JPH05290020A - 再検査指示方式 - Google Patents

再検査指示方式

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JPH05290020A
JPH05290020A JP9406692A JP9406692A JPH05290020A JP H05290020 A JPH05290020 A JP H05290020A JP 9406692 A JP9406692 A JP 9406692A JP 9406692 A JP9406692 A JP 9406692A JP H05290020 A JPH05290020 A JP H05290020A
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JP
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membership function
data
creating
instruction system
measurement
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JP9406692A
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English (en)
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Rumi Kurumada
留美 車田
Kahoru Nakayashiki
かほる 中屋敷
Koichi Morishita
孝一 森下
Ryuichi Suzuki
隆一 鈴木
Tomonori Mimura
智憲 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】判別論理作成を容易にし、判定精度を向上させ
る自動分析装置。 【構成】再検査処理は、判定論理作成(破線内)と、判
定論理検証8と、測定値入力9と、判定結果出力10
と、判定結果導出過程表示11により構成される。判定
論理作成部は、ファジィルール入力手段5と、メンバー
シップ関数作成手段6と、デファジィルール入力手段7
により構成される。メンバーシップ関数作成は、標本デ
ータグループ選択手段1と、頻度分布図編集手段2と、
キーワードとそのメンバーシップ関数作成方法登録手段
4により最適に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生化学自動分析装置等
の計測器から大量に発生する検査データの再検査処理を
自動化する方式に係り、特に、チェック用判定論理を登
録する作業の負荷を軽減し、検証作業を効率化する方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】春日他3名:検査値を用いた病型分類方
式の検討およびそのファジィ論理の適用による改善:第
10回医療情報学連合大会予稿集(Nov.1990)では、
測定値のデータ分布図を利用してメンバーシップ関数の
設定を行う際、測定データの属性として、正常群,疾患
群に分類された測定値分布図を利用している。
【0003】さらに、西村他3名:ファジィ臨床検査デ
ータベースシステム:第10回医療情報学連合大会予稿
集(Nov.1990)では、正常群の分布のみを利用し、標
準偏差の整数倍の値を利用して、メンバーシップ関数の
形態を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法では、次
のような問題点がある。
【0005】(1)データの形態が単純な場合は、顕著
に特徴が現れ、メンバーシップ関数作成に有効だが、そ
うでない場合に対処できない。 (2)メンバーシップ関数設定のための、測定データ
の、正常・異常の分類は基本的に簡単でない。 (3)測定データの統計量からメンバーシップ関数のパ
ラメータを決定する手法は、命題が多数ある場合に、作
業量が多大になる。 (4)作成した判別論理の検証に対する考慮が無く、同
時に、論理の登録,更新作業に対する考慮がない。 (5)作成した判定論理による判定結果の導出過程を表
示する考慮がない。
【0006】本発明の目的は、判定論理作成を支援し、
判定精度の向上を図り、判定論理による判定結果の導出
過程を表示し、結果検証を容易にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するために、以下の手段を設けた。
【0008】(1)蓄積データを属性により分類し、そ
のグループを選択する手段。 (2)利用する測定値の頻度分布を変換する手段。 (3)頻度分布図、あるいは、前記頻度分布を変換する
手段により変換された頻度分布図が、メンバーシップ関
数作成に利用可能か否かを判断する手段。 (4)頻度分布図、あるいは、前記頻度分布を変換する
手段により変換された分布図から、メンバーシップ関数
を作成する手段。 (5)判定論理を記述するための、ルール,メンバーシ
ップ関数の編集手段。 (6)作成した判定論理を検証する手段。 (7)作成した判定論理による判定結果を出力し、その
結果導出過程を検証する手段。
【0009】(2)には、分布図を平滑化する機能,属
性で分類する機能,正規化する機能,特異データを削除
する機能を設けた。正規化する機能は、複数の正規化手
法の中から正規化後データの統計量を利用して最適変換
法を自動的に選択する機能を設けた。
【0010】(3)は、データ表示端末にデータ分布図
