JP2002055697A - 情報記録再生装置及び情報記録再生プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

情報記録再生装置及び情報記録再生プログラムが記録された記録媒体

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JP2002055697A
JP2002055697A JP2001160202A JP2001160202A JP2002055697A JP 2002055697 A JP2002055697 A JP 2002055697A JP 2001160202 A JP2001160202 A JP 2001160202A JP 2001160202 A JP2001160202 A JP 2001160202A JP 2002055697 A JP2002055697 A JP 2002055697A
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Shigeaki Komatsu
慈明 小松
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声の記録の開始を容易に行うことができ、
かつ、無意味な予約コマンドを残す必要のない情報記録
再生装置を提供すること。 【解決手段】 マーカによりタブレットの任意の1点を
押下することにより録音指示信号がオンとなり(S4
1)、音声データの記録が開始され(S42)、マーカ
を離すことにより録音指示信号がオフとなり(S4
3)、音声データの記録を終了して(S44)、前記押
下した1点の座標データと音声データとの関連付けを行
う。マーカによりタブレット上に任意の文字等の情報が
入力されると、該入力に基づく座標データと音声データ
との関連付けを前記押下した1点の座標データを介して
行う(S45)。その後、文字等の情報を再生用マーカ
により指定すると前記音声データが再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報及びスト
ローク情報の記録、並びに音声情報の再生が可能な情報
記録再生装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、会議等において音声を録音・再生
する装置として、音声を連続して録音すると共に、議事
録作成メモとして筆記データを記憶し、会議後に筆記デ
ータを指示することにより、対応する音声を再生する装
置が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−343146号に開示
された装置においては、表示された筆記データをクリッ
クすることにより、その筆記データと同期した音声が一
定時間再生されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の装置においては、長時間に渡って連続的に音声の録
音を行うことを目的とした装置であったため、録音した
い箇所のみを所定の短期間だけ録音するということはで
きなかった。
【0005】また、前記従来の装置においては、受話器
がオフフック状態にされてからオンフック状態になるま
で録音を行う例が開示されているが、この場合も、録音
したい箇所のみを所定の短期間だけ録音するということ
はできなかった。
【0006】また、特開平7−13688号公報、特開
平7−73192号公報、及び特開平7−78052号
公報には、録音開始の予約コマンドを紙面上に書き、そ
のイメージを認識することにより録音が開始される例が
開示されている。更に同公報には、録音終了の予約コマ
ンドを紙面上に書き、そのイメージを認識することによ
り録音を終了する例が開示されている。
【0007】しかしながら、この従来例によれば、予約
コマンドを書く必要があるため、例えば電話中に相手を
待たせておく必要があり、更には紙面上に無意味な予約
コマンドが残ってしまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、音声の記録の開始を、容易に行うことができ、か
つ、無意味な予約コマンドを残す必要のない情報記録再
生装置及び情報記録再生プログラムが記録された記録媒
体を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報記録
再生装置によれば、及び請求項8記載の情報記録再生プ
ログラムが記録された記録媒体をコンピュータに読み取
らせることにより、以下のような処理が行われる。ま
ず、ユーザが、例えば会議中、あるいは電話中等におい
て、記録状態切換手段の記録位置指定部により、所定の
入力領域における位置を指定すると共に、記録状態切換
手段のスイッチ部を切り換えると、当該記録状態切換手
段から記録開始信号が出力される。この記録開始信号
が、座標データ検出手段により検出されると、更にこの
座標データ検出手段により、前記記録位置指定部によっ
て指定された位置の座標データが検出される。このよう
にして検出された座標データは、指定座標データ記録手
段により、指定座標データとして記録される。一方、前
記記録開始信号が検出されると、音声データ記録手段
は、前記音声データの記録を開始する。また、この時、
前記指定座標データが前記音声データと関連付けて記録
される。そして、ユーザが記録状態切換手段のスイッチ
部を切り換えると、当該記録状態切換手段から記録につ
いての終了信号が出力される。この終了信号が入力され
ると、音声データ記録手段は記録を終了する。以上のよ
うに、本発明によれば、簡単な操作で音声データの記録
を開始させ、かつ終了させると共に、無意味な描画情報
が残ることを防止する。更には、前記指定座標データと
前記音声データとが関連付けられて記録されるので、音
声データ記録後における音声データの検索が容易に行わ
れる。
【0010】請求項2記載の情報記録再生装置によれ
ば、及び請求項9記載の情報記録再生プログラムが記録
された記録媒体をコンピュータに読み取らせることによ
り、以下のような処理が行われる。まず、上述したよう
に、音声データと指定座標データの記録が行われる。次
に、ユーザが、上述したように記録状態切換手段の記録
位置指定部により指定した位置と同じ位置、あるいはそ
の近傍の位置を、描画情報入力手段の入力位置指定部に
より指定することにより、描画情報の入力を行ったとす
ると、この描画情報入力手段の前記入力位置指定部によ
り指定された位置の座標データは、座標データ検出手段
により検出される。そして、描画情報データ記録手段
は、前記座標データ検出手段により検出された座標デー
タ、つまり指定座標データを、描画情報データ単位とし
て記録すると共に、当該描画情報データ単位と前記記録
した音声データとを、前記指定座標データを介して関連
付けて記録する。従って、本発明によれば、簡単な操作
で音声データの記録を開始させ、かつ終了させると共
に、前記描画情報の入力と前記記録開始及び終了の指示
とは別個に行われるので、前記記録開始及び終了の指示
のための意味のない描画情報が残ることを確実に防止す
る。また、音声の記録を行うために指定位置に、描画情
報が入力されるので、前記指定座標データを容易に識別
