JP2003062868A - 成形金型 - Google Patents

成形金型

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JP2003062868A
JP2003062868A JP2001260335A JP2001260335A JP2003062868A JP 2003062868 A JP2003062868 A JP 2003062868A JP 2001260335 A JP2001260335 A JP 2001260335A JP 2001260335 A JP2001260335 A JP 2001260335A JP 2003062868 A JP2003062868 A JP 2003062868A
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die
protrusion
groove
movable
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JP2001260335A
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Nobuo Saito
信雄 斎藤
Kenji Kano
健二 加納
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサート成形品を成形するときに、インサ
ート部品を容易に配置することができるとともに、イン
サート部品の周辺部にバリを生じることがない成形金型
を提供する。 【解決手段】 可動プレート16には、複数の突起部4
0が形成される。固定金型12には、複数の溝部38が
形成される。溝部38にピン1bが配置される。このと
き、ピン1bの幅寸法W1に比べて溝部の開口幅寸法W
2が大きく、ピン1bを挿入するときピン1bと溝部3
8との間に隙間Cを有する。ピン1bは、溝部38の壁
38bに密接するように片寄せて配置する。成形時、可
動プレート16が斜め左下方向に下動して、突起部40
が壁40cを壁38cに摺接しながら隙間Cに進入す
る。そして、可動プレート16がさらに下動して固定金
型12に当接すると、隙間Cが突起部40によって完全
に充填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形金型に関し、
一層詳細にはキャビテイ内でインサート部品を保持して
インサート成形品を成形する成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば樹脂を用いた射出成形において、
金属等の異種材料のインサート部品を樹脂部(モールド
部)と一体的に備えたインサート成形品を製造すること
が行われている。
【0003】このようなインサート成形品の例として
は、例えばコネクタを挙げることができる。この場合、
絶縁性樹脂からなるコネクタ本体部に導電金属製のピン
(コンタクト)が鋳ぐるまれる。
【0004】インサート成形品として、例えば図1に示
す、矩形形状のブロック1aから複数本のピン1bが突
設された構造の製品1を製造する場合、例えば図2〜図
4に示す成形金型2が用いられる。
【0005】成形金型2は、固定金型3と、可動金型4
と、可動プレート5とを有する。
【0006】固定金型3にはピン状の突起3a、3aが
立設されている。可動金型4は、固定金型3に対向して
配置され、図示しない駆動機構により上下動可能に設け
られている。可動金型4には、突起3a、3aを挿通す
る貫通孔部4a、4aが形成されるとともに、側壁に係
合部材4b、4bが突設されている。可動プレート5
は、貫通孔部4a、4aに連通し、突起3a、3aを挿
通する貫通孔部5a、5aが形成されるとともに、側壁
に係合部材5b、5bが突設されている。各係合部材4
b、4b、5b、5bは、細長い板状に形成された連結
部材6、6のスリット6a、6aに係合する。
【0007】そして、可動金型4が固定金型3から上方
に離間した位置にある図2(a)に示す型開き状態から
型締め状態に移るとき、可動金型4が下動し、このとき
突起3a、3aが貫通孔部4a、4a、5a、5aを挿
通することにより可動金型4の動きがガイドされる。一
方、可動プレート6は可動金型4とともに下動する。下
動した可動プレート5が固定金型3に当接すると、さら
に可動金型4のみが下動して可動プレート5に当接し、
押圧することにより、図2(b)に示す型締め状態に至
る。なお、成形完了後、型開きをするときには、以上の
説明とは逆の動作を行う。このとき、当初は可動金型4
のみが上動するが、係合部材4b、4bがスリット6
a、6aの上端部に係合した後さらに可動金型4が上動
することにより係合部材5b、5bがスリット6a、6
aの下端部に係合し、その後は可動金型4とともに可動
プレート5が上動する。
【0008】図3に示すように、可動プレート5には、
