JP2003062991A - インクジェット式記録ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッドおよびその製造方法

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JP2003062991A
JP2003062991A JP2001253478A JP2001253478A JP2003062991A JP 2003062991 A JP2003062991 A JP 2003062991A JP 2001253478 A JP2001253478 A JP 2001253478A JP 2001253478 A JP2001253478 A JP 2001253478A JP 2003062991 A JP2003062991 A JP 2003062991A
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ink
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plate
jet recording
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JP2001253478A
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English (en)
Inventor
Hironari Owaki
寛成 大脇
Ryukichi Mizuno
隆吉 水野
Toshinao Shinpo
俊尚 新保
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマ処理のような真空中で行なう工程があ
っても流路ユニットの破壊を防止しうるインクジェット
式記録ヘッドを提供する。 【解決手段】ノズル11が穿設されたノズルプレート1
6と、上記ノズル11に連通する圧力発生室12ならび
に上記圧力発生室12に供給されるインクを貯留するイ
ンク貯留室17が形成された流路形成板19と、上記圧
力発生室12の開口を塞ぐ振動板20とを含む流路ユニ
ット13と、上記圧力発生室12に圧力変動を与える圧
電振動子14とを備え、上記流路ユニット13がプラズ
マ処理を施されたものであり、上記流路形成板19に形
成された肉抜き部42を外部に連通させる外部連通穴4
3を形成したことにより、流路ユニット13を真空中で
プラズマ処理しても肉抜き部42内の空気が外部に逃げ
て流路ユニット13の破壊が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジから供給されたインクをインク滴として吐出するイン
クジェット式記録ヘッドおよびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】縦振動の圧電振動子を用いたインクジェ
ット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)は、一
般に、図12に示すように、紙面と垂直方向に並ぶ多数
のノズル開口93と圧力発生室92が形成された流路ユ
ニット86と、この流路ユニット86が貼着されるとと
もに、圧電振動子91が収容されるヘッドケース87と
を備えている。
【0003】上記流路ユニット86は、ノズル開口93
が列設されたノズルプレート88と、上記各ノズル開口
93に連通する圧力発生室92が列設された流路形成板
89と、上記各圧力発生室92の下部開口を塞ぐ振動板
90とが積層されて構成されている。上記流路形成板8
8には、各圧力発生室92とインク流路95を介して連
通し、各圧力発生室92に導入されるインクを貯留する
インク貯留室94が形成されている。
【0004】上記ヘッドケース87は、合成樹脂製で、
上下に貫通する空間97に圧電振動子91が収容される
ようになっている。上記圧電振動子91は、後端側がヘ
ッドケース87に取り付けられた金属製の固定基板96
に固着されるとともに、先端面が振動板90下面の島部
90Aに固着されている。
【0005】そして、駆動回路(図示せず)で発生させ
た駆動信号をフレキシブルケーブル98を介して圧電振
動子91に入力することにより、圧電振動子91を長手
方向に伸縮させる。この圧電振動子91の伸縮により、
振動板90の島部90Aを振動させて圧力発生室92内
の圧力を変化させ、圧力発生室92内のインクをノズル
