JP2003062184A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003062184A
JP2003062184A JP2001251989A JP2001251989A JP2003062184A JP 2003062184 A JP2003062184 A JP 2003062184A JP 2001251989 A JP2001251989 A JP 2001251989A JP 2001251989 A JP2001251989 A JP 2001251989A JP 2003062184 A JP2003062184 A JP 2003062184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
game
sound
melody
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001251989A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kishi
勇夫 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruhon Industry Co Ltd filed Critical Maruhon Industry Co Ltd
Priority to JP2001251989A priority Critical patent/JP2003062184A/ja
Publication of JP2003062184A publication Critical patent/JP2003062184A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】報知効果及び装飾効果の高い音及び光演出を行
い得る構成を備えたパチンコ遊技機等の遊技機を提供す
る。 【解決手段】遊遊技領域周囲に連設された複数の点灯具
30を備える表面電飾装置31を遊技機前面に配設し、
スピーカ50a,50bから出力される効果音の旋律進
行に伴い、所定の点灯具30を発光するようにしたか
ら、遊技の進行に伴って出力される効果音に対応して各
点灯具30が所要の発光動作を行うこととなって、遊技
者は、スピーカからの効果音による聴覚を通した情報伝
達だけではなく、該効果音に対応した点灯具30の点
灯、点滅作動による視覚を通した情報伝達を受け、この
ため遊技場内で種々の効果音が鳴り響いていても、容易
に自分の遊技機からの効果音を判別することができ、遊
技の進行状況を確実に知得することができる。また、音
と光の協働演出により、遊技者の高揚感が刺激され、遊
技に対する興趣を向上させ得ることとなる。すなわち報
知効果及び装飾効果が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾機能や遊技状
況に応じた報知機能を有する電飾装置を具備するパチン
コ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ遊技機表面には、コー
ナー飾り、サイド飾り、枠飾り等の装飾部材や、ランプ
や発光ダイオードLED等の点灯具からなる電飾装置が
配設されている。このような装飾部材や電飾部材によ
り、パチンコ遊技機のイメージを明るく、親しみ易いも
のとなるようにしている。中でも電飾装置は、遊技球が
入賞口や始動口へ挿入した場合や、所定の当り及びリー
チ状態等になった場合にその遊技状態を報知する機能を
有していると共に、遊技の演出効果を高める作用を有し
ており、遊技を盛り上げるには欠かせないものとなって
いる。
【0003】一方、パチンコ遊技機にはスピーカが設け
られ、該スピーカから図柄表示装置の図柄変動または表
示態様に対応して、種々の鳴音を出力し、遊技を盛り上
げるようにしている。例えば、図柄表示装置が、通常変
動している場合には、スピーカから一定のメロディを出
力したり、リーチとなると特殊な効果音を出力したり、
または大当たりとなると、演出画面に合わせて、所定の
曲を出力する等画面の表示と共に、遊技の案内などを行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかるスピー
カは、上述したように、重要な遊技案内作動を行ってい
るものであるが、その効果音が多様化、複雑化してきて
おり、遊技機が多数列設されている遊技場内では、様々
な音が鳴り響いており、遊技者が遊技している遊技機か
ら報知されている音の判別が困難となって、リーチなど
の重要な音を遊技者が知覚しない場合もあった。
【0005】また、上述した従来の電飾装置にあって
は、遊技者の目線付近より高い位置にランプ又は発光ダ
イオードLED等が数個配設されているだけの場合が多
く、かつ、その表示態様は、点灯、点滅、消灯を繰り返
すだけの単調な作動でしかない。そのため、個々の遊技
状況に合わせて種々の表示態様を行うようにしても、そ
の遊技状況を報知する効果が充分に発揮されているとは
言い難く、遊技者の興趣を高める作用としては限界があ
った。
【0006】本発明は、かかる問題に鑑みて、報知効果
及び装飾効果の高い音及び光演出を行い得る構成を備え
たパチンコ遊技機等の遊技機を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技の進行に
伴って効果音を発生するスピーカと、遊技機前面で、遊
技領域周囲に連設された複数の点灯具からなり、スピー
カから出力される効果音の旋律進行に伴い、所定の点灯
具が発光するように制御される表面電飾装置とを備えた
遊技機である。
【0008】かかる構成にあっては、上述したパチンコ
遊技機にあって、図柄変動や、リーチ等の際に、効果音
がスピーカから出力されると共に、表面電飾装置で、そ
の効果音に対応して各点灯具が所要の発光動作を行うこ
ととなる。これにより、遊技者は、スピーカからの効果
音による聴覚を通した情報伝達だけではなく、該効果音
に対応した点灯具の点灯、点滅作動による視覚を通した
