JP2003058687A - 住意識の顕在化方法および顕在化プログラム - Google Patents

住意識の顕在化方法および顕在化プログラム

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JP2003058687A
JP2003058687A JP2001245257A JP2001245257A JP2003058687A JP 2003058687 A JP2003058687 A JP 2003058687A JP 2001245257 A JP2001245257 A JP 2001245257A JP 2001245257 A JP2001245257 A JP 2001245257A JP 2003058687 A JP2003058687 A JP 2003058687A
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Kotaro Hirate
小太郎 平手
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Takaya Kojima
隆矢 小島
Atsushi Munekata
淳 宗方
Yasuhiro Omoto
康弘 大元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの潜在的な住意識を顕在化し、ユーザ
の求める住環境像を提示する。 【解決手段】 住環境を評価するための項目を、ユーザ
の心理的レベルに関する上位階層から実際の住環境等の
物的性能レベルに関する下位階層に至る複数の階層の何
れかに属するよう分類し、ライフスタイル診断部20、
満足度/重要度評価部22、エレメント比較評価部24
において、ユーザへの質問に対する回答に基づき、各階
層における項目が選択される。次いで、ラダーリング実
行部26が、ある選択された項目から、上位階層の選択
された項目へのラダ−アップや下位階層の選択された項
目へのラダーダウンを実行して、項目間のリンクを形成
する。ラダーリング結果に基づいて、要求仕様化処理部
28が、項目および項目間のリンクを示す階層構造図を
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの住意識を
顕在化させて、これにより、ユーザの求める住環境を顕
在化させるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザは、建設会社の職員や不動
産業者との対話により、自己の求める住宅像を探り出す
手法が常套的にとられてきた。たとえば、住宅像を探り
出すために、建設会社などでは、チェックシートに基づ
いて、ユーザに対するインタビューを試みて、当該イン
タビュー結果に基づいて、住宅像をある程度明瞭化する
試みがなされている。
【0003】しかしながら、対話による手法は、職員や
業者の主観的、場合によっては恣意的な判断が加味さ
れ、ユーザが本当に求める住宅像を見出すことが出来な
いという問題点があった。また、チェックシートを利用
した場合にも、項目は固定的であり、ユーザの潜在的な
要求を引き出すことは困難であるという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】客観的なユーザの住意
識を評価するために、「Wohnungs Bewertung(Hildebra
nd Frey著 Arthur Niggli Ltd. 1974年発行)」に、
階層化や重み付けを利用した手法が開示され、これは、
わが国において「住宅 1977年10月号」や「建築技術
1979年10月号」でも紹介されている。ここでは、ユーザ
の要求が、5階層で最下層には71の項目を有するツリ
ー構造の目標ヒエラルキーの形で把握されている。この
目標ヒエラルキーにおいて、住宅を選択しようとするユ
ーザが、自らの価値観に応じて、目標の間に、重視度の
割合の順位を数値として与える。この数値が、「重み付
け」となる。
【0005】また、目標ヒエラルキーの最下層の項目に
対応した性能基準判定表に基づいて選考の対象となる住
宅の性能を達成度という数値として採点する「判定」が
行われる。ヒエラルキーの最下層の項目は、例えば「私
室の面積」となっていて、10平米以上なら、20点と
いうように、あらかじめ判定基準が決まっている。この
ときの20点などという点数を、その住宅がどれだけ性
能を達成しているかという意味から「達成度」とよんで
いる。このような判定基準は、71項目すべてに設けら
れている。
【0006】「重みづけ」と「判定」の結果をマトリッ
クス的に乗じてその総和を求める「価値の合成」を通じ
て、住宅の全体的性能が数値的に示され、これをいくつ
かの住宅について比較することで、ある居住者にとって
の「相対的に住みよい住宅」の判断がえられる。
【0007】しかしながら、上記手法においても、目標
ヒエラルキーという階層構造が、ユーザの要求を表現す
るための唯一のものであり階層構造がスタティックであ
った。つまり、ユーザの住意識について、ユーザごとに
独自の階層構造があるという前提にたっていない。した
がって、ユーザの多様で多面的な住意識を適切に顕在化
させることができないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、ユーザの潜在的な住意識
を顕在化し、ユーザの求める住環境像を提示することを
可能にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、住意識
を評価するための項目を、ユーザの心理的レベルに関す
る上位階層から実際の住環境の物的性能レベルに関する
下位階層に至る複数の階層のいずれかに属するように分
類するステップと、所定の階層に属する項目を起点とし
て対象項目を設定するステップと、当該対象項目、およ
び、当該対象項目より上位の階層または当該項目より下
位の階層に属する項目のリストを提示するステップと、
前記リストから選択された一以上の項目を受理して、対
象項目と前記選択された一以上の項目の各々とのリンク
を形成するステップと、前記対象項目を、前記上位の階
層または下位の階層に属する項目に再設定して、項目の
リストの提示およびリンクの形成を繰り返すことによ
り、ある起点となる項目に関して、異なる階層に属する
項目間のリンクを形成するステップと、前記起点となる
対象項目に関するリンクの形成の終了の後、当該階層或
いは他の階層において起点となる対象項目を設定して、
リストの提示、リンクの形成を繰り返すことにより、複
数の起点となる項目に関して、それぞれ、異なる階層に
属する項目間のリンクをさらに形成するステップと、前
記選択された項目および前記項目間のリンクを示す階層
構造図を生成して、当該階層構造図を提示するステップ
とを備えたことを特徴とする住意識の顕在化方法により
達成される。なお、本明細書において、住環境は、住宅
自体の環境、および、周辺や立地などの地域環境を含め
たものを意味している。
【0010】好ましい実施態様においては、さらに、起
点となる階層に関する項目をユーザに提示して、その重
要度を示す情報を受理するステップと、当該受理した重
要度を示す情報に基づき、前記起点となる階層の項目を
選択して提示するステップとを備えている。
【0011】より好ましい実施態様においては、さら
に、前記起点となる階層として、最上位の階層の直下に
位置する階層を設定するステップと、前記最上位の階層
に属する項目と、直下の階層に属する項目との間に予め
一定の関連付けを持たせるステップと、前記最上位の階
層に属する項目を提示して、当該項目の優先度を示す情
報を受理するステップとを備え、前記起点となる項目
が、前記最上位の階層に属する項目における優先度、お
よび、前記最上位の階層に属する項目との間のリンクに
したがって選択される。
【0012】より具体的な実施態様においては、さら
に、前記最上位の階層に属する項目が、ユーザのライフ
スタイルおよび生活志向に関連し、当該項目に関して、
重要であるか否かを示す重要度情報を受理するステップ
と、前記リンク形成のための項目として、重要であるこ
とを示す重要度情報に関連付けられた項目を選択するス
テップとを備えている。
【0013】また、好ましい実施態様においては、さら
に、前記最上位の階層より下層に位置する階層の項目
が、現在の住環境、および/または、住環境の定性的な
性能および定量的な性能に関連し、当該項目に関して、
満足であるか不満であるかを示す満足度情報を受理する
ステップと、前記不満であることを示す満足度情報に関
連付けられた項目を提示して、当該項目が満たされた場
合にユーザが満足を感じるような項目を示す情報を受理
するステップと、当該満足を感じるような項目を、前記
リンク形成のための項目に設定するステップとを備えて
いる。
【0014】より好ましい実施態様においては、さら
に、前記最上位の階層より下層に位置する階層の項目
が、現在の住環境、および/または、住環境の定性的な
性能および定量的な性能に関連し、前記階層の何れかに
属する項目の対を生成するステップと、生成された項目
の対を提示して、何れが望ましいかを示す一対比較にお
ける回答を受理するステップと、当該一対比較に基づ
き、前記リンク形成のための項目を選択するステップと
を備えている。さらに、前記項目の対の提示の際に、指
示に応じて、参照のために前記項目の対が属する階層よ
り上層に位置する階層、および/または、下層に位置す
る階層の項目を提示するステップが設けられているのが
望ましい。