を表示して目視で確認する手段と、測定データの統計量
を利用して確認する手段を設けた。
【0011】(4)は、メンバーシップ関数を、自動的
に作成する手段、手入力により作成する手段、手入力に
よる設定の不備を自動的に補足して作成する手段を設け
た。メンバーシップ関数の自動作成と自動補足作成は、
自動作成するメンバーシップ関数が意味する命題を記述
する言葉をキーワードとして登録し、キーワードが示す
メンバーシップ関数作成方法を予め登録することで動作
する。メンバーシップ関数作成方法は、メンバーシップ
関数の形状,利用する統計量,前記統計量を利用して記
述したパラメータを指定して登録する。
【0012】
【作用】これらの各手段は、図1に示す処理フローチャ
ートに従い動作する。判定論理作成の処理フローを、図
1の破線内に示す。ステップ1からステップ4までは、
メンバーシップ関数を作成するための情報を登録する処
理フローである。
【0013】(1)ステップ1では、標本データグルー
プを分類,選択する。 (2)ステップ2では、標本データグループの頻度分布
を変換する。変換する必要がない場合、このステップは
通らない。 (3)ステップ3では、頻度分布図が利用可能であるか
判断する。 利用不可能と判断された場合、標本データグループ選択
(ステップ1)、あるいは頻度分布図変換(ステップ
2)、あるいは頻度分布図を利用せずにメンバーシップ
関数作成(ステップ6)を行う、の何れかの手段を選択
する。 (4)ステップ4では、メンバーシップ関数を自動作
成、あるいは、自動補足作成する命題を記述する言葉を
キーワードとして登録し、キーワードが示すメンバーシ
ップ関数作成方法を登録する。メンバーシップ関数を全
て手入力で作成する場合は、登録しなくてもよい。 (5)ステップ5では、ファジィルールを手作業で入力
する。 上記(1)〜(4)と(5)は登録の順番は問わない。
メンバーシップ関数を作成する以前に完了させる。
【0014】(6)ステップ6では、ファジィルールに
記述された命題の意味を定義するメンバーシップ関数を
作成する。詳細は後で説明する。 (7)ステップ7では、ファジィルールによる推論結果
の適合度と代表値を判定するルールであるデファジィル
ールを入力する。 以上が、判別論理作成処理である。
【0015】(8)ステップ8では、判定論理を検証す
る。 判定論理が妥当であると判断された場合、ステップ9で
測定値を入力する。判定論理が妥当でないと判断された
場合、判定論理を修正する。修正個所は、検証結果より
検討し、判定論理作成の何れかのステップへ戻る。 (9)ステップ10では、ステップ9で入力した測定値
を判定する。 (10)ステップ11では、入力された測定値の異常・
正常を判定し、結果を出力する。 (11)ステップ12では、判定結果の導出過程を表示
する。
【0016】上記(3)に記載のメンバーシップ関数作
成手段について、詳細に説明する。メンバーシップ関数
作成手段は、すくなくとも下記の三つがある。
【0017】 頻度分布を参照してパラメータを手入
力する手段。 手入力の設定が不十分な場合、その不備を自動的に
補足して作成する手段。 全パラメータを自動的に作成する手段。
【0018】は、利用可能と判断した頻度分布図を参
照する。は、キーワードで記述された命題に関して
のみ動作する。メンバーシップ関数作成の処理フロー
を、図2により説明する。パラメータ設定処理に関して
手段別にその処理フローを記述する。
【0019】まず、の処理フローを記述する。 (1)ステップ21で、メンバーシップ関数を自動作成
するか判断し、ノー(NO)に進む。 (2)ステップ22で、メンバーシップ関数の全パラメ
ータを手入力する。 (3)ステップ23で、パラメータ設定が完了している
か判断し、イエス(YES)に進む。
【0020】次に、の処理フローを記述する。 (1)ステップ21で、メンバーシップ関数を自動作成
するか判断し、ノーに進む。 (2)ステップ22で、メンバーシップ関数のパラメー
タを手入力する。 (3)ステップ23で、パラメータ設定が完了している
か判断し、ノーに進む。 (4)ステップ24で、パラメータの不備を自動的に補
足設定する。
【0021】最後に、の処理フローを記述する。 (1)ステップ21で、メンバーシップ関数を自動作成
するか判断し、イエスに進む。 (2)ステップ25で、全パラメータを自動設定する。
【0022】この処理により作成されたメンバーシップ
関数を表示(ステップ26)し、メンバーシップ関数が
妥当であるか判断する(ステップ27)。メンバーシッ
プ関数が妥当であると判断された場合、メンバーシップ
関数作成が完了する。メンバーシップ関数が妥当でない
と判断された場合、メンバーシップ関数作成情報を修正
(ステップ28)する。メンバーシップ関数作成情報と
は、図1におけるステップ1,ステップ2,ステップ4
を意味する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図3ないし図19
を用いて説明する。本実施例は、生化学自動分析装置か
ら出力される測定値を、異常チェック装置により判定
し、さらに最終結果として「再検査をする」あるいは
「再検査をしない」のどちらかの結果を出力する。
【0024】図3は本発明を適用する装置のブロック図
である。自動再検査機構を有する生化学分析装置31
と、測定判別装置32と、ディスプレイ装置34と、キ
ーボード35,マウス36からなり、測定値ファイル3
3を、生化学自動分析装置と、測定値判別装置に接続し
たものである。測定値ファイルには、あらかじめ検体の