開口93からインク滴として吐出させるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記記
録ヘッドでは、流路形成板89が硬質の単結晶シリコン
板から形成される一方、ヘッドケース87が樹脂から形
成されている。このため、高湿環境下に置かれた場合に
ヘッドケース87が吸湿して膨潤し、ヘッドケース87
の流路ユニット86が貼着されていない側だけが膨張し
て圧電振動子91が傾くおそれがある。このように、圧
電振動子91が傾くと、圧電振動子91と島部90Aと
の接着界面に応力が加わり、圧電振動子91と島部90
Aとが剥離しやすくなる。また、振動板90にも不自然
な応力が加わることから、吐出特性にも悪影響を及ぼし
やすい。
【0007】そこで、図13に示すように、ヘッドケー
ス87に膨潤等による寸法変化が生じたときに流路ユニ
ット86を追従して変形させやすくするため、流路形成
板89に上下に貫通する肉抜き部99を設け、流路形成
板89の剛性を低下させることが行なわれている。
【0008】一方、従来から、流路ユニット86を形成
する際には、ノズルプレート88,流路形成板89,振
動板90を接着剤を介して接合することが行なわれてい
る。このとき、部材同士の接着性を向上させるため、一
般に、プライマー処理が施される。ところが、ノズルプ
レート88の表面に施された撥水加工を保護しながらプ
ライマー処理を行なうには、ドライフィルムでレジスト
した状態でプライマー処理を行い、処理後ドライフィル
ムを剥離するという複雑な工程を経る必要があり、設備
コストやランニングコストが高いうえ歩留まりも低下さ
せていた。
【0009】そこで、接着前にプライマー処理をする代
わりにプライマーがあらかじめ混練された接着剤により
部材同士を接合することが検討されている。しかしなが
ら、プライマー混練の接着剤は、接着剤自体が撥水性を
有することが多く、そのまま使用すると流路内の気泡の
排出性や印字安定性が低下するおそれがある。
【0010】そこで、撥水性接着剤の親水性を向上させ
るため、接着剤により接合された流路ユニット86をプ
ラズマ処理することが検討されている。ところが、プラ
ズマ処理は真空中で行なわれるため、上述したような外
部と連通しない空間である肉抜き部99が存在すると、
プラズマ処理中に肉抜き部99内の空気が膨張して流路
ユニット86を破壊しかねない。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、プラズマ処理のような真空中で行なう工程があ
っても流路ユニットの破壊を防止しうるインクジェット
式記録へッドおよびその製造方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインクジェット式記録ヘッドは、ノズル開
口が穿設されたノズルプレートと、上記ノズル開口に連
通する圧力発生室ならびに上記圧力発生室に供給される
インクを貯留するインク貯留室が形成された流路形成部
と、上記圧力発生室の開口を塞ぐ封止板とを含む流路ユ
ニットと、上記圧力発生室に圧力変動を与える圧力発生
素子とを備え、上記流路ユニットがプラズマ処理を施さ
れたものであり、上記流路ユニットに密閉空間をなくす
よう流路ユニット内の空間を外部に連通させる外部連通
穴が形成されていることを要旨とする。
【0013】すなわち、本発明のインクジェット式記録
ヘッドは、流路ユニットに密閉空間をなくすよう流路ユ
ニット内の空間を外部に連通させる外部連通穴が形成さ
れているため、流路ユニットを真空中で行なうプラズマ
処理を施しても、空間内の空気が外部に逃げて流路ユニ
ットの破壊が防止される。したがって、例えば、プライ
マーが混練された撥水性の接着剤を使用することも可能
となり、複雑な工程を要するプライマー処理を省略し、
設備コストやランニングコストを低減できるとともに、
歩留まりも向上させることができる。
【0014】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記圧力発生素子が縦振動モードの圧電振動子で
ある場合や、上記流路形成部が流路形成板である場合に
は、縦振動モードの圧電振動子が用いられた記録ヘッド
において、プラズマ処理による流路ユニットの破壊を防
止し、プライマー処理を省略しうる。
【0015】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記流路形成板に肉抜き部が形成されるととも
