JP2003062758A - 略円柱状回転工具 - Google Patents
略円柱状回転工具Info
- Publication number
- JP2003062758A JP2003062758A JP2001253845A JP2001253845A JP2003062758A JP 2003062758 A JP2003062758 A JP 2003062758A JP 2001253845 A JP2001253845 A JP 2001253845A JP 2001253845 A JP2001253845 A JP 2001253845A JP 2003062758 A JP2003062758 A JP 2003062758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- joint part
- diameter
- joint
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/02—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for mounting on a work-table, tool-slide, or analogous part
- B23Q3/06—Work-clamping means
- B23Q3/08—Work-clamping means other than mechanically-actuated
- B23Q3/086—Work-clamping means other than mechanically-actuated using a solidifying liquid, e.g. with freezing, setting or hardening means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動が伝達しにくい構造の略円柱状回転工具
を提供する。 【解決手段】 主要部の直径と接合部の直径とがほぼ等
しい金属製の円柱状部品とし、接合部の直径よりわずか
に大きな内径を有する把持部品の中空部に当該円柱状部
品の接合部を挿入し、これらの間隙に、エポキシ樹脂コ
ンクリート、ジルコニア系セラミック、炭素繊維分散樹
脂、ガラス繊維分散樹脂、樹脂、ポリウレタン、または
シリコンゴムを充填、固化し接合してなる略円柱状回転
工具である。
を提供する。 【解決手段】 主要部の直径と接合部の直径とがほぼ等
しい金属製の円柱状部品とし、接合部の直径よりわずか
に大きな内径を有する把持部品の中空部に当該円柱状部
品の接合部を挿入し、これらの間隙に、エポキシ樹脂コ
ンクリート、ジルコニア系セラミック、炭素繊維分散樹
脂、ガラス繊維分散樹脂、樹脂、ポリウレタン、または
シリコンゴムを充填、固化し接合してなる略円柱状回転
工具である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は略円柱状回転工具で
ある。回転工具であっても円盤状や球状の工具は対象で
はない。
ある。回転工具であっても円盤状や球状の工具は対象で
はない。
【0002】
【従来の技術】タップ、ドリル刃、エンドミル、リーマ
ー、回転砥石等の主要部、あるいは材料加工部が略円柱
状の回転工具は、一体構造となっており、把持部の直径
は主要部の直径よりもはるかに大きく、その間にはR部
が形成されていた。また、従来の略円柱状回転工具は金
属製であった。もちろん、回転砥石の主要部の表面に
は、ダイヤモンド砥石の微粒が埋め込まれ、一部露出し
ている。
ー、回転砥石等の主要部、あるいは材料加工部が略円柱
状の回転工具は、一体構造となっており、把持部の直径
は主要部の直径よりもはるかに大きく、その間にはR部
が形成されていた。また、従来の略円柱状回転工具は金
属製であった。もちろん、回転砥石の主要部の表面に
は、ダイヤモンド砥石の微粒が埋め込まれ、一部露出し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の略円柱状回転工
具は一体の金属製であるため、主要部が材料と接触し回
転することにより生ずる振動が伝播して把握部も振動す
るため、マシニングセンターのチャックによる把持が徐
々にゆるくなり、ついにはブレやズレが生じてしまい問
題である。
具は一体の金属製であるため、主要部が材料と接触し回
転することにより生ずる振動が伝播して把握部も振動す
るため、マシニングセンターのチャックによる把持が徐
々にゆるくなり、ついにはブレやズレが生じてしまい問
題である。
【0004】そこで、本発明の目的は、振動が伝達しに
くい構造の略円柱状回転工具を提供することである。
くい構造の略円柱状回転工具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の略円柱状工具、すなわち、主要部の直径と接合部
の直径とがほぼ等しい金属製の円柱状部品とし、接合部
の直径よりわずかに大きな内径を有する把持部品の中空
部に当該円柱状部品の接合部を挿入し、これらの間隙
に、エポキシ樹脂コンクリート、ジルコニア系セラミッ
ク、炭素繊維分散樹脂、ガラス繊維分散樹脂、樹脂、ポ
リウレタン、またはシリコンゴムを充填、固化し接合し
てなる略円柱状回転工具によって、達成される。
記載の略円柱状工具、すなわち、主要部の直径と接合部
の直径とがほぼ等しい金属製の円柱状部品とし、接合部
の直径よりわずかに大きな内径を有する把持部品の中空
部に当該円柱状部品の接合部を挿入し、これらの間隙
に、エポキシ樹脂コンクリート、ジルコニア系セラミッ
ク、炭素繊維分散樹脂、ガラス繊維分散樹脂、樹脂、ポ
リウレタン、またはシリコンゴムを充填、固化し接合し
てなる略円柱状回転工具によって、達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して、説明する。
て、添付図面を参照して、説明する。
【0007】図1は、本発明に係る実施形態のドリル刃
の一部断面図である。
の一部断面図である。
【0008】円柱状部品1は先端101が円錐状となっ
ているが、その他の部分は同一直径の円柱状である。
ているが、その他の部分は同一直径の円柱状である。
【0009】把持部品2は、円柱状部品1の接合部10
2の直径よりわずかに大きな内径の中空部201を有
し、外形は、下端にR部202を有し、上端は底部20
3となっている。
2の直径よりわずかに大きな内径の中空部201を有
し、外形は、下端にR部202を有し、上端は底部20
3となっている。
【0010】把持部品2の中空部201の中に円柱状部
品1の接合部102を挿入し、これらの間に炭素繊維分
散樹脂31を隙間なく充填し固化して接合してある。
品1の接合部102を挿入し、これらの間に炭素繊維分
散樹脂31を隙間なく充填し固化して接合してある。
【0011】図2は、本発明に係る他の実施形態の回転
砥石の一部断面図である。
砥石の一部断面図である。