測定値データが多数蓄積されている。
【0025】本実施例の大きな流れを、図4のフローチ
ャートにより示す。図4のステップ41からステップ4
4は判定論理作成処理フローである。
【0026】(1)ステップ41では、メンバーシップ
関数作成のための情報を登録する。情報とは、参照する
測定データと、命題の意味を定義するメンバーシップ関
数の自動作成方法である。詳細説明は後述する。 (2)ステップ42では、ファジィルールを手作業で入
力する。 (3)ステップ43では、手入力、手入力と自動補足設
定、あるいは全自動設定の手段から、各命題に最適と思
われる手法でメンバーシップ関数を作成する。 (4)ステップ44では、ファジィルールによる推論結
果を判定するルールであるデファジィルールを手作業で
入力する。
【0027】条件部命題と結論部命題で記述されるファ
ジィルールによる判定結果は、代表値、および代表値に
対する適合度で出力される。適合度は、値が「1」に近
いほど信頼性がある。本実施例でのデファジィルールの
入力は、代表値の信頼区間と、代表値に対する適合度の
信頼限界をしきい値で指定する。
【0028】ここで、代表値と代表値に対する適合度の
意味を簡単に説明する。 代表値:統合適合度の重心。統合適合度とは、結論部
命題の主語が同じであるルール適合度の最大値。ルール
適合度とは、各ルールの条件部適合度で結論部命題の意
味を定義するメンバーシップ関数に重み付けをしたメン
バーシップ関数。条件部適合度とは、ルールの各命題の
適合度の最小値で、実数値である。 代表値に対する適合度:統合適合度に代表値を入力し
て得られる値。
【0029】(5)ステップ45では、判別論理を検証
し、判別論理が妥当であるか判断する。判定論理が妥当
であるか判断するための検証方法の指定は、判断に利用
する数値,判定する式,検証用に入力する検体グループ
等を指定する。
【0030】判別論理判別論理が妥当であると判断され
た場合、ステップ46で、測定値を入力し、ステップ4
7で、入力した測定値を判定する。判別論理が妥当でな
いと判断された場合、判別論理を修正するために、ステ
ップ41からステップ44の何れかを行う。 (6)ステップ48では、判定結果として再検査の要・
不要を出力する。 (7)ステップ49では、判定結果の導出過程を表示す
る。
【0031】(1)のメンバーシップ関数作成情報登録
の処理フローを、図5で詳細に説明する。メンバーシッ
プ関数作成情報登録機能は、図5の破線枠で囲まれた、
「測定値データ分布図登録」と、「キーワード登録」の
二つから成る。
【0032】(1)ステップ51では、膨大な蓄積デー
タの中から、メンバーシップ関数作成に利用する検体グ
ループを選択して登録する。検体データグループの選択
は、下記の手段がある。
【0033】 測定期間の指定 測定曜日の指定 測定時間の指定 入院患者データ・外来患者データ・健康診断データ
等のデータグループの中から、複数、あるいは単数のデ
ータグループを選択。
【0034】 利用する検体数を指定。
【0035】上記は必要なときのみ指定する。
【0036】(2)ステップ52では、メンバーシップ
関数作成に項目間相関データを利用する場合、登録した
検体データグループの測定項目で項目間相関データを編
集する。項目間相関式を登録すると、項目間相関式を記
述する項目の測定データを有する検体を用いて項目間相
関式を計算し、項目間相関データを自動的に作成する。
項目間相関データが不必要の場合は、このステップを通
らない。
【0037】(3)ステップ53では、最適な測定デー
タ分布図を編集する。編集の必要がない場合は、このス
テップを通らない。編集方法は、下記の手段がある。 測定値範囲指定分類 特異データ削除処理 属性分類 分布図平滑化処理 正規化変換 は、測定値の範囲を指定して、その範囲内の測定デー
タを切り出す。は、特異データを削除するため、例え
ば、「全測定データの上5%分を削除する」、「100
0検体中の上5検体という割合で削除する」等の機械的
な手法と、「特異データと思われる測定値を指定して削
除する」等の手法がある。は、性別・年齢・疾患等を
指定して、その条件をもつ測定データを切り出す。
は、分布図が滑らかな形状を成さないとき、「スプライ
ン補間等の種々補間法」「マウス操作で頻度変更点を画
面指定する」等により、平滑化処理を行う。では、測
定データを正規化する為に、対数・逆数・2乗根・3乗
根・2乗・3乗等から、測定データ変換手段を選択す
る。測定データ変換手段の選択は、変換方法を指定する
手段と、最適変換方法を自動的に選択する手段がある。
最適変換方法を自動的に選択する手段は、変換手段によ
り変換した測定データの統計量を利用する。利用する統
計量は、歪み・尖り・G(Geary検定)等であり、優先的
に利用する統計量を指定することで、最適変換手段の自
動選択が動作する。
【0038】それぞれの計算式は、n個の測定値x12
…xn ,平均値x,標準偏差値sとすると、数1〜3と
なる。
【0039】
【数1】
【0040】
【数2】
【0041】
【数3】
【0042】それぞれの統計量から、正規分布に最も近
い統計量を持つデータ変換手法を選択する。各統計量の
意味を記述する。
【0043】歪みは、分布が平均値に対して対照のとき
→ 0, 右側に裾を引いているとき → +の値, 左側に裾を引いているとき → −の値。
【0044】尖りは、正規分布のとき →
3, 正規分布より裾を引くとき → 3より大きい, 矩形分布 → 3より小さい, Gは、正規分布のとき、 → 近似値は0.
