JP2003063692A - 画像形成装置及び重送対策処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents
画像形成装置及び重送対策処理方法並びに記憶媒体Info
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- JP2003063692A JP2003063692A JP2001254512A JP2001254512A JP2003063692A JP 2003063692 A JP2003063692 A JP 2003063692A JP 2001254512 A JP2001254512 A JP 2001254512A JP 2001254512 A JP2001254512 A JP 2001254512A JP 2003063692 A JP2003063692 A JP 2003063692A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストパフォーマンスの向上を図りつつ、様
々な種類の記録媒体においてもフィードバック制御によ
る最適な重送対策処理を行うことができる画像形成装置
及び重送対策処理方法の提供。 【解決手段】 潜像担持体と、該潜像担持体に現像剤を
付与することにより上記潜像を現像剤像として可視化す
る現像装置と、所定方向に搬送される記録媒体32に現
像装置による現像剤像を転写する転写手段と、該転写手
段によって現像剤像の転写を受けた記録媒体32を所定
の定着処理条件にて記録媒体32に定着させる定着装置
を備える画像形成装置であって、記録媒体32を搬送す
る搬送路と、搬送されている記録媒体の先端部および後
端部を検知する端部検知手段123と、この端部検知手
段123から記録媒体32の重送を検知する重送検知手
段と、重送検知に対する重送対策処理手段とを具備する
ことを特徴とする。
々な種類の記録媒体においてもフィードバック制御によ
る最適な重送対策処理を行うことができる画像形成装置
及び重送対策処理方法の提供。 【解決手段】 潜像担持体と、該潜像担持体に現像剤を
付与することにより上記潜像を現像剤像として可視化す
る現像装置と、所定方向に搬送される記録媒体32に現
像装置による現像剤像を転写する転写手段と、該転写手
段によって現像剤像の転写を受けた記録媒体32を所定
の定着処理条件にて記録媒体32に定着させる定着装置
を備える画像形成装置であって、記録媒体32を搬送す
る搬送路と、搬送されている記録媒体の先端部および後
端部を検知する端部検知手段123と、この端部検知手
段123から記録媒体32の重送を検知する重送検知手
段と、重送検知に対する重送対策処理手段とを具備する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
重送対策処理方法に関する。
重送対策処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザープリンタ等の画像形成
装置は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に
現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として
可視化する現像装置と、所定方向に搬送される記録媒体
に前記現像装置による前記現像剤像を転写する転写手段
と、該転写手段によって前記現像剤像の転写を受けた前
記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及び加圧する
ことにより前記現像剤像を前記記録媒体に定着させる定
着装置を備えている。
装置は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に
現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として
可視化する現像装置と、所定方向に搬送される記録媒体
に前記現像装置による前記現像剤像を転写する転写手段
と、該転写手段によって前記現像剤像の転写を受けた前
記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及び加圧する
ことにより前記現像剤像を前記記録媒体に定着させる定
着装置を備えている。
【0003】従来、斯かる画像形成装置においては、用
紙カセット内の多数の記録媒体を積載している記録媒体
積載手段であるシートトレイからピックアップローラに
よって記録媒体をピックアップすると共に、フィードロ
ーラとリタードローラとによって1枚づつ分離、給送し
て、画像形成部に搬送する記録媒体給送装置が備えられ
ている。しかし、記録媒体給送装置では一度に複数枚が
送り出される(重送する)場合が発生する。重送が発生
すると、記録媒体の重量および厚さが実質的に数倍に増
加した状態でその搬送が行われることになる。したがっ
て、搬送が正常に行われない虞があった。また、両面印
刷を行う場合には、本来、1枚の記録媒体の両面に記録
を行うことになるが、重送した記録媒体については白紙
の面が発生することになるという不都合が生ずる。
紙カセット内の多数の記録媒体を積載している記録媒体
積載手段であるシートトレイからピックアップローラに
よって記録媒体をピックアップすると共に、フィードロ
ーラとリタードローラとによって1枚づつ分離、給送し
て、画像形成部に搬送する記録媒体給送装置が備えられ
ている。しかし、記録媒体給送装置では一度に複数枚が
送り出される(重送する)場合が発生する。重送が発生
すると、記録媒体の重量および厚さが実質的に数倍に増
加した状態でその搬送が行われることになる。したがっ
て、搬送が正常に行われない虞があった。また、両面印
刷を行う場合には、本来、1枚の記録媒体の両面に記録
を行うことになるが、重送した記録媒体については白紙
の面が発生することになるという不都合が生ずる。
【0004】そこで従来から、記録媒体の搬送路上に記
録媒体の重送検知装置を配置することが多い。重送検知
装置は、記録媒体の厚さをフォトセンサや磁気センサ等
の測定手段を用いて直接測定する手法のものと、記録媒
体を搬送する搬送ローラ等の部材について、その紙厚方
向の変位を見て間接的に測定する手法のものとが知られ
る。
録媒体の重送検知装置を配置することが多い。重送検知
装置は、記録媒体の厚さをフォトセンサや磁気センサ等
の測定手段を用いて直接測定する手法のものと、記録媒
体を搬送する搬送ローラ等の部材について、その紙厚方