でき、その結果、音声データ記録後における音声データ
の検索がより一層容易に行われる。
【0011】請求項3記載の情報記録再生装置によれ
ば、及び請求項10記載の情報記録再生プログラムが記
録された記録媒体をコンピュータに読み取らせることに
より、以下のような処理が行われる。まず、上述したよ
うに、音声データ及び指定座標データ並びに描画情報デ
ータ単位の入力が行われる。次に、ユーザが、上述した
ように再生状態切換手段の再生位置指定部により、前記
描画情報データ単位が属する所定範囲の位置を指定し、
再生状態切換手段により再生開始信号を出力させたとす
ると、この再生状態切換手段により指定された位置の座
標データは、前記座標データ検出手段によって検出され
る。そして、この検出された座標データは、前記描画情
報データ単位が属する所定範囲の領域に含まれると判断
され、当該領域に属する前記描画情報データ単位に、前
記指定座標データを介して関連付けられた前記記録した
音声データが検索される。そして、この検索された音声
データの再生が音声データ再生手段により開始される。
従って、上述のように記録した音声データが容易かつ確
実に再生されることになる。
【0012】請求項4の情報記録再生装置によれば、前
記描画情報入力手段は、ペン型部材であり、当該ペン型
部材の一方の先端部が前記入力位置指定部として用いら
れる。従って、前記描画情報データ単位の記録ための位
置の指定は、ペンを用いて字を書くように容易に行われ
ることになる。前記記録状態切換手段は、当該ペン型部
材の他方の先端部を前記記録位置指定部として用いるの
で、前記音声データの記録開始信号の入力及び記録する
音声に対応させる位置の入力は、ペンで字を指し示すよ
うに容易に行われることになる。更に、前記描画情報入
力手段と前記記録状態切換手段とを一本のペン型部材で
実現することができ、使い安さが向上すると共に、コス
トの低減が図られる。
【0013】請求項5記載の情報記録再生装置によれ
ば、前記描画情報入力手段と前記記録状態切換手段は、
ペン型部材の一方の先端部を共通の位置指定部として用
いる手段なので、前記描画情報データ単位の記録ための
位置の指定は、ペンを用いて字を書くように容易に行わ
れ、また、前記音声データの記録開始信号の入力は、ペ
ンで字を指し示すように容易に行われることになる。更
に、前記描画情報入力手段と前記記録状態切換手段と
は、選択切り換えする手段により選択切り換えされるの
で、使い安さがより一層向上する。その結果、記録開始
の指示または再生開始位置の描画入力がより一層容易に
行われることになる。更に、前記描画情報入力手段と前
記記録状態切換手段とを一本のペン型部材で実現するこ
とができ、コストの低減が図られる。
【0014】請求項6記載の情報記録再生装置によれ
ば、前記描画情報入力手段と前記記録状態切換手段は、
それぞれ別体のペン型部材の先端部を位置指定部として
用いる手段なので、前記描画情報データ単位の記録ため
の位置の指定は、ペンを用いて字を書くように容易に行
われ、また、前記音声データの記録開始信号の入力は、
ペンで字を指し示すように容易に行われることになる。
その結果、記録開始の指示または再生開始位置の描画入
力が容易に行われることになる。
【0015】請求項7記載の情報記録再生装置によれ
ば、前記記録状態切換手段の前記記録位置指定部を前記
所定の入力領域に当接または離間させると、これらの当
接または離間に連動して前記スイッチ部のオン・オフが
切り換えられる。従って、記録開始及び終了の指示が容
易に行われることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本実施形態の情報記録再生装置1
00を示す外観図である。図1に示すように、情報記録
再生装置100は、記録状態切換手段及び再生状態切換
手段としてのマーカ101A及び描画情報入力手段とし
てのマーカ101Bと、音声データ記録手段及び音声デ
ータ再生記録等を備える本体102とから構成される。
なお、マーカ101Bはマーカ101Aと別体である
が、符号のみを示し、図示を省略している。
【0018】本体102は、図1に示すようにボード状
に形成されており、その表面部には記録用紙103が載
置される。記録用紙103は、裏面に剥離容易な糊を塗
布し、当該糊の粘着力により本体102の表面部に付着
させるようにしても良いし、あるいは通常の紙を図示し
ない固定手段で固定するようにしても良い。
【0019】本実施形態においては、マーカ101A及
びマーカ101Bの先端部204は、所定に周波数変調
された信号が出力されるように構成されている。また、
本体102は磁気結合式タブレットとして機能する。従
って、ユーザがマーカ101A及びマーカ101Bを用
いて先端部204を記録用紙103に当接させることに
より、前記先端部204により指定した位置の座標デー
タが前記磁気結合式タブレットにより記録されるように
構成されている。
【0020】また、描画情報入力手段としてのマーカ1
01Bの先端部204は、鉛筆、シャープペンシル、ボ
ールペン、あるいはサインペン等のように通常の紙上に
筆記可能であり、記録用紙103上に文字、図形あるい
は記号等を描画することができる。
【0021】更に、記録状態切換手段及び再生状態切換
手段としてのマーカ101Aには、再生・記録切換スイ
ッチ205が取り付けられている。この再生・記録切換
スイッチ205を切り換えることにより、マーカ101
Aは、再生モード、すなわち、記録された音声の再生開
始及び再生終了を指示する再生状態の切換手段として機
能したり、あるいは記録モード、すなわち、音声の記録
開始及び記録終了を指示する記録状態の切換手段として
機能する。
【0022】図2に、マーカ101Aとマーカ101B
の構成を示す。本実施形態においては、マーカ101A
は記録開始と終了の指示のため、あるいは再生開始と終
了の指示のために用いられ、マーカ101Bは描画情報
データ単位である筆記データの入力に用いられる。しか
し、いずれも基本的な構造は共通であるため、一つの図
面を用いて説明する。また、筆記データの詳細について
は後述する。
【0023】図2に示すように、マーカ101A及びマ
ーカ101Bは、信号スイッチ201と、信号送信部2
03と、マーカID記憶部202とを備えている。な
お、マーカ101Aにおいては、上述したように、再生
・記録切換スイッチ205が設けられている。この再生
・記録切換スイッチ205はマーカ101Aではなく、
本体102に設けることもできる。
【0024】スイッチ部としての信号スイッチ201
は、マーカ101A及びマーカ101Bの先端部204
と連動するように構成されており、位置指定部としての
先端部204が押圧力に応じて微小なストロークで上下
動することにより、オン状態とオフ状態が切り換えられ
る。本実施形態では、先端部204を記録用紙103に
押しつけた時にオン状態となり、離した時にオフ状態と
なるように構成されている。
【0025】マーカID記憶部202は、例えばメモリ
から構成され、マーカ101A及びマーカ101Bのそ
れぞれのID情報を記憶する。また、マーカ101Aの
マーカID記憶部202においては、更に記録時に用い
られる場合と再生時に用いられる場合とで異なるID情
報を記憶する。なお、本実施形態では、文字等の描画用