796, 分布が裾を引いているとき → 上記近似値より小さ
くなる 異常値が含まれるとき → 上記近似値より小さ
くなる。
【0045】(4)ステップ54では、選択された検体
グループの各項目測定データ分布図を表示し確認する。
データ表示方法は、すくなくとも下記の三つがある。す
なわち、度数分布図、累積度数分布図、項目間相
関分布図(項目間相関データの表示のみ)。
【0046】上記は、棒グラフ,折線グラフ等で表
示する手段がある。上記は、座標の縦軸,横軸を項目
測定値とした点グラフ、あるいは座標と頻度の3次元グ
ラフで表示する手段がある。
【0047】(5)ステップ55でデータ分布図が利用
不可能と判断した場合で、データ分布図を利用するとき
は、データ検体データグループ選択(ステップ51),
項目間相関データ分布図編集(ステップ52)、あるい
は測定値データ分布図編集(ステップ53)を行う。デ
ータ分布図を利用しないときは、ステップ56へ進む。
【0048】(6)ステップ56では、自動作成するメ
ンバーシップ関数が示す命題を記述するキーワードとな
る言葉を登録する。キーワードは、主語キーワードと、
述語キーワードがあり、さらに、主語と述語を分けて登
録するのが困難な命題のメンバーシップ関数作成方法を
登録するため、命題文をキーワードとして登録する機能
を機能を設けた。キーワードは、それぞれ変更,削除,
追加が可能である。
【0049】(7)ステップ57では、キーワードのメ
ンバーシップ関数作成方法を登録する。本実施例では、
述語キーワードと、命題文キーワードのメンバーシップ
関数作成方法を登録する。
【0050】キーワード登録処理を詳細に説明する。メ
ンバーシップ関数の自動作成は、(1)測定データ分布
を利用する手段、(2)測定データ分布を利用しない手
段、がある。例えば、(1)は、ファジィルールの条件部
命題の意味を定義するメンバーシップ関数作成、(2)
は、ファジィルールの結論部命題の意味を定義するメン
バーシップ関数作成に適用する。(1)と(2)のキーワー
ドは区別してそれぞれ登録する。(1)の主語キーワード
は(1)の述語キーワードとの組み合わせで動作する。
(2)も同様である。
【0051】(1)のキーワード登録処理を説明する。キ
ーワード登録では、主語キーワードと、述語キーワード
を登録する。主語キーワードは、項目名、あるいは、項
目間相関データの項目間相関式である。命題例「GOT
が高い」の、主語キーワードは「GOT」、述語キーワ
ードは「高い」である。本実施例では、データ分布図利
用の主語キーワードは、データ分布図登録で採用された
データ分布図の項目名、あるいは項目相関式が自動的に
登録される。キーワードのメンバーシップ関数作成方法
登録において、メンバーシップ関数作成方法手段は、す
くなくとも下記の二つがある。すなわち、データ分布
図をそのまま利用、パラメータ設定方法を指定。
【0052】上記は、最頻度値1に正規化したデータ
分布図そのものをメンバーシップ関数とする手段、ある
いは、最頻度値1に正規化し、さらに頻度0.5 で線対
称移動したデータ分布図そのものをメンバーシップ関数
にする手段等がある。
【0053】上記は、メンバーシップ関数のパターン
を選択し、選択したパターンのメンバーシップ関数を作
成するために必要なパラメータを、数値と、測定データ
分布の最大値,最小値、および平均値で指定する。パラ
メータ指定に利用する数値は、すくなくとも、下記の2
つがある。すなわち、累積度数パーセント、標準偏
差。
【0054】は、利用する測定データ分布の累積度数
分布表を作成し、その累積度数パーセント値を指定して
パラメータを設定する。例えば、「95」と記述すると、
累積度数95パーセントにあたる測定値を示す。は、
利用するデータ分布の標準偏差(以後SDと記述)の係
数を指定してパラメータ設定をする。例えば、2と記述
すると、2×SD値を示す。をパラメータ単位とし
て指定することでパラメータ設定手法を選択する。メン
バーシップ関数作成の際は、指定した単位を逆変換して
パラメータ設定する。
【0055】(b)のキーワード登録処理を説明する。キ
ーワード登録は、主語キーワード,述語キーワード、あ
るいは、命題文キーワードを登録する。本実施例の主語
キーワード登録は、主語キーワードとする言葉と、その
言葉の定義域を指定する。測定データを利用しない命題
例「再検査をする」の主語キーワードは「再検査」、述
語キーワードは「する」であり、主語キーワード「再検
査」の定義域は、例えば(0,100)である。キーワ
ードのメンバーシップ関数作成方法登録は、メンバーシ
ップ関数のパターンを選択し、選択したパターンのメン
バーシップ関数を作成するために必要なパラメータを数
値で指定する。パラメータ指定に利用する数値は、主語
キーワードの定義域を「1」として各パラメータ値を分
数で入力する手段、実数値を入力する手段等がある。
【0056】本実施例の処理をディスプレイ装置34上
で行う手順について、説明する。図4のステップに沿っ
た画面例を、図6ないし図19に示す。
【0057】メンバーシップ関数作成情報登録 (図4
のステップ41) (1)検体データグループの選択 図6は、外来患者データと健康診断データを選択した画
面例である。各項目データ数を参照し、検体データグル
ープ指定内容を修正することが可能である。まず、測定