情報伝達を受けて、遊技の進行状況を確実に知得すると
共に、音と光の協働演出により、遊技者の高揚感が刺激
され、遊技に対する興趣を向上させ得ることとなる。
【0009】ここで、点灯具の発光形態として、スピー
カから出力される音の高さを、表面電飾装置の所定の点
灯具に夫々割り当てて、効果音の旋律進行に伴い、点灯
具の発光又は消光位置を変遷させるように制御した構成
が提案される。これにより、点灯具が、音程の指標機能
を備え、効果音がメロディーの場合には、該メロディー
に従った光演出が実行され、興趣あるものとなる。
【0010】点灯具の発光形態として、スピーカから出
力される音の高さを、表面電飾装置の点灯具の所定点灯
数に夫々割り当てて、効果音の旋律進行に伴い、点灯具
の点灯数を変遷させるように制御した構成も提案され
る。これにより音の昇降感を点灯数の増減により視覚を
通じて明瞭に知得できる。ここで、その点灯数を、音の
高さに対応して増加させるようにし、かつ点灯形態を連
続させるようにした場合には、音の高さに従って、連続
点灯列が伸縮することとなり、興趣あふれるものとな
る。
【0011】また、表面電飾装置の点灯具の点灯態様を
複数設定し、各点灯具に、その点灯態様数に対応して複
数の音を夫々割り当て、効果音の旋律進行に伴い、各点
灯具が所定点灯態様で、順次点灯するように制御しても
よい。この点灯態様としては、点灯、点滅など、他の点
灯具に対して区別化できる点灯態様であればよい。
【0012】さらにまた、表面電飾装置の点灯具が、複
数種類の色要素で発光するものであり、各点灯具に、該
点灯色に対応して複数の音を夫々割り当て、効果音の旋
律進行に伴い、各点灯具が所定点灯色で、順次点灯する
ように制御した構成も提案される。
【0013】この点灯具としては、複数の色(赤、青、
黄、オレンジ等)を選択的に発光し得るカラーLED等
が用いられる。そして、例えばこの色彩により音階を表
示することができる。すなわち、赤色を基準音階とし、
青色を一オクターブ上の音階とし、黄色を一オクターブ
下の音階とするなど、各色に所定の音階を割り当てるこ
とにより、可及的に少ない点灯具によって、幅広い音程
に対応できる。
【0014】表面電飾装置が、遊技領域周囲に配設され
た、多数の点灯具が列設されてなる複数の点灯具列から
なり、各点灯具列を、夫々、スピーカから出力される効
果音の旋律進行に伴い、所定の点灯具が発光するように
制御した構成も提案される。すなわち、例えば左右で二
群の点灯具列を配設し、夫々で点灯動作を行う。この場
合に、その両点灯具列は、全く同じ点灯作動を実行する
ものとしても良いが、スピーカから和音を含む効果音が
流れるような場合には、一方の点灯具列で主旋律を点灯
表示し、他方の点灯具列で副旋律を点灯表示するなど、
その点灯表示機能を別異なものとしても良い。このよう
に、パチンコ遊技機に対し左右で夫々対称な光演出を行
う等の、点灯具列の位置設定による特異な電飾効果が期
待されるだけでなく、異なる光演出を行うこともできる
ため、遊技の趣向性が一層向上する。
【0015】上述のような本発明の表面電飾装置にあっ
ては、その光演出態様が多様かつ、変化に富んだ様々な
パターンを有するものとなるから、遊技を盛り上げる効
果が一層向上し、効果音と共に、遊技者を遊技に熱中さ
せることができる。これらの構成は、パチンコ遊技機だ
けでなく、表面に遊技領域が臨む種々の遊技機にも適応
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明をいわゆる第一種パチンコ
遊技機に適用した実施例を説明する。図1はパチンコ遊
技機1の正面図である。ここでパチンコ遊技機1は、遊
技盤2の前面に、遊技盤2の遊技領域を臨む開口にガラ
ス板(図示せず)が嵌着された表面カバー3と、この表
面カバー3の下方位置に、上部球受皿41が突設された
上皿パネル43とが夫々開閉可能に軸着されて設けられ
ている。また、上皿パネル43の下方位置には下皿パネ
ル44が設けられ、この下皿パネル44には下部球受皿
42と、下部球受皿42の右側方に発射ハンドル40と
が配設されている。
【0017】パチンコ遊技機1の左側部にはプリペイド
式のプリペイドカードユニット(図示せず)が付設され
ており、該プリペイドカードユニットにプリペイドカー
ドを挿入した状態で、所定のボタン操作を介して遊技球
の借り受け操作を行うことにより、借り受け希望額に相
当する数の遊技球が、上部球受皿41の球出口から貸し
出される。この遊技球は上部球受皿41と連通する球誘
導路を通じて発射位置へ誘導される(図示せず)。そし
て、発射ハンドル40の回動操作によって遊技盤面に打
ち出される上部球受皿41の遊技球が、遊技盤2の入賞
口に入賞すると所定数の賞球が払い出される。この払い
出された賞球は上部球受皿41の球出口から排出され
る。尚、上部球受皿41が満杯になるとパチンコ遊技機
1の裏面に配設されている図示しない振り分け通路を遊
技球が流下して下部球受皿42の球出口から排出され、
該下部球受皿42内に貯留されるようになっている。
【0018】ここで図1のパチンコ遊技機1には、後述
するように、本発明の要部である表面電飾装置31が、
表面カバー3の遊技盤2の周囲に複数の点灯具30が連
設されて構成される。
【0019】図2は遊技盤2の正面図であって、そし
て、その内側レール内の中央に配設されたセンターケー
ス7内に液晶表示器、ドット表示器、CRT表示器等か
らなる動画を表現可能な図柄表示装置6が設けられる。
この図柄表示装置6の図柄表示領域Fには三つの特別図
柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,C
は、それぞれ「0」〜「9」の10の数字からなる図柄
列により構成されている。
【0020】センターケース7の上部には、その中央に
三個の発光ダイオードLEDを内部に備えた普通図柄表
示装置10が配設され、この三個の発光ダイオードLE
Dは順次点滅して、種々の組合せの点灯態様を表示す
る。そして、この点灯態様が所定の当り態様の場合に