に用いられる描画情報入力手段はマーカ101Bのみで
あるが、例えば色の異なる複数のマーカを用意して、そ
れぞれに異なるID情報を与えるようにしても良い。こ
の場合には、座標データと共に色情報のデータを記録す
ることにより、例えば印刷あるいは表示の際に、前記色
情報を反映させることができる。
【0026】マーカ101A、101Bにおいて、信号
送信部203は、前記信号スイッチ201がオン状態に
なると、先端部204を介して、周波数変調、あるいは
位相変調、もしくは振幅変調された信号を出力する。出
力される信号の周波数、あるいはデューティー、もしく
は振幅等は、前記ID情報によって異なるように各変調
の条件が設定されている。この変調は、コード化されて
メモリに記憶されているID情報に従ってマイクロコン
トローラにより制御される。別の構成として、前述した
ようなメモリやマイクロコントローラに代えて、各ID
情報毎に異なる変調回路をマーカ101A、101Bに
予め設けておき、各ID情報に対応する変調を行うこと
も可能である。いずれの構成においても、マーカ101
Aは、再生・記録切換スイッチ205の切り換えに従っ
て、選択された機能を示すID情報に対応した変調を行
い、選択された機能に対応する信号を出力するように構
成されている。
【0027】図3は、本体102の構成を示すブロック
図である。図3に示すように、本体102は、マーカ信
号検知部301と、マーカ位置検出部302と、筆記デ
ータ記憶部303と、マーカID検出部304と、録音
部306と、録音制御部307と、音声記憶部308
と、再生部309と、音声消去部310とを備えてい
る。
【0028】マーカ信号検知部301は、一例として磁
気結合式タブレットとして実装され、前記記録用紙10
3が載置される表面部の下方にてマトリクス状に配置さ
れた磁気結合素子から構成されている。各磁気結合素子
がマーカ101Aまたはマーカ101Bから出力される
信号を検知することにより、その磁気結合素子における
電磁気的性質が変化し、出力の変化として捉えることが
できる。なお、前記信号の検知は、一定の周期毎に行う
ように構成しても良いし、あるいは所定期間に連続して
行うように構成しても良い。マーカ信号検知部301
は、磁気結合式であるため、前記表面部に記録用紙10
3を載置した場合でも、記録用紙103上におけるマー
カ101Aまたは101Bの出力を、確実に前記磁気結
合素子により受け取ることができる。
【0029】マーカ位置検出部302は、一例としてタ
ブレットドライバとして実装され、前記磁気結合素子の
出力の変化を、座標データとして検出する。つまり、前
記マーカ信号検知部301とマーカ位置検出部302が
座標データ検出手段として機能する。
【0030】マーカID検出部304は、例えばCPU
として実装され、マーカ101A及びマーカ101Bの
出力信号に含まれるID情報を検出する。この検出結果
により、何れのマーカが用いられているかを判別するこ
とができる。マーカ101A、マーカ101B、マーカ
信号検知部301、マーカ位置検出部302、マーカI
D検出部304の基本的構成は、特開2001−517
84に開示されている構成と同様なもので実現できる。
【0031】指定座標データ記録手段及び描画情報デー
タ記録手段としての筆記データ記憶部303は、例えば
CPU及びメモリとして実装され、前記マーカID検出
部304により検出したID情報が、マーカ101Aの
出力信号に含まれる記録時のID情報である場合に、前
記マーカ位置検出部302によって検出される座標デー
タを指定座標データとしてメモリに記憶する。また、前
記マーカID検出部304により検出したID情報が、
マーカ101Bの出力信号に含まれるID情報である場
合に、前記マーカ位置検出部302によって検出される
座標データを描画情報データ単位としてメモリに記憶す
る。具体的には、マーカ101Bを用いて記録用紙10
3上に描いた手書き入力の軌跡は、筆記データ記憶部3
03により、座標データの集まりであるストロークデー
タとしてメモリに記憶される。このストロークデータの
集合が一つのストリングを構成する。
【0032】なお、ストロークデータは、所謂一筆書き
の入力に対して得られる連続したデータに限られる訳で
はない。例えば、図7(B)に示すように、記録用紙1
03上に「Aさんの電話番号」と記述された場合には、
各文字の軌跡に対応して得られるストロークデータの集
まりを一区切りのストロークデータとして取り扱う。つ
まり、検出された座標データの値の変化量、あるいは前
記検知時刻の変化量の少なくともいずれか一方が所定量
を超えるまでは、一区切りのストロークデータとして取
り扱い、前記所定量を超えた場合には新たな別の一区切
りのストロークデータとして取り扱うように構成されて
いる。なお、前記所定量を超える場合であっても、新た
な区切りのストロークデータを構成する座標データに対
する出力信号の検知時間が著しく短い場合のように、有
効な座標データではないと判断される時には、当該新た
な区切りのストロークデータは記憶させないように構成
しても良い。以上のように、本実施形態では、一区切り
のストロークデータを筆記データとして記憶させる。
【0033】録音部306は、例えばCPU、A/D変
換器、及び圧縮変換器等から構成され、本体102に設
けられた図示しないマイク等から入力される音声信号を
デジタル信号に変換した後、所定の圧縮方式によりデー
タの圧縮を行うと共に、音声データのメモリへの書き込
みを制御する。
【0034】音声記憶部308は、例えばメモリ等から
構成され、前記録音部306から出力される音声データ
及び時刻データを記憶する。
【0035】録音制御部307は、例えばCPU等から
構成され、録音時のマーカ101Aによる指示に応じ
て、前記録音部306に対して録音処理の開始と終了を
指示する。また、再生時のマーカ101Aによる指示に
応じて、前記音声データの検索、再生の開始、及び再生
の終了を制御する。
【0036】以上のように、本実施形態においては、録
音部306及び音声記憶部308並びに録音制御部30
7が音声データ記録手段として機能する。
【0037】再生部309は、例えばD/A変換器、及
び伸長変換器等から構成され、前記録音制御部307に
よる制御に基づき、音声記憶部308に記憶された録音
データの再生を行う。以上のように、本実施形態におい
ては、録音制御部307と再生部309が音声データ再
生手段として機能する。
【0038】音声消去部310は、例えばCPU等から
構成され、再生・記録切換スイッチ205で記録状態切
換手段として機能するように切り換えられている状態に
あるマーカ101Aが消去モードで使用された時に、メ
モリから音声データを消去する処理を行う。消去モード
の設定は、例えばマーカ101Aあるいは本体102に
入力モードと消去モードとの選択を行う選択スイッチを
設け、このスイッチを操作することにより行うようにす
れば良い。マーカ101Aに選択スイッチを設けた場
合、予めマーカID記憶部202に入力モードと消去モ
ードとにそれぞれ対応する異なる2つのID情報を記憶
させておく。そして選択スイッチにより選択されたモー
ドに対応するID情報に基づき、前述の変調を行い、選
択されたモードに対応する信号を出力するように構成す