【0015】また、より好ましくは、さらに、前記階層
構造図において、上位の階層に属する各項目から下位の
階層に属する一以上の項目への一以上のリンク群に関し
て、その重要度を示す一以上の相対値を受理するステッ
プと、前記上位の階層に属する項目から、下位の階層に
属する項目へのリンクに対して、重みを割り当てるステ
ップと、前記下位の階層に属する項目の各々において、
前記上位の階層に属する項目からのリンクに割り当てら
れた重みの総和から、下位の階層に属する項目の、さら
に下位の階層に属する項目に対して、重みを割り当てる
ステップと、前記重みの割り当てを繰り返すことによ
り、各リンクの重みおよび項目の重みの総和を算出する
ステップとを備えている。
【0016】さらに好ましい実施態様においては、前記
定性的な性能に関する項目の優先度を受理するステップ
と、前記優先度にしたがって、前記定性的な性能に関す
る項目を列挙し、かつ、当該定性的な性能に関する項目
と、その上位の階層に属する項目との間のリンクの重み
を取得するステップと、前記定性的な性能に関する項目
およびその上位の階層に属する項目とをマトリクス状に
配置して、双方の項目の交点に、前記リンクの重みを示
す印を付した表形式の要求仕様書を作成するステップと
を備えている。
【0017】また、本発明の目的は、ユーザの住意識を
評価するためにコンピュータにおいて実行されるプログ
ラムであって、住意識を評価するための項目を、心理的
レベルである上位階層から物的性能レベルである下位階
層にいたる複数の階層のいずれかに属するように分類す
るステップと、所定の階層に属する項目を起点として対
象項目を設定するステップと、当該対象項目、および、
当該対象項目より上位の階層または当該項目より下位の
階層に属する項目のリストを提示するステップと、前記
リストから選択された一以上の項目を受理して、対象項
目と前記選択された一以上の項目の各々とのリンクを形
成するステップと、前記対象項目を、前記上位の階層ま
たは下位の階層に属する項目に再設定して、項目のリス
トの提示およびリンクの形成を繰り返すことにより、あ
る起点となる項目に関して、異なる階層に属する項目間
のリンクを形成するステップと、前記起点となる対象項
目に関するリンクの形成の終了の後、当該階層或いは他
の階層において起点となる対象項目を設定して、リスト
の提示、リンクの形成を繰り返すことにより、複数の起
点となる項目に関して、それぞれ、異なる階層に属する
項目間のリンクをさらに形成するステップと、前記選択
された項目および前記項目間のリンクを示す階層構造図
を生成して、当該階層構造図を提示するステップとを、
前記コンピュータに実行させることを特徴とする住意識
の顕在化プログラムにより達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本実施の
形態にかかる住意識顕在化システムの構成を示すブロッ
クダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形
態にかかる住意識顕在化システム10は、キーボードや
マウスのような入力装置12と、CRTなどの表示装置
14と、インタフェース(I/F)16と、予め収集さ
れた種々のデータやユーザが入力したデータ等を蓄積す
るデータベース(DB)18と、ユーザのライフスタイ
ルを診断するライフスタイル診断部20と、ユーザの感
じる満足度や重要度を評価する満足度/重要度評価部2
2と、後述する複数のエレメントを比較して一定の評価
を与えるエレメント比較評価部24と、ラダーリングを
実行するラダーリング実行部26と、ラダーリング結果
に基づく要求仕様を作成する要求仕様化処理部28と、
外部ネットワークとのデータ通信を制御する通信回路3
0とを備えている。
【0019】本実施の形態にかかる住意識顕在化システ
ム10は、図2(a)に示すように、パーソナルコンピ
ュータ30に、住意識顕在化プログラムを搭載したCD
−ROMやDVD−ROMなどの可搬記憶媒体32を装
着して、当該プログラムを可搬記憶媒体ドライバから読
み出して、パーソナルコンピュータ30内にインストー
ルして、当該プログラムを実行するように構成しても良
い。或いは、図2(b)に示すように、インターネット
36にクライアントマシン34と、データベース39を
備えたサーバ38とが接続されたような形態において、
サーバ38が住意識顕在化プログラムを実行するように
構成され、クライアントマシン34によるインターネッ
ト36を介したアクセスにより、サーバ38が必要な情
報を受理して、顕在化プログラムを実行して、適切な結
果を提示できるようにしても良い。或いは、中間的な手
法として、サーバからの住意識顕在化プログラムの一部
或いは全部を、アプレット(商標)としてダウンロード
して、クライアントマシン34にて顕在化プログラム
【0020】図3および図4は、本実施の形態にかかる
住意識顕在化システム10における処理の全体構造を示
す図である。図3に示すように、本実施の形態において
は、ライフスタイル診断部20による処理結果を受理し
て、満足度/重要度評価部22が作動する。また、満足
度/重要度評価部22およびエレメント比較評価部24
とは相互にデータをやり取りして、これにより、ラダー
リングのために必要な項目を取得する。図4に示すよう
に、ラダーリング実行部26は、上記項目を受理して、
項目を後述する所定の分類に対応した位置に配置して、
ラダーリングを実行する。
【0021】より詳細には、ライフスタイル診断部20
においては、ユーザの現在の属性情報の取得やライフス
テージの設定を含む条件の設定(符号201)、価値観
(住居、近隣、生活および家族)や、志向/指向に関す
る住意識の設問に対する回答(符号202)に基づい
て、ライフスタイルタイプが判定される(符号203)
とともに、後述する生活目標項目の優先順位が設定され
る(符号204)。符号203や204にて取得された
生活目標項目およびこれに付与された優先順位は、満足
度/重要度評価部22に伝達される。また、ユーザが入
力した情報に基づき、居住者属性の一覧(符号205)
やライフスタイル診断結果(符号206)が出力され
る。
【0022】満足度/重要度評価部22においては、ユ
ーザの入力に基づき、満足度や重要度にしたがった現在
の住環境が評価され(符号221)、当該評価に基づ
き、重視する評価項目やその階層レベルが決定されると
ともに(符号222)、評価項目の優先順位が付与され
る(符号223)。エレメント比較評価部241におい
ては、後述するエレメントが設定されて、これらの一対
比較など(たとえば、良し悪しやその理由)が行われて
(符号241)、ユーザ独自の評価項目やその階層レベ
ルが取得される(符号242)。
【0023】上記評価項目は、その階層レベルとともに
ラダーリング実行部26に伝達される。ラダーリング実
行部26においては、評価項目をその階層レベルに基づ
いて配置して、これを構造化するとともに、生活目標項
目と関連付けして(符号261参照)、一種のネットワ
ーク図である評価構造図を生成する(符号262)。こ
こでは、項目が修正され、また、項目の関連付けが修正
され得る。このように作成された評価構造図は、表示装
置の画面上に画像として出力され、また、プリンタから
印刷物として出力される(符号263)。
【0024】要求仕様化処理部28は、作成された評価
構造図に基づき、評価項目に重み付けを与えて、項目を
条件化することにより、要求仕様書(符号285)を作
成し、また、評価のモデル化に基づき、データベースと
のマッチングにより、適合する実際の事例をユーザに提
示する(符号286)。これらについて、より詳細に説
明を加える。
【0025】図5は、ライフスタイル診断部にて実行さ
れる処理を示すフローチャートである。ライフスタイル
診断部20は、まず、ユーザに対する診断テストを実施
して、必要な情報を取得する(ステップ501)。図6
は、表示装置14の画面上に表示された画像の例を示す
図である。図6に示すように、画像600には、種々の
項目および回答欄からなる欄601が含まれる。回答欄
は、4水準(「イエス(Yes)」、「どちらかといえばイ
エス(Yes)」、「どちらかといえばノー(No)」、「ノー
(No)」)に基づいている。ユーザは、画像600を参照
しつつ、入力装置12を操作して、各項目に対して所望
の回答を入力する。
【0026】後に図12を参照して詳述するが、本実施
の形態において、住環境に対する評価構造を、「生活目
標」、「印象」、「第1の性能(定性的性能値)」およ
び「第2の性能(定量的性能値)」に分類している。こ
れらのうち、「生活目標」が最上位に位置し、「印
象」、「第1の性能」、「第2の性能」という順で、下
位に向かうと考えている。ライフスタイル診断部20に
おける診断テストは、上記「生活目標」に属する項目に
関するユーザの回答を得るためのものである。次いで、
ライフスタイル診断部20は、ライフスタイル因子に関
するスコアを算出する(ステップ502)。これに引き
続いて、ライフスタイル診断部20は、志向因子に関す
るスコアを算出する(ステップ503)。
【0027】ここに、ライフスタイル因子および志向因
子につき詳細に説明を加える。本実施の形態において、
ライフスタイル因子は、10種類の因子からなり。これ
らはユーザの暮らしに対する「こだわり」を表してい
る。これは、暮らしに対する「価値観」或いは住環境に
対する深層の要求を意味している。
【0028】本実施の形態において採用された因子は、