向の変位を見て間接的に測定する手法のものとが知られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、従来の重送検
知装置の一例を表わしたものである。この重送検知装置
は、搬送路11上を矢印12方向に搬送される用紙13
の厚さ(記録媒体厚)を測定する記録媒体厚検出センサ
14を備えている。記録媒体厚検出センサ14は、その
回転軸に取り付けられたアクチュエータ(actuat
or)14Aの回転角度に応じた記録媒体厚信号15を
出力するようになっている。重送検知判断部16はこの
記録媒体厚信号15を処理して用紙13の厚さを判別
し、これを基にして重送の有無を検知するようになって
いる。
知装置の一例を表わしたものである。この重送検知装置
は、搬送路11上を矢印12方向に搬送される用紙13
の厚さ(記録媒体厚)を測定する記録媒体厚検出センサ
14を備えている。記録媒体厚検出センサ14は、その
回転軸に取り付けられたアクチュエータ(actuat
or)14Aの回転角度に応じた記録媒体厚信号15を
出力するようになっている。重送検知判断部16はこの
記録媒体厚信号15を処理して用紙13の厚さを判別
し、これを基にして重送の有無を検知するようになって
いる。
【0006】しかしながら、上述の画像形成装置におけ
る重送検知装置は回転角度の変位を検知する為に精度が
悪く、正しく重送を検知出来なかったり、重送していな
いにも拘らず重送と判断するなどの問題があった。
る重送検知装置は回転角度の変位を検知する為に精度が
悪く、正しく重送を検知出来なかったり、重送していな
いにも拘らず重送と判断するなどの問題があった。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みて成されたもの
で、コストパフォーマンスの向上を図りつつ、様々な種
類の記録媒体においてもフィードバック制御による最適
な重送対策処理を行うことができる画像形成装置及び重
送対策処理方法の提供を目的とする。
で、コストパフォーマンスの向上を図りつつ、様々な種
類の記録媒体においてもフィードバック制御による最適
な重送対策処理を行うことができる画像形成装置及び重
送対策処理方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0009】(1)潜像を担持する潜像担持体と、該潜
像担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像
剤像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送され
る記録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写す
る転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転写
を受けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及
び加圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に定
着させる定着装置を備える画像形成装置であって、記録
媒体を搬送する搬送路と、この搬送路を搬送されている
記録媒体の先端部および後端部を検知する端部検知手段
と、この端部検知手段から記録媒体の重送を検知する重
送検知手段と、重送検知に対する重送対策処理手段と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。
像担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像
剤像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送され
る記録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写す
る転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転写
を受けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及
び加圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に定
着させる定着装置を備える画像形成装置であって、記録
媒体を搬送する搬送路と、この搬送路を搬送されている
記録媒体の先端部および後端部を検知する端部検知手段
と、この端部検知手段から記録媒体の重送を検知する重
送検知手段と、重送検知に対する重送対策処理手段と、
を具備することを特徴とする画像形成装置。
【0010】(2)前記端部検知手段は、記録媒体の表
面に光を照射する光照射手段と、前記記録媒体の表面の
前記光照射手段による光照射領域内を像として読み取り
出力する映像読取手段とを有し、該映像読取手段の出力
値から、記録媒体の端部を検知することを特徴とする前
項(1)記載の画像形成装置。
面に光を照射する光照射手段と、前記記録媒体の表面の
前記光照射手段による光照射領域内を像として読み取り
出力する映像読取手段とを有し、該映像読取手段の出力
値から、記録媒体の端部を検知することを特徴とする前
項(1)記載の画像形成装置。
【0011】(3)前記映像読取手段は、記録媒体の表
面の光照射手段による光照射領域内の像を前記映像読取
手段に結像させる結像レンズを備え、該結像レンズを介
して前記光照射領域を像として読み取るように構成され
ていることを特徴とする前項(2)記載の画像形成装
置。
面の光照射手段による光照射領域内の像を前記映像読取
手段に結像させる結像レンズを備え、該結像レンズを介
して前記光照射領域を像として読み取るように構成され
ていることを特徴とする前項(2)記載の画像形成装
置。
【0012】(4)前記光照射手段は、記録媒体に対し
て所定の角度をもって光を照射するように構成されてい
ることを特徴とする前項(2)または(3)記載の画像
形成装置。
て所定の角度をもって光を照射するように構成されてい
ることを特徴とする前項(2)または(3)記載の画像
形成装置。
【0013】(5)前記映像読取手段は、複数の画素を
有し各画素毎のアナログ信号を出力するCMOSセンサ
で形成され、端部検知手段は、撮像素子から出力された
アナログ信号を1画素に対し複数ビットのデジタル信号
に変換する変換回路を備えていることを特徴とする前項
(2)または(3)記載の画像形成装置。
有し各画素毎のアナログ信号を出力するCMOSセンサ
で形成され、端部検知手段は、撮像素子から出力された
