JP2003058313A - データ入力装置 - Google Patents

データ入力装置

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JP2003058313A
JP2003058313A JP2001247693A JP2001247693A JP2003058313A JP 2003058313 A JP2003058313 A JP 2003058313A JP 2001247693 A JP2001247693 A JP 2001247693A JP 2001247693 A JP2001247693 A JP 2001247693A JP 2003058313 A JP2003058313 A JP 2003058313A
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writing
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JP2001247693A
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Hideaki Tejima
英明 手島
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の記入用紙の中から特定の記入用紙を識別
して、その特定の記入用紙に記入された各種データを呼
び出すことを容易且つ確実に行えるデータ入力装置を提
供すること。 【解決手段】タブレット17上に記入用紙3が設置さ
れ、ペン16により記入用紙3に記入された筆記データ
の入力座標をタブレット17にて検出することによっ
て、各種データを入力するデータ入力装置1において、
タブレット17上に設置された記入用紙3にペン16に
より筆記データが記入されたときに、その筆記データに
含まれる特定位置の文字や記号等の入力座標情報を取得
し、その入力座標情報を記入用紙3を識別するための情
報として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力面上に記
入用紙が設置されると共に、入力手段により前記記入用
紙に記入された筆記データの入力座標を前記座標入力面
にて検出することによって、各種データを入力するデー
タ入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年ますますコンピュータが普及するこ
とにより、マンマシンインタフェースに優れた様々な情
報機器が提案されている。その中の一種として、特開平
9−325849号には、タブレットを用いて、複数の
メニューシートの中から指定されたメニューのコードを
読み取る装置が開示されている。このメニューシートは
本のページのように綴じられており、それをめくること
により通常のタブレット面には収まり切らないほどの数
のメニューコードを入力可能にされている(この装置を
ノート型データ入力装置と呼ぶことにする)。
【0003】こうしたノート型データ入力装置において
は、現在どのページが開かれているか、すなわちどのメ
ニューシートが使用者側に露出されているかを、ノート
型データ入力装置が検出する必要がある。このため、こ
のノート型データ入力装置では、各メニューシートに、
共振回路を有するマーカーを取り付け、この共振回路の
共振周波数をメニューシート毎に異ならせ、タブレット
にてこの周波数を検出することにより、現在のページを
検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、メニューシート数に応じた数の周波数
域をタブレットが検出ししかも他のページを開いた際の
共振周波数と識別する必要があるため、検出回路が非常
に複雑で高価なものになる。しかもメニューシート数が
多くなるほど、周波数の範囲を広くしたり検出の分解能
を高精度にしたりする必要に迫られるので、この問題点
が深刻になる。
【0005】これとは異なるシート識別方式として、ノ
ート型ではないが、特開2000−148372号に
は、シートの識別情報をバーコードにしてシートに印刷
してこれを識別模様読取装置により読み取ったり、シー
トに共振用のコイルを形成し、このコイルの巻数をシー
トごとに変え、このシートをめくる際に起きる誘導起電
力によって識別したりする技術が開示されている。しか
しながらバーコードによりシートを識別するには、識別
模様読取装置が別途必要であり、これを同公開公報に開
示されているように装置本体に取り付けると多数のシー
トを重合させるのに不向きとなる。また、巻数の異なる
共振コイルを用いると、シートをめくる速度によって誘
導起電力がまちまちとなるので、これに基づいてシート
を識別するのは実用上、不可能といってよい。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
複数の記入用紙の中から特定の記入用紙を識別して、そ
の特定の記入用紙に記入された各種データを呼び出すこ
とを容易且つ確実に行えるデータ入力装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の課
題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
座標入力面上に記入用紙が設置されると共に、入力手段
により前記記入用紙に記入された筆記データの入力座標
を前記座標入力面にて検出することによって、各種デー
タを入力するデータ入力装置において、入力された筆記
データを、その筆記データが記入された記入用紙単位で
記憶する記憶手段と、前記座標入力面上に設置された前
記記入用紙に筆記データが記入されたときに、その筆記