以下の通りである。 「安全な暮らし」 「健康な暮らし」 「便利な暮らし」 「平和な家庭を重視した暮らし」 「自然との共存を重視した暮らし」 「近隣との調和がとれた暮らし」 「美しさやセンスに富んだ暮らし」 「伝統を重んじる暮らし」 「刺激や変化に富んだ暮らし」 「ゆったりした暮らし」
【0029】そこで、本実施の形態においては、各因子
についての「こだわり」の強さを表すために、それぞれ
5つずつの質問を用意している。したがって、診断テス
トは、ライフスタイル因子に関して、50の質問(項
目)を有している。そこで、ステップ502では、図7
(a)に示すような処理を実行し、各因子のスコアを得
て、ユーザのライフスタイルのタイプ(ライフスタイル
タイプ)を判定している。ここでは、質問(項目)の回
答に基づき、各因子のスコアを作成し、当該スコアに基
づいて、ユーザのライフスタイルを特定している。
【0030】まず、各因子に関連している質問(項目)
に関するスコアが算出される(ステップ701)。各質
問(項目)に関して、たとえば、「イエス(Yes):2
点」、「どちらかといえばイエス(Yes):1点」、「ど
ちらかといえばノー(No):−1点」、「ノー(No):−2
点」などの取極めにしたがって、質問(項目)の得点を
算出し、ある因子に属する質問(項目)の得点の総和を
求めればよい。次いで、因子ごとのスコアが比較され、
ユーザのライフスタイルタイプが決定される(ステップ
702)。また、スコアの順に、上記因子が順位付けさ
れる(ステップ703)。上記因子ごとのスコアを用い
て所定の順位までの生活目標が決定される
【0031】次に、志向因子について説明を加える。本
実施の形態において、志向因子は、少なくとも、以下の
2つの因子を含む。これら2つの因子は例示的なもので
あり、無論、これ以上の志向因子を設定しても良いこと
は言うまでもない。 「一戸建てに住む/集合住宅に住む」 「都心に住む/郊外に住む」 つまり、ユーザの住宅に対する具体的な「こだわり」が
志向因子により表される。各因子についての「こだわ
り」の強さを表すために、本実施の形態においては、1
つの質問(項目)を用意している。したがって、診断テ
ストは、志向因子に関して、2つの質問(項目)を有し
ている。
【0032】「一戸建てに住む/集合住宅に住む」とい
う質問(項目)に関しては、「一戸建て志向」、「どち
らかというと一戸建て志向」、「どちらかというと集合
住宅志向」、「集合住宅志向」という回答を得るように
なっており、「都心に住む/郊外に住む」という質問
(項目)に関しては、「都心志向」、「どちらかという
と都心志向」、「どちらかというと郊外志向」、「郊外
志向」という回答を得るようになっている。
【0033】そこで、ステップ504では、図7(b)
に示すような処理を実行し、各因子のスコアを得て、ユ
ーザの志向タイプを判定している。より詳細には、前者
の質問について、「一戸建て志向:2点」、「どちらか
というと一戸建て志向:1点」、「どちらかというと集
合住宅志向:−1点」、「集合住宅志向:−2点」とい
う得点、また、後者の質問については、「都心志向:2
点」、「どちらかというと都心志向:1点」、「どちら
かというと郊外志向:−1点」、「郊外志向:−2点」
というような得点を設定しておき、ユーザの回答に基づ
き、因子の得点を得ればよい。
【0034】次いで、得点にしたがって、以下の志向タ
イプのいずれに属するかが判定される(ステップ71
2)。 タイプ1:都心の一戸建てに住みたい(一戸建て志向/
都心志向) タイプ2:都心の集合住宅に住みたい(集合住宅志向/
都心志向) タイプ3:郊外の一戸建てに住みたい(一戸建て志向/
郊外志向) タイプ4:郊外の集合住宅に住みたい(集合住宅志向/
郊外志向)
【0035】次いで、判定されたタイプにしたがって、
生活目標項目の優先順位を決定する。本実施の形態で
は、タイプにしたがって、以下の順序で優先順位が与え
られている。 タイプ1:「都心での暮らし」、「一戸建て住宅での暮
らし」 タイプ2:「都心での暮らし」、「集合住宅での暮ら
し」 タイプ3:「郊外での暮らし」、「一戸建て住宅での暮
らし」 タイプ4:「郊外での暮らし」、「集合住宅での暮ら
し」 上述した処理に基づいて得られた、所定順位までのライ
フスタイル因子、および、志向因子が、生活目標項目と
して、後述するラダーリングにて利用される。また、上
記処理にて付与された優先順位も、ラダーリングにて利
用される。
【0036】次に、満足度/重要度評価部22における
処理につき、説明を加える。ここでは、ユーザの現在の
住環境に関する「不満」や「重要度」などを、ユーザの
回答から取得して、ユーザが重要と考える項目を抽出す
る。また、現在の住環境を改善するためのポートフォリ
オを作成する。なお、ポートフォリオの作成は、本発明
の根幹をなすものではないため、簡単な説明に止める。
この満足度/重要度評価部22において、提示される項
目は、主として、上記住環境に対する評価構造における
「印象」や「定性的性能」に属する。本実施の形態にお
いて、満足度/重要度評価部22の処理は、図8に示す
現在の住環境の評価に関する処理と、図9に示す、項目
の魅力性を含む分類をなす魅力分類に関する処理とに分
けられる。
【0037】図8に示すように、住環境の評価において
は、チェックリストをユーザに提示して、種々の項目に
ついて入力を促す(ステップ801)。図10(a)
は、チェックリストの一例を示す図である。たとえば、
画像1000には、ユーザが現在居住する住宅の種別の
入力欄のほか、種々の項目を含む入力欄1002が設け
られる。ユーザは、項目を参照して、当該項目について
現状で「やや不満」であるか「不満」であるかを判断し
て、必要な項目をチェックする。次いで、満足度/重要
度評価部22は、入力済みのチェックリストを参照し
て、ユーザが満足に感じている項目(符号802参照)
と、不満と感じている項目(符号803参照)とに分類
して(ステップ821)、これをDB18に記憶する。
また、ユーザは、所定の画像において、入力欄に、現在
の住環境に対する不満を自由に記述することもできる
(ステップ802)。これら自由記述された不満項目
も、DB18に記憶される。
【0038】さらに、満足度/重要度評価部22は、複
数の項目について、「重要である」か、或いは、「重要
でない」ことを示す回答を求めるチェックリストを提示
して、ユーザからの回答を受理する(ステップ80
3)。これを、満足度/重要度評価部22は、回答が記
入されたチェックリストを参照して、「重要項目(符号
814参照)」と「非重要項目(符号815参照)」と
に分類して、重要項目に該当するものを、DB18に記
憶する。このようにして取得された重要項目(符号83
1参照)は、エレメント比較評価部24における処理
や、ラダーリング実行部26における処理にて利用され
る。
【0039】次いで、満足度/重要度評価部22は、魅
力分類に関する処理を実行する。図9に示すように、こ
こでは、ユーザが不満と考えた項目(図8の符号81
2)がDB18から取り出され、これに基づくチェック
リストが作成される(ステップ901)。
【0040】図10(b)は、魅力分類のためのチェッ
クリストの例を示す図である。ここでは、ユーザが、図
10(a)に示すチェックリストにおいて、「不満」或
いは「やや不満」とした項目が列挙され、「嬉しい」お
よび「当り前」という入力欄が設けられている。ユーザ
は、自己が現在の住環境について不満と思っている項目
について、これが充たされれば「嬉しい」と感じるか、
或いは、充たされても「当り前」と感じるかを記入す
る。同様に、「不満」或いは「やや不満」とした項目に
ついて、充たされたら「嬉しい」か、或いは、「嬉しく
ない」かを記入するためのチェックリストを作成して、
ユーザに入力を促す。
【0041】満足度/重要度評価部22は、必要な事項
が記入されたチェックリスト(符号911、912参
照)を受理すると、ユーザによる入力に基づき、項目を
所定のカテゴリーに分類する(ステップ920)。たと
えば、図10(b)に示すチェックリストについて、充
足されたら「嬉しい」とされた項目(一元的な項目:符
号921参照)と、「当り前」とされた項目(符号92
2)とに分類される。また、充たされた「嬉しい」か
「否」かに関する回答を記入させたチェックリストにつ
いて、「嬉しい」とされた項目(魅力的な項目:符号9
23参照)と、「嬉しくない」とされた項目(無関心な
項目:符号924参照)とに分類される。これらのう
ち、「無関心」とされた項目以外、つまり、「一元的
な」項目、「当り前」な項目、および、「魅力的な」項
目については、重要項目とされる。
【0042】図8および図9の処理により、チェックリ
ストにて「不満」とされた項目(符号811)、自由記
述による「不満」とされた項目(符号813)、重要度
に関するチェックリストにて「重要」であるとされた項
目(符号814)、および、上記魅力分類において、重
要項目とされた項目が、次のエレメント比較処理やラダ
ーリング処理にて、重要項目として利用される。なお、
上記、「当り前」、「一元的」、「魅力的」および「無
関心」は、充足された場合、および、充足されない場合
に、以下のような心理状況になる状況であると定義して
いる。
【0043】当り前:充足されないと不満に感じるが、
充足されても特に嬉しくは感じないこと、 一元的:充足されないと不満に感じ、充足されると嬉し
く感じること、 魅力的:充足されていなくても不満と感じないが、充足
されると嬉しく感じること、 無関心:充足されてもされなくても、不満も嬉しさも感
じないこと。