は、普通電動役物15を開放する。また、この普通図柄
表示装置10の両側には二個づつ計四個のパイロットラ
ンプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けら
れ、後述の普通図柄始動スイッチS2(図3参照)から
の遊技球検出信号が、所定数を上限として主制御基板6
0(図3参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶され
た場合に、その記憶数を表示する。
【0021】一方、センターケース7の両側には、普通
図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設け
られ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13,
13に内蔵された普通始動スイッチS2から遊技球検出
信号が発生すると、普通図柄表示装置10を変動し、所
定の図柄態様で停止表示する。
【0022】また、センターケース7の下部には四個の
パイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置
8が設けられ、後述する主制御基板60(図3参照)の
記憶装置RAMの一部領域に記憶された特別図柄始動記
憶数を表示する。
【0023】また、図柄表示装置6の直下位置には、内
部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片により始動
領域(入賞口兼用)の開放度を変化させるようにした普
通電動役物15が配設されている。そして普通図柄表示
装置10が所定の当り図柄態様を表出した場合に、開閉
翼片が約0.5秒拡開して、特別図柄始動領域14の開
放度を拡開させて遊技球が入り易い状態とする。普通電
動役物15内には特別図柄始動スイッチS1(図3参
照)が備えられ、遊技球の通過に伴って図柄表示装置6
の特別図柄A,B,Cが変動表示する。
【0024】普通電動役物15のさらに下方には、内部
に特定領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設さ
れ、開閉片24を大入賞口開放ソレノイド(図3参照)
により開閉制御することで大入賞口23を開放状態と閉
鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配設さ
れている。そして、図柄表示装置6の特別図柄A,B,
Cが所定の当り図柄態様を表出すると、開閉片24が開
いて、その開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生
じ、大入賞口23へ遊技球を案内する。そして、特定領
域に遊技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能とな
り、連続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供さ
れる一連の特別遊技作動を実行する。この可変入賞装置
22の内部には、図3で示すように、特定領域に入った
遊技球を検知する特定領域スイッチS3と、大当り中の
入賞個数を計数するカウントスイッチS4とが設けられ
ている。ここで特定領域スイッチS3にも、特定領域に
入った遊技球を計数するカウントスイッチとしての機能
が備えられている。
【0025】図3は、本発明にかかるパチンコ遊技機の
遊技作動を制御する制御回路を示すものである。主制御
基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を統括的に
制御するための基板回路が設けられている。この基板回
路上には主制御用中央制御装置CPUと、該主制御用中
央制御装置CPUにデータを読み書きするアドレスを指
定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)
及びデータのやり取りを行なうデータバス(図示せず)
を介して接続される、演算処理に用いる動作プログラム
を格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み
書き可能な記憶装置RAMとが配設されている。この記
憶装置ROMには、制御プログラム、乱数テーブル等の
固定データが記憶されている。乱数テーブルには大当り
特別乱数K、大当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,
Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ
態様乱数Q、普通当り乱数U、当り普通図柄乱数V等が
格納されており、所定の要件が充足されると主制御用中
央制御装置CPUにて各乱数の抽選が行われる。また、
記憶装置RAMには、特別図柄始動スイッチS1 、普通
図柄始動スイッチS2 のON作動による記憶数等が一時
的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマを構成するレ
ジスタ領域及びワークエリア等が設けられている。
【0026】この主制御基板60の基板回路には、所定
のクロックパルスを出力するクロック装置(図示せず)
が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されて
いる。そして主制御用中央制御装置CPUは一定間隔の
クロックパルスによって、時系列的に演算処理を行い、
一連の処理作動を順次実行する。
【0027】また、この主制御基板60の基板回路に
は、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通
信を行う入力ポート(図示せず)及び出力ポート(図示
せず)が設けられており、該出力ポートを介して主制御
基板60からの制御指令が、図柄表示制御基板62、音
源制御基板63、光源制御基板64、及び払出制御基板
