JP2003064352A - 混合作動流体、および冷凍サイクル装置 - Google Patents
混合作動流体、および冷凍サイクル装置Info
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Abstract
いられる冷凍サイクル装置により適した冷媒が必要であ
った。 【解決手段】 (1)プロパン、およびプロピレンの内
の少なくとも一つと、(2)エタンとを含む混合作動流
体であって、エタンは、実質的に50重量%以上である
混合作動流体である。
Description
クル装置用冷媒として利用される混合作動流体、および
冷凍サイクル装置に関する。
必要に応じて四方弁、放熱器(または凝縮器)、キャピ
ラリーチューブや膨張弁等の減圧器、蒸発器、等を配管
接続して冷凍サイクルを構成し、その内部に冷媒を循環
させることにより、冷却または加熱作用を行っている。
しては、フロン類(フロン類はR○○またはR○○○と
記すことが、米国ASHRAE34規格により規定され
ている。以下、R○○またはR○○○と示す)と呼ばれ
るメタンまたはエタンから誘導されたハロゲン化炭化水
素が知られている。
てはR22(クロロジフルオロメタン、CHClF2、
沸点−40.8℃、臨界温度96.2℃、臨界圧力4.
99MPa)などが用いられてきた。このR22は塩素
と水素を含むフッ化炭化水素類(HCFC冷媒)であ
り、成層圏オゾン破壊能力があるため、すでにモントリ
オール議定書によって使用量及び生産量の規制が決定さ
れている。
一つであるヒートポンプ給湯器の分野では、R22の代
替冷媒として、二酸化炭素(CO2、R744、沸点−
78.4℃、臨界温度31.1℃、臨界圧力7.38M
Pa)が注目されつつある。例えば、斉川、橋本、ヨハ
ネス著の第34回日本伝熱シンポジウム講演論文集P5
05(1997)には、CO2を用いた冷凍サイクル装
置では、凝縮過程を含まない遷臨界サイクルとなりうる
こと、超臨界域を使用することで、低温の水を高温に加
熱するヒートポンプ給湯器に適していることが報告され
ている。
圏オゾンを破壊せず、地球温暖化に対する影響を示す地
球温暖化係数(以下GWPと記す)は1で、R22のG
WPの1500と比較すると格段に小さい、優れた冷媒
である。
は、R22に比べて動作圧力が2〜5倍も高く、冷凍サ
イクル装置に用いる場合などには、冷凍サイクル装置を
構成する熱交換器や圧縮機の耐圧性確保、および圧縮機
のシール性確保が困難である。
が高く、圧縮機用潤滑油を劣化させる恐れがある。
ン系の鉱油、アルキルベンゼン油、エーテル油、エステ
ル油、ポリアレキレングリコール油、カーボネート油、
等の圧縮機用潤滑油と一定の温度範囲では溶解するが、
運転状態の広い温度域においては必ずしも完全溶解しな
いし、圧縮機用潤滑油との任意の混合割合において必ず
完全溶解するわけではない。すなわち、CO2は、共存
する圧縮機用潤滑油の圧縮機へのオイルリターンの確保
が困難である。
慮し、たとえば、ヒートポンプ給湯器などの高温加熱用
途に用いられる冷凍サイクル装置により適した混合作動
流体、および冷凍サイクル装置を提供することを目的と
するものである。
に対応)は、(1)プロパン、およびプロピレンの内の
少なくとも一つと、(2)エタンとを含む混合作動流体
であって、前記エタンは、実質的に50重量%以上であ
る混合作動流体である。
エタンは、実質的に60重量%以下である第一の本発明
の混合作動流体である。
(1)シクロプロパン、イソブタン、およびブタンの内
の少なくとも一つと、(2)ジフルオロメタンとを含む
混合作動流体であって、前記ジフルオロメタンは、実質