【0044】次に、エレメント比較評価部24の処理に
つき、図11を参照して説明する。エレメント比較評価
部24においては、ユーザが、「自分にとって住みたい
家とは何か」を漠然と想像させるのではなく、複数の事
例などの対象を比較することにより、住みたさの根拠と
なる言葉を引き出しやすくするための処理が実行され
る。ここで取得される評価項目は、主として、上記住環
境に対する評価構造における「印象」や「第1の性能値
(定性的性能)」に属する。
【0045】エレメント比較評価部24は、比較対象と
すべき複数のエレメントを特定する(ステップ110
1)。このエレメントとして、ユーザが知っている家
(知人の家、親戚の家)や、モデルハウスなどを用いる
ことができる。ただし、住まいを評価する観点は多様で
あるため、ユーザ自身が良く知っている事例を用いる方
が望ましい。このエレメントの特定のためには、ユーザ
に、自己の知っている家を列挙させ、これに、DB18
中に記憶されたモデルハウスの画像データ等から、所望
のモデルハウスを加えても良い。
【0046】次いで、エレメント比較評価部24は、エ
レメントを提示して、ユーザに順位付けを促し(ステッ
プ1102)、その後に、順位が付与されたエレメント
から一対のエレメントを特定して、ユーザに良し悪しを
評価させる(ステップ1103)。また、その評価の際
に、ユーザは、入力装置12を操作して、良し悪しの評
価の理由を記述する(ステップ1104)。ここで、ユ
ーザは、いままでのライフスタイル診断部20および満
足度/重要度評価部22にて取得され、DB18に記憶
された、「重要な」評価項目を参照することができる。
これにより、ユーザは、自己の評価の観点を確認するこ
とができる。
【0047】評価の理由は、(「○○」が「××」)と
いう形式で記述されるのが望ましい。たとえば、「居
間」が「明るい」、「台所」が「広い」などである。評
価対象となる部材(たとえば、居間、台所)と、その状
態(たとえば、明るい、広い)とにより評価の理由が構
成される。
【0048】一対比較(ステップ1103)および理由
の記述(ステップ1104)の処理が終了すると、ライ
フスタイル診断部20、満足度/重要度評価部22およ
びエレメント比較評価部24にて得られた評価項目がD
B18から抽出され、その内容が整理される(ステップ
1105)。たとえば、ステップ1104にて記述され
た理由を、システムにて利用可能なように定型化する作
業が、ステップ1105に含まれる。次いで、抽出され
た項目が、第1層から第4層までの階層に分類される(ス
テップ1106)。本実施の形態においては、評価項目
を、図12を参照して後述する4つの階層レベルに分類
して、異なる階層の項目間に、ラダーリングによりリン
クを形成するようになっている。ステップ1106はそ
のための前処理となる。4つの階層のいずれかに分類さ
れた評価項目は、ラダーリング実行部26に与えられる
(ステップ1107)。
【0049】次に、ラダーリング実行部26における処
理についてより詳細に説明を加える。ここに、本実施の
形態にて採用した住環境に対する評価構造について説明
する。図12は、評価構造の概略およびその例を示す図
である。図12に示すように、本実施の形態において、
住環境の評価構造は、最上層から順に、「生活目標(符
号1201参照)」、「印象(符号1202参照)」、
「第1の性能(定性的性能値)(符号1203参照)」
および「第2の性能(定量的性能値)(符号1204参
照)」という階層レベルからなる。
【0050】「生活目標」は、住環境に対して、根源的
な欲求となっている価値観または興味・志向の心理要素
であり、たとえば、「価値観(符号1211−1)」や
「興味・志向(符号1211−2)」を内容とする。
「印象」は、住環境の質的側面の評価に使用される評価
語や印象語、或いは、生活上の重要な行為であり、たと
えば、「認知評価(符号1212)」を内容とする。
【0051】また、「第1の性能」は、住環境の評価対
象とその物的特性を定性的に表現する言葉であり、たと
えば、「物的特徴(符号1213−1)」や「物的状態
(符号1213−2)」を内容とする。さらに、「第2
の性能」は、住環境の評価対象とその物的特性を要求水
準まで表現する言葉であり、たとえば、「性能値・水準
(符号1214−1)」や「イメージ例(符号1214
−2)」を内容とする。以下、場合によって、「生活目
標」の階層レベル、「印象」の階層レベル、「第1の性
能値」の階層レベル、および、「第2の性能値」の階層
レベルを、それぞれ、第1層、第2層、第3層および第
4層と称する。
【0052】図12の下段には、第1層ないし第4層に
おける項目例が示されている。たとえば、「健康な生活
(符号1221)」という項目は第1層に属し、「日当
たりがいい(符号1222)」という項目は第2層に属
する。また、「冬でも家に日がさす(符号1223−
1)」や「冬でも庭に日がさす(符号1223−2)」
という項目は第3層に属し、「南側に遮るものが7m以
内に存在しない(符号1224−1)」や「庭の日照時
間が6時間以上である(符号1224−2)」という項
目が第4層に属する。図示したもの以外に、第1層ない
し第4層に属する項目の例を以下に列挙する。
【0053】第1層 「健康的な生活ができる」 「快適な生活が送れる」 「自然と共存できる」 「伝統を重んじたい」 第2層 「日当たりがいい」 「屋内が静か」 「自然が身近にある」 「落ち着いている」
【0054】第3層 「居間の窓が大きい」 「遮音性能がいい」 「周囲に樹木が多い」 「外観が和風である」 第4層 「居間の窓の種類が掃出窓」 「外壁の遮音性能が1級以上」 「庭に高木がある」
【0055】ラダーリング実行部26は、概略的には、
項目の設定処理、ラダーリング、評価構造図の構築とい
う3つの処理ブロックに分けることができる。これらの
それぞれにつき説明を加える。図13(a)は、項目の
設定処理を示すフローチャートである。図13(a)に
示すように、ラダーリング実行部26は、まず、ライフ
スタイル診断部20、満足度/重要度評価部22および
エレメント比較評価部24にて取得され、DB18に記
憶されたデータを取り出す(ステップ1301)。次い
で、ラダーリング実行部26は、評価項目を参照して、
それぞれが第1層ないし第4層の何れかのレベルに属す
るかを判断する(ステップ1302)。
【0056】本実施の形態において、図13(b)に示
すように、ライフスタイル診断部20にて取得された評
価項目は、第1層である「生活目標」の階層レベルに配
置される。また、この評価項目には、優先順位が付加さ
れている。その一方、満足度/重要度評価部22および
エレメント比較部24にて取得された評価項目は、第2
層である「印象」の階層レベル、または、第3層である
「第1の性能」の階層レベル、場合によっては、第4層
である「第2の性能」の階層レベルに配置され得る。基
本的には、満足度/重要度評価部22にて取得されたも
のは、第2層に配置され、エレメント比較部24にて取
得されたものは、第3層以下に配置されるが、ユーザの
記述により、例外が生じる可能性がある。
【0057】各評価項目のレベルが決定されると、ラダ
ーリング実行部26は、各層に配置された項目を所定の
順序で並べ替え、必要と考えられる項目を追加し、およ
び/または、不要と考えられる項目を削除する(ステッ
プ1303)。たとえば、予め調査により、特に、第1
層の評価項目と第2層の評価項目との間に、一定のリン
クを張っておく。このリンク情報をDB18に記憶して
おくことで、第1層に属する評価項目を、優先順位にし
たがって並べ替えると、これにともなって、当該評価項
目にリンクされた第2層に属する評価項目も、並べ替え
られる。
【0058】次いで、ラダーリングの順序が決定される
(ステップ1304)。本実施の形態においては、基本
的に、「印象」の階層レベルから「第1の性能」の階層
レベルまでラダーダウン、「第1の性能」の階層レベル
から「第2の性能」の階層レベルへのラダーダウン、
「印象」の階層レベルから「生活目標」の階層レベルへ
のラダーアップの順序でラダーリングを行うようになっ
ている。無論、他の順序が決定されても良いことは言う
までも無い。
【0059】このような前処理の後に、図14(a)に
示すラダーリングが開始される。ラダーリング実行部2
6は、軸となる評価項目を選択する(ステップ140
1)。本実施の形態においては、上記並べ替え(ステッ
プ1303)にて、最上位に配置された第1層に属する
項目にリンクされた第2層の評価項目を、軸となる評価
項目として選択している。次いで、ユーザの入力を伴う
ラダーダウンおよびラダーアップの処理が実行される。
【0060】本実施の形態においては、先のライフスタ
イル診断部20、満足度/重要度評価部22、エレメン
ト比較評価部24にて得られた評価項目の各々が、先に
述べた前処理にて、所定の階層レベルに配置されてい
る。したがって、ラダーアップする際やラダーダウンす
る際に、上記ラダーダウン或いはラダーアップにかかる
階層レベルに配置された評価項目を、リスト形式でユー
ザに提示して、ユーザの選択を促すことができる。これ
により、ラダーリングによる構造図の作成を適切に支援
することが可能となる。
【0061】図14(b)は、ステップ1402のラダ
ーアップ/ラダーダウンをより詳細に示すフローチャー
トである。図14(b)に示すように、ラダーリング実
行部26は、階層レベルにおいて下層或いは上層レベル
の評価項目をリスト形式にてユーザに提示する。図15
(a)は、第2層の「日当たりがいい」という評価項目