アナログ信号を1画素に対し複数ビットのデジタル信号
に変換する変換回路を備えていることを特徴とする前項
(2)または(3)記載の画像形成装置。
【0014】(6)前記重送検知手段は、前記端部検知
手段により検知された記録媒体の先端部および後端部の
厚さを検知する記録媒体厚さ検知手段と、この記録媒体
厚さ検知手段により検知された厚さを所定の厚さと比較
し、所定の厚さ以外のとき記録媒体の重送を検知したと
判断することを特徴とする前項(1)記載の画像形成装
置。
手段により検知された記録媒体の先端部および後端部の
厚さを検知する記録媒体厚さ検知手段と、この記録媒体
厚さ検知手段により検知された厚さを所定の厚さと比較
し、所定の厚さ以外のとき記録媒体の重送を検知したと
判断することを特徴とする前項(1)記載の画像形成装
置。
【0015】(7)前記重送検知手段は、前記映像読取
手段の出力値から記録媒体の後端部を検知したタイミン
グを記憶する記憶手段を有し、前記タイミングと、次の
記録媒体の後端部を検知するタイミングとの差分から、
重送を検知・判断することを特徴とする前項(1)記載
の画像形成装置。
手段の出力値から記録媒体の後端部を検知したタイミン
グを記憶する記憶手段を有し、前記タイミングと、次の
記録媒体の後端部を検知するタイミングとの差分から、
重送を検知・判断することを特徴とする前項(1)記載
の画像形成装置。
【0016】(8)前記重送対策処理手段は、前・後記
録媒体の後端部間の差分の値に応じて重送対策処理内容
を変更することを特徴とする前項(1)記載の画像形成
装置。
録媒体の後端部間の差分の値に応じて重送対策処理内容
を変更することを特徴とする前項(1)記載の画像形成
装置。
【0017】(9)前記重送対策処理手段は、前・後記
録媒体の後端部間の差分の値が所定の値よりも小さい場
合は、白紙を排出したと判断し通知することを特徴とす
る前項(1)または(8)記載の画像形成装置。
録媒体の後端部間の差分の値が所定の値よりも小さい場
合は、白紙を排出したと判断し通知することを特徴とす
る前項(1)または(8)記載の画像形成装置。
【0018】(10)中間転写ベルトを備え、端部検知
手段により記録媒体の先端部もしくは後端部を検知した
時点で既に転写手段によって中間転写ベルト上に現像剤
像が転写されている画像形成装置において、重送対策処
理手段は、前・後記録媒体の後端部間の差分の値が所定
の値よりも小さい場合は、白紙を排出したと判断して通
知し、また所定の値よりも大きい場合は、ミスプリント
紙を排出したと判断して通知すると共に再印字を実行す
ることを特徴とする画像形成装置。
手段により記録媒体の先端部もしくは後端部を検知した
時点で既に転写手段によって中間転写ベルト上に現像剤
像が転写されている画像形成装置において、重送対策処
理手段は、前・後記録媒体の後端部間の差分の値が所定
の値よりも小さい場合は、白紙を排出したと判断して通
知し、また所定の値よりも大きい場合は、ミスプリント
紙を排出したと判断して通知すると共に再印字を実行す
ることを特徴とする画像形成装置。
【0019】(11)前記端部検知手段の設置位置は、
記録媒体を搬送する搬送路上、または記録媒体を収容す
る給紙カセット内、手差しされる記録媒体を送り出すマ
ルチ給送手段内、画像形成装置本体の下側に給紙カセッ
トを装着可能なオプション給送ユニット内、の何れかで
あることを特徴とする画像形成装置。
記録媒体を搬送する搬送路上、または記録媒体を収容す
る給紙カセット内、手差しされる記録媒体を送り出すマ
ルチ給送手段内、画像形成装置本体の下側に給紙カセッ
トを装着可能なオプション給送ユニット内、の何れかで
あることを特徴とする画像形成装置。
【0020】(12)潜像を担持する潜像担持体と、該
潜像担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現
像剤像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送さ
れる記録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写
する転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転
写を受けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱
及び加圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に
定着させる定着装置を備える画像形成装置の重送対策処
理方法であって、記録媒体を搬送する搬送工程と、搬送
されている記録媒体の先端部および後端部を検知する端
部検知工程と、この端部検知工程から記録媒体の重送を
検知する重送検知工程と、重送検知に対する重送対策処
理工程と、を含むことを特徴とする画像形成装置の重送
対策処理方法。
潜像担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現
像剤像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送さ
れる記録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写
する転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転
写を受けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱
及び加圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に
定着させる定着装置を備える画像形成装置の重送対策処
理方法であって、記録媒体を搬送する搬送工程と、搬送
されている記録媒体の先端部および後端部を検知する端
部検知工程と、この端部検知工程から記録媒体の重送を
検知する重送検知工程と、重送検知に対する重送対策処
理工程と、を含むことを特徴とする画像形成装置の重送
対策処理方法。
【0021】(13)前項(12)記載の画像形成装置
の重送対策処理方法を実現する為のプログラムを格納し
たことを特徴とする記憶媒体。
の重送対策処理方法を実現する為のプログラムを格納し
たことを特徴とする記憶媒体。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0023】図1は、本発明に係る第1の実施例におけ
る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図、図2