データに含まれる特定位置の入力座標情報を、前記記入
用紙を識別するための情報として検出する検出手段と、
前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に記入され
た筆記データに含まれる特定位置の入力座標情報が前記
入力手段で再度指示されたときに、その指示された特定
位置の入力座標情報と前記検出手段により検出された入
力座標情報との位置関係を判定する判定手段と、前記判
定手段による判定結果に基づき、その記入用紙に対応す
る筆記データを前記記憶手段から読み出す制御手段と、
を設けたことを特徴とする。
【0008】従って、使用者が座標入力面上に設置され
た記入用紙に筆記データを記入すると、検出手段によ
り、その筆記データに含まれる特定位置の入力座標情報
が、記入用紙を識別するための情報として検出される。
その後、使用者が同一の記入用紙を座標入力面上に設置
してその特定位置の入力座標情報を入力手段で再度指示
すると、判定手段により、その入力座標情報と検出手段
により検出された入力座標情報との位置関係が判定され
る。そして、判定手段による判定結果に基づいて、制御
手段により、その記入用紙に対応する筆記データが記憶
手段から読み出される。従って、使用者は、複数の記入
用紙に各種データを入力した場合において、特定の記入
用紙に記入した筆記データを呼び出したいときであって
も、その特定の記入用紙を座標入力面上に設置して特定
位置の入力座標を入力手段で再度指示するだけで必要な
筆記データを呼び出すことができるので、複数の記入用
紙の中から特定の記入用紙を識別して、その特定の記入
用紙に記入された各種データを呼び出すことを容易且つ
確実に行えるという効果を奏する。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明と同様の構成を備え、さらに、前記判定手
段による判定結果に基づき、前記制御手段により、その
記入用紙と筆記データの対応関係が複数存在すると判断
された場合には、その旨を使用者に報知し、その複数の
対応関係のいずれかを選択させる選択手段を設けたこと
を特徴とする。
【0010】従って、請求項1に記載の発明と同様の効
果を奏すると共に、選択手段により、記入用紙と筆記デ
ータとの対応関係が複数存在する場合であっても、使用
者がその複数の対応関係のいずれかを選択できるので、
所望の記入用紙に記入された各種データを呼び出すこと
を容易且つ確実に行えるという効果を奏する。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明と同様の構成を備え、さら
に、前記検出手段は、前記記入用紙に記入された筆記デ
ータの先頭及び末尾に位置する入力座標情報を、前記記
入用紙を識別するための情報として検出し、前記判定手
段は、前記記入用紙に記入された筆記データの先頭及び
末尾に位置する入力座標情報が前記入力手段で再度指示
されたときに、その指示された入力座標情報と前記検出
手段により検出された入力座標情報との位置関係を判定
することを特徴とする。
【0012】従って、請求項1又は請求項2に記載の発
明と同様の効果を奏すると共に、使用者は、複数の記入
用紙に各種データを入力した場合において、特定の記入
用紙に記入した筆記データを呼び出したいときであって
も、所望の筆記データが記入された記入用紙を座標入力
面上に設置し、その記入用紙に記入された筆記データの
先頭及び末尾に位置する入力座標情報を入力手段で再度
指示するだけで必要な筆記データを呼び出すことができ
るので、複数の記入用紙の中から特定の記入用紙を識別
して、その特定の記入用紙に記入された各種データを呼
び出すことを、より一層、容易且つ確実に行えるという
効果を奏する。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、座標入力
面上に記入用紙が設置されると共に、入力手段により前
記記入用紙に記入された筆記データの入力座標を前記座
標入力面にて検出することによって、各種データを入力
するデータ入力装置において、音声や画像等の時間的に
連続する連続データを記録する連続データ記録手段と、
入力された筆記データを、前記連続データと時系列で関
連づけて、前記筆記データが記入された記入用紙単位で
記憶する記憶手段と、前記座標入力面上に設置された前
記記入用紙に筆記データが記入されたときに、その筆記
データに含まれる特定位置の入力座標情報を、前記記入
用紙を識別するための情報として検出する検出手段と、
前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に記入され
た筆記データに含まれる特定位置の入力座標情報が前記
入力手段で再度指示されたときに、その指示された特定
位置の入力座標情報と前記検出手段により検出された入
力座標情報との位置関係を判定する判定手段と、前記判
定手段による判定結果に基づき、その記入用紙に対応す
る筆記データを前記記憶手段から読み出す制御手段と、
前記制御手段により前記記憶手段から所定の記入用紙に
対応する筆記データが読み出された後、その記入用紙に
記入された筆記データに含まれる入力座標情報が前記入
力手段で指示されたときに、その指示された入力座標情
報に対応する連続データを前記連続データ記録手段から
読み出して再生する再生手段と、を設けたことを特徴と
する。
【0014】従って、連続データ記憶手段により、音声
や画像等の時間的に連続する連続データが記録されると
共に、その連続データの記録中に、使用者により座標入
力面上に設置された記入用紙に筆記データが適宜記入さ
れる。そうすると、検出手段により、その筆記データに
含まれる特定位置の入力座標情報が、記入用紙を識別す
