと、外気温を検出する温
度センサと、該温度センサにより検出された温度を判別
する外気温判別手段及び凍結防止剤の散布時間帯を設定
する散布時間帯設定手段を含む制御装置とを備え、前記
散布時間帯設定手段により予め設定された時間帯におい
て、前記温度センサにより検出された温度が、前記外気
温判別手段に予め設定された温度以下となったとき、凍
結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め定めた時
間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間自動的に散布さ
せるようにする。
て、全自動散布モードスイッチと、外気温を検出する温
度センサと、該温度センサにより検出された温度を判別
する外気温判別手段及び凍結防止剤の散布時間帯を設定
する散布時間帯設定手段を含む制御装置とを備え、前記
散布時間帯設定手段により予め設定された時間帯におい
て、前記温度センサにより検出された温度が、前記外気
温判別手段に予め設定された温度以下となったとき、凍
結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め定めた時
間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間自動的に散布さ
せるようにする。
【0022】(13)上記(1)〜(9)項のいずれかにおい
て、全自動散布モードスイッチと、外気温を検出する温
度センサと、路面の温度を検出する路面温度センサと、
路面凍結センサと、これら各センサにより検出された情
報により気象状態を判別する気象状態判別手段とを備
え、前記各センサにより検出された情報が、前記気象状
態判別手段に予め設定された範囲を超えたとき、凍結防
止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め定めた時間だ
け作動させ、凍結防止剤を一定時間自動的に散布させる
ようにする。
て、全自動散布モードスイッチと、外気温を検出する温
度センサと、路面の温度を検出する路面温度センサと、
路面凍結センサと、これら各センサにより検出された情
報により気象状態を判別する気象状態判別手段とを備
え、前記各センサにより検出された情報が、前記気象状
態判別手段に予め設定された範囲を超えたとき、凍結防
止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め定めた時間だ
け作動させ、凍結防止剤を一定時間自動的に散布させる
ようにする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を、図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の凍結防止剤散布装
置(以下、散布装置と略称する)(1)をトンネル(2)の近
傍に設置した例を示す概略斜視図、図2は、散布装置
(1)の要部の縦断側面図を示している。
基づいて説明する。図1は、本発明の凍結防止剤散布装
置(以下、散布装置と略称する)(1)をトンネル(2)の近
傍に設置した例を示す概略斜視図、図2は、散布装置
(1)の要部の縦断側面図を示している。
【0024】図2において、散布装置(1)は、固形、例
えばドライ粉末状凍結防止剤(3)の収納ホッパー(4)
と、その下方の搬送手段、例えば凍結防止剤(3)を定量
的に搬送することにより、散布量を調整可能なスクリュ
ーコンベヤ(5)と、その下方の凍結防止剤(3)の供給ホ
ッパー(6)及びエゼクタ(7)と、エアタンク(8)と、モ
ータ(9)付きのエアコンプレッサ(10)と、散布ダクト装
置(11)を主要部として構成され、散布ダクト装置(11)を
除いた各部材は、ほぼ方形ケース状をなす本体(12)内に
収容されている。
えばドライ粉末状凍結防止剤(3)の収納ホッパー(4)
と、その下方の搬送手段、例えば凍結防止剤(3)を定量
的に搬送することにより、散布量を調整可能なスクリュ
ーコンベヤ(5)と、その下方の凍結防止剤(3)の供給ホ
ッパー(6)及びエゼクタ(7)と、エアタンク(8)と、モ
ータ(9)付きのエアコンプレッサ(10)と、散布ダクト装
置(11)を主要部として構成され、散布ダクト装置(11)を
除いた各部材は、ほぼ方形ケース状をなす本体(12)内に
収容されている。
【0025】上記収納ホッパー(4)は、概ね漏斗状をな
し、本体(12)内の後方(以下、方向は図2の右方を前と
して説明する)寄りの上部に取付けられている。
し、本体(12)内の後方(以下、方向は図2の右方を前と
して説明する)寄りの上部に取付けられている。
【0026】収納ホッパー(4)の上端開口部は、本体(1
2)の上面に形成された開口部(12a)に着脱可能に被せら
れた蓋板(13)により閉止されている。
2)の上面に形成された開口部(12a)に着脱可能に被せら
れた蓋板(13)により閉止されている。
【0027】なお、収納ホッパー(4)の内部を、仕切板
(4a)により少なくとも2分割し、それらの中に、異なる
種類の凍結防止剤(3)を収納し、それらを混合させてス
クリュウコンベヤ(5)に供給するようにしてもよい。
(4a)により少なくとも2分割し、それらの中に、異なる
種類の凍結防止剤(3)を収納し、それらを混合させてス
クリュウコンベヤ(5)に供給するようにしてもよい。
【0028】スクリュウコンベヤ(5)は、前後方向を向
いてその筒状ケース(14)の後部側の上面が、収納ホッパ
ー(4)の下端に互いに連通状に結合されている。スクリ
ュウコンベヤ(5)内の搬送スクリュウ(15)は、ケース(1
4)の後端に取付けられた減速機付きのモータ(16)により
一定速で回転させられるようになっている。
いてその筒状ケース(14)の後部側の上面が、収納ホッパ