に、上記外部連通穴が上記肉抜き部を外部に連通させる
ものである場合には、流路形成板の剛性を低下させてヘ
ッドケース等に膨潤等による寸法変化が生じても流路ユ
ニットの剥離や吐出不良を防止しうる記録ヘッドにおい
て、プラズマ処理による流路ユニットの破壊を防止し、
プライマー処理を省略しうる。
【0016】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記封止板に外部連通穴が穿設されている場合に
は、外部連通穴から流路ユニット内へのインクの侵入が
防止される。
【0017】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記流路ユニットが貼着されるヘッドケースを備
え、上記ヘッドケースの外部連通穴に対応する部分に、
外部連通穴を大気と連通させる大気連通路が形成されて
いる場合には、ヘッドケースと流路ユニットを貼着して
記録ヘッドをつくる工程等で、記録ヘッドに熱を加えた
としても、内部空間が外部に連通していることから内部
の空気が外に逃げて貼着不良等を生じにくい。
【0018】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記圧力発生素子が撓み振動モードの圧電振動子
である場合や、上記流路形成部が、圧力発生室が形成さ
れた圧力発生室形成板と、上記圧力発生室とノズル開口
を連通させるノズル連通路ならびにインク貯留室が形成
されたインク貯留室形成板と、上記インク貯留室から圧
力発生室にインクを供給する供給口ならびにノズル開口
と圧力発生室を連通させるノズル連通路が形成された供
給口形成板を含む場合には、撓み振動モードの圧電振動
子が用いられた記録ヘッドにおいて、プラズマ処理によ
る流路ユニットの破壊を防止し、プライマー処理を省略
しうる。そして、例えば、上記空間がダンパ室等である
場合に、ダンパ室内へのインクの侵入を防止してダンパ
効果の低下を防ぐ。
【0019】本発明のインクジェット式記録ヘッドにお
いて、上記流路ユニットを構成する部材同士を貼着する
接着剤として撥水性接着剤が用いられている場合には、
例えば、プライマーが混練された撥水性接着剤を使用
し、複雑な工程を要するプライマー処理を省略し、設備
コストやランニングコストを低減できるとともに、歩留
まりも向上させることができる。
【0020】また、本発明のインクジェット式記録ヘッ
ドの製造方法は、ノズル開口が穿設されたノズルプレー
トと、上記ノズル開口に連通する圧力発生室ならびに上
記圧力発生室に供給されるインクを貯留するインク貯留
室が形成された流路形成部と、上記圧力発生室の開口を
塞ぐ封止板とを準備する工程と、上記流路形成部内の空
間を外部に連通させる外部連通穴を形成する工程と、上
記ノズルプレートと流路形成部と封止板とを接着剤を介
して積層して流路ユニットを形成する工程と、上記流路
ユニットをプラズマ処理する工程とを備えたことを要旨
とする。
【0021】すなわち、本発明のインクジェット式記録
ヘッドの製造方法は、流路形成部内の空間を外部に連通
させる外部連通穴を形成する工程を備えているため、流
路ユニットを真空中で行なうプラズマ処理を施しても、
空間内の空気が外部に逃げて流路ユニットの破壊が防止
される。したがって、例えば、プライマーが混練された
撥水性の接着剤を使用することも可能となり、複雑な工
程を要するプライマー処理を省略し、設備コストやラン
ニングコストを低減できるとともに、歩留まりも向上さ
せることができる。
【0022】本発明のインクジェット式記録ヘッドの製
造方法において、上記ノズルプレートと流路形成部と封
止板とを接着剤を介して積層する前に、上記封止板に外
部連通穴を穿設するようにした場合には、外部連通穴か
ら流路ユニット内へのインクの侵入が防止される。
【0023】本発明のインクジェット式記録ヘッドの製
造方法において、上記流路ユニットを構成する部材同士
を貼着する接着剤として撥水性接着剤を用いるようにし
た場合には、例えば、プライマーが混練された撥水性接
着剤を使用し、複雑な工程を要するプライマー処理を省
略し、設備コストやランニングコストを低減できるとと
もに、歩留まりも向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0025】図1および図2は、本発明が適用されるイ
ンクジェット式記録ヘッドを用いた記録装置の周辺構造
の一例を示す図である。この装置は、インクカートリッ
ジ2が搭載されるとともに記録ヘッド1が取り付けられ
