JP2003062014A - 介助者が座薬や浣腸剤を入れ易く、排便後の処理もし易いトイレ、入浴介護用車椅子 - Google Patents

介助者が座薬や浣腸剤を入れ易く、排便後の処理もし易いトイレ、入浴介護用車椅子

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JP2003062014A
JP2003062014A JP2001298500A JP2001298500A JP2003062014A JP 2003062014 A JP2003062014 A JP 2003062014A JP 2001298500 A JP2001298500 A JP 2001298500A JP 2001298500 A JP2001298500 A JP 2001298500A JP 2003062014 A JP2003062014 A JP 2003062014A
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JP
Japan
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toilet
wheelchair
bathing
patient
frame
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JP2001298500A
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English (en)
Inventor
Daisuke Mizonaga
大助 溝永
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MIZONAGA KK
Original Assignee
MIZONAGA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、自力ではトイレに移れないで、座薬や
浣腸剤が必要で、それらを自力では入れることができな
い患者は、ベット上で排便するしかなかった。また、従
来のトイレ用車椅子では座薬や浣腸剤を介助者が患者に
入れることはできず、排便後の処理もしにくかった。 【解決手段】 背当てシート13、介助フレーム15、
座面後方支持フレーム12、鉄板16、前後開放座面1
0を座面背当てフレーム14に設け、その座面背当てフ
レーム14を移動台車5に設け、後方から見易く作業し
易くする。また、足載せ台7とからなる足載せ台開閉フ
レーム4を設け足を広げトイレ20に進入できるように
して、浴室ではお尻や股間を洗い易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレまでの移動
が困難で、排便する際に座薬や浣腸剤が必要であり、そ
れらを自力ではできない、また、排便後の処理が自力で
はできない老人や身体障害者がトイレで排便でき、ま
た、介助者はこれらの介護作業がし易く、入浴時には、
お尻や股間を洗い易くしたトイレ、入浴介護用車椅子に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでは、手足が不自由で自力では座
薬や浣腸剤を入れる事ができない、また、排便後の処理
ができない老人や身体障害者が排便すにはベット上であ
ったり、トイレ用の車椅子で便器の上にセットして排便
するものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ベッ
ト上で排便するしかなかった重度の身体障害者や身体機
能が低下した老人もトイレで排便させることができ、介
護される側にとってはベット上で寝た状態で排便するの
は力が入らなかったり精神的なもので出にくく、特に体
に麻痺があり腹筋に力が入らない身体障害者にとっては
排便が出にくかった。本車椅子は、座った姿勢でトイレ
で使用できるので排便が出易い。
【0004】また、トイレ用の車椅子は、排便排尿がで
きるように、座面がO字型、またはU字型に開放されて
いたが、どちらも座面後方側が最後までが開放されてい
ないため介助者による排便後の処理がしにくく、特に座
薬や浣腸剤を入れることはできなかった。
【0005】本発明は、これらの問題点を解決したもの
で、トイレに自力では移れないで、座薬や浣腸剤も必要
な老人や身体障害者がトイレで排便でき、介助者にとっ
ては座薬や浣腸剤を入れ易く排便後の処理をし易くし、
また、入浴時に股間やお尻洗いの介護作業をし易いトイ
レ、入浴介護用車椅子を提供する事を目的にしたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動台車の座
面支持フレームに前後開放座面と背当てシートからなる
座面背当てフレームを設け、車椅子の座面後方から介助
者が患者の肛門を見やすく、手が入り易いようにして作
業し易くする。
【0007】また、前方からトイレに進入できるよう
に、足載せ台を開閉できるようにしたトイレ、入浴介護
用車椅子である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明について図面を参照しなが
ら説明すると、図面1は本発明のトイレ、入浴介護用車
椅子で、その構造は全車輪首振り自在の車輪か、前後ど
ちらかの車輪が固定式で段差を超え易くした、車輪8を
設けた車輪台フレーム1後方に車輪台支持フレーム2を
設け、その車輪台フレーム1に上方に向け座面支持フレ
ーム3を設け移動自在にした移動台車5を構成する。
【0009】その移動台車5の座面支持フレーム3には
患者18の足を開閉させる足載せ台7とからなる足載せ
台開閉フレーム4を設け図2のように開くようにしてト
イレ20に足を開き前方から図6のように進入できるよ
うにしてやる。
【0010】また、入浴時にも同じように足を開いてや
り、股間を洗い易くしてある、足載せ台開閉フレーム4
は患者18の足を無理なく違和感を与えることなく開け
るようにし、図3のように患者18の足を開いた時に、
ふらつかないよう安定させるためネジ6で、ある程度し
めつけ重みを持たしている。
【0011】そして、移動中に足が開かないよう足載せ
台開閉フレーム4をロック出来るよう開閉ロック部材9
を設けている。
【0012】足載せ台開閉フレーム4は図4、図5に示
すように足載せ台7を設け、180度回転式で閉じてい
る時には角度がまっすぐに、開いた時には斜めになるよ
うにした構造でもよい。
【0013】移動台車5の座面支持フレーム3上部には
座面背当てフレーム14を設けその背当て側は、背当て