をラダーダウンする際に、ユーザに提示される画像の例
を示す図である。ここでは、「日当たりがいい」を具体
的に説明した項目が列挙される。
【0062】画像1501において、欄1502や欄1
503には、先に実行された処理にて得られた、第3
層、すなわち、「第1の性能」に関する評価項目が含ま
れている。ユーザは、入力装置12を操作して、欄15
03から所望の評価項目を選択する。これにより、欄1
502に当該選択された評価項目が表示される。たとえ
ば、ユーザがマウスを操作して、カーソル(図示せず)
を「登録」ボタン1504の上に移動させてクリックす
ることにより、第2層の「日当たりが良い」という評価
項目と、第3層の「庭・ベランダの日照時間が長い」と
いう評価項目とが結び付けられる。このように、ラダー
ダウン或いはラダーアップの際に、上層或いは下層にあ
る、先の処理にて取得された評価項目のリストをユーザ
に提示することにより、ユーザは適切な回答を選択する
ことが可能となり、これにより、隣接する層の評価項目
の間に、ユーザ選択によるリンク(ユーザ選択リンク)
が形成される。
【0063】また、ユーザが入力装置12を操作して所
定のコマンドを入力することにより、ある評価項目に関
するラダーダウン或いはラダーアップで、ユーザが選択
した評価項目のリストを参照することができる。図15
(b)は、このようなリスト1511の例を示す図であ
る。
【0064】項目の選択および登録(ステップ141
2)が終了した後に、さらにラダーアップ或いはラダー
ダウンが可能か否かが判断され(ステップ1413)、
可能であれば(ステップ1413でイエス(Yes))、ス
テップ1411、1412が繰り返される。
【0065】ラダーリング実行部26は、ラダーアップ
/ラダーダウン(ステップ1402)が終了すると、軸
となる評価項目に関するワークが終了したか否かを判断
し(ステップ1403)、終了していない場合には(ス
テップ1403でノー(No))、さらに、ラダーアップ/
ラダーダウンの処理を繰り返す。その一方、軸となる評
価項目に関するワークが終了していると判断し(ステッ
プ1403でイエス(Yes))、かつ、ラダーリングをま
だ終了させない場合には(ステップ1404でノー(N
o))、次の優先順位に基づく軸となる評価項目を選択し
て、ステップ1402ないしステップ1403の処理を
繰り返す。
【0066】前述したように、優先順位が付加されてい
る第1層の評価項目と、第2層の評価項目とは、予めリ
ンクが形成されている。したがって、次の優先順位にか
かる第1層の評価項目が特定されると、これに伴って、
対応する第2層の評価項目を特定することができる。
【0067】本実施の形態においては、図12の下欄に
示すように、まず、第2層の評価項目(符号1222参
照)がユーザに提示され、次いで、ラダーダウンにより
第3層の評価項目(符号1223−1、1223−2参
照)が選択/登録され(矢印A参照)、さらに、ラダー
ダウンにより第4層の評価項目(符号1224−1、1
224−2参照)が選択/登録されるようになっている
(矢印B参照)。第4層までのラダーダウンが終了する
と、第2層の評価項目からラダーアップにより第1層の
評価項目(符号1221参照)が選択/登録される(矢
印C参照)。
【0068】無論、このような順序に限定されるもので
はなく、第2層から第3層にラダーダウンした後に、第
2層にラダーアップしても良い。これらは、ユーザの意
思により或いはプログラムの規定により適宜行われう
る。また、ラダーダウンおよびラダーアップの際に、ユ
ーザは、自由に記述する形式で、理由や具体例を入力す
ることも可能である。このように自由に記述された形式
の情報も、ユーザ選択リンクが形成された評価項目とし
て登録され得る。
【0069】図16は、ラダーリング処理によりユーザ
選択リンクが形成された評価項目を示す評価構造図の例
を示す図である。図16に示すように、本実施の形態に
おいては、基本的には、隣接する層間(たとえば、第1
層と第2層)にユーザ選択リンクが形成されるが、場合
によって、たとえば、ユーザが記入する場合や、隣接す
る層より下層に適切な具体例が存在する場合には、第2
層と第4層との間など、隣接しない層間にユーザ選択リ
ンクが形成される場合もある。図16において、「居間
が明るい」という第2層の評価項目からは、「居間の窓
が2方向にある」という第4層のリンクに、ユーザ選択
リンクが張られている。このようにして作られた評価構
造図は、表示装置14の画面上に表示され、或いは、プ
リンタ(図示せず)から出力され得る。
【0070】ラダーリングが終了して、評価構造図が生
成されると、住意識顕在化システム10は、評価構造図
に基づいて、ユーザの求める住環境に対する要求を仕様
化した要求仕様書を作成する処理を実行する。図17
は、本実施の形態にかかる要求仕様化の処理の概略を示
すフローチャートである。本実施の形態において、要求
仕様化の処理は、条件化項目の特定(ステップ170
1)、重み付け(ステップ1702)、条件指定(ステ
ップ1703〜1705)、および、要求品質の分類
(ステップ1706)とから構成されている。これらの
うち、ステップ1701、1705および1706は省
略することもできる。これら処理は、要求仕様化処理部
28により実行される。
【0071】条件化項目の特定(ステップ1701)に
おいては、評価構造図に含まれる項目のうち、「第2の
性能(定量的性能)」に関する項目を、条件または例示
に分類している。これは、感性的な項目や写真などの可
視化された項目を、例示と分類することで、後の処理を
複雑化させないために実行される。
【0072】次いで、重み付けの処理が実行される。こ
れはAHPに類する手法を用いている。図18は、重み
付けの処理をより詳細に示すフローチャートである。図
18に示すように、まず、第1層である「生活目標」の
項目の優先順位が取得される。最初の処理では、もっと
も優先順位の高かった生活目標の項目と、ユーザ選択リ
ンクが形成されている、第2層である「印象」の項目が
抽出されて、それぞれの項目への重みを示す相対値をユ
ーザに入力されるための画像が生成され、当該画像が、
表示装置14の画面上に表示される。つまり、第2層の
項目がリストされて、ユーザは、項目を比較して、それ
ぞれに相対的な値を設定すればよい。このようにユーザ
からの第2層の項目の相対値を受理すると、第2層の項
目の各々とユーザ選択リンクが形成されていた、第3層
である「第1の性能(定性的性能)」の項目が抽出され
る。ここでも、それぞれの項目への重みを示す相対値を
ユーザに入力されるための画像が生成され、当該画像
が、表示装置14の画面上に表示される。
【0073】図19は、ユーザに相対値を入力させるた
めの画像の例を示す図である。ここでは、第2層の「自
然が身近にある」という項目とユーザ設定リンクが形成
された第3層の項目(符号1900参照)、および、
「交通の便が良い」という項目とユーザ設定リンクが形
成された第3層の項目(符号1910参照)が表示され
ている。
【0074】たとえば、第2層の「自然が身近にある」
という項目(符号1901参照)については、「室内か
ら樹木が見える」、「周囲に緑地がある」および「草花
を植える場所がある」という項目がリンクされている。
ユーザは、マウスなどの入力装置12を操作して、第3
層の項目に隣接して配置されたスライダ1903を、図
中の矢印A方向に移動させる。各項目に隣接してスライ
ダが配置されているため、ユーザは容易に各項目間の相
対値を入力することが可能となる。ユーザが入力装置1
2を操作して、「決定」ボタン1904をオンすること
により、スライダの位置情報が、要求仕様化処理部28
に与えられる。スライダの位置情報により、各項目間に
与えるべき重みを決定することができる。
【0075】評価構造図に関する第2層および第3層の
重みの入力が完了するまで、上記処理は実行される(ス
テップ1804、1805参照)。このような処理によ
り、第1層の項目と、当該項目にユーザ指定リンクが形
成された第2層の項目との間の、当該リンクの重み、第
2層の項目と、当該項目にユーザ指定リンクが形成され
た第3層の項目との間の、当該リンクの重みが得られ
る。
【0076】本実施の形態においては、第1層の項目
(「生活目標」の項目)の項目数、および、各項目の優
先順位にしたがって、予め、総計で「100」となるス
コアを、各項目に割り当てている。たとえば、上記第1
層の項目が3項目であれば、最上位の項目には「5
5」、第2位の項目には「30」、最下位の項目には
「15」というスコアが割り当てられる。無論、このス
コアの割り当ては、上述したものに限られないことは言
うまでもない。
【0077】そこで、第1層の項目と第2層との間のリ
ンクには、上記割り当てられたスコアを、さらに、重み
に基づき算出されて得られた値が割り当てられる。たと
えば、第1層のある項目「a」の重みの総和が、「S
a1」であり、第2層との間にある3つの項目の、ユ
ーザ入力の相対値或いは重みが、それぞれ、
「a21」、「a22」および「a23」であれば、3
つのリンクのそれぞれに関するスコア「SCa21」、
「SCa22」および「SCa23」は、以下のように
算出される。 SCa21=SCa1*(a21/(a21+a22
23)) SCa22=SCa1*(a22/(a21+a22
23)) SCa23=SCa1*(a23/(a21+a22
23))
【0078】第2層と第3層との間のリンクに関して
も、同様にしてスコアを算出することができる。このユ
