JP2003061797A - 住宅用鏡装置 - Google Patents
住宅用鏡装置Info
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- JP2003061797A JP2003061797A JP2001257191A JP2001257191A JP2003061797A JP 2003061797 A JP2003061797 A JP 2003061797A JP 2001257191 A JP2001257191 A JP 2001257191A JP 2001257191 A JP2001257191 A JP 2001257191A JP 2003061797 A JP2003061797 A JP 2003061797A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ミラー機能と情報表示機能が得られると共に、
長期に亘り安定した情報表示機能が得られる住宅用鏡装
置を提供する。 【解決手段】ケースの前面開口部に取り付けられたハー
フミラーと、該ハーフミラーの後方側のケース内に配置
された表示手段と、前記ケースに設けられ点灯すること
により前記表示手段をハーフミラーの前方から視認させ
得る照明手段と、を備え、前記ケースが住宅のミラー設
置用壁面の所定位置に固定されることを特徴とする。前
記表示手段は、静止したもしくは動く画像情報及びまた
は文字情報を表示するものであることを特徴とし、鏡装
置は例えば浴室壁面に設置される。
長期に亘り安定した情報表示機能が得られる住宅用鏡装
置を提供する。 【解決手段】ケースの前面開口部に取り付けられたハー
フミラーと、該ハーフミラーの後方側のケース内に配置
された表示手段と、前記ケースに設けられ点灯すること
により前記表示手段をハーフミラーの前方から視認させ
得る照明手段と、を備え、前記ケースが住宅のミラー設
置用壁面の所定位置に固定されることを特徴とする。前
記表示手段は、静止したもしくは動く画像情報及びまた
は文字情報を表示するものであることを特徴とし、鏡装
置は例えば浴室壁面に設置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば浴室等の壁
面に取り付けられてミラーとしての機能を有する住宅用
鏡装置に関する。
面に取り付けられてミラーとしての機能を有する住宅用
鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットバスルーム等の浴室にお
いては、例えばカウンター側の浴室壁面にミラーが取り
付けられており、また、入浴中のテレビ等の視聴を可能
にするために、浴室の天井コーナ部壁面にテレビジョン
受像機器等を設置した浴室も提案されている(例えば実
用新案登録第2564198号公報参照)。
いては、例えばカウンター側の浴室壁面にミラーが取り
付けられており、また、入浴中のテレビ等の視聴を可能
にするために、浴室の天井コーナ部壁面にテレビジョン
受像機器等を設置した浴室も提案されている(例えば実
用新案登録第2564198号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の浴室においては、ミラーは単にミラーとして機能する
のみであり、また、テレビジョン受像機器はテレビとし
て機能するのみで、それぞれ単独の機能しか発揮するこ
とができない。また、浴室の天井コーナ部壁面にテレビ
ジョン受像機器を設置する場合は、該受像機器の表示面
(例えばブラウン管表面)が浴室内に常時露出している
ため、湿度対策が必要になると共に、湿度に対して過酷
な条件下で完全な湿度対策が現実的に困難であり、該受
像機器を長期に亘り安定視聴することが難しいという問
題点を有している。
の浴室においては、ミラーは単にミラーとして機能する
のみであり、また、テレビジョン受像機器はテレビとし
て機能するのみで、それぞれ単独の機能しか発揮するこ
とができない。また、浴室の天井コーナ部壁面にテレビ
ジョン受像機器を設置する場合は、該受像機器の表示面
(例えばブラウン管表面)が浴室内に常時露出している
ため、湿度対策が必要になると共に、湿度に対して過酷
な条件下で完全な湿度対策が現実的に困難であり、該受
像機器を長期に亘り安定視聴することが難しいという問
題点を有している。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、ミラー機能と情報表示機能が得
られると共に、長期に亘り安定した情報表示機能が得ら
れる住宅用鏡装置を提供することにある。また、他の目
的は、前記目的に加え、各種情報を簡単かつ適切に表示
したり、入浴中のリラックスした状態での各種情報の視