的に70重量%以上である混合作動流体である。
ジフルオロメタンは、実質的に90重量%以下である第
三の本発明の混合作動流体である。
または第二の本発明の混合作動流体を冷媒として用いる
冷凍サイクル装置である。
時における高圧側圧力は、前記混合作動流体の臨界圧力
以上である第五の本発明の冷凍サイクル装置である。
および/またはアルキルベンゼン油を圧縮機用潤滑油と
して用いる第五の本発明の冷凍サイクル装置である。
態について、図面を参照しつつ説明を行う。
おける混合作動流体は、(1)エタン(CH3−CH3、
R170、沸点−88.8℃、臨界温度32.18℃、
臨界圧力4.87MPa)と、(2)プロピレン(CH
3−CH=CH2、R1270、沸点−47.7℃、臨界
温度92.42℃、臨界圧力4.67MPa)、また
は、プロパン(CH3−CH2−CH3、R290、沸点
−42.1℃、臨界温度96.7℃、臨界圧力4.25
MPa)の二つの内の何れかからなる2成分系の作動流
体である。本実施の形態における混合作動流体を冷凍サ
イクル装置の冷媒として用いる場合の優れた特性を以下
に示す。
レン(R1270)からなる2成分系の、エタン(R1
70)が30重量%から100重量%の混合作動流体
(100重量%はエタン(R170)単一冷媒)の冷凍
性能を、CO2単一冷媒と比較したものである。
いて冷媒と熱交換する外部流体(例えば水)側の条件と
しては、放熱器(または凝縮器)入口温度を5℃、放熱
器(または凝縮器)出口温度を85℃とし、冷媒側の条
件としては、蒸発器の蒸発温度を0℃、放熱器(または
凝縮器)出口温度を10℃、放熱器(または凝縮器)に
おける外部流体(例えば水)と冷媒との最小温度差が5
degとなるように放熱器(または凝縮器)の高圧側圧
力を制御して測定したものである。なお、この条件は、
ヒートポンプ給湯器などの冷凍サイクル装置において、
5℃の外部流体(例えば水)を85℃まで加熱する場合
を想定したものである。
イクル装置において、CO2やエタン(R170)単一
冷媒より沸点の高いプロピレン(R1270)を混合す
ることによって、高圧側圧力、低圧側圧力を低減でき
る。高圧側圧力の低下度合いは低圧側圧力の低下度合い
よりも大きく、特に40重量%以上のプロピレン(R1
270)を混合することにより、CO2単一冷媒の高圧
側圧力と比較して、約1/2以下に圧力を低減できる。
270)を混合することにより、CO2やエタン(R1
70)単一冷媒と比較して、成績係数が向上できる。
分系においては共沸様混合物は構成せず、蒸発温度勾配
を有する非共沸混合物となる。しかし、50重量%以下
のプロピレン(R1270)を混合した混合物では、蒸
発温度勾配はほぼ10deg以下であり、非共沸性が小
さく、冷凍サイクル装置での使用に際し、蒸発器への霜
の付着などの問題が生じにくい、扱いやすい冷媒であ
る。
の配管中の圧力損失を補正したものである。また、CO
2単一冷媒に対する吐出温度を低減する効果は、40重
量%以上50重量%以下のプロピレン(R1270)を
混合した混合物では、約10deg程度ある。
70)の2成分系において、高圧側圧力の低減、成績係
数の向上、蒸発器温度勾配、吐出温度の低減の効果を総
合的に鑑みると(すなわち、高温加熱用途に適した混合
割合を特定すると)、略50重量%以上のエタン(R1
70)を含む混合物が望ましく、さらに望ましくは、略
60重量%以下のエタン(R170)を含む混合物が望
ましい。
と同様にCO2やエタンより沸点、臨界温度が高く、プ
ロピレン(R1270)と同程度の沸点、臨界温度を有
するプロパン(R290)を混合する場合にも同様の効
果を奏するものである。
(R1270)、プロパン(R290)の炭化水素類