るための情報として検出される。なお、入力された筆記
データは、連続データと時系列で関連づけられて、筆記
データが記入された記入用紙単位で記憶手段に記憶され
る。その後、使用者が同一の記入用紙を座標入力面上に
設置して特定位置の入力座標情報を入力手段で再度指示
すると、判定手段により、その入力座標情報と検出手段
により検出された入力座標情報との位置関係が判定され
る。そして、その判定結果に基づいて、制御手段によ
り、その記入用紙に対応する筆記データが記憶手段から
読み出される。その後、使用者が記入用紙に記入された
筆記データに含まれる入力座標情報を入力手段で指示す
ると、再生手段により、その指示された入力座標情報に
対応する連続データが連続データ記録手段から読み出さ
れて再生される。従って、使用者は、複数の記入用紙に
各種データを入力した場合において、特定の記入用紙に
記入した筆記データの所定部分に対応する連続データを
再生したいときであっても、所望の筆記データが記入さ
れた記入用紙を座標入力面上に設置し、その記入用紙に
記入された筆記データの所定部分の入力座標情報を入力
手段で指示するだけで必要な連続データを再生すること
ができるので、複数の記入用紙の中から特定の記入用紙
を識別して、その特定の記入用紙に記入された筆記デー
タを呼び出すことを容易且つ確実に行えると共に、その
筆記データの所定部分の入力座標情報に対応する連続デ
ータを容易且つ確実に再生することができるという効果
を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】まず、本発明に係るデータ入力装置1の全
体構成について、図1を参照して説明する。図1は、デ
ータ入力装置1の外観を示す平面図である。
【0017】データ入力装置1の中央部には、6本の半
円状のリング5にて綴じられた記入用紙3が設置されて
いる。この記入用紙3は、複数積み重ねられた状態で設
置されており、通常のシステム手帳のようにページをめ
くることが可能である。
【0018】また、データ入力装置1は、入力手段とし
てのペン16との磁気結合により、入力座標を検出する
座標入力面としてのタブレット17(図2参照)を備え
ている。タブレット17は右側の記入用紙3の下方に配
置されており、ペン16により記入用紙3に記入された
文字や記号等の筆記データの入力座標を検出し得るよう
になっている。そして、データ入力装置1は、この検出
結果に基づいて、入力座標の軌跡である筆記データを解
析して文字認識し、文字データとして入力することがで
きるものである。
【0019】また、データ入力装置1の一側部には、音
声の記録や再生等、複数の機能に対応するボタン7が設
けられている。そのボタン7の上方には、音声を集音し
て記録するためのマイク11が設けられ、ボタン7の下
方には、録音された音声を再生するためのスピーカ13
が設けられている。また、データ入力装置1の上部に
は、現在のページ数や所定のメッセージなどを表示する
ための液晶ディスプレイ(以下、LCDと示す)15が
設けられている。
【0020】さらに、データ入力装置1の中央上部であ
って、複数のリング5の上端部には、記入用紙3がめく
られたことを検出するためのページめくりセンサ9が設
けられている。このページめくりセンサ9は、具体的に
は、発光した光の反射を検出するフォトインタラプタで
あり、記入用紙3をめくったときにセンサ9が発光した
光が記入用紙3に照射され、その記入用紙3から反射さ
れた光を検出することにより、それをページめくり信号
として発信するものである。
【0021】データ入力装置1に用いられるペン16
は、その先端からインクがにじみ出ることにより記入用
紙3上に文字を筆記するものである。ペン16は、同じ
先端から交流磁界を発生させており、先端をタブレット
17の面に接触させると、この磁界によりタブレット1
7がペン16先端の座標を検出する。ペン16の構造
は、本出願の発明者による特願平11−223530号
に記載の電子黒板に用いられているペンの構造と略同様
であるのでここでは割愛する。
【0022】次に、データ入力装置1の電気的構成につ
いて、図2及び図3を参照して説明する。図2は、デー
タ入力装置1の電気的構成を示すブロック図であり、図
3は、データ入力装置1のタブレット17を構成するグ
リッド51の構造を示す平面図である。
【0023】図2に示すように、データ入力装置1は、
前述したページめくりセンサ9、マイク11、スピーカ
13、LCD15、タブレット17の他、マイク11に
て集音し、電気信号に変換された音声を増幅する増幅回
路41、その増幅された音声信号の符号化および符号化
された音声信号の復号を行なうコーデック43、符号化
された音声信号をはじめとする様々なデータを格納する
RAM45、後述する録音モード及び再生モードにおけ
る処理プログラム等を格納するROM46、それらのプ
ログラムに基づいて様々な処理を実行するCPU47、
コーデック43にて復号された音声信号を増幅する増幅
回路49、タブレット17内に構成されたグリッド51
およびセレクタ53、タブレット17にて検出された誘
導信号を増幅する増幅回路55、その誘導信号の中から
座標検出に有効な信号を抽出する検波回路57、検波さ
れた信号をデジタル信号に変換するA/D変換器59等
から構成されている。なお、ボタン7は、グリッド51
の一部に構成されており、ペン16の発する交流磁界
が、ボタン7の位置に対応する座標で検出された時に
「そのボタン7が押された」と判定するようにされてい
る。
【0024】また、図3に示すように、タブレット17
に形成されたグリッド51には、本図の左右方向に並列
されたセンスコイルX1 〜X21と、上下方向に並列され
たセンスコイルY1〜Y29とが直交して配置されてい
る。グリッド51は、セレクタ53によりセンスコイル