認を可能にし得る住宅用鏡装置を提供することにある。
たもので、その目的は、ミラー機能と情報表示機能が得
られると共に、長期に亘り安定した情報表示機能が得ら
れる住宅用鏡装置を提供することにある。また、他の目
的は、前記目的に加え、各種情報を簡単かつ適切に表示
したり、入浴中のリラックスした状態での各種情報の視
認を可能にし得る住宅用鏡装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、ケースの前面
開口部に取り付けられたハーフミラーと、該ハーフミラ
ーの後方側のケース内に配置された表示手段と、前記ケ
ースに設けられ点灯することにより前記表示手段をハー
フミラーの前方から視認させ得る照明手段と、を備え、
前記ケースが住宅のミラー設置用壁面の所定位置に固定
されることを特徴とする。
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、ケースの前面
開口部に取り付けられたハーフミラーと、該ハーフミラ
ーの後方側のケース内に配置された表示手段と、前記ケ
ースに設けられ点灯することにより前記表示手段をハー
フミラーの前方から視認させ得る照明手段と、を備え、
前記ケースが住宅のミラー設置用壁面の所定位置に固定
されることを特徴とする。
【0006】このように構成することにより、ケースを
ミラー設置用壁面に固定することで鏡装置が住宅壁面の
所定位置に取り付けられ、この時、ケースに設けられた
照明手段を点灯させない状態においては、ケースの前面
開口部に取り付けられたハーフミラーが、通常のミラー
として機能してケース内に配置された表示手段は視認さ
れない。一方、照明手段を点灯させるとケース内が明る
くなってハーフミラーを介してケース内部の表示手段の
表示が視認される。これにより、鏡装置にミラー機能と
情報表示機能の両機能を得ることができ、この時、表示
手段の前方がハーフミラーで覆われていることから、表
示手段に対する例えば湿度・塵埃対策等が簡略化されて
安定した情報表示機能が長期に亘り得られる。
ミラー設置用壁面に固定することで鏡装置が住宅壁面の
所定位置に取り付けられ、この時、ケースに設けられた
照明手段を点灯させない状態においては、ケースの前面
開口部に取り付けられたハーフミラーが、通常のミラー
として機能してケース内に配置された表示手段は視認さ
れない。一方、照明手段を点灯させるとケース内が明る
くなってハーフミラーを介してケース内部の表示手段の
表示が視認される。これにより、鏡装置にミラー機能と
情報表示機能の両機能を得ることができ、この時、表示
手段の前方がハーフミラーで覆われていることから、表
示手段に対する例えば湿度・塵埃対策等が簡略化されて
安定した情報表示機能が長期に亘り得られる。
【0007】そして、前記表示手段は、請求項2記載の
発明のように、画像情報及びまたは文字情報を表示する
ものであることが好ましく、この場合、請求項3記載の
発明のように、画像情報及びまたは文字情報が、静止し
た情報か動く情報であることが好ましい。このように構
成することにより、表示手段に絵やテレビ等の画像情
報、あるいは文字放送等の文字情報を表示させること
で、鏡装置を各種情報の表示に使用でき、また、情報と
して動く情報か静止した情報を使用することにより、各
種情報を簡単かつ適切に表示できる。
発明のように、画像情報及びまたは文字情報を表示する
ものであることが好ましく、この場合、請求項3記載の
発明のように、画像情報及びまたは文字情報が、静止し
た情報か動く情報であることが好ましい。このように構
成することにより、表示手段に絵やテレビ等の画像情
報、あるいは文字放送等の文字情報を表示させること
で、鏡装置を各種情報の表示に使用でき、また、情報と
して動く情報か静止した情報を使用することにより、各
種情報を簡単かつ適切に表示できる。
【0008】また、請求項4記載の発明のように、前記
ミラー設置用壁面が浴室壁面であることが好ましく、こ
の場合、請求項5記載の発明のように、前記浴室壁面に
取り付けられる鏡装置が、浴室の照明装置及びまたは音
響装置と関連付けられて作動することが好ましい。この
ように構成することにより、浴室の必需品であるミラー
として鏡装置を使用することで、入浴しながらのリラッ
クスした各種情報の視認が可能になり、また、この鏡装
置を浴室の照明装置や音響装置と関連付けて作動させる
ことで、一層リラックスした入浴が可能になる。
ミラー設置用壁面が浴室壁面であることが好ましく、こ
の場合、請求項5記載の発明のように、前記浴室壁面に
取り付けられる鏡装置が、浴室の照明装置及びまたは音
響装置と関連付けられて作動することが好ましい。この
ように構成することにより、浴室の必需品であるミラー
