JP2002079471A - 硬脆材料用穴あけ工具 - Google Patents

硬脆材料用穴あけ工具

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JP2002079471A
JP2002079471A JP2000273130A JP2000273130A JP2002079471A JP 2002079471 A JP2002079471 A JP 2002079471A JP 2000273130 A JP2000273130 A JP 2000273130A JP 2000273130 A JP2000273130 A JP 2000273130A JP 2002079471 A JP2002079471 A JP 2002079471A
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drilling
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Hidekazu Kanamaru
英一 金丸
Yoshinori Shigeno
能徳 重野
Takafumi Kawamura
孝文 川村
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ状または曲面状等の裏面に当て板を設
けることが困難である形状のワークに対しても、穴あけ
加工のワーク貫通の際に生じる抜け・カケを防止するこ
とができる硬脆材料用穴あけ工具を提供する。 【解決手段】 シャンク本体と、前記シャンク本体の先
端部に設けられた円筒状の砥石とからなり、前記砥石の
先端が、連続した山切り形状に形成されていること、ま
たは、前記砥石には、複数の孔が設けられ、かつ、前記
砥石の先端には複数の凹部が設けられていること、また
は、前記砥石に設けられた孔および前記砥石の先端に設
けられた凹部のうち少なくとも砥石に設けられた孔に摩
耗性材料が充填されていること、または、前記砥石の先
端が肉薄であり、かつ、前記砥石の先端部において、そ
の外周面が先端に向けて先細となるようにテーパ部が形
成されていることを特徴とする硬脆材料用穴あけ工具を
用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬脆材料用穴あけ
工具に関し、より詳細には、石英ガラス材等の硬脆材料
に穴あけ加工を行うために使用する硬脆材料用穴あけ工
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石英ガラス材等の硬脆材料に穴あ
け加工を行う場合、図6に示すような穴あけ工具が使用
されていた。すなわち、従来の穴あけ工具は、シャンク
本体1と、前記シャンク本体1の先端部に設けられた円
筒状の砥石10とからなり、前記砥石10の中心部に断
面が円形である空洞部10aが形成された穴あけ工具で
あり、いわゆるコア型ストレートタイプと呼ばれるもの
である。
【0003】このコア型ストレートタイプの穴あけ工具
を使用して、硬脆材料からなる板材に貫通させる穴あけ
加工を行う場合、図7に示すように、砥石10が貫通す
る際、板材11の貫通する側の面に、穴あけ工具の径よ
りも大きい径の穴があいてしまう、いわゆる抜け・カケ
12が生じやすい。これは、砥石10が板材11を貫通
する直前で、板材11の強度が加工抵抗に耐えられなく
なり、ワークである板材11の破壊が起きるためであ
る。したがって、前記抜け・カケを防止するためには、
穴あけ加工の際の加工抵抗を小さくする必要がある。
【0004】このため、前記コア型ストレートタイプの
ものを改良した穴あけ工具として、砥石10に先端から
軸方向にスリット(図示せず)を入れた、いわゆるコア
型スリットタイプの穴あけ工具が使用され、前記砥石1
0の中心部の空洞部10aから研削液を供給しながら、
穴あけ加工を行うことにより、加工抵抗を小さくする方
法が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
が硬脆材料からなる場合には、上記工具または方法によ
っても、前記抜け・カケを防止することは困難であっ
た。このような硬脆材料からなるワークの抜け・カケを
防止する方法としては、一般に、ワークと同一材質また