X1 〜X21およびセンスコイルY1〜Y29を走査して誘
導信号を検出することにより、ペン16により指示され
た入力座標を検出する。
【0025】ここで、上記のように構成されたデータ入
力装置1の機能について説明する。データ入力装置1の
右側に配列されたボタン7を操作して、データ入力装置
1を録音モードにすると、マイク11により集音された
音声が、データ入力装置1内のRAM45(図2参照)
に時系列で連続的に記録されて行く。これと同時に、ユ
ーザーは、その音声を聞きながら、必要な部分について
適宜メモを取る。すなわちペン16により、記入用紙3
を介して、タブレット17上に文字や図形等の筆記デー
タが筆記入力されて行く。このようにして入力された音
声データと、文字や図形等の筆記データは、時系列で関
連づけてデータ入力装置1の記憶手段としてのRAM4
5に記憶されていく。ここで、文字や図形等の筆記デー
タは、その筆記データが記入された記入用紙単位でRA
M45に記憶される。
【0026】その後、ボタン7を操作して、データ入力
装置1を再生モードにして、記入用紙3の任意の文字を
ペン16で指示すると、その文字を書いていた時刻にメ
モリに録音された音声がスピーカ13から発せられる。
従って、データ入力装置1は、会議や講義などにおい
て、メモを取りながら話を聞き、後でその内容を確認す
る場合には非常に有用な装置となっている。
【0027】ここで、筆記データと音声データを時系列
で関連づけする方法について、図11から図13を参照
して説明する。図11は、RAM45のデータの記憶状
態を模式的に示す説明図であり、図12は、筆記データ
の記憶方法を示す説明図であり、図13は、音声データ
の記憶方法を示す説明図である。
【0028】図11に示すように、筆記データと音声デ
ータは、それぞれ別個のデータとしてRAM45に記憶
されている。筆記データは、具体的にはペン16により
指示された入力座標の軌跡のデータであり、ペン16に
よるストローク単位でそのストロークがあった時点での
時間情報と共に記憶される。ここで、ストロークにより
構成される文字等のキャラクタについて文字認識を行う
場合には、図12に示すように、そのキャラクタ単位で
そのキャラクタが入力された時点での時間情報が記憶さ
れる。また、音声データは、図13に示すように、ペー
ジ単位で記憶されておらず、録音開始時からの時間に応
じて順次音声のフレーム単位で記憶される。従って、後
述する「再生モード」で記入用紙3の任意の文字をペン
16で指示すると、RAM45に記憶された筆記データ
及びその筆記データが記入されていた時間情報が読み出
され、その時間情報から、それに応じてフレーム単位で
記憶されている音声データがRAM45から読み出され
るのである。
【0029】ペン16により、記入用紙3を介して、タ
ブレット17上に文字や図形等の筆記データを入力する
場合において、記入用紙3が文字や図形等で一杯になっ
たり、便宜上の理由から改ページしたりするようなとき
には、ユーザーは、筆記の終わった記入用紙3をめく
り、新しい記入用紙3に筆記する。そうすると、入力さ
れた筆記データについて、それがどのページの記入用紙
3に筆記入力されたものであるかを識別することが必要
になる。複数ページの記入用紙3を介して単一のタブレ
ット17に筆記データが入力されていくと、同一箇所に
再度入力された場合、それが異なるページの記入用紙3
に筆記入力されたものか、同じページの記入用紙3に重
ねて筆記入力されたものかを認識できないからである。
【0030】そこで、本実施形態に係るデータ入力装置
1では、複数の記入用紙3の中から特定の記入用紙3を
識別できるようにするために、タブレット17上に設置
された記入用紙3に文字や記号等の筆記データが記入さ
れたときに、その筆記データに含まれる特定位置の文字
や記号等の入力座標情報を取得し、その入力座標情報を
記入用紙3の識別のための情報として用いるようにして
いる。
【0031】具体的には、録音モードにおいて、タブレ
ット17上に設置された記入用紙3にペン16により文
字や図形等の筆記データが記入されたときに、その筆記
データの先頭及び末尾に位置する文字や図形等の入力座
標情報が、タブレット17により検出される。この入力
座標情報の検出は、その文字や図形等を文字認識するこ
とによりキャラクタ単位で行われる。但し、その文字や
図形等の書き始めや書き終わりの字画の入力座標情報を
ドット単位で検出してもよく、その場合には、記入用紙
3の枚数が多くなったときでも精度の高い識別が可能と
なる。この入力座標情報は、記入用紙3を識別するため
の情報としてRAM45に記憶される。
【0032】そして、録音モードが終了して再生モード
となった後、使用者が音声データの再生を必要とする特
定の記入用紙3がタブレット17上に設置され、その記
入用紙3に記入された筆記データの先頭及び末尾に位置
する文字や図形等の入力座標情報がペン16により再度
指示されたときに、その指示された入力座標情報と録音
モードにおいて予め検出されてRAM45に記憶された
入力座標情報との位置関係が判定される。なお、再生モ
ードにおける入力座標情報の検出もその文字や図形等の
キャラクタ単位で行われるが、文字や図形等の書き始め
や書き終わりの字画の入力座標情報をドット単位で検出
してもよいことは録音モードの場合と同様である。
【0033】ここで、再生モードにおいて再度指示され
た入力座標情報と、録音モードにおいて予め検出されて
RAM45に記憶された入力座標情報との対応関係が複
数存在すると判断された場合には、それらの対応関係に
ある複数の記入用紙3のページ番号がLCD15に表示
される。そして、使用者に対してそのうちのいずれかの
選択を促すようにしている。