は、CO2単一冷媒と異なり、鉱油および/またはアル
キルベンゼン油等の圧縮機用潤滑油と化学構造が近いた
めに、運転状態の広い温度域において溶解性に優れ、圧
縮機用潤滑油の圧縮機へのオイルリターンを確保するこ
とが容易である。
ン(R290)の臨界温度は、CO 2やエタン(R17
0)単一冷媒の臨界温度よりも高いため、これらの炭化
水素類を混合した混合物の臨界温度は、CO2やエタン
(R170)単一冷媒の臨界温度以上の臨界温度をもつ
ことになる。したがって、CO2やエタン(R170)
単一冷媒を用いた冷凍サイクル装置では、凝縮過程を含
まない遷臨界サイクルとなりうるのに対して、炭化水素
類を混合した混合物を冷媒として用いた冷凍サイクル装
置では、温度条件によっては凝縮過程を含む亜臨界サイ
クルを構成することも可能である。
途の冷凍サイクル装置で、亜臨界サイクルとなる場合に
は、凝縮過程での温度勾配がない場合より、ある場合の
方が凝縮器での熱交換効率が向上するといったメリット
を有する。このため、本実施の形態において特定した高
温加熱用途に適した混合割合は、非共沸混合組成となる
混合割合を含んでいるものである。
プロピレン(R1270)、または、プロパン(R29
0)からなる混合物は、高温加熱用途の冷凍サイクル装
置の冷媒として用いる場合に優れた特性を示し、実用上
の機器課題を解決できるものである。さらにこれらの混
合物は、成層圏オゾン層に及ぼす影響がなく、GWPが
ほとんどない炭化水素類のみから構成されるため、地球
温暖化に対する影響はほとんどないものである。
(R1270)、プロパン(R290)の炭化水素類
に、主たる成分となる炭化水素類に対して他の炭化水素
類が若干量含有されていても何ら問題ないものである。
用にメチルメルカプタンやテトラヒドロチオフェンを主
成分とする着臭剤が微少量含まれていても問題ないもの
である。
おける混合作動流体は、(1)ジフルオロメタン(CH
2F2、R32、沸点−51.7℃、臨界温度78.1
℃、臨界圧力5.78MPa)と、(2)シクロプロパ
ン(C3H6、RC270、沸点−32.9℃、臨界温度
125.2℃、臨界圧力5.58MPa)、または、イ
ソブタン(i−C 4H8、R600a、沸点−11.6
℃、臨界温度134.7℃、臨界圧力3.64MP
a)、または、ブタン(n−C4H8、R600、沸点−
0.5℃、臨界温度152.0℃、臨界圧力3.80M
Pa)の三つの内の何れかからなる2成分系の作動流体
である。本実施の形態における混合作動流体を冷凍サイ
クル装置の冷媒として用いる場合の優れた特性を以下に
示す。
とイソブタン(R600a)とからなる2成分系の、ジ
フルオロメタン(R32)が60重量%から100重量
%の混合作動流体(100重量%はジフルオロメタン
(R32)単一冷媒)の冷凍性能を、CO2単一冷媒と
比較したものである。
いて冷媒と熱交換する外部流体(例えば水)側の条件と
しては、放熱器(または凝縮器)入口温度を5℃、放熱
器(または凝縮器)出口温度を85℃とし、冷媒側の条
件としては、蒸発器の蒸発温度を0℃、放熱器(または
凝縮器)出口温度を10℃、放熱器(または凝縮器)に
おける外部流体(例えば水)と冷媒との最小温度差が5
degとなるように放熱器(または凝縮器)の高圧側圧
力を制御して測定したものである。なお、この条件は、
ヒートポンプ給湯器などの冷凍サイクル装置において、
5℃の外部流体(例えば水)を85℃まで加熱する場合
を想定したものである。
イクル装置において、CO2単一冷媒より沸点の高いジ
フルオロメタン(R32)とイソブタン(R600a)
を混合することによって、高圧側圧力、低圧側圧力を低
