JP2003063186A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
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- JP2003063186A JP2003063186A JP2001258640A JP2001258640A JP2003063186A JP 2003063186 A JP2003063186 A JP 2003063186A JP 2001258640 A JP2001258640 A JP 2001258640A JP 2001258640 A JP2001258640 A JP 2001258640A JP 2003063186 A JP2003063186 A JP 2003063186A
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- barrel
- rear end
- tail plug
- locking piece
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- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
しまうのを確実に防止することができる上、軸筒内にお
ける軸方向へのスペースを有効利用することのできる筆
記具を提供する。 【解決手段】 軸筒10内にインク収容管21を
具備し且つ軸筒10後端に尾栓60を装着している筆記
具において、前記尾栓60の装着端部側に、軸筒10内
へ挿入されて係止される少なくとも一対の係止片部6
2,62を設け、それら一対の係止片部62,62の間
にインク収容管21の後端部又はインク収容管21の後
端部に接続される部材を挟み、前記尾栓60の各係止片
部62の係止状態を維持する。
Description
容管を具備し且つ軸筒後端に尾栓を装着している筆記具
に関するものである。
2001−121870号公報に記載されているよう
に、尾栓の前部側に二股状の係止片部を設け、各係止片
部の先端に形成された係合突部を軸筒内に係止するもの
がある。この尾栓は、前記係止片部を軸筒に対して偏心
した位置に配置することで、前記係止片部の軸心方向へ
の長さが規制されないようにしたものである。
た筆記具では、筆記具を落としてしまった場合等の不意
の衝撃によって、二股状の前記係止片部が瞬間的に先窄
み状に撓み、前記係合突部と軸筒内との係止が外れて、
尾栓が抜けてしまうことが懸念された。
に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、不
意の衝撃等により尾栓が抜けてしまうのを確実に防止す
ることができる上、軸筒内における軸方向へのスペース
を有効利用することのできる筆記具を提供することにあ
る。
の本発明の技術的手段として、第一の発明は、軸筒内に
インク収容管を具備し且つ軸筒後端に尾栓を装着してい
る筆記具において、前記尾栓の装着端部側に、軸筒内へ
挿入されて係止される少なくとも一対の係止片部を設
け、それら一対の係止片部の間にインク収容管の後端部
又はインク収容管の後端部に接続される部材を挟み、前
記尾栓の各係止片部の係止状態を維持することを特徴と
する。
少なくとも二つの係止片部が一組となっていることを意
味し、二股状や、三股状、四股状等、複数股状に形成さ
れた構成を含む。また、インク収容管の後端部に接続さ
れる部材とは、例えば、出没式筆記具のインク収容管の
後端部に接続される押子等である。尚、上記インク収容
管の後端部又はインク収容管の後端部に接続される部材
は、一対の係止片部の間に挟み込まれることで、各係合
突部と軸筒内との係止状態を維持できれば、各係止片部
の対向面との間に隙間を有しても構わない。また、上記
インク収容管とは、ボールペンのリフィールを構成する
インク収容管や、中綿式筆記具の中芯を構成するインク
収容管等を含む。
立てられ、尾栓が装着される際、一対の係止片部が軸筒
内に挿入されて係止される。そして、一対の係止片部の
間には、インク収容管の後端部又はインク収容管の後端
部に接続される部材が挟み込まれる。したがって、尾栓
は、不意の衝撃等を受けても、一対の係止片部が先窄み
状に撓むようなことがなく、軸筒内との係止状態を維持
する。
部の間には、インク収容管の後端部に接続されるととも
に後部側を軸筒外周面から突出させた押子が挟み込ま
れ、該押子は、上記一対の係止片部の間で軸方向へスラ
イドするように設けられるとともに、前方へスライド操
作された際に上記係止片部の前端部に形成された係止段
部に係止されることで、筆記先端部の突出状態を維持す
ることを特徴とする。
記押子の後端部を弾力的に当接させる弾性部材が設けら
れていることを特徴とする。
に基づいて説明する。図1乃至4は、本発明に係わる筆
記具の一例を示す。この筆記具Aは、個別選択された押
子30を前方へスライド操作することにより、該押子3
0の後端部が係止されて、該押子30に対応するリフィ
ール20の突出状態が維持されるようにした出没式三色
ボールペンである。そして、軸筒10の後端には尾栓6
0が装着されている(図2参照)。また、クリップ41
と軸筒10との間には、被挟持物xが挟まれることによ
って突出状態にあるリフィール20を没入させる解除部
材50が備えられている(図3参照)。
リップ11bを二重成形によって一体に形成した前側軸
筒11に、後側軸筒12が螺合されてなる(図2参
照)。
0の嵌合突起51を内側から嵌合する嵌合孔12bと、
同解除部材50の押動突部52を突出させる窓部12a
と、三つの押子30のそれぞれを外部に突出させるとと
もに軸方向へ案内スライドさせる三箇所の案内孔12d
と、クリップ41を弾性的に回動すべく板バネ42によ
って支持されるクリップ支持部12e(図3参照)とを
形成し、そして、後端開口部12g内には、尾栓60が
係止片部62によって装着される尾栓挿通孔12f(図
1参照)を形成している。また、後側軸筒12の内周面
には、三つある押子30の内の二つを各々係止する係止