【0034】そして、上記判定結果に基づいて、具体的
には、双方の入力座標情報の位置関係が一致するか、予
め定められた所定の範囲内にあると判定された場合に
は、その入力座標情報を記入用紙3の識別情報として備
える記入用紙3に対応する筆記データがRAM45から
読み出される。このようにして特定の記入用紙3の筆記
データが読み出されることにより、その記入用紙3にペ
ン16により文字や図形等を重ねて筆記入力したとして
も、それが追記であることがタブレット17で明確に認
識されるので、異なるページの記入用紙3に新たに筆記
入力されたと認識されることはない。
【0035】このようにしてRAM45から特定の記入
用紙3に対応する筆記データが読み出された状態で、そ
の記入用紙3に記入された筆記データの中の所定部分の
文字や記号等をペン16で指示すると、その所定部分の
入力座標情報がタブレット17により読み取られ、その
筆記データと時系列で関連づけて記憶されている音声デ
ータがRAM45から読み出されて再生される。
【0036】次に、上記の「録音モード」及び「再生モ
ード」における処理の詳細について、図4及び図5を参
照して説明する。図4は、音声電子手帳1の録音モード
における処理の内容を示すフローチャートであり、図5
は、音声電子手帳1の再生モードにおける処理の内容を
示すフローチャートである。
【0037】まず、録音モードにおける処理について説
明する。この処理は、電源を投入したときや、記入用紙
3のページが開かれて最初に筆記入力が開始されたとき
に起動される。この処理が開始されると、図4に示すよ
うに、まず、ステップ10で、RAM45の左上文字位
置座標記憶部がクリアされ、ステップ11で、RAM4
5の右下文字位置座標記憶部がクリアされる。なお、左
上文字位置座標記憶部は、記入用紙3に記入された筆記
データの先頭に位置する文字や記号等に関する入力座標
情報を記憶するものであり、右下文字位置座標記憶部
は、記入用紙3に記入された筆記データの末尾に位置す
る文字や記号等に関する入力座標情報を記憶するもので
ある。
【0038】そして、ステップ12に進んで音声録音処
理が開始され、ステップ13にて、ペン16のストロー
クにより、タブレット17に文字や記号等の筆記データ
が入力されたかどうかの検出を試みる。これはセレクタ
53がセンスコイルX、Yを走査し、ペン16の発する
交流磁界による誘導電流を検出することにより行なわれ
る。
【0039】S13にて、ペン16による筆記データの
入力があったと判定された場合には、S14に進み、ペ
ン16のストロークによりタブレット17に入力された
文字や記号等の筆記データが保存される。
【0040】そして、S15に進み、その文字や記号等
の入力座標情報がタブレット17により取得される。こ
の入力座標情報の取得は、その文字や図形等を文字認識
することによりキャラクタ単位で行われるが、その文字
や図形等の書き始めや書き終わりの字画の入力座標情報
をドット単位で検出してもよいことは上記のとおりであ
る。この入力座標情報は、記入用紙3を識別するための
情報としてRAM45に記憶される。
【0041】そして、S16に進み、ペン16により入
力された文字や記号等の入力座標が、左上文字位置座標
記憶部に記憶された座標よりも左上に位置するかどうか
が判定される。そして、S16にて、入力座標が左上文
字位置座標記憶部に記憶された座標よりも左上に位置す
ると判定された場合には、S17に進み、その入力座標
情報が左上文字位置座標記憶部に記憶される。これによ
り、記入用紙3に記入された筆記データの先頭に位置す
る文字や記号等に関する入力座標情報が取得される。
【0042】このようにして入力座標情報が左上文字位
置座標記憶部に記憶された場合、及び、S16にて、入
力座標が左上文字位置座標記憶部に記憶された座標より
も左上に位置すると判定されなかった場合には、S18
に進み、ペン16により入力された文字や記号等の入力
座標が、右下文字位置座標記憶部に記憶された座標より
も右下に位置するかどうかが判定される。そして、S1
8にて、入力座標が右下文字位置座標記憶部に記憶され
た座標よりも右下に位置すると判定された場合には、S
19に進み、その入力座標情報が右下文字位置座標記憶
部に記憶される。これにより、記入用紙3に記入された
筆記データの末尾に位置する文字や記号等に関する入力
座標情報が取得される。
【0043】一方、S13にて、ペン16による筆記デ
ータの入力がなかったと判定された場合には、S20に
進み、記入用紙3がページめくりされたかどうかが判定
される。この判定は、ページめくりセンサ9の検出結果
に基づいて行われる。そして、S20にて、記入用紙3
がめくられたと判定された場合には、S21に進み、め
くられた記入用紙3の左上及び右下に位置する文字や記
号等の入力座標情報が保存される。これは、そのめくら
れた記入用紙3の先頭及び末尾の入力座標情報を、その
記入用紙3を識別するための情報として取得するためで
ある。また、S20にて、記入用紙3がめくられなかっ
たと判定された場合には、S22に進み、録音モードが
終了したかどうかが判定される。録音モードの終了の指
示は、使用者がボタン7を操作することにより行われ
る。
【0044】S20にて記入用紙3がページめくりされ
たと判定され、S21にて記入用紙3の左上及び右下に
位置する文字や記号等の入力座標情報が保存された場
合、及び、S22にて録音モードが終了していないと判
定された場合には、S13に戻り、音声録音処理が継続
される。一方、S22にて、録音モードが終了したと判
定された場合には、S23に進み、音声録音処理が停止
される。そして、S24にて、その時の記入用紙3の左
上及び右下に位置する文字や記号等の入力座標情報が保
存され、録音モードにおける処理が終了する。