減できる。高圧側圧力の低下度合いは低圧側圧力の低下
度合いよりも大きく、CO2単一冷媒の高圧側圧力と比
較して、約1/3程度に圧力を低減できる。
ソブタン(R600a)を混合することにより、CO2
やジフルオロメタン(R32)の単一冷媒と比較して、
成績係数が向上できる。
(R600a)の2成分系においては、略20重量%以
下のイソブタンの混合において、共沸様混合物を構成す
ることが知られており、蒸発温度勾配がほぼ零となる。
さらに、30重量%以下のイソブタン(R600a)を
混合した混合物では、蒸発温度勾配は10deg以下で
あり、非共沸性が小さく、冷凍サイクル装置での使用に
際し、蒸発器への霜の付着などの問題が生じにくい、扱
いやすい冷媒である。
の配管中の圧力損失を補正したものである。また、CO
2単一冷媒に対する吐出温度を低減する効果は、認めら
れないものの、R32単一冷媒に対しては、吐出温度低
減効果がある。
(R600a)の2成分系において、高圧側圧力、低圧
側圧力の低減、成績係数の向上、蒸発温度勾配を総合的
に鑑みると(すなわち、高温加熱用途に適した混合割合
を特定すると)、略70重量%以上のジフルオロメタン
(R32)を含む混合物が望ましく、さらに望ましく
は、略90重量%以下のジフルオロメタン(R32)を
含む混合物が望ましい。
と同様にCO2単一冷媒より沸点、臨界温度が高く、イ
ソブタン(R600a)と同程度の沸点、臨界温度を有
するシクロプロパン(RC270)、ブタン(R60
0)等の炭化水素類を混合する場合にも同様の効果を奏
するものである。
合したシクロプロパン(RC270)、イソブタン(R
600a)、ブタン(R600)の炭化水素類は、CO
2単一冷媒やジフルオロメタン(R32)と異なり、鉱
油および/またはアルキルベンゼン油等の圧縮機用潤滑
油と化学構造が近いために、運転状態の広い温度域にお
いて溶解性に優れ、圧縮機用潤滑油の圧縮機へのオイル
リターンを確保することが容易である。
ロプロパン(RC270)、イソブタン(R600
a)、ブタン(R600)の炭化水素類の臨界温度は、
CO2単一冷媒の臨界温度よりも高いため、これらを混
合した混合物の臨界温度は、CO 2単一冷媒の臨界温度
以上の臨界温度をもつことになる。したがって、CO2
単一冷媒を用いた冷凍サイクル装置では、凝縮過程を含
まない遷臨界サイクルとなりうるのに対して、炭化水素
類を混合した混合物を冷媒として用いた冷凍サイクル装
置では、温度条件によっては凝縮過程を含む亜臨界サイ
クルを構成することも可能である。
途の冷凍サイクル装置で、亜臨界サイクルとなる場合に
は、凝縮過程での温度勾配がない場合より、ある場合の
方が凝縮器での熱交換効率が向上するといったメリット
を有する。このため、本実施の形態において特定した高
温加熱用途に適した混合割合は、温度勾配が零となる共
沸様混合組成のみならず、非共沸混合組成となる混合割
合を含んでいるものである。
32)とシクロプロパン(RC270)、イソブタン
(R600a)、ブタン(R600)からなる混合物
は、高温加熱用途の冷凍サイクル装置の冷媒として用い
る場合に優れた特性を示し、実用上の機器課題を解決で
きるものである。さらにこれらの混合物は、成層圏オゾ
ン層に及ぼす影響がない。また、GWPが、580であ
るジフルオロメタン(R32)とGWPがほとんどない
炭化水素類のみから構成されるため、R22(GWPは
1500)の約1/3に地球温暖化に対する影響を低減
できる。
されるシクロプロパン(RC270)、イソブタン(R
600a)、ブタン(R600)の炭化水素類には、主
たる成分となる炭化水素類に対して他の炭化水素類が若
干量含有されていても何ら問題ないものである。
