JP2003057153A - 分析装置および分析システム - Google Patents
分析装置および分析システムInfo
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- JP2003057153A JP2003057153A JP2001241803A JP2001241803A JP2003057153A JP 2003057153 A JP2003057153 A JP 2003057153A JP 2001241803 A JP2001241803 A JP 2001241803A JP 2001241803 A JP2001241803 A JP 2001241803A JP 2003057153 A JP2003057153 A JP 2003057153A
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Abstract
り連続的にサンプルを収集することができる前処理手段
を有する分析装置を提供する。 【解決手段】 原水を超音波により霧化する霧化部容器
23と、霧状になった原水10をサンプルとして収集す
る収集部容器24とを分離させ、かつ霧化部容器23と
収集部容器24を複数の通路234,235により連結
して、霧化部容器23及び収集部容器24内へ霧粒子を
含む気体を循環させることにより、収集部容器24内に
サンプルを収集する前処理手段を設けたことから、超音
波振動により霧化部容器23内で霧化された霧粒子は数
ミクロンの大きさとなり、また原水中に含まれる物質の
うち、霧粒子よりもサイズの大きなものは霧化されない
ことから、フィルタなどのろ過手段を使用せずに分析用
のサンプルを収集することができる。
Description
どの原水に含まれる成分を分析する分析装置及び分析シ
ステムに関する。
溶液の成分を分析する場合、メンブレンフィルタにより
懸濁物を濾過しており、懸濁物自体を分析する場合は、
フローセルに導くときに容器などに一時滞留していた。
懸濁物をフローセルに導くときに容器などに一時滞留す
るようにした従来の分析装置では、環境水や廃水などの
懸濁物を多量に含汚濁水を分析する場合、懸濁物により
フィルタが早期に目詰りすると共に、容器内や容器と分
析装置を接続する流路にユスリカなどが住み着いて流路
を閉塞するため、しばしばフイルタや流路を清掃しなけ
ればならず、メンテナンスに多くの経費を必要とするな
どの問題があった。本発明はかかる従来の問題点を改善
するためになされたもので、フイルタなどのろ過手段を
使用せずに原水より連続的にサンプルを収集することが
できる前処理手段を有する分析装置および分析システム
を提供して、メンテナンスの容易化などを図ることを目
的とするものである。
本発明の分析装置は、液体サンプル中に含まれる溶存成
分を分析する分析装置であって、原水を超音波により霧
化する霧化部容器と、霧状になった原水をサンプルとし
て収集する収集部容器とを分離させ、かつ霧化部容器と
収集部容器を複数の通路により連結して、霧化部容器及
び収集部容器内へ霧粒子を含む気体を循環させることに
より、収集部容器内にサンプルを収集する前処理手段を
設けたものである。
は、液体サンプル中に含まれる溶存成分を分析する分析
装置であって、原水を貯留する原水貯留部と、原水貯留
部に貯留された原水に超音波振動を加えることにより、
原水を水面から霧化させる超音波発生手段と、原水の霧
化領域を含む水面を覆うように設置された霧化部容器
と、霧化部容器に隣接して設置され、かつ霧化部容器と
複数の通路で連結された収集部容器と、収集部容器内に
設置され、かつ霧化部容器及び収集部容器内へ霧粒子を
含む気体を循環させることにより、捕捉収集する翼列
と、収集部容器内に収集したサンプルを取出す通路とか
ら構成された前処理手段を設けたものである。
は、翼列を構成する羽根の角度を、回転軸に対して45
〜70°の範囲に設定したものである。
は、前処理手段で収集したサンプルよりガス成分の分析
を行うガス分析装置を設けたものである。
は、霧化部容器及び収集部容器の少なくとも一方の内部
または隣接部に、紫外線光源を設けたものである。
は、前処理手段で収集したサンプルより水質を分析する
分析部に、半導体微細加工により形成したマイクロフロ
ーセルを用いたマイクロ水質計を使用したものである。
は、溶存成分モニタと粒子成分モニタを河川や湖沼、海
洋などに多数設置して環境水の計測を行い、得られた計
測データを、有線や無線などの通信手段により外部の水
質監視センターなどに送ることによりデータベース化し
たり、インターネットなどのネットワークを通じて一般
に提供するようにしたものである。
容器内で霧化された霧粒子は数ミクロンの大きさとな