る。あるいはマーカ101Aの代わりに、本体102に
選択スイッチを設けても良い。または、タブレットの所
定の領域をマーカ101Aによって指示することで切り
換えを行うようにしても良い。更に、マーカ101Aに
自己の姿勢を認識するセンサを設け、通常姿勢の時は入
力モードで、天地が逆になった姿勢の時は消去モードで
あると判断するようにしても良い。また、マーカ101
Aの先端部204とは反対側の後端部に消しゴムあるい
は消しゴムに相当する部分を設け、当該部分により入力
が行われた時に消去モードであると判断するようにして
も良い。もしくは、消去モード用の別個のマーカを用意
しても良い。
【0039】また、本体102が有する前述したような
各部を構成するCPUやメモリは、必ずしも各部におい
て独立したものにする必要はなく、一つのCPUやメモ
リが複数の上記各部を制御するように本体102を構成
することもできる。
【0040】次に、図4及び図5に基づいて本実施形態
における音声データの記録時の処理について説明する。
【0041】まず、ユーザにより、再生・記録切換スイ
ッチ205が記録用に切り換えられるとマーカ101A
と本体102は入力モードになる。マーカ101Aの先
端部204を、記録用紙103の所定位置に押圧させる
と、信号スイッチ201がオン状態となり、信号送信部
203から信号が出力される。この信号が本体102の
マーカ信号検知部301によって検知されると、かつ、
マーカID検出部304により、記録用に切り換えられ
たマーカ101AのID情報が検出された場合には、録
音制御部307は、録音指示信号がオン状態になったと
判断し(ステップS41;YES)、録音部306に対
して録音開始の指示を出し、録音処理が開始される(ス
テップS42)。
【0042】具体的には、録音部306の制御により音
声データを所定の記憶領域に格納する。この音声データ
の記録は、例えば一定のサンプリングレートでサンプリ
ングを行うと共に、一定の記憶容量毎に区切られた記憶
単位に、一定の転送レートで書き込むようにすれば良
い。
【0043】図5(A)に音声記憶部308に設けられ
た、音声データの記憶領域400の構造の一例を示す。
記憶領域400は、属性データ格納領域401と、音声
データ格納領域402と、エンドデータ格納領域403
とから構成される。図5(A)に示す例は、一区切りの
音声データの記憶領域400の構造を示しており、以
下、他の音声データについても同様の構造で記憶され
る。
【0044】属性データ格納領域401には、入力モー
ドでの音声データ記憶のための入力か、あるいは消去モ
ードでの音声データ消去のための入力かを示す属性デー
タが格納される。消去モードを示す属性データが格納さ
れた場合には、音声データ格納領域402は、新たな音
声データの格納に利用することができる領域となる。
【0045】音声データ格納領域402には、デジタル
化され圧縮処理された音声データが格納される。
【0046】エンドデータ格納領域403には、音声デ
ータの記憶が終了した場合に、エンドデータが格納され
る。また、前記音声データ格納領域402が格納可能な
領域として利用される場合であって、かつ、不連続な状
態で利用される場合には、このエンドデータ格納領域4
03に、次の音声データ格納領域402を示すアドレス
データを格納するようにしても良い。このように構成す
れば、消去処理により音声データ格納領域402がアド
レスの不連続な状態で利用可能となる場合でも、有効に
利用することができる。
【0047】以上のような記憶領域400に対し、録音
部306の制御により音声データが格納されていく(ス
テップS42)。
【0048】また、録音制御部307は、以上のような
音声データの記録処理を行うと共に、マーカ101Aの
出力信号がマーカ信号検知部301によって検知される
と、マーカ位置検出部302によってその座標データを
検出し、指定座標データとしてメモリに記録する。例え
ば、図5(C)に示すように、音声記憶部308に設け
られたポインタ404に、指定座標データを格納する。
この処理もステップS42の録音開始処理に含まれる。
【0049】例えば、図5(B)に示すように、タブレ
ット上のある一点P(座標データ:(n3,m3))
が、前記マーカ101Aにより指示されたとする。この
場合には、図5(C)に示すように、ポインタ404に
は、(n3,m3)の指定座標データが格納される。
【0050】更に、録音制御部307は、テーブルにお
いてポインタ404が示す座標に対応する領域に、前記
音声データの記憶領域400の先頭アドレスAdr1を
格納する。例えば、本実施形態では、音声記憶部308
に、図5(C)に示すようなテーブル600が設けられ
ている。
【0051】テーブル600は、筆記データの記憶領域
410のアドレス格納領域601と、音声データの記憶
領域400のアドレス格納領域602を備えており、各
記憶領域601、602は、タブレット上で指示可能な
座標の総数分のエリアを有し、各エリアは指示可能な座
標に対応している。
【0052】従って、図5に示す例では、ポインタ40
4の内容である、座標データ(n3,m3)に対応する
アドレス格納領域602に、記録が行われる音声データ
が記憶領域400において格納される先頭アドレスAd
r1が格納される。なお、図5(C)に示すテーブル6
00の空白の領域には、有効なアドレスデータ以外のデ
ータ、例えば00等が格納されている。
【0053】このように本実施形態によれば、指定座標
データと、記録が行われる音声データとの関連付けが行
われる。この処理もステップS42の録音開始処理に含
まれる。
【0054】次に、ユーザが、マーカ101Aを記録用
紙103から離すことにより、信号スイッチ201がオ
フ状態となり、信号送信部203からは、録音の終了を
示す信号が出力される。
【0055】この信号が本体102のマーカ信号検知部
301によって検知されると、かつ、マーカID検出部
304により、記録用に切り換えられたマーカ101A
のID情報が検出された場合には、録音制御部307
は、録音指示信号がオフ状態になったと判断し(ステッ
プS43;YES)、録音部306に対して録音終了の
指示を出し、録音終了処理が行われる(ステップS4
4)。
【0056】具体的には、録音部306から前記記憶領
域400への音声データの出力が停止され、前記記憶領
域400のエンドデータ格納領域403にはエンドデー
タが格納される。
【0057】一方、前述したように、例えばマーカ10
1Aに設けられた選択スイッチの操作により、マーカ1
01Aを消去モードに設定している場合、マーカ101
Aにより指示された点の座標データを指定座標データと
して、この指定座標データに対応する音声データ格納領
域402を新たな音声データの格納領域として利用可能
とするため、対応する属性データ格納領域401へ消去
処理が行われたことを示す属性データを格納する。
【0058】次に、引き続き、図4及び図6を用いて、
筆記データの入力処理(ステップS45)について説明
する。
【0059】この処理は、ユーザが、マーカ101Aを
マーカ101Bに持ち替え、記録用紙103上に図6
(A)に示すように文字、図形等の描画情報を筆記する
ことにより開始される。
【0060】つまり、ユーザが図6(A)に示すように