ー(4)の下端に互いに連通状に結合されている。スクリ
ュウコンベヤ(5)内の搬送スクリュウ(15)は、ケース(1
4)の後端に取付けられた減速機付きのモータ(16)により
一定速で回転させられるようになっている。
【0029】上記供給ホッパー(6)の上端部内には、ス
クリュウコンベヤ(5)のケース(14)の前端部下面に突設
された排出管(17)が挿入され、搬送スクリュウ(15)によ
り前方に定量ずつ搬送されてきた凍結防止剤(3)は、供
給ホッパー(6)とエゼクタ(7)とに排出されて一定量貯
留されるようになっている。
クリュウコンベヤ(5)のケース(14)の前端部下面に突設
された排出管(17)が挿入され、搬送スクリュウ(15)によ
り前方に定量ずつ搬送されてきた凍結防止剤(3)は、供
給ホッパー(6)とエゼクタ(7)とに排出されて一定量貯
留されるようになっている。
【0030】供給ホッパー(6)の下端は、前後方向を向
く上記エゼクタ(7)の後方寄りの搬送物供給口(7a)に、
連通状に結合されている。エゼクタ(7)の後端と上記エ
アタンク(8)とは、中間部に電磁弁(18)を有する送気管
(19)により接続され、その噴射ノズル、すなわち加圧空
気供給口(7b)は、エゼクタ(7)内の後端に前向きとして
突出させてある。
く上記エゼクタ(7)の後方寄りの搬送物供給口(7a)に、
連通状に結合されている。エゼクタ(7)の後端と上記エ
アタンク(8)とは、中間部に電磁弁(18)を有する送気管
(19)により接続され、その噴射ノズル、すなわち加圧空
気供給口(7b)は、エゼクタ(7)内の後端に前向きとして
突出させてある。
【0031】エアタンク(8)には、エアコンプレッサ(1
0)による圧縮空気が、エアパイプ(20)により供給され、
その内部の空気圧は、図示しない圧力センサによりモー
タ(9)が自動的にオンオフすることにより、ほぼ一定圧
(例えば5kg/cm2)に保たれるようになっている。
0)による圧縮空気が、エアパイプ(20)により供給され、
その内部の空気圧は、図示しない圧力センサによりモー
タ(9)が自動的にオンオフすることにより、ほぼ一定圧
(例えば5kg/cm2)に保たれるようになっている。
【0032】上記散布ダクト装置(11)は、適所に複数
(2個)の補助エゼクタ(21)が接続された可撓性の搬送
管(22)と、その先端に取付けられた末広がりテーパ状の
散布ヘッド(23)とからなり、搬送管(22)は、上記エゼク
タ(7)における吐出端部(7c)の本体(12)よりの突出端に
接続されている。
(2個)の補助エゼクタ(21)が接続された可撓性の搬送
管(22)と、その先端に取付けられた末広がりテーパ状の
散布ヘッド(23)とからなり、搬送管(22)は、上記エゼク
タ(7)における吐出端部(7c)の本体(12)よりの突出端に
接続されている。
【0033】(24)は、散布ヘッド(23)を上下方向の散布
角度を調節可能として支持する支持台である。上記各補
助エゼクタ(21)における噴孔を散布ヘッド(23)方向に向
けたノズル管(21a)には、送気管(19)より分岐させた分
岐管(25)における本体(12)よりの突出端部に接続された
エアホース(26)より、圧縮空気が供給されるようになっ
ている。
角度を調節可能として支持する支持台である。上記各補
助エゼクタ(21)における噴孔を散布ヘッド(23)方向に向
けたノズル管(21a)には、送気管(19)より分岐させた分
岐管(25)における本体(12)よりの突出端部に接続された
エアホース(26)より、圧縮空気が供給されるようになっ
ている。
【0034】(27)及び(28)は、それぞれ本体(12)の外部
と内部に設けられた操作盤と制御装置である。
と内部に設けられた操作盤と制御装置である。
【0035】散布ヘッド(23)には、散布装置(1)が作動
(散布)中である旨を報知するランプ等の警報器(30)が設
けられている。なお、警報器(30)は、散布装置(1)の本
体(12)の近傍に設けてもよい。
(散布)中である旨を報知するランプ等の警報器(30)が設
けられている。なお、警報器(30)は、散布装置(1)の本
体(12)の近傍に設けてもよい。
【0036】このように、手動散布スイッチ(29)を散布
ヘッド(23)に設けておくと、本体(12)が遠く離れていて
も散布装置(1)を始動することができるので便利である
が、手動散布スイッチ(29)は、操作盤(27)等に設けても
よいことは勿論である。
ヘッド(23)に設けておくと、本体(12)が遠く離れていて
も散布装置(1)を始動することができるので便利である
が、手動散布スイッチ(29)は、操作盤(27)等に設けても
よいことは勿論である。
【0037】図3は、上記制御装置(28)の回路構成と散
布装置(1)の制御例をブロック図で示すもので、制御装
置(28)は、外部作動信号受信回路(31)、散布時間設定回
路(32)、コンベヤ作動回路(33)、及び電磁弁作動回路(3
4)を備えている。
布装置(1)の制御例をブロック図で示すもので、制御装
置(28)は、外部作動信号受信回路(31)、散布時間設定回
路(32)、コンベヤ作動回路(33)、及び電磁弁作動回路(3
4)を備えている。
【0038】コンベヤ作動回路(33)は、スクリュウコン
ベヤ(5)、すなわちその駆動用モータ(16)に、電磁弁作
動回路(34)は、電磁弁(18)に、それぞれ電気的に接続さ
れている。
ベヤ(5)、すなわちその駆動用モータ(16)に、電磁弁作
動回路(34)は、電磁弁(18)に、それぞれ電気的に接続さ
れている。
【0039】遠隔自動散布モードスイッチ(35)と手動散
布モードスイッチ(36)とのモード切換スイッチは、上記
操作盤(27)に設けられ、遠隔自動散布モードスイッチ(3
5)は、外部作動信号受信回路(31)に、また手動散布モー
ドスイッチ(36)は、上記手動散布スイッチ(29)を介し