シート13と介助フレーム15で構成され、座面側は座
面背当てフレーム14に座面後方支持フレーム12を設
け、その下方に鉄板16その上に水を吸わないクッショ
ン生のある素材でできた、前後開放座面10を設け患者
18をしっかり支えられるようにる。
【0014】また、前後開放座面10の形は図のような
ものでなく、U字型で後方が開放されているもの、V字
型で後方が大きく開放されたものなど座面後方まで開放
されたものであればよい。
【0015】このように前後開放座面10を構成して、
図7のように介助者19から患者18の肛門が見易く手
を入れ易くし、後方からの介助者19の介護作業をし易
くする。
【0016】座面支持フレーム3には患者18が安定す
るように手すり11を設け、乗り降りがしやすいよう取
り外しができるようにしてある。
【0017】また、トイレ構造によっては足載せ台開閉
フレーム4式の前方から進入するタイプでは使用できな
いトイレ構造もあるので、図9のような車輪台フレーム
1の前方に車輪台支持フレーム2を設け車椅子後方から
進入できるようにしたものでもよい。
【0018】また、図10のように足載せ台開閉フレー
ム4を有するトイレ、入浴介護用車椅子で車輪台支持フ
レーム2がなく前後どちらからでも進入できるようにし
たものでもよい。
【0019】上記のよう構成したトイレ、入浴介護用車
椅子に患者18をのせ、トイレ20まで移動して、図3
のように開閉ロック部材9を解除し、足載せ台開閉フレ
ーム4を開き患者18の足を開いてやり、図6のように
前方からトイレ20に進入し図7のように後方まで開放
され介助者19から見易く作業し易くできた前後開放座
面10後ろから図8のように、患者18の肛門に浣腸剤
17を入れてやる、また、このような要領で開放された
座面後方から手を入れ座薬を入れたり、排便後のお尻拭
きをしてやる。
【0020】入浴時には開放された座面後ろからお尻を
洗ってやり患者18の足を載せた足載せ台開閉フレーム
4を図2のうに開き股間を洗ってやる。
【0021】また、図9のような後方から進入するタイ
プ、または、図10のような前後どちらからでも進入で
きるタイプの車椅子で、後方からセットした時は、車椅
子を少し前方にずらし座薬や浣腸剤を入れてやったり、
または、お尻拭きをしてやる。
【0022】
【発明の効果】上記のような本発明は、これまでベット
上でしか排便できなかった患者でも、トイレで排便で
き、座った姿勢でするので俳便が出やすい。
【0023】また、介助者側はこれまでのトイレ用車椅
子では、作業がしにくかった患者のお尻拭きや、これま
でのトイレ用車椅子ではできなかった座薬や浣腸剤を入
れることができ、入浴時にもお尻洗をし易く患者の足を
乗せた足載せ台を開くことで股間を洗いやすい、特に太
った患者は足と足とがくっついているため足載せ台を開
くことで特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】足載せ台開閉フレームを開いた時の全体図であ
る。
【図3】足載せ台開閉フレームの拡大図である。
【図4】足載せ開閉フレームの別の実施例である。
【図5】図4記載の足載せ開閉フレームの拡大図であ
る。
【図6】トイレ進入時の図である。
【図7】トイレ進入時に後方から見た図である。
【図8】患者に介助者が浣腸剤を注入してやる時の図で
ある。
【図9】本発明の、後方進入タイプの図である。
【図10】本発明の、前後どちらからも進入できるタイ
プの図である。
【符号の説明】
1 車輪台フレーム 2 車輪台支持フレーム 3 座面支持フレーム 4 足載せ台開閉フレーム 5 移動台車 6 ネジ 7 足載せ台 8 車輪 9 開閉ロック部材 10 前後開放座面 11 手すり 12 座面後方支持フレーム 13 背当てシート 14 座面背当てフレーム 15 介助フレーム 16 鉄板 17 浣腸剤 18 患者 19 介助者 20 トイレ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレ用の車椅子、入浴用の車椅子の座面
    を、前方から後方最後までを開放し介助者が患者の肛門
    を見やすく手を入れやすくし、座薬や浣腸剤を入れるこ
    とができ、排便後の処理もし易く、入浴時のお尻洗いを
    し易くしたことを特徴とするトイレ、入浴介護用車椅
    子。
  2. 【請求項2】患者の足を載せたまま、足載せ台を左右に
    開きトイレに車椅子で前方から進入できるようにし、ま
    た、入浴時に股間を洗いやすいことを特徴とする請求項
    1に記載のトイレ、入浴介護用車椅子。
  3. 【請求項3】180度回転式の足載せ台で、内側にセッ
    トした時は足載せ台がまっすぐに、外側にセットした時
    には斜めになるようにして、トイレに車椅子で前方から
    進入できるようにし、また、入浴時に股間を洗い易いこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトイレ、入浴介護用車
    椅子。
  4. 【請求項4】車輪台支持フレームを車輪台フレームの前
    方に設け、トイレに車椅子で後方から進入できるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のトイレ、入浴介
    護用車椅子。
  5. 【請求項5】車輪台支持フレームを設けず、トイレに車
    椅子で前後どちらからでも進入できるようにしたことを
    特徴とする請求項2または請求項3に記載のトイレ、入
    浴介護用車椅子。
JP2001298500A 2001-08-22 2001-08-22 介助者が座薬や浣腸剤を入れ易く、排便後の処理もし易いトイレ、入浴介護用車椅子 Pending JP2003062014A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103381116A (zh) * 2013-07-19 2013-11-06 哈尔滨工程大学 一种便于便后清理的护理轮椅
RU182534U1 (ru) * 2018-05-28 2018-08-22 Ольга СОНГ Поддерживающее устройство для применения клизмы

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CN103381116A (zh) * 2013-07-19 2013-11-06 哈尔滨工程大学 一种便于便后清理的护理轮椅
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