固定金型3に当接してキャビテイを画成する矩形形状の
凹部5cが形成されている。一方、固定金型3にも、凹
部5cに対向して凹部5cと同形状の凹部3bが形成さ
れるとともに、型締め時に可動プレート5の分割面5d
と閉じ合わせられる分割面3cに凹部3bに連通した複
数の溝部3dが形成されている。
【0009】図4の図3中IV−IV線上断面図に示す
ように、溝部3dは、対向する両壁(図4(a)中矢印
aで示す。)が上方の開口側に向けて僅かに幅広くな
る、すなわち上方が外に開いた斜面状に形成されてい
る。この両壁の傾斜角度θ1は、例えば1〜2°程度で
ある。これにより、図4(a)に示す型開きした状態に
おいて、ピン1bを容易に溝部3dに配置することがで
きる。その後、図4(b)に示すように型締めし、上下
の凹部5c、3bによって画成されるキャビテイに樹脂
を注入して、ピン1bの端部を鋳ぐるんだ樹脂部(モー
ルド部)1aからなる製品1が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
成形金型2は、図4(b)に示す型締め状態において、
溝部3dの両壁とピン1bとの間に開口側に向けて幅広
い隙間(矢印cで示す。)が不可避的に形成される。こ
の隙間cの最大幅wは、例えば0.01mm前後であ
る。このため、成形時にこの隙間cに進入した樹脂がバ
リとなる不具合がある。この場合、隙間cを極力小さく
することが考えられるが、隙間cが小さすぎるとピン1
bを溝部3dに配置することが困難となり、さらにピン
1bを無理やり溝部3dに挿入することにより削り粉
(接触粉)を発生するおそれもある。
【0011】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、インサート成形品を成形するときに、インサ
ート部品を容易に配置することができるとともに、イン
サート部品の周辺部にバリを生じることがない成形金型
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成形金型
は、上金型および下金型を備え、型締め時にキャビテイ
を形成する上金型および下金型の分割面を有するととも
に、分割面に平行に配置され、成形時にモールド部から
突出するインサート部品の突出部を保持するための溝部
を該下金型の分割面に有する成形金型において、該溝部
は、該突出部を収容する深さを有し、かつ該突出部を収
容した状態において該溝部の壁と該突出部との間に隙間
を有するように形成され、該上型は、型締め時に該隙間
を充填する、下方向に突出した突起部を分割面に有する
ことを特徴とする(請求項1に係る発明)。
【0013】ここで、分割面は、型締め時の金型の合わ
せ面を意味するとともに、キャビテイを画成するために
各金型の合わせ面に形成される凹部等を含む面をいうも
のとする。
【0014】本発明の上記の構成により、インサート部
品を下金型(キャビテイ)に配置するとき、溝部がイン
サート部品の突出部となる部位よりも大きな寸法に形成
され、突出部となる部位との間に隙間を有するため、イ
ンサート部品を容易に配置することができるとともに、
その際に、インサート部品と下金型とが擦れたときに生
じうる接触粉を発生することがない。また、型締めして
成形を行うとき、上金型の突起部によって隙間を充填す
るため、隙間の存在によって生じ得るバリを発生するこ
とがない。
【0015】この場合、前記インサート部品の突出部は
断面形状が矩形状であり、前記溝部は、該突出部を収容
した状態において該溝部の一側の壁が該突出部に密接す
るとともに対向する他の一側の壁と該突出部との間に開
口側に向けて幅広な略V字形状の隙間を有するように形
成され、前記上型の突起部は、該隙間と相補形状に形成
されてなると(請求項2に係る発明)、型締め時に上下
方向の締め付け力とともにさらに水平方向の締め付け力
が作用するため、インサート部品の突出部をより確実に
締め付けることができる。
【0016】また、本発明に係る成形金型は、固定金型
と、該固定金型に対して移動可能に配置された可動金型
と、該固定金型に対向して配置され該可動金型に対して
移動可能に取り付けられた可動プレートとを備え、型締
め時にキャビテイを形成する該固定金型と該可動プレー
トとの間の分割面を有するとともに、分割面に平行に配
置され、成形時にモールド部から突出するインサート部
品の断面形状が矩形状の突出部を保持するための溝部を
該固定金型の分割面に有する成形金型において、該溝部
は、該突出部を収容する深さを有し、かつ該突出部を収
容した状態において該溝部の一側の壁が該突出部に密接
するとともに対向する他の一側の壁と該突出部との間に
開口側に向けて幅広な隙間を有するように略V字形状に
形成され、該可動プレートは、型締め時に該隙間を充填
する、該隙間と相補形状に形成された突起部を分割面に
有すると(請求項3に係る発明)、好適である。ここ