たキャリッジ3を備えている。
【0026】上記キャリッジ3は、タイミングベルト4
を介してステッピングモータ5に接続され、ガイドバー
6に案内されて記録紙7の紙幅方向(主走査方向)に往
復移動するようになっている。上記キャリッジ3は、図
2に示すように、上部に開放する箱型を呈し、記録紙7
と対向する面(この例では下面)に、記録ヘッド1のノ
ズル面が露呈するよう取り付けられるようになってい
る。
【0027】そして、上記記録ヘッド1にインクカート
リッジ2が搭載され、インクカートリッジ2からインク
が供給されてキャリッジ3を移動させながら記録紙7上
面にインク滴を吐出させて記録紙7に画像や文字をドッ
トマトリックスにより印刷するようになっている。図1
において、8は印刷休止中に記録ヘッド1のノズル開口
を封止することによりノズルの乾燥をできるだけ防ぐキ
ャップ、9は記録ヘッド1のノズル面をワイピングする
ワイパー部材である。また、図2において、26はガイ
ドバー6が挿通されるガイド穴である。
【0028】図3〜図5は、上記記録ヘッド1を示す図
である。上記記録ヘッド1は、ヘッドケース15に流路
ユニット13が貼着されたヘッド本体10と、上記ヘッ
ド本体10が取り付けられるヘッドホルダ32とを備え
ている。
【0029】図において、28はヘッド本体10を覆う
カバー部材、40はヘッド本体10をヘッドホルダ32
に取り付けるねじ、41はカバー部材28に形成された
ねじ挿通穴である。また、38はヘッドケース15のヘ
ッドホルダ32と対面する面に突設された2つの挿通管
であり、上記挿通管38にねじ40が挿通されるように
なっている。
【0030】上記ヘッドホルダ32は、インクカートリ
ッジ2に差し込まれてインクの供給を受ける複数(この
例では4つ、図2では3つしか示していない)のインク
供給針27が立設されている。上記各インク供給針27
は、中空状で先端部にインク孔34が穿設されている。
上記各インク供給針27の根元部には、インクカートリ
ッジ2から供給されたインクをろ過するフィルタ31が
設けられてる。
【0031】そして、上記ヘッドホルダ32には、各イ
ンク供給針27にそれぞれ連通するとともに、ヘッド本
体10のヘッド流路24(図6参照)にそれぞれ連通し
てインクカートリッジ2のインクをヘッド本体10に導
入するホルダ流路(図では隠れて見えない)が形成され
ている。
【0032】上記ヘッドホルダ32とヘッド本体10と
の間には、フレキシブル回路板22を介してヘッド本体
10の圧電振動子14(図6参照)に駆動信号を送るヘ
ッド基板36が挟まれるよう設けられている。上記ヘッ
ド基板36には、フレキシブル回路板22を挿通させる
回路板挿通穴35が形成されている。
【0033】また、上記ヘッド基板36には、ホルダ流
路の下部開口およびヘッド流路24の上部開口に対応す
る部分に、上下に貫通する貫通穴37が穿設され、上記
貫通穴37にヘッドケース15の供給管23が挿通され
てヘッド基板36の上面に供給管23の開口が露呈する
ようになっている。さらに、上記ヘッド基板36には、
ヘッド本体10の一方の挿通管38を挿通させる挿通穴
39が形成されている。
【0034】そして、上記ヘッド基板36とヘッドホル
ダ32との間には、ホルダ流路とヘッド流路24を連通
させる連通口33が形成されたシール部材29が挟持さ
れている。上記シール部材29は、ゴム,軟質樹脂,エ
ラストマー等の弾性材料から形成されている。そして、
上記シール部材29は、ヘッドホルダ32,ヘッド基板
36およびヘッド本体10を組み付けた状態で、ホルダ
流路の下部開口およびヘッド流路24の上部開口に当接
し、連通口33によりホルダ流路とヘッド流路24を連
通させるとともにその接続部をシールするようになって
いる。
【0035】図6は、上記記録ヘッド1に用いるヘッド
本体10の基本構造の一例を示す。このヘッド本体10
は、ノズル11と圧力発生室12が形成された流路ユニ
ット13と、圧電振動子14が収容されたヘッドケース
15とが接合されて構成されている。
【0036】上記流路ユニット13は、ノズル11が穿
設されたノズルプレート16と、圧力発生室12と共通
のインク貯留室17ならびにこれらを連通させるインク
供給路18とに対応する空間が形成された流路形成板1
9と、上記圧力発生室12の開口を塞ぐ振動板20とが
積層されて形成されている。
【0037】上記圧電振動子14は、駆動信号の入力に
より、充電状態で長手方向に収縮し、充電状態から放電
する過程で長手方向に伸長する、いわゆる縦振動モード