として鏡装置を使用することで、入浴しながらのリラッ
クスした各種情報の視認が可能になり、また、この鏡装
置を浴室の照明装置や音響装置と関連付けて作動させる
ことで、一層リラックスした入浴が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる鏡装置の一実施例を示し、図1が該鏡装置を使用し
た浴室内部の概略斜視図、図2が鏡装置の斜視図、図3
が図2のA−A線断面図である。
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる鏡装置の一実施例を示し、図1が該鏡装置を使用し
た浴室内部の概略斜視図、図2が鏡装置の斜視図、図3
が図2のA−A線断面図である。
【0010】図1において、浴室1は、防水パン2と、
4枚の壁パネル3a〜3d(壁パネル3dは図示せず)
と、図示しない天井パネル等によって箱状に形成されて
いる。防水パン2上には、出窓4が設けられる壁パネル
3a側に浴槽5が設置されると共に、ドア6が設置され
る壁パネル3c側に洗い場8が設けられ、この洗い場8
の壁パネル3b側には浴槽5側に水栓9が設置された洗
面器置き用のカウンター10が設けられている。
4枚の壁パネル3a〜3d(壁パネル3dは図示せず)
と、図示しない天井パネル等によって箱状に形成されて
いる。防水パン2上には、出窓4が設けられる壁パネル
3a側に浴槽5が設置されると共に、ドア6が設置され
る壁パネル3c側に洗い場8が設けられ、この洗い場8
の壁パネル3b側には浴槽5側に水栓9が設置された洗
面器置き用のカウンター10が設けられている。
【0011】また、壁パネル3bでカウンター10の上
部には、該壁パネル3bの幅方向全域に亘って鏡装置1
1が取り付けられ、この鏡装置11の上方の壁パネル3
bには一対の浴室照明装置12がそれぞれ設置され、さ
らに、壁パネル3a、3cの上部には音響再生用の一対
のスピーカ13がそれぞれ設置されている。
部には、該壁パネル3bの幅方向全域に亘って鏡装置1
1が取り付けられ、この鏡装置11の上方の壁パネル3
bには一対の浴室照明装置12がそれぞれ設置され、さ
らに、壁パネル3a、3cの上部には音響再生用の一対
のスピーカ13がそれぞれ設置されている。
【0012】そして、鏡装置11と浴室照明装置12及
びスピーカ13は、浴室1外が設けられた制御装置14
に接続され、この制御装置14には例えば浴室1内の壁
パネル3aに設けられた操作盤15が接続されている。
この操作盤15の操作によって、後述する如く鏡装置1
1、浴室照明装置12及びスピーカ13を含む音響装置
が関連付けられて作動する如く構成されている。
びスピーカ13は、浴室1外が設けられた制御装置14
に接続され、この制御装置14には例えば浴室1内の壁
パネル3aに設けられた操作盤15が接続されている。
この操作盤15の操作によって、後述する如く鏡装置1
1、浴室照明装置12及びスピーカ13を含む音響装置
が関連付けられて作動する如く構成されている。
【0013】前記鏡装置11は、図2及び図3に示すよ
うに、扁平な長方形状のケース17を有し、このケース
17の前面開口部17aにはハーフミラー18がパッキ
ン16等により機密性を有して取り付けられている。ま
た、ハーフミラー18の直後方には、例えば景色や動
物、あるいは各種模様等の画像情報が印刷された表示手
段としての印刷フィルム19(印刷表示板)が所定の隙
間を介して取替可能に配置され、この印刷フィルム19
の後方側には光拡散板20が配置されている。さらに、
この光拡散板20の後方側でケース17の上面には、蛍
光灯、発熱灯等からなり電線21aで前記制御装置14
に接続された照明手段としての照明灯21が配置され、
この照明灯21の後方側のケース17の後壁内面には、
光反射シート22が貼着されている。
うに、扁平な長方形状のケース17を有し、このケース
17の前面開口部17aにはハーフミラー18がパッキ
ン16等により機密性を有して取り付けられている。ま
た、ハーフミラー18の直後方には、例えば景色や動
物、あるいは各種模様等の画像情報が印刷された表示手
段としての印刷フィルム19(印刷表示板)が所定の隙
間を介して取替可能に配置され、この印刷フィルム19
の後方側には光拡散板20が配置されている。さらに、
この光拡散板20の後方側でケース17の上面には、蛍
光灯、発熱灯等からなり電線21aで前記制御装置14
に接続された照明手段としての照明灯21が配置され、
この照明灯21の後方側のケース17の後壁内面には、
光反射シート22が貼着されている。
【0014】なお、前記ハーフミラー18としては、例
えば所定板厚で可視光透過率が20%以上のものが使用
され、光拡散板20としては、その輝度が例えば100
cd/m2のものが使用される。また、印刷フィルム1