用にメチルメルカプタンやテトラヒドロチオフェンを主
成分とする着臭剤が微少量含まれていても問題ないもの
である。
オロメタン(R32)とシクロプロパン(RC27
0)、イソブタン(R600a)、ブタン(R600)
からなる混合物の可燃性について調査した。
SHRAE34規格に規定されており、毒性のないもの
はA分類として、その中で可燃性の程度に応じて、A
1、A2、A3に分類されている。ここで、R22、R
125、R134a等は、実質的に不燃性のA1、R3
2(ジフルオロメタン)は弱可燃性のA2、炭化水素類
は強可燃性のA3、に分類されている。
ロパン(RC270)、イソブタン(R600a)、ブ
タン(R600)の炭化水素類を混合した場合につい
て、米国ASHRAE34規格に基づいた実験を行った
結果、炭化水素類が約27重量%までは、A2冷媒とし
て判定することができることが明らかになった。
とシクロプロパン(RC270)、イソブタン(R60
0a)、ブタン(R600)の2成分系において、略7
3重量%以上のジフルオロメタン(R32)を含む混合
物がR32単一冷媒と同様の妨爆対策を用いることがで
きてさらに望ましい。
形態3の空調給湯装置の構成図である図1を参照しなが
ら、本実施の形態の空調給湯装置(冷凍サイクル装置)
の構成について説明する。
置は、1台の室外機に室内機と給湯器とを接続した空調
給湯装置である。
として室内熱交換器2a,2bが設けられ、前記部屋1
a,1bとは別に給湯用として給湯熱交換器3が設けら
れている。室内熱交換器2a、2bにはそれぞれ空調用
絞り装置4a、4bが接続され、給湯熱交換器3には給
湯用絞り装置5が接続されている。室内熱交換器2a、
2b、空調用絞り装置4a、4bは室内ファン(図示省
略)などとともに室内機6a、6bを構成し、給湯熱交
換器3、給湯用絞り装置5は給湯水量を調節可能な給湯
水量調節機構7、貯湯槽(図示省略)などとともに給湯
器8を構成している。
うための室外機9が設けられ、その室外機9には冷媒を
圧縮するための圧縮機10が設けられている。その圧縮
機10の冷媒出口には、給湯用電磁弁11を介して給湯
熱交換器3が接続され、また空調用電磁弁12を介して
冷房時と暖房時とで冷媒の流路を切り換える四方弁13
が接続され、圧縮機10の冷媒入口側にも、四方弁13
が接続されている。室外熱交換器14には室外用絞り装
置15が接続され、四方弁13、室外熱交換器14、室
外ファン(図示省略)などは、圧縮機10とともに室外
機9を構成している。また、四方弁13は、室内熱交換
器2a、2b、室外熱交換器14に接続されている。
(R32)とイソブタン(R600a)からなり、略7
3重量%以上のジフルオロメタン(R32)を含む混合
作動流体が封入されており、圧縮機用潤滑油としては、
アルキルベンゼン油が封入されている。
作について説明する。
時あるいは冷房給湯運転時には空調用電磁弁12と給湯
用電磁弁11を相互に制御して、室外熱交換器14ある
いは給湯熱交換器3を放熱器(または凝縮器)として作
用させ、室内熱交換器2a、2bを蒸発器として作用さ
せる。
縮されて高温高圧となったガス冷媒は、空調用電磁弁1
2、四方弁13を経て室外熱交換器14に導入され(こ
の場合、空調用電磁弁12は開状態であり、給湯用電磁
弁11は閉状態である)室外の大気に放熱して、比較的
温度の低い超臨界状態の冷媒(または液冷媒)となる。
なったガス冷媒は、圧縮機10から給湯用電磁弁11を
経て給湯熱交換器3に導入され(この場合、空調用電磁
弁12は閉状態であり、給湯用電磁弁11は開状態であ
る)給湯水に放熱して、比較的温度の低い超臨界状態の
冷媒(または液冷媒)となる。