マーカ101Bを記録用紙103に押圧しながら筆記デ
ータの書き込みを開始すると、マーカ101Bの先端部
204が押圧されることにより、スイッチ201がオン
状態となり、信号送信部203から信号が出力される。
この信号が本体102のマーカ信号検知部301によっ
て検知され、かつ、マーカID検出部304によりマー
カ101BのID情報が検出されると、筆記データ記憶
部303は、マーカ位置検出部302によって検出され
た座標データを、メモリに記録していく。
【0061】図6(B)は筆記データの記憶領域410
の構造の一例を示す図である。記憶領域410は、属性
データ格納領域411と、座標データ格納領域412
と、エンドデータ格納領域413とから構成されてい
る。
【0062】属性データ格納領域411には、属性デー
タが格納される。ここで、属性データとは、記憶された
座標データが有効な入力データであるか、あるいは消去
されたデータであるか等の属性を示すデータである。
【0063】座標データ格納領域412には、本実施形
態では、マーカ位置検出部302によってΔt秒毎にサ
ンプリングされたマーカ101Bの先端部204の座標
データが格納される。例えば、図6(A)に示すよう
に、時刻Tの座標データが(x0,y0)、時刻T+Δ
tの座標データが(x1,y1)、及び時刻T+nΔtの
座標データが(xn,yn)であるとすると、図6
(B)に示すようにx座標のデータ、及びy座標のデー
タの順に格納される。
【0064】エンドデータ格納領域413には、エンド
データが格納される。ここで、エンドデータとは、一連
の座標データの終端を示すデータである。従って、この
エンドデータで区切られた座標データ群が、一つの筆記
データを表す座標データ群として認識される。エンドデ
ータには、座標データとして存在し得ない値を用いる。
例えば、座標の最大値よりも大きな値や、最小値よりも
小さな値を用いる。
【0065】なお、書き込みが終了した一つの筆記デー
タを消去する場合には、消去モードで当該筆記データに
上書きを行う。ここで、消去モードへの切り換えは、例
えばマーカ101Aの場合と同様にマーカ101Bに入
力モードと消去モードとの選択を行うスイッチを設け、
このスイッチを操作することにより行うようにすれば良
い。または、タブレットの所定の領域をマーカ101B
によって指示することで切り換えを行うようにしても良
い。更に、マーカ101Bに自己の姿勢を認識するセン
サを設け、通常姿勢の時は入力モードで、天地が逆にな
った姿勢の時は消去モードであると判断するようにして
も良い。また、マーカ101Bの先端部204とは反対
側の後端部に消しゴムあるいは消しゴムに相当する部分
を設け、当該部分により入力が行われた時に消去モード
であると判断するようにしても良い。もしくは、消去モ
ード用の別個のマーカを用意しても良い。
【0066】消去モードによる入力が行われた場合に
は、属性データ格納領域411に、消去の属性を示すデ
ータを格納する。例えば、通常の入力の属性を示すデー
タが「0」の場合には、「1」を格納する。
【0067】入力が終了したか否かの判断は、例えば所
定時間以内の新たな入力の有無、あるいはタブレットの
所定の領域に対するマーカ101Bによる指示の有無、
もしくはマーカ101Bに設けたスイッチの切り換え等
によって行うようにする。入力が終了したと判断された
場合には、エンドデータ格納領域413にエンドデータ
を格納する。
【0068】以上のようにして入力が終了すると、筆記
データ記憶部303は、テーブル600における筆記デ
ータの記憶領域のアドレス格納領域601に、筆記デー
タの記憶領域410の先頭アドレスを格納する。
【0069】図6(C)に示す例では、筆記データWの
座標データは、(n1、m2)、(n1、m3)、(n
2、m2)、及び(n3、m2)である。従って、図6
(D)に示すように、テーブル600のアドレス格納領
域601の各座標データに対応する領域に、記憶領域4
10の先頭アドレスであるAdr2を格納する。
【0070】更に、筆記データ記憶部303は、筆記デ
ータと前記指定座標データとの座標上での位置関係を判
断し、再生のための指定領域として有効な範囲を算出す
る。例えば、指定座標データの点を中心にして、当該中
心点に対する筆記データの座標値が、X軸の正負方向及
びY軸の正負方向のそれぞれにて最大となる座標点を算
出し、これらの4つの座標点で定義される矩形領域を再
生のための指定領域とする。
【0071】図6(C)に示す例では、指定座標データ
P(n3、m3)を中心として、筆記データWの座標デ
ータは、X軸の負方向には、(n1、m3)の座標デー
タが最大となり、Y軸方向の正方向には、(n3、m
2)の座標データが最大となる。この場合には、(n
1、m2)、(n1、m3)、(n3、m2)、及び
(n3、m3)のそれぞれの座標データによって定義さ
れる矩形領域を指定領域として設定することができる。
但し、本実施形態では、指定位置が多少ずれた場合でも
所望の筆記データを指定可能なように、図6(C)に斜
線で示すように、(n1、m1)、(n1、m4)、
(n4、m1)、及び(n4、m4)のそれぞれの座標
データによって定義される矩形領域を再生のための指定
領域とする。
【0072】次に、筆記データ記憶部303は、以上の
ようにして設定した指定領域に対応させて筆記データの
アドレス格納領域601の内容を更新する。上述の例で
は、図6(C)に斜線で示す指定領域に含まれる全ての
座標データに対応させるため、図6(E)のように先頭
アドレスAdr2をコピーしていく。
【0073】更に、筆記データ記憶部303は、同様に
して、音声データの記憶領域のアドレス格納領域602
の内容を、前記指定領域に含まれる全ての座標データに
対応させて更新する。上述の例では、図6(C)に斜線
で示す指定領域に含まれる全ての座標データに対応させ
るべく、図6(E)に示すように先頭アドレスAdr1
をコピーしていく。
【0074】以上のように、筆記データの記録とテーブ
ル600の作成を含めて図4に示すステップS45の筆
記データ入力処理が行われる。
【0075】ここまでの処理が終了した段階において
は、記録用紙103上には、例えば図7(B)に示すよ
うに「Aさんの電話番号」等の描画情報が描かれてお
り、また当該描画情報に対応する筆記データがメモリに
格納されている。また、ユーザがマーカ101Aを記録
用紙103上に押し当てていた期間において、音声デー
タがメモリに格納される。
【0076】従って、例えば、ユーザが電話の受話器を
オンフック状態とした後において、マーカ101Aを再
生・記録切換スイッチ205により再生用として、図7
(A)、(B)に示すように再生用に切り換えられたマ
ーカ101Aによって指定領域500内のいずれかの位
置を指定することにより、前記音声データの再生を行う
ことが可能となる。
【0077】つまり、ユーザが図7(A)、(B)に示
すように再生用のマーカ101Aを指定領域500内の
いずれかの位置に押し当てると、マーカ101Aの先端
部204が押圧されることにより、スイッチ201がオ
ン状態となり、信号送信部203から信号が出力され
る。この信号が本体102のマーカ信号検知部301に
よって検知され、かつ、マーカID検出部304により