の振動子である。上記圧電振動子14は、その先端が圧
力発生室12の一部を形成する振動板20の島部20A
に固着された状態で他端が基台21に固定されている。
【0038】また、上記ヘッドケース15には、そのイ
ンク貯留室17に対応する部分に、インク貯留室17に
インクカートリッジ2のインクを導入するヘッド流路2
4が形成されている。上記ヘッド流路24の開口縁に
は、供給管23が形成されている。
【0039】上記ヘッド本体10では、上記圧電振動子
14の収縮・伸長を受けて圧力発生室12が膨張・収縮
し、圧力発生室12の圧力変動によりインクの吸引とイ
ンク滴の吐出とが行われるようになっている。図6にお
いて、22は圧電振動子14に駆動信号を入力するフレ
キシブル回路板である。
【0040】上記ヘッド本体10では、図7に示すよう
に、振動板20,流路形成板19,ノズルプレート16
に、それぞれ島部20A,圧力発生室12,ノズル11
が2列に列設されている。上記2列の圧力発生室12の
列のうち1列には、1つのインク貯留室17が連通して
例えばブラックインク等のインクを吐出するようになっ
ている。また、他方の圧力発生室12の列は、3つの群
に区分されてそれぞれの群に対して1つのインク貯留室
17が連通し、例えば、それぞれシアン,マゼンタ,イ
エロー等のインクを吐出するようになっている。
【0041】そして、上記流路形成板19には、図8に
示すように、2列の圧力発生室12の列の間に、上下に
貫通する細長い肉抜き部42が形成されている。このよ
うに、シリコン単結晶板やステンレス板等から形成され
た流路形成板19に肉抜き部42を設けることにより、
流路ユニット13自体の剛性を低下させ、流路ユニット
13を樹脂製のヘッドケース15に貼着してヘッド本体
10を形成した際に、ヘッドケース15の膨潤等による
寸法変化があっても、流路ユニット13に不自然な応力
が加わるのが防止され、剥離や吐出不良等が防止され
る。
【0042】また、上記振動板20には、図9に示すよ
うに、流路形成板19の肉抜き部42に対応する部分、
すなわち2列の島部20Aの列に挟まれる略中央部に、
上記肉抜き部42内を外部に連通させる外部連通穴43
が穿設されている。一方、上記ヘッドケース15の外部
連通穴43に対応する部分には、外部連通穴43を大気
と連通させる大気連通路44が形成されている(図6参
照)。
【0043】上記流路ユニット13は、例えば、つぎの
ようにしてつくることができる。すなわち、まず、ノズ
ル11が穿設されたノズルプレート16と、圧力発生室
12,インク供給路18,インク貯留室17,肉抜き部
42に対応する空間が形成された流路形成板19,島部
20Aならびに外部連通穴43が形成された振動板20
を準備する。
【0044】ついで、上記ノズルプレート16,流路形
成板19,振動板20を接着剤を介して積層して接合
し、流路ユニット13を形成する。このとき用いる接着
剤としては、ノズルプレート16,流路形成板19,振
動板20のプライマー処理を省くため、あらかじめプラ
イマーが混練されたエポキシ系接着剤が用いられる。こ
のエポキシ系接着剤は、混練されるプライマーと結びつ
きにくいフィラーが添加された撥水性のエポキシ接着剤
である。このように、あらかじめプライマーが混練され
た撥水性エポキシ系接着剤を用いることにより、複雑な
工程を要するプライマー処理を省略できる。
【0045】そして、上記撥水性エポキシ接着剤の親水
性を向上させて気泡排出性の低下を防止するため、流路
ユニット13をプラズマ処理することが行なわれる。こ
のプラズマ処理は、例えば、約0.133Pa(10−
3Torr)程度の真空中で行なわれる。このとき、流
路形成板19の肉抜き部42が外部連通穴43を介して
外部と連通して密閉空間をなくしているため、肉抜き部
42内の空気が外部に逃げて流路ユニット13の破壊が
防止される。
【0046】ついで、接着剤を介して流路ユニット13
をヘッドケース15に貼着してヘッド本体10がつくら
れる。このとき、ヘッドケース15に外部連通穴43を
大気と連通させる大気連通路44が形成されているた
め、ヘッドケース15と流路ユニット13を貼着する工
程で、ヘッド本体10に熱を加えたとしても、肉抜き部
42が外部に連通していることから内部の空気が外に逃
げて貼着不良等を生じにくい。
【0047】このように、上記インクジェット式記録ヘ
ッドおよびその製造方法では、流路形成板19の肉抜き
部42が独立した密閉空間ではなく外部と連通した空間