65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように
接続されている。また、主制御基板60の入力ポートに
は盤面中継基板61を介して上述した特別図柄始動スイ
ッチS1、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッ
チS3、カウントスイッチS4が接続され、主制御基板6
0が2ms毎に各スイッチS1〜4の遊技球検出状態を調
べ、遊技球検出があるとその信号が波形整形回路により
波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力さ
れ、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制
御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介し
て普通電動役物15のソレノイドや、大入賞口23のソ
レノイド等が接続され、主制御用中央制御装置CPUが
所定の条件を選出した場合に作動される。
【0028】ここで主制御用中央制御装置CPU及び後
述する各制御基板に設置されている各中央制御装置CP
Uは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(AL
U)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力する
データや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命
令を解読するデコーダ等によって構成されている。な
お、該演算ユニットの連成数によって、中央制御装置C
PUの演算処理能力が決まる。そして、この主制御用中
央制御装置CPUは、所定の形式で生成した制御指令信
号を各制御基板に夫々送信し、各制御基板の中央制御装
置CPUが該制御指令信号に従って所定の制御を処理実
行することとなる。
【0029】上記の図柄表示制御基板62には、図柄表
示装置6の図柄表示領域F上で表出される図柄表示態様
を制御するための基板回路が設けられている。この基板
回路は、図柄表示態様を制御処理する図柄制御用中央制
御装置CPUに、演出プログラムや図柄表示パターン等
の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要
なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポー
ト及び出力ポートとが接続されて構成されている。そし
て、主制御基板60からの制御指令信号を入力ポートを
介して受信すると、図柄制御用中央制御装置CPUにお
いて演算処理し、所定の図柄表示態様を演出する図柄デ
ータを、出力ポートを介して表示用ドライバに送信し、
図柄表示装置6の図柄表示領域Fに所定の図柄を表出さ
せる。
【0030】上記の音源制御基板63には、本発明の要
部に係るスピーカ50a,50bから発生する効果音等
を制御するための基板回路が設けられている。この基板
回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPU
に、動作プログラムや、図柄変動やリーチ、大当り時に
発生する効果音を出力するための音響発生パターン等の
固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要な
データを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及
び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源
制御基板63は、上記の主制御基板60より入力ポート
を介して受信した制御指令信号を音源制御用中央制御装
置CPUで演算処理し、サウンドジェネレータを介して
スピーカ50a,50bから、図柄変動やリーチ、大当
り時等に、所定の効果音を出力する。而して、遊技の進
行に対応してスピーカ50a,50bから効果音を発生
する効果音出力制御手段が、音源制御基板63、音源制
御用中央制御装置CPU、記憶装置ROM等により構成
される。
【0031】上記の光源制御基板64には、パチンコ遊
技機に備えられた発光ダイオードLEDや装飾ランプと
いった点灯具30を作動制御させることにより表面電飾
装置31を光演出させるための基板回路が設けられてい
る。この基板回路は、光演出態様を制御処理する光源制
御用中央制御基板CPUと、演出プログラムが格納され
ている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする
記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続
されて構成されている。この記憶装置ROMには、動作
プログラム及び、本発明にかかる表面電飾装置31の点
灯具30を作動させるための発光パターン、当り光演出
パターン、リーチ光演出パターン、光移動演出パターン
等の光演出態様を行う固定データも記憶されている。こ
れらのパターンは、上述したスピーカ50a,50bか
らの効果音と同期し、かつ効果音の旋律進行に伴い、所
定の点灯具30が点灯する出力パターンからなるもので
ある。この光源制御基板64は、光源制御用中央制御装
置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポートを介
して受信した制御指令信号を演算処理し、所定の光デー
タを出力ポートを介して、発光ダイオードLEDや装飾
ランプ等の点灯具30を作動させるドライバを配した光
源作動基板に送信する。そして、光源作動基板はこの光
データに従って点灯具30を点灯、点滅、消灯作動させ
ることにより、表面電飾装置31で所定の光演出態様を
実行させる。而して、表面電飾装置31の点灯制御を行
う点灯制御手段が光源制御基板64、光源制御用中央制
御装置CPU、記憶装置ROM等により構成されること
となる。
【0032】上記の払出制御基板65には、遊技球の貸