り、また原水中に含まれる粒子のうち、霧粒子よりもサ
イズの大きなものは霧化されないことから、収集部容器
に達することがないため、収集部容器内に収集されたサ
ンプルには含まれることがなく、これによってフィルタ
などのろ過手段を使用せずに分析用のサンプルを収集す
ることができるため、フイルタを清掃するなどのメンテ
ナンスが不要になると共に、容器内や容器と分析装置を
接続する流路にユスリカなどが住み着いて流路を閉塞す
るなどの心配がないため、メンテナンスの容易化が図れ
るようになる。
して詳述する。図1は分析システムの基本構成を示すも
ので、河川や湖沼、海などに設置したポンプなどのサン
プリング手段1で採取した原水10を、溶存成分モニタ
2と粒子成分モニタ5に導くようになっており、溶存成
分モニタ2は、原水貯留部231で原水10をオーバフ
ローさせることにより、一定水位を保つようになってい
る。原水貯留部231の底部には、超音波振動子22が
水面に向かって設置されていて、超音波振動子22によ
り原水10に超音波振動を加えることにより、超音波振
動子22に対向するθ水面から原水10を霧化するよう
になっており、原水貯留部231上には、原水10の霧
化領域を囲むように筒状の霧化部容器23が設けられて
いる。
と、霧化領域で発生した霧を導く内筒233から構成さ
れており、霧化部容器23に隣接して筒状の収集部容器
24が設けられていると共に、霧化部容器23の内筒2
33の側面上端と収集部容器24の側面上端が通路23
4で接続され、霧化部容器23の外筒232と収集部容
器24の下部側面が通路235で接続されている。内筒
233内の上部には、紫外線光源25が設置され、また
収集部容器24上に設けられたモータ26の回転軸26
1が収集部容器24の上面を貫通して収集部容器24内
に突設されており、収集部容器24内の回転軸261に
は、1つ以上の翼列27が設けられている。
うに、回転軸261に固着された支持リング271と、
回転軸261の中心に対して角度θで支持リング271
の外周面に取り付けられた複数の羽根272からなる。
収集部容器24下部は漏斗状になっていて、外部のマイ
クロ水質計3に流路242により接続されていると共
に、原水貯留部231内には、超音波振動子22から霧
化領域に至る部分を囲む様にコイル状のヒータ29が設
置されている。
する。サンプリング手段1により採取されて原水貯留部
231に貯留された原水を超音波振動子22により霧化
するに当たって、原水貯留部231内に設けた図示しな
い温度センサにより原水10の温度を検出し、温度が一
定値以下の場合は、ヒータ29に電流を流し原水10を
一定値以上の温度に暖める。超音波振動子22により霧
化された原水(霧粒子)は、モータ26の回転軸261
に取り付けられた翼列27を、モータ26により高速回
転させることにより、内筒233から通路234を通っ
て収集部容器24内に導かれる。
翼列27や、収集部容器24の壁面と接触しながら、収
集部容器24の下部に滴下されてサンプル11となる
が、超音波振動により霧化された霧粒子は数ミクロンの
大きさとなるので、原水10中に含まれる粒子のうち、
霧粒子よりもサイズの大きなものは霧化されないため収
集部容器24に達しないことから、サンプル11には含
まれず、これによってフィルタ機能が得られるようにな
る。
グ特性を説明する。なお以下の実験では、超音波振動子
22として発振周波数2.4MHzのものを用いてお
り、この場合霧化する霧粒子のサイズは約3μmであ
る。収集部容器24に回収されるサンプル11の量は、
翼列27の羽根272の角度により図13に示すように
変化し、翼列27の回転数を増加すると、分析装置内で
の霧の循環量が増すのに伴い、羽根272や収集部容器
24の壁面に接触する霧粒子の量が増加するため、サン
プル11の回収量は増加すると共に、図14に示すよう
に羽根272の角度θが65°付近で霧の流量は極大と
なるため、回収量も極大となることを考慮して、本実施
の形態では羽根272の角度θを45〜70°の範囲に
設定しており、これによって霧の循環量の増加により、
サンプル11の回収量を増加させることができる。
変化するので、霧化領域の原水10の温度が15℃以下
では回収量が激減するが、超音波振動子22付近に設け
た図示しない温度センサが検出した温度情報をもとに、
超音波振動子22付近の原水温度が15℃以上になるよ
うにヒータ29に電流を流して調整する。これにより冬
期などのように原水10の水温が低い場合でも、確実に
霧化収集が行える。
サンプル液の性状を示したもので、ここでサンプル液を
原液および原液を0.1μmのフィルタでろ過した液と
比較した場合を示しており、ろ過した液を原液のうち懸
濁物を含まない溶存成分のみの液と考える。図3はカオ
リン粒子を懸濁した液を対象とし霧化収集前後の変化を