段部12c(図4参照)が形成されている。尚、三つあ
る押子30の内の一つは、後述する尾栓60における係
止片部62前端の係止段部64に係止される(図3参
照)。
インク収容管21の前端に、回動自在に転写ボールを抱
持したチップ22を嵌着してなる。
0のインク収容管21の後端へ嵌合する先端嵌合部31
を形成するとともに、その後端部には、後側軸筒12周
壁の案内孔12dから外部に突出される操作突部32を
形成している(図2乃至4参照)。更に、同押子30
は、前記操作突部32と逆側の片半部における長手方向
の中途部分に第一突起33を、この第一突起33よりも
後端側に第二突起34をそれぞれ求心方向へ突出形成し
ている。
合部31がリフィール20後端に嵌着され、スプリング
71により後方へ付勢されて、各操作突部32を後側軸
筒12後端の各案内孔12dから突出させた状態で、リ
フィール20と共に軸筒10内に収納されている。
他のリフィール20の突出動作により没入させるには、
図4に例示するように、没入状態にある左側のリフィー
ル20の押子30を前方へスライド操作すると、その押
子30の第一突起33が、突出状態にある右側のリフィ
ール20の押子30の第二突起34を押し上げ、右側の
押子30の係止が外され、突出していた右側のリフィー
ル20が没入される(図4(c)参照)。
2gを閉鎖する尾冠部61と、軸筒内に挿入される一対
の係止片部62,62とからなる。
に形成され、後側軸筒12への装着時に、それらの前端
側を撓ませて互いに接近させ、その撓みが戻ることで、
後側軸筒12内に外向きの係合突部63を係止する。こ
の係合突部63は、その前端部に、押子30を係止させ
る係止段部64(図2においては裏面側に有する)を形
成している。
図1に示すように、後側軸筒12の尾栓挿通孔12fに
取り付けられる際、一対の係止片部62,62が、それ
らの前端側を撓ませて互いに接近させながら尾栓挿通孔
12fに挿入される(図1(a)参照)。そして、同尾
栓60は、一対の係止片部62,62が、後側軸筒12
内における尾栓挿通孔12f前端の段部12hに、係合
突部63,63を係止することで、後方へ抜けないよう
に後側軸筒12に装着される(図1(b)参照)。
れらの間に押子30の後部側が挿入されることで、尾栓
挿通孔12fとの係止状態を維持する(図1(c)参
照)。
は、弾性部材90が嵌着されている。この弾性部材90
は、エラストマー樹脂等の弾性材料からなり、上記各リ
フィール20が突出状態から没入される際に、各リフィ
ール20の後端部を弾力的に当接させることで、各リフ
ィール20が受ける後方への衝撃(バックショック)を
緩和し、筆記先端部からチップ22内への空気の侵入に
より筆記掠れや不書きを生じるのを防止する。
性を有する樹脂材料で略棒状に成形され、その一端側
(図2における下側)に、軸筒10の遠心方向へ突出す
る嵌合突起51を有し、他端側には、軸筒10の遠心方
向へ突出した押動突部52と軸筒10の求心方向へ突出
した解除突起53(図3参照)とを有する。そして、こ
の解除部材50は、押動突部52を後側軸筒12の窓部
12aからクリップ41の裏面側へ突出させた状態で、
前記嵌合突起51を後側軸筒12の嵌合孔12bに嵌合
して固定されている。
軸筒12との間に挟持される被挟持物xによって前記押
動突部52が押し動かされることで、軸筒10の求心方
向へ撓む。そして、その撓みによって前記押動突部52
と共に押動した解除突起53が、係止されている押子3
0を、遠心方向へ押し動かして係止段部12c又は64
から離脱させる(図3参照)。
部に平坦部52aを有し、一方、クリップ41の内面に
は、該平坦部52aに当接する複数のリブ41aを有す
る。そして、これら平坦部52aとリブ41aとを有す
ることによって、被挟持物xが撓んでしまって、解除動
作に支障をきたすのを防止している。すなわち、例え
ば、前記押動突部52の頂部が三角突状に形成されると
ともにクリップ41に前記リブ41aを有していない場
合には、被挟持物xは、押動突部52の頂部形状になら
って撓んでしまい、解除部材50が押動されなくなって
しまうことになる。
先端側に嵌着されるとともに、リフィール20を貫挿さ
せているガイド体である。このガイド体80は、三本の
リフィール20をそれぞれが軸方向へスライドされるよ
うに案内するとともに、三つある押子30の各々を後方
へ付勢する各スプリング71の先端部を受け、さらに、
解除部材50の嵌合突起51の裏面側を押圧すること
で、嵌合突起51と後側軸筒12の嵌合孔12bとの嵌
合を補強している。
栓60は、二股状の係合突部63,63の間に、リフィ
ール20のインク収容管21の後端部に接続された押子
30が挟み込まれているため、不意の衝撃等を受けたと
しても、各係止片部62の係合突部63と後側軸筒12
内の段部12hとの係止状態が維持される。
が構成されているが、単色ボールペン、あるいは二色や
四色以上の複数色のボールペンを構成するのも自由であ
る。
ペンを構成しているが、リフィールを固定して筆記先端
部が出没されない単色ボールペンに構成することも可能
である。この構成の場合、上記押子が不要となるため、
リフィールの後端部を直接一対の係止片部の間に挟み込
むようにしてもよいことになる。
30の内の一つを二股状の係止片部62,62間に挟み
込んでいるが、二股状の係止片部62,62を三組設
け、その三組の係止片部62,62の各々に、三つある
押子30の各々を挟み込ませるようにすることも可能で
ある。
2,62を二股状に形成しているが、係止片部62を、
3つ以上設けることで、三股状や四股状等に形成しても
構わない。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。第
一の発明によれば、一対の係止片部の間にインク収容管
の後端部又はインク収容管の後端部に接続される部材が
挟み込まれるため、不意の衝撃等により一対の係止片部
の前端側と軸筒内との係止が外れてしまうようなことな
く、尾栓が軸筒から抜けてしまうのを確実に防止するこ
とができる。その上、一対の係止片部の間にインク収容