て、散布時間設定回路(32)に、それぞれ接続されてい
る。
布モードスイッチ(36)とのモード切換スイッチは、上記
操作盤(27)に設けられ、遠隔自動散布モードスイッチ(3
5)は、外部作動信号受信回路(31)に、また手動散布モー
ドスイッチ(36)は、上記手動散布スイッチ(29)を介し
て、散布時間設定回路(32)に、それぞれ接続されてい
る。
【0040】外部作動信号受信回路(31)は、例えば無線
による作動信号発信器や携帯電話又はトンネル(2)内に
設置された電話回線等の外部作動信号発信手段(37)より
発せられる作動信号を受信することにより働くようにな
っている。
による作動信号発信器や携帯電話又はトンネル(2)内に
設置された電話回線等の外部作動信号発信手段(37)より
発せられる作動信号を受信することにより働くようにな
っている。
【0041】次に、上記散布装置(1)を用いて、例えば
トンネル(2)内の出入口付近の路面に凍結防止剤(3)を
散布する際の要領について説明する。
トンネル(2)内の出入口付近の路面に凍結防止剤(3)を
散布する際の要領について説明する。
【0042】この際には、図1に示すように、散布装置
(1)の本体(12)をトンネル(2)の外部の路側帯等に設置
して、トンネルに引かれている商用電源に接続したの
ち、散布ダクト装置(11)のみをトンネル(2)内の路肩に
沿って挿入し、散布ヘッド(23)を凍結が予想される路面
に向けるとともに、凍結防止剤(3)の最大散布高さが、
車両のタイヤの高さ以下となるように、上下方向の散布
角度を調節して支持台(24)により支持する。
(1)の本体(12)をトンネル(2)の外部の路側帯等に設置
して、トンネルに引かれている商用電源に接続したの
ち、散布ダクト装置(11)のみをトンネル(2)内の路肩に
沿って挿入し、散布ヘッド(23)を凍結が予想される路面
に向けるとともに、凍結防止剤(3)の最大散布高さが、
車両のタイヤの高さ以下となるように、上下方向の散布
角度を調節して支持台(24)により支持する。
【0043】この状態で散布装置(1)を手動操作により
作動させるには、まず操作盤(27)に設けた手動散布モー
ドスイッチ(36)を予めオンにした状態で、操作盤(27)等
に設けた手動散布スイッチ(29)を操作する。
作動させるには、まず操作盤(27)に設けた手動散布モー
ドスイッチ(36)を予めオンにした状態で、操作盤(27)等
に設けた手動散布スイッチ(29)を操作する。
【0044】すると、警報器(30)のランプ等が点灯する
と同時に、制御装置(28)の散布時間設定回路(32)、コン
ベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(34)が働き、モー
タ(16)及び電磁弁(18)が、散布時間設定回路(32)のタイ
マー等により予め設定された時間だけ作動する。
と同時に、制御装置(28)の散布時間設定回路(32)、コン
ベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(34)が働き、モー
タ(16)及び電磁弁(18)が、散布時間設定回路(32)のタイ
マー等により予め設定された時間だけ作動する。
【0045】その結果、スクリュウコンベヤ(5)が回転
し、収納ホッパー(4)内の凍結防止剤(3)が定量ずつ前
方に送り出されて供給ホッパー(6)とエゼクタ(7)に排
出されると同時に、電磁弁(18)が開かれていることによ
り、エアタンク(8)内の圧縮空気が、送気管(19)と分岐
管(25)を介してエゼクタ(7)とエアホース(26)とに送り
込まれる。
し、収納ホッパー(4)内の凍結防止剤(3)が定量ずつ前
方に送り出されて供給ホッパー(6)とエゼクタ(7)に排
出されると同時に、電磁弁(18)が開かれていることによ
り、エアタンク(8)内の圧縮空気が、送気管(19)と分岐
管(25)を介してエゼクタ(7)とエアホース(26)とに送り
込まれる。
【0046】これにより、エゼクタ(7)及び供給ホッパ
ー(6)内の凍結防止剤(3)は、まず送気管(19)の加圧空
気供給口(19a)により搬送管(22)内に勢いよく放出され
たのち、2個の補助エゼクタ(21)のノズル管(21a)より
噴出される圧縮空気により加速されて搬送管(22)の出口
端まで運ばれ、散布ヘッド(23)より、トンネル(2)内の
路面に所要量の凍結防止剤(3)が一定時間だけ広範囲に
散布される。
ー(6)内の凍結防止剤(3)は、まず送気管(19)の加圧空
気供給口(19a)により搬送管(22)内に勢いよく放出され
たのち、2個の補助エゼクタ(21)のノズル管(21a)より
噴出される圧縮空気により加速されて搬送管(22)の出口
端まで運ばれ、散布ヘッド(23)より、トンネル(2)内の
路面に所要量の凍結防止剤(3)が一定時間だけ広範囲に
散布される。
【0047】一方、散布装置(1)を遠隔操作により自動
的に作動させるには、操作盤(27)のモード切換スイッチ
を予め遠隔自動散布モードスイッチ(35)側に切換えてお
いてから、上述した作動信号発信器や携帯電話、電話回
線等の外部作動信号発信手段(37)により、無線又は有線
の作動信号を発信させる。
的に作動させるには、操作盤(27)のモード切換スイッチ
を予め遠隔自動散布モードスイッチ(35)側に切換えてお
いてから、上述した作動信号発信器や携帯電話、電話回
線等の外部作動信号発信手段(37)により、無線又は有線
の作動信号を発信させる。
【0048】すると、外部作動信号受信回路(31)が働く
ことにより、上記手動操作のときと同様、散布時間設定
回路(32)、コンベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(3
4)が働き、散布ヘッド(23)より所要量の凍結防止剤(3)
が一定時間散布される。