は、本発明に係る第2、第3の実施例における画像形成
装置内の重送検知手段の構成を示す説明図、図3は、端
部検知手段123の概略構成を示す説明図、図4は、本
発明に係る第1の実施例における記録媒体の搬送方向の
後端部が映像読取手段によって読取られた際の読取結果
の変化状況を示す説明図、図5は、本発明に係る第1の
実施例における重送検知手段における制御工程を示すフ
ローチャート、図6は、従来例における重送検知手段の
概略構成を示す説明図である。
る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図、図2
は、本発明に係る第2、第3の実施例における画像形成
装置内の重送検知手段の構成を示す説明図、図3は、端
部検知手段123の概略構成を示す説明図、図4は、本
発明に係る第1の実施例における記録媒体の搬送方向の
後端部が映像読取手段によって読取られた際の読取結果
の変化状況を示す説明図、図5は、本発明に係る第1の
実施例における重送検知手段における制御工程を示すフ
ローチャート、図6は、従来例における重送検知手段の
概略構成を示す説明図である。
【0024】(第1の実施例)以下、本発明に係る第1
の実施例について、図面に基づき説明する。
の実施例について、図面に基づき説明する。
【0025】図1は、本実施例にかかる画像形成装置を
好適に示す一例たる画像形成装置101の概略構成を示
す模式的断面図である。
好適に示す一例たる画像形成装置101の概略構成を示
す模式的断面図である。
【0026】画像形成装置101は、図1に示すよう
に、用紙カセット102、給紙ローラ103、転写ベル
ト駆動ローラ104、転写ベルト105、潜像担持体を
形成する感光ドラム106〜109、一次転写手段を形
成する転写ローラ110〜113、二次転写手段を形成
する転写ローラ124、カートリッジ114〜117、
光学ユニット118〜121、定着装置を形成する定着
ユニット122等を具備している。
に、用紙カセット102、給紙ローラ103、転写ベル
ト駆動ローラ104、転写ベルト105、潜像担持体を
形成する感光ドラム106〜109、一次転写手段を形
成する転写ローラ110〜113、二次転写手段を形成
する転写ローラ124、カートリッジ114〜117、
光学ユニット118〜121、定着装置を形成する定着
ユニット122等を具備している。
【0027】画像形成装置101は、電子写真プロセス
を用いて記録媒体32上にイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のトナー画像を重ねて転写し、定着
ユニット122の定着ローラ(図示略)によって前記記
録媒体32を所定温度に加熱すると共に加圧することに
よりトナー画像を前記記録媒体32上に定着させる。
を用いて記録媒体32上にイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色のトナー画像を重ねて転写し、定着
ユニット122の定着ローラ(図示略)によって前記記
録媒体32を所定温度に加熱すると共に加圧することに
よりトナー画像を前記記録媒体32上に定着させる。
【0028】各色の光学ユニット118〜121は、各
感光ドラム106〜109の表面をレーザビームによっ
て露光走査して潜像を形成するように構成され、これら
一連の画像形成動作は搬送される記録媒体32上の予め
決まった位置から画像が転写されるように同期をとって
走査制御している。各感光ドラム106〜109の表面
に形成された潜像は、カートリッジ114〜117に備
えられた現像装置(図示略)によって各色の現像剤であ
るトナーによってトナー画像として可視化される。
感光ドラム106〜109の表面をレーザビームによっ
て露光走査して潜像を形成するように構成され、これら
一連の画像形成動作は搬送される記録媒体32上の予め
決まった位置から画像が転写されるように同期をとって
走査制御している。各感光ドラム106〜109の表面
に形成された潜像は、カートリッジ114〜117に備
えられた現像装置(図示略)によって各色の現像剤であ
るトナーによってトナー画像として可視化される。
【0029】又、画像形成装置101は、記録媒体32
を給紙及び搬送する給紙モータ(図示略)と、転写ベル
ト駆動ローラ104を駆動する転写ベルト駆動モータ
(図示略)と、各色感光ドラム106〜109及び転写
ローラ110〜113を駆動する感光ドラム駆動モータ
(図示略)と、前記定着ローラを駆動する定着駆動モー
タ(図示略)とを備えている。
を給紙及び搬送する給紙モータ(図示略)と、転写ベル
ト駆動ローラ104を駆動する転写ベルト駆動モータ
(図示略)と、各色感光ドラム106〜109及び転写
ローラ110〜113を駆動する感光ドラム駆動モータ
(図示略)と、前記定着ローラを駆動する定着駆動モー
タ(図示略)とを備えている。
【0030】更に、画像形成装置101は、端部検知手
段123を備え、端部検知手段123は、給紙ローラ1
03によって用紙カセット102から給紙され搬送され
る記録媒体32の表面に光を照射させて、その反射光を
集光し結像させて、記録媒体32のある特定エリアの映
像を検出するようになっている。
段123を備え、端部検知手段123は、給紙ローラ1
03によって用紙カセット102から給紙され搬送され
る記録媒体32の表面に光を照射させて、その反射光を
集光し結像させて、記録媒体32のある特定エリアの映
像を検出するようになっている。
【0031】次に、図3を用いて、端部検知手段123
の構造について説明する。
の構造について説明する。
【0032】端部検知手段123は、図3に示すよう
に、光照射手段を形成するLED33、映像読取手段を
形成するCMOSセンサ34、結像レンズであるレンズ
35,36等を有している。
に、光照射手段を形成するLED33、映像読取手段を
形成するCMOSセンサ34、結像レンズであるレンズ
35,36等を有している。
【0033】LED33を光源とする光は、レンズ35
を介して記録媒体搬送ガイド31表面、或いは、記録媒
体搬送ガイド31上に載置された記録媒体32表面に対
し照射される。
を介して記録媒体搬送ガイド31表面、或いは、記録媒
体搬送ガイド31上に載置された記録媒体32表面に対
し照射される。
【0034】記録媒体32からの反射光は、レンズ36
を介し集光されてCMOSセンサ34に結像される。こ
れによって、記録媒体搬送ガイド31或いは記録媒体3
2の表面映像を読み取る。
を介し集光されてCMOSセンサ34に結像される。こ