球や賞球等を制御するための基板回路が設けられてい
る。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の
各種ソレノイドを作動させて、所定の貸球や賞球の供給
を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プロ
グラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが記
憶されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等
の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力
ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。
この払出制御基板65は、主制御基板60から受信した
制御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで
演算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払出中
継基板に送信し、該データにより貸球ユニットや賞球ユ
ニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球
の払い出しを実行する。また、払出制御基板65は、遊
技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き
込みを行うプリペイドカードユニットと、該プリペイド
カードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接
続され、遊技球の残球等のデータをやりとりする。
【0033】次にこの制御態様をパチンコ遊技機の作動
に従って説明する。遊技球が発射装置より遊技盤2に発
射され、該遊技球が特別図柄始動領域14を通過し、特
別図柄始動スイッチS1がON作動すると、該信号を盤
面中継基板61を介して主制御基板60が認識する。か
かる信号により、主制御用中央制御装置CPUは、記憶
装置ROMに記憶されている大当り特別乱数K、大当り
図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、リーチ
乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ態様乱数Q等の各図
柄乱数を選出し、各選出値を一旦、記憶装置RAMに格
納する。さらには、特別図柄始動スイッチS1のON信
号に基づき、主制御用中央制御装置CPUで演算処理し
て賞球指令信号を払出制御基板65に発信する。
【0034】主制御基板60から賞球指令信号を受信し
た払出制御基板65は、記憶装置ROMや記憶装置RA
Mの記憶データを用いて払出制御用中央制御装置CPU
にて演算処理を行い、その結果に従って賞球ユニットの
ソレノイドを作動させて所定数量の賞球を払い出す。
【0035】尚、遊技球が特別図柄始動領域14に連続
的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS1によ
る遊技球検出が主制御基板60の記憶装置RAMに記憶
され、その記憶に基づいて上述したように特別図柄始動
記憶数表示装置8の発光ダイオードLEDが順次点灯
し、最高四回まで保留される。この発光ダイオードLE
Dは図柄が変動する都度、消灯されて、記憶数が減少す
る。なお、始動記憶数が満杯(四個)となっている場合
には、特別図柄始動領域14を遊技球が通過しても無効
となる。
【0036】そして、特別図柄始動スイッチS1のON
作動もしくは、主制御基板60の記憶装置RAMに記憶
されている始動記憶数の消化により図柄変動が開始され
ると、主制御用中央制御装置CPUは、選出された大当
り特別乱数Kを判定し、大当り図柄乱数L、ハズレ図柄
乱数Ma ,Mb ,Mc のいずれかを有効とすると共に、
リーチ乱数Nの選定内容に従ってリーチとするかどうか
を判定する。
【0037】ここで、上述の大当り特別乱数Kが大当り
を選出した場合、大当り図柄乱数Lと、リーチ態様乱数
Qを有効とし、主制御基板60は、図柄表示制御基板6
2に所定の制御指令信号を伝達すると共に、光源制御基
板64に所定の光演出を実行するための制御指令信号を
送信する。そして、図柄表示制御基板62が大当り図柄
乱数Lに従い特別図柄をA=Bで停止し、リーチ態様乱
数Qに従いリーチ作動を実行すると共に、光源制御基板
64が所定のリーチ光演出態様を表面電飾装置31で実
行する。その後、所定の大当り図柄態様の特別図柄A,
B,Cで確定表示すると共に、所定の当り光演出態様を
表面電飾装置31で実行する。また、音源制御基板63
によりスピーカ50a,50bから所定の効果音を発生
させる。
【0038】さらに、主制御基板60は、盤面中継基板
61を介して大入賞口ソレノイドを駆動して、大入賞口
23を開放する。そして、大入賞口23に遊技球が流入
され、該大入賞口23内の特定領域スイッチS3やカウ
ントスイッチS4がON作動されると、その信号を盤面
中継基板61を介して主制御基板60が確認し、必要に
応じて、図柄表示制御基板62や払出制御基板65に制
御指令を発信して一連の特別遊技作動が実行される。
【0039】一方、大当り特別乱数Kが大当りを選出し
ない場合には、上述のハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc
からなる制御指令を主制御基板60から図柄表示制御基
板62に発信し、該図柄表示制御基板62は該制御指令
に従って、特別図柄A,B,Cをハズレ表示する。ここ
で、ハズレ図柄乱数が大当り図柄を選出していた場合に
は、再びハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcを選出して、
ハズレ図柄態様とする。また、リーチ乱数Nによりリー
チ作動を実行する場合にあっては、特別図柄A=Bを一