9は、ケース17の前面開口部17aの大きさより若干
小さく設定され前面開口部17aの略全域に配置される
ことが好ましいが、中央部分とか左寄り等に部分的に配
置することも勿論可能である。さらに、この例では、照
明灯21をケース17の上面に配置したが、図3の二点
鎖線で示すように、ケース17の上下面に照明灯21を
それぞれ配置することもできるし、光反射シート22の
構成や配置位置も照明灯21の配置位置等に応じて適宜
に設定される。
えば所定板厚で可視光透過率が20%以上のものが使用
され、光拡散板20としては、その輝度が例えば100
cd/m2のものが使用される。また、印刷フィルム1
9は、ケース17の前面開口部17aの大きさより若干
小さく設定され前面開口部17aの略全域に配置される
ことが好ましいが、中央部分とか左寄り等に部分的に配
置することも勿論可能である。さらに、この例では、照
明灯21をケース17の上面に配置したが、図3の二点
鎖線で示すように、ケース17の上下面に照明灯21を
それぞれ配置することもできるし、光反射シート22の
構成や配置位置も照明灯21の配置位置等に応じて適宜
に設定される。
【0015】この浴室1によれば、操作盤15を操作し
鏡装置11の照明灯21を点灯させない状態とすること
で、鏡装置11のケース17内が浴室1内より暗くなっ
て、ハーフミラー18は入浴者等を写す通常のミラーと
して機能し、ケース17内部の印刷フィルム19の静止
画像が入浴者から視認されることはない。この時、鏡装
置11が壁パネル3bの幅方向全域に亘って横方向に配
置されていることから、ハーフミラー18で浴室1の反
壁パネル3b側全体を写し出す状態となって、浴室1内
を広く感じさせることができる。
鏡装置11の照明灯21を点灯させない状態とすること
で、鏡装置11のケース17内が浴室1内より暗くなっ
て、ハーフミラー18は入浴者等を写す通常のミラーと
して機能し、ケース17内部の印刷フィルム19の静止
画像が入浴者から視認されることはない。この時、鏡装
置11が壁パネル3bの幅方向全域に亘って横方向に配
置されていることから、ハーフミラー18で浴室1の反
壁パネル3b側全体を写し出す状態となって、浴室1内
を広く感じさせることができる。
【0016】そして、例えば入浴者が浴槽5に入ってい
る状態で、鏡装置11をミラーとして機能させる(使用
する)必要がない場合は、操作盤15を操作して照明灯
21を点灯させる。この照明灯21の点灯で、照明光が
光反射シート22で反射されると共に光拡散板20で拡
散されてケース17内が浴室1内より明るくなって、ハ
ーフミラー18を透して印刷フィルム19が入浴者に視
認される。この印刷フィルム19が視認されることで、
印刷フィルム19に印刷されている静止画像が鏡装置1
1に表示される状態となって、入浴者がこの静止画像を
見ながらリラックスした気分で入浴できる。また、印刷
フィルム19は入浴者の好みやその日の気分によって取
替えて所望の静止画像を視認できる。
る状態で、鏡装置11をミラーとして機能させる(使用
する)必要がない場合は、操作盤15を操作して照明灯
21を点灯させる。この照明灯21の点灯で、照明光が
光反射シート22で反射されると共に光拡散板20で拡
散されてケース17内が浴室1内より明るくなって、ハ
ーフミラー18を透して印刷フィルム19が入浴者に視
認される。この印刷フィルム19が視認されることで、
印刷フィルム19に印刷されている静止画像が鏡装置1
1に表示される状態となって、入浴者がこの静止画像を
見ながらリラックスした気分で入浴できる。また、印刷
フィルム19は入浴者の好みやその日の気分によって取
替えて所望の静止画像を視認できる。
【0017】この時、照明灯21の点灯と同時に音響装
置を作動させれば、静止画像を見ながらかつ例えば静止
画像に見合った音楽をスピーカ13で聞きながら入浴す
ることができて、一層リラックスした気分での入浴が可
能になる。また、照明灯21の点灯と関連付けて浴室照
明装置12を例えば消灯(あるいは調光)して浴室1内
に暗くすれば、鏡装置11の静止画像をより鮮明に浮か
び上がらせることができる等、浴室1内により幻想的な
雰囲気を醸し出すことができて、より一層リラックスし
た気分での入浴が可能になる。つまり、鏡装置11の照
明灯21を浴室1の音響装置や浴室照明装置12と関連
付けて作動させることで、入浴者が印刷フィルム19の
静止画像をその好みに応じた多様な雰囲気で視認できる
ことになる。
置を作動させれば、静止画像を見ながらかつ例えば静止
画像に見合った音楽をスピーカ13で聞きながら入浴す
ることができて、一層リラックスした気分での入浴が可
能になる。また、照明灯21の点灯と関連付けて浴室照