再生用のマーカ101AのID情報が検出されると、録
音制御部307は、マーカ位置検出部302によって検
出された座標データに基づいて、図8に示すようにテー
ブル600を参照する。そして、当該座標データに対応
したアドレス格納領域602の内容、即ち音声データの
記憶領域400のアドレスを取得する。更に、録音制御
部307は、再生部309に対して、再生開始の指示
と、前記取得した音声データの記憶領域400のアドレ
スを出力する。これにより、再生部309によって、図
8に示すように音声データ700の再生が行われること
になる。
【0078】図6を用いて説明した例では、例えば再生
用のマーカ101Aによる指定座標が、(n2、m2)
であったとすると、テーブル600の(n2、m2)に
対応するアドレス格納領域602の内容が参照される。
この内容は図6(E)に示すように、Adr1である。
その結果、図5(A)に示すようにアドレスAdr1で
示される記憶領域400の音声データが参照され、再生
されることになる。
【0079】以上のように、本実施形態によれば、ユー
ザがマーカ101Aにより、本体102上の任意の点を
押圧するだけの簡単な操作で、音声を録音することがで
きるので、咄嗟に録音が必要な場合でも、確実に録音す
ることができる。しかも、マーカ101Aの押圧期間を
調節するだけで、容易に録音期間を調節できる。更に、
マーカ101Aによる押圧は、任意の1点だけで良いの
で、録音後に意味不明な文字、記号等が残ってしまうこ
ともない。また、録音後には、ユーザが認識可能な描画
情報を、前記押圧点と関連付けることができ、かつこの
描画情報の位置をマーカ101Aで指定するだけで、録
音した音声を再生することができるので、録音後、十分
に時間が経過した場合でも、確実に音声を再生すること
ができる。特に、描画情報は自由に入力することができ
るため、録音情報の内容を具体的に記述することがで
き、どのような内容の音声を録音したのかを事後的に確
実に思い出すことができる。
【0080】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図9に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0081】本実施形態は、筆記データ及び録音データ
を消去する例である。なお、消去を行うには、上述した
ように、例えば筆記データ記録用のマーカ101Bにス
イッチを設け、当該スイッチにより消去モードに設定す
るようにすれば良い。あるいは、タブレットの所定領域
を筆記データ記録用のマーカ101Bにより指定するよ
うにすれば良い。
【0082】まず、ユーザが消去用に設定されたマーカ
101Bを用いて、例えば描画情報の上に二本線あるは
×印を描いたとする。この場合、描画する線画あるいは
記号はユーザの自由である。即ち、どのような描画情報
が入力された場合でも、消去用に設定されたマーカ10
1Bが、前記指定領域500内のいずれかの位置に押し
当てられると、マーカ101Bの先端部204が押圧さ
れることにより、スイッチ201がオン状態となり、信
号送信部203から信号が出力される。この信号が本体
102のマーカ信号検知部301によって検知され、か
つ、マーカID検出部304により消去用のマーカ10
1BのID情報が検出されると、音声消去部310は、
マーカ位置検出部302によって検出された座標データ
に基づいて、図6に示すテーブル600を参照する。そ
して、当該座標データに対応したアドレス格納領域60
1の内容、即ち筆記データの記憶領域410のアドレス
を取得する(ステップS51)。
【0083】例えば、図6(C)に示す筆記データWに
ついて消去処理が行われたとすると、音声消去部310
は、図6(E)のテーブル600のアドレス格納領域6
01を参照することにより、アドレスAdr2を取得す
る。
【0084】次に、音声消去部310は、当該消去処理
が全ての音声データを消去するための筆記データの全消
去処理か否かの判断を行う(ステップS52)。この判
断は、例えば、消去用に設定されたマーカ101Bのス
トローク距離の大小、あるいは、タブレットの所定領域
に設けられた全消去の指定領域が指定されたか否かで判
断を行うようにすれば良い。
【0085】全消去ではないと判断された場合には(ス
テップS52;NO)、音声データの消去は行わない。
また、上述した実施形態の情報記録再生装置は、記録用
紙103上に描画情報を筆記する装置であるため、筆記
データの消去処理も行わない。しかし、例えば、本発明
の情報記録再生装置をホワイトボード上に筆記された内
容を印刷するプリントユニットを備えたホワイトボード
の形態で実現した場合には、筆記データの印刷処理が行
われることがあるため、全消去ではないと判断した時
に、筆記データを消去する処理を行っても良い。
【0086】例えば、図6(C)に示す筆記データW
が、ホワイトボード型の情報記録再生装置において入力
された場合であって、イレーサ型の消去用マーカ101
Bにより、筆記データWの一部が消された場合には、次
のように処理される。まず上述のように取得したアドレ
スAdr2に基づいて、図6(B)に示す記憶領域41
0が参照され、イレーサ型の消去用マーカ101Bの消
去位置及びストローク距離に応じた量のデータを座標デ
ータ格納領域412から消去処理する。この場合、例え
ば座標データ値として取り得ない値等を格納するように
すれば良い。
【0087】一方、ステップS52において、筆記デー
タの全消去が選択されたと判断された場合には(ステッ
プS52;YES)、音声消去部310は、マーカ位置
検出部302によって検出された座標データに基づい
て、図6に示すテーブル600を参照する。そして、当
該座標データに対応したアドレス格納領域602の内
容、即ち音声データの記憶領域400のアドレスを取得
する。更に、取得したアドレスが示す記憶領域400の
属性データ格納領域401に、消去処理が行われたこと
を示す属性データを格納する。
【0088】例えば、図6(C)に示す筆記データW
が、全消去された場合には、音声消去部310は、図6
(E)のテーブル600のアドレス格納領域602を参
照することにより、アドレスAdr1を取得する。そし
て、図5(A)に示すように、このアドレスAdr1が
示す属性データ格納領域401に、消去処理が行われた
ことを示す属性データを格納する。その結果、音声デー
タ格納領域402は、新たな音声データが格納可能な領
域として取り扱われることになり、メモリ領域を有効に
利用することが可能となる。
【0089】なお、前記ホワイトボード形式の場合に全
消去が選択された時には、更に、筆記データ記憶領域4
10の属性データ格納領域411に消去処理が行われた
ことを示す属性データを格納する。これにより、座標デ
ータ格納領域412の内容がクリアされ、新たな筆記デ
ータの格納が可能な状態となる。
【0090】以上のように本実施形態によれば、筆記デ
ータ及び音声データを簡単に消去することができるの
で、メモリ領域を有効に利用することが可能である。
【0091】なお、上述した各実施形態においては、座
標データを検出する手段の例として、磁気結合型のタブ
レットを用いたが、本発明はこのような構成に限定され
るものではなく、超音波型のタブレットを用いても良