【0045】次に、再生モードにおける処理について説
明する。この処理が起動されると、まず、音声を再生し
たい筆記データが記入された記入用紙3を特定するため
の処理が行われる。具体的には、図5に示すように、S
30にて、ペン16により指示された、タブレット17
上に設置された記入用紙3の左上に位置する文字や記号
等に関する入力座標情報が取得される。この入力座標の
検出は、セレクタ53がセンスコイルX、Yを走査し、
ペン16の発する交流磁界による誘導電流を検出するこ
とにより行なわれる。
【0046】その後、S31にて、このようにして取得
された記入用紙3の左上に位置する文字や記号等に関す
る入力座標情報と、録音モードにおいて取得されてRA
M45に記憶された入力座標情報を比較する。そして、
S32に進み、双方の入力座標情報の位置関係が一致す
るか、予め定められた所定の範囲内にある入力座標情報
を記入用紙3の識別情報として備える筆記データが存在
するかどうかが判定される。S32にて、そのような筆
記データが存在しないと判定された場合には、S33に
て、LCD15にエラー表示をする等の所定の選択ミス
処理が行われた後、S30に戻り、再度ペン16により
指示された入力座標情報の取得を試みる。一方、S32
にて、そのような筆記データが存在すると判定された場
合には、S34に進み、記入用紙3の右下に位置する文
字や記号等に関する入力座標情報について、上記と同様
の処理が行われる。
【0047】すなわち、S34にて、ペン16により指
示された、タブレット17上に設置された記入用紙3の
右下に位置する文字や記号等に関する入力座標情報が取
得される。その後、S35にて、このようにして取得さ
れた記入用紙3の右下に位置する文字や記号等に関する
入力座標情報と、録音モードにおいて取得されてRAM
45に記憶された入力座標情報を比較する。そして、S
36に進み、双方の入力座標情報の位置関係が一致する
か、予め定められた所定の範囲内にある入力座標情報を
記入用紙3の識別情報として備える筆記データが存在す
るかどうかが判定される。S36にて、そのような筆記
データが存在しないと判定された場合には、S37に
て、LCD15にエラー表示をする等の所定の選択ミス
処理が行われた後、S34に戻り、再度ペン16により
指示された入力座標情報の取得を試みる。一方、S36
にて、そのような筆記データが存在すると判定された場
合には、S38に進み、音声を再生したい筆記データが
記入された記入用紙3が特定されたものとする。
【0048】なお、上記のような記入用紙3を特定する
ための処理を行った場合、記入用紙3と筆記データとの
対応関係が複数存在するような場合があり得る。例え
ば、複数の記入用紙3に記入された筆記データの左上及
び右下に位置する文字や記号等の入力座標情報が偶然同
一となるような場合である。そのような場合には、所望
の記入用紙3を特定するため、対応する複数の記入用紙
3のページ番号をLCD15に表示し、そのいずれかを
使用者に選択させるようにすることが望ましい。また、
対応する複数の記入用紙3の筆記データの冒頭の数文字
をLCD15に表示し、所望の記入用紙3を使用者に選
択させるようにしてもよい。
【0049】このようにして記入用紙3のページが確定
した後、S39に進み、その記入用紙3に記入された筆
記データと時系列で関連づけてRAM45に記憶されて
いる音声の再生処理が開始される。このとき、S40
で、ペン16により記入用紙3を介してタブレット17
に筆記入力されたかどうかが判定される。これにより、
記入用紙3に記入された筆記データのうちの所定部分の
文字等が指示された場合には、その部分の文字等の筆記
データに対応する音声データが再生される。
【0050】その後、S41に進み、音声データの再生
が終了したかどうかが判定される。なお、「再生モー
ド」の終了の指示は、使用者がボタン7を操作すること
により行われる。S41にて、音声データの再生が終了
していないと判定された場合には、S42に進み、記入
用紙3がページめくりされたかどうかが判定される。S
42にて、ページめくりされていないと判定された場合
には、その記入用紙3の音声データの再生が継続される
と共に、S40に戻り、ペン16により記入用紙3を介
してタブレット17に筆記入力されたかどうかが再度判
定される。また、S42にて、ページめくりされたと判
定された場合には、S30に戻り、記入用紙3を特定す
るための処理が再度行われる。一方、S41にて、音声
データの再生が終了していると判定された場合には、S
43に進み、音声データの再生処理が停止され、再生モ
ードにおける処理が終了する。
【0051】次に、本実施形態に係るデータ入力装置1
の作用について、図6から図10を参照して説明する。
図6、図7及び図8は、データ入力装置1の録音モード
における動作状態を模式的に示す説明図であり、図9及
び図10は、データ入力装置1の再生モードにおける動
作状態を模式的に示す説明図である。
【0052】本実施形態では、データ入力装置1を、新
しいPC(パーソナルコンピュータ)のプレゼンテーシ
ョンにおける録音及びメモに用いた場合を例にとって説
明する。
【0053】まず、録音モードにおける動作状態につい
て説明する。例えば、プレゼンテーションにおいて、
「新しいPCを開発しました。CPUは×××××××
で、クロックは700MHz、メモリは128MBあり
ます。DVD−ROMドライブとフロッピー(登録商
標)ドライブは内蔵しています。ポインティングデバイ
スはタッチパッド、ディスプレーは15インチのTFT
です。解像度はUXGAとなっています。この無線LA
Nは、新たに制定されたIEEE802.11bの規格
に準拠しています。データレートは最高11Mbpsで