示しており、原液は純水にカオリンを加えカオリン濃度
が1000mg/Lで濁度が1000の標準液となるよ
う調整しており、霧化収集後の濁度は20となり原液の
1/50に低減すると共に、カオリン懸濁液をろ過した
液は濁度が16であってほとんど差が無いことから、霧
化収集が良好なろ過特性を有していることが分かる。
たもので、図4は環境計測の主要項目である硝酸性窒
素、アンモニア性窒素、リン酸を含む原液を霧化収集し
た結果であり、収集した硝酸性窒素(硝酸イオン)、ア
ンモニア性窒素(アンモニウムイオン)、リン酸態リン
(リン酸イオン)を測定した結果、原液とサンプル液で
差がないことが分かる。また図5に示すように、硝酸
鉛、硝酸鉄を純水に混合した原液を霧化収集した結果、
金属イオンの変化は測定誤差の範囲あり、これにより霧
化収集したサンプル液は溶存成分の変化が無いことが分
かる。
主とするアオコを含むサンプルについてTOC(全有機
炭素量)を測定した結果では、霧化によりアオコが破砕
されて、ほとんどが0.1μm以下の微小な有機成分とな
っており、これによって生物由来の懸濁成分は超音波霧
化の過程で破砕されほとんどが溶存成分となることが分
かる。以上のように本実施の形態によれば、霧化により
原液がμmオーダの微小な粒子となるので、カオリンの
ような鉱物質の懸濁物がろ過できる効果があり、またア
オコなどの生物質の粒子は破砕され溶存成分となため、
収集液に移行できる効果があると共に、溶存している分
子はnmオーダで、霧粒子の方はμmオーダであってそ
のまま回収できるため、原液と収集液で溶存分子の濃度
は変化しないなどの効果がある。また通常の膜フィルタ
の場合、生物由来の懸濁成分もろ過除去されるため、懸
濁成分に含まれる汚濁物が検知できないが、本構成の霧
化収集部は、懸濁成分を溶存成分に変換して回収できる
ので、汚濁した原水10の汚濁成分分析用のろ過装置と
して好適なものとなる。
質を検査するマイクロ水質計3について、図7ないし図
11を参照して説明する。マイクロ水質計3内には例え
ば特開2000―88841号公報に記載のような光造
形法により形成された3次元の流体ブロック31上に、
複数のマイクロフローセル32の搭載された分析部を有
している。マイクロフローセル32は、シリコンウエハ
をエッチングすることにより、矩形または台形断面を有
する溝及び複数の孔からなる流路3210を形成したシ
リコン基板3220に、図7の(ハ)に示すように溝側
の面を覆うようにガラス基板3221を陽極接合などの
接合手段により接合し、シリコン基板3220の溝と反
対側の面に補強ガラス基板3222を接合した構造にな
っていて、シリコン基板3220の溝とガラス基板32
21の面で囲まれた部分が流路3210となっており、
これらの基板により構成されたマイクロフローセル32
のサイズは、数cm角以下と非常に小さいため、必要と
するサンプルや試薬の量も非常に少なくてすむというメ
リットがある。
側の面を示す側面図で、流路3210を溝側の面から時
計回りに見て上流端から標準液導入孔3211、洗浄液
導入孔3212、サンプル導入孔3213、試薬A導入
孔3214、試薬B導入孔3215が配列されており、
流路3210は試薬B導入孔3212の下流側で折り返
されて、直線状の検出部流路3216となっており、検
出部流路3216の下流端は下方に屈曲されて排出孔3
217に達している。各孔は補強ガラス基板3222を
貫通して、流体ブロック31の対応する流路3211な
いし3215と接続されており、各孔に接続された流体
ブロック31の各流路3211ないし3215は、流体
ブロック31の表面に設けられた図示しない流体ポート
に接続された後、外部からの液の導入路、外部への液の
排出路となっている。
14、試薬B導入孔3215部分は、エッチングやレー
ザ加工などで多数の微小孔が形成されていて、測定時に
は上流側のサンプル導入孔3213からサンプル11が
流路3210に注入されるようになっており、サンプル
11は下流側の試薬A導入孔3214、試薬B導入孔3
215の多数の孔から噴出する試薬と速やかに混合され
た後、検出部流路3216を満たしながら排出孔321
8より排出される。検出部流路3216に対応するガラ
ス基板3221の流路3210側の面には、蒸着やスパ
ッタリング、メッキなどにより形成されたCrやAuな
どの金属からなる反射膜3218が設けられていて、図
7の(ニ)に示すようにLEDなどの光源3240から
発せられたた光3242は、反射膜3218の上流端の
隙間から検出部流路3216内へ導入され、下流端の隙
間から出た光3242を光センサ3241が検出するよ
うになっている。
過する間に、サンプル11内の対象物質が各試薬と反応
して生じた生成物により吸収されるので、この吸収量