い。あるいは、タッチパネルを用いても良い。
【0092】また、上述した各実施形態においては、記
録用紙にストリングを描画する例について説明したが、
本発明はこのような構成に限定されるものではなく、液
晶パネル等の表示部を備え、当該表示部上にストリング
を描画する構成を採っても良い。
【0093】また、上述した各実施形態においては、筆
記データ記録用のマーカと音声データの再生・記録指示
用のマーカとを別々に用意した例について説明したが、
本発明はこのような構成に限定されるものではなく、こ
れらを共通の一本のマーカとして構成しても良い。この
場合には、マーカに切り換えスイッチ等を設ければ良
い。あるいは、タブレットあるいはタッチパネル等の所
定の領域を指示した時に、切り換えられるように構成し
ても良い。また、一本のマーカの一方の先端部を筆記デ
ータ記録用とし、他方の先端部を音声データの再生・記
録指示用として構成しても良い。この場合、筆記データ
の入力はペンで字を書くように容易に行われることにな
る。モード切換で再生モードにした場合、音声データの
再生開始信号の入力及び再生する音声に対応する位置の
入力は、ペンで字を指し示すように容易に行われること
になる。録音モードにした場合、記録開始信号の入力及
び記録する音声に対応させる位置の入力は、ペンで字を
指し示すように容易に行われることになる。この結果、
音声データの記録開始、再生開始の指示が容易に行われ
る。
【0094】また、上述した各実施形態においては、記
録指示用のマーカを押圧することで記録開始を指示し、
離すことで記録終了を指示するようにした例について説
明したが、本発明はこのような構成に限定されるもので
はなく、例えばマーカにスイッチを設け、当該スイッチ
のオン・オフを切り換えるようにしても良い。
【0095】また、上述した各実施形態においては、テ
ーブルを用いて各データの関連付けを行う例について説
明したが、本発明はこのような構成に限定されず、他の
方式であっても良い。また、テーブルを用いる場合で
も、上述のように直接アドレスデータを格納するのでは
なく、アドレスデータの位置を示すポインタのアドレス
を格納する等、種々のアドレッシングを利用可能であ
る。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の情報記録再生装置、及び
請求項8記載の情報記録再生プログラムが記録された記
録媒体によれば、簡単な操作で音声データの記録を開始
させ、かつ終了させると共に、無意味な描画情報が残る
ことを防止することができる。更には、前記指定座標デ
ータと前記音声データとが関連付けられて記録されるの
で、音声データ記録後における音声データの検索を容易
に行うことができる。
【0097】請求項2記載の情報記録再生装置、及び請
求項9記載の情報記録再生プログラムが記録された記録
媒体によれば、簡単な操作で音声データの記録を開始さ
せ、かつ終了させると共に、前記描画情報の入力と前記
記録開始及び終了の指示とは別個に行われるので、前記
記録開始及び終了の指示のための意味のない描画情報が
残ることを確実に防止することができる。また、音声の
記録を行うために指定位置に、描画情報が入力されるの
で、前記指定座標データを容易に識別でき、その結果、
音声データ記録後における音声データの検索をより一層
容易に行うことができる。
【0098】請求項3記載の情報記録再生装置、及び請
求項10記載の情報記録再生プログラムが記録された記
録媒体によれば、上述のように記録した音声データを容
易かつ確実に再生することができる。
【0099】請求項4の情報記録再生装置によれば、記
録開始の指示または再生開始位置の描画入力を容易に行
うことができる。更に、前記描画情報入力手段と前記記
録状態切換手段とを一本のペン型部材で実現することが
でき、使い安さが向上すると共に、コストの低減を図る
ことができる。
【0100】請求項5記載の情報記録再生装置によれ
ば、記録開始の指示または再生開始位置の描画入力をよ
り一層容易に行うことができる。更に、前記描画情報入
力手段と前記記録状態切換手段とを一本のペン型部材で
実現することができ、コストの低減を図ることができ
る。
【0101】請求項6記載の情報記録再生装置によれ
ば、記録開始の指示または再生開始位置の描画入力を容
易に行うことができる。
【0102】請求項7記載の情報記録再生装置によれ
ば、記録開始及び終了の指示を容易に行うとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における情報記録再生
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の情報記録再生装置におけるマーカの概略
構成を示すブロック図である。
【図3】図1の情報記録再生装置における本体の概略構
成を示すブロック図である。
【図4】図1の情報記録再生装置における音声データ及
び筆記データの記録処理のフローチャートである。
【図5】(A)は図1の情報記録再生装置における音声
データの記憶領域の構造の一例を示す図、(B)は録音
開始の指示が行われた座標点の例を示す図、(C)はテ
ーブル600の構造の例を示す図(その1)である。
【図6】(A)は図1の情報記録再生装置における筆記
データの入力例を示す図、(B)は音声データの記憶領
域の構造の一例を示す図、(C)は筆記データ及び録音
開始の指示が行われた座標データの例を示す図、(D)
はテーブル600の構造の例を示す図(その2)、
(E)はテーブル600の構造の例を示す図(その2)
である。
【図7】図1の情報記録再生装置における再生指示操作
を説明するための図であり、(A)は側面図、(B)は
平面図である。
【図8】図1の情報記録再生装置における再生処理を説
明するための図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における消去処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 情報記録再生装置 101A、101B マーカ 102 本体 103 記録用紙 201 信号スイッチ 202 マーカID記憶部 203 信号送出部 205 再生・記録切換スイッチ 301 マーカ信号検知部 302 マーカ位置検出部 303 筆記データ記憶部 304 マーカID検出部 306 録音部 307 録音制御部 308 音声記憶部 309 再生部 310 音声消去部 400 音声データ記憶領域 410 筆記データ記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/16 340 G10L 9/18 J G10L 13/00 3/00 S 21/06 M

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の入力領域における位置を指定する
    ための記録位置指定部とスイッチ部とを備え、スイッチ
    部の切り換えにより音声データの記録開始信号または終
    了信号を出力する記録状態切換手段と、 前記位置指定部により指定された位置の座標データを検
    出する座標データ検出手段と、 前記座標データ検出手段により検出された座標データ