明装置12を例えば消灯(あるいは調光)して浴室1内
に暗くすれば、鏡装置11の静止画像をより鮮明に浮か
び上がらせることができる等、浴室1内により幻想的な
雰囲気を醸し出すことができて、より一層リラックスし
た気分での入浴が可能になる。つまり、鏡装置11の照
明灯21を浴室1の音響装置や浴室照明装置12と関連
付けて作動させることで、入浴者が印刷フィルム19の
静止画像をその好みに応じた多様な雰囲気で視認できる
ことになる。
【0018】このように、上記実施例の浴室1にあって
は、カウンター10側の壁パネル3b下部に鏡装置11
を取り付け、この鏡装置11のケース17内の照明灯2
1を操作盤15の操作で点灯もしくは消灯させて、鏡装
置11を印刷フィルム19の静止画像の表示板として使
用したり通常のミラーとして使用でき、鏡装置11にミ
ラー機能と情報表示機能の両機能を持たせることができ
て、その付加価値を高めることが可能になる。
は、カウンター10側の壁パネル3b下部に鏡装置11
を取り付け、この鏡装置11のケース17内の照明灯2
1を操作盤15の操作で点灯もしくは消灯させて、鏡装
置11を印刷フィルム19の静止画像の表示板として使
用したり通常のミラーとして使用でき、鏡装置11にミ
ラー機能と情報表示機能の両機能を持たせることができ
て、その付加価値を高めることが可能になる。
【0019】また、例えば入浴者が浴槽5内に入ってる
時のように鏡装置11をミラーとして使用しない場合
に、壁パネル3bの下部に風景等の静止画像を写し出す
ことができるため、この静止画像を見ながら入浴者がリ
ラックスした気分で入浴することができる。特に、鏡装
置11の照明灯21の点灯を浴室1に設けられる浴室照
明装置12や音響装置(スピーカ13)と関連付けるこ
とで、浴室1内に多様な幻想的雰囲気を醸し出すことが
できて、よりリラックスした入浴が可能になる。
時のように鏡装置11をミラーとして使用しない場合
に、壁パネル3bの下部に風景等の静止画像を写し出す
ことができるため、この静止画像を見ながら入浴者がリ
ラックスした気分で入浴することができる。特に、鏡装
置11の照明灯21の点灯を浴室1に設けられる浴室照
明装置12や音響装置(スピーカ13)と関連付けるこ
とで、浴室1内に多様な幻想的雰囲気を醸し出すことが
できて、よりリラックスした入浴が可能になる。
【0020】さらに、ケース17の前面開口部17aに
機密性を有してハーフミラー18が取り付けられるた
め、ハーフミラー18自体が防湿・防塵部材として機能
にし、ケース17内部に配置される印刷フィルム19や
照明灯21の防湿・防塵対策等が簡略化されて、長期に
亘り安定した動作の鏡装置11を安価に得ることが可能
なる。また、印刷フィルム19が簡単に取替えできるよ
うに構成されているため、入浴者の好みやその日の気分
に合致した静止画像の印刷フィルム19に容易に交換で
きて、より一層リラックスした楽しい入浴が可能にな
る。
機密性を有してハーフミラー18が取り付けられるた
め、ハーフミラー18自体が防湿・防塵部材として機能
にし、ケース17内部に配置される印刷フィルム19や
照明灯21の防湿・防塵対策等が簡略化されて、長期に
亘り安定した動作の鏡装置11を安価に得ることが可能
なる。また、印刷フィルム19が簡単に取替えできるよ
うに構成されているため、入浴者の好みやその日の気分
に合致した静止画像の印刷フィルム19に容易に交換で
きて、より一層リラックスした楽しい入浴が可能にな
る。
【0021】図4〜図6は、本発明に係わる鏡装置の他
の実施例を示し、図4が図3と同様の断面図、図5がそ
の概略正面図、図6のその変形例を示す概略正面図であ
る。なお、上記実施例と同一部位には、同一符号を付し
て説明する。この実施例の鏡装置11の特徴は、表示手
段として液晶表示器23もしくはCRT(モニター)を
使用し、これをケース17の前面開口部17a内の所定
位置に部分的に配置した点にある。
の実施例を示し、図4が図3と同様の断面図、図5がそ
の概略正面図、図6のその変形例を示す概略正面図であ
る。なお、上記実施例と同一部位には、同一符号を付し
て説明する。この実施例の鏡装置11の特徴は、表示手
段として液晶表示器23もしくはCRT(モニター)を
使用し、これをケース17の前面開口部17a内の所定
位置に部分的に配置した点にある。
【0022】すなわち、ケース17の前面開口部17a
にハーフミラー18を取り付け、このハーフミラー18
の後方側の所定位置に駆動部23aを有する液晶表示器
23を配置する。この液晶表示器23は、図5の点線で
示すように、前面開口部17aの略中央位置に配置され
たり、二点鎖線で示すように、前面開口部17aの左寄
り(浴槽5寄り)に配置される。そして、駆動部23a
がケース17外の適宜位置に設けられた制御回路24に