ーザ選択リンクごとに取得されたスコアが、リンクの重
みとなる。図20は、このようにして得られたリンクの
重みの例を示す図である。ここでは、各層の間のリンク
の重みの総和が「100」となっている。また、当該リ
ンクに結ばれた下位側の項目においては、リンクの重み
の総和をとることができる。たとえば、第2層の項目
「印象「c」」には、上位側から2本のリンクが接続さ
れており、この項目の重みの総和は、「10+16=2
6」となる。この重みの総和が、下位側に接続されたリ
ンクの重みを算出するためのもとになる。
【0079】次に、条件指定の処理につき説明を加え
る。図21は、ステップ1703〜1705をより詳細
に示すフローチャートである。ここでは、要求仕様化処
理部28は、重要度の表示、つまり、第3層の項目のう
ち、重みの総和の大きなものから順となるように、項目
をソートする(ステップ2101)。次いで、要求仕様
化処理部28は、ソート順に配置された項目のリストで
あって、項目ごとの条件を入力させるためのシートを作
成して、これを表示装置14の画面上に表示する(ステ
ップ2102)。ユーザは、このシート中の項目を参照
して、必要な条件を入力する。
【0080】上記シートに入力する条件には、どうして
も実現したいこと、ないし、必ず充たしていることを示
す「必須」、重要であるため満たしたいことを示す「優
先」、および、可能であれば満たしたいことを示す「希
望」が含まれる。満たしたいことを示す度合いは、「必
須」、「優先」、「希望」の順で希薄になる。シート中
の各項目にいずれかの条件を割り当てることで、条件指
定をなすことができる。
【0081】入力済みのシートを受理すると(ステップ
2103)、要求仕様化処理部28は、第4層の項目
を、第3層の項目のソート順にしたがって配置し、当該
配置された項目ごとに条件を入力させるためのシートを
作成して、これを表示装置14の画面上に表示する(ス
テップ2104)。ここでも、ユーザはシート中の項目
を参照して、必要な条件(「必須」、「優先」、「希
望」のいずれか)を入力する。要求仕様化処理部28が
入力済みシートを受理することで条件指定の処理は終了
する(ステップ2105)。なお、ステップ2104お
よび2105は、第4層の条件指定が省略される場合に
は実行されないことは言うまでもない。
【0082】次いで、要求仕様化処理部28は、評価構
造図に含まれる項目のうち、第3層である「第1の性能
(定性的性能)」、および、必要な場合には第4層であ
る「第2の性能(定量的性能)」の項目について、満足
度/重要度評価部22において利用した品質分類、つま
り、「一元的」、「当り前」、「魅力的」のいずれかを
割り当てるための処理を実行する。ここでは、条件指定
と略同様の手順にて実現することができる。たとえば、
第3層に関して、ソートされた項目および入力欄を示す
シートを作成し、これをユーザに提示して、入力欄に品
質分類の入力をユーザに促せば良い。なお、ユーザは、
一元的、当り前、魅力的の何れにも該当しない項目につ
いては、入力欄に入力をしなくても良い。
【0083】このような処理が終了すると、要求仕様書
が作成される。図22は、要求仕様書作成の処理を示す
フローチャートである。図22に示すように、要求仕様
化処理部28は、ユーザに指定された条件および品質分
類にしたがって、第3の項目のうちの何れかを選択する
(ステップ2201)。本実施の形態においては、条件
に関して、「必須」、「優先」、「希望」の順で、項目
が選択されることとしている。また、同一の条件におい
ては、「一元的」、「当り前」、「魅力的」という順
で、項目が選択される。
【0084】次いで、要求仕様化処理部28は、選択さ
れた項目と、ユーザ選択リンクが形成された第4層の項
目を特定する(ステップ2202)。次いで、当該第3
層の項目と、ユーザ選択リンクが形成された第2層の項
目のいずれかを特定して、当該リンクの重みを取得する
(ステップ2204)。これが、第3層の項目と第2層
の項目との間の関連性の深さを示す。処理対象となって
いる第3層の項目とユーザ選択リンクが形成された全て
の第2層の項目に関して、ステップ2204の処理が実
行される(ステップ2205参照)。
【0085】ステップ2201〜2205の処理は、評
価構造図にて挙げられた全ての第3層の項目について実
行される(ステップ2206)参照。このようにして、
必要な項目、項目間の関連性の大きさを取得した後、表
中のセルに、対応する項目などが配置される(ステップ
2207)。このようにして得られた表が、要求仕様書
となる。
【0086】図23は、要求仕様書の一例を示す図であ
る。図23において、第3層である「定性的性能」の欄
に、所定の順序で項目が列挙されている。また、各項目
の左側には重要度が示される。ここでいう重要度は、条
件指定および品質分類に従ったものである。図中、星印
の数により条件が示されている。たとえば、3つの星は
「必須」、2つの星は「優先」、1つの星は「希望」を
示している。また、星印の下には、品質分類が表示され
る。
【0087】さらに、図23の例では、第3層である
「定性的性能」の各項目にユーザ選択リンクが形成され
ている、第4層である「定量的性能」の項目が列挙され
ている。なお、ここでは、第4層における条件等は示さ
れていない。また、当該第3層の項目と、第2層の項目
(符号2310参照)との交点の位置に、これらを結ぶ
ユーザ選択リンクの大きさを、円の大きさで表している
(たとえば、符号2311参照)。
【0088】このようにして得られた要求仕様書は、表
示装置14の画面上に表示され、或いは、プリンタ(図
示せず)から印刷物として出力され得る。ユーザは、表
示された、或いは、印刷物として出力された要求仕様書
を参照することにより、自分が重要と考えていた項目、
各項目間の関連を把握することが可能となる。たとえ
ば、これを、住宅設計者や不動産業者に提示すること
で、ユーザが求める適切な物件を見出すために役立てる
ことが可能となる。
【0089】本実施の形態によれば、内容に応じて、ユ
ーザの住意識を示す項目を、より記述的なものから、よ
り具体的、物理的なものに向けて、「生活目標」、「印
象」、「定性的性能」および「物理的性能」のいずれか
のカテゴリーに属するように分類している。所定のカテ
ゴリーに関しては、ユーザが、どの程度重要と考えてい
るか、或いは、必要と考えているかなどを示す情報を付
加しておく。このような前処理の後に、ラダーリングを
実行する。このラダーリングにおいては、先に設定され
た4階層の間で、ラダーダウンおよびラダーアップが実
行されるように設定し、かつ、前処理にて得られた項目
を、ラダーアップ、ラダーダウンの際の回答候補とし
て、ユーザに提示する。これにより、計算機上で、処理
を複雑化させることなく、適切なラダーリングを実現す
ることができる。
【0090】さらに、本発明によれば、ラダーリングに
てユーザにより選択された項目間のリンクの重みを算出
することもできる。これにより、異なる層の間の項目の
関連性を容易に把握することが可能となる。本発明は、
以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範
囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であ
り、それらも本発明の範囲内に包含されるものであるこ
とは言うまでもない。
【0091】たとえば、前記実施の形態においては、
「生活目標」、「印象」、「定性的性能」および「定量
的性能」という4つの階層を設け、各階層に属する評価
項目を、ユーザからの情報に基づいて抽出するように構
成されている。しかしながら、上記階層の分け方に限定
されるものではなく、他の分類にしたがった階層を利用
しても良い。ただし、ここでは、より上位の階層が、ユ
ーザの心理レベルに関する階層であり、下位に向かうの
にしたがって、より具体的な事項に関する階層となるの
が望ましい。
【0092】また、満足度/重要度評価の対象となる項
目は、「印象」の階層、「定性的性能」の階層の何れか
に属するものであっても良い。同様に、エレメント評価
の対象も、「印象」の階層、「定性的性能」の階層の何
れかに属するものであっても良い。また、前記実施の形
態においては、第1層ないし第3層の項目の間のユーザ選
択リンクについて、重みを付与しているがこれに限定さ
れるものではなく、同様の手法により、第4層に接続さ
れているユーザ選択リンクに重みを付与しても良い。
【0093】さらに、予め、実際の住宅の性能に基づ
き、第3層或いは第4層に関する各住宅のスコアをDB等
に記憶し、第3層或いは第4層の項目の重みの総和から、
代替案となる住宅をユーザに提示できるような構成とし
ても良い。また、前記実施の形態においては、第1層で
ある「生活目標」に属する評価項目に優先順位を付与
し、かつ、当該「生活目標」に属する項目と、第2層で
ある「印象」に属する項目との間にリンクを設けてい
る。そして、ラダーリングの際に、ユーザに提示する第
2層に属する項目の順序を、第1層に属する評価項目の
優先順位に依拠するように構成している。しかしなが
ら、このような構成に限定されるものではない。たとえ
ば、ユーザからの情報にしたがって、直接、第2層の評
価項目に優先順位を付与しても良い。
【0094】さらに、前記実施の形態においては、基本
的に、第2層からラダーリングが開始され、第2層から
第3層へのラダーダウン、第3層から第4層へのラダーダ
ウン、第2層から第1層へのラダーアップの順で、ラダ
ーリングが実行されているが、このような順序に限定さ