    を、指定座標データとして記録する指定座標データ記録
    手段と、 前記記録開始信号の入力により、前記音声データの記録
    を開始し、前記終了信号の入力により記録を終了すると
    共に、前記指定座標データを前記音声データと関連付け
    て記録する音声データ記録手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 所定の入力領域における位置を指定する
    ことにより描画情報の入力を行うための入力位置指定部
    を有する描画情報入力手段を備え、 前記座標データ検出手段は、前記描画情報入力手段の前
    記位置指定部により指定された位置の座標データを検出
    する手段であり、 前記座標データ検出手段により検出された座標データ
    を、描画情報データ単位として記録すると共に、当該描
    画情報データ単位と前記記録した音声データとを、前記
    指定座標データを介して関連付けて記録する描画情報デ
    ータ記録手段を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 再生位置指定部を備え、再生開始信号を
    出力する再生状態切換手段と、 前記再生開始信号の入力により、前記再生状態切換手段
    の前記再生位置指定部によって指定された位置に対する
    前記座標データ検出手段により検出された座標データ
    が、いずれかの前記描画情報データ単位が属する所定範
    囲の領域に含まれると判断された場合には、当該領域に
    属する前記描画情報データ単位に、前記指定座標データ
    を介して関連付けられた、前記記録した音声データの再
    生を開始する音声データ再生手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2記載の情報記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記描画情報入力手段は、ペン型部材の
    一方の先端部を前記位置指定部として用いる手段であ
    り、前記記録状態切換手段は、当該ペン型部材の他方の
    先端部を前記位置指定部として用いる手段であることを
    特徴とする請求項2または3記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記描画情報入力手段と前記記録状態切
    換手段は、ペン型部材の一方の先端部を共通の位置指定
    部として用いる手段であり、当該ペン型部材には、前記
    描画情報入力手段と前記記録状態切換手段とを選択切り
    換えする手段を備えていることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記描画情報入力手段と前記記録状態切
    換手段は、それぞれ別体のペン型部材の先端部を位置指
    定部として用いる手段であることを特徴とする請求項2
    または3のいずれか1記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記録状態切換手段の前記スイッチ部
    は前記記録位置指定部の当接及び離間に連動してオン・
    オフが切り換えられることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれか1記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 情報記録再生装置のコンピュータで読み
    取り可能で情報記録再生プログラムが記録された記録媒
    体であって、前記情報記録再生プログラムは、前記コン
    ピュータを、 スイッチ部の切り換えにより音声データの記録開始信号
    または終了信号を出力する記録状態切換手段の位置指定
    部による所定の入力領域における指定位置の座標データ
    を検出する座標データ検出手段、 前記座標データ検出手段により検出された座標データ
    を、指定座標データとして記録する指定座標データ記録
    手段、及び、 前記記録開始信号の入力により、前記音声データの記録
    を開始し、前記終了信号の入力により記録を終了すると
    共に、前記指定座標データを前記音声データと関連付け
    て記録する音声データ記録手段、 として機能させることを特徴とする情報記録再生プログ
    ラムが記録された記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記情報記録再生プログラムは、前記コ
    ンピュータを、 所定の入力領域における位置を指定するための描画情報
    入力手段の位置指定部により指定された位置の座標デー
    タを検出する座標データ検出手段、 前記座標データ検出手段により検出された座標データ
    を、描画情報データ単位として記録すると共に、当該描
    画情報データ単位と前記記録した音声データとを、前記
    指定座標データを介して関連付けて記録する描画情報デ
    ータ記録手段、 として機能させることを特徴とする請求項8記載の情報
    記録再生プログラムが記録された記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記情報記録再生プログラムは、前記
    コンピュータを、 再生状態切換手段による再生開始信号の入力に応じて、
    前記再生状態切換手段の前記位置指定部によって指定さ
    れた位置に対する前記座標データ検出手段により検出さ
    れた座標データが、いずれかの前記描画情報データ単位
    が属する所定範囲の領域に含まれると判断された場合に
    は、当該領域に属する前記描画情報データ単位に、前記
    指定座標データを介して関連付けられた、前記記録した
    音声データの再生を開始する音声データ再生手段として
    機能させることを特徴とする請求項9記載の情報記録再
    生プログラムが記録された記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026298A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Ricoh Co Ltd コンピュータ入力装置、コンピュータ入力方法、情報処理装置及び情報処理方法
JP2009163553A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Dainippon Printing Co Ltd 電子ペン及びプログラム
JP2009187194A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Dainippon Printing Co Ltd 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム
JP2012203462A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置及びそのプログラム

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