れによって、記録媒体搬送ガイド31或いは記録媒体3
2の表面映像を読み取る。
【0035】本実施例では、LED33は、LED光が
記録媒体32表面に対し、図3に示すように所定の角度
をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
記録媒体32表面に対し、図3に示すように所定の角度
をもって斜めより光を照射させるよう配置されている。
【0036】図4において、70〜73は、端部検知手
段123のCMOSセンサ34によって読み取られる記
録媒体32の表面とCMOSセンサ34からの出力を8
×8ピクセルにデジタル処理されたサンプリング映像を
時系列に並べたものである。
段123のCMOSセンサ34によって読み取られる記
録媒体32の表面とCMOSセンサ34からの出力を8
×8ピクセルにデジタル処理されたサンプリング映像を
時系列に並べたものである。
【0037】上述のデジタル処理は、CMOSセンサ3
4からのアナログ出力を変換手段を形成するA/D変換
(図示略)によって8ビットのピクセルデータに変換す
ることによって行われる。
4からのアナログ出力を変換手段を形成するA/D変換
(図示略)によって8ビットのピクセルデータに変換す
ることによって行われる。
【0038】次に、図5を用いて画像形成装置101に
備えられた重送検知手段である制御プロセッサによる制
御フローについて説明する。
備えられた重送検知手段である制御プロセッサによる制
御フローについて説明する。
【0039】先ず、LED33を点灯させ(ステップS
500)、CMOSセンサ34が記録媒体32の映像を
読み込む(ステップS501)。この映像の読み込みは
複数回にわたり前記記録媒体32上の複数箇所において
行われる。
500)、CMOSセンサ34が記録媒体32の映像を
読み込む(ステップS501)。この映像の読み込みは
複数回にわたり前記記録媒体32上の複数箇所において
行われる。
【0040】そして、LED33を消灯させた(ステッ
プS502)後、記録媒体厚さ検知手段に備えられたゲ
イン調整手段及びフィルタ演算手段(図示略)のゲイン
演算及びフィルタ演算のための定数を調整する(ステッ
プS503)。このゲイン演算及びフィルタ演算は、制
御プロセッサによってプログラマブルに処理される。
プS502)後、記録媒体厚さ検知手段に備えられたゲ
イン調整手段及びフィルタ演算手段(図示略)のゲイン
演算及びフィルタ演算のための定数を調整する(ステッ
プS503)。このゲイン演算及びフィルタ演算は、制
御プロセッサによってプログラマブルに処理される。
【0041】例えば、ゲイン演算は、CMOSセンサ3
4からのアナログ出力のゲインを調整することによって
行う。つまり、記録媒体32表面より反射される反射光
量が多過ぎるとき、或いは、逆に少な過ぎるときは、記
録媒体32表面の映像がよく読み取れない、即ち映像の
変化が導けない場合には、ゲインを調整する。
4からのアナログ出力のゲインを調整することによって
行う。つまり、記録媒体32表面より反射される反射光
量が多過ぎるとき、或いは、逆に少な過ぎるときは、記
録媒体32表面の映像がよく読み取れない、即ち映像の
変化が導けない場合には、ゲインを調整する。
【0042】又、フィルタ演算は、CMOSセンサ34
からのアナログ出力をA/D変換し8ビット、256階
調のデジタルデータとしたときに、例えば、1/32,
1/16,1/4等の演算によって行う。つまり、CM
OSセンサ34からの出力のノイズ成分を除去させる。
からのアナログ出力をA/D変換し8ビット、256階
調のデジタルデータとしたときに、例えば、1/32,
1/16,1/4等の演算によって行う。つまり、CM
OSセンサ34からの出力のノイズ成分を除去させる。
【0043】そして、次の映像比較演算する上で十分な
映像情報が得られるか否かを判断し(ステップS50
4)、十分な映像情報が得られると判断された場合に
は、後述の映像比較演算し(ステップS505)、この
映像比較演算結果に基づき記録媒体32の厚さを検知し
(ステップS506)、所定の記録媒体の厚さと比較を
行い重送検知を行う(ステップS507)。
映像情報が得られるか否かを判断し(ステップS50
4)、十分な映像情報が得られると判断された場合に
は、後述の映像比較演算し(ステップS505)、この
映像比較演算結果に基づき記録媒体32の厚さを検知し
(ステップS506)、所定の記録媒体の厚さと比較を
行い重送検知を行う(ステップS507)。
【0044】なお、ステップS504で、十分な映像情
報が得られないと判断された場合には、ステップS50
1へ戻り、映像読み込み以降の操作を繰り返す。
報が得られないと判断された場合には、ステップS50
1へ戻り、映像読み込み以降の操作を繰り返す。
【0045】例えば図4において、記録媒体後端部が端
部検知手段123を通過する際、記録媒体後端部が未だ
端部検知手段123を通過しない状態でサンプリングし
た映像がSample1映像70であり、次にサンプリ
ングした映像がSample2映像71であり、端部検
知手段123に記録媒体後端部が掛かっている状態を示
している。次にサンプリングした映像がSample3
映像72である。
部検知手段123を通過する際、記録媒体後端部が未だ
端部検知手段123を通過しない状態でサンプリングし
た映像がSample1映像70であり、次にサンプリ
ングした映像がSample2映像71であり、端部検
知手段123に記録媒体後端部が掛かっている状態を示
している。次にサンプリングした映像がSample3
映像72である。
【0046】この場合、記録媒体の厚み応じて記録媒体
の影の面積が異なる。
の影の面積が異なる。
【0047】図4の例では、3ピクセル分74が記録媒
体の厚みに比例した影の面積となる。
体の厚みに比例した影の面積となる。
【0048】そして、記録媒体は搬送されているため、
順次、映像をサンプリングするごとに、Sample3
映像72、Sample4映像73と映像は移って行
く。
順次、映像をサンプリングするごとに、Sample3
映像72、Sample4映像73と映像は移って行
く。
【0049】つまり、搬送されてくる記録媒体の後端部
の映像を周期的に読み取れば、記録媒体32の厚さに比
例して発生する記録媒体32の影の面積が変化する。こ
の記録媒体搬送方向に対する影の長さ(ピクセル数)を
求めれば、記録媒体32の厚みが検出できる。
の映像を周期的に読み取れば、記録媒体32の厚さに比
例して発生する記録媒体32の影の面積が変化する。こ
の記録媒体搬送方向に対する影の長さ(ピクセル数)を