で、可動金型と可動プレートとは、例えば両者にそれぞ
れ設けたピンを連結部材の長尺なスリットに係合した機
構等を用いることにより、可動金型に対して可動プレー
トが上下動および水平動可能に取り付けられる。
【0017】この場合、前記固定金型は、前記突起部の
突出方向に対向して突設されるアンギュラーピンを有
し、前記可動プレートは、該アンギュラーピンを受け入
れるガイド孔を有し、型締め時に該アンギュラーピンが
該ガイド孔に挿入されることにより該突起部が斜め下方
に移動して前記隙間を充填するように構成されていると
(請求項4に係る発明)、水平方向に可動プレートを作
動させるために格別に駆動機構を設けて操作する煩雑さ
がなく、好適である。
【0018】また、本発明に係る成形金型は、下金型
と、該下金型に対して移動可能に配置された上金型とを
備え、該上金型が型締め時にキャビテイを形成する凹部
を有するとともに、該下金型が成形時にモールド部から
下方向に突出するインサート部品の突出部を保持するた
めの溝部を有する成形金型において、該下金型は、基台
に固定して立設された第1の金型部と、該第1の金型部
の両側に設けられ、該第1の金型部に対して水平方向に
移動可能に配置された第2の金型部および第3の金型部
を有し、該溝部は、第1の金型部と第2の金型部および
第3の金型部との2つの分割面のそれぞれの金型部の上
部に形成された半割り状の凹部(切り欠き部)からな
り、型締めに先立ち該第2の金型部および該第3の金型
部を該第1の金型部から離間させることにより、それぞ
れの凹部が離間して該突出部を保持した状態において該
溝部が該突出部との間に隙間を有する幅広な寸法に構成
され、型締め時に該第2の金型部および該第3の金型部
を該第1の金型部に密接させることにより、それぞれの
凹部が密接して該突出部を保持した状態において該溝部
が該突出部と密接する寸法に構成されることを特徴とす
る(請求項5に係る発明)。
【0019】これにより、インサート部品を金型(キャ
ビテイ)に配置するとき、対向する半割り状の凹部が離
間して溝部がインサート部品の突出部となる部位よりも
大きな寸法に形成され、突出部となる部位との間に隙間
を有するため、インサート部品を容易に配置することが
できるとともに、その際に、インサート部品と金型とが
擦れたときに生じうる接触粉を発生することがない。ま
た、型締めして成形を行うとき、対向する半割り状の凹
部が密接して、突出部を保持した状態において溝部が該
突出部と密接する寸法に構成されるため、隙間の存在に
よって生じ得るバリを発生することがない。
【0020】また、インサート成形品がインサート部品
の突出部を1または複数有し、これらの突出部が1列に
配列されたものについては、上記の成形金型に限らずイ
ンサート部品をキャビテイ内に横置きする構造の金型で
あっても対応可能であるが、これに対して、インサート
成形品がインサート部品の突出部を複数有し、これらの
突出部が複数個ずつ複数列に配列されたものについて
は、インサート部品をキャビテイ内に縦置きする構造の
上記の成形金型が好適である。
【0021】この場合、前記第1の金型部が水平方向に
形成された貫通孔部を有するとともに、該貫通孔部を挿
通して配置され、前記第2の金型部および前記第3の金
型部に端部が当接した圧縮ばね部材を有すると(請求項
6に係る発明)、インサート部品を溝部に配置するとき
に、圧縮ばね部材の作用により第2の金型部および第3
の金型部を第1の金型部から離間させることができて好
適である。
【0022】また、この場合、前記上金型は、前記第2
の金型部および前記第3の金型部の型開き方向である斜
め下方に向けて突設されるアンギュラーピンを有し、前
記第2の金型部および前記第3の金型部の外側に、該第
2の金型部および該第3の金型部に対して水平方向に移
動可能に配置された可動枠部を有するとともに、該可動
枠部は、該アンギュラーピンを受け入れるガイド孔を有
し、型締め時に該アンギュラーピンが該ガイド孔に挿入
されることにより該可動枠部が該第2の金型部および該
第3の金型部を押圧して該第2の金型部および該第3の
金型部を該第1の金型部に当接させるように構成されて
いると(請求項7に係る発明)、水平方向に可動枠部を
作動させるために格別に駆動機構を設けて操作する煩雑
さがなく、好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る成形金型の好適な実
施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、
図を参照して、以下に説明する。
【0024】まず、本実施の形態の第1の例に係る成形
金型について、図5〜図7を参照して説明する。
【0025】本実施の形態の第1の例に係る成形金型で
成形されるインサート成形品は、例えば従来例で説明し
た図1に示す矩形形状のブロック(モールド部)1aか
ら複数本のピン(インサート部品の突出部)1bが突設