(吸光度)を計測することにより、対象物質の濃度を知
ることができる。対象物質と試薬の反応を早めるために
図7の(ロ)に示すように、シリコン基板3220の溝
と反対側の面の検出部に対応する部分に酸化し絶縁膜を
形成した上、蒸着やスパッタリング、リフトオフなどの
薄膜形成法によりPtなどの金属膜やポリシリコンから
なる薄膜ヒータ3250を設けており、この薄膜ヒータ
3250の両端の電極3251、3252に外部から電
圧を印可することにより、検出部流路3216を加熱し
ている。
それがあるため、薄膜ヒータ3250の形状は屈曲部の
少ないものが望ましく、また薄膜ヒータ3250部分は
補強ガラス基板3222で覆わない構造となっていると
共に、シリコン基板3220の検出部流路3216と各
孔列の間に並行する空洞3219を設けることにより、
薄膜ヒータ3250の熱が外部に伝達しないようにし
て、省電力化を図っているが、薄膜ヒータ3250付近
に設けた図示しない温度センサが検出した温度情報によ
り、薄膜ヒータ3250の電流を制御することにより、
検出部流路3216内を試薬反応に最適な温度に保つよ
うにしてもよい。また従来の薄膜ヒータでは樹脂フィル
ムに電極を形成したフィルムヒータをシリコン基板32
20に貼り付けていたが、本実施の形態のようにすれ
ば、フィルムの熱容量、接着面の熱伝達ロス、剥離がな
くなるため省電力化、昇温の高速化、信頼性の向上が図
れるようになる。
構成の一例を示すもので、2個のマイクロフローセル3
21、322が矩形状の流体ブロック31上に搭載され
ている。なお2個以上または1個のマイクロフローセル
32を搭載する場合も、同様なマイクロフローセル32
と流路を一対追加または削除するだけなので、2個の場
合について説明する。フィルタリング(なお超音波霧化
によるフィルタリングに限定されない)されたサンプル
11は、収集部容器24からしごきポンプなどのポンプ
241または自然流下により流路242を流れるように
なっており、測定時サンプル11は、図8の破線で示す
ようにシリンジポンプなどの定量ポンプ40(シリンジ
ポンプの場合、ポンプの前後にバルブ401、402を
設置して、シリンジによる吐出、吸入に合わせてこれら
バルブ401,402を交互に開閉することにより間欠
的に流体ブロック31方向に送液する)により、流路2
42から分岐する流路243を経て流体ブロック31の
サンプルポート311へ流入される。
ら流体ブロック31内に形成された流路3110を介し
てサンプル導入孔3213からマイクロフローセル32
1内に流入され、サンプル11の送液と同時にポンプ4
1、42により試薬Aが試薬A容器413から試薬Aポ
ート312を介して、また試薬Bが試薬B容器423か
ら試薬Bポート313を介してそれぞれ流路3120、
3130よって試薬A導入孔3214、試薬B導入孔3
215からマイクロフローセル321内に注入され、サ
ンプル11と試薬を混合発色させ吸光度測定を行う。ま
た図8の点線で示すように、測定前または後に標準液1
22をポンプ43により流体ポート314を介して流路
3140、標準液導入孔3211からマイクロフローセ
ル321内に注入し、検出部流路3216を標準液で満
たし校正を行うと共に、マイクロフローセル321内の
流路を洗浄する場合は、標準液と同様にポンプ44によ
り洗浄液導入孔3212から洗浄液121をマイクロフ
ローセル321に注入し、マイクロフローセル321で
使用した液は排出孔3217から流路3160を通って
排出ポート316から外部に放出すると共に、マイクロ
フローセル322もマイクロフローセル321と同様の
測定、校正、洗浄を行うもので、本実施の形態によれ
ば、小型のマイクロフローセル321,322により測
定が可能になるため、分析装置の小型化が図れるように
なる。
を示すもので、サンプル11は収集部容器24からしご
きポンプなどのポンプ241、または自然流下により流
路242を流れて、流体ブロック31の流入ポート31
7より流体ブロック31に流入した後、流体ブロック3
1を貫通する流路部材33の流路331を通過してサン
プル排出ポート318から排出される。なお流路部材3
3は、フッ素樹脂などの汚れの付着しにくい材料により
形成して、流体ブロック31に埋め込むのが望ましい
が、流路331は流体ブロック31の他の流路と同様に
光造形により形成してもよく、また図9の(ロ)及び
(ハ)に示すように流路部材33上に窪みを設けて、O
リング332によりサンプル導入孔3213と流路33
1を接続してもよい。
合は、マイクロフローセル322側のバルブ404a,4
32a,442aを閉じておき、バルブ401、バルブ4
04、バルブ432、バルブ442を閉、バルブ402
を開とした状態でポンプ40を吸入動作させて、マイク