旦表示し、リーチ態様乱数Qにより選定された、所定の
リーチ変動態様によるリーチ作動を発生させるようにし
た後、ハズレ図柄態様とすることもでき得る。
【0040】次に本発明の要部に係る表面電飾装置31
の作動態様につき説明する。本発明にあっては、上述し
たように、パチンコ遊技機1の前面で、遊技領域を囲繞
するようにして、発光ダイオードLEDやランプ等から
なる点灯具30を連続的に配設した表面電飾装置31が
設けられている。そして、主制御基板60から送信され
た光演出制御指令信号に従って、光源制御基板64が光
源作動基板を介して、所定の光演出態様を実行するよう
に点灯具30が夫々点灯、点滅、消灯等の点灯作動を実
行する。この点灯態様は、スピーカ50a,50bから
出力される効果音と同期し、かつその効果音の旋律進行
に伴い、所定の点灯具30が点灯することとなるもので
ある。
【0041】かかる表面電飾装置31の一例を図1に従
って説明する。この形態例にあっては、図1のように、
表面カバー3の遊技盤2の周囲に、複数の点灯具30が
両側と、スピーカ50a,50b間の上部に複数列設さ
れている。そして、その中心線から、左右で、夫々灯具
列32L、32Rが構成されている。このように遊技盤
2の遊技領域が、点灯具30に囲繞されることとなる。
そして、この複数の点灯具30によって、該遊技領域が
区画状に電飾されることとなり、この表面電飾装置31
は環状の光演出態様を実行することとなって遊技領域が
他の領域と異なる重要性を浮かび上がることとる。尚、
各図は、点灯具30がパチンコ遊技機1の前面に表出し
ている状態を示しているが、この点灯具30の前面に透
明又は半透明のカバーを配設するようにしても良い。
【0042】表面電飾装置31の光演出態様は、スピー
カ50a,50bから図柄変動や、リーチ等の際に、出
力される効果音と同期しかつ該効果音を補完するもので
あって、スピーカ50a,50bからの出力音と所定の
関係となる発光形態で発光動作を行う。これにより、遊
技者は、スピーカ50a,50bからの効果音による聴
覚を通した情報伝達だけではなく、該効果音に対応した
点灯具の点灯、点滅作動による視覚を通した情報伝達を
受けて、遊技の進行状況を確実に知得すると共に、音と
光の協働演出により、遊技者の高揚感を刺激し、遊技に
対する興趣を向上させ得る。かかる発光形態例を説明す
る。
【0043】発光形態例1;点灯具の発光形態として、
スピーカ50a,50bから出力される音の高さを、表
面電飾装置31の所定の点灯具30に夫々割り当てて、
効果音の旋律進行に伴い、点灯具30の発光又は消光位
置を変遷させるようにした構成が提案される。
【0044】ここで、図1は、ドレミファソラシドに対
応して、左の灯具列32Lでは、各30に、音階C
(ド),D(レ),E(ミ),F(ファ),G(ソ),
A(ラ),H(シ),C’D’E’F’G’A’H’
(「’」は一オクターブ上の音程を示す)が割り当てら
れ、右の灯具列32Rでは、各点灯具30に、音階c,
d,e,f,g,a,h,c’,d’,e’,f’,
g’,a’,h’が割り当てられる。これにより、点灯
具30が、音程の指標機能を備え、効果音がメロディー
の場合には、該メロディーに従った光演出が実行され、
興趣あるものとなる。
【0045】発光形態例2;点灯具30の発光形態とし
て、スピーカから出力される音の高さを、表面電飾装置
31の所定の点灯具30の点灯数に夫々割り当てて、効
果音の旋律進行に伴い、点灯具30の点灯数を変遷させ
るようにした構成も提案される。
【0046】その一例として、その点灯数を、音の高さ
に対応して増加させるようにし、かつ点灯形態を連続さ
せる。この場合には、音の昇降感を点灯数の増減により
視覚を通じて明瞭に知得できるとともに、音の高さに従
って、連続点灯列が伸縮することとなり、興趣あふれる
ものとなる。図4は、かかる形態例を示し、例えば音程
ソ(G,(g))の音の場合には、それよりも低い音程
のC,D,E,F(c,d,e,f)も点灯するようにして
いる。
【0047】発光形態例3;表面電飾装置31の点灯具
30の点灯態様を複数設定し、点灯具30に、該点灯態
様に対応して、複数の音を割り当て、効果音の旋律進行
に伴い、各点灯具を所定点灯態様で、順次点灯するよう
にしてもよい。この点灯態様としては、点灯、点滅な
ど、他の点灯具30に対して区別化できる点灯態様であ
ればよい。
【0048】例えば、図5で示すように、点灯具30の
数が少ない表面電飾装置31を備えた構成にあっては、
一オクターブの音程しか、表現することができない。そ
こで、点灯具30の点灯態様を単に点灯するだけではな
く、点滅する点灯態様とすれば、一オクターブ上の音を
表現する場合には、当該点灯具30を点滅させる等の表
現形態により、表現の幅を広げることが可能となる。こ
のように、点灯態様も表現要素となって、光表現の幅が
広がり、少ない点灯具によっても効果音の旋律進行を補
完することができる。
【0049】発光形態例4;表面電飾装置31の点灯具
30が、複数種類の色要素を発光するものであり、点灯
具30に、該点灯色に対応して、複数の音を割り当て、
効果音の旋律進行に伴い、各点灯具30を所定点灯色
で、順次点灯するようにした構成も提案される。
【0050】この点灯具30としては、複数の色(赤、
青、黄、オレンジ等)を選択的に発光し得るカラーLE
D等が用いられる。そして、例えばこの色彩により音階
を表示することができる。すなわち、赤色を基準音階と
し、青色を一オクターブ上の音階とし、黄色を一オクタ
ーブ下の音階とするなど、各色に所定の音階を割り当て
ることにより、可及的に少ない点灯具30によって、幅
広い音程に対応できる。例えば図1にあっては、2オク
ターブに対応する14個の点灯具30を左右に設けてな
るが、色彩を変えることにより、4オクターブの表示が
可能となる。すなわち、点灯具30を半減させても、色
彩の種類を二種類とすることにより、同じ2オクターブ
の表示が可能となる。このように、色彩の種類を増やす
ことにより、図5で示すように、点灯具30を左右で半
減させることができる。