接続され、該制御回路24によって液晶表示器23に所
定の情報が表示される。
にハーフミラー18を取り付け、このハーフミラー18
の後方側の所定位置に駆動部23aを有する液晶表示器
23を配置する。この液晶表示器23は、図5の点線で
示すように、前面開口部17aの略中央位置に配置され
たり、二点鎖線で示すように、前面開口部17aの左寄
り(浴槽5寄り)に配置される。そして、駆動部23a
がケース17外の適宜位置に設けられた制御回路24に
接続され、該制御回路24によって液晶表示器23に所
定の情報が表示される。
【0023】前記制御回路24としては、例えばテレビ
電波を受信して液晶表示器23に表示する機能、ビデオ
の再生画像を液晶表示器23に表示させる機能、パソコ
ンのインターネットでダウンロードした画像を液晶表示
器23に表示させる機能、パソコンで受信したメールを
液晶表示器23に表示させる機能等の、液晶表示器23
に表示させる情報に応じた所定の制御回路24が使用さ
れる。この場合、制御回路24として、既存の受信機や
パソコン等を使用することも勿論可能であるし、制御回
路24で照明灯21と液晶表示器23を関連付けて作動
させることもできる。
電波を受信して液晶表示器23に表示する機能、ビデオ
の再生画像を液晶表示器23に表示させる機能、パソコ
ンのインターネットでダウンロードした画像を液晶表示
器23に表示させる機能、パソコンで受信したメールを
液晶表示器23に表示させる機能等の、液晶表示器23
に表示させる情報に応じた所定の制御回路24が使用さ
れる。この場合、制御回路24として、既存の受信機や
パソコン等を使用することも勿論可能であるし、制御回
路24で照明灯21と液晶表示器23を関連付けて作動
させることもできる。
【0024】この実施例においても、照明灯21の点灯
と関連付けて液晶表示器23に各種情報を表示させてこ
れを浴室1内から入浴者に視認させることができるた
め、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施例の場合も、気密性を有するハーフミラ
ー18でケース17内の液晶表示器23に対する耐湿性
等が容易に確保されるため、複雑なシール機構を設ける
ことなく、精密機器としての液晶表示器23を長期に亘
り安定使用できるという作用効果が得られる。
と関連付けて液晶表示器23に各種情報を表示させてこ
れを浴室1内から入浴者に視認させることができるた
め、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施例の場合も、気密性を有するハーフミラ
ー18でケース17内の液晶表示器23に対する耐湿性
等が容易に確保されるため、複雑なシール機構を設ける
ことなく、精密機器としての液晶表示器23を長期に亘
り安定使用できるという作用効果が得られる。
【0025】ところで、この実施例の場合は、正面視長
方形状の液晶表示器23をケース17内の所定位置に配
置して画像情報を表示させたが、例えば画像情報を表示
することなく、文字情報のみを表示させる場合は、図6
に示すように、ケース17の前面開口部17aの下部に
例えば文字放送を表示する帯状の電光表示板25を配置
しても良い。この場合、電光表示板25の上部に仕切板
26を設けて、この仕切板26の上部を常時のミラーと
して機能させたり、上記実施例と同様に上部に印刷フィ
ルム19を配置して静止画像を表示させ、鏡装置11に
異なる複数の情報を同時に表示させることもできる。
方形状の液晶表示器23をケース17内の所定位置に配
置して画像情報を表示させたが、例えば画像情報を表示
することなく、文字情報のみを表示させる場合は、図6
に示すように、ケース17の前面開口部17aの下部に
例えば文字放送を表示する帯状の電光表示板25を配置
しても良い。この場合、電光表示板25の上部に仕切板
26を設けて、この仕切板26の上部を常時のミラーと
して機能させたり、上記実施例と同様に上部に印刷フィ
ルム19を配置して静止画像を表示させ、鏡装置11に
異なる複数の情報を同時に表示させることもできる。
【0026】なお、本発明は、上記した各実施例や変形
例のそれぞれに限定されるものでもなく、各例の全体や
一部を適宜に組み合わせることも勿論可能である。ま
た、上記実施例においては、鏡装置11を浴室1の壁パ
ネル3b下部の幅方向全域に横方向に配置する場合につ
いて説明したが、例えばカウンター10上部にミラーが
縦方向となるように配置する場合にも適用できるし、鏡
装置11を例えば洗面室、トイレ等の水回り空間の壁パ
ネルに取り付けて使用することもできる。さらに、鏡装
置11の表示手段の構成やケース17の形状、浴室1の
浴室照明装置12やスピーカ13の配置位置、浴室1自