ことにより、上記手動操作のときと同様、散布時間設定
回路(32)、コンベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(3
4)が働き、散布ヘッド(23)より所要量の凍結防止剤(3)
が一定時間散布される。
【0049】図4は、他の制御例を示すブロック図で、
散布装置(1)を全自動、すなわち無人運転する際の制御
例を示す。
散布装置(1)を全自動、すなわち無人運転する際の制御
例を示す。
【0050】制御装置(38)は、外気温判別回路(39)、散
布時間帯設定回路(40)、散布時間設定回路(32)、コンベ
ヤ作動回路(33)、及び電磁弁作動回路(34)を備えてお
り、外気温判別回路(39)は、散布装置(1)の設置場所付
近の外気温を検出する温度センサ(41)に接続されてい
る。
布時間帯設定回路(40)、散布時間設定回路(32)、コンベ
ヤ作動回路(33)、及び電磁弁作動回路(34)を備えてお
り、外気温判別回路(39)は、散布装置(1)の設置場所付
近の外気温を検出する温度センサ(41)に接続されてい
る。
【0051】外気温判別回路(39)では、温度センサ(41)
により検出された温度が、予め設定された温度、例えば
凍結が予想される温度以下(例えば−2℃)以下となっ
たか否かを判別し、その温度以下となったときに出力信
号を発する。
により検出された温度が、予め設定された温度、例えば
凍結が予想される温度以下(例えば−2℃)以下となっ
たか否かを判別し、その温度以下となったときに出力信
号を発する。
【0052】散布時間帯設定回路(40)では、内蔵された
時計により、予め設定された凍結防止剤の散布時間帯で
あるか否かを判別し、その時間帯であるときに出力信号
を発する。
時計により、予め設定された凍結防止剤の散布時間帯で
あるか否かを判別し、その時間帯であるときに出力信号
を発する。
【0053】散布時間帯としては、例えば車両の通行量
が多くなる時間帯よりも前の午前5時から午前6時まで
の1時間と、午後4時から午後5時までの1時間の1日
2回に設定するか、又は装置の設置場所の気象条件や車
両通行量、路面状態等に応じて最も効果的な時間帯のみ
の1回に設定したりすることができる。
が多くなる時間帯よりも前の午前5時から午前6時まで
の1時間と、午後4時から午後5時までの1時間の1日
2回に設定するか、又は装置の設置場所の気象条件や車
両通行量、路面状態等に応じて最も効果的な時間帯のみ
の1回に設定したりすることができる。
【0054】また、散布時間帯設定回路(40)の代わり
に、1日当たりの散布回数設定回路を設け、これにより
設定した回数だけ、時間帯に関係なく、所定時間毎に散
布するようにしてもよい。
に、1日当たりの散布回数設定回路を設け、これにより
設定した回数だけ、時間帯に関係なく、所定時間毎に散
布するようにしてもよい。
【0055】制御盤(27)に設けた全自動散布モードスイ
ッチ(42)をオン側に操作すると、散布装置(1)は、次の
ようにして全自動運転される。
ッチ(42)をオン側に操作すると、散布装置(1)は、次の
ようにして全自動運転される。
【0056】温度センサ(41)により検出された外気温
が、外気温判別回路(39)に予め設定しておいた温度以下
となると、散布時間帯設定回路(40)が働き、それに予め
設定された散布時間帯であるとき、散布時間設定回路(3
2)を介してコンベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(3
4)がオンとなる。
が、外気温判別回路(39)に予め設定しておいた温度以下
となると、散布時間帯設定回路(40)が働き、それに予め
設定された散布時間帯であるとき、散布時間設定回路(3
2)を介してコンベヤ作動回路(33)及び電磁弁作動回路(3
4)がオンとなる。
【0057】これにより、モータ(16)が作動してスクリ
ュウコンベヤ(5)が回転するとともに、電磁弁(18)が開
かれる。
ュウコンベヤ(5)が回転するとともに、電磁弁(18)が開
かれる。
【0058】その結果、上記と同様、散布ヘッド(23)よ
り所要量の凍結防止剤(3)が一定時間だけ自動的に散布
される。なお、図4に示す制御装置(38)を、図3に示す
制御装置(28)に並列的に付加してもよい。
り所要量の凍結防止剤(3)が一定時間だけ自動的に散布
される。なお、図4に示す制御装置(38)を、図3に示す
制御装置(28)に並列的に付加してもよい。
【0059】図5は、散布装置(1)を無人運転する際の
別の制御例を示すもので、図4に示す制御例のものに、
路面の温度を検出する路面温度センサ(43)と路面の凍結
を検出する路面凍結センサ(44)を付加するとともに、制
御装置(38)に、各センサ(41)(43)(44)により検出された
情報により気象状態を判別し、それらの情報が予め設定
された範囲を超えたとき、散布時間帯設定回路(40)に出
力信号を発する気象状態判別回路(45)を設けてある。
別の制御例を示すもので、図4に示す制御例のものに、
路面の温度を検出する路面温度センサ(43)と路面の凍結
を検出する路面凍結センサ(44)を付加するとともに、制
御装置(38)に、各センサ(41)(43)(44)により検出された
情報により気象状態を判別し、それらの情報が予め設定
された範囲を超えたとき、散布時間帯設定回路(40)に出
力信号を発する気象状態判別回路(45)を設けてある。
【0060】このような制御例とすると、各種のセンサ
により凍結が予想される場所の気象状態を正確に検出
し、予め定めた散布条件に合致したか否かを判別して散
布しうるので、凍結が予想される場所に凍結防止剤(3)
を無駄なく効果的に散布することができる。
により凍結が予想される場所の気象状態を正確に検出
し、予め定めた散布条件に合致したか否かを判別して散