【0012】円柱状部品1は同一直径であるが、先端1
03にはダイヤモンド砥石の微粒が多数埋め込まれてい
る。
03にはダイヤモンド砥石の微粒が多数埋め込まれてい
る。
【0013】把持部品2は中空円筒形状であり、円柱状
部品1の接合部102の直径よりわずかに大きな内径の
中空部201を有し、外形は、上端、下端ともに底部2
03、204となっている。
部品1の接合部102の直径よりわずかに大きな内径の
中空部201を有し、外形は、上端、下端ともに底部2
03、204となっている。
【0014】把持部品2の中空部201の中に円柱状部
品1の接合部102を挿入し、これらの間に、シリコン
ゴム32を隙間なく充填し固化して接合してある。
品1の接合部102を挿入し、これらの間に、シリコン
ゴム32を隙間なく充填し固化して接合してある。
【0015】この実施形態においては、円柱状部品1及
び把持部品2は、ともに、形状が単純であるため、汎用
材料を使用することも容易であり、あるいは加工も楽で
あるため、製造コストを低くすることも可能である。
び把持部品2は、ともに、形状が単純であるため、汎用
材料を使用することも容易であり、あるいは加工も楽で
あるため、製造コストを低くすることも可能である。
【0016】上記2つの実施形態においては、円柱状部
品1と把持部品2の間に炭素分散樹脂31あるいはシリ
コンゴム32を介在させているので、振動を吸収し減衰
させることができる。
品1と把持部品2の間に炭素分散樹脂31あるいはシリ
コンゴム32を介在させているので、振動を吸収し減衰
させることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の略円柱状回転工具は、円柱状部
品と把持部品とを別部品としているため、削りくずを減
少させ製造コストを低減できるとともに、円柱状部品と
把持部品の間に樹脂等を介在させているため、振動を吸
収し、減衰させることができ、振動の伝播を抑えること
ができる。
品と把持部品とを別部品としているため、削りくずを減
少させ製造コストを低減できるとともに、円柱状部品と
把持部品の間に樹脂等を介在させているため、振動を吸
収し、減衰させることができ、振動の伝播を抑えること
ができる。
【図1】本発明に係る実施形態のドリル刃の一部断面図
である。
である。
【図2】本発明に係る他の実施形態の回転砥石の一部断
面図である。
面図である。
1 円柱状部品
101 先端
102 接合部
103 先端
2 把持部品
201 中空部
202 R部
203 底部
204 底部
31 炭素分散樹脂
32 シリコンゴム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3C022 KK00
3C037 FF06
3C050 EA00
3C063 AA02 AB05 BB02 BH02 FF03
Claims (2)
- 【請求項1】 主要部の直径と接合部の直径とがほぼ等
しい金属製の円柱状部品とし、 接合部の直径よりわずかに大きな内径を有する把持部品
の中空部に当該円柱状部品の接合部を挿入し、これらの
間隙に、エポキシ樹脂コンクリート、ジルコニア系セラ
ミック、炭素繊維分散樹脂、ガラス繊維分散樹脂、樹
脂、ポリウレタン、またはシリコンゴムを充填、固化し
接合してなる略円柱状回転工具。 - 【請求項2】 タップ、ドリル刃、エンドミル、リーマ
ー、回転砥石である請求項1に記載の略円柱状回転工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253845A JP2003062758A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 略円柱状回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001253845A JP2003062758A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 略円柱状回転工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003062758A true JP2003062758A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19082105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001253845A Pending JP2003062758A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 略円柱状回転工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003062758A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005075134A1 (en) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Mircona Ab | Vibration-damped tool holder |
JP2009515715A (ja) * | 2005-11-16 | 2009-04-16 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | カッティングディスク |
WO2011108108A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | オーエスジー株式会社 | 切削工具 |
US8240961B2 (en) | 2004-05-07 | 2012-08-14 | Mircona Ab | Tool holder with vibration damping means and a method for manufacturing the same |
US20130259584A1 (en) * | 2010-12-28 | 2013-10-03 | Korea Basic Science Institute | Long shaft bit having vibration preventing structure |
EP2732913A4 (en) * | 2011-07-15 | 2015-08-26 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | Vibration damping element and cutting tool |
WO2017138881A1 (en) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | Plasmatrix Materials Ab | Cutting tool assembly with controlled resilience using hyperelastic materials |