体の構成等も一例であって、本発明の各発明に係わる要
旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができ
る。
例のそれぞれに限定されるものでもなく、各例の全体や
一部を適宜に組み合わせることも勿論可能である。ま
た、上記実施例においては、鏡装置11を浴室1の壁パ
ネル3b下部の幅方向全域に横方向に配置する場合につ
いて説明したが、例えばカウンター10上部にミラーが
縦方向となるように配置する場合にも適用できるし、鏡
装置11を例えば洗面室、トイレ等の水回り空間の壁パ
ネルに取り付けて使用することもできる。さらに、鏡装
置11の表示手段の構成やケース17の形状、浴室1の
浴室照明装置12やスピーカ13の配置位置、浴室1自
体の構成等も一例であって、本発明の各発明に係わる要
旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、照明手段の点灯で、ケースの前面開口部に
取り付けられたハーフミラーを介してケース内部の表示
手段の表示が視認されるため、鏡装置にミラー機能と情
報表示機能の両機能を得ることができると共に、ハーフ
ミラーにより表示手段の例えば湿度対策等が図れて、表
示手段に長期に亘り安定した情報表示機能を得ることが
できる。
明によれば、照明手段の点灯で、ケースの前面開口部に
取り付けられたハーフミラーを介してケース内部の表示
手段の表示が視認されるため、鏡装置にミラー機能と情
報表示機能の両機能を得ることができると共に、ハーフ
ミラーにより表示手段の例えば湿度対策等が図れて、表
示手段に長期に亘り安定した情報表示機能を得ることが
できる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、表示手段が画像情報及び
または文字情報を表示するため、絵やテレビ等の画像情
報、あるいは文字放送等の文字情報を表示させることが
できて、鏡装置を各種情報の表示に使用することができ
る。
項1記載の発明の効果に加え、表示手段が画像情報及び
または文字情報を表示するため、絵やテレビ等の画像情
報、あるいは文字放送等の文字情報を表示させることが
できて、鏡装置を各種情報の表示に使用することができ
る。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明の効果に加え、画像情報及びまたは文字
情報が静止した情報か動く情報であるため、各種情報を
簡単かつ適切に表示することができる。
項2記載の発明の効果に加え、画像情報及びまたは文字
情報が静止した情報か動く情報であるため、各種情報を
簡単かつ適切に表示することができる。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、鏡装
置が浴室のミラー設置用壁面に取り付けられるため、鏡
装置を浴室の必需品であるミラーとして使用でき、入浴
しながら各種情報を視認できて、リラックスした入浴が
可能になる。
置が浴室のミラー設置用壁面に取り付けられるため、鏡
装置を浴室の必需品であるミラーとして使用でき、入浴
しながら各種情報を視認できて、リラックスした入浴が
可能になる。
【0031】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項4記載の発明の効果に加え、鏡装置が浴室の照明装置
及びまたは音響装置と関連付けられて作動するため、入
浴中に各種情報を多様な雰囲気で視認できて、一層リラ
ックスした入浴が可能になる等の効果を奏する。
項4記載の発明の効果に加え、鏡装置が浴室の照明装置
及びまたは音響装置と関連付けられて作動するため、入
浴中に各種情報を多様な雰囲気で視認できて、一層リラ
ックスした入浴が可能になる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係わる鏡装置を使用した浴室内部の概
略斜視図
略斜視図
【図2】同鏡装置の斜視図
【図3】同その断面図
【図4】本発明に係わる鏡装置の他の実施例を示す断面
図
図
【図5】同その概略正面図
【図6】同その変形例を示す概略正面図
1・・・・・・・・・浴室
3a〜3d・・・・・壁パネル
5・・・・・・・・・浴槽
8・・・・・・・・・洗い場
10・・・・・・・・カウンター
11・・・・・・・・鏡装置
12・・・・・・・・浴室照明装置
13・・・・・・・・スピーカ
14・・・・・・・・制御装置
15・・・・・・・・操作盤
17・・・・・・・・ケース
17a・・・・・・・前面開口部
18・・・・・・・・ハーフミラー
19・・・・・・・・印刷フィルム
20・・・・・・・・光拡散板
21・・・・・・・・照明灯
22・・・・・・・・光反射シート
23・・・・・・・・液晶表示器