状態の冷媒(または液冷媒)になった冷媒は、前者の場
合には、更に室外用絞り装置15を経て、あるいは後者
の場合は、給湯用絞り装置5を経て、その後、前者後者
共に空調用絞り装置4a、4bで減圧されて低温低圧の
二相状態(液体とガスの混合状態)の冷媒となって、室
内熱交換器2a、2bに導入されて部屋1a、1bの室
内の空気から吸熱してガス冷媒に戻り、圧縮機10に吸
入されて再び圧縮される。
屋1a、1bの室内を冷房したり、あるいは部屋1a、
1bの室内の冷房排熱を利用して給湯を行うことができ
る。
点は、四方弁13を切り替えて、室内機6a、6b及び
室外機14における冷媒の流れる方向を逆転させる点
と、暖房給湯運転の際に、空調用電磁弁12と給湯用電
磁弁11が共に開状態である点等であり、その他の動作
内容は、基本的には上記の場合とほぼ同様である。
て、ジフルオロメタン(R32)とイソブタン(R60
0a)からなり、略73重量%以上のジフルオロメタン
(R32)を含む混合作動流体を用いているために、高
温給湯を行う運転時において、冷媒としてCO2を用い
る場合に比較して、高効率な運転が可能である。さら
に、85℃程度の高い出湯温度の給湯運転の際にも、高
圧側圧力を約1/3程度に低減できるために、給湯熱交
換器3、室内熱交換器2a、2b、室外熱交換器14、
圧縮機10などの冷凍サイクル装置の構成要素の耐圧性
確保や、圧縮機10のシール性確保を困難にしたりする
といった機器課題を解決できる。
クロプロパン(RC270)、イソブタン(R600
a)、ブタン(R600)の炭化水素類の臨界圧力は、
CO2単一冷媒の臨界温度よりも低いため、これらを混
合した混合物の臨界圧力は、CO2単一冷媒の臨界圧力
以下の臨界圧力をもつことになる。したがって、CO2
単一冷媒を用いた場合に比較して、容易に高圧側圧力を
臨界圧力以上とし、凝縮過程を含まない遷臨界サイクル
を達成できるために、高い加熱能力(たとえば、さらに
高い出湯温度)の達成が可能となるといったメリットも
有する。
a、2b、室外熱交換器14において、冷媒と外部流体
(水や空気)は互いに対向流となる構成とすることが、
熱交換効率を向上させるうえで望ましい。
ン(R32)を冷媒に用いた場合には、冷媒がアルキル
ベンゼン油とほとんど相溶性がないため、特に暖房運転
時の蒸発器として作用する室外側熱交換器14の出口か
ら、圧縮機10の吸入管において、圧縮機用潤滑油の粘
度が最高となり、圧縮機用潤滑油が配管中に滞留して圧
縮機10に帰還しなくなるものであった。このことは、
暖房運転時の外気温度が低くなるにつれて顕著となった
が、本実施の形態のようにイソブタン(R600a)を
混合すると、潤滑油が圧縮機10に帰還しだし、圧縮機
10の油面が上昇することが確認された。このことは、
ジフルオロメタン(R32)と共沸様混合物を作るイソ
ブタン(R600a)がアルキルベンゼン油と相溶し、
かつ粘度の低いイソブタン(R600a)が低温でのア
ルキルベンゼン油の粘度を低下させたことが影響してい
ると考えられる。
メタン(R32)を冷媒に用いた場合に生じる、冷媒と
圧縮機用潤滑油の溶解性が劣るために、圧縮機用潤滑油
の圧縮機へのオイルリターンを確保するという課題を解
決できるものである。
される炭化水素類は、イソブタン(R600a)の代わ
りに、シクロプロパン(RC270)、または、ブタン
(R600)からなる混合作動流体が封入されている場
合にも、同様の効果を期待することができ、さらに、エ
タン(170)にプロパン(R290)、または、プロ
ピレン(R1270)を混合した混合作動流体が封入さ
れている場合にも、同様の効果を期待することができ