期間,測定曜日,測定時間等の表61と、データグルー
プ一覧表62を表示する。図6の網かけに関して入力が
可能である。検体データグループの全検体数64は、図
6の表61を入力すると表示される。選択する検体デー
タグループの利用検体数を利用検体数欄63に入力する
と、各項目データの検体数一覧表65を表示する。
【0058】項目間相関データは、新規項目間相関デー
タの相関式欄66に項目間相関式を入力して作成する。
作成した項目間相関データの、相関式と検体数が表67
に表示される。
【0059】カーソル60で、測定項目名の枠68、あ
るいは項目間相関式の枠69をピックすると、該当する
データ分布図を表示する。
【0060】(2)データ分布図の表示・編集 図7は、項目GOTのデータ分布図の度数分布を、棒グ
ラフで表示した画面例である。項目名73,最頻度数7
4、およびデータ数・平均値・最小値・最大値等の統計
量一覧表75を表示し、グラフの横軸に測定値、縦軸に
頻度を表示する。メニュー76の「表示分布図」を、カ
ーソル70でピックすると表示される分布図メニュー7
1と分布図表示手段メニュー72から、表示する分布図
と分布図表示手段をカーソルでピックして選択する。項
目間相関データの表示画面では、メニュー71に、「相
関分布図」が追加表示され、メニュー72に、「3次元
グラフ」と「点グラフ」が追加表示される。
【0061】表示したデータ分布図を、メンバーシップ
関数作成に利用するか否かを、メニュー76の「採用」
あるいは「不採用」からカーソルでピックして選択す
る。
【0062】メニュー76の「データ編集」を選択する
と、編集操作メニューが出力される。その画面例を図8
に示す。図8は、項目GOTの度数分布を折線グラフで
表示した編集画面例である。データ分類指定表81,平
滑化処理メニュー84,正規化変換メニュー85を表示
する。データ分類は、表81の網かけ部分に数値等を入
力する。データ変換は、メニュー84と85から、カー
ソル86でピックして、データ変換手段を選択する。グ
ラフ86は、分類、あるいは変換後のデータ分布図を示
す。データ編集が完了すると、メニュー83をカーソル
でピックして、図7の画面へ戻り、データ分布図をメン
バーシップ関数作成に利用するか否かを判断する。
【0063】(3)キーワード登録となる言葉の登録 画面例を図9に示す。測定データ分布を利用してメンバ
ーシップ関数を作成する命題の主語・述語キーワード一
覧表91と、測定データ分布図を利用せずにメンバーシ
ップ関数を作成する命題の主語・述語キーワード一覧表
92,命題文キーワード一覧表93,キーワード操作メ
ニュー94,キーワード登録用入力欄96を表示する。
【0064】キーワード操作は、キーワード操作メニュ
ーから、カーソル95でピックして選択する。登録手順
は、メニュー94の「新規登録」を選択して入力欄にキ
ーワードとなる言葉を入力する。図9の入力欄は、デー
タ分布図を利用しない主語キーワード「再検査」を入力
した例である。メニュー94の「編集」は、登録済キー
ワードのメンバーシップ関数作成方法を変更する際に選
択する。メニュー94の「削除」を選択すると、キーワ
ードが削除される。メニュー94の「キーワード変更」
を選択すると、入力欄でキーワードの言葉を変更する。
その際、当該キーワードのメンバーシップ関数作成方法
は変更されない。
【0065】(4)キーワードのメンバーシップ関数作
成方法登録 図10は、測定データ分布を利用する述語キーワード
「高い」のメンバーシップ関数作成方法を登録する画面
例である。述語キーワード,命題文キーワード共に画面
は同じである。述語キーワード1002,測定データを
利用可能なキーワードであるか否か1003,メンバー
シップ関数作成方法メニュー1004,選択するメンバ
ーシップ関数のパターン番号入力域1005,パラメー
タ数入力域1006,メンバーシップ関数のパターン1
007,メンバーシップ関数パラメータ単位表100
8,パラメータ表1010,指定メンバーシップ関数作
成方法によるメンバーシップ関数の概形1009を表示
する。
【0066】メンバーシップ関数作成方法メニュー10
04は、測定データ分布を利用するキーワードである場
合に表示され、カーソル1001でピックしてメンバー
シップ関数作成方法を指定する。図10は、パラメータ
指定の方法で、メンバーシップ関数のパターン「1」を
選択した例である。パターン番号「1」は、パラメータ
数と、パラメータを指定し、各座標を直線で結んだメン
バーシップ関数を作成する。メンバーシップ関数のパタ
ーンは、1007に示すように、すくなくとも四つあ
る。メンバーシップ関数の座標で、横軸の数値をx欄1
011へ、縦軸の数値をグレード欄1012へ入力し、
x欄へ入力するパラメータの単位を登録する。全指定が
完了すると、予想されるメンバーシップ関数が表示され
る。
【0067】メンバーシップ関数のパターン「1」以外
のパラメータ設定例を図11に示す。各パターンのパタ
ーン番号111と、パラメータ表112を示す。パラメ
ータ単位,定義域,メンバーシップ関数で破線が示すア
ルファベットの値を指定する。パターン「4」のc,d
は、円の半径となる値を示す。それぞれパラメータ設定
例をパラメータ表に示し、メンバーシップ関数の形を各