布しうるので、凍結が予想される場所に凍結防止剤(3)
を無駄なく効果的に散布することができる。
【0061】散布装置(1)の運転要領は、図4の制御例
と同じであるため、その詳細な説明は省略する。
と同じであるため、その詳細な説明は省略する。
【0062】なお、この制御例においても、散布時間帯
設定回路(40)の代わりに、散布回数設定回路を設け、時
間帯に関係なく、予め定めた時間毎に、1日複数回散布
するようにしてもよい。
設定回路(40)の代わりに、散布回数設定回路を設け、時
間帯に関係なく、予め定めた時間毎に、1日複数回散布
するようにしてもよい。
【0063】以上説明したように、上記実施形態の散布
装置(1)においては、本体(12)と散布ダクト装置(11)と
を分離させているため、上記のトンネル(2)内等、本体
(12)の設置スペースのない場所にも凍結防止剤(3)を散
布することができる。
装置(1)においては、本体(12)と散布ダクト装置(11)と
を分離させているため、上記のトンネル(2)内等、本体
(12)の設置スペースのない場所にも凍結防止剤(3)を散
布することができる。
【0064】また、散布ダクト装置(11)の搬送管(22)
は、可撓性を有しており、かつ散布ヘッド(23)の上下方
向の散布角度も調節しうるため、散布方向を自在に設定
することができ、必要な領域に凍結防止剤(3)を無駄な
く効果的に散布しうる。従って、凍結防止剤(3)の消費
量が少なくなり、補給頻度も低くなることにより、保守
や管理が容易となるとともに、ランニングコストも低減
する。
は、可撓性を有しており、かつ散布ヘッド(23)の上下方
向の散布角度も調節しうるため、散布方向を自在に設定
することができ、必要な領域に凍結防止剤(3)を無駄な
く効果的に散布しうる。従って、凍結防止剤(3)の消費
量が少なくなり、補給頻度も低くなることにより、保守
や管理が容易となるとともに、ランニングコストも低減
する。
【0065】さらに、散布ヘッド(23)による凍結防止剤
(3)の散布高さを、車両のタイヤの高さ以下としうるの
で、車両の走行中でも、散布を一時中断することなく安
全に散布しうる。
(3)の散布高さを、車両のタイヤの高さ以下としうるの
で、車両の走行中でも、散布を一時中断することなく安
全に散布しうる。
【0066】凍結防止剤(3)は、圧縮空気により散布さ
れるので、拡散性がよく、必要な領域に広範囲にかつ均
一に散布することができる。
れるので、拡散性がよく、必要な領域に広範囲にかつ均
一に散布することができる。
【0067】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではない。上記実施形態では、収納ホッパー(4)内の凍
結防止剤(3)の搬送手段にスクリュウコンベヤ(5)を用
いているが、ベルトコンベヤを用いることもある。ま
た、このようなスクリュウコンベヤ(5)を省略して、収
納ホッパー(4)の出口端をエゼクタ(7)の直上に臨ま
せ、散布量調整手段を介して凍結防止剤(3)を直接エゼ
クタ(7)内に供給するようにしてもよい。
ではない。上記実施形態では、収納ホッパー(4)内の凍
結防止剤(3)の搬送手段にスクリュウコンベヤ(5)を用
いているが、ベルトコンベヤを用いることもある。ま
た、このようなスクリュウコンベヤ(5)を省略して、収
納ホッパー(4)の出口端をエゼクタ(7)の直上に臨ま
せ、散布量調整手段を介して凍結防止剤(3)を直接エゼ
クタ(7)内に供給するようにしてもよい。
【0068】図2の2点鎖線で示すように、エゼクタ
(7)の吐出端部(7c)に、先端部にエアホース(26)に接続
された補助エゼクタ(21)を有する長さの異なる可撓性の
搬送管(22)を別途接続し、分岐部に設けた凍結防止剤と
エアの切換弁(いずれも図示略)を操作することによ
り、いずれか一方の搬送管(22)を用いて凍結防止剤(3)
を選択的に散布するようにしてもよい。このようにする
と、本体(12)の設置場所やトンネル等の長さに応じて散
布位置を変えることができるので便利である。
(7)の吐出端部(7c)に、先端部にエアホース(26)に接続
された補助エゼクタ(21)を有する長さの異なる可撓性の
搬送管(22)を別途接続し、分岐部に設けた凍結防止剤と
エアの切換弁(いずれも図示略)を操作することによ
り、いずれか一方の搬送管(22)を用いて凍結防止剤(3)
を選択的に散布するようにしてもよい。このようにする
と、本体(12)の設置場所やトンネル等の長さに応じて散
布位置を変えることができるので便利である。
【0069】搬送管(22)の先端部に2点鎖線のような散
布ホース(46)を接続可能とし、作業員が手動操作により
所望の位置に凍結防止剤(3)を散布しうるようにしても
よい。
布ホース(46)を接続可能とし、作業員が手動操作により
所望の位置に凍結防止剤(3)を散布しうるようにしても
よい。
【0070】散布ヘッド(23)を水平揺動装置等に連係し
て、水平方向に緩速で首振りしうるようにしてもよく、
このようにすると、凍結防止剤(3)をより広範囲に散布
することができる。
て、水平方向に緩速で首振りしうるようにしてもよく、
このようにすると、凍結防止剤(3)をより広範囲に散布
することができる。
【0071】搬送管(22)の長さに応じて、補助エゼクタ
(21)を増減したり、廃止したりすることもある。
(21)を増減したり、廃止したりすることもある。
【0072】凍結防止剤(3)散布用の加圧空気源とし
て、エアタンク(8)内の圧縮空気を用いているが、それ
に代えて、例えばルーツブロア等の送風機を設け、それ
より吐出される加圧空気を用いるようにしてもよい。
て、エアタンク(8)内の圧縮空気を用いているが、それ
に代えて、例えばルーツブロア等の送風機を設け、それ
より吐出される加圧空気を用いるようにしてもよい。