ロフローセル321内の液を排出孔3217から排出す
ると同時に、バルブ412、バルブ422を閉、バルブ
411、バルブ421を開とした状態でポンプ41、ポ
ンプ42を吐出動作させて、試薬A、試薬Bを試薬A導
入孔3214、試薬B導入孔3215からマイクロフロ
ーセル321内に注入する。これにより排出孔3217
での排出量(ポンプ40の吸入量)から、2つの試薬の
注入量(ポンプ41、42の吐出量)を差し引いた量に
相当するサンプル11がサンプル導入孔3213よりマ
イクロフローセル321内に流入して、試薬と混合され
検出部流路3216を満たすと共に、混合液を検出部流
路に満たした後、各ポンプ40,41を停止させて混合
液の吸光度測定を行う。
ブ404を開に切り替えてポンプ40を吐出動作させ、
バルブ404を介して混合液を外部に排出するが、ポン
プ41、ポンプ42内の試薬を吐出しきった場合は、試
薬側のバルブ411、バルブ421を閉、バルブ41
2、バルブ422を開に切り替えて試薬A、試薬Bをポ
ンプ41、ポンプ42に吸入する。測定の前後に標準液
122をマイクロフローセル321に入れる場合は、図
9の点線で示すように、試薬系のバルブ411、バルブ
421を閉、洗浄液系のバルブ442を閉、標準液系の
バルブ441を閉、バルブ432を開、作動液系のバル
ブ401を閉、バルブ402を開、バルブ404を閉と
して、ポンプ44を吐出動作させると同時にポンプ40
をポンプ44と同流量吸引動作させる。これによってマ
イクロフローセル321内に吐出された標準液分だけ排
出孔から排出されるので、サンプル11はマイクロフロ
ーセル321に流れ込むことがない上、検出部流路32
16を標準液122で満たすことができるようになる。
122の吸光度測定を行い、校正を終了したら、バルブ
402を閉、バルブ404を開に切り替えてポンプ40
を吐出動作させ、バルブ404を介してポンプ40側に
吸引した液を外部に排出し、またポンプ44内の標準液
122を吐出しきった場合は、標準液系のバルブ441
を開、バルブ432を閉に切り替えて、標準液容器44
3内の標準液122をポンプ44に吸入する。洗浄液1
21を使用して洗浄を行う場合は、作動液系のバルブ、
ポンプを標準液導入時と同様に動作させると共に、洗浄
液系のバルブ431、バルブ432、ポンプ43を標準
液導入時の標準液系のバルブ、ポンプと同様に動作させ
て、サンプル11をセル内に引き込まないように洗浄を
行うが、作動液として洗浄液、または標準液を利用する
場合は各容器403,443からバルブ401,441
を介してポンプ40,41に導いてもよい。
1がポンプを通過しないのでポンプがサンプル11によ
り汚染されないと共に、サンプル11をポンプやバルブ
を介さずに直接サンプル導入孔3213から吸入するた
め、前後のサンプル11が混合したり、澱むことがなく
検出部に達するので、計測精度や応答が向上する。
を示すもので、図9の変形例と構成及び動作はほぼ同様
であるが、マイクロフローセル321,322の構造が
若干異なる。この変形例では、マイクロフローセル32
1,322は、サンプル導入孔3213が最上流で、試
薬導入孔3214,3215、検出部流路3216と続
き、排出孔3217のさらに下流側に洗浄液導入孔32
12、標準液導入孔3211が設けられており、図9の
変形例と同様に測定時にサンプル11を図10の破線で
示すように吸入するが、測定後にバルブの切り替えは行
わず、ポンプ40を吐出動作させてサンプル11と試薬
の混合液をサンプル導入孔3213から排出すると共
に、測定時に混合液がバルブ402に達しないように、
排出孔3217からバルブ402までの流路の容積が決
められている。これによって汚れた混合液がバルブを通
過しないので、液に含まれる汚れや固形物によるバルブ
の詰まりが防止できると共に、図10の点線で示すよう
に標準液122、洗浄液121は、それぞれの導入孔3
211,3212からマイクロフローセル321,32
2に入りサンプル導入孔3213から排出されて、サン
プル11や反応液がポンプやバルブを通過することがな
いので、ポンプ、バルブの汚染、詰まりによるトラブル
が防止でき、これによって分析装置の信頼性が向上す
る。
例を示すもので、マイクロフローセル321,322は
最下流側に標準液導入孔と洗浄液導入孔を兼ねた導入孔
32171が設けられており、マイクロフローセル32
1で測定を行う場合は、マイクロフローセル322系統
のバルブを閉、バルブ441を閉、バルブ402を開と
しポンプ44を吸入動作させると同時に、バルブ41
1、バルブ421を開、バルブ412、バルブ422を
閉として、ポンプ42、ポンプ41を吐出動作させるこ
とにより、試薬A、試薬Bを各試薬導入孔3214,3
215からマイクロフローセル321内に注入する。こ