パターンの右側の座標113に示す。
【0068】ファジィルール入力 (図4のステップ4
2) 論理名「肝機能チェック論理」のファジィルール入力画
面例を、図12に示す。入力は網かけの部分に関して行
う。ファジィルールは、図12の様に日常語に近い形態
で入力する。ファジィルールは、登録したキーワードメ
ニュー123から、カーソル124でピックして入力す
る手段と、キーボードから手入力する手段がある。キー
ワードメニューは、キーボードの入力カーソルが、主語
部121にある場合は主語キーワードと命題文キーワー
ドを、述語部122にある場合は述語キーワードを表示
する。命題の主語にデータ分布図利用主語キーワードが
入力された場合、データ分布図を利用する述語キーワー
ドをメニューとして表示する。
【0069】メンバーシップ関数作成 (図4のステッ
プ43) (1)メンバーシップ関数自動作成状況 自動作成可能な命題は、ファジィルール入力が完了した
時点で自動作成されている。図13は、論理名「肝機能
チェック」のファジィルールに記述された命題の一覧で
あり、自動作成された命題を網かけ表示する。メンバー
シップ関数表示、あるいはメンバーシップ関数作成は、
カーソル131で、指定する命題の枠をピックする。
【0070】(2)自動作成されたメンバーシップ関数
の表示・修正 図14に、命題「GOTが異常」の自動作成されたメン
バーシップ関数を表示する画面例を示す。図14中14
01に命題と、データ分布図参照が可能か否かを表示
し、メンバーシップ関数のパターン番号1402,パラ
メータ数1403,メンバーシップ関数のパターン14
04,データ分布図参照メニュー1405、を表示す
る。表示されたメンバーシップ関数のパターン番号,パ
ラメータ数で、自動作成されたメンバーシップ関数14
10を表示し、メンバーシップ関数が不適当と判断すれ
ば修正する。修正手段は、手入力で修正箇所を修正す
る、述語キーワードのメンバーシップ関数作成方法を
修正する、測定データを再編集する。等がある。
はそれぞれの登録画面に戻って修正する。の手段で全
部を再設定する場合、メニュー1409の「初期化」を
選択すると、全設定が初期化される。
【0071】データ分布図参照が可能である場合、パラ
メータ設定の時に測定データ分布を参照できる。メニュ
ー1405の「データ分布図」を選択すると、命題主語
に記述されている項目データの度数分布図を折線グラフ
が、メンバーシップ関数表示座標1411にメンバーシ
ップ関数と重ねて表示される。同時に、データ分布図表
示メニュー1407を出力し、表示するデータ分布図と
表示方法が選択できる。データ分布図を表示する時点
で、パラメータの最大値定義域と最小値定義域が設定さ
れていない場合は、分布から適当な数値を自動的に定義
する。メニュー1405の「基本統計量」を選択する
と、測定データの基本統計量表1406を表示する。
【0072】(3)メンバーシップ関数の手入力作成・
自動補足作成 手入力によるメンバーシップ関数の作成方法は、メンバ
ーシップ関数のパターンパターン番号、パラメータ数1
403を入力し、パラメータ表1412の測定値入力欄
1413へ測定値を、グレード入力欄1414へグレー
ドを入力する。
【0073】手入力パラメータが不備のまま、メニュー
1408「完了」を選択すると、自動的にパラメータの
補足設定を行う。
【0074】デファジィルール入力 (図4のステップ
44) 図15に、デファジィルールを信頼区間としきい値で入
力する画面例を示す。全論理の結論部命題主語と、その
主語で記述される命題の意味を定義するメンバーシップ
関数MFの数の一覧表151,一覧表151の各結論部
主語で記述される命題の意味を定義するメンバーシップ
関数を重ねて表示する表示座標152,デファジィルー
ル入力欄は、代表値信頼区間の入力欄154,代表値に
対する適合度の信頼限界入力欄155,統合適合度の信
頼限界入力欄156,結果導出過程の表示際に表示する
コメントの入力欄157、および、入力したデファジィ
ルールの意味を示すグラフ座標153を表示する。
【0075】代表値は、当該結論部命題主語で記述され
るメンバーシップ関数の数分,信頼区間を入力する。代
表値の信頼区間は、命題「再検査をする」は(60,1
00)、命題「再検査をしない」は(0,40)を初期
値として表示し、図15の網かけに関して入力する。代
表値に対する適合度は、しきい値を入力する。統合適合
度の信頼限界値は、必要であれば入力する。
【0076】判定論理検証 (図4のステップ45) 図16に、再検査検体検出率で判定論理検証をする画面
例を示す。検証方法の入力欄161は、検証に利用する
数値,判定論理式,検証に利用する検体を入力する。前
記検証方法で検証した結果は、判定式の値,再検査検出
率,検証に利用した検体数を一覧162へ、各論理の再
検査検出数と検出率を一覧表163へ表示する。検証結
果を判断し、次の動作をメニュー164から選択する。
【0077】判定結果導出過程を表示 (図4のステッ
プ48) 図17は、仮に検体番号100番の判定した結果の表示
画面例である。判定した検体番号171,論理名・使用
項目名・判定結果の一覧172,再検査を必要とする項
目名・項目数を表示するメッセージ欄174を表示す
る。
【0078】判定結果は、「再検査をする」等の文章