はワークよりも弾性率の低い材質からなる当て板をワー
クの裏面に設け、ワークとともに、穴あけ加工を行う方
法が考えられる。この方法によれば、ワークが板状等で
ある場合には、そのワークの抜け・カケを抑制すること
ができる。
【0006】しかしながら、ワークがパイプ状または曲
面状等の形状である場合には、その裏面に当て板を設け
ることが困難であるため、前記形状のワークに前記方法
を適用して、ワークの抜け・カケを抑制することは困難
であった。
【0007】本発明者は、上記のような技術的課題を解
決するために、砥石の形状の観点から、砥石とワークと
の接触面積を小さくし、加工に寄与する砥粒数を少なく
することにより、加工抵抗を小さくすることに着目し、
本発明を完成した。
【0008】本発明は、板状のワークのみならず、パイ
プ状または曲面状等の裏面に当て板を設けることが困難
である形状のワークに対しても、穴あけ加工のワーク貫
通の際に生じる抜け・カケを防止することができる硬脆
材料用穴あけ工具を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る硬脆材料用
穴あけ工具は、シャンク本体と、前記シャンク本体の先
端部に設けられた円筒状の砥石とからなり、前記砥石の
先端が、連続した山切り形状に形成されていることを特
徴とする。前記砥石形状とすることにより砥石とワーク
との接触面積を小さくし、加工抵抗を小さくすることが
できる。
【0010】また、本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具
は、シャンク本体と、前記シャンク本体の先端部に設け
られた円筒状の砥石とからなり、前記砥石には複数の孔
が設けられ、かつ、前記砥石の先端には複数の凹部が設
けられていること、あるいは、前記砥石に設けられた孔
および前記砥石の先端に設けられた凹部のうち少なくと
も砥石に設けられた孔に摩耗性材料が充填されているこ
とを特徴とする。これにより、砥石の剛性を維持した状
態で、砥石の摩耗に関係なく、小さい加工抵抗で、継続
的に穴あけ加工を行うことができる。
【0011】さらに、本発明に係る硬脆材料用穴あけ工
具は、シャンク本体と、前記シャンク本体の先端部に設
けられた円筒状の砥石とからなり、前記砥石の先端が肉
薄であり、かつ、前記砥石の先端部において、その外周
面が先端に向けて先細となるようにテーパ部が形成され
ていることを特徴とする。これにより、砥石の剛性に関
係なく、砥石とワークの接触面積を小さくすることがで
きる。さらに、必要とする穴径よりも小径の穴をあけた
後、砥石のテーパ部により、必要とする大きさの穴径に
拡張することが可能である。
【0012】さらに、本発明に係る硬脆材料用穴あけ工
具は、シャンク本体と、前記シャンク本体の先端部に設
けられた砥石とからなり、前記砥石は、前記シャンク本
体に取り付けられる大径部と、前記大径部に連続して、
先端に向けて先細となるように形成されたテーパ部と、
前記テーパ部に連続して、肉薄に形成された小径部とを
備えているとともに、前記砥石の中心部には断面が円形
である空洞部が形成されていることを特徴とする。これ
により、加工抵抗を小さくすることができ、上記と同様
に、必要とする穴径よりも小径の穴あけ加工の後、砥石
のテーパ部により、必要とする大きさの穴径に拡張する
ことにより、抜け・カケを防止することができる。
【0013】前記砥石には、その軸方向に1または複数
のスリットを有することが好ましい。スリットにより、
穴あけ加工における加工抵抗をさらに小さくすることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図5に基づいて説明する。本発明に係る硬脆材料用穴あ
け工具は、その先端部に設けられた砥石の形状に特徴を
有するものである。砥石の形状を以下の各種形状とする
ことにより、穴あけ加工の際の加工抵抗が小さくなり、
硬脆材料からなるワークに対する穴あけ加工のワーク貫
通の際に生じる抜け・カケを防止することができる。
【0015】図1に示す穴あけ工具は、シャンク本体1
の先端部に、円筒状の砥石2が設けられ、前記砥石2の
先端2aが連続した山切り形状に形成されているもので
ある。本図に示すように、本発明に係る硬脆材料用穴あ