すが、使用環境によっては、4Mbpsあるいは2Mb
psに低下します。通信距離は、室内で約30mで
す。」という説明を受けたとする。
【0054】このとき、この説明の音声は、データ入力
装置1に設けられたマイク11により集音され、音声デ
ータとしてRAM45に連続的に記憶されていく。それ
と同時に、図6に示すように、ユーザーは、記入用紙3
の1ページ目に、「新しいPC」「CPU ×××××
××」「クロックは700MHz」「メモリ」「DVD
−ROM」「フロ」「ポインティング」「ディスプレー
は15」「解像度」等のキーワードを筆記入力してい
く。この1ページ目の記入用紙3では、記入された筆記
データの先頭に位置する文字は、1行目の左端にある
「新」という文字3aであり、末尾に位置する文字は、
8行目の右端にある「度」という文字3bである。これ
らの文字の入力座標情報は、1ページ目の記入用紙3を
識別するための情報としてタブレット17から取得され
る。
【0055】そして、図7に示すように、筆記の途中で
使用者が改ページをするために記入用紙3をめくる。こ
のとき、ページめくりセンサ9により用紙3がめくられ
たことが検出される。そして、図8に示すように、使用
者は、2ページ目の記入用紙3に「無線LAN」「IE
EE802」「データレート11Mbps」「使用環境
によって」「4Mbps」「低下」「通信距離は、室
内」等のキーワードを筆記入力していく。この2ページ
目の記入用紙3では、記入された筆記データの先頭に位
置する文字は、1行目の左端にある「無」という文字3
cであり、末尾に位置する文字は、5行目の右端にある
「内」という文字3dである。これらの文字の入力座標
情報は、2ページ目の記入用紙3を識別するための情報
としてタブレット17から取得される。このようにし
て、音声データと、筆記データ及びページデータが時系
列で関連づけられて入力され、RAM45に記憶され
る。
【0056】次に、再生モードにおける動作状態につい
て説明する。ユーザーが1ページ目の記入用紙3の筆記
データに対応する音声データを再生したい場合には、図
9に示すように、用紙3をめくって1ページ目に戻す。
このとき、ページめくりセンサ9により用紙3がめくら
れたことが検出される。そして、使用者は、1ページ目
の記入用紙3に記入された筆記データの先頭に位置する
文字である1行目の左端にある「新」という文字3a
と、末尾に位置する文字である8行目の右端にある
「度」という文字3bをペン16により再度指示する。
そうすると、これらの文字の入力座標情報は、1ページ
目の記入用紙3を識別するための情報としてタブレット
17から取得される。そして、1ページ目の記入用紙3
に記入された筆記データがRAM45から読み出され、
その筆記データに対応する音声データが再生される。こ
のとき、図10に示すように、その筆記データのうちの
所定部分のデータである「メモリ」という部分を、使用
者がペン16により指示すると、その部分の筆記データ
に時系列で関連づけて記憶された「メモリは128MB
あります。」という音声データがRAM45から読み出
されて、その音声がスピーカ13から再生される。従っ
て、長時間にわたって連続的に録音された音声データの
うちの必要な音声データだけを、複数ページの用紙3に
筆記された筆記データを手がかりとして、効率よく検索
して再生することができる。
【0057】以上、本実施形態に係るデータ入力装置1
について説明してきたが、本発明はこの態様に何等限定
されるものではなく様々な態様で実施しうるものであ
る。
【0058】例えば、本実施形態に係る音声電子手帳1
では、音声電子手帳1の右側の記入用紙3に形成された
文字のみの座標を検出したが、左側の記入用紙3に形成
された文字の座標も検出可能に構成してもよい。
【0059】また、本実施形態では、音声再生の場合に
ついて述べたが、画像表示可能なLCDを備えたり、あ
るいは外部表示器と接続して画像表示が可能で、CCD
カメラにより画像入力可能とすることにより、音声の場
合と同様に画像の記録、再生を行うことができる。この
他に、外部PC等からアニメーション等のデータを記
録、再生する場合も同様である。
【0060】また、本実施形態では、筆記データと音声
データをRAM45に記憶させるようにしたが、この筆
記データと音声データを、図14に示すようにフラッシ
ュメモリや小型メモリカードのような不揮発性メモリ6
7に記憶させるようにしてもよい。このように不揮発性
メモリ67を使用することで、データ入力装置1の電源
を切っても筆記データ及び音声データが保存しておくこ
とができる。また、不揮発性メモリ67を小型メモリカ
ードのように着脱可能にすることで、パソコン等の他の
機器との間でデータをやりとりすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ入力装置1の外観を示す平面図である。
【図2】データ入力装置1の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】データ入力装置1のタブレット17を構成する
グリッド51の構造を示す平面図である。
【図4】データ入力装置1の録音モードにおける処理の
内容を示すフローチャートである。
【図5】データ入力装置1の再生モードにおける処理の
内容を示すフローチャートである。
【図6】データ入力装置1の録音モードにおける動作状
態を模式的に示す説明図である。
【図7】データ入力装置1の録音モードにおける動作状
態を模式的に示す説明図である。
【図8】データ入力装置1の録音モードにおける動作状
態を模式的に示す説明図である。
【図9】データ入力装置1の再生モードにおける動作状
態を模式的に示す説明図である。
【図10】データ入力装置1の再生モードにおける動作