れるものでもない。なお、本明細書において、一つの手
段の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されて
も、若しくは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的
手段により実現されてもよい。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザの潜在的な住意
識を顕在化し、ユーザの求める住宅像を提示することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本実施の形態にかかる住意識顕在化
システムの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかる住意識顕在化
システムのハードウェア構成例を示す図である。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかる住意識顕在化
システムにおける処理の全体構造を示す図である。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかる住意識顕在化
システムにおける処理の全体構造を示す図である。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかるライフスタイ
ル診断部にて実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 図6は、本実施の形態において表示装置の画
面上に表示された画像の例を示す図である。
【図7】 図7は、図5の処理の一部をより詳細に示す
フローチャートである。
【図8】 図8は、本実施の形態にかかる現在の住環境
の評価に関する処理を示すフローチャートである。
【図9】 図9は、本実施の形態にかかる項目の魅力性
を含む分類をなす魅力分類に関する処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】 図10は、本実施の形態にかかるチェック
リストの例を示す図である。
【図11】 図11は、本実施の形態にかかるエレメン
ト比較評価部の処理を示すフローチャートである。
【図12】 図12は、本実施の形態における評価構造
の概略およびその例を示す図である。
【図13】 図13は、本実施の形態にかかる項目の設
定処理を示すフローチャート、および、評価項目を説明
する表である。
【図14】 図14は、本実施の形態にかかるラダーリ
ング処理を示すフローチャートである。
【図15】 図15は、本実施の形態においてラダーリ
ングの際に表示される画像の例を示す図である。
【図16】 図16は、本実施の形態において、ラダー
リング処理によりユーザ選択リンクが形成された評価項
目を示す評価構造図の例を示す図である。
【図17】 図17は、本実施の形態にかかる要求仕様
化の処理の概略を示すフローチャートである。
【図18】 図18は、本実施の形態にかかる重み付け
の処理をより詳細に示すフローチャートである。
【図19】 図19は、本実施の形態において、ユーザ
に相対値を入力させるための画像の例を示す図である。
【図20】 図20は、本実施の形態において取得され
たリンクの重みの例を示す図である。
【図21】 図21は、ステップ1703〜1705を
より詳細に示すフローチャートである。
【図22】 図22は、本実施の形態にかかる要求仕様
書作成の処理を示すフローチャートである。
【図23】 図23は、本実施の形態にかかる要求仕様
書の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 住意識顕在化システム 12 入力装置 14 表示装置 16 インタフェース 18 データベース 20 ライフスタイル診断部 22 満足度/重要度評価部 24 エレメント比較評価部 26 ラダーリング実行部 28 要求仕様化処理部 30 通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501321833 小島 隆矢 東京都台東区根岸3−7−18 エルアルカ サル鶯谷401 (71)出願人 501321844 宗方 淳 東京都港区南青山2−10−13−7 (71)出願人 501321855 大元 康弘 東京都小金井市前原町4−20−9(30) (72)発明者 平手 小太郎 千葉県松戸市新松戸3−296 サンライト パストラル壱番街C−105 (72)発明者 高橋 正樹 千葉県千葉市稲毛区小仲台5−6−2− 304 (72)発明者 小島 隆矢 東京都台東区根岸3−7−18 エルアルカ サル鶯谷401 (72)発明者 宗方 淳 東京都港区南青山2−10−13−7 (72)発明者 大元 康弘 東京都小平市前原町4−20−9(30) Fターム(参考) 2E025 AA01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが住環境を評価するための項目
    を、ユーザの心理的レベルに関する上位階層から実際の
    住環境およびその周辺の物的性能レベルに関する下位階
    層に至る複数の階層のいずれかに属するように分類する
    ステップと、 所定の階層に属する項目を起点として対象項目を設定す
    るステップと、 当該対象項目、および、当該対象項目より上位の階層ま
    たは当該項目より下位の階層に属する項目のリストを提
    示するステップと、 前記リストから選択された一以上の項目を受理して、対
    象項目と前記選択された一以上の項目の各々とのリンク
    を形成するステップと、 前記対象項目を、前記上位の階層または下位の階層に属
    する項目に再設定して、項目のリストの提示およびリン
    クの形成を繰り返すことにより、ある起点となる項目に
    関して、異なる階層に属する項目間のリンクを形成する
    ステップと、 前記起点となる対象項目に関するリンクの形成の終了の
    後、当該階層或いは他の階層において起点となる対象項
    目を設定して、リストの提示、リンクの形成を繰り返す
    ことにより、複数の起点となる項目に関して、それぞ
    れ、異なる階層に属する項目間のリンクをさらに形成す
    るステップと、 前記選択された項目および前記項目間のリンクを示す階
    層構造図を生成して、当該階層構造図を提示するステッ
    プとを備えたことを特徴とする住意識の顕在化方法。
  2. 【請求項2】 さらに、起点となる階層に関する項目を
    ユーザに提示して、その重要度を示す情報を受理するス
    テップと、 当該受理した重要度を示す情報に基づき、前記起点とな
    る階層の項目を選択して提示するステップとを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の住意識の顕在化方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記起点となる階層として、最
    上位の階層の直下に位置する階層を設定するステップ
    と、 前記最上位の階層に属する項目と、直下の階層に属する
    項目との間に予め一定の関連付けを持たせるステップ
    と、 前記最上位の階層に属する項目を提示して、当該項目の
    優先度を示す情報を受理するステップとを備え、 前記起点となる項目が、前記最上位の階層に属する項目
    における優先度、および、前記最上位の階層に属する項
    目との間のリンクにしたがって選択されることを特徴と
    する請求項2に記載の住意識の顕在化方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記最上位の階層に属する項目
    が、ユーザのライフスタイルおよび生活志向に関連し、
    当該項目に関して、重要であるか否かを示す重要度情報
    を受理するステップと、 前記リンク形成のための項目として、重要であることを
    示す重要度情報に関連付けられた項目を選択するステッ
    プとを備えたことを特徴とする請求項3に記載の住意識
    の顕在化方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記最上位の階層より下層に位
    置する階層の項目が、現在の住環境、および/または、
    住環境の定性的な性能および定量的な性能に関連し、当
    該項目に関して、満足であるか不満であるかを示す満足
    度情報を受理するステップと、 前記不満であることを示す満足度情報に関連付けられた
    項目を提示して、当該項目が満たされた場合にユーザが
    満足を感じるような項目を示す情報を受理するステップ
    と、 当該満足を感じるような項目を、前記リンク形成のため
    の項目に設定するステップとを備えたことを特徴とする
    請求項1ないし4の何れか一項に記載の住意識の顕在化
    方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記最上位の階層より下層に位
    置する階層の項目が、現在の住環境、および/または、
    住環境の定性的な性能および定量的な性能に関連し、前
    記階層の何れかに属する項目の対を生成するステップ
    と、 生成された項目の対を提示して、何れが望ましいかを示