となっているため、流路ユニット13に対して真空中で
行なうプラズマ処理を施したとしても、肉抜き部42内
の空気が外部に逃げて流路ユニット13の破壊が防止さ
れる。そして、プライマーが混練された撥水性のエポキ
シ接着剤を使用することにより、複雑な工程を要するプ
ライマー処理を省略し、設備コストやランニングコスト
を低減できるとともに、歩留まりも向上させることがで
きる。また、上記インクジェット式記録ヘッドでは、上
記外部連通穴43が振動板20の肉抜き部42に対応す
る部分に形成され、大気連通路44がノズルプレート1
6と反対側に開口しているため、肉抜き部42へのイン
クの侵入が防止される。
【0048】図10および図11は、本発明の第2の実
施の形態を示す。この例は、本発明を撓み振動モードの
圧電振動子が用いられた記録ヘッドに適用した例であ
る。
【0049】この記録ヘッドは、ノズル53が穿設され
たノズルプレート52と、上記ノズル53から吐出され
るインクの流路が形成されて上記ノズルプレート52の
上に積層された流路形成部51と、上記流路形成部51
の上に積層された振動板(封止板)54とを備えてい
る。
【0050】上記流路形成部51は、上記ノズル53に
連通する圧力発生室55が形成された圧力発生室形成板
56と、上記圧力発生室55に供給するインクが貯留さ
れるインク貯留室57が形成されたインク貯留室形成板
58と、上記インク貯留室57内の圧力変動を吸収する
ダンパ室59およびインク貯留室57に貯留されたイン
クを圧力発生室55に供給するインク供給口61が形成
された供給口形成板62とを備えている。上記ダンパ室
59は、インク流路と連通しない流路以外の独立空間と
なっている。
【0051】また、上記流路形成部51は、インク供給
口61と圧力発生室55とを連通させる連通孔74が形
成された連通孔板72を備えている。さらに、上記流路
形成部51は、ノズルプレート52側から、インク貯留
室形成板58,供給口形成板62,圧力発生室形成板5
6の順に積層されて構成されている。ここで、上記イン
ク貯留室形成板58,供給口形成板62,連通孔板72
には、それぞれ、ノズル53と圧力発生室55とを連通
させるノズル連通路64が穿設されている。
【0052】一方、上記振動板54の上面には、各圧力
発生室55に共通の下部電極65が形成されている。ま
た、上記下部電極65上面に、それぞれ平板状の圧電体
67が形成され、上記圧電体67の上面には、個別の上
部電極66が形成されている。上記上部電極66および
下部電極65を介して各圧電体67に駆動信号を印加し
て圧電振動を生じさせ、上記上部電極66,圧電体6
7,下部電極65により圧電振動子を構成するようにな
っている。
【0053】そして、ノズルプレート52上に流路形成
部51が積層され、この流路形成部51上に、圧電体6
7および上部電極66,下部電極65が形成された振動
板54が積層されている。ここで、上記圧電体67,上
部電極66,下部電極65,振動板54,圧力発生室形
成板56,連通孔板72により、アクチュエータユニッ
ト71が形成されている。
【0054】なお、図において、69は各プレートを接
着する接着剤シート、70はコネクタ、73はインクカ
ートリッジのインクをインク貯留室57に補給するイン
ク補給口である。それ以外は、上記実施の形態と同様で
あり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0055】この記録ヘッドおよびその製造方法では、
流路以外の独立空間であるダンパ室59を外部と連通さ
せる。このため、記録ヘッドをプラズマ処理のような真
空中で行なう工程においたとしても、独立空間内の空気
が外部に逃げて記録ヘッドの破壊が防止される。したが
って、プライマーが混練された撥水性接着剤を使用し、
複雑な工程を要するプライマー処理を省略し、設備コス
トやランニングコストを低減できるとともに、歩留まり
も向上させることができる。また、上記外部連通穴68
がノズルプレート52と反対側に開口しているため、外
部連通穴68からダンパ室59へのインクの侵入が防止
され、ダンパ効果の低下を防ぐ。
【0056】なお、上記各実施の形態では、圧力発生室
を加圧する素子として圧電振動子を用いた装置を示した
が、これに限定するものではなく、圧力発生室を加圧す
る素子として内部のインクを加熱気化させる発熱素子を
用いたヘッド本体が搭載された記録装置に適用すること
も可能である。この場合にも同様の作用効果を奏する。