【0051】さらには、各音階は7音に対応するもので
あるが、半音階を表示するために、その色彩変化を用い
ても良い。例えば、C(ド)をそのまま赤色とし、C#
(#ド)を表示する場合には、Cの点灯具30を、青色
で点灯する。
【0052】このように、かかる構成にあっては点灯具
の色彩も表現要素となって、光表現の幅が広がり、少な
い点灯具によっても効果音の旋律進行を補完することが
できる。
【0053】発光形態例5;ここで上述の構成にあっ
て、パチンコ遊技機の左右で略対称となるように、左右
の点灯具列32L、32Rを配設し、夫々スピーカ50
a,50bから出力される効果音の旋律進行に伴い、所
定の点灯具を発光させるようにしている。この場合に、
同一の点灯動作を行うようにして、左右対称の電飾効果
をもたらして、その電飾を迫力あるものとしている。
【0054】一方、左右の点灯具列32L、32Rの点
灯形態を異ならせても良い。例えば、スピーカから和音
を含む効果音が流れるような場合には、一方の点灯具列
32Lで主旋律を点灯表示し、他方の点灯具列32Rで
副旋律を点灯表示するなど、その点灯表示機能を別異な
ものとしても良い。または左右のスピーカ50a,50
bからの出力音が異なる場合に、左のスピーカ50aの
旋律進行に従って点灯具列32Lを点灯作動させ、右の
スピーカ50bの旋律進行に従って点灯具列32Rを点
灯作動させるようにする。このように、左右に点灯具列
32L、32Rを配設することにより、左右対称の光演
出を行うことができると共に、左右で夫々、異なる光演
出を行うこともできるため、遊技の趣向性が一層向上す
る。
【0055】上述のような本発明の表面電飾装置にあっ
ては、その光演出態様が多様かつ、変化に富んだ様々な
パターンを有するものとなるから、遊技を盛り上げる効
果が一層向上し、効果音と共に、遊技者を遊技に熱中さ
せることができる。
【0056】この表面電飾装置31の光演出態様とし
て、スピーカ50a,50bから、効果音が発生しない
場合にあっても、点灯具30を所定のパターンで点灯し
て光り演出を行うことにより、装飾効果を高めることが
できる。
【0057】本発明としては、上述の実施例に限定され
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて、様々な形態で実施しうるのものである。また、本
発明はいわゆる第一種パチンコ機だけでなく第二種パチ
ンコ遊技機、第三種パチンコ機等、所定の構成を具備す
る他の機種にも適用され得る。さらには、パチンコ遊技
機以外の遊技機で、表面に遊技領域を備えるものであれ
ば、本発明は適用可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明は、上述したように、遊技領域周
囲に連設された複数の点灯具を備える表面電飾装置を遊
技機前面に配設し、スピーカから出力される効果音の旋
律進行に伴い、所定の点灯具を発光するようにした(請
求項1)から、遊技の進行に伴って出力される効果音に
対応して各点灯具が所要の発光動作を行うこととなっ
て、遊技者は、スピーカからの効果音による聴覚を通し
た情報伝達だけではなく、該効果音に対応した点灯具の
点灯、点滅作動による視覚を通した情報伝達を受け、こ
のため遊技場内で種々の効果音が鳴り響いていても、容
易に自分の遊技機からの効果音を判別することができ、
遊技の進行状況を確実に知得することができる。また、
音と光の協働演出により、遊技者の高揚感が刺激され、
遊技に対する興趣を向上させ得ることとなる。すなわち
報知効果及び装飾効果が高い。
【0059】ここで、点灯具の発光形態として、スピー
カから出力される音の高さを、表面電飾装置の所定の点
灯具に夫々割り当てた構成(請求項2)にあっては、点
灯具が、音程の指標機能を備え、効果音がメロディーの
場合には、該メロディーに従った光演出が実行され、興
趣あるものとなる。
【0060】点灯具の発光形態として、スピーカから出
力される音の高さを、表面電飾装置の点灯具の所定点灯
数に夫々割り当てた構成(請求項3)にあっては、その
点灯数により、音の昇降感を点灯数の増減により視覚を
通じて明瞭に知得できる。また、音の高さに対応して増
加させるようにし、かつ点灯形態を連続させるようにし
た場合には、音の高さに従って、連続点灯列が伸縮する
こととなり、興趣あふれるものとなる。
【0061】また、表面電飾装置の点灯具の点灯態様を
複数設定し、各点灯具に、その点灯態様数に対応して複
数の音を夫々割り当てた構成(請求項4)にあっては、
点灯態様も表現要素となって、光表現の幅が広がり、少
ない点灯具によっても効果音の旋律進行を補完すること
ができる。
【0062】さらにまた、表面電飾装置の点灯具が、複
数種類の色要素で発光するものであり、各点灯具に、該
点灯色に対応して複数の音を夫々割り当てた構成(請求
項5)にあっては、点灯具の色彩も表現要素となって、
光表現の幅が広がり、少ない点灯具によっても効果音の
旋律進行を補完することができる。
【0063】多数の点灯具が列設されてなる複数の点灯
具列を備えた構成(請求項6)にあっては、パチンコ遊
技機に対し左右で夫々対称な光演出を行う等の、点灯具
列の位置設定による特異な電飾効果が期待されるだけで
なく、夫々が異なった点灯表現を行うことにより異なる
光演出を行うこともできるため、遊技の趣向性が一層向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機1の正面図である。
【図2】遊技盤2の正面図である。
【図3】遊技を制御する制御回路を示すブロック回路図
である。
【図4】他の点灯態様を示すパチンコ遊技機1の正面図
である。
【図5】点灯具30の配列が異なる変形例のパチンコ遊
技機1の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤 30 点灯具 31 表面電飾装置 32L,32R 灯具列 33 上張出灯具列 50a,50b スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技の進行に伴って効果音を発生するスピ