    す一対比較における回答を受理するステップと、 当該エレメントを比較評価することにより、リンク形成
    のための項目であって、当該項目が前記性能の良し悪し
    を評価した理由に該当するような項目を抽出するステッ
    プとを備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れ
    か一項に記載の住意識の顕在化方法。
  7. 【請求項7】 さらに、前記項目の対の提示の際に、指
    示に応じて、参照のために前記項目の対が属する階層よ
    り上層に位置する階層、および/または、下層に位置す
    る階層の項目を提示するステップを備えたことを特徴と
    する請求項6に記載の住意識の顕在化方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記階層構造図において、上位
    の階層に属する各項目から下位の階層に属する一以上の
    項目への一以上のリンク群に関して、その重要度を示す
    一以上の相対値を受理するステップと、 前記上位の階層に属する項目から、下位の階層に属する
    項目へのリンクに対して、重みを割り当てるステップ
    と、 前記下位の階層に属する項目の各々において、前記上位
    の階層に属する項目からのリンクに割り当てられた重み
    の総和から、下位の階層に属する項目の、さらに下位の
    階層に属する項目に対して、重みを割り当てるステップ
    と、 前記重みの割り当てを繰り返すことにより、各リンクの
    重みおよび項目の重みの総和を算出するステップとを備
    えたことを特徴とする請求項1ないし7の何れか一項に
    記載の住意識の顕在化方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記定性的な性能に関する項目
    の優先度を受理するステップと、 前記優先度にしたがって、前記定性的な性能に関する項
    目を列挙し、かつ、当該定性的な性能に関する項目と、
    その上位の階層に属する項目との間のリンクの重みを取
    得するステップと、 前記定性的な性能に関する項目およびその上位の階層に
    属する項目とをマトリクス状に配置して、双方の項目の
    交点に、前記リンクの重みを示す印およびリンクの重み
    を示す数値の少なくとも一方を付した表形式の要求仕様
    書を作成するステップとを備えたことを特徴とする請求
    項8に記載の住環境の顕在化方法。
  10. 【請求項10】 ユーザの住意識を評価するためにコン
    ピュータにおいて実行されるプログラムであって、 住意識を評価するための項目を、心理的レベルである上
    位階層から物的性能レベルである下位階層にいたる複数
    の階層のいずれかに属するように分類するステップと、 所定の階層に属する項目を起点として対象項目を設定す
    るステップと、 当該対象項目、および、当該対象項目より上位の階層ま
    たは当該項目より下位の階層に属する項目のリストを提
    示するステップと、 前記リストから選択された一以上の項目を受理して、対
    象項目と前記選択された一以上の項目の各々とのリンク
    を形成するステップと、 前記対象項目を、前記上位の階層または下位の階層に属
    する項目に再設定して、項目のリストの提示およびリン
    クの形成を繰り返すことにより、ある起点となる項目に
    関して、異なる階層に属する項目間のリンクを形成する
    ステップと、 前記起点となる対象項目に関するリンクの形成の終了の
    後、当該階層或いは他の階層において起点となる対象項
    目を設定して、リストの提示、リンクの形成を繰り返す
    ことにより、複数の起点となる項目に関して、それぞ
    れ、異なる階層に属する項目間のリンクをさらに形成す
    るステップと、 前記選択された項目および前記項目間のリンクを示す階
    層構造図を生成して、当該階層構造図を提示するステッ
    プとを、前記コンピュータに実行させることを特徴とす
    る住意識の顕在化プログラム。
  11. 【請求項11】 さらに、起点となる階層に関する項目
    をユーザに提示して、その重要度を示す情報を受理する
    ステップと、 当該受理した重要度を示す情報に基づき、前記起点とな
    る階層の項目を選択して提示するステップとを、前記コ
    ンピュータに実行させることを特徴とする請求項10に
    記載の住意識の顕在化プログラム。
  12. 【請求項12】 さらに、前記起点となる階層として、
    最上位の階層の直下に位置する階層を設定するステップ
    と、 前記最上位の階層に属する項目と、直下の階層に属する
    項目との間に予め一定の関連付けを持たせるステップ
    と、 前記最上位の階層に属する項目を提示して、当該項目の
    優先度を示す情報を受理するステップとを、前記コンピ
    ュータに実行させ、 前記起点となる項目が、前記最上位の階層に属する項目
    における優先度、および、前記最上位の階層に属する項
    目との間のリンクにしたがって選択されるように前記コ
    ンピュータを動作させることを特徴とする請求項11に
    記載の住意識の顕在化プログラム。
  13. 【請求項13】 さらに、前記最上位の階層に属する項
    目が、ユーザのライフスタイルおよび生活志向に関連
    し、当該項目に関して、重要であるか否かを示す重要度
    情報を受理するステップと、 前記リンク形成のための項目として、重要であることを
    示す重要度情報に関連付けられた項目を選択するステッ
    プとを、前記コンピュータに実行させることを特徴とす
    る請求項12に記載の住意識の顕在化プログラム。
  14. 【請求項14】 さらに、前記最上位の階層より下層に
    位置する階層の項目が、現在の住環境、および/また
    は、住環境の定性的な性能および定量的な性能に関連
    し、当該項目に関して、満足であるか不満であるかを示
    す満足度情報を受理するステップと、 前記不満であることを示す満足度情報に関連付けられた
    項目を提示して、当該項目が満たされた場合にユーザが
    満足を感じるような項目を示す情報を受理するステップ
    と、 当該満足を感じるような項目を、前記リンク形成のため
    の項目に設定するステップとを、前記コンピュータに実
    行させることを特徴とする請求項10ないし13の何れ
    か一項に記載の住意識の顕在化プログラム。
  15. 【請求項15】 さらに、前記最上位の階層より下層に
    位置する階層の項目が、現在の住環境、および/また
    は、住環境の定性的な性能および定量的な性能に関連
    し、前記階層の何れかに属する項目の対を生成するステ
    ップと、 生成された項目の対を提示して、何れが望ましいかを示
    す一対比較における回答を受理するステップと、 当該一対比較に基づき、前記リンク形成のための項目を
    選択するステップとを、前記コンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項10ないし13の何れか一項に
    記載の住意識の顕在化プログラム。
  16. 【請求項16】 さらに、前記項目の対の提示の際に、
    指示に応じて、参照のために前記項目の対が属する階層
    より上層に位置する階層、および/または、下層に位置
    する階層の項目を提示するステップを、前記コンピュー
    タに実行させることを特徴とする請求項15に記載の住
    意識の顕在化プログラム。
  17. 【請求項17】 さらに、前記階層構造図において、上
    位の階層に属する各項目から下位の階層に属する一以上
    の項目への一以上のリンク群に関して、その重要度を示
    す一以上の相対値を受理するステップと、 前記上位の階層に属する項目から、下位の階層に属する
    項目へのリンクに対して、重みを割り当てるステップ
    と、 前記下位の階層に属する項目の各々において、前記上位
    の階層に属する項目からのリンクに割り当てられた重み
    の総和から、下位の階層に属する項目の、さらに下位の
    階層に属する項目に対して、重みを割り当てるステップ
    と、 前記重みの割り当てを繰り返すことにより、各リンクの
    重みおよび項目の重みの総和を算出するステップとを、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項
    10ないし16の何れか一項に記載の住意識の顕在化プ
    ログラム。
  18. 【請求項18】 さらに、前記定性的な性能に関する項
    目の優先度を受理するステップと、 前記優先度にしたがって、前記定性的な性能に関する項
    目を列挙し、かつ、当該定性的な性能に関する項目と、
    その上位の階層に属する項目との間のリンクの重みを取
    得するステップと、 前記定性的な性能に関する項目およびその上位の階層に
    属する項目とをマトリクス状に配置して、双方の項目の
    交点に、前記リンクの重みを示す印を付した表形式の要
    求仕様書を作成するステップとを、前記コンピュータに
    実行させることを特徴とする請求項17に記載の住環境
    の顕在化プログラム。
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