け工具は、砥石2の先端2aを山切り形状にすることに
より、穴あけ加工の際、砥石2とワークとの接触面積が
小さくなるため、加工抵抗を小さくすることができる。
ここで、円筒状の砥石2の先端2aの山切り形状の山の
大きさおよび数は、ワークである硬脆材料の材質および
形状、必要とする穴径の大きさ等に応じて、適宜設定す
ることができる。
【0016】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の砥石
の材質としては、ダイヤモンドまたはCBNを用いるこ
とができる。この材質は、ワークである硬脆材料の材
質、形状等に応じて、適宜選択すればよい。
【0017】本発明に係る穴あけ工具を用いて穴あけ加
工を行う際のワークである硬脆材料の材質としては、例
えば、石英ガラス、アルミナ、ジルコニア、窒化ケイ
素、炭化ケイ素等を挙げることができる。また、このワ
ークの形状は、板状のみならず、パイプ状または曲面状
等の裏面に当て板を設けることが困難である形状のワー
クであってもよい。
【0018】図2に示す穴あけ工具は、シャンク本体1
と、前記シャンク本体の先端部に設けられた円筒状の砥
石3とからなり、前記砥石3には、複数の孔3aが設け
られ、かつ、前記砥石3の先端には複数の凹部3bが設
けられているものである。ここで、前記砥石3に設けら
れる孔3aおよび凹部3bの大きさおよび数は、ワーク
である硬脆材料の材質および形状、必要とする穴径の大
きさ等に応じて、適宜設定することができるが、加工抵
抗の安定性の観点から、均等な密度で設けられているこ
とが好ましい。本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具を用
いて穴あけ加工を行う際、砥石3の先端が摩耗していく
と、前記砥石3に設けられた孔3aが、順次、ワークと
接触する面において、凹部3bとして現れる。その結
果、砥石の剛性を維持した状態で、小さい加工抵抗で、
継続的に穴あけ加工を行うことができる。
【0019】また、図2において、前記砥石3に設けら
れた孔3aおよび前記砥石3の先端に設けられた凹部3
bのうち少なくとも孔3aに摩耗性材料が充填されてい
る場合も、上記のように孔3aおよび凹部3bが空隙の
ままである場合と同様の効果を得ることができる。例え
ば、前記孔3aおよび前記凹部3bのいずれにも摩耗性
材料が充填されている場合には、穴あけ加工開始時に
は、砥石3の先端の凹部3bに充填されている摩耗性材
料が、ワークとの接触面に現れている。また、穴あけ加
工を行うことにより、砥石3の先端が摩耗した場合であ
っても、ワークと接触する砥石3の先端部には、常に、
前記孔3aに充填されている摩耗性材料が点在的に現れ
るため、小さい加工抵抗で、継続的に穴あけ加工を行う
ことができる。さらに、前記砥石3の孔3aおよび凹部
3bが、摩耗性材料3aにより充填されているため、上
記のように孔3aおよび凹部3bが空隙のままである場
合よりも、砥石の剛性をより維持することができる。
【0020】ここで、摩耗性材料は、特に限定されるも
のではないが、例えば、各種樹脂材料、ガラス状カーボ
ン等を用いることができる。これらは、ワークである硬
脆材料の材質および形状等に応じて、適宜選択すること
ができる。
【0021】図3に示す穴あけ工具は、シャンク本体1
と、前記シャンク本体1の先端部に設けられた円筒状の
砥石4とからなり、前記砥石4の先端4aが肉薄であ
り、かつ、前記砥石4の先端部において、その外周面が
先端に向けて先細となるようにテーパ部4bが形成され
ているものである。本図に示すように、本発明に係る硬
脆材料用穴あけ工具は、砥石4の先端部にテーパ部4b
が形成されることにより、砥石の剛性に関係なく、砥石
とワークの接触面積を小さくすることができる。さら
に、必要とする穴径よりも小径の穴をあけた後、前記テ
ーパ部4aにより、必要とする大きさの穴径に拡張する
ことが可能である。ここで、砥石の先端4aの肉厚t1
およびテーパ角θ1は、ワークである硬脆材料の材質お
よび形状、必要とする穴径の大きさ等に応じて、適宜設
定することができる。
【0022】図4に示す穴あけ工具は、シャンク本体1
と、前記シャンク本体1の先端部に設けられた砥石5と
からなり、前記砥石5は、前記シャンク本体1に取り付