された構造の製品1である。
【0026】本実施の形態の第1の例に係る成形金型1
0は、固定金型(下金型)12と、可動金型14と、可
動プレート(上金型)16とを有する。
【0027】固定金型12にはピン状の突起(ガイドピ
ン)18、18が立設されるとともに、図5中右上斜め
方向に向けて傾斜角度θ3で立設されたアンギュラーピ
ン20、20を有する。
【0028】可動金型14は、固定金型12に対向して
配置され、図示しない駆動機構により上下動可能に設け
られている。可動金型14には、突起18、18を挿通
する貫通孔部22、22が形成されるとともに、側壁に
ピン状の係合部材24、24が突設されている。
【0029】可動プレート16は、突起18、18間に
収まる幅寸法(図5中左右方向寸法)に形成されてい
る。可動プレート16には、アンギュラーピン20、2
0が挿入されるガイド孔26、26が形成されるととも
に、側壁にピン状の係合部材28、28が突設されてい
る。
【0030】各係合部材24、24、28、28は、細
長い板状に形成された連結部材30、30のスリット3
2、32に係合する。なお、各係合部材24、24、2
8、28を可動金型14および可動プレート16の反対
側の側壁(図5中紙面裏側の側壁)にも設け、これに対
応する連結部材30、30をさらに設けてもよい。
【0031】上記のように構成される成形金型10の動
作を説明する。
【0032】図5(a)に示す型開き状態において、可
動金型14は固定金型12から上方に離間した位置にあ
る。このとき、係合部材24、24が連結部材30、3
0のスリット32、32の上端部に係合し、一方、係合
部材28、28がスリット32、32の下端部に係合す
ることにより、連結部材30、30を介して可動プレー
ト16が可動金型14によって吊り上げられた状態にあ
る。なお、図5(a)に示す状態において突起18、1
8は貫通孔部22、22から離間した位置にあるが、こ
れに対して突起18、18の先端が貫通孔部22、22
の下部に挿入された状態としてもよい。
【0033】図5(a)に示す状態から型締め状態に移
るとき、可動金型14が下動し、このとき突起18、1
8が貫通孔部22、22を挿通することにより可動金型
14がガイドされる。一方、可動プレート16は可動金
型14とともに下動する。このとき、ガイド孔26、2
6にアンギュラーピン20、20が次第に深く挿入され
るに連れて、可動プレート16は図5中左方向に移動す
る。そして、下動した可動プレート16が固定金型12
に当接すると、その後は可動金型14のみが下動を続け
る。下動した可動金型14は可動プレート16に当接
し、さらに駆動機構に付勢されることにより可動プレー
ト16を固定金型12に押圧する。これにより、図5
(b)に示す型締め状態に至る。
【0034】成形完了後、型開きをするときには、以上
の説明とは逆の動作を行うが、このとき、当初は可動金
型14のみが上動するが、係合部材24、24がスリッ
ト32、32の上端部に係合した後さらに可動金型14
が上動することにより係合部材28、28がスリット3
2、32の下端部に係合し、その後は可動金型14とと
もに可動プレート16が上動する。
【0035】つぎに、成形金型10に画成されるキャビ
テイについて、図6および図7を参照して説明する。
【0036】可動プレート16には、固定金型12に当
接してキャビテイを画成する矩形形状の凹部34が形成
されている(図5参照)。また、可動プレート16の分
割面16aには、複数の突起部40が凹部34との境を
起点として形成されている(図6では突起部を1つのみ
表示)。突起部40は、分割面16aに垂直な壁40a
と、天井40bを幅狭くするように先方(図6中下方)
が壁40aに近接するように傾斜した壁40bとを有
し、逆台形形状あるいは略山形形状に形成されている。
壁40bの傾斜角度θ4は傾斜角度θ3と同じである。
この突起部40の形状は、後述する隙間Cの形状と相補
関係にある。
【0037】一方、固定金型12にも、凹部34に対向
して凹部34と同形状のキャビテイを画成する凹部36
が形成されるとともに(図5参照)、型締め時に可動プ
レート16の分割面16aと閉じ合わせられる分割面1
2aに凹部36に連通した複数の溝部38が形成されて
いる(図6では溝部を1つのみ表示)。溝部38は、底
38aに対して壁38bが垂直に形成されるとともに対
向する壁38cが上方、すなわち開口側に向けて徐々に
壁38bから離れるように図6中手前側に傾斜して形成
されている。この壁38bの傾斜角度θ2は、突起部4
0の傾斜角度θ4およびアンギュラーピン20の傾斜角
度θ3と同じであり、これらの傾斜角度は例えば1〜2
°である。
【0038】この溝部38にピン1b(ピンの端部、突
出部)が配置される。このとき、ピン1bの幅寸法W1
に比べて溝部の開口幅寸法W2が大きく、ピン1bを挿
入するときピン1bと溝部38との間に略V字形状の隙