れにより図11の破線に示すように、ポンプ44の吸入
量と各試薬の注入量の差に相当するサンプル11が、流
路331からサンプル導入孔3213を介してマイクロ
フローセル321内に流入し、サンプル11は下流側の
各試薬導入孔3214,3215から噴出する試薬A,
Bと混合されて、下流側の検出部流路3216を満たす
と共に、このときのポンプ44の総吸入量をマイクロフ
ローセル内の流路の容積よりも少なくして、サンプル1
1と試薬A,Bの混合液が下流側の導入孔32171の
上流にとどまるようにする。
ブ411を閉に切り替え、ポンプ44を吐出動作させる
ことにより、総吸入量以上の混合液をサンプル導入孔3
213から吐出するもので、これによって混合液がマイ
クロフローセル321から排出されると共に、標準液1
22が検出部流路3216を満たすため、この状態で吸
光度測定と校正を行うもので、この変形例には洗浄系が
含まれていないが、洗浄系を追加してもよく、また標準
液122に洗浄剤を混合することにより洗浄作用を持た
せてもよく、さらに流路内が汚染されてきた場合は、図
11の点線に示すように、標準液を多めに吐出して流路
を洗浄するようにしてもよい。
イクロフローセル321内から下流側の流路3110に
流出せず、マイクロフローセル321内のフラットな流
路を前後するだけなので、マイクロフローセル321内
に測定後の混合液が残留しにくくなるため、測定精度が
向上すると共に、混合液吐出と標準液導入が同時に行え
るので、測定サイクルが短縮する上、汚染の原因となる
サンプルや混合液が装置内のバルブやポンプを通過しな
いので、汚れや詰まりが防止できるため、分析装置の信
頼性が向上する。
原水10中の溶液成分を測定することができるが、原水
には臭気を発生する揮発性成分が含まれる場合がある。
しかし本発明の分析装置では、霧化により原水10と気
相の接触面積が大幅に増加するので、揮発性成分が効率
的よく気相に転じると共に、原水に含まれる藻類などが
粉砕され細胞内の物質が原水に入るので、アオコなどが
発生する臭気物質が高濃度で放出される。そこで収集部
容器24内から流路281を通して容器内の気体をガス
分析装置28に送る。ガス分析装置28としては一般に
知られているガス電極やガスクロマトグラフ、質量分析
計などが適用できると共に、本実施の形態によれば揮発
性成分の検出が高感度になる上、適宜紫外線光源25を
点灯することにより、分析装置内部を殺菌し微生物の繁
殖を防ぐことができるようになる。
り生じたラジカルにより霧粒子内の有機物が酸化分解さ
れるので、サンプル11による流路242やマイクロ分
析計3内の流路の汚れも低減できると共に、全リンや全
窒素の分析の場合、有機物を分解する必要があり無処理
では、酸化剤を添加し高温高圧にする必要があるが、紫
外線により有機物を分解できるので、紫外線で有機物を
分解しきれない場合でも酸化剤を少なくしたり、ゆるい
条件で分解が可能となるため、分析装置の構成を簡素化
することができる。なお分析装置内の制御や外部の機器
とのデータの交換は、制御部21により行うが、モータ
26、紫外線光源25、ヒータ29などの電源、制御信
号などは図示していない。またガス分析装置やマイクロ
水質計は、独自の制御部を有することとしてもよく、ガ
ス分析装置28やマイクロ水質計3は、外部の独立した
装置としてもよいと共に、サンプルを霧化収集する装置
として独立させてもよい。
説明する。従来の粒子成分モニタは、特開平9−288
053号公報に記載されているように、サンプルを保持
した容器の下部にノズルの一端(サンプルの入口)を接
続し、他端(サンプルの出口)をフローセルの上流側に
接続しており、フローセルの上流側側面開口部から伸び
る流路からポンプにより清澄なシース液を一定流量供給
するようになっている。またフローセル下流側開口部か
ら別のポンプによりフローセル内の液を一定流量で排出
しており、これによって2つのポンプの流量差によりノ
ズルを介してサンプル容器からサンプルがフローセル内
に吸入されると共に、シース液により包まれたサンプル
は下流側の計測ポイントまで流れ下り、外部に設けたパ
ルス光源とCCDカメラなどのイメージセンサによりサ
ンプル内の粒子を撮像し、得られた画像をコンピュータ
で処理して分類するようになっており、この方式ではサ
ンプルが直接ノズルからフローセルに入るため、サンプ
ル導入路が短縮される上、垂直となるため汚れや詰まり
の少ない分析装置になる。
ンプルはサンプル容器に一旦入った後ノズルからフロー
セルに入るため、サンプル容器内でユスリカの幼虫が繁
殖することがあり、場合によってはノズル内に入って糸
を吐くことにより、繭状の巣を作って住み着くことがあ
るため、頻繁にノズルを清掃する必要があった。これを
防止するため図1に示す実施の形態では、測定時にサン