24・・・・・・・・制御回路
25・・・・・・・・電光表示板
Claims (5)
- 【請求項1】ケースの前面開口部に取り付けられたハー
フミラーと、該ハーフミラーの後方側のケース内に配置
された表示手段と、前記ケースに設けられ点灯すること
により前記表示手段をハーフミラーの前方から視認させ
得る照明手段と、を備え、前記ケースが住宅のミラー設
置用壁面の所定位置に固定されることを特徴とする住宅
用鏡装置。 - 【請求項2】前記表示手段は、画像情報及びまたは文字
情報を表示するものであることを特徴とする請求項1記
載の住宅用鏡装置。 - 【請求項3】前記画像情報及びまたは文字情報は、静止
した情報か動く情報であることを特徴とする請求項2記
載の住宅用鏡装置。 - 【請求項4】前記ミラー設置用壁面が浴室壁面であるこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の住
宅用鏡装置。 - 【請求項5】前記浴室壁面に取り付けられる鏡装置が、
浴室の照明装置及びまたは音響装置と関連付けられて作
動することを特徴とする請求項4記載の住宅用鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257191A JP2003061797A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 住宅用鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001257191A JP2003061797A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 住宅用鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003061797A true JP2003061797A (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=19084896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001257191A Pending JP2003061797A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 住宅用鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003061797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431575A (en) * | 2005-10-28 | 2007-05-02 | Alastair Benn | Vanity unit with mirror, flat screen display and at least one water supply tap |
US20100309159A1 (en) * | 2008-01-28 | 2010-12-09 | Mirror Image Ag | Restroom mirror |
JP2018163791A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | Toto株式会社 | 照明装置、水回り部材、及び浴室ユニット |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001257191A patent/JP2003061797A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431575A (en) * | 2005-10-28 | 2007-05-02 | Alastair Benn | Vanity unit with mirror, flat screen display and at least one water supply tap |
GB2431575B (en) * | 2005-10-28 | 2010-09-29 | Alastair Benn | Vanity unit |
US20100309159A1 (en) * | 2008-01-28 | 2010-12-09 | Mirror Image Ag | Restroom mirror |
JP2018163791A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | Toto株式会社 | 照明装置、水回り部材、及び浴室ユニット |
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