【0073】この際には、制御装置(28)(38)の電磁弁作
動回路(34)を、送風機作動回路とすればよい。供給ホッ
パー(6)の出口端とスクリュウコンベヤ(5)の入口部と
の間に、固形の凍結防止剤(3)を破砕する破砕装置を設
けてもよい。
動回路(34)を、送風機作動回路とすればよい。供給ホッ
パー(6)の出口端とスクリュウコンベヤ(5)の入口部と
の間に、固形の凍結防止剤(3)を破砕する破砕装置を設
けてもよい。
【0074】図2の2点鎖線で示すように、圧縮空気の
供給経路、例えば電磁弁(18)の下流側の送気管(19)に加
熱装置(47)を設け、圧縮空気を加熱乾燥させてエゼクタ
(7)及びエアホース(26)に供給するようにしてもよい。
供給経路、例えば電磁弁(18)の下流側の送気管(19)に加
熱装置(47)を設け、圧縮空気を加熱乾燥させてエゼクタ
(7)及びエアホース(26)に供給するようにしてもよい。
【0075】このようにすると、万一凍結防止剤(3)が
湿気を含んでいても、それが除湿乾燥されるので、搬送
管(22)の内壁に付着したり、流動性が損なわれたりする
のが防止でき、かつ散布ヘッド(23)より散布される際の
拡散性が低下することもなくなる。
湿気を含んでいても、それが除湿乾燥されるので、搬送
管(22)の内壁に付着したり、流動性が損なわれたりする
のが防止でき、かつ散布ヘッド(23)より散布される際の
拡散性が低下することもなくなる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エゼクタ
や凍結防止剤供給手段等が収容された本体に搬送管を接
続し、この搬送管の散布ヘッドより凍結防止剤を散布す
るようにしているため、従来のように装置全体を設置す
ることが不可能なトンネル等に散布ヘッドのみを挿入し
て、凍結が予想される路面に凍結防止剤を効果的に散布
することができる。また、加圧空気を用いて凍結防止剤
を散布しているので、その拡散性がよく、必要な領域に
ほぼ均一に散布することができる。さらに、搬送管の一
部を可撓管としてあるので、本体の設置場所や散布領域
の形態等に関係なく、搬送管を自在に折曲させて散布ヘ
ッドを目的とする散布方向に向けることができるので、
必要な領域に凍結防止剤を無駄なく効果的に散布しう
る。従って、凍結防止剤の消費量が減少し、その補給頻
度も少なくなることにより、装置の保守や管理等が容易
となり、経済的となる。
や凍結防止剤供給手段等が収容された本体に搬送管を接
続し、この搬送管の散布ヘッドより凍結防止剤を散布す
るようにしているため、従来のように装置全体を設置す
ることが不可能なトンネル等に散布ヘッドのみを挿入し
て、凍結が予想される路面に凍結防止剤を効果的に散布
することができる。また、加圧空気を用いて凍結防止剤
を散布しているので、その拡散性がよく、必要な領域に
ほぼ均一に散布することができる。さらに、搬送管の一
部を可撓管としてあるので、本体の設置場所や散布領域
の形態等に関係なく、搬送管を自在に折曲させて散布ヘ
ッドを目的とする散布方向に向けることができるので、
必要な領域に凍結防止剤を無駄なく効果的に散布しう
る。従って、凍結防止剤の消費量が減少し、その補給頻
度も少なくなることにより、装置の保守や管理等が容易
となり、経済的となる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、収納ホッパ
ー内の凍結防止剤が、スクリュウコンベヤによりエゼク
タに一定量ずつ搬送されるので、1回当たりの凍結防止
剤の散布量にばらつきが生じるのが防止される。
ー内の凍結防止剤が、スクリュウコンベヤによりエゼク
タに一定量ずつ搬送されるので、1回当たりの凍結防止
剤の散布量にばらつきが生じるのが防止される。
【0078】請求項3記載の発明によれば、加圧空気の
圧力を比較的高く設定しうるので、必要な量の凍結防止
剤を短時間で効率よく散布することができる。
圧力を比較的高く設定しうるので、必要な量の凍結防止
剤を短時間で効率よく散布することができる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、凍結防止剤
の散布位置を、本体の設置場所等に応じて変えうるので
便利である。
の散布位置を、本体の設置場所等に応じて変えうるので
便利である。
【0080】請求項5記載の発明によれば、凍結防止剤
をより広範囲に均一に散布しうるとともに、上下方向の
散布角度をタイヤの高さ以下に調節することもできるの
で、車両の走行中でも安全に散布することができる。
をより広範囲に均一に散布しうるとともに、上下方向の
散布角度をタイヤの高さ以下に調節することもできるの
で、車両の走行中でも安全に散布することができる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、作業員が散
布ホースを手で持って所望の位置に凍結防止剤を散布す
ることができる。
布ホースを手で持って所望の位置に凍結防止剤を散布す
ることができる。
【0082】請求項7記載の発明によれば、搬送管が長
寸であっても、中間部に設けた補助エゼクタより噴出す
る加圧空気により凍結防止剤を加速させて、散布ヘッド
より勢いよく放出することができる。
寸であっても、中間部に設けた補助エゼクタより噴出す
る加圧空気により凍結防止剤を加速させて、散布ヘッド
より勢いよく放出することができる。
【0083】請求項8記載の発明によれば、凍結防止剤
の散布が警報器により報知されるので、万一車両の運転
者が車外に出ても安全である。
の散布が警報器により報知されるので、万一車両の運転
者が車外に出ても安全である。
【0084】請求項9記載の発明によれば、凍結防止剤
が湿気を含んでいても、加熱された空気により除湿乾燥
されるので、凍結防止剤が搬送管の内壁に付着したり、
流動性が損なわれたりするのが防止されるとともに、散