けられる大径部5aと、前記大径部5aに連続して、先
端に向けて先細となるように形成されたテーパ部5b
と、前記テーパ部5bに連続して、肉薄に形成された小
径部5cとを備えているとともに、前記砥石5の中心部
には断面が円形である空洞部5dが形成されているもの
である。本図に示すように、本発明に係る硬脆材料用穴
あけ工具は、砥石5の全体にわたって形成されたテーパ
部5bを備えることにより、加工抵抗を小さくすること
ができ、上記と同様に、必要とする穴径よりも小径の穴
あけ加工の後、砥石のテーパ部5bにより、必要とする
大きさの穴径に拡張することにより、抜け・カケを防止
することができる。
【0023】また、前記砥石5には、図5に示すよう
に、砥石5の軸方向に複数のスリット6を形成すること
が好ましい。スリット6により、穴あけ加工における加
工抵抗をさらに小さくすることができる。さらに、砥石
5の空洞部5dに研削液を供給しながら穴あけ加工を行
うこともでき、これにより、加工抵抗をより小さくする
ことができる。ここで、砥石5の小径部5cの肉厚t
2 、テーパ角θ2 、スリットの幅sは、ワークである硬
脆材料の材質および形状、必要とする穴径の大きさ等に
応じて、適宜設定することができる。
【0024】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具を用い
て穴あけ加工を行う場合、その加工方法は、特に限定さ
れるものではなく、通常の方法により行うことができ
る。例えば、一方向送りおよび主軸回転機構が装備され
ている加工機に装着して、穴あけ加工を行うことができ
る。
【0025】例えば、本発明に係る硬脆材料用穴あけ工
具として、図4に示したような砥石5にテーパ部5bが
形成されている穴あけ工具を用いて、直径200mm以
上の大口径の石英ガラス製パイプの側面に穴あけ加工を
行う場合、穴径は、直径3mm以上100mm以下であ
ることが好ましい。より好ましくは、直径10mm以上
40mm以下である。砥石5におけるテーパ部5bのテ
ーパ角θ2 は、12°以上15°以下であることが好ま
しく、また、加工抵抗をより小さくする点から、砥石5
の小径部5cの肉厚t2 は、1.0mm以下であること
が好ましい。また、砥石5において、砥粒にはダイヤモ
ンドを使用し、その粒度は#150以上#230以下で
あることが好ましい。砥石5における結合材には、メタ
ルボンドを使用する。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきさらに具体的
に説明するが、本発明は下記の実施例により制限される
ものではない。 [実施例]図4に示したような、ストレートシャンク
(シャンク本体)1と、このストレートシャンク1の先
端部に、テーパ部5bが形成されている砥石5が設けら
れている穴あけ工具において、まず、前記ストレートシ
ャンク1を一方向送りおよび主軸回転機構が装備されて
いる加工機の回転軸(スピンドル)に装着した。これを
回転させ、直径300mm、肉厚8mmの石英ガラス製
パイプの側面に垂直に接近させ、深さ約2mmまで切り
込んだ後、前記穴あけ工具をジャンプアップさせて、石
英ガラス製パイプから離した。この操作を4回繰り返
し、穴を貫通させた。さらに、砥石5の大径部5aまで
挿入し、必要とする大きさの穴径まで拡張する最終加工
を行った。
【0027】[比較例]従来の穴あけ工具である図6に
示したようなコア型ストレートタイプおよびコア型スリ
ットタイプのものを用いて、実施例と同様に穴あけ加工
を行った。
【0028】ワークである石英ガラス製パイプには当て
板を設けることが困難であったため、比較例において
は、いずれの場合も、穴の貫通の際に抜け・カケが生じ
た。これに対して、実施例においては、抜け・カケを生
じることなく、必要とする穴径の穴加工を行うことがで
きた。
【0029】上記実施形態においては、本発明に係る硬
脆材料用穴あけ工具について、個別に説明したが、上記
穴あけ工具の先端部の砥石の各種形状は、2またはそれ
以上を任意に組み合わせてもよい。例えば、円筒状の砥
石の先端が、連続した山切り形状に形成され、かつ、そ
の砥石には複数の孔が設けられ、かつ、その砥石の先端
には複数の凹部が設けられているもの、あるいはまた、
円筒状の砥石の先端が肉薄であり、かつ、その砥石の先