間Cを有するため、ピン1bを溝部38に容易に配置す
ることができる。このとき、ピン1bは、溝部38の壁
38bに密接するように片寄せて配置する。
【0039】成形時、図7(a)に示すように、可動プ
レート16が斜め左下方向に下動して、突起部40が壁
40cを壁38cに摺接しながら隙間Cに進入する。そ
して、可動プレート16がさらに下動して固定金型12
に当接すると、図7(b)に示すように、隙間Cが突起
部40によって完全に充填される。その後、可動金型1
4を介して可動プレート16が固定金型12に押圧され
ることにより、型締めが完了する。このとき、図7
(b)において、可動プレート16を押下する力F1に
よりピン1bの上下面が可動プレート16および固定金
型12に密着するとともに、壁38cからの応力の分力
F2によりピン1bの側面が可動プレート16および固
定金型12に密着し、これにより確実に型締めを行うこ
とができる。
【0040】型締め後、凹部34、36によって画成さ
れるキャビテイに樹脂を注入して、ピン1bの端部を鋳
ぐるんだ樹脂部(モールド部)1aからなる製品1が得
られるれる。
【0041】以上説明した本実施の形態の第1の例に係
る成形金型10によれば、ピンを固定金型に容易に配置
することができるとともに、その際に、ピンと固定金型
とが擦れたときに生じうる接触粉を発生することがな
い。また、型締めして成形を行うとき、可動プレートの
突起部によって溝部の隙間を充填するため、隙間の存在
によって生じ得るバリを発生することがない。
【0042】つぎに、本実施の形態の第2の例に係る成
形金型について、図8〜図11を参照して説明する。
【0043】本実施の形態の第2の例に係る成形金型で
成形されるインサート成形品は、例えば図8に示す矩形
形状のブロック1aから複数列にわたって複数本のピン
(インサート部品の突出部)1b、1cが突設された構
造の製品1dである。
【0044】本実施の形態の第2の例に係る成形金型4
2は、図9〜図11に示すように、下金型44と、上金
型46とを有する。
【0045】下金型44は、第1〜第3の3つの金型部
48、50、52で構成される。第1の金型部48は、
基台54に固定して立設されている。第2および第3の
金型部50、52は、第1の金型部48を挟んで、第1
の金型部48と密接し、また離間できるように水平方向
に移動可能に配置されている。第1の金型部48の両壁
部の上部には半割り状の凹部(切り欠き部)56、58
が形成されている。これらの凹部56、58に対応し
て、第2および第3の金型部50、52の第1の金型部
48に向いた側の壁には、それぞれ凹部56、58と対
向する位置に凹部56、58と同形状の半割り状の凹部
(切り欠き部)60、62が形成されている。凹部56
および凹部60、ならびに凹部58および凹部62がそ
れぞれ溝部を構成する。
【0046】上金型46には、型締めして分割面44a
と分割面46aを閉じ合わせたときにキャビテイを画成
する凹部64が形成されている。
【0047】成形金型42の構成についてさらに説明す
る。
【0048】図10および図11に示すように、第2お
よび第3の金型部50、52の外側下方にはそれぞれ固
定枠66、68が基台54に固定して設けられている。
これにより、第2および第3の金型部50、52は、第
1の金型部48と固定枠66、68との間で水平移動可
能とされている。図11に示すように、第1の金型部4
8には貫通孔部70が形成され、貫通孔部70に圧縮コ
イルばね(圧縮ばね部材)72が装着されている。圧縮
コイルばね72の両端部は第2および第3の金型部5
0、52に係合する。この圧縮コイルばね72の作用に
より第1の金型部48に密着した第2および第3の金型
部50、52が外側に、固定枠66、68に当接する位
置まで押し開かれる。
【0049】第2および第3の金型部50、52の外側
上方にはそれぞれスライド枠(可動枠部)74、76が
設けられている。スライド枠74、76には、それぞれ
貫通孔部(ガイド孔)78が形成され(スライド枠74
の貫通孔部は図示せず。)、貫通孔部78は、上方が第
1の金型部48に近接するように、金型の中心に向けて
傾斜した形状になっている。一方、上金型46には、下
方が外側に向けて傾斜して突出した2つのアンギュラー
ピン80が設けられている(図10中1つのアンギュラ
ーピンのみ表示)。図10(a)に示すように、駆動機
構(図示せず。)により上金型46を下動させることに
より、アンギュラーピン80が貫通孔部78に次第に進
入するにつれて、スライド枠74、76が第2および第
3の金型部50、52に向けて水平方向に移動し、第2
および第3の金型部50、52に当接し、さらに押圧し
て、図10(b)に示す状態に至る。また、この逆に上
金型46を上動させることにより、アンギュラーピン8
0が貫通孔部78から次第に上方に抜けていくにつれ
て、スライド枠74、76が第2および第3の金型部5