布時の拡散性が低下することもなくなる。
が湿気を含んでいても、加熱された空気により除湿乾燥
されるので、凍結防止剤が搬送管の内壁に付着したり、
流動性が損なわれたりするのが防止されるとともに、散
布時の拡散性が低下することもなくなる。
【0085】請求項10記載の発明によれば、凍結防止
剤の散布を、手動操作と遠隔操作との2つのモードで行
うことができ、かついずれのモードを選択しても、凍結
防止剤を一定時間だけ自動的に散布しうる。
剤の散布を、手動操作と遠隔操作との2つのモードで行
うことができ、かついずれのモードを選択しても、凍結
防止剤を一定時間だけ自動的に散布しうる。
【0086】請求項11記載の発明によれば、散布装置
より遠く離れた位置から作動信号を送り、凍結防止剤を
自動的に散布しうるので、省力化が図れる。
より遠く離れた位置から作動信号を送り、凍結防止剤を
自動的に散布しうるので、省力化が図れる。
【0087】請求項12記載の発明によれば、凍結防止
剤の散布を、外気温を検出して、予め設定した散布時間
帯に自動的に行いうるので、無人運転が可能となり、人
件費を大幅に削減しうる。
剤の散布を、外気温を検出して、予め設定した散布時間
帯に自動的に行いうるので、無人運転が可能となり、人
件費を大幅に削減しうる。
【0088】請求項13記載野発明によれば、各種のセ
ンサにより凍結が予想される場所の気象状態を正確に検
出して凍結防止剤を自動的に散布しうるので、凍結防止
剤が無駄なく効果的に散布される。
ンサにより凍結が予想される場所の気象状態を正確に検
出して凍結防止剤を自動的に散布しうるので、凍結防止
剤が無駄なく効果的に散布される。
【図1】本発明の散布装置をトンネルに設置した例を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図2】同じく、装置全体の要部の縦断側面図である。
【図3】同じく、凍結防止剤散布の制御例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】同じく、他の制御例を示すブロック図である。
【図5】同じく、他の制御例を示すブック図である。
(A)凍結防止剤供給手段
(B)加圧空気供給手段
(1)凍結防止剤散布装置
(2)トンネル
(3)凍結防止剤
(4)収納ホッパー
(4a)仕切板
(5)スクリュウコンベヤ(搬送手段)
(6)供給ホッパー
(7)エゼクタ
(7a)搬送物供給口
(7b)加圧空気供給口
(7c)吐出端部
(8)エアタンク
(9)モータ
(10)エアコンプレッサ
(11)散布ダクト装置
(12)本体
(12a)開口部
(13)蓋板
(14)筒状ケース
(15)搬送スクリュウ
(16)モータ
(17)排出管
(18)電磁弁
(19)送気管
(19a)噴射ノズル
(20)エアパイプ
(21)補助エゼクタ
(21a)ノズル管
(22)搬送管
(23)散布ヘッド
(24)支持台
(25)分岐管
(26)エアホース
(27)操作盤
(28)制御装置
(29)手動散布スイッチ
(30)警報器
(31)外部作動信号受信回路
(32)散布時間設定回路
(33)コンベヤ作動回路
(34)電磁弁作動回路
(35)遠隔自動散布モードスイッチ
(36)手動散布モードスイッチ
(37)外部作動信号発信手段
(38)制御装置
(39)外気温判別回路
(40)散布時間帯設定回路
(41)温度センサ
(42)全自動散布モードスイッチ
(43)路面温度センサ
(44)路面凍結センサ
(45)気象状態判別回路
(46)散布ホース
(47)加熱装置
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(72)発明者 高田 忠一
北海道苫小牧市宮の森町2丁目19番21号
(72)発明者 上田 実
北海道室蘭市築地町135番地 株式会社楢
崎製作所内
(72)発明者 森 光典
北海道常呂郡佐呂間町字北264番地 株式
会社森機械製作所内
Claims (13)
- 【請求項1】 本体内に、搬送物供給口に供給された凍
結防止剤を、加圧空気供給口より噴出する加圧空気によ
り吐出端部に向けて圧送するエゼクタと、このエゼクタ
の加圧空気供給口に加圧空気を供給する加圧空気供給手
段と、前記エゼクタの搬送物供給口に、凍結防止剤を供
給する凍結防止剤供給手段とを備え、前記エゼクタの吐
出端部と、本体外の任意の場所に設けた凍結防止剤の散
布ヘッドとを、少なくとも一部を可撓管とした搬送管に
より接続したことを特徴とする凍結防止剤散布装置。 - 【請求項2】 凍結防止剤供給手段が、本体内に設けた
凍結防止剤の収納ホッパーと、その下方に設けられ、前
記収納ホッパーより排出された凍結防止剤をエゼクタの
搬送物供給口に定量的に搬送する搬送手段とを備えてい
る請求項1記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項3】 加圧空気供給手段が、エゼクタの加圧空
気供給口とエアコンプレッサとに接続され、かつエアコ
ンプレッサにより、常時定圧に蓄圧されるようにしたエ
アタンクを備えている請求項1または2記載の凍結防止
剤散布装置。 - 【請求項4】 長さの異なる搬送管を複数設け、それら
の分岐部に設けた切換手段を操作することにより、凍結
防止剤をいずれかの搬送管に選択的に送り込むことがで
きるようにした請求項1〜3のいずれかに記載の凍結防
止剤散布装置。 - 【請求項5】 搬送管の先端に末広がり状に拡径する散
布ヘッドを接続し、かつこの散布ヘッドを、上下方向の
散布角度を調整可能として支持台により支持してなる請
求項1〜4のいずれかに記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項6】 搬送管の先端に散布ホースを接続し、手
動操作により凍結防止剤を散布しうるようにした請求項