【0057】また、上記各実施の形態では、肉抜き部4
2やダンパ室59を外部に連通させる外部連通穴43,
68をノズルプレート16,52と反対側に開口するよ
うにしたが、肉抜き部42やダンパ室59を外部に連通
させることができれば、これに限定するものではない。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明のインクジェット
式記録ヘッドによれば、流路ユニットに密閉空間をなく
すよう流路ユニット内の空間を外部に連通させる外部連
通穴が形成されているため、流路ユニットを真空中で行
なうプラズマ処理を施しても、空間内の空気が外部に逃
げて流路ユニットの破壊が防止される。したがって、例
えば、プライマーが混練された撥水性の接着剤を使用す
ることも可能となり、複雑な工程を要するプライマー処
理を省略し、設備コストやランニングコストを低減でき
るとともに、歩留まりも向上させることができる。
【0059】また、本発明のインクジェット式記録ヘッ
ドの製造方法によれば、流路形成部内の空間を外部に連
通させる外部連通穴を形成する工程を備えているため、
流路ユニットを真空中で行なうプラズマ処理を施して
も、空間内の空気が外部に逃げて流路ユニットの破壊が
防止される。したがって、例えば、プライマーが混練さ
れた撥水性の接着剤を使用することも可能となり、複雑
な工程を要するプライマー処理を省略し、設備コストや
ランニングコストを低減できるとともに、歩留まりも向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドが用いら
れる記録装置の一例を示す斜視図である。
【図2】上記インクジェット式記録ヘッドの一実施の形
態を示す分解斜視図である。
【図3】上記記録ヘッドの要部を示す分解斜視図であ
る。
【図4】上記記録ヘッドを示す斜視図である。
【図5】上記記録ヘッドを下側から見た状態を示す斜視
図である。
【図6】上記インクジェット式記録ヘッドに用いるヘッ
ド本体を示す断面図である。
【図7】流路ユニットを示す分解斜視図である。
【図8】流路形成板を示す斜視図である。
【図9】振動板を示す平面図である。
【図10】本発明のインクジェット式記録ヘッドの第2
の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図11】上記インクジェット式記録ヘッドを示す断面
図である。
【図12】従来例の記録ヘッドを示す断面図である。
【図13】他の従来例の記録ヘッドを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 インクカートリッジ 3 キャリッジ 4 タイミングベルト 5 ステッピングモータ 6 ガイドバー 7 記録紙 8 キャップ 9 ワイパー部材 10 ヘッド本体 11 ノズル 12 圧力発生室 13 流路ユニット 14 圧電振動子 15 ヘッドケース 16 ノズルプレート 17 インク貯留室 18 インク供給路 19 流路形成板 20 振動板 20A 島部 21 基台 22 フレキシブル回路板 23 供給管 24 ヘッド流路 26 ガイド穴 27 インク供給針 28 カバー部材 29 シール部材 31 フィルタ 32 ヘッドホルダ 33 連通口 34 インク孔 35 回路板挿通穴 36 ヘッド基板 37 貫通穴 38 挿通管 39 挿通穴 40 ねじ 41 ねじ挿通穴 42 肉抜き部 43 外部連通穴 44 大気連通路 51 流路形成部 52 ノズルプレート 53 ノズル 54 振動板 55 圧力発生室 56 圧力発生室形成板 57 インク貯留室 58 インク貯留室形成板 59 ダンパ室 61 インク供給口 62 供給口形成板 64 ノズル連通路 65 下部電極 66 上部電極 67 圧電体 68 外部連通穴 69 接着剤シート 70 コネクタ 71 アクチュエータユニット 72 連通孔板 73 インク補給口 74 連通孔 86 流路ユニット 87 ヘッドケース 88 ノズルプレート 89 流路形成板 90 振動板 91 圧電振動子 92 圧力発生室 93 ノズル開口 94 インク貯留室 95 インク流路 96 固定基板 97 空間 98 フレキシブルケーブル 99 肉抜き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新保 俊尚 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF93 AG14 AG75 AP02 AP25 AP59 AQ02 AQ06 BA03 BA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口が穿設されたノズルプレート