KR102057733B1 (ko) | 2019-08-21 | 2019-12-19 | 주식회사 서림정밀안전진단 | 콘크리트 구조물의 탄산화 측정장치 |
-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001253845A patent/JP2003062758A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005075134A1 (en) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Mircona Ab | Vibration-damped tool holder |
US8020474B2 (en) | 2004-02-03 | 2011-09-20 | Microna Ab | Vibration-damped tool holder |
US8240961B2 (en) | 2004-05-07 | 2012-08-14 | Mircona Ab | Tool holder with vibration damping means and a method for manufacturing the same |
JP2009515715A (ja) * | 2005-11-16 | 2009-04-16 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | カッティングディスク |
WO2011108108A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-09 | オーエスジー株式会社 | 切削工具 |
CN102300660A (zh) * | 2010-03-04 | 2011-12-28 | Osg株式会社 | 切削工具 |
JP4993528B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2012-08-08 | オーエスジー株式会社 | 切削工具 |
JPWO2011108108A1 (ja) * | 2010-03-04 | 2013-06-20 | オーエスジー株式会社 | 切削工具 |
US20130259584A1 (en) * | 2010-12-28 | 2013-10-03 | Korea Basic Science Institute | Long shaft bit having vibration preventing structure |
US8978527B2 (en) * | 2010-12-28 | 2015-03-17 | Korea Basic Science Institute | Long shaft bit having vibration preventing structure |
EP2732913A4 (en) * | 2011-07-15 | 2015-08-26 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | Vibration damping element and cutting tool |
WO2017138881A1 (en) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | Plasmatrix Materials Ab | Cutting tool assembly with controlled resilience using hyperelastic materials |
CN108778581A (zh) * | 2016-02-12 | 2018-11-09 | 普拉斯玛特瑞克斯材料股份公司 | 使用超弹性材料的具有受控制的回弹性的切割刀具组件 |
JP2019508276A (ja) * | 2016-02-12 | 2019-03-28 | プラスマトリックス マテリアルズ アクティエボラーグ | 超弾性材料を使用した制御された弾力性を有する切削工具アセンブリ |
EP3414037A4 (en) * | 2016-02-12 | 2019-10-09 | Plasmatrix Materials AB | CUTTING TOOL ASSEMBLY WITH CONTROLLED ELASTICITY WITH HYPERELASTIC MATERIALS |
KR102057733B1 (ko) | 2019-08-21 | 2019-12-19 | 주식회사 서림정밀안전진단 | 콘크리트 구조물의 탄산화 측정장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7175506B2 (en) | Tool unit for ultrasonically assisted rotary machining | |
JPH0234726B2 (ja) | ||
JP2002234748A5 (ja) | ||
EP1038619A3 (en) | Tool holder | |
JP2003062758A (ja) | 略円柱状回転工具 | |
JP2003175436A (ja) | 工具ホルダ | |
JP3161423U (ja) | 研削工具 | |
RU2008120606A (ru) | Инструмент для изготовления деталей из композитных материалов | |
US20100329805A1 (en) | Diamond tool | |
JP2007038620A (ja) | 円盤状ブレード及び切断装置 | |
JPS6176251A (ja) | 防振用軸部材 | |
KR20210015851A (ko) | 초음파 절삭 장치 | |
KR102420467B1 (ko) | 진동-감쇠된 고속 공구 홀더 | |
JP2002096222A (ja) | ドリルシャンク | |
JP2019104100A (ja) | フランジを持つ工具とその支持方法とその振動励起方法 | |
KR200193312Y1 (ko) | 다이아몬드 팁 드릴 | |
JP2820400B2 (ja) | ケイ素単結晶の穴あけ加工方法 | |
KR20090046085A (ko) | 내경 연삭공구 및 그 제조방법 | |
JP2011093191A (ja) | スクライビングホイール | |
JPH11503673A (ja) | 振動減衰手段を具えた研削カップと摩滅部品 | |
CN107877274B (zh) | 孔管磁体内圆加工方法和设备 | |
JP2987427B2 (ja) | 二酸化ジルコニウムセラミックスの穴あけ加工方法 | |
JPH07285002A (ja) | 深部加工用の防振工具 | |
JP2002079471A (ja) | 硬脆材料用穴あけ工具 | |
JPH071218Y2 (ja) | コアドリル |