1〜4のいずれかに記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項7】 搬送管の中間部に、加圧空気供給手段よ
りの空気を吐出口方向に向かって噴出する少なくとも1
個の補助エゼクタを設けた請求項1〜6のいずれかに記
載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項8】 搬送管の出口端近傍に、凍結防止剤の散
布を報知する警報器を設けた請求項1〜7のいずれかに
記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項9】 加圧空気の供給経路の適所に、圧送され
る空気を加熱乾燥させる加熱手段を設けた請求項1〜8
のいずれかに記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項10】 手動散布モードスイッチと、遠隔自動
散布モードスイッチと、それらのスイッチを選択的に操
作することにより、凍結防止剤供給手段と加圧空気供給
手段とを予め定めた時間だけ作動させ、凍結防止剤を一
定時間散布させるように制御する制御装置とを設けた請
求項1〜9のいずれかに記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項11】 制御装置は、外部より無線又は有線で
発信される作動信号を受信する外部作動信号受信手段を
備えるものである請求項10に記載の凍結防止剤散布装
置。 - 【請求項12】 全自動散布モードスイッチと、外気温
を検出する温度センサと、該温度センサにより検出され
た温度を判別する外気温判別手段及び凍結防止剤の散布
時間帯を設定する散布時間帯設定手段を含む制御装置と
を備え、前記散布時間帯設定手段により予め設定された
時間帯において、前記温度センサにより検出された温度
が、前記外気温判別手段に予め設定された温度以下とな
ったとき、凍結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを
予め定めた時間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間自
動的に散布させるようにした請求項1〜9のいずれかに
記載の凍結防止剤散布装置。 - 【請求項13】 全自動散布モードスイッチと、外気温
を検出する温度センサと、路面の温度を検出する路面温
度センサと、路面凍結センサと、これら各センサにより
検出された情報により気象状態を判別する気象状態判別
手段とを備え、前記各センサにより検出された情報が、
前記気象状態判別手段に予め設定された範囲を超えたと
き、凍結防止剤供給手段と加圧空気供給手段とを予め定
めた時間だけ作動させ、凍結防止剤を一定時間自動的に
散布させるようにした請求項1〜9のいずれかに記載の
凍結防止剤散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256660A JP2003064631A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 凍結防止剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256660A JP2003064631A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 凍結防止剤散布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003064631A true JP2003064631A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19084445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001256660A Pending JP2003064631A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 凍結防止剤散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003064631A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100804324B1 (ko) | 1999-12-28 | 2008-02-15 | 에너지 어브소옵션 시스템즈, 인코퍼레이티드. | 도로 제빙장치 |
JP2012180645A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Maeda Seisakusho Co Ltd | 凍結防止剤散布車 |
KR101205340B1 (ko) * | 2012-01-19 | 2012-11-28 | 주식회사 광림 | 공기 송풍식 제설제 살포기 및 이를 갖는 살포차 |
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CN102900047A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-01-30 | 武汉大学 | 一种射流融冰与碎冰机 |
KR102620969B1 (ko) * | 2023-09-05 | 2024-01-04 | 장윤호 | 염화칼슘살포기 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001256660A patent/JP2003064631A/ja active Pending
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