状態を模式的に示す説明図である。
【図11】RAM45のデータの記憶状態を模式的に示
す説明図である。
【図12】筆記データの記憶方法を示す説明図である。
【図13】音声データの記憶方法を示す説明図である。
【図14】他の実施形態に係るデータ入力装置1Aの電
気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…データ入力装置 3…記入用紙 5…リング 7…ボタン 9…ページめくりセンサ 11…マイク 13…スピーカ 15…LCD(液晶ディスプレイ) 16…ペン 17…タブレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標入力面上に記入用紙が設置されると
    共に、入力手段により前記記入用紙に記入された筆記デ
    ータの入力座標を前記座標入力面にて検出することによ
    って、各種データを入力するデータ入力装置において、 入力された筆記データを、その筆記データが記入された
    記入用紙単位で記憶する記憶手段と、 前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に筆記デー
    タが記入されたときに、その筆記データに含まれる特定
    位置の入力座標情報を、前記記入用紙を識別するための
    情報として検出する検出手段と、 前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に記入され
    た筆記データに含まれる特定位置の入力座標情報が前記
    入力手段で再度指示されたときに、その指示された特定
    位置の入力座標情報と前記検出手段により検出された入
    力座標情報との位置関係を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づき、その記入用紙に
    対応する筆記データを前記記憶手段から読み出す制御手
    段と、を設けたことを特徴とするデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段による判定結果に基づき、
    前記制御手段により、その記入用紙と筆記データの対応
    関係が複数存在すると判断された場合には、その旨を使
    用者に報知し、その複数の対応関係のいずれかを選択さ
    せる選択手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記記入用紙に記入さ
    れた筆記データの先頭及び末尾に位置する入力座標情報
    を、前記記入用紙を識別するための情報として検出し、 前記判定手段は、前記記入用紙に記入された筆記データ
    の先頭及び末尾に位置する入力座標情報が前記入力手段
    で再度指示されたときに、その指示された入力座標情報
    と前記検出手段により検出された入力座標情報との位置
    関係を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のデータ入力装置。
  4. 【請求項4】 座標入力面上に記入用紙が設置されると
    共に、入力手段により前記記入用紙に記入された筆記デ
    ータの入力座標を前記座標入力面にて検出することによ
    って、各種データを入力するデータ入力装置において、 音声や画像等の時間的に連続する連続データを記録する
    連続データ記録手段と、 入力された筆記データを、前記連続データと時系列で関
    連づけて、前記筆記データが記入された記入用紙単位で
    記憶する記憶手段と、 前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に筆記デー
    タが記入されたときに、その筆記データに含まれる特定
    位置の入力座標情報を、前記記入用紙を識別するための
    情報として検出する検出手段と、 前記座標入力面上に設置された前記記入用紙に記入され
    た筆記データに含まれる特定位置の入力座標情報が前記
    入力手段で再度指示されたときに、その指示された特定
    位置の入力座標情報と前記検出手段により検出された入
    力座標情報との位置関係を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づき、その記入用紙に
    対応する筆記データを前記記憶手段から読み出す制御手
    段と、 前記制御手段により前記記憶手段から所定の記入用紙に
    対応する筆記データが読み出された後、その記入用紙に
    記入された筆記データに含まれる入力座標情報が前記入
    力手段で指示されたときに、その指示された入力座標情
    報に対応する連続データを前記連続データ記録手段から
    読み出して再生する再生手段と、を設けたことを特徴と
    するデータ入力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522631A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ビデオ・ベースの手書き入力方法および装置
JP2014135019A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Konica Minolta Inc 手書き入力装置及び制御プログラム
WO2018036645A1 (de) * 2016-08-25 2018-03-01 Staedtler Mars Gmbh & Co. Kg Eingabesystem

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