0、52から離間して水平方向に移動する。
【0050】したがって、第2および第3の金型部5
0、52を水平方向に移動させて型締めするとき、水平
方向に作動させるために格別に駆動機構を設けて操作す
ることなく、上金型の操作のみで第2および第3の金型
部50、52を移動させることができる。
【0051】上記のように構成される成形金型42のキ
ャビテイおよび成形金型42の動作についてさらに説明
する。
【0052】図11(a)に示すように、型を開いた状
態において、圧縮コイルばね72によって第2および第
3の金型部50、52が第1の金型部48から押し開か
れ、第2および第3の金型部50、52は固定枠66、
68に当接する。これにより、凹部60と凹部56およ
び凹部62と凹部58とがそれぞれ離間し、幅寸法W3
の溝部が形成される。したがって、幅寸法W4が幅寸法
W3より小さいピン1b、1cを溝部に縦置きで配置す
るとき、溝部に隙間をもった状態で容易に配置すること
ができる。
【0053】ピン1b、1cを配置した後、上金型46
を下動させると、上金型46が下金型44に当接し、押
圧されるとともに、スライド枠74、76に押圧された
第2および第3の金型部50、52が第1の金型部48
に当接し、さらに密接する。これにより、第1〜第3の
金型部48、50、52の凹部56、58、60、62
の壁がピン1b、1cに密接し、確実に型締めされる。
【0054】型締め後、凹部64と分割面44aによっ
て画成されるキャビテイに樹脂を注入して、ピン1b、
1cの端部を鋳ぐるんだ樹脂部(モールド部)1aから
なる製品1dが得られるれる。
【0055】以上説明した本実施の形態の第2の例に係
る成形金型42によれば、ピンを固定金型に容易に配置
することができるとともに、その際に、ピンと固定金型
とが擦れたときに生じうる接触粉を発生することがな
い。また、型締めして成形を行うとき、溝部の隙間がな
くなるため、隙間の存在によって生じ得るバリを発生す
ることがない。
【0056】なお、図10において、圧縮コイルばね7
2の図示を省略している。また、図10において、圧縮
コイルばね72に変えて、スライド枠76の先端部(矢
印Bで示す。)に例えばマグネットを設けることによ
り、型開き時にマグネットに第2および第3の金型部5
0、52を吸引して第2および第3の金型部50、52
を開くことができる。
【0057】つぎに、本実施の形態の第2の例に係る成
形金型42の変形例について、図12を参照して説明す
る。
【0058】変形例の成形金型82は、基本構成につい
ては成形金型42と同様である。したがって、成形金型
82について、成形金型42と同一の構成要素について
は成形金型42と同じ参照符号を付すとともに重複する
部分については図示および説明を省略する。
【0059】成形金型82は、第2および第3の金型部
50、52の下端部50a、52aの断面形状が曲面状
凸部に形成されており、図12中紙面上下方向におい
て、曲面状凸部が基台54に線接触している。
【0060】したがって、型締めにより図12(a)に
示すように第2および第3の金型部50、52を第1の
金型部48に密接した状態から、型を開いて図12
(b)に示すように第2および第3の金型部50、52
を第1の金型部48から離間させると、曲面状凸部が基
台54に当接した箇所を言わば支点として第2および第
3の金型部50、52が外側に向けて倒れ、第2および
第3の金型部50、52の上方が押し開かれる。これに
より、幅広となった溝部(矢印C1、C2で示す。)に
ピン(図示せず。)を容易に配置することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1に係る成形金型によれば、上金
型および下金型を備え、型締め時にキャビテイを形成す
る上金型および下金型の分割面を有するとともに、分割
面に平行に配置され、成形時にモールド部から突出する
インサート部品の突出部を保持するための溝部を下金型
の分割面に有する成形金型において、溝部は、突出部を
収容する深さを有し、かつ突出部を収容した状態におい
て溝部の壁と突出部との間に隙間を有するように形成さ
れ、上型は、型締め時に隙間を充填する、下方向に突出
した突起部を分割面に有するため、インサート部品を下
金型に容易に配置することができるとともに、接触粉を
発生することがない。また、型締めして成形を行うと
き、隙間の存在によって生じ得るバリを発生することが
ない。
【0062】また、請求項2に係る成形金型によれば、
インサート部品の突出部は断面形状が矩形状であり、溝
部は、突出部を収容した状態において溝部の一側の壁が
突出部に密接するとともに対向する他の一側の壁と突出
部との間に開口側に向けて幅広な略V字形状の隙間を有
するように形成され、上型の突起部は、隙間と相補形状
に形成されてなるため、インサート部品の突出部をより
確実に締め付けることができる。
【0063】また、請求項4、7に係る成形金型によれ