プリング手段1から一旦オーバフロータイプの貯留槽1
2に送った原水10を、パイプ131からバルブ51
1、パイプ132、バルブ512、パイプ133を通じ
て廃水タンク52に自然流下させて排出しており、バル
ブ511、バルブ512には、詰まりが発生しにくいピ
ンチバルブが使用している。
岐されてノズル53の入口に接続されており、シース液
として利用している水道水14は、パイプ141からフ
ィルタ142、減圧弁143を通ってパイプ144に達
し、さらに調節弁145をへて廃水タンク52へ排出さ
れると共に、パイプ144より分岐された水道水は、バ
ルブ518、シリンジポンプ541、バルブ514、パ
イプ146を通ってフローセル55の上流側側面に供給
されている。さらにシリンジポンプ541の吸入・吐出
動作に合わせ、シリンジポンプ542を吐出・吸入動作
(ポンプ吐出時はバルブ515が閉、バルブ516が
開、吸入時は逆)させることにより、フローセル55の
下流側のバルブ515、シリンジポンプ542、バルブ
516を通ってフローセル55内の液が廃水タンク52
に排出されると共に、シリンジポンプ541を吐出、シ
リンジポンプ542を吸入動作させると、シリンジポン
プ542の流量からシリンジポンプ541の流量を差し
引いた量だけ原水10がノズル53からフローセル55
に吸入される。
6には、計測ポイント16を挟んで対向する位置にパル
ス光源561とCCDカメラ562が設置されていて、
フローセル55を流下して計測ポイント16に達した原
水内の粒子は、パルス光源により照明されCCDカメラ
に撮像されるようになっており、撮像された粒子像は、
コンピュータ57で処理され形状分類されるようになっ
ている(なお形状分類には、例えば特開平5−2634
11号、特開平5―332915号公報などに記載され
た形状分類方法が利用できる)。バルブ513、バルブ
517は通常閉として動作させないが、流路内の気泡抜
きや洗浄時に動作させる。すなわち気泡抜きや洗浄時に
は、例えば、バルブ518、バルブ514、バルブ51
1を開とする(以後、特に断わらない限りバルブ14
3、バルブ145以外の記述のないバルブについては閉
とする)ことにより、水道水14が前記バルブを含む流
路を通過し装置上流側のパイプ131まで洗浄すること
ができると共に、バルブ517、バルブ515、バルブ
512を開とすることにより、水道水14が前記バルブ
を含む流路を通過し装置下流側のパイプ133を洗浄す
ることができる。
ることにより、シリンジポンプ542内を洗浄した後、
バルブ518、バルブ514、バルブ513を開いてフ
ローセル55上端に残留した泡をフローセル55上端に
接続したパイプ147から排出する。図12は、本実施
の形態による分析装置で遊水池に発生したプランクトン
の形状を連続的に分類した例を示すもので、試験は2000
年10月19日から11月28日まで約40日間(ユスリカの発生
する時期)行ったが、試験期間中はノーメンテナンスで
も分析装置に詰まりが発生することがなく、また原水が
ノズル直前まで滞留することなく流れるため、ユスリカ
等の生物が押し流されて原水供給路に生息することがな
い上、洗浄を定期的に行えるので分析装置内の詰まりも
防止できた。
大量発生により水質が悪化する場合が多いので、植物プ
ランクトンを識別することが重要であり、植物プランク
トンのうちアオコなどの有害物を生じる藍藻類を識別す
ることが重要であるが、前記の画像処理による形状分類
だけではごみとの識別が難しい。植物プランクトンは光
合成のためクロロフィルなどの色素をもつが、この色素
に一定の波長の光を照射すると照射光の波長と異なる蛍
光を発する。この蛍光像をとる方法は各種あるが、照射
光をパルス状に与えることによりフローセル55によっ
ても蛍光像を得ることが可能であり、藍藻類はフィコシ
アニンやフィコエリトリンなどの特有の色素を持ち、こ
れらがクロロフィルとは異なる蛍光を発することから、
これらの波長のフィルタを使用することにより藍藻類の
みの像を撮像できる。
では、蛍光量をフォトダイオードで検出することにより
藻類の識別を行っているが、蛍光像では無いため形状の
識別ができず、藍藻類のうちでも線形のアナベナなどと
不定形のミクロキスティスの識別ができないが、蛍光像
以外に透過像などを並行して撮像保存すれば、後で目視
によりより詳細な分類が可能になり、本実施の形態によ
れば植物プランクトンの蛍光像や透過像が得られるので
植物プランクトンとごみの判別、さらに植物プランクト
ンの大まかな種類が判別できるようになる。
河川や湖沼、海洋などに多数設置して環境水の計測を行
い、得られた計測データを、有線や無線などの通信手段
により外部の水質監視センターなどに送ることにより、
データベース化したりインターネットなどのネットワー