と、「再検査をする」という結果の論理に記号173を
表示し、一目で結果検証が可能である。判定結果を詳細
に見たい論理名の枠をカーソル175でピックして、結
果導出過程を参照する。
【0079】(2)判定結果導出過程の表示 図18は、論理名「肝機能チェック」の判定結果導出過
程表示画面例を示す。論理名181,結果導出論理表示
欄182,代表値と代表値に対する適合度を破線で示し
た統合適合度(メンバーシップ関数)グラフ表示座標1
83,表示メンバーシップ関数の命題主語表示欄18
4、および、結論部命題とその結論部命題で結論部を記
述するルールの最大ルール適合度の棒グラフ184を表
示する。結果導出論理欄には、デファジィルールによる
判断と、デファジィルール入力の際に登録したコメント
を記述する。ルール適合度の出力過程は、カーソル18
5で、結論部命題の表示枠をピックして参照する。
【0080】図19は、結論部命題「再検査をする」の
ルール適合度出力過程を表示する画面例を示す。表示す
る結論部命題表示欄191,前記結論部命題が結論部に
記述されているルール名一覧と適合度グラフ192,ル
ール一覧に表示されたルールの使用項目名と測定値一覧
196,各ルールの命題と適合度グラフ表194、およ
び、命題のメンバーシップ関数表示座標197を表示す
る。
【0081】各ルールの命題を参照するには、参照する
ルールが記述されている枠をカーソル193で選択し
て、その条件部命題と適合度グラフ一覧194を表示す
る。命題の記述枠195をカーソルでピックすると、当
該命題の意味を定義するメンバーシップ関数を表示座標
に表示し、適合度を点線で示す。
【0082】
【発明の効果】本発明により、適応性のある判別(人間
の手作業による判別作業に近い判別)を実現し、データ
判別論理の判別精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の処理手順を表す図。
【図2】本発明の一実施例の処理手順を表す図。
【図3】本発明を適用する装置構成の実施例を表すブロ
ック図。
【図4】本発明の一実施例の処理手順を表す図。
【図5】本発明の一実施例の処理手順を表す図。
【図6】本発明の本実施例の検体グループを選択し、項
目間相関データを作成する画面例を表す図。
【図7】本発明の本実施例の測定データ分布を利用する
か否かを判断する画面例を表す図。
【図8】本発明の本実施例の測定データを編集する画面
例を表す図。
【図9】本発明の本実施例のキーワードとなる言葉を登
録する画面例を表す図。
【図10】本発明の本実施例のキーワードのメンバーシ
ップ関数作成方法を登録する画面例を表す図。
【図11】本発明の本実施例のメンバーシップ関数のパ
ターン例と各パターンのパラメータ設定例を表す図。
【図12】本発明の本実施例のファジィルールにより判
定論理を入力する画面例を表す図。
【図13】本発明の本実施例のメンバーシップ関数が自
動作成されたか否かを示す命題一覧の画面例を表す図。
【図14】本発明の本実施例の測定データ分布を利用し
てメンバーシップ関数を作成する画面例を表す図。
【図15】本発明の本実施例のデファジィルールを入力
する画面例を表す図。
【図16】本発明の本実施例の判定論理の検証をする画
面例を表す図。
【図17】本発明の本実施例の判定論理により判定した
結果を出力する画面例を表す図。
【図18】本発明の本実施例の判定結果導出過程を表示
する画面例を表す図。
【図19】本発明の本実施例の判定結果導出過程を表示
する画面例を表す図。
【符号の説明】
31…生化学自動分析装置、32…測定値判別装置、3
3…測定値ファイル、34…ディスプレイ、35…キー
ボード、36…マウス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 隆一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 三村 智憲 茨城県勝田市市毛882番地 株式会社日立 製作所計測器事業部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】条件部と結論部で記述されるファジィルー
    ルと、前記ファジィルールの前記条件部、および前記結
    論部に記述される各々の命題の意味を定義するメンバー
    シップ関数を用いて記述された判定論理により、分析装
    置から出力される測定値の異常・正常を判別する手段
    と、測定値の頻度分布図を利用して、前記メンバーシッ
    プ関数を作成する手段を有する装置において、 データ判別用の判定論理を作成する際、蓄積されている
    測定値から前記メンバーシップ関数の作成に利用する標
    本データグループを選択する手段と、利用する前記標本
    データグループの測定値の頻度分布を変換する手段と、
    測定値の頻度分布図、あるいは、前記変換手段により変
    換された前記頻度分布図が、前記メンバーシップ関数の
    作成に利用可能か否かを判断する手段と、測定値の分布
    図、あるいは、前記変換手段により変換された分布図か
    らメンバーシップ関数を作成する手段と、 データ判別結果を出力する際、判定結果の導出過程を表
    示する手段とを有することを特徴とする再検査指示方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記利用する標本デー