管の後端部又はインク収容管の後端部に接続される部材
を挟み込んでいるため、軸筒内における軸方向のスペー
スを有効利用でき、例えば、軸筒内にインク量の多い長
尺のインク収容管を収納したり、その逆に軸筒の全長を
短く形成したりすることが可能となる。更に、第二の発
明によれば、軸方向へスライドする押子を、尾栓の係止
片部に形成された係止段部に係止できるため、軸筒内周
面を簡素な形状とすることができ、ひいては軸筒の成形
性を向上させることができる。更に、第三の発明によれ
ば、筆記先端部を没入させる際の衝撃(バックショッ
ク)が弾性部材によって吸収されるため、バックショッ
クによる筆記掠れや不書き等を防止することができる。
が軸筒へ組み付けられ押子によって抜け防止される状態
を(a)乃至(c)へと順次に示す要部断面図。
ことで、リフィールが没入される状態を(a)と(b)
に順次に示す縦断面図であり、没入状態にある他のリフ
ィールを省略して示している。
ィールが没入されている状態を示し、(b)は個別選択
されたリフィールが突出された状態を示し、(c)は他
のリフィールを突出させることにより、前記選択された
リフィールが没入された状態を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 軸筒内にインク収容管を具備し且つ軸筒
後端に尾栓を装着している筆記具において、 前記尾栓の装着端部側に、軸筒内へ挿入されて係止され
る少なくとも一対の係止片部を設け、それら一対の係止
片部の間にインク収容管の後端部又はインク収容管の後
端部に接続される部材を挟み、前記尾栓の各係止片部の
係止状態を維持することを特徴とする筆記具。 - 【請求項2】 上記一対の係止片部の間には、インク収
容管の後端部に接続されるとともに後部側を軸筒外周面
から突出させた押子が挟み込まれ、 該押子は、上記一対の係止片部の間で軸方向へスライド
するように設けられるとともに、前方へスライド操作さ
れた際に上記係止片部の前端部に形成された係止段部に
係止されることで、筆記先端部の突出状態を維持するこ
とを特徴とする請求項1記載の筆記具。 - 【請求項3】 上記尾栓には、上記押子の後端部を弾力
的に当接させる弾性部材が設けられていることを特徴と
する請求項2記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258640A JP4708626B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001258640A JP4708626B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 筆記具 |
Publications (2)
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---|---|
JP2003063186A true JP2003063186A (ja) | 2003-03-05 |
JP4708626B2 JP4708626B2 (ja) | 2011-06-22 |
Family
ID=19086124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001258640A Expired - Lifetime JP4708626B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4708626B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006015561A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Tombow Pencil Co Ltd | ボールペン |
JP2007118398A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Zebra Pen Corp | 出没式筆記具 |
JP2008036908A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Canon Inc | 液体収納容器 |
JP2009285927A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Sakura Color Prod Corp | 出没式筆記具 |
JP2013095016A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Pilot Corporation | 多芯式熱変色性筆記具 |
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JP2001018581A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-23 | Pilot Ink Co Ltd | 筆記具のキャップ |
JP2001121870A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Pilot Corp | 頭冠または尾冠の装着構造 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001258640A patent/JP4708626B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2013095016A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Pilot Corporation | 多芯式熱変色性筆記具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4708626B2 (ja) | 2011-06-22 |
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