    ーカと、 遊技機前面で、遊技領域周囲に連設された複数の点灯具
    からなり、スピーカから出力される効果音の旋律進行に
    伴い、所定の点灯具が発光するように制御される表面電
    飾装置とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】スピーカから出力される音の高さを、表面
    電飾装置の所定の点灯具に夫々割り当てて、効果音の旋
    律進行に伴い、点灯具の発光又は消光位置が変遷するよ
    うに制御した請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】スピーカから出力される音の高さを、表面
    電飾装置の点灯具の所定点灯数に夫々割り当てて、効果
    音の旋律進行に伴い、点灯具の点灯数が変遷するように
    制御した請求項1記載の遊技機。
  4. 【請求項4】表面電飾装置の点灯具の点灯態様を複数設
    定し、各点灯具に、その点灯態様数に対応して複数の音
    を夫々割り当て、効果音の旋律進行に伴い、各点灯具が
    所定点灯態様で、順次点灯するように制御した請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】表面電飾装置の点灯具が、複数種類の色要
    素で発光するものであり、各点灯具に、該点灯色に対応
    して複数の音を夫々割り当て、効果音の旋律進行に伴
    い、各点灯具が所定点灯色で、順次点灯するように制御
    した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】表面電飾装置が、遊技領域周囲に配設され
    た、多数の点灯具が列設されてなる複数の点灯具列から
    なり、各点灯具列を、夫々、スピーカから出力される効
    果音の旋律進行に伴い、所定の点灯具が発光するように
    制御した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技
    機。
JP2001251989A 2001-08-22 2001-08-22 遊技機 Withdrawn JP2003062184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251989A JP2003062184A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001251989A JP2003062184A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003062184A true JP2003062184A (ja) 2003-03-04

Family

ID=19080538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001251989A Withdrawn JP2003062184A (ja) 2001-08-22 2001-08-22 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003062184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295553A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Aruze Corp 遊技機
KR101311475B1 (ko) * 2007-01-25 2013-09-25 삼성전자주식회사 발광 소자의 점멸을 제어하는 장치 및 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101311475B1 (ko) * 2007-01-25 2013-09-25 삼성전자주식회사 발광 소자의 점멸을 제어하는 장치 및 방법
JP2008295553A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Aruze Corp 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5347049B1 (ja) 遊技機
JP5357309B1 (ja) 遊技機
JP2014004021A (ja) 遊技機
JP2003019294A (ja) パチンコ遊技機
JP5452665B2 (ja) 遊技機
JP2003126381A (ja) パチンコ遊技機
JP5581431B2 (ja) 遊技機
JP2003070995A (ja) パチンコ遊技機
JP5491128B2 (ja) 遊技機
JP2003052956A (ja) 弾球遊技機
JP2003070996A (ja) パチンコ遊技機
JP2004135999A (ja) パチンコ遊技機
JP2003062184A (ja) 遊技機
JP5766781B2 (ja) 遊技機
JP2003070993A (ja) パチンコ遊技機
JP2005176875A (ja) 遊技機
JP2007229532A (ja) 遊技機
JP3811782B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2005130981A (ja) 遊技機
JP2004194824A (ja) パチンコ遊技機
JP5465569B2 (ja) 遊技機
JP2003071012A (ja) パチンコ遊技機
JP2005130983A (ja) 遊技機
JP2005254021A (ja) パチンコ遊技機
JP5666681B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060412

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060529