    タグループを選択する手段は、健康診断データ,入院患
    者データ,外来患者データ等の属性により分類された測
    定データグループから選択する手段を有する再検査指示
    方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記頻度分布を変換す
    る手段は、利用する前記頻度分布図を平滑化する手段
    と、利用する測定データを性別・年齢・疾患等の属性に
    より分類する手段と、利用する測定データを正規化する
    手段と、特異データを削除する手段とを含む再検査指示
    方式。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記測定データ正規化
    手段は、複数の正規化手法で変換されたデータの統計量
    を利用して、前記メンバーシップ関数の作成に用いる測
    定データの最適変換手法を自動的に選択する手段を有す
    る再検査指示方式。
  5. 【請求項5】請求項1において、頻度分布図がメンバー
    シップ関数作成に利用可能か否かを判断する手段は、表
    示端末にデータ分布図を表示し、目視で確認する手段
    と、測定値の種々の統計値を利用して確認する手段を有
    する再検査指示方式。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記メンバーシップ関
    数の作成手段は、メンバーシップ関数の形状を決定する
    各種パラメータを手入力する手段と、手入力した前記パ
    ラメータが前記メンバーシップ関数の形状決定に不十分
    な場合に自動的にパラメータの不備を補う手段と、全パ
    ラメータを自動的に設定する手段を有する再検査指示方
    式。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記メンバーシップ関
    数の自動作成手段は、前記メンバーシップ関数の基本的
    な形状、利用する統計量、および前記統計量を利用して
    記述したパラメータの指定と、前記メンバーシップ関数
    が意味する命題を記述する言葉をキーワードとして登録
    することで、手続き型言語に変換する手段を有する再検
    査指示方式。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記キーワード登録手
    段は、キーワードを変更・削除・追加する手段を有する
    再検査指示方式。
  9. 【請求項9】条件部と結論部で記述されるファジィルー
    ル,前記ファジィルールの命題の意味を定義するメンバ
    ーシップ関数,ファジィ推論結果の判定ルールであるデ
    ファジィルールをそれぞれ、修正,更新,削除する手段
    を有する再検査指示方式。
  10. 【請求項10】ファジィルールと、測定値の頻度を利用
    して作成したメンバーシップ関数から成る判定論理を、
    蓄積されている測定値、あるいは、検証用に想定した測
    定値を利用する論理検証手段を有することを特徴とする
    再検査指示方式。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記論理検証手段
    は、人間の判別結果との比較を利用する対話型の検証手
    段、あるいは、データ判別結果の判別率を利用する検証
    手段を有する再検査指示方式。
  12. 【請求項12】請求項10において、前記論理検証手段
    により判定論理の修正が必要な場合、判定論理を再作成
    する手段を有する再検査指示方式。
  13. 【請求項13】請求項1において、異常・正常の判別結
    果導出過程表示手段は、命題の適合度とルールの適合度
    をグラフ表示する手段を有する再検査指示方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046758A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Xanavi Informatics Corp 車載用情報端末、情報端末の操作方法およびメニュー項目の検索方法
JP2010518382A (ja) * 2007-02-02 2010-05-27 ベックマン・コールター・インコーポレーテッド 自動検証ルールを試験するためのシステムおよび方法
JP2010256260A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2011508301A (ja) * 2007-12-21 2011-03-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 連続したバージョンのクリニカル判断支援システムの半自動的評価
JP2015046169A (ja) * 2006-12-01 2015-03-12 アメリトックス リミテッド 毒性学的報告書を生成する方法及び装置

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