求めれば、記録媒体32の厚みが検出できる。
【0050】例えば、予めリファレンス値をEEPRO
M等のメモリに記憶しておけば、そのリファレンス値と
比較した相対的な記録媒体32の厚さが検知できる。
M等のメモリに記憶しておけば、そのリファレンス値と
比較した相対的な記録媒体32の厚さが検知できる。
【0051】上述した記録媒体厚さ検知手段により、記
録媒体32の厚さを正確に検知でき、所定の厚さ以外の
場合は重送と判断できる。重送対策処理手段としては、
上述の重送の場合は一枚以上白紙として排出されること
をユーザに通知する。
録媒体32の厚さを正確に検知でき、所定の厚さ以外の
場合は重送と判断できる。重送対策処理手段としては、
上述の重送の場合は一枚以上白紙として排出されること
をユーザに通知する。
【0052】上述の制御プロセッサは、CMOSセンサ
34からの映像サンプリング処理、ゲイン及びフィルタ
演算処理をリアルタイムにて処理する必要があるため、
デジタルシグナルプロセッサを用いることが望ましい。
34からの映像サンプリング処理、ゲイン及びフィルタ
演算処理をリアルタイムにて処理する必要があるため、
デジタルシグナルプロセッサを用いることが望ましい。
【0053】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
ついて説明する。なお、基本的な構成は前記第1の実施
例と同じであるので、第1の実施例と形態が同一の部分
については同一符号を用いて説明を省略し、第1の実施
例と異なる場合についてのみ説明する。
ついて説明する。なお、基本的な構成は前記第1の実施
例と同じであるので、第1の実施例と形態が同一の部分
については同一符号を用いて説明を省略し、第1の実施
例と異なる場合についてのみ説明する。
【0054】図2は、本実施例における重送検知手段を
好適に示す図である。図2において、51は映像読取セ
ンサ、53は先行記録媒体、52は後行記録媒体、54
は記録媒体搬送方向、55は先行記録媒体53の後端部
と後行記録媒体52の後端部との差分である。
好適に示す図である。図2において、51は映像読取セ
ンサ、53は先行記録媒体、52は後行記録媒体、54
は記録媒体搬送方向、55は先行記録媒体53の後端部
と後行記録媒体52の後端部との差分である。
【0055】以下、重送検知手段の作用について説明す
る。先ず、図2において、記録媒体搬送方向54に沿っ
て記録媒体が搬送される。映像読取センサ51により先
行記録媒体53後端部を検知したタイミングを記憶す
る。次に、後行記録媒体52の後端部を検知したタイミ
ングを記憶する。前記先行記録媒体53後端部を検知し
たタイミングと、前記後行記録媒体52の後端部を検知
するタイミングから、先行記録媒体53の後端部と後行
記録媒体52の後端部との差分55を算出する。
る。先ず、図2において、記録媒体搬送方向54に沿っ
て記録媒体が搬送される。映像読取センサ51により先
行記録媒体53後端部を検知したタイミングを記憶す
る。次に、後行記録媒体52の後端部を検知したタイミ
ングを記憶する。前記先行記録媒体53後端部を検知し
たタイミングと、前記後行記録媒体52の後端部を検知
するタイミングから、先行記録媒体53の後端部と後行
記録媒体52の後端部との差分55を算出する。
【0056】前記先行記録媒体53の後端部と後行記録
媒体52の後端部との差分55が所定の値以下の場合
は、重送と判断し、白紙が排出したことをユーザに通知
する。
媒体52の後端部との差分55が所定の値以下の場合
は、重送と判断し、白紙が排出したことをユーザに通知
する。
【0057】(第3の実施例)本発明の第3の実施例に
ついて説明する。なお、基本的な構成は前記第1もしく
は第2の実施例と同じであるので、第1もしくは第2の
実施例と形態が同一の部分については同一符号を用いて
説明を省略し、第1もしくは第2の実施例と異なる場合
についてのみ説明する。
ついて説明する。なお、基本的な構成は前記第1もしく
は第2の実施例と同じであるので、第1もしくは第2の
実施例と形態が同一の部分については同一符号を用いて
説明を省略し、第1もしくは第2の実施例と異なる場合
についてのみ説明する。
【0058】画像形成装置101の構成では、端部検知
手段123で記録媒体32の先端部もしくは後端部を検
知した時にはすでに一時転写手段によって転写ベルト1
05に該現像剤像が転写されているので、前記先行記録
媒体53の後端部と後行記録媒体52の後端部との差分
55の値から重送対策処理手段を変えなくてはならな
い。
手段123で記録媒体32の先端部もしくは後端部を検
知した時にはすでに一時転写手段によって転写ベルト1
05に該現像剤像が転写されているので、前記先行記録
媒体53の後端部と後行記録媒体52の後端部との差分
55の値から重送対策処理手段を変えなくてはならな
い。
【0059】前記先行記録媒体53の後端部と後行記録
媒体52の後端部との差分55が所定の値以下の場合
は、先行記録媒体53に後行記録媒体52の該現像剤像
は転写されないので、白紙が排出したことをユーザに通
知する。前記先行記録媒体53の後端部と後行記録媒体
52の後端部との差分55が所定の値以上の場合は、先
行記録媒体53に後行記録媒体52の現像剤像は転写さ
れるので、ミスプリント紙が排出したことを通知すると
共に、再印字を実行する。
媒体52の後端部との差分55が所定の値以下の場合
は、先行記録媒体53に後行記録媒体52の該現像剤像
は転写されないので、白紙が排出したことをユーザに通
知する。前記先行記録媒体53の後端部と後行記録媒体
52の後端部との差分55が所定の値以上の場合は、先
行記録媒体53に後行記録媒体52の現像剤像は転写さ
れるので、ミスプリント紙が排出したことを通知すると
共に、再印字を実行する。
【0060】以上説明した第1から第3の実施例におい
ては、画像形成装置101内の端部検知手段123の設
置位置は、図1に示す位置としたが、給紙カセット内、
もしくはマルチ給送装置内、もしくはオプション給送ユ
ニット内に設置することも可能である。
ては、画像形成装置101内の端部検知手段123の設
置位置は、図1に示す位置としたが、給紙カセット内、
もしくはマルチ給送装置内、もしくはオプション給送ユ
ニット内に設置することも可能である。
【0061】尚、記録媒体厚さ検知手段は、映像読取手
段からの出力値に対応して定着装置の定着温度或いは搬
送速度をプログラマブルで制御するデジタル制御手段を
備える定着条件設定手段として併用するということで、
本発明の目的を達成する事が出来る。
段からの出力値に対応して定着装置の定着温度或いは搬