ば、型締め時にアンギュラーピンがガイド孔に挿入され
ることにより金型の水平方向への移動を実現するため、
水平方向に金型を作動させるために格別に駆動機構を設
けて操作する煩雑さがない。
【0064】また、請求項5に係る成形金型によれば、
下金型と、下金型に対して移動可能に配置された上金型
とを備え、上金型が型締め時にキャビテイを形成する凹
部を有するとともに、下金型が成形時にモールド部から
下方向に突出するインサート部品の突出部を保持するた
めの溝部を有する成形金型において、下金型は、基台に
固定して立設された第1の金型部と、第1の金型部の両
側に設けられ、第1の金型部に対して水平方向に移動可
能に配置された第2の金型部および第3の金型部を有
し、溝部は、第1の金型部と第2の金型部および第3の
金型部との2つの分割面のそれぞれの金型部の上部に形
成された半割り状の凹部(切り欠き部)からなり、型締
めに先立ち第2の金型部および第3の金型部を第1の金
型部から離間させることにより、それぞれの凹部が離間
して突出部を保持した状態において溝部が突出部との間
に隙間を有する幅広な寸法に構成され、型締め時に第2
の金型部および第3の金型部を第1の金型部に密接させ
ることにより、それぞれの凹部が密接して突出部を保持
した状態において溝部が突出部と密接する寸法に構成さ
れるため、インサート部品を容易に配置することができ
るとともに、接触粉を発生することがない。また、隙間
の存在によって生じ得るバリを発生することがない。
【0065】また、請求項6に係る成形金型によれば、
圧縮ばね部材の作用により型締めに先立ち第2の金型部
および第3の金型部を第1の金型部から離間させること
ができて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形金型で成形するインサート成形品の一例で
ある。
【図2】従来例の成形金型を説明するためのものであ
り、(a)は型開き状態を示す概略正面図であり、
(b)は型締め状態を示す概略正面図である。
【図3】従来例の成形金型の部分斜視図である。
【図4】従来例の成形金型を説明するためのものであ
り、(a)は型開き状態を示す部分断面図であり、
(b)は型締め状態を示す部分断面図である。
【図5】本実施の形態の第1の例に係る成形金型を説明
するためのものであり、(a)は型開き状態を示す概略
正面図であり、(b)は型締め状態を示す概略正面図で
ある。
【図6】本実施の形態の第1の例に係る成形金型の部分
斜視図である。
【図7】本実施の形態の第1の例に係る成形金型を説明
するためのものであり、(a)は型開き状態を示す部分
断面図であり、(b)は型締め状態を示す部分断面図で
ある。
【図8】本実施の形態の第2の例に係る成形金型で成形
するインサート成形品の一例である。
【図9】本実施の形態の第2の例に係る成形金型の部分
斜視図である。
【図10】本実施の形態の第2の例に係る成形金型を説
明するためのものであり、(a)は型開き状態を示すス
ライド枠付近の部分断面図であり、(b)は型締め状態
を示すスライド枠付近の部分断面図である。
【図11】本実施の形態の第2の例に係る成形金型を説
明するためのものであり、(a)は型開き状態を示すキ
ャビテイ付近の部分断面図であり、(b)は型締め状態
を示すキャビテイ付近の部分断面図である。
【図12】本実施の形態の第2の例に係る成形金型の変
形例を説明するためのものであり、(a)は型開き状態
を示すキャビテイ付近の部分断面図であり、(b)は型
締め状態を示すキャビテイ付近の部分断面図である。
【符号の説明】
1、1d 製品 1a 樹脂部 1b、1c ピン 10、42、82 成形金型 12 固定金型 12a 分割面 14 可動金型 16 可動プレート 16a 分割面 18 突起 20 アンギュラーピン 24、28 係合部材 30 連結部材 40 突起部 44 下金型 44a 分割面 46 上金型 46a 分割面 48、50、52 第1〜第3の金型部 54 基台 66、68 固定枠 72 圧縮コイルばね 74、76 スライド枠 80 アンギュラーピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上金型および下金型を備え、型締め時に
    キャビテイを形成する上金型および下金型の分割面を有
    するとともに、分割面に平行に配置され、成形時にモー
    ルド部から突出するインサート部品の突出部を保持する
    ための溝部を該下金型の分割面に有する成形金型におい
    て、 該溝部は、該突出部を収容する深さを有し、かつ該突出
    部を収容した状態において該溝部の壁と該突出部との間
    に隙間を有するように形成され、 該上型は、型締め時に該隙間を充填する、下方向に突出
    した突起部を分割面に有することを特徴とする成形金
    型。
  2. 【請求項2】 前記インサート部品の突出部は断面形状