    と、上記ノズル開口に連通する圧力発生室ならびに上記
    圧力発生室に供給されるインクを貯留するインク貯留室
    が形成された流路形成部と、上記圧力発生室の開口を塞
    ぐ封止板とを含む流路ユニットと、上記圧力発生室に圧
    力変動を与える圧力発生素子とを備え、上記流路ユニッ
    トがプラズマ処理を施されたものであり、上記流路ユニ
    ットに密閉空間をなくすよう流路ユニット内の空間を外
    部に連通させる外部連通穴が形成されていることを特徴
    とするインクジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記圧力発生素子が縦振動モードの圧電
    振動子である請求項1記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 上記流路形成部が流路形成板である請求
    項2記載のインクジェット式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記流路形成板に肉抜き部が形成される
    とともに、上記外部連通穴が上記肉抜き部を外部に連通
    させるものである請求項3記載のインクジェット式記録
    ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記封止板に外部連通穴が穿設されてい
    る請求項4記載のインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 上記流路ユニットが貼着されるヘッドケ
    ースを備え、上記ヘッドケースの外部連通穴に対応する
    部分に、外部連通穴を大気と連通させる大気連通路が形
    成されている請求項5記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 上記圧力発生素子が撓み振動モードの圧
    電振動子である請求項1記載のインクジェット式記録ヘ
    ッド。
  8. 【請求項8】 上記流路形成部が、圧力発生室が形成さ
    れた圧力発生室形成板と、上記圧力発生室とノズル開口
    を連通させるノズル連通路ならびにインク貯留室が形成
    されたインク貯留室形成板と、上記インク貯留室から圧
    力発生室にインクを供給する供給口ならびにノズル開口
    と圧力発生室を連通させるノズル連通路が形成された供
    給口形成板を含む請求項7記載のインクジェット式記録
    ヘッド。
  9. 【請求項9】 上記流路ユニットを構成する部材同士を
    貼着する接着剤として撥水性接着剤が用いられている請
    求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット式記
    録ヘッド。
  10. 【請求項10】 ノズル開口が穿設されたノズルプレー
    トと、上記ノズル開口に連通する圧力発生室ならびに上
    記圧力発生室に供給されるインクを貯留するインク貯留
    室が形成された流路形成部と、上記圧力発生室の開口を
    塞ぐ封止板とを準備する工程と、上記流路形成部内の空
    間を外部に連通させる外部連通穴を形成する工程と、上
    記ノズルプレートと流路形成部と封止板とを接着剤を介
    して積層して流路ユニットを形成する工程と、上記流路
    ユニットをプラズマ処理する工程とを備えたことを特徴
    とするインクジェット式記録ヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 上記ノズルプレートと流路形成部と封
    止板とを接着剤を介して積層する前に、上記封止板に外
    部連通穴を穿設するようにした請求項10記載のインク
    ジェット式記録ヘッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 上記流路ユニットを構成する部材同士
    を貼着する接着剤として撥水性接着剤を用いるようにし
    た請求項10または11記載のインクジェット式記録ヘ
    ッドの製造方法。
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