送速度をプログラマブルで制御するデジタル制御手段を
備える定着条件設定手段として併用するということで、
本発明の目的を達成する事が出来る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光照射手段が記録媒体給紙手段上の記録媒体の表面に光
を照射し、映像読取手段が上記記録媒体の表面の光照射
手段による光照射領域内を映像として読み取り出力し、
該映像読取手段からの出力値から、記録媒体の厚さを検
知し、所定の厚さと比較を行い重送を検知し、制御する
ようになっているので、正確な重送検知を行うことがで
きる。
光照射手段が記録媒体給紙手段上の記録媒体の表面に光
を照射し、映像読取手段が上記記録媒体の表面の光照射
手段による光照射領域内を映像として読み取り出力し、
該映像読取手段からの出力値から、記録媒体の厚さを検
知し、所定の厚さと比較を行い重送を検知し、制御する
ようになっているので、正確な重送検知を行うことがで
きる。
【0063】また、先行記録媒体後端部を検知したタイ
ミングと、後行記録媒体後端部を検知するタイミングの
差から重送を検知し、その値によって適切な重送対策処
理を行うことができる。
ミングと、後行記録媒体後端部を検知するタイミングの
差から重送を検知し、その値によって適切な重送対策処
理を行うことができる。
【0064】以上から、本発明は、コストパフォーマン
スの向上を図りつつ、様々な種類の記録媒体においても
フィードバック制御により最適な重送対策処理を行うこ
とができる画像形成装置及び重送対策処理方法を提供す
ることが出来る。
スの向上を図りつつ、様々な種類の記録媒体においても
フィードバック制御により最適な重送対策処理を行うこ
とができる画像形成装置及び重送対策処理方法を提供す
ることが出来る。
【図1】 本発明に係る第1の実施例における画像形成
装置の概略構成を示す模式的断面図
装置の概略構成を示す模式的断面図
【図2】 本発明に係る第2、第3の実施例における画
像形成装置内の重送検知手段の構成を示す説明図
像形成装置内の重送検知手段の構成を示す説明図
【図3】 端部検知手段123の概略構成を示す説明図
【図4】 本発明に係る第1の実施例における記録媒体
の搬送方向の後端部が映像読取手段によって読取られた
際の読取結果の変化状況を示す説明図
の搬送方向の後端部が映像読取手段によって読取られた
際の読取結果の変化状況を示す説明図
【図5】 本発明に係る第1の実施例における重送検知
手段における制御工程を示すフローチャート
手段における制御工程を示すフローチャート
【図6】 従来例における重送検知手段の概略構成を示
す説明図
す説明図
31 記録媒体搬送ガイド
32 記録媒体
33 LED(光照射手段)
34,51 CMOSセンサ(映像読取手段)
35,36 レンズ(結像レンズ)
52 後行記録媒体
53 先行記録媒体
101 画像形成装置
102 用紙カセット
103 給紙ローラ
104 転写ベルト駆動ローラ
106〜109 感光ドラム(潜像担持体)
110,111,112,113 一次転写ローラ(転写
手段) 122 定着ユニット(定着装置) 123 端部検知手段 124 二次転写ローラ(転写手段)
手段) 122 定着ユニット(定着装置) 123 端部検知手段 124 二次転写ローラ(転写手段)
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA01 DA32 DC02 DC04 DE02
DE07 DE09 EC06 EC07 EC10
EC18 EC20 ED17 ED18 EE01
EE07 EE08 EF09 EK01 GA30
GB05 ZA07
2H072 AA04 AA09 AA16 AA22 AB27
2H200 FA00 GA10 GA12 GA23 GA34
GA44 GA47 HA02 HB12 HB22
JA02 JC03 PA20 PA23 PA27
PB12 PB39 PB40
3F048 AA02 AA05 AB01 BA06 BA13
BB02 BB10 BC03 BC08 CC03
CC04 DA06 DB13 DC12
Claims (13)
- 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担
持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像
として可視化する現像装置と、所定方向に搬送される記
録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写する転
写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転写を受
けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及び加
圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に定着さ
せる定着装置を備える画像形成装置であって、 記録媒体を搬送する搬送路と、この搬送路を搬送されて
いる記録媒体の先端部および後端部を検知する端部検知
手段と、この端部検知手段から記録媒体の重送を検知す
る重送検知手段と、重送検知に対する重送対策処理手段
と、を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記端部検知手段は、記録媒体の表面に
光を照射する光照射手段と、前記記録媒体の表面の前記
光照射手段による光照射領域内を像として読み取り出力
する映像読取手段とを有し、該映像読取手段の出力値か
ら、記録媒体の端部を検知することを特徴とする請求項
1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記映像読取手段は、記録媒体の表面の
光照射手段による光照射領域内の像を前記映像読取手段
に結像させる結像レンズを備え、該結像レンズを介して
前記光照射領域を像として読み取るように構成されてい
ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記光照射手段は、記録媒体に対して所
定の角度をもって光を照射するように構成されているこ
とを特徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記映像読取手段は、複数の画素を有し
各画素毎のアナログ信号を出力するCMOSセンサで形
成され、端部検知手段は、撮像素子から出力されたアナ
ログ信号を1画素に対し複数ビットのデジタル信号に変