クを通じて一般に提供する図1に示すような分析システ
ムを構築することにより、これらのデータや気象データ
など他の関連するデータを含め分析し影響因子を解析し
たり、有害物質の混入の警報を発したり、各種の浄化法
の効果を検証したりすることができるようになる。なお
前記実施の形態では、分析装置を環境計測に適用した場
合について説明したが、プラントの監視制御など他の計
測用途などにも適用できるものである。
音波により霧化する霧化部容器と、霧状になった原水を
サンプルとして収集する収集部容器とを分離させ、かつ
霧化部容器と収集部容器を複数の通路により連結して、
霧化部容器及び収集部容器内へ霧粒子を含む気体を循環
させることにより、収集部容器内にサンプルを収集する
前処理手段を設けたもので、超音波振動により霧化部容
器内で霧化された霧粒子は数ミクロンの大きさとなり、
また原水中に含まれる粒子のうち、霧粒子よりもサイズ
の大きなものは霧化されないことから、収集部容器に達
することがないため、収集部容器内に収集されたサンプ
ルには含まれることがなく、これによってフィルタなど
のろ過手段を使用せずに分析用のサンプルを収集するこ
とができるため、フイルタを清掃するなどのメンテナン
スが不要になると共に、容器内や容器と分析装置を接続
する流路にユスリカなどが住み着いて流路を閉塞するな
どの心配がないため、メンテナンスの容易化が図れるよ
うになる。
図である。
る。
前処理手段を構成するマイクロフローセルの側面図であ
る。 (ロ)は本発明の実施の形態になる分析装置の前処理手
段を構成するマイクロフローセルの裏面図である。 (ハ)図7の(イ)のA−A線に沿う断面図である。 (ニ)図7の(イ)のB−B線に沿う断面図である。 (ホ)図7の(イ)のC方向からの矢視図である。
を構成するマイクロ水質計の流体系を示す構成図であ
る。
を構成するマイクロ水質計の流体系の変形例を示す構成
図である。
段を構成するマイクロ水質計の流体系の変形例を示す構
成図である。
段を構成するマイクロ水質計の流体系の変形例を示す構
成図である。
である。
係を示す線図である。
を示す線図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 液体サンプル中に含まれる溶存成分を分
析する分析装置であって、原水を超音波により霧化する
霧化部容器と、霧状になった原水をサンプルとして収集
する収集部容器とを分離させ、かつ霧化部容器と収集部
容器を複数の通路により連結して、前記霧化部容器及び
前記収集部容器内へ霧粒子を含む気体を循環させること
により、前記収集部容器内にサンプルを収集する前処理
手段を有することを特徴とする分析装置。 - 【請求項2】 液体サンプル中に含まれる溶存成分を分
析する分析装置であって、原水を貯留する原水貯留部
と、前記原水貯留部に貯留された原水に超音波振動を加
えることにより、前記原水を水面から霧化させる超音波
発生手段と、前記原水の霧化領域を含む水面を覆うよう
に設置された霧化部容器と、前記霧化部容器に隣接して
設置され、かつ前記霧化部容器と複数の通路で連結され
た収集部容器と、前記収集部容器内に設置され、かつ前
記霧化部容器及び前記収集部容器内へ霧粒子を含む気体
を循環させることにより、捕捉収集する翼列と、前記収
集部容器内に収集したサンプルを取出す通路とから構成
された前処理手段を有することを特徴とする分析装置。 - 【請求項3】 前記翼列を構成する羽根の角度を、回転
軸に対して45〜70°の範囲に設定してなる請求項2
に記載の分析装置。 - 【請求項4】 前記前処理手段で収集したサンプルより
ガス成分の分析を行うガス分析装置を設けてなる請求項
1ないし3の何れか1項に記載の分析装置。 - 【請求項5】 前記霧化部容器及び収集部容器の少なく
とも一方の内部または隣接部に、紫外線光源を設けてな
る請求項1ないし4の何れか1項に記載の分析装置。 - 【請求項6】 前記前処理手段で収集したサンプルより
水質を分析する分析部に、半導体微細加工により形成し
たマイクロフローセルを用いたマイクロ水質計を使用し
てなる請求項1ないし5の何れか1項に記載の分析装
置。 - 【請求項7】 溶存成分モニタと粒子成分モニタを河川
や湖沼、海洋などに多数設置して環境水の計測を行い、
得られた計測データを、有線や無線などの通信手段によ
り外部の水質監視センターなどに送ることによりデータ
ベース化したり、インターネットなどのネットワークを
通じて一般に提供することを特徴とする分析システム。
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---|---|---|---|
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