端部において、その外周面が先端に向けて先細となるよ
うにテーパ部が形成され、かつ、その砥石に設けられた
孔およびその砥石の先端に設けられた凹部に摩耗性材料
が充填されているもの等を挙げることができる。これに
より、より良好な加工状態で穴あけ加工を行うことがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る硬脆材料用
穴あけ工具を用いることにより、硬脆材料からなるワー
クの穴あけ加工において、ワーク貫通の際に生じる抜け
・カケを防止することができる。また、板状のワークの
みならず、パイプ状または曲面状等の裏面に当て板を設
けることが困難である形状のワークに対しても、穴あけ
加工の際の抜け・カケを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の第1の実
施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の第2の実
施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の第3の実
施形態を示す斜視図である。
【図4】(a)本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の第
4の実施形態を示す側面図である。 (b)前記実施形態を示す上面図である。
【図5】本発明に係る硬脆材料用穴あけ工具の第5の実
施形態を示す上面図である。
【図6】従来のコア型ストレートタイプの穴あけ工具の
斜視図である。
【図7】従来の穴あけ工具を用いて穴あけ加工を行った
場合の概念図である。
【符号の説明】
1 シャンク本体 2、3、4、5、10 砥石 2a、4a 砥石先端 3a 孔 3b 凹部 4b、5b テーパ部 5a 大径部 5c 小径部 5d、10a 空洞部 6 スリット 11 板材 12 抜け・カケ
フロントページの続き (72)発明者 川村 孝文 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内 Fターム(参考) 3C063 AA02 AB05 BA02 BA22 BA24 BB01 BB02 BC02 BG10 CC12 EE15 EE20 FF06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャンク本体と、前記シャンク本体の先
    端部に設けられた円筒状の砥石とからなり、 前記砥石の先端が、連続した山切り形状に形成されてい
    ることを特徴とする硬脆材料用穴あけ工具。
  2. 【請求項2】 シャンク本体と、前記シャンク本体の先
    端部に設けられた円筒状の砥石とからなり、 前記砥石には複数の孔が設けられ、かつ、前記砥石の先
    端には複数の凹部が設けられていることを特徴とする硬
    脆材料用穴あけ工具。
  3. 【請求項3】 前記砥石に設けられた孔および前記砥石
    の先端に設けられた凹部のうち少なくとも砥石に設けら
    れた孔に摩耗性材料が充填されていることを特徴とする
    請求項2記載の硬脆材料用穴あけ工具。
  4. 【請求項4】 シャンク本体と、前記シャンク本体の先
    端部に設けられた円筒状の砥石とからなり、 前記砥石の先端が肉薄であり、かつ、前記砥石の先端部
    において、その外周面が先端に向けて先細となるように
    テーパ部が形成されていることを特徴とする硬脆材料用
    穴あけ工具。
  5. 【請求項5】 シャンク本体と、前記シャンク本体の先
    端部に設けられた砥石とからなり、 前記砥石は、前記シャンク本体に取り付けられる大径部
    と、前記大径部に連続して、先端に向けて先細となるよ
    うに形成されたテーパ部と、前記テーパ部に連続して、
    肉薄に形成された小径部とを備えているとともに、前記
    砥石の中心部には断面が円形である空洞部が形成されて
    いることを特徴とする硬脆材料用穴あけ工具。
  6. 【請求項6】 前記砥石の軸方向に1または複数のスリ
    ットを有することを特徴とする請求項5記載の硬脆材料
    用穴あけ工具。
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