換する変換回路を備えていることを特徴とする請求項2
または3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記重送検知手段は、前記端部検知手段
により検知された記録媒体の先端部および後端部の厚さ
を検知する記録媒体厚さ検知手段と、この記録媒体厚さ
検知手段により検知された厚さを所定の厚さと比較し、
所定の厚さ以外のとき記録媒体の重送を検知したと判断
することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記重送検知手段は、前記映像読取手段
の出力値から記録媒体の後端部を検知したタイミングを
記憶する記憶手段を有し、前記タイミングと、次の記録
媒体の後端部を検知するタイミングとの差分から、重送
を検知・判断することを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項8】 前記重送対策処理手段は、前・後記録媒
体の後端部間の差分の値に応じて重送対策処理内容を変
更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記重送対策処理手段は、前・後記録媒
体の後端部間の差分の値が所定の値よりも小さい場合
は、白紙を排出したと判断し通知することを特徴とする
請求項1または8記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 中間転写ベルトを備え、重送検知手段
により記録媒体の先端部もしくは後端部を検知した時点
で既に転写手段によって中間転写ベルト上に現像剤像が
転写されている画像形成装置において、重送対策処理手
段は、前・後記録媒体の後端部間の差分の値が所定の値
よりも小さい場合は、白紙を排出したと判断して通知
し、また所定の値よりも大きい場合は、ミスプリント紙
を排出したと判断して通知すると共に再印字を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項11】 前記端部検知手段の設置位置は、記録
媒体を搬送する搬送路上、または記録媒体を収容する給
紙カセット内、手差しされる記録媒体を送り出すマルチ
給送手段内、画像形成装置本体の下側に給紙カセットを
装着可能なオプション給送ユニット内、の何れかである
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像
担持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤
像として可視化する現像装置と、所定方向に搬送される
記録媒体に前記現像装置による前記現像剤像を転写する
転写手段と、該転写手段によって前記現像剤像の転写を
受けた前記記録媒体を所定の定着処理条件にて加熱及び
加圧することにより前記現像剤像を前記記録媒体に定着
させる定着装置を備える画像形成装置の重送対策処理方
法であって、 記録媒体を搬送する搬送工程と、搬送されている記録媒
体の先端部および後端部を検知する端部検知工程と、こ
の端部検知工程から記録媒体の重送を検知する重送検知
工程と、重送検知に対する重送対策処理工程と、を含む
ことを特徴とする画像形成装置の重送対策処理方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の画像形成装置の重送
対策処理方法を実現する為のプログラムを格納したこと
を特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254512A JP2003063692A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 画像形成装置及び重送対策処理方法並びに記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254512A JP2003063692A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 画像形成装置及び重送対策処理方法並びに記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003063692A true JP2003063692A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19082667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001254512A Withdrawn JP2003063692A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 画像形成装置及び重送対策処理方法並びに記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003063692A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256745A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Fuji Xerox Co Ltd | シート給送装置 |
JP2008292687A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001254512A patent/JP2003063692A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256745A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Fuji Xerox Co Ltd | シート給送装置 |
JP4586586B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-11-24 | 富士ゼロックス株式会社 | シート給送装置 |
JP2008292687A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP4737145B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2011-07-27 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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