    が矩形状であり、 前記溝部は、該突出部を収容した状態において該溝部の
    一側の壁が該突出部に密接するとともに対向する他の一
    側の壁と該突出部との間に開口側に向けて幅広な略V字
    形状の隙間を有するように形成され、 前記上型の突起部は、該隙間と相補形状に形成されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の成形金型。
  3. 【請求項3】 固定金型と、該固定金型に対して移動可
    能に配置された可動金型と、該固定金型に対向して配置
    され該可動金型に対して移動可能に取り付けられた可動
    プレートとを備え、型締め時にキャビテイを形成する該
    固定金型と該可動プレートとの間の分割面を有するとと
    もに、分割面に平行に配置され、成形時にモールド部か
    ら突出するインサート部品の断面形状が矩形状の突出部
    を保持するための溝部を該固定金型の分割面に有する成
    形金型において、 該溝部は、該突出部を収容する深さを有し、かつ該突出
    部を収容した状態において該溝部の一側の壁が該突出部
    に密接するとともに対向する他の一側の壁と該突出部と
    の間に開口側に向けて幅広な略V字形状の隙間を有する
    ように形成され、 該可動プレートは、型締め時に該隙間を充填する、該隙
    間と相補形状に形成された突起部を分割面に有すること
    を特徴とする成形金型。
  4. 【請求項4】 前記固定金型は、前記突起部の突出方向
    に対向して突設されるアンギュラーピンを有し、 前記可動プレートは、該アンギュラーピンを受け入れる
    ガイド孔を有し、 型締め時に該アンギュラーピンが該ガイド孔に挿入され
    ることにより該突起部が斜め下方に移動して前記隙間を
    充填するように構成されていることを特徴とする請求項
    2記載の成形金型。
  5. 【請求項5】 下金型と、該下金型に対して移動可能に
    配置された上金型とを備え、該上金型が型締め時にキャ
    ビテイを形成する凹部を有するとともに、該下金型が成
    形時にモールド部から下方向に突出するインサート部品
    の突出部を保持するための溝部を有する成形金型におい
    て、 該下金型は、基台に固定して立設された第1の金型部
    と、該第1の金型部の両側に設けられ、該第1の金型部
    に対して水平方向に移動可能に配置された第2の金型部
    および第3の金型部を有し、 該溝部は、第1の金型部と第2の金型部および第3の金
    型部との分割面のそれぞれの金型部の上部に形成された
    半割り状の凹部からなり、 型締めに先立ち該第2の金型部および該第3の金型部を
    該第1の金型部から離間させることにより、それぞれの
    凹部が離間して該突出部を保持した状態において該溝部
    が該突出部との間に隙間を有する幅広な寸法に構成さ
    れ、 型締め時に該第2の金型部および該第3の金型部を該第
    1の金型部に密接させることにより、それぞれの凹部が
    密接して該突出部を保持した状態において該溝部が該突
    出部と密接する寸法に構成されることを特徴とする成形
    金型。
  6. 【請求項6】 前記第1の金型部が水平方向に形成され
    た貫通孔部を有するとともに、 該貫通孔部を挿通して配置され、前記第2の金型部およ
    び前記第3の金型部に端部が当接した圧縮ばね部材を有
    することを特徴とする請求項5記載の成形金型。
  7. 【請求項7】 前記上金型は、前記第2の金型部および
    前記第3の金型部の型開き方向である斜め下方に向けて
    突設されるアンギュラーピンを有し、 前記第2の金型部および前記第3の金型部の外側に、該
    第2の金型部および該第3の金型部に対して水平方向に
    移動可能に配置された可動枠部を有するとともに、該可
    動枠部は、該アンギュラーピンを受け入れるガイド孔を
    有し、 型締め時に該アンギュラーピンが該ガイド孔に挿入され
    ることにより該可動枠部が該第2の金型部および該第3
    の金型部を押圧して該第2の金型部および該第3の金型
    部を該第1の金型部に当接させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の成形金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190695A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd インサート成形金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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