る。また、圧縮機用潤滑油は、アルキルベンゼン油の代
わりに、鉱油を用いても、同様の効果を期待することが
できる。
2)やイソブタン(R600a)がたとえ装置から漏洩
したとしても、循環組成のジフルオロメタン(R32)
及びイソブタン(R600a)の2成分からなる混合作
動流体は共沸様混合物を作り、漏洩時にジフルオロメタ
ン(R32)とイソブタン(R600a)の混合割合が
ほとんど変化することがないため、ジフルオロメタン
(R32)単一冷媒と同様の妨爆対策を用いることがで
きる。
構成の場合を示したが、室内機の台数はこれに限定され
るものではない。
12、給湯用電磁弁11が設けられていない単純なヒー
トポンプ給湯器の場合でも、同様な効果が得られる。
は空気と熱交換するものとして説明したが、これに限定
される物ではなく、例えば、水などの外部流体と熱交換
させる構成としても良い。
とプロパン、または、プロピレンからなり、略50重量
%以上のエタン、かつ望ましくは略60重量%以下のエ
タンを含む混合作動流体である。
タンとシクロプロパン、または、イソブタン、または、
ブタンからなり、略70重量%以上のジフルオロメタ
ン、かつ望ましくは略90重量%以下のジフルオロメタ
ンを含む混合作動流体である。
動流体を用いる冷凍サイクル装置である。
混合作動流体の臨界圧力以上で動作することを特徴とす
る上述の冷凍サイクル装置である。
動流体と鉱油および/またはアルキルベンゼン油の圧縮
機用潤滑油を用いる冷凍サイクル装置である。
ような効果を有する。すなわち、 (1)エタンとプロパン、または、プロピレンからな
り、略50重量%以上のエタン、かつ望ましくは略60
重量%以下のエタンを含む混合物となすことにより、成
層圏オゾン層に及ぼす影響や地球温暖化に対する影響を
ほとんどなくすことができる。
プロパン、または、イソブタン、または、ブタンからな
り、略70重量%以上のジフルオロメタン、かつ望まし
くは略90重量%以下のジフルオロメタンを含む混合物
となすことにより、成層圏オゾン層に及ぼす影響や地球
温暖化に対する影響をほとんどなくし、実質的に微可燃
化できる。
高圧側圧力を低減できる。
圧縮機における吐出温度を低減できる。
比較的容易に遷臨界サイクルを構成でき、高温加熱が可
能となる。
溶解し、圧縮機用潤滑油の圧縮機へのオイルリターンを
確保することができる。
本発明は、ヒートポンプ給湯器などの高温加熱用途に用
いられる冷凍サイクル装置により適した冷媒を得ること
ができるという長所を有する。
Claims (7)
- 【請求項1】 (1)プロパン、およびプロピレンの内
の少なくとも一つと、(2)エタンとを含む混合作動流
体であって、 前記エタンは、実質的に50重量%以上である混合作動
流体。 - 【請求項2】 前記エタンは、実質的に60重量%以下
である請求項1記載の混合作動流体。 - 【請求項3】 (1)シクロプロパン、イソブタン、お
よびブタンの内の少なくとも一つと、(2)ジフルオロ
メタンとを含む混合作動流体であって、 前記ジフルオロメタンは、実質的に70重量%以上であ
る混合作動流体。 - 【請求項4】 前記ジフルオロメタンは、実質的に90
重量%以下である請求項3記載の混合作動流体。 - 【請求項5】 請求項1または2記載の混合作動流体を
冷媒として用いる冷凍サイクル装置。 - 【請求項6】 動作時における高圧側圧力は、前記混合
作動流体の臨界圧力以上である請求項5記載の冷凍サイ
クル装置。 - 【請求項7】 鉱油および/またはアルキルベンゼン油
を圧縮機用潤滑油として用いる請求項5記載の